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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐(アニメ映画)」

総合得点
87.7
感想・評価
531
棚に入れた
2628
ランキング
143
★★★★★ 4.3 (531)
物語
4.2
作画
4.6
声優
4.2
音楽
4.2
キャラ
4.2

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

僕の人生は何もない。 もし、唯一すばらしいものがあるとすれば――。

2019年劇場公開アニメ。

代筆を通して成長していく少女の物語。

アニメ全部見てから見ないとわかりにくいかもね、まぁ外伝だから新規のお客さん向けではないかな

ほんと絵がきれい。これが京アニの本気ですわ。

{netabare} イザベラが一人称「僕」で、秘密を隠してるみたいなこと言ってたから男の子なのかと思いました、ほんとすいません
元々自分の名前だった「エイミー」が二人をつなぐことばになる、別の意味を持つってなんかいいよね
本編では親子回で泣いたし、今作も家族関係のお話で泣きそうになったから俺こういう話に弱いわ… {/netabare}

あの火災事件を風化させないためにも、是非見てもらいたい作品です

劇場版が公開延期になってるけど俺は絶対見ますしいつまでも待ちます。

投稿 : 2019/10/04
閲覧 : 235
サンキュー:

12

ネタバレ

わいるどめろん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

TVシリーズがいかに凝縮しているかわかる

さすが京アニといったところでしょうかとにかく作画と音楽は抜群に良いですね
それだけでも映画を見る価値はあるんじゃないでしょうか

TVシリーズをみて自分がこの作品に求めているものは泣けるって要素で
どんなに王道で面白みがなくてもそれが良いと思えるほど作画と音楽が
TVシリーズにはありました、しかしこの映画ではどれも中途半端なきがします
主役ヴァイオレットは進行役においてでもエイミーとテイラーをもっと掘り下げた方が良かったんじゃないかと感じました、ヴァイオレットととエイミーの学園の生活とかカット候補はあったんじゃないかと感じた、学園の生活は特典の小説のために残した感じたした。テイラーのエイミーにもっと重点を置いていれば二人の別れと直接あってないけど出会いのシーンがもっと際立つ気がします、幼少時のテイラーの文字も書けない喋れない話せないをもっとうまく使えればもっと感動=涙の方式が成り立つ気がしました

とりあえずまとめると作画音楽はとにかく素晴らしい、TVシリーズは24分
の尺がありとんでもなく凝縮されていて最高の作品って気付かされました
映画は薄いカルピスのようにいろいろと引き伸ばした感が否めないです

投稿 : 2019/10/04
閲覧 : 182
サンキュー:

9

やまじい。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やはり美しい

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」TVシリーズを一気見した翌日に劇場で見ました。
とある姉妹の愛が中心のテーマになっており、手紙によって救われていくお話です。
タイトル通り、やはり美しいアニメでしたね。

これは外伝ということで、劇場版は現在鋭意制作中ということです。
来年2020年にはまた会えますね!期待!

投稿 : 2019/10/03
閲覧 : 180
サンキュー:

8

Hanyaaaan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前評判が高いだけに正直ガッカリ

この内容で劇場でやる必要ある?
作画と音楽はスゲェって思ったけど、映画ってそれだけではないと思う。

時間も映画にしては短めだし、原作があるからしょうがないけど、ストーリが稚拙。

最近は円盤で集金できなくなった為か何でも劇場版にしているけど、今回はガッカリです(響けがよかったのは原作の違いかな)。

京アニの放火報道で評価が甘くなってるんじゃないかな。
1800円の価値はないね。

まあ、ネガティブな意見を持つ人もいるって事で。

投稿 : 2019/09/29
閲覧 : 193
サンキュー:

7

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

京アニファンならずとも観るべし!

序盤の印象は何時も通りのもっさり感、
それは仕方ないとしても今作は視覚からと聴覚からの情報がちょっと噛み合わない、台詞が無いと行動動作が理解し難く感じた、「脚本・演出」と「絵コンテ・作監」の意志疎通が図られて無いかの如き印象。

中盤以降を観て、
作画は映画としては物足りなさもあるがTV 版同等位の水準は保っていた、その作画班の頑張りに文字家が答えきれてない、特に脚本と構成は猛省すべし。

総評、
とはいえ今作は外伝ということだし、
来春?の本編映画版への布石と捉えれば由、何だかんだ言っても他社作品と比べ十分水準は高い。

寄付程大げさではありませんが、劇場にお金を落とすだけも制作会社の糧になります、いちアニメファンとして劇場に足を運びましょう。

投稿 : 2019/09/28
閲覧 : 328
サンキュー:

25

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

教え授けることで得られる物の大きさ

私はTVアニメでは折り合いに苦しんだ方でしたが、
それが嘘のように本作では引き込まれ感動できました♪

原作小説外伝のエピソード一編をジックリ掘り下げた構成も然る事ながら、
今回感じたのは映画館ってやっぱり物語世界に没入できる素晴らしい空間だな~と言うこと。

私は公開一週目に『響け!ユーフォニアム』聖地巡礼の帰りに
京都MOVIXにて劇場鑑賞しましたが、
私の地元の映画館よりは設備も充実していたのでしょう。

例えば{netabare}ヴァイオレットにテイラーへ文字を教え、心を伝えよと促すように、
煌めく少佐のブローチ{/netabare}とか、
TVアニメ視聴時の集中力では見えていなかったであろう、
文学的、絵画的な作画表現まで、今回はハッキリと見え、心を揺さぶられました。

さらに音響構成に関しても、今回は私の心にフィットしました。
朝の小鳥の囀(さえず)りや、ランプが熱で軋む音など、
微細な効果音まで良く聞こえ、臨場感がアップしました。

ただ、私の記憶が確かなら、TVアニメ版でもランプの軋む音なんかは
鳴っていた気もするんですよね……。
どうやら私はTVアニメ版で見落としている物だけでなく、
聞き逃している音も相当あるようですw

TVアニメ版の音響については、BGMやED主題歌がうるさすぎるのでは?
との感想も散見され、私も首肯する部分があったのですが、
今回はこれまで聞こえていなかった音まで拾えていたからなのか、
大音量上等の映画館だったからなのか、
効果音やBGMの強弱にメリハリがある、納得できる音響構成に感じました。


シナリオ全編を通じて、知識や心を伝える事で、教えられた者が救われるだけじゃなく、
教え伝えた側にもかけがえのない縁や、心の成長と救済がある。
という温かい連鎖に胸を打たれました。

特に{netabare}ヴァイオレットがイザベラの教育係を終えた後、
将来も含む、料金の受け取りを辞退したやり取りから、
プライスレスな心と友情の温もりを得たと言う、確かな手応えを感じた{/netabare}シーン。

大体、私のように自己責任やら何やらで心に火傷を負った人間は、
俺の知識や経験は私有財産。提供は金や地位と引き換え。
などとウジが沸いたような浅ましい邪念に取り憑かれており、
チョットやちょっとの説教では心が動かないのですが、
そのシーンとこの後、巡り巡って来た縁を観て、
私も流石に考え方を改めなければならないと思い直しました。


物語後半では、鋭意制作中の完全新作劇場版に向けて、
戦後、社会が激変し、手紙の存在意義も薄れて行く中でも、
消えない想いがある……。
と言う、アニメ版のフィナーレを見越した構想の一端も披露され、
今後に期待が膨らみます。


当初、今週までの限定公開予定だった本作ですが、
好評につき、四週目以降も引き続き上映するとのこと。
未見の方にも是非、できるだけ設備の整った劇場で鑑賞して欲しい。
本年度屈指の感動作です♪

投稿 : 2019/09/23
閲覧 : 537
サンキュー:

48

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3週限定がもったいない!!しっかり劇場版していた良作品。

朝一で観てきました!!
外伝ということで60分程度のOVAと思っていたんだが、実際は90分の映画だった。

内容は外伝ということもあって、キャラの紹介などはなくいきなり始まっていた。
だけど、アニメ本編とそれほど関連性はなかった。
キャラのことや背景などを簡単に観ていれば誰でも作品になっていたと思う。

物語は、ある姉妹を両方のサイドから描いた家族愛のお話。
もちろん、感動する系。
泣けるポイントは主に2カ所かな?
ちなみに、涙腺ががばがばな私はもちろん両方泣きました。
映画館でも、至る所からすする声が聞こえてきたのは少し面白かったw

もう一つ見所としては、アニメよりも時代が進んでいてが街発展していたところ。
次の劇場版のPVで、技術の進歩に伴い物が変わっていく中でヴァイオレットはどうするのか?、みたいな感じだったのでいい繋ぎにもなっていたと思う。

キャラや作画、音楽に関しては今更言う必要もないだろうが一応言うと、
「流石、京アニ!」といった感じだった。
背景は丁寧に細微まで描かれていて、とにかく美しい……
キャラの瞳がキラキラしているのも、特徴かな。
劇中のBGMも好きだな~
主題歌はアニメのEDが嫌いな人には不満が出そう。
私は今回もアニメでのEDもよかったと思う。

総評としては、ヴァイオレット・エヴァガーデンが好きな人なら観て損は無し!
文句なしで面白かった!!
外伝でこれなら劇場版の方はどうなってしまうのか……
とても楽しみ!!

投稿 : 2019/09/22
閲覧 : 658
サンキュー:

33

ネタバレ

富士山 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心温まる姉妹の物語

京都アニメーション放火事件から約2ヶ月が経過した。
多くの方がこの事件に対して怒りや悲しみを覚えたであろう。
この作品にはそんなやり場のない悲憤の気持ちを和らげてくれるメッセージが込められている。

イザベラは、良家の子女のみが通うことを許される女学校に通っていた。
ただそれは彼女の意思ではない。
大切なものを守るために交わした、父親との契約を遂行するためである。
そのため彼女は未来への希望や期待を失っていた。
そこに教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァガーデンが現れる。

イザベラに対してのヴァイオレットの優しさや姉妹の手紙を通じての交流。
心を温めるメッセージがこの作品には散りばめられている。

名前を呼ぶだけで絆を感じることが出来る彼女らに嫉妬してしまうのは私だけでは無いはずだ。

投稿 : 2019/09/22
閲覧 : 191
サンキュー:

14

ネタバレ

頑張って見る蔵 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

映像美に感服。

感動できるかは絶対に人それぞれなのですが、
光の描写や対比、カット割りの隅々にいたるまで虚構だからこそできる美しい表現が目にとまります。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界観は本当に戦争を乗り越えた人々が築く優しい世界なので、
その世界を生かした丁寧な作品作りが素敵だと思います。

投稿 : 2019/09/20
閲覧 : 195
サンキュー:

13

ネタバレ

わっさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

濃厚な2時間を是非

まず、本編のように絵がものすごく綺麗でした。なので背景なども一緒に集中してみると良さが倍増します!
ストーリーも前半だけで、ものすごく時間が経ったように感じたのに、後半もまだあるといったような体感時間長めに感じることができます!
他のレビューで本編を見ないでも大丈夫と書いてありましたが、個人的には本編13話を鑑賞してから行くことをお勧めします!時間がなくて本編を見られない方は見ないで行っても十分楽しめると思いますので是非ご覧になってください!!

投稿 : 2019/09/20
閲覧 : 166
サンキュー:

14

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

少し席が空いてきたであろう今日9/20観てきました。席状況は1/3〜1/4くらいの席が埋まってた感じでした。

僕は本編観てないです。(この作品と本編の時系列逆で本編を近いうち観ようと思います。)
とはいえ全く無知識だとついていけなかったらどうしようと思い、アニこれ利用してネタバレなしレビューを2.3件読みました。本編も同じく。
さて、僕はヴァイオレットの素性的なものは知りませんが、作中でもわかるようになってましたのですぐに物語に入り込めました。レビュー読む必要なかったです。スッと入っていける内容になってました。
本編観てないので本編から入った方がいいのかどうかはわかりません。

{netabare} ヴァイオレットエヴァーガーデンというアニメは噂に違わず美しく、優しい物語でした。
この映画の中に確実に一つの世界があると言える物語です。
美しいのは何も作画に限った事ではありません。(作画ももちろん美しいのですが)この作中の人の心が美しかったのです。そして優しいです。
やさぐれてかけてるそこのあなた!やさぐれきる前に観て下さい!優しさを取り戻せますよ?!

今回の主役は誰になるのでしょうか。ヴァイオレット?イザベラ?テイラー?はたまた師匠?
皆んなが主人公のようでした。
皆んながしっかりと役割を持って一つの物語を優しく、美しく作ってくれた作品でしたね(^^)
皆に主演女優賞、主演男優賞をあげても問題なしですね!

配達ってそうなんですよね。作中の通りだと思いました。
{/netabare}
ED曲まで美しいので最後まで感傷に浸る事をお勧め致します。声優さんは詳しくないですが間違いなく作品に合った声をされてました(^^)

投稿 : 2019/09/20
閲覧 : 162
ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

血を超えた愛の力

甘い評価かもしれないです。それでも満点をつけたかった。だから付けた。

内容は90分。驚きました。正直なところ、前半部分ぐらいで90分の内容がありました。そしたら後半があるんだもの。濃い物語でした。

作画、物語、音楽は文句なしです。

演技で驚いたのは、テイラー役の悠木碧さんの幼い演技もさることながら、エイミー役の寿美奈子さんです。彼女が心を開く前と後で明らかに声の形が変わります。ぎちぎちなかしこまった声から、妹に心を開いたような声に変ったところにビビりましたね。ヴァイオレットが少しずつ優しくしてくれたのでしょうね。



さて。物語は大きく分けて二つ。そして主軸となる人物は4人。カギとなる言葉はエイミー。イザベラの昔の名前。

前半はヴァイオレットとイザベラの物語。
女学校にとらわれた人生をおくるイザベラ。そこに父からの命で家庭教師として派遣されたヴァイオレット。そこから物語が始まります。
とらわれた自分とは対照的に思えたヴァイオレット。どこへでも自由に飛んでいる鳥のように思えたのでしょう。

しかしヴァイオレットの過去を聞いていくうち、そして自分が呼吸器の病に苦しんでいるときに近くにいてくれたことをきっかけに心を開いて妹の話をしてくれます。

彼女には、ヴァイオレットに対して恋のような愛が見えた気がします。憧れでもあったのでしょう。綺麗で完璧のように思えた。だから彼女の過去を知り、友達になりたくなった。

イザベラはヴァイオレットに出会って、エイミーの頃の記憶を強く思い出すことができたのでしょう。

そしてヴァイオレットに手紙を頼みます。エイミーに対する愛。
しかし、もう彼女はエイミーではない。だから彼女は。
「寂しいときはエイミー」そう呼ぶように手紙に込めます。

それを、その幸せを届けてくれたのがベネディクト。

そして。
後半はベネディクトとテイラーの物語。


テイラーが手紙の配達、郵便配達人になりたかった理由。
テイラーの言葉、「幸せを届けてくれた」 自分もなりたい。にいにのように、いや、師匠のように。
それがベネディクトだった。そんな彼にエイミーが手紙を託す。数年越しに。


「わたしはテイラー。エイミーの妹です。」

涙が止まらなかったです。

また一人前になったら、会いに行く。そう願いを込める。



{netabare} 忘れてるだけかもしれないですが、後半はほとんどオリジナルというか、前半の物語に足してくれたんだと思います。覚えてないだけかもですが。 {/netabare}



暁先生の言葉、大好きです。本を閉じた…ry

二人の絆。これが外伝のテーマ。

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 225
サンキュー:

23

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本当に楽しめました

正直、冒頭では「よくある わがまま姫の物語か」と感じていました。

ところが、徐々に明らかになる過去が現実にかぶさるように迫ってくるストーリーでした。

妹のためを思って「かごの鳥」を選んだ姉と、淡い思い出しか知らない妹の物語は、本当に心を打ちます。

そして、最後に流れる曲のタイトルが「エイミー」
終演後はサングラスをかけて退出しました。

素晴らしい背景と人物の動きの京アニクオリティも「さすが」としか言いようがありません。

余談ですが、こちらの外伝では、ヴァイオレットちゃんはすでに超人のように描かれていますが、テレビ版などで彼女の壮絶な過去を理解しておくと、より感動できると思います。

投稿 : 2019/09/18
閲覧 : 267
サンキュー:

36

砂カモメ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まずはTVシリーズ

大まかな設定だけ頭に入れれば、TVシリーズ未視聴でも話の筋を理解することは出来る。
しかしこの劇場版から入るのはあまりに勿体ない。
TVシリーズを視聴してるか否かで、この劇場版を鑑賞した際の感想は大きく変わることだと思う。

投稿 : 2019/09/18
閲覧 : 188
サンキュー:

11

ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

郵便配達員が運ぶもの

TV版視聴済み
外伝ですが、本編を知らなくても
楽しめる内容になっていると思います。
(まぁドールって何?とかはあるかもですけど)

お話のざっくり概要
自動書記人形サービスのドールのヴァイオレット
お望みならどこにでも駆け付けるとの事で
今度は富豪の親から依頼を受けて
イザベラという女学院に通う娘の家庭教師をやる事に
次の舞踏会的な所に向けて訓練
なんというかボールルームへようこそな感じ
牢獄と揶揄された女学院は全寮制みたい「ごきげんよう」
そんな感じ

物語は本編と切り離して楽しめます。
前半と後半で主軸となるキャラクターが変わります。
前半は未来が閉ざされ、置き去りの過去を思うお話
後半は未来を夢見て、思い出を抱いて前に進むお話
その二つを結ぶ、魔法の言葉が込められた手紙
詳細は是非、劇場に足を運んで観て頂ければと思います。
二つのエピソードの対比と、それを結ぶ手紙
構成力が高くて、最後まで物語の世界に引き込まれます。

作画は凄く良いです。TV版から良かったですけど
ここぞ という所は本当に丁寧に丁寧に表現してます。
光、ハイライトの表現が凄く綺麗です。
ヴァイオレットちゃんの美しさにはほんと見惚れますよ。
後悔の色あせたシーン、期待に満ちた色鮮やかなシーン…
色彩もシーンに合わせて工夫されてて巧い構成でした。
劇場で見るに値する見事な仕事をみせて頂きました。

声優も凄く良かったです。
前半メインの寿美菜子さん
後半メインの悠木碧さん
どちらも素晴らしい演技でした。
悠木さんはやっぱり子役をやらせると巧いです。
{netabare}
特に二人が引き裂かれるシーンの泣きの演技は凄かった
{/netabare}
心を鷲掴みにされるような演技から
心の糸が解けていくような演技まで
幅広く、あと時の流れを感じさせる演技も素晴らしい

主題歌は茅原実里さんの「エイミー」
みのりんの歌はストレートでやっぱりいいですね~
歌詞の中で特に印象的だったのは
「届きますように」
「幸せ運びたい」
です。
エンドロールを見ながら必死に涙を堪えてました。
素敵な作品をありがとうございます。
確かに受け取りました。

キャラはメインの二人によっていますね。
モブはモブって事でメリハリが効いてます。
{netabare}
「ごきげんよう」の人はもう名前思い出せません(苦笑)
閉ざされた未来の表現とヴァイオレットの引き立て役
なのかな?
ただ、普通に友達になりたかった的な表現は良かった
でも皆まとめてヴァイオレットの美の引き立て役ですw
{/netabare}
ドールのメンツは本編をみてないと分からないかも?
{netabare}
ドールも花道は人それぞれですよね。
{/netabare}
配達先も物語や舞台背景の補強に使われてます。
{netabare}
電波塔を気にしているばーちゃんは
戦争が終わってからの時間経過を表現する為に使われ
祖父からのプレゼントを受け取った男の子は
テイラーの幼さの補足に使われてます。
{/netabare}
何気ないモブも余す所なくすべてを主軸に添えてますね。

ちょっと思ってた事追記
{netabare}
エレベーターを新兵器呼ばわりする所はちょっと面白かった。

ヴァイオレットのセリフで特に印象的だったのは
{netabare}
「受け取りたくありません」
{/netabare}
です。
自分の感情に戸惑いながらも
はじめて友達としての反応を見せた時に
ぐっと心に刺さる物がありました。
{/netabare}

至る所でセンスと匠の職人技が活かされている作品
是非、劇場で郵便配達員が運ぶものを観て下さい!
本編を見逃した方にもオススメしたいです。
続編も鋭意作成中との事で凄く楽しみです!

投稿 : 2019/09/17
閲覧 : 538
サンキュー:

46

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2段階でグッと感じるものがあるな。

【ストーリー・キャラ】

話はTVアニメのときと同じテイストです。あれよりも長い1話を見ている感じ。

主要キャラはエイミー、テイラー、そしてヴァイオレットといった具合。
簡単に言えば序盤エイミーパート、中盤テイラーパートになっていく流れ。

もちろんメインはヴァイオレットちゃんですが、序盤は回想などもあってエイミーが主観で進んでゆきます。
エイミーの生い立ちとかテイラーとの出会いとかその他諸々。そのあたり掘り下げて盛り込んだ結果、90分に延長した『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』というアニメの1エピソードを見ているようでしたね。

ただTV版のいくつかのエピソードと比べて心理描写が少し難しくて考察要素になってた気がする。今までよりちょっと深い印象を受けましたね。
テイラーが幼いとか手紙の内容とか、深いと感じた要因は色々ある気がします。
もちろん、やっぱり今まで通り感情むき出しな表情とかで泣けるんですけどね。TV版と違って成長しきったヴァイオレットというのも感情豊かで好き。最も、無感情の当時も好き。可愛い尊い。


とまあ、こういった物語ですので今までのレギュラーメンバーも大半はちょこっとです。
個人的にTV版から数年経ってるのでキャラの雰囲気変わってるのが好きなポイント(笑)


【作画】

素晴らしい。TVアニメ版よりも更に良くなってた気もする。
とても痛ましい事件があった後で、作画を見て感じる、こみ上げてくるものもありました。

映画館の大シアターでじっくり堪能したかったので、あえて見づらい前の方で見ました。首が痛い。
TV版のときも書きましたが、キャラの表情と瞳と髪と服と…色々素晴らしいくて見惚れてしまう。
動作1つ1つの滑らかさ、背景も作品の雰囲気も良くて、色も素晴らしい。本当に素晴らしい。

ここまで来たか・・・というより、もう一生こんな絵見れなんじゃないかと感じるほど。
いつまでも待ちますので。


【他】

あ、原作は未読なので分かりません。個人的に、
ヴァイオレット・エヴァーガーデンというアニメ作品自体、ショートエピソード(アニメ1話)で毎回泣けるスタイルがすごく好きで、TVアニメのときはそこがとても好きでした。
今回は外伝ということで映画は90分。今までの感覚で見たら少々長く感じるかもしれませんね。ためにためて落としてくる。

心理描写とかは上に書きましたが、他に関してはTV版から変わらずに素直に見れるのがやっぱり良かったですね。
伏線がどうとかって深く考察したりする難しさとかは発生しないのが、何も考えずに見れて、素直に演出で泣けるのが本当に好き。


あとは外伝じゃない映画化になりますね。絶対見ますしいつまでも待ちますよ。

投稿 : 2019/09/17
閲覧 : 244
サンキュー:

30

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なぜ『外伝』を謳いながらも90分の長尺を与えられたのか?それは彼女が歩んだ道が世界を広げ続けて、人が繋がり続けてるから、君が自動手記人形としてしてきたことは、消えないんだよ

原作小説の中で未アニメ化だった短篇を扱いながらも、原作とは全く異なる方向へ膨らませた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズ初の劇場版です
今作とは別の長篇映画が2020年1月10日に公開予定でしたが2019年9月現在、公開日未定に訂正されました


貴族の子女とその侍女だけが入学を許された男子禁制の寄宿学校へ派遣されたヴァイオレット・エヴァーガーデン
本職は代筆業だがテレビシリーズ第5話で縁を持ったドロッセル王家からの紹介で、名門貴族ヨーク家の跡取り娘イザベラ・ヨークの家庭教師を依頼される
女学院でイザベラの侍女として身の回りの世話をするが、イザベラは名門貴族のお嬢様とは思えないほど粗暴で無愛想、一人称は何故かしら「ぼく」
周囲に溶け込めないイザベラをフォローするヴァイオレットだったが、むしろ立ち振る舞いが完璧なヴァイオレットはミステリアスな麗人として生徒達から人気が出てしまう
初めはヴァイオレットを疎ましく思っていたイザベラも、同世代のヴァイオレットが実は孤児出身だと知ると心を許す様になる
そしてイザベラは自身の出生の秘密とテイラーという名の妹の存在を打ち明けるのだった…


劇場版でありながら今作の構成はテレビシリーズのソレと特に変わっていないのが特徴です
ヴァイオレットに関わった人々の群像劇、というテンプレートが決まっているのが『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』というシリーズの基本なんです
お話の序盤では必ずその話の主人公になる人物のモノローグから始まります
今作は前半と後半で時代背景が大きく変わるのですが、前半は先述の通り女学院が舞台でイザベラのモノローグから始まります
つまり前半は“イザベラの物語”です


“イザベラの物語”では女学院の耽美な世界やイザベラをエスコートすべくパンツスタイルの正装で、さながら姫騎士の様なヴァイオレットが登場するという、一種の百合モノの味わいを堪能できます
この麗しいヴァイオレットの姿は、第4話ラストの回想シークエンスで亡きギルベルト少佐が名前の無かったヴァイオレットに名前を与えた時に掛けた一言「君はその名が相応しい女性になるんだ」を体現していると考えると感慨深いものがあります


さて、“イザベラの物語”はテレビシリーズの時系列で言うと
【ヴァイオレットがドロッセル王家やシャヘル天文台との関わりを経ている】
【「逢いたい人はいますが、逢えないのです」のくだりからヴァイオレットがギルベルトの死を自覚している】
【ヴァイオレットの感情表現の起伏がそこそこに浅い】
このことから9話以降、12話以前と考えると自然だと思います


そして後半、いよいよテイラーというキャラが登場するのですが、この後半の物語、実はヴァイオレットの同僚で郵便配達人のベネディクトのモノローグから始まります
ですのでテイラーの物語でありつつも、前半と後半を結ぶキーパーソンである“ベネディクトの物語”なんですね
前半と後半の物語を手紙が繋いでるのですが、2つの物語を手紙の配達人であるベネディクトが結んでいるので必然的に“ベネディクトの物語”となるわけです


これ、手紙という題材を上手く用いた上で世界観を広げていると思います
手紙を書く人と読む人の間に、手紙を配達する人が介入するわけです
人間が絡む限りそこに物語が生まれるんだ、というわけです


ちなみにこの“ベネディクトの物語”はテレビシリーズ13話よりさらに先を描いたお話となっています
エリカとアイリス、髪形も変わってさらにめっちゃ可愛くなってますw
あとルクリアも登場します(最高かよw)


さて今作は円盤発売かNETFLIX配信の絡みの関係かと思いますが【9月26日までの3週間限定上映】と銘打っており、おそらくセカンドランは一切ありません
そしてこの機を逃すと恐らく今後一切今作を劇場で鑑賞する術は皆無となるでしょう
テレビシリーズのファンなればこれを劇場で観ない理由は無いと断言出来る作品となっておりますが、描かれているテーマは非常に普遍的なモノなので、テレビシリーズを全く知らない方でも話題の種に1つ騙されたと思ってチェックしてみても良い思うのです
オススメです!
(とか言ってたらありがたいことに一部劇場では4週目以降も上映することが決まったそうです、もう観に行かない理由はありませんね!)


奇しくも第1スタジオで起こった悲しい事件の前日に完成したという今作
京アニでは作品に従事して1年未満の方はクレジットされない慣例があるそうですが、藤田春香監督の意向で作品に携わった全てのスタッフがエンドロールに掲載されます
あの事件は今となってはもう消せない
でも、彼等が作った作品もまた


消えないんですよ

投稿 : 2019/09/15
閲覧 : 835
サンキュー:

36

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今回も小さなスミレが花を咲かせました。

私がバイオレットエバーガーデンに期待していたことは
「小さなスミレが花を咲かせ世の中を幸せにする」物語が観たいと思っていました。
私的には最強少女は必要ないかなぁと思っていますので本作品
その最強少女要素はなくスミレの花を咲かせるストーリーでとても楽しめました。

今回は90分の2部構成ですが一つの作品です。
1部の方が駆け足ではありましたが私は1部で涙が出てしまいました。2部はうっすらの涙ですかね。

物語はいつも通り書きません
が、京アニを気にかけた方は是非劇場にて視聴してもらいたい作品です。
京都アニメーションの良さが判る作品です。
流石の京アニ。
私の期待を常に上回る京アニ。
時間がかかっても次の作品も期待をしております。




因みに(ペペロア)イザベラの花言葉
「ペペロミアの葉は光沢があることから「艷やか」
葉に淡いピンクの縦模様が「可愛らしさ」
葉の形がハートに見えないこともないので「片思い」
と言った意味です。

この3つの意味は好きな人に伝えたい事が詰まっていて、
贈るのにピッタリな花と言えるでしょう。」
とのことです。やりますね京アニ!

投稿 : 2019/09/14
閲覧 : 544
サンキュー:

50

ネタバレ

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エンドロールを観ていて無性に泣けてきた。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝とうことで
ヴァイオレットがC.H郵便社で働きだしてしばらくしてからのストーリ
生き別れた姉妹をバイオレットが手紙によって二人を結びつけるという展開で、1部が姉のイザベラ・ヨーク、2部が妹のテイラー・バートレットの物語という構成になっています。

石川由依さんのヴァイオレット相変わらずよかったです。もう彼女以外のヴァイオレットは考えられない(笑)

本編の「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の公開日が、2020年1月10日から延期になってしまったが、楽しみにしてまっています。


スタッフ
監督 藤田春香
監修 石立太一
シリーズ構成 吉田玲子
脚本 鈴木貴昭、浦畑達彦
キャラクターデザイン・総作画監督 高瀬亜貴子
世界観設定 鈴木貴昭
美術監督 渡邊美希子
3D美術 鵜ノ口穣二
色彩設計 米田侑加
小物設定 高橋博行
撮影監督 船本孝平
3D監督 山本 倫
音響監督 鶴岡陽太
音楽 Evan Call
アニメーション制作 京都アニメーション
主題歌 「エイミー」茅原実里
製作 ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
配給 松竹

投稿 : 2019/09/13
閲覧 : 334
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20

ゆい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

映画館で観れたー!

映画館でみれて嬉しいー!
泣いた。テレビアニメのときよりも良かったかも。
期待を裏切らない。相変わらず画が綺麗、内容いい、主題歌もめちゃくちゃよくて大満足。
全てにおいて完璧じゃないですか。
姉妹の絆、友達の絆すてきだった。
なんか、世界名作劇場をおもいだした。

投稿 : 2019/09/13
閲覧 : 231
サンキュー:

17

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

初見でも問題なさそう

話、作画のクオリティはテレビアニメとあまり差はなかった印象
個人的に本作品とテレビアニメの評価は同じぐらい
なのでテレビアニメが好きだった人は気に入ると思う
主題歌がとてもよかった

めちゃくちゃ面白かったとは思わないけど、観てよかった

投稿 : 2019/09/12
閲覧 : 160

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

内容はふつう。

今回は主体性を獲得したヴァイオレットの物語。

命令ではなく、自主的に相手をフォローする。

来年公開予定のストーリーは

感情が爆発するのかな?



それにしても追悼の意味か?
老若男女平日から凄いお客さんで
こんなに大勢とアニメを観るのは初めて。

この状況は

素晴らしいのか気味悪いのか

立派な「社会現象」になってます。

投稿 : 2019/09/11
閲覧 : 266
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11

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やはり、素晴らしい

アニメのヴァイオレットエヴァーガーデンでも
素晴らしい作画でしたが、劇場版でそれが見れるというのは感動ものです。

これは、劇場で見るべきだなーと思いました。

物語ですが、私はアニメでもしょっちゅう
泣いてましたが、やはり泣いちゃいました笑
90分とは思えないくらい、入り込めて、涙が流れます。
ただ、アニメを見ているからこそ、ヴァイオレットの言葉ひとつひとつが響いた気がします、まだアニメを見てない人は早急にアニメを見てから、劇場版を見たほうがいいかと!

エンドロールで名前が流れ、京アニの事件のことが頭をよぎり胸が痛みました。
たくさんの人々のおかげでこのような素敵な映画が完成したのですね。
本当にありがとうございます。
次の、劇場版も必ず見ます。

投稿 : 2019/09/11
閲覧 : 188
サンキュー:

15

てっく さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『守る』という選択肢

平日の夜にも関わらず、沢山のお客さんがヴァイオレットを京アニ作品を感じに来られてました。
なんだか嬉しくてチケット購入後はニヤニヤしてました。完全にヤバい奴ですね(^^;

誰かを『守りたい』と思う気持ち、誰かに幸せを届けたいと思う気持ち、そんな誰かの為に「愛」という手を差し伸べたいと願う想い。
それらが美しく描かれている素敵な作品でした。

「お客様がお望みなら、何処へでも駆けつけます」
良く聞くフレーズなのに今回に限っては、京アニさんが「前を向いて進んでいますよ」と言ってくれてる様で、一人嬉しく。。。
ポッケのハンカチに感謝です。

暖かく素敵な作品です。
是非、劇場へ

投稿 : 2019/09/11
閲覧 : 225
サンキュー:

24

ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

姉妹の絆の美しい物語

感動して泣けることを期待して観にいきました

期待以上の出来に大満足 

ヴァイオレットを前面に出しすぎるでもなく、それでいてヴァイオレットの魅力を十分に表現してくれてます。

今回の主人公は 富豪の娘 イザベラ、ヨークとその義妹テイラー・バートレット
この二人のお互いを想う気持ちを描いた作品
{netabare}
幼い頃に生き別れとなった テイラーを想い そのことがトラウマになっていた イザベラ
そこへ淑女への教育係り(家庭教師)として着任するヴァイオレット
心を閉ざしたイザベラの心をヴァイオレットが少しづつ 溶かしてゆき
妹へ想いを手紙にし、妹テイラー宛に出す{/netabare} ところまでが前半

後半はその手紙を受け取った妹テイラーの行動を中心に描かれます

この作品の良いところは 雑味がないところでしょうか
テレビ版だと ヴァイオレットが誰に軍事教練を受けたか?とか
色々と不明なところが多々あり、素直に高評価できなかったのですが

この作品は そういうところを一切省いていますので、気にする要素がありません
だから物語に集中して楽しむことができました。

更に男性ファン向けにヴァイオレットの入浴シーンが二回もあり
大サービスです。

とにかく感動して泣ける作品が好きな方にはお勧めです。

ちょっと個人的に失敗したのは 上映開始時間のかなり前に着いてしまい
アイスコーヒーを飲んだことと、開演前にコーラを買って飲みながら観覧したこと これで 二回もトイレに立つはめに・・・orz
大失敗でした(笑)

投稿 : 2019/09/10
閲覧 : 208
サンキュー:

21

ネタバレ

fuushin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

京都アニメーション大賞を、唯一受賞した、唯一の劇場版。

原作は既読です。

期間限定の上映作品ですので、取り急ぎ、本レビューで、本作の特長と、原作の特徴について、私見を述べさせていただければと思います。
皆さまの今後の鑑賞に、いささかなりとも参考になれば幸いです。



本作は、原作の「上下巻・外伝」のうち、外伝の2編めにあたり、55ページめから始まる55ページの短編です。

原作、アニメ、それぞれに異なる深い味わいがあり、私はダブルで堪能させていただきました。

まず私は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が、京都アニメーション大賞を受賞したことのストレングスについて、気づいたことを三つ述べてみたいと思います。



と、その前に、ストレングスというコトバについて少し。

一般的には「強み・勢い」と解されています。
また、「能力を引き出す、特長を伸ばす、開花させる、後押しする」という意味合いも含んでいます。

私がここで使う意味合いは、「活用する」というニュアンスです。

暁氏の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という上質な素材に、京都アニメーションという職能集団の手が加わることによって、彩り、香り、耳あたり、味わい、手応えといった "5感" において、"星五つの最高レベルに引き立てられる" という意味合いを内包している、とでもいえば近しいのかもしれません。



私は、自分にとって心地良い作品に出逢えたときに、感動や感激を深く得ます。
また、ありあまる満足感や未知のエナジーに満たされることを感じます。

文化的な充実、精神的な平穏、身体的な活力、社会的な満足、そして経済的な充足といった多様性において、コンディショニングが整えられ、高められた状態と言ってもいいと思います。

私は、それを、心のなかに灯りがともされた状態と言いおきたいと思います。

また、ウェルネス、あるいは、ウェルビーイングというコトバに表現できるのではないかと感じています。

この関係性、この気持ちのありようが、まず、暁氏とヴァイオレットらの間に、ポリシーとして共有されていること。
そして、京都アニメーションのそれにおいても、相互に成立していること。
加えて、アニメ化するにおいて、視聴者にもそれが十分に及ぶこと。

これらが相みたがうことが、ストレングスが発揮される大前提として欠かせないだろうと思います。

さて、道草はここまでにして、本題に戻ります。



三つのストレングスについてです。

一つは、原作を再構成し、全く違う印象で演出できるセンスの確かさです。

二つには、たった1項の挿絵から膨らませてくる作画のクオリティの高さです。

三つめは、本作品が、外伝としたなかでも、きわめて劇場版に適うということです。

これらのストレングスは、暁佳奈氏と藤田春香監督のコラボレートによって引き出されたところ大であったと感じました。

また、京都アニメーションが、一貫して作り上げてきた企業風土の到達点としても、高い評価が得られるところだと思います。



つぎに、その理由についても、個人的な感想をいくらか述べたいと思います。

私は、観はじめてみて、すぐに、おかしいな?と感じました。

既読感が全く沸き上がってこないといいますか、既視感が少しも思い浮かびあがってこないといいますか、そのような不思議な印象を持ちました。
(響け!ユーフォニアムのそれとは全く違う印象です。)

これにはたいへん驚きました。

既読していたにもかかわらず、全くの新編がアニメ化されたように感じたのです。
そうでありながら、たしかに55ページの骨格は完璧に踏襲しているのです。

この違和感はいったい何なのでしょうか・・・。



実は、外伝の1編めは、皆さんご存知の "シャルロッテとダミアンの公開恋文ストーリー" のお話。
外伝の3編目は、アニメ化されていないベネディクト・ブルーのお話です。

今にして思えば、本作は、このダイナミックにも思える二編に挟まれた "ささやかなエピソード" であり、それゆえに、読後の記憶にちびっと残りにくい "地味めに思えてしまった" 作品だったのです。

その代わりといってはなんですが、あまりに、あまりにも強いインパクトが、たった1枚の挿絵にあったのです。
(ちなみに、この挿絵は本作にも描かれており、ヴァイオレットのそれは想像していた以上でした。これには参りました。いやはや、素晴らしい作画です。)



しかし、意表を突かれたのは別なところにありました。


テイラーです。

テイラーは、原作では、『マリーゴールド色のふわりとした天使の巻き毛、ぷっくりとした頬の柔らかさ。』という一文だけを頼りとする人物です。
テイラーの人となりを示す、暁氏からの便りは、それだけなのです。
もちろん、挿絵も、ありません。

テイラーの表情、仕草、聲、意志は、アニメ化することによって、初めて読者と視聴者に届けられるのです。

私は、いてもたってもいられずに、もう一度、原作をひも解いてみました。

そこで、ようやく気づいたのです。



本作が、アニメ化される理由を。
(テイラーを描くことで、初めて完成する作品だったのです。)

プロローグと、エピローグの表現の違いを。
(然るに、文字数も、一字一句も、全く同じだったのです。)

原作で表現されていた、リフレインの意味を。
(全く同じ文脈でありながら、余韻が全く違っていたのです。)

エイミーがヴァイオレットに託した13文字の意味に。
(テイラーに捧げる、永遠の愛情に溢れる手紙だったのです。)



意表を突かれるとは、このことでしょう。

京都アニメーション大賞を受賞する作品は、必ず映画化されるという仕組み。

すなわち、求められるハードルの高さを、唯一、乗り越えてきた暁氏のポテンシャルの高さに、私は心の底から戦慄を覚えました。



なお意表を突かれたのが、花の演出です。

原作では、エイミーの学び舎は "四百種類以上の薔薇園" という設定でした。

しかも、心憎いことに、このコトバ。
ページめくりの視線移動のせつなに、さりげなく置かれてあるのです。

それが、本作では "白椿" に置き換えられていたのです。

私の記憶には朧げでありながら、しかし、欠かせない舞台設定として、本作のエヴァーガーデンを飾った花。

それは、薔薇ではなく、白椿だったのです。



エヴァーのネイティブの意味は、『ほんの一瞬』。
ガーデンのそれは、『安らぎを感じられる中庭』。

エイミーにも、テイラーにも、そして劇場のお客様にも、ウェルビーイングを提供する。
それが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンその人なのですね。



最後に、白椿の "花ことば" を添えておきましょう。

「完全なる美しさ」

「申し分のない魅力」

「至上の愛らしさ」



ぜひ、劇中の舞踏会で、可憐な二輪の白椿をご覧になってください。



長文を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本作が、皆さまに愛されますように。

投稿 : 2019/09/09
閲覧 : 336
サンキュー:

39

さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とても感動した

見る前に何より驚いたのが視聴者の年齢層の広さ。
会場はほぼ満員でしたが、客層に偏りはほぼ無かった。幅広い人に愛されているんだというのがすぐに感じれた。
視聴中の感情としてはいい意味でアニメ通りの感情の起伏だと思う。映画だから〇〇とかはなく始終ヴァイオレット・エヴァガーデンであった。
ただやっぱり劇場版だけあって迫力であったり、作画のすばらしさ等々感じれるものはとても大きかった。
少しでも気になる方は絶対に行くべきだと思います。もちろんアニメを見てからご覧になる方がいいと思いますが、見ていない方も楽しめるのではないかなと思います。
エンドロールでは一番号泣しました。落ちた後の感情、音楽、先日の事件。思うことが溢れてきました。少なくとも私両サイドの方たちは同じく涙していましたことがわかりました。

要するにやばいからまじで行った方がいい

投稿 : 2019/09/09
閲覧 : 140
サンキュー:

13

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

至宝の作画、至福の一時

原作未読
90分の長尺エピソード
内容は敢えて触れませんが、ヴァイオレットエヴァーガーデンならではのエピソード内容でまさしく外伝といった作りになってます
TVシリーズを観た方には良作エピソードだと思います。一言だけ言えば劇場用とは言え、敢えてブレない演出が心に刺さりました。

作画は言うまでも無く、目の潤い、陽の射す描写は圧巻です。総評としては満足の行く内容でした。

後は最終の劇場版を静かに待ちます。
素晴らしい一時を与えて頂き感謝します。

投稿 : 2019/09/09
閲覧 : 163

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普段通りの味付け 72点

良くも悪くもアニメ版と変わらない作画の良さとストーリーの流れかな、多少好みの差が出るかと思いました。

アニメ版の5話や10話の方が好きなシナリオでしたので、基本シンプルな料理にどのような素材を使用するかの差かとは思います。
あっさりな着地に感じられたので、感動までは至らずでした。

視聴してガッカリする様な出来では無いので、視聴は有りだと思います。

投稿 : 2019/09/09
閲覧 : 228
サンキュー:

12

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

永遠の思いとは?

{netabare}  意味有り気なようで、最初の場面はわからなかったけど、中盤に差し掛かるとわかる始まりだったです。{/netabare}

 ヴァイオレットは、出てくるけど今までとはなにか違うような始まり方で、手紙を届ける仕事と違うお仕事だったです。

 最初に出てくるエイミーをいう少女、心をやや閉ざしながらも、徐々にヴァイオレットとの距離が縮まっていく感じだったです。
 この触れ合いから、エイミーの過去とその本質から手紙を届けたいと思う相手の存在が、浮き彫りになりやっとバイオレットらしいお話になっていくのです。
 いつもなら、この手紙が届いて任務完了という展開かと思いきや、お話は受取人側の展開となり、新しい視点の展開が始まるのです。これは、あるようで今までここまで描かれなかった内容だと思うです。

 受け取り側の成長と目標、決意そこに至るバイオレットたちの助けが、真の結末へと誘うところが、要必見になるのでは!です。
 互いにあてた手紙の内容、永遠という言葉が何を指すのか?が、感動に繋がるのです。

投稿 : 2019/09/09
閲覧 : 240
サンキュー:

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐のストーリー・あらすじ

……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。良家の子女のみが通うことを許される女学園。父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。(アニメ映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2019年9月6日
制作会社
京都アニメーション
公式サイト
www.violet-evergarden.jp/sidestory/
主題歌
茅原実里『エイミー』

声優・キャラクター

石川由依、寿美菜子、悠木碧、子安武人、内山昂輝、遠藤綾、茅原実里、戸松遥

スタッフ

原作:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 暁 佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:藤田春香、監修:石立太一、シリーズ構成:吉田玲子、脚本:鈴木貴昭/浦畑達彦、キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子、世界観設定:鈴木貴昭、美術監督:渡邊美希子、3D美術:鵜ノ口穣二、色彩設計:米田侑加、小物設定:高橋博行、撮影監督:船本孝平、3D監督:山本倫、音響監督:鶴岡陽太、音楽:Evan Call

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