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「BEASTARS(TVアニメ動画)」

総合得点
77.7
感想・評価
359
棚に入れた
1561
ランキング
601
★★★★☆ 3.8 (359)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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BEASTARSの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

友食い?が問題視される世界観?メインヒロインビッチ?

主に喰う側と喰われる側が共存している世界で秩序が保たれず生まれた愛にさえうまく向き合えないとても切ない世界のお話。要は獣社会のお話

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 407
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

物語  278/300点
世界の住人が動物であるという設定がしっかりと活かされていて好感が持てる。1人1人の心情表現にも富んでいて、見ていて飽きさせない。

キャラ 42/50点
少し1期だけでは材料に欠けるので、2期放送後にまとめて書きたいと思う

作画  37/50点
フルCGと聞いて少し不安だったが、かなり高水準のものを作ってくれていた。OP凝りすぎ

声優  37/50点

音楽  39/50点


総評  433/500点
ここからは少し漫画の方の感想を。まず、絵が巻数を重ねるごとに素晴らしく上達されている。動物と言うなかなか描きづらい題材でかなり緻密に心情を描写されていて、とても惹き込まれる。が、なかなか物語としての終わりが見えてこない。{netabare}二人(二匹)がビースターズになって終わるのだろうということは薄々分かるが{/netabare}もう少しテンポを上げてもいいと思う。不満も少し述べたが、漫画大賞に選ばれた作品と言うだけあり、とても面白いことは確かだ。アニメウケも良く、2期も決定したとか。1ファンとしては非常に喜ばしいことだ。

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 250

Ash-Lynx さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

深いテーマ性とそれに切り込む舞台設定の巧みさ

肉食動物と草食動物が共存する学園。肉食動物が肉食を禁止された世界で、ある日草食動物が食い殺され…

最初の方は深いテーマ性と、それに切り込む舞台設定の巧みさに感嘆した。原作の漫画はかなり人気もあり名作らしい。名作と言われる所以は理解出来たと思う。

だが、中盤に至るまで話の中毒性は中々だったが、途中からそこまでのめり込めなくなった印象。ストーリーテリングの弱さか、テーマ性の伝え方が合わなかったのか…。

後半でいまいち乗り切れなかった理由が判明。キャラクター性があってなかったんだと思う。シンジ並のヘロヘロでも全然許せるレベルのお人好しだが、レゴ氏のヘナチョコ具合はキツかった。

物語の中心人物なのに、俺ガイルのヒッキー的なへっぽこへっぴり腰なので展開のノリが悪い。いい線言ってんだけど、いまいちノリが悪い。

S2出たら見るかどうか悩みますわ。

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 400
サンキュー:

10

ネタバレ

たい焼き さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もしもこれを人の世界に例えたならば?

レゴシ(肉食獣)とハル(草食獣)が付き合うのを人の世界で、もし例えるなら日本人と外国人のような形になるのかもしれない。しかし、そこには言葉の壁、人種、宗教、多様な価値観が存在してくる。でも、彼ら彼女らの世界ではもっとシンプルに”肉食獣"か"草食獣"かで判断されてる場面が多かった。
もしかしたら、そこにも宗教やらは関係あるかもしれないがそれはあまり語られてなかったので置いておく。ハルとレゴシはその事に最初は葛藤や焦り、諦めの感情やピンチを乗り越えて、かつ、さっき言った壁すら乗り越えようとして、愛し合おうとする場面に心強く打たれた。特に、レゴシが命かけてまでハル救おうと必死になる場面は迫力があった。その、ハルの前で本能剥き出しのレゴシを見てもハルが受け入れるシーンはさらに胸の高まった。
きっと人がこのシーンをやっていたなら、そこまで歓喜はしなかった。レゴシとハルと言う異なる種類の獣だったからこそ、心打たれた。
アニメでは多くはわからなかったが、原作を購入してよりビースターズの世界に浸ろうと思います。

投稿 : 2020/04/30
閲覧 : 298
サンキュー:

4

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

D. ネタバレ注意 - ルイ先輩かっこいい

板垣巴留の漫画
「週刊少年チャンピオン」で2016年9月8日から連載中
擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界で、全寮制の学校「チェリートン学園」が舞台

<主要登場人物>
・レゴシ(ハイイロオオカミ):小林親弘
演劇部の照明係
・ハル(ドワーフ種のウサギ):千本木彩花
園芸部
・ルイ(アカシカ):小野友樹
演劇部の主役の役者で学園のカリスマ的存在
裏市で肉食獣用の餌として売られていたがホーンズ財閥の跡取りとして買い取られる
動物たちを統率する英雄的存在であるビースターを目指している
・ジュノ(ハイイロオオカミ):種﨑敦美
演劇部 ビースターは肉食獣こそ相応しいと思っている
・ゴウヒン(ジャイアントパンダ):大塚明夫
裏市の心療内科医

<ストーリー>
肉食獣と草食獣が共存する世界で食肉も食殺も犯罪だが闇市で購入することができるため大人は肉食が可能
異種間の恋愛も可能だがハーフの子がいなかったので結婚は同じ種族ですると思われる
そんな世界の中高一貫全寮制のエリート学校「チェリートン学園」が舞台

メインで描かれるのは
肉食獣であることに劣等感のある優しいハイイロオオカミのレゴシ
草食動物であることに自暴自棄になっているドワーフウサギのハル
元は食用だった生い立ちにコンプレックスを抱くアカシカのルイ
肉食獣であることを受け入れているハイイロオオカミのジュノ の4人


「チェリートン学園」で共存共栄を伝えるための演劇部による新入生歓迎公演が迫るある日学園で食殺事件が起こり演劇部部員のアルパカが殺されてしまい
演劇部だけでなく学園が殺伐としてしまう
そんな事件の後、演劇部の夜間練習の見張りをしていたレゴシは漂ってきた草食動物の匂いに我を忘れて小さなハルを襲ってしまう
同じ演技部員の呼ぶ声で我に返るがハルの腕に傷をつけてしまった
翌日、草食獣を襲った時の感情や感触に戸惑っていたが、舞台で必要なバラをもらいに行った園芸部でハルに再開する
ハルは昨夜襲ったのがレゴシだとは気づいていないようだが
レゴシは昨夜の事を思い挙動不審な態度になってしまったため
ハルからは身体目当てに訪ねてきたのだと勘違いされてしまう
最悪の出会いから、ベッドに誘われハルが気になってしかたのないレゴシは
この感情が恋なのか肉食獣としての本能なのか悩むようになる

街で開催される隕石祭の準備のため演劇部と園芸部の部員は街に出るがハルがシシ組に組長の餌として誘拐されてしまう
市長始め大人達はシシ組には触れたくないようでハルを助けるのは困難に思われた
一人シシ組のアジトを探しに駆け出したレゴシは裏市で知り合った医者のゴウヒンの助けを得てハルを無事救出できるのか!!


<メモ>
ドワーフウサギのハルはビッチだ
小さな真っ白な体とかわいい見た目のため弱者として扱われてることが嫌だったが
ベッドの上でだけは対等でいられると知りいろんな動物を相手にするが、言い訳にしか思えない
弱い種族だとしてもハルの言動からは弱者には見えず、
むしろ守ってあげたくなるその容姿を利用して楽しい学園生活を送るしたたかさを持ってるように見える
嫌われるような事をして孤立するよりかわいい子のふりをして集団に紛れていれば拐われることもなかったでしょう
それなのにビッチでいるのだからただの男好きなんだと思う
その選択を否定はしないけど同情はできない故にレゴシが命を掛けてまで守ろうとする行動も分からない
むしろ彼氏を取られて怒るミズチ(ハーレクイン種のウサギ)の方が全うに思える
それとレゴシがなぜ頑なに力を拒むのかも分からない
獅子のアジトで戦うときでさえも急所の首には噛みつかなかったせいでルイ先輩が後始末する事になるし
加勢してくれたパンダ先生は置いてけぼり?
一番不思議なのはルイが行方不明になったことをハルが気にしてないこと
誘拐された日にいなくなったんだから自分と関係があるって分かるよね? ましてハルはルイが好きだったんじゃないの?
本当にライオンに食べられちゃったのかググって安心しました
レゴシもハルも好きに慣れなかったので続編を観るかは微妙だけどルイ先輩のその後は気になる

20.1.18

投稿 : 2020/04/15
閲覧 : 286
サンキュー:

8

ぽぉ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

続編おなしゃす。

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 359
サンキュー:

3

アミリュ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

ケモナー的に喜ばしいアニメ、しかしちょっと地味…?少年誌特有の話の破綻も心配

オオカミ系のキャラはモブかぞんざいな扱いをされるキャラが多い気がする中なんと主人公です、控え目に嬉しいです。
しかもしっかりケモノです!耳だけじゃないです!!獣人です!!!それだけでテンション上がりますね!!

物語は数話を見る限り演劇調の芝居がかったストーリーに思います。
演劇部が舞台になってるようなので非常にマッチしてます。
ディストピアじみた世界観はズートピアをよりブラックにした雰囲気。好きです。

挙動不審でコミュ症気味のレゴシ、ビッチな少女ハルなど登場人物の立ち位置に妙に生々しく面白いです。
一方でストーリーに少しパンチが足りない気もしないではないです。

作画は原作のティムバートン的なおどろおどろしさを排除してわかりやすいデザインに変わってる一方で原作の煙の様な不思議な魅力が薄くちょっと残念に思います。

声優さんの演技の方向は割と控えめな印象。好きです。
ルイの声優さんが少し浮いてる気もすると同時に浮世離れした特別感も与えてるんだなぁ…とも思います。

後半バトル要素が強くなるとの事で話が破綻しないか少々不安ですが視聴を続けます。

投稿 : 2020/03/31
閲覧 : 243
サンキュー:

9

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ケモナーのケモナーによるケモナーのためのアニメ

原作は知らぬまま見始めた。
1話がすごく面白かったのでそのまま完走した。
動物が擬人化された世界のファンタジードラマ。
{netabare}
作画はCGなのかな?滑らかできれい。
OPやEDもかっこよく仕上がっている。

キャラクターも魅力的で、世界観もよくできていた。ファンタジーってのは世界観が秀逸かどうかが作品の出来不出来に直結すると思うので、この辺のつかみは素晴らしかったと思う。
種族による対格差とか、草食動物と肉食動物のパワーバランスとか、この世界の中だけの価値観が描かれていて面白かった。ズートピアのリアル版といったところか。

ただストーリーはそんなに楽しくはない。
設定がファンタジーで見た目がポップなのに、中身はドロッドロでダークな雰囲気で、ジャンルも分かりやすいバトルものでもなく、ヒューマン(アニマル?)ドラマといったところで、好みは分かれるかな、と。

特に終盤のホテルでレゴシの初体験シーンとか、一体何を見せられてんねんって思った。
ここまでの性描写って必要あるかな、と。こうゆうのケモナーは喜ぶのか?私にはいまいち良くわからなかった。まぁ、動物の生きる命題として繁殖することが大きなウエイトを占めてるだろうからそれを忠実に表現したということなのだろうか。

総合的にはまぁまぁだったんだけど、1話がピークで段々と下がってくる感じはあった。まぁ2期もあるっぽいんで、追っていこうとは思う。

ルイ先輩は終始かっこよかった。
{/netabare}

投稿 : 2020/03/20
閲覧 : 317
サンキュー:

2

老倉育 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新しい!!!!!!

動物の擬人化?学園もの。
心優しく無口で不器用なハイイロオオカミの青春物語。
作画アニメというよりは3DCGアニメで私は最初かなり抵抗があったけど数々の賞を受賞している作品なので観てみました。面白くてみるみるハマっていきました。3DCGも人間が出てこないので逆に合ってると思います。私達には想像もつかない肉食、草食動物であるがゆえの葛藤など心情描写が良かったです。
opの映像がとても好きです!雰囲気がガラッと変わって彼の心情を表してるみたいです。
2期とても楽しみです!!!

投稿 : 2020/03/17
閲覧 : 218
サンキュー:

6

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽しみにしてたのよ☆

終わるまで待ってたw

目の調子が悪くて
なかなか見れずにいたけど
とうとう一気見しちゃった( ´艸`)

いやーopいいね
たまらんでしたよ
小洒落てて好み

内容は漫画数巻読んでたのです
アニメ化すると聞いたから
漫画読むのやめたのです
すごく気になってるけどw

キャラがいいし、私はビッチ系女子の
あの子がきになります
早く2期希望です
決定してるけどw

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 285
サンキュー:

20

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

BEASTARS  レビュー

あらすじ(公式サイトより引用)

肉食獣と草食獣の共存する世界。
食肉が重罪とされるなか、名門校・チェリートン学園で演劇部の生徒が食い殺される“食殺事件”が起きる。
犯人は見つからず、不安に揺れる生徒たち。

そんな中、演劇部では死んだ生徒の代役を巡っていさかいが起きる。
次期『ビースター』候補とささやかれ、演劇部のカリスマ的存在であるアカシカのルイに、逆恨みをした肉食獣の部員が襲いかかったのだ。それを庇ったのは、照明係の二年生・レゴシ。
『鋭い爪』や『大きな体』など、強そうな外見とは裏腹に、心優しく無口で不器用なオスのハイイロオオカミだ。
だが、当のルイはそんなレゴシを偽善的で気に食わないと言い、強引に夜間練習の見張りに任命する。

夜。誰もいない講堂裏の裏庭で、ひとり見張りをしていたレゴシの前に現れたのは―――
小さな白いドワーフウサギの女子生徒・ハル。

その匂いを嗅いだ瞬間、レゴシの体を本能が駆け巡る。
我を忘れて襲いかかり、気付いた時には、彼女を両腕に抱きすくめていた。
腕の中で聞こえる鼓動が自分のものか、彼女のものかもわからない。
しかしこのハルと、そして自分の本能との出会いが、静かで穏やかだったレゴシの人生を大きく変えていく。

彼女へのこの感情は、恋なのか? それとも食欲なのか?

オスとメス、肉食獣と草食獣。
それぞれの痛み、そして強さや弱さに直面しながら、悩めるレゴシの青春がいま始まった―――

---------------------------------------------
さて、この作品は話題作でしたね。
私もこの作品を視聴している期間に、ミュージカル劇「アラジン」を見に行く機会がありまして、興味深く視聴できました。
なので、作品内の学園祭での劇における、舞台の使い方、役者の上手さ、物語の意味など、私が現実で見た劇との差異を考えたりしてました。まあ、アラジンは愉快なミュージカルだったため、全てが共通の目線で比較できるわけではないのですけどね。

さて、本作の話について、タイトルが獣とスターでBeastarという造語になっています。
タイトルの響きと本編が演劇部を舞台とした物語であるため、演劇的な花形(star)という意味かと思えば、実はもう少し大きな枠でstarという言葉を捉えて、人気を持った獣が社会的に地位のある統率者のポジション、そんな存在がビースターであるようです。私がこの設定を見て思いついた人物は、アーノルド・アロイス・シュワルツェネッガー、俳優から知事になった人物ですね。そういう事例があるからこそ、本作品の設定に違和感がないのかもしれません。

さて、スターの意味は花形、そして人気者、人気を得たものがステップアップして人々を導く存在になる、そういった意味をふくんでいることがわかりました。
では、Beast、獣である事については?
そりゃ、獣が二足歩行で歩く世界は面白いよねっていう企画だったかもしれません。私もこの作品を見たときシルバニアファミリーのアニメとかしまじろーとかムーミン(あれは動物?)熊のぷーさんを思い浮かべました。
人間の作った物に囲まれて生きる動物たち、その設定自体は奇妙であるけれども新しさはない。
そこでstarという言葉と掛け合わせ、人々を導く獣達、というタイトルになった。
シルバニアやしまじろーが道徳や生き方がわからない子供に教える知育、バラエティ番組であれば、本作は生き方に迷う大人に対して、同じく生き方に迷ってる獣たちを描いてみて、先頭に迷わず立ち自然と人を導く生き方を試行錯誤しながら提示する作品でした。
その試行錯誤とは、一人は迷わずに目標に向かう上昇志向の高いルイ先輩、そして、迷いながら目標もなく生きてる主人公レゴシ。
一見Beastarに似合いそうな人と、似合わなそうな人。二人を描くことで、何が人を惹きつけ、人が付いてくる、導く存在であるか、それを試行していきます。作者が明確な答えを持っていて作品を作っているかはわかりませんが、Beastar、人を導く存在というのは、生半可な人物像では人々はついてこないでしょうね。

さて、ちょっとありきたりだと思いますがテーマとして感じた「理性と本能」について考えていきます。
テーマには、「獣の本能」という物が含まれ、それを抑える「理性」との衝突がありましたね。「本能」に対して戦うという意味でルイやレゴシは同じテーマをもっていました。
肉食獣は肉食獣らしく、草食獣は草食獣らしく、あるいは同じ種族の動物と仲良くといった仲間の線引き、その社会的な流れに反発するのが、ルイやレゴシ。ルイは草食獣として肉食獣に食われる存在という恐怖の本能からの脱却。レゴシは、肉食獣として草食獣を食うという欲求の本能からの脱却。それは物語上は演劇という表現手法、恋愛という物語でその過程を描きました。
本能に対して立ち向かう力、理性の力という部分が、ビ―スターズの選定に大きく関わってくるのだろうなと感じましたね。


さて、どうでしたでしょう。「BEASTARS」。
獣達の様々な特有の性格を活かした、屈折であったり、欲求に忠実であったり、矛盾を抱えた人物を描いています。その中で、人が理性と本能、そのどちらにも折り合いをつける回答を求める試行、回答を導く存在となる物語を描いていたと思います。
ライトにレゴシが本能に邪魔されながらも進む恋の物語としても楽しめます。レゴシの迷っていながらも大事な所でカッコよかったり、優しかったりのキャラクター性の良さ、三角関係に発展する恋愛の展開に期待を膨らませながら見れることがお勧めですね。

投稿 : 2020/03/01
閲覧 : 297
サンキュー:

29

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オオカミかっけー

レゴシくんとハルちゃんのサイズ感がすごく良き。
オオカミはかっこよくてかわいいなぁ。しっぽ可愛い。
ただ、実際にもそうなんだけど、ウサギって可愛くないよね。私、ウサギが可愛いって思ったこと一度もないんだが。
うさぎって、目が何か怖いんよな。
私は虎が好きだから、この世界なら虎になりたいな(笑)
2期楽しみだな〜。だって結局、何も解決しなかったもんね!

投稿 : 2020/02/26
閲覧 : 160

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

獣たちの恋物語?

もっと肉食獣と草食獣の関係性とか世界観部分を掘り下げていく話かと思っていたんですが・・・。

現状では世界観設定不要のただのラブストーリーでしかないため、評価は抑えめにせざる負えませんかね。
2期で食殺事件や恋愛模様などを通してもっと深いところまで描かれるのを期待しています。

投稿 : 2020/02/22
閲覧 : 217
サンキュー:

4

ネタバレ

nanikore さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

俺の恋は本物か

人間とかいない。
ズートピアよりリアルな、高校生活。

そう、高校生活なのだ。
{netabare} ライオンの陰謀とか種族間の差別とか{/netabare}全部すっ飛ばして、全力で学園ラブコメしていた。

ちょっと変わった女の子に、ちょっと変わった主人公が、恋して悩んで絶望して、なんか見つけて心して、拳固めて駆け抜けていく。


そういう、爽快なアニメだった。

続編もありそうなので期待。

投稿 : 2020/02/22
閲覧 : 190
サンキュー:

8

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一気に見たくて何度も見たい!!

原作は1~2巻ほど読んだ。
表紙見て絶対好きなはずと思ってたけどホントにあたりだった。

アニメもめちゃ楽しみだったけど、レゴシは本当に可愛いくって、声優さんの声も優しくてめちゃめちゃ萌えました~>▽<

ルイ先輩もカッコ良いって思ったけど過去を知ってさらにハマ…たのにラストーーー!!!TT
カッコ良かったけど、悲しいーーー><

ゴウヒンも渋いね!パンダって…パンダってあんなに怖い動物だっけ(笑)

2期も楽しみっ!!

投稿 : 2020/02/17
閲覧 : 215
サンキュー:

8

ネタバレ

ごまだんご さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハイイロオオカミってさ、かっこいい

最初から引き込まれる演出、
おとぎ話のような音楽、
魅力的なキャラクターたち、
見終わったときの満足感が1クールとは思えない作品でした

さすがに二足歩行の人間頭身になった動物に違和感はあったけれども、
見てれば慣れたし、オオカミやシカは最高にかっこよかった
ウサギは後ろ姿見るたびに被り物な気がしてたまらなかったけど。
動物だからこそ3Dアニメーションが生きたと思う

捕食者と被食者、肉食獣と草食獣の共存。
「多様性」を叫ばれる昨今、
考えさせられることもたくさん、、、いやそっちの世界も大変やな

「俺の気持ちは俺しかもっていない、だけどそんな気持ちを持つことが嫌じゃないけど嫌だ」
レゴシがトラと取っ組みあったときの言葉。
この気持ちは持ちたくないのに、でも湧き出てくる嫉妬や憎悪。
レゴシくんわかるよ。

正直なところ、ハイイロオオカミのレゴシに、
惚れてしまったんですよ、わたし。
少し前にゴリラの写真集が流行りましたが、
そんな性癖もあるんか~て他人事でした、すいません。
いつも猫背で歩くような内気な肉食獣が、突然本能を出すところとか、
ギャップにやられてしまいますよね、ね。
何より小林親弘さんのお声が最高に最高でした
ウサギを前にして唾をのむ演技や、吐息、
ゴールデンなニシパのときから好きでした

詰まるところ、
ハイイロオオカミがかっこよかったんですよ。

まっすぐなレゴシと、あたたかい仲間、
頑張れって応援したくなりました
続いてくれるんですよね!?
応援します!!!!(円盤)

投稿 : 2020/02/14
閲覧 : 210
サンキュー:

8

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本能と理性の大戦争。

人間のいない世界で、動物達が人間のような生活をしているという世界観。
他のかたの評価も高いですが、オススメの作品です。
シナリオが抜群に良いので、是非見てほしい。

この作品のメインテーマは「生存本能との闘い」で、それぞれのキャラクターが理性を保って生活していますが、人間とは違い、純粋に生きるために必要な欲求の権化である動物の本能というものは強烈で、無慈悲で、抗いがたいもの。

肉食動物と草食動物が共存する世界観で、人間社会と同様、彼らの町には他の動物を殺してはいけないというルールが存在し、当然肉食動物は草食動物を襲って食ってはいけないというルールに縛られて生活している。

主人公のハイイロオオカミのレゴシは肉食動物でも特に強い種族だが、草食動物を襲って食べてはいけないというルールに縛られ、また持ち前の気の優しい性格も相まって草食動物を食べるということを忌避しているが、一方で襲って食べてしまいたいというハイイロオオカミの本能がたびたび鎌首をもたげてきて、秩序と本能との間で葛藤するレゴシが話の中心となる。

また、草食と肉食の共存という本来なら無茶な理想郷を秩序によって実現した町は、基本的に肉食動物が我慢することで成り立っているわけだが、草食動物は肉食動物に命を脅かされないための秩序を、肉食動物は本能のままに生き草食動物をむさぼり喰らう自由を求めており、両者がたびたび対立することは避けられない運命であり、作中のあらゆる場面でそういった争いや葛藤が発生する。

それぞれのキャラクターが本能と理性の間で揺れ動き、自分の矜持を守ろうとする姿が見ごたえがあり、面白い作品だと思う。

特にレゴシは、抗いがたい肉食獣の本能に対し必死に抗う。
でも、レゴシはだんだんわからなくなってきます。
食べちゃいたい、襲っちゃいたい。そんなことはできない。ダメだ。
何でダメなの?
秩序が大事だから? 犯罪はいけないから? 友達だから? 愛してるから?
相手を好きだとして、その気持ちは本物?
相手を好きなのか、それとも獲物を求める狩猟本能から来るものなのか?

悩みながらも、苦しみながらも、もがいて自分の気持ちや本能と向き合って生きているレゴシの姿に心をうたれる。

これは草食と肉食の争いではない、生きるための本能と、生きるための理性の争いなのだ。

{netabare} 特に終盤のレゴシのカッコ良さは、見ごたえがあった。
こんなにカッコ良くていいキャラはなかなかいない。
{/netabare}

最初から最後までとにかく面白い。
オススメの作品です。

2期もあるようだし、期待して待ってます。

投稿 : 2020/02/12
閲覧 : 263
サンキュー:

20

ネタバレ

kameko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

彼女を求めてしまうのは恋か食欲か!肉食獣と草食獣の学園アニメ

主人公のオオカミが可愛いウサギと出会い、いろんな出来事や葛藤の中で成長していくお話なのだけど、途中意味の分からないシーンというか、内容が薄いというか、飽きそうになりつつ最後まで視聴。そしてまさかの2期に突入するパタ^ンだとは・・・。

投稿 : 2020/02/04
閲覧 : 206
サンキュー:

3

ネタバレ

形而上生物 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

荒い

世界観は成功してるが
キャラクター達の葛藤が人間に近い感覚を持ってはいけないし
野性的な部分がもっとほしかった。

ご都合キャラが数人いるのも頂けないし

あの鹿が邪魔だから殺すってのもおかしい


主人公との対照性を出したキャラをだしたはよいが
結局 作者がこの世界のことわかってんのかなって感じ

こういった作品は今まで動物ものではそうなかったので
頑張ったなあとは思うがその程度。

ドラマが非常にへたくそ。
主人公の変化が魅力的ではありません。

狼とウサギにピックアップすればこんな失敗はなかったんじゃないかなぁ

投稿 : 2020/02/04
閲覧 : 222
サンキュー:

3

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ifな世界観が想像できてしまう作りが上手い

全話見終わって「肉食と草食わかれて暮らせよ」と考えても、
・肉食同士で弱肉強食を繰り返す
・争いの果てに秩序が芽生える
・草食への侵攻=肉食の秩序
こうだと容易に想像できる世界観の描き方だなと思います、
草食側も分離した世界を何度も想像してるだろうなあとわかっちゃうし

命の危険と背中合わせなのに一緒の世界で生きるのは、
草食側の選択だったのかもしれません
なーんて考えるのも、こういうの読んだからだろうけど(無料試し読み版)
https://comic.k-manga.jp/title/105051/pv
前にも紹介した肉食が支配する「ヤスミーン」です

投稿 : 2020/01/28
閲覧 : 267
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6

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

意外や意外  結構 内容 濃いですね

意外や意外  結構 内容 濃いですね
期待を全くしてなかっただけに・・絶対断念すると思ってただけに・・
結構 深いですね・・

投稿 : 2020/01/26
閲覧 : 219
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3

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

序SFスーパー英雄(?)列伝66

何者かに追われるテム
「うっ・・・お前達アニメファンにとって、俺達はやっぱりネタなのか?」
「お前達アニメファンなんて・・・みんなヘンタイだ!(ウソですよ、そんな事思ってませんから 汗)」

「(翌日)号外、号外、」
「聞いた?水曜深夜放送のBEASTARSだって」
「きっとオタクの仕業ね」
・・・何の話だ(あわわわっ)

まさか、ウサギにエロを感じるとは思ってもいませんでした(おいっ)
原作マンガ(未読)が話題作だったので、期待して観ましたが、期待以上の出来でしたね。
肉食と草食の動物が一緒に暮らす擬人化された社会で起きる、肉食動物による草食動物の食殺事件。
まあ、いろいろと突っ込みたいところもありますが、建前としての食殺禁止と本能丸出しの裏社会。
食べられる側と食べる側に恋愛は成立すのか?
女性と男性に友情は成立するのか(違)
「ほら、安心して、何もしないからちょっとそこで休んで(ぎゃ~っ)」
(吹っ飛ばされる天地人)

まあ、それはともかく(おいおい)
ここで終わり?と思ったら2期決定という事なので、続きが今から楽しみです。

おまけ
最終回、ハルに宣戦布告するジュノ
「あなた、BEASTARSの感想をきちんと書けるんですか」
「今、私にネタを書かれるとでも思ってました?そんな事しなくても、私は投稿者としてあなたに勝ってみせます。」
「あにこれでそれを証明しますから・・・」
(いや、何を証明するんだよ)

投稿 : 2020/01/26
閲覧 : 215
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17

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ルイ先輩><

擬人化動物物としてはディズニーやけもフレ、主人公がイヌ科なので名探偵ホームズ等出てくるが、草食動物と肉食動物が共存する擬人化物語で共存するための様々な問題も話の中にちりばめている。
基本的な話の構造は、思春期高校生の恋愛話に種族間の捕食の本能等が混ざっており、それに加え各動物の種族の特性や社会等の世界観などの背景設定がよく作りこまれていて、話の展開が進むにつれて恋愛沙汰含め面白くなっていく。
また、演劇部は他者に話せない悩みを持ってる者を集めてる設定で、主人公は特に陰キャで悩み続けるが、トナカイをはじめ取り巻く生徒達も悩みを抱えている。

CGアニメで表情より擬人化した動き等に特に目が行くが、表情も豊かで違和感なく見れる。
1期で綺麗に終わってるが2期制作決定で続編の余韻を残して終わっている。

100点中82点

投稿 : 2020/01/26
閲覧 : 237
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8

shitasama さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

これはこれは…

なんとなく絵的に避けていたのと、動物の擬人化?的なものが好きで無いので避けていたのですが…
中々面白かった(笑)
人間模様?動物模様が面白かった

後兎がエロかった(笑)

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 229
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3

じゃんが さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い

ただひたすらに獣の世界を描く。楽しかったのは人間の多様性との共通点を見つけること

投稿 : 2020/01/24
閲覧 : 204
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3

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見事なCGで描かれる、擬人化された動物たちの学園青春ドラマ

様々な種類の、擬人化された動物たちが通う全寮制の学校「チェリートン学園」を舞台にした青春ドラマ。全12話。
一見すると、肉食獣と草食獣が平和的に共存しているようだけれど、その裏側には「食うもの」の本能や、「食われるもの」の恐怖が消えずに残っていて、両者の間には埋められない溝がある、というような設定。物語は学園内で起きる生徒の殺害事件から始まりますし、主人公のレゴシが所属する演劇部の人間関係などの描写も多くて、この作品の本筋がどこにあるのか、最初はよくわからなかったのですが、観続けていくと、どうやら主題は、本来なら相容れることのない存在である肉食獣(ハイイロオオカミのレゴシ)と草食獣(ウサギのハル)との間の恋、といったあたりだったようです。題材自体はそれほど珍しくないですし、ストーリーも特に先が気になるというわけではなかったのですが、キャラの心情描写は丁寧で見応えがありますし、かなり緊張感のある場面も何度かあったりして、毎回、自然と真剣に観ていました。個人的には、演劇部のスターであるアカシカのルイ先輩の、自分の弱さを克服して強くあろうと必死にあがく生き方にも魅力を感じたりして、内容も普通に面白かったと思います。
CGによる作画は、非常に綺麗。制作会社は宝石の国を作ったオレンジですが、今回はさらにレベルアップしていたようで、文句なしのクオリティでした。声も、レゴシの小林親弘、ハルの千本木彩花、ルイの小野友樹など、とても良かったです。
最後まで観終わって、かなり良く出来たアニメ作品、という感じでした。物語はまだ途中で終わっていますが、2期の制作がすでに決まっているようなので、放送されたら必ず観るつもりです。

投稿 : 2020/01/14
閲覧 : 214
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16

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人間の考え方と動物の本能を持つミュータントの話

 人間の体系を持つ動物たちのヒューマンドラマを、動物に置き換えて??織りなす、学園、演劇部、郊外などでのお話だったです。

 このお話の中心的な人物というのか?動物は、狼と兎つまりレゴシくんとハルちゃん、存在感があるトナカイ、ルイってな印象ですかねです。

 動物としての本能もところどころお話にうまく組み込まれていて、面白さの一つな気がするです。
 本能とも呼べる面、一話を見るとレゴシくんの隠れた??一面が出てくるです。恐るべき、事件が何か?このお話に深くかかわるのかなぁな?感じです。

 それとは別で、誤解されるようでも、レゴシくんの素直な一面、性格、思いやりは、良い感じ出してたです。
 部活内におけるレゴシくんとルイの絡み、レゴシくんとハルちゃんの出会い?、あれっ意外なハルちゃんと誰かさんの人間ならぬ動物模様は、必見です。

 彼らだけでなく、レゴシのルームメイトのジャック、ビル、後輩のジュノといった動物たちとの交友、部活動、衝突といった思春期と動物としての性も見のもです。

 印象に残った場面は、演劇部の公演、役者、裏方の在り方、その過程における部活内での動物関係、講演本番に至るまで、私には真に迫っているように見えたです。レゴシくん、ルイ、ビル迫真の演技??だったです。

{netabare} 自ら服をとったり、迫る昼ドラにあるような男と女の行動が、このお話に出てくるのも{/netabare}子供には見せるには早い光景な気がするです。

 肉食獣、草食動物という言葉、本能、立場もれらの展開を大きな動物としての事象を見せてくれたです。
 恋というもの、互いを思うことをそれが異種族であれば、障害になるのか?も面白さがあったです。

 終盤に見せた、レゴシくんの勇気と決断、ハルちゃんどうなる?、諦めて無視すると思われたまさかのルイの行動、ある意味凄いと思うです。
 また、別に恋する乙女の積極性も驚いたです。

 さらに別にその後の青春ドラマを見ているような光景からのEDは、良かったです。最後の意味ありげな光景、「私、気になります!」です。{netabare}「See you 2nd season」{/netabare}「う~ん?!」です。

投稿 : 2020/01/14
閲覧 : 247
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13

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

風刺の効いたメッセージを期待したが

寓話。ズートピアあるいはマダガスカルの学園バージョン。肉を食べるシーンとベッドシーンがあるので視聴者が動物ならR18。

ここでは動物も本能と理性の間で揺れ動きます。動物仮面を使ったシュミレーションみたいです。暴力は何のために使うべきかみたいな話がありました。

もっとメッセージ性があると最初は思ったのですが、ウサギ、オオカミ、カモシカの三角関係がメインになり、最終3話は昼ドラの焼き直しになってしまった感じです。

本能とどう付き合ってゆくのかというテーマがもう一つ残されているのと、どうもドーピングで凶暴化しストレス解消している獣の逮捕が二期になるようです。(あとオオカミとウサギのベッドシーンをどこまで描いてくれるのかも。)カモシカ本当に食べられてしまったのでしょうか?

最後にオオカミの中の人、名演でした。

投稿 : 2020/01/13
閲覧 : 324
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11

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どうしても現実の獣の世界と合わなくて

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:俺はあまり好きになれない感じの1回目。アフリカのサラリーマンもそうなんだけど、草食と肉食はそういう関係じゃないだろと。
期待度:★★★

都合の良いところだけ肉食草食のリアル設定を持ち出して物語が構成されているので、それを受け入れられるのであれば面白いのかも。
自分は最後まで気になって全然ストーリーが入ってこない。

投稿 : 2020/01/12
閲覧 : 344
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16

北山アキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

生き苦しくて息苦しい

原作未読

最後まで観て
二期予告まで含めて素晴らしかった。
作品世界の上部構造(又はナラティブ)は語られないからよくわからなかったけど。
(現代劇とみなせば、描く必要がないけれど)

8話まで観て
素晴らしい。
動物の「食べる食べられる」の関係を土台に据えることで、本能と理性のせめぎあいだけでなく、食物連鎖(food chain)としての弱肉強食というルールと、環境への適応能力である適者生存(survivai of the fittest)というルールの自然界のせめぎあい=バランスにまでテーマを深化させる発展性を持たせている。
(肉食を始めて草食がいなくなったら、あとは残りの一匹まで肉食同士で食べあうことになる。)

社会の形成は、社会に調和しない遺伝子を個体ごと排除する結果をもたらす。(品種改良)
つまり、肉食動物は草食動物を狩る側でありながら、社会に狩られる側でもある。
生き苦しさを代償にヒャッハーな世界を回避して持続可能(笑)な世界を実現すべき。
と頭で理解していても、生き苦しさがなくなるわけじゃないからね。

投稿 : 2020/01/12
閲覧 : 266
サンキュー:

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BEASTARSのストーリー・あらすじ

肉食獣と草食獣の共存する世界。食肉が重罪とされるなか、名門校・チェリートン学園で演劇部の生徒が食い殺される“食殺事件"が起きる。犯人は見つからず、不安に揺れる生徒たち。そんな中、演劇部では死んだ生徒の代役を巡っていさかいが起きる。次期『ビースター』候補とささやかれ、演劇部のカリスマ的存在であるアカシカのルイに、逆恨みをした肉食獣の部員が襲いかかったのだ。それを庇ったのは、照明係の二年生・レゴシ。『鋭い爪』や『大きな体』など、強そうな外見とは裏腹に、心優しく無口で不器用なオスのハイイロオオカミだ。だが、当のルイはそんなレゴシを偽善的で気に食わないと言い、強引に夜間練習の見張りに任命する。夜。誰もいない講堂裏の裏庭で、ひとり見張りをしていたレゴシの前に現れたのは―――小さな白いドワーフウサギの女子生徒・ハル。その匂いを嗅いだ瞬間、レゴシの体を本能が駆け巡る。我を忘れて襲いかかり、気付いた時には、彼女を両腕に抱きすくめていた。腕の中で聞こえる鼓動が自分のものか、彼女のものかもわからない。しかしこのハルと、そして自分の本能との出会いが、静かで穏やかだったレゴシの人生を大きく変えていく。彼女へのこの感情は、恋なのか? それとも食欲なのか?オスとメス、肉食獣と草食獣。それぞれの痛み、そして強さや弱さに直面しながら、悩めるレゴシの青春がいま始まった―――(TVアニメ動画『BEASTARS』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年秋アニメ
制作会社
オレンジ
公式サイト
bst-anime.com/
主題歌
《OP》ALI『Wild Side』《ED》YURiKA『Le zoo』

声優・キャラクター

小林親弘、千本木彩花、小野友樹、種﨑敦美、榎木淳弥、内田雄馬、大塚剛央、小林直人、下妻由幸、岡本信彦、落合福嗣、虎島貴明、渡部紗弓、室元気、井口祐一、原優子、兼政郁人、大内茜、山村響、あんどうさくら、大塚明夫、星野充昭、堀内賢雄

スタッフ

原作:板垣巴留(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)
監督:松見真一、脚本:樋口七海、キャラクターデザイン:大津直、CGチーフディレクター:井野元英二、美術監督:春日美波、色彩設計:橋本賢、撮影監督:古性史織/蔡伯崙、編集:植松淳一、音楽:神前暁

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