香風智乃ニ号 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あおいちゃんがひたすら面白かわいいアニメ
約1時間40分ダレることなく一気に観れたので良作だと思います。
主人公は田舎町に住んでる女の子のあおいちゃん。
あおいちゃんが幼少期に憧れていた、バンドマンを目指して活動していた近所の兄ちゃんが、あおいの姉に誘いを断られて失意のまま一人で東京に行ってしまい、それ以来一度も帰って来ないまま時が経ちあおいちゃんも高校2年生に。
憧れの人と同じくバンドマンを目指すあおいちゃんがいつもの場所でベースの練習をしていると 何故かその兄ちゃんが高校生の姿のままの生き霊として現れ、更に30代になった兄ちゃんの本体もミュージシャンとして田舎に帰ってきて あおいちゃん・生き霊・本体・あおいの姉という四角関係のような展開で進んでいきます。
超能力など存在しない普通の現代が舞台の中で、ひとつだけ不思議な超常現象が発現したという感じです。
作画は基本的に日常動作が9割を占める為派手さはないけど良質でした。
キャラデザはダリフラ・あの花・あの夏あたりのデザインを彷彿させる田中将賀さんの絵。
あおいちゃんが太眉だけどとても可愛らしくて良かったです。
声優に関しては一部というかメイン4人中2人の声が棒ですよね。特に姉の声がずっと気になりました…
脚本岡田マリーさんということで恋愛話なのですが、そこまでドロドロはしていなく比較的見やすかったかなと思います。
一つ気になった点は…この映画が壮大なタイトルですけど、作中でタイトル回収できたかというとかなり微妙なところです。むしろ無理矢理感を感じました。別のタイトルでも全然問題ないですよね。