順順 さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 1.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
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(C) TRIGGER・中島かずき/XFLAG
プロメアの感想・評価はどうでしたか?
順順 さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 1.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
shino さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
今石洋之監督、トリガー制作。
炎を操るミュータントの出現により、
惑星規模の発火現象である世界大炎上が発生。
{netabare}人口の半分が焼失してから30年が過ぎた。{/netabare}
バーニングレスキューの隊員たちは、
今日も街の火消しに活躍する。
ハリウッドが好みそうな活劇ですね。
勧善懲悪のマーベルコミックの世界、
画面狭しと動き回るレゴブロックの世界、
色鮮やかなマインクラフトの世界である。
人体発火現象の謎から火災テロまで、
物語を牽引する要素も分かり易いものばかりで、
熱い娯楽活劇を楽しむには申し分ないでしょう。
物語性では僕の好みではないのですが、
とにかく動くキャラクターに心躍ります。
{netabare}地球の地殻内のマグマが暴走している。
科学では制御出来ない現象にどう立ち向かう!?{/netabare}
熱血主人公は大見得を切り立ち上がる。
しかしトリガーは街や人の記号化が上手い。
俳優堺雅人の妙に落ち着いた声がツボに入る。
楽しみ方は人それぞれでしょう。
ド派手な活劇がお好きな方にぜひ。
fuzzy さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今月より始まっている4DX上映行って来ました♪
4Dも本作みたいに後付け4D企画ともなると、
ピンキリの差が激しく、冒頭の4DX導入映像が4D効果のピークだったw
何てことも珍しくはないのですが、本作はガチでした。
アクションシーンでは初戦から本気で振り落としに来ており、
尊氏も落馬寸前でしたよwほぼ滅殺されかけましたw
揺れも普通の地上戦なら、座席の動きもある程度予測が出来るので、
落ちる!なんて感覚は生じ得ないのですが、
本作の場合は元が、人間射出装置から始まり、
足場が傾き、壁が地面になる、オールレンジな空中戦。
4D座席も普段使ってない関節まで解放して、
鑑賞者をフルボッコして来る感じ。
これだけ運動性能を発揮して貰えれば4D施設も本望でしょう。
私の『プロメア』鑑賞は
前日譚付上映に続いて、今回の4DXが2回目と言うだけですが、
こういう特殊な上映企画にガチで取り組む姿勢には熱くなりますね。
『プロメア』は他にも爆音だの、絶叫応援だの、
色々やって来ているとのことですが、
きっと、どの企画でも完全燃焼しているのだと思います。
本作が半年近くに亘ってロングランしている秘訣の一端を垣間見た気がした、
企画力がある4Dでした♪
以下、2019/9/11 初回投稿レビュー。
長いので折りたたみw
{netabare}
5月末の公開当時は何となくスルーしていたオリジナル劇場アニメ。
スタッフ、キャスト陣からして熱い映画であることは分っていましたが、
ちょっと熱すぎて、これから夏本番、
夏バテ必至の私には受け止めきれないのでは?と言う懸念が先立ちましてw
逃げ回っていれば、本作もその内、鎮まって、
夏の終わりと共に上映終了していくのだろう……。
そう高をくくっていたところ、消え去るどころか、
8月下旬、公開も既に100日に迫る中、興行収入10億円突破を祝して、
入場者特典のweb配信短編だった前日譚の「リオ」編、「ガロ」編も付けて、追加上映するぞ!
との何とも暑苦しい一報が飛び込んで参りまして。
熱気に根負けした私も、この夏は色々とモヤモヤ燻っていたこともあり、
もういい加減、観念して熱源に飛び込むことにしました。
一回の鑑賞で3回制作会社のロゴとかを見るのって、
随分久しぶりだったのでソワソワしましたがw
リオ、ガロどちらが主人公でライバルかも分からない程度の
予備知識しか持ち合わせていなかった私にとっては、前日譚2本も良い予熱になりました。
内容は火花をぶつけ合う強敵(とも)の熱気が、
地球丸ごと巻き込んだラスボスとの最終決戦へと昇華していくお馴染みの超展開。
トリガー作品においては、この社会風刺や着眼点は、
テーマとして掘り下げれば、もっと深い作品ができるかもしれないのに、
そんな高級木材すらも、ファイナルバトルの薪としてくべるのは勿体ない……。
と感じることが時々ありますが、本作もまさにそんな感じの大狂宴でしたw
例えば{netabare}ストレス社会の極みが着火点となる“バーニング火災”、
行き過ぎた秩序は、社会の自由の“凍結”を招く。
こうした火と水の属性、消すか消されるかの対立軸を、
自由と秩序、それぞれの功罪と対比に重ね合わせる比喩表現とか。{/netabare}
前半は、結構、考えさせられる場面もありましたが、
後半は、頭真っ白になって燃え尽きていましたw
けど、それを敢えて望んで突撃した、その時の私にとっては、
満足度の高い劇場鑑賞となりました。
何より作画、特にスピード感溢れるバトルシーンの映像が圧巻でした。
“バーニング火災”の現場では江戸の町火消伝来の纏(まとい)やら
パワードスーツみたいな消火装備やら、
果ては{netabare}変身ヒーロー?や巨大ロボや、巨大宇宙船、
さらにはワームホールや{netabare}滅殺開墾ビーム(笑){/netabare}{/netabare}に至るまで、
あらゆる中二病バトル要素が、絶叫同然のセリフや打ち出されるテロップと共に、
続々と投入され、カオスな戦場と化していますがw
本作のバトル映像には、それらを世界に向けて正当化するだけのパワーがあります。
最近『シンカリオン』の供給を絶たれ、不完全燃焼だった私のロボット魂も含めて、
スッキリと完全燃焼できる、この夏もっとも熱い映画でした♪
中々、火が付かなかった湿気た私のハートまで、
異例のロングラン上映で、執念深く熱風を送ってくれたスタッフの方々や、
それを後押しした“強火”のファンの皆様には改めて感謝申し上げます♪{/netabare}
褐色の猪 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
作画に目を瞠る。
ビート効いたBGMに合わせ
縦横無尽に動き廻るキャラたちは
太い枠線にベタ塗りの彩画、
力強い枠線は「となりの山田くん」「かぐや姫の物語」や「鬼滅の刃」
ベタ塗り画は「ロング・ウェイ・ノース・地球のてっぺん」など
動態表現に拘った術として技巧す作品がありますが、
このプロメアでは更に力強い枠線は動体と同系色とされ、
力強い枠線が有りながらベタ塗りに近いという、
いいとこどりを狙った手法とも言える、
作画系アニメの一方向性として私的に好印象でした。
ギバチサナ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 2.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なんだろうな、冷静に評価を考えたり、何が良かったのかを振り返るのがバカバカしいというか、こういう映画こそ「理屈ではない」という言葉がピッタリ。
本来であれば、あのシーンの意図は?とか、ここの描写が描かれていないじゃないか!とか、少なからず良作であっても思うところがある。
そして、映画の始めから終わりまで、感情のパラメータがあるとすれば、抑揚が後半に連れて激しくなり、最後でゲージがMAXになると思うのだが、この作品のゲージは他作品に比べて相当早い段階でMAXを迎える。
これでもかというくらいに、ストーリー、音楽、アニメーションが特盛で落ちる気配が全くない。
ここまでくると、専門的などーのこーのはどうでもよくて、観終わった後は短距離走を何本も走ってゼェゼェしている感覚になる。
そして、謎の爽快感と、単純な「面白かったな!」という感想が残るんだと思う。
とても気持ち良い作品。いいぞ、もっとやれ、を思っている以上に反映してくれた。
圧倒。この一言に尽きる。
移リ木うらら さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
鰺鱒 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ようやく鑑賞。
なんか忙しいand/or疲弊で劇場に行けなかったんだよね-。
さて、結論から言えば、チケット代のモトは十分に取れました。十二分です。約2時間、銀幕から目をそらさせることなく僕を振り回してくれた。その余波でしょうか、場内の明かりが点ると共に、どっと疲れが押し寄せてきました。
開幕からテンションの高い声とアクション、アンディ・ウォーホルがアメコミに彩色したかのような色合いの、けたたましくてどこか荒っぽい映像(わざとコマ数を落としているようにも感じたのだが、それはもしかしたら僕の目の疲れかもしれない)、絶妙に格好いいんだか悪いんだか分からない造形、そしてドップラー二連撃。どうやらそこで勝負あったようです。僕の負けです。持って行かれました。
いやー。
はっきり言っておめめしんどかったですけどね。耳もちょっとね。
でも、あほみたいに分かり易い物語、人物像、キャストまで含めて予想外皆無のテンプレキャラクター配置、と、頭空っぽにしてみるにはこの上なく分かり易い布陣でした。ただ、表題ともなる「プロメア」説明・導入のくだりはもう少し丁寧にして欲しかったかも。
それにしても、堺雅人の存在感、そして、少し悪ノリしてるかなとも思える演技は良かったです(笑えるという点で)。実は民放のテレビドラマをここ10年ほど見ていないのですが、彼が演じたという銀行員(?)も楽しかったのでしょう、きっと。
なんだか、頭の中を突風が吹き抜けていったみたいな感じで、鑑賞直後だというのに感想すらろくに出てこないんですよね。観終わった後にほぼ何も引きずらないこの感じも「娯楽欲しさに観る」という目的ならばこれもまた良し、と思います。
鑑賞中。何故だか頭に去来したものがあります。
上に書いた、アメコミとアンディ・ウォーホルもなのですが、それ以外にこの二つ。
(一番最初の)バーチャファイター。そして、マインクラフト。
何だったんだろ?
正直なところ、家庭のテレビやPCで観たいかと言われるとネガティブな回答になります。そろそろ期限が近いと思いますが、ご興味があるなら是非劇場で。
[2019/08/02 v1]
[2019/08/03 v2]
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
郷音 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
2019年公開映画。
突然変異で炎を操れる人種(バーニッシュ)と対バーニッシュ用高機動救急救命隊(バーニングレスキュー)との戦いを描く。
とにかく動く動く!!
そして色彩豊かで画面がチカチカ!!
つまり、見るのめっちゃ目ぇ疲れる!!
でも内容が濃いですね
グレンラガンやキルラキルが2クールでやってたのを2時間にまとめたんだもん、そりゃ濃密だわ
主要キャラ3人は俳優だけどすごくよかったです
そしてサブキャラはグレンラガン、キルラキルでお馴染みの声優なのでそれを発見するのも観ていて面白かったです
{netabare} 申し訳程度の恋愛も良かった、てかアイナがかわいい
あと誰だよリオは女の子って言ったの!バリバリ男の子じゃねえかよ!! {/netabare}
waon.n さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
とても、楽しく観れました。
映像の力強さやトリガーだなって演出とか爽快感ある王道ストーリーは過去作を見ている人なら安心感すら覚えるレベルだと思う。
しかし、裏を返せばなんとなく予測できてしまってそれが当たってしまうという新鮮味には少しかけるできとも言える。
ただ、物語がどうなるか分ってる落語のように楽しむこともでき、私は今夏はむしろそっちだったかな。
なので、☆での評価はあまり高くならないけれど、個人的には評価よりも全然楽しめた作品だったと思います。
あーやっぱこれだよね!って感じを楽しみたい人にはおすすめです。
あとこの作品がトリガー作品初見で楽しめたなら、グレンラガン、キルラキル、フリクリ、もっと!ってなるとエヴァも好きならトップを狙え!とかまで遡るのも面白いかもしれない。
アトランティス さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
プロメア オリジナル劇場アニメーション
突如炎を自在に操ることの出来る人類「バーニッシュ」の誕生により、狂ってしまった世界の真相に主人公たちが関わっていくストーリー。(すごい雑な説明笑)
たくさんの方もレビューで仰っていますが、
僕も最初PVを見てたときはキルラキルっぽいなぁ
と思って見ていました。(音楽澤野さんだし)
バーニッシュが起こす火事を消化するレスキュー隊が主人公なのですが、映画序盤は、ひたすら目まぐるしい戦闘シーンの連続で正直目が追いつかない、というか疲れました。
映画の大画面、あの時間に詰め込まれる情報量……すごかったです。
序盤の戦闘が終わり、ドラマパートに入って
話の本筋が見えだしてからは楽しんで見れました。
特に伏線とかはなく、キャラ自身がどんどん真相をしゃべっていくので、
誰が誰にどんな敵意を持っているか、
誰の正義と誰の正義の闘いか、
次に誰がどのような態度(行動)を取るか、
は見ていて分かりやすいものになっています。
ただ設定が斬新なもので、考えようによっちゃ
深く考えるべき所のあるテーマだと思ったので、
映画を見た後に、誰かと見に行っていたら
そのあとに良い語り合いができそうな作品だなという印象でした。
曲は澤野弘之の担当で
お洒落に仕上がっています。
特に主人公がバーニッシュの死の現実に直面し、
己の正義に疑問を感じ始めるシーンに流れる
ゆったりとした曲の「Λsʜᴇs」はこのアニメの世界観を
上手く表現していたのではないかと感じました。
声優に至っては、あやねるや小山力也さん実力深夜声優を脇役に固め
主役には、早乙女太一や堺雅人など俳優を多く起用しています。
堺雅人のキャラが強すぎて、もはや声優要素の半分は堺雅人では、
と思うくらいキャラが濃かったw
劇場に男二人で見に行きましたが、女子グループが非常に多く
これを勧められたのも部活の後輩の女の子でしたので、
アニメ好き女性界隈では人気な作品なのかなと勝手に推測しております。
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
正直全く観に行く気などなかったのだがptの有効期限が切れそうだったのでしょうがなく観に行った。
まず、最初はいつもの今石の作品だなーと思って観ていたが途中から意外と奥が深くなってきて結構魅入ってしまった。
しかし、終盤が酷かった。
伏線を張ったのは{netabare} クレイに関する事だけで物語の肝の部分にはただのキャラ解説によるネタバラし。{/netabare}
また、キャラにも新鮮味が皆無。
まず、主人公だが完全にカミナ。
そしてメインヒロインのアイナから漂うヨーコ感はともかくルチアなんて完全にダイ・ガードの百目鬼里香。
声優も同じだし。
また、松山ケンイチの演技は楽しみだったがカミナに似せ過ぎていて面白味が全く無く残念だった。
ただ別に下手な訳ではない。
堺雅人の演技は素晴らしい。
圧巻だった。
俳優で力強い芝居をしていたからこそこのような演技が出来たのだろう。
個人的には彼の演技がこの作品の最大の魅力だった。
この作品に限ったことではないが今後は俳優業の方にもより積極的に声優業に挑戦していただきたい。
音楽面は澤野だが流石にうるさかった。
もう少し主張弱めでも良かった気がする。
この作品は自分のレビューのタイトル通りグレンラガンの二番煎じだ。
特に終盤。
そのため完全に今石のファンに向けて製作された作品のように感じた。
彼の過去作が合わなかった人は観なくて良いと思う・
なばてあ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ノリノリメガネ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
中島かずき氏の新作と聞いて。
{netabare}
TRIGGERの集大成的な作品と言うだけのことはあって、同社が手掛けてきたこれまでの作品たちのエッセンスが散りばめられたお祭り的な作品であると感じた。
逆に言うと、既視感のあるシーンが多かったので、この辺は評価の別れ際だろうか。個人的にはあんまり良いとは思えなかった。
バーニッシュと火消しという設定こそ新しいが、全体のプロットとか演出とかキャラとかはグレンラガンに寄せ過ぎている感じがして、でもグレンラガンは越えることができないので、TRIGGERはグレンラガンの亡霊をいつまでも追いかけるのではなく、完全に新しい挑戦をしても良かったんじゃないかなーと思った。
あと、少し詰め込みすぎかな。感情や展開についていけなかった。
それでもアニメーションはグリグリと動くし、ガロとリオのバディを軸としたセカイ系としては熱いものはあったので一定の楽しさはあったけれど。
しかし私がいつも見たいと思うのは、既視感がたくさんある作品でなく、こちらの想像を越えるような、ワクワクさせてくれるような作品なんだってことを改めて気づかされた。
{/netabare}
らいむ さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
友人が絶賛していたため、期待を込め映画館に向かいました。
まず作画が素晴らしい。あのダイナミックな映像を映画館で見て思わず鳥肌が立ちました。
しかしストーリーは良くも悪くも王道であったが
一番の欠点としては、設定の詰めの甘さ(個人的にそう思った)によりキャラへの感情移入がしにくい作品となってしまい、後半は割と退屈でした。
雀犬 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
30年前、炎を操る人種「バーニッシュ」が突然変異で誕生する。自治共和国プロメポリスでは、炎上テロを繰り返す過激派バーニッシュのたち、マッドバーニッシュに対抗すべく、高機動救命消防隊バーニングレスキューが消火活動を行っていた。 新米レスキュー隊員のガロは、ビル火災現場でマッドバーニッシュの若きリーダー、リオと出会い激しく戦闘する・・・
「プロメア」は「天元突破グレンラガン」や「キルラキル」で知られる監督・今石洋之と脚本・中島かずきのタッグが送り出すオリジナル劇場アニメです。制作はトリガー。炎を操る人種「バーニッシュ」と「バーニングレスキュー」の熱い戦いが描かれます。僕は過去の2作品は観ていないのだけど、トリガーファンはこの映画について「期待していたものを観れた」という感想が多かったので、とにかく熱く、男同士の意地の張り合い、スピード感のある展開、迫力のあるアクションなどがこのコンビの持ち味なのでしょう。
本作は作画に特徴があって、最近のアニメは3DCGを2Dのようにに見せるセルルックの技法が進化していますが「プロメア」は3Dの硬質なデザインを悪いとは決めつけず、オープニングから三角と四角のデザインをあえて強調しており、幾何学的なデザインの面白さを打ち出しています。全編にわたりアクションシーンが盛り沢山で、目が疲れるくらいによく動いていました。
色彩設計も独特で、色はベタ塗りで透明感も陰影もなく、蛍光色の使用が目立つ。テーマ的に炎と氷が頻繁に描かれることになるのだけど、炎はピンクで氷は水色、温度を感じさせないような不思議な画面を見せられる。展開も台詞も暑苦しいので無機質なデザインでバランスを取っているのかもしれません。
内容はとにかく「熱い」という言葉に集約されますね。話は目まぐるしく動くのですが、分かりやすい内容なので理解が追い付けないということはないと思います。途中、炎とともに生きる人種バーニッシュたちは迫害されているという視点が挟み込まれ、「あーこれはトランプ政権発足後にエンタメ界で流行りの、多様性とか寛容さとかいったテーマを持ち出すのかな」と思ったのですが・・・気のせいでした。
話が進むにつれて勢い重視になり、最後にはもうストーリーという鎖を引きちぎって暴れだすくらい元気が良く、派手なドンパチをガンガンやろうぜ!という感じになります。この作風は人を選ぶと思いますが、好きな人にはたまらないでしょう。僕はやや苦手なんですけどね。(ハチャメチャなお話はコメディ寄りの方が好き)
それでも、暑苦しさとダサさ・寒さの温度差が激しい外連味のある演出や俳優陣の血管が切れそうなくらいの熱演は楽しかったですよ。日頃のストレスを燃焼させてスッキリしたい!という方にオススメです。
けみかけ さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
『天元突破グレンラガン』や『キルラキル』を手掛けた今石洋之監督と中島かずき脚本のタッグで描く劇場用長篇オリジナルアニメ
キャラデザはコヤマシゲト、音楽は澤野弘之、制作はTRIGGER
主要キャストに松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人ら劇団☆新感線の経験者
その脇を固めるのは主に『キルラキル』に出演した本職の声優陣です
「バーニッシュフレア」と呼ばれる炎を操る新人類「バーニッシュ」が突然変異として出現した近未来
バーニッシュを危険視し、弾圧する人々とそれに反発したバーニッシュが衝突したことで引き起こされた未曾有の大災害、「世界同時大炎上」によって人類の半数が消失してから30年が経過
世界は一時的な平穏を得たかのように見えていた…
炎上テロを引き起こすバーニッシュの過激派「マッドバーニッシュ」に対抗すべく結成された高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の若き熱血漢、“ガロ・ティモス”はマッドバーニッシュのボスであり並外れたバーニッシュフレアの使い手である少年、“リオ・フォーティア”を激戦の末に逮捕することに成功する
街を救った英雄としてガロは司政官でありガロの恩人でもある“クレイ・フォーサイト”から勲章を授与される
しかしクレイは危険な疑惑と壮大な野望を隠していた…
一言で言ってしまうと【とにかくアツイ!】アクションエンターティメントなのですがソレで片付けてしまうのはモッタイナイ傑作です
主人公のガロは救命消防士なのに半裸って時点でただでさえツッコミモノなのに、「燃えていいのは魂だけだ!俺の燃える火消し魂の方がアツイんだよおおお!!!」とか啖呵切ってるのが無茶苦茶w
この中島かずき節を松山ケンイチがスーパー歌舞伎の要領でアツく、キレ良く演じきってくれるので本編のテンポの早さも相まって111分がとても短く感じるほどスピーディーに進むのが気持ち良い
バーニングレスキューのメカ達は勇者シリーズとかメタルヒーローを彷彿とさせ、これだけでもワクワクモノ
バーニングレスキューのメカの名前は全部『ワイルドスピード(Fast&Furious)』の邦題ですね
後半は旧ガイナックス作品を思い起こさせる壮大なスペースオペラとなるのも胸熱で、観終えた後の爽快感と感動は『トップ1・2合体劇場版』に似ています
とにかく一番に褒め称えたいのは絶え間なく続くアクションのカッコ良さです
何気ないカットの一つ一つ、全てがカッコイイので捨てる部分が全く無いんですね
本筋で無い脇役のアクションですらカッコイイ
ソレらを実現したのはトリガーの得意とする紙に鉛筆で描くアナログ作画、動画や色彩も含めてアニメタが管理するデジタル作画、そしてサンジゲンが主体となった3DCGの全てを見事違和感無くシームレスに調和させた技術力です
既にアメリカのソニーピクチャーズの『スパイダーバース』が先んじて2D的な表現を3DCGで成功させているのですが、『プロメア』は見事『スパイダーバース』に追いついた作品だと言えるでしょう、それも完全に
まさにこの『プロメア』こそが日本のアニメの最先端なのです
『スパイダーバース』にも共通しているのですが、あえてポリゴンを大雑把に、色数やグラデーションを減らしたカートゥーン調にするのが作画とCGを調和させるポイントの様です
特に2D作画の良さを取り入れつつ、2Dの弱点である回り込むようなカメラワークを3Dでスピーディーに描写しているのが美しい
アメリカのRoosterTeathの『RWBY』という3DCGアニメは、明らかにガイナックス作品やトリガー作品を意識したアクションを本編に取り入れている事が観受けられますが、本家本元のトリガーから3DCGの良いトコ取りをした作品が登場するとは飛んだ伏兵でしたね
逆を言えば、今後『RWBY』が目指すのは間違いなく『プロメア』のアクションでしょう
今作、『モンスト』でお馴染みのX FLAGから多大な予算を与えられるなどかなり好条件が揃った作品でこのような機会はめったに無いと思います
後にも先にも貴重な歴史的傑作になったのは明白です
澤野弘之の劇伴もsuperflyの劇中歌も鳥肌モノですので是非劇場で、特に川崎チネチッタ8番スクリーンLIVE ZOUNDでの鑑賞をオススメ致します
余談ですがガロのバイクはカワサキGPZ900R、アイナのバイクはKTM RC8ですね
ニック さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
タック さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
まず初めに、プロメアはおそらく見る人によって評価がかなり割れるであろうタイトルです。
これまでのトリガー作品、グレンラガンやキルラキルを楽しめたのなら何も心配することはありませんすぐに映画館へ走ってください(笑)
鑑賞する際のおすすめですが、頭を空っぽにして観るのが一番です。
ややこしい設定も、鬱陶しいストーリー展開もありません。
ひたすらにまっすぐなストーリーです。
観ていて清々しいまでです。
音楽はキルラキルに引き続き、澤野弘之さんが担当です。
素晴らしいBGMの数々でした。サントラ買いました。
プロメアは炎が特徴的に扱われていましたが、鑑賞後おそらく観客は
燃え尽きていたでしょう。この感覚は観た人にだけわかります。
知らない間に私たち観客の心に灯をともしてくれたんだと私は思います。
サカキ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
監督が同じということでやはりキルラキルやグレンラガンのように細かいところは気にせずノリで行くスタイルのアニメでした。自分はちょっと気になるところもありましたが、吹っ飛び過ぎてて面白い部分も多々ありました。ストーリーはあまり綺麗にまとまってるとは言えませんが、その分引き込まれる感じがしました。個人的には音楽がとてもカッコよくて、この映画のノリに合っていたので素晴らしいと思います。
ねごしエイタ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
マッドバーニッシュと呼ばれる面々の起こす火災から、主人公ガロを始めとするバーニングレスキューが火を消して、街を守るお話になるです。と思いきや、そんな単純なだけの展開ではなかったです。
上映初めから何が起こったのかという光景から、ガロ達の現在に至るです。
独特なCG?を駆使した個性的な背景、江戸時代の火消しみたいなのをハイテクに作り替えたロボットアクションなどに、凄まじさを感じたです。
ガロの火消し人としての熱い情熱は、全体を通して熱く見えるです。ガロ以外のキャラ達にも個性を感じられたです。
バーニングレスキューの結束力は、序盤から光るものがあったです。序盤でめでたしかと思いきや、味方の筈の別部隊の不可解な行動、敵に思われたバーニッシュは実はどういう存在か?、描かれるです。
ガロとバーニッシュの接触から得られる真実、信じていた者の裏切り、再び対峙する敵??、そこから導かれる更なる真実、タイトルのプロメアとは何なのか?、真の脅威は何なのか?を知ることになるのです。
真の脅威を前に立ち向かうガロ達、あまりにも演出が目立ちまくるです。どんな状況にも真っすぐなガロだったです。ガロの火消し人としての魂には、あきらめを知らない凄さ、ひたむきさが良かったです。
驚きの展開で熱く終わった最後の先にもガロらしさというのか?個性が溢れていたです。終盤までも、ロボットアクションに斬新さが、あったです。
きつねりす さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「流石今石洋之×中島かずき!」というよく練られた良い作品。「天元突破グレンラガン」「キルラキル」といった過去作を彷彿とさせるアイテムやキャラクター・描き方など、2人のネームバリューで引き込むファンを喜ばせる演出が粋でした。
<例>
・主人公ガロの度々行うガイナ立ち
・登場の前口上・技名のキメ、そして字がドン!という演出
・デフォルメ具合
特に{netabare}最後のワンシーンはもうまんまグレンラガンって感じで、見ている男たち(自分も含め)は「コレだよコレ!」ってなってる構図{/netabare}。形は違えど、やはりこのタッグはいいものを作るなぁと思います。
ビジュアル的には、絵柄もタッチも独特で、アクションシーン・背景などをあえて幾何学模様を主調にして描かれているところは最初「?」となりましたが、段々とアクションが過熱してくるにつれて気にならなくなっていました。配色もピンクとか黄色といった明度の高い色が多いというのが斬新。画面で見ると結構チカチカしてしまって、肝心のキャラがどこにいるんだろう?という箇所はいくつかあったように感じますが、全体的にみるとスクリーン全体に広がる動きと色というのは見応えがありました。そしてやはり作品の没入力が強い。細かいですけど、場面転換の手法も新しくて、スムーズかつ分かりやすく、アニメーションのスピード感を生んでいてへぇ~と感心してしまいました。
ストーリーは、2時間弱でもやはり密度の高い作品を作るな、という印象。話自体の骨格は似たようなものはあれど、世界設定や主人公の一本筋が通った感じのキャラクターなどは今石×中島カラーといっていいでしょう。今回の主人公ガロ・ティモスは過去作のキャラと比べると冷静な一面も持ち合わせていますが、一直線さといい最後は根性だ気合だ!というところはブレてません。熱い!{netabare}最初の敵と共闘してさらに上の敵を倒す構図、そして最後は無に帰り一からやり直していくという展開も一種のフォーマットなのかなと思います{/netabare}。そして何度見ても「最高」と思える。勢いと深みが共存していると思います。
今回見ていて改めて思ったのは、日常生活で当たり前に使っているものの繋がりを引きずり出していくストーリーはやはりこの2人ならではの味だなと感じました。キルラキルで「きる(切る・着る)」「糸」「繋がり」といった言葉で話を回していくように、このプロメアのストーリーも「炎」「消す」「燃やす」といった言葉が話に厚みを作っていると思います。普段自分たちが「燃える」とか「炎上」とか使っている中で、言葉を体現しながら観客をそのアニメの中の世界に引きずり込むのは見事の一言(そして最後への持っていき方・締めくくりが見事)。
音楽面では、劇伴の歌モノ感が記憶に残りました。最近ONE OK ROCKやMAN WITH A MISSIONといったバンドが鳴らすようなアリーナ系の壮大な音楽を彷彿とさせるもので、耳からのインパクトもなかなかのもの。一過性のものが多く、「inferno」というテーマソングが何度か使われていた以外はそれほど記憶に残っていないので(作品に没頭しすぎて)、この部分は後日サントラをチェックして作品を思い返したいなと思います。
役者としては、特に堺雅人の熱演が気合入ってました。{netabare}冷静でいながら内に秘めたるものがある感じ、その足枷を開放して自分の本性を明らかにする吹っ切れ方がやはり本物だ!と感じました{/netabare}。脇を固めるキャラクターの声は他のトリガー作品にも出てる人たちが担当していて、一ファンとして嬉しかったです。やはり猿投山の声だと噛ませの役回りになるのか(笑)等。
見に行った時間帯的にお客が少なかったこともあり、よく入っている時の客層などはあまり分かりませんが、間違いなく言えることは「グレンラガン」「キルラキル」を見ている人なら一見の価値あり、ということです。またこのタッグは何らかの形で作品を作ってほしい!そうなるとテーマも凄く楽しみです。
けいP さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
萌えアニメじゃない、燃えアニメだ!色んな意味で!
石ころ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
中島原作今石監督のタッグの最新作です。
ツッコミどころはあるが、グダグダ考えるかより感じるアニメ映画?かな。
主人公が無駄に熱い心の持ち主で、容姿も似ているカミナを彷彿とさせます。
正直声優にはあまり期待しないで、ストーリーを楽しんだほうがよろしいかと思います。
TRIGGER作品好きは観て損はないです。
Tom さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
GO さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
サイバー司教 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
あー さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
める さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
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世界大炎上――。全世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種<バーニッシュ>の出現だった。あれから30年―― 攻撃的な一部の面々が<マッドバーニッシュ>を名乗り、再び世界に襲いかかる。対バーニッシュ用の高機動救命消防隊<バーニングレスキュー>の燃える火消し魂を持つ新人隊員・ガロと<マッドバーニッシュ>のリーダー・リオ。熱き魂がぶつかりあう、二人の戦いの結末は ――。(アニメ映画『プロメア』のwikipedia・公式サイト等参照)
松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人、佐倉綾音、吉野裕行、稲田徹、新谷真弓、小山力也、小清水亜美、楠大典、檜山修之、小西克幸
原作:TRIGGER・中島かずき
監督:今石洋之、脚本:中島かずき、キャラクターデザイン:コヤマシゲト、美術監督:久保友孝、色彩設計:垣田由紀子、3DCG制作:サンジゲン、3Dディレクター:石川真平、撮影監督:池田新助、編集:植松淳一、音楽:澤野弘之、音響監督:えびなやすのり、タイトルロゴデザイン:市古斉史、クリエイティブプロデューサー:若林広海、アニメーションプロデューサー:舛本和也
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放送時期:2019年4月27日
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