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「ヴィンランド・サガ(TVアニメ動画)」

総合得点
80.0
感想・評価
428
棚に入れた
1670
ランキング
478
★★★★☆ 3.9 (428)
物語
4.0
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ヴィンランド・サガの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

略奪者という生き方

 原作は途中まで既読。
 昔、少年マガジンを毎週購読していた時期があり、その頃に本作の連載が始まったのだが、
しばらくして月刊アフタヌーンに移籍してしまったので、そこまで読んでいた。
 当時、「あの絵と内容で週刊は無理だろう」と妙に納得したのを記憶しています。

 アニメ以外も含めて、11世紀の北ヨーロッパを舞台にした作品は少ないので、まず単純に
当時の人々の生活様式、文化、風俗、宗教観、倫理道徳などが描かれていたのが個人的には
面白かった。
 中心として描かれていたのがヴァイキングと呼ばれる者たち。
 他のアニメ作品で描かれる海賊は時代や舞台を問わず、冒険やロマンを求めるカッコいい者が
多いが、本作で描かれるそれは生活のために略奪を行うならず者集団といったところで、決して
カッコいいものではない。
 このきれい事で終わらない作品世界がリアリティを感じさせて面白かったが、当時の倫理観や
死生観が現在とは違っても、視聴者が現在のそれを持ってしまっている以上、「ヴァイキング達に
嫌悪感を感じる人がいてもおかしくないかな」とも感じた。
 これは主人公であるトルフィンやメインキャラのアシェラッドやトルケルもその範疇に
含まれており、他作品ではやられ役に相当するヒャッハーなゲスキャラを主役やメインキャラが
やっているという。
 そのためか主人公が活躍するシーンなどは通常はカタルシスが得られたりするのに、本作での
トルフィンの活躍は却って鬱になっていくような印象で、どんどん荒んでいく様は見ていて
悲しいものがある。

 内容的には主役であるトルフィンが、父であるトールズの非業の死により復讐心が生じてから、
その対象であるアシェラッドが他者の手によって死ぬまでが描かれており、目的を果たすことは
できなったが、トルフィンの復讐譚といったところ。
 俯瞰的、あるいは神の視点的な見方では、このトルフィンの行動を愚かしいものとして
描いているように思えた。
 作品内で、親しい者を殺された復讐を否定的に描く作品は結構多かったりするが、その否定的
意見は「復讐しても失われた者は戻ってこない」とか、「いかなる大義があっても、相手を
殺せば、それは復讐対象者と同じ」といったものが多く、メタ的には復讐を行おうとする者を
殺人者にしたくないためのものといった感じ。
 しかし、本作でトルフィンを愚かしく描いていたのはそういったものとは異なる印象で、
トールズの意思をまったく汲み取れていない部分や、今後の人生を歩むうえで大事な10代に
復讐しか考えてこなかったこと、あるいは復讐するという気ばかり逸り、そのための最善の行動が
できていないことなどが愚かしく映るように思えた。
 本来仇討ちは殺された者の無念を晴らすためのものだったりするが、トールズの死の一因に
トルフィン自身の落ち度があるため、トルフィンの復讐は贖罪意識がかなり強そうに思えた。

 トルフィンとしては「復讐者がいなくなって、この後どうする?」といったところで
終わっており、トルフィンの物語としては長いプロローグがやっと終わったという感じ。
 そういう意味では、本作だけなら自身のすべきことが分かっていて、そのために動いていた
アシェラッドや、本作中で覚醒を果たしたクヌートの物語であると言えそう。

 このアシェラッドだが善悪、理想と現実、あるいはデーン人の行動様式を嫌悪しつつ、
同じことを自分も行うなど、相反する要素を合わせ持つとにかく魅力的なキャラ。
 登場時から単なる荒くれ者とは異なるものを感じていたが、それでも現在はその場その場を
楽しむ刹那的な生き方をしているキャラのように見えたので、終盤において彼にも守るものや
矜持があったのは驚きであった。やはり侮れないキャラ。

 このアシェラッドや自身の境遇や信仰心により変貌していくクヌートが内包する複雑な要素が
魅力のキャラなら、逆にトルケルやビョルンはそのシンプルさが魅力のキャラといった感じで、
他にも印象に残るキャラが多くいたが、いずれも人間の弱さ、汚さ、残酷さなど負の要素を
余すとこなく見せてくれたのが印象深い。

2020/01/27
2020/07/25 誤字修正
2024/08/24 加筆・修正

投稿 : 2024/08/24
閲覧 : 362
サンキュー:

7

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どうにかならんかったものか

最初面白いかもなって思ってましたが、結局神親父の余韻で終わってしましました。。あとはOP歌がちょっと観てて辛かった。。

・親父がとにかく良かった。まぁこの内容だと殺すしかないんだけどどうなんだろうね。他の進め方、、は無かったから殺したのか。
・息子は結局最後まで何の成長もなし。正当な血統とかいうあの仇に絆されてるし(そういうことじゃないという人もいるのも理解してます)
・仇の人は結局魅力なかったよ。魅力ある人間にしたいという演出はわかったけど。
・何か歴史に則してる感ってのも何だかね。歴史語りたいニキが騒ぎそうだ
・信仰の心理まで語るしね。結局何だかんだ全て人間の妄想の産物なのにそんなにゴリ押してこないでほしいわな。そんなこと考えること自体が人間の思い上がりだよ。宗教を信じる(信じる者がある)人は強いってのは確かだけどさ。

長い割に内容はそんなんばかりでどうもね。

投稿 : 2024/05/31
閲覧 : 118
サンキュー:

2

ネタバレ

あにめ酒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

むごい、、、

とにかくむごいです。救いはないのか〜?
でもこんな時代もあったのだろうな〜と浸れるので好きです。
お酒がすすみますね〜

投稿 : 2024/04/02
閲覧 : 87
サンキュー:

2

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おじさんたちの生き様がかっこいい

『プラネテス』の幸村誠による原作漫画は、『月刊アフタヌーン』(講談社)にて連載中(既刊27巻、原作未読)。2009年第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
アニメ1期は、全24話(2019年)。監督は『いぬやしき』の籔田修平。制作は『SPY×FAMILY』、『進撃の巨人1~3』などのWIT STUDIO。放送はNHK(2期まで視聴済み)。
(2024.3.9初投稿、3.18一部修正)

【史実をもとにした骨太のフィクション】
本作は、コロンブスが北アメリカ大陸に到達するおよそ500年前にヨーロッパから北アメリカ大陸への到達に成功したヴァイキングたちの史実をもとにした骨太のフィクションである。

第1話に登場するレイフ(CV.上田燿司)が発見した「ヴィンランド」は、「ブドウの国」の意味で、ヴァイキングが定住した跡が遺る(カナダの)ニューファンドランド島という説が有力。

また、主人公トルフィン(CV.上村祐翔、石上静香(幼少期))のモデルは、11世紀に実在したとされるアイスランドの商人・冒険家であったソルフィン・カルルセフニ。彼は、移民船団を率いてヴィンランドへ向かったとされる。

したがって、本作は、トルフィンが移民船団を率いて「ヴィンランド」へ向かったという壮大な「サガ」(物語)を、その幼少期から、『キングダム』と同様に穴だらけの歴史を豊かな想像力で補いつつ、丁寧に描いた作品だ。

そのため、本作は、長編で、特に1期は、ヴィンランドの存在に触れるだけで、主人公がヴィンランドへ向かう素振りすらみせない。

むしろ、1期では、人を殺し、盗み、犯すという我々が思い描くであろう典型的な「ヴァイキング」の理不尽で剥き出しの暴力をこれでもかと描いている。

だから、上に書いた史実を頭の片隅に置いておかないと、2期からは、主人公が王族と一緒に北欧の覇権を目指す英雄譚が始まるのかと思ってしまうかもしれない。
(※1期の位置づけは、あくまで主人公がヴィンランドを目指す動機となる原体験。)


【1期の主人公には歯がゆさを感じるかも…、だが、それを補って余りある周囲の人間たちの魅力】
また、一代記ものでは、幼少期の原体験がその後の人生に大きな影響を与えることから幼少期が描かれるが、幼少期は、その後の己が進むべき道を知り、そのための力を蓄える期間でもある。
本作も御多分に漏れず、主人公トルフィンは、6話くらいまで、何もできず、とても頼りない存在であるため、歯がゆく感じるかも知れない。

その後も、トルフィンは、ただ「憎しみだけで生き抜いてきた」ため、ある種、狂気じみていて、感情移入するのが難しいかもしれない(リアルに考えるなら、そもそも生き残れないだろうし、仮に生き残っても、まともな精神を保てないと思われる。ある意味、憎しみでも神でも何かにすがっていないと、まともな精神を保てないような生き地獄である。)。

しかし、1期では、その主人公を補って余りある魅力あふれる登場人物たちが出てくる。
その筆頭がヴァイキングのアシェラッド兵団の首領アシェラッド(CV.内田直哉)であり、次にデンマーク王スヴェンの次男クヌート(CV.小野賢章)だろう(あと、後述するように、出てくるおじさんたちの生き様がとにかくかっこいい。)。

特に18話あたりでクヌートが腹を決めるところから物語が一気に盛り上がってくる。そのため、1期は、24話と長く序盤で歯がゆさを感じるかもしれないが、2期でトルフィンの行動に感動するためにも見続けたことを後悔しない内容だと思う。


本作の1期は、現実を知らない少年が憧れる「強くてかっこいい戦士」ではなく、人を虐殺し村を破壊し尽くした果てに気づくかもしれない「本当の戦士」になりたかった者たちの物語であったと思う。


【おじさんたちの生き様がかっこいい話(ネタバレ有りの感想)】
1期は、アシェラッド、トルケル、ビョルン、レイフ、トールズなど、とにかく出てくるおじさんたちの生き様がかっこよくて魅力的だ(※長くなるのでアシェラッドだけ)。

{netabare}人は、平和という正義のために戦争を始め、食べ物を食べなければ生きていけないのに、人の殺し方を知っている者を尊び、食料生産に従事する者を虐げる。

もっとも、正義、正論をいくら掲げたところで、弱肉強食という剥き出しの暴力を前に多くの人間はただ「嵐が過ぎ去るのを待つ」しかない。

本作では、そんな人生の酸いも甘いも経験したおじさんたちが、現実にどっぷり浸かっているように見えて、その実は、その現実にただ絶望して黄昏るのではなく、彼らなりのやり方でその現実と折り合いをつけながら、甘っちょろくて青臭い夢や理想を何とか実現しようとしている。


アシェラッドは、トルフィンの父トールズを騙し討ちにし、ヴァイキングの頭領として破壊、殺戮、強奪の限りを尽くす残虐非道の男である。
しかし、その一方で、ヴァイキングが大嫌いで、幼少期に母親から「アヴァロンから伝説の君主アルトリウス公が復活し、国を救う」という伝説を聞かされて育ち、アルトリウスのような偉大な王が現れることを待ち望んでいるというピュアな側面もある。
クヌートにその夢の実現の可能性を感じ、祖国ウェールズとクヌートの命を救うため自らの命を賭してスヴェン王を殺害する。その際、母から与えられた真の名を初めて明かし名乗ったことは、彼なりの最期の矜持だったのだろう。
また、自分は自ら歩んできた修羅の道を後悔してか、まだ若いトルフィンには「本当の戦士になれ」と言い残す。

単純な悪でも単純な正義でもない、清濁併呑した生の現実味を感じるキャラクターであるアシェラッドは、現実にどっぷり浸かっていると思われながら、誰よりも夢を忘れない、魅力溢れる「かっこいいおじさん」だった。
(あくまで虐殺や破壊が日常であった頃の話であって、現代的な価値観・倫理観から彼を評価すべきでないと思う。その時代を変えること自体が難しいのであれば、それを受け入れたうえで、現実的に何ができ、何を遺せるのか。アシェラッドのやり方は最悪だったかもしれないが、トルフィンとクヌートに何かを遺し彼らを導いた。)


最近のアニメだと、くたびれたおじさんが多くて、トルケル(CV.大塚明夫)みたいな若い者にはまだ負けねえっていう現役バリバリのかっこいい50代が出てくることって少ないと思うんですよ(時代背景もあるかも…)。
特に1期は、過酷な現実を前にして、ただ生きる気力も失って黄昏るのではなく、何とかその現実に一矢報いてやろうとする泥臭いが、より良く生きることをどこかでまだ諦めていないおじさんたちの「凄み」を感じた作品でした。{/netabare}

投稿 : 2024/03/18
閲覧 : 691
サンキュー:

7

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

流石は「プラネテス」の幸村さん!。今どきない漢な骨太作品。

 少々不満もあるが、並の作品とは比べ物にない骨太な物語とキャラを安定したクオリティーで描き続けてくれている貴重な作品。物語が大きく動くのは20話と遅く、クヌート覚醒ももうちょっと流れが丁寧にあった方が良かったかな。なにより主人公のトルフィンが薄すぎて、アシェラッドやクヌートといったキャラが主役にすっかりなっちゃってる感が強い。


 しかし、作品のリアリティーラインぶっ壊しなトルケル(cv明夫さん)が殆ど勇次郎クラスのケレンとハッタリが暗くなりがちな作品を明るくしてくれているし、近年の作品にないこれからどんどん展望が開けていく感じのスケールがある物語もやはり魅力的。そして、「プラネテス」ほどじゃないが、「人間」や「世界」に対して真剣な目線があるのも偉い。それにしても、これでまだプロローグかよ!。2部楽しみすぎぃ。

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 434
サンキュー:

9

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

影を追うか、自らで道を切り開くか

『プラネテス』の幸村誠による、月刊アフタヌーンにて現在も連載中のヴァイキング譚

略奪 侵略を繰り返し傍若無人に振る舞い、当時の禍殃を体現していたヴァイキング達。しかしその中で“戦鬼”と恐れられたトールズは、本当の戦士には剣は要らないと理解して戦場から離れて暮らしていた
「本当の戦士とは」 この答えに辿り着くまでに真にやらなければならないのは戦場で人を殺し剣を知る事であり、それをこの1期ではやっていた
結論から言えば凄い作品に出会ったなと思うくらいに、様々なテーマを盛り込んだ上で一つずつ物語の進行を進めていく中で消化していき、それでいてエンタメ作品としての盛り上がり キャラの立ち方、そしてヴァイキング譚も真剣に描いて、真に定められたテーマに近づいて行くという骨太な作りをしている凄い作品だった

映像も広い広大な土地や海のリアルな美術はもちろん、当時の荒れた暮らしの中で生きている男たちの顔や服装など、そして派手ではないけれどちゃんと動いて経過のわかる人間たちの戦い、集団での戦の動まで凄かったです

復讐のためヴァイキングに入り略奪に関与していく中で描かれるヴァイキングの恐ろしさ、豪快な振る舞いにまともな倫理観はなく生きていく様を見せながら、その上で強者が現れ蹂躙されていく絶望感をこれでもかと描いてくる、因果応報ではなく自然の摂理に則った生物としての宿命。これが戦いの世界であり、トルフィンが育んだ価値観であった

その一方で世俗とは別離した宗教的 神話的な思想にこの世界を見る者たちがいた。その者達は神に自然の摂理に従いながらも永遠となれる「愛」を求めていた。そのために祈り 生きていた
しかし神は救いの手を伸ばしてはくれなかった。目の前で親しい人は死に、今も殺されそうになっている。そこで気付く。人間の言うところの「愛」など無いのだと。そう理解した瞬間 怒りそして自らの手で「楽園」を作り「愛」を手に入れる。そう決意したのがこの作品のこれまた重要なキャラクターである、クヌートである

そうして殿下は自らで行動していき、事件は父親であるスヴェン現国王の前で起こる

殿下の家臣として登用され政治的争いを水面下で画策していく中で、スヴェン王が動き、アシェラッドの故郷である土地の侵略が計画されていた。アシェラッドも昔 子供の頃に聞かされた英雄の話、それを信じていつの日か自分と母親を救ってくれる英雄が現れると信じていた。しかし現れなかった。そこで理解した「自分が動かなければ何も変わらない」と。そして王を斬り反逆者となり、後に託して役目を終えた。そう託せる価値があると思った殿下に
しかしトルフィンは未だ敵に追われ、アシェラッドを殺す為だけに生きてきた。そんな中で死ぬアシェラッドは「つまらないことに引っかかってんな」と言い遺す。これは思想も境遇も違う中で10年過ごしてきて流石に情も湧き、少しの後悔と今後の期待を込めて遺す、時代の中で自身の価値観を見つけて貫き、後に託すキャラとしてとても印象深かった
何のために生きて、何の為に殺してきたのか。その行いをどう精算するのか。というところでプロローグは終わる

壮大なプロローグとして作品に定められたテーマを時代や状況から、それと対になる様な描写をして逆説的に描いたり 対比させたりと、その上でキャラ達がどう行動するのかの転換には重要な物語性を持たせて印象付け、もたらされた深みはとても重厚な説得力を持ち、ずっしりと刻み込まれた

2期も現在は見終わっており、その感想を出すために改めて本作第1期のまとめを記した所存ではあるけれど、改めてこの作品というものを見ていく中で、据えられたテーマとそれを重厚なストーリーで楽しめて追える大変貴重な作品だと思った。作者はもちろん、24話を一挙に制作し切ったスタッフ及びスタジオ、これを製作に踏み切って企画を立ててくれた方々、日本アニメとしてこれを作り出してくれたのはとても感謝したい事である

投稿 : 2023/11/13
閲覧 : 222
サンキュー:

12

ネタバレ

覆面反対 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

トルフィンとクヌート

謀略によりアシェラッドに父ドールズを56されたその息子トルフィン…復讐のために敢えて仇の軍団に加わり、大きくなった彼は指折りの強さを身につけていたが、数えきれないほどの敵兵をあやめてしまっていた

一方でデンマーク国王の息子クヌート…彼は途中から神輿としてアシェラッド軍団の保護下に入る。彼をひとり立ちさせるために、その重臣ラグナルを56したアシェラッド

イングランド兵の仕業と報告こそしたが、彼には薄々気づかれていたようで、後に(ラグナルの幻影と言葉を交わした後に)覚醒した彼の前で「実は自分が…」と正直に告白した時、彼は全く驚いておらず「(ラグナルの分まで)存分に働け」と告げるのみだった

手柄を挙げるたびに幾度も決闘をアシェラッドに挑むトルフィン…しかし…ドールズさえいなければ最強と思えるほど、アシェラッドは強すぎた…剣を捨て無手状態でもトルフィンの攻撃を防いで投げ倒す。「熱くなると冷静さを無くす」…トルフィンの弱点をアシェラッドは見抜いていた

デンマーク国王に謁見した際、ウェールズに侵攻すると聞き顔色を変えるアシェラッド…そこは母の出身地であり、彼の故郷でもあった…「大した資源もないので征服するメリットが無い」と進言するも、実は国王は彼の素性を見抜いており、クヌートの暗サツと引き換えに侵攻を止める取引を耳元でされ、さらに母を侮辱するような言葉をぶつけられる

「その言葉万4に値する…我こそがブリタニアの正当なる国王ぞ」とカミングアウトした彼は国王の首を刎ねて近衛兵と戦闘に。しかし…彼はまたしてもその無双ぶりを発揮して、数えきれないほどの兵士が腕を失ったり4体と化したり…

混乱と化す宮廷…しかし…そんな中で1人の男の持つ剣がアシェラッドの胸を貫いた…その男の名はクヌート…彼にとってこれが初めてのサツ人だった

トルフィンの時のようにサシでの決闘で無いとはいえ、あのアシェラッドがこんなにあっさりやられるわけはない…これは私の想像の範囲だが、アシェラッドはワザとやられたのだ…「国王の仇を息子が討った」ことで手柄を挙げさせ、その正当性を保たせるため

当時の彼に剣の腕を感じさせるような描写は見当たらない…おそらくからっきしだったのだろう。トルフィン相手の時のように、素手のアシェラッドでも倒せるくらい…けれど近衛兵相手に百人斬りの勢いとは言え、国王56しの大罪を背負い、自分以外全員敵の状態ではいずれ処刑される…それなら剣を握って突進くらいしかできないであろう王子の刃を避けずに受けて、ウェールズ侵攻を取り止めにしてくれることを願って自らの人生に幕を下ろす…これがアシェラッド…本名
ルキウス・アルトリウス・カストゥスの最期であった

そしてトルフィンが幾度挑んでも果たせなかった父の仇…それをとったのは同じく重臣をアシェラッドに56され、同じく彼を仇とする同い年のクヌート…と考えると少し感慨深い😭

投稿 : 2023/09/24
閲覧 : 85
サンキュー:

1

ネタバレ

anime さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間が今よりもっとワイルドだった頃

11世紀(西暦1000年代)初めの北ヨーロッパを舞台に、アイスランドで生まれの少年トルフィンの数奇な人生を描く壮大な物語。

北欧のいわゆる「ヴァイキング」とイギリス・アイルランド地域で繰り広げられる戦いを軸にした軍記をベースに、主人公トルフィンの父の仇討ちの行方に本筋をおいた大河ドラマっぽいシリアス系です。

原作や作画がしっかりしていて、一流感あふれる作品。

人間が今よりもっとワイルドだった頃の様々な葛藤や社会の理不尽さ、不条理さを生き生きと描き出しているところが素晴らしかったです。

要所要所のドラマ作りも絶妙で、話の緩急もあって見事だったと思います。
終盤のアシェラッドの行動に王子クヌートが即座に対応するシーンなどは圧巻でした。

一方大河っぽい作品だけあって、単純明快な話の決着からくる爽快感みたいなのはなく、よく言えば「考えさせられる」、悪く言えば「何がしたいのかわからん」っていうところもあるかもですね。

物語のテーマに興味が湧くのであれば観てみて損はないんじゃないかと思います。

投稿 : 2023/09/17
閲覧 : 74
サンキュー:

3

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヴィンランドにはまだまだ遠い

死と神の愛が同じという神父の解釈の方がしっくりくる。神の愛は求めず、自ら地上の楽園をつくるというクヌートの豹変にはついていけない。

主人公には同情するが凄惨すぎて、感情移入するのが怖い。6歳から戦場にいるって、私の感受性を超える。(当時はこれで断念した。) 覚悟がいる。

本当の戦士とは何かという第一話から最終話まで続くテーマだが、私にはまだよくわからない。剣は必要ないと父親は教えるが、拳の暴力は相当なものに見える。

最終回には驚いた。アシュラッドの死様に惹かれる。60歳くらいで、格好良く死ぬのは羨ましい。

二期も引き続き見ます。

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 100
サンキュー:

8

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

長いプロローグだな・・・

原作未読(2020.1)。
取敢えず観終わって、「えっ、ヴィンランドはどうした?」って感想(笑)。
仕方ないのでWikを覗いてみるとコミックが22巻まで出てるがそこでようやく主人公はヴィンランドに向かう模様・・・。
この2クールは8巻位まで(2クールで8巻ってかなり遅め・・・26巻2クールで「ピアノの森」やったN○Kのくせに・・・笑)。
勿論フィクションはありますが、我々日本人には馴染みの薄い、10世紀前後の北海沿岸のヨーロッパを舞台に1人の少年を通じた歴史抒情詩といった重厚さを感じる。割と殺伐とした物語の進行の中で現代と違う価値観や無常感をこれでもかと押し寄せてくる。当然視聴側を選ぶ作品だと思う。
個人的にこの2クールは主人公が所属?する傭兵団の団長の物語と考えた方がしっくりくる。
「アンゴルモア元寇合戦記」に抵抗なければ充分視聴できる。


私のツボ:後期EDの空を翔るヴァルキリー

追記:この作品の前後にジャン○系のヒーローモノはお勧めできない(笑)。


2期視聴済(2023.7)
奴隷に身を落とした主人公が買われた農場でそれぞれ立場の違う人々と接し、今までの自分のしてきた事の業の深さに悩み、苦しみ、悶えながら父親や傭兵首領の「本当の戦士になれ」という意味を考え、その答えが「ヴィンランド」にあると結論づけるに至る章。
ヴァイキングが野蛮とかそういう今の価値観とはかけ離れた当時の当たり前の力こそが正義という無慈悲な世界観を写実的に物語を投影していると思う。
儒教的、”礼・孝・忠”等と言った日本現代社会の秩序の根底部分の存在が希薄で民度の低い登場人物の生き様は観てて楽しいものではないが実に面白い。
今後主人公達の前には今までと違う苦難が待ち構えているだろうが、物語を待つ楽しみはある。

私のツボ:ほぼ世界が知りつくされた現代では、ヴィンランドはネットの中に存在するのだろうか・・・

余談:{netabare}Season2の平均評価みてびっくり!
というかクソ暇人が馬鹿な点数いれてるからだった・・・どうやらネットの中もまだまだ地獄のようだ(笑) {/netabare}

投稿 : 2023/07/25
閲覧 : 349
サンキュー:

9

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

生きる意味

アニメーション制作:WIT STUDIO、
監督:籔田修平、シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
脚本:猪原健太、キャラクターデザイン:阿比留隆彦、
音楽:やまだ豊、原作:幸村誠

高校生のときに夢中になって
想像力を膨らませたのが世界史だった。
200万年前に誕生したヒトの元祖ともいえる猿人。
やがて、直接の祖先であるホモサピエンスが誕生し、
文明が生まれると、長い戦いの歴史が始まる。

私がいちばん魅かれたのは、
ゲルマン民族の大移動だった。
世界史における一大起点ともいえる出来事は、
ヨーロッパ中を席巻し、海岸に辿り着いた一派は
ヴァイキングとなって海を渡り、
アイスランドやグリーンランドに居を構え、
やがてはアメリカ大陸にも足を踏み入れた。
それはコロンブスがアメリカ大陸を発見した時代より
500年も前のことだった。
私は壮大なロマンに思いを馳せ、
このリアルな物語に夢中になった。

『グリーンランド人のサガ』と
『赤毛のエイリークのサガ』の2編の物語。
その総称である『ヴィンランド・サガ』については、
あらましだけは知っていた。
それを『プラネテス』の作者・幸村誠が漫画化し、
連載していることは、頭の片隅にはあったが、
色々な事情からまだ手に取ったことがなく、
アニメ化されるのは嬉しかった。

10世紀に実在したとされる
ソルフィン・ソルザリンが主人公トルフィンのモデル。
{netabare}レイフ・エリクソン、のっぽのトルケル、
スヴェン王、クヌート王などの
実在の人物たちが登場する。
そこにアーサー王の子孫という
架空の人物であるアシェラッドなどを加え、
壮大な歴史ロマンを紡いでいく。{/netabare}

物語の核となるのは、トルフィンの父・
トールズが説いた「本当の戦士」という言葉だろう。
「戦士に剣はいらない」というのが、トールズの境地。
それなら、一体戦士とは、どういう者なのか。
トルフィンは、本当の強さや戦士について、
長い旅のなかで考え続けることになる。

掠奪を繰り返すヴァイキングと行動をともにすることで、
多くの人々を殺めるトルフィン。
{netabare}デンマーク・スヴェン王の息子である
クヌートと出会い、国を統べることを通して
大切なことを学んでいくのだろうか。{/netabare}
24話を費やしたが、物語が今後どのように綴られるのかが、
まだ朧げにしか見えてこない。

トールズやアシェラッドは何のために生きたのか。
自らの想いや願いを別の誰かに託すことこそが
人の生きる意味なのだろうか。
(2020年4月12日初投稿)

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 719
サンキュー:

51

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大陸を跨ぐ壮大なアニメです。

1000年代前半のイングランドを舞台にしたヴァイキング中心の話です。
欲望のまま無差別に村を襲い金品や食物、そして女まで略奪するヴァイキング。
そんなヴァイキングに目の前で父親を殺された主人公の少年。少年の人生が大きく動き始める・・・。というアニメですかね。戦、復讐、夢や希望、そして野望と絶望。と過酷な時代を生きる登場人物の感情がしっかり描かれていて、声優さんの演技もとても良いアニメだと思いました。あまりキャラデザが好みでなかったので今まで観ていなかったのですが、キャラの個性もすごくいいし作画も綺麗で迫力もあるので観て良かったと思います。というか結構一気観してしまったw
イングランド、デンマーク、ウェールズ、アイスランド、ノルウェーといった大陸を跨いだ話は壮大であり時に儚くもあり・・・。となかなか考えさせられましたね。2期もあるので楽しみです!

投稿 : 2023/06/16
閲覧 : 126
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5

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アシェラッド戦記

戦記ものバイキング系
復讐にとらわれた少年とオッサンの話

主人公は一応トルフィンだが
観終わって振り返ると完全にアシェラッドが主役
アシェラッド戦記だった

シーズン2の前に再度視聴
2周目も普通に楽しめた

傑作

投稿 : 2023/03/17
閲覧 : 235
サンキュー:

2

nyamu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

重厚なアニメを見たい人に

西暦1000年頃のヴァイキングが暴れ回っていた頃のイングランドが舞台。

コロンブスより先にアメリカ大陸に訪れていたと言われるソルフィンと、北海帝国を築いたクヌート大帝、その他実在の人物たちををモデルとしてキャラとドラマを作り上げた原作者、幸村 誠の手腕は見事と言うしかない。

その素晴らしい原作が期待を裏切らない形でアニメ化されている。WIT STDIOさん、監督さん、スタッフの皆さんありがとう!

とにかく作画がすごい。めちゃめちゃ動くとかエフェクトが桁違いとか言うのではなく、静も動も含めて押さえるところをしっかり押さえているという意味ですごい。
剣も兜も重そうだし電気のない時代の建物の中や夜は暗い。シワや影はちゃんと書き込まれていて顔は憎しみで歪むし殴られれば腫れ上がる。原作準拠と言えばそれまでだがつくづく手書きの良さを感じる作画。
声は幼少期のトルフィンを演じた石上静香さんが特に印象に残ったかな。

ヴァイキングの侵略や戦乱の耐えない時代に、その苛烈さの中で翻弄され目覚めていく主人公たちのプロローグ。
それまで積み上げたものがあるからこその、特に18話以降のドラマは圧巻。

今なら待たなくてもすぐにシーズン2が見られるという幸せ付き。

投稿 : 2023/03/16
閲覧 : 286
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11

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

執着心で育った男の子の話。

カタカナ弱弱の私は名前を覚えるのに苦戦しました。
(結局誰一人として覚えられずに終わったw)

お父さんの仇に上手く利用されながら
その仇を殺すという執着心で11年間育った主人公。
戦争を「戦だー!」と喜んでいた幼い頃とは違い
戦争の真の意味を知りながら強くなっていく。

とても重くて深みのあるお話でした。
11年も決闘をし続けた仇ではあるものの
お父さんを亡くした主人公にとって
その仇は育ての親みたいなものでもあるから、
心のどこかでは殺したいけど死んでほしくない
と思ってたんじゃないのかな(˘•̥ω•̥˘)
↑そういう確信的なシーンがある訳ではないから
私の感じた個人的な予想ではあるけど、、

殺伐とした話なのであまり笑いどころのない作品ですが
そんな中で思わず笑ってしまった部分があります。
{netabare}大量の苦しむ怪我人達がいるところで、
「とどめ欲しいやつはいるか〜?とどめ刺すぞ〜。」
という仇の軽すぎる対応が個人的に好きでしたw(#9話)
不謹慎かもしれないけどアニメだと割り切って
観てるから笑えるシーンなのだと思います。
{/netabare}

最終話のサブタイが
〚END OF THE PROLOGUE〛となっているので
これからが本番かと思うとギョッとします!!
プロローグでこんなにも深みがあるのに、、

どうやら2期があるみたいなので
U-NEXTで配信され次第早く観たいです(っ ॑꒳ ॑c)

投稿 : 2023/02/21
閲覧 : 171
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11

鹿羽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作、アニメともに見て後悔はない傑作

二期が放送されているのでもう一度見直した。
この作品以外にも言えることだが、傑作は見るのに体力がいる作品がほとんどだ。
あにこれでは若干の過小評価を感じるので久しぶりに短めのレビューを。
主な要因は、主人公のトルフィンの好き嫌いだというのは予想が簡単につく。主人公の成長を描く時、人間の弱さなどを等身大で描くと主人公が気に食わないという現象は、作品のファスト化の中で苦戦を強いられやすくなってきている。キングダムと似ている部分もある。
私は漫画(アニメではなく)キングダムを昔、愛読していた。(ホウケン倒すところまで以降はつまらなくて自分の中で勝手にストーリーを終わらせた。)
この作品は、キングダム以降の名作戦記だと思っている。
心の底から熱くなる闘争心と生死観を喚起させる。もっと評価されてもいいと思っている。二期も見ようと思っている。しかし、1話ずつを数ヶ月かけて見るのはしんどいので一気見を個人的には推奨する。

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 647
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8

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

重厚

 ジャンルとしてはヒストリカル・フィクションってなるんだと思います。所々で聞いた事のある地名など出てくるので何となく、これくらいの時代であの辺での出来事を描いているフィクションの作品なんだなーっていうのが1~3話のなかで説明などなくても大体理解できる。雰囲気って大事。
 その辺りをちゃんと理解していなくてもちゃっかり楽しく観ていました。

 楽しく見れたのも構成や脚本が良かったのかなと、コミック版とアニメ版でどうやら違いがあるらしいけれど、24話に上手に纏めたりしなければいけないという制約を考えると、原作ありのアニメってココが一番難しいんじゃないかって思います。つまりどれ位イジッて良いかっていう線引き。
 原作を知らない私には関係ないんでしょうけれど、もし原作と同じように作ったら見なかった可能性もあるわけで、やっぱり最後まで見れたのは原作ものであるこの作品の制約を上手に感じさせなかった上手さがあるのだと思います。

 キャラクターが生きていて、キャラデザが繊細でありながらカッコイイ、動画にしたときに物凄く生きてる感じがする。たまに顔が変わってる気がするけれど、演出なのでその辺は楽しめる。今回の作品においてこの点は重要に思われました。というのも、男ばっかりなんですよねー。戦場のメリークリスマスっていう男しか出ない映画を思い出したりする位男ばっかり。雪の中での戦闘なのに暑苦しいほどだったりする。男を思いっきりイカツク書いてるのに表情の繊細さに驚かされる。その中で異彩なのがやはり殿下の存在は萌えるし燃える。
 主人公は今後の成長に期待って言う感じで、あまり魅力が無かったのが残念ですけれど、尺の関係ですね2期を期待したい。

 SAGA というだけあって物語がきちんとしたドラマになっている。この辺はネタバレになってしまうので、あまり言及しませんが、序盤の見せるスポットと中盤の見せるスポットと、後半の見せるスポットが違うのですが、それぞれに一本しっかりと繋がりがある、そういう意味ではちゃんと主人公が主人公していたと言っていいかもしれません。
 主人公が物語の中心にはいるものの、実際に語られているのは違うキャラクターって言う。うーん、ちょっと主人公に同情しそうw
 この作り方が良かった全体では主人公を追っているけれど、ちゃんと脇役のキャラ作りがしっかりできて、最終的に主人公をドラマティックに演出できているので、どの話数でも飽きたりすることなく楽しく見れたし、手に汗にぎったりする事もあったりグッと来るシーンにもちゃんとグッと来た。
 ここ良いシーンですよーって演出している時に見ている人が冷静になってしまう作品はダメですね、エンドロールで「うわーやられた」って自身がなっているのが良い作品だと思っていますが、そうさせてくれるシーンがいくつかあって全体的にやっぱり良い作品だって思います。

 声優の渋さが最高すぎる。
 ビョルン役の安元さん。アシェラッド役の内田さん。トルケル役の大塚さん。スヴェン王役の菅生さん。トールズとナレーション役の松田さん。
 最高でした。ありがとうございました。

 続編を楽しみにしています。

投稿 : 2023/02/10
閲覧 : 234
サンキュー:

14

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヴァイキングの壮大な物語

プラネテスと同じ原作者ということで、見た作品です。原作未読です。
ヴァイキングの子トルフィンの復讐のお話。

残虐なシーンがちょっときついところもありましたが、最終話まで見て、なかなかの良作だと思いました。

とにかく物語がとても丁寧に語られていて、良質な本を読んだ時のような昂揚感も感じます。

人物の描き方も豊かで、簡単な善悪では判断できない深みがありました。

その筆頭はアシェラットです。

最初はただの残虐な悪党だと思っていましたが、彼の複雑な生い立ち、想いなどが語られ、やさしい面も覗かせます。

トルフィンが主人公ですが、もう一人の主人公はアシェラットだと思いました。

最終話のタイトルが「プロローグの終わり」なので、これからがトルフィンの物語の本番ということでしょうか。

終わり方も半端な感じでしたし、NHKだし、これ絶対2期ありますよね?
というか、絶対やって欲しいです!

4話、6話、14話、18話~24話あたりのお話が印象に残りました。

以下、各話のレビューです。

1-12話
{netabare}1話
トルフィンって金髪の少年が主人公みたい。
雪に埋もれていた奴隷の男を助けるトルフィンの父親のトールズ。
この奴隷の男が話のキーになるのかと思ったら、あっけなく死んじゃうし。。
トールズが優しい男だということを言いたかったのかな?
まだ話がどう転がっていくのかよく分からない感じです。
2話
海の向こうからデンマーク軍の小隊長フローキがやってくる。
トールズにイングランド攻めに加わるように言われ、村人が殺されるのを恐れて戦争に加わることにするトールズ。
戦争の話に湧く村人たち。
トルフィンも戦争に行きたいと気がはやる。
フローキがある男にトールズを殺せと命令してたけど・・
次回、話が動き出す?
3話
フローキに暗殺を依頼された男は凄腕みたい。
アイスランドから出航するトールズ一行。
あんな巨大なオールで漕げるってどんだけバカ力なのよ。
船に密航していたトルフィン。このままイングランドに向かって大丈夫?足手まといになりそう。。
途中で立ち寄ったフェロー諸島で襲撃されるトールズたち。
武器を持った相手を素手で倒していくトールズ。強すぎでしょ(゜o゜)
でもこのまますんなり終わらないような感じが・・・
4話
素手だけで相手のほとんどを倒すトールズ。
敵の首領アシェラットと決闘することになってなんとか勝つんだけど・・
アシュラットを殺せないトールズ。
そのうちにトルフィンが人質に取られてしまって形勢逆転。
トルフィンの命を助けるために自分の命を差し出すトールズ。
あんたが弱いのに前に出てるからこうなったんじゃん!ってトルフィンにムカついてしまった。。
それだけ私がトールズというキャラに魅力を感じてたからなんだろうけど。
これからトルフィンの復讐の物語が始まるのかな・・
5話
アシェラットたちに捕えられたトルフィン。
途中立ち寄った村で略奪と暴行を行うアシェラットたち。
トルフィンはアシェラットに決闘を申し込むけど、簡単に負けて・・
殺されずに放置されるトルフィンは必死に生きて、再びアシェラットに決闘を申し込むけど・・
・・アシェラットはなぜトルフィンを殺さないんだろう・・優しいから?
略奪とかしてるし優しい男とも思えない。
たぶん、子供を殺すこと自体、戦士としての自分のプライドが許さないからなのかなって思った。
トルフィンはこんな環境で生き延びても、歪んだ成長をしそうで心配です。
今後、トルフィンを導いてくれる大人が現れるんだろうか・・現れて欲しいけど。。
6話
結局アシェラットたちと一緒に船に乗ってイングランドの戦地に行くトルフィン。
成り行きでトルフィンも戦い、そして・・人を殺してしまう・・
時は流れ、数々の戦場で戦い続け、多くの敵を殺していくトルフィン。
川に流されて気を失っているところをイングランド人のおばさんに拾われて。
小屋に火をつけ合図をし、仲間を呼ぶトルフィン。でも助けてくれたおばさんは逃げなくて・・
最後、おばさんが持ってたくしが壊れてたのは殺されたって暗示?
今回とても気が重くなる話で、父親の敵討ちのためには他人をたくさん殺してもいいって考え方は嫌だ。
7話
イングランドから撤退して今度はフランスが舞台?
トルフィンの復讐の炎は消えてないけど、アシェラットにいいように使われてる感じが。。
敵の大将のカブト首を取ってきたら戦ってやると言われて本当に大将の首を取るトルフィン。
あらためて決闘を申し込むけど、はぐらかされて・・
8話
拠点にしている村に久々に帰ってきたアシェラットたち。
そして再びトルフィンとアシュラットが決闘するけど、また負けてしまう。。
1人船に残るトルフィンはトールズの幻を見る。
父親の前では子供の頃に戻るトルフィン。
元貴族の奴隷の少女との出会いがトルフィンにどう影響していくんだろう・・
奴隷商人も戦もないはるか西にあるヴィンランド。
トルフィンは昔聞いた話を思い出す。
デンマークとイングランドの戦い。
そして舞台はロンドンへ移る。
9話
デンマークとイングランドの激戦がロンドンで始まる。
イングランド側に寝返ったトルケルとトルフィンが戦うけど、負けてしまう。
トルフィンの勇猛さに感心したトルケルが名前を聞くと、トールズの子トルフィンと名乗る。
トルケルはトールズのことを知ってるみたいだったけど・・
10話
トルケルすごい腕力。砲丸投げとかさせたら金メダル取れるかも(゜o゜)
夢の中のトルフィンは子供なんだね。
トルフィンの心はトールズが殺されてから時間が止まったままなのかな。
アシュラットはトルフィンにイングランドの、ヨーロッパの血塗られた歴史を語る。
一方、トルケルは500人の精鋭で猛攻を始め、デンマークのクヌート王子が捕えられてしまう。
アシュラットはクヌート王子救出を決意する。
11話
クヌート王子を捕えたトルケル。
スヴェン王の本拠へと向かう途中でデンマーク軍との戦闘が始まる。
アシェラットたちは風上から火を放ち、トルフィンを向かわせて王子奪還を試みる。
そしてトルケルに再開し、トルケルはトルフィンに父トールズの話をする。
ただ1人俺より強い戦士だった、と。
火が大きくなり、その場を離れる2人。
トルフィンは王子をアシェラットの元に連れ帰る。
12話
トルケルたち追ってから逃げるアシェラットたち。
ウェールズの助けを借りることに。
トルフィンはクヌート殿下の護衛に付かされる。
クヌート殿下、なんか弱弱しくて女の子みたいなんだけど、これから大化けするのかな?
歴史に名を残す王だし。{/netabare}

13-24話
{netabare}13話
あ、OP変わった♫
ウェールズの中でもデンマークと手を結ぶのを反対してる勢力がいるんだね。
クヌート殿下ヘタレすぎだけど、これからどう成長して大王になるのかな?
アシェラットの出自も明かされたけど、今後の展開に影響があるんだろうか。
無口のクヌートがトルフィンに挑発されてしゃべって驚く周りの人々。
なんとなく、これからクヌートとトルフィンの関係が深くなっていくような気がします。
14話
イングランドの寒村。
貧しくも家族みんな仲良く暮らしていて。
そこに来るアシェラットたち。
そして食料をすべて奪われ、皆殺しにされる。
外に出ていて逃れた、たった一人の少女を除いて・・
彼女は天国に行けないと思ってる。指輪を万引してしまったから。
でも、その時と同じドキドキを殺された家族を見て感じている。
彼女はこの後悪党にならなければいいけど。。
15話
本国ではクヌートが行方不明だということになって。
クヌート、ずいぶんしゃべるようになった!料理もしてるし。
トルフィンは久々にちゃんとした温かい料理を食べたのかな。
アシェラットの居所がトルケルにばれて追撃される。
クヌートにお付のおじさんがアシェラットに殺されて・・
やさしいおじさんだったのに・・なんかやりきれない。
16話
クヌートの元へお付のナグナルの遺体がアシェラットによって運ばれる。
唖然とするクヌート王子。イングランド兵が殺したと報告するアシェラット。
イングランド兵を拷問してなぜ場所がばれたか情報を聞き出そうとする。
暴力と残酷な拷問。。リアルなんだろうけど、見ててつらいです。。
トルケルが追っていることに恐怖を覚え、あわてて逃げるアシェラットたち。
そして仲間に裏切られるアシェラット!
17話
アシェラットが仲間たちに裏切られ囲まれて、トルフィンたちが味方して王子と逃げるけど・・
アシェラットはなぜか逃げないで大勢の裏切り者たちと戦い、傷つく。
アシェラットを救出しに戻るトルフィン。
父の敵としてアシェラットを憎むだけなら、同じように裏切ればいいのに。
それをしないのはトルフィンの戦士としての誇り?それとも・・
間一髪でトルケルが到着し、裏切り者たちを皆殺しにする。
そしてそこに来たトルフィンとトルケルの決闘が始まるけど・・
18-19話
クヌート王子がナグナルの死を経て覚醒する話から、トルケル、アシェラット、そしてトルフィンがクヌート王子の家来となってスヴェン王を倒しにいくことになるまで、なかなかの見応えでした。
次回が楽しみになってきました。
20-21話
アシェラットがどんどん魅力的に思えてきます。
強くて、知恵もあり、そして仲間への思いやりもある。
でも一方、村人たちに対する残虐行為も見ているので、複雑な気持ちです。
そんなアシェラットがトルフィンと再度決闘することになるけど・・
22-23話
トルフィンとアシェラットの対決はあっけなくアシェラットが勝利。
アシェラットは父を殺した自分の過去をトルフィンたちに聞かせる。
アシェラットはトルフィンに何を伝えたかったんだろう。
負けて意気消沈するトルフィン。ふらふらとうろつき回り、牢に入れられる。
そこに来たレイフから、一緒にヴィンランドへ行こうと言われ、心が揺れ動く。
一方、ウェールズを攻めるとのスヴェン王の言葉に激しく動揺するアシェラット。
24話
ウェールズかクヌートのどちらかを選べとスヴェン王から迫られたアシェラットはスヴェン王を殺害。
それを見たクヌートはアシェラットの真意を知り、アシェラットを自ら成敗する。
一度はレイフの呼びかけに応え、船に乗るトルフィン。でも・・
死に際のアシェラットに「本当の戦士になれ」と言われるトルフィン。
激昂したトルフィンは、クヌートに危害を加えようとし、捕えられる。
トルフィンにとってアシェラットとは復讐の相手だったけど、いつの間にか大事な人になってたのかな。
最後の二人の会話のところでちょっとうるっときちゃいました。。
ラストの終わり方、どう考えても2期あるよねこれ。タイトルも「プロローグの終わり」だし。
これからがトルフィンの本当の物語が始まるのでしょうか。{/netabare}

投稿 : 2023/01/22
閲覧 : 753
サンキュー:

27

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

男達の生き様、死に様に釘付けなんです。

原作は読んでません。

ヴァイキングについては大男の海賊たち?ってくらいの認識で、
子供の頃微かな記憶ですがビッケってアニメ観たことあったなって
思い出します。

この作品で登場するヴァイキングは、勇壮な男達ってよりも
暴力、略奪当たり前で、襲った村は最後焼き払い女、子供もまったく容赦なく殺しまくりです。
そして実際それが事実だったのでしょう。

きっと実写だったらきつすぎるかもですが、そのリアルで時に
胸が苦しくなるような容赦のない描写は怖いもの見たさの感覚もあるのか!?どんどん目が離せなくなってました。

真実を知らない、無知ということはある意味恐れ知らずです。
戦での手柄を夢見ていきり立つ若者達。
トールズが殺された時、トルフィンもただのそんな若者の一人でした。
そして本当の意味で視聴してる自分もその過酷な状況を本当の意味で
知らないのです。

ちょっと目を覆いたくなるような描写も、それを恐ろしい、嫌悪感を
持つってことが一人の人間として意味があるように思えます。

まあそんな気難しい事を考えるまでもなくこの作品の何処か
惹きつけられる癖の強い男達の生き様、物語が面白いんですけどね。

序盤から置かれた状況が過酷すぎるトルフィン。
復讐を果たすため何とか生をつないで仇であるアシェラッド達と共に
旅をしていきます。
その血筋もあるのか、とてつもなく強くなるものの彼らに都合のいいように利用され、危険な役回りをこなしていく姿は哀れさもありました。

後半は、小者から大者まで、その死に際を丁寧に
描き切った見応えのある展開にどんどんハマっていきました。

女の様なロングヘア―のひ弱な王子クヌート。
彼がラグナルの死後、突如人が変わったような成長を遂げる姿には驚きました。

(ちょっと前にトルフィンにからかわれてたのが、嘘のような王の風格。その察しの良い判断力で一気に魅力的なキャラに。
 対するトルフィンがアシェラッドへの復讐だけしか生きる意味を持ってなくて終盤はやや残念キャラになってしまってました。)

とんでもない強さで戦士として戦う事のみを生きがいにするトルケン。
アシェラッドの右腕で一番常識人だったかもって思うビョルン。

癖の強い男達ばかりの登場人物ですが、最も印象的、ある意味好きにさえなってたキャラは断然アシェラッドです。

常に冷静で頭も切れるし何より強い!
デーン人を心の底から嫌ってた彼が最古参で自らを尊敬し慕ってた
唯一の男ビョルンにとどめを刺す。
死ぬ寸前で友と打ち明ける、そんな不器用さが寂しいです。

スヴェン王のウェールズ攻めの命令により、急遽追い詰められた
アシェラッドの最後の立ち振る舞い。
故郷を守るために、そしてその王殺しを無駄にしないよう、クヌートに
道筋をつける。自分の死すら利用させるような狂気を演じきる姿は
流石でした。

そして死の間際トルフィンに
どう生きるつもりかを問いただし、先に進む道を示し
「本当の戦士になれ・・・・・」
なんか、それまでに散々彼の残酷で冷徹な一面を
観てきたのに彼の死に様にちょっと感動してしまいました。

音楽はOP、EDともに前半の曲が好みでした。

OP「MUKANJYO」/Survive Said The Prophet
知らないアーティストさんだったけど毎回飛ばさず聴いてました。
終盤の魂の叫びのような絶叫が耳に残る
この作品にあった楽曲だったと思います。

EDは「Torches」/Aimer
エメさんの声が
北の大地の中での壮大なドラマが蘇る、余韻が残る素敵な楽曲でした。

自ら戴冠し王位を引き継ぐと宣言したクヌート。
思わぬかたちである意味生きる意味だったアシェラッドを失って
仇討ちが決着してしまったトルフィン。

形見の短剣に映し出されるこれまでのフラッシュバックの演出。
なんか胸が熱くなりますね。

最終話24話のタイトル「END OF THE PROLOGUE」
これからが真の物語の始まりってことにちょっと興奮しちゃいます。

もちろん2期も視聴予定だしトルフィンの今後が早くも気になります。

投稿 : 2023/01/20
閲覧 : 152
サンキュー:

16

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本当の戦士には 剣などいらぬ

 全24話。原作未読。

 ヴァイキングを舞台にしたアニメですね。日本の物語であんまりこういうのを見ないのでとても新鮮でした。とても楽しめました。

 序盤はやや退屈かな。作画は圧倒的に気合が入っていて、自然の描写やバトルシーンなどは最高でした。ただ中盤ぐらいから物語が面白くなります。具体的にはクヌートが喋りだしてから。それからクヌートが覚醒してさらに面白くなりましたね。

 舞台は、きれいごとや倫理観が通じない、残酷な世界です。善良なキリスト教民が無慈悲に搾取され殺害されるなど、見てて辛い描写は多いです。最初はそういった暴力が支配する世界を描くのかな~って思ったけど、見進めていくと意外とそうでもないんですね。作中ではむしろ暴力による悲惨さを描いており、それをなくしていきたいと願ったのがトールズだったりアシェラッド、そしてクヌートだったりするわけです。

 MVPはやはりアシェラッドでしょう。目的のためには手段を選ばない残忍さはあるけど、その実誰よりも先を見据えており、トルフィンやクヌートを厳しくも影ながら見守っていたりと、実質主人公のような存在です。

 最後、トルフィンは生きる目的であるアシェラッドを失いました。トルフィンは1期の時点では精神的に何も成長していないキャラなのですが、この大きなターニングポイントを経てどのように変わっていくのか?見所ですね。

 2023年1月に2期放送なので、漫画買おうかな、2期を待とうかな・・・と悩むところであります。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/01/10
閲覧 : 396
サンキュー:

24

なんとか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんか、感動しました

面白かった。なんか感動しました。
異世界もの、バトルもの、ラブコメとかだけじゃなくて時々こんな作品もつくってほしい。そういえば、最近「平家物語」とかあったけど、私的にあれは「スカ」だったなあ・・。

けっこうな数のアニメをみているけど、美少女、メカ、バトル、で少しゲップが出ている。なのでこういう感じの作品は激アマジュースを飲み続けたあとで真水を飲んだような感じでなんか凄く新鮮な感じ。話の内容もシンプルだけど悪くない。

投稿 : 2022/09/24
閲覧 : 300
サンキュー:

4

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オレの主はオレがついていきたくなるような男であるべきだ

最強戦鬼の父ドールズの敵討ち、幻の大陸を目指す戦士たちのお話

悪役がかっこよすぎてかっこいい笑

アシェラッドの発言の全てがラストに繋がった期がしてひざまつきたい

守りたいもの、得たもの、愛。登場人物の物語に深みがあって、感情も行動もリアルに感じれた

回収されてないシーン多め

2023年2期があるみたいなので、期待大🙆‍♀️

後半になるにつれ面白味が増す作品

投稿 : 2022/07/29
閲覧 : 210
サンキュー:

6

og3jar さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

重かった・・・

1話で切りました。

作品はすばらしい。非の打ち所がないです。でも精神的にしんどかったのでやめました。もう少し僕が元気なら観れたかも・・・

投稿 : 2022/07/15
閲覧 : 356
サンキュー:

3

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人生の地図を描くこと

原作幸村誠、WIT STUDIO制作。

風は雄弁に語り、鳥と戯れ、
ロングシップは新天地を求め航海を続ける、
彼の地の名はヴィンランド。

10世紀を前後して、
西欧諸国を恐怖に陥れたヴァイキングですが、
スカンジナビア半島の単なる略奪者ではなく、
新天地や交易を求める商人であったと、
最新の文献では伝えているみたいだ。
永久凍土の大地では農耕に適さない、
家畜の生産性もきっと上がらない、
生きるための必然的選択であったのでしょう。

Aimer、miletの楽曲が静かに心に響く。
壮大な歴史活劇に思いを寄せますね。

17話視聴追記。
{netabare}善悪を超えた場所に戦士としての矜持がある。
まずもって描くべきはその執念であろう。{/netabare}
まとめて観ると物語の見通しが良くなり、
感じることも増えて来ました。

最終話視聴追記。
怒涛の後半戦、お見事。
歴史大河は単話ごとでは評価できない。
{netabare}主人公の復讐劇としては説得力がないが、
アシェラッドの復讐劇、クヌートの変貌が、
序盤の目玉とすれば評価は上がりますね。{/netabare}

命を賭すまで人を動かすものとは、
そして私にはそれがあるのだろうか。

投稿 : 2022/07/12
閲覧 : 1154
サンキュー:

70

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私的アニメ感想簿67

今より約千年ほど前、欧州の北海沿岸部を舞台にしたアニメです。
主人公はトルフィンなんですが、この第1部(?)はむしろそのトルフィンの父トールズを殺したアシェラッドの物語と言ってもいいかもしれませんね。

とにかく我々にとってあまりなじみのないこの時代を描いた、まさに2019年の真の大河ドラマ(えっ?いだてんだって・・・何のことかな、フフフフフ)といっても過言はない内容でした。
人によっては地味かと思うような展開でしたけど、それが作品に深みをもたらしたともいえます。

おまけ
トルケル軍に追われるアシェラッド兵団
トルグリム
「どうすんだよアシェラッド。このままじゃあ追いつかれちまう」
アシェラッド
「そうだその手でいこう!」
こうして、アシェラッドの考えた手で毎回ピンチを潜り抜ける・・・って、それバイキングはバイキングでもビッケじゃねえか(汗)

おまけ2
最終回、スヴェン王を殺したアシェラッド
「何を突っ立っておる!で、出会え~っ」
トルケル
「ええ~い、控えぃ控えおろう! この紋所が目に入らぬか」
「(あ、あの紋所は)こちらにおわすのは、真のイングランド王ルキウス・アルトリウス・カストゥスであるぞ」
「(へへ~っ)」

いや、ここは
「ひと~つ、人の世生き血をすすり」
の方が(おいっ)

それはともかく、2期も同じレベルでの放送を期待してます。

投稿 : 2022/07/05
閲覧 : 170
サンキュー:

8

ネタバレ

YKK さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本当の戦士、愛、PROLOGUE

原作未読、24話まで視聴済み。
最後まで観た上で原作を読んでみたいと思った数少ないアニメ。

史実が元になってる作品や北欧あたりが舞台の作品、大河ドラマのような作品が好きな人におすすめ。

{netabare}作画や音楽、序盤から出てくる「本当の戦士」の話や2クール目にある「愛」の話、24話「END OF THE PROLOGUE」が特に印象的でした。{/netabare}

投稿 : 2022/06/10
閲覧 : 162
サンキュー:

3

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ワイルドハント

ユダヤ教やキリスト教が西洋を支配するまで、主に北欧の民族は「ケルト神話」や「ギリシャ神話」、そして「北欧神話」を信じ、万物に神が宿るとされいていた。

それぞれは主に文明のシンボルであり、アメコミなどにおける英雄像に他ならないが、豊穣の神、農耕の神、性愛の神、闘争の神など。。人間の様々な感情を擬人化したものである。

アメリカで流行っているアメコミ映画や、「ゲームオブスローンズ」「ウィッチャー」「ウォーキングデッド」などによるヒロイックでシンボリックなキャラクターたちが「シビルウォー」という内乱をしているのも、西洋が元々は奴隷制と強奪などによる血塗られた歴史を積み重ねてきたことを再現するものであり、

特にアメリカにおける黒人やアジア人は奴隷として働かされる理由で連れてこられた訳だし、そもそもはネイティブアメリカンや南米の先住民族の人々をイギリスやフランスやスペイン人が殺して今に至ったのである。

投稿 : 2022/03/15
閲覧 : 772
サンキュー:

15

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ゴールデンカムイ」からギャグとグルメ要素をぬいた感じのおはなし。。

公式のINTRODUCTION
{netabare}
千年期の終わり頃、 あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした 最強の民族、ヴァイキング。 最強と謳われた戦士の息子トルフィンは、 幼くして戦場を生き場所とし、 幻の大陸"ヴィンランド"を目指す―― 激動の時代で巻き起こる、 本当の戦士の物語(サガ)。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:幸村誠「ヴィンランド・サガ」(講談社「アフタヌーン」連載)
監督:籔田修平
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
脚本:猪原健太
キャラクターデザイン:阿比留隆彦
美術:Bamboo
特殊効果:MADBOX
色彩設計:橋本賢
美術監督:竹田悠介
美術ボード:平林いずみ、大貫賢太郎
撮影監督:川下裕樹
撮影:MADBOX
編集:木村佳史子
3DCG監督:竹鼻まゆ
3D CGI:Chiptune
デジタルワーク:荒木宏文
音響監督:はたしょう二
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
音楽:やまだ豊
制作:WIT STUDIO
製作:ヴィンランド・サガ製作委員会
{/netabare}
キャスト{netabare}
トルフィン(幼少期):石上静香
トルフィン(少年期):上村祐翔
トールズ:松田健一郎
アシェラッド:内田直哉
クヌート:小野賢章
トルケル:大塚明夫
ビョルン:安元洋貴
フローキ:斧アツシ
レイフ:上田燿司
ヘルガ:高梁碧
ユルヴァ:生天目仁美
ラグナル:浦山迅
ヴィリヴァルド:日野聡
アスゲート:竹内良太
スヴェン王:菅生隆之
トルグリム:後藤ヒロキ
アトリ:高橋伸也
耳:古川慎
アーレ:市来光弘
ハーフダン:下山吉光
{/netabare}


1話ずつの感想


第1話 ここではないどこか
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
辺境の地アイスランドで暮らすトルフィンは、冒険に憧れ、広い世界に興味を持つ元気な少年。
レイフから聞かされる理想郷「ヴィンランド」に夢を馳せながら、かつて強力な戦士だった父・トールズと共に静かで平穏な毎日を送っていた。
ある日、逃亡してきた奴隷をトールズが助けたことから戦士達の物語の歯車が回り始める。
今ここに、男達の壮大なる物語(サガ)が始まる……
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
はじめ、船の上でのバトルからはじまって、血がいっぱい飛びちってたから
またバトル系かな?って思った

でも、そこで戦士だったトールズが
家族で平和に暮らしてるシーンになったあと
ある日、逃げてきた奴隷を助けて。。ってゆうおはなしになって
追いかけてきた、奴隷の持ち主から、トールズが奴隷を買ったの

それで、その奴隷だった人はすぐに死んで
娘が「高い買い物だった」みたいに泣いてたけど
トルフィンは、自分たちの祖先が逃げてきた
ってゆうのが気になってたみたい。。

「じゃあ、ここからも逃げたい人はどこに行くの?」
って、トールズに聞いてたけど
そのころ、大きな船が攻めて来そうなシーンがあって終わってた。。



バトルもあるけど、戦争反対、奴隷反対
みたいなおはなしだったのかな?って。。

反対、ってゆうか
人を殺したり、売ったり買ったりするような世界から逃げて
ヴィンランド、ってゆうユートピアを目指すおはなしなのかな?って。。

レイフおじさんがおみやげに持ってた羽のカンムリって
インディアンのみたいだったから、ヴィンランドって、アメリカなのかも?


今、地図で見たら
ノルウェーからアイスランドより、アイスランドからグリーンランドのほうが近いし
グリーンランドからカナダは、ノルウェーからアイスランドとおんなじくらいだから
アイスランドに住んでた人たちが、アメリカ大陸を見つけててもフシギじゃないって思う。。


これからどんなおはなしになるか分からないけど
にゃんは戦うより逃げる方が好きだから
あんまりバトルバトルしたおはなしにならないといいけど☆彡


あと、トールズの娘って
自分が奴隷だったら?とかって考えないんだろうな?

それって、ふつうの人が、自分が牛とかブタだったら?
って考えないのとおんなじなのかも?

トールズはバトルで平気で人を殺してたけど
相手も人間なんだ、って思う気もちを無視して戦ってたのかな?

なんだかトールズが「ゴールデンカムイ」の杉元さんに似てたかも?
{/netabare}
{/netabare}
第2話 剣
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
1002年。
イングランド軍のヴァイキング襲撃を機に、両国の戦争は激化の一途を辿っていた。
ある日、トルフィンの村にヨーム戦士団の軍船が現れる。
それはトールズがかつて大隊長を務めていた軍団であり、これからの戦のために彼を呼び戻しに来た。
{/netabare}
感想
{netabare}
大きな船はトールズを呼びもどしに来たフローキの軍艦で
トールズが来なかったら村を攻撃するっておどかしてきて
トールズは軍艦1艘と村の仲間を連れて戦争にもどる約束したみたい。。

でも、フローキがトールズを呼びもどしに来たのは、実は殺すためで
チンピラみたいな海賊に、トールズの船をおそって
トールズを殺すように命令したところでオシマイ。。



トールズって戦うより、逃げる方がいいって思うタイプで
いつもにゃんが思ってることとおんなじだから応援したくなる。。

にゃんは、人を殺したことはないけど
殺されるんじゃないか、ってこわかったことは何度もあったし
誰かを殺すくらいだったら、逃げた方がいいって思うけど
トールズの村のみんなって、戦争が好きだよね。。

どうしてみんな、戦うのが好きなのかな?

誰だって負けるのはイヤだと思うけど
自分が勝つためにはたくさんの人を負けさせないといけないんだから
負けるのはイヤなことだ、って知ってる人ほど
戦いたくなくなるんじゃないのかな?

別に、戦うのが好きだったら、好きな人どうしで戦えばいいんだけど
イヤな人まで、巻きこまないでほしいな☆彡


トールズはトルフィンに、敵はいない、って言ってたけど
にゃんはそうやって
イヤな人まで戦いに巻きこもうってする敵って、いると思う。。

でも、逃げてかくれたら、どこかに行っちゃうし
戦ってたら、いつまでたっても、新しい敵があらわれそう。。


人間って、生まれてきたんだから、かってに死ぬのはちがうって思うけど
生きるために、ほかの人を殺すってゆうのも、ちがう気がする。。

人を殺してもいいってゆうことは
自分を殺してもいいってゆうのと、ホントはおんなじなんじゃないかな?

だったら、人を百人千人殺すのってムズカシイけど
自分が1人死ぬだけで、世界中の人が消えるんだったら
そっちの方がずっといいんじゃないのかな?って。。
{/netabare}
{/netabare}
3話 戦鬼
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アシェラッドは、ヨーム戦士団のフローキから、かつてヨームのトロル(戦鬼)とよばれたトールズを「殺せ」と名も知らぬたった1人の戦士の処刑を命じられる。
そんな事も露知らず、初めての戦に心を踊らせる村人たち。
トルフィンもまた同じであった。イングランドを目指し、厳しい航海の旅が始まる。
{/netabare}
感想
{netabare}
とうとう旅に出て、補給地のフェロー諸島の入り江を入ったら
アシェラッドたちが待ち伏せしてて、入り江をふさいでおそってきたの

トールズは剣を抜こうってするみんなを止めて
自分1人で敵の船に飛び移ったの

それで、剣でおそってくる相手を
素手でなぐりたおし始めたところでオシマイ。。



トローズは5人の仲間と船に乗ってレイフは付きそいみたいな感じだったけど
ほんとはとちゅうで仲間をレイフにあずけて
ノルウェーでやとった戦士たちをつれてイングランドに行く予定だったみたい。。

トローズってやさしい人だし
そのトローズ気もちが分かってるレイフもいい人だよね^^

トルフィンもついてきちゃってたけど、どうなるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
4話 本当の戦士
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アシェラッド兵団の罠にかかり、絶望的な危機に陥ったトールズ達だが、トールズの圧倒的な強さの前に為す術なく兵団員達は倒れてゆく。
しかし、平和な村で生きてきた村人達と幼い息子・トルフィンが背後にいる以上、全員助かる事が困難であると、トールズはわかっていた。そこでトールズはある決断をする。
{/netabare}
感想
{netabare}
トールズは、自分の命と引きかえに、みんなを解放してもらったんだけど
トルフィンは持ってかれた船の底にかくれて復しゅうのチャンスをねらってる
ってゆうおはなしでトールズはかっこよかったけど
1人で剣も使わないでプロの海賊を何十人もたおすって、ちょっと強すぎ。。

男子向けのおはなしって、こうゆう強いヒーローが多いよね?

男の人の「そこにシビれる!あこがれるゥ!」ってゆう気もちは分かるけど
なろう系チートヒーローみたく、おはなしっていくらでも強い人を出せるから
スーパーサイヤ人とかアッカーマン一族だった、ってゆう
理由もなしで強すぎると、おはなしが安っぽくなっちゃうみたい。。


それからトルフィンは、まだ小さいから分からないのかもだけど
みんなとトルフィンがいなかったら、お父さんは勝てたんだから
お父さんを殺したのは自分だって、気がついて
戦おうって、思うのはやめてほしい☆彡

人を殺したいくらい誰かをにくむのは、リアルの事件だけでもういいから
お父さんの力より、やさしさをマネしてほしい☆彡
{/netabare}
{/netabare}
5話 戦鬼(トロル)の子
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アシェラッド兵団に父トールズを殺されたトルフィンは絶望の中、復讐の為アシェラッドらに奪われた父の船に隠れ、仇討の機会を伺う。しかしその生活は過酷で、飲み物も食べ物も与えられずどんどん衰弱していく。そんな中、とある村で剣を手にアシェラッドの寝込みを襲おうとするが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
復しゅうをあきらめないトルフィンのおはなしで
見てて苦しくなってきた。。

だって、人をうらんだりすると苦しいだけだし
もし、復しゅうできたとしても、幸せには、なれないって思うから。。


それより、トルフィンを殺さないアシェラッドって
ホントはやさしい人なのかな?って。。

にゃんは庭に、野菜くずをまいてネギの根っことか植えてるけど
かぼちゃとか生えてくると、わざわざ肥料とかはあげないけど
ワザワザ抜いたりとかはしない。。

雑草とかはしょうがないけど
ふつうは生えない草とかが、がんばって生きようってしてるの見たら
ワザワザ抜いたりするのはかわいそうだな、って思うから

アシェラッドには、ふつうの村人はそこに生えてる雑草に見えるけど
トルフィンは、いつの間にか生えてきた、かぼちゃなのかも?


あと、トールズが死んだことを知ったお姉さんトルフィンのお姉さんは
がんばって、考えないようにしてたんだね。。

手を止めたらなみだが出てきたところで、にゃんも泣いちゃった。。


トルフィンは、ごほうびに戦ってもらうために
アシェラッドの仲間になって、手柄をたてることになったけど
どんどん悪いほうに行っちゃうみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第6話 旅の始まり
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アシェラッド兵団の一員として、初めて戦場に立つトルフィン。イングランド征服を目的とした戦争の悲惨な現実を目の前に逃げ出そうとするも、父の仇アシェラッドを決闘により倒すため自ら戦火へ身を投じる。その後、目覚ましい戦闘力を身に着けていくトルフィンだったが、ある夜、イングランド兵との戦闘で傷を負い、海辺の村で暮らすイングランド人の母娘に命を救われる。
{/netabare}
感想
{netabare}
トルフィンが、戦争に巻きこまれて、はじめて人を殺してから
スパイに行った村で兵隊をころして、自分もケガをしてたおれたところを
イングランド人のおばさんに助けられて
おばさんはトルフィンが敵だって知ってて、かばってくれたけど
トルフィンは仲間に合図を送って村に攻めこませた、ってゆうおはなし。。



はじめて人を殺したところは、おそわれたからしょうがないって思うけど
自分から殺しに行ったところは、かばってあげれない。。

おばさんに助けてもらったところでちょっとウルウルしはじめて
おばさんをうらぎったあたりから、悲しくってなみだが止まらなかった。。


にゃんは思うけど、トルフィンが悪いほうに引きずられてくのって
たぶん、トールズの呪いの血のせいなんじゃないかな?って

トールズはいい人になったけど、それまでいっぱい悪いことしてきたんだから
反省しただけじゃダメで、何百年も牢屋に入るくらいしないと
罪は消えないっておもう。。

それって、罰とかじゃなくって
今まで殺されたたくさんの人と、その家族のうらみが消えなくって
そのうらみが、トールズを殺して
トルフィンまで地獄に引っぱっててる気がする。。


ふつうの人は0からはじまって、いいことをして、+を積み上げてくけど
悪いことすると借金みたいに-がふえてくから
トールズみたく、何百人も人を殺したら、すごい借金になってるハズ

トールズ1人が死んだくらいじゃ、返せないくらいのうらみが
ドロドロしてそう。。

そんなうらみを晴らすには、うらんでる人たちが
「分かった!もう許す」って、ゆうまで
死ぬくらいの思いして、借金を返して行かなくっちゃダメなんだと思う


べつにトルフィンが悪いことしたわけじゃないから
ふつうにいいことしてればよかったのに
昔のお父さんみたいな強い海賊になりたい☆彡って思ったから
昔のお父さんの借金まで、引き受けちゃったんだと思う。。

トルフィンは、これからきっと、何度も死ぬような目に合うんじゃないかな?

はやく、そのことに気がついて、いい人になってほしい☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第7話 北人
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
イングランド軍との戦争から一時撤退したアシェラッド兵団。
期待していた稼ぎ場を失った彼らは、ある日、フランク族同士の小競り合いを発見する。
アシェラッドは土豪の本拠地であるこの場所で宝を奪おうと画策し、トルフィンを軍使として向かわせ参戦することに。
トルフィンは16歳になっていた。その目は冷たく、立派なヴァイキングの一員となっていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
フランク族どうしの争いにアシェラッドは攻める方に協力することにして
大将の首と引きかえに決闘してやるって、トルフィンを交渉役に送り出したの

アシェラッドたちは、湖のほうから士豪の領土をおそうために
滝をのぼる代わりに船をかついであがって
攻める軍が砦を落として入場してくる前に
金目の物をぜんぶぬすんで逃げたの

トルフィンは交渉相手からおどかされてもビビらないで
1番乗りで大将の首を取ってみんなに合流して
決闘してもらえることになったんだけど
とりあえず逃げるのが先、って言われて決闘はまた今度になったの。。



ほとんどバトルだったけど、はじめからさいごまでよく動いてて
船で滝を下るところとか、ちょっとドキドキしちゃった。。


トルフィンの動きは、何だか「進撃の巨人」を見てるみたい。。
何人殺したんだろう?
顔色も変えないで大将に向かって行く、殺人ロボットみたいだった。。

トルフィンはほんとに決闘するのかな?

勝って、そのままヴァイキングのボスになったりしないよね?
{/netabare}
{/netabare}
第8話 海の果ての果て
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フランク族から奪った財宝を手に、冬越しのためデンマーク・ユトランド半島にあるゴルムの村へ帰港したアシェラッド兵団。
フランク族の小競り合いの時、隊長首をとった褒美として、トルフィンはアシェラッドに決闘を挑む。
数々の戦場経験を積んだトルフィンは兵団を唸らせるほどまで成長していたが、それでもアシェラッドとの差は歴然だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
アシェラッドとの決闘だったけど
トルフィンのくやしい思いが伝わってきて、泣きそうになっちゃった。。

アシェラッドといい勝負みたいに見えたけど
アシェラッドはトールズのことを忘れたフリしてトルフィンをおこらせて
勝負に勝ったけど、トルフィンは戦死だから
寝てる間におそって殺すとかできないみたい。。


夜、1人で見張りをしてるところに
トールズの霊があらわれたところは、なみだが出ちゃった。。

ほんとの戦士は剣なんか使わない、って言ってたけど
にゃんも分からなかった。。戦士だったら剣は使うと思う。。

敵はいない、ってゆうのがホントだったら、戦士なんかいらないから。。

にゃんは戦死じゃないから剣は使わないで逃げちゃう。。
それで逃げれなくなったら、死ぬと思う。。


さいごはトルフィンが、奴隷の女の子と知り合ったけど
その子は自由のために戦う、なんて、ぜんぜん考えてないけど
ほんとはウラミの奴隷になってるトルフィンより、自由なんじゃないのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第9話 ロンドン橋の死闘
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
西暦1013年10月、スヴェン大王は、デンマーク・ヴァイキング主力艦隊を率いてイングランド領地・ロンドン橋陥落を目論む。デンマーク軍に雇われたアシェラッド兵団もその中にあった。圧倒的戦力を誇る「のっぽのトルケル」がイングランド側に寝返ったことにより、ロンドン橋は難攻不落の要塞と化し、戦況は停滞を余儀なくされていた。トルケルの首をとってくれば決闘をしてやるとアシェラッドに言いくるめられ、トルフィンは単身敵軍に乗り込む。
{/netabare}
感想
{netabare}
トルケル対トルフィンのおはなし。。


このおはなしだと、いつもだけど、バトルがよく動いてて、背景もきれい

いつもこんな作画をしてたらトルフィンの前に
スタッフの人が死んじゃったりしないか心配になっちゃうくらい。。


それから、トルケルのキャラがよかった☆

戦争に勝つ、とかじゃなくって、バトルをスポーツみたく楽しんでて
アシェラッドみたくひきょうなことはしないしさわやかで
中の人がいっしょの「Fate/Zero」のライダーに似てたかも。。

調べたら、トルフィンのおじいさん(お母さんのお父さん)の兄弟みたい



さいごにボロボロになったトルフィンが
楽しそうに話しながら次の戦場に向かうアシェラッドの軍に合流して
歩きながら、トルケルのことを思い出して

「イカレ野郎どもが。。いくさの何が、そんなにおもしれーんだ?」
って言ってたけど、子どものころは自分もいくさを楽しみにしてたよね?

トルフィンも、戦争はイヤなモノだ、って思いはじめてきたのかも?
{/netabare}
{/netabare}
10話 ラグナロク
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
西暦1013年10月、スヴェン大王は、デンマーク軍本隊から離れたアシェラッド兵団はロンドンより西へ100km以上離れた農村を襲撃し享楽を貪っていた。略奪した食料で飲み食いし騒ぐ兵団たちを尻目に、村が見下ろせる丘へ登るトルフィン。殺された父を思い復讐の念に拳を握りしめていると、そこには暗闇に座り込むアシェラッドの姿が。かつて「ブリタニア」が存在したこと、世界が老いてゆくこと。アシェラッドはトルフィンに最終戦争(ラグナロク)について聞かせるのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
トルケルがデンマークのクヌート王子をつかまえたから
アシェラッドがトルケルの軍をおそって、クヌートを横取りして
イングランドかデンマークのどっちかに渡して
報奨金をもらおう、って決めるおはなしだったみたい。。


アシェラッドはトルケル軍と戦って、勝てるかどうかわからないけど
どっちにしても、もうすぐ最終戦争がはじまるから
やるだけやってみよう、ってゆう感じなのかな?

ときどき自殺するのに、ほかの人を巻きぞえに殺したりする人がいるけど
何となく、そうゆう感じに近いのかも?



どこまでが本当にあったことで、どこからフィクションかも分からないけど
これってもしかして、ヨーロッパの戦国時代のアニメ化なのかな?


トールズがトルフィンの夢にあらわれて
「復しゅうなんてやめて、家に帰ってお母さんたちを守ってくれ」
みたいなこと言ってたけど、相手を殺さないで、守ることってできるのかな?

それとも、ヴィンランドを見つけて、家族をそこにつれて行け
ってゆうことなのかな?

それだったらいいんだけど
ずっと、殺し合いの好きな人たちが殺しあったり
殺し合いなんかしたくない人たちを殺したりしてるところを見せるだけで
ただの絵がきれいな、バトルロイヤル系のおはなしになってきてるみたい
{/netabare}
{/netabare}
11話 賭け
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
クヌートを人質として連れ去り、デンマーク軍本隊を追うトルケル軍。たった500の兵でデンマーク軍1万6千の兵を敵に回そうとする行為が理解できないラグナルに、トルケルは戦って死んだ者だけが行けるというノルマン戦士の誉れ「ヴァルハラ」について語るのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
トルケルが王子をさらったのって
戦士としてヴァルハラに行きたいだけだったみたい。。

王子を返して戦いが始まったんだけど、そこにアシェラッドたちが火をつけて
戦場がゴタゴタしてるところにトルフィンが行って
王子をつれて帰ってきて、アシェラッドたちが王子の顔を見せてもらったら
まるで王女みたいだった。。ってゆうおはなし。。

とちゅうで、トルフィンを見かけたトルケルには
トルフィンがあのトールズの子だって分かったみたい。。



今週もやっぱりバトルで
手とか首とかが飛ぶバトルシーンはグロいけど
この人たちの神さまって、戦って死ぬことがいいことだ
って教えてるんだから、それで死んでもうれしいみたい。。

アシェラッドたちって、家族とかいないのかな?
自分が死んだら、家族は、ヴァルハラに行った♪ってよろこぶのかな?

それだったらいいんだけど
悲しむんだったら戦争なんかしない方がいいって思う☆彡


早くヴィンランドに行くおはなしにならないかな☆彡
{/netabare}
{/netabare}
12話 対岸の国
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
追ってくるトルケル軍から逃げ、進軍するアシェラッド兵団だったが、セヴァーン川にて一時足を止めていた。川の渡し舟の老人に手紙を託したアシェラッドは、大至急向こう岸へと運ぶよう伝える。老人は手紙の届け先を聞き、直ちに船を漕いでいく…。
{/netabare}
感想
{netabare}
アシェラッド兵団がトルケル軍から逃げて
イングランドからウェールズに渡ってモルガンクーグ王国に助けてもらって
ブリケイニオグ王国を通ってデンマークに行く予定で
ブリケイニオグ王国の国境に着いたんだけどうらぎられたみたいで
待ち伏せされた、ってゆうおはなし。。



さいごの方に出てきた奴隷の女の子?って、トルフィンのお姉さん?

みんな似たような顔だから、誰が誰かわからないよね?
「魔王様、リトライ!」みたく、そのたびに名前を出したらいいのに☆彡


あと、今回はバトルもなかったし
ダラダラおはなしを引っぱってるだけみたいな気がする。。
{/netabare}
{/netabare}
13話 英雄の子
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
川を渡りウェールズに逃れ、王子クヌートを連れてトルケル軍の追撃を脱したアシェラッド兵団。しかし、ブリケイニオグ王国国境付近で岩場に隠れていた兵士たちに包囲され、足止めを食らっていた。アシェラッドは王国の使者と交渉を試みる中で、彼の「計画」を明かすのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
アバンでトルフィンみたいな少年が、お母さんをおぶって来たシーンがあって
何だか分からなかったけど、ブリケイニオグ王国の使者との交渉で
アシェラッドがブリタニアの英雄・アルトリアの子孫だった
ってゆうのが分かったおはなしで

「イングランドのためにクヌート王子を王にして、イングランドを守る」とか
「デーン人がキライだ」とか言ってたけど
アシェラッドって
お母さんの復しゅうのためにデーンの仲間になってたのかな?

これからどうなるのか、おもしろくなってきたみたい^^


あと、アルトリアって、「Fateシリーズ」のセイバーだよね?
意外なところにつながってて、ちょっとビックリしちゃった^^


それから、クヌート王子がトルフィンと話すところがかわいかった^^


それと、OP、EDが変わって、ちょっと変な感じ^^
{/netabare}
{/netabare}
14話 暁光
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
進路を変更し、過酷な風雪の中マーシア伯領を横断してデンマーク軍本隊がいるゲインズバラへの帰還を目指していたアシェラッド兵団。慣れない吹雪の中、小さな村に目をつけた一行は、行動を起こす…
{/netabare}
感想
{netabare}
アシェラッド兵団が雪で動けなくなって
近くの村をおそって、食糧をぜんぶ取り上げて、村の人たちを殺すおはなし


にゃんは、人を殺すのって、悪いことだって思うけど
オーディンを信じてる人たちは
自由に生きないことの方が悪いことなのかも?


にゃんは、この世界には
悪いことなんかしたことがないってゆう人はいないって思う。。

世界中に、食べ物がなくって死んでく人がいて
みんなで分けたら、たぶん全員が生き残れるのに
見て見ないフリしてる人たちばっかり。。にゃんもそうだけど。。

ほかの人の代わりになって、死んでく人もいるけど
そうゆう人たちは、すぐに死んじゃって
今、生きてる人たちってみんな、ふつうの人たちばっかり。。

それって、キリスト教の神さまとか、仏さまの教えとは、ぜんぜん違うよね?

そうゆう教えを信じてる人って
いいことをしなくっちゃいけない、って信じてるのに悪いこともしちゃって
いつも、悩んでないといけないよね。。


今回のおはなしって、キリスト教ですくわれなかった少女が
オーディンを信じて、自己中で村人たちを殺したアシェラッド兵たちを見て
すくわれたおはなしだったのかも。。


このおはなしって
戦いの好きなデーン人たちは自由に生きて、苦しまないで死んでくのに
みんなを守って人を殺さなかったトールズが殺されて
その息子のトルフィンも苦しんでたり

ドロボウした少女がすくわれて、村の人たちは殺されるとか
何が言いたいのか、よく分からないおはなしみたい。。

自由に生きて、自由に殺して、アッサリ死んだほうが幸せかも?
って言いたいのかな?
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15話 冬至祭(ユル)のあと
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公式のあらすじ
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クヌートを取り逃がし、イングランド中部で進軍を止めていたトルケル軍。デンマークとイングランドの争いも終結の兆しを見せはじめたと聞き、戦争が終わるのを悲嘆するトルケルのもとに、とある情報が舞い込んだ。
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感想
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アシェラッド兵団との居場所がバレて
クヌート王子がそこにいるって気がついたトルケルたちも
アシェラッド兵団を攻撃するみたい。。


そのころ、アシェラッドたちはイングランドの兵たちと戦ってたんだけど
とうとう、アシェラッドは王子の付き人のラグナルを殺すことにしたんだけど
死にかけたラグナルは、国が2つの勢力に分かれるのを心配した王が
今回の戦いにクヌートを出して、殺そうってしてることを話したの。。


アシェラッドは、王子を国につれて帰ったら
自分の思い通りになると思って、大事にしてたけど
王子がいらない子だって知って、これからどうするのかな?




今回のおはなしって、織田信長と、その弟みたいなおはなしだよね。。
やっぱり、王家に男の子が2人以上いると、国まで2つにわかれちゃうのかな?

王子はお父さんを信じてて、いい人なのにかわいそう。。
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16話 ケダモノの歴史
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公式のあらすじ
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冬営のために略奪した村でイングランド兵の敵襲を受けたアシェラッドたちは、イングランド兵隊長を捕らえ、なぜ居場所がわかったのかを問い質す。拷問にかけられた兵隊長が口にしたのは、トルケル軍が迫っているという情報だった。動揺したアシェラッドの部下たちの間には不穏な空気が漂う…
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感想
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トルケル軍が近づいてきて
アシェラッド兵団の中からもうらぎる人たちが出てきて
小さな橋を渡ったあと、こわしてたら、とうとう見つかったちゃった。。

それで、アシェラッドを信じれなくなった残りの兵たちが
王子をうばって、トルケル軍に行こうって
アシェラッドたちのまわりを取り囲んだところでオシマイ。。



今回は、アシェラッドが敵の指を切り落としたり
トルケルが、アシェラッドをうらぎって来た兵たちを
バラバラに切り殺したり、そんなシーンばっかりで
とちゅうで目をつぶっちゃった。。

ずっとこんな感じで、グロシーンを見せて
このおはなしって、何がしたいのかな?

トルフィンが
夢のヴィンランドに行くのがメインのおはなしじゃないのかな?

ヒサンなシーンを見せて、戦争反対、って言いたいのかもだけど
戦争大好きな人たちと、グロいシーンばっかり見せてる気がする。。

ちょっとやりすぎじゃないのかな?って
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17話 仕えし者
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公式のあらすじ
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トルケルから逃げるため進軍していた一行だが、クヌート王子を手土産にトルケル軍に入ろうと考えたトルグリムたちは、ついに謀反を起こした。アシェラッドを取り囲み、クヌートを引き渡すよう交渉するが…
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感想
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アシェラッドが王子にトルフィンとビョルンをつけて逃がして
うらぎったアシェラッド兵団50人くらいと戦ったんだけど
矢で足をねらわれて、動けなくなったところにトルケルたちが来て
兵団を皆殺しにしたの。。

そこに、アシェラッドを取りもどしにトルフィンが帰ってきて
アシェラッドをかけて、トルケルと戦うことになったところでオシマイ。。



にゃんは人を殺したり傷つけたりするのはイヤだけど
クマとかライオンにも、ムリにそうするようにさせるって
しちゃいけないことだって思う。。

動物には動物のルールがあって
ふつうの人にはふつうの人たちのルールがあるから
今まで、アシェラッド兵たちが「助けて」ってゆう人たちを殺しても
しょうがないな。。って思って見てたけど

自分たちが負けそうだって思ったら、かってにルールを変えて
戦わないで助けてもらおうってゆう人たちは
いっぺん、死んでみた方がいいんじゃないかな。。

きっと、天国には行けないし、オーディンにもケとばされるって思う。。
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18話 ゆりかごの外
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公式のあらすじ
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アシェラッドの身柄を賭けたトルフィンとトルケルの決闘が成立し、互角にやり合う両者。トールズの子に期待するトルケルは、「本当の戦士」とは何だとトルフィンに問うのだった。一方、逃げる最中で襲撃にあったクヌートは、夢の中である人物と再会する。
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感想
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トルフィンとトルケルの戦いは、いい勝負だったけど
トルフィンがけとばされて、飛んでって、終わりなのかな?

そのおはなしより、今回のメインストーリーは
クヌートが悟ったおはなしだったみたい。。


神父さんが人は死んで完成する、って言ったのはホントかも。。

人が人を好きなのは差別で、ほんとの愛は神さまから来るものしかないけど
人間の祖先が罪を犯して楽園を追われたから、神さまは助けてくれない。。

それでクヌートは
だったら自分たちで楽園を作るしかない、って、悟ったみたい。。

覚醒したクヌート王子は、気がおかしくなった戦士を正気にもどして
敵を自分の手下にして、王になるつもりなのかな?

死にかけた戦士も、覚醒した王子といっしょにいたら、治っちゃいそう。。
王子がはじめてかっこよく見えたみたい☆
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第19話 共闘
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公式のあらすじ
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トルケルの強烈な一撃によりひどい怪我を負ったトルフィン。勝つためには何をしたらいいか考えろと言われ、再び戦えるようにしようとするアシェラッドの手当てをうける。彼がトルフィンに提案したのは、2人が生き延びるための共闘作戦だった。
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感想
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3分の2くらいまではあらすじのおはなしで
アシェラッドがケガをしたトルフィンの手当てをしてる間
トルケルがトールズのことを話したの。。

戦争に行って帰ってこないから、死んだと思ってお葬式したら
夜にこっそり帰ってきて、奥さんと子どもをつれて行こうってしてたから
トルケルが止めたら「本当の戦士とは何だか、分かった」って言って
トルケルをぶんなぐって出て行った。。って


ぞのあと、アシェラッドは、片手が使えなくなったトルフィンに
トルケルの弱点を教えて、トルフィンが勝ったんだけど
とどめをさそうとするところをトルケルの仲間に止められて
モメてるところにクヌートが来たの。。

クヌートは、お父さんが自分を殺そうとしてることと
これから王を倒しに行くから馬とソリを貸せ」ってトルケルに言ってきて

クヌートが本気だって分かったトルケルは
「本当の戦士が分かった」って言って出て行ったトールズと
同じ目をしてることに気がついて
本当の戦士を知るために、クヌートについて行くことにしたの

アシェラッドも、クヌートのお付きの人を殺したことをあやまって
いっしょについてくことになったから、みんな仲間になって
これから父王を殺しに行くことになった、ってゆうおはなし。。



「本当の戦士」ってよく出てくるけど
本当の戦士って、人を守るために戦う人のことかな?

クヌートは、お父さんを殺そうってしてるけど
それは、ほかの人たちを守るため、ってゆうことかも?

でも、トールズは、トルフィンと仲間たちを守るために
アシェラッドを殺さなかったんだから
クヌートだって、お父さんを殺さなくってもいいんじゃないのかな?

本当の戦士って、なんだろう?
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第20話 王冠
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公式のあらすじ
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戦士達の争いを収めたクヌートはアシェラッドとトルケルを配下につけ、ゲインズバラに帰還する。
ラグナルの死を経て、戦いの最中に愛とは何かを悟り覚醒したクヌートは、それまで持っていた父への僅かな思いを一切捨て、アシェラッドとともにスヴェン王の暗殺を企てる。
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感想
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あらすじのおはなしだったけど
クヌートが、スヴェン王が殺そうってして待ってるところに
アシェラッドとトルフィンの2人だけを
つれて入ってくところがドキドキした。。


けっきょく王様も、理由なしで殺すわけにはいかなくって
アシェラッドが言ったとおり
トルケルをつれて帰ったごほうびを出すことになったみたい。。


だけどクヌートも王様を殺す、いい方法が見つからなくって
様子を見ることになった。。ってゆうおはなしだったんじゃないかな。。



クヌートが神様をうらむのは
お父さんが自分を殺そうってしてた、って知ったからかな?

父親は自分を愛してない、ってゆうのが
天の父は人間を愛してない、になって
じゃあ自分で楽園を作ろう。。天の父はいらない。。自分の父もいらない。。
父王を暗殺して、自分たちの国を作ろう。。になったのかも?



アシェラッドが王様に、奴隷が産んだ子、って言われてすごいおこったけど
やっぱりアシェラッドってすごいよね。。
トルフィンだったら親をバカにされたらすぐキレちゃうのに。。


あと、酔っぱらいでひげボサボサだった神父さんが
23歳、ってゆうのがビックリ!


それから、手下のアトリとトルグリムがふるさとに帰るって言ったとき
アシェラッドがすごいやさしくって、ちょっとジーンってしちゃった。。


「王冠」ってゆうサブタイトルだったけど、王冠って、権力のことみたい。。

スヴェン王も若いころはクヌートみたいだった。。ってゆうことは
クヌートも王様になると、変わっちゃうのかな?
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第21話 再会
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公式のあらすじ
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御前会議に出席するため、クヌート一行はイングランド北部の町・ヨークに入港する。
スヴェン王に対抗すべく打って出たいクヌート達だが、王は北海最強のヨーム戦士団に厳重に警護されながら、息子の動向を注視している。一触即発の状況の中、アシェラッドは一計を案じる。
一方、共に入港したトルフィンはかつての自分を知る人物と再会する。
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感想
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アシェラッドは王様がクヌートとトルケルを引きはなそうってするのを読んで
その前にわざと、クヌートの影武者をおそわせて
王がやった、ってゆうウワサを流したの。。

これで王がクヌートを1人にさせたり、戦争に送り出したりしたら
王様がクヌートを殺そうってしてるってゆうウワサが本当になっちゃうし
そのあと王様のスパイのグンナルに、わざとこの話が伝わるようにしたり
戦争は頭を使ってするものだって、自分でも言ってた通りみたい。。


あと、トルフィンは11年前、自分たちを案内してくれたおじさんに会ったけど
アシェラッドを殺すのあきらめて、家に帰る気はないみたい


それからトルフィンとの戦いの前に
ビョルンがアシェラッドと戦って死んだ。。
ってゆうおはなし。。



クヌートがアシェと話しをしてるときに撃たれたみたいだったけど
つなぎ目がよく分からなかったから「?」ってなって
見かえしたら、撃たれた人は仮面をかぶってたから
はじめにアシェと話しをしてたクヌートとは違うって分かった^^

クヌートの替え玉にされた奴隷がかわいそう。。


あと、ビョルンがアシェと戦ったところも
「えっ!?どうして2人が戦うの?」って思って見なおしたら
前の晩ビョルンがアシェの足の心配して、、決闘の約束してたから
これが、戦って死なないと天国に行けないヴァイキングの送り方なのかも?

ビョルンは、アシェが自分のこときらってるって知ってて
友だちになりたかった、って言って死んで
アシェも「友だちだ」って言って、ちょっといいおはなしっぽくなってたけど

2人とも、通りすがりの村をおそって子どもまで皆殺しにしてた人たちだから
あれでビョルンが幸せに死んだんだったら
願いを聞いてもらえなかった村の人たちがかわいそう。。
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#22 孤狼
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公式のあらすじ
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クヌートとトルケルが見守る中、アシェラッドと決闘を始めるトルフィン。
しかしビョルンを送った直後のアシェラッドのただならぬ雰囲気に気圧され、トルフィンはなかなか攻撃を仕掛けられずにいた。
その様子を見かねたアシェラッドは剣を放り投げ素手で十分だと彼を挑発する。
激昂したトルフィンは…
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感想
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素手のアシェに挑発されたトルフィンは
2つのナイフを持っておそいかかったけど
アッサリなぐりたおされて、気を失っちゃった。。

クヌートに起こされて、アシェからダメ出しされて
アシェが自分のお父さんを殺したときの話を聞かされて
どうしてダメかを教えられて、くやしい思いをしたところでオシマイ。。



悲しいおはなしだったけど、お母さんがアシェに話してくれた
英雄が助けに来てくれる、ってゆうおはなしは
ユダヤ教にもあって、キリスト教も、イエスの復活を待ってるし
仏教だって、阿弥陀さまが来てくれるってゆう宗教もあるけど

誰かが助けに来てくれくれるのを待てなかったら
自分がヒーローになるしかないのかも?

アシェは、自分が英雄になるしかないって思ってたのかな?

でもクヌートに会って、この人だったら世界を変えてくれる
って思ったりしたのかな?

でも今まで、どんな思いで戦う気のない人たちを殺してきたのかな?

そうゆう人たちが行ける天国って、どんなところなのかな?
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#23 誤算
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公式のあらすじ
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先のクヌート暗殺未遂により「王がクヌートを殺そうとしている」という噂がヨークに広がり、王はクヌートが不利になるような命令は下せなくなった。すべて自分の思惑通りに事が運んだと笑うアシェラッドだったが、スヴェン王のとある一言により形勢が逆転する。
一方、街で騒動を起こしたトルフィンは治安を乱した罪として投獄されてしまい…
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感想
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王が、次はウェールズに侵攻するって聞いて、アシェはびっくり!
そこが自分の故郷で、お母さんのお墓があるところだったから。。

何とかして止める方法はないかって、悩むアシェが何だかおかしかった^^


それから牢屋に入れられたトルフィンのところに
トールズの仲間だったおじさんが、またやってきて
トールズも行きたがってた、ヴィンランドを目ざそうって言ってきて
トルフィンも、こんどはちょっと話しを聞く気になったかも?



このおはなしって、みんなで楽園ヴィンランドに行こう
ってゆうおはなしで
クヌート、アシェ、トルフィンの行き先はみんなおんなじになるのかな?

でも、楽園、っていいところみたいだけど
どんなところでも人が行くと
ぜったいにケンカとか仲間割れしたりで戦いがおきると思う。。

18話で神父さんが言った「人は死んで完成する」って本当かも。。
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#24 END OF THE PROLOGUE
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公式のあらすじ
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スヴェン王の御前へと進んだアシェラッドは、なんとかウェールズ侵攻を思いとどまらせようと言葉を重ねる。
同じ頃、レイフの説得に応じ故郷へ帰ることを決心したトルフィン。
しかし、船に乗る直前で目にしたのは一羽のアジサシが飛び立つところで…
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感想
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王はアシェに、ウェールズ侵攻を止めるかわりに、クヌートを殺せって。。

でも、ウェールズもクヌートも守りたいアシェは
キレたフリして王を殺して、クヌートに自分を殺させて両方守ったの。。

アシェを自分で殺すことができなかったトルフィンは
取りあえずクヌートにおそいかかったけど
ほんとはどうしていいか分からないだけみたい。。



アシェラッドは頭がいいだけじゃなく
死ななくっちゃいけないときには、死ぬこともこわくないってすごい。。

それから、アシェの考えてることが分かったクヌートもすごかったけど
アシェを殺すのはクヌートの仕事だ、って言ったトルケルもすごかった。。

でも、何にも考えてなかったのはトルフィンだけだったみたい。。
ザンネンだけど、これからどうするのかな?


さいごは何人かの人が映ってたけど
1番さいごの人は、大人になったトルフィンで、金髪はクヌート?

24話やって、やっとプロローグが終わったって
ぜんぶ終わるまで、何話くらいあるのかな?
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見おわって。。


日本だったら平安時代のころのおはなしで
ほんとは主人公が、ヴィンランドってゆう楽園を目指すみたいなんだけど

今期は、そのプロローグで
ヴァイキングの最強戦士がとつぜん人を殺すのがイヤになって逃げだして
戦士をやめて家族と静かにくらしてたんだけど、元の仲間におそわれて
今の仲間を助けるために自分が犠牲になって殺された。。

それでその息子がお父さんのカタキをうつためにそのままついて行って
ヨーロッパの戦争の歴史に巻き込まれてく、ってゆう
大河ドラマみたいなアニメ。。

24話やって、やっとプロローグが終わった感じ。。


キャラデザは、ちょっとリアルっぽくってクセが強いけど
さいごまでくずれたりしなかったし、背景もこまかくってきれいで
バトルもよく動いてて、作画はすごくよかったけど
首が飛んだり、血が飛んだり、グロかった。。

それで、ヴァイキングの殺し合いとかを見せるんだけど
ご都合主義みたいなところは少なくって、見ながら
神様はいるの?とか、死ぬってどうゆうこと?とか考えちゃうような
「進撃の巨人」「ゴールデンカムイ」系なんだけど
設定をリアルでシリアスにしたみたいな感じかも?

声優、キャラもよかったし、音楽もふつうによかった☆




投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 1055
サンキュー:

68

さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文句なしの一流

正直そこまで期待してなかったのだが予想の何倍も骨太で本気な作品だった
消してヴァイキングを綺麗に描く事もなく、かと言って悪く描く事もなくありのままに
キャラクターも決して良いやつではないのになぜか愛してしまう奴らばかり、なんなんだこれは?

引き継がれる父性と己の感情と、血飛沫とそれらを飲み込んだ自然の美しさと、
そしてこれらの世界から存在を問う神へと話がつながった時は身の震えされ覚えた
神作品という言葉があるがまさに文字通り神の作品へとなってしまった

アニメオリジナルもあったようだけど決して作品を損なう事無く補い見事に昇華してくれた、
これを評価せずなにがアニメ好きか

素晴らしい作品を作ってくれた原作者に、素晴らしい映像化をしてくれたスタッフに、惜しみない賛辞を送りたいと思う

人間の残虐さと、それでもなお圧倒的に拡がる美しさ、ぜひ体験してほしい

投稿 : 2021/11/29
閲覧 : 346
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雑な終わり方

父親トールズに憧れた息子トルフィンの復讐劇だが
あんなに強いのにあっさりと序盤(6話)で死亡するのが
勿体ないし、もう少し息子を強化してからでもよかったんじゃないか…
仇をとるためにまさかの父親を殺した相手に弟子入りする
とか衝撃過ぎたが話は残酷で海賊や山賊が
いかに恐ろしいか、奴隷だったやつも壮絶な過去で可哀想だった。
結局敵討ちはとれるのだが
トルフィンが留めをさしていないので呆然としました。
そこは主人公がやるべきだろ!!!
なんのための2クールだよ!!!
トルケルの殺戮の仕方が非常に惨忍で
いままでのWITスタディオではあり得ない殺し方が
一部あったのでトラウマになる人は少なからずいるだろう
納得のいかない終わり方をした、という点と
トルフィンの復讐劇なのに彼が青年になった途端
主人公が一瞬、王子に変わったこと
その王子も大いに変わるけれど出番多すぎで
正直…誰が主人公だっけ?となる。
OVAか番外編で、幸せだった頃のトルフィンとトールズの話がみたい。
王子とその従者の話も二話連続であったし
王子覚醒編までもながい!そこを省略してほしかった。

投稿 : 2021/10/27
閲覧 : 411
サンキュー:

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ヴィンランド・サガのストーリー・あらすじ

千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。最強と謳われた戦士の息子トルフィンは、幼くして戦場を生き場所とし、幻の大陸"ヴィンランド"を目指す――激動の時代で巻き起こる、本当の戦士の物語(サガ)。(TVアニメ動画『ヴィンランド・サガ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年夏アニメ
制作会社
WIT STUDIO
公式サイト
vinlandsaga.jp
主題歌
《OP》Survive Said The Prophet『MUKANJYO』《ED》Aimer『Torches』

声優・キャラクター

石上静香、上村祐翔、松田健一郎、内田直哉、小野賢章、大塚明夫、安元洋貴

スタッフ

原作:幸村誠『ヴィンランド・サガ』(講談社『アフタヌーン』連載)
監督:籔田修平、シリーズ構成・脚本:瀬古浩司、脚本:猪原健太、キャラクターデザイン:阿比留隆彦、色彩設計:橋本賢、美術監督:竹田悠介、美術:Bamboo、CGIディレクター:竹鼻まゆ、3D CGI:Chiptune、撮影監督:川下裕樹、特殊効果:MADBOX、編集:木村佳史子、音響監督:はたしょう二、音楽:やまだ豊、音響制作:サウンドチーム・ドンファン

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