当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~(TVアニメ動画)」

総合得点
79.5
感想・評価
532
棚に入れた
2086
ランキング
504
★★★★☆ 3.6 (532)
物語
3.8
作画
3.4
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

雄太 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

×

1話~3話を見ました。
子供向けアニメなので細かいツッコミはしませんが、本好きの人の方が本を読まない人よりも賢くて、人間的に上っていう描き方がそもそも嫌いです。
それに、文字を持たない文化・口承伝承のみをもつ民族を蔑視しているようにも読み取れます。
文字や印刷技術の発明により、西洋文明は産業革命を経て高度なグローバル社会を築いたと言われています。しかし、環境破壊や格差社会の問題を考えるべき今、情報化社会、知識過多になりすぎた社会を反省的に見つめなおすような作品の方が有意義だと思います。

14話を見ました。
え、魔力ってどういうことですか?
これって読書好きが本で得た知識で物事を解決していくって話じゃなくて、読書好きが読書至上主義をかざして自分の欲求を暴走させるって話だったんですか?
独善的すぎませんか?

投稿 : 2020/03/15
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

第一部:麗乃の転生人生スタートとマインの成長・転機

第一部は世界観の紹介といったところかな。全14話なのに、ゆったり進むなあと感じていたけど、最終回で第二部があることが発表されて、ほっとした。

内容の前に・・・まずは、作画。乱れることもなく、最後まで綺麗だった。非常に評価できる。次に、音楽。OPのゆったりと心温まるようなメロディがとても気に入った。声優とキャラについては、特に言うことはない。


内容はというと、ファンタジー寄りである。現代で本好きだった女の子が不慮の事故(?)で命を一度は失ったが、中世あたりのヨーロッパに転生して、新たな人生をスタートさせる話。転生した世界には本という概念はあっても、庶民が手に取れるものではなかった。そこで、前世では本に囲まれて暮らすことが夢だった彼女=麗乃(うらの)は「本を作製する」ということを第一の大きな目標として、新転生人生をスタートさせる。しかし、運が悪いことに転生して乗り移った女の子=マインは幼いうえにとても病弱であり、少し歩いただけでも倒れてしまうほどであった。早々に大きなハンデを背負った麗乃=マインは、果たして本を作製することはできるのか?

幸い、マインは前世の記憶、要するに現代における知識が残っていたため、本を作製するために必要な常識はあらかた備えていた。たとえば、紙が必要だとか、紙は木からできているとか。また、文字や数字の概念も体系的に理解しており、この世界の文字や数字もすぐに覚えた。

マインは前世の知識を使って、この世界にないものをいろいろと"創"りあげる。それを才能と見る者が多い一方で、近しい者たちの中には奇異な目で見る者もいた。家族は「マインはマインだ」とその才能を受け容れた。幼馴染(でマインに好意を寄せている)ルッツは、本物のマインではないことを知ったうえで、それを受け容れた。

マインは、父親の仕事仲間をつたって、商人ギルドに自分の才能を売り込みに行く。そして、ベンノのもとでルッツとともに商人見習いとして働くことになる。

しかし、マインに試練が訪れる。本を作製するという夢に近づきつつあったが、「身喰い」という病が徐々に悪化していく。身喰いとは、内なる魔力が抑えられなくなると起こる発作のようなものであり、魔法具がない限りいずれ発作で亡くなってしまう。マインのような身喰いをもって生まれてしまった庶民は、貴族に入門して魔法具で延命しながら一生召使として過ごすか、子どものうちに亡くなるしかない。夢に近づいたマインであったが、家族と過ごすことを選び、迷惑のかからないうちにギルドも去った。


そんなマインに転機が訪れる。成人式で神殿に訪れた時、本がたくさんある空間、麗乃の感覚で言う図書館をたまたま見つけた。しかし、図書館には神官しか入れない結界が張られていた。考えなしに突き進んでしまうマインは、神官の見習いになることを申し出た。神官長は、貴族の出であろうと思ったのか、マインの申し出を素直に受け入れる。

マインは高揚した気分で両親に神官の見習いになることを伝えたが、父親が激怒。基本的に親子間や人脈の関係で仕事=職人技が継承される世界で、大人になっても仕事に就けない身寄りのない孤児(と「厄介払いされた貴族の子」)がやるのが、神官であった。ほぼ奴隷のように働かされるという場所に娘をやるわけにはいかず、父親は猛反対。さすがに賢いマインも、事態を理解し、神官への道は断念する。

しかし、マインが身喰いであることを知った神官長は、その魔力を欲っしてなんとかしてマインを引き留めようとする。そこで、マインの両親を呼びつけるが・・・両親が平民であると知った神官長は急に態度が横柄になり、マインの両親を捕らえて、マインを幽閉するよう告げる。それに反応したマインは、感情が最高潮に達して、ついに「内なる魔力」が顕現し、神官長を死の淵まで追いやってしまう。それを隣で見ていた副神官長は、マインの怒りを鎮め、対等に対話することを申し出る。

神官になると、いわば神殿に閉じ込められてしまう。本を作製するという夢を諦めたくないマインは、神官をしながらも本の作製に必要な工房の仕事や、ルッツとの商売上の関係を続けられるように、取り入った。



・・・ここで、第一部が終わる。さて、続きが楽しみだ。

投稿 : 2020/02/23
閲覧 : 254
サンキュー:

9

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

序SFスーパー英雄(?)列伝72

さて、今回の感想は
「ネタきの下剋上~サンキューをもらうためには手段を選んでいられません~」ですが(おいっ)

えっ?違うって(ギクッ)
や、やだな~何を言ってるんですか(汗)
ほら、異世界(あにこれ)に転生(参加)した主人公が、好きな本(アニメの感想)を読むために、一生懸命努力する。
まったく同じじゃないですか(こらーっ)

まあ、それはともかく
なろう系としては珍しく、上手くいったと思ったら障害が立ちふさがり、簡単に願いはかなえられない展開が良かったですね。
まあ、そこら辺がじれったい(こころをとかして~♪)と感じる方もいると思いますけど、自分としてはじっくり描かれた内容は面白かったです。
あと、主人公は本がからむと、とにかくワガママに(笑)
まあ、もともと本好きなうえに、子供に戻った(見た目は子ども、頭脳は大人・・・って、それコナンじゃね~か)せいか、欲求により素直になった、って事なんでしょうか。
まだまだ原作はあるそうですし、2期もあるので楽しみは続きそうですね。

おまけ
マイン
「ルッツ(ん?何だ)迷惑かけてごめんね」
ルッツ
「何を言うんだマイン、一緒に宇宙を手に入れようって約束したじゃないか」
・・・いや、それはキルヒアイス(待て)

おまけ2
神官長
「何故、貴族と契約しなかったのか?」
マイン
「自分の書きたいようにネタを書けないのでは意味がないんです。(何の話だ~~~~っ)」

投稿 : 2020/02/13
閲覧 : 263
サンキュー:

21

ネタバレ

よっぴ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

期待をうらぎられました。いい意味で・・

登場人物がみんないい人で、やさしくて、ほっこりします。
あ 一人だけ最悪なのがいました。
でも、ワクワクする物語です。
2期がとっても楽しみです。

投稿 : 2020/02/08
閲覧 : 273
サンキュー:

7

ネタバレ

Android さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

異世界を上手く使ってる作品

異世界を上手く使っている、タイトル通りの感想です
異世界に無いものを作る、売るそしてそれで色んな人と繋がり自分の目標を達成する
決してイキらないしチートも使わないし有り得ない展開もない
主人公は子供だから力が弱かったり親から色々と言われるところまでしっかりしてたからなお面白かった
OPはアイカツの星宮いちご役で有名な諸星すみれさんでとても良い歌声で曲調も可憐で清楚な曲でとても好きです

投稿 : 2020/02/06
閲覧 : 230
サンキュー:

11

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

本がいない世界で知識が伝わがたい。主人公がそんな世界に転生した。
TUEEEEじゃないし、主人公は一生懸命本を作る設定がいい。簡単に作られそうな本は実際に作るのは難しい。
とにかく、良いアニメだと思う。

投稿 : 2020/01/30
閲覧 : 230
サンキュー:

8

ネタバレ

鈍物語 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なろう系先駆け

友人の薦めで見始めましたが
話自体は面白いと感じた
異世界転生モノ
原作を読んでないが
前世の主人公の紹介が少なく
知らないオバさんがロリになったんだなぁ(笑)といった印象
オバさんと言っても22歳ぐらいだろうけど
もう少し前世に関する開示があってもよいのでは
今回思ったのは井口裕香のロリ主役はしんどい
声を聴いててクドいと感じてしまうぐらい
途中途中の心の声みたいなシーンのノリもしんどく感じた
個人的には脇役がベストだと思う
面白いは面白いがちょくちょく粗が目立って評価は低め

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 211
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

子供向けのような絵柄ですが、内容はとても深いです。監督さんが子供向け作品を手掛けられていた方なのもあると思います。
続きが気になるところで終わってしまったので春からの二期が楽しみです!

投稿 : 2020/01/20
閲覧 : 185
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません レビュー

レビューを書く前に強く感じていたことは、
ルッツの存在が物語を面白くしてくれていたことだと思います。

#introduction(公式サイトより引用)
目覚めると、そこは本のない異世界だった――

活字中毒で本を偏愛する大学生・本須麗乃は、不慮の事故で命を落とす。それは、念願である図書館への就職が決まってすぐのことだった。

気が付くと麗乃は、貧しい兵士の娘・マインとして転生していた。
そこは、魔法を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が存在する異世界の街・エーレンフェスト。
マインは、本があれば生きていけると自分を鼓舞する。

ところが、識字率が低く印刷技術もないこの世界では、貴重で高価な本はお貴族さまのもの。
兵士の娘では、とても手が届かない。
どうしても本が読みたいマインは決意する。

「本がなければ作ればいい」

体力もない。お金もない。あるのは麗乃時代に読み漁った読書による膨大な知識だけ。
果たして、マインは本を作ることができるのか!?
マインの本を作る冒険が、いま始まる。

------------------ー-------------

さて、まず作品の第一印象はどうだったでしょうか。
最近、異世界転生物も女性の主人公が増えましたね。
キャラクターデザイン的には、女性らしさよりも、可愛らしさのほうが強く出ているように思えます。
話の導入は事故で転生という、異世界転生にありがちで、そこは物語の評価ポイントには入らず、その後の物語の展開でどう評価するか、という作品でした。

1章-3章
まずは転生から始まり、転生した世界を知るところから始まります。家の中に本がない環境から、街に出かけ、本が貴重である事を知る。この時点ではマインの本に対しての執着に対して、本が手に触れられない遠い場所にあるという基本的な状況が説明されます。
マインはまず、本がないなら自分で本を作ろうとします。しかし、転生した体が病弱で、行動することが困難でした。しかしあきらめず、ルッツと知り合い、本づくりの手助け役を得ます。
マインは特殊な能力などはこの時はなく、手作りでパピルスなどを作ろうとしますよね。つまり、現代の知識で、文明レベルが低い場所で、道具もない中で作る段階です。
物作りを行う上での試行錯誤の面白さを描いている事が、この序盤の面白さだと思います。

4章-6章
マインの本づくり、物づくりは加速していきます。トゥーリの洗礼式用の髪飾りを作ったりと、裁縫の知識もあるようです。5章ではオットーさんの手伝いで書類手伝いをするようになり、6章では、重要人物、マインの作るものに興味を示す商人のベンノさんと出会います。
この区間で面白いのは、マインの物づくりの過程と、マインに付き添って本づくりを手伝ってくれるルッツの優しさや人柄の良さです。そして外の人間と繋がることで、新たな展開を膨らませていきます。

7章-8章
この区間では、ベンノの協力を得て、本もどきを作るのではなく、「紙」を作っていくことになります。
ベンノという商人と交流することで、商人として渡り歩くマイン、もしくは見た目や歳に対して不相応な大人とのやり取りをするマインが魅力になっていきます。
そういった、大人びた対応や、知りすぎている知識に対して、不信感を抱くルッツを描き、ルッツとマインの信頼関係の揺らぎを描いています。それがまた、ルッツの人格の良さを深堀する形になっており、魅力的な話でした。

9章-11章
マインの熱の病気に関する話が発展していきます。
商業ギルド長の娘、フリーダに出会い、彼女の商人気質に面くらいながらも交流を深め、かつベンノに取引の甘さで起こられるようなコミカルな話が進みます。

熱に侵されいよいよ駄目かというくらいに倒れるマイン。その後、フリーダもマインと同じ病を発症している事を知り、今後の未来を苦しい選択するマインの悲運が描かれていましたね。

12章-14章
マインは洗礼式を迎え、神殿の中に入ることになります。そして神殿の図書室を見つけ、巫女になることを選びます。
ここからモノ作りや、商人として活躍していたマインが、神殿という未知の世界に触れていくことになります。
この区間で面白いのは、マインが住む国を支配する貴族の事情、貴族や貧民が入り混じる神殿の実情と、神殿の人間と駆け引きをするマインです。話が徐々に外へ広がっていき、新しい展開を見せ始めています。
特に、14章では神殿の内情や、マインに秘める魔法という力が大きく見せられていきます。

------------------

さていかがだったでしょうか。
「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません」。
全体を振り返って、私的なポイントは3つ。

・モノづくり的面白さ
・商人的な駆け引きの面白さ、あるいは商人の世界の面白さ
・マインの一番近くにいるルッツという友人の面白さ

さらに、家族との絆、というのも、作品が持つ温かみを創っていると思います。物語中に助け合い笑いあう家族を描き、中盤でマインが死か生か選ぶ際に、マインが親(ギュンター達)とともに生き死を選ぶことに違和感がなくなっています。しかし元々はマインの中身である本須麗乃はその親が本当の親ではないはずです。それでも親と過ごすことを決めたマインの親への愛情は尊いように感じました。

というところ、でしょうかね!神殿編の面白さである、魔法や政治は、これから二期があるでしょうから、そちらにさらに期待することにします。

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 286
サンキュー:

39

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作数巻は既読。
不自由な身体に転生するという、少し変わった切り口だけどこういった時に活かせる何かを沢山身に付けているのってすごく大事なんだろうなと思った。
無人島でも異国でも異世界でも、何か役に立つものがあれば強い。

家族や知人友人と、すこーしずつ行動範囲が広がっていくのが面白い。
少しずつ物作りが進み知識が役に立ち、頭脳は大人な彼らがどれだけ成功していくかがとても楽しみ。

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 245
サンキュー:

9

ネタバレ

thDje15821 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

HNKみたいだと思いました!

最初のつまらんなーと思ってたけど、
最近の転生ものにはない、まるで世界名作劇場みたいな世界観。
後半のストーリーにひき込まれた。
周りの人達の協力やちょっとした恋愛なんかも魅力的。
2期がとても楽しみ!

投稿 : 2020/01/10
閲覧 : 171
サンキュー:

6

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

尻上がりに面白くなる

我慢して見てよかった。
特に正体がルッツにバレてからの展開が目が離せず
途中からAmazonで先取り視聴してしまう程楽しくなった。

本が読みたい、囲まれたい、だけで話が面白いか疑問だったけれど
人気があるのも納得。
可愛い幕間?とEDも好きです。

2期が待ち遠しい。

投稿 : 2020/01/09
閲覧 : 196
サンキュー:

7

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まったく 期待してなかった・・・

まったく 期待してなかった・・・ 子供向けのおもろないやつヤンって思ってた・・


ごめんなさい かなり おもしろやん。。 一気に見てしまったやん・・
早く 続き しないかなぁ・・

投稿 : 2020/01/09
閲覧 : 226
サンキュー:

7

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

1話途中まで

web版を数ページで脱落して、アニメならいけるかなと観たけど、絵と声が付いて余計嫌になってしまった...
主人公が好きじゃないです
本どこ?本どこ??本本本!!!ってこれが本当に本を読んで生きてきた人だろうか...頭悪そう過ぎない...(頭悪そう過ぎないって言葉、頭悪そう過ぎる...)


この作品は、面白い!!って人と主人公が自己中で無理って人で割れてるのをネットで見ました
自分は後者になりますが本当に序盤しか見れてないので、我慢強くなったらまた観る事もあるかもしれないです





OP:なんとなくディズニーっぽくていいと思う

投稿 : 2020/01/08
閲覧 : 202
サンキュー:

3

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

尻上がりに面白い大器晩成型

原作:なろう小説 未読

感想

最初の1~2話は、正直 あんまり面白くなさそうだなぁ・・・ってのが第一印象でした。
異世界転生しといて本作るとか・・・なんか地味だなぁって。
でも、3話4話と観ていくうちに段々と話が面白くなっていき、中盤からは毎週観るのが楽しみになってました。

まず、主人公が大人(大学卒業)から異世界の子供の体に転生し覚醒。んで身食いと呼ばれる不治の病に掛かってる設定。
只の現代知識無双だけじゃなく、不治の病と闘う設定もあり、ハラハラドキドキの展開があるのも面白いと思いました。
それに、マインと同じ目線で異世界の知識を少しずつ知れていく展開も上手いよね。
マインが虚弱で幼いから、周りの人たちの親切に助けられるシーンが何度かあり、また 家族を大切にしていて、家族愛も感じられる話なので 観ていて心温まるのも良いです。

本を作るのも一からで、なかなか上手く進まず四苦八苦するのも、今までよくある異世界転生ものにしては珍しくて新鮮です。
どっかのなろう作品じゃないけど、やっぱこうじゃなきゃリアリティーないよね。
(なろうに何求めてんの?っていう突っ込みはナシでw)

また、お金と商売と駆け引きが随所に見られ、マインと同じ目線で教わることもしばしばあり、こういうところも観ていて面白かったです。

終盤には、ヤフーニュースで早々に2期制作決定の知らせを知り、嬉しく思いました。
とりあえず最後は一区切りは着いたけど、まだまだ途中でマインの今後が気になって仕方ないです。
2期放送マジでありがたいです!
春が待ち遠しいですわ。 ^^

投稿 : 2020/01/05
閲覧 : 276
サンキュー:

41

ネタバレ

ぐver0 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まあまあ面白かった

原作は未読。

原作の絵と離れてて作画がしょぼめ、とちょいちょい思う。
でもSDキャラみたいなのを挟んだりするなど、
絵を活かそうとする工夫がされていると思うので作画の評価は★4にした。

{netabare}
物語はモノづくり系の憑依転生だけど主人公最強物ではない。
転生前の知識で1から作るタイプ。
虚弱体質で苦労も多い中、色々交渉したり自分で作ったりする。

転生してて中の人が違うことを他人に話すのは珍しいかもしれない。

キャラはなんだかんだでいいやつが多い。

CMで謳ってる「本好きのためのビブリオファンタジー!」
ではないと思う。
有名な本の名前とか著者が出るわけじゃなく
(原作知らないけど続編でも出てこなさそう)、
期待してたのと違う!って思う人いそう。
{/netabare}

アニメの最後にエンドカードが出る。綺麗な絵が多くて嬉しい。

投稿 : 2020/01/04
閲覧 : 188
サンキュー:

12

ネタバレ

ジーン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

上質な娯楽として楽しめたアニメ

期待をしていなかったので異世界に転生したシーンの
記憶が全くない。
冒頭のシーンはながら見していたのだろう。なので私の中では異世界転生物には分類しにくい作品。
作画は子供っぽくシナリオは大人向け。
神殿、貴族、商人、庶民、それぞれの生活が描かれ
身分の違いなどもきっちりと描き分けられていて
わかりやすかった。
身食いなる病気と魔力、単なる中世の物語ではなく
ファンタジー要素も過不足なくスパイスされていて
飽きなかった。
絵は子供っぽいがシナリオは大人向けだと思う。
凄く地味目だけどワクワクする展開。
切った貼ったの世界、好き好き貴方が好きの物語に
辟易している私には凄く新鮮だった。
原作が凄く読みたい!
そんな気持ちにさせてくれたこの作品に出会えて
アニメの世界もまだまだ捨てたものじゃないと
思えた。
諸星すみれの歌う「真っ白」はこの作品のOPに
ピッタリだ。この曲で始まる物語にワクワクする
私がいた。
井口裕香の幼女役は凄くいい。
マインとトゥーリも可愛いがルッツは幼いながらも
いい男だった。笑

投稿 : 2020/01/03
閲覧 : 268
サンキュー:

21

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

転生もの

平和な転生もの。最終回でいきなり超人攻撃出るのは違和感大で残念。

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 196
サンキュー:

9

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本を作るお話?

就職目前で亡くなった女子大生が、幼女となって異世界転生する話。
というと身もふたもないが、本が大好きだった主人公が、本のない異世界で
本作りに没頭する話。
どうにも単調で変化のない毎日。日常アニメなのか、異世界アニメなのか。
面白ないなあと思っていたが、「身食い」という縛りをかけることで、一気に緊張感を増すことに成功した。これはなかなかうまいと思う。
そこからは商売のやり方、交渉術、魔力の力、貴族と平民とのギャップなど、どちらかというと処世術のお話になっていく。
見た目は幼女だが、頭は女子大生の主人公がどこまで強く生きれるか、が主眼になりそう。
今期終わり方が微妙な作品が多かっただけに、この作品の終わり方は非常に綺麗にまとまって、好印象でした。
2期は春になるらしい。
元が結構長い原作があるだけに、どこまでやってくれるのか、期待。
ついでにもすこしアップテンポな劇伴を希望します。

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 315
サンキュー:

25

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本がない世界で

異世界転生作品です。
ただ、他とは違うのは主人公は普通の女の子で特別な力はない。
転生したら知らない女の子の身体だった。って点でしょうか?

彼女はマインと言う女の子の身体で、その異世界で目覚めます。
私達が住むこの世界ほど、その異世界は発展してはないのですが、普通の平和そうな世界です…そんな彼女は本が大好きなんですが、その世界では本が高級な物で中々手に入らないのですが…これも気持ち変わるなぁw

自分が好きな物がない世界。
私で言うならアニメがない世界?私には耐えられない世界ですw
とにかく自分の好きな物がないなんて世界は寂しいですよね。
無ければどうする?作ればいい^ ^
そんなエピソードですw

マインの目的が明確に定められていて物語自体難しくはないし、見ていて面白いです。
途中、正体が見破られたり身喰い?って体質?病気ではないらしい、のエピソードなどもあり飽きずに楽しめると思います^ ^

そして、流石にあの貴族には怒りが芽生えましたね。
あんな風に人や身分で態度をかえる貴族とかアニメではよくありますが…見ていて気分がいいものではありませんね。
マインの気持ちがわかるし、お父さんとお母さんも娘の為に立ち向かう勇敢な姿は良かった^ ^
そして、第1章終了。
これからも期待の作品です♪

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 201
サンキュー:

23

ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

希望がページをいまめくるよ

見終えました。

本を愛している大学生の麗乃は、
念願である図書館への就職が決まってすぐに、
不慮の事故で命を落とします。
気がつくと麗乃はマインとして転生していましたが、
その時代は本は貴重で読むことは困難。
どうしても本を読みたいマインは、
どうするのかという物語。

中世ヨーロッパ辺りの時代でしょうか。
本はおろか、紙さえもほぼ無い時代。
紙がなければ作れば良い。
文字が分からなければ学べば良い。
どこかDr.ス○ーンに似てはいるものの、
科学よりも本造りの方が身近に存在していて、
馴染みやすいなという印象です。

見た目は幼女、中身は大人。
粘土板から始まり、試行錯誤の末、紙の作成に成功します。
いやぁ、執念ですよねー。
そのままの意味で本に命をかけています。

ただ、マインという体は虚弱体質で、
良く熱が出て寝込み続けるのもしばしば。
それは「身食い」というもので、
熱の原因は、体内の魔力であると判明しました。
どうやら魔力をもって生まれた平民に起こるようで、
平民は体内で制御するのが難しいのでしょう。
このままだと死んでしまう。
せっかく紙が出来てこれからって時に、
魔力に飲み込まれて命を落とすなんてやりきれませんね。

生き残るのには巫女見習いになって、
聖杯という魔道具に
魔力を吸い取ってもらうしかないようで。
結果としては良い待遇で巫女見習いになれました。

しかしその巫女見習いになるのに、
色々ないざこざがありました。
深くは書かないのですが、
神官長が良い感じにクズです 笑。

最終話では巫女見習いから
司書になるために手段を選んでいられません
とサブタイトルを回収し、一期はここで終わります。

この物語は魔力をもったマインに
転生することに意味があるんだろうと思います。
過去は苦しめられた魔力ですが、
自分を護る手段としても扱えますし、
平民が貴族と渡り合う為に必要な重要なファクター。
かつ現代の知識を加えて、
まさにこれから下剋上ということなんだと思います。

死なない方向で話が進んで良かったなと思うと同時に、
二期では貴族共を蹴散らす姿も拝みたいですね 笑。

投稿 : 2019/12/29
閲覧 : 246
サンキュー:

30

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界転生の新たなかたち。

面白い発想でしかも面白いストーリでした。
なんか昔観たハイジや母をたずねて等の日曜アニメの
雰囲気を感じてしまったのは私だけかな?
4月につづきが放送されるみたいですが楽しみの1つ
ですね。
次はどんなことをしでかすのでしょうか。(笑)

投稿 : 2019/12/29
閲覧 : 170
サンキュー:

19

ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ありふれた異世界転生ものですが

何故かひかれる結構ひかれる

ありふれた展開過去に何度も見たような光景シーンなんだけど

まあひかれてしまいましたね

結構原点をうまくついてる作品なんでしょうね

中途半端で終わってしまいますが二期が楽しみ(あるのだろうか?)

能力病弱最強チャレンジ切ない恋夢希望絶望まんべんなく詰まってますよ

面白いです見てください

評価76点

投稿 : 2019/12/27
閲覧 : 225
サンキュー:

9

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

変化球の異世界転生、本づくり幼女の物語。

詳細は公式でも。

本が大好きな少女が死んで、転生した先は識字率すら
覚束ない異世界でした。
転生した幼女は、町中本屋を探しますが、無い。
なら自分で本を作ればいいじゃない!
というお話ですかね。

なんというか、ちょっと古くさいキャラデザですが
CV井口裕香ということもあり、なんとなく安心
する感じ。ほっこりするというかね。
制作は亜細亜堂。「終末のイゼッタ」はそこそこの
出来でしたが「異世界魔王と召喚少女のなんちゃら」
とかいう出来の悪い異世界モノも作ってます。
そもそも「忍たま乱太郎」の制作会社なんですね。
はてさて。

かなり変化球な異世界転生モノですが、初回の感じ
なら何となく観続けてもいいかなって印象です。
中島愛のEDも悪くないです。

=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
旅商人に憧れるルッツをオットーさんに会わせる
ことになったマイン。同席したベンノにも反対され
意気消沈するルッツに、自分が考えたものを作って
売ってほしいとマインは頼みます。
そして、マインの謎の熱。ベンノの見立てでは、
身食いではないかと。そして長くないとのこと
ですが…
{/netabare}
というお話。

えらく展開がゆっくりだし、ストーリーは子供向け
みたいなんですが、それでもけっこう観れちゃう
んですよね。それなりに面白いのでしょうね。

いよいよ紙づくりに動き出したマイン。
この先の展開も気になりますね。
{/netabare}
=====第一部最終話視聴後、感想です。
{netabare}
まあ、すったもんだあって、神殿に呼び出された
マインと両親。ところが、話し合うといって招待した
神殿長は態度が豹変。両親を捕らえてマインを
幽閉しようと企てます。

怒髪天につくほど怒りに我を忘れたマインは、
目を虹色に輝かせ、魔力によって神殿長を瀕死にまで
追い込みます。
そんなマインの暴走を止めたのが、Cパートで
おなじみの、あの神官長でした。

そして、マインたちの望みである神殿には通いで、
貴族同格の青服巫女見習いで、マイン工房の運営も
認めるといった特待で神殿に入ることになりました。
{/netabare}
そして、ここで第1部は終了。
2020年春アニメで第2部がはじまるよ~、という。

作画・キャラデザは、これがなぜ深夜アニメなのか
という感じで、昔の日本アニメーション「世界名作
劇場」みたいなイメージです。
ただ、これ「なろう」作品なんですよねw

原作は香月美夜さんという女性作家。
どおりで、なろう作品の異世界モノにしては異色で
優しい内容になっています。

ちょーっち、優等生すぎるかなと思うほど、
非の打ち所がないストーリー。
そのぶん、パラレルワールドの整合性といった
部分は少し甘いところがあるかなという感じです。
でも、すべての面で今期の五指に入る高いレベルの
作品で、誰にも安心してオススメできる面白い
作品ですよ。分割2クール?なので、春からの第2部を
楽しみに待ちましょうね。

投稿 : 2019/12/26
閲覧 : 361
サンキュー:

13

ネタバレ

カヲル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

深夜より昼に

内容は異世界転生の俺つええ系ですが、出来が良い子供向けのようなアニメ。
できが良いので子供以外も楽しめるアニメ。そんな印象ですね。

力最強ではなく「知っている知識をひけらかす」知識最強を、俺つええ形式にはめ込んで表現したんでしょう。
ひねりを加えてて面白い俺つええ系ですね。
「知ったか」で人を見下すような描写は抑えられていて、「俺つええ」の嫌味さがさほど無かったのも良い出来の一因かな。
ただ、知識系最強俺つええなので、人によっては刺激的な展開が少なく退屈に感じるかも。

投稿 : 2019/12/20
閲覧 : 219
サンキュー:

6

ネタバレ

ちゃろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

主人公をどう捉えるか。私は

嫌いですね。
何度か他の作品でもコメントしたかもしれませんが自分の目的のために手段を択ばず図々しくぐいぐい前に来るのがどうも嫌いです。

活字中毒なのはいい。本がないから作る。これもいい。ただのその手段に嫌悪感を感じてしまう。

こうなると性格の悪さと可愛い見た目が悪いギャップになりどんどん主人公を嫌いになっていく。そして主人公だから毎回登場するのでストレスとともに視聴する、と負のスパイラルになっている。


ただそれとは別にしても女性ならではの独特のギャグというか小ネタがちょっと私には寒く感じてしまう。

単純な転生作品とは違ったものなので期待していたのですが期待していた分結構がっかりしています。

投稿 : 2019/12/16
閲覧 : 1400
サンキュー:

2

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

観たい

■観たい
 原作未読、コミカライズ既読

 今現在の呼称は知らないが、ニコニコ静画から電子書籍で読んだ。
 読み始めた当時、スマホ太郎とかデスマ次郎とかのストレスフリーな作品のおかげで、異世界はチョロいみたいな印象を与えかねない「なろう」だったが、この作品は最初からストレス満載なので、正直期待は高かった。

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 249
サンキュー:

16

ネタバレ

ドリア戦記 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

子供だまし?

タイトルに釣られてアニメを3話まで視聴。
原作は1巻の途中まで読みました。視聴が終われば感想を上書きします。
いま、キャンペーン中のKindleUnlimtedに入れば原作は無料で読めます。
まあ、元々はなろう系でWEBで連載されていた作品なのでキャンペーン対象になるんでしょうね。


【原作について】
原作は読みやすい文章です。原作者は本をよく読んでいた人らしいですが
近年日本語能力そのものに疑問符が付きやすいラノベ作家のなかでかなりまともです。
『十二国記』の小野不由美と比較されていましたが、また違う。
小野不由美は後半になると漢語交じりのかなり端正な文章を短編で書いていますが
そういう端正な文章ではない。癖のない人気ブロガーのような
良い意味で小学生でもわかる読みやすい文章を書くのでラノベ向きでしょう。

ただ若干なろう系のようで、なろう系でない逸脱したところがあるんです。
世界観を作ろうとしているところです。
確かになろう系異世界転生なんですが、
やや本物の中世ヨーロッパの歴史や民俗史の知識を入れている。
そこがただのゲームの世界からコピペしまくったよくある異世界転生モノではない。
がっつり中世史を勉強した形跡もなく、
いろんな本を読んで参考にしたんだろうなあという程度ですが
『狼と香辛料』の原作者と同じくらいは勉強しているんじゃないでしょうかこの人は。

例えば1巻の最初の方に排泄物を「おまる」に入れて
窓から道に投げ捨てる描写があるんですが
まんま昔のヨーロッパも同じことをしていました。
また原作では最初に主人公は猛烈な頭のかゆみに悩まされるんですね。
体を洗う習慣が中世ヨーロッパでは途絶えていたからなんですが
そこも指摘しています。

『テルマエ・ロマエ』でローマには公衆大浴場があったことは
日本でも知られることになりましたが
その伝統は中世ヨーロッパで途絶えてしまっているんです。
日本人でイタリアの郷土史を研究している方がフィレンツェにいるんですが
その方が面白い連載記事を書いています。
どうも「お風呂」が中世ヨーロッパでは日本の歌舞伎町のような発展を次第に遂げて
混浴で酒を飲み食いしながら乱交していたんじゃないか?
明らかに歌舞伎町オーバーな事案ですが、そんな資料が残っているそうです。
腹が出たおっさんがおねーさんと風呂で酒を飲みながらいちゃこいている絵画が残っています。
公衆浴場が次第に性風俗先進国日本の「フーゾク」と同じように
風呂で売春を斡旋するような機能を持ちはじめ
激おこしたキリスト教会が「おフロはまったくもってけしからん!」ということで禁止し始めた。
中世ヨーロッパではある時点から、風呂が庶民の生活から消え始めたようなのです。

で、かわりにやってきたのが、シラミとノミです。
シラミだらけの頭の痒みに耐えかねて、毛皮の襟巻を上流階級は巻くようになった。
シラミが毛皮に乗りうるようにするためだったという説があるそうです。
中世ヨーロッパの「シラミ問題」はけっこう有名なんです。
この本はさりげなく、触れているんですね。

もう1つ、「なぜ主人公は本にこだわるのか」
中世ヨーロッパでは、本=知識は修道院などで筆写されるのみで
一部の人間しか触れられないものだった。活版印刷ができる前です。
できても依然、本=知識は教会や権力者の独占物でしたが。

「本の文化」が成り立つには、こうした具体的な本が作られることと
読み手がいるということが前提になります。

文字が読めて、それを読むだけの時間と財力がある人間がいるということは
社会にそれだけの余剰生産がないとできないことなんです。
古代ギリシャやローマは奴隷制度によって、余剰生産が可能になり
多くの高等遊民=ニートが発生し、それによって哲学や科学が発展しました。
しかし中世ヨーロッパになって社会の豊かさがガタっといったん落ちるんですよね。

また戦争や交易で外部と行き来があったために絶えず流れ込んできた
知識や文化は中世ヨーロッパでは修道院を中心に蓄積されます。
知にアクセスできるのは限られた特権階級だけだった。

故に知識を持っているということは、
中世ヨーロッパでは主人公がチートできる要因にもなりかねず
原作はそこにさりげなく触れています。
まあ、如何せんなろう系レベルなんですけど。


【アニメについて】
非常に不思議でたまらないのですが、
アニメでは原作のこうした世界観にあまり配慮した形跡がありません。
なろう系異世界物と唯一の差別化できる点なのですがね。

監督は大ベテランの宮崎駿氏よりやや下の世代で
脚本家も40代以上の方でしょう。
異世界テンプレに慣れ親しんだ世代でもない。
かと言って、「勉強する」ってことを知らない新人でもない。
転生した5歳の女の子のほんわか成長談にする気なのでしょうか?
それって監督が一番嫌う「子供騙し」では?

通常、活字で書かれた世界をアニメの映像にするには、
とんでもない勉強量が必要なんです
例えば、他の中世風のアニメで肉屋が持っている包丁を
「中華包丁」の形にしていて失笑したことがあります。
また中世ヨーロッパをモデルにした世界観なら
食事ではスプーンもフォークもなくて、手掴みで食べていたはずです。
辛うじてナイフが食卓に添えられていました。
服装、靴、髪型、全部当時の資料や絵画を読んだり勉強していないと原画にできない。
また少しでも中世ヨーロッパについて知っていたら、
原作者の隠れた意図に気が付くでしょう。
原作のエッセンスを抽出するならもう少し考えても良いだろうにと思います。
宮崎駿氏、高畑勲氏ならやったでしょう。

アニメしか見ない、漫画しか読まない製作者が増えた結果が
テンプレ化した演出とストーリーなのでしょうか。
最近のアニメ製作スタッフの大部分は
異分野の勉強をしない、異分野の本を読まないことで
自分で自分の首を絞めているように思えます。

最後まで見ないとわからないですが、先行きが不安な滑り出しです。

投稿 : 2019/10/25
閲覧 : 309
サンキュー:

4

ネタバレ

zakuzaku さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:今観てる

何か違和感を感じる

3話まで視聴。

本が好き。本さえあれば幸せ。転生したら本がない。
だから自分で作る。ここに違和感を感じる。
本が好きなのと、本を自分で作る行為とは全く
別物だと思うのだが・・。
あと主人公に好感が持てない。

投稿 : 2019/10/24
閲覧 : 295
サンキュー:

2

ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

本好きが書いた話ではない気が…

本が好きな女の子が、文明の未成熟な世界に転生して本に溢れた生活を目指す、みたいな方向性なんだと思う

小説家になろうで何度かタイトルを目にはしており、読むか迷ったものの粗筋を読む限りあまり良いものに思えずスルーしていた
まあ、予想通り良いものではなかった、というのが1話の感想

{netabare}初っ端からになるけど、意識を取り戻した直後はまだしも部屋を出てまで本を求める部分でちょっと躓いてしまった
前世の人格は取り戻したもののそれ以前の「この世界で生活した女の子」としての記憶も(知識として)有しているんじゃないの?
それなのに本を求めて家探しするって「本好きアピール」のためとはいえ早々に設定がガタガタじゃないかと

その辺を本を求めて気が狂っていた、と解釈して全部スルーしても今度は製紙・印刷・出版に関する記憶はどうしたんだ?という疑問が出てくる
「本がないなら新聞かカレンダーでも」なんて、ほんの少しでも本に興味があるなら考えるわけがない

というか収集・保存の性質を持つ本に対して、新聞やカレンダーはこのどちらの性質も非常に小さい以上成立はより遅くなると知識が無くても分かる
そもそも情報伝達の技術が未成熟かつ人々が一つの街の中だけで生涯を終えるのも当たり前と言えるような時代にどれだけの情報が集まるのか?
情報が集まったとして、各家庭に届けてまで伝達しなければならないような重大な情報がどれだけあるのか?
暦についても、どんなに余裕がある暮らしでも一週間を一つの単位に平日・休日の概念があれば事足りるような世界じゃないのか?
新年等の節目については町中に触書を出すだけで周知が可能な世界で、一体どれだけの人間が個人所有の暦を必要とするのか?
記憶は取り戻しても知識・思考力は取り戻せなかったのかな?なら前世の記憶なんて無くても良いんじゃないかな?

序盤の行動に説得力がないまま「本好き」を名乗られても違和感が拭えない
おまけに母親と一緒に街に出かけるシーンも妙な描写が目立つ
まあ大人の人格を持っている以上母親に背負われるのを嫌がるのは分かるけど、自身の体の弱さをどうしたのかと
家族の記憶などを思い出したのに自分自身の体の弱さは思い出せないのは滅茶苦茶じゃないか?
街に出ると文字がどこにもないことに絶望している様子が描かれているけど、識字率の向上がいつ頃かちょっとでも考えないのか?
休憩のために入れてもらえた店で写本の存在を知って大喜びするのはまあ分かる
ただ、見せてくれだの触らせてくれだの本当に有り得ないだろうと
写本の貴重さなんて本が好きじゃなくても理解できるはずなのに、自分の年齢も身分もなにも考えずに触らせてってのはふざけ過ぎだろうと
そして最後に日本人アピールで土下座してるけど、この世界の作法に則った懇願をしないとただの馬鹿だろうと
あ、いや馬鹿なのか…なんて言っても本の貴重さを全く知らないまま本好きを自認するくらいだし

1話を見る限り面白いと思える部分は無かった
強いて言えば日曜朝にやってそうな童話劇場チックな絵柄くらい
仮に日曜朝にこんな非常識が主人公のアニメやってたところで子供に見せたいと思う親はいないだろうけど

というかそもそも論になるからアレだけど、異世界で普通に生活する人間が、ある日突然前世の人格に切り替わるって話自体嫌いだったり
「頭を打ったら前世の存在を思い出した」みたいに「今の人格ベース+前世知識」の場合は抵抗がない
ナイツマや孫(は若干違うが)みたいに、生まれてきた頃から前世の記憶を維持してる場合も特に気にしない
あくまでも「前世の人格ベース+今の肉体の知識」が許せない

両者の何が違うかって言うと、前者の場合本来あるべき人格を殺して肉体を乗っ取っているって点
もちろん故意に行ったわけではないからしかたないとも言えるけど、人生ってのはあくまで今を生きる人のものだろうと
それを奪ったにも関わらず、そこに対する葛藤がないまま「よっしゃ本読むぜ!」なんて言われても不快感しか抱けない
この話も、「とある世界の少女が前世の記憶を思い出して、断片的に感じた本の魅力を味わおうとする話」でいいのに
そうすりゃ前世の知識の欠落って形で上記の問題をある程度解消できそうなものなんだけど、まあその辺は好き嫌いか
{/netabare}

つーか本を読みたいってのは暇潰しに加えて知識の収集に対する欲求じゃないの?
知らない情報に溢れた知らない世界に来てるんだから、製本だの何だのをやるんじゃなくて知識を得て自分なりの旅行記を作る話であればいいのに
もしもそういう展開になるなら評価も上がるかもしれない

2話視聴
{netabare}Aパート序盤で断念
本を作るには紙が必要だからと紙を売る店の記憶を探る
1話の繰り返しになるけど、あるわけ無いじゃん
仮にあるなら農業技術が未発達で出来や仕入れ量の変動が大きい作物の価格を木板に書き込むわけがない
つーか簡単に庶民が紙を買えるくらい普及してるなら本が質として成立するような品物なわけがない

次のシーン
シャンプーがほしいから油を貰えるように頼むってとこはまあいい
ただ、油の取り出し方を聞かずに粉砕して無駄にするって何を考えてるかわからない
あくまで人格のベースは前世の成人した女性のものなんだろ?
現代日本で暮らしていて、人から譲ってもらった物を使い方も聞かずに破壊する大人がどれだけいるんだよ
外見年齢相応の精神なら可愛らしい失敗で済むけど、中身は周りを劣った文明と内心見下してる大人だって思うともう耐えられない
「本がない!ありえない!」とかそんなレベルじゃなく、人間として持つべき常識も良識もない人間が主人公なんてそれこそ有り得ない

後半面白いのかもしれないけど、主人公への好感度が地に落ちた以上もう見ていられないので断念{/netabare}

投稿 : 2019/10/17
閲覧 : 315
サンキュー:

5

次の30件を表示

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~のストーリー・あらすじ

現代の日本で生活している「本須麗乃(もとすうらの)」 は、念願である図書館への就職が決まったその日に亡くなってしまう。もっと多くの本が読みたかった、そんな未練を抱いたままの彼女は気が付くと異世界の幼女マインとしての身体を持って意識を取り戻した。物語の舞台となるのは 魔法の力を持つ貴族たちに支配された中世のような異世界の都市エーレンフェスト。厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、本を手に入れるために奮闘する。(TVアニメ動画『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年秋アニメ
制作会社
亜細亜堂
公式サイト
booklove-anime.jp/
主題歌
《OP》諸星すみれ『真っ白』《ED》中島愛『髪飾りの天使』

声優・キャラクター

井口裕香、速水奨、中島愛、折笠富美子、小山剛志、田村睦心、子安武人、日野聡、前野智昭、内田彩

スタッフ

原作:『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』(TOブックス刊)著者:香月美夜/イラスト:椎名優
監督:本郷みつる、副監督:川崎芳樹、シリーズ構成:國澤真理子、キャラクターデザイン:柳田義明/海谷敏

このアニメの類似作品

この頃(2019年秋アニメ)の他の作品

ページの先頭へ