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「CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリー(TVアニメ動画)」

総合得点
92.4
感想・評価
10453
棚に入れた
34011
ランキング
21
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CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

オオハシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣き過ぎて自分で引いてしまった作品

1期、2期と観て正直2期のラスト辺りの展開までは微妙だったが2期終盤で一気に感想がひっくり返った神アニメ

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 339
サンキュー:

6

ROM さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界一の神アニメ!!毛嫌いせずに観て欲しい!

このアニメこそ、全アニメの最高峰。
日本を誇る世界一のアニメ!!

友人に勧められて見るまで、絵のタッチは気持ち悪いしギャルゲーを元にして作ったと聞いていたので毛嫌いしてました。
しかし、全て見て本当に見て良かったと思いました。
全ての記憶を消して見直したいと思える程です。

アニこれのランキング上位のアニメはほぼ見ましたが、
このアニメこそトップになるべきアニメだと感じました。

コードギアスは確かに面白いですが、何度も見たいと思える作品ではないですし心に響くシーンも少ない。
シュタゲは、よくあるタイムリープ系のバタフライエフェクト作品の焼き回しですし、感動できるシーンも少ない。
(もちろん、コードギアスもシュタゲも好きです。)

CLANNADは、心に響く作品ですし、ストーリーもキャラもテンポも良い。
アフターストーリーだけの評価を考えるのであれば、満点。

イラストが万人から好かれないので、本当に勿体無い作品だと思います。
最近の量産型アニメ観るのであれば、CLANNADを観るのが絶対に良いと思います。
観る時はティッシュを箱で用意することを推奨します。

CLANNADは人生
それと便座カバー

投稿 : 2019/03/29
閲覧 : 325
サンキュー:

9

こよこよ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

家族、友人の大切さを学びました。

家族の暖かさ、友との友情がとてま細かく表現されていると思いました。思わず感動して涙してしまうシーンなどもありました。この作品と出会えて本当に良かったです。

投稿 : 2019/03/29
閲覧 : 256
サンキュー:

5

ささみジャーキー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

物語の評価は8.0をつけたい。

投稿 : 2019/03/25
閲覧 : 383
サンキュー:

8

lumy さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

クラナドの人生。

原作ゲームプレイ済み。
アニメは何週したか覚えいませんが、
定期的に見たくなる作品です。

「クラナドは人生」というフレーズが有名ですが、
視聴済みの方であれば、本作の人生がいかに壮絶かを
分かっていただけると思います。
自分が朋也だったら絶対に心が折れます。
だから本作は、あくまでもフィクションであり、
クラナドという作品の中で人生が語られるに過ぎません。

それでも、多くの方がクラナドを通して自分の人生を観る
というのは、クラナドが数あるアニメ作品の中で、
真正面から「家族」をテーマにした作品であるというのが半分、
渚のような健気な嫁がほしいというのが半分だと思いますw
もちろん、青春ものや恋愛ものも嫌いではないですが、
家族を語る上で外せないのが、やはり「子ども」でしょう。
自分の子ができると、間違いなく人生観が変わります。
恋愛の先にある子どもの話まで踏み込んだ作品は、
本作ぐらいではないでしょうか。

あまりにも偉大な金字塔を打ち立ててしまったために、
クラナドを超える家族ものはそう簡単には出ないかもしれません。
でも、この普遍のテーマに対するアニメならではの挑戦を
今後も期待したいと思っています。

投稿 : 2019/03/17
閲覧 : 468
サンキュー:

41

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

伏線が難しかった

前半は前作でアニメ化できなかった部分(サブキャラクターのルートやおまけシナリオ、渚ルートの終盤)。後半は原作のAFTER STORY。番外編はOfficial Another Story CLANNAD 〜光見守る坂道で〜の渚編らしい。

2~4話が春原(すのはら)陽平と妹芽衣の話。
5~6話が相楽美佐枝と志麻賀津紀と猫の話。ここは意外に泣けてしまった。{netabare}実は死んでいた志麻賀津紀が側にいると言って猫として美佐枝の側にいる。ベタかもしれないけれど、それが胸にくる。{/netabare}
7~8話が宮沢有紀寧を巡る話。
あとは芳野祐介の話。
渚が卒業に至るまでが前半?朋也が卒業してから?{netabare}渚はまさかの体調を崩して2回目の留年。{/netabare}

後半は遅れて渚が卒業した後、そして結婚してからの話。結構、朋也が全うな親になり、家族愛に泣けるシーンもあったが、絶望することが多く、残酷な結末で終わるのかと思ってしまった。
{netabare}朋也は卒業後、芳野祐介の所属している電気工事会社に就職する。父・直幸の問題により、朋也の会社での出世は果たせなくなるが、朋也と渚が結婚するきっかけ。渚は汐を出産するが、出産後に死亡する。あまりの虚無感から朋也は育児できず、母方の祖父・祖母である古河秋生、早苗が5年ほど汐の育児をする。その間、朋也はクズの如き生活。
その後早苗の計画により、朋也は汐と二人で直幸の故郷へ旅行し、祖母の岡崎史乃と面会。祖母は直幸の過去を語り、これにより朋也と直幸は和解。その後、朋也が汐を引き取り育児を始めるも、汐は病気がちとなるが、体調がすぐれないことを理解しつつも、汐がどうしても行くと言って聞かなかった旅行に出かけた冬の日雪の中で倒れる。おそらく、死に至ったのだろうと思われる。
その一方で、朋也に関係した人達の問題を解決し、各ルートを攻略することで得られる「光の玉」を拾っていく事で、終盤の世界が入れ替わる。{/netabare}

今まで青春恋愛モノだと思っていたけど、それだけじゃなくてファンタジー要素がかなり大部分を占めているという印象。見終わった後、度々登場するロボットと少女の話についてと最終話についてなんのこっちゃ分からない部分があった。そこで、知恵袋を見ると分かりやすい回答が存在した。
完全なネタバレなのだが、曰く、{netabare}最後渚が生きていた事から夢落ち、ご都合主義と誤解・非難を受ける事も多いが、最初から散りばめられた伏線を整理すれば、複雑だが最終話で何が起こったのか解る。

まず認識すべきは(幻想世界=町の意識世界)である事。
16話でことみが皆に話していた事。この世界には選択によって存在する「隠された世界」(SFでいうパラレルワールド)があり、それは平行世界として同軸時間上において、見えないけれど確かに存在している。(Steins;Gate・未来日記でも同様の並行世界を扱っていた。)
「CLANNAD」の中でいうと
「渚が汐を産み死んでしまう世界」
「汐が雪の中死んでしまう世界」
「桜の木の下で、朋也が渚に声をかけず、出会わない世界」
「渚とは付き合わず、智代とつき合う世界・・「智代編」」
「渚とは付き合わず、杏とつき合う世界・・「杏編」」
等選択により数々の世界が平行世界として存在するが、それら「隠された世界」の中には当然「渚は死ぬ事も無く、無事汐を出産する世界」というのもある。

幻想世界はそれら「IF」の世界を俯瞰できる位置に存在し、そこは町(隠された世界も含み)で発生した人々の幸せの光=光の玉が集まってくる場所で、幻想世界の少女は幻想世界=町の意識の擬人化された存在。

渚は5歳の時、病気で命を落としかけますが、秋生に町の願いの叶う場所(病院が建った所=正確な位置はタイトルで出てくる木?)に連れてこられた事により一命を取り留めた。その際町の意識(幻想世界)が渚の意識と同化し、渚は幻想世界の事を知る事に。(渚がやりたいと思った演劇が幻想世界の少女であった事から推測できる)また、その逆として渚の意識が町の意識と同化し、何もなかった幻想世界に少女が誕生した。

そのせいで渚は本編内においてファミレスや病院を建てるための工事や冬が近づく等、町が痛む・緑が減る時には決まって体の調子を崩す。そして汐出産の時、病院建設・大雪も重なり、渚は出産には成功するも、衰弱により死を迎えるが、その際町の意識(幻想世界)は産まれた汐に引き継がれる。(最終回で少女が朋也の意識であるロボットにパパと言っている事からも明らか)

原作ゲームにおいて朋也は、分岐ストーリーによるエンディングを迎える毎に、繰り返し自分の人生をループ。そしてその都度誰かを幸せに導いた事により「願いの叶う光の玉」を取得。アニメでもそうだがタイトル画面の木の下に光の玉が都度増える。
しかし、アニメ版ではメインストーリーを「渚ルート」に一本化しているため、物語を繰り返せず、ストーリー中において都度「光の玉」を得る。
そして奇跡を起こすに十分な数の光の玉を集めた朋也の前に起こった「汐の死」により、絶望した朋他の意識は一旦幻想世界に飛び、少女が作ったロボットの中に入ります。
幻想世界のある意識世界は時間を超越した世界となるため、視聴者視点での始まりの場面に戻り、朋也の意識は少女とともに幻想世界の旅を始め、
その旅の終わり=「汐の死」により幻想世界の存在場所は無くなる。(渚と違い、汐は幻想世界を引き継ぐ人がいない)
幻想世界の消滅と同時に朋也の願いが叶う時が訪れるが、朋也の願いとは?
16話で渚の死を迎えた朋他は「こんな思いをする位なら、出会わなければよかった」と言う。そこで、幻想世界の少女は、朋也の意識を初めて渚と出会う場面に戻し「朋也の願う世界」の確認。
朋也は渚の名を叫んだため、幻想世界と現実世界は融合、(町中に光の玉が舞っていた事から。)ロボットに入っていた朋也の意識は、朋也の願う「隠された世界」内に存在している「渚が無事に汐を出産する世界」の朋也と同化し、渚も汐も無事な世界を迎える事ができた。{/netabare}ということで、病弱だったのも伏線だったらしい。そして、1期も伏線のようなものだと分かる。

番外編は{netabare}春原がやんちゃして杏を怒らせたり、罠を仕掛けて、渚の頭にたらいを落としたりする。結果的に留年して友達がいない渚が他の子と話すきっかけになったみたいだが。{/netabare}

OP
時を刻む唄 歌 Lia
ED
TORCH 歌 Lia
どちらの曲もLiaの美しい歌声。僕はEDのほうが好き。爽快感溢れるメロディ。映像の最初のスキップが{netabare}汐によるものだと話が進んでようやくわかる。{/netabare}


第1回 夏の終わりのサヨナラ
第2回 いつわりの愛をさがして
第3回 すれちがう心
第4回 あの日と同じ笑顔で
第5回 君のいた季節
第6回 ずっとあなたのそばに
第7回 彼女の居場所
第8回 勇気ある闘い
第9回 坂道の途中
第10回 始まりの季節
第11回 約束の創立者祭
第12回 突然の出来事
第13回 卒業
第14回 新しい家族
第15回 夏の名残りに
第16回 白い闇
第17回 夏時間
第18回 大地の果て
第19回 家路
第20回 汐風の戯れ
第21回 世界の終わり
最終回 小さな手のひら
番外編 一年前の出来事

投稿 : 2019/03/15
閲覧 : 691
サンキュー:

7

ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

CLANNADの続編(2期)アニメ

主人公達が高校を卒業した後のストーリーになっています。
既に無印(1期)を見た人なら、誰が主人公と結ばれているか分かっているはず。
つまり、その後の話となります。

ですが、その相手は1期の通り体が弱く……。

{netabare}
朋也と渚は結婚し、子も授かりますが、出産と同時に元々体の弱かった渚は他界。
朋也は最愛の人を亡くし、残ったのは産まれたばかりの汐(うしお)のみ。
朋也にとってはバスケで肩を痛め、断念した経験もあり、これが2度目の不幸という事になります。

渚の死後、仕事に明け暮れ、彼女の事を忘れようと必死ですが忘れられるはずがありません。
時には酒に溺れる事も。
そして、娘の汐と接する事も無く、渚の親に預けたまま。
汐が5歳になった頃、二人きりで旅に出て、汐の気持ちに気付き仲良くなり、やっと親子という本来の形に収まります。

せっかく親子が仲良くなれたのに、汐も母親の渚と同様、死んでしまいます。
ここで朋也の心は完全に折れてしまいます。

ここからは良く分かりませんが、別世界のロボと少女の力が関係したのか、時間が遡り、渚がまだ生きている頃まで戻ります。
そこからは、渚が死なずに生き続けた世界が続きます。
汐も元気なままです。
3人仲良く幸せに暮らす毎日となり、時々風子も遊びに来ます。

最大の不幸な結末と最大の幸福の結末がどういうものかを描いた事によって
視聴者の心を揺れ動かしている感じかなと。

この作品は、家族というはどういうものなのかというのを、強く描いている気がしました。
{/netabare}

1期の続きが気になる人は、このアフターも気に入ると思います。

投稿 : 2019/03/09
閲覧 : 590
サンキュー:

10

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「人生」と呼べる作品かもしれない。

1期と2期。含めた感想。
1期は渚とともやの日常とコメディを含めた、比較的心の負担が少なく見やすい、そしてなんともいえない、ほほえましく、儚くも青春を感じさせる学園生活を主軸としたないようになっているストーリー。
それぞれ、各々自分の道を進むために、勉学はあまり描写されないが、恋愛や青春、そして演劇の部活など、自分のやりたいことを見つけていく準備のような感じの物語でもあった。


そして2期でも前半はその物語が続く。

別の世界。1期でもあった不思議な世界。
少女と壊れたロボットの世界、あれが渚とともや、もしかしたら汐かもしれないが、完全にはわからないけれど、それをなんともいえないように表していると感じる。何度も見て理解を深められるといった感じだ!


2期はもう、前半は更に青春をしている!そしてねこちゃんの物語、儚く切ない、みさえさんの恋物語、それは涙なしでは見られない…



後半は、渚、ともや、そして、汐、家族というものがどういうものか、それを表してくれている。

自分はこの作品のテーマは家族だと思った(実際は家族がテーマなのはKANONだった)、でもこの作品のテーマは「人生」、これを聞いて納得した。だれがみても損はないというか、この作品から得られるものは多すぎました… ありがとう、感謝です!

まさに「人生」と呼ぶのにふさわしい。これだけできたストーリーはなかなかないでしょう。
Key作品はそれぞれいろいろな意味を与えてくれる。

ここでも言いましょう。
「全ての鍵っ子に良い記憶を。」良い思い出を。

自分はこの作品をみて、本当に鍵っ子になれてよかったと思うのです。


17話、18話が一番好きなのでそのお話を。
{netabare}ともやが汐とちゃんと向き合う話。彼が旅行を通して、自分が渚の夫であること、そして汐の親であることを実感するお話。
汐も初めはパパの事が怖いけど、大好きに決まっている。そんなパパから旅行へいこうと言われたときは嬉しかったに決まっている。汐も渚ママのことをいっぱい知りたかっただろうし、二人がどんなだったかもっと聞きたかっただろう。
泣いていいのはトイレとパパの胸の中だけ。そういわれていた汐がともやの腕の中で泣けたことはとても幸せで嬉しくて、何より悲しかったのではないかな。
1回目の時、号泣でした。

{/netabare}

投稿 : 2019/03/03
閲覧 : 537
サンキュー:

23

ネタバレ

ぜろろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

家族って

約2年ぶりに1期から続けて視聴。
なんらかの理由で視聴していない、もしくは合わないと思い視聴を断念した人も2期の10話まではなんとか見ることを強くおすすめします。


{netabare}この話はジャンルとしてはラブコメになるのでしょうがメインテーマは家族愛です。2期の途中まではこの要素は薄く主人公岡崎と渚の学園生活が描かれます。だからこそありきたりなラブコメだと感じて視聴を断念してしまう人も多いと思うのですが岡崎が学校を卒業してから話の質が大きく変わります。大切な人を守る苦労、社会に出て働くことの厳しさ、家族の暖かさそして難しさ、そんなことが中心に描かれます(コメディ要素も多かった学生時代とは対比的ですよね。もちろん学生時代が薄っぺらいとかそんなことはありませんが)。恋するっていいよね、ではなくて家族って愛おしいんだなと再認識させられるのがこの作品だとおもいます。


家族愛というのは恋愛と比べ多くの人にとって身近に感じるテーマだと思います。なぜなら多くの人にとって恋人がいない期間というのは存在しますが家族もしくはそれに近しい人がいない期間というのはほぼほぼ存在しないからです。もちろん家族と上手くいっている人ばかりではないでしょう。それでも家族には違いない。作中では岡崎が最後父親の思いを知ることで自分の父性を再認識します(汐のあの名言と汽車での岡崎の回想で号泣でした)。その後汐と一緒に父親のもとを訪れずっといがみ合っていた彼と和解するというシーンがあります。結局どんなにいがみ合っても家族は家族なんだと、心の傷を癒してくれるのは父親であったり、子供であったりと結局家族なんだと、家族という存在に対し希望を持てるストーリーになっていたかと思います。恋するというのはどうしても人間の汚い部分、ズルい部分もついてまわる感情です。対して愛するというのはもっと絶対的で美しい感情なのだと思います。だからこそ物語でそのテーマを真っ直ぐ描いたこの作品は多くの人の心に刺さったのだと思います(別に恋愛物の作品が劣っているといっているわけではないですよ。いきなり他人を愛せる人間なんてそうはいませんし、恋するというのも人間の大切な感情の一つです)。


家族愛というテーマを描くからこそ古河家のキャラクターもより魅力的に映りました。1期の学園竿での演劇のシーンはもちろん、岡崎を家族の一員として優しく迎えてくれシーン、秋生と岡崎の野球対決、そして悲劇の連続にも関わらず汐を5年間泣かずに育ててくれたりと古河夫妻は理想の家族像としてかなり印象的に描かれていました。ヒロイン渚の存在もかなり良かったです。恋愛物とは違い、渚は恋する女性というより主人公岡崎を支える存在としての描かれ方が強かったように感じます。一緒に卒業できず、自分も留年すれば良かったと言う岡崎に対して、足を止めるな、進める時は進めと言って背中を押し、自分はもう1年頑張って学校生活を送るようなヒロインなんです(しかも涙をほとんど見せず)。あれだけ女性キャラが多い中色恋沙汰のトラブルが一切起きないのもこのキャラクターならばと納得ができます(別の世界の話ではそういうトラブルも描かれてましたが渚は登場しませんでした)。もちろん声優陣の演技も素晴らしかったです(初視聴時に汐役のこおろぎさとみさんの演技を聴いて、初めて声優というのはとんでもない職業だなと私は感じました)。{/netabare}


大切な人をもっと大切にしたくなる、そんな気分にさせられる傑作だと思います。

投稿 : 2019/03/02
閲覧 : 305
サンキュー:

18

ネタバレ

ちょねーる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やばい

まずこれから初見な人は最初に見るのはCLANNADAFTERSTORYではなくCLANNADから見ましょう。一期で挫折した人は我慢してからこその物語が見えてきますから絶対一期を見てからこっちに来てください。{netabare}高校編は楽しいお話が多かった気がしますがなんか一期よりも現実感が増しましたね。もう後半は渚…ってなってましたね…。汐も奪わないで…ってなりましたね…。坂のシーンはええシーンすぎて感動しました。幸せな世界線も見れて本当に良かった。朋也が救われて良かったよ。
{/netabare}何を書いてもネタバレになりそうな気しかしねぇ…

投稿 : 2019/02/26
閲覧 : 284
サンキュー:

7

ネタバレ

やまし さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アフターストーリー恐るべし。

無意識に涙が零れ落ちてました。
何故こんなにも心が温まる物語なんだろうか。。
人生って一体、、、。

投稿 : 2019/02/15
閲覧 : 277
サンキュー:

7

ねみーさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

後先にもこの作品のみ

まず、この作品はイヤホンなりをつけて視聴してほしい!
音楽と作品がかみ合いすぎて死にます。


特徴的なキャラデザからは想像もつかないほど深く、考えさせられる作品です。

そして、本当に泣きました。
涙ぐむというレベルではなく、一時間子どものように泣きました。

泣きすぎて39.5分熱が出ました(笑)


人それぞれでとらえ方は違うと思いますが、私にとっては大切な作品であり、
両親や大切な人へ、心からの感謝を抱かせてくれた作品でもあります。


ぜひ、見てない人にも見てもらいたい至高の作品です。。

投稿 : 2019/02/13
閲覧 : 287
サンキュー:

19

s さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:----

keyの集大成

泣けるアニメ筆頭。
絵に抵抗がある人が多いので、そこが本当に残念。

投稿 : 2019/02/07
閲覧 : 232
サンキュー:

4

ホルサ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

言葉に言い表せないってこのことだなぁ

一期から見始めたのですが、やはり最初は絵への抵抗感が凄いです。それに一話の始まり方がなんかクサいといいますか…(ごめんなさい)ですが、ちゃんと2期まで見たあとだとあのシーン、泣く自信しかありません。まだ一周目で見終わったばかりですがきっと何周もしてしまうと思います。ところでclannadは「家族」という意味合いの言葉だそうです。題名通りこの作品ではたくさんの家族のお話が出てきます。そして、その家族のお話が暖かくふんわりと、時には残酷に紡がれます。よくclannadは人生と言われますが、これは決して大げさな表現ではないと思いました。今からでもぜひ色んな方に老若男女問わず見てほしい作品です。それと便座カバー。

投稿 : 2019/01/28
閲覧 : 254
サンキュー:

6

ネタバレ

シャメダイア さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

満点評価!

泣きました。とても泣きました。特に、渚が死んだ次の回のOPで渚が出てきた瞬間また泣きました。途中までは作中の悲しい出来事での涙が多かったけど最後は感動の温かい涙になっていた。幻想世界的なやつがなんだったのか不思議だったけど、最後にちゃんと理解できたのですっきりした。今まで見たアニメの中で上位3位には入る神アニメだっ
た。clannad の魅力をちゃんと理解できた。この出
会いに格別の感謝を!

投稿 : 2019/01/15
閲覧 : 282
サンキュー:

8

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3本の指に入る、泣ける神作(光の玉について追記)

ついにこの時が来てしまいました・・・
この作品のレビューを書く時が。

もう、ゴールしていい?
じゃなかった・・
{netabare}
もう、ね・・・
我慢、しなくて・・いい?
{/netabare}
小生が1分で泣けと言われたら、
この作品のオープニング曲を思い出すことでしょう。
出だしのイントロだけで
いろいろな思いがこみあげて胸がいっぱいになります。

それでも初見から10年程の時を経て、
ようやく再視聴する覚悟ができ、
レビューを書くほど心の余裕ができました。

初見の後にゲームもプレイしたので、
覚えているストーリーがアニメなのかゲームなのか、
記憶があやふやでしたが、
少なくとも3周目以上の視聴となった今回、
いろいろ思い出したり発見した事もありました。

特にAirの {netabare}どろり濃厚ピーチ味{/netabare}が出てたのが第3話だったとか、
小生が妹属性に目覚めた作品でもあったこととかw
そうそう、番外編の杏編などもぜひぜひお忘れなく。

でも・・スミマセン。
やはり、内容について触れるのはちょっと無理みたいです。
それは、色々なストーリーがあるからだけでなく、
大事なモノに触れるのをはばかる心理からかも知れません。


■光の玉の奇跡について■
アニメだけだとちょっと分かりづらいと思うので、
作中に出てくる光の玉について少しだけ解説。

{netabare}
原作のゲームでは色々な人の想いや願いを叶えたり、
幸福にさせたりすることで、不思議な光の玉が手に入ります。
ルートによって誰を幸福にするか変わるので、
プレイを繰り返すことで光の玉が増えていきます。

その光の数はゲームスタート画面に反映されますが、
アニメでも同じ画面が各話のタイトル画面として採用されています。
例えば1期9話では1個だった光の玉は、18話では4個になっています。
Aftre1話では7個になり、その後奇跡を起こせる数となった結果、
渚も汐も元気な世界がようやく実現するのです。

ちなみに気付いた方も多いかも知れませんが
アニメ総集編のタイトル画面では、光があった部分に
女の子が横たわっていますよね。
これは別世界の汐の姿です。

別世界の汐すらこの世界へ転生させた超奇跡とも捉えることができますが
そこは各視聴者やプレイヤーの想像にお任せで良いのではと思っています。
もし公式の見解をご存知の方がいればご教示いただきたいですが・・・。
{/netabare}


物語の大半は青春学園モノなので、
長い作品だけど是非、総集編まで、
日本中の多くの人に観てもらえたら、と思います。

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 370
サンキュー:

17

ネタバレ

まっくす さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

思わず大号泣

1期、2期合わせての評価。結論から言うと大号泣しました。2期、感動して泣いたんじゃない。悲しくて悲しくて涙が止まらないんだ。岡崎朋也という主人公がどれだけ渚ちゃんのことを愛していたか。それを思うと悲しくて悲しくて。しかもそこにだんご大家族なんて流されるしまいにはもう声を上げて泣きました。でも、それを乗り越えて朋也が汐を育てることを決意するシーンなんてもうどんな気持ちで朋也が決意したのかが身に染みて感じて…。最後、渚が生き返る(?)した時は涙は出ませんでした。ただただ良かった…って。そう思いました。
自分だけかもしれませんが1期は正直退屈だったと思いました。勿論あの2期見せられたらそんなのは吹っ飛ぶんですけど。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 338
サンキュー:

11

けんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高に面白かった

このアニメに本当の愛とはなんなのかを改めて教えられました。今までたくさんアニメを観てきましたがダントツで面白かったです。観終わったあとの余韻は尋常ではなかったです。絵が嫌いと言う人が多いですが他の人も仰る通り絶対に見ないと損です。是非観て下さい。

本当にたくさんの感動をありがとうございました。

投稿 : 2018/12/27
閲覧 : 196
サンキュー:

6

はる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣きました

ひたすら涙が止まらない

投稿 : 2018/12/26
閲覧 : 202
サンキュー:

6

たいち さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣いた

アニメとかで全く泣けない僕でも少し泣けました
号泣とかはできませんでした。
結構アニメとかで泣ける人だったら号泣できるんじゃないかな

投稿 : 2018/12/26
閲覧 : 232
サンキュー:

5

さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私がアニオタになったきっかけ

私が暇つぶしで見た初めてのアニメがCLANNADでした。一期二期も涙が何度も出て、この感動をもう一度味わいたくてアニメを見始めました。
よくこのアニメは作画がダメで断念してしまう人が多いですが、本当に勿体無い!あの感動を味わってほしい!
感動系が好きな人はハンカチを手に持って是非このCLANNADを見てください。

投稿 : 2018/11/28
閲覧 : 250
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い話ではあった

最初から渚にフラグ立ちまくりであったので16話は想定内でそれほどショッキングではなかったし、18話は岡崎祖母にイラッとした。
息子がにっちもさっちもいかない状況に陥っているのを知りつつ、今まで傍観してたのかよ?!
必要ないと拒まれても手を差し伸べるのが親ちゃうんかい!!と。
自分がツボだったのは朋也が父親を実家へ送り出し、背中を見ている場合と最終回であった。

投稿 : 2018/11/24
閲覧 : 208
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あの表情は一生忘れない気がします

CLANNADとCLANNADアフターストーリーのレビューとなります。

CLANNAD第1期は個人的ピークが風子の話だったのがちょっと残念。渚の演劇シーンがもうひとつの山場ですが風子に比べるとうーん…という感じ。いい話だなぁとは思いましたが泣く程かと言われればそうでもない。ただ、春原や渚の両親が絡むギャグパートは大体面白く、その頻度も高いので飽きる事はなかったですね。第1期は以上です。(正直アフターストーリーが強すぎて記憶が無い)

第2期のアフターストーリーは春原の話から管理人の話など楽しめた回もありましたがやっぱり、やっぱり渚が死んでからの話はもう素晴らしい。あの花畑のシーンで汐が泣いていいのはトイレかパパの胸の中だけというセリフ、こんなの泣かないはずが無い…あの幼い子供がそんな事を言ってはいけないだろうと思うと同時にでもあの歳でそれなりに頑張っていたんだなぁと思うと泣けてくる。
泣けてくるのにその後追い討ちで朋也が電車で泣くんですけどセリフとかないんですよ、顔の表情で朋也の顔の表情だけで涙が止まらなくなってしまいました。個人的CLANNADの最大の見せ場なのではないかと思います。そこにLiaさんの挿入歌がまた涙腺を刺激してくるんですよね…感動なのか悲しくて泣いてるこれは感動と呼べるのか自分では分かりませんがとにかく胸を締め付けられるあのシーンは、語り継ぐべきアニメの名シーンだと言えると思います。

この後の朋也と汐が周りの人に支えられながら頑張るシーンは無条件で応援したくなります。渚の両親の温かさがほんとに印象的でCLANNADは人生と言われますが個人的にCLANNADは家族の要素が強い作品だと思っています。

ここまででもう名作と言えますがラストの渚が生き返るシーンは正直…何故???という感は拭えなかった。その後どういう経緯で蘇ったのか調べるまで意味が分からなかったのでそこだけちょっと残念ですが、まぁ名作と言って間違いないと思います。

余談ですが便座カバーは大して笑えなかったです

点数97

投稿 : 2018/11/18
閲覧 : 264

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

FUUKO AFTER STORY

誰が言い始めたか『CLANNADは人生』とはよくいったもので、涙なしでは観られない物語。

メインは主人公・岡崎朋也と古河渚、そしてその子供である岡崎汐に加え、渚の父・古河秋生と母・古河早苗らによる家族の絆物語であることは紛うこと無き事実だし感動させられっぱなしでした。

そんなシリアスに展開していくストーリーのなか、笑いという名の癒しを提供してくれた女神的存在・伊吹風子(声:野中藍)に釘付けでした。

風子が登場する回はどれも自分的神回だったけれど、特に第20話での風子はやばかった。汐を取り巻き朋也と繰り広げられる会話は漫才さながら、その内容は割愛するが、帰り際に当たり前のように汐と一緒に帰ろうとするオチまで用意されていたことに爆笑しっぱなしでした。

また違うシーンでは、汐がひとりで散歩しているときに偶然出会った風子。その手にはなぜかおでん。二人は会話しながら歩きそれなりに時間も経過し、場面は病院の前に変わるのだが、やっぱり一口も食べられていないおでん。「どういうことなの!?」と画面に突っ込まずにはいられなかった。ほとんどの視聴者はそんなとこ見てないし気づかないであろう細かすぎる演出(風子のひとりコント)に脱帽。

風子について綴っているだけで他アニメのレビューが数本書けてしまいそうなのでこの辺までにしておいて…。的外れにドヤ顔するし、変人すぎるし、天然すぎるしで、これほどに魅了されたキャラクターはあらゆるアニメにおいて私的愛すべきキャラTOP3に君臨しております。

なお風子のことばかり綴りましたが、物語全般も大好きで青森にあるあの菜の花畑など実際に2010年の5月に巡礼へと行ってきたくらいにこの作品を愛しています。

投稿 : 2018/11/12
閲覧 : 383
サンキュー:

32

ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本作以上に泣ける作品には未だ出会えない ギャルゲー発・Key・京アニ至高の作品(後編)

Key発の3作目のアニメであり、あにこれ順位5位、総合得点92.2点
まさにモンスター級のアニメであり、恋愛を主軸としたアニメの中で
本作は最高峰の作品だろう。
私は涙腺が固い。これまで映画やドラマで泣いたことはほとんど無い。
そんな私が涙した過去5作のアニメのうちの3作目が本作である。

余談だが私が過去に涙したアニメの内訳{netabare}
めぞん一刻:最終3話
CLANNAD:最終話・秋生の渚への叫びに、同じ親として共感
【本作】 CLANNAD ~AFTER STORY~
あの花:ED曲の入り方が秀逸すぎて…でも最終話は泣かせの展開があざとすぎて逆にシラけた
君が望む永遠:最終話{/netabare}

その中でも、涙腺決壊…という表現が的確なほど涙したのは本作のみだ。

After Story、その名の通り前作CLANNADの最終話からの続話({netabare}朋也と渚が晴れて恋人同士となってからの物語{/netabare})。
CLANNADとCLANNAD AFTER STORYは合わせて1作品なので、
必ず先にCLANNADを視聴してから見るべき。
無印CLANNADから本作8話までは、高校生活を舞台に典型的なギャルゲープロットが続く。
退屈だったり、時にはKey特有のギャグのノリについて行けない…と感じるかもしれない。
しかしその先に待つ展開の秀逸さは圧巻の一言に尽きる。
不良で落ちこぼれと揶揄されてきた主人公・朋也の成長過程、渚との恋愛模様、
そして付随する挫折・友情・家族の絆と再生・親子の愛…
恋愛を主軸としつつも、その周囲に珠玉の如く散りばめられた
ストーリープロットは見事としか言いようが無い。
中高生から青年、親、祖父母…どの視点からでも感動できるストーリー。
視聴者の立ち位置や境遇によって、千差万別の捉え方ができ、
ふとした時に見返すと、その時々の視点でまた違った感動が得られる。

本作を観終わって初めて、CLANNADのCLANNADたる所以がわかる。

なぜ、本作がここまで皆に愛されているのか?
なぜ、ギャルゲー発アニメにも関わらず女性ファンが多いのか?
なぜ、あにこれランキング5位、採点90点超えの怪物アニメなのか?
なぜ、こんなにもお気に入り棚に登録している人が多いのか?
なぜ、「CLANNADは人生」と評されるのか?
この点は解説しようとするとネタバレにしかならないので、是非自分で確かめてください。

なぜ無印CLANNADから見続けなければいけないのか?
もちろん登場人物の紹介やそこに散りばめられた伏線…という観点も大きいが、
個人的な見解としては、無印CLANNAD〜CLANNAD AFTER STORY前半の30話を通じて、
メインヒロイン・渚に対する感情の刷り込みが完了するからだと思う。

〜〜〜この点に関して、以下で少し長めの解説〜〜〜{netabare}
無印22話(+番外編)&AS 1−8話の計30話までは、基本的にサブヒロイン・サブキャラのエピソード。
それらのキャラの魅力が存分に描かれるが、
同時にその端々に、メインヒロイン・渚の健気さ、可愛さ、優しさ、弱さ、力強さ、全ての魅力が詰まっている。
視聴者はサブキャラの魅力を堪能すると同時に、無意識のうちに渚の魅力に引き込まれている。
他のヒロインキャラの魅力も素晴らしい。しかし同時に、渚の魅力には敵わない。
ということを散々視聴者に植え付けておいてからの、渚エピソードのスタート。

主人公・朋也に最もお似合いなのは、渚以外に考えられない。
互いに相補的であり、互いの存在によって自身が成長する、頑張れる。
朋也は身骨全てを渚のために捧げ、渚は朋也のために捧げる。
まさに、理想のカップル像であり、夫婦像である。

無印CLANNADからAFTER STORY 第8話までの計30話を使い、
視聴者の無意識下に刷り込まれた渚という存在の大きさ。
渚を大切にしたいと思う視聴者の心情は、
すなわち主人公・朋也に対する感情移入と同義となる。

これがAFTER STORYの感動を決定付ける最大の要因であり、
Keyアニメ史上最大のヒット作となった所以だろう。
(この点がKey過去作・Kanon、AIRと決定的に違うところである。
AIRはメインヒロイン・観鈴の魅力は感じられるものの、
全12話で断片的なプロットなので主人公に感情移入する前に終わってしまう。
Kanonは全24話ではあるが、各ヒロインの魅力が立ちすぎて
視聴者それぞれに推しヒロインができてしまい、
アニメのエンディングとなるヒロインに違和感が生じてしまう。)

だからこそ、無印から全て見なければならない。
この前半30話かけてじっくりと、渚の存在を十分に大きくすることが、
AFTER STORYの感動の呼水となる。
ゆえに、いいとこ取りの視聴・ダイジェスト版ストーリーは不可能。
{/netabare}

逆に、この前半30話を全て見ても渚に魅力を感じない、好きになれない、感情移入できない…
と感じてしまった人は、ここで切るべきだ。
そういう人はこの先の感動が中途半端になり、本作が期待はずれになる。
渚の魅力を感じれば感じるほど、好きになればなるほど、渚を応援したくなればなるほど、
後半のストーリーで涙が止まらなくなる。

{netabare} OP曲の、光の中で渚が微笑む瞬間…渚の笑顔は変わらないのに、どんどん重くなっていき、次第にこの笑顔で涙腺崩壊しそうになる…そう感じるのは私だけでは無いはず。{/netabare}

以下、視聴済みの人に向けたちょっぴり解説
{netabare}
最後、なぜハッピーエンドで終わったのか、そこが釈然としない人もいると思う。
そこはどうもゲームシナリオをベースにしたプロットみたいです。
私はCLANNADゲーム未プレイなので、既プレイの知人から聞いた話だが、
各ヒロインとのエピソードをクリアしていくと光の玉が増えていき、
(全て揃えたら?あるいは一定数たまったら?なのかは知りませんが)
最終的にハッピーエンド(トゥルーエンド)になる、と聞きました。
ほぼ全てのヒロイン・サブキャラのエピソードを完結させる、
すなわちヒロイン・サブキャラみんなを幸福へと誘った後で、
ようやくたどり着ける真のエンディング。
それがグランドフィナーレ、第22話のようです。
(間違ってたらごめんなさい)

iPhoneでCLANNADがプレイできる日が来ないかな…PS4は持ってないしなぁ。
{/netabare}

月並みな言葉だが、備忘録として本作を見て思ったことを下記に綴っておきたい。
{netabare}
今ここにいる幸せ
愛する家族と共に居られるこの瞬間
自分を作り上げた大切な人達
共に過ごす時間
思い出の全て
これから出会う全てのものを
大切に

何気なくても 味気なくても
失った瞬間 宝物に変わる
二度と手に入らない

誰もが 誰かの宝物
誰かに生かされているように
誰かを生かしている

まるで秋生のように豪快でヘビースモーカーで子どもみたいだった、
そして酒好きで直幸(朋也父)のように酒に溺れていた父を思い出し、また涙腺崩壊。
孫に囲まれて、眼を細めながら照れ隠しに悪態をついていた年寄りだんご
言葉には決して出さなかったけれど、幸せな人生だったのだろうか…
自分は父の自慢の息子たり得たのか…今はもう確かめる術はない。でも…
ありがとう……親父。
{/netabare}

散々感涙した後で、やっぱり思う。
CLANNADは人生の縮図だ、と。

投稿 : 2018/10/30
閲覧 : 360
サンキュー:

16

わかちん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

CLANNAD=心が温かくなる作品

key作品は大好きで大体見てますが、特にCLANNADはもう、何度も見返しては号泣している作品です。展開が分かっていても、その時のキャラクターの思いに感情移入してしまいいつも泣いてしまいます(>_<)
キャラデザで敬遠してしまう人もいるかもしれません、最初は違和感あるかもしれませんが、いつのまにか見慣れて、だんだんキャラの1人1人が愛しくなってきます、本当に不思議。
1期から続けて見るとかなり長く感じると思います。ギャグも少し寒いところもあります笑
でも一期のなんでもないように見える日常だったり、エピソードがあるからこそ、アフターでの感動が高まります!なので頑張って1期から見ることをおススメします。

後半はただただずっと泣いてます。
渚ちゃんが大好きなあの歌を聞くだけでやばいです!音楽も全て素晴らしいですね。
最初この歌でこんなに感動するとは思いもよりませんでした(>人<;)

本当に家族や友達、恋人、特に家族の大切さを改めて感じさせてくれる作品。人の思いの力はすごいと思いました。世の中は上手くいかないことは沢山あるけどそれでも、大切な人を大切にして、明日も頑張ろうと思えます。

投稿 : 2018/10/23
閲覧 : 173
サンキュー:

8

ネタバレ

かっぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

観てよかった! 心に残る作品です

キャラクタの絵があまり好みでないのと、
このサイトの評価が、自分の感覚と結構ズレがあることを感じていたこともあり、敬遠していました・・

が、観て良かったです!
久々に心に残る作品に出会った感じがしました。
主人公達が幸せになることを心から願っている自分がいました。
ドラマを観ている感覚に近いかもしれませんね・・

これから観る方がいましたら、1期から観ることをお薦めしたいと思います。

好みでないキャラクタの絵も1話みたら気にならなくなりましたし、
観終わったら、この作品にはあっているデザインだなとも思えてきます。
色彩や音も抜群にマッチしています。

{netabare}
観て行くうちに、OPのヒロインの笑顔がとても重たく感じていきました(T_T)
{/netabare}

投稿 : 2018/10/21
閲覧 : 282
サンキュー:

11

昭和男 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絵に問題があるのに評価が高い訳

やたらと絵を貶してギャグが寒いだのと言って低評価を入れているコメントもあるけど、この絵でここまでの評価が付いている凄さをまずは考えてみてください。
えー。
家族に会いたくなりました。
離れて暮らしている息子とか(笑)

投稿 : 2018/10/20
閲覧 : 258
サンキュー:

7

ネタバレ

tama さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

涙の堤防が決壊しました。

16話で渚が衰弱死してしまってからは、自分ずっと泣いてました。最終話、世界線の変動で渚が息を吹き返してくれて、心底嬉しかったです。作画が苦手で途中で切られてしまった方は勿体ないことを……個人的には作画めちゃくちゃ良いと思うんだけどなぁ。しかし、君嘘、CLANNADはいつ見ても泣けますね。疲れた時に視聴するのもいいかもしれないですね。それと、便座カバー(苦笑)

投稿 : 2018/10/17
閲覧 : 228
サンキュー:

8

pJWNK99301 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お世辞なしの神アニメ

100作品以上のアニメを観てきたが、その中で一番感動した。泣いた。心を動かされた。

言葉選びが下手ですまないが、「君の名は」なんかがあんな有名になるなら、クラナドがもっと有名になってほしい。多くの人に観てほしい。

クラナドを観るか観ないかで人生が変わると思う。
まぁ、とにかく観て後悔はまずしない。観てよかったと思うよ。

投稿 : 2018/10/17
閲覧 : 165
サンキュー:

7

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CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリーのストーリー・あらすじ

『CLANNAD ~AFTER STORY~』は、「CLANNAD -クラナド-」の第2期シリーズ。「世界の終わりは悲しい色に満ちていた」あの感動のストーリーが再び――。制作は第一期に引き続き京都アニメーションが担当し、脚本も引き続き原作ゲームの大ファンと公言している志茂文彦氏という、黄金タッグで作られている。(TVアニメ動画『CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年秋アニメ
公式サイト
www.tbs.co.jp/clannad/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/CLANNAD_%28%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%29

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