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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐(アニメ映画)」

総合得点
87.5
感想・評価
525
棚に入れた
2611
ランキング
150
★★★★★ 4.3 (525)
物語
4.2
作画
4.6
声優
4.2
音楽
4.2
キャラ
4.2

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☆の総合評価
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

しゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

生きた証

昨日はこのすば、今日はヴァイオレット観てきた。

テレビ版から数年後のストーリー
成長したテイラーの手紙の配達とエンドロールに犠牲者の名前もあり涙止まらず…
一コマ一コマがどれも美しくどのコマ切っても絵になりそうで描写も手が込んでて流石だなと思った。

エンドロール最後に劇場版・鋭意制作中とあったけど、いつまでも待とうと思う。

あと遅くなりましたが…
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。
素晴らしい作品をありがとう!!

投稿 : 2023/02/23
閲覧 : 347
サンキュー:

17

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

郵便屋は願いを届けるお仕事

だったっけな??
今回は本編とは別で郵便屋がメインのお話になるのかな?
2部構成みたいな感じになってて
2度泣けるシーンがある
劇場版でもみたけど、さすが京アニだよね
作画のクオリティー半端ない
ちなみに、今回のお話はアニメを見なくても話が繋がってはいるけど話が分からなくなることはないのでこれを先に見ても大丈夫かと!

投稿 : 2022/09/20
閲覧 : 155
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【更新】きっと貴方の心にも絆を結ぶ魔法の言葉があるのです…。

2019年9月 公開 劇場版 第1作。原作 暁佳奈。制作 京都アニメーション。手紙は過去を現代へと繋げ、人の心に火を灯す。これは素敵な義兄妹の愛の物語。

【まえがき】
本作は災禍の苦難を乗り越え上映されました。前編は原作 外伝1章、後半はオリジナルストーリーの2部構成で、その繋がりに心に陽が降り注ぐ想いと感動、そして心温まる永遠に語り継がれる名作です。

【本編・みどころなど】
この物語は本シリーズを通して綴られる「手紙」が最も色濃く描かれています。
人と人を結ぶ「手紙」が登場キャラ夫々の生きる希望になっています。

前半…。
TV版5話で語られた公開恋文を代筆した縁から、ヴァイオレットはドロッセル王家から、女子寄宿学校で貴族令嬢として過ごすイザベラ・ヨーク(エイミー・バートレット)の家庭教師を引き受けます。イザベラは過去の経緯から心を閉ざしており、ヴァイオレットの真っ直ぐで誠実・献身的な振る舞いと心に触れ、自分との違いに苛立ちを募らせる。だが、完璧だと思っていたヴァイオレットから孤児だと打ち明けられ、ハッと気がつくイザベラ。そして少しずつ打ち解けていきます。

デビュタント当日舞踏直前...。イザベラは心を開き「ヴァイオレット…ありがと」と。二人の心が結ばれた瞬間。心に陽が灯ります。

ヴァイオレットが3ヶ月の役割を終え、帰途に着く前日、イザベラは自身の身の上を打ち明けます。掛け替えの無い時…。守りたい、救いたいが故に別れを選択した愛する義妹…テイラー・バートレット…。

貧しく、日々の暮らしもままならない毎日の中で、光をくれた少女。何も与えられなかったと後悔するイザベラの想いと自分を重ねたヴァイオレットは告げます。イザベラが「初めての友達と掌の温もりをくれた」と。そしてイザベラのテイラーへ想いは手紙にしたため、べネディクトによって届けられます。二通の手紙。
彼ががテイラーに読み聞かせ、回想シーンに心が震えます…。

後半…。
成長したテイラーは孤児院を抜け出し単身、郵便社を訪れます。3年前にイザベラの手紙と共にヴァイオレットがしたためた手紙「困った時には私を訪ねて」を頼りに。テイラーが郵便社で働きたい、それも郵便配達人として…との強引なお願いに根負けしたホッチンズは面倒みをべネディクトに委ねます。ベネディクトを兄ぃにと呼ぶテイラーが何とも可愛らしい。予想以上の重労働を気合い?wで乗り切り、それを軽々と熟すベネディクトを師匠と崇めるw。
そしてベネディクトに告げる「郵便配達人が運ぶのは幸せだから」。それはテイラーがエイミーがら受け取った大切な想いだから。それを運んでくれたヴェネデイクトの優しさに触れたから。

一日を無事に終え、部屋を与えられ喜ぶたテイラーだが、実は文字が読み書きできないと打ち明ける。そしてヴァイオレットが勉強担当兼配達人サポーター?の日々がはじまる。朝、髪を編み込むヴァイオレットを真似るが出来ずにふくれるテイラー…。ヴァイオレットの配達人制服姿、手押し車、明るく楽しげに着々と成長するテイラーとの描写はとても温かく微笑ましい。ヴァイオレットがエレベーターを「新兵器」と呼ぶのにクスッとw。

テイラーは自分に届けられた手紙への想い「私も幸せを運ぶ人になりたい」とヴァイオレットに告げ、イザベラに手紙をしたためるのだった…。

書き上げた手紙はべネディクトに配達を委ねるのだが、イザベラの所在は不明で住所がわからない…。「姉ぇねに届けたい…」との想いに応えべネディクトのその献身さにうるっと...。
イザベラの所在を探し出し、その約束の褒美の新しいバイクで、テイラーと共にイザベラ宅へ配達の旅に出ます。見送るヴァイオレット「想いがどうか…届きますように…」。

イザベラの嫁ぎ先、領主ネヴィル伯爵邸に到着し豪邸を見上げるテイラー…。
屋敷から出てきたイザベラを、花々の茂みからそっと見つめるテイラー…。胸が高鳴ります。

湖の辺に立つイザベラにべネディクトが話しかける…「エイミー・バートレット宛の郵便だ」と…。

テイラーとの想いの回想…。
受け取った手紙を胸に抱きしめ号泣するエイミー…。
このクライマックスを表現する言葉が見つかりません…。ただ…ただ…胸がいっぱいで…観て頂きたいと…。とても美しく・素晴らしいシーンです。
そして、皆、手紙を通じ幸せを届けるのです...貴方の心にも。

【あとがき】
ED曲 「エイミー」歌唱 茅原実里
作詞︰茅原実里
作曲・編曲︰菊田大介
この曲の歌詞がこの物語の全てを語っています。

本シリーズの作画、描写、セリフ…全ての素晴らしさは本作でも存分に味わえ、私はべネディクトがとても好きになりました。
時を経て、時代がデジタル主流になっても、手紙・郵便は無くなっていません。人の想いの結晶はきっと引き継がれてゆくものなのでしょう。それが永遠でありますように…。

投稿 : 2022/09/14
閲覧 : 202
ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

特にはやってないんですけど、郵便配達員はやってます

 TV版からの久々に視聴。全90分。

 前回は低評価気味だったのに何で見るの!?と思った方もいるかもしれませんが、理由としては前回より間が空いたからです。以前は結構厳しい目をしていましたが、今は少し寛容になったので、それならばちょっとは見る目が変わるんじゃあないかと。

 そうですね、悪くはないと思います。ちゃんとまとまってたなと思います。でもそこまで心の深くまではいかなかったかな。

 ただ、ヴァイオレットがちゃんと人の心に寄り添える人になれてたのは感慨深いですね。自分の心ですら分からなかったのに、今や人の気持ちを理解し、助けてあげようとするなんてね。。

 今回は血の繋がらない姉妹の話を通して「離ればなれになっても、手紙で思いが通じあう」といったメッセージのある、それなりに良い作品だと思いました。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/08/12
閲覧 : 502
サンキュー:

28

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

A. ネタバレ注意 – 寂しくなったら名前を呼んで

暁佳奈の小説を原作にしたアニメの外伝映画


<メモ>
映画館で観られなかったので、テレビで放送してくれてよかった!
期待以上の作品でした。

ヴァイオレットもテイラーのように親に捨てられたんだろうか?
それとも戦争で孤児になってしまったんだろうか?

ヴァイオレットにはギルベルトがいたように
捨て子のテイラーにはエイミーが寄り添うのだけど、
エイミーは食べることもままならない生活で共倒れていたかも知れないので
テイラーを手放して正解だとは思う、
けどその対価が自分の自由というのは切ない。
嫁ぎ先で不幸そうではなかったので安心しました。

感情がなく、人の機微が分からなかったヴァイオレットがイザベラの心を溶かす過程と、
初めての友達の依頼だから手紙の代金はいらないというのが良かった。


レビューアップに時間が空いてしまったのですが、
同じ空の下で、ヴァイオレットのように心を持たずに国が違うというだけで誰かを傷つけたり
テイラーのように親を探して泣いてる子がいるかもと思うと心が痛いです。


<主要登場人物>
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
・クラウディア・ホッジンズ:子安武人
・ベネディクト・ブルー:内山昂輝

・イザベラ・ヨーク(エイミー・バートレット):寿美菜子
・テイラー・バートレット:悠木碧


<ストーリー>
郵便社で自動手記人形(ドール)として働くヴァイオレットはドロッセル王家の依頼を受け
ヨーク家の令嬢の教育係として全寮制の女学校に赴く。
イザベラお嬢様に3か月後のデビュタントまでに教養、礼儀作法とダンスを教えるのが依頼内容。
初めはヴァイオレットに距離を置いていたイザベラだったが少しずつヴァイオレットに心を許すようになる。

3か月後無事デビュタントを終えライデンに戻るヴァイオレットに
イザベラは自分の身の上話をする。
実はヨーク家で育ったわけではなく捨て子の少女と2人貧しい生活をしていたところに
父と名乗るヨーク家当主が迎えにきたのだが
食べることもままならない生活をしていたイザベラは
テイラーの命と幸せを守るため自分の自由と未来そしてエイミーという名前さえも捨てヨーク家に従ったのだった。

ヴァイオレットに勧められテイラーに手紙を書くイザベラ。それをベネディクトが孤児院まで届ける。
「あなたを守る魔法の言葉です エイミーそう唱えて」

数年後テイラーが郵便社に訪ねてくる、郵便配達員になって幸せを届けたいと。

そして、今度はテイラーがエイミーに宛てて手紙を書く。
が、女学校卒業後のイザベラの行方はヴァイオレットにも分からない。
手紙は無事イザベルの元に届けるられのだろうか?


21.11.5

投稿 : 2022/03/10
閲覧 : 243
サンキュー:

11

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣けん

ストーリーの展開がありきたりで泣けない。

投稿 : 2022/01/30
閲覧 : 177
サンキュー:

2

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

その手紙の"宛名"には「愛」がこもっているんです・・・。

この物語は、生き別れた姉妹がお互いに手紙を出して絆を確かめ合う話です。
物語としては、それ以上でも、それ以下でもなく、平凡です。
本編に出ていたキャラもベネディクト以外はお情けで出ている程度。
ヴァイオレット自身も本編で愛を確かめた後なので、淡々としている感じです。
正直、本編からの惰性感は否めません。

しかし、観るべき対象を姉エイミーと妹テイラーに移すととたんに面白くなります。
ヴァイオレットは、もうサブキャラでいいです。
タイトルも「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」改め「エイミー」にしましょう。
まさしく「外伝」と呼ぶにふさわしい内容でした。

内容としては、本編にはなかった新しいパターンが登場します。
本編では、手紙の差出しは、どちらかと言うと一方通行でした。
しかし、この物語では、姉妹がお互いに手紙を出します。双方向です。
今までいろいろなパターンを見てきましたが、もう一捻りしてきましたね。

そして、もう一つ大切なことがあります。
それは、"宛名"にフォーカスしたことです。
今までは、どちらかと言うと手紙本文にばかり着目していました。
宛名は、手紙を出すのだからあって当然のことのように触れられてきませんでした。
しかし、この物語では、"宛名"そのものにフォーカスを当てたのが良かったです。

"宛名"は、ただの名前であり、自分の気持ちを表現した文章ではありません。
しかし、そこにもちゃんと「愛」がこもっているのです。
この物語では、字を覚えたての妹テイラーが、姉エイミーの"宛名"を書きます。
字を覚えて初めて書く自分以外の人の名前です。
それこそ、かけがえのない大切な人のはずです。
また、テイラーが書く字は、まだたどたどしいです。
しかし、エイミーにとっては、妹の成長を感じられる貴重なものとなったはずです。


最後に湖のほとりで姉エイミーが妹テイラーの名前を叫ぶシーンがあります。
私は、このシーンがとても好きです。大好きなのです。
このシーンのためだけにこの物語のすべてがあったと言っても過言ではありません。

このシーンは、本当にすごく広いところで呼んでいるような臨場感があります。
それは、エイミーの顔をアップに映しても、感じるその空間の広さは変わりません。
空の高さ、空気感、光の当たり具合、なびく髪、すべてに躍動感が感じられます。
そして、妹からの手紙を胸に抱いたエイミーの"幸せ"そうな笑顔。
このシーンの直前にテイラーは、郵便配達は、"幸せ"を運びたいと言っていました。
その願いがかなったのです。
エイミーのこんなにも幸せそうな表情を見せられると、こちらまで幸せになります。
それは、心の底から"幸せ"があふれ出ているからです。
私が今まで見た作品の中では、いちばん自然で、いちばん素直な笑顔でした。
そして、その笑顔を見ていると、なぜだか涙が出てくるのです。


妹テイラーは、姉の"宛名"に「愛」を込めて「幸せ」を伝えました。
そして、姉エイミーも"幸せ"だよと、妹の"名前"に「愛」を込めて叫びました。
きっと、その「愛」は、遠いけれど同じ空の下の妹に届いたはずです。

エンドロールに流れる茅原実里さんが歌う主題歌「エイミー」。
エイミーが叫んだときの高い空、そして、遠く離れた空の下のテイラー。
その2つの空は遠く離れていても繋がっています。
それと同じで二人もとても強い"絆"で結ばれています。
そのことを感じさせるとても良い曲でした。

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 250
サンキュー:

28

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝4

シルバ
「ヴァイオ粒子反応あり、視聴!」

いや、それバイオだろ~が(バイ○マン知らない方、ごめんなさい)

ま、まあ(汗)そんな事は置いといて
1話1話が素晴らしい出来で、全体として見るとよく分かんない放送順だった(おいっ)ヴァイオレット・エヴァーガーデン待望の外伝です。
お嬢様の教育時間が終了したところで、一瞬終わったのかと思いましたが、実は連続した物語だったんですね。
前半もいい話だな~と思いながら観てたんですが、まさか夫人となったイザベラ(エイミー)に手紙を渡すシーンでこんなに目から汗が止まらないなんて(ん?)

なんで、こんなに熱いんだ。

汗が止まらないじゃないか

「まだ僕にはヴァイオレット・エヴァーガーデンを観る事ができるんだ、こんなに嬉しいことはない(byアムロ)」
いや~、ホントに良かったですね。
まあ、中盤ちょっとかったるい部分とかありましたけど、観終わってこんなにいい気持ちにさせてくれたんですから、満足ですよ。

おまけ
それにしても今回もいいセリフがありましたね。
「届かなくていい感想なんてない」
「あにこれ投稿者が書き込むのは、幸せ」
いや~っ、言う事ないですよ(ちょいちょい)うん?
「それ、あにれだろ~が(あ~れ~)」

おまけ2
イザベラと一緒にベットで寝るヴァイオレット
「眠れないの?(うん)」
「それじゃあ星座の話をしましょう」
「この世に邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる希望の闘士聖闘士(それ星矢だろ~が)」
チャララランララ~だ~きしめた♪こ~ころのコスモ~
(いいかげんにしろ~~~っ)

※2021/08/29破SFスーパー英雄(?)列伝11として天地人で投稿したものを転記しました。

投稿 : 2021/12/20
閲覧 : 193
サンキュー:

9

ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

流石の作画でした。

人気があっても、話が好みではないこともある。
感動系の話で全く感動できないときなど。

投稿 : 2021/11/25
閲覧 : 210
サンキュー:

3

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

対ジブリ

千と千尋の神隠しを日本最高のアニメと思っている者の意見としてジブリアニメとの差は何かと考えたときに、京アニに不足しているのはやはり狂気なのではないかと思います。構成や作画面では旧来のレベルに戻すことは可能だと思いますが、ちらっと見た瞬間引き込まれて最後まで見てしまうようなあの感じ(うまく説明できません)まで再生するにはもう少し時間と人材が必要なのかもしれません。
あくまでも個人的な感想です。

投稿 : 2021/11/09
閲覧 : 249
サンキュー:

8

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -」の感想

公式のINTRODUCTION
{netabare}

{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:藤田春香
監修:石立太一
シリーズ構成:吉田玲子
脚本:鈴木貴昭、浦畑達彦
キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
世界観設定:鈴木貴昭
美術監督:渡邊美希子
3D美術:鵜ノ口穣二
色彩設計:米田侑加
小物設定:高橋博行
撮影監督:船本孝平
3D監督:山本倫
音響監督:鶴岡陽太
音楽:Evan Call
アニメーション制作:京都アニメーション
主題歌:「エイミー」茅原実里
製作:ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
配給:松竹
{/netabare}
キャスト{netabare}
ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
イザベラ・ヨーク:寿美菜子
テイラー・バートレット:悠木碧
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
カトレア・ボードレール:遠藤綾
{/netabare}


1話ずつの感想



公式のあらすじ
{netabare}
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。

良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。

未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
ヴァイオレットが3か月の間
高級貴族の娘イザベラと女学校に通いながらいっしょに暮らして
貴族のふるまいとか社交ダンスを教える仕事をはじめたの。。


はじめは反抗してたイザベラだったけど
ヴァイオレットが孤児だったって知って、ちょっとずつ心を開いて行って
さいごの日、ヴァイオレットに手紙を書きたい相手がいるって
自分が孤児のエイミーだったときの話をはじめたの。。


そのころのエイミーは、何でもしながらひとりでがんばって生きてたんだけど
あるとき孤児のテイラーをひろって、妹として大事に育ててたんだ。。


そんな2人のところに、男たちがいきなり来て
エイミーが貴族の妾の娘だったことを知らせて
じぶんたちがテイラーを育てるかわりに
エイミーは貴族の娘イザベラとして暮らすようにさせたの。。


イザベラがヴァイオレットといっしょに書いた手紙は
テイラーに届けに来たベネディクトが読んでくれたんだけど、手紙は2通で

ヴァイオレットからは
「困ったこととか、たよりたいことがあったら自分を訪ねろ」で

もう1通は差出人の名前は書いてなかったけど
「これはあなたを守る魔法の言葉です。エイミー ただそう唱えて」
って書いてあって、テイラーを守るために自分の名まえをすてた
エイミーの切ない思いがつまってて、泣いちゃった。。


後半は、ちょっと大きくなったテイラーが郵便配達になるために
孤児院をぬけ出して、ヴァイオレットを訪ねてきたおはなし。。


はじめはベネディクトについてまわっていたテイラーだったけど
字が読めないって分かってからは
ヴァイオレットが字を教えながら配達につきそうようになって
だいぶ字が分かるようになったころ、エイミーに手紙を書くことにしたの

それで配達をベネ(ベネディクト)にたのんだんだけど
イザベラは卒業してから住所が分からなくなってて
ベネディクトが一生けんめい調べてやっと結婚した貴族の家を見つけて
テイラーをサイドカーにのせてバイクで結婚相手の貴族のお屋敷に向かった


手紙を渡すときはベネディクトが一人で
テイラーはかくれてエイミーの様子を見てたんだけど
「私はエイミーの妹。。」ってゆう手紙を読んで
「よかった。。」って泣くエイミーを見て、テイラーもかげで泣いてた。。


それで「ぼくも書くよ、テイラーに手紙を。。ヴァイオレットにも。。
届けてくれる?」って、エイミーにもどって聞くイザベラにベネは
「今度は違うやつがくるかも?」って言ってたけど
もしかしてこんどはテイラーが来るのかな^^


帰りにベネがテイラーに
会わなくってもよかったのか聞いてたけど
テイラーは一人前の郵便配達人になったら、自分で渡しに来るって。。


そのあとテイラーもエヴァーガーデン家に引取られて
おばあさんに字を教わりながら、郵便配達人を目ざしてるみたい。。

ヴァイオレットがテイラーに
「髪を編むときは2つじゃなく3つを交差して編むとほどけない」
って言ってたけど

そのままだったらバラバラになってたテイラーとエイミーの間に
ヴァイオレットが入ったから
3つが交差して、永遠にほどけない縁がむすばれたのかも。。



イザベラが結婚するときは、大きな結婚式があったはずだから
イザベラがどこにいるか分からない、ってゆうのはちょっと変かな?とか
結婚したあとのイザベラが、ヴァイオレットにも手紙を出さないとか
ちょっとよく分からないところがあった。。

でも、本編のときははじめてで、そうゆう細かいところとか
SFっぽい設定が気になったりしたけど
そうゆうのツッコンじゃダメなおはなしってゆうのが分かったから
スナオにおはなしの入りこめてよかった☆

エイミーがヴァイオレットも孤児だったって知るところとか
エイミーがテイラーを引き取るところ、お別れするところとか
もちろん手紙も感動するところがいっぱいで、ずっとうるうるしっぱなしで
思わず泣いちゃったところが何回もあった。。

すごい感動のおはなしじゃなかったけど
絵もきれいだったし気もちが伝わるいいおはなしで、とってもよかった◎





ちなみに(Benedict)は(Benedictus)ってゆう名前から来てるみたいだけど
(benediction)はキリスト教の祝福の言葉のことだから
"話し上手な人"か、"祝福の言葉を言う"みたいな意味かも。。
{/netabare}



投稿 : 2021/11/08
閲覧 : 513
サンキュー:

61

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待値が高過ぎたのかもしれない

金ロで初視聴しました。正直、期待はずれって印象が強い。

TVアニメ版は視聴済のアニメでTOP10に入れるくらいには好きな作品だったので、この作品にはとても期待していましたが…

まずストーリーを評価するにあたりこの作品はギャグ要素やバトル要素が無いので、「感動する」という点に焦点を当てる訳ですが、個人的にはどこにも泣ける要素が無く2時間ずっとポカーンと観てました。何も心に刺さってきませんでした。

きっとアニメの10話以上に泣けるような場面が出てくるんだろうと期待して視聴していたので拍子抜けでした。

投稿 : 2021/11/07
閲覧 : 228
サンキュー:

4

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただただ・・・ひきこまれる

ホントはヴァイオレットアニメをもう一周してから視聴する予定でしたが、
金曜ロードショーで放送されてたので視聴。

いやもう、ただただ…惹きこまれます。

アニメの時から感じた圧倒的映像美はさらにマシマシ。
なんてことないシーンの書き込みですら惹きこまれます。

それは例えば手に落ちた雪が融けゆくワンカット。

激しい描写でなくても、予想を超える超展開でなくても
人の心を映すその瞳、その口元、その手先が
ただただ訴えてくるような作画。
7点付けたいくらいです。


手紙…
伝える手段が乏しい時代だからこそ、
伝えることに真摯に、真剣になるんでしょう。


後半の3年後の話は、少し思うところがありました。
仕事って元々こういうものだったんだっけ?
何もできない、文字すら読めない子が仕事できるように、
べったり張り付きで教える。
とても時間が掛かるけど、手取り足取り支援する。

人がいなくて、時間に追われて、教える時間すら取れなくて、
「マニュアル読んどいて」で終わる現代。
それができない人は切り捨てられる現代。
マニュアル読んどいてで終わるから、根幹が伝わらない現代。
仕事がただの作業になってる現代。

上手く言葉に出来ませんが、
この二つの違いは何なんだろう,何故こうなったんだろうと
ぼんやりとした問いかけを私に投げかけました。
作中世界の時間の流れがほんの少しうらやましくも感じました。

投稿 : 2021/11/07
閲覧 : 218
サンキュー:

22

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっぱり 癒されるなぁ・・

やっぱり 癒されるなぁ・・ 人にやさしくなれそうです

投稿 : 2021/10/21
閲覧 : 195
サンキュー:

5

ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

涙腺決壊注意

私は映画等で泣いたことがあまり無いので、映画のCMで観客が「大号泣でした」とか言っていると大袈裟に感じてしまい、逆に興味が削がれることも多いのですが、この作品はジワッと涙が浮かびました。
嬉しいのだけれど同時に胸を締め付けられるような切ない気持ちも湧いてくる、心に沁みる素敵な感動作でした。

今回は血の繋がりのない姉妹をメインにした物語で、凡人の私はてっきりイザベラとテイラーが再開して感動のラストを向かえるのだと途中で予想したのですが、敢えて会わないんですね。
ベネディクトがテイラーの手紙をイザベラに届けたときに、その様子を影から見ているテイラーに対し、私は「えっ何で会わないの。折角会えるチャンスなのに。行けテイラー!」って心の中で叫んでいました。
でもテイラーは将来自分が郵便配達人になってイザベラに会うという…。
何て泣かせる展開なのでしょう。
私は何とか持ちこたえましたが、涙腺が決壊してもおかしくありません。

数々の名作を生み出している京アニですが、私の中では現時点でヴァイオレットエヴァーガーデンが、京アニで一番好きな作品です。

投稿 : 2021/09/25
閲覧 : 216
サンキュー:

16

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

破SFスーパー英雄(?)列伝11

シルバ
「ヴァイオ粒子反応あり、視聴!」

いや、それバイオだろ~が(バイ○マン知らない方、ごめんなさい)

ま、まあ(汗)そんな事は置いといて
1話1話が素晴らしい出来で、全体として見るとよく分かんない放送順だった(おいっ)ヴァイオレット・エヴァーガーデン待望の外伝です。
お嬢様の教育時間が終了したところで、一瞬終わったのかと思いましたが、実は連続した物語だったんですね。
前半もいい話だな~と思いながら観てたんですが、まさか夫人となったイザベラ(エイミー)に手紙を渡すシーンでこんなに目から汗が止まらないなんて(ん?)

なんで、こんなに熱いんだ。

汗が止まらないじゃないか

「まだ僕にはヴァイオレット・エヴァーガーデンを観る事ができるんだ、こんなに嬉しいことはない(byアムロ)」
いや~、ホントに良かったですね。
まあ、中盤ちょっとかったるい部分とかありましたけど、観終わってこんなにいい気持ちにさせてくれたんですから、満足ですよ。

おまけ
それにしても今回もいいセリフがありましたね。
「届かなくていい感想なんてない」
「あにこれ投稿者が書き込むのは、幸せ」
いや~っ、言う事ないですよ(ちょいちょい)うん?
「それ、あにれだろ~が(あ~れ~)」

おまけ2
イザベラと一緒にベットで寝るヴァイオレット
「眠れないの?(うん)」
「それじゃあ星座の話をしましょう」
「この世に邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる希望の闘士聖闘士(それ星矢だろ~が)」
チャララランララ~だ~きしめた♪こ~ころのコスモ~
(いいかげんにしろ~~~っ)

投稿 : 2021/08/29
閲覧 : 218
サンキュー:

12

ネタバレ

yukki さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悲しいだけが涙じゃない

京アニさんの神作画に神シナリオ、神曲でただただ感動するばかりでした。私は普段、アニメ内で人が亡くなったなどの悲しい時にしか泣いていませんでした。それはそれでもちろんいいのですが、心の中にはそのキャラクターへの喪失感がありました。この作品でも悲しいこともあります。ですが、見終わったあと、心は非常に満たされました。それはやはり嬉しさの涙のおかげなんだと思います。

90分という短い中でこんなに嬉しい気持ちで満たされる作品を作れるのは、流石京アニさんと言わざるを得ません!こんなに幸せな作品をありがとうございました。これからも応援し続けます。

投稿 : 2021/08/16
閲覧 : 162
サンキュー:

8

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしすぎる

「届かなくていい手紙なんてない」という本編に登場した名言とともに、「郵便配達人が運ぶのは、幸せ」という名言が登場する。

郵便局は絶対にスポンサーをすべきだった。年賀状のCMの何億倍も手紙のすばらしさを伝えている。

本編で、言葉の裏にある思いや心を読み、依頼人が他者に伝えて欲しくない内容を自分なりに理解できるようになったヴァイオレットが、この外伝では、依頼人に頼まれていないことを自分の意思でする。それが結果的に、離れ離れになった姉妹を再開に導く。

職業人としての発達だけでなく、イザベラとの関係を通して、私的な人間関係を経験していく。

イザベラも良い友、支えを得て、成長する。妹のために、自由にありたいという思いをかみ殺さないといけないことは、苦渋のことだけれど、さらりとなすべきことを優先できるのがヴァイオレットの、ある種、良いところなんだろうと思う。

投稿 : 2021/08/09
閲覧 : 178
サンキュー:

7

ネタバレ

さとう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神映画!

登場人物の繊細な心理描写、音楽、ストーリー、作画、声優さん、全て100点満点!

特にダンスを踊るシーンの作画が神ってます。
ドレスのふわふわした質感が素晴らしい!

投稿 : 2021/06/05
閲覧 : 197
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大満足です。

外伝というコトで

きっとアニメシリーズ中のお話しなんだと思ったら
全然違いましたね…アニメ版の4年後?のお話しでした。

それに映画というコトで、お話し自体には正直
あんまり期待してなかったのですが…
ゴメンナサイ…すんごいしっかりとしたお話しでしたね…。

しかも視てて、きっとエイミーちゃんが更生?して
テイラーちゃんがCH社で見習いとして働きだして…よかったね
って感じで終わると思ってたら

ちゃんと二人の心が救われるトコまで描いてくれて…
ゴメンナサイ…素晴らしいお話しでした…。

2人がキチンと心のわだかまりに整理が付き、
一緒に居た時間が大事な時間だったんだって
お互いに理解し合えた素晴らしいの結末だったと思います…。

テイラーちゃんが大きくなり、一人前の配達人になって
エイミーちゃんと会うコトができる日が
早く来てくれたらイイなぁ…その時のお話しも視たいなぁ…。

こうやって感想を書いてて、
あぁ…今すぐもう一回二人のお話しを視たい
そんな風に思える程素晴らしい作品でした…。

ありがとう、ヴァイオレット・エバーガーデン。

さて、もう一回視よう。

ただ…ヴァイオレットちゃん、いつそんなにダンスが
うまく踊れる様になったんだい?(笑)

投稿 : 2021/05/06
閲覧 : 191
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こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

寂しくなったら名前を呼んで。

外伝からアニメになっているのは第5話の「人を結ぶ手紙を書くのか?」とこの「永遠と自動手記人形」だけです。

第5話はドロッセル王国での公開恋文の代筆のやつですね。恋文を公開するなんてヤベェ国ですねww

神レベルの作画に泣ける話と感想なんて今更なので原作との違いをちょこっとだけ。
まずは前半のエイミーの下りはほぼほぼ原作通りです。
ただ後半のテイラーの話は完全オリジナルとなっています。
原作にはなかった話がアニメで観れてもうそれだけで感動しちゃいますね。
悠木碧さんというのも素晴らしかった(パチパチ)

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンは劇場まで観に行けなかったのでBlu-rayが出たら購入して家で爆泣きしたいと思うのです。

京都アニメーション放火殺人事件という災禍に見舞われたスタッフの方々には心よりご冥福を申し上げます。

投稿 : 2021/01/30
閲覧 : 438
サンキュー:

25

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エスコートを、あなたに。

抉れられる空腹、狂い落ちた倫理

それが戦争でした

死は日常で、生は無常でした



姉の名を捨てさせる平和

妹の名を忘れさせる平和

貴女が失い、担う「平和」





「えいみ」


ねぇねに会える魔法のことばよ

ねぇねが残せる唯一のきずなよ



テイラーにも、女性として生きぬく力を・・・。





エイミーが、イザベラ・ヨークとして

イザベラを、エイミー・バートレットとして

生きぬいていけますように



貴女が、ねぇねとして

永遠を生きていけますように



テイラーが、貴女の妹として

永遠を共有していけますように



このドール、「ヴァイオレット」が力を尽くします。





不条理を
不平等を
悲しみを
永訣を、貴女は受け入れる


愛して
愛しんで
愛しんで
「愛してる」を貴女は守りぬく


エイミーとして
妹に衣食住を与えられることは無上の歓び

イザベラとして
妹に生きる術を与えられることは世情への勝利




テイラー

テイラー・バートレット・・・。


ねぇねに

イザベラとなった貴女のねぇねに・・・。


互いを信じられる手紙を

いつか、エスコートさせてくださいますか・・・。



この、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」に。





その一文は、永遠のさちわいを生み

この一文字は、とわのひかりで照らすのです


もう二度と、会えぬイザベラに

また再び、配達したいテイラーに

もう一度、まみえるその日をつなぐ



「愛してる」なのです





お客様がお望みならどこでも駆けつけます。

自動手記人形サービス

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。



あなたの「愛してる」を

エスコートさせていただきたいのです。

投稿 : 2020/09/29
閲覧 : 368
サンキュー:

28

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USB_DAC さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

白椿 切なくも美しい二人の愛慕心

★物語
・原作 : 暁 佳奈
・監督 : 藤田 春香
・構成 : 吉田 玲子

泣ける作品として非常に好評だったTV版。確かに各話の繋がりや幾つ
かの疑問も存在しましたが、単話としての完成度、特に中盤以降は素晴
らしい内容でした。その魅力でもあった肺腑を衝く美しさ。この外伝で
はその部分を更に深く描き、そして極めて繊細に、圧倒的な作画と演出
力で高品質に纏め上げています。また新たなキャラクターの二人に焦点
を絞ることによって、TV版にあった不自然さをほぼ意識することなく
物語に没頭できる作品に仕上がっています。派手な演出を抑え、さり気
ない仕草や表情で伝える想い。京アニらしさが際立つ心温まる一作です。


★作画
・作画監督 : 高瀬 亜貴子
・美術監督 : 渡邊 美希子
・色彩設計 : 米田 侑加

一切手抜きが無い非常に手の込んだ作画と背景。光や風を効果的に用い
た作品。二人の距離をそっと近づける陽の光、風になびく髪や揺れる花
で感情を補うとても凝った手法。学園内を走る二人に差し込む木洩れ日
や湖畔に立つイザベラの風に舞う髪の動きは、何度見ても驚かされます。


★声優
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン : 石川 由依
・イザベラ・ヨーク(エイミー・バートレット): 寿 美菜子
・テイラー・バートレット : 悠木 碧
・ベネディクト・ブルー : 内山 昂輝

テイラー役の悠木碧さんとイザベラ役の寿美菜子さん。姉と引き裂かれ
たテイラーの叫び、そして屈託のない笑い声。とても晴れやかでどこま
でも伸びて行きそうなイザベラの叫びなど、共に主役を飾るに相応しい
演技力で本当に圧倒されました。それにしても寿さんの声量はスゴイ。


★音楽
・ED :「エイミー」/ 茅原 実里
・音楽 : Evan Call

イバン・コールによる壮大で且つ透き通るようなオーケストレーション
が時代背景にとてもマッチしています。そして茅原実里さんが歌うED
曲「エイミー」。夜空に光るふたつ星を眺め、離れる妹を想いひとり寂
しく過ごすイザベラ。そして姉の幸せを願うテイラー。そんなふたりの
合言葉である「エイミー」。その想いを詠う美しい歌詞と歌声でした。


★キャラ
・キャラクターデザイン : 高瀬 亜貴子

今回主役三人に加え存在感を示していたベネディクト。つまらない仕事
だと日頃ボヤく彼が、それに憧れるテイラーによって次第に誇りを感じ
ていく。普段口悪しの彼が今回はとても恰好良く見えます。またTV版
では感情の未熟さが残るヴァイオレットが、細やかな気遣いや窘める姿
を見せるなど、より人間らしく成長していたことはとても印象的でした。
それと簡素だけど唯一しっかりとした歯を描いたテイラー。より健康的
で活発な印象を持たせるのに一役買っていたと思います。


[あらすじ:エイミーPART]
{netabare}
数年前、街の換金所の前である捨て子と偶然出会う。何気なく声を掛け、
ふと視線を逸らすと右指を掴まれる。未だ親指を噛む程のこの幼い少女
の小さな手。その瞬間、彼女はこの幼い子に新たな選択肢を与えたいと、
その絶望的な運命に復讐を誓い、貧しくとも共に生きることを決意する。

互いが姉妹と呼び合い仲睦まじく暮らす二人。とは言え、現実はあまり
に厳しいその生活。ある日、突如訪ねて来た父親と名乗る男から、ここ
を離れ自身の娘として名を変え生きる様迫られる。

実は富豪であるこの男の側室であった母親。だが、そのあまりに身勝手
で一方的な要求に対してそれを拒む選択も当然あった。しかし妹の本当
の幸せを真に願う想いから、彼女の今後の面倒を見るというその言葉に
縋り、自身の自由を身代わりにその望みを受けざるを得なかった。

その後、イザベラ・ヨークと名乗り隔絶された女学院で過ごすエイミー
の元に、侍女として雇われたヴァイオレットが訪れる。絶望感やその生
い立ちから未だ周囲に馴染めずにいる彼女は、同世代でありながら素養
の高さを見せるヴァイオレットに嫉妬心を露にする。しかしその誠実な
姿と優しさに触れる内、彼女を次第に友として意識する様になっていく。

三ヵ月にも及んだ教育期間を終え、デビュタントを無事に済ませた二人。
ヴァイオレットが学園を去る迄の間、互いの境遇を語り想いを深め合う。
そんな中イザベラはある一通の手紙を彼女に依頼する。そして過去の名
前を呼んでくれた友との別れを惜しみ、再び出会うことを心に願う。

孤児院で暮らすテイラー・バートレットに届けられたその手紙。文字を
読めない彼女に代わりベネディクトがそれを代読する。「何か困る事や
頼りたい事があれば自身を訪ねるように」そう記されたヴァイオレット
からの手紙。そして差出人の無いもう一通の手紙には「これは貴方を守
る魔法の言葉です。『エイミー』ただそう唱えて」とだけ記されていた。
その場を立ち上がり「ねーね」「エイミー」、そう小さく呟くテイラー。
遠ざかる姉との記憶が少しだけ呼び戻され、再び繋がれた瞬間だった。
{/netabare}

[あらすじ:テイラーPART]
{netabare}
その三年後、あの日幸せを運んで来てくれた郵便配達人に憧れ、何度も
読み返しボロボロになった手紙を携えひとり海を渡り、ヴァイオレット
と言う名前を頼りにC.H郵便社を目指すテイラーの姿があった。

ベネディクトに案内され、クラウディアを前にここで働かせて欲しいと
願うテイラー。しかし、まだ幼過ぎる彼女を疑いの目で見る彼に対して、
ヴァイオレットは是非その願いを訊いてやって欲しいと訴える。事情を
察し粋な計らいを見せるクラウディア。その後、テイラーの達ての希望
もあり、暫くは見習いとしてベネディクトの下で働くこととなった。

その境遇を理解するヴァイオレットの優しさを受け、不得意な読み書き
や女性としての嗜みを教わっていく。そして彼女の助けを借り、幼い頃
にシスターから聞かされた姉の記憶を頼りに、必至に手紙をしたためる。
その切なる想いと願いを聞き、姉の嫁ぎ先を調べるベネディクト。その
後、無事に所在を突き止め、テイラーと共に姉が住む彼の地へと赴いた。

しかし嫁ぎ先では素性を隠す生活を強いられていると言われるイザベラ。
無事屋敷へと到着した二人は彼女が姿を現すその時を待つ。暫くすると
裏口を出て一人湖畔へ向かうイザベラを目にし、ベネディクトはそっと
近づき手紙を手渡した。エイミー・バートレット。今は捨て去ったその
名前を呼ばれ、一瞬たじろぎながら手紙を手に取る彼女。そして差出人
の名前を見て驚愕し、日傘を落としその手を震わせる。懸命に綴られた
妹の手紙を読み、「良かった」そう何度も繰り返し涙を浮かべていた。

木漏れ日が差す草陰で、身を震わせながら嗚咽を堪えるテイラーを見て、
思わず胸を熱くするベネディクト。離れていても二人の強い絆は決して
失われていなかった。帰り際、本当に会わなくても良かったのかと彼は
問いただすが、彼女は彼を見つめ嬉しそうにこう話す。「ちゃんと一人
前の郵便配達人になったら、そしたら、その時自分で渡すんだ」。夕空
に向かい真直ぐ手を伸ばすテイラー。その目線の先には、きっと自由に
大空を舞う鳥たちの姿が見えていたに違いない。

野花が咲き乱れる美しい湖畔で、妹の名を思い切り叫ぶエイミー。その
晴れやかな姿と笑顔を、テイラーの元へとそよ風が運んでいく。優しく
揺れる美しい白椿。初めて姉と出会った時の様にクマのぬいぐるみの右
手をそっと掴み、窓辺で微笑む彼女がそこいた。
{/netabare}


[感想]

恐らく永遠に交わることは無い二人の住まう世界。そして時間の流れと
共に薄れゆく愛し合う姉妹の記憶。このままではいずれ解け散る二人の
想いが、ヴァイオレットとの出会いよって再び繋がれる。

鳥籠の様な貴族の暮らし。生きる理由を失い、笑顔を忘れた彼女に幽か
な希望を齎したヴァイオレット。過去に囚われ置き去りになるイザベラ
が「イザベラ・ヨーク」としての人生を認め、その後生き別れた妹との
絆を掴み直した彼女は笑顔を取り戻し、新たな人生を歩み出していく。

全く隙の無いストーリーに繊細過ぎる各々の仕草。そして温かな優しい
言葉。何気ない仕草や台詞がつい涙を誘う素晴らしい作品でした。

特に印象的だった前後半二つのパートそれぞれで姉妹とヴァイオレット
との主な交流を違和感無く反復させる手法。互いに髪を梳かす、共に身
体を洗う、星の話や基礎教育、二人がヴァイオレットに抱きつく姿など。
そして彼女に促され手紙にしたためたそれぞれの想いをベネディクトが
運び伝えていく。四人の繋がりを感じさせる見事な構成です。

また手を繋ぐシーンや空に手を伸ばすシーン、鳥が飛ぶ姿などで感情を
表し、ドラマに一層の深みを持たせているように感じます。

そして二人の名前も実に興味深い。イザベラの名の由来は「神に捧ぐ」。
まさに妹の幸せのために自身の自由を捧げた、彼女の運命を感じさせる
名前。そして男女共に良く用いられるテイラーはご覧の通り明朗闊達で
自由に生きる少女。最後に二人の想いを繋げるエイミーの由来は「愛」。
それは二人のキーワードであり、合い(愛の)言葉でもある。名付け親
の暁さんのセンスもまた実に印象的でした。

TV版の流れを汲むシンプルなストーリーではあるものの、多くの台詞
に頼らず、高度で繊細な演出によって描かれた美しいヒューマンドラマ。
視聴後の続編への期待は高まる一方です。

しかし優れた取り巻きに囲まれながらとは言え、処女作品がこのレベル
とは。しっかり纏め上げた藤田春香氏の手腕と芸術的センスに脱帽です。
個人的には最も気になる監督として今後も注目したい一人となりました。



以上、拙い感想を読んで頂きありがとうございました。

投稿 : 2020/09/29
閲覧 : 326
サンキュー:

26

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シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

憧れてもらえるって嬉しいだろうな

ヴァイオレットは依頼を受けて品位のある女学院へ。
今回の仕事は代筆業である本業とはちょっと違う
自分の事を「僕」と呼ぶ少女、イザベラの教育係という任務です。

未来に悲観していて女学院でも孤立しているイザベラ。

何でも完璧にこなすヴァイオレットに女学院の生徒たちは皆
羨望の眼差しです。
そんなヴァイオレットに対してイザベラは
最初は嫉妬心や嫌悪感を持っていました。
しかし孤児であったことの告白や周りに流されることなく
常に真摯な態度
(そんな彼女の姿勢はアニメ版と変わってませんね)で自分に
向き合ってる姿に徐々に心を開いていきます。

木漏れ日が差し込む美しい森の中を楽しそうに学校へ行く2人。
「授業をやめて別のところへ行こうよ」
「どこへも行けませんよ」

  自由に生きたい。だけど、運命は変えられない。

ヴァイオレットと別れの日。舞踏会で踊る2人の姿はとても
美しく描かれててボ~と観ちゃいました。
踊るイザベラが見上げる天井の絵は空を自由に飛ぶ鳥。
それを見つめてほほ笑むイザベラの姿に運命を受入れる覚悟を
決めたんだなって。

そしてとうとう教育期間の3か月が終わりヴァイオレットとの
別れがやってきます。
別れ際にイザベラとヴァイオレットが書いた手紙は
かつてイザベラを「ねえねえ~」と呼ぶ孤児テイラーへのものでした。

その手紙はベネディクトによって今なお孤児院にいるテイラーのもとへ
届けられて後半へ。

後半は2人の愛のある手紙を受け取ったテイラーが
その手紙を手に孤児院を抜け出して、旅に出たシーンから始まります。

代筆ではなく郵便配達人に憧れるテイラー。
配達人(どちらかというと裏方)にスポットが当てられてたのが良かったな。
この後半は3年前にテイラーに手紙を届けた際に
「にぃにぃ~」って呼ばれてたベネディクトが活躍します。

配達見習いのテイラーがヴァイオレットと一緒に
あちこちめぐる場面は微笑みました。
読み書きを教えたり、服を買ってあげたり。
大佐に自分がしてもらったことを、ふとヴァイオレットが思い出すような描写になんかジ~ンときちゃいます。

手紙を配達するっていうともすれば単調な仕事にやや嫌気がさしてた
ベネディクト。
「師匠~っ」て呼ぶ可愛い弟子に
最初は振り回されながらも、その姉の行方を探すのに必死になるほど
一生懸命になってましたね。

とうとうイザベラの消息をつかんだベネディクトは
テイラーと共に読み書きを一生懸命覚えて書いた手紙を一緒に
届けに。
豪邸の裏門から出てきたイザベラに手紙を手渡します。
そしてその手紙がテイラーからと知ったイザベラ。

イザベラの姿を目の前に影で泣き叫びそうになりそうなのを
必死に声を出さないで涙するテイラー。 
こんなシーン立ち合ったらそりゃベネディクトも泣くよね。
当然観ている私も泣いちゃいますよ~。

帰りのバイクでのシーンも良かったな。
「俺たちが運ぶのは幸せっ・・。 だろっ」
ベネディクトは自分の仕事に誇りを持つきっかけになっただろうし、
きっとすごい嬉しかっただろうな~。

美しい湖畔に出て「テイラーーー!!」叫ぶイザベラ。
 窓辺でほほ笑むテイラー。
そして あの「」で文字にして見せる演出。 感動です。。。

エンディングロールはたぶん映画館だったら泣きながら観ただろうな
ってくらい音楽も素敵だった。

とても心に残る素晴らし作品でした。

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 320
サンキュー:

32

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たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

京アニの「本気」

まず一言で、これは非常に懐かしいやはり70年代の「少女漫画」風味の異世界アニメです。

非常に、萩尾望都さんや竹宮惠子さんの短編漫画に出てきそうな構成であり、明らかに叙情的で泣かせに来ていますが、今回ばかりは僕も「うるっと」してしまいました。

内容はすごくシンプルで力強く、昔の「世界名作劇場」を京都アニメーションがアニメ化しました。と言えばよいでしょうか。

「貧困」や「絆」や「愛」しかもおそらくテーマは「母性」だと思うので、女性にアピールしていることに間違いはないでしょう。

作画も、あの凄惨な事件が嘘のように丁寧で繊細。「少女漫画」特有の美しい背景も相まって非常に心が動きます。

京都アニメーションの本気を見ました。

さて、僕はここで「ヴァイオレットエヴァーガーデン」よ「この素晴らしい世界に祝福を」の2本を見させていただいたのですが、総評としてはどちらも80年代回帰という感じで、ある一定層の客層に向けて作っているアニメだと思いました。どちらも非常に「ニッチ」であり、良い意味で「突き詰めている」し、悪い意味で従来と変わらないいやむしろ「80年代回帰」だと思いました。

80年代といえば、アニメブームが最も燃え上がった時代でもあります。とくにOVAというジャンルはTVアニメでは普段できないような「セクシャル」で「ヴァイオレンス」な内容が描けるということで一大ブームにもなりました。

しかし、今は2019年。年号も変わりインターネットでアニメを視聴する時代になってからは、表現する側も多様になってはいるものの、今のままでは昔と変わらない「ニッチ」なアニメオタク向けの作品が増えるだけです。

しかし、もともと海外のネットフリックスやアマゾンプライムなどで配信されているドラマは非常に大人向けで哲学的。難解な内容が増えたと思います。しかし、その都度視聴者は増えて、「ゲームオブスローンズ」や「ザ ボーイズ」「ウォーキングデッド」などのヴァイオレンスやセクシャルな中に人間の本質を描くような作品がある中で、京都アニメーションが「本気」を出したであろう「ヴァイオレットエヴァーガーデン」をもってしても少し物足りなさがの残ります。

特に、舞台である19世紀のイギリスは児童買春、伝染病公害問題、マフィアと政治家による汚職などにより、非常に陰鬱な時代だった事を踏まえるとまたもや「小奇麗」に描きすぎている気がします。

別に性的表現やヴァイオレンスを入れれば良いというのではなく、そういった歴史的事実も入れるともっと物語に深みが出てくると思うので、今後の課題はどうやって「海外に対抗するか」が重要になると思います。

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 370
サンキュー:

21

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haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2020.9.20

2020.9.20

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 217
サンキュー:

3

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ぺぺりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

幸せを運んでくれてありがとう

TV版以上の本当にクオリティの高い作画 音楽であり
映像を見ているだけで
あの事件のこともありこみ上げるものがありました。

{netabare}
依頼人 自動手記人形に加え配達人にもスポットをあて
「届かなくていい手紙なんてない」
「幸せを運ぶ配達人」 頭に残り
手を差し伸べる温かさ、大切さを改めて伝わってきました。

最後に流れた茅原実里さんの「エイミー」
歌詞が物語のエイミー⇒テイラーに向けた
返信の手紙の内容のように感じました。

おすすめになります。
{/netabare}
 

投稿 : 2020/09/19
閲覧 : 338
サンキュー:

34

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ksk84 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっぱり思い出しちゃうのはアニメ版10話のあの感動

もうすぐ新劇場版が公開だったので、気になっていた本作を鑑賞。

うんうん、本シリーズだけに相変わらず安定の良作です(^ ^)
見て損はない作品かと。

ただなー、やっぱり思い出しちゃうのはアニメ版10話のあの感動かなぁ…( ̄∇ ̄)
超えてはこないんですよね、正直…

アニメファンだった方は、あまり過剰な期待はせずに見た方が良いと思います(笑)
アニメ版の完成度が高過ぎるのも罪なもんだ…(´∀`)

<内容(「Amazon」より)>
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。

良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。

未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。

投稿 : 2020/09/02
閲覧 : 262
サンキュー:

7

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どりを さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

作画に頼りすぎ

作画は綺麗で世界観も素晴らしいです。
ただそれだけ。作画に頼りすぎている

内容はアニメの4話分くらいを追加しただけのもの。
追加ストーリーでもない。

内容も薄いし演出も普通
斬新さもない。

作画の綺麗さを見せたかっただけなのかな?って気がするくらい。

あと「着払い」って言葉使ってて吹いてしまった

映画館までいってみるような物ではないですね。
無料だったので見ました。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 312
サンキュー:

4

ネタバレ

kyani さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動した!

見るものを悩んでたんですがこの作品は、とにかく涙が止まらない(うれし泣きね)

投稿 : 2020/05/26
閲覧 : 221
サンキュー:

7

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐のストーリー・あらすじ

……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。良家の子女のみが通うことを許される女学園。父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。(アニメ映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐』のwikipedia・公式サイト等参照)

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放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2019年9月6日
制作会社
京都アニメーション
公式サイト
www.violet-evergarden.jp/sidestory/
主題歌
茅原実里『エイミー』

声優・キャラクター

石川由依、寿美菜子、悠木碧、子安武人、内山昂輝、遠藤綾、茅原実里、戸松遥

スタッフ

原作:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 暁 佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:藤田春香、監修:石立太一、シリーズ構成:吉田玲子、脚本:鈴木貴昭/浦畑達彦、キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子、世界観設定:鈴木貴昭、美術監督:渡邊美希子、3D美術:鵜ノ口穣二、色彩設計:米田侑加、小物設定:高橋博行、撮影監督:船本孝平、3D監督:山本倫、音響監督:鶴岡陽太、音楽:Evan Call

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