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「彼方のアストラ(TVアニメ動画)」

総合得点
89.9
感想・評価
1002
棚に入れた
3954
ランキング
70
★★★★☆ 4.0 (1002)
物語
4.2
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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彼方のアストラの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

オカモン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

超快感SFミステリー!

原作はわずか5巻で完結し、アニメも1クールで終わらせる潔さ。
こんなにも短いのに面白い要素がふんだんに詰め込まれているのが何とも言えないとてもとても素敵な作品だと思っています!

SFと言いつつも難しい概念は出てこないので非常にわかりやすい。
ミステリーと言うだけあって、後半に謎が色々と解けてくるのが心地よい。

登場人物も魅力的なキャラクターだらけで感情移入も存分にできます。

ほぼ初対面のメンバー同士が困難を乗り越え、絆を深め、真実を知ってしまったときも支え合い、最後の目的に向かって進み続けていく様にとても感動しました。

エピローグも十分に語られ、主人公たちが素敵な未来を暮らせていることも見ていて嬉しかった。感情移入した分、こうやって後日譚を語ってくれるのは本当に良いです。

ぜひぜひこの作品の面白さは多くの人に知ってもらいたいなと思っています!

投稿 : 2020/03/07
閲覧 : 266
サンキュー:

14

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

カ・ラ・ダ・カ・ラ・ダ

全12話
ただし、第1話と第12話は1時間枠。
全14話と考えておきましょう。
これ以上、短くもできないし長くもできません。
それだけ内容が充実しています。

カナタ、アリエス、ザック、キトリー、フニシア、ルカ、シャロス、ユンファ、ウルガ―は惑星キャンプに参加した。
目的地に着くと謎の球体に襲われて、5012光年離れたところまで飛ばされてしまった。

ちょっと待ったー!!!
初見の方、ネタバレは見ないで下さい。
ネタバレを見たら、あそこの謎は……と分かりますが、その衝撃を受け止めて欲しいのです。
再視聴だったらネタバレなどを見て、ここで謎が解明されるのか、と検証しながらでもOK!
推理小説でも最初に犯人を聞かされていると興醒めに。
とにかく、初見の人にはネタバレ無しで視聴してもらいたいです。

例えば「ウォーリーを探せ」という本があります。
ページ上に1体だけウォーリーが存在するのに、わざわざ ご丁寧に印をつけて答えを導く輩がいます。
「何で、そんな事すんねん。」と普段は使わない関西弁でツッコミを入れてしまいます。
せっかくのアハ体験の機会を台無しに><
饅頭怖いネタでもダチョウ倶楽部ネタでもありません。
手品の種明かしをしながらネタを見るのは無粋というもの。
意図的に騙されながら視聴して下さい。

毎週1話ずつ視聴するスタイルよりは、記憶が鮮明なうちに一気見したほうがオススメです。
宇宙が舞台、という事でSF要素もありますが、本質はミステリー。
ネタバレ厳禁。
良質なミステリーものを見た、という視聴後に爽やかな気持ちが残る作品でした。

投稿 : 2020/03/07
閲覧 : 437
サンキュー:

41

ネタバレ

runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お・・・面白いじゃないか・・・

ずーーーーと録画しながらも
見ていなかった今作。

なんというかタイトルとか、キャラデとか
全く惹かれなかったんだよね。
珍しくSFっぽい匂いがしたので
その点だけが唯一興味を惹かれたところかも。

SF地味に好きなんだよな~~


そしてこのコロナ+花粉のダブルショックの中、
外に出ることもできずに何見ようかな~と思案し、
やっと重い腰を上げてみたのですが・・・

お・・・面白いじゃないか。


謎のホールに吸い込まれたと思ったら、
出口はなんと宇宙空間。

そしてそこには彼らと同じように
宇宙空間を漂っている古い宇宙船があった。

同じ学校の生徒ではあるけれども
親しくはない彼らが
それぞれの持っている知識や技術を駆使して、
自分たちの星を目指すという物語。


いろんな星を巡りながら、
それぞれの過去や、
自分の弱いところを思わずさらけ出してしまうのだけど、
お互いに受け入れていき、
きずなを深めていく物語でもあります。

そして何より、ちりばめられた伏線が
終盤になって収束していく様子が
盛り上がりがあり、最後まで目が離せなかった。


意外な方向に進みながらも
最終話では中途半端に終わらずに
きちんと終了するところもいいですね。


すごくおもしろかったです。
SF好きにはたまらないかな。

1点気になるところがあるが、
あまり深く追及すると面白さが半減するから
やめておこう。

投稿 : 2020/02/22
閲覧 : 360
サンキュー:

23

jintan117 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルまでもが伏線だった!?

どうも!!5012光年ぶりのjintanです!!ただいま!!「彼方のアストラ」を見ました!(*´ω`*)
ほんっとに良かった。ほんっっとに。語彙力失うぐらい良かった。感動するし、カナタのサバイバルの心得結構刺さった(笑)シリアスとSFと感動とギャグコメと恋愛までバランスの取れた贅沢な作品だった。しっかり完結するし、男女はくっつくし、すっきり終われた。まじでカナタに憧れた(*´∇`*)ノ是非見てほしい!!!

投稿 : 2020/02/15
閲覧 : 265
サンキュー:

11

ppp さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

演出が古臭い

「二昔くらい前の人が想像する近未来」。旧ドラえもんの映画の未来の街みたいな感じといえば分かりやすいでしょうか。ロボットが「ビビビ」とか言います。2010年代終盤の作品としてはちょっと時代遅れの感が否めません。

投稿 : 2020/02/15
閲覧 : 203
サンキュー:

2

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

宇宙冒険

相当いい作品だと思う。毎回の最後で伏線がある。それに、色んな星球で様々な生物があるのは素晴らしい。皆の力で家に帰ることはいい。団結は力量だ。

投稿 : 2020/02/11
閲覧 : 253
サンキュー:

6

World さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

ダサい。

全てダサい。世界観、造語の響き、宇宙船や宇宙服、全部ダサい。平成元年辺りの作品?と思う位、古臭い。
もう少しデザインや演出どうにかならないか…?気になる。

セリフ等もダサい。「あっちから〇〇が来るぞー!」「〇〇があるぞー!」等等。凄くチープ。宇宙空間という壮大な舞台を台無しにしている。

ストーリーは特に可もなく不可もなくな内容。対象年齢低め?
単調で飽きる。
もう少し惹き付ける魅力や良い意味で違和感を感じる様なポイントがあれば良かったように思う。

反面、キャラクターは魅力たっぷりで良かった。感情と行動がストレートで、見ていて気持ちが良い。(キャラデザはダサいけど…)
だからその分余計に残念かな。このキャラクター達は、違う演出ならもっと輝けたと思う。途中で断念。

投稿 : 2020/01/22
閲覧 : 561
サンキュー:

7

ネタバレ

物語大好き評論家ゆー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い!退屈させ、、

ないアニメ
有名な宇宙映画のシーンに似ているところがあって
親近感があった。いいと思う。
ハッピーなエンドで良かった。
いつも思う、
アニメを見終わった後の憂鬱感?切なさ?
そんな気持ちをさせないアニメや映画を待っている。

投稿 : 2020/01/16
閲覧 : 212
サンキュー:

10

ネタバレ

nil さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ソラの彼方にて彼がホシを目指す少年少女

# 第一話は60分です

{netabare}

舞台は未来の地球

そこでは宇宙旅行が当たり前になった


中学生になると生徒だけでの惑星旅行に行くのが通例になり

今年も例によって八人組の班が作られた


彼らが惑星に着くと、突如として現れた

小さな時空の歪みのような、謎の物体

一人が興味本位で触れてみる

次の瞬間彼はその謎めいた物体に吸い込まていく

気づけばどんどん大きくなる物体に、

彼らは逃げるもむなしく呑み込まれてしまう。


ここはどこだろう、これは先生からの試練なのだろうか

しかし周りには知らない惑星、

ここは4000光年も離れた宇宙の果て

彼らはワームホールに吸い込まれてしまったのか

救助を待つにも自ら惑星への帰還を目指すにも、食料はもって20日分



彼らはひとまづ一番近い惑星に向かうことに

ソラの果てで彼らのホシを目指す少年少女の旅が今始まる。

{/netabare}

"Astra"は"Star"と同義で
イギリスなどでは女の子の名前でよく付けられるんだとか

投稿 : 2020/01/04
閲覧 : 295
サンキュー:

7

ネタバレ

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

単純に毎回毎回ワクワクする作品でした

単純に宇宙を冒険するというストーリーだけでワクワクしてしまうのに、さらにミステリ要素まで絡んでいるとなると期待せずにはいられませんでした。
ただ、最後の最後になにか新たな事実が的な展開を期待していたのと、こうストーリーがそう丸く綺麗に治まってたまるものか!というおっさん(私)の都合で若干「物語の評価」が低めになってるかもしれません。

あと、声優さんでは黒沢ともよさんでしょうか。今まであまり気の強そうなキャラを演じていたのを観たことがなかったので、印象的でした。いや、ひそねとまそたんでやってたか?

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 259
サンキュー:

9

ホット さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最終話が残念だった

全体的に話としては面白かったんだけど、最終話が残念でした。
最後1時間にする必要なかったと思う。

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 397
サンキュー:

3

ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

希望なき時代の少年漫画

 平成という時代は、日本にとって厳しい時代だった。経済成長は止まり、少子高齢化は進み、平成27年にはついに人口は減少に転じた。技術力での優位性は徐々に失われ、特に情報技術ではむしろ他国に遅れをとっている。かつて世界第二位の経済大国だった日本の存在感は縮小していった。結局、平成は「失われた30年」という言葉で総括されることになる。

 当然のことながら国の停滞は人々の心、特に若者たちに影響を及ぼす。日本政府は「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」(子ども・若者白書)というものを毎年公開している。これは、先進国(日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン)の10代-20代の若者を対象にしたアンケートである。この資料によると、「あなたは、自分の将来について明るい希望を持っていますか。」という質問に対して肯定的な回答をした人は60.6%(平成30年)しかなく、2番目に低かった韓国ですら77.7%であり、この数字は7か国でダントツ最下位になっている。

 子ども・若者白書には他にも多くの興味深い結果があるが、本項でもうひとつ注目したいのは親に対する意識調査で、「生き方の手本となる」か、あるいは「尊敬できる」か、という質問に「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と回答した人の割合も日本は最下位だった。

 何故に「彼方のアストラ」のアニメレビューで、こんな陰気な話を持ち出すのか。本作はジャンプらしい熱血少年漫画で、ハッピーエンドの物語のはずだったのではないか。確かに、「彼方のアストラ」はジャンプが信条とする「友情・努力・勝利」に忠実で、心を熱くさせる話だった。SF警察と揶揄される人々が事細かに指摘したように、設定面でいろいろ大雑把な所もあるが、それは大した問題ではなく、展開力でグイグイ引き込む力があり、観ていて純粋に楽しい完成度の高い作品だったと思う。欠点は科学考証の弱さよりもむしろギャグがまんべんなく寒いことで、もっと面白ければなお良かった。ただ作品の評価はひとまず置いて、ほかに語りたいことがある。

 「彼方のアストラ」とはどのような話だったか。学校行事の惑星キャンプに旅立った9名の少年少女は移動先の惑星マクパで謎の物体(のちにワームホールという封印されたテクノロジーであることが判明する)に遭遇し、5000光年以上離れた宇宙空間に投げ出される。浮遊していた宇宙船に避難しすることで九死に一生を得た一行は、水と食料を補給できる惑星を乗り継いで帰還する計画を立てる。こうして、9人がそれぞれの能力を駆使し、未知の環境での危機を乗り越えていくSFサバイバルとして話は進行していく。訪問先の惑星で、それぞれのキャラを活躍させつつ内面を掘り下げていく展開は王道ながら面白い。

 一方、「彼方のアストラ」はミステリーとしての性格をもつ。遭難生活を経て9人は絆を深めていくが問題が2つある。誰が何のために自分たちを抹殺しようとしたのか?という疑念、そして恐らくは9人の中に1人、犯人の送り込んだ刺客が紛れ込んでいることである。このミステリー要素が作品に深みを与えている。第9話、そして11話に話が大きく動く。

 第9話。義理の姉妹ではなく、実の姉妹ではないかという疑問からキトリーとフニシアの検査を行った結果、2人のDNAは完全に一致する。そしてB班の人間は全員クローン人間で、それが自分たちの命が狙われた理由だという結論を出す。惑星キャンプは彼らの'オリジナル'である親たちが発覚を恐れて処分するための計画だったと。僕はこの展開に衝撃を受けた。

 少年漫画ストーリーの基本は勧善懲悪である。平和を脅かす存在が敵として立ちはだかり、自由や秩序を取り戻す戦いに乗り出す、というのがよくあるフォーマットだろう。ではこの物語で何が悪だったかというと…そう、親なのである。これは少年漫画としては特殊、というより異常事態といっていいかもしれない。少年達の戦う敵が外敵から内なる敵へ、挙句には親になってしまったのだから。

 本作の親たちは子供への愛情などないエゴイスティックな人物ばかり。結局親たちは断罪され、子どもたちとの縁は完全に断ち切られる。最終話、ウルガーが父と面会する場面はあるが、謝罪の言葉などなく彼の父親は最後まで非情な人間であった。その他の親に至っては再会することもない。また、第11話で故郷アストラの歴史は改竄されていたことが発覚する。すべては大人たちの作った紛い物の世界という皮肉。本作から感じるのは徹底した大人への不信感だ。

 大人への批判的な視点の数々は、そのまま現代の大人たちに向けられていると解釈できる。いやたぶん、そう感じなければいけないのだと思う。クローンを作り出して、自分たちが成し遂げられなかった夢を叶えようとするアストラの親たちは、モンスターペアレントのカリカチュアなのだろう。

 「彼方のアストラ」の主人公カナタは元十種競技の選手である父親の元で厳しいトレーニングをこなしていたが、選手として大成しなかった親がわが子にスポーツ英才教育を施すというのは現実でもよくある話ではないか。成功してスター選手になれば宮里藍やイチローのように美談として語られるが、成功するのはごく一部であることを忘れてはいけない。子どもの頃もっと友達と遊びたかったと、成長してから恨まれることも当然あるだろう。

 親は自分自身の挫折経験の穴を埋めようと、子どもたちに自分の果たせなかった夢を託して実現させたいという欲望を持つ。それが肥大化して子どもへの過剰な期待となり、幼少期からスポーツの猛練習、医者にするための猛勉強、あるいは習い事などを強いるようになる。親世代の生活水準が下がって不全感が高まり、さらに少子化となれば、成しえなかった自己実現の延長戦としてますます親の子への過干渉は強まるものと考えられる。「彼方のアストラ」で'オリジナル'の親たちは一様に醜悪な存在として描かれているが、ここから「子どもは親のコピーではないんだ」という主張が感じ取れる。

 本作のストーリーは、「親も大人も信頼できないから、自分たちの力で道を開くしかない」と言い切っているように思えてならない。今の時代、必要なのは信じられる仲間と自分自身の能力。加えて、親から宇宙の果てに捨てられる不幸な境遇にあっても世間の注目を集めていることを逆に利用して自己実現に繋げるようなしたたかさ、ということだろうか。でも本当にそれでいいのだろうか。親と子のコミュニケーションは、必要不可欠なものではなかったのか。

 「彼方のアストラ」は大人たちにとって、非常に厳しい現状を突き付けているように感じる。この作品を観終わって、もう今の時代は、大人が生き方の見本ではなくなったんだということを痛感した。それは「自分たちが生きている間に船が沈まなければいい」という精神で平成を乗り過ごしてきた大人たちへの当然の報いなのかもしれない。果たして令和の少年漫画は、若者たちに浸透してしまった大人への不信感を払拭できるのだろうか。

投稿 : 2019/12/29
閲覧 : 452
サンキュー:

38

ゆかたん半島 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは見逃していた事を後悔します。

内容は見てのお楽しみとして、内容構成がすばらしいです。最終話もとても満足できる作品で心がすっきりしました。

投稿 : 2019/12/25
閲覧 : 424
サンキュー:

6

ネタバレ

MASAR19724 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もしかしたら令和1?

最初はスケダンの作者の新作アニメということで視聴していました。スケダンがかなり好きだったのでかなり期待していましたが、期待以上というか、スケダン以上に面白かったです。
ネタバレは避けたいので注目ポイントだけを上げていきたいと思います
・タイトルの意味
・op
・1つ1つのセリフ

このアニメは私にタイトルの大切さと、尺がないなら作ればいいということも教えてくれたアニメなので是非ネタバレなしで見てもらいたい作品です

投稿 : 2019/12/17
閲覧 : 280
サンキュー:

10

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

色んな要素が楽しめて観て良かった

宇宙の探検、サバイバル、サスペンス、人間ドラマ、恋愛模様など色々な要素を楽しめました。
昔読んだある二作のマンガが融合したような作品でした。

個人的には絵柄が全般的に明るすぎてリアリティというか緊迫感に欠けたのが少し残念かな。

カナタの声優さん、どっかで聞いた声と思ったら・・
{netabare}「刀語」(かたながたり)のしちか役の細谷さんですね。{/netabare}
男性声優をリスペクトすることはあまりないのですが久しぶりに主役としての声を聞いてなんか嬉しかったw
他の声優さんや、設定など好みの部分は多かったです。
特に後半の展開は楽しめました。

で、冒頭の二作のマンガですが・・
{netabare}
清水玲子の「輝夜姫」(かぐやひめ)、
さいとうたかおの「サイレントワールド」です。
{/netabare}
まあ両方知っている人は少ないかな・・

投稿 : 2019/12/16
閲覧 : 252
サンキュー:

29

8bit さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

下手くそか

途中で断念したため評価はデフォルト。

SF慣れしていない層に向けてよくまとまった作品との評判だったので視聴を開始。
3度の視聴断念を経てやっぱり断念。
この演出を最後まで観るのはちょっと厳しい。

この作品の主なターゲットでは無いとはいえばそれまでなのですが、しかしそれだけで片付けてはいけないなぁ。
演出がド下手くそ。
「配水管が破裂した!」←見りゃ分かる
「体が宙に浮いた!」←見りゃ分かる

ありとあらゆる事象、考えた事を台詞で説明する。
絵で説明してるのに何で更に声を被せるかなぁ。
学芸会レベルのナニカにしか見えないんですよね。この手の説明だらけ演出。
絵が綺麗なだけに描き手をバカにしているとも感じる。

声が豪華だからとりあえず入れておけばプラスになるだろうとか考えていませんかね?
無暗に必要のない箇所に入れるのはマイナスですからね。


例え原作がそうであったとしても、動いて声が当てられるアニメという媒体に落とし込んだ時点でそこは改善しないと厳しい。
ラジオドラマじゃないんだから。

投稿 : 2019/12/09
閲覧 : 372
サンキュー:

9

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

綺麗にまとまってるかな

原作未読。
宇宙を舞台に高校生達の冒険譚。といってもサスペンス要素なんかもあって中々面白いと思います。1クール(1話、12話は2話分)でライトに楽しめる作品ではないかと・・・流石シャン○系とでもいいましょうか。サクッといけるので割とお勧め。


私のツボ:うーーん、真実を知った方がいいのか・・・

投稿 : 2019/12/08
閲覧 : 238
サンキュー:

13

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間の「器」〈原作読了・追記あり〉

2019年夏アニメ。全12話。
漫画原作。原作未読です。
序盤を見ていて連想したのは「11人いる!」でした。

作画は全体的に安定していて、キャラクターデザインも少年向けらしく癖が少なくて見やすいです。演出も全体通して素晴らしかった。
音楽・音響も良かったです。EDの毎回変わるポートレートが見ていて楽しかった。挿入歌も良かったです。アリエスのナレーション(キャンプ日誌)が良い演出でした。
声優さんの演技もかなり良かったです。カナタ役の細谷さん流石。


【良かった所】
{netabare}
シンプルに始まった印象でしたが、思った以上に色々な要素を詰め込んだストーリーで最後まで飽きませんでした。重くなってもおかしくないのに、徹底して明るい雰囲気にしていたので楽しかったです。

B5班を支えたのが、キャプテンであるカナタの苦い経験から得た心身の強さ、愛されて育ち自分も他人も肯定するおおらかさを持ったアリエス。二人とも好きなキャラクターでした。
他のメンバーもだんだんと前向きになり、自身を肯定し「自分」になっていくのが納得できる形で描かれていてとても良かったです。

人間関係がスムーズに行きすぎてるかな?と思う時もあったけど、置かれている状況と家庭環境などを考慮すると無理もないですし、暗い鬱屈した物語にしたくなかったのだろうと感じました。

惑星探査に関しては、サバイバルの厳しさよりも惑星の特徴やそこでの行動を通して、キャラクターの能力・精神・役割を描き出すことを重視していた印象。
一番頑なだったウルガーが本音を告白したり、いまいち掴み所の無かったルカが自身のジェンダーを明かすのが、惑星アリスペードの砂浜だったのも好き。楽園めいた美しく開放的な景色が心理描写にもマッチしてたと思います。

SFサバイバルはあくまでもギミックという感じではありますが、私はその割り切り方が肌に合いました。青少年が命懸けで潜り抜けた冒険の先にあるのが不幸なラストでは誰も納得しないですしね。
納得できない人はこの作品は合わないでしょう。

あと、第1話と最終話でちょっとだけ映った先生が好き。卒業写真撮ってるとき大泣きしてて和んだw{/netabare}


【「器」という言葉】
{netabare}
惑星イクリスでポリーナの仲間の形見を植物から取り返す際に、ウルガーはカナタを「キングオブアスリートの器だ」と評しています。
流れとしては身体能力の優秀さを指しているんですが、ウルガーはその前のシーンでカナタを止めようとするポリーナを引き戻している。ここまでの経緯もあり、ウルガーがカナタを如何に信頼しているかがわかるというものです。
だからこの台詞には、身体能力だけではなく心の大きさも含まれている。つまり「人間としての器量」というニュアンスだと感じました。

若返るための肉体という意味でオリジナルが言う「器」とは意味が全く違うのですね。

B5班メンバーの偉い所は、すべての大人を否定しようとはしていないこと。
信用できない大人と信頼できる大人がいると理解していて、信頼できる人の力を借りることを選びました。
そして、オリジナルが自分自身のために教え込んでいた専門知識や技術がB5班の生存率を格段に上げたというのが何とも爽快。
皆で助け合い常に明るく困難に立ち向かったことも含め、クローン達の「人間としての器量」であるのだろうと思います。

だからこそ親(オリジナル)との決別をしっかり見たかったとは思います。ここはおそらくメインではないから描かれなかった・あるいはアニメでは尺の関係で削られた部分かな?{/netabare}


ご都合主義が目立つと思う人もいるかもしれないけど、何故そうしたのか狙いも理解できますし、何よりキャラクターが生き生きしていてハッピーエンドでとても楽しめました。
原作も気になりますね。
(2019.9.20)

【原作読了追記】
内容の濃い面白い作品でした。
気になったら読んで比べるのも良いと思います。
{netabare}
アニメも原作とストーリーラインはほぼ同じですが、毎話、次回が気になるラストにする工夫がされていました。ミステリーとして評価が高い作品だからですかね?しょっちゅうOPやEDが無かったのは尺の調節に苦労したせいなんだろうなあ。
細かなシーンのカットや追加も沢山あって、アニメスタッフの意図を考えるのがとても楽しい。アニメはアリエスの日誌(モノローグ)が増えていたり、手を繋ぐ行為をより強く印象付けていたり、ウルガーと父との決別が描かれていたり、他にも色々。

アニメではウルガーはカナタを「キングオブアスリートの器だ」と評していましたが、原作ではここの台詞、カナタはキングオブアスリートになるために生まれたという趣旨なんですね。
この変更は興味深いところ。
原作は生まれを強調することで親の意図を超える生き様を感じさせるのに対し、アニメでは純粋にカナタ自身の人間性や仲間からの絶対的な信頼を感じました。
とても良いアニメ化だったと思います。

{/netabare}
(2019.11.30)

投稿 : 2019/12/07
閲覧 : 479
サンキュー:

44

ハル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シンプルに楽しめる良作です

え?なんでこれレビュー書いてなかったの?バカなの?

正直最初は、おもしろいよと薦められたものの「そんな言うほどか?」と半信半疑だったのですが、蓋を開けたらアラおもしろいじゃないのww
というわけで、一応SFモノです。

まず最初に言っておきたい事は
「観るならば、必ず最後まで観て下さい!」
という事です。

なぜならそう、私の大好きな伏線回収が逸品なストーリーだからです。

巷では?「SFモノとしてバックボーンが薄い」やら、「現実味がない」やら、「高校生のくせにウンタラカンタラ…」と猛烈に酷評を受けているらしいですが・・・
いやいやw そんな細かい事気にしてたら楽しめない作品なんて、これに限らずいっぱいあるでしょうよと。
まぁあれですね、求めていたものと違った時のギャップに絶望する勢が一定数以上いた、という事ですね。

私はそんな事一切気にせず、ストーリーの重要な部分にピントを合わせて観る事で、非常に楽しむ事が出来ました。

後半の伏線回収は見事ですし、何より伏線を張るタイミングなんかもすごく良かった。

そしてエピローグがしっかり存在する事がとても嬉しかった。
色んな意味で、見終わった後もスッキリ、エンターテイメントとしてはかなりの良品なのではないでしょうか?

あとカナタのツッコミが個人的にツボでしたw

気楽に観れる1クールの良作という事では
かなりオススメできます!

投稿 : 2019/12/04
閲覧 : 240
サンキュー:

15

ネタバレ

レモリア さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

久々の良作!

完成度は高い。
また、きれいに完結しており、見終わった後、気持ちがいい。

投稿 : 2019/11/22
閲覧 : 310
サンキュー:

10

わし さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ある意味「教科書」のような作品

スケットダンスの原作者とだけあって、ストーリーが本当によく練られているな、と感心するところと、いくらご都合主義といえどもこれってどうなの…?と思うところと両極端。
地球を超越したスペクタクルなストーリー展開だが、上記の理由でSF映画とはとても呼べない。あくまで青春モノとしての視聴をオススメしたい。

さて、内容に関してだが、正直に申し上げると3話くらいまでは非常につまらなかった。寒くて笑えないギャグにありふれた台詞回し、どこかで見たことのあるキャラ設定。本サイトで比較的評価が高かったため視聴を継続したが、そうでなければ間違いなく切っていただろうと断言できる。
とはいえ伏線の張りかたやその回収方法は見事で、観終わった後にモヤモヤを残さないための緻密なストーリー展開は圧巻であった。(まぁSF的にどうなの?という意味でモヤモヤはあるが、今は目を瞑っておく)

視聴完了後の総括としては、タイトルにもあるように「教科書」のような印象を受けた。
青春モノとして、ひとりひとりに焦点を当て視聴者の共感を高める設計や、ミステリとして最終話まで一貫して登場人物の言動に齟齬が生じないような話の組み立てが、2019年のアニメとしてまさに「教科書」的な立ち位置であったように感じる。
本作品には「どこかで聞いたことのある」「どこかで見たことのある」がそりゃあもうたくさん存在するが、過去の作品の良いところを最大公約数的に掛け合わせたものとして考えると納得できる。

長々と書いてきたが、青春ミステリとして入門、SFとしては鬼門の作品であった。

投稿 : 2019/11/18
閲覧 : 228
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8

ネタバレ

BZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

予想外の伏線回収

ちりばめられた伏線をうまい具合に予想外な形で回収してくれて、
スッキリボタンを何度も押したくなりました。
(アメリカ映画的な、楽天的な部分もありましたが。)
キャラの違いが分かりやすい所と、
柔軟織り交ぜたストーリー展開もよかったと思います。

周回する星の環境面の想像性が若干乏しかった
(地球に似てる、知的文明無し)ので、
この辺りを掘り下げたらもっと面白くなったと思います。
あれだけ超高速移動したら、帰還したとき、
年齢の差が開いて浦島太郎&猿の惑星状態になるオチを予想しましたが、
そのあたりは予想外の展開でよかったです。

投稿 : 2019/11/15
閲覧 : 230
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12

シワーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宇宙漂流記

とある未来に学校の宇宙旅行の一環として一つのグループが出発するが、謎の球体に飲まれてしまう話。

見始めてすぐに思ったのは、会話の掛け合いや冗談が、まずいコントみたいにスベりまくるなあ、ということ。

ちゃんと1クールで伏線が回収されるのは良い点でしょう。また、予想外の事実が明るみになって展開が気になる作りになっています。

ただし、視聴者が見てすぐに気づくことを、ある人物が提案すると素晴らしいアイデアだとばかりの反応を皆がするのみると、この登場人物たちは皆ネジ一本抜けているのではと感じる時がありました。

それでいて、自分たちの秘密に関しては、よくこれだけのヒントで推測して、それをただの仮説ではなく確信にいたるようになったなあ、というのが引っかかった点です。

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 255
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11

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

笑いと絆と陰謀渦巻く、SFサバイバル冒険譚

宇宙旅行が当たり前になった近未来。
初の惑星キャンプに胸を躍らせる少女アリエスは、同じ班になった少年カナタたち8人と共にキャンプ先の惑星へたどり着くが、予期せぬ事態により、遥か彼方の宇宙空間に投げ出されてしまうところから物語は始まる。
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絵は綺麗デス。
キャラはどのキャラ達も個性的かつ魅力的で、何だかんだで好感度高い感じデス。
ストーリーは毎回、目が離せない展開で、ギャグ要素は余り笑えないデスがコミカルとシリアスのバランスが絶妙で、最後までテンポ良く見れます。
終盤は少し物足りない感じはしますが、全体的に上手くまとまっていたのではないかと思います。

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 243
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18

kameko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シリアスなのかギャグなのか!今まで見たアニメとはまた違う感じ

学生たちの楽しい宇宙キャンプになるはずが、突然謎の球体に吸い込まれて宇宙に放り出される9名。
そんな彼らを襲う危機、そして今回のことは誰かに仕組まれたことがわかり不信感が募っていく。
1話ごとにそれぞれのキャラクターのストーリーがあるため1人1人が目立ち、わかりやすい。途中で「このペースで大丈夫かな?」と思っていたら後半少しスピードアップして、終わりは割ときれいにおさまった!
各話にシリアスな雰囲気もギャグも詰め込んであってわりとコミカルに描かれている。が、あくまでもシリアスな内容でした。

投稿 : 2019/11/08
閲覧 : 253
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8

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ストーリーは良作です 76点

初回と最終回が60分枠での放送。

中盤から上昇して駆け抜けるタイプ。

1クール作品としての着地はバッチリでした。

初回の出来はストーリーの導入として赤点でした。
全体的に掛け合いは三流、ストーリーが一流。
キャラが他作の見た目に似ていることがややマイナスかと思います。

キャラデザ、会話、音楽が良ければもっと話題になったかもしれない作品かと思いますので、もったいないですね。

後半は次回が気になるので、序盤で諦めず、視聴して欲しい作品です。

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 308
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10

ネタバレ

これ使うのやめた さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった

毎話毎話びっくりなことが起こるので見ていて飽きなかった!
SFっぽいネタもあって新鮮!
かなたイケメソ!!!!!

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 229
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7

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

五千光年宇宙の旅

9人の少年少女の宇宙冒険物語。
惑星キャンプ時に突然宇宙に放り出される彼ら。
次々に襲い掛かる危機と謎。
笑いと感動、それに緊迫に包まれた一大スペクタクルアニメです。

この作品、何と言っても各キャラの個性が光ります。

主人公は、アニメタイトルにもなっているカナタ。
一直線な単細胞生物じゃありません。
友への想いは人一倍。
それと冷静なリーダー気質を持ち合わせています。

ヒロインは、空気の読めないアリエス。
単なるムードメーカーじゃありません。
周りに気を配るほんわかな性格。
天然さは一服のオアシスです。

機器に詳しい天才ザック。
冷たい目で回りを観察しているだけではありません。
的確な判断力と卓越した精神力で危機回避。
影のリーダー的存在です。

生物に詳しいシャルス。
イケメンで料理が巧いだけじゃありません。
柔らかい物腰のサポート役。
自分のことを話したがらないことが玉に瑕です。

常に明るい性格のルカ。
手先が器用だけではありません。
楽観的な性格の接着剤。
「・・・すか」がやや耳につきます。

一匹狼を気取るウルガー。
単なるトラブルメーカーじゃありません。
熱い気持ちを隠し持つ熱血漢。
もっとも変わったのはこのキャラではないでしょうか。

引っ込み思案のユンファ。
暗くて目立った活躍はありません。
でも、実は・・・
何故声を早見さんが?と思ってましたが・・・

もう一人のヒロインは医療担当キトリー。
ところかまわずツッコミまくるだけではありません。
喜怒哀楽が激しく、はっきりと物言う姿勢がすがすがしい。
要は極度のツンデレです。

最後にキトリーの妹フニシア。
可愛い癒し系だけじゃありません。
{netabare}何故彼女がこのグループに?
後々、謎解きの重要な鍵になります。{/netabare}

{netabare}最後の最後にポリ姉。
ただの年増ではありません。
ある惑星で発見された眠れる宇宙船の美女。
9人との記憶の齟齬が謎解明の手掛かりになります。{/netabare}

帰路に巡る5つの惑星で起こる事件と事故。
これを通して深まる絆。
最初、あれだけギスギスした関係が真の友へ・・・
謎が謎を呼び、次が気になる物語構成です。

{netabare}最終的にはハッピーエンド。
後日談をしっかり描いてくれたのは好感です。{/netabare}
宇宙の魅力をいっぱい詰め込んだ冒険物語。
私の中で宇宙関連アニメのトップに駆け上がりました。

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 368
サンキュー:

42

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イス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

安定に終わる

才能のある高校生を扱っているのでそんな事できるの?って所に目を瞑れば伏線を回収して綺麗に終わった作品です。

登場人物たちの共通点やアストラの真実には驚きました。刺客はもう一捻りしてほしかったけど。

作中のコテコテの恋愛が好きであいつとあいつはどう繋がれば面白いか考えられてて痒くなりながら楽しんでました。

{netabare}帰還後がちょっと雑。シャルスさんは…王になりました!って所でつい笑ってしまいました。クローンが王になる事に抵抗ないのかな 。しかもそんな王が宇宙行っちゃうし{/netabare}

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 251
サンキュー:

16

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oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

華麗な伏線回収を楽しめるSF作品

世界観:8
ストーリー:8
リアリティ:7
キャラクター:7
情感:7
合計:37

<あらすじ>
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、
9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。
宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、
予想外の事態とは……!?
(公式サイトより)


惑星マクパでの惑星キャンプのために編成された9人の学生たちが、地表に降り立った後、謎の球体(ワームホール)に吸い込まれ、宇宙空間にワープしてしまいます。たまたま近くに無人の宇宙船があったため助かりましたが、そこは5000光年も離れた宇宙。

{netabare}何とか、水と食糧を補給しながら地球へ帰る方法を考えついた一行ですが、意図的に破壊された通信機、全員の殺処分計画及び宇宙船という限られたスペースに実行犯がいる疑惑の浮上…など{/netabare}ミステリー的な要素も含んでおり、序盤から興味を持って視聴できました。

人間が宇宙服なしに生存できる惑星が都合良くいくつもあるのか、人間が食べられる食材が容易に見つかるのか(判定機が容易に作れるのか)等々に疑問を覚えつつも、宇宙兄弟を思い出させる、これはサバイバル的な訓練だと考えたり、メンバーの思考を挟むことによって臨場感を出しており、許容できるレベルでした。

登場人物にも様々なタイプがいて、メンバーの団結が容易でないところ、{netabare}重力装置の電力供給アクシデントや怨恨殺人未遂事件等を{/netabare}乗り越えつつ連帯感を増す進行も良かったです。キャプテンに憧れるカナタ、若干天然キャラのアリエスを中心にボケ・ツッコミが飛び交うギャグ要素も多く、中には笑えるシーンも。

リアリティ面では、{netabare}毒の胞子を散布するキノコが支配する星で、解毒剤の花を取りに行ったところで、カナタが自分も毒に罹らないと花を見つけられる資格がないと考えて、宇宙服のヘルメットを脱いで胞子を吸い込んで自ら瀕死に陥るシーンは疑問でした。他のキノコの根本にも花が咲いていないかを確認して回るシーンを入れたりしたほうが良いと思います。

また、解毒花を食べても、次の胞子散布ではまた解毒花が必要となるように思われる(現地のチョコボっぽい生物が免疫なく倒れていたこと、解毒花を食べにきた足跡があること)のですが、その仕組みも不明。

ご都合展開を感じましたが、宇宙船が故障した時に、単純に別の動力のある宇宙船に乗り換えるのではなく、故障した宇宙船に必要なパーツが手に入って進行可能となったり、工夫されている印象はありました。序中盤は覇権を取るオーラは感じられませんでしたが、9話からの伏線回収で評価が一変していきます。

クローン生成や記憶移植の技術があれば自身のクローンを器にして長寿を得ようと考える人間が出てくることは、未来で現実化しうるテーマであり、親が有名人や貴族といった登場人物の出目は通常であればリアリティを下げる要素になるものの、彼ら(アリエスを除く)の愛情を受けられない境遇なども含めて本作では合理的に説明されました。

刺客の存在(この仮説自体が間違いである可能性もあるかと思っていましたが)やその目的についても決着。視聴者をシャルスと一緒に騙す演出は面白かったですが、実際には、まだ刺客のことを忘れておらず、犯人捜しを続けていることをシャルスに話すリスクのほうが大きい気もします。

カナタらの母星が地球でないことも面白い進め方(実はタイトルでネタバレしていたという)。これくらいはやってくれると思っていましたが、アストラと判明してから「アストラに還ろう」等と言いすぎで、序盤から言ってるべきだろとツッコミを入れてしまいました。

11話前半では、シャルスがワームホールを使わなかった理由、セイラ姫とアリエスの関係と名前の由来も回収(ここで、最終回は病床のセイラ姫に、王がアリエスの臓器をセイラに移植させようと画策するところ、セイラが断って、自身の人生を生きよとアリエスを送り出すとかあるかな?などと想像していました)。

最終話は初回同様1時間の放映で、実質1話分丸ごと帰還後のストーリーにあてていたのが駆け足にならず良い配分でした。出来すぎたハッピーエンドに抵抗感がなくもなかったのですが。シャルスが王様になって、それにもかかわらずカナタの船に乗るという画作りとか、ポリ姉しか生き証人のないような歴史を真実の歴史として簡単に権力者や民衆が受け入れるだろうかとか、そもそも100年程度であれば、まだ書き残されたものや口伝されたものがあっても良さそうなものとか、平和のためということで全人類が移住をなかったことにはできないだろうとか…。

鮮やかな回収劇だったので、最終話に上記の抵抗感がなければストーリーは9点付けたかったですね。また、そのうち2周目でシャルスの動向は確認したいと思っています(アリエスの近くにいることが多かったと思うのでそんなに変な所はなかったと思うが)。{/netabare}

キャラは最初多いと感じましたが終盤までには個性が見えてきて皆良かったです。声優陣も豪華で安定していました。

キャプテンのカナタの声優は細谷さん。多々のアニメで登場される方で、声は好きなのですが、声質の幅は広くないので、刀語やグリムガルなど、既に同氏主役のアニメを見てきた自分にはちょっとマンネリを感じた序盤でしたが、徐々にカナタとして見られるように馴染んできて、終盤はハイテンションがツボりました。

華麗な伏線回収を楽しめるSF作品。シリアス一辺倒ではなくギャグもあり、未来で課題となりうるテーマを扱った、一般層にも視聴をおすすめできる作品です。

(参考評価:3話3.8→7話3.9→8話4.0→9話4.2→10話4.3→11話4.5→12話4.4)
(視聴2019.10)

投稿 : 2019/11/03
閲覧 : 585
サンキュー:

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彼方のアストラのストーリー・あらすじ

宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?(TVアニメ動画『彼方のアストラ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年夏アニメ
制作会社
ラルケ
公式サイト
astra-anime.com/
主題歌
《OP》nonoc『star*frost』《ED》安月名莉子『Glow at the Velocity of Light』

声優・キャラクター

細谷佳正、水瀬いのり、武内駿輔、黒沢ともよ、木野日菜、松田利冴、内山昂輝、早見沙織、島﨑信長

スタッフ

原作:篠原健太(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督 安藤正臣、助監督:柴田裕介、シリーズ構成:海法紀光、キャラクターデザイン:黒澤桂子、メイン総作画監督:黒澤桂子、サブ総作画監督:山本由美子、メカデザイン:有澤寛、プロップデザイン:本多弘幸、宇宙生物デザイン:廣瀬智仁、美術監督:甲斐政俊、美術設定:虎順/羽根広舟、色彩設計:多田早希、撮影監督:酒井淳子、CGI:ラークスエンタテインメント、CGディレクター:加藤大輔、2Dデザイン:いまむら、モニターデザイン:山田可奈子、編集:宮崎直樹、音楽:横山克/信澤宣明、音楽制作:KADOKAWA、音響監督:飯田里樹、音響効果:奥田維城、アニメーションプロデューサー:比嘉勇二

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