ハチロたく さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 1.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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(C) 暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐の感想・評価はどうでしたか?
ハチロたく さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 1.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
タイラーオースティン さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
美しい景色、ゆっくりとした描写、温かい気持ちになる点など本編と同様。
若干異なったのは、本編はヴァイオレットが主人公として色々な人に関わり、成長していく、という視点だが、本作は前半と後半に分かれ、手紙のやり取りをする2人がそれぞれのパートの主人公となり、その2人にヴァイオレットやベネディクトが関わる、という視点となる点。
そのため「外伝」という表現は相応しく、しかし決して本編から逸脱せず期待した通りの作りとなっていた。
そもそも本作を含む「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品は、いかに情景に入り込めるか、世界観に入り込めるか、という点が評価に大きく影響する作品であるように思う。
自分のイメージとしては、日が短くなってきた肌寒いくらいの涼しい日の夜に、自分の心が落ち着きすぎているくらい落ち着いている時に、時間を忘れてゆっくりと、余裕がある状態で見ると突き刺さる作品、というイメージ。
アニメ本編を見た時も本作を見た時もまさにこの状態に当てはまり、それ故自分にとって最高に素晴らしい作品、という評価となった。
泣くために見るわけではないが、世界観に入り込んでいるうちにいつの間にかホロリと涙がこぼれる、そんな作品と感じた。
とまと子 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
その娘の名はイザベラ・ヨーク
誇り高き名門ヨーク家の娘
全寮制女子校に閉じ込められた”深窓の令嬢”
そのドールの名はヴァイオレット・エヴァーガーデン
訓練を重ねた自動手記人形
通常では請け負わない”上流社会への教育係”
ふたりの少女はそれぞれの「契約」に従い
社交界デビューの準備を始めます
彼女たちははそれぞれに 何もない場所で育ち
拠り所のない 知らない世界に投げ込まれたまま
胸に空白を抱えて 生きていこうとしています
時間的には、本編TVシリーズのあと
劇場版に至る前の日々でのお話しです
この時にはヴァイオレットはもう立派に有能な職業婦人
他人の気持ちもかなり推し量れるようになり
ただ自分の心を語る言葉だけは 未だにほとんど持っていません
{netabare} ヴァイオレットは嘘を言いません
”嘘の意味”すら 理解していません
そのことは、”嘘を嘘として語る”ことを求められ
”ありのままの姿”は隠されるべきとされる世界にあって
固く閉ざされていたイザベラの心を開かせるには充分だったと思います
イザベラはヴァイオレットに”近さ”を見出し
そして同時に”憧れ”も感じたのではないでしょうか
ヴァイオレットのあまりの美しさには
わたしもドキドキしてしまいました…♡ {/netabare}
このエピソードでは
ヴァイオレットは お話の中盤ころになって
やっと本来の手紙代筆の仕事をします
そしてその手紙が繋ぐように 後半の新しい物語が語られていきます
その人とのことを思い出すだけで
元気になれたり 希望がよみがえったり
心細さが消えてしまうような
この映画は、そういう人への想いの
…”誰かにとっての そういう人になりたい”という想いの…
物語へと広がっていきます
この映画の主人公は ヴァイオレットではありません
ヴァイオレットと彼女の手紙が繋ぐ 様々なひとびとの想いが交差する物語です
「絵の演技」がどの一コマを切り取っても素晴らしいこのシリーズですが
中でも今回の主役のひとり イザベラについては ”ひとの演技を超えている”とすらいえると思います
表情の繊細な陰影、動きや佇まいが、彼女の 愛情や怒り、諦めや夢 のすべてを語り
「女優の品格」を感じさせるほどです
画面いっぱいに描かれた世界は信じられないほど美しく
優しく温かくて 何度でも観るに値する映画だと思います
チャリア さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
映画みたいに綺麗な画質で作られているのでいいんですけど、ストーリーはもうひとひねり欲しい
にゃんちゃこ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
バイオレットがとても凛々しく
素敵なシーンがありました。
とても良かったです。
しゅう さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
なご さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
相変わらずの京アニ。作画がやばい。綺麗すぎ。
ストーリーはアニメ版とは違う面白さがあった。アニメ版を見た人は是非観てほしい。
あと、ヴァイオレットちゃんが可愛すぎた。
これ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
マーティ さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
特にありません。 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
離ればなれになった姉妹がヴァイオレットを通じて絆を紡ごうとする物語。
話の中に大きなイベントがあるわけではありませんが、物語、曲、映像、声優さんの全てが素晴らしく、鑑賞後は、しばらく感動の余韻に浸りたくなります。
心地よい静けさと、温かみのある作品。
エピソードを締め括るセンテンスは、秀逸。
エンドロールは、心を打ちます。
名作ですね。
フェイルン さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
2019年9月6日に3週間限定として上映が開始された作品。
私は京都アニメーションの作品が好きだ。
しかし、あの最悪な事件が起きたのが2019年7月18日。
その前日には本作品自体は完成していたのだが、あの事件が起こってしまったのだ。
当時のあのショッキングな事件に激しい喪失感と胸がかきむしられるような数週間だった。
そんな最中公開された本作品。
もはやこの作品はレクイエムである。
公開日に観に行ったが、感想が書けなかった。
あまりの素晴らしさと、今後の京都アニメーションの行く末と、あの事件で亡くなられた方々がごっちゃになり、書けなかった。
その後、2021年11月に金曜ロードショーにて公開された。
オンデマンド配信も今のところNetflixのみなので、地上波のゴールデンタイムに放送され、多くの方に観てもらえる機会が出来たのは嬉しかったし、媒体は違えど思いを紡ぐという意志が嬉しい。
異例の企画をしてくださった北條伸樹プロデューサーに感謝。
あれから時が経ち、劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンやTVでは小林さんちのメイドラゴンSを放送。
京都アニメーションは少しづつだが、前に進んでいるように感じる。
今後も京都アニメーションおよび作品を応援していきたい。
話が前後したが、感想を簡潔に書き残しておく。
兎にも角にも、本作は素晴らしい。
映像美もだが、ストーリーが実に良い。
本編を前もって観たほうがより理解度が深まるので、予め本編→劇場版外伝(本作)→劇場版の順で観ることをお薦めする。
個人的な好みではあるが、劇場版は2作品あるが外伝の方が好みだ。
しかし、どちらの作品も良い作品ですよ。
いい歳のおっさんなのに泣いてしまいました。
ごる さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
隔週の入場者特典もあったので、3回観に行ってしまいましたww
しかし、特典はランダムのため揃わず…(;´д`)
当然、映画もしっかり観たわけですが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは2回目とか見てくると、この時のこの台詞がここに繋がるのか、や表情など仕草の意味が分かったりするので面白いです(*´∇`*)
外伝も、2回目の方がより泣けましたw
外伝だけでも、TV版見てない人でも十分見れますが、当然見ていた方が話が入りやすいです。
実際に、隣で見ていた子供に付き合わされてきた親が泣いてましたw
設定は、TV版から4年後の話で、ホッジンズ社長の会社もだいぶ安定しているのと、各キャラも成長している所が見かけでも分かります。
今回は、ベネディクトくんが大活躍で、スタッフロールもヴァイオレットのすぐ下に出てます( ´∀`)
来年公開の劇場版が延期になってしまいましたが、ラストに鋭意制作中と予告ムービー入りますが、泣けるわ(T_T)
でこぽん さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
この映画には良い意味で2回裏切られました。
一つ目は、外伝なのに、これほど感動するとは思ってもみませんでした。
それならば本編は、どれほどのものだろうか…。今から期待しまくっています。
二つ目は、前宣伝でヴァイオレットが教育係になると知らされたので、手紙は今回無しなのか…と、諦めていたのですが…、
途中から手紙がメインの物語に変わったではありませんか。
やはり、この映画は手紙に込められた愛情を伝える物語でした。
私は、これを待っていたのです(^_^)。
この映画では、貴族の娘であるエイミー(イザベラ)と孤児のテイラーが主人公です。
ヴァイオレットは脇役に徹しています。
エイミーとテイラーは昔、姉妹のように仲良く暮らしていました。
生活は貧しくとも二人は幸せでした。
だが、ある事情で二人は離れ離れになります。
でも数年後、手紙により二人は再び心を通わすことができたのです。
テイラーは郵便配達人を『幸せを運ぶ人』といい、憧れます。
その言葉だけで、テイラーの気持ちが良くわかります。
幼くしてエイミーと別れたテイラーが、エイミーからの手紙をどれほど嬉しく感じたのかが伝わってきます。
今回、幸せを運ぶ人はヴァイオレットの友達のベネディクトでした。
そして幸せをつくるお手伝いをしたのがヴァイオレットです。
ヴァイオレットがいなければ、エイミーは手紙を書くこともなかったし、テイラーがエイミーに返事を書くこともなかったでしょう。
ヴァイオレットの仕事である自動手記人形サービスは、まさに幸せをつくるお手伝いです。
それはとても素敵な仕事だと思います。
エイミーの手紙もテイラーの手紙も、一行か二行の簡単な文章でした。
でも、愛情がこもっています。だからお互いに幸せを感じることができたのです。
昔、私が家を離れて一人暮らしを始めたとき、母へ感謝の手紙を送ったことがあります。
それはつたない文字で書いた数行の手紙でした。
でも、母はその手紙をとても喜んでくれて、ずっと大切にしていました。
今ではLINEやe-mailがあるので手紙を出す機会はあまりありません。
たまには自筆で遠く離れた人へ手紙を送るのも良いと思います。
ときとして、手紙は宝石よりも大切な宝物になる場合があります。
shino さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
京都アニメーション制作。
代筆を通して人の心に触れるヴァイオレットと、
新たな依頼主、少女イザベラの心温まる物語。
良家の子女のみが許される名門女学院、
そこはイザベラにとって牢獄そのものでした。
鳥かごの中の鳥、息が詰まる生活。
会話、舞踏、諸々の礼儀作法を教えるために、
家庭教師としてヴァイオレットは赴任するのです。
私たちの生きる路上の病巣も根深いが、
恵まれた環境であれそこにも根深い病巣がある。
比べることは出来ないが学ぶことは出来る。
つまり生きるとは難しい局面と向き合うことだ。
ヴァイオレットは先の戦争で両腕を失うが、
イザベラもまた大きな喪失感の中で生きている。
彼女もまた時代の、戦争の被害者なのだ。
インサートされる子供と触れあう少女、
{netabare}巻き髪の赤毛の子供はテイラーという。
彼女こそ主人公かも知れない。{/netabare}
その存在を知り、本当の物語が始まるのだ。
手紙だからこそ伝わるものがある。
飾り気のない少女のシンプルな言葉に、
それぞれの歩みを振り返り、万感の思いが籠る。
きっと約束は叶うだろう。
寂しくなれば名前を呼べばいいのだから。
U さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
Prospero さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ひろたん さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ダビデ さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
oneandonly さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
世界観:8
ストーリー:7
リアリティ:6
キャラクター:7
情感:7
合計:35
<あらすじ>
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。
良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。
(公式サイトより)
相変わらずの業務多忙と家庭事情により、アニメ視聴があまりできない状況ですが、本作は劇場で鑑賞すべきと判断し、何とか時間を作って観ることができました。京アニを応援する面でも、本作は成功してほしいとの思いもありました。
また、個人的な視聴動機は「響け!ユーフォニアム」8話の演出で注目した藤田春香さんの初監督作品という点。あにこれで高得点評価が多かったのは、当然だろうと思っていました。百合がどうのといったツイートを見ていて心配しましたが、全く問題ないので一般の方にもおすすめできます。
{netabare}縁あって貴族の身分となった(親のいない)姉妹。ヴァイオレットが、まずは嫁入り修行のサポートとして姉(イザベラ・ヨーク=エイミー)に出会い、彼女の妹(テイラー)のことを知って、姉が妹に送る手紙を代筆、それを読んだ妹がヴァイオレットに会いに行き、妹が姉に手紙を送るといった物語でした。
錨を降ろす所を水中から見せるアングルなどは藤田さんかなと思いましたが、焦点の当て方や画面の細かな動きなど、1回では見落としも多かったと思われます(もう一度見たい)。姉妹が引き離されて独りぼっちとなった所や、時間の経過をタイムラプスにした表現も良かったです。
リアリティの面で、今回はヴァイオレットの無双シーンがなく、姉妹の親愛が中心に描かれていて良かったです。一方、ヴァイオレットが学園で騎士姫と呼ばれ、苦手そうなダンスまでも完璧にこなす姿(本を何冊も頭に乗っけていたのはコメディでしたね)が、ちょっともったいなかったように思われました。
ヴァイオレットは武器として育てられたので、それ以外の能力は人並み以下としたほうが彼女の個性が活きるように思っています。髪の色や髪型からどこかのアーサー王が想起されてしまうのでね。
彼女は人間らしい感情、感受性が薄いところに個性がありましたが、本作では姉から妹への手紙に、困った時は訪ねるようにとの手紙を加えたり、お代をいただきたくないと言うまでの配慮ができるようになっています(作中、やさしいとの言葉に「真似ているだけ」と返したり、また会えるか問われ、「お客様がお望みなら…」と毎度の台詞を言うシーンはナイスセンス)。
また、テイラーが貴族の捨て子であることをなぜわかったのか、なぜ捨てられたのか(1回の視聴では不明)、エイミー自身も幼いのにテイラーを育てることが可能だろうかといった点は疑問で、リアリティが下がっています。
あと、妹が姉のことを結構忘れてしまっている点。小さい頃に引き離されてしまったため、「エイミー」すら姉の名前であることをはっきりと覚えていない(いるのかもしれないけど微妙な)様子でした。
幼い頃の記憶はノスタルジックですね。私はあまり覚えていないほうで、幼稚園の頃の記憶が一番古いのですが、ということは4~5歳。確かに、それくらい小さければ忘れても仕方がないのかもしれません(テイラーの年齢が不明ですが)。私の場合はどうでも良い記憶なので、これが例えば若くして亡くなった親の記憶などであれば、共感できる人に響くだろうと思います。{/netabare}
映像美は言わずもがな素晴らしかったです。台詞も所々美しく(ベネディクトが男を上げていました)、本編同様に視聴者の心の清らかさを試される気がしました。ヴァイオレット・エヴァーガーデンらしいですね。
ホッジンズの「ヴァイオレットちゃん」はなぜか相変わらず気持ち悪いのですが、ヴァイオレットが大人っぽすぎるからなのでしょう。
音響はランプの灯の音にこだわりを感じました。EDもヴァイオレット・エヴァーガーデンらしく。
声優は、テイラー役が{netabare}鹿目まどかっぽくて(まどマギの見過ぎということかもしれないが){/netabare}、やや集中力をもっていかれたのはやや減点。
他の方も指摘されている通り、1話完結型の作風のため、90分という時間がひとつの物語として最適で無駄なくテンポ良く構成されていました(これが藤田さんの強みかも?)。
本編が普通に楽しめた方になら、当然おすすめできる作品です。
<2021.11追記>
TV初放送を視聴し、評価を微修正しました。
エイミーの一人称の「僕」が少し浮いていて気になりましたが、全体的には初見時よりも心情描写を理解でき、改めて良作と思いました。
テイラーが姉に会わないのもそのほうが自然ですし、将来を想像させる見せ方として良かったです。
(参考評価:4.3→調整4.1→再調整4.2)
(視聴2019.9→再視聴2021.11)
ミュラー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
外伝ということで、これ単独で見ても十分見られる形に仕上げているし、
こじんまりとしながらも、うまくまとまっている。
良作だと思います。
時代背景もあるけれど、極貧生活からいきなり貴族として生きることになるなんて、シンデレラストーリーそのものに見えるが、全編通してエイミーが幸せに見えないところが一番の評価ポイントかな。
おかげで物語りに深みを持たせることができている。
逆に一番のマイナスポイントは、女学校編の最後でイザベラに声をかけてくれた「アシュリー・ランカスター」。彼女がその後全く出てこなかったこと。
あれはどういう演出だったの?
あとは細かいツッコミです。
後半テイラーがヴァイオレットと一緒に寝起きするが、テイラーが顔を洗ってタオルを手探りで探すシーン。
いや、細かいとはいえ、こういう生活感溢れる演出をするのが京都アニメーションだよね。生きている感じが良く出ている。
ベネディクトのあの靴とズボンは何なんだ?バイカーがあんなヒラヒラズボン履いちゃいかんでしょ。
さいごに今回の主人公、イザベラ・ヨークことエイミーだが、ユーフォニアム好きな私としては、もう田中あすか先輩の顔が浮かんじゃって。
顔もなんだか似てるじゃん。お姉さんキャラにぴったりな声だとは思うけど、あすか先輩の印象が強くてね・・。なんか「黄前ちゃん!」とか言いだしそうで。
はい、失礼しました。
米麹米子 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あらすじ
大貴族ヨーク家に生まれ、
格式高い女学校に通う少女イザベラ。
しかし、大切なものを守るために
父親と“契約”を交わした彼女は、
夢も希望も失い生きることに絶望していた。
そんなある日、イザベラは
自身の教育係として雇われた
自動手記人形の
ヴァイオレット・エヴァーガーデンと出会い、
彼女を通して自分の未来を
少しずつ取り戻していく。
普通に泣いてしまった。
テイラーの可愛いことって言ったらもう
くるくる表情が変わって
目もビー玉みたいにきれいで
ジブリに負けてないって思った
エイミーって歌が
内容とすごくリンクしていて
宝物と自由を引き換えに
それでも守りたいものってあるよねって
ヴァイオレットがテイラーの
髪を結うシーンがあるんだけど
二つだと解けるけれど
三つだと解けにくいのです
そうだよね
私もよく手紙を書いてた
目上の方からは特に喜ばれて
催促されたりもしたけど
お礼状とか字が綺麗だからって
代筆することもあったのだけど
どんな字でもね
本人が書いた心のこもったものがいい
親に手紙書いてみ
多分親なくよ?
すごく良い作品でした
やん さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
テングタケ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
先週の総集編に続き、テレビ放映にて鑑賞。
総集編はちょっとうるっと来たんですが、本作はハズレ。
主人公が子供に様付けしたりして、なんでこんなに卑屈なの?
全編を通して流れる空気は「偽善」
宛先の分からない手紙を配達するなよ。
この会社が株式会社だったら、株主利益の毀損で訴えられるよ。
取り合えず登場人物が泣けば自分も泣けるピュアな感性の人は、登場人物が死んだときに自分も死なないように気をつけた方がいいと思う。
にゃん^^ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
抹茶ラーメン さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
RFC さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ato00 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
約1時間半の劇場版。
外伝だから、ヴァイオレットは補佐役です。
主人公姉妹は、離れ離れになったエイミーとテイラー。
前半は静、後半は動、ラストは感動です。
ストーリーはありふれてるけど、魅せ方が巧い。
作画の美しさはもちろん、ヴァイオレットがキラキラしています。
ヴァイオレットの憂いを含んだ瞳が優しく輝き、人の心を動かす。
そして、姉妹の気持ちを包み込み、心の橋渡しを。
テイラーは明るくて人懐っこくて素直な子。
自分に勇気を与えてくれた郵便配達人になりたいという。
配達を手伝う内にその想いは大きくなります。
一人前になったあかつきには、きっとエイミーと同じ時を過ごすことが出来るでしょう。
手紙を運ぶことは、幸せを運ぶこと。
それは、永遠に変わることはありません。
互いを分かつとも、絆を結んだものは、いつかは寄り添うことができるのです。
だから、ヴァイオレットが真に笑える日は必ず訪れることでしょう。
<追記;地上波初放送記念>
{netabare}前半部が美サイレント。
姫騎士と呼ばれるヴァイオレットが麗しい。
背をピンと伸ばしたヴァイオレットが凛々しくも優雅。
静かで真っすぐな穢れを知らない心。
内に秘めた思いやりも情熱も純白の雪で覆い隠しているようです。
初めての友人エイミー。
義理とは言え、初めての妹テイラー。
優しく流れる日々の中での3人の未来。
もう少しだけ観ていたいような気がします。{/netabare}
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
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……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。良家の子女のみが通うことを許される女学園。父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。(アニメ映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐』のwikipedia・公式サイト等参照)
石川由依、寿美菜子、悠木碧、子安武人、内山昂輝、遠藤綾、茅原実里、戸松遥
原作:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 暁 佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:藤田春香、監修:石立太一、シリーズ構成:吉田玲子、脚本:鈴木貴昭/浦畑達彦、キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子、世界観設定:鈴木貴昭、美術監督:渡邊美希子、3D美術:鵜ノ口穣二、色彩設計:米田侑加、小物設定:高橋博行、撮影監督:船本孝平、3D監督:山本倫、音響監督:鶴岡陽太、音楽:Evan Call
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
感情を持たない一人の少女がいた。 彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。 戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。 戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。 ――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙 ――都会で働き始めた...
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――あいしてるってなんですか?かつて自分に愛を教え、与えようとしてくれた、大切な人。会いたくても会えない。永遠に。手を離してしまった、大切な大切なあの人。代筆業に従事する彼女の名は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。人々に深い、深い傷を負わせた戦争が終結して数年が経った。世界...
ジャンル:その他
放送時期:2018年7月4日
ヴァイオレット・エヴァーガーデン BD&DVD第4巻に収録。 第4話と第5話の間の、数か月間に起きた物語。 ヴァイオレットのもとに舞い込んだとある歌姫からの代筆依頼を描く、特別番外編を収録!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2008年冬アニメ
『シゴフミ』は、電撃文庫から刊行されている雨宮諒作のライトノベル。 東京のとある街・かもめ市の一角にある廃ビルの屋上で、町谷翔太はロケットを作っている。 それを見守りながらおしゃべりをしている少女、綾瀬明日奈の元に父親が遺体で見つかった知らせが入る。一緒に警察署に行き、翌日い...
ジャンル:TVアニメ動画
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長野県松本市に住む女子高校生・高宮菜穂は2年生になった4月の始業式の日、差出人が自分の名前になっている手紙を受け取る。その手紙には、26歳になった10年後の自分が後悔をしていて、その後悔を16歳の自分には味わってほしくないこと、菜穂に今後起きること、それに対して菜穂にしてほしい行動が...
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夜が明けることのない星に、「アンバーグラウンド」という名の地がある。首都を照らす人工太陽の光が届かない、暗く危険な地域を旅する国家公務があった。彼らの仕事はその地で生きる人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届けること。命を賭して「こころ」を届ける彼らを人々は「テガミバチ」...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2009年冬アニメ
『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』の制作で知られる京都アニメーションが、オリジナル企画を立ち上げ、制作・販売を行う『京アニプロジェクト』の第1弾アニメ。 主人公の少女ユメミには、特別な力があった。それは、空に浮かんでいる不思議な島々が見えること。しかし、友人たちは誰一人としてそ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2012年4月1日
「お父さん、ほんとうはなんて書きたかったの?」 いちばんそばにある愛が、いちばん見えにくい愛かもしれない。父が遺した書きかけの手紙。そこには、ただ、「ももへ」という一言があるだけだった。「何を伝えたかったんだろう」 心ない言葉をぶつけ、仲直りしないまま父を亡くしたももは、11歳の...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2013年秋アニメ
神原秋人はある日の放課後、屋上から飛び降りそうな少女・栗山未来と出会う。未来は、異界士の中でも特異な呪われた血を持つ一族の最後の生き残りだった。たった一人生き残った少女と、半妖である秋人が出会ったことで、世界が一変する……。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2002年冬アニメ
家庭の事情により北国(「雪の街」)の叔母の家に居候する事になった相沢祐一。7年前まではよく訪れていたにも関わらず、彼には当時のことが思い出せずにいた。そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、幼い頃の大切な記憶を取り戻していく。 家庭の事情により、北国の町にある従姉...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2019年9月14日
オプティマスがリーダーとして復帰したオートボットチームは、地球へ赴いたディセプティコンと再び対立し、オールスパーク争奪戦を繰り広げていく。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年9月6日
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。良家の子女のみが通うことを許される女学園。父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、教育係として雇わ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚める。「石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がってやる!」。絶体絶命の状況で、千空は仲間を探し、世界を取り戻すことを決意する!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費し...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年7月19日
「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年8月30日
交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
「ひびき……お前、また太った?」食べることが大好きな女子高生・紗倉ひびきの心に突き刺さった友人の非情な一言。夏休みまでに絶対に痩せてみせるとダイエットを決意したひびきだったが、一人ではまともに運動も続けられない体たらく。こうなったらとひびきが足を運んだ先はトレーニングジムだった! ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。季節はめぐり2年生に進級した西片は、今度こそ高木さんをからかい返すことができるのか…?「ニヤキュン」必至、照れたら負けの"か...