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「星合の空(TVアニメ動画)」

総合得点
67.6
感想・評価
251
棚に入れた
700
ランキング
2401
★★★★☆ 3.3 (251)
物語
3.1
作画
3.5
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.2

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星合の空の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

子は、育てたいようには育たないが、育てたようには育つもの

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
爽やかなスポーツ&友情系、の皮を被った、ドシリアスな家族問題を扱った意欲作。

アニメのクオリティとしては高いものがあると思うけど、EDのパクリ騒動、衝撃の12話と、様々な問題を起こした作品。

2期があるなら観てみたいが、2期がないなら、評価をメチャクチャ下げなければならない。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ、後半は酷評するから、まずは、良いところから(笑)

序盤は、その踏み込んだ内容にかなり驚かされました。家庭の問題をかなりハードに、しかしリアリティをもって描いた勇気。

DV、いじめ、養子、LGBT。

そういった「目立った」問題だけではなく、「夫婦の不和」「過干渉」のような、「目立たない」が、深刻な問題の描写もあって良かった。

レビュタイの言葉は、自分の知り合いが言っていた言葉です。私に子供はいませんが、真理を捉えているような気がします。

もちろん、遺伝的な要因によっては、教育ではどうにもならない部分はあると思います。

でも、親の影響って何よりも大きくて、その人間の人格形成にもの凄く大きく関わると思います。

道場で子供を観て、親とも関わって、やはり、「この親にしてこの子あり」と思うことが多くあります。

親とすれば、「こう育ってほしい」というのはあるんでしょうが、もし、「こんな風になってしまった」というなら、「こんな風になるように育てた」のだと、少なくとも親自身が自分の責任として受け止めないとダメだと思います。

本作に出てくるクズ親は共通して、「なんであんたはそうなの?」と、「子供が悪い」=「自分は間違っていない」という感覚をもっている気がして、最高に不愉快になりました。

てことは、作品として、クズ親をキチッと描けているということ。それは狙い通りだから、表現したいことを表現したいように表現できている、良い作品だなと思いました。

ソフトテニスに関しては、まあ、可もなく不可もなく。ちょっと「ご都合」だけど、スポーツものなんて大概そうだし。

さて、では酷評です(笑)

まあとにかく、あの終わり方ですよね。

監督のツィートを簡単に示すと、

①元々は24話で制作されていた。

②なんらかの事情で12話になった。

③この物語を12話に縮めることは無理だと判断し、最初の予定通り、24話のつもりで制作し、12話目で最終回とした。

④自分としては13話以降も作りたいから、グッズやBDを買ってほしい。

、、、う~ん。①と②はまあ、よくあることなんでしょうが、③の判断と、④を自分で言っちゃうのはな~。気持ちは分かるけど。

つまり監督は、「プロ」ではなく、「アーティスト」であろうとしたのですね。

私が好きな漫画に、「雑誌などに写真を載せるプロの写真家と、個展を開くようなアーティストの写真家の違い」が描かれていました。曰く、「プロは、クライアントが求めたものを、限られた予算、日程、設備の中で実現する者」で、「アーティストは、自分の中に絶対的な個性、表現したいものがあり、どんな状況かは関係なく、自分の内面を表現しうる者」だそうです。

社会の歯車の1つとして働く者としては、この監督のやり方を羨ましく思いつつも、それで良いのか?と葛藤を感じてしまいます。

アーティストとは基本、社会に背を向けても自らの内面に向かうもので、その存在が社会的に許容されるかは、民衆にどんだけ指示されるか次第というのは、いつの世も同じでしょう。この監督の作った「中途半端な」作品を観て、多くの視聴者がBDなんかを買い、2期が実現すればそれは、「アーティスト」として成功したということだし、そうでないなら、「ただのオナニー野郎」ということになります。

さて、どちらでしょうね?

私自身は、2期を期待しているものの、BDを買うつもりはないという、一番どうしようもない人間です(笑)

てか、こうやって「社会の仕組み」に反旗を翻すなら、いっそクラウドファンディグで予算を募って、自主制作に近いカタチでお金を集めれば良いんじゃないかと思います。

また、厳しい言い方をするなら、「アーティスト」であろうとした監督が、他のアーティスト(ダンサー)を尊重せず、EDにパクったことは、ダメですよね。なんか、自分の作品(シナリオ)にはクオリティ求めて妥協しないくせに、そこはあっさりパクるんかい、という「言行不一致」感が出るというか、「おいしいどこどり感」というか、なんか、格好悪いっす(苦笑)

それに、穿った見方をすれば、「自分にはこんなに素晴らしい、表現したいことがあるのに、周りがダメだ(わかってない)から一期になった」と言い回ることは、本作の「クズ親」の「私の教育は悪くない。あんたがその通り育たないのが悪いんでしょ!」とキレている感じにも共通する、壮大なブーメランだなと。

だって、サブキャラの家庭問題は出さず、主人公のDVだけに絞れば、12話でも完結までいけそうですし、それをあえてしなかったわけですからね。

と、厳しい意見も出ることを覚悟した本作のラスト。それを背負った上で結果を出してほしいですね。

ただ、2期やるとしたら絶対にハードル上がるし、スッキリした解決の難しそうなテーマを扱っているから、「これなら12話で終わった方がよかった」とならないように、頑張って下さい。
{/netabare}

【1話ごとの感想】
アニオリ作品のみ、1話ごとに感想と展望を書いてます。
{netabare}
1話目 ☆4
{netabare}
作画はかなり綺麗だし、ソフトテニスの動き、音はかなりリアルな気がする。この闇の深さ、吉とでるか凶とでるか。

《今後の展望》
はねバド、みたいな感じになるのかな? 天才の闇深中学生が、色々と部内をかき回しながら、次第に友情を深めていくんだろうね。
{/netabare}

2話目 ☆3
{netabare}
どんな競技でもそうだけど、いくら運動神経良くても、初心者がちょっとやったくらいじゃあ、経験者には勝てない。そもそも、中学生のソフトテニス部って、シングルあるの? 家庭内暴力に、いじめ、BLまで、色んな闇を入れてくるのはよいが、処理しきれるか? EDで(本編にない)爽やかさを演出しようという、3年A組的な演出か? あのダンス。

《今後の展望》
仲間とすったもんだし、一人ずつの「闇」を描きながら、それを解決していく。んで、11話くらいから試合? 団体戦を、じっくり描いていくのかな。一進一退の。
{/netabare}

3話目 ☆3
{netabare}
中学生の不良なんて、あんなもんだよな。刺される覚悟、という危機意識があるのかな? まあ、ないんだけど。ポットのくだり。これは、エグい。確かに不良もわるいが、ラケットでぶん殴って額かちわった方が更に悪い。のわりに、処分が甘々。それはそれでどうかと思う。

《今後の展望》
外れて恥ずかしい思いをする覚悟で、新ペア予想を(笑)

現状のペアは、【前衛 晋吾・後衛 大洋】【前衛 凜太朗・後衛 翅】【前衛 直央・後衛 樹】だと思います。ヒントになるのは、「親分子分じゃん」「まるごと全部」なので、現状組んでいる相手とは組まないことは分かります。また、親分子分ペアは引き離すと。あとは、プレータイプと人間関係かな。


新ペア予想

【前衛 竹ノ内晋吾 ・後衛 曽我翅】
乱暴者ペアですね(笑) 口喧嘩を繰り返しながら、お互いに「テメエにだけは負けるか!」とプレーする感じ。テニプリでいうところの、「モモ&マムシ」ペアのイメージで。

【前衛 布津凜太朗・後衛 雨野樹】
現状、一番闇が深くてキレやすい、でも高い技量をもつ雨野樹を、人が良い布津凜太朗がなだめつつ、プレーする。暴力後の慰めをみていると、この二人は固い気がします。

【前衛 月ノ瀬直央・後衛 石上大洋】
不思議キャラの直央と癒し系の大洋。大洋は現状、晋吾の影に隠れ、全て言いなりになっている。そこで、ほとんど頼りにならない(笑)直央と組ませることで、大洋の積極性を引き出すことが狙い。
{/netabare}

4話目 ☆3
{netabare}
先週やったペア予想。ペアは全部当たった\(^-^)/が、前衛・後衛を逆にするとは思わなかった(汗) だって、あと何週間かで大会で、いきなり逆のポジションとか、キツいだろ。後衛で、ボレー練習とかしてきたん? 自信も適性も確かに大事だけど、基本的な技術はそれ以上に大事だし。

他の競技は知らんが、剣道に関しては、弱いチームは更に弱いチームと試合した方が強くなる。強いチームとやっても、何も見つからない。強いチームとやっていいのは、ある程度以上強いチームだけ。

《今後の展望》
次は、眞己が理由を言わず退部するとか言い出し、仲間がそれを止める、みたいな青春ど真ん中展開? あのクソ親父の「信じたいよな」は伏線だろうしね。最終的には、夏南子が警察に通報しそうですね、「こんなん警察に任せとけば良いじゃん」とか言って(笑)
{/netabare}

5話目 ☆3
{netabare}
自分のトラウマを、告白。母さんも、どういう感じなのかな? マインドコントロールされてるのかな? マキのため? 殺すの連打。名前が3つ。ここにも闇が。次は、養子。全力で奴等を潰しにいくぞ、は、ある意味で彼らの闇(家族の問題か)。そんな不遜な中学生いねぇよ(苦笑)

《今後の展望》
もちろん、ボコボコにやられるんでしょう。そっから、どう這い上がってくるか。と思ったけど、Cパートで喧嘩売られたから、そこそこ通用する場面もあるんだろうな。「負けたけど下手くそではない」とか、あの赤頭がツンデレを見せるのかな?
{/netabare}

6話目 ☆2
{netabare}
ソフトテニスなら弾道も高いから、確かにダブル後衛も、アリかもな。ドロップで前に落とされたらどうするのか、見たいけど。そこで蹴ったら練習試合中止だろ。あんなに騒いで、審判に注意されないの? ただ試合しただけの回だったな。

《今後の展望》
ちょっと思い付いたって、わざと少しスペース空け(隙を見せ)て、そこに打たせてカウンターとか、そんなんかな?
{/netabare}

7話目☆4
{netabare}
いやいやいやいや。ダブルスで二人の間を狙うなんて、当たり前のこと過ぎるから、今まで、練習であれ試合であれ、いくらでもやられてきたはずでしょ? そんなん解消できないようなペアが、強豪のエースペアになってるわけないやん。イツキの着替えのところの緊張感は、良かったかな。やる気がガス欠、、、ならんがな、たかが数ヵ月で、本気なら。イノシシは、脂身が旨いよな。今回はらしくなく、爽やかな青春モノだったな~。

《今後の展望》
今回、これまでで一番爽やかな回だったから、次はまたドシリアスかな~。
{/netabare}

8話目☆4
{netabare}
かなりリアルな母子の会話。分かるけど、ダメな親だな~。他の家庭みたいに、「ガチ(だけど一般的ではない)クズ親」ではなく、「リアルなダメ親」。モンペが自分の親ってキツいな。部活やめたって、成績なんて上がらんよ。出来るやつは部活やっててもできるし、出来ないやつは部活辞めたらますますできなくなるよ、大抵。女装趣味。性同一性障害の話までぶちこんでくるんかい。マキくん、イケメンだな~。子は、育てたいようには育たないが、育てたようには育っている。

《今後の展望》
家庭内暴力から始まり、虐待、いじめ、家庭内不和、性同一性障害まで、様々なシリアス要素をぶちこんできながら、ここまで破綻せずにやっていけるのは、すごいなと思います。が、多分この全てが、作品内で解消されることはないでしょう。もしかしたら、1つも解消されず、問題提起だけで終わるかもしれませんね。
{/netabare}

9話目☆4
{netabare}
あのクソ親父のDVなければ、マキの家良い家族だな。闇深いな~。女子だって、別に普通の練習して待ってれば良いやん。ナオが保健室の鍵かけた、、、なるほど、暑いから保健室開けといたっていうのが伏線か。虚言癖。過干渉は人格否定。確かに。てか、夏の大会まで、あと何日かを示してくれてないから、分からんのよね。再婚家庭か。

《今後の展望》
ツバサの怪我。これまでメンタル面の問題ばかりだったけど、ここにきてフィジカル面の、物理的な問題。メンタル面は一瞬で解消するかもしれないし、一生解決しないかもしれない。フィジカル面は、時間があれば必ず解決するけど、時間がなければ絶対に解決しない。だからこそ、解決策が難しいな~。まあ、団体戦は3ペアだから、なんとかなるかな? そこで勝てれば、新人戦(秋季大会)もあるだろうし(アニメではやれなくても)。となると、夏の大会で1勝し、部は存続。最終話のCパートとかで、新人戦や3年生の夏季大会で優勝旗掲げてるツバサの写真が写って終わりとか?
{/netabare}

10話目☆3
{netabare}
笑った生徒会長、超怖い(笑) カナコ、いつの間にかマネージャーポジション。タイヨウの家は、過保護ね。勝ちを意識すると、大抵勝てない。結果ではなく、過程を評価することは大切だね。子供のうちは。

《今後の展望》
個人戦は全敗かな? 部の存続が懸からないと、団体戦盛り上がらないしね。まあでも、このアニメなら、メインはテニスじゃないしな。ラスト1話で家族の問題を魅せるか?
{/netabare}

11話目☆3
{netabare}
攻略法というか、やたらシンプルなことだよな。前衛だけ強いなら、前衛をとばして後衛を攻める。実力差があるペアで、信頼関係もなければ。ジョイ、嫌いやな~(笑) 母親が息子に依存してるってことね。重い重い。2年で全中優勝は、伊達じゃないだろうな。

《今後の展望》
次は団体戦で、13話が家族の話? 2クールだったりする? 特にアニオリは事前情報入れずに観るから、分からんな。まさか、12話で終わりなら、ヤバイ最終回が予想できる(苦笑)
{/netabare}

12話目☆2
{netabare}
相手の自滅であっても、全中王者がそれはないな。相手、県王者くらいにしとけば良かったのに。最後にドシリアス。これ、2期やるよね?

《今後の展望》
調べたら、24話が12話になったけど、12話でまとめることをせず、12話までを流した、ということか。

う~ん、これは是非が分かれる。個人的には、「そんなの(内輪のことなんて)知らんがな」ですかね。色々削れば、12話にまとめられると思うけど。これ、クラウドファンディグとかした方がよくない?
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 766
サンキュー:

34

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

真ん中でぶった切られた青春部活モノ<59>

え?終わってたの?ってなるけど、それもそのはず。
全24話予定だったが急に12話にされたので構成がいじれなかったとか。
またエライところで切りよんなー。

途中で切れてるので、各部員ごとに家庭の問題配置しすぎてつまみ食い状態になってるとか現時点ではそう見えるけど終わってみるまでわかりませんなぁ。
箱根駅伝アニメでも思ったけど、部員全員に葛藤を入れて最終回付近でみんな解決とかするとわざとらしいからある程度解決まで見せてく展開も必要なんじゃないかなぁ。
前半部としても問題だけ出して引っ張ってるのが多すぎてやや食傷気味でしたわ。
試合描写はちょっと軽いけど、それでもカタルシスはそれなりにあってオリジナルということも考えれば立派な青春アニメといったところ。

まっとうな青春部活モノ<60>
1話視聴。
やる気のない男子テニス部の廃部カウントダウン、そこに転校してきた運動神経のいい幼馴染を引き込む。
初回で提示するストーリーの種が適切、ヒキもいい。オリジナルアニメなのに珍しくちゃんと物語の展開が作り込まれてる感。
キャラデザが植芝理一っぽいが別に関わってなかったし、植芝作品から想起されるフェチの入る余地もなく青春なんだZE☆

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 267
サンキュー:

10

ネタバレ

ぽよお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

ソフトテニス経験者から言わせると試合描写がガバガバで雑

投稿 : 2020/01/01
閲覧 : 210
サンキュー:

4

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

切りの良い終わらせ方にして欲しかったような気もするけど、でも続きは見たい

2019年秋アニメ。全12話。オリジナルです。
物語は終わっていないため、物語評価は星3にしています。

私自身は好きな作品だしとても楽しみました。
ただ現時点では物語を総括できないので簡単な感想を残すことになります。

物語、作画、キャラ、声優さん、音楽どれも良かったけど、コンテ・演出・カメラワークが決まっていて素晴らしかったです。動きを付けていても見やすくてストレスがありませんでした。

【良かった点】
{netabare}・子どもの自立の方向性・
題材がとても良かったと思います。
家庭に問題を抱える子どもたちの拠り所としての部活と仲間を描いています。そろそろ親から自立して行動し始める年齢での身体的・精神的成長をどういう形で見せてくれるか、とても気になっていました。

12話までに段々と前向きな描写が増えてきているので、ここからもっと子ども達の視野も行動も広がっていくのかなという気がしました。
部活の仲間もですが、兄弟とは仲が良かったりするのが和みます。だから彼らは腐らずに成長してこれたのだと思うし、親の存在の大きさやままならなさも胸に迫ります。
親子関係については解決は無いだろうと早い段階で薄々思っていたのですが、まさかあんな爆弾落して終わらせてくれるとは…(苦笑)

3話で柊真が兄から「母さんと柊真は相性が悪いだけなんだ。お前は悪くない」と言われていますね。人間関係に問題を抱える人には一番大事な考え方だと思う。それをこの年齢の子ども達が理解していくのが見れると嬉しいです。続きがあればそこに期待したい。

・ジェンダーの描写・
ジェンダーマイノリティをとても自然に描いたのも好きでした。
身近にそういう子も普通にいることを想像させ、それに対する母親の困惑も当然のものとして描く。どちらも私には納得できる描き方でした。

そういえば某ロボットアニメのチアガール達の中に一人女子のコスチュームを着た男の子がいるんですよね。その子には彼氏もいて。そのアニメの作中では言及すらされない当然のことなのが好きなんですけど、悠の描き方にも同じものを感じました。

・夏南子ちゃん・
夏南子ちゃんが可愛い。斜に構えた所も含めてとてもかわいい。中心人物というよりは男子達の行く末を見届けるタイプのヒロインですね。
あの年齢であれだけ描ける子はなかなかいないし、題材に同級生の部活動を選ぶ子も多分滅多にいないよね。母親から好きなことを否定されてSNSでは求められ認められるものを描いてきたのだろうけど、本人が描きたいものを描けるようになれば良いですね。

生活の様子がよく描かれているのも好きでした。ご飯が美味しいっていうのが彼らの精神状態のバロメーターとして演出されているのも良い。{/netabare}


【判断に悩む点、勿体なかった点】
{netabare}ソフトテニスでなくても、他のスポーツのペア競技でも良いのだろうとは思います。中2のソフトテニスがどのくらいの期間練習すれば大会で勝てるレベルになるのかわからないですし、私の場合、ソフトテニスを全く知らないからこそ純粋に楽しめた部分もあるでしょう。
つくづくスポーツものはその競技を知らない方が楽しめると感じてしまいます。
ただ、皆で部活を楽しんでいるのが見れるのは好き。楽しむだけではなく結果を出すことも求められていて、癒されるだけではなく成長の場になっているのも良かったです。

眞己の身体能力の高さについて、生活環境や持ち前の器用さがその根拠になっていますが、過去に他のスポーツをやっていたという方が説得力が感じられて個人的には好みだったかもしれません。
{/netabare}


【ちょっとだけ愚痴】
読まなくていい内容なので閉じますね☆
{netabare}
…SNSで色々と火種になる作品になってしまったなあ…私はアニメは静かに楽しみたい方なのですけれども。

監督のツイッターで2クール目が無くなった事情は読みました。
額面通りに受け取って良いのかは判断つきかねますが、続きを作りたいという気持ちは伝わってきました。2クール目が無いと決まった時には大きな方向修正は難しかったということなのかな…。
純粋に結末が見たいです。監督の掌の上なのかもしれないけど。

以前、後半がネット配信のみの作品があり、当時ちょっとやめて欲しいなと思ったんですけど。
「ハイスコアガール」は配信分も含めて2期が放送されましたが、「殺戮の天使」はMXのみでしたね。
もともと予定していた物語が同じ放送枠で見られないっていう点では私としては同じかも…。内情は色々でしょうけど。局や地域によっては2期目が放送されないとかあるから贅沢な考え方なのかもしれません。

今期の中では好きな作品だったので、是非最後までアニメ化して欲しいと思っています。{/netabare}

(2019.12.31)

投稿 : 2020/01/01
閲覧 : 310
サンキュー:

27

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

星合の空 レビュー

作品が未完ならレビューも未完ということで・・・

Introdution(公式サイトより)
監督・関根和樹が送る、待望のオリジナル新作アニメーションが始動!
キャラクター原案には、新進気鋭の人気イラストレーター・いつかを起用し、
関根和樹が紡ぐ物語を、繊細に描いていく。
舞台は廃部寸前の男子ソフトテニス部。
キャプテンの新城柊真は、転校してきたばかりの
桂木眞己をソフトテニス部に誘うが・・・。
様々な思いや悩みを持つ少年たちをソフトテニス部を舞台に描く、
オリジナルテレビアニメーション。

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さて、書こう書こうと思ってさぼりにサボり、気が付けば年末、大晦日です。
1話見るごと当作品の感想を考えるくらいには、楽しんでいました。

この作品の第一印象は、親という物が非常にフォーカスされている事と、それと同時に中学生の部活の青春の物語が同時に進行していることでした。

この作品の親、について。OPやEDのアーティストが曲名を「水槽」「籠の中の僕らは」という、作品中の親というのを子供を縛る枷のように受け取っていることが伺えます。
眞己の家庭環境を例に挙げれば、シングルペアレンツであり、元父親が暴力を振るう一方で、母親の事を眞己はかなり大事に思っています。
また柊真も、兄が、柊真を大事に思っていることが伺えます。
そこから考えるに、この作品のテーマは、親は枷でありいらないという所にテーマがないように感じていました。

視聴者はOPやEDで受ける、親不要論的な歌を、全肯定で受け入れる人もいれば、私のようにそうでないと感じながら本編を視聴する人もいるのでしょう。
それこそ家庭環境の違いにより、親に対する意見の違いが現れるポイントでしょうね。

では、この作品の真に伝えたい親に対してのテーマはどこだったのか。私はそれを探しながら視聴しました。
しかし、視聴すれば視聴するほど、親子の問題が増えていきます。
テニス部のほぼ全員の親が何かしら問題を持っています。
それは大なり小なり、彼らを縛り付ける、「枷」のようなものである事は間違いありません。

しかし、その枷が、親が駄目なのがいけない、そういう結論には、ないように思えます。
何故か。御杖夏南子という、テニス部を応援する女生徒がいます。つまらない絵ではなく、彼女が描きたい絵の勉強をしたいという事を、親や大人、誰かにつまらない、くだらない、無理だという事を言われても、それでも描こうと決心したこと。
彼女が絵を描くことを決心し、その道を進んでいる事の価値は、
彼女自身が選んだからという所にあると思います。
そこに他者の決定が存在しない、だからこそ、彼女が変わったという事象に価値を視聴者が見いだせるのだと思います。

つまり、構造的には、周り(家族を含む)によって決定される行動は、物語り的には負の面を持ち、
物語の主人公が自身の意思をもって決定し行動することに正の面を見い出す。
この正の面がこの作品のテーマに近いところだと思います。
つまり、周りの環境をはねのけて、自分で自分の人生を決定することを描くことが、この作品の、親という一つの環境に対してのテーマではないでしょうか。

さて、それでも、親、という物は、子供にたいして、一方的な力関係を持っています。肉体的にも、精神的な支配の意味でもそこから抜け出すのは難しい、と思う人もいるかもしれません。

本作品は、主人公たちが、自我によって自身を決定する力の強さを信じている部分と、その強さを親の強権と対峙させていると感じました。
未完であるため、その対峙の結末がどうなったか、というのは書けませんが、私個人は、彼らが自分自身で自分の人生を決定することが出来るようになる意志の強さを描いた結末を望んでいましたね。

その意志の強さ、というのは、周りを納得させて黙らせる強さ、というのも含んではいますが、周りを気にしない強さが含まれていると思います。そういったものも描かれていると思いますね。

さて、親、についてはこれくらいにして、同時進行するテニス部の青春物語について。
親の話題が非常に不穏でありながら、部活の描写に関しては非常に爽やか。
しかし、その部活動での青春という聖域を侵害しようとしてくる親というのが、非常に不穏です。正確には各家庭の問題によって、部活から一生徒が引き離されることが、美しいものを破壊するような構図と似ている、という印象でしょうか。

また、この作品は眞己という天才によって、意識の変わっていく部員たちを描いています。御杖しかり、向上心がなかったのが、上へ向いていきます。そういった部員たちの変化、熱の高まりも見どころだと思います。

さて、いかがでしょうか。星合の空。最後に皆さんすると思うけど、タイトルの語源を辿ってみましょう。

建礼門院右京大夫集 現代語訳より

 なに事もかはりはてぬる世の中に契たがはぬ星あひのそら
  何事も変わり果ててしまった世の中で、彦星織姫の逢瀬は約束を違えず行われている。

七夕の夜の彦星と織姫の逢瀬、まずはロマンチックなイメージを想起させますよね。
そして、変わり果ててしまった世の中というのは此の世の人の関係性、約束を違えて変わってしまった誰かとの関係の悲しさにうちひしがれつつも、織姫彦星の逢瀬に思いをはせて、変らない人の関係の美しさを夢見ている。そのような印象を受けました。
この作品が、そのような約束を信じる思いを込めた作品であってほしいですね。
それでは、良いお年を!

投稿 : 2019/12/31
閲覧 : 288
サンキュー:

36

ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

爽やかさ×ドロドロ = 勝利+包丁

見終えました。

中学の男子ソフトテニス部で部長をしているトウマは、
7人だけになってしまった弱小チームを
立て直そうとします。
しかし大会で1勝出来なければ、
廃部になることが決定します。
トウマは天才気質のマキを部活に誘い、
廃部を阻止すべく奮起する物語。

私も中学、高校とソフトテニス部だったので、
フォーメーションであるとか揺さぶり方なんかは、
なるほどなぁーと観ていました。
ただボールを打つときのフォームが少し変で、
ぎこち無い感じが出ていて少し残念。

でも弱小チームがのし上がるストーリーは、
応援したくなります。
実際良いところまでいき、
最終話ではあともう少しで勝てたのにー、
という試合で幕をとじます。

この爽やかさと同時並行で、
マキやトウマの家庭環境がドロドロしていきます。
最後はトウマの事が嫌いだからという理由での両親離婚。
マキのお母さんは家を出ていく。
マキは原因である父親のアパートへ出向き、
包丁を握りしめる。
そして、一期終了と。

これサイコパスなら死んでましたよ、皆さん 笑。
犯罪係数うなぎ登りじゃないですか。

一期はまだ爽やか要素が大きいのですが、
もし二期があれば、
この病みをどのように解消するのかが分かる、
ドロンドロンのアニメになるかもしれません。

まずは二期の放送時期を確定してもらわなければ…笑。

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 268
サンキュー:

27

ネタバレ

ジーン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒューマンドラマ、それもかなり暗い系

スポ根好きには合わない作品。
スポ根だけじゃ退屈な私は楽しめた。
思春期の家庭環境は子供の人格形成には
色々な意味で大事なような気がする。
私の両親は仮面夫婦だった。
おかげさまで私には普通に接してくれたので
まあ特にはないんだがw
家は暗かったからクリスマスとか誕生日は嫌だったが明るく振る舞った。
両親も子供たちも皆役者で演者だった。
こんな私だからこの作品はかなり楽しめた。
3ヶ月であそこまで上達するのかとかご都合主義な
ところもあるがそんなことをいちいち気にしていたら
アニメなど見れない。
私は特に気にしない。スポ根アニメじゃないし。
お金くれたらやってやってもいいけど。
このあたりですでに引き込まれてた。
眞己役の花江夏樹、夏南子役の峯田茉優が
特に良かった。

最終話のCパート
なんだこれは?!と思うユーザーがいて当たり前。
この反応は普通だと思う。
私は凄く良かったと思った。
どうせ2期はないんだろうから今後の展開は脳内で
楽しませてもらう。
眞己はヤツに反抗されて逆に重症を負わされヤツは
指名手配犯になる。
そんな陳腐な想像をしてみたりw

エンディングの盗作?疑惑?とかもあったが
私はこの件がなければ盗作された方を知ることは
なかっただろう。この件で彼等の存在を知った。
盗作は良くないことだか認知度は上がったのかも。
少しでも彼等のプラスになっていて欲しいとは思う。

OPとEDも良かった。
特に中島愛のOP「水槽」は今期1番のお気に入りに。
Apple Musicにないのが非常に残念。
今期の中では本好き、FGOバビロニアと同等に
私は楽しめた。
スカッとするスポ根好きには絶対にお薦めできない。
見ちゃダメだw

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 235
サンキュー:

12

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中々の作り

少年たちの青春物語。
この作品の主人公は2人かな?
私が最初見た感じでは、主人公のマキがなんだか歪んだ様に見えました。
部活に入れば毎月1万円…最初はほんとに勧誘を辞めさせたくての発言でしょうけど、まさかの了承ww
最初は部内に馴染めず他の部員からもよく思われなかったのですが、練習など共に日々を重ねるごとに仲間からも頼られ認められる成長を見せてくれます。

この作品は部員の家のそれぞれの抱える問題や悩みなんかもありまして、そのあたりは少しリアルかな?と思いました。
思春期は特に悩みが多いだろうし、事の大きさはとにかく誰しもが持っているであろう悩み、それを友達に手を差し伸べては差し伸べられながら成長する物語。
この作品の面白さの1つだと思います。

マキのお父さん…酷い人ですが、マキが悩んでいる事を知りトウマが力になるシーンは1番印象的でした。
友達の為に高校生であそこまで手を差し伸べるのは本当にすごい事です。
友達の父だけど、知り合いってわけじゃないし何をしてくるか判らない危険な男。

話が通じるか判らない…そんな相手に立ち向かう勇気と強さがあるのは本当に凄いと感じました。

分かりやすく、マキのエピソードを書きましたが、どの部員にもこうした悩みやら問題がありキャラ一人一人を大切にしているのが制作側から感じることが出来ました^ ^

勿論、しっかりソフトテニスもしたりして部活モノとしても楽しめるのではないでしょうか?
ソフトテニスに関して言えばペアの相性や部内でも皆んなが仲良くしていていい部員が揃っていると思います。

チームとしては駆け出したばかり。
格上相手に勝ったり負けたりと互角以上に渡り合える、チームやペアに必要なのが信頼関係だと思います。
お互いを信じて頼りきれてないと、1人で空回ったり、お互いの悪い部分が目に付きペアやチームに亀裂が入ります。
しかし、マキ達の強さはその信頼関係がしっかりしていてお互いにサポートし合うシーンが多々ありましたね。

逆に対戦相手側は自分の力を信じきっている…これは大切な事だと思います。
仲間を信じるのは当たり前ですが自分自信が自分の力を信じないと、いざっ!って時に不安が過ぎて悪い方向に繋がる事もあるからです。

ですが、対戦校はそれだけなら強いですが、敵を見下していた…自分達は強い、実力がある、そこまではいいですが、相手は弱い、絶対に勝てないだろう、これは油断に繋がり一度崩されると集中力が切れてしまいチームやペアに亀裂が入ります。

マキは人をしっかり見ていて対戦相手を見抜くのが上手で、ペアも上手く誘導して自分のペースに持っていく、チームやペアの数ある理想形の1だと思います。

そして、衝撃の最終回…
これは是非映像で見てもらいたいです。
まさか…こうなるんだ…でも、あり得ない訳ではないのかな…似たニュースとかもありし…うん、すごい結末用意したね…
これ続編ないの?気になる。

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 181
サンキュー:

17

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ダビデ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

昭和? レビューを書くために最終話まで視聴しけど、結局バカにされているような感情を抱く程、不快な作品でした。

ネットでダンス振り付けの盗作が話題になっており、打ち切りを懸念する声も見かけたので視聴しました。
現実設定のフィックションの中学ソフトテニス部とその仲間たちのストーリー。
全く合わなかったので、5話で視聴を断念しようとしたのですが、断念する以上に、抱いた感想をしっかりレビューに書きたい気持ちになったので、最後まで視聴しました。

作画については、作画で良い点を感じたとしても、問題の盗作の先入観で、「何かをトレースしたのでは?」と感じてしまいながらの視聴でした。
“サボり方のアイデアを伝えて”っていうのが、物凄く、心証が悪かったです。

ストーリーは、{netabare}何を伝えたいのか不明です。
そもそも、初心者がすぐに上級者レベルのプレーをできる設定がご都合主義ですし、その設定で痛快なストーリーとなるわけでもありませんでしたし、努力と勝利を楽しむスポコンでもありません。
スポーツのアニメとしても、限界まで走ってうつ伏せで寝転ぶなど、経験のないマネージャーが偵察する程の能力があることなどなど(上げだしたらキリがなく、無為に酷評になるだけなので割愛します。)初めから終わりまで違和感だらけでした。

とにかく、児童虐待、DV,いじめ、トランスジェンダーに対する偏見、モンスターペアレント、家庭内暴力などなど、負の問題を抱えている設定なのですが、ソフトテニスの描写も含めて、浅いというか、表面だけをトレースしているに過ぎないと感じざるを得なかったです。
粗雑な作為的な不幸には違和感しか感じません。

DV保護命令のことや住民票・戸籍附票の秘匿など、ネットで調べればわかる程度の設定が現実と異なるし、虐待の事実があったり、DVの事実がある場合は、DV保護命令申立よりも、まず警察が逮捕し、強制的に接触を遮断するのが現在です。
それに、階段の上で子どもを殴って、階段から落として、骨折をさせて、他の親が病院に連れて行って・・・って、健康保険や診療費はどうなってんの??

中学生同士のお金のやり取りも、ストーリーの中では放置でした。

包丁を手にして、向かって行くところで、闇で終わるという終わり方だけは、「なくはない」と思えなくはないのですが、その終わり方にするにしても、包丁を手にするバックグラウンドの話を掘り下げておくべきだと感じました。
{/netabare}

そんな感じで、色々な問題を盛り込んでいるけれども、全てが浅く、物語に対して都合よいものの形での描写であり、観ていて苦痛でした。
昭和の時代の設定で、昭和に観ていたのであれば、受け入れることもできたかもしれませんね。

しかも、広げた風呂敷が中途半端で放置のまま、終話。
当初24話で企画した作品を12話で放送することになり、そのままの12話で制作したとのこと。
それを、堂々と、最終回終了後にツイートできる神経が理解できません。
風呂敷の展開が回収されることのない尺であることやTシャツのロゴで、なんとなく気付いていたけれども、Tシャツのロゴなんかは不快でした。

そんな気持ちでの視聴でしたので、盗作の騒ぎすら、話題にするために仕組まれたものではないかとすら感じてしまうほどです。
もしそうであれば、最後まで観たので、きれいに術中に嵌ってしまいましたね。
そして、続編が放送されるのであれば、今の感想を覆されることがあり得るのか、確認のため、視聴するので、術中に嵌ってしまうことになります。

もちろん、色々な事情が存在するのでしょうが、そんな方法で視聴を増やそうと考えていると感じられてしまう時点で、バカにされていると感じてしまいます。

投稿 : 2019/12/29
閲覧 : 498
サンキュー:

21

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

どういうつもりだ

序盤は家庭の問題とソフトテニス部、どっちの話も面白いなと思った
ソフトテニス部の話に関しては最終回でちゃんと一段落してたからいい
けど家庭問題のほうは{netabare} なにも解決してないというか、する気もなかったんだろうけど終盤はほったらかしで衝撃のラストみたいな。{/netabare} 後味が悪い
部員ほぼ全員の家族をクズにする必要あったのかな

ソフトテニスやってるシーンの作画がしっかりしてたのは良い

投稿 : 2019/12/29
閲覧 : 149
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ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

親がクズすぎる

感想

オリジナルアニメらしいけど、当然と言えば当然かも。
こんな鬱家庭環境の子供たちの話なんて読みたくないもんね。

正直、ソフトテニスのスポコン青春ものでよかったと思う。
出てくる子供の親達がクズ過ぎて、観ていて胸糞悪くなりました。

子供に暴力を振るって金を巻き上げるクズ父親
自分の赤子に熱湯をかけて火傷を負わす母親
息子の一つの挫折を許容できず大会前の息子にケガを負わす父親
息子を自分の思い通りにならないと気が収まらないモンスターペアレンツの母親
息子を心底嫌って離婚する母親など

全12話でやるような内容でもないし、当然それらの問題は解決しないしで、
極めつけは、なんだよあの最後!
眞己が包丁持ってクズ父親殺そうとして終わりとか!
投げっぱなしジャーマンもいい加減にしてよ!
あんなん視聴者を鬱にさせるだけじゃん
いったい何がしたかったんだろね?
世の中には こんな家庭環境で悩んでる子供達がいるんですよ!っとでも言いたいのかね?
そんなん要らんお世話だっちゅーの
アニメでやるようなこっちゃないです
レビュー書いてて怒りが込み上げてきます。
せめて眞己のクズ父親の問題だけにして、それを解決まで描く話にしてほしかったですね。

あー気持ちわる
せっかくソフトテニスの面白さが伝わるいい話もできたろうに、これじゃ台無しです。

EDのダンスパクリ問題が霞んじゃったヨ(爆)

投稿 : 2019/12/29
閲覧 : 426
サンキュー:

26

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にしやまん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

詰め込みすぎ?

色々な問題を詰め込めるだけ詰め込んだけど、無理やり回収、または回収しきれてない感じが。アニメ自体は面白くてもうちょっとジックリやってほしかった。24話予定が急遽12話になったけど、作り出しちゃったからそのまま放送したみたい。全部見た人は絶対に二期みたくなると思うから、SNSの声で二期制作とか狙ってるのかな?

投稿 : 2019/12/28
閲覧 : 195
サンキュー:

8

KANO さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

流石にこれは残念

回を増す毎に、明暗をくっきり映し出す描写。
中盤以降は回収不可能のイメージは持ちましたが…
本作の結末は残念の一言です。

24話予定の作品を12話に変更
纏めずに前半だけのまま放送と言う訳ですが
コメントを鵜呑みにすれば春の段階で決定してたの事で
ED問題は関係の無いように思えますが

24話を12話に変更出来なかった事情、作り手の意識、
若しくは何らかの勝算があったのか?
又は、ED問題を含めて全てが過剰宣伝の範疇なのか?

どちらにせよ、一つ言える事は、視聴者を置き去りにする
手法はどうなのか?と言う事だけです

現状では2期の話しは無いので、未だ観られてない方は
2期決定の話しがあってからの方が無難かと思います。
有るかどうかは、未定ですが。

作品としては、半分の状態として認識してますので
評点はそのままにしておきます。

投稿 : 2019/12/27
閲覧 : 512
サンキュー:

31

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ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

どういうことですか?! こんなことってあるのか!!!!!

いや、11話までは傑作としてのレビューを書こうとしたんですよ。
今クールでは自分の中でずっと評価トップを走っていたこの作品。
なのに、それなのに!!こんな衝撃は久しぶりです。
どういうことですかこれは!12話で打ち切りというべき終わり方。
しかも最悪な形でのエンド。これから先が無いなんて!

中学校での男子ソフトテニス部を舞台にした物語。
ソフトテニスはどうあれ、出てくる親が毒親ばかり。こんなに問題抱えた家族が多いのかと思ってしまうが、どの家庭でも多かれ少なかれ何かしらの問題を抱えているのは事実だろう。
そんな中学生の日常と、さわやかなソフトテニスの試合が入り乱れて物語りがすすむ。
進むのはいいのだが、どの家庭も解決せずに突然物語は終わる。
描いている内容もリアルだが、解決しようもない問題の深さも現実的すぎる。
ショッキングな内容だが、私は12話の最後のCパートを見るまでは、すべての人がみるべき名作アニメだと思っていたよ。

最後のシーンで包丁買って行動を起こしたのは誰だろうかと思った。登場人物の誰であっても不思議じゃない。主人公のマキ君だったんだね。やっぱり主人公か。
続編があったら少年院とかになるんだろうか。
とにかく何一つしっくりこない最後に、見ている我々は何もすることができない。
タイトルの星合の空ってどういう意味なんだ?

これ、続編を作るべき作品だと思っている。
このあにこれのレビューで声をあげればいいのか?
twitterでハッシュタグつけて続編希望!とツイートすればいいのか?
声が大きければ製作会社も動くかもね。
まずは話題にすることかな。

投稿 : 2019/12/27
閲覧 : 296
サンキュー:

20

ネタバレ

アベベ晴明 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

爽やかとドロドロのギャップが凄い。ほめてはいない

ダンス盗作の件でも一部関係者を騒がせた本作だけど、こんだけ家庭不和というか毒親集めるのってなかなか難しいんじゃね?と。そもそも親ってのは忍耐・辛抱を宿命づけられてる生き物なんですけども、その覚悟もないまま夫婦になり、子供を無駄に作ればこうなるのもお察しなんですかねえー(言い方ァ!)でも5ちゃんのその手のスレ見てると、そういう手合いって本当に増えてるって事なのかなーと。

でもいくら美味くないとか嫌いな親の作った料理だからといって、出された食べ物を箸でこねくり回すクソガキって、めちゃくちゃ感じ悪くないですかね。ユニセフあたりのCMで出てるような栄養不良の子供たちの気持ちになって、絶食でもしてみればいーんじゃない?て思ったわ。

あと妙な暗転やたら多いんですけど、これで尺の半端を埋め合わせてる様子が見受けられるのだけど、これがとてもテンポ悪く感じました。

しかも2期あるのかないのかはっきりしない感じで、もしこれで出ないならただの未完成品みたいな?

俺たちのドロドロ陰湿な青春はこれからだ!
エンド…わかるわかります…

投稿 : 2019/12/27
閲覧 : 212
サンキュー:

8

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ツークツワンク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

最悪の意味でのクソアニメ

監督曰く24話で製作していたものが12話だけの放送になった
しかし、12話構成にはあえてまとめず24話で作成した脚本の12話だけを放送した未完の作品とのこと

深夜アニメということで多くの人の目に映る作品ではなくて心底良かったと思う
児童虐待、養子縁組、連れ子問題、モンスターペアレンツ、Xジェンダーと社会問題を大量に投げかけておきながらこの終わり方は最悪
上記の問題のいずれかって割と身近に一つはあると思うくらいありふれている
そういう世の中で視聴者側に希望を与える作品を作るのが製作者側における最低限の誠意なんじゃないかな

そんな覚悟も無い……もしくはあったけどこういう終わり方にしたっていうのは苦しんでいる人達に対して失礼というか軽い気持ちで踏み込んでいいような題材ではなかったと思う
それぞれの親とは社会問題を持ち込まない程度の確執に抑えておくべきだった
部活での精神的成長と非力な中学生における家庭内問題の解決はどうやっても結び付かないだろう

作品としては12話にまとめようと思えば十分まとめられたはず
主人公ペア+部員+αまで苦しみを描くのではなく主人公ペアだけに焦点を絞って作品を描くべきだったと思うし、こんなに多種多様な社会問題を扱って24話でまとまるようなきれいな作品を描けていたとは到底信じられない

物語に触れるのであれば、未経験の主人公がセンスがあるとはいえ少し練習しただけで強豪校の選手達と良い勝負をしていったり、ダブルスのペアを変えただけで見違えるように部員が強くなるなど説得力に欠けるシーンも多くスポーツものとして見ても色々疑問が浮かぶ作品だった
1クール目として見るなら、廃部の問題が大きな山場のはずなのに勝たなければならない1回戦を軽く流して、最終話において勝利することに何の意味も持たない4回戦を必要以上に描く意味はあったのだろうか
その他に関しても妹を監禁した部員が次の話でケロっとしながら応援に参加しているなど色々疑問符が浮かんでしまうシーンが多い

24話の作品を改変しないで放送するというこだわりは立派だがそれ相応の作品を仕上げてから発言してもらいたいし、人を不快にさせるだけの作品ならいっそ放送しない方が良かった

投稿 : 2019/12/27
閲覧 : 281
サンキュー:

10

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

青春ソフトテニス

いろんな家庭の事情を抱えた中学生がソフトテニスするアニメ。
最後は不穏。

総評:
「良くも悪くもない」

投稿 : 2019/12/27
閲覧 : 145
サンキュー:

2

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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

期待を裏切った“クソアニメ”オブザイヤー2019。

詳細は公式でも。

やる気なし、勝利なし、上級生下級生なしの
男子ソフトテニス部。そんな部に部費は出せないと
夏までに1勝できなければ廃部になると生徒会長
から言われた新城柊馬は、手っ取り早く運動神経の
いい生徒を探して入部させようとします。

そんな折、引っ越して転校してきた旧知の仲の
桂木眞己が、思いのほか運動神経が良いことに
目を付けた新城。勧誘に躍起になって……。
というお話かと思いきや、けっこうな闇もあり。

あらあら。サムネだけ見て、てっきり腐向けと判断
してノーマークでしたが、意外と悪くない。
なんとなく雰囲気は「ここさけ」的なトーン。
制作は「ヤマノススメ」「転スラ」のエイトビット
ですよ。

作画よし。演出そこそこよし。ストーリー悪くない
というところ。これはノーマークでした。
ちょいと追いかけてみますかね。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
真己がソフトテニス部に入り、いよいよ始動です。
が、他の部員のやる気のなさや負け犬根性に、
少し呆れます。そして煽って焚きつけることに。

というお話。

全体的にはかなり好印象です。
声優の抑えた演技も「月がきれい」っぽい感じで
いいんじゃないかと思います。

ただ一点、懸念材料が。
マネージャーになるなよなよ男子が、どうも
キャプテンの新城のことが好きらしいことです。
この話にBLをぶち込むのは、ちょっと…

今回、真己の親父は登場しませんでしたが、
これもどう展開するのか気になるところです。
とりあえず今期では上位争いできる作品ですね。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
練習試合で既存部員をコテンパンにする眞己。
そんな部員に愛想をつかす新城。
そんな中、同級生から片親のこと(虐待のこと?)
をからかわれた部員のひとりがラケットで殴り、
流血騒ぎになってしまう…

というお話。

うん、面白いですよ。なんか飄々としているという
か。観ているこちらが思っているテンションを、
ことごとくスカしてくる感じも悪くない。

悪くないからこそ、打ち切りになって欲しくない。
正直、トレースとかどうでもいい。作品になんの
関係もない。折り合いは当事者が裏で付けてくれ。
金が欲しいんなら、くれてやれ。弱みを見せたら
負けなんだから。
こんなくだらないことで、こちらの楽しみを
奪われるのが腹が立つ。以上です。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
おや? EDの映像そのままでしたね。
作り直すのと、使用料どっちが安いかの選択で、
後者を選んだのでしょうかね。
ま、落着したならそれでいいや。

ストーリーは、メンツのガラガラポンして好結果。
顧問は後輩の強豪中学に練習試合を申し込んで、
すべてがうまく回り始めたその矢先、眞己の元に
父親が現れて…
というお話。最後に闇をぶっ込むんですよね、この
作品は。

でも、すべての面で高いレベルの作品だと思います。
今後の展開が楽しみ。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
父親にラケットを壊された眞己。新城は様子が
おかしいことに気づき、話すように促します。
そして、ついに眞己から父親から暴力を受けていた
こと、離婚後も金をせびりに来られることを告白。
そこで、金を用意して2人で父親を待ち構えます。

いろいろ煽られたりもしましたが、とりあえずは
追い返すことができた2人。そこで眞己は涙を流し、
新城と熱い抱擁を交わすのであった…
{/netabare}
というお話。
そこまで観た瞬間、「うわっ、そっちの方向へ行く
のかよ」と思いましたが、場面がガラッと変わり、
なぜかおデブちゃんの生徒会長・絹代の生い立ちの
話へと移り変わっていきます。ま、BL方面が強く
なるよりはいいか。

相変わらず、男子ソフトテニス部の面々は誰が誰だか
覚えられないというのはありますが、当面は眞己と
新城と「わたモテ」のもこっちみたいな御杖さんと、
父親ぐらい覚えておけばいいかなと。
{/netabare}
======第6話視聴後、追記です。
{netabare}
なんていうかなあ…

まず対戦相手の選手を、分かりやすく嫌な奴に
描写するのは安易じゃないですかね。
現実を知る僕たちには、あんなにハッキリと
嫌味や煽りを初対面の人に仕掛ける人間なんて
いないってことぐらい分かるんですよね。
だから、いかにもアニメのデフォルメって感じで
白けてしまうんです。

リアル寄りの作風だから、なおさら違和感。
味方ペアの、相手を大声で威嚇しながら試合する
作戦ってのも含めて「ンな奴いねーよ」になって
しまうんですよね。

ちょっとね、うん、ガッカリしましたかね…
{/netabare}
======第7話視聴後、追記です。
{netabare}
今回も、前回に引き続き、ほとんど試合のみ。
眞己・新城ペアvs.王寺アラシ・モブペア。
{netabare}
結果的にはフルセットまで持ち込んで、最後は
ネットに当たったボールが眞己たちのコートに
落ちてゲームセット。惜しくも敗れました。

そのあと、Bパートでは男子ソフトテニス部の
面々が多摩川の河川敷でBBQ。そこに犬を連れた
王寺アラシが通りがかり、合流して仲良くなり
ましたよ。
{/netabare}
というお話。
テニスのプレイ中の動きなどは、なかなかの良
描写です。躍動感もあり、作画も安定して美麗。

対して、ストーリーは淡々とテニスの試合が
続いていくだけ。途中、眞己が王寺ペアの弱点を
見つけて、そこを突くという話ですが……。

そもそも2ヶ月の初心者が、がっつり毎日練習を
してきた相手に善戦するのがおかしいんですよ。
それじゃ練習してきた意味ないじゃん。

そして、とにかくまあ御杖さんが口汚く皮肉を
言うのがねえ……。ま、そう言いつつ試合を観に
きたり、ポイント取るとガッツポーズしたりと
いう“おまけ”程度の心境変化を見せますが。
なんだろ、さすがに中学生男子ばっかりの絵では
地味だからということで、むりやり出している
のかなというくらいの、意味を持たせないキャラ
設定の女子です。今後、キーパーソンになる?

まだ面白いですが、序盤からの高評価からは、
一歩後退しちゃったかなという感じです。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
部員のひとりの母親がモンスターペアレントで、
学校にクレームつけて練習が1週間自粛になりました。
その間ヒマなので、大会初戦の相手校を偵察に
行こうという話になりますが、バレるとまずいと。
ラッキーなことに、相手校のエースはファッション
雑誌のモデルもしているスーパー中学生で、女子に
大人気。なら、御杖さんと一緒に女装して偵察に
行こうという話になります(なんで?)。

で、ラッキーなことに部員のひとりが性同一性障害
らしく、姉の服が借りられるよということで…。
{/netabare}
ものすごく、ご都合展開な回でした。

なんか、安易にそういう舞台装置としてLGBTを
扱うのって、どうなんでしょうかね…
モンスターペアレントとかDVとか社会問題を
アニメ作品に紛れ込ませるというのは、話題性を
考えてのことでしょうかね。

どれも扱いには慎重さが求められる話だと思う
ので、ただ出したというだけで投げっぱなしに
したら、まずい気がしますけどね…。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
部員Aの母親は過干渉でソフトテニス部をやめさせ
たい。Bの母親も反対していて幼女の妹を可愛がる。
Cの父親も反対して手を上げて、階段から突き落とし
骨折させる。Bの母親は後妻のようだ。
{/netabare}
とまあ、不思議なほど部員それぞれの親が、揃いも
揃ってカスという設定。眞己の父親もそうだしね。

こういうところがなあ…
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
またまたクソ親です。今度は新城の母親が「母親に
なんてなりたくなかった」と言い、関西弁の部員D
の両親は「負けてもお前のせいやない。ペアの
もうひとりのせいや」と言い放つ始末。
この監督は、親に対して何か嫌なトラウマでも
あるのでしょうか。

そして、まるで「ツルネ」ばりの、いかにも嫌な
ヤツ的な双子のライバル登場。
なんでしょうなぁ。ライバルを嫌なヤツにするのは
太古の昔からアニメで用いられる手段ではあります
が、もう少し上手くできないものか。ベタすぎ。
で、嵐は味方になったものの、ただのバカという
設定に落としてしまいました。
ソーメンチャンプルーを食わせた(餌付け)だけで
てめえのチームのペアの弱点を言っちゃうとかね。
{/netabare}
もう少し、奥深いキャラ設定をできなかったかと
残念でなりません。親は子どものやることに反対
して邪魔をする。ライバルはめっちゃ嫌なヤツに
して、善戦してスカッとさせる。生徒会長はソフト
テニス部を目の敵にして廃部に追い込もうとする。
もうね、ベタすぎてベタすぎて…

そして、中途半端な深堀りのせいで部員のキャラ
が魅力もなければ名前すら覚えられない始末。
正直、ここまで主要キャラの名前を覚えられない
アニメは駄作なんだろうなと思います。

あら、なんか総括みたいなことを書きましたが、
たぶん残りの話数で劇的な上昇はないと見ました。
なんだろう、序盤はそうとう面白い作品になる
印象だったんだけど…
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
モデルやってる長身褐色イケメンのジョイペアに
勝って、勢いに乗る眞己・新城ペア。
もう総集編は入れられんとばかり、過去の映像を
長尺でたっぷりとお見せして省力化しますよw
そして、お約束のライバルは嫌な奴設定はジョイも
同じでしたね。
で、いよいよ「ツルネ」ばりの嫌な性格のライバル
双子との対戦です。いやー、強いね。

で、こちらもお約束の肉親はクズ設定は、ついに
新城兄まで。母親と何か悪巧みをしているCパート
で、次週へ引きますよと。
{/netabare}
ここまで観たから最後まで観るけど、正直この作品
ほど初回から右肩下がりで評価を落としたものも
ありません。

そして次週、最終話。
適当に広げた風呂敷をどう畳むのでしょうか?
懸念材料は
・双子との決着
・眞己の親父問題
・新城の母親と兄貴問題
・過干渉母親の息子問題
・腕を骨折した部員の親父問題
・廃部とデブ生徒会長問題
などなど。

これ、全部最終話で片付けるの?
下手したら、全部ぶん投げる可能性も…

やれやれ。期待しないで次週を待ちます。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
最強双子ペアとの対決の続きです。

圧倒的な実力差を見せつけられ……るはずだった
のですが、なぜか、本当になぜかフルセットまで
もつれる善戦。チャンピオンって、こんなに弱い
の? でも、最終的には双子の勝利。
「次の対戦を楽しみにしてるよ」という清々しい
挨拶(笑)で決着がつきましたと。

で、EDが流れ、まさかこんなとこで終わり?
思いきや、新城は母親に離婚することを告げられ、
「あんたのことは嫌いだったのよ」と。
一方、眞己は意気揚々と帰宅すると、父親に蹂躙
され、金を奪われた後になっており……。
絵師の御杖さんは、ソフトテニス部の絵を描き、
Twitterに上げるも叩かれまくり。

そして眞己は、コンビニで包丁を買い、父親の元へ。
「終わりにするんだ」でラストでした。
{/netabare}
いや、これ、最近観た「魔法戦争」に匹敵する
くらいの投げっぱなしエンドですよ。
いやあ、ひどい。これはひどい。

なんか監督のツイートによると、もともと24話の
分割2クールで作る予定だったのが、1クールに
なったようで。おそらく、急に1クールって言われた
っぽい。もう13話はできているとか、眞己たちの
未来をお見せできる機会があるように応援して
くださいとか恨み節が……。

とにかく、キャラの描き方に悪意がありすぎです。
大人(親たち)は、誰一人としてまともな人間が
いません。眞己の母親と、男女ソフトテニス部の
顧問くらいですかね。
そして他校のソフトテニスのライバルたちも、これ
また誰一人まともな奴がいない。というより、
わかりやすく嫌な奴らに描くという。

そして、毎話必ずどこかに部員たちの家族の異常
ぶりを入れるという。モンスターペアレント、
DV、過干渉。さらにはLGBTの部員、ネットの闇…

何が悲しくて、アニメでこんなものばかり見せられ
なければならないのか。しかも、懸念した通り、
すべてが投げっぱなし。いくら「本当は2クールで
やるはずだったんだ」なんて言われても、言い訳に
しか聞こえませんし、商業アニメでは結果が全て。

なかなかに過去最大級の駄作オブ駄作。
クソアニメ認定されていいと思います。
期待を裏切ったオブザイヤー2019を贈呈します。

投稿 : 2019/12/27
閲覧 : 3115
サンキュー:

13

MMA原理主義者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

鉄腕バーディー DECODEの赤根和樹監督ということで見ました

テニスに限らず、スポーツはどうしようもなく肉体的才能が大部分を占めているので、主人公たちが強くなるための説得力が足りなさすぎます。
例えば『タッチ』で言うと、明星野球部を潰そうとした柏葉監督の理不尽な特訓が、結果的に天才投手上杉達也や明星野球部員を強くした、というような説得力です。
部員が考え方を変えて少し努力しただけで強豪校と互角に戦ったらだめでしょう。
あのラストなので2期は当然あると思いますけど、逆にないとしたらある意味すごい作品です。

投稿 : 2019/12/27
閲覧 : 167
サンキュー:

5

ネタバレ

BERG さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:今観てる

何とももったいない

中学の弱小ソフトテニス部に転校生が入部して、次第に部が好転して行く…という王道な物語でいくのかと思いきや、各キャラが重く暗い問題を家庭に持っていたり、生徒会長が現実味のないお嬢様設定などなど、余計な要素が多過ぎる。どんなファン層にどんな気持ちで見てほしいのか分からない。
無駄に声優は有名どころを起用している。

投稿 : 2019/12/19
閲覧 : 283
サンキュー:

3

しゅがたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

闇が多めで面白い!

ただ、とある声優が残念過ぎる。一人だけ違和感のある棒読みが話を削がしててちょいちょい内容が頭に入ってこない。
声優下手すぎかよ!っと毎回突っ込みたくなる。
内容で勝負したいなら、なぜこの声優を選んだ…と疑問でならない。

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 269
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1

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

誰だってただまっすぐなレールを歩んできたわけではない

相変わらずなろうやラノベ、ソシャゲのアニメ化作品だらけで、それはそれで楽しいんですが、こうした本気で楽しめる作品が一本あると充実度が違ってきます。TBSのアニメは、異色の落語テーマ作品や三浦しをんの原作小説のアニメ化など、他局とは一線を画した中身のあるアニメを提供してくれるので安心できますね。

中でも今回のアニメはオリジナル作品ということで、事前情報もなく、しょっぱなからDVシーンもあったりしての衝撃闇展開多めで、ずいぶん視聴者を選んだようですが、個人的には3話目で物語にぐっと引き込まれ、都合により二話連続放映となった4話目で完全にファンになりました。

弱小ソフトテニス部を舞台に、それぞれに悩みを抱えた少年たちの心の葛藤がす苦しくもあり、それでいて友人の支えを頼りに克服していく姿がたのもしくもあり、続きが気になるところです。

思えば、自分の両親も完璧な夫婦円満とはいかず、時にはプロレスまがいの組み合っての大ケンカをしていたのを思い出します。この作品の主人公らと同じ中学生のころは、心配になって仲裁にはいったこともありました。
両親の暴力に嫌悪感を抱く人も多いのかもしれないけど、どの家庭でも目にすることはあったのでは?と思います。それは腕力に頼るものだけでなく、言葉の暴力であったり不条理な行動で相手を傷つける行為であったり、、、ですね。

また、中学生という多感な年ごろは、周囲の誰かに期待されることで自信と自覚をしていく年ごろでもあります。それは親や兄弟、友人や教師であり、そんな彼らの期待を裏切ることを怖がり、期待されず興味すら持たれないことを恐れたりもします。

うわべだけの付き合い程度の部活動が、いつしか本音でぶつかりあえる友のいる場所になっていく。これは少年たちの心の闇を描いた物語でもなんでもなく、より明るい確かなものをつかんで成長していく子供たちの未来の物語だと、まわりの人たちにも早く気が付いてほしいですね。

そういえばこの間、テレビのバラエティー番組で、かつての人気子役少女の話がされていました。彼女の辛辣なツイートは世間を騒がしたようですが、「きれいなものや、笑えるものだけみせて育てた子供が人にやさしい大人になるとは、ぼくは思いません」というのは、的を得ているなあと思います。
結婚しない&できない世代が増える中、ゲームもアニメも異世界ハーレムだらけってのは、なんだかなあと思うことがあります。

投稿 : 2019/11/15
閲覧 : 241
サンキュー:

12

ネタバレ

takigawa さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

着地点はどこ?→

事前情報ゼロ アニメオリジナルだそうで

3話まで視聴
原作・脚本・監督が同一人物だそうで
メッセージ性の強い作品になりそう

着地点がシッカリイメージされてて
そこまで表現できれば物語として高い完成度になりそうだけど…

具体的には {netabare} 親と子のどちらの視点を主にする {/netabare}のかの点が現時点では微妙なのでなんとも

{netabare} 児童虐待やDVは視点が違えばまったく違う主題として扱えてしまえる{/netabare}ので、現時点ではなんとも

絵柄は嫌味なく万人受けしそうなもの
ときどき背景から人物が浮いてるのはご愛敬か

視聴継続

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 227
サンキュー:

2

kozzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

振付けパクリで話題になってるけど…ここでも変な工作みたいなことやってるな

この作品はEDの振付けパクリが話題になってるが、
ここ「あにこれ」でも、レビュー無しで高評価を複数アカウントでやってるやつがいるんだよなぁ、、
なんかまだ2話くらいなのに評価4.2付いてたし。


あの、こんな姑息なことしなくても面白い作品は評価されるよ。工作紛いなことしなきゃ駄目なのかい?


作品の内容は2話で合わなそうだから視聴辞めたけど、家庭トラブルがメインでソフトテニスはおまけみたいだな。まぁやたらホモっぽかったり、EDがダンスの意味もわからんので、続きは気にならない、気にならないが、複アカで高評価連発しているやつがいるから低評価レビュー投稿しまーす

投稿 : 2019/10/27
閲覧 : 263
サンキュー:

3

ネタバレ

(*´ω`*) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

テニス部におっさんがやってきた

■本編を視聴して
{netabare}
2話で急に面白くなった気がします。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
を思い出しました。
懐かしいです。


弱小テニス部に新風を巻き起こす新入部員がやってきます。

女子マネージャーだったら嬉しいのですが、
見た目は男子高校生、頭脳はおっさんでした。
しかも世知辛い現実の中で心の擦れたおっさんです。
残念です。


現代経営学を活用して優しくモチベーションを上げてくれるわけではありません
夢も希望もない言葉を投げつけ、
子供相手に理詰めで畳みかけます。
可哀相です。


ショック療法が効果を出す兆しもありました。
おっさんの奥底にも少年の心が残って居そうです。
楽しみです。
{/netabare}


■作画について

テニスの作画がとても忠実で驚きました。
テニス(軟式硬式共)をやっていたので、それだけでも嬉しい作品です。


■追記

EDの件で炎上していて驚きました。
これはあかん・・

私事ですが、振付師という職業には昔から敬意を払っているつもりです。
マース・カニングハム、ウィリアム・フォーサイスに興味を持ったことをきっかけに、
伊藤千枝子さんの活動に興味を持ち、公演に行った時期もありました。
このような事態が起きたことは残念です。

投稿 : 2019/10/24
閲覧 : 423
サンキュー:

13

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

やっちまったか?

アニメ自体は全く興味がないので見ていない。
EDで使われているダンスにトレース疑惑があるようで。
(某振付師さんや某踊り手さんらがパクられたとかなんとか)
このアニメに限った話じゃないけど、だからといって有耶無耶にせずに
制作スタジオも何らかの発表をすべき.......なのかな?
まあもしED差し替えとなれば、灰色から限りなく黒になるだろう。

そういえば某スタジオの脱税疑惑も年内には調査が終わるはずで、
そっちも気になるところ(笑)

投稿 : 2019/10/24
閲覧 : 246
サンキュー:

2

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

マイナースポーツだが面白そう。だがEDのダンスはヘタクソ!!

ソフトテニス部、昔は軟式テニスといって私も中高とやっていたので、懐かしいです。部活だけでなく主人公の私生活にも、なにやら不穏なストーリーが隠されているみたいなので、ワクワクしながら視聴していきたいです。

投稿 : 2019/10/18
閲覧 : 229
サンキュー:

1

ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

はねバトをもっとギスギスさせた女向けアニメ

ハイキューや弱虫ペダルを好きな女性が好きそうなストーリーだと思う(偏見)
腐女子向けのアニメかとも思ったが男でもぎりぎり見れそうな感じはします
{netabare} 1話最後に暴力親父が出てきてドン引きです(^_^;) {/netabare}
普通のスポ根テニス漫画ではだめだったのだろうか。負のエネルギーが強すぎて楽しく見れないので2話気になるけど見たくない感じ

投稿 : 2019/10/15
閲覧 : 327
サンキュー:

2

時ノ音の精霊音羽 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/09
閲覧 : 1

anikore818 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/30
閲覧 : 2
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星合の空のストーリー・あらすじ

舞台は、廃部寸前の男子中学ソフトテニス部。様々な想いを胸に抱く少年たちはソフトテニスを通してどこへ向かうのか。少年たちの等身大の青春ストーリー(TVアニメ動画『星合の空』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年秋アニメ
制作会社
エイトビット
公式サイト
www.tbs.co.jp/anime/hoshiai/
主題歌
《OP》中島愛『水槽』《ED》AIKI from bless4『籠の中の僕らは』

声優・キャラクター

花江夏樹、畠中祐、松岡禎丞、佐藤元、山谷祥生、峯田茉優

スタッフ

原作:赤根和樹、キャラクター原案:いつか
監督:赤根和樹、副監督:三宅和男、脚本:赤根和樹、キャラクターデザイン・アニメーションディレクター:高橋裕一、場面設計:竹下美紀、色彩設計:中山久美子、美術監督:志和史織、美術設定:藤井一志、動画検査:又野貴菜、CGディレクター:生原雄次、編集:木村佳史子、音響監督:明田川仁、音響制作:マジックカプセル、音楽:jizue、音楽制作:フライングドッグ

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