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「CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリー(TVアニメ動画)」

総合得点
92.4
感想・評価
10452
棚に入れた
34005
ランキング
21
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CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ふとさん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

岡崎 朋也の

人生。1期~アフターと十分な尺が取られているため、感情移入しやすい。

投稿 : 2020/12/12
閲覧 : 251
サンキュー:

2

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

約束された悲劇と奇跡

キャラデザインに抵抗感があり、三度目の挑戦で完走。

卒業までは前作同様、ギャグとシリアスが交互にくる。

卒業後は普通の大人のシリアスな生活が続く。仕事、結婚、出産、育児。父親との確執。そして病気。高校時代の友人達は思い出したようにしか登場しない。仲の良かった友人でも卒業したらそんなもんだろう。

どんなに努力をしても、どんなに強く信じていても、個人のレベルでは治療法の確立していない病気が治癒できるという保証はない。人間は万能ではない。そして優しく率直な人達は弄ばれるように、約束された悲劇へと転がり落ちてゆく。

最後の最後に奇跡にすがるのが人間ではあるが、幻想的な過去改変で手に入れた幸せを結論にするのは、少し安易な気がする。悲劇がなんのためにこの世に降臨するのか理解させて欲しい。

むしろ自分が共感するのは、岡崎父の惚けたように「やり切ったのか、、、」という自問自答。もう一つは、古河さなえの数年間耐え忍んだ後の嗚咽だろう。

汐死後の主人公を冷酷に描いて欲しかった。

投稿 : 2020/12/10
閲覧 : 280
サンキュー:

11

ネタバレ

ファースト さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「人生」という感想に納得。1期無印から是非観て。

言葉を飾った感想が無意味なほど良い作品だと思う。
これほどあらゆる感情を揺さぶってくる作品はほかにないと思う。
誰かにこの作品をお勧めするときは「~話だから観て」ではなく「とにかく観ろ」と問答が不要になるほど語彙力が欠如してしまう。
ともかくCLANNAD AFTER STORYは1期に比べシリアス面が強い作品だということは間違いない。それゆえに1期の笑いなどを含めた人物像を加味したうえで観るべき作品だと思うので、まずは1期をお勧めしたい。
とりあえず言えることは、潮の回で泣かないやつとかいるの・・・?

私的なアニメのTOPがこの作品ですが、評価が4.9なのは、今後これを超える作品がアニメ界に現れることを願ってのものです。

投稿 : 2020/11/22
閲覧 : 281
サンキュー:

8

ネタバレ

DIPIMP さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣ける

麻枝潤の泣けるアニメの決定版でしょう。
泣けるアニメでこれ以上のものは多分ない。
もともとはゲームな訳で、その時点で神ゲーだった。
泣きたくなったらまた見よう

投稿 : 2020/10/18
閲覧 : 229
サンキュー:

3

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あにこれ1位にくるべきアニメ

CLANNADは人生って言うけどホントのことだった。これはもうアニメファンは皆見るべき作品。出会いから結婚まで描くとか凄すぎる。
朋也くんと春原がめいちゃんの事で喧嘩して殴りあったのは名シーン。俺も春原みたいな友達欲しかったな。
朋也くんと父親の話もよかった。汐に朋也くんが「渚、見つけたよ、やっと見つけたんだ、俺にしか守れないもの、俺にしか守れないかけがえのないもの、それは、ここにあった」のシーンはもう涙止まらなかった😭
本来CLANNADがあにこれ1位になる作品よ?見て損は無いというか全人類観ろ。それと便座カバー

投稿 : 2020/10/18
閲覧 : 363
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

まぁ泣きたい人にはいいのかな。

ファンタジーで泣かせにくるのは残念だったな正直。まぁ所詮そんなもんかといった感じ。泣く=良作とはならんよという事。泣きたい人にはおすすめ。ただそれだけ、物語内容はそんなに褒められたものじゃない。
まぁ言ってしまえばあの5人の中で1番興味無いのが渚だったんだが。てか渚1番魅力ないと思ったね。藤林杏がメインヒロイン進行の方が絶対良かった。姉妹関係の問題を挟みつつ良作になれたと思うけど。
結局渚と普通に交際して出産も普通に成功しましたで終わってる。
まぁ珍しくネタバレありコメントを書いたわけだが、それは藤林杏編が良かったから。まぁこれ見てるなら全員見てると思うけど見てない人がもしいたら絶対見た方がいいよ。

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 288
ネタバレ

アニメ大好き さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

死ぬまで忘れないアニメ

見てない人絵柄じゃないんだよこのアニメは

投稿 : 2020/09/17
閲覧 : 217
サンキュー:

3

ネタバレ

モモテン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣くならNo.1のアニメ

何回泣いたことか…ヤバいよねこのアニメ。
原作ゲームでは主要キャラクター全員に見事に泣きどころがある完璧な作品。アニメの都合で泣きどころは1/5位にカットされてますが、それでも泣きアニメNo.1です。アニメ観て気に入ったら、原作ソフトをプレイを是非ともプレイして欲しいです!

投稿 : 2020/08/07
閲覧 : 239
サンキュー:

4

ネタバレ

O.Y さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしいアニメだということに間違いはない[93.1点]

時系列的にCLANNADの続きがそのまま描かれている。開始時はまだ主人公岡崎は3年生。しかし、時は流れ岡崎は高校を卒業。社会人になり、仕事に就く。

1期は笑いと感動有りの青春ストーリーだったが、2期になり(決してコメディシーンがないわけではないが)、少々シリアス度強めの展開だった。大人になると自分で食べていかなくてはならない、自立していかなくてはならない。そんな社会の厳しさを感じる描写も多々あった。

さて、あまり内容に触れるとネタバレも多くなるので、ストーリーに関しての言及はここまで。ただ、このクラナドアフターストーリーを通して感じたのは「家族愛」の大切さ、これに尽きると思う。そしてこのアニメを見ると、もっと家族との時間を大切にしよう、自分は立派な父親になれるのだろうか、などと色々考えさせられてしまう。まあ、よく家族愛を描いたアニメを見た後は本当にそれで頭がいっぱいになります。

なんか簡単にまとめて書きましたが本当に素晴らしいストーリーです。ただこの「感動」ストーリーに対しては、1期のこの作品に対する思いというのが重要になってくるでしょう。もちろん、その感動シーンだけを見ても心にくる人はたくさんいるでしょう。しかし、1期からの様々なキャラ同士のやりとり、何気ない日常シーンを見てるか見てないか、またはそれらを印象良く感じたか感じてないかで感情移入の度合いは大きく変わるでしょう。まあいわゆる登場人物に対して感情移入できる状態であったかというところです。他のアニメでも感動シーンに向けての過程は大事なのは言うまでもありませんが、この作品は「特に」です。

さて、ここからは物語以外からの観点から書いていきます。見終わって注目したのは、「音楽」「作画」です。CLANNADはOPの良さが全体的に目立ちました。1期に続き2期OP「時を刻む唄」は歴代見てきたアニメの中でも印象に残ってます。key作品は主題歌の良さに定評がありますので聞くだけでもストーリーを思い出してしみじみした気分になります。BGMもほんわかとした日常系から感動を誘うような切ないBGMまで頭に残ってます。非常に良い役割を担ってたと思いますよ!そして「作画」について。アニメーション制作は京都アニメーション。CLANNADは全体的にキャラの目が大きい印象を受ける人が多いようですが、まあ見てたら慣れてくるでしょう。そして京アニの作画の素晴らしさはご存知の方が多いと思いますが、その「素晴らしさ」にも色々種類があります。絵が綺麗だったり、背景画が色鮮やかだったり、キャラの動きがぬるぬる(滑らか)だったり…、しかし京アニで最も良いところを挙げるなら、「キャラの感情表現に長けている」所でしょう。表情の変化をアニメーションで表すのは簡単なことではありません(※友人談)。そしてここはアニメーションによっても本当に表現の差ができる所です。アニメの中のキャラの表情が豊かだとより見ていて感情移入できるというのも個人的に感じます。そしてこのCLANNADもキャラの動きや絵が綺麗というよりかは、この感情表現が素晴らしいと思います。(まあ絵もかなり綺麗ですし、動きも申し分ないです)

以上のようにどれをとってもレベルは高いです。よく「CLANNADは人生」という言葉を感想欄で目にしますが、間違い無いと思います。人生についても色々考えさせられるでしょう。ただ全話見終わった時に納得できない人は必ずいるでしょう。ストーリー構成上仕方のないことだと思います。ネット上ではストーリー解説を書いている方もたくさんいますので、全話見終わった後に見てみると良いでしょう。

投稿 : 2020/08/04
閲覧 : 290
サンキュー:

12

ネタバレ

ナッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

CLANNAD一期ハマんなかったけどこれはさすがだった。

自分はCLANNAD無印はハマれずあんま面白いとは感じなかったです。
(おそらくAIRを先に見たから話の展開がものすごく遅く感じたため見てて退屈だった。)
ですが、AFTERSTORYは完全に別格でした。
最初の友達の妹が来る話から最後まで楽しめました。
もちろん泣きましたw
いや〜おもろいね。
正直無印の方は楽しめなかったから不安だったけど、
見て本当に良かった。これはまた近いうちに見たい。

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 292
サンキュー:

4

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「わたしのパンは…○○だったんですねーっ!」「俺は大好きだーっ!」

前期CLANNADと対になる後期です。
正直いい歳してアニメでボロ泣きした作品はこのAFTER STORY以外にありません。

前半はややだれた感じですが、寮長と猫のエピソードなど感動できるものが随所にあります。そして、本当のクライマックスは中盤~後半にあります。
渚との結婚と娘である汐の誕生、そして奇しくも嫌っていた父親と似た運命を辿ることによって初めて理解した自分への父親の愛情と家族の和解。この怒涛の展開を私は涙なくして見ることができませんでした。

最後の21話と22話の繋がりがちょっと分かりにくいので、自分なりに考えたことも載せてみます。
単純に解釈すると、渚が生きていたというのはもう一つのあったかもしれない可能性である。或いは渚が死んだというのは只の夢であったということになります。しかし、それでは本編中に出てきた緑の玉の説明ができません。

恐らく、緑の玉は主人公がこの町に住む住人とかかわり、幸せにすることによって放たれる幸せの欠片なのではないかと思います。他者を幸せにすることによって放たれた緑の玉は町という器(平衡世界)に溜っていった。
玉が緑なのは、幼い渚が死にかかったときに父の秋生が娘の無事を町に願い、それによって渚が町とリンクする形で命を繋げたことと関係があります。渚とその娘汐とリンクした町という存在が、開発によって奪われる生命力の緑を補填する意味合いもあるかもしれません。渚や汐が冬に具合が悪くなるのは恐らく緑が町から失われてしまうからです。

つまり、あの汐が弱ってしまうまでの過程は夢でもなんでもなく、実際に主人公の身に起こったことであるが、他者を多く幸せにしたことによって、その幸せパワーが渚と町とのリンクを切り(或いは幸せパワーによって緑が減ることによる渚や汐の生命力減少が軽減された)あふれた幸せが主人公を過去に飛ばして、もう一度渚が生き延びた状態で人生をやり直させたのではないかと思います。
他人をいっぱい幸せにした行為が最後の最後で悲しみと苦しみの中にいる主人公を奇跡で救ったわけですね。

そういう意味で、この作品には「家族」や「人生」というテーマが割り当てられることが多いですが、私には「アガペー(他者に幸せを与える愛)」こそ自分が幸せになれる究極の愛の形である、ということが真のテーマに思えます。

投稿 : 2020/07/09
閲覧 : 329
サンキュー:

9

ネタバレ

どりを さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一期の思い出があったからこそ

一期でのなぎさとの思い出、仲間たちとの思い出があったからこそ輝く二期

一期より二期の方が評価が高いのは一期で私たちに思い出を見せてくれたからこそのものです。

二期の方が評判いいアニメは珍しいです。
だからこそ絶対一期を見て二期を見てほしいです
確かに一期は感動よりギャグよりです。
絵もクセがあって挫折しやすいかもしれません。
だんご大家族も最初聴いたら幼稚でおかしな曲だと思うかもしれません。
これも最後に聴くと考えさせられるものが溢れてきます。

ただ、作画の力ではないってことを証明してくれた作品でもあります。

最近のアニメは作画頼りなところがあり内容が薄いものが多く感じられます。

絵より内容が超えるものは本当に人の心を惹きつけるものだと思います。

作画より内容
難しい曲より幼稚な曲

全てがひっくり返される作品です。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 258
サンキュー:

6

ネタバレ

梨子友 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

高校生の教科書

人生、と呼ばれているアニメです。

私はこのアニメを見た時は小学校6年生でしたがかなり考えさせられました。

自粛期間で今見ても非常に良いアニメだだと思います。

アフターストーリー(2期)が高く評価される中、
1期も素晴らしく、主人公の学校にいる寝たきりの生霊の話などは涙なしでは見れませんでした。

定期的に視聴する事で家族の大切さを教えてくれます。

是非視聴をお勧めします。

投稿 : 2020/06/10
閲覧 : 333
サンキュー:

5

ネタバレ

hyoi さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全アニメの中で一番泣けるであろうアニメ! そして人生!

一期で、だいぶ泣かせにきていたので、二期では泣かされないように頑張ろうと思ってみたが、結局5話くらいでボロ泣きしていた…
そこから、ネタバレになるが、渚が赤ちゃんを産んで、疲労と衰弱で亡くなったところから、もう最終回まで永遠と泣き続けていた…
渚がなくなったところがいちばんのなきポイントかと思ったら、渚と岡崎くんの娘の潮ちゃんがいい子すぎて泣いた…そして、最終話が切なすぎた…
もうしばらくはアニメ見れなくなります。
ありえないくらいの喪失感に襲われますご注意下さい

投稿 : 2020/06/10
閲覧 : 310
サンキュー:

7

ネタバレ

GHQ部部長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

CLANNADは人生、それと便座カバー

1期で見るのをやめてしまった人は本当にもったいない。当たりの宝くじを結果を見る前に捨ててしまうようなものである。

それと便座カバー

投稿 : 2020/05/26
閲覧 : 210
サンキュー:

5

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後は怒涛の展開ではあったが、、、          CLANNADは人生という言葉にはまぁ納得

評判がすこぶる良い作品だったので観てみたが、正直長く感じた。
汐との旅行からはなかなか怒涛の展開で一気に観たが、全体的には朋也と古河家の境遇が不遇過ぎて観るのが辛かった。
もう出産前に渚の死亡フラグは立っていたし、まさか汐まで死んでしまうとはあまりにも悲しすぎるだろ。
朋也から全てを奪ってしまってからのラストは別世界にタイムリープして再び渚との出会いから始まり、3人で幸せな生活を送るという展開だったけど、これはハッピーエンドなのか?
ジョジョの6部や鬼滅の刃とも共通するパターンかもしれないが、ラストはみんな死んだ後に転生した世界でハッピーエンドエンドという設定は、ある意味バッドエンドとも捉えられる。
原作のゲームの場合、違う展開が何パターンかあるだろうからこういう展開になるのも分からなくはないが個人的にはちょっとイマイチだった。

古河夫妻も芳野さんも凄い良い人で、他にも色々な人に支えられ苦難を乗り越えていく朋也の成長していく姿は観ていて良かった。

投稿 : 2020/05/20
閲覧 : 309
サンキュー:

4

ネタバレ

ずみ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大号泣した

「CLANNADは人生」という言葉を作ったくらい、この作品には泣かさせていただきました笑
特に渚の出産シーン 汐と朋也のお花畑のシーン 朋也のお父さんとの別れのシーンでは鼻水 大泣きしました笑

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 265
サンキュー:

5

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

セカイから日常へ

本作の特徴は、セカイ系的な想像力から出発しつつも「無力な少年」が、その位置を脱して曲がりなりに「父」の位置を引き受ける所までを描き切った点にある。こうした想像力の源泉はおそらく村上春樹氏に由来すると思われる。例えば本作でも物語の重要な鍵となる「幻想世界」は村上氏の代表作の一つである「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の影響を色濃く受けているとされる。もっとも「世界の終わり」の倫理的作用点が前期村上作品を象徴する「デタッチメント」であったのに対して、CLANNADにおける倫理的作用点はむしろ、後期村上作品で打ち出された「コミットメント」にある。

当初の朋也は、痛めた肩と堕落した父親を言い訳に傍観者気取りで現実から逃げ回る「デタッチメント」に終始していたが、渚の真摯さ、熱さ、純粋さに徐々に心を動かされ、自らも泥まみれになりながら人生へと向きあう「コミットメント」へと踏み出していく。

この成長の過程は今観ても心を打たれる。「CLANNADは人生」という評価は決して大袈裟ではないと思う。けれども同時に、本作に対してはコミットメントのコストをヒロインに転嫁する搾取的構造があるという村上作品に対する批判と同様な批判が当てはまってしまう所がある。こうした本作の限界性は美少女ゲームというジャンルの限界性に他ならない。

しかしながら一方で、本作にはまた別の想像力を胚胎させている。本作のもう一つの特徴は主人公とヒロインの性愛的関係性のみならず、ヒロイン相互の友愛的関係性にも光を当てている点にある。

こうした想像力の中には、ゼロ年代後半以降に花開いた「日常系」の萌芽を見る事が出来ないだろうか。そういった意味では本作は「セカイ系」という前世代の想像力から「日常系」という次世代の想像力にバトンを渡す役割を担った過渡期の作品だったとも言える。

投稿 : 2020/03/31
閲覧 : 305
サンキュー:

5

ネタバレ

kapita さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

CLANNADと合わせて

CLANNADと合わせて一気に見ました。
評価の高さで見始めましたが、ホント泣けました
ストーリーがホントよかったです
二期を見てこその「CLANNADは人生」だと感じました
悲しい最後かと思いきや、平行世界でのハッピーエンド
よかった~と心から思えるほど感情移入してしまいました
恋愛だけでなく、家族愛や友情もあって見応えがあります
作画は10年以上前の作品なので、少し我慢しても必見の価値があると思います

投稿 : 2020/02/13
閲覧 : 249
サンキュー:

13

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何年たっても素敵な物語だったと思える

何年たっても素敵な物語だったと思える作品です。

最初は作画があまり好みではなかったため見ることを渋っていましたが、見てみると本当にとまらなかったです。

沢山のアニメを見てきましたが、何年たってもストーリーは覚えていますし、素敵だったなとおもいます。

見たことない方は一期から見てみることおすすめします。
人生を考えさせられるいい作品だと思います。

投稿 : 2020/02/10
閲覧 : 203
サンキュー:

6

ネタバレ

らー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

頭が悪すぎる人向け

クラナドアフターの主なあらすじ
DQNが高校出て就職
池沼のゴキブリはゴキブリの癖に体が弱く留年続き
しょうもない茶番して卒業
DQNとゴキブリがボロアパートで同棲
ゴキブリの生命力の無さを無視してセックスしまくり
コンドームをしらなかったため中出し祭
妊娠発覚。DQN「産もうぜ(笑)」
産卵シーズンの冬到来、ボロアパートの隙間風によりゴキブリ瀕死
産婦やゴキブリ両親の心配を無視。自宅で出産させることに
無事出産かと思いきやゴキブリが死亡
DQNふてくされて育児放棄。子供をゴキブリ両親に預けてパチンカス三昧
ミニゴキが五歳になった頃二人で旅行、様々な茶番を繰り広げた結果、急に父親風吹かせて帰宅
ボロアパートでゴキブリ育成開始
冬到来。ゴキブリが弱る
ゴキブリ瀕死状態。しかしゴキブリが外に出たいとの事
DQN、ゴキブリを外に、結果死亡
DQNなにを思ったのか号泣

投稿 : 2020/01/28
閲覧 : 425
サンキュー:

9

ネタバレ

おでん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最終回の捉え方によって変わってくる作品

私が今までみたアニメで一番好きな作品です
最大までこのアニメを楽しむには最終回を理解しなければいけないと思います(詳しくはwikipedia で)
とにかくあの絶望的状況を1話で回収したので 最強のアニメだと思います
また春原の話も好きでなんというか命をさずかってよかったし親がいたり兄弟がいたりしてよかったなと思えました
今のところ、私の中で一番泣いた作品ですね。1位、2位を競うほどの名作だと思います

投稿 : 2020/01/28
閲覧 : 261
サンキュー:

9

ネタバレ

らむね さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

評価が難しいアニメ

にわかアニオタなんで、今さらのレビューです。
京アニ歴で言うと、ユーフォで初見「マジすげえ」、次にヴァイオレットで「もっとすげえ!」、さかのぼってけいおん・氷菓・たまこ・中二病などなど夢中になって視聴しつつ、ようやくclannadまで来た、というおっさんでございます。clannadとafter storyと両方観ました。

星の数、難しかったです。

物語3.5
感動のストーリー、泣きアニメ大好きです。でも話数長いですよねえ。ストーリーの要旨は{netabare}「嫁の死・生への絶望・娘との出会い・娘の死・からの大団円」とまとめられると思いますが、その最初の「嫁の死」がなんと16話(22話中){/netabare}なんですよねえ。誤解を恐れず言えば「15話までが日常パート」。もちろん必要な話だという意見も分かります。それがあるからこそ後半の感動につながるのだということも。しかし深夜アニメ視聴が2010年代中心である私にとっては、良く言ってじっくり、悪く言えば冗長すぎるストーリーです。
時代でしょうねえ。clannadと合わせて4クールですが、いま同じ物を作ろうとすれば2クールでしょう。「長いアニメを長く作れる時代」だったように思います。

作画3.5
これも点数が難しい。なぜかというとキャラデザがアニメアニメしすぎていて好きじゃないんですが、アニメーションそのものは当然の京アニクオリティで最高なんです。(2+5)÷2=3.5 ってことで。このキャラデザも原作ゲーム通りとはいえ、時代ですかねえ。

声優3.5
これも作画と同じ。一流の声優さんが一流の芝居をしているのはわかります。しかしここまでの「萌え声」をされてしまうとどうも私には・・・。
(5+2)÷2=3.5 です。こういう演出も、時代ですかねえ(←何度目w)。

総評して、観るのが遅すぎました。リアルタイムで観たかった作品です。

投稿 : 2020/01/07
閲覧 : 342
サンキュー:

7

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

クラナドは人生ゲーム

感動するったって主要キャラ二人も、
しかも主人公の奥さんと子供が死ぬて
ともやが不憫すぎる・・・・・(ToT)

と思ったら最終回で大どんでん返し来ましたね。
まあ作中の平行世界の話や
少女とロボットの話が
伏線になってたのは分かるけど。

ちょっと狐につままれた気分になったので
最終回だけ2回観ました。

解釈は色々あると思うけど、
原作はゲ-ムという事で
一回プレイして上手くいかなくても
また最初からプレイし直せるという、
ある意味ゲ-ムらしい最後と
言えるかもしれない。

ただ実際泣いた場面は多いので
評価は高めです。

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 376
サンキュー:

13

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人生(半生)を描いた秀作

CLANNAD AFTER STORYは,クラナドを
含めて「人生」「家族」のあり方を
少々のギャグ要素と個人のあり方と恋人の様子を
描いたとても「珍しい」アニメだと思います。

後半は,岡崎朋也と渚の人生を中心に描いていきます。
正確には半生かな。

高校卒業から,就職,プロポーズなど
いわゆる「日常」アニメでの他の作品が全部
軽く飛んでしまうぐらい重圧感と刹那があります。

この作品を見て,もやもやするのは
私の身の回りにも,若くして夫を失った
私の子どもの保育園の先生や,

妻を癌で亡くして(子を残して)後を追った
元同級生を思い出すからです。

若い人は,結婚したくともお金がない
世の中になっているようですし。

結婚も選択できる時代になり,
一人で生きていく決心をする人も
肯定したいです。

また,結婚しても,子どもを持てない夫婦もいます。
(不妊夫婦は何組かに一定の割合でいるということですし)

世の中,みんなが必ずしも,絵に描いたような
ルール通りに,うまくいくということはありません。

話がそれましたが,つわりの話や,
妊娠〇カ月の話が出てくる,アニメが他にあるでしょうか。

そして渚の体の弱さを描いたところや,
出産後の渚の死など泣き所いっぱいの
話になってしまいました。

子育てについては,朋也が子育て放棄
してしまうくだりに賛否両論あるとは思います。
私は,何もかも投げ出してしまいた気持ちになるのは,
仕方のないことだと思います。
(のちに,引き取って育てる決心をしたのは立派なことですが…)

実際,大切な人を失って苦しむ人を
見てきました。平均寿命の半分以上を
生きているといろいろ体験して,
考えてしまうものです。

汐の死後,現実世界から幻想世界へと移動し,
少女から「人の願いを叶えて光の玉を集めると願いが叶う」
という話を聞き,朋也は,
もう一度現実世界へと戻ってくることになります。

やり直しがきく「人生」ならば,誰しもが
ある時から(幸せを感じる時)から
リセットするのでしょうに。

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 227
サンキュー:

13

ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

昨日まで すぐそばで 僕をみていたよ

タイトルはAfterのOP、時を刻む唄の一文ですが、
心に突き刺さる歌詞だなと思いました。

前半は
芽衣ちゃんが兄を心配する話や、
有紀寧ぇのお兄さんの話や、
美佐枝と猫の話など、
心温まるストーリーで良かったです。

後半からは名作と言わざるをえないです。

13話、
結婚の話がしたいがアッキーは聞いてくれない。
野球でアッキーの球を打つことができたら、
渚との結婚を考えてやると言われ、
何度も挑戦して、とうとう打ち返したその瞬間、
朋也はすぐにアッキーのもとへ走り、
『渚と結婚させてください!』
と土下座して頼み込みます。
ジーンっときちゃいました。

16話、
母体に負担がかかり命の危険が高い中、
渚は新しい命を選びました。
汐ちゃんを、朋也を残して‥‥。
朋也が、
『汐の授業参観とか運動会とか家族でやるんだぜっ』
って渚に話しかけてたシーンで、
涙腺崩壊しました。

18話、
離れて暮らしていた、汐と二人旅行に行くことになります。
その道中で朋也はロボットを買ってあげます。
その後目的地に着いて、汐は菜の花畑で遊ぶのですが、
買ってもらったロボットを無くしてしまって。

朋也はまた売店で買えばいいと言った時、
『あれ、一つだけだから‥‥。
選んでくれて買ってくれたモノだから、
初めてパパが‥‥』
『大切なモノ無くしたから悲しい。
パパ、あのね。
もうね、我慢しなくていい?
早苗さんが言ってた。
泣いていいのは、おトイレかパパの胸の中だって。』

もう涙が止まりませんでした。
やっと親子の関係になって良かったって。
加えてBGMの威力が凄まじい。
同じシーンを3回みて、3回泣ける最高のシーンでした。

19話、
早苗さんは5年間汐の育児をすることで、
渚の死の悲しみを紛らわせてきたけれど、
隠し通してきた渚への悲しみが、
渚の想い出と共に泣き声となったシーン。
これも涙腺崩壊してて。

朋也の父親に挨拶しに行ったシーンでも、
一人で朋也を育てることで、
様々な事を我慢し、そして失ってきた。
朋也も自分の道を自分で歩めるようになって、
育ててくれた父親にもう休んでくれよと、
あとは故郷に帰ってゆっくり暮らしてくれと、
そう言った時、
『もう‥‥いいのだろうか。
おれは‥‥やり終えたのだろうか。』
この父親の言葉でも、涙が止まらなくなりました。
壮絶な過去を思い返し、
この人生に意味があったのかと、
そう問い詰めているようにも感じました。

最終話、
幸せの結晶である光の玉が集まって奇跡が起きる。
渚も汐も居なくなった世界から、
3人が共に歩める平行世界へ。
この終わり方には賛否ありますが、
私としては、街を巻き込んで終るハッピーエンドで
良かったのではないかと思っています。

最高に泣ける物語で★5とします。
百聞は一見にしかずとも言いますし、
是非観て欲しい作品です。

投稿 : 2019/11/19
閲覧 : 314
サンキュー:

29

ネタバレ

連邦の黒い悪魔 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメの基準はこれ

「クラナドは人生」と言う名言を作った神アニメ。
私見ではこれを超える神アニメはまだ出ていないと思う。
人生って何だろう?
幸せって何だろう?
そんな問いに1つの答えを出しているようなアニメ。
そして、今では考えられないような豪華な声優陣。 特にこおろぎさとみさんの演技は最高です。
1つだけ難点を挙げるとすれば、最後どうゆう事?? となった人が多いようですが
もしわからない方がいるようでしたらサイトで考察しているところ、解説しているところがあるので、そちらを参考にするといいかもです。

視聴していない人。 絶対に見て多くべき作品ですよw

投稿 : 2019/11/13
閲覧 : 257
サンキュー:

6

ネタバレ

アニメ好きなオタク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく泣けます

泣けるアニメと聞いて、とりあえず2日くらいに分けて全話見ました。元々涙腺が弱く、よく泣くのですが、これはBOXティッシュを使い切る勢いで泣きました。まず6話の美佐枝のお話で泣きました。
勿論その後の渚が息絶えてしまうところも泣けるのですが、渚が亡くなった後、娘の汐との話も泣けます。汐にママ(渚)の話をしようと回想で制服を着た渚が映り、朋也が泣き、視聴者の私もガン泣き。作画もさることながら、朋也役の声優の中村さんの演技も凄かったです。
最後奇跡が起きて、渚の生きている世界、汐が生きている世界が見られた時は嬉しくて2度見返しました。
CLANNADは人生、というどこかのCLANNAD好きの方が発した言葉だけは知っていて、話をようやく知りましたが、決して間違いではない言葉だなと思いました。

投稿 : 2019/11/03
閲覧 : 258
サンキュー:

8

ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

家族の想い

半年以上の時間をかけて、クラナド、クラナド アフターストーリーの視聴を完了した。

先に、“中二病でも恋がしたい”を観ていたことや、“ことみちゃん”の両親の話を含めて、平行世界を絡めてのドラマであろうと言う予想はあった。
取り留めもなく連続するミニストーリーの数々、シュミラクラの如き記号化されたキャラクターと名前を一致させるのに苦労させられたこと、繰り出されるプロレス技等々、違和感が無かった訳ではない。
それでも独特の雰囲気に魅せられ、そうこうするうちに、“クラナド”は終わってしまったのである。

そして、“アフターストーリー”である。
前半は、同じく、淡々と話が進んでゆく。
不穏な影をはらみながら・・・。
そう、渚ちゃんはフラグを立てまくるのである。
一気に落ち着いて観ることができなくなり、半年の時間をかけて感情移入してきた者にとっては、辛い気持ちが募るばかりとなった。
私の頭の中では、張られた伏線を、何とか自分なりに回収し、救いを求める作業が続くことになる。
ここでの現実は容赦なしだ。渚ちゃん、汐ちゃんにそして家族に辛い宿命を科すことになる。
しかし、このような心がかきむしられる状態での最終回、心暖まるラストを持って来てくれたことに感謝を述べたい。

伏線は綺麗に回収され、そこに一部の安直さも感じることはなく、見事な救済の物語の完成だ。

ここで、若干の考察を加えたい。

CLANNAD はアイルランドを代表するフォークロックバンドだ。
ウィキによると、彼らが海岸の街“グウィドー”、ゲール語でGaoth Dobhair(入江)出身であることからClann(家族)と合わせて、Clann as Dobhair (入江から来た家族)を縮めて名付けられたそうだ。
なんと、このアニメのタイトルにぴったりではないか!
入江に生まれた “渚” は、寄せては返す波 “汐” の働きかけによって救われるのである。
その波は、“ことみちゃん”の話に従えば、余剰次元を通じて伝わる平行世界の願いである。
最後は、あらためて、街の願いが天に登って行くのだ。
そこには相互に響き合う、慈愛に満ちた世界が確かにある。

(補記)
蛇足になることを恐れずもう一点付け加えたい。

風子ちゃんと朋也くんの共通点である。

風子ちゃんは事故で植物状態であった。姉に対する想いの強さは余剰次元を通して現れるのである。これは、“クラナド”でのお話だ。
確かに姉は、そこに風子の存在を確信するのだ。
結婚式を共に祝うことで昇華された風子の“想い”は、“アフターストーリー”での自身の覚醒につながるのである。

一方の朋也は、滅びようとしている世界で、自身はブリキのロボットとして娘の汐を救おうと願っているのだ。
ここで一捻りが入ることとなる。
世界の消失と共に消える(ロボットに仮託された)父親に対する感謝は、もちろん自分を生んでくれた母親である渚に対する想いと同じだ。これこそが朋也と渚のアフターストーリーでの出会い、桜の坂での再会につながることになる。

風子には“クラナド”での記憶はない。残っているのは嗅覚かな?
再び動き出した時間の中で、朋也、渚、汐にもその記憶はないはずだ。

そう、アフターストーリーは大団円を迎えるのだ。

投稿 : 2019/10/28
閲覧 : 318
サンキュー:

15

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

家族愛の理想系

そういえばレビューを書いてなかったので^^; 
{netabare}
1期では、主人公「朋哉」に助けられ、「渚」がちっぽけな勇気を振り絞る物語。
このAfter Storyでは、渚が朋哉を支え、様々な視点から「家族愛とは何か?」を懸命に訴えた作品です。
{/netabare}
何か辛いことがあったとき、死にたいと思ったとき、この作品を見て「人生良いこともあるはずだ。こんな風に自分を犠牲にしてまで守りたい存在と出会いたい」と勇気づけられました。

◎朋哉の家庭環境について
{netabare}
流石、原作がKeyだと感じるほどリアルに書かれています。程度は違いますが、私も自分の両親によって人生を滅茶苦茶にされ、病気になってしまった経験があります。

そう思うと朋哉は父「直幸」を赦し、親子として理解し合ったことに、自分の中では大きな衝撃と言いますか、大変驚いたシーンでした。

朋哉と違い、私は父を赦せずに絶交したからですね。個々の家庭で状況も人間関係の深さも、親子としての日頃の付き合い方も違ったわけですから仕方ないのかも知れません。

また、朋哉が何もかも投げ出したシーンを見ても、実際に親が原因で「家庭」の温かさも経験できず、その上最愛の人を失ったときの絶望感も計り知れません。この辺りも、共感して泣いてしまったシーンでもあります。
{/netabare}

◎ストーリーについて
{netabare}
私はストーリーについては、「あまりにもリアルすぎて直視出来なかった」シーンもありました。
このレビューを書く以前に、何やらストーリーに関して否定的な意見が飛び出し喧嘩?のような事態が起こっていたようですが・・・

私も子供時代から「朋哉」と似たような家庭環境で育ってきた事もあり、
作中での彼(朋哉)自身の葛藤、特に「ちょっとした事でキレやすくなる」「気力が無くなり何もかも嫌になる」といった状況に対し

「甘え」とか「ゆとり」といった差別的な思考で批判する人間も少なからずいる事は事実です。

ただ、皆さんはこのような発言をする彼らに対して、感情的に攻撃するような事はしないで欲しいです。

「苦しいのに誰に助けを求めて良いのか分からない」「家族に悩みを打ち明けたいのに、何も言えない」という苦しみは、経験した人間にしか分かりません。私も経験したから言えることですが、「思春期の子供」が親に言いたいことが言えない。悩みを打ち明けることが出来る「家族」がいない苦しみは想像を絶する状況です。

ネガティブなことを沢山書きましたが、この作品では「肉親だけが家族ではない」ことを教えてくれました。たとえ血が繋がっていなくても、初めは何となく知り合った関係の人であっても・・・。
{/netabare}

≪感想≫
このレビューでは、主人公目線のことしか書いていません。他にも書きたいことは沢山ありますが、情報があまりにも多いので。

私にとっては、この作品のストーリーは刺激が強すぎて「苦しくて直視できない部分」が多かったです。それだけ、主人公「朋哉」が感じた絶望感というものが想像を絶していたか分かるからですね。

この作品を見て「良かった。感動した」と感じる方は、今一度感じて欲しいです。

「父親と母親がまともで、普通に生活を送れている」ということが、どれだけ幸せであるか・・・。

投稿 : 2019/10/02
閲覧 : 176
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CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリーのストーリー・あらすじ

『CLANNAD ~AFTER STORY~』は、「CLANNAD -クラナド-」の第2期シリーズ。「世界の終わりは悲しい色に満ちていた」あの感動のストーリーが再び――。制作は第一期に引き続き京都アニメーションが担当し、脚本も引き続き原作ゲームの大ファンと公言している志茂文彦氏という、黄金タッグで作られている。(TVアニメ動画『CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年秋アニメ
公式サイト
www.tbs.co.jp/clannad/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/CLANNAD_%28%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%29

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