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「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(アニメ映画)」

総合得点
88.0
感想・評価
566
棚に入れた
2959
ランキング
134
★★★★★ 4.1 (566)
物語
4.2
作画
4.1
声優
4.2
音楽
3.9
キャラ
4.2

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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ないの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ただのラブコメではない、衝撃な展開がΣ(゚ロ゚;)

TVシリーズで主人公だけしか遭遇していない牧之原翔子の正体が判明しますが、まさかの主人公の心臓を移植された女の子…( ゚д゚)

そして、その未来を改変した結果、まさかの彼女の桜島麻衣が死ぬという…想像できる人はできるかもしれませんが、自分ではけっこう衝撃な展開でした(´Д`)

ラストは牧之原翔子の記憶は消えてしまった世界で、本人前に梓川が記憶を呼び覚ますところが感動的でした✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。

投稿 : 2024/11/21
閲覧 : 5
サンキュー:

0

ネタバレ

Shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

TVアニメ1期の完結編というような内容

タイトルの通り。
この作品をもってようやく一旦の区切りが付くというか
アニメ1期が全てこの作品の壮大な前フリだったというような感じ。
それ故に、アニメ1期が好きになれなかった人が映画で手の平を返すかというと微妙なところ。
ハマっていた私は当然満足した。
バニーガール先輩の「他人に観測されない」、
プチデビル後輩の「未来のシミュレーション」、
ロジカルウィッチの「同時に観測できない同一人物」、
これらの要素が再び登場しつつそしておるすばん妹での翔子さんとのやり取りを経た上で
アニメ1期第1話から続いていた謎が解決するという応用編。
(シスコンアイドルの要素はピンと来なかった)
特に{netabare}小学生の翔子、中学生の翔子、そして咲太による「未来のシミュレーション」という部分が二重三重に掛けられ順番に解けていくので
何故お酒で時間が戻った?何故病院で急に時間が戻った?などなど{/netabare}
本編2章の古賀の話(ラプラスの悪魔)の結末を理解できているかは非常に重要だと思った。
そして咲太の未来でのトラウマ必至の展開と駅のホームで麻衣が泣き叫ぶシーンは繰り返し見ても心に来る。
あとこれは個人的な好みですが主人公がどうしようもなくなったと思った時に救世主が登場するシーンは大好き。{netabare}具体的には駅での古賀(他作品で言うとループ中歩道橋の紅莉栖、改変世界教室の谷口のような){/netabare}。
結末も{netabare}結局これどうすんだ…と思わせてからの意外な変化によるバタフライ効果でのハッピーエンドとか{/netabare}
アニメ1期を楽しんだ人には絶対見ないといけない一作。

投稿 : 2024/09/27
閲覧 : 26
サンキュー:

1

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

残った最後のキー 2828と思いきや怒涛の・・・

青ブタが想像以上に面白かったので、
続けて視聴開始。

【作品概要】
本編で謎だった牧之原翔子
そして梓川咲太・桜島麻衣の物語。

【作品に対する感想】
想像以上の急展開、重い内容に見ごたえは十分でした。
(内容が内容なので、ちょっと当てられてしまい
 面白い…という言葉を使うのに抵抗があります(^^;)

90分で詰め込むにはちょっと複雑な物語なので、
正直ちゃんと理解できているかは不安です。

ただ、上記3人の想いと覚悟は十分伝わってくるので、
それだけでも視聴に値するレベルと思います。

1)物語
 テレビ版の13話が翔子の物語の一部に過ぎなかったという
 展開は驚きました。
 そして迫られる決断。
 キッツい物語でした。
 後半は涙腺やばいですね。

 私が上手くかみ砕けてない点
 ➀事故は本来あったのか無かったのか
  無数の世界線がある設定であれば、
  「本来」というのは意味がないのかもしれませんが{netabare}
  翔子と出会ってなかったとしても、咲太は12/24に事故に遭った?
  事故に遭うのであれば、本来死ぬ咲太を
  翔子が自分の未来を犠牲にして咲太を救ったことになります。
  事故に遭わないのであれば、翔子が咲太に会うことで
  本来死なない咲太を死なせることになった
  ということになります。
  
  どちらが正かによって、翔子と咲太の自己犠牲の意味が
  変わってきますよね。
 {/netabare}

 ➁相対性理論
 {netabare}
  未来を拒絶して自分の時を減速したのであれば、
  周囲から観測すると、翔子はずっと成長しない…のでは?
  作中では逆に成長してましたね。なぜ?😕
 {/netabare}

6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀桜島麻衣の懇願
  咲太にはっきり
  「私との未来を選んでほしい」=「翔子を切り捨てる」と
  告げた彼女の強さに、改めて惚れました。
  しかも麻衣はただ咲太に決断しろと迫るのではなく、
  「自分も咲太とともに翔子の命を背負う」と
  強い覚悟を持って言ってるんですよね。
  ホント涙出ます。
  
 ➁麻衣の自己犠牲
  咲太を失うことへの怖れか
  咲太に生きてほしかったからか。
  どちらもあるんでしょうけど、
  私は後者の方が強かったのかなと思います。
    
 ➂翔子の自己犠牲
  最初は咲太と麻衣の間にぐいぐい割り込んでくるので、
  「おいおい」って思ってました。
  でも彼女にとっては終活だったんでしょうね。
  生きたい…でも咲太を優先する。

  もし翔子が咲太と出会わなくても
  咲太が事故に遭って死ぬ運命だったなら、
  本来翔子が生きられる未来を捨ててまで
  咲太を助けたことになりますね。

 ➃咲太の自己犠牲
  自分、恋人、恩人…。
  優先順位を見誤らないでほしかった。
  というのが正直な感想なんですけど、
  高校生にこの決断は厳し過ぎますね。
 
  「翔子さんには何もできません」
  と絞り出したシーンはきつかったです。
  
  もし翔子が咲太と出会わなくても
  咲太が事故に遭って死ぬ運命だったなら
  咲太は翔子の命よりも自分のエゴを優先した
  ということになります。
  咲太が事故に遭っていないなら
  本来の運命に戻したということですね。   
 
 ➄リスク承知で翔子をも救う選択をした二人
  ちょっと私にはできない選択です。
  双葉の考えに共感しました。
  だからこそ「麻衣の映画の影響でドナーが増えて、
  翔子が助かる現在」にたどり着いた二人は
  ヒーローなんでしょうね。
{/netabare}

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 110
サンキュー:

17

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

展開についていけなかった・・・

「青ブタ」はリアタイでは題名を嫌って視聴しませんでしたが、その後視聴、大ファンになりました。ということで、映画もずっと楽しみにしていて、今回ようやく見たのですが。正直、ん?ん?という感じで、展開についていけなかったのです。

というのも、まず、いきなり押しかけ女房的に、グイグイくる翔子さんが、「青ブタ」本編のイメージとは違っていて戸惑ったこと。さらに、未来から来たという設定が判明し、それはSFとしてありなのだろうか、と戸惑ったこと(下記参照)。そして、12月24日の咲太の心の動きの展開がいまいち把握できずにさらに戸惑ってしまい、戸惑っているうちに麻衣さんの死に衝撃を受け、しかも、なぜか魔法のような感じで、咲太が時間を遡っていく。

見終わった後、もう一度、一部見直したのですが、やはり違和感があります。要するに、相対性理論から導き出されたという時間のスピード感のずれ、という現象を私が消化できなかったということです。私はそれなりにSF小説も読むのですが、こういうタイプのものは見たことがないというか。知らないだけかもしれませんが。今回の場合、現在時点の行動により、翔子さんの未来が変わり、それによって、七里ヶ浜での翔子さんとの出会い等の過去も変わるため、その過去の変化がさらに現在に反映されることになるかと思います。パラレルワールドの設定を使わずに、時々刻々と、現在が巡り巡って現在に影響を与えるようなことが、SFの世界観だとしても可能なのか、どうも判然としません。

例えば、咲太が仮に病院で中学生翔子さんと仲違いした場合、その現在の行動によって、翔子さんの咲太への想いがなくなり、翔子さんが将来(かつ過去)七里ヶ浜に行くインセンティブもなくなるように思います。そうすると、咲太の翔子さんへの想いもなくなるので、中学生翔子さんとの出会いも彼にとっては重要な意味を持たず、現在時点では病院にいないことになるのでは、と思うのですが、それと現在時点で病院にいる事実はどう折り合いがつくのでしょうか。私はSFのエキスパートでもないので、上に書いたように私が消化できていないだけかもしれませんが、そういった疑問に引っ張られて本編ほど楽しめなかったということにはなります。

それと、本編では、咲太が、他の女の子にふらふらしていなかったことが好印象だったので、当初の24日の咲太の行動が納得できず・・・彼にとって、麻衣さんが一番ではなかったの。もちろん今回の場合、翔子さんの死と麻衣さんとの未来という苦しい選択ではあったものの、麻衣さんにあれだけのことを言われたのに、しかも、いったん決断したことをひっくり返すのか、という気持ちも持ってしまいました。

もしかすると、いずれの内容も、原作では丁寧に説明・描写されているのかもしれません。

[2023年12月追記]
完走した作品のみをレビューしているため、とりあえず完走できる質だったということで、これまで、レビュー点数は3.0以上としてきました。しかし、レビュー内容が辛口になっている場合でも3点台をつけているため、他の方の同じ程度の辛口レビューと比べて、点数がかなり高めになっていました。そのため、レビュー点数の下限を2.5点に変更し、この変更に合わせ、このレビューの点数も変更しています。

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 222
サンキュー:

11

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

パターン認識のズグラッフィート

原作は未読。

『バニーガール先輩』は元ネタの匂わせがキツすぎて酷評にちかい感想文をあげてしまった。それをふまえつつ『ゆめみる少女』について、感想をまとめてみたい。とはいえ、ここにきて意外なことに、匂わせる元ネタがさらに増えたのがビックリした。わたし以外ももちろん指摘しているだろう。そう、言わずと知れた『{netabare}Angel Beats!{/netabare}』である。

『バニーガール先輩』のあからさまさに度肝を抜かれたわたしではあったのに、ここにきてさらに抜かれる度肝が残っていたことに感動すら覚える。もちろん「パクリ」とか「オマージュ」とか「影響」とか「パロディ」とか、そんなことはどうでもよくて、作品単体で見たときの「感動」を大事にしたいと主張する人びとがたくさんいるのはすごくわかる。でも、コトはそんなナイーブでシンプルなわけにはいかない。

余談だけど、「コトがそんなナイーブでシンプルなわけにはいかない」ことこそが、「青ブタ」シリーズのテーマだよね、物語的に。まあこれは余談。

「パクリ」問題だけれど、やっぱり「パターン認識」はオートマティックに走るということがいちばんのネック。気になってしまうと、作品に対して無意識のうちに距離をとってしまって、以降、冷めた目でしか見られなくなる状況に陥る。商業アニメであるなら、見るヒトの満足度は一定レベル担保するのが必要だろう。その意味で、少なくないボリュームの視聴者を冷めさせるのは、作者の怠慢といっていい。

・・・・・・と、こんなふうに『バニーガール先輩』と似たような感想に落ち着くと思っていたのだ。ただ、本作を三回通しで見て、すこし考え方がかわってきたので、以下、まじめに(いや、いままでもおおまじめではあったけれど)。

まず、本作のストーリーの密度は、尋常じゃないくらい高い。相変わらず要素はすべて借りもののパクリでしかない。オリジナリティは欠片もない。それにもかかわらず、『バニーガール先輩』とくらべてあきらかに本作のプロットの組み合わせと全体のストーリー展開は、完成度が抜群に高い。この完成度には、SF的世界観や設定は含まれない。そっちはガバ。ではなく、プロットとストーリーのこと。

「組み合わせ」というキーワードが頭をよぎるのはもう、パターン認識のアウトプットなので逃れようもない。「{netabare}涼宮ハルヒ{/netabare}」シリーズや「{netabare}物語{/netabare}」シリーズから抽出した要素やストーリー内ユニットを大量に持ち込み、それを再構成して「組み合わせ」て、ひとつのエンターテインメント作品に昇華する。

言い方をかえると、ゼロから登場人物に演技させるのではなく、過去作の要素を組み合わせたタイトロープのうえで、登場人物たちに曲芸をしいるということである。まさに曲芸。息を呑む。目を見張る。「上手いなあ」と思う。それは『バニーガール先輩』のときにもそう思ったけど、本作の「上手いなあ」は、ほんとうのほんとうに「上手いなあ」、である。よくぞここまで、アクロバチックな行為を突き詰めたものだと拍手せざるをえない。

オリジナルとコピーの関係で、後者より前者のほうが出来がいいとはかぎらない、のは言うまでも無い。ただ、本作にかぎれば、あきらかにオリジナルのほうが出来がいい。物語として豊かである。つまり{netabare}「阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎ、阿良々木暦と羽川翼」の関係と「梓川咲太と桜島麻衣、梓川咲太と牧之原翔子」の関係を比べたときに、どちらのほうが「文学的含蓄≒心理的屈託と綾」が豊かに表わされているかといえば、もう比べようもないほどに、後者より前者のほうなのは歴然。これ以上ないほどに、歴然としている{/netabare}。

「両者はそれぞれちがって、どちらもよい」的なミツヲ的結論に落ち着けられない。何度も繰り返すが、このケースに限っていえば、パターン認識が、人間にそれを許さない。それくらいいろいろ似すぎている。だからこそ、優劣がはっきりと浮き彫りになる。けれども、それにもかかわらず、コピーであってもそれなりの価値はきちんとあると、素直に(「素直」とは?)認められたわたしだった。曲芸のすさまじさを目の当たりにして、作者に「がんばりました」って言ってあげたくなった。

過去作由来のさまざまな要素とプロットが、要領よくスマートに配列されているのが本作であり、その配列がスマートすぎるがゆえに、「記号的」な物語と感じるのはかわらない。ぜんぶが認識上で割り切れて、余剰がなさすぎる。「残りのもの」がまったく残らない。いちいちすべてがすんなり理解できる。それが物足りないというのはありつつも、あからさまにパクりを匂わせるというスタイル自体は承認しづらいけれど、でも、あからさまにパクりを匂わせることを徹底的に突き詰めてパロディとして昇華しきったことで、別様の説得力が備わったのが本作だと思う。

本作の原作シリーズにおけるポジションは、「{netabare}涼宮ハルヒ{/netabare}」シリーズにおける『{netabare}涼宮ハルヒの消失{/netabare}』的なそれなのだろう。

余談の余談だけれど、劇中、わたしが一番感動したのは{netabare}古賀萌絵{/netabare}との邂逅だった。もちろん、彼女の立ち位置は「{netabare}物語{/netabare}」シリーズにおける{netabare}八九寺真宵{/netabare}である。そして前者より後者のほうが、やっぱり魅力的である。にもかかわらず、{netabare}古賀萌絵{/netabare}との邂逅シーンは、すなおに涙がこぼれた。この瞬間は、わたしのパターン認識が遅れていたと思う。どうしてここにその「速度」が発生したのかは、自分でもうすこし考えてみたい。

衝撃:★
独創:☆
洗練:★★☆
機微:★★★★
余韻:★☆

投稿 : 2023/09/04
閲覧 : 130
サンキュー:

5

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分の命を大切に出来ない、愚者の末路

TV版『青春ブタ野郎は
バニーガール先輩の夢を見ない』の最後に出てきた謎の女が何だったのか、この作品を見て理解出来た。

謎の女、大学生版の牧之原翔子。この女は色々とやってくれる。

「翔子が全力で隠蔽していたにも関わらず、梓川咲太の鋭い洞察で真実にたどり着いてしまった」なら、仕方がないと思う。
しかし実際の翔子は、様々な「匂わせ」はするし、簡単に真実は喋べるしで自分が生き残る事に全力だった。

翔子は咲太に「私の死は仕方がない事だから、自分を責めないで欲しい」と言っていたが、「嘘つけ!本当にそう思っているなら、咲太の前に姿を現さないように努力しろ!」とツッコミたかった。
でも自分の命は大事だから、咲太が事故死するように翔子が誘導していても、仕方がないとは思う。


そして勘違いヒーローの梓川咲太。
自分の命を大切に出来ないような者は、誰も救えないし、誰も救われない。
それを身をもって証明する咲太。

恐らく今までの事件(TV版の話)では、全員救済が偶然出来ていたので、今回も無茶な事をしても何とかなると勘違いしていたのだろう。
しかし、無茶な行為の代償は到底許容できるものではなかった。
取捨選択が出来ない勘違いヒーローの梓川咲太は、絶対に失ってはいけないものを、最悪の形で失う。

「自分が犠牲になれば、誰も傷付かずに丸く収まる」
桜島麻衣が言った事を、何一つ理解していない咲太の残念な思考。
身勝手な自己犠牲が、残された者をどれだけ深く傷付ける残酷な行為なのか。自分自身が当事者に成る事で、ようやく理解する梓川咲太。


私はこのまま、愚か者の末路
「梓川咲太が地獄の底でのたうち回る終焉」
でもいいと思った。
なので、この物語りの終わりが「全員助かりました」はご都合主義が強すぎて不満が残る。

但し、厳しい現実を思い知った咲太が
「物事に優劣を付け取捨選択をする」
ことを覚えて
「牧之原翔子の救助は諦める」
選択が出来たのは凄く良かった。


この作品を見ていて、ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー『臓器の闇市場』を思い出した。
番組は、コロンビアとメキシコの貧困者を殺して臓器を奪い、アメリカの金持ちの患者に移植する話しだった。

臓器ブローカーは言う
「俺は人助けでやっている。必要なものを必要な場所に届けているだけだ」

移植を受けた患者は言う
「私はまだ死にたくない。助かる為に大金を払ったが、私が生き残りたいと思うのは悪いことか?」
「あんたが私と同じ立場だったらどうする。助かる方法が有ると知りながら、来ることのない臓器を待ちながら死ぬのか?」
「臓器の出所に付いては考えたくない。やめてくれ!」

番組では臓器提供待ちで、亡くなっていく人達も紹介していた。
この世では、正直者が馬鹿を見る。


最後に一言、牧之原翔子は恐ろしい存在だった。
策謀を巡らし、咲太を破滅へと導く大学生翔子さんが恐ろしい。
誰の心臓でもペタペタと自在にくっ付く中学生翔子ちゃんが恐ろしい。

最後のシーンの翔子ちゃんはなぜ助かったのか?
『中国の生体臓器ビジネスと大量殺人』
を利用したと考えると、余りにも恐ろし過ぎる。

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 150
サンキュー:

9

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自身に向き合い行動すれば、道は自ずと開かれる

TV版から連続する劇場アニメ。
咲太の初恋相手である牧之原翔子にまつわる物語です。

「ゆめみる少女の夢を見ない」と夢重なり。
なので、正真正銘不思議な作品です。
量子理論を思春期症候群に引っ掛けてそれらしく見せていますが、今ひとつ良くわかりません。
2回観たにもかかわらずです。

翔子が思春期症候群を発症し、不安な過去を否定することにより人格が分裂。
分裂した方の時間がゆっくりとなり、未来にたどり着く。
そして、大人の翔子の行動が子供の翔子の夢だなんて。
今が未来で、現実の今が過去?
頭で考えると、腑に落ちません。
逆に、感覚で観るとしっくりくるような気がします。

運命の12月24日、弁天橋入口交差点。
悲劇の始まりは、咲太の気の迷いと優しさのせい。
少なくとも、麻衣と翔子の気持ちは真っすぐだったと思います。

この話で活躍したのは、明らかに古賀です。
当人は活躍した自覚はないけれど、さすが尻を蹴り合った仲。
量子もつれの間柄が咲太を救うなんてね。
意気な設定に、ほっこりしました。
やっぱり、古賀は気のいい後輩です。

奮闘した人物はもうひとり、理央です。
理央の存在が咲太にとってどれほど大きかったことか。
客観的な事実を量子論で考察し、仮説を提唱。
発生した事象を検証し、さらに仮説を構築。
ひたすら真実に向かう姿勢が、咲太に影響したのは確かでしょう。
あと、理央の咲太への思いに感動しました。

今回の劇場版は結構シリアスでした。
次の劇場版では、私の好きな軽口トーク多めでお願いします。

投稿 : 2023/08/19
閲覧 : 141
サンキュー:

23

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

人気タイトルっぽいので視聴

TV版もあるのかな?
そちら未視聴で
これだけ観てみました

作画、キャラデザは綺麗だけど
日常系?病気のことかいるから難病感動系?

量子力学の認識したら存在ってのはわかるけど
あれって学者の悪ふざけだと思ってるのですが
事故にあって過去に戻って認識されたから存在して
過去の彼女を救って。。って現在の彼は?

めちゃくちゃなアニメでもそこは守ってるから面白いのだが。。合体って。。もうなんでもありじゃん

んーあまり惹かれる話やキャラもなく、そこらへんの無茶なラストでさめました。

続きで観てる人には違うんだろうなぁ

まぁ気になってたので、こういう感じかぁというのがわかっただけでもすっきりでした

投稿 : 2023/07/10
閲覧 : 123
サンキュー:

4

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春ブタ野郎

咲太の胸の傷の原因が分かる。
↓こんな感じの流れ。

翔子ちゃんの命を救う→咲太死亡。
これが本来のルートだったみたいだけど、
麻衣先輩は自分と共に生きて欲しいと咲太に懇願。

咲太は、翔子ちゃんが仕掛けたトラップに気が付き
翔子ちゃんの元へ…麻衣先輩が咲太をかばって死亡。
咲太鬱化。

今までの出会いなど全てリセットされる可能性があるけど、
全ての命を救えるルートがある
(この辺りから、みんなハッピーエンドなやつだ)
咲太よりも、翔子ちゃんのが先手を取っていたので、
咲太の日常は変わらず、咲太と翔子ちゃんの出会いが無くなり、
丁度良くドナーが見つかったのか、翔子ちゃんは生きていて、
翔子さんと出会った砂浜で、翔子ちゃんと再会し、お互いを思い出す
で終わり。

みんなハッピーエンド的な流れと分かるまでは、
すごく観ていてドキドキ感あってよかったんだけどね。。

投稿 : 2023/06/17
閲覧 : 147
サンキュー:

3

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ありがとう がんばったね 大好き

 全89分。

 途中、見てるこっちも心臓がギュッとなりながら見てた。なんなら見終わった後もしばらく心臓がギュッとなってたような気がする。いやはやTV版から想像以上に面白かったもんです。見てよかったですね。

 SF的な面は正直わからない。過去、現在、未来についていろいろ話してたけど、僕の頭が弱いもんだから「お、おう・・」としかならなかった。でもアニメは頭でよりも心情で見てなんぼですから心に来るものがあればいいと思ってそこまで深くは考えずに見てました。

 特筆すべきは命の選択ですね。翔子さんと咲太の命、ひいては麻衣さんの命まで・・・切なくて残酷な選択の連続ながらも必死にあがく人たちにグッときました。

 そして翔子ちゃんの将来の夢のシートが肝でしたね。そこで最後に書かれた文、そこに咲太が花丸をつけたシーンが印象的です。

 TV版の主要人物が全員登場しながらも、無駄な人物はおらず一人一人が物語に絡んでいてそこも良かったなと思います。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 354
サンキュー:

34

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごく良かったです

いやあ今回は牧之原翔子さんのお話だけど
やっぱりこのアニメ神アニメ間違いなしですよね
見ると人に優しくなれるそんなアニメですよね

誰の命を助けたらいいのか選択しなきゃ行けない場面になる時どんな行動をとるのか?
いやはや、心にぐっときますよね、、

さいごはもう電車で見てたらなきそうになりましたよ

早く2期の情報こないかなぁ笑笑

投稿 : 2023/06/04
閲覧 : 141
サンキュー:

5

ネタバレ

Kansan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

テレビクオリティの劇場版

見終わった感想としては「ま、こんなものか」と言った感じです。ストーリーに関しては「思春期症候群」や「量子力学」なんてワードで飾っていますがやってる事はシュタインズゲートですね。ヒロインどちらかを見捨てなければならない展開や過去改変というのはベタな展開でした。けれど決してベタな展開が悪い言うことではなく、シュタゲやよく本作に似てると言われる物語シリーズではベタな展開だとしても退屈せずに観れます。何故ならそれらの作品には物語を引き立てる素晴らしい「演出」があるからです。しかし残念ながら本作では劇場版にも関わらずテレビシリーズから感じていた安い作画に安い演出をやっていました。悲しみを演出する間や感動を演出する美しい画や音楽がほぼ皆無でただ淡々と物語が進んでいくだけです。そんな演出のせいか物語の設定もややご都合主義を感じてしまいました。私の理解力が低いからというのもあるかもしれませんが、例えば何故世界がゆっくりに感じられるからといって未来の出来事が分かった上で過去に体ごと行けるのか解説を観ても納得できません。またラストに翔子ちゃんが復活したのも映画を観ただけじゃよく分かりませんでした。
まとめると映画的演出が弱いせいでストーリーのアラが目立ってった結果、ベタで退屈で疑問が残る残念な作品ということです。TV版を観ていてもお話のテーマは面白くなりそうなだけに惜しいなと感じてしまいます。

投稿 : 2023/05/17
閲覧 : 149
サンキュー:

5

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆめみる少女は青春ブタ野郎の背中を押す

「孤立」とか「劣等」とかでは、ない。
「挫折」とか「疎外」とかでも、ない。

「わたしの将来」が、一切掻き消されるということ。
「わたしの人生」に、何ひとつ残せないということ。

ようやく小学4年生になった彼女は、そこからの3年間。
どれほど時間に抗い、しかし、未来に花ある人生を夢見ただろう。

そんなとき、翔子は咲太に出会うのです。

初恋の人と、最後まで笑顔で過ごすために。
叶えてくれた夢の福音を、最初まで差し戻すために。

~    ~    ~

時空を超えて邂逅するのは、ご都合主義ではないと思います。

この時間軸に生まれた不思議と、この座標で生じた事象の不可思議。

それを譬えていうのなら、量子もつれだったり、超ひも理論だったり、相対性理論の応用ということになるのでしょうか。

詳しいことは皆目見当つかないです。
だけれど、世界という概念を量子のカタマリとして、時間の不可逆を相対性理論で見返してみたい。

そうすれば、見えない空気にも、見通しの効かない人生にも、希望を見いだせるんじゃないかと、なんとなく頷けるのです。

そのきっかけは、誰にでもあるのかもしれないし、いつどこにいようとも、手ずから起こしうるのです。

なぜなら
時空の壁は、常に、人の自意識のなかにそびえているのですから。
一期一会も、日夜、人の何気ない奇縁に届けられるものですから。

それを切り結ぶ "何か" が、きっと本作のテーマなんだろうと思います。

~    ~    ~

精気をすり減らすような思春期症候群。
その生起をたどるように重ねた思考実験。

心の叫びをぶつけあって解答を求めるのが青春なら、彼らの導きに "必要なもの" は何だったろう。

少女らの言葉のなかに、そのヒントを私も探してみたくなる。

やさしさにたどり着くために。

~    ~    ~

青春ブタ野郎たちは、そこに行きついたのだろうか。

咲太の背中を押すのは、花楓、理央、のどか、朋絵らの気立てだった。

翔子は、咲太から向けられる哀しみを観測し、愛おしさから押し戻そうとする。

麻衣は、咲太への愛(かな)しみに覚悟を定めて、脇目もふらずに押しとばす。

咲太は、麻衣と翔子を同時に喪失する悲しみに、完膚無きまで押し圧(へ)される。

自己犠牲をどれだけ自負心に高めても、自分の至らなさに打ちひしがれるのです。

託されたものを背負いたい気概のなかに、叶わぬ夢を叶えたいとする "翔子の当事者性" を形作っていくのです。

~    ~    ~

一緒にご飯を食べたり、キスをしようとしたり、揶揄いあったり、結婚をゆめに語ったり。

相思相愛に過ごしたかった翔子は、ありとあらゆる未来を手離す決断を、咲太へのありがとうに締めくくる。

相思相愛に過ごしていきたい麻衣は、ありとあらゆる過去をやり直す覚悟を、咲太との未来に誓いあう。

一周まわって二周めを周回した咲太の選択は、果たして野生のバニーガールを観測できたのだろうか。

そして、ゆめみる少女との懐かしい想い合いを、七里ガ浜に見つけられたのだろうか。

~    ~    ~

一つ違うのは、麻衣の主演するドラマに、新しい価値観が示唆されてあったことでしょう。

私は、それをこう呼んでみたいと思います。

「他者貢献」と「自己効力感」。

あるいはそれを「敬神愛隣」と言い換えてもいいでしょう。

他者のしんどさへの共感でもいい。
自分自身の何かの使命感でもいい。
袖は、振れても触れなくてもいいのです。

自分の住む街の人に、あるいは傍らにいる家族や友人を深く気遣う者なら、どうして目の前の空気の壁などに囚われる必要があるでしょう。

生身の身体を介在させた時にだけ、その気づきと学びが "じかに得られる" のです。
そこに生き方を見つけられるのなら、私たちの世界は少しずつやさしくなっていくのではないでしょうか。

咲太の胸の傷はなくなってしまっても、彼らが残した足跡と「青春ブタ野郎」の称号は、胸に熱く刻まれた思いです。



ゆめみる少女は(もちろん少年も)、この世界に何百、何万、何億人といます。

その夢を見ないままの人生にしてしまっては、自分のゆめも終わらせることはできない。

そんなきっかけさえ与えてくれる "青春ラブコメの真打ち" です。

投稿 : 2022/06/14
閲覧 : 250
サンキュー:

23

ネタバレ

セイギ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自分映画史上、最高傑作 感動

時間構成も良く、濃密な1時間30分でした。
キャラクターそれぞれの良さも際立っていた。
ストトーリーも考えさせられる内容で、非常に感動する内容。また、予想を裏切る展開も多く嘘だと言ってくれ…と思わず呟きそうになったシーンも。
個人的に1番泣いたシーンは、熱海駅でのシーン。
少し難しいシーンもあったが、シュタゲの世界線理論が分かるとスムーズに理解できる。
自信を持ってオススメします

投稿 : 2022/05/08
閲覧 : 288
サンキュー:

7

ネタバレ

kou1221 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ12話は映画のプロローグ

って言えるくらい素晴らしかった
話が難解なので注意
*追記 ラストシーンご都合主義 ではなく世界線が変わってドナーが増えたかららしい(原作未読

投稿 : 2022/03/28
閲覧 : 333
サンキュー:

12

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

夢見る少女じゃいられます

テレビアニメ版はあまり評価していないですが、こちらは高い評価ができました。

同時期に製作が決まっていたたため梓川咲太の胸の傷の謎や牧之原翔子の思春期症候群を解決していく内容になってますが、咲太から始まり麻衣から翔子の流れで登場人物を救うために過去に戻って未来を変えることで、分岐した世界線が繋がっていく展開は残酷だけど期待もしつつ、咲太が麻衣を助けるため翔子を目の前にして苦渋の決断をしなければいけないシーンや、翔子のウエディングドレスのシーンなど感動できるエピソードもあり、内容がとても良かったです。

本編ではカットされてますが、桜島麻衣が死んでしまった世界線では梓川咲太と牧之原翔子は結婚をしていて、今の幸せを捨てて麻衣を助けることを選択するのですが、自分を犠牲にして誰かを救いたい気持ちが映像からとても伝わってきました。

最終的に牧之原翔子の思春期症候群を発症する前の世界線に戻り、その結果小学生翔子ちゃんが課題を完成させたことにより思春期症候群を発症しなかったことで未来が書き換わり、咲太達と会わなかった世界が生まれるのですが、皆を救うため過去に干渉してたことで記憶が蘇り、七里ヶ浜でのラストシーンにつながる展開は、構成の巧さが際立っていて感動できました。

最後の翔子ちゃんの笑顔がとても可愛かったです。

投稿 : 2022/03/14
閲覧 : 263
サンキュー:

13

ネタバレ

プリカスちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣ける

もう少し時間があれば、牧之原さんの経緯とかが視聴者に詳しく分かってもらえたのかなと思いました。

「人生って優しくなるためにあるんだと思ってます。
昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であれば良いなと思いながら生きています」

↑この言葉に物凄く胸を打たれました。
今はネットやテレビを見るたびに色々な事に影響される事が多いですが、この気持ちだけは常に持って生きたいなと思わせてくれる作品でした。

投稿 : 2022/03/08
閲覧 : 210
サンキュー:

8

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」のつづきだから、TVアニメを先に見てね☆彡

公式のINTRODUCTION
{netabare}
原作は累計発行部数100万部を超える鴨志田 一の人気小説“青春ブタ野郎”シリーズ。2018年10月よりTVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」が放送を開始。独創的なストーリー展開と巧みな心理描写が大きな話題を呼びました。そして2019年初夏、待望の続編がスクリーンに登場。監督は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」等、数多くの作品を手掛ける増井壮一。脚本は「劇場版 Free! Take Your Marks」で知られる横谷昌宏。アニメーション制作は「PERSONA5 the Animation」のCloverWroksが担当し、感涙の思春期ファンタジーを描き切ります。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:鴨志田 一(電撃文庫刊 「『青春ブタ野郎』シリーズ」)
原作イラスト:溝口ケージ
監督:増井壮一
脚本:横谷昌宏
キャラクターデザイン・総作画監督:田村里美
プロップデザイン:髙田 晃
美術設定:藤井一志
美術監督:平柳 悟 薄井久代
色彩設計:横田明日香
CGディレクター:野間裕介
撮影監督:関谷能弘
2Dデザイン・モニターワークス・特殊効果:内海紗耶
編集:三嶋章紀
音響監督:岩浪美和
音楽:fox capture plan
制作:CloverWorks
製作:青ブタ Project
配給:アニプレックス
{/netabare}
キャスト{netabare}
梓川咲太:石川界人
桜島麻衣:瀬戸麻沙美
牧之原翔子:水瀬いのり
古賀朋絵:東山奈央
双葉理央:種﨑敦美
豊浜のどか:内田真礼
梓川花楓:久保ユリカ
{/netabare}


公式のSTORY
{netabare}
空と海が輝く街“藤沢”に暮らす梓川咲太は高校二年生。先輩で恋人の桜島麻衣と過ごす心躍る日常は、初恋の相手、牧ノ原翔子の出現により一変する。何故か翔子は「中学生」と「大人」がふたり存在しているのだ。やむなく翔子と一緒に住むことになった咲太は「大人翔子」に翻弄され、麻衣との関係がぎくしゃくしてしまう。そんな中、「中学生翔子」が重い病気を患っていることが判明し、咲太の傷跡が疼き始める――。
{/netabare}
感想
{netabare}
中学生の翔子、大学生の翔子がいて
ときどき回想で小学校の翔子が出てきたり
2年前、浜で会ったときの回想にも翔子が出てくるし

翔子を助けようとした咲太クンを助けようとして死んだ麻衣を助けようって
未来からやってきた咲太クンが、自分を助けて消えたりして。。って
ゴチャゴチャで何が起きてるかよく分からなくって
考えながら見てたから、おはなしに集中できなかったみたい。。


でも、麻衣を残して、翔子を助けようってした咲太クンは
助けようってした気もちは分かるし
かっこよく見えるんだけど、ゆるせないかな。。

だって、咲太クンが翔子を助けたのは
翔子が自分を助けようとしてるって分かったから
ってゆうのもあると思うけど
やっぱり翔子のことが好きだから、じゃないのかな?

もし咲太クンが目の前にいる
臓器を待ってる患者さんを、全員すくわないといられない
ってゆう性格だったら別だけど
そうじゃなかったら、ウワキとあんまり変わらない気がする。。

自分が死んで翔子を助けようとしたせいで、麻衣が1回死んじゃったし。。
これでもし、麻衣の心臓が翔子に合わなかったら
麻衣も翔子も2人とも死んじゃってたかもだし。。


だけど、咲太クンが助かったら麻衣が死んで
どっちにしても翔子が助かった、って分かって
にゃんは何となく分かった。。

咲太クンとか麻衣が死ぬのは確定してなかったみたいだけど
この世界線では翔子って、どうやってもドナーがあらわれて
助かる運命だったんじゃないかな?って

けっきょく自分で、思春期症候群になる過去を直しに行って
中学の咲太クンに出会わない未来に変えたけど
変わったのはそれだけで、ほかの人たちはみんな元のままだったし
翔子もけっきょく助かったみたいだし^^


にゃんは、このおはなしの主人公って、咲太クンだと思ってたけど
咲太クンが1回死んで、その心臓を翔子がもらった、ってゆうことは
本当のこの世界線の主人公って、翔子だったんじゃないのかな。。


でも、いろいろあったけど、みんな助かってよかった♪
{/netabare}

あと、いつも通りのみんなにまた会えてよかった♪

咲太クンが麻衣のこと思ってる以上に、麻衣が咲太クンのことが好き
ってゆうのも分かったし^^

投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 433
サンキュー:

60

ネタバレ

ゆうが さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見てない人は金払ってまでも見るべき映画!!

突然友人が青ブタのアニメを見たと言っていまして、俺は数話見たことがあったので改めて視聴。アニメは配信サイト等で無料なのですが、映画はどこも495円。いくらワンコインとはいえ、アニメは無料で見れましたからね。U-NEXTのポイントが少し余ってたのもあって、自分は見て見ることにしました。
とりあえずこの映画は金払ってまで見るべきです。TVでの伏線が映画で明かされます。そしてハンカチやティッシュは必須。映画のメインは牧之原翔子さんですが、翔子役の水瀬いのりさんの演じ分けが素晴らしかった。昨今の映画も素晴らしいですが、この映画はそれらをも凌駕する素晴らしい作品です。ここからはネタバレです。
{netabare}
まずこれは牧之原翔子さんメインのお話でしたね。
TV版では妹の記憶が元に戻ったあたりで終わりましたので、時々出てきた翔子さんが誰なのか分かりませんでした。
映画ではそれがわかる感じですが、
決まらなかった将来の夢。未来をどう過ごすか分からないまま生きる翔子さんが生み出したのが未来の翔子さん。未来の翔子さんが体験したものが次々と上に書き込まれていく。そして心臓移植をしていたわけですが、まさか交通事故でなくなった咲太くんの心臓を移植しているとは。(ここで咲太さんの傷跡の意味がやっと理解できました)僕にできることとしてと言って臓器移植提供カードを受け取ってる場面があったのでそこで書いて入れていたんでしょう。咲太が死ぬか翔子さんが死ぬかの選択肢でしたが決まらず結局死ぬのが咲太を庇って麻衣さんなのはビックリしました。麻衣さんがどれだけ作田さんの事が好きか分かる場面でもありますが、ここの部分はどの作品よりもめちゃくちゃ泣いてしまいました。自分の好きな女性が庇って死ぬなんてそんな未来は嫌ですよね。原作は見てないのでどうするのかと思ったら、ここでもやっぱり翔子さんがいる。翔子さんも翔子さんで、咲太さんを助けたら自分がいなくなるのに咲太さんには幸せになって欲しいという気持ちが強いんですね。ちなみにここでの翔子さんの心臓をは麻衣さんから移植してますが、過去に戻ってどっちも救ったら翔子さんが助かりませんしね。そして過去に戻るという。誰かに認識されないと意味がないという状況でしたが、まさかのここで古賀さんがキーマンになるとは思いませんでした。あの尻蹴り公園で蹴り合ったことが原因で量子縺れが起きて、古賀さんの思春期症候群に咲太さんも巻き込まれてしまっていましたが、今度は古賀さんが巻き込まれてしまっているんですよね。前のときは咲太さんが古賀さんを助けた感じですが、今度は古賀さんが咲太さんを助けてていいっすよね。咲太さんが自分自身に電話をしてたけおまこの時点だと助けたい思いが強すぎるせいで意味がなかったですね。それで麻衣さんに想いを伝えるってのは咲太さんがどれだけ麻衣さんを好きなのかを理解できました。(そこ泣いた)
そのあとほ6時前に集まって翔子さんとお分かれするところも普通に泣いた。着ぐるみ着てたのは、麻衣さんが誰にも観測されていなかったときにバニーガールの衣装を着ていたので、着ていたんだと思いますがまさかそれで、自分自身を観測できないってのを回避できるとは。そしてもちろん生きてましたが、未来の咲太と今の咲太が合体するとは。もうこれで翔子さんも助からないと思ってたけど、自分自身で未来を決めることをきめた翔子さんが未来を考えていたのはエモかった!てま誰かからの心臓移植のおかげか、生き残ってて、結果的に翔子さんも咲太さんにはさんも救えたとは。泣いた。神映画でした
{/netabare}

投稿 : 2021/12/12
閲覧 : 177
サンキュー:

7

ネタバレ

カモミール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公の選択がどれになるのかが面白かった

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない。の続編で初恋相手の牧之原翔子がメインの話しなので、胸の傷など前作の謎が解けて良かった。
TV版の青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないを観ていないと楽しめないかも?

投稿 : 2021/11/27
閲覧 : 198
サンキュー:

3

ネタバレ

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良かったです。

アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の続き。なので、この劇場版を観る際は、必ずアニメを観てから!

アニメで気になった所は、この劇場版で全て回収してくれたので、スッキリ完結。と思いきや、原作はまだまだ続きがあるようです。かなり区切りがいいので、アニメと劇場版だけでも、全然大丈夫です。

アニメと劇場版を通しては、個人的には、アニメの妹ちゃんの話が泣けました。仮にアニメと劇場版を比べるのであれば、アニメと答えますが、劇場版も良作だと思います。そもそも、アニメの続きがこの劇場版なので、比べるのもおかしな話かもしれません。

{netabare}
私は自己犠牲する姿を観るのは好きではありません。。自己犠牲は、自分を大事に思ってくれている人間のことを置き去りにしてしまう事。大事な人が、結果として自分を大事にしてくれないのは、居てもたってもいられない気分になってしまいます。
なので登場人物達の行動を終始不安に感じながら観てしまいました。

その不安が的中した時には、どうしようかと思いました。
助けてくれて有り難いはずなのに、ありがとうと言えない。ほんとに辛く悲しいはずなのに、自分に悲しむ資格がなくなってしまう……、そう思えてしまう。自己犠牲は悲しすぎます……。いや、純粋に悲しむことすら許されなくなってしまうのだから残酷です。

ですから、終わりがあのような形になって本当に良かったです。
{/netabare}

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 317
サンキュー:

13

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣きました

TVシリーズの桜島麻衣(バニーガール)編とこの牧之原翔子(ハツコイ少女+ゆめみる少女)編は、どちらも泣きました。
あまりにに泣いたので原作も読みました。
アニメは、基本的に原作の流れに忠実なのでスイスイ読めました。
それに加えて、原作では、アニメでは語られないすごく細かく、そして奥深い心情表現に胸をえぐられました。
原作もお勧めします。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 306
サンキュー:

17

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

映画としても物語としても完成度高い

湘南エリア出身または住んでいる、住んでいた人は是非観て欲しいです
特に出身の人、藤沢のさいか屋、マルイだった今はビックカメラとか市民病院とか茅ヶ崎のラスカとか、おおよそアニメやドラマに登場しないとこがいっぱい出てきます
この映画はそこそこ話題になってたので、いきなり映画から入る人は気をつけてください
映画単体でも良いのですが、アニメ版を観るとさらに感動すること間違いないです
テラスモールの109シネマズ、ブルク13のナイト、チネチッタと三回観ても感動は消えなかったです

原作はラノベ。巻数はないのですが敢えてつけると原作ラノベ1-5がアニメ、6と7が映画。原作は今も続いており、8-11。もう少したまれば三期もあるかなという感じです
思春期症候群と称される。青春期特有のあまりにも強い思い込みによって、本人でも気付いていなかった心の奥底にある願望が形となり現象化していくことで、10代特有の空気感や同調圧力によって様々な事件に主人公梓川咲太(高2)が巻き込まれていきます
物語のベースには量子力学等物理学の考え方をうまくストーリーに組み込んでおり、Steins;Gateとか好きな人にはハマると思います
タイトルで敬遠している人もいるかもですが、全くタイトルとは違うサイエンス要素もある内容になっています
物語の舞台は藤沢、鎌倉、横浜。ラノベ最新作では主人公の咲太もメインヒロインの桜島舞衣(高3)も七高は卒業して市大の大学生になってます
アニメではメインヒロインの腹違いの妹、豊浜のどか(高2)以外はアニメでは峰ヶ原高校となっていますが、特に協力も何もないけけど、神奈川県立七里ヶ浜高校に通う高校生です
鎌高ではなくあえて七高ってのがいいとこついてます
また、のどかはセーラー服の制服で横浜のお嬢様学校設定ってなると限られてて横浜共立かな?
鎌倉や江ノ島が舞台になるアニメやドラマは幾多あるけど、主人公等主要キャストの通う七高はそのまんまだし、あまり取り上げられたことのない藤沢駅の北口や市立図書館等々、地元民ならテンションは上がります
藤沢の北側って箱根駅伝以外であまりスポットあたらないので、個人的に嬉しかったです
SFCもあるんですけどね

原作も良いけど、アニメは回を重ねていくとじわじわ来ます
特に大きな伏線はないけど、回を重ねていくことで話が繋がっていくのと、この映画でアニメ版での謎を一気に回収していくので、原作を知っていてもかなり泣けます

映画公開時は藤沢市や協力企業で様々なイベントをやっており、北口のビックカメラは一時期完全に青ブタ仕様になってたけど、今は通常運行に戻ったのは残念です

藤沢のためにも常時桜島麻衣さんで良かったと思うんだけどね。権利の問題とかあるんだろうね

藤沢フィルムコミッションPR大使
桜島麻衣の名刺持ってます
これ映画観ただけでは貰えないんですよね

投稿 : 2021/05/24
閲覧 : 168
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全部が素晴らしかったです。

きたーーーーーーーっ!!

見たーーーーーーーっ!!

笑ったーーーーーーっ!!

泣いたーーーーーーっ!!

…何というお話しでしょう…。

もしアナタが咲太だったらどうしますか?

自分が死に、恋人を独りにしてでも大事な人を助けるか、
その大事な人を見殺しにしてでも、恋人を取るのか…。

当初、ボクだったら自分が死ぬコトを選ぶと
迷わずに思っていました。自分が死んでも
恋人は次の大事な人を見つければイイから…と。

でも、違う見方をする人もいました。

この話の中で、咲太を庇って麻衣さんが死んだとき、
咲太はホントにボロ雑巾のように…
人生が終わったみたいになってました…。

そら、そうなるわ…なら、

咲太が死んだ後、麻衣さんもああなったのではないか?、
咲太が味わった思いを麻衣さんにさせるか?…と。

助かった翔子チャンだって、好きなヒトが死んでまで
自分が生きたいだなんて思ってないのでは?…と。
そんな十字架背負わせてまで生かすのか?…と。

確かにと思いました…それから悩んでしまい
答えを出せなくなってしまいました…。

結局、どちらを選んだにしても
誰も幸せにはならない選択だったのでしょうね…。

だから、この話の結末を見たとき、
ホントによかった…。みんなが幸せになれてよかったと
思うと同時に、チャンと選択をした咲太が
アニメシリーズの時以上にカッコよく見えましたし、
麻衣さんと幸せそうにしてる姿がとっても嬉しくて
涙が溢れてしょうがなくなりました…。

咲太も…
麻衣さんも…
翔子チャンも…

笑える結末になれてホントによかったと思えました。

麻衣さんの咲太への愛情の大きさもスゴかった…
素晴らしいメインヒロインでした。

それに、他のヒロイン達も出番はあまりなかったですが、

花楓チャンのまだ少しブラコンなトコも、
のどかチャンのシスコン全開なトコと、
理央チャンの咲太(友達)思いなトコも、
朋絵チャンの超ファインプレーも、

やっぱりこの作品はメインヒロインだけじゃなくて、
他のヒロイン達もスゴく可愛らしくて、
魅力的なのがとってもイイなと思いましたし、

例え、とんでも科学だったとしても、
例え、ご都合主義だったとしても、
皆が笑って過ごせるようになった、
とっても、とっても素晴らしい
ストーリーと見せ方と結末だったと思います。

この作品、すでに有名な作品なんでしょうけど、
もっともっと色んなヒトに見てもらえて、
心を豊かにしていってもらえたらボクは嬉しいなと、

そんな風に思える、ボクにとっても特別な作品になりました。

青春ブタ野郎シリーズ、大好きですっ!!

続編、2期、カモーーーーーンっ!!


ちなみに今回の映画、ボクは翔子チャンに起こってる
「思春期症候群」のカラクリが分からなくて
3回ほど見直しました…。
3回見ても面白かったです。(笑)

投稿 : 2021/05/23
閲覧 : 161
ネタバレ

yut さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

今までの伏線を回収

投稿 : 2021/05/12
閲覧 : 194
サンキュー:

2

ネタバレ

hana さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

劇場版で一気に昇華した

アニメ版も良作ではあった。
しかし、どこかで見た物語。
https://www.anikore.jp/review/2153327/

思春期症候群というご都合な設定を少し消化しきれていない印象を受けた。
しかし、劇場版では、消化しきれていないところを全て昇華してしまった。
アニメ版の微妙な伏線を回収し、全てにおいて素晴らしかった。
主人公の葛藤の作り方は、本当に素晴らしい。
アニメ版からの長い伏線があるからこそ生きてくる。
アニメ版を観て、記憶にある状態で、そのまま劇場版を観ることを推奨。

久々にいい物語に出会えたと思う。
これだからアニメはやめられない。

投稿 : 2021/05/04
閲覧 : 254
サンキュー:

4

ネタバレ

ペン太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

TVシリーズの伏線の回収が素晴らしい!!

ストーリーに関しては89分という短い時間でなんとも内容のしっかりしてる、実に青ブタらしい脚本でした。
アニメで基本泣かない私ですが、咲太に感情移入しまくりで思わず涙が溢れてきました。特に真衣さんが咲太を庇うシーンなんかは涙なしでは見てられませんでした。
こんな素敵な作品に出会えたこと、本当に嬉しく思います。できることなら記憶を消してもう一度見たい、、、。

投稿 : 2021/04/06
閲覧 : 198
サンキュー:

4

ネタバレ

QjEiY75281 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

とてもよい作品で、原作を先に読んでいたので開始10分くらいでもう泣いてました。
映画館で見ましたが最後のエンドロールが終わっても、誰一人席を立っておらず余韻に浸ってました。
ただ、1番好きで感動するシーンがカットされていたのでそこはショックでした。

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 201
サンキュー:

3

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなにも切ない選択ってありますか!?

アニメ版から、あの翔子さんの謎の続きが知りたくて
レンタルしてしまいました。 

以下ネタバレの恥ずかしい感想なので、視聴前の人は読まないで下さい!
(わざわざそう書かなきゃいけないほど先がどうなってしまうのか
 胸を締め付けられながら観てたので・・・)

クリスマスを前にしたある日、大人の翔子さんが突然、家にやって
来ます。
(翔子さんがいっぱいなので
  大人バージョンは翔子さん
    小、中学生は翔子ちゃん わかりずらい・・)
              
双葉も言ってたけどちょっとしたうらやましい修羅場に。笑。

かえでちゃんとは兄弟、仲良くやってるみたいで、なんか嬉しい。

アニメ版で謎だった翔子さんは自ら中学生の翔子ちゃんと同一人物で
思春期症候群によって、現れたと告白します。

最初、翔子さんの振る舞いを観てたら、心臓病の翔子ちゃんの
叶えられなかった夢を実現するために現れたのだと思ってました。

江の島での翔子さんとのデートでウエディング姿の翔子さんの胸の
移植の傷があったので、移植手術が成功した未来からきたことが
徐々にわかってきます。

病室で中学生翔子ちゃんが弱気になって時に頭をやさしく撫でる咲太。
(咲太は、未来の翔子さんや麻衣さんによってホント成長したな~)

翔子ちゃんを勇気づける言葉「ありがとう、頑張ったね、大好きだよ」
これって言いだしたの高校生の翔子さんじゃなかったけ?
誰だっけ? ちょっと時間軸に混乱しつつ視聴。

なんか出会う人達同士が良い影響を与え合うループなのかな?

そんな中、話は確信に・・
病院で傷跡が開いてベットに横たわる咲太に翔子さんが現れて
未来の自分はクリスマスの夜に事故で脳死になった咲太の心臓を
移植されて生きていると告白します。
そして病室に来ていた麻衣さんもその話を聞いてしまいます。

ここからはどんどん切なすぎる展開に
恥ずかしながら、
もう泣いてない瞬間がないくらいずーと泣きながら観てました。

帰り道で、咲太に何も言わせないくらいに、幸せな自分との未来を
選択するよう説得する麻衣さん。
(そのままだったら咲太なら死を受け入れちゃうだろうし)

学校帰りでの踏切で咲太の死が迫ってることを知った双葉の涙する姿に
またも涙です。  あ~~~、ずーと涙止まらないよ~~。。

駅のホームのシーン
たとえ死ぬとしても翔子ちゃんを救わない未来を選択しないだろう咲太を
麻衣が必死に説得するところは苦しかったな~。
(それは大好きな人が避けられるかもしれない死を受け入れられないのは
 当たり前だし、そんな選択を強いる自分を嫌いになっても良いから
 生きてほしいってのも痛いほど響きます)

その後、部屋に戻ってから、こんどは咲太のほうが
「麻衣さんを泣かせたくない。まだ死にたくない」と翔子さん告げます。
翔子さんは「よく頑張ったね」って優しく抱きしめるシーン。

この生死のどっちを選んでも、苦しくて幸せになれない
どうしようもない状況に観てるこちらが胸が締め付けられます。

そして
咲太は自分が死んでも翔子ちゃんを救う道を選びます。

しかし死を覚悟した咲太を突然麻衣さんが突き飛ばして身代わりに
ってまさかの展開に衝撃でした。

麻衣さんが死んでしまった喪失感が観てる自分もいっぱいな中、
翔子さんがまた現れて、もう一度過去に戻ることに。

過去に戻って選択を変えるのは翔子さんの未来を奪うことに・・
わかってて送り出す翔子さんの涙に・・・また涙腺崩壊なのです。

あのクリスマスの事故から咲太と麻衣が死なない結果を選択します。

その後
病室での集中治療室にいる翔子ちゃんのすべてを理解したうえでの
やり取りは、なんてすごい子なんだろうって またまた涙なのです~。

過去を改変する時の
アニメシーンのフラッシュバックはアニメ版をついこの間観た私にとって
どれも素敵なカットで褒美のようでした。

それまでのことすべてが夢の中の認識?になってしまってた咲太と麻衣
の前にある親子の姿が・・。

江の島の砂浜での翔子ちゃん咲太がお互いを思い出して
呼び合うラストは、翔子ちゃん元気で生きててくれたよ~~!!

どうして無事だったのかとか説明がなくて少し謎な部分もありますけど
全員が生きてるシナリオは素直に嬉しかったな!!

あのどっちを選んでもバッドエンドな展開から、みんなよく頑張った!!
自分が願っていた嬉し泣きの出来る最高の終わり方でした。

あ~もうびっくりするくらいずっと涙だだ洩れでした。
映画館だったらやばかった。
アニメ版だけでなく観てホントに良かった素晴らしい作品でした。

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 451
サンキュー:

50

ネタバレ

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっと観れた<67>

映画単体で成立するようにキャラ紹介的なのを入れるかと思ってたら、あくまでシリーズの続きといった作り。
麻衣が死んだ時には「ここでメインヒロイン交代とか思い切ったことやるなぁ」と思ったものの、残り時間の長大さから、こりゃ生き返るわと思い直し。
そうなるとみんな助かってオールハッピーエンドって結末も明示されたような感じになっちゃって初見なのにスジを追い直してるような視聴感覚になってしまい、実際結末はそうだった、と。
んで、後半集中力落ちてたこともあって、なんか病院で寝たら翔子が助かった世界線になってて、んー既定路線だけどなんで?って気分になりもうした。

そこまでのシーンを思い返せば、麻衣が出た心臓病の映画の影響でドナーが増えたってことであり、それも過去の記憶に影響を与えるという途中で説明された事象によるもので、さらにタイミングは病院で寝て過去シーンがパラパラと出てたとこなんだろうけど、クライマックスの奇跡はもうちっとカタルシスを感じるような描写がほしかった。
自分が死んで心臓を提供するというのは自己犠牲が過大だし、そこまでの袋小路からオールハッピーエンドに繋げるにはちと弱かったかなー。

とはいえ、TVシリーズで解決してきた各思春期症候群の経験が活きてたりとここまでの集大成的なお話で、映画にするならこれだろうというエピソードで面白くはありました。

投稿 : 2021/01/06
閲覧 : 220
サンキュー:

7

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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ないのストーリー・あらすじ

空と海が輝く街“藤沢"に暮らす梓川咲太は高校二年生。先輩で恋人の桜島麻衣と過ごす心躍る日常は、初恋の相手、牧ノ原翔子の出現により一変する。何故か翔子は「中学生」と「大人」がふたり存在しているのだ。やむなく翔子と一緒に住むことになった咲太は「大人翔子」に翻弄され、麻衣との関係がぎくしゃくしてしまう。そんな中、「中学生翔子」が重い病気を患っていることが判明し、咲太の傷跡が疼き始める――。(アニメ映画『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2019年6月15日
制作会社
CloverWorks
公式サイト
ao-buta.com/themovie/

声優・キャラクター

石川界人、瀬戸麻沙美、水瀬いのり、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ

スタッフ

原作:鴨志田 一(電撃文庫刊 『『青春ブタ野郎』シリーズ』)、原作イラスト:溝口ケージ
監督:増井壮一、脚本:横谷昌宏、キャラクターデザイン:田村里美、音楽:fox capture plan

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