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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~(TVアニメ動画)」

総合得点
79.2
感想・評価
527
棚に入れた
2067
ランキング
517
★★★★☆ 3.6 (527)
物語
3.8
作画
3.4
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~の感想・評価はどうでしたか?

目付きの悪い猫 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルからしてつまらないと嫌煙して避けていました。だがしかし!!

ゲーセンでキャっキャうふふよりよかった(о´∀`о)

あと他のアニメより話の作り込みが良く面白い!

タイトルがとてもつまらないと思わせる雰囲気がしていたので、避けていました。でも見始めたらつい次々と、一気に見いってしまうアニメでした!1期は14話までありました!

投稿 : 2020/02/10
閲覧 : 320
サンキュー:

11

ネタバレ

よっぴ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

期待をうらぎられました。いい意味で・・

登場人物がみんないい人で、やさしくて、ほっこりします。
あ 一人だけ最悪なのがいました。
でも、ワクワクする物語です。
2期がとっても楽しみです。

投稿 : 2020/02/08
閲覧 : 256
サンキュー:

7

ネタバレ

Android さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

異世界を上手く使ってる作品

異世界を上手く使っている、タイトル通りの感想です
異世界に無いものを作る、売るそしてそれで色んな人と繋がり自分の目標を達成する
決してイキらないしチートも使わないし有り得ない展開もない
主人公は子供だから力が弱かったり親から色々と言われるところまでしっかりしてたからなお面白かった
OPはアイカツの星宮いちご役で有名な諸星すみれさんでとても良い歌声で曲調も可憐で清楚な曲でとても好きです

投稿 : 2020/02/06
閲覧 : 216
サンキュー:

11

がおー敦煌 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

原作愛、漫画愛が強すぎてみていません。

原作95
漫画90
っというところでしょうか。

この作品は原作のほうがわかりやすいと思います。
アニメは見たいとは思うのですが、頭で自分で作った声が崩されるのが嫌なために見ていませんが、きっと素晴らしい作品ができていると思います。

原作の内容でコケたらそれはそれでスタッフが才能がなかっただけの事です。
むしろこの原作と漫画があってコケる方が難しいと思うできっといい作品になっていると思います!

投稿 : 2020/02/04
閲覧 : 220
サンキュー:

5

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なろう系ラノベ原作だが少し変わった異世界転生系。

原作はなろう系小説で、原作は未読です。
一応1部完ということなので、おそらく2部がこれからあるのだと思います。

現代の本好きな司書が夢であった女性のモトスウラノが大学を卒業し、これから図書館に就職が決まったところで死んでしまって、異世界の兵士の娘、「マイン」に転生してしまうところから始まります。

ウラノは転生前は本好きでしたが、転生した異世界では紙や本はとても高く、あってもとても高くて貴族でなくては買えない、読めないものでした。
そこで、転生前のウラノの記憶を持ったままのマインはウラノ時代の知識を使ってなんとか紙、ゆくゆくは本を作るために頑張っていくお話になっております。

異世界の街の設定や描写も詳しく描かれており、モンスターと戦ったり、ハーレムラブコメ系ではなく紙、本を作るために行動する珍しい異世界転生系だとおもいます。とても新鮮な気持ちで見ることができました。お色気シーンとかもほぼないので、NHKとか名作劇場に近い雰囲気です。
一旦1部は完ということなので、続編を待ちたいと思います。いいお話でした。

投稿 : 2020/02/02
閲覧 : 413
サンキュー:

37

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

本がいない世界で知識が伝わがたい。主人公がそんな世界に転生した。
TUEEEEじゃないし、主人公は一生懸命本を作る設定がいい。簡単に作られそうな本は実際に作るのは難しい。
とにかく、良いアニメだと思う。

投稿 : 2020/01/30
閲覧 : 213
サンキュー:

8

Zクァンタム さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

電子文書から再び本を手に取る世界へ

本作りの大変さを知ることができた。おすすめです!

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 258
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

割とよかった

安心して観られる。
でもわざわざ棚に入れるかどうかは・・・

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 212
ネタバレ

鈍物語 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なろう系先駆け

友人の薦めで見始めましたが
話自体は面白いと感じた
異世界転生モノ
原作を読んでないが
前世の主人公の紹介が少なく
知らないオバさんがロリになったんだなぁ(笑)といった印象
オバさんと言っても22歳ぐらいだろうけど
もう少し前世に関する開示があってもよいのでは
今回思ったのは井口裕香のロリ主役はしんどい
声を聴いててクドいと感じてしまうぐらい
途中途中の心の声みたいなシーンのノリもしんどく感じた
個人的には脇役がベストだと思う
面白いは面白いがちょくちょく粗が目立って評価は低め

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 194
サンキュー:

4

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

マインの行動、下剋上??本の道のり第一歩

 本好き少女が転生し、異世界の少女マインとして活動するお話だったです。最初の場面からすると、マインの記憶のお話になるのかな?です。

 本という存在もあまり知られていないような世界で、貧しい兵士の家庭に生まれたマインが、いかにして本を手にするために先に進むのか?見所になるです。

 転生しても転生前の記憶のままだから、良いことかもだけど、マインでなかったらこうも先にうまく進めないだろうな気がするです。

{netabare} 本を作るための紙作り、それだけでなく、整髪料、髪飾りなど、商売にも精通したマインの才能も卓越してた感じです。

 さらには、マインの身の危険の存在も隣り合わせながらも、命以上にやさしい家族と共に生きる選択をする健気さも良かったです。
 終盤において神殿内にある本の存在、最初から登場した神官長フェルデイナンドとの出会いが、この先のマインの運命を大きく変える出会いだっと思ったです。分かり合うまでに、お父さんお母さんも巻き込んで、いきなりスムーズに行かないながらも、{/netabare}マインへの思い、マインの家族を思う思いが、道を切り開いだようだったです。

 マインは姉のトゥーリ以外にも、幼馴染のルッツであったり、ベンノさん、オットーさん、フリーダと大きな支えがあったのも言うまでもなかったと思ったです。
 まだまだ先があるようで、もしこれでおしまいだったらいただけないです。

 ED後にでてくる二頭身キャラ、マイン、フェルデイナンド面白くて好きです。

投稿 : 2020/01/23
閲覧 : 265
サンキュー:

15

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

子供向けのような絵柄ですが、内容はとても深いです。監督さんが子供向け作品を手掛けられていた方なのもあると思います。
続きが気になるところで終わってしまったので春からの二期が楽しみです!

投稿 : 2020/01/20
閲覧 : 172

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作を思い出しつつ

原作を思い出しつつ観賞。思いのほか低年齢向けに作られていてびっくり。これからの、神殿に入ってからのお話も楽しみ。

投稿 : 2020/01/16
閲覧 : 215
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

題名の軛

[2019/10/15 v1:知識は紡いで繋いで使ってなんぼ]
[2019/12/06 v2:うつわとなかみ]
[2019/01/14 v3:題名の軛]

原作知らず。
全体としてかなり長くなってしまったので適当に畳んでおきます。

[v3 題名の軛(くびき)]
続編決定ということのようで、1期は区切りの良いところまでだったのでしょう。

アニメ作品として、絵柄が少々独特ながら異世界商工記として十分に面白く、最初の数話を問題なく視聴できるならそのまま全部見て損はない作品と思います。転生者である主人公にちょっと都合の良い幼稚化が感じられますが、「私TUEEEE」することはなく、地道・実直に下克上のステップを踏んでいます。これって昔のNHK朝ドラに通じるものがあるような・・・おしん的な?(憶えちゃいませんがね・・・)


ですが、僕個人にとっては、不満の残るお話の展開であり、終わり方でした。v1、v2で述べてきた「本とは何か」「何を残すのか」といった本の機能・役割、そこに記すべき情報・コンテンツに関する物語や展開は一切ないまま終わりました。本好きとはいったい何を指すのか。

とはいえ、この不満はタイトルを勝手に解釈した僕の妄想・期待と作品内容の不一致によるもので、原作者さんや制作サイドとしては「んなもん知るか」で終わる話でしょう。なにより、本作を楽しまれた多くの皆様にとっても同様のはずです。

―そも、タイトルに何を思ったのか
{netabare}
本作のタイトル「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」というのが、僕にとってはミスリードをうみ、また、そうは言いながら僕自身がタイトルをちゃんと吟味していなかったのかな、と思います。ラノベやなろうものにしては珍しく、タイトルに強い方向性と状況の限定が盛り込まれたものだと思っています。

「本好きの下克上」という主題から、“本のない世界に本をもちこみ、本の力で何かしらを改変・改革していく”ようなものを読み取ってしまいました。もしもそうならば、当然そこには本によって(本のない世界と比べて)爆発的な勢いと実効力で拡散していく知識、情報による人々の変革、思想の変化と発展とを背景にした主人公の「下克上」が描かれるに違いない、、、と。

でも本作は、副題である「司書になるためには手段を選んでいられません」が本当に大事なことだったのですね・・・結局、本が身の回りにありさえすればよい、という選択を主人公が終盤でしたことで、そう判断せざるを得ませんでした。
{/netabare}

―でもこのタイトルだからこそ、観てみようと思った作品
{netabare}
タイトルって、大事だと思っています。作者がそれなりに考え、作品全体を過不足なく表すものとして付けるもののはずです。だからこそ「本好き」が「下克上」するんだ、というタイトルはこの上なく魅力的に思えたのでした。僕個人の性質ですが、副題は相手にしません。場合によってはなくとも成立するのが副題なので。

なので、無理やり文句を言うならば「タイトル、もう少し気を使って付けてほしかったよ。」です。もちろん、アニメ化されたのは原作の途中までで、今後の展開でいよいよ「本そのもの」を問うていくお話になるのかもしれませんが、それならそれで片鱗だけでも見せてほしかったです。
{/netabare}

――作品タイトル一考:一面的だし、まとまってないですけど
{netabare}
アニメやラノベにかぎらず、週刊誌連載の漫画などでも思っているのですが、作品タイトルってかなり局所的なものか、最大公約数的なもののどちらかが多いと思っています。そして、長寿作品や成功した作品って、上記のケースが多いように思っています(が、数字取ったらどうなるんでしょうね・・・)。

局所的というのは、端的には主人公そのものをタイトルにするケースです。あるいは、作品に欠かせないアイテム・物品をタイトルにする場合もありますね。他には、作品の舞台となる世界をタイトルにしているケースもこれですね。「鋼の錬金術師」「オーバーロード」「ナルト」などは主人公そのものを指す(実質)固有名詞で、作品が続く限りそのタイトルが作品の中で描かれるものであり続けます。ちょっと気になって週刊ジャンプ掲載作品の一覧を見てみたら、半分近くがこれですね。

最大公約数的な例としては「ガールズ&パンツァー」などがその例にあたると思います。「女の子と戦車」であり、この組み合わせは作品の最大公約数以外の何物でもないとおもいます。銀英伝なんかも最大公約数的な例ですね。最近だと「超人高校生~ようです」も無理やりですがこちらの例にあたると思います。死なない限り、とりあえず嘘にはなりませんから。

こういうタイトルって、作品そのものの展開が大きく変わってもタイトルと作品内容が大きくずれることってそんなにないと思います。ある意味、お話をどう転がしてもタイトル詐欺にならない、安直ではあるけど堅実なタイトルの設定だと思います。逆に言えば、設定・世界観の大枠しかまとまってない段階では、こういうタイトル以外につけようがないと思います(もちろん、すべて練り込んだうえであえて狭いタイトルをつけることはあり得る:例・はがれん)。なお、偉大な例外としてドラゴンボールを挙げておきます。存在忘れてましたよ、後半以降。たまに出てきてびっくりしたもの。

これらと異なるのが、行為や属性・性質を盛り込んだものだったり、作中の人物の状況を語るようなものでしょうか。いってみれば、中途半端に限定的な情報が付加されたタイトル。本作も「本好き」がこれにあたると思います。上で述べたことの反対に、こういうタイトルは、ある程度以上作品の方向性や描くメッセージなどが固まっていないと付けられませんし、読み手・視聴者の僕としては「結構練り込まれた作品の可能性が高い」と判断する材料ともなります。

ですが、現実にはタイトル詐欺に近い状態になることが多いようで、少々残念に思っています。繰り返しますけど、タイトルって大事だと思いますよ。

スマホ不要になった「いせすま」、ダンジョンに潜らない「ダンまち」、もはや成り上がる隙間の消えた盾の勇者とか、どうすんのよ(笑)
{/netabare}

[v2 うつわとなかみ]
{netabare}
10話まで観て。

観続けていて良かったと思える作品になってきた。
言うなれば「異世界商工記」とも言うべき形になってきたように思う。その視点で見れば、それなり以上に面白い。

また、ここに来て「マイン」という器と「麗乃」という中身の食い違いがドラマを生み出している。ルッツ君(6歳)の男前っぷりに驚喜しながらも、先々の不安も感じさせる展開は良いと思う。マインが抱える病の問題も決して楽観できるものではなく、先が気になるテンションを作品に与え続けている。

ただ実際のところ[v1]で述べた不満はなにも解決しておらず、現状もモヤッとしたままである。紙は完成したものの、肝心の「本」に至っていない。結局、紙・本という器を作ることにだけ精一杯で、今の段階でなお「何を本にするのか」「何を伝えるのか」という中身についての話がひとかけらも見当たらない。お母さんのおとぎ話でいいのか。

もしもこれが、「マインの器と中身」と「本の器と中身」とを対比的に紡いでいく物語になるのだとしたら、、、あるいは、僕はそれを期待しながらこの先を観ていくことになるのだと思う。
{/netabare}

[v1 知識は紡いで繋いで使ってなんぼ]
{netabare}
二話まで一気に見て、今後どうしようか判断に困っている状態です。とりあえず次回を見て判断というところなのですが、自分の中ではどうにもDrop気配が濃厚なので今のうちに記しておこうと思っています。

作品タイトルを見て、ふわっと心躍った作品でした。かなり期待しながら見始めたのですが・・・作品タイトルで期待したものと、実際に展開されているものとが違いすぎなのです。まぁ、こちらの勝手な期待なのですから制作・原作サイドからすりゃぁ「知ったことか」なのでしょうけれど。

今のところ、ネガティブに働いているのは本作の次の二つの要因です。自分の理解のためにも、文書にしてみる。

要因1=本当に[本]そのものの作成過程を描くだけなの?という疑念。

本作が「本」「活字」に執着しすぎているのに違和感を感じている、といってもよいかもしれません。「本」や「文字」を扱うものにとって、本は確かに重要ですが、最終のOutputは本そのものではなく、そこに書かれた「中身」です(出版社・出版業は「もの」を出す側面もあるのでその限りではない)。

{netabare}
人類の歴史において、確かに「本」が果たした役割はとてつもなく大きい。しかしそれは、「本」という存在そのものではなく「本」が担った役割にこそ意味がある。その役割とは、記録、保存、体系化と継承である。
結果的に恐ろしいまでの耐久力を持った紙という媒体(保存)に、文字によって記された知識・経験・思想その他もろもろ(記録)が、何らかの意図や目的をもって取捨選択され、束ねられたものが本となる(体系化)。それは当代の知識・文化を後世に伝えるものとなり、後世の人間はその「本」から知識・文化を学び、時に発展させ、それをさらに本へとまとめていく(継承)。これが「本」の機能。本は本のために存在しているのではなく、本が伝えるコンテンツ=情報にこそ意味がある。(蓄積、移動・波及、複製、なんてのもあるわね)。

およそ「文字」に関わることをやっていると、こういう考え方になっていく人は多いのではないかと思います。極端なことを言えば、上記のようなもろもろを、記し、残し、再現可能な方法が文字+紙以外にあったなら、それが「本」にとって代わっていた可能性はあると考えます(いわゆる「伝承」などがそれに近いわけです。保存と継承に難がありますが)。耳から得た情報の記憶が100%保持されるなんて機能をヒトが持っていたら、文字すら出てこなかったかもしれない。

しかし、2話までのところ、こういった話は一切現れず、ただ「本」が欲しいを繰り返しているだけなのです。

{/netabare}
今後の展開で「本」とは何なのか、「本」は何のためにあるのかといった議論が出てくるのならばもう少し見ていきたいのですが、今のところそのような気配を感じ取れずにいます。教育が云々という言葉が出てきたので、少しは期待しているのですが・・・どう転ぶかなぁ。

要因2=本当にその設定どおりの人物ですか、本須さん?という疑念。

端的に言えば、「司書として就職予定だった本の虫」という設定が成り立っていないと判断しています(「図書館に就職」だったか。だとしたら司書補?いずれにしても大差はないと思う)。

{netabare}

現状、私の眼には「ご都合主義の記憶と知識の封印、思考力の低下をお話の展開に使っている」と映っています。こういうのは嫌い(完全に好き嫌いの問題)。この子、都合よく頭悪い、もしくは、都合よく物事を忘れすぎに見えます。転移とともに5歳児並みの思考能力になり、さらに記憶も消し飛んだ、とかいうのならまだしも、そうではない(ちゃんりんしゃん作れる)。

司書になれるくらいならば、「本」の歴史くらいはおさえているはず。中世ヨーロッパ然とした世界における本の位置づけ(希少性)、その希少性がどうして生じるのかについては知っていて然るべき。そのターニングポイントとなる活版印刷の登場と普及、その前後での識字者の価値の変化、文字・本を媒体とした情報の伝搬速度の変化などは大前提としてお話を作ってほしかった。要因1で述べたことも、明言するかどうかは別にして、意識してほしかった。なんで本を読みたいのか。なんで「文字」を見たいのか。

もしかして、そういうのちゃんと調べず、考えずに書いているのだろうかという疑念にもつながっています。

一話で「本がない」→「何か読むもの、せめて新聞」みたいなことを言っていたけれど、彼女の「本の虫+司書」の設定が正しいのならこれはあり得ない発想。二話でも気軽に羊皮紙をねだる姿が描かれているが、これも腑に落ちない。また、「その世界の紙」が羊皮紙であることが判明した段階でパピルスが即座に出てこないのが本当に腑に落ちない。
{/netabare}

現時点での本須さん像が「ただの活字中毒で、本を読んでも知の獲得ができない、知の連結ができない、知の活用ができないお馬鹿さん」というところに来てしまうのです。そんな人物ならば、別に本なんてなくてもよいではないか。繰り返しになりますが、知識の活用と連結が「お話の都合に合わせて遅い、できない」というのが嫌なのです。そのうえ、「本の虫」設定が空虚に映ってしまっています。

演出や作画面にも少々苦手なものが見られたりするのですが、これらは僕にとっては小さな問題かと思っています。大逆転を期待しつつ。。。。他を探す感じかな。
{/netabare}

投稿 : 2020/01/16
閲覧 : 668
サンキュー:

42

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一風変わった異世界生活

原作未読 全14話

本が大好きな主人公が、異世界の貴族や金持ちしか手に入らない本が高価な世界に転生して、一般の市民の主人公マインが、異世界前の記憶と経験を駆使して本を作ろうと色々な人たちと関わり合いながら成長するお話です。

他の異世界ものより地味ですが、本を一から作ろうと壁にぶつかり、それでも情熱を持って色々な人の協力で少しずつ形になる過程が丁寧に描かれていたのが良かったですね。

笑うと口元が印象的な主人公マイン役は井口裕香さん、役柄と声がよく合っていました。

昔の洋風な街並みや商人もメインで出てくることで、私的には狼と香辛料のようなイメージでしたね。

トラブルが何とか解決して切りのいいところで終わっています。第2部が春放送とのことなので楽しみです。

OPは諸星すみれさん、EDは中島愛さんが歌っています。

最後に、神殿長の変わり身の早さはある意味見事でしたw

投稿 : 2020/01/13
閲覧 : 398
サンキュー:

31

ミサキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

めっちゃ面白かった。

名前だけは知っていたのですが、読んだことなくてアニメで初めて観ました。

僕的には大穴的な作品でした。
多分秋アニメで一番面白かったのではないだろうか・・・。

第2期も楽しみです!

投稿 : 2020/01/12
閲覧 : 439
サンキュー:

15

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好感のもてる異世界転生♪

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
やや子供向けか?と思いましたが、、、いやいや、これは面白い。

異世界に転生した活字中毒主人公が、本のない世界で本作りに邁進するアニメなんだけど、数多ある「なろう系」異世界転生作品に、お手本にしてほしいアニメ。

ゆったりと時間が流れるアニメでありながら、ピリッと香辛料も効いてます。オススメです♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
異世界転生モノで、マインもチート。しかし、それを緩和させる上手い設定、ストーリーが光った。

まず、「マインが虚弱である」ということ。いかに知識があろうと、それを実現させるだけの体力がなければ無意味。特に序盤はこの性質を生かし、うまくジレンマを演出していた。

しかし、ジレンマばかりではストレスになってしまい、創作物としては単純に面白くない。

そこで、「マインが成長し、体力がついてくる」「ルッツなどの理解者」を通して、「虚弱」は徐々に解消していく。この辺のバランス感覚の上手さは、作者のセンスかな~と。

次に、「マインが身喰いである」ということ。ただの虚弱ではなく、命に制限があると分かったことで、作品に深みが増した。中盤の「命(本)か家族か」という葛藤。まさか、「家族」を選ぶとは思わなかったけど、ここが、二流と一流の分かれ目だったかと。

そして、「マインが平民の子供である」ということ。マインの身食いは、ぶっちゃけ金と権威でなんとかなる。でも、マインがどれだけ前世の、異世界の記憶をもっていても、どうしようも出来ない、身分の差。

13話目に、神殿に魔法具があることや、神殿が身食いを必要としていることをベンロが知っていることが示されました。その時、「なんでベンロはその事実をマインに知らせなかったのだろう? 魔力を売れば?」と思ったが、14話目で鮮やかに解決。ようは、「貴族は交渉できる相手ではない」という、圧倒的な理不尽。そして、理不尽な暴力に対しては、理不尽な暴力で応じていた。

これは凄くリアリティがあったと思う。

この作品で素晴らしいのは、「転生先の異世界に、しっかり時間が流れている」こと。

数多ある「なろう系異世界転生モノ」では、転生先の世界は、転生者によって蹂躙されるだけの「軽い」存在である。しかし、本当はその世界にも長い歴史と伝統、文化があり、人々はその世界の価値観の中で生活している。それは、とても「重い」ものだ。

本作には、この「転生先の異世界」に対する深い理解と、尊重する気持ちがあると思う。つまらない言葉を使うならば、設定がしっかりしているということ。

一見地味で、とてもじゃないけど高評価は得られなさそうに見える。

でも、じっくり観ていくと、このアニメの面白さ、凄さが「じんわり」とわかってくる。多分、たくさんのアニメを観てきた人の方が、刺さるんじゃないかと思う。玄人向きというか、オジサン向きというか(笑) たまにディフォルメされるマインも、可愛かったしねw ギャグとシリアスのバランスもよく、声優さんの演技も良かったしね。2期、楽しみ!
{/netabare}

【余談~ 司書って、なかなかなれないし、給料安い ~】
{netabare}
大学で文学部行ってれば、ある程度頑張れば、司書や司書教諭の免許はとれます。私も、司書はとりました。

覚えたな~、日本十進分類法とか(笑)

ちなみに、私は今の仕事ができなければ、「図書館」か「ジュンク堂書店」で働きたいと思っていました。

でも、非正規で図書館の職員というなら多少は求人があっても、司書で正規職員として図書館に勤めるのはめちゃくちゃ狭き門です。

調べてみると、(やや古いデータですが)2010年の調査で、専任で働いている司書・司書補は、全国でわずかに6,188人。2012年の求人は、公立図書館(公務員)に限れば、全国で36件。50名以下の求人です。県立・公立大学や公立学校の図書館での募集は5件、6名程度。それに対して、司書免許をとる人は、年間約1万人。

そりゃ、キツいわな。

しかも、平均給与は、300~400万。非正規の場合は時給900円程度であり、同年の日本の平均給与(422万)より低い結果に。

これでも司書になろうとするのは、本作の主人公のように、「本に囲まれていることが幸せ」って人ですよね~やっぱり。大変な仕事です。
{/netabare}

【余談~ 読書のススメ ~】
{netabare}
本作りというと、「舟を編む」が思い浮かびますね(あれは辞書ですけど)。私は原作で読んだので、アニメは観ていませんが、、、めっちゃ良い小説です。

三浦しをんさんは、「まほろ駅前多田便利軒」「風が強く吹いている」「舟を編む」と読みました。他2作ではあまり感じなかったんですが、「舟を編む」は、言葉のリズムが凄く心地よかったことを覚えてます。

平易な言葉遣いながら、スッと本の世界に没入させてくれる感覚は久々に味わいました。キャラクターも生き生きしていて、(実は去年読んだんですがw)なんか、久々に心から読書を楽しめました。

社会人になってから、本を読むことがものすごく少なくなり、今や、1ヶ月に1冊読むか読まないか(その分、アニメ観ていますがw)。たまに、東京に出張する時、新幹線の中で1、2冊読むのが、楽しみで楽しみで。そんな生活をしています(笑)

私が最も本を読んだのは、中1~高3にかけて。この時期は、最低でも年間200冊は読んでいました。

きっかけは、中1で出会った「ロードス島戦記」。そこから、貪るようにラノベを読みまくり、本が好きになり、中2くらいから、エッセイや小説、ノンフィクションや新書など、色々読むように。

読む基準は、「近所のBOOK・OFFで、100円以内で買える本」w。この6年間、雑多な本を読みまくった、「多読」が、自分の人生最大の財産だと思っています。

大学時代は、「精読」。近代小説を中心に、1冊の本や1人の作家と、じっくり付き合うような読み方になりました。

今は、「息抜き」ですかね。人生で一番ルーズな態度で、本と向き合っている気がします(笑)

ということで、もしよかったら、皆さんが最近読んだ本で面白かったのを教えて下さい♪ 純文学でも大衆文学でもどっちも楽しめますが、グロやホラー、サスペンス、ノンフィクションは、あんまり読まないっすね。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
ある意味で、異世界無双か。元々のマインが、どうなったか気になる。記憶は統合されても、人格は完全にモトスウラノに入れ換わってる。マインが、病気で死んだところに魂が入り込んだ、とかなら分かるけど。これだけ言語や文明が発展しているのに、文字がないってのも、納得できないな。

2話目 ☆4
マインのツッコミが笑える(笑) ディフォルメされたところね。異世界転生しても、その世界の理に勝てないのは素晴らしいね。

3話目 ☆4
報酬もなしに、働く女じゃない(笑) ホッコリ、良い家族話だな~。

4話目 ☆3
きちんと努力してるし、出来ないこと、苦手なことがあるのが良いね。つい、計画的に(笑) 怒り。まあ、焼き物は簡単にはいかないわなw

5話目 ☆3
色々やるより、単純に、紙を作れないの? 繊維の強い植物と糊(デンプン)で、作れないの? てか、「燃やさないで」と言うので、なんとかならんの?

6話目 ☆5
市民権を得るために旅商人をやるのに、市民権を手放すのはあり得ない。非常に論理的な話。マインの夢を叶えるのが、夢。考え、作るのがマイン。売りあるのがルッツ。ここでも、マインの身体の弱さが生きている。急用を思い出さないか?(笑) 大人の時間を分かりながら、サラリと流すマインが大人(笑)

7話目 ☆5
契約の話、良いね。ちゃんと商人している。お前、マインだよな? そうそう、こういう流れが、「この世界の理の中でのチート」。ルッツにも、プライド。聞いてるふりして(笑) 確かに、マインとは読んでないな。こういう毒まで入れてくるか。

8話目 ☆4
子供にとっての1年は、大きいよな。「マインはほとんどお前だ」。なんか、泣けるな。マインの、達観したような、怒ったような、なんとも言えない表情と声色が素晴らしい。

9話目 ☆4
金の価値も分かってないのに、髪や髪飾りは作れるのは、びびるわな。マイン、あくまで客目線で考えられるから、商人向きってことね。新キャラのフリーダ、ここからどう生きるかな? 技術革新だもんな。身食いを治す相方になっていくのかな? フリーダも、生きることに必死というか、生き急いでいるわけやな。

10話目 ☆4
ストーリーが、しっかり進んでいくし、成長していく。マインの表情の作り方が上手い。涙が手に落ちる演出、良いな。男なら、金を稼げ。シンプルで、良い。

11話目 ☆4
フリーダ、キチッとしてるな。女子会、爽やかだね。マインが、さらっと「家族」って言うところとか、良いね。これ、Cパートで神官長を出してきたのがマイナスだな。多分、神官長がなんとかするんだろうし。

12話目 ☆4
ルッツ、デレる(笑) なるほど、洗礼式で神官長と繋がりが。マイン、ツボる(笑) ここに、図書室があるからです(笑) 神殿長ゲスイな~。テンション高いマインが、可愛い回だった!

13話目 ☆3
この回はいまいち。もし、ベンロが神殿のことを詳しく知っているなら、選択肢の1つとして提示しておくべきだと思う。なぜなら、命の問題だから。神殿に務めるとは、貴族の愛娼とは違うよね。家族とはなれるのは同じだとしても。それに、神殿に「魔力を売る」という交渉をする方が、本作らしいと思う。あの魔法具のことは、ベンロも知らなかった方が、設定として良いと思う。

14話目 ☆5
最善が図書室かい(笑) 家族の時間じゃないんきい(笑) 「生きるために足掻け」。なるほど、貴族相手の交渉が死の危険を孕むなら、私が13話で書いた感想は的外れですね。権力のもつ暴力性がちゃんと出ている。そして、暴力には暴力。まったくもって、納得する。よくこんなわけわかんない娘を。確かに(笑) 神官長は神殿長より偉いの? じゃないと成立しないよな。もしくは、神殿長がマジでビビったか(笑)
{/netabare}

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 535
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45

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません レビュー

レビューを書く前に強く感じていたことは、
ルッツの存在が物語を面白くしてくれていたことだと思います。

#introduction(公式サイトより引用)
目覚めると、そこは本のない異世界だった――

活字中毒で本を偏愛する大学生・本須麗乃は、不慮の事故で命を落とす。それは、念願である図書館への就職が決まってすぐのことだった。

気が付くと麗乃は、貧しい兵士の娘・マインとして転生していた。
そこは、魔法を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が存在する異世界の街・エーレンフェスト。
マインは、本があれば生きていけると自分を鼓舞する。

ところが、識字率が低く印刷技術もないこの世界では、貴重で高価な本はお貴族さまのもの。
兵士の娘では、とても手が届かない。
どうしても本が読みたいマインは決意する。

「本がなければ作ればいい」

体力もない。お金もない。あるのは麗乃時代に読み漁った読書による膨大な知識だけ。
果たして、マインは本を作ることができるのか!?
マインの本を作る冒険が、いま始まる。

------------------ー-------------

さて、まず作品の第一印象はどうだったでしょうか。
最近、異世界転生物も女性の主人公が増えましたね。
キャラクターデザイン的には、女性らしさよりも、可愛らしさのほうが強く出ているように思えます。
話の導入は事故で転生という、異世界転生にありがちで、そこは物語の評価ポイントには入らず、その後の物語の展開でどう評価するか、という作品でした。

1章-3章
まずは転生から始まり、転生した世界を知るところから始まります。家の中に本がない環境から、街に出かけ、本が貴重である事を知る。この時点ではマインの本に対しての執着に対して、本が手に触れられない遠い場所にあるという基本的な状況が説明されます。
マインはまず、本がないなら自分で本を作ろうとします。しかし、転生した体が病弱で、行動することが困難でした。しかしあきらめず、ルッツと知り合い、本づくりの手助け役を得ます。
マインは特殊な能力などはこの時はなく、手作りでパピルスなどを作ろうとしますよね。つまり、現代の知識で、文明レベルが低い場所で、道具もない中で作る段階です。
物作りを行う上での試行錯誤の面白さを描いている事が、この序盤の面白さだと思います。

4章-6章
マインの本づくり、物づくりは加速していきます。トゥーリの洗礼式用の髪飾りを作ったりと、裁縫の知識もあるようです。5章ではオットーさんの手伝いで書類手伝いをするようになり、6章では、重要人物、マインの作るものに興味を示す商人のベンノさんと出会います。
この区間で面白いのは、マインの物づくりの過程と、マインに付き添って本づくりを手伝ってくれるルッツの優しさや人柄の良さです。そして外の人間と繋がることで、新たな展開を膨らませていきます。

7章-8章
この区間では、ベンノの協力を得て、本もどきを作るのではなく、「紙」を作っていくことになります。
ベンノという商人と交流することで、商人として渡り歩くマイン、もしくは見た目や歳に対して不相応な大人とのやり取りをするマインが魅力になっていきます。
そういった、大人びた対応や、知りすぎている知識に対して、不信感を抱くルッツを描き、ルッツとマインの信頼関係の揺らぎを描いています。それがまた、ルッツの人格の良さを深堀する形になっており、魅力的な話でした。

9章-11章
マインの熱の病気に関する話が発展していきます。
商業ギルド長の娘、フリーダに出会い、彼女の商人気質に面くらいながらも交流を深め、かつベンノに取引の甘さで起こられるようなコミカルな話が進みます。

熱に侵されいよいよ駄目かというくらいに倒れるマイン。その後、フリーダもマインと同じ病を発症している事を知り、今後の未来を苦しい選択するマインの悲運が描かれていましたね。

12章-14章
マインは洗礼式を迎え、神殿の中に入ることになります。そして神殿の図書室を見つけ、巫女になることを選びます。
ここからモノ作りや、商人として活躍していたマインが、神殿という未知の世界に触れていくことになります。
この区間で面白いのは、マインが住む国を支配する貴族の事情、貴族や貧民が入り混じる神殿の実情と、神殿の人間と駆け引きをするマインです。話が徐々に外へ広がっていき、新しい展開を見せ始めています。
特に、14章では神殿の内情や、マインに秘める魔法という力が大きく見せられていきます。

------------------

さていかがだったでしょうか。
「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません」。
全体を振り返って、私的なポイントは3つ。

・モノづくり的面白さ
・商人的な駆け引きの面白さ、あるいは商人の世界の面白さ
・マインの一番近くにいるルッツという友人の面白さ

さらに、家族との絆、というのも、作品が持つ温かみを創っていると思います。物語中に助け合い笑いあう家族を描き、中盤でマインが死か生か選ぶ際に、マインが親(ギュンター達)とともに生き死を選ぶことに違和感がなくなっています。しかし元々はマインの中身である本須麗乃はその親が本当の親ではないはずです。それでも親と過ごすことを決めたマインの親への愛情は尊いように感じました。

というところ、でしょうかね!神殿編の面白さである、魔法や政治は、これから二期があるでしょうから、そちらにさらに期待することにします。

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 275
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39

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作数巻は既読。
不自由な身体に転生するという、少し変わった切り口だけどこういった時に活かせる何かを沢山身に付けているのってすごく大事なんだろうなと思った。
無人島でも異国でも異世界でも、何か役に立つものがあれば強い。

家族や知人友人と、すこーしずつ行動範囲が広がっていくのが面白い。
少しずつ物作りが進み知識が役に立ち、頭脳は大人な彼らがどれだけ成功していくかがとても楽しみ。

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 235
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9

ネタバレ

thDje15821 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

HNKみたいだと思いました!

最初のつまらんなーと思ってたけど、
最近の転生ものにはない、まるで世界名作劇場みたいな世界観。
後半のストーリーにひき込まれた。
周りの人達の協力やちょっとした恋愛なんかも魅力的。
2期がとても楽しみ!

投稿 : 2020/01/10
閲覧 : 155
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6

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本好きの少女が、本を作るために奮闘する異世界転生ファンタジー

本が一般には普及していない異世界へ転生した本好きの少女・マインが、本を作るために奮闘するファンタジー。全14話。
物語は基本的には、主人公が異世界では知られていない転生前の知識を駆使してチート的に活躍していくような、なろう系小説の常道なのですが、マインには非常に身体が弱いという欠点があり、いとも簡単に目標にたどり着くというわけではないので、このジャンルにありがちな安易さは軽減されています。OPやEDの曲や映像、アイキャッチやBGMの雰囲気からは、かなりお上品な空気が醸し出されていますが、マインの性格や井口裕香の声の演技は、決してお淑やかなタイプではなくて、作品全体としての堅苦しさはありません。個人的には、序盤の段階ではそれほど強い興味を持って観ていなかったのですが、商人のベンノが登場してきたあたりからそこそこ面白いかなと思い始め、終盤は結構楽しみに観ていました。
作画は綺麗。音楽は、中島愛の歌うED曲が良かったです。キャラは、マインの人柄も嫌いではなかったですし、優しい家族や親切なルッツには好感が持てました。ギルド長の孫娘のフリーダもかわいかったです。
最後まで観終わって、普通に面白かったです。ここのところ、よくある異世界転生の物語でも、キャラや設定にちょっと工夫をした作品が多くなってきた印象で、ジャンルとして少し成熟してきたのかもしれません。この作品は20年春から続きが放送されるとのことなので、引き続き楽しみたいです。

投稿 : 2020/01/09
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22

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

尻上がりに面白くなる

我慢して見てよかった。
特に正体がルッツにバレてからの展開が目が離せず
途中からAmazonで先取り視聴してしまう程楽しくなった。

本が読みたい、囲まれたい、だけで話が面白いか疑問だったけれど
人気があるのも納得。
可愛い幕間?とEDも好きです。

2期が待ち遠しい。

投稿 : 2020/01/09
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7

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まったく 期待してなかった・・・

まったく 期待してなかった・・・ 子供向けのおもろないやつヤンって思ってた・・


ごめんなさい かなり おもしろやん。。 一気に見てしまったやん・・
早く 続き しないかなぁ・・

投稿 : 2020/01/09
閲覧 : 215
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7

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

紙に憧れて

香月美夜さん著者によるラノベ小説
全22巻667話(完結)

主人公の女の子の「つぎはぎだらけ」の洋服がいかにも世界名作劇場を彷彿とさせる世界観。
異世界転生先が中世ヨーロッパぽいし。

ペーパレスに世の中が進んでるので、あえて本作り&紙作りにテーマを持って行くのも面白いです。

主人公のマインちゃんが転生前の現代の知識を駆使しながら夢を叶えるストーリーが楽しみなアニメですね。


視聴完了
予想以上に面白かったです。
作画の安定が見易さ、丁寧な話しの作り込みが面白さに繋がっていたと思います。
特に後半はぐっと引き込まれました。

主人公が自己中とかの感想もチラホラ見かけますが、私は主人公が転生者って設定なので気にならなかった。

OPは諸星すみれさん、EDは中島愛さんが担当で両方共に作品と合ってて良かった。
諸星すみれさん、個人的に声の可愛さはイチオシなので2期は声優でも出演して欲しい。

投稿 : 2020/01/09
閲覧 : 330
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38

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

頭いいのにバカで性格悪い。。。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:原作はすごく面白いという話を聞いた。1話目だけ見ると至って凡庸。そう。凡庸。今となっては日常になっている異世界転生もの。
期待度:★★★

せっかく異世界の知識があるのに全く生かされていないのが見ててイライラする。最後まで違和感でしかないのは本を読むのが好き、司書になりたい。が、なぜ本を作るという発想になるのだろうか。大事なのは文字が書かれた媒体なの?本好きって本に書かれている内容が好きなんじゃないの?あ、でもタイトルは本好きなので、本を外から眺めてうっとりする好きというタイプなのか?読書好きとか活字好きってわけじゃないもんね。

全く感動しない。

投稿 : 2020/01/08
閲覧 : 273
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22

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

目標は本屋?司書?それとも・・・

2020.1.8 視聴完了。

とても面白かったです。
なろう系原作で異世界なんだけど
貴族ではなく庶民で頑張るって所が良いですね。
途中(。>﹏<。)ウルっとくる場面も多く
なんだか昔の名作劇場を見ているかのようでした。

マインを見ていると、あまりにも自分に重ねて
見てしまうことが多くて・・・
本が好きとか、司書資格取ったりとか。
本好きでも司書ななれるかは別の話で
友人は資格あっても図書館ではなく児童相談所勤務になりました。
横道にそれましたので戻します、私は紙を作るところは断念しそう。
あ、牛乳パックの紙はσ(´ω`*)も作ったことあったわ。

作者が現代人だなと思ったところは
何かの実の絞りカスを鳥のエサと言って
この世界の人が食べようとしていなかったエピソードかな。
マインの知識だったり料理ができるんだということを
見せたかったんだろうけど
飢えた人間を甘く見過ぎ。
鳥が食べられるものなら毒じゃない限り
絶対に誰か食べて、食料だと認識してるはず。
愛鳥家は自ら鳥のエサを食べ
味を確認したりする人も多いのだそうです。
作者は飢えたことがないよね、
私もそうだけど幸せな事です。

第1部終了とのことで、続きもこの先楽しみです

投稿 : 2020/01/08
閲覧 : 253
サンキュー:

24

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

1話途中まで

web版を数ページで脱落して、アニメならいけるかなと観たけど、絵と声が付いて余計嫌になってしまった...
主人公が好きじゃないです
本どこ?本どこ??本本本!!!ってこれが本当に本を読んで生きてきた人だろうか...頭悪そう過ぎない...(頭悪そう過ぎないって言葉、頭悪そう過ぎる...)


この作品は、面白い!!って人と主人公が自己中で無理って人で割れてるのをネットで見ました
自分は後者になりますが本当に序盤しか見れてないので、我慢強くなったらまた観る事もあるかもしれないです





OP:なんとなくディズニーっぽくていいと思う

投稿 : 2020/01/08
閲覧 : 187
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3

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本好きなのはだいぶ伝わってくるな。

【ストーリー】

前世の描写はほどんど無いですが、本好きJDが異世界の少女へ転生する物語。
世界観は魔法(魔術)とかアリのファンタジーですが、中世ヨーロッパ的な時代感もあります。

前世で本を読みまくってた知識を活かし、異世界で本を作るために頑張ろうぜという内容。
まだ子供だし…という点だったり、他にも様々な困難があるが本を作れるのか!?を見守る。

基本的には優しい世界・優しい話で展開されていくのですが、主人公の身体の話でじんわりヘビー
だったり、それにともなった友達や家族とのエピソードではじんわりくるものがあります。

作風的にゆるーい雰囲気なのもあってか、緊張感や気を引き締めて視聴するアニメではありませんが、
ワクワク冒険テンションで見つつも、多少の緩急もあって、良い具合にまとまっているアニメでした。

全14話と少しはみ出ましたが、2期に向けて希望が出てきたところで終了。
続きはだいぶ転調しそうな予感もしますが、それはそれで尚更楽しみです。


【キャラ】

登場人物ほぼ平和でみんな優しい。それによってストーリー自体も優しさに包まれていますね。

主人公は中身は幼女だけど見た目は大学生。基本的には前世の知識を活かして(活かしすぎて)
他のキャラが驚いていくという、このあたりはわりとベターですが、それもコミコミで面白いと思う。

キャラが平和と書いたように、基本的には良い奴ばっかなのがまた安心して見れて良いんですよね。
ルッツ君はマインの幼馴染なので当然ですが、ベンノは良い奴過ぎて良いキャラ過ぎて好き。

中身が違うので、明らかに主人公が浮いてるというのがベースとして進んでいくので、
他のキャラたちの反応とか含めて注目して欲しいポイントだと思います。


【他】

作画は丁寧さは感じないけど、大きく乱れてはいません。
ゆるーい絵になる描写をちょこちょこ挟むのが、可愛くて結構好きでした。

キャラ自体は少ないですけど、声優さんも有名な人ばっかだし、力を入れていたと思います。
まあそれを打ち消すくらい井口裕香が強すぎるけど、好きなのでそれが良かった点でした(笑)


なかなかおもしろかったので、2期は春ですが結構待ち遠しいです。

投稿 : 2020/01/06
閲覧 : 250
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33

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界名作劇場+異世界

深夜アニメとは思えない家族愛でした。
無双しないでじっくり進んでいく異世界ストーリーがとても面白かったです。知識面では明らかにチートなんですが、死んじゃいそうなくらいの病弱というハンデもあってバランスが取れてました。二期にも期待です。

投稿 : 2020/01/06
閲覧 : 206
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16

ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本のマインの成り上がり

原作未読⇒既読

数話みて、こりゃおもろいと思って
原作買ってしまいました。
結構巻数あるし、アニメに追いつかないように
少しずつ読もうとか考えていたのですが…
パラリ…パラリ…パラリ……パラリ
………ハッ こんなはずでは…orz
ページをめくる手が止まりませんでした(´;ω;`)

お話のざっくり概要
本大好き本さえあれば何もいらない
というぐらいの変人?は本に埋もれて死んでしまい
異世界転生(転生したら幼女だった件)
転生したマインは幼くて虚弱で何もできない子
でも本さえあれば幸せと本を探す、探す探す…
無い! あったけど売り物じゃない!
どうする?本が無ければ作ればいいじゃない!
家族や幼馴染を巻き込んで本作りの日々が始まる…
だいたいそんな感じ


これほんとになろう系?って思うぐらい
面白かったです。

■作画
作画はやや良いぐらいで安定してます。
作品的にあのぐらいのタッチで良い気はします。
(他の部分が5.0以上なのでこっちはおまけ加点)
{netabare}
原作を読んでても、グ●コからの土下座が
そんなに面白いかな?と思ってたら
映像で見るとインパクト強いwww爆笑しましたw
{/netabare}

■声優
非常に満足です。ゆかち劇場ですw
ギュンター、エーファ、トゥーリ
ベンノ、オットー、ルッツ、神官長
全員満足。全員魅力的&凄く合ってました。
原作読んでても勝手に声が聞こえてきます。
{netabare}特にベンノ{/netabare}
それにしてもギュンターの演技が良かった。
最初はただの親バカといか思って無ったのですが
後半のセリフでぐっとくるものがありました。

原作変更部分アニメスタッフ超GJ!※ネタバレ注意
{netabare}
父親だからだの後のセリフ省いたのもGJ!
命を投げ出す覚悟というセリフ変更もGJ!

アニメならではの演技込みのセリフカットは
素晴らしかった。
端的に分かり易く強い表現に変えた変更も良かった
{/netabare}

■音楽
冒頭の弦楽器の音の入り凄く良い!
BGMも凄く作品に合ってて良いです。
サントラ欲しい…
OPは抜群です!歌詞がめっちゃ合ってて最高です!
EDも雰囲気ある曲でこっちもこっちで魅力的♪

■キャラ
申し分ないです。すべてのキャラが活きています。
どのキャラもちゃんと魅力的なのは中々凄い。

キャラ一覧
{netabare}
マイン…自分勝手で本になると猪突猛進
トゥーリ…我儘な妹の面倒をみる良い姉。天使。
ギュンター…超親バカ、もとい家族思いの良い父親
エーファ…病弱なマインをいつも心配してる良い母
ルッツ…やだこれで7歳!?超いい男!抱いて!
ベンノ…超おせっかいで商魂逞しい子安
グスタフ…商売の事になるとグイグイ来るギルド長
フリーダ…ギルド長2号。ルッツ曰くマイン似
神殿長…超マジゴミ
神官長…超イケボ(それ以外の部分は2期で)
{/netabare}

■物語
完成度が高く、他のなろう系異世界転生と違い
ゲーム世界風ファンタジー世界ではありません。
ちゃんと文化があり、生活が感じられる表現で
家族、仕事、習慣、細かい所が行き届いてました。

1章のテーマとしては家族愛だと思います。
昨今、家族が障害として描かれる作品が多いですが
この作品も序盤は本づくりに理解が得られず
そういう方向かと思ったら
単に習慣や文化から常識が違うだけの表現でした。

家族が互いを思いあう本物の愛
このレベルで描けてるのは数少ないですね。

原作とアニメの違い
{netabare}
細かい部分は結構バッサリカットされてますね。
ただ、大筋ではちゃんと捉えられるので
良い省略の仕方だと思います。

逆に最終話のトゥーリのカット2つ追加は
本当に良かった。

原作部分 ※ネタバレ注意
{netabare}
町が臭いって凄い表現だなと感心しました。
他のなろう系ってトイレとか寝床が臭いとかは
よく表現していますが、この作品はリアルです。

実際に先進国以外に行くと町全体が臭いですw
この世界でも上下水道が完備されてない設定なので
トイレではなく、町全体が臭いはずなのです。
ただ、ラノベでその表現を使ったのは初めて見たw

豚の解体とかも、文化の違いとかが良く出ていて
目の当たりにする常識とのズレに日々奮闘してる
マインが妙にリアルで、
作者の旅行での実体験込みなんじゃ?と思ったり
旅行先次第ではトイレっていっても
完全オーガニックだったりしますし(衝立すらない)
用をたすのを家族に見られる所でそう思いましたw
{/netabare}
{/netabare}
細かい所を知りたくなったら是非原作をw

レビュタイはやりたかったダケーです。
{netabare}
外人の書き込みで
「盾のマインと本のマイン…どうしてこうなった?」
的なネタを観てなるほど。確かに同じ名前だw
と思ってネタにしました。
{/netabare}

一応、1章部分(アニメ1期)しか書いてないので
この先のネタバレタグは無いのでご安心をw
2章めちゃくちゃ楽しみ~

投稿 : 2020/01/05
閲覧 : 643
サンキュー:

52

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

尻上がりに面白い大器晩成型

原作:なろう小説 未読

感想

最初の1~2話は、正直 あんまり面白くなさそうだなぁ・・・ってのが第一印象でした。
異世界転生しといて本作るとか・・・なんか地味だなぁって。
でも、3話4話と観ていくうちに段々と話が面白くなっていき、中盤からは毎週観るのが楽しみになってました。

まず、主人公が大人(大学卒業)から異世界の子供の体に転生し覚醒。んで身食いと呼ばれる不治の病に掛かってる設定。
只の現代知識無双だけじゃなく、不治の病と闘う設定もあり、ハラハラドキドキの展開があるのも面白いと思いました。
それに、マインと同じ目線で異世界の知識を少しずつ知れていく展開も上手いよね。
マインが虚弱で幼いから、周りの人たちの親切に助けられるシーンが何度かあり、また 家族を大切にしていて、家族愛も感じられる話なので 観ていて心温まるのも良いです。

本を作るのも一からで、なかなか上手く進まず四苦八苦するのも、今までよくある異世界転生ものにしては珍しくて新鮮です。
どっかのなろう作品じゃないけど、やっぱこうじゃなきゃリアリティーないよね。
(なろうに何求めてんの?っていう突っ込みはナシでw)

また、お金と商売と駆け引きが随所に見られ、マインと同じ目線で教わることもしばしばあり、こういうところも観ていて面白かったです。

終盤には、ヤフーニュースで早々に2期制作決定の知らせを知り、嬉しく思いました。
とりあえず最後は一区切りは着いたけど、まだまだ途中でマインの今後が気になって仕方ないです。
2期放送マジでありがたいです!
春が待ち遠しいですわ。 ^^

投稿 : 2020/01/05
閲覧 : 263
サンキュー:

41

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~のストーリー・あらすじ

現代の日本で生活している「本須麗乃(もとすうらの)」 は、念願である図書館への就職が決まったその日に亡くなってしまう。もっと多くの本が読みたかった、そんな未練を抱いたままの彼女は気が付くと異世界の幼女マインとしての身体を持って意識を取り戻した。物語の舞台となるのは 魔法の力を持つ貴族たちに支配された中世のような異世界の都市エーレンフェスト。厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、本を手に入れるために奮闘する。(TVアニメ動画『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年秋アニメ
制作会社
亜細亜堂
公式サイト
booklove-anime.jp/
主題歌
《OP》諸星すみれ『真っ白』《ED》中島愛『髪飾りの天使』

声優・キャラクター

井口裕香、速水奨、中島愛、折笠富美子、小山剛志、田村睦心、子安武人、日野聡、前野智昭、内田彩

スタッフ

原作:『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』(TOブックス刊)著者:香月美夜/イラスト:椎名優
監督:本郷みつる、副監督:川崎芳樹、シリーズ構成:國澤真理子、キャラクターデザイン:柳田義明/海谷敏

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