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「亡念のザムド(TVアニメ動画)」

総合得点
70.7
感想・評価
797
棚に入れた
4563
ランキング
1509
★★★★☆ 3.8 (797)
物語
3.7
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.7

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亡念のザムドの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

途中

今の所9話まで観終わりましたが、次回が楽しみでもなくOPで気分が上がる訳でもなく、面白さがわからず辛いので一時休憩。ジブリっぽいの連続だからかもしれません。訳知り顔で出てきたベテラン選手っぽい(兄貴ポジションなのかな)雷魚さん?のビジュアルを見て休戦を決めました。
あとで全部観ようとは思ってます。

投稿 : 2024/04/30
閲覧 : 31
サンキュー:

0

ネタバレ

ゆうか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

話が難しい...

ストーリーや用語が難しいこともあり、序盤から難解でした。
ただ、監督がジブリ出身ということもあり世界観が今までにない感じで2クールでしたが割とスラスラ視聴できました。
千と千尋のリンの声優さんも出演されているので余計ジブリのような世界観でした。
アニメだけを見ていてもストーリーを完全に理解するのは難しい気がします。(ネットで用語や解説を見てなんとか理解した..という感じです)

ただ、よくわかっていなくても雰囲気だけで見ても楽しめる作品ではあります。

投稿 : 2021/03/03
閲覧 : 364
サンキュー:

2

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは間違い無く名作

今観終わりました~~いや~~まいった。


全然有名じゃ無いし、聞いたこともなかった作品でしたがとても面白かったです!
(私が知らないだけかもしれませんが)

元々PS3限定の動画配信だったみたいでそりゃ知られざる作品になっちゃいますよね。でも予算豊潤にあったんですかね?声優さんもめっちゃ良い仕事してますし、制作会社もボンズですし作画もアクションも凄かったです。


第一印象はとてもナウシカとかラピュタとかに似ていると感じます。たしかにヒロインの1人であるテシク族のナキアミのデザインとかビートカヤックなんかメーヴェそっくりですもんね。でもそこで思考停止したら勿体ない。直ぐにガチで作成された重厚な物語だと気づくと思います。

さて、タイトルの亡念のザムドの亡念ってなんだろう?って思って調べてみましたが、
仏教の言葉なんですね。まう-ねん 【妄念・亡念】
迷いの心。 執着心。 ものごとにとらわれる心。

この物語でもザムドになったアキユキにナキヤミが何度も問いかけます。「生きたいのならば願え、想いを止めるな」と
登場人物それぞれ敵味方入り乱れながら執着心や迷いの心、まさに「亡念」をキーワードとし物語は進んで行きます。

それにしても声優さんがとても良い演技していますね。主人公のアキユキやヒロインのハルとナキアミの演技もとても良かったのですが、
私は伊舟役の玉井夕海さんの演技に痺れました。

まさに酸いも甘いも経験したカッコイイ大人の女性って感じで女性らしいワガママさと艦長らしい決断力を表現されていてとても素晴らしい演技でした。
タバコふかしてるのがカッコよすぎです。



簡単に物語を説明すると


序盤は植民地みたいになっている先端島の1学生に過ぎない主人公アキユキが、謎の白髪少女から託されたザムドに取り憑かれ、ナキアミのサポートを受けるしか無くなってしまい、故郷には帰れない状態に陥ってしまいます。好き合ってるハルとも離れ離れになり行方不明になります。

その中で、幼なじみのフルイチはハルへの想いとアキユキへの嫉妬に狂い軍のヒトガタに堕ちて行きアキユキと敵対していきます。
ハルも行方不明のアキユキを探すためにと軍に入り人型兵器ASP小隊に配属されます。

中盤、ザムドに取り込まれて記憶を失ったアキユキは人買いに攫われ奴隷に落ち、やがて老婦人に拾われます。一方軍規を破りアキユキと密会した罪で軍に囚われていたハルは軍から脱走しアキユキを探し1人先端島から旅立つのでした。




………気づきました?




こうやって書き出すとめっちゃ暗い話ですよねwww



いやいやいや



PS3の販促目的ならこんな重厚で難解な話はダメでしょwww


まあ、この作品が狙いどうり話題になったのかは当時の事を知らないので私は分かりませんが、作画も脚本も気合いの入った手抜き無しの良い作品です。
ラストバトルもとてもカッコイイですしね

特に2人のヒロイン、ハルとナキアミがとても人間味があって可愛いくて良いですね。
キチンと最後まで描ききってありますし、派生作品とかが無いのがとても残念です。見たことない人は是非観て下さい。おすすめです。

投稿 : 2021/02/15
閲覧 : 483
サンキュー:

13

ネタバレ

アニメ記「脱力視聴」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

親しい者たちが互いに、自分の気持ちを伝えられない不器用さのためすれ違い、傷ついていく分かり合えない人たちのお話

感じたことを列挙しているだけですが・・

親しい者たちが互いに、自分の気持ちを伝えられない不器用さのためにすれ違い、傷ついていく
分かり合えない人たちのお話。
このアニメは人間の心というものをを伝えたかったのだと思う。
意思、想念、記憶というものがよく表現の主題として登場していたように思う。

主要登場人物は「自分の本心を偽っている」「対人関係上の思い込みを意思伝達で解消しようとせず行動する」
人ばかりなのが悲惨でそういう一方通行による悲劇が連続して起きていた。
あのとき正しく伝えようとしていたら、という登場人物の後悔の内心が視聴していて伝わってきた。
人間関係の枠、組み合わせを人数では1名から3名を1つとして用意し、群像劇を展開する形式。
一方通行の気持ちを向ける本人も相手も悲惨な目にあったりという描写が大半。

例えば
フルイチの鬱屈した思いはフルイチ自身を破滅させてしまった。
原因としてはフルイチがハルに自分の想いを伝えなかった(遅すぎた)からで自業自得だが
ハル自身の振る舞いも遠因であったな。
普通は、もしも思いを寄せる女性が別の男性への思い(それも自分の親友の)を隠さず
自分の前で表現し続け、自分へは親友として接する状況で、が続くとすれば確かに男の心理としてこれは辛いだろう、
ザムドになった後のフルイチは人の醜さが加減なく表出していて見ていて本当に痛々しい。

リュウゾウはわかりやすい例で、自身の心を一切フサに伝えない事でフサに不信を抱かせた。
これは全部リュウゾウが悪い。
ナキアミが正しく想いをクジレイカに伝えない事でクジレイカがあのように人格形成されてしまった。
伊舟の想い、雷魚の思いは双方通じ合っているように見えて確信を互いに持てていないために
確たる思いの部分で分かり合えておらず、悲劇につながった。
ミドリは自分が感じた事を誰にも相談していなかった。特に、姉に対しての誤解を解くために姉と話し合っていない。

生きるものの生きたいという意志をテーマに含めているとすれば
巻き込まれて命を落とす名もなき市民、兵士の命の扱いが軽い、ぞんざいではないかな。
ルイコンの本質(白髪の人全員)が人の命を大事にしていないようだなというのも感じた印象であるが。

それゆえかナズナもテロ行為を悔いてはいない。
特に、設楽はナズナのせいで酷い目にあってザムドに成り、結局殺されているわけで、
やったことは本当に酷い。(最終話でナズナは可愛げにしているが多くの人を破滅させている)
ナキアミも、彼女が正しく想いをクジレイカに伝えない事でクジレイカがあのように人格形成されてしまい
テシュカの長に成り、、結果として多くの人が死んでいる。

ハルとミドリも、ミドリの思い込みが姉を信じられない原因に成り、軍へ志願する遠因になっている
ハルとミドリのすれ違いはミドリがザムドに成る原因と成り、ザムド化後にミドリは軍人を多数殺害しているが
ミドリ本人にはその事実についての自覚がみられない。(ハルと共にさっさと尖端島へ帰っていってそれっきり)

サンノオバも、彼女の方針でヒルコが撒き散らされていたわけで、
アキユキや雷魚のザムド化もナズナのテロも全部この女が原因なのに。

知らないところで人を破滅させ、人生を滅茶苦茶にし、狂わせ、時に死なせてしまう原因になっている部分への
想いはどうなってるのか?
主要人物は一見して心の葛藤を描かれる存在で悲劇性を有するが、大禍の引き金で加害者でもある。
登場人物が、こうした作為的、、不作為を問わず結果的に他者を破滅させた行動について、
責任を取らず自覚せずじまいだったところに、視聴後に私の場合はすっきりしない想いが残った。

全体を見れば物語の流れは南北の戦争に多くの人が巻き込まれ、同時進行で宗教上の儀式の時期が
南北戦争と重なってしまいその総がかりの時期とルイコンの儀式が重なって大悲劇となって最後に
一定の終結を見るというもの。
各編ではその時間の流れの中で思い込んでいる事、悩み、疑念、恋慕、葛藤、心を伝えない
気持ちの一方通行の人を交えた群像劇。
主要人物があちこちへ旅していたらいつの間にかというような、上記の戦争と宗教の儀式のタイミングが
一致する時期になっただけでストーリーと呼べる大筋はあるようには思えない。
登場人物の現在の所在地がばらばらで、シーンが飛び飛びぶつ切りになりがちで物語としてはまとまりがなくなっていた。

皇帝の実際の登場はそれまでの物語との関連性が薄く唐突。
このヒルケン皇帝の登場は作中の問題の締めくくりに必要だったのだろうか?
また、それまでヒルケン皇帝とアキユキの間に一切関係性が描かれていなかったのに
最終話直前で多大な関係性が実はあったのだというような(アキユキの投影的なものとした相反の存在)
風にいわれても納得しがたい。
最後に巨大ボスを登場させてそれを倒せば終わり、というのは物語をひとまず
終わらせようとするためだけに現れたような味気ない締め方。
その存在に必然の意味を感じない登場の仕方の場合はそう思える。

心理面の描写はとてもよいが人物の行動原理が掴みづらい。
ハルについては心理が頻繁に変わるので何度か、1年くらい時間が飛んだのかなと思った事も。
軍人になる前、なった後の新人の時、アキユキと再会した話の次の9話。2たび再開後、フルイチの死後、
軍本部へ監禁後~ミドリについて知った後、脱出後北へ向かうとき、北へついて3たび再会、同行中、
洞窟で儀式の陰惨さを目撃して心が折れたとき、ミドリと再会した時、アキユキと別れて北を去っていくとき、
そして最終話。
本当にこのヒロインの心理がわからない。
思いはアキユキを好きだという点で通じているが行動に一貫性がないように見える。

音楽は主題歌とエンディングはあまりにアメリカ的過ぎて作風にあっていないと思う。

投稿 : 2019/01/21
閲覧 : 420
サンキュー:

1

ネタバレ

カンタダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

名作を目指した凡作

ネット上でこの作品のオープニングを観たので、なんだか面白そうだと視聴した。見始めて数分、かなりの既視感に襲われる。どこかで見たことあるな・・・。いや、世界観やキャラクターデザインもさることながら、私はストーリーを知っていたのだ。どうやら以前に観たことがあるようだ。しかし内容がまったく思い出せない。私は観たアニメや映画、読んだ漫画や小説の内容はたいてい覚えている。が、思い出せなかった。要するに、この作品の評価は「印象に残らない作品」ということだ。

それでも忘れているのなら、また楽しめられるのなら、それはそれで幸い。高い作画力と素晴らしいオープニングも相まって、さくさく観ていた。前半までは。問題は後半からだった。前半は主人公と彼を取りまく人間関係に焦点が当てられて、今後の展開に期待できた。が、親友のフルイチがいなくなった後は、物語の焦点は世界に移った途端に、俄然退屈になってくる。

なにがいけないのか。端的に言えば、脚本の拙さだろう。まずご都合主義が散見され、登場人物らが脚本の都合に合わせて時と場所に、どんぴしゃりで登場する。それはないだろうと何度も突っ込みを入れたくなる。

そして独りよがりでキザな台詞回し。どうにかして名場面、名台詞を生み出そうと必死になっている脚本家の顔が浮かぶようだ。しかし実際には大した意味を持たない言葉の羅列に終わってしまっているのが痛い。伊舟の台詞の「言葉はいつも心に足りない」、その通りになってしまっている。

そしてなにより、作品を通して作り手が伝えようとする、その主題の幼稚と矛盾だ。本作全話でよく聞く台詞に「生きていれば・・・」「生きてさえいれば・・・」というものがある。とても耳触りのいい言葉だが、その言葉の根底には「死の否定」がある。

生を肯定し、死を否定することの、なにがいけないのか。いや、悪いわけではない。が、この考えには「生」以上の価値を認めないという、狭隘な価値観が底にある。もし一度でも真剣に己の「生」を考えたことのある人なら、かならず「どう生きるか」、「なにのために生きるか」という問いにぶつかるものだ。

それは「なにのために死ねるか」という問いに直結する。自分のために生きるのならば、自分のためには死ねない。死んでしまっては、それこそお仕舞い、それ以降、自分のためには生きられないからだ。しかし、たとえば、愛する人のために生きるならば、愛する人のために死ねる。それは人に限らない。社会や国や、あるいは大義のために生きることは可能だ。

生きてさえいればいい、という考えは、生きられるなら、なんでもいい、なんでもする、なにをしてもいい、という考えに繋がる危険がある。死なないために、生命以外のすべてを差し出せる。それは財産、正義、人権、家族、誇り、恋人などに限らない、すべてだ。これに対して、なにかのために死ねる人は、その一線を文字通り死守する。

さすがに財産のために死ぬのは、褒められたものではないが、愛する家族や恋人を守るためなら命をかけても構わない人は少なくないはずだし、なにより格好いい。物語で観たいものは、こういうものなのだ。アキユキが死にたくないと、ハルを見捨てるような展開など誰も見たくない。それを主題では肯定し、物語の展開のうえでは否定している。そういう矛盾が本作品の最大の失敗なのだ。

視聴者の混乱や理解できなかった理由もここにある。生命至上主義は自己犠牲を嫌う。が、自己犠牲は、独りよがりに陥らない限り、人間の行い得る、数少ない道徳上最高の行為と言っていい。人々が感動するのも、それが美しい行為だからだ。しかし、「生きろ」を連呼する本作はこれを否定している。

にもかかわらず、登場人物らのやっていることは、紛れもなく自己犠牲だ。もし、生命至上主義を最後には否定する意味で、「生きろ」と言っているのならこんな混乱は起きなかっただろう。が、そうはならずに終わってしまったために、なにをしたかったのかわからない作品、つまり凡作に終わってしまったのだろう。

私の記憶に残らなかったのも道理だ。なぜなら作品自体が自己矛盾し、なにを伝えたいのかわかっていないからだ。無理に背伸びなどせず、自分の身にあった、わかることだけを主題に選べば、あるいは名作になり得たかもしれないのに。

投稿 : 2018/10/27
閲覧 : 561
サンキュー:

6

ネタバレ

プランタン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

考えろ、と彼女は云う

『忘念のザムド』は多くの人に見てほしい。

本編は大きく分けて、ヒルコを宿した少年・アキユキの空の旅路を描く前半と、ナキアミとアキユキの、そして彼女らと縁の深い人々の過去を清算する後半に別れる。

前半はナキアミと出会い、ザンバニ号の船員とを通してアキユキが成長する物語だ。姿の消えたアキユキを地上で探す友人と両親の物語でもある。
それは、中佐らの思惑によって阻まれながらも邂逅を果たすが、軍の妨害に会い散り散りになる。フルイチは死に、ナキアミは独り旅に出、アキユキは名を忘れて囚われの身となる。

後半はナキアミが託された使命を果たすために、長いまわり道を歩む。ザムドとなった少年・ヤンゴとの二人旅だ。そこにアキユキの名を思い出す物語が交互に展開し、大人たちの贖いの物語を織り交ぜながら、多くの、立場あるものの苦悩と決意が描かれる。
ナキアミはサンノオバと再開し、己の使命と向き合う。アキユキはヒルコの意思とようやく一つになり、「亡念のザムド」として戦いに赴く。そして、ナキアミは千年の眠りに就き、アキユキは「敵」に名を与え石になる。最終話の後半は、それから九度目の春を迎えた話が語られる。ナズナやヤンゴの成長と、ハルの変化と、アキユキの帰還。
戦争はようやく終わった。尖端島を巻き込んだ大きな厄災によって生じた人々の傷は、時間をかけてようやく癒えた。風化しないために、ハルは歴史として子どもたちに教えていくだろう。


以下は個人的に気に入っている場面など。

●十二話でイシューが別れを切り出すナキアミに言う。「『迷惑かけてごめんなさい』って言ったよね? あんたのこと迷惑だなんて思ったこと一度もないよ」と。ナキアミはイシューに大好きだと伝える。イシューとナキアミは母と子のようであった。このイシューの姿があったからこそ、ヤンゴとの別れで「できることならお前を産みたかった」の言葉に繋がる。血の繋がりはなくとも、イシューとヤンゴの二人の情にナキアミは満たされただろう。

●十七話の「子羊とオボロ月」のなかで、おばあさんがにこやかに「そろそろ、二人の名前、教えてもらってもいいかしら?」と問うシーン。名を持たぬもの、名を忘れたものに対して、である。影童子が明らかな反応を示しているのが面白い。

●作中では茨木のり子氏の詩「敵について」が三度朗読される。十二話「暗闇で咲く花」でイシューが聴いている北の国営放送で流れる。十七話では、影童子に、アキユキは「ひょっとして、お前が喋っているのか?」と訊く。三度目は「ナキアミとサンノオバ」で。

十七話で、朗読を背景に、アキユキが郵便を渡した相手が泣きながら戸を閉めるシーンが印象に残る。あれは訃報なのだ。戦争は続いている。見えないところで。銃声は聞こえずとも、殺戮はどこかにある。


●「名」について。十九話「偶発 ロマンス開花」では、影童子がアキユキに名前を思い出せと急き立てる。アキユキは、所縁ある者の名は思い出せても、どうしても独力では思い出せない。影童子は「なら死んでしまえ」と追い詰める。ここに、ヒルケン皇帝の名への執着心、憧れと名を持たぬ自身への劣等感が窺える。アキユキに放った言葉は、自分に跳ね返るものだったから。

ハルに呼ばれ名を思い出したアキユキを遠目に、「アキユキ、覚えたぞ。やっと見つけた。早く私を殺しにこい」と「敵」と見なす。そして、サンノオバが彼を取り上げた時からこの物語は始まり、アキユキが名を授けることで終わる。

命名という、当たり前のものがなされなかった不幸。それがこの物語の端緒なのかもしれない。

十九話で凍次郎の母・須磨子が別れ際にいう「おかしいわね。お別れの挨拶が自己紹介だなんて」とは、こうして考えると実に感慨深い。



「答えのない問いが真実。それでも人間は己に言い続けなければならない。『考えろ』と」
この言葉を胸に、今作を語るのはこれくらいにしておくことにする。

投稿 : 2018/07/21
閲覧 : 393
サンキュー:

3

ネタバレ

うどんこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

よくわからなかった

覚えて居ることと言えば、2話の作画がやけによかったのと、女船長の声優の声がめちゃくちゃ好きだったこと。

女船長役の声優は、千と千尋の神隠しの、りん?の人。他には、「伏 鉄砲娘の捕物帳」(亡念ザムドと同じ監督)しかやってないらしい(wiki調べ)。
この人にまた声優やってほしい。やったら、それだけの理由で見ると思う。

投稿 : 2018/05/01
閲覧 : 340
サンキュー:

1

ネタバレ

(斉藤) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

世界観に引き込まれます 物語の理解に苦労する点が多いです。
一度見ただけでは理解が追いつかなかったので考察サイトなど見ていくのも含めて楽しみました。
誰かに認識されていたい、呼んでもらいたいものです 空っぽは寂しいですからね

投稿 : 2018/02/11
閲覧 : 325
サンキュー:

1

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好きな作品だけど...

好きな作品だけど勿体ない。
元々配信作品だからみてる人少なそう...。自分はAT_Xで今年の4月下旬から10月上旬までしてたからみてみた。でもテレビでもしてたみたい。

内容は主人公のアキユキがある日ザムドと呼ばれる化け物にされた事からお話が進む。
ん~序盤は何かずっと配達してたイメージ。後半から急に面白くなるから続きが結構気になってた。
ヒルケン皇帝と戦ったところは良かった。ここよくわからんけどアキユキがヒルケンになったとか?なんとか?(逆かも)
ちょっと最後は説明不足かも...でもこう言う終わり方も嫌いじゃない。なんでアキユキが生きてたのかわからない正直わからないけどもうそんなのはどうでもいいww
とにかく好きな作品でした。
エウレカセブンとか好きな人は観れるかも。

投稿 : 2017/12/01
閲覧 : 378
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

最後まで見るのがつらかった

ストーリー的に意味不明なまま最終話です

愛と前進がテーマのような気がするけど

意味不明な部分が多くて感動に至らず

投稿 : 2017/07/03
閲覧 : 321
ネタバレ

nanikore さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

考えろ、考え続けろ、石になるぞ。

どこかで見た素材を繋ぎ合わせただけの古びた着物じゃないか、なんて評価がされているらしい。
ジブリにエウレカ、小説に詩集。

そんなまっこと微妙な評価が下されている理由は一つだ、思考停止で石になっているのだ。これはファンタジー作品じゃない、娯楽作品じゃない。考えなければ消化できない。消化できないと素材しか残らないのでそう見える、ということだろう。

群像劇風でヒーロー物かと思いきや、主人公の介在しないところで起きた善意の事柄が、知り得ない事々が、全体として世界を象っている。

なるほど、あらゆる物語の糸は主人公に絡まっていなくては。
だって主人公だもの。面白くないもの。
それが娯楽作品としての正しい姿だもの。感情移入できないもの。

だけど現実に僕らは僕らの人生の主人公なのに、あらゆる出来事は感情移入できないまま過ぎ去っていくし、世界ではなんでか戦争が起きてる。
理解できない背景を持った人々が作った大きな流れに流されてしまう。私を生きることのない、この国の若者が今日も一人、石になっている。
考えろ、考え続けろ、それだけが生きる道だ、


結局ザムドってのは現実の話だったんだなって。

投稿 : 2017/01/10
閲覧 : 423
サンキュー:

4

ネタバレ

九条”ファラオ”櫻子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かっこいいopがすきな人におすすめ!

ボンズ制作のWebアニメである本作
結構まえに視聴したのですが、最近私の周りでよく名前を聞くようになったので、レビューしてみようかなと思います。

ストーリー・・・アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントの陣営は互いに軍を形成し、
もはや開戦の理由など誰もわからなくなった銀河規模の戦争を100年間継続していた。
 その“百年戦争”の末期、ギルガメス軍の一兵士だった主人公「キリコ・キュービィー」は、味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。
作戦中、キリコは「素体」と呼ばれるギルガメス軍最高機密を目にしたため軍から追われる身となり、町から町へ、星から星へと幾多の「戦場」を放浪する。
その逃走と戦いの中で、陰謀の闇を突きとめ、やがては自身の出生に関わる更なる謎の核心に迫っていく。

正直覚えてないのでストーリーは拾い物です。
バトルシーンとかすごかった気がします。
キャラではナキアミがすきでした。

投稿 : 2016/05/02
閲覧 : 243
サンキュー:

0

ネタバレ

ネオダークネス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作でした。

世界観を掴むのに、かなり時間がかかりました。ラストはもう少しハッピーにしてほしかったですが、、、。
どうしても、バトルアニメの本編の完結後の、主人公とヒロインの掴み取ったであろう平和の日常をもう少し見たいとおもってしまいます。

投稿 : 2016/02/19
閲覧 : 253
サンキュー:

3

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

惜しい!!

キャラクターもナイスなキャラが多いし、キャラデザも作画も申し分ない。OPもEDも超絶かっこいいし、世界観も秀逸なものがある。

しかし物語の進行が途中から急激なスロー展開になってしまうのが難点。全然物語が進まない。
さらに主人公の鬱期間が長すぎる。主人公が鬱になってそれを乗り越える作品は好きなんだけど、覚醒するのが遅過ぎる。ゲド戦記とかもそう。
これらのやり方は、それまでの鬱憤を主人公の覚醒によってカタルシスに変換する方法だけど、遅過ぎて変換量が足りないまま終わってしまう感じです。

結局全体で見れば戦闘シーンも少なくて、バトルものとは呼べない、ヒューマンドラマ作品といって良いと思います。

デザインはジブリ×エウレカって印象。フルイチと対峙するとこまでは本当におもしろかったです。後半の設定が少し分かりにくいのもやや難で、ダークな内容をそのままに、もっとわかりやすくして痛快バトルを入れて20話くらいでまとめたらもっとよかったかな。

ひっじょーに惜しい作品。

投稿 : 2015/07/27
閲覧 : 260
サンキュー:

1

ネタバレ

imaginate さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ラピュタ+もののけ姫っぽい…?(笑)

まず飛行船が出てきます。そしてこれがほんとにラピュタっぽい。船長は女で、飛行船が少し古くさい感じとかね…(笑)
次にヒロインの一人が頬に紋章(?)みたいなものをつけていて、え?もののけ姫のサン?(笑)とか思っちゃっいましたね
といいつつも、もちろん内容的には別物。ちょうどいい感じで2クールまとめられていて楽しめたかな。ジブリの世界観を味わいたい方是非ご視聴を♪

投稿 : 2015/02/26
閲覧 : 262
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

誰が主役かってくらいキャラが多すぎ。
ハルのアキユキへの一途な思いを見届けたくて最後までみた。
二人の幼なじみフルイチのハルへの愛、アキユキへの嫉妬や憎悪が気持ち悪いくらい面白かった。
でも死んじゃってからはとんと話がつまらなくなり残念。

投稿 : 2015/01/21
閲覧 : 189
ネタバレ

纏花 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい作品ですw

魅力的なストーリーが心を引きつける作品ですw

ただ、もっと評価されていいような気がします^^;

私も偶然この作品を見ましたが、宣伝とかあんまりなかったから埋もれてしまっているのではないかと思います。。。

一度ご覧あれ!!

投稿 : 2014/12/14
閲覧 : 239
サンキュー:

1

ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハル可愛いです

先に言っておきますがこのレビューに中身ないです
全く参考にはなりません!

実はこのアニメに出てくるザンバニ号が
私の名前の元ネタだったり(*´ω`*)
ついでに視聴したのは1年以上前なのでうろ覚えです

まず、監督がジブリの人らしく
ジブリを思い出させるシーンが随所に見られます
それと制作がボンズということもあり
エウレカとも似ている部分がありますね
なのでパクリとは言わないでくださいね(;_;)

ストーリーはうろ覚えなので省きます…
なんでうろ覚えなのにレビューなんて書いているかというと
ハルというヒロインのことが書きたくなったからです!
正直、私の中ではベスト3に入るほど気に入ってます
アキユキに一途で、健気で勇気もあります
何より可愛いですしね(*^o^*)
髪の毛は長い方が好きですけど
髪を切るときはドキドキしました!
今思ったのですが
私は髪を切るシーンとキャラが好きみたいですね
(ついでにFF9のダガーとかも好きです♪)

とまあ、こんな無駄なレビューを
読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

投稿 : 2014/11/18
閲覧 : 385
サンキュー:

7

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かずさああああああ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心に残る名作

フサが靴も履かずにアキユキの残像を追いかけるシーンが忘れられない。

ナキアミとヤンゴの掛け合いが忘れられない。

ヤンゴを軸にした2期まだですかね?(絶望

投稿 : 2014/11/07
閲覧 : 204
サンキュー:

3

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uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

考え疲れて頭の中がパニックに

いや~疲れた。
うーん、難しい。
ものすごい世界観凝ってますね、この作品。
重要なセリフを聞き流すともう訳わからなくなりますね。
疑問点も多々あるし、結局何をメインで訴えたかったのかよくわからなかったです。
疑問点で言えば、何で竹原リュウゾウはヒトガタ兵器の開発に加わってたのかとか、垣巣は銃で脳天にぶち込まれて9年後何で生きてるの?とかそもそも大巡礼やらないと具体的に世界はどうなるの?とか。
わかる方に教えてもらいたいです。
テーマは「母と子」?「考えろ」?「生と死」?「想い続けろ」?
メッセージとして自分にはあんまり響かなかったです。

投稿 : 2014/10/19
閲覧 : 348
サンキュー:

9

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世を忍ぶ仮のボブ(仮 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

飛行船の旅

過酷な状況に追い込まれた少年とその周辺の人々の成長と、世界そのものの運命を描いた壮大な作品。

文化のイメージは「ナウシカ+日本」という感じでしょうか。
ロボットも怪物も出てくるので、科学技術と魔法的要素が混在しています。
飛行船の生活を堪能できる作品でもあります。

国家間対立、エネルギー問題、宗教などにもふれているので、少し複雑な世界設定でもOKでないと、面倒に感じるかもしれません。

怪物であるということ、世界を知るということ・・・たとえばそんなことを考えながら長編小説を読むように、じっくりと観るのがいいかもです。

投稿 : 2014/06/16
閲覧 : 300
サンキュー:

5

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fireball さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリジブリ言うなよ

千と千尋の副監督だから作りたい世界観も似るって
エウレカのモーニンググローリーのコンテも切ってる

難しいアニメだった
解説してるブログに頼っちゃったし
描写や台詞の繰り返しで嫌ってほどメッセージ性を強調してくる
考えろ考えろ何回言うんだよって
でも好き
監督が書いた小説版も読みたい

投稿 : 2014/05/31
閲覧 : 286
サンキュー:

4

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gozaru さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

隠れた秀作かも

なんといっても音楽が超カッコ良いです!
あと絵が綺麗で、躍動感があって、それだけで見る価値があります。

世界観もかなり良い感じでした。
90年代の少しノスタルジックな雰囲気で、戦時下で、
ヒトガタとかザムドとか、ファンタジー要素もあって、
ラピュタとかナウシカを彷彿とするような船(飛行船)が出てきたりして、
自分が好きな感じの設定だったので、序盤、すーっと入って行けました。


物語自体は、全体に暗い!鬱!

前半はヒロインのハルの態度が煮え切らなかったり、
幼馴染のフルイチがいかにもって感じの悪い奴になったり。

中盤は、主人公のハルイチが記憶喪失になったり、ハルが捉えられたり、
ハルの妹が実験に進んで参加して、ザムド化させられたりしするし。

最後の方も主要キャラがガンガン死んでいくし。

とはいえ、ハルが吹っ切れて、アキユキの記憶が戻ってからの
怒涛の展開はかなり秀逸だったと思う。


意外と知らない人も多いと思うので、騙されたと思って見てほしい!

投稿 : 2014/03/13
閲覧 : 184
サンキュー:

2

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ねんねん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

いまいち

雰囲気は特殊で独自性はあるが全体的にイマイチでした
ナウシカを挙げる人多いけど真っ先にイメージしたのはもののけだなぁナキアミのキャラデザといい
オンゴロ=木霊な感じといい音楽といい。
あと、どこが?って言われるだろうけどガンダムもイメージかぶった
どこがガンダムかと言うと、相手が居て会話をしているはずなのに、
各キャラが独り言のようにセリフを投げっ放しジャーマンするところw
独り言のような口調で話しかける相手に独り言のような言い放ちで返答する、キャッチボールになってないような
奇妙な雰囲気は富野監督の作品に酷似してると感じました
因みに私は気持ちが悪いのでこの会話表現は嫌いです

ストーリーはツッコミどころ満載で「なんで?」のオンパレード。
結局のところサンノオバ一派のやってることってただの無差別テロだしねぇ・・・
他にシナリオの表現の仕方なかったのか・・・適正ある人間を探すやり方が爆破テロて・・・適合しなきゃ死ぬてアンタ・・・許せるか??
死体から魂抜いて移植して超人誕生~って
その魂は還れるとしても勝手に憑代にされる方はたまらんで・・・
しかしそれをやる集団がなんか正義に味方みたいにw

自己陶酔激しい抽象的でキザッたらしい台詞だらけで聞いてて鳥肌が立つようなキャラたち。
心理描写が乏しく、感情を突然爆発=キレて叫んだりするが
過程の表現が乏しいのでどうしても唐突な印象が拭えない演出。
どれも合わない・・・
場面転換が早く各場面の内容が薄いので最後まで感情移入が困難でした。
もっと登場キャラやエピソード削って主要キャラの心理描写などみつにやるべきだったのでわ?無駄なエピソード多過ぎ。
浅いまま駆け足に最後まで突っ走られてしまったので
設定にも伏線の回収にも各キャラの言動・思考・行動にも
ほぼ納得できないまま、観終わってもクエスチョンマーク点灯しまくりでした。
まあ私には合わなかったってことで・・・惰性で最後まで観たけど終始気持ち悪かった
他の人の評価は軒並み高いから私の感性が特殊なのかなぁ

投稿 : 2014/01/29
閲覧 : 202
サンキュー:

4

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北山アキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

不完全燃焼感

よく覚えていないけど、盛り上がりに欠ける物語だった。

いろんなテーマを盛り込みたかったのかもしれないが、
そのせいでつぎはぎ感が残った。
追いかける軸となる物語が見つからないザッピング
みたいなものを意図的に見せたかったのだとしたら
成功してるが、うん、つまらなかった。

舞台を世界規模に膨らまし、人をいっぱい出してきて、
最後にそれを集めてドーンとカタストロフィで終わらせる。
雑じゃないか?

主人公?(たぶん彼なんだろう)は前半は手紙を書くばかりで、
後半は記憶喪失になってしまい、活躍のチャンスを貰えない。
ヒロイン?物語としてはナキアミとすべきところを、
ハルをやたらと動かしちゃうから手に負えない。
それになんか登場人物の多くに自殺願望がある感じが好みじゃない。

ラストで思ったが、観念論的なお話は即物的な僕には合わないのだろう。

投稿 : 2013/10/21
閲覧 : 238
サンキュー:

2

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ネオン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感想

ナウシカ

投稿 : 2013/08/07
閲覧 : 214
サンキュー:

0

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まぁ普段から。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白かった。

だが、難解な所も結構あったので、何回か見ないと分からんのかなーとも思った。
オープニングからかっこいいので凄い惹き付けられた。
不満な点は敵が明確化しなかった気がした
まぁ、何回か見ればはっきりしていくのかもしれないが

投稿 : 2013/06/29
閲覧 : 210
サンキュー:

2

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正義の味方 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

普通だね。もう少し戦闘をしてほしかった。

ザムドになった、たかゆきの成長をものがったている。飛行船でのコメディが多く、戦闘があまりなかった。

投稿 : 2013/06/25
閲覧 : 242
サンキュー:

0

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ぱんちょ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好き嫌い

世界観はエウレカセブンや風の谷のナウシカに近いものがある。好き嫌い分かれるかも。自分は好きですが。エンディングのVACANCYは素晴らしい!

投稿 : 2013/06/21
閲覧 : 247
サンキュー:

4

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dirtclay さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジブリっぽい

ジブリっぽい雰囲気に惹かれて視聴しました。

とても自分好みな作品でした。

投稿 : 2013/02/26
閲覧 : 260
サンキュー:

3

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亡念のザムドのストーリー・あらすじ

大陸の北半分を統治する北政府と、南半分を治める南大陸自由圏が長年戦争を続けている世界でストーリーは展開する。主人公の竹原アキユキは、70年前の戦争で南大陸自由圏に併合された尖端島に住む高校生。尖端島が非戦闘区域であったこともあり、戦時下ではあるが平穏な日々を送っていた。ある日彼は、通学バスを待つ生徒の列の中に見慣れない白髪の少女を見つける。彼女を難民と思い、バスに乗せる手助けをするアキユキだったが、彼女はバスを爆破。その際アキユキは「ヒルコ」を宿し、「ザムド」となる。(TVアニメ動画『亡念のザムド』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年秋アニメ
公式サイト
www.xamd.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A1%E5%BF%B5%E3%81%AE%E3%82%B6%E3%83%A0%E3%83%89

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