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「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(アニメ映画)」

総合得点
88.0
感想・評価
566
棚に入れた
2959
ランキング
134
★★★★★ 4.1 (566)
物語
4.2
作画
4.1
声優
4.2
音楽
3.9
キャラ
4.2

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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ないの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ただのラブコメではない、衝撃な展開がΣ(゚ロ゚;)

TVシリーズで主人公だけしか遭遇していない牧之原翔子の正体が判明しますが、まさかの主人公の心臓を移植された女の子…( ゚д゚)

そして、その未来を改変した結果、まさかの彼女の桜島麻衣が死ぬという…想像できる人はできるかもしれませんが、自分ではけっこう衝撃な展開でした(´Д`)

ラストは牧之原翔子の記憶は消えてしまった世界で、本人前に梓川が記憶を呼び覚ますところが感動的でした✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。

投稿 : 2024/11/21
閲覧 : 6
サンキュー:

0

ネタバレ

Shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

TVアニメ1期の完結編というような内容

タイトルの通り。
この作品をもってようやく一旦の区切りが付くというか
アニメ1期が全てこの作品の壮大な前フリだったというような感じ。
それ故に、アニメ1期が好きになれなかった人が映画で手の平を返すかというと微妙なところ。
ハマっていた私は当然満足した。
バニーガール先輩の「他人に観測されない」、
プチデビル後輩の「未来のシミュレーション」、
ロジカルウィッチの「同時に観測できない同一人物」、
これらの要素が再び登場しつつそしておるすばん妹での翔子さんとのやり取りを経た上で
アニメ1期第1話から続いていた謎が解決するという応用編。
(シスコンアイドルの要素はピンと来なかった)
特に{netabare}小学生の翔子、中学生の翔子、そして咲太による「未来のシミュレーション」という部分が二重三重に掛けられ順番に解けていくので
何故お酒で時間が戻った?何故病院で急に時間が戻った?などなど{/netabare}
本編2章の古賀の話(ラプラスの悪魔)の結末を理解できているかは非常に重要だと思った。
そして咲太の未来でのトラウマ必至の展開と駅のホームで麻衣が泣き叫ぶシーンは繰り返し見ても心に来る。
あとこれは個人的な好みですが主人公がどうしようもなくなったと思った時に救世主が登場するシーンは大好き。{netabare}具体的には駅での古賀(他作品で言うとループ中歩道橋の紅莉栖、改変世界教室の谷口のような){/netabare}。
結末も{netabare}結局これどうすんだ…と思わせてからの意外な変化によるバタフライ効果でのハッピーエンドとか{/netabare}
アニメ1期を楽しんだ人には絶対見ないといけない一作。

投稿 : 2024/09/27
閲覧 : 26
サンキュー:

1

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

感想

数分で断念した。

なんかこの青春ブタ野郎シリーズ、相当人気らしいんですが、、、
自分には合わなかった。

数年前やってたバニーガールのやつも覚えてないほど、心に残らなかったなー。

青春ブタ野郎とか言ってるけど、これって主人公の事?イケメンでどこが豚?
意味不明。嫌味?

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 66
サンキュー:

0

hidehide さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

麻衣を選ばない 咲太の選択

伏線、時系列、その時々の個々の時間の使い方、など、
作品として製作側には上手さを感じます。

しかしながら、
皆さん程、高評価はできませんでした。

各シーンで、グっとくる…

病院で、横断歩道で、花まるで、そして、海岸で…

確かにそのシーンだけならば、
自身も心が動きましたが、
それに惑わされ過ぎなのではないでしょうか。

それぞれの、極僅かなシーンで、
曲と合わせて『そう』見せているから、
グっと来ている、と錯覚しているのでは、と。

咲太はどんな時も、翔子を選んでいます。

そもそも、咲太の、
自身を引き換えに、翔子を助ける、という選択は、
果たして、正しいのでしょうか。

友人、理央に、それはやめてくれ、と泣かれ、
何より、
愛する人に、その選択はしないでほしい…と、
一緒に生きていってほしい、と、
切に願われ、崩れる程に泣かれ…

しかし、それでも、咲太はその選択をする。

それは、友人の気持ちを ないがしろにし、
何より誰より、
麻衣の思いを、
心を踏みにじる事にはならないのでしょうか。

どうにかしたい…
確かに、その気持ちも解ります。
翔子、助けたいですよね…
見ているこちら側の、誰もが思う程に。

ですが、それは、
決して してはいけない選択だったのでは
ないのでしょうか。
先が判っていて、の、その選択…
後に遺された者の気持ちを解かろうとしない、
実に身勝手な、
…それはもはや自殺にも等しく…

その結果、麻衣が身代わりになる訳ですが。

その辛さ、悲しみ、孤独、喪失、
それら全てを味わい、
遺す側から、遺された側になって知る痛み。
そして、

『麻衣さんを救ってくれ…』と…

何と身勝手な…

麻衣の性格ならば、時間と場所、咲太が何をするのか、
…も想像がついたのなら、座して傍観などする訳もなく…

信号交差点…

そんな麻衣が、近くにいる事にも気が付かず、
走馬灯の様に目にとまったのは翔子の姿。

その目にとまらなかった麻衣に助けられ…


咲太→咲太への電話の会話。

『僕の代わりに麻衣さんが死ぬ事になる』
と告げたにも関わらず、
事故前の咲太は、翔子を救う事に固執する。
麻衣が死ぬ、と告げられても、
麻衣を泣かせる事になっても…
未来を知らされてなお、
選択を変える事のない咲太。

結局、咲太が選び続けてきたのは、翔子。
これは、単なる偽善、なのではなく、
結局は、翔子が好きなのではないのでしょうか。

全てを知った上で、何を言おうが、どう行動しようが、
4日前の、電話の先の咲太の気持ちが本心であり、
それを選んだ事実は決して変わらない…

行かないでほしいと切に願った麻衣…
翔子を選んだ、というより、
自分の思いが届かなかった麻衣…

余りにも、可哀想ではないでしょうか…


翔子が過去、未来、現在がどうあれ、
咲太 という1人の男に出会う事で、
それらを改変する事ができたのだとしても…
咲太は、『そういう選択をする男』という事実は
決して変わらない…
万が一にも、やり直せなければ、
症候群が作用していなければ麻衣は死んでしまっていた…
それが、どうしても腑に落ちず。


翔子、
翔子の思春期症候群は、
どこまでを見通していたのでしょうか…

咲太の事故、それを止める為の麻衣の事故、
それを嘆く咲太にやり直す事を助力し、
自身を救わない選択をさせる、
今が未来なのだと気付かせ、
昔の自身ならば救う(救われる)道もあると、
それら記憶を植え付け、やり直しを行い、
麻衣には映画を、結果、ドナー登録は増え、
そして、その結果、自身が助かり…

そこまでなのだとしたら、中々にしたたかだな、と。

そこまでではないのなら。

ナゼ、待ち合わせたのでしょうか。
家から出さない手段、事故現場に近付かせない手段は
多々あったにも関わらず、その場で待ち合わせた。

咲太は『俺が来ないとわかっていて』と走りますが、
翔子は『来る』と、事故も 起こる、とわかっていたから
アノ場にいたのではないでしょうか。

その遥か先までの、結末の砂浜 までを見通していたのなら、
プロセスとして、かなり納得なのですが…

そうではなかったとしたら…

病院での吐露。死にたくない、…が為、
どちらのでもイイから心臓が欲しかったが為…とも…


自身がひねくれている為、
こんな、クズな解釈しかできませんでした…
率直な感想として…

投稿 : 2024/05/28
閲覧 : 208
サンキュー:

11

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

歴代アニメ映画No.2

青ブタシリーズってテレビアニメもよかったのですが牧之原翔子が凄く好きなキャラなので彼女中心にスポットを当てたこの作品は凄く好きな作品になりました
2019年に公開されて凄くよかったとも思います
Sランクアニメで500点満点中475点です

投稿 : 2024/04/15
閲覧 : 177
サンキュー:

4

サルモネラ菌 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久々にアニメで泣いたわ

ふと見たくなったので視聴。
アニメで泣きそうになる事はあるけど、泣きはあんまりしない自分でも泣いてしまった。
翔子ちゃんがんばったねぇ、、幸せになって、、
青ブタ見た人は絶対見るべき。
でも、自分に理解力がないだけかもしれないけど、
映画の中での説明が足りないかなーと思った。
後で解説みてやっと理解。
まあぶっちゃけ細かい所は理解しなくても充分
面白いので見てみて!

投稿 : 2024/02/24
閲覧 : 106
サンキュー:

3

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

残った最後のキー 2828と思いきや怒涛の・・・

青ブタが想像以上に面白かったので、
続けて視聴開始。

【作品概要】
本編で謎だった牧之原翔子
そして梓川咲太・桜島麻衣の物語。

【作品に対する感想】
想像以上の急展開、重い内容に見ごたえは十分でした。
(内容が内容なので、ちょっと当てられてしまい
 面白い…という言葉を使うのに抵抗があります(^^;)

90分で詰め込むにはちょっと複雑な物語なので、
正直ちゃんと理解できているかは不安です。

ただ、上記3人の想いと覚悟は十分伝わってくるので、
それだけでも視聴に値するレベルと思います。

1)物語
 テレビ版の13話が翔子の物語の一部に過ぎなかったという
 展開は驚きました。
 そして迫られる決断。
 キッツい物語でした。
 後半は涙腺やばいですね。

 私が上手くかみ砕けてない点
 ➀事故は本来あったのか無かったのか
  無数の世界線がある設定であれば、
  「本来」というのは意味がないのかもしれませんが{netabare}
  翔子と出会ってなかったとしても、咲太は12/24に事故に遭った?
  事故に遭うのであれば、本来死ぬ咲太を
  翔子が自分の未来を犠牲にして咲太を救ったことになります。
  事故に遭わないのであれば、翔子が咲太に会うことで
  本来死なない咲太を死なせることになった
  ということになります。
  
  どちらが正かによって、翔子と咲太の自己犠牲の意味が
  変わってきますよね。
 {/netabare}

 ➁相対性理論
 {netabare}
  未来を拒絶して自分の時を減速したのであれば、
  周囲から観測すると、翔子はずっと成長しない…のでは?
  作中では逆に成長してましたね。なぜ?😕
 {/netabare}

6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀桜島麻衣の懇願
  咲太にはっきり
  「私との未来を選んでほしい」=「翔子を切り捨てる」と
  告げた彼女の強さに、改めて惚れました。
  しかも麻衣はただ咲太に決断しろと迫るのではなく、
  「自分も咲太とともに翔子の命を背負う」と
  強い覚悟を持って言ってるんですよね。
  ホント涙出ます。
  
 ➁麻衣の自己犠牲
  咲太を失うことへの怖れか
  咲太に生きてほしかったからか。
  どちらもあるんでしょうけど、
  私は後者の方が強かったのかなと思います。
    
 ➂翔子の自己犠牲
  最初は咲太と麻衣の間にぐいぐい割り込んでくるので、
  「おいおい」って思ってました。
  でも彼女にとっては終活だったんでしょうね。
  生きたい…でも咲太を優先する。

  もし翔子が咲太と出会わなくても
  咲太が事故に遭って死ぬ運命だったなら、
  本来翔子が生きられる未来を捨ててまで
  咲太を助けたことになりますね。

 ➃咲太の自己犠牲
  自分、恋人、恩人…。
  優先順位を見誤らないでほしかった。
  というのが正直な感想なんですけど、
  高校生にこの決断は厳し過ぎますね。
 
  「翔子さんには何もできません」
  と絞り出したシーンはきつかったです。
  
  もし翔子が咲太と出会わなくても
  咲太が事故に遭って死ぬ運命だったなら
  咲太は翔子の命よりも自分のエゴを優先した
  ということになります。
  咲太が事故に遭っていないなら
  本来の運命に戻したということですね。   
 
 ➄リスク承知で翔子をも救う選択をした二人
  ちょっと私にはできない選択です。
  双葉の考えに共感しました。
  だからこそ「麻衣の映画の影響でドナーが増えて、
  翔子が助かる現在」にたどり着いた二人は
  ヒーローなんでしょうね。
{/netabare}

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 110
サンキュー:

17

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こんがらがるけど、やっぱりよく出来ている

アニメ映画作品

バニーガールからかなり間があいてしまったのですが視聴。
(こんなんだったなー)と思いながら見ていましたが、最後にはしっかりと引き込まれてました。

しっかりと考えられたストーリーと結末がさすがです。
時間軸との関係性や結末の変化がとても素晴らしくシュタゲを少し思い出しながら見てました。

前提を理解して見ないと思春期症候群の意味が良くわからないと思うので、本編でしっかりと内容を理解した上で視聴して欲しい作品でした。

投稿 : 2023/12/26
閲覧 : 86
サンキュー:

0

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

展開についていけなかった・・・

「青ブタ」はリアタイでは題名を嫌って視聴しませんでしたが、その後視聴、大ファンになりました。ということで、映画もずっと楽しみにしていて、今回ようやく見たのですが。正直、ん?ん?という感じで、展開についていけなかったのです。

というのも、まず、いきなり押しかけ女房的に、グイグイくる翔子さんが、「青ブタ」本編のイメージとは違っていて戸惑ったこと。さらに、未来から来たという設定が判明し、それはSFとしてありなのだろうか、と戸惑ったこと(下記参照)。そして、12月24日の咲太の心の動きの展開がいまいち把握できずにさらに戸惑ってしまい、戸惑っているうちに麻衣さんの死に衝撃を受け、しかも、なぜか魔法のような感じで、咲太が時間を遡っていく。

見終わった後、もう一度、一部見直したのですが、やはり違和感があります。要するに、相対性理論から導き出されたという時間のスピード感のずれ、という現象を私が消化できなかったということです。私はそれなりにSF小説も読むのですが、こういうタイプのものは見たことがないというか。知らないだけかもしれませんが。今回の場合、現在時点の行動により、翔子さんの未来が変わり、それによって、七里ヶ浜での翔子さんとの出会い等の過去も変わるため、その過去の変化がさらに現在に反映されることになるかと思います。パラレルワールドの設定を使わずに、時々刻々と、現在が巡り巡って現在に影響を与えるようなことが、SFの世界観だとしても可能なのか、どうも判然としません。

例えば、咲太が仮に病院で中学生翔子さんと仲違いした場合、その現在の行動によって、翔子さんの咲太への想いがなくなり、翔子さんが将来(かつ過去)七里ヶ浜に行くインセンティブもなくなるように思います。そうすると、咲太の翔子さんへの想いもなくなるので、中学生翔子さんとの出会いも彼にとっては重要な意味を持たず、現在時点では病院にいないことになるのでは、と思うのですが、それと現在時点で病院にいる事実はどう折り合いがつくのでしょうか。私はSFのエキスパートでもないので、上に書いたように私が消化できていないだけかもしれませんが、そういった疑問に引っ張られて本編ほど楽しめなかったということにはなります。

それと、本編では、咲太が、他の女の子にふらふらしていなかったことが好印象だったので、当初の24日の咲太の行動が納得できず・・・彼にとって、麻衣さんが一番ではなかったの。もちろん今回の場合、翔子さんの死と麻衣さんとの未来という苦しい選択ではあったものの、麻衣さんにあれだけのことを言われたのに、しかも、いったん決断したことをひっくり返すのか、という気持ちも持ってしまいました。

もしかすると、いずれの内容も、原作では丁寧に説明・描写されているのかもしれません。

[2023年12月追記]
完走した作品のみをレビューしているため、とりあえず完走できる質だったということで、これまで、レビュー点数は3.0以上としてきました。しかし、レビュー内容が辛口になっている場合でも3点台をつけているため、他の方の同じ程度の辛口レビューと比べて、点数がかなり高めになっていました。そのため、レビュー点数の下限を2.5点に変更し、この変更に合わせ、このレビューの点数も変更しています。

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 222
サンキュー:

11

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こと恋愛に限っては先に逝った方が楽。

本作はアニメ1期完走前提なので紹介は省略して、いきなりネタバレ感想から。

{netabare}咲太は、ひねくれものだけど根は優しいので、最終的に自分が犠牲になって翔子さんを助けることを選ぶだろうとは思った。

だけどね、その優しさは違うと思うわけですよ。先に逝くということは、お互いの想いが強ければ強いほど、後に残された人の寂しさを考えると、それがどれだけ残酷なことか。言い方は悪いですが、こと恋愛に限っては先に逝った方が楽なんですよ。

今だと『葬送のフリーレン』がタイムリーですが、よくあるエルフが人間の恋人の老いてく姿を見て、残されて寂しい想いをするなら、こんな恋はしない方が良かった!というアレです(フリーレン様はまだちょっとしか寂しがってないですけどね…)。
(『すべてがFになる』で紹介したフランス映画の『髪結いの亭主』は、もっとぶっ飛んでますが…。)

案の定、咲太の意図を察した麻衣が咲太をかばって死んでしまう。それは咲太にとって耐えられない。だから、今度は彼女を助けようとするけど、お互いにかばい合うので、お互いが助かるためには、翔子さんを犠牲にするという選択を選ぶしかないことになる。

咲太は、まだ純粋な高校生なので、その決断をするために麻衣の死を実際に経験するしかなかった。

正直、映画としての本作は、ここで終わりで良かったと思います(実際、映画もこの先ちょっとハイスピード展開に)。ただ、続きものなので、矛盾なく続けなければいけない…。


【この先の展開について】
私の解釈は、翔子さんは小学校4年のときの将来の目標をうめられたことで、自分の将来を実現するための「翔子さん」を生み出す思春期症候群を発症しない新たな世界線が発生した。
この新たな世界線では、翔子の心臓病自体はよくなったわけではなかったが、麻衣が出演した映画の影響で、臓器提供ドナーが増え、翔子は助かることになる。
この世界線の咲太と麻衣は、翔子のことを直接知らないが、夢の中の出来事として翔子のことを朧げながら認識していたので(だから、同じ高校で出会えたし、麻衣は前の世界線と異なる映画に出演した)、アニメ1期の出来事も矛盾なく起こったことになっているのだと思う(違ってたらメッセージで教えてください。)。

なお、見たことがないはずなのに、どこかで見たことがあると感じることをデジャブ(既視感)といったりしますが、あれは、違う世界線の自分が体験していたことなのでそう感じるのだという都市伝説的な説明は一応あったりします。{/netabare}

投稿 : 2023/12/09
閲覧 : 122
サンキュー:

4

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメを観たなら観るべきです!

アニメで残っていた謎も明かされる劇場版です。アニメ版もこの劇場版もなかなか混乱する内容&設定ですが、やっぱ深いよね!ファンタジー、ミステリーを含む青春恋愛アニメでは相当面白い作品だと思いました!

投稿 : 2023/11/29
閲覧 : 177
サンキュー:

7

EdwardDX さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛と自己犠牲

小説を毎冊一人で読んでは涙ぐむむかしの自分を思い出しながら観ました、こういうのは一人で静かに観るに限ると思います。

投稿 : 2023/11/10
閲覧 : 78
サンキュー:

0

たくと さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

翔子さん

「ありがとう」「がんばったね」
「大好き」を大切にして
生きていく

いつか、やさしい人に
なりたいです

翔子さんのような包容力を身につけたい

投稿 : 2023/10/01
閲覧 : 91
サンキュー:

2

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中々おもしろかった

私はバニーガールよりもこっちの
方が面白かったです。
短いけど、色んな感情が盛り沢山
て感じでした。

投稿 : 2023/09/04
閲覧 : 99
サンキュー:

1

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

パターン認識のズグラッフィート

原作は未読。

『バニーガール先輩』は元ネタの匂わせがキツすぎて酷評にちかい感想文をあげてしまった。それをふまえつつ『ゆめみる少女』について、感想をまとめてみたい。とはいえ、ここにきて意外なことに、匂わせる元ネタがさらに増えたのがビックリした。わたし以外ももちろん指摘しているだろう。そう、言わずと知れた『{netabare}Angel Beats!{/netabare}』である。

『バニーガール先輩』のあからさまさに度肝を抜かれたわたしではあったのに、ここにきてさらに抜かれる度肝が残っていたことに感動すら覚える。もちろん「パクリ」とか「オマージュ」とか「影響」とか「パロディ」とか、そんなことはどうでもよくて、作品単体で見たときの「感動」を大事にしたいと主張する人びとがたくさんいるのはすごくわかる。でも、コトはそんなナイーブでシンプルなわけにはいかない。

余談だけど、「コトがそんなナイーブでシンプルなわけにはいかない」ことこそが、「青ブタ」シリーズのテーマだよね、物語的に。まあこれは余談。

「パクリ」問題だけれど、やっぱり「パターン認識」はオートマティックに走るということがいちばんのネック。気になってしまうと、作品に対して無意識のうちに距離をとってしまって、以降、冷めた目でしか見られなくなる状況に陥る。商業アニメであるなら、見るヒトの満足度は一定レベル担保するのが必要だろう。その意味で、少なくないボリュームの視聴者を冷めさせるのは、作者の怠慢といっていい。

・・・・・・と、こんなふうに『バニーガール先輩』と似たような感想に落ち着くと思っていたのだ。ただ、本作を三回通しで見て、すこし考え方がかわってきたので、以下、まじめに(いや、いままでもおおまじめではあったけれど)。

まず、本作のストーリーの密度は、尋常じゃないくらい高い。相変わらず要素はすべて借りもののパクリでしかない。オリジナリティは欠片もない。それにもかかわらず、『バニーガール先輩』とくらべてあきらかに本作のプロットの組み合わせと全体のストーリー展開は、完成度が抜群に高い。この完成度には、SF的世界観や設定は含まれない。そっちはガバ。ではなく、プロットとストーリーのこと。

「組み合わせ」というキーワードが頭をよぎるのはもう、パターン認識のアウトプットなので逃れようもない。「{netabare}涼宮ハルヒ{/netabare}」シリーズや「{netabare}物語{/netabare}」シリーズから抽出した要素やストーリー内ユニットを大量に持ち込み、それを再構成して「組み合わせ」て、ひとつのエンターテインメント作品に昇華する。

言い方をかえると、ゼロから登場人物に演技させるのではなく、過去作の要素を組み合わせたタイトロープのうえで、登場人物たちに曲芸をしいるということである。まさに曲芸。息を呑む。目を見張る。「上手いなあ」と思う。それは『バニーガール先輩』のときにもそう思ったけど、本作の「上手いなあ」は、ほんとうのほんとうに「上手いなあ」、である。よくぞここまで、アクロバチックな行為を突き詰めたものだと拍手せざるをえない。

オリジナルとコピーの関係で、後者より前者のほうが出来がいいとはかぎらない、のは言うまでも無い。ただ、本作にかぎれば、あきらかにオリジナルのほうが出来がいい。物語として豊かである。つまり{netabare}「阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎ、阿良々木暦と羽川翼」の関係と「梓川咲太と桜島麻衣、梓川咲太と牧之原翔子」の関係を比べたときに、どちらのほうが「文学的含蓄≒心理的屈託と綾」が豊かに表わされているかといえば、もう比べようもないほどに、後者より前者のほうなのは歴然。これ以上ないほどに、歴然としている{/netabare}。

「両者はそれぞれちがって、どちらもよい」的なミツヲ的結論に落ち着けられない。何度も繰り返すが、このケースに限っていえば、パターン認識が、人間にそれを許さない。それくらいいろいろ似すぎている。だからこそ、優劣がはっきりと浮き彫りになる。けれども、それにもかかわらず、コピーであってもそれなりの価値はきちんとあると、素直に(「素直」とは?)認められたわたしだった。曲芸のすさまじさを目の当たりにして、作者に「がんばりました」って言ってあげたくなった。

過去作由来のさまざまな要素とプロットが、要領よくスマートに配列されているのが本作であり、その配列がスマートすぎるがゆえに、「記号的」な物語と感じるのはかわらない。ぜんぶが認識上で割り切れて、余剰がなさすぎる。「残りのもの」がまったく残らない。いちいちすべてがすんなり理解できる。それが物足りないというのはありつつも、あからさまにパクりを匂わせるというスタイル自体は承認しづらいけれど、でも、あからさまにパクりを匂わせることを徹底的に突き詰めてパロディとして昇華しきったことで、別様の説得力が備わったのが本作だと思う。

本作の原作シリーズにおけるポジションは、「{netabare}涼宮ハルヒ{/netabare}」シリーズにおける『{netabare}涼宮ハルヒの消失{/netabare}』的なそれなのだろう。

余談の余談だけれど、劇中、わたしが一番感動したのは{netabare}古賀萌絵{/netabare}との邂逅だった。もちろん、彼女の立ち位置は「{netabare}物語{/netabare}」シリーズにおける{netabare}八九寺真宵{/netabare}である。そして前者より後者のほうが、やっぱり魅力的である。にもかかわらず、{netabare}古賀萌絵{/netabare}との邂逅シーンは、すなおに涙がこぼれた。この瞬間は、わたしのパターン認識が遅れていたと思う。どうしてここにその「速度」が発生したのかは、自分でもうすこし考えてみたい。

衝撃:★
独創:☆
洗練:★★☆
機微:★★★★
余韻:★☆

投稿 : 2023/09/04
閲覧 : 130
サンキュー:

5

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分の命を大切に出来ない、愚者の末路

TV版『青春ブタ野郎は
バニーガール先輩の夢を見ない』の最後に出てきた謎の女が何だったのか、この作品を見て理解出来た。

謎の女、大学生版の牧之原翔子。この女は色々とやってくれる。

「翔子が全力で隠蔽していたにも関わらず、梓川咲太の鋭い洞察で真実にたどり着いてしまった」なら、仕方がないと思う。
しかし実際の翔子は、様々な「匂わせ」はするし、簡単に真実は喋べるしで自分が生き残る事に全力だった。

翔子は咲太に「私の死は仕方がない事だから、自分を責めないで欲しい」と言っていたが、「嘘つけ!本当にそう思っているなら、咲太の前に姿を現さないように努力しろ!」とツッコミたかった。
でも自分の命は大事だから、咲太が事故死するように翔子が誘導していても、仕方がないとは思う。


そして勘違いヒーローの梓川咲太。
自分の命を大切に出来ないような者は、誰も救えないし、誰も救われない。
それを身をもって証明する咲太。

恐らく今までの事件(TV版の話)では、全員救済が偶然出来ていたので、今回も無茶な事をしても何とかなると勘違いしていたのだろう。
しかし、無茶な行為の代償は到底許容できるものではなかった。
取捨選択が出来ない勘違いヒーローの梓川咲太は、絶対に失ってはいけないものを、最悪の形で失う。

「自分が犠牲になれば、誰も傷付かずに丸く収まる」
桜島麻衣が言った事を、何一つ理解していない咲太の残念な思考。
身勝手な自己犠牲が、残された者をどれだけ深く傷付ける残酷な行為なのか。自分自身が当事者に成る事で、ようやく理解する梓川咲太。


私はこのまま、愚か者の末路
「梓川咲太が地獄の底でのたうち回る終焉」
でもいいと思った。
なので、この物語りの終わりが「全員助かりました」はご都合主義が強すぎて不満が残る。

但し、厳しい現実を思い知った咲太が
「物事に優劣を付け取捨選択をする」
ことを覚えて
「牧之原翔子の救助は諦める」
選択が出来たのは凄く良かった。


この作品を見ていて、ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー『臓器の闇市場』を思い出した。
番組は、コロンビアとメキシコの貧困者を殺して臓器を奪い、アメリカの金持ちの患者に移植する話しだった。

臓器ブローカーは言う
「俺は人助けでやっている。必要なものを必要な場所に届けているだけだ」

移植を受けた患者は言う
「私はまだ死にたくない。助かる為に大金を払ったが、私が生き残りたいと思うのは悪いことか?」
「あんたが私と同じ立場だったらどうする。助かる方法が有ると知りながら、来ることのない臓器を待ちながら死ぬのか?」
「臓器の出所に付いては考えたくない。やめてくれ!」

番組では臓器提供待ちで、亡くなっていく人達も紹介していた。
この世では、正直者が馬鹿を見る。


最後に一言、牧之原翔子は恐ろしい存在だった。
策謀を巡らし、咲太を破滅へと導く大学生翔子さんが恐ろしい。
誰の心臓でもペタペタと自在にくっ付く中学生翔子ちゃんが恐ろしい。

最後のシーンの翔子ちゃんはなぜ助かったのか?
『中国の生体臓器ビジネスと大量殺人』
を利用したと考えると、余りにも恐ろし過ぎる。

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 150
サンキュー:

9

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自身に向き合い行動すれば、道は自ずと開かれる

TV版から連続する劇場アニメ。
咲太の初恋相手である牧之原翔子にまつわる物語です。

「ゆめみる少女の夢を見ない」と夢重なり。
なので、正真正銘不思議な作品です。
量子理論を思春期症候群に引っ掛けてそれらしく見せていますが、今ひとつ良くわかりません。
2回観たにもかかわらずです。

翔子が思春期症候群を発症し、不安な過去を否定することにより人格が分裂。
分裂した方の時間がゆっくりとなり、未来にたどり着く。
そして、大人の翔子の行動が子供の翔子の夢だなんて。
今が未来で、現実の今が過去?
頭で考えると、腑に落ちません。
逆に、感覚で観るとしっくりくるような気がします。

運命の12月24日、弁天橋入口交差点。
悲劇の始まりは、咲太の気の迷いと優しさのせい。
少なくとも、麻衣と翔子の気持ちは真っすぐだったと思います。

この話で活躍したのは、明らかに古賀です。
当人は活躍した自覚はないけれど、さすが尻を蹴り合った仲。
量子もつれの間柄が咲太を救うなんてね。
意気な設定に、ほっこりしました。
やっぱり、古賀は気のいい後輩です。

奮闘した人物はもうひとり、理央です。
理央の存在が咲太にとってどれほど大きかったことか。
客観的な事実を量子論で考察し、仮説を提唱。
発生した事象を検証し、さらに仮説を構築。
ひたすら真実に向かう姿勢が、咲太に影響したのは確かでしょう。
あと、理央の咲太への思いに感動しました。

今回の劇場版は結構シリアスでした。
次の劇場版では、私の好きな軽口トーク多めでお願いします。

投稿 : 2023/08/19
閲覧 : 141
サンキュー:

23

特にありません。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作品名は少し恥ずかしいです。

作品名は言葉にすると恥ずかしいですが、視聴して最高に良かったと思える作品の一つ。

各エピソードが上手くまとまっているTVシリーズがあって、この映画。
キャラクターの好感度は高く、セリフの良さや声優さんの熱量も感じます。 
笑みもこぼれます。
涙も溢れます。
今後の作品も楽しみ。

投稿 : 2023/08/17
閲覧 : 81
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2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

牧之原翔子の謎が明らかに

こちらの劇場版はTVシリーズの続編となるのと同時にストーリー的には総決算といえる内容でしたが、
特に劇場版の見所はTVシリーズでは謎だった「牧之原翔子」の詳細が明かされる事になるけど
改めて劇場版の感想を述べると正直に言って牧之原翔子に関する部分を初めに、
またタイムリープ要素とかも加わり原作未読だと1回目の視聴では把握しにくい複雑な所が有ったりするけど、
でもストーリー自体は非常に面白く正にTVシリーズからも含めて締め括りとしては最高でしたし、
特に今回は翔子が実質的にメインヒロインかと思える程に翔子が魅力的なキャラになってましたね。

【評価】

94点・2A級

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 91
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4

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

人気タイトルっぽいので視聴

TV版もあるのかな?
そちら未視聴で
これだけ観てみました

作画、キャラデザは綺麗だけど
日常系?病気のことかいるから難病感動系?

量子力学の認識したら存在ってのはわかるけど
あれって学者の悪ふざけだと思ってるのですが
事故にあって過去に戻って認識されたから存在して
過去の彼女を救って。。って現在の彼は?

めちゃくちゃなアニメでもそこは守ってるから面白いのだが。。合体って。。もうなんでもありじゃん

んーあまり惹かれる話やキャラもなく、そこらへんの無茶なラストでさめました。

続きで観てる人には違うんだろうなぁ

まぁ気になってたので、こういう感じかぁというのがわかっただけでもすっきりでした

投稿 : 2023/07/10
閲覧 : 123
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4

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思い出の彼方で夢を見る

 TVアニメシリーズは中学生だったころに見て毎回キャラも可愛くてストーリーも面白くて入り込んで感動してたくらい好きだった作品だったんですけど高校生の頃に公開されたこの映画はもう熱が冷めていて今見ても感動できるかわかんないしちょうど時期が合わなくてまあいっか、となって見ていなかったアニメ映画でした。
 物語としてはTVアニメから謎を残した牧之原翔子編の決着をつけるお話。もうめちゃくちゃ面白くて最高でした。放映当時は見ていなかったのでこのアニメの評判とかはあまり知らなかったのですがこんなに面白くて感動できる作品なら見ておけばよかったと後悔するくらいです。やっぱりこのアニメの良さといったら青春とSFが上手く絡み合っていてストーリーの起承転結がしっかりしていて見ていてずっと飽きないというところですね。やっぱり映画にするだけあってすごい衝撃的な展開になってもうどうすればいいんだ、という葛藤や選択を迫ってきて、その世界観と臨場感に入り込んで楽しめました。そして今まで思い出を巡ったキャラクターがみんな出てきて助け合って最後の特別なエンドへ向かっていく。あれだけ悩んでも爽快になれる作品でした。いやー、物語が濃厚でとっても面白かったです。自分も優しい人になりたいなー。今度アニメ映画の二作目も見に行くのですがそちらも楽しみです。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 120
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4

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生って優しくなるためにあるんだと思っています

つい最近、映画2作目のおでかけシスターを見て青ブタ熱が再燃したので劇場で観て以来、4年ぶりに見返してみました。

結論から言うと面白かった。四年前の映画という事ですっかり語り尽くされている作品なので自分が書けるところは少ないですが、とにかく全編通してハイとロー(正確にはローとハイかな?)の使い分けが見事だったなと。

どこに転んでもバッドエンドにしかなりえないであろう状況に立たされた主人公の咲太がそれでも麻衣さんや翔子さんを救う為にひたすらあがく姿に見てるこちらも感情移入してしまう。
そして、そんな咲太に古賀や双葉、のどかといったかつて助けられたヒロイン達が協力をするという熱すぎる展開。最終盤にて全てやるべき事をやりきった咲太と麻衣さんが二人寄り添いながらこれまでのエピソードが走馬灯のように駆け巡るシーンはまさにTVシリーズからの集大成という印象で感慨深いものがありました。

TVシリーズを全話視聴している事が前提で個人的には、この作品はやはり劇場のスクリーンで観てこそ最大限楽しめる作品ゆえ出来る事なら、いつかリバイバル上映して欲しいなと思います。

投稿 : 2023/06/29
閲覧 : 148
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16

Tomo-Q さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動、そして、感動

まえに青春ブタ野郎のアニメ本編を一気見して、面白かったという印象だけが残ってた。あまりにも短時間で一気見したから、覚えていなかったんだけど、面白いからゆえ。
なんとなく2回目見はじめて、ぐいぐい引き込まれて、その面白さ、とくにバニーガール編のすごさを思い出した。

そうこうしているうちに、映画編があることに気づき、これも見たんだけど、本編のバニーガール編に匹敵するくらい、良い映画だった。いやぁ・・・これは、隠れた名作だわ。もっとたくさんの人に知られて欲しいな。

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 104
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5

bams さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

価値あり

素晴らしい

投稿 : 2023/06/18
閲覧 : 83
サンキュー:

1

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春ブタ野郎

咲太の胸の傷の原因が分かる。
↓こんな感じの流れ。

翔子ちゃんの命を救う→咲太死亡。
これが本来のルートだったみたいだけど、
麻衣先輩は自分と共に生きて欲しいと咲太に懇願。

咲太は、翔子ちゃんが仕掛けたトラップに気が付き
翔子ちゃんの元へ…麻衣先輩が咲太をかばって死亡。
咲太鬱化。

今までの出会いなど全てリセットされる可能性があるけど、
全ての命を救えるルートがある
(この辺りから、みんなハッピーエンドなやつだ)
咲太よりも、翔子ちゃんのが先手を取っていたので、
咲太の日常は変わらず、咲太と翔子ちゃんの出会いが無くなり、
丁度良くドナーが見つかったのか、翔子ちゃんは生きていて、
翔子さんと出会った砂浜で、翔子ちゃんと再会し、お互いを思い出す
で終わり。

みんなハッピーエンド的な流れと分かるまでは、
すごく観ていてドキドキ感あってよかったんだけどね。。

投稿 : 2023/06/17
閲覧 : 147
サンキュー:

3

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ありがとう がんばったね 大好き

 全89分。

 途中、見てるこっちも心臓がギュッとなりながら見てた。なんなら見終わった後もしばらく心臓がギュッとなってたような気がする。いやはやTV版から想像以上に面白かったもんです。見てよかったですね。

 SF的な面は正直わからない。過去、現在、未来についていろいろ話してたけど、僕の頭が弱いもんだから「お、おう・・」としかならなかった。でもアニメは頭でよりも心情で見てなんぼですから心に来るものがあればいいと思ってそこまで深くは考えずに見てました。

 特筆すべきは命の選択ですね。翔子さんと咲太の命、ひいては麻衣さんの命まで・・・切なくて残酷な選択の連続ながらも必死にあがく人たちにグッときました。

 そして翔子ちゃんの将来の夢のシートが肝でしたね。そこで最後に書かれた文、そこに咲太が花丸をつけたシーンが印象的です。

 TV版の主要人物が全員登場しながらも、無駄な人物はおらず一人一人が物語に絡んでいてそこも良かったなと思います。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 354
サンキュー:

34

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごく良かったです

いやあ今回は牧之原翔子さんのお話だけど
やっぱりこのアニメ神アニメ間違いなしですよね
見ると人に優しくなれるそんなアニメですよね

誰の命を助けたらいいのか選択しなきゃ行けない場面になる時どんな行動をとるのか?
いやはや、心にぐっときますよね、、

さいごはもう電車で見てたらなきそうになりましたよ

早く2期の情報こないかなぁ笑笑

投稿 : 2023/06/04
閲覧 : 141
サンキュー:

5

ネタバレ

Kansan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

テレビクオリティの劇場版

見終わった感想としては「ま、こんなものか」と言った感じです。ストーリーに関しては「思春期症候群」や「量子力学」なんてワードで飾っていますがやってる事はシュタインズゲートですね。ヒロインどちらかを見捨てなければならない展開や過去改変というのはベタな展開でした。けれど決してベタな展開が悪い言うことではなく、シュタゲやよく本作に似てると言われる物語シリーズではベタな展開だとしても退屈せずに観れます。何故ならそれらの作品には物語を引き立てる素晴らしい「演出」があるからです。しかし残念ながら本作では劇場版にも関わらずテレビシリーズから感じていた安い作画に安い演出をやっていました。悲しみを演出する間や感動を演出する美しい画や音楽がほぼ皆無でただ淡々と物語が進んでいくだけです。そんな演出のせいか物語の設定もややご都合主義を感じてしまいました。私の理解力が低いからというのもあるかもしれませんが、例えば何故世界がゆっくりに感じられるからといって未来の出来事が分かった上で過去に体ごと行けるのか解説を観ても納得できません。またラストに翔子ちゃんが復活したのも映画を観ただけじゃよく分かりませんでした。
まとめると映画的演出が弱いせいでストーリーのアラが目立ってった結果、ベタで退屈で疑問が残る残念な作品ということです。TV版を観ていてもお話のテーマは面白くなりそうなだけに惜しいなと感じてしまいます。

投稿 : 2023/05/17
閲覧 : 149
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人に優しくなれるアニメ

人に優しくなれる理由はなんだろう
誰かに優しくされたから、自分も誰かに優しくするのか
あるいは、人に優しくなれと言われたから優しくなれるのか
そうではない
ただ、自分が優しいだけであり、そこに理由はない
その利他的精神が、幸せな結末を呼ぶだろう
そんなことを教えてくれたアニメ

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 159

lumy さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

3年熟成。

テレビ版はリアルタイムで視聴済み。
そのときの採点は★4.1。
私の感想の最後の締めは、

「続きは劇場で商法」は、嫌いではありませんが、
この終わり方は続きがどうしても気になるので、
お世話になっているオフィシャル動画配信サイトで
いつか配信されることを願っておりますw

って言っておきながら、3年間寝かせていましたw


ということで、最近アニメ映画を見ていなかったので
ふと思い出してレンタル視聴。
設定を忘れていたのでウィキ先生の手助けを借りながら
視聴しましたが、
うっかり最高の作品を見逃すところでした。
本作は、テレビシリーズの続編としては、最高すぎますね。
SAOのオーディナルスケールも満足度は高かったですが、
テレビ版との関係性や、本作を観ることできちんと完結する
伏線のはり方は、SAOを超えています。

しかも、劇場版の尺に凝縮する意義がちゃんとあります。
つまり、感動の凝縮がすばらしいのです。
シリーズ4話でやるのと、
劇場版で作るのとは、やっぱり感動の波が違います。

確か公開劇場が近くになかったので観に行かなかったのですが、
行けばよかったかな…。
あと、テレビ版と間を置かないで観ると、さらに感情マシマシ
かもしれませんね。

そろそろ2期情報こないかね。

投稿 : 2022/09/17
閲覧 : 346
サンキュー:

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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ないのストーリー・あらすじ

空と海が輝く街“藤沢"に暮らす梓川咲太は高校二年生。先輩で恋人の桜島麻衣と過ごす心躍る日常は、初恋の相手、牧ノ原翔子の出現により一変する。何故か翔子は「中学生」と「大人」がふたり存在しているのだ。やむなく翔子と一緒に住むことになった咲太は「大人翔子」に翻弄され、麻衣との関係がぎくしゃくしてしまう。そんな中、「中学生翔子」が重い病気を患っていることが判明し、咲太の傷跡が疼き始める――。(アニメ映画『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2019年6月15日
制作会社
CloverWorks
公式サイト
ao-buta.com/themovie/

声優・キャラクター

石川界人、瀬戸麻沙美、水瀬いのり、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ

スタッフ

原作:鴨志田 一(電撃文庫刊 『『青春ブタ野郎』シリーズ』)、原作イラスト:溝口ケージ
監督:増井壮一、脚本:横谷昌宏、キャラクターデザイン:田村里美、音楽:fox capture plan

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