たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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(C) 篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
彼方のアストラの感想・評価はどうでしたか?
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Fanatic さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
§レイン・スターク§ さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2020.12.6 ★★★★☆(4.1) 初回評価
みゃあ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
時は未来、生徒たちによる惑星キャンプに旅立った先で、ある班がトラブルに巻き込まれ遥か彼方の宇宙に飛ばされた!!通信は使えず、救助を求められない!!食料が3日分しかない!!!
果たして彼らは生き延びられるのか、無事に生還できるのか。それに加え一行のメンバーの中には・・・。
「ミステリー要素」を加えつつ、食料を含む物資の調達の為だったりと、彼らの文字通り「必死の帰還行」には「時間制限」がかかります。
なんという冒険譚、とても古典的で王道でハラハラドキドキが止まらない物語。
序盤の設定で年配者のアニメ漫画好きなら過去に何度も映像化された萩尾望都の名作「11人いる」を思い出すでしょう。作者も分かっていてそういうプロットを持ち込んできていると思います。
11人いるを知っていても彼方のアストラは面白い。
得意なことで力を出せるものも居れど、能力も気持ちもみんなバラバラ。力を合わせなきゃならない、その中心となるのは誰か。本当に生還できるのか。
もう一度言いますけど、彼方のアストラは面白いです。古典的というのは古臭いじゃない、どれだけ面白く魅力に溢れているのかということを教えてくれます。
グイグイ引き込む力がある作品です。絵柄も良く綺麗です。1クールは丁度よい長さでしたね。
少年少女文学全集を現代の力でアニメ化したらすごく面白いものができたという感じ。ハリウッドが作る映画っぽいです。
エンディングも心地良く広く万人にお勧めできる作品と思います。
りは さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
リタ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
パッと見ロボ系とか熱血バトル系かと思ってスルーしていたけど評価が良かったので一気見した。
めちゃくちゃ良かった!ストーリーが深いのにしつこくなくてサラッとしている。
14話程度で完結しており、大事な事がしっかり凝縮されていて、だけど理解し難いという事は全くなく本当に綺麗に纏まっている。
よくこれだけ短く濃くまとめられたな!と思う。
この内容なら、24話でも、なんなら4クールほど使っても壮大なストーリーが出来そうなくらい素晴らしいアニメだった。
でもこのギュッと纏まった感じが良かったのかな。
もう少し彼らの様子を見たかった。
かいかい さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
みんなに見て欲しいからもっと評価高くなってほしいー笑
でこぽん さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
この物語は宇宙を舞台とした壮大なSFアドベンチャーです。ですが、それよりも私の心に響いたのは、もっともっとシンプルなことでした。
仲間を信じ、どんなときでも前を向いて歩き続ける。それができるのならば、怖いものなど何もない。
この物語は、それを熱く熱く語っています。
このアニメは、5日間の惑星キャンプを過ごすはずだった高校生8人と小学生1人が5千光年の彼方へ飛ばされてしまいますが、宇宙船を見つけて仲間と協力しながら故郷へ帰り着く物語です。
この物語で最も魅力的なのは、主人公のカナタ。
彼は宇宙船が操縦できるわけでもなく、優れた頭脳があるわけでもありません。どちらかといえば抜けたところがある男です。
でも、カナタは、どんなことがあろうと友達を見捨てません。自分の命が危険にさらされようが、友達を助けることを最優先します。
一言でいえば、お人よしの大馬鹿野郎です。
だからカナタがいると、みんなは安心します。いつも笑顔でいられます。
そして、この物語の次の魅力は人間成長です。
この物語に登場する若者たちは、それぞれがこの旅で著しく成長します。自分たちの運命に抗(あらが)おうとします。
それがとても感動します。
人は変わることができる生き物です。
きっかけさえあれば、誰でも成長できます。
私も、このアニメで勇気づけられました。
どんなときでも前を向いて歩き続ける。それは生きていくうえで最も大切なことです。
時代がどんなに変わろうが、この大切さは決して変わりません。
だから、この物語の舞台は宇宙でなくとも良かったのかもしれません。
仮に無人島に漂流したとしても、同じような感動が味わえたでしょう。
scandalsho さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作未読。最終話まで視聴。
『起承転結』が綺麗に決まった、見ごたえのある作品でした。
宇宙で遭難・・・。
物語の掴み、『起』としては申し分ないでしょう。
視聴者の興味を引くには十分な題材です。
様々な星を巡りながら、メンバー1人ひとりの掘り下げ。
全員が魅力あふれる好キャラであることが明かされていきます。
中盤まではこれだけで十分楽しめます。
ところが、中盤以降、マンネリと言うか、中だるみ感が生じてきます。
これを一気に挽回するのが第9話。
{netabare}クローン?惑星アストラ?{/netabare}
見事な『転』の回です。
一気に、物語の世界観に引き戻されていきます。
よく「3話切り」なんてレビューを拝見しますが、この作品に関しては、多少我慢してでも『第9話』までは視聴するべきだと思います。
いくす さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
宇宙進出果たした世界で、9人の高校生達が学校行事で違う惑星へキャンプに行った際に宇宙で遭難するお話です。
自分たちは意図的に遭難させられたのかもしれない、
メンバーの中に裏切者がいるのかもしれないといった疑心暗鬼になりながらも
宇宙を旅して元の母星をします。
一見、暗そうなあらすじに見えますが全く暗くなく、ギャグやツッコミが面白く、ユーモアに溢れています。
また、仲間で協力し合いながら困難を乗り越えていく友情モノの要素も強いです。
あと、OP/EDが好みなのも◎
話の伏線もきれいに回収され、12話でとてもきれいに収まっています。
面白くて見てよかった作品でした。
〇ojima さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作既読でした。
なので物語もわかっていましたが知ってても楽しめる作品でした。
でも、内容を知らない方が格段に楽しめますので、是非ネタバレ情報なしで楽しんでください。この作品、一気見タイプです。
設定は未来の高校生8人と10歳1人の計9人で惑星に行ってキャンプをするようです。
主人公はカナタ・ホシジマ。
運動能力とサバイバル能力に長けています。
どうやら他の高校生達も能力に特徴があるようです。。。
原作者はジャンプでスケットダンスを連載していた篠原先生
本作品もスケットダンスのギャグセンスそのままです。
篠原先生は東日本大震災直後に応援メッセージを作成して被災者に元気を与えたことを記憶しております。
ボッスン、カナタ達が人助けをするのは篠原先生自身の当たり前の気持ちなのでしょうね。
元気を与えてくれる作品。おすすめです。
原作は全5巻と読み易い作品なのでアニメ視聴後に楽しんでください。
じゃこ さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
後半は特に、毎回の終わりの引きがうますぎて一気見してしまいました。
全く予想していなかった展開が次から次へと起こったので、ある程度展開が読めてしまうアニメでは得られない衝撃の数が多く、純粋にとても楽しめました。
特に{netabare}乗組員メンバーの共通点が明らかになる場面、9話終盤の地球って何??みたいな場面や、本当は年代を操作されていたことなどを知る場面は鳥肌ものでした。 {/netabare}
主要な登場人物の数が少し多い作品ですがそれぞれの背景もしっかり描写されていて(原作ではよりしっかり描かれていて、アニメだと省かれている部分も多いかもしれませんが)十分きれいにまとまっていました。
宇宙よりも遠い場所などが好きな人はきっと好きになれる??と思います!
お粥 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観たい
こば さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
鸐 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
物語の完成度の高さが尋常ではない。
SF、サバイバル、ラブコメディ、ギャグ、ミステリー等々、様々な要素を抱えながら、ご都合主義にならないように整合性を整えて一つの物語にした原作者の手腕に改めて驚かされた。
スケットダンスを読んでいたころから、作中で登場するゲームの完成度に驚かされていたけど、「彼方のアストラ」で覚えた感動はスケットダンスを上回る。(と思ったけど、スケットダンスの神回はその比じゃなかったかもしれない。)
一枚の絵からジグソーパズルを作るのではなく、複数のジグソーパズルをミックスして、そこから新しい絵が作られて、それを組み立てている様子を見せられている感じ。
先に原作を読んでしまったので、物語をなぞっているだけのアニメなら見る必要もないかなと思っていたけど、程よく忘れた頃合いだったので観てみたら、思考の誘導が見事で、初見と変わらないくらいの気持ちで楽しめてしまった。
原作よりもさっぱり観られた感じがしたかな。
{netabare}ボッスンとヒメコのカメオ出演はスケダン読者的に熱い演出だった。{/netabare}
あ~にゃ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
舞台が宇宙なのであまり興味が湧かなかったのですが、見たらとても面白かったです。
最後まで展開が読めなくて、退屈せずに最後まで一気に見れました。
シン さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:----
プラ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
もう、何をコメントしても「ネタバレ」になってしまうので、何も書かないこととする。
何も知らないでこのアニメを観ると、とても衝撃的。
アニメは1クールの実質15話であったが、ちょっと尺が足りなかった気がする。
ペンギン丸 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
最初から最後まで中弛みなしで観れる。観終わった後に残るのは虚無感ではなくて爽快感。万人におすすめできる素晴らしい作品。
ニワカオヤジ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
あらゆる漫画を読み漁ってきた私の中で、ギャグ漫画家トップ3に入る篠原健太先生の作品です。
●SFじゃないという批判について
別にハードSFを謳っているわけではありませんし、むしろこれぞSFと言って良いと思っています。自分が子供のころにガンダムやドラえもんでSFに興味を持ったのと同じように、SFの門戸を広げてくれる素晴らしい作品ではないでしょうか。
●ギャグが面白くない説
スケットダンスでも同様の傾向があるので、そのうちスケダンのレビューで考察しようと思いますが、原作者のギャグは漫画でこそ栄えますが残念ながらアニメではあんまり面白くなりません。
なので、アニメを見てギャグが寒いと感じられた方は是非とも原作を読んでください。同じ内容なのにめちゃくちゃ面白いです。そしてスケダンを読んでから読むと更に面白いです。
原作には「アカツノチリゲムシ」などスケダンのファンにはたまらない小ネタがありますが、アニメでは出てこず、残念ではありました。
しかし、宇宙服のメーカー名が実は全てスケダンのクソゲーシリーズという、どうでも良いネタをちゃんと拾ってもらえたのは嬉しかったです。
「FALKEN」とか、めちゃスポーツメーカーとして自然なのが笑えます。「SMB」は「Special Mariko Broken(壊れちまった特別な真理子)」の略称。どう考えても宇宙服メーカーの名にはふさわしくないwww
ギャグといえば、原作コミックの巻末にある番外編四コマ漫画がめちゃくちゃ面白くて、四コマだけでも連載を続けて欲しいほどでした。
特に「紙ずもうレスリングトーナメント」の話が秀逸ですが、アニメではEDの一枚絵で紙ずもうチャンピオンのグレートロブスターが出てくるだけでした。
以上、ほぼ原作のギャグを褒めただけのレビューになってしまいましたが、SFミステリとしての完成度はアニメ史上でも類を見ないレベルだと思います。
ホタテ さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
物語→SFミステリーが本筋ですが、恋愛、コメディ要素もあり楽しめます。伏線がはられている作品なので考察好きな人には特にオススメです。ギャグのノリは篠原先生だなという感じで、スケットダンスが好きだった方には刺さると思います。
作画→とても綺麗で安定してました。
声優→安定感があり良かったと思います。個人的に松田さんの声がとてもハマっているなと、感じました。
音楽→OP EDが飛ばされ気味であまり印象に残りませんでした。
キャラ→キャラの個性が強くすぐ覚えられます。フニちゃんが可愛らしいです。
ちゃっぴー0913 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
kakelu さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
1話の感想 ★★★★★ 5.0
宇宙キャンプ
{netabare}
うぉぉおおおお!!!!
面白ぇぇぇ!!!!
序盤のギャグパートはスケットダンスの作者なだけあって。似た空気を感じたが期待していたものじゃなかったから、がっかりしたけど、後半の怒濤の展開!!
演出がキラリと輝いていたな!……宇宙なだけに。
作画自体は、すげーとはならなかったが全然観れるし、この作品はそれよりも内容に期待できる。
今期、1番になりそうな予感。{/netabare}
2話の感想 ★★★★☆ 4.5
アリエスを救出
{netabare}
宇宙空間で1人は気が狂いそう。
しかも、ずっと回転してるから三半規管がバカになるし。
その状況で助けられたら誰でも惚れてまう。
アストラは星って意味だったんだ。
彼方のアストラはカナタの船って意味でもあるのか。{/netabare}
3話の感想 ★★★★ 4.0
第一惑星 ヴィラヴァース
{netabare}
あらゆる動物が気持ち悪すぎる!!
でも、凶暴ではない。
カナタの度胸は凄いな。
姉妹の仲も改善したし、よかったよかった。{/netabare}
4話の感想 ★★★★☆ 4.0
この中に犯人がいる
{netabare}
面白くなってきたね〜!!
犯人がいて、しかも犯人は自爆特攻。
恐ろしいね。
落下事故は誰かの意図的?それとも、自然現象?{/netabare}
5話の感想 ★★★★ 4.0
第二惑星 シャムーア
{netabare}
キノコの星か〜
なんか嫌だな。
ユンファは歌手の娘だったのか。
生存のために必須の技能ではないけど、癒し枠。
見た目も可愛いと思ってたけど、やっぱり美人だった。{/netabare}
6話の感想 ★★★☆ 3.5
一方、保護者は…
{netabare}
アリエスの親以外は悲しんでないな。
なんだか不穏な空気。
一方、カナタたちは楽しんでいた(笑)
ユンファは可愛いな〜
女子たちの恋バナはスケットダンスと似てるな。
この感じ好きだわ。{/netabare}
7話の感想 ★★★★☆ 4.5
ルカとウルガー
{netabare}
ルカの体が女性だったとは。
それに、ウルガーもこの感じ犯人じゃないんだな。
となると、一体誰なんだ?
ウルガーはこれを機にもっと馴染めて良かった。{/netabare}
8話の感想 ★★★★ 4.0
9
10
フィリップ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アニメーション制作:Lerche
監督:安藤正臣、シリーズ構成:海法紀光
キャラクターデザイン・メイン総作画監督:黒澤桂子、
音楽:横山克、信澤宣明、原作:篠原健太
子供たちだけで惑星キャンプが行われる時代。
ケアード・ハイスクールのB5班は、
無人の惑星で5日間過ごす野外学習に出かけた。
9人の少年少女たちは、惑星マクパで降ろされ、
楽しい日々を過ごすはずだった。
しかし、彼らの前に謎の球体が現れ、事態は急変する。
集英社のウェブコミック配信サイト『ジャンプ+』で
連載された作品。口コミなどで評判が広がり、
『マンガ大賞2019』の大賞を受賞した。
宇宙という舞台、子供たちだけの冒険、
陰謀がうごめく背景、9人全員が抱える事情、
惑星でのサバイバルなど、様々な要素のある
エンターテインメント作品となっている。
原作漫画は完結しているため、
1クール12話、しかも1話と12話を
1時間ずつを使う特別編にすることで、
5巻分を余すところなくアニメ化している。
{netabare}無料開放の漫画を少し読んでみると、
原作に忠実に作られているだけでなく、
宇宙空間に飛ばされたアリエスを
カナタが助けるシーンでは、全員が手をつないで
ふたりを救助するという改変も行っている。
(漫画では、このシーンは残されたワイヤーに
戻り、それを辿って帰還している。
1度ワイヤーを巻き取って、再度、別の誰かが
助けに行けばいいなどの意見もあるだろうが、
ここは全員で手をつなぐという行為に意味があったわけで、
良改変だったと個人的には思う){/netabare}
SFの部分では突っ込みどころが多く、
アニメが終了した後にSNSなどで大論争が巻き起こり、
作者が降臨する事態にまで陥った。
ある意味、SF要素のある人気作の宿命だ。
ただ、この作品はSFを見せようとするものでないことは
明らかで、批判する人の気持ちは分かるが、
そこについて深く突っ込み過ぎるのは違和感がある。
この作品において、SFのリアリティは枝葉の部分に過ぎない。
では、どこを重視しているかというと、
9人の子供たちが抱えている問題と、
その悩みを解消するために、仲間が相手のことを
思いやり、本当に大切なものを得ることについてだ。
9人の子供たちは、それぞれ幼少期から、
大きな喪失感を抱えながら生きてきた。
旅を続けるなかで、一人ひとりが体験してきた背景を
各々が理解しながら、解決していく構成になっている。
9人もいるキャラクター全員の過去について、
しっかり語っているため、彼らが失い続けてきたものに
思いを巡らせることができる。
だから、そこから彼らが何かを獲得する様子に
カタルシスを感じられるのだ。
それがこの作品の最大の見どころだろう。
舞台装置としては、孤島の閉鎖空間での
ミステリーと同様の形を取りながら、
それだけに止まらない群像劇として、
最初から最後までしっかりとまとめられている。
{netabare}特に11話『CONFESSION』での回想から
カナタの怒りにつながる流れは素晴らしい。
カナタ役・細谷佳正の演技は、抜群の説得力がある。
反重力シューズを履いてきて、
ワームホールを飛び越すという展開からの
決着の付け方も完璧だった。
この回は、夏クールの私が観た全話のなかでも
出色の出来だったと思う。{/netabare}
9人の少年少女たちは、数ヵ月の旅の間に、
自分の支えになる原点を獲得することができた。
アストラ号で過ごした日々は、
何事にも代えがたい時間として
今後の人生の支えになるに違いない。
引きこもりや親子断絶などが、
もはや当たり前になった現代において、
子供たちの心に響く物語に思える。
ここではないどこかに行けば変われるかもしれない。
行動すれば誰かとの出会いによって、
人生が動くかもしれない。
親から愛されない境遇にあったとしても、
生きていていいのだ。
そして、人は絶対に変わることができる。
(2019年10月19日初投稿)
カミタマン さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
うにゃ@ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
11人いる的な展開と思いきや、はるか上良く面白さ。初めて知り合う学生同士だけで惑星でサバイバルするというのにリヴァイアスのような感じを予想していたが、全く違う展開で、しかしリヴァイアス並みに面白く上手に纏まっていた。
ジャンプ作品なだけにジャンプ色もしっかり出ていて、それがまた良い。(気合展開を嫌う人もいるかもしれない)
基本は宇宙漂流したので自分たちの惑星に向けサバイバルをしながら、仲間との関係性や謎を解いて帰る展開。
立ち寄る星々の数といい、主要キャラクターの数といい、1話1話のストーリーの展開や配分含め、1クールに上手にもりこんでいて次の話を楽しみにしてしまう。
若干、歴史等の主人公たちを取り巻く環境的な大きな謎に関してはご都合がはいったりするが、そういうことを気にしなくていいだけの別の予想外展開や熱いものがあった。
評価高い作品は評価に値する輝きを持っているという作品。
100点中91点
まあ君 さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
HANIHO さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
まさ0 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
文句なしの神アニメです物語が完璧ですべてのキャラにそれぞれのストーリーがあり、複線回収も多々あるので見ていて飽きません。そのうえ緊迫した場面もあり、感動もあり、笑いもあります。ほんとに何でもあるんですね。そんな作品でした。
彼方のアストラのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
彼方のアストラのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?(TVアニメ動画『彼方のアストラ』のwikipedia・公式サイト等参照)
細谷佳正、水瀬いのり、武内駿輔、黒沢ともよ、木野日菜、松田利冴、内山昂輝、早見沙織、島﨑信長
原作:篠原健太(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督 安藤正臣、助監督:柴田裕介、シリーズ構成:海法紀光、キャラクターデザイン:黒澤桂子、メイン総作画監督:黒澤桂子、サブ総作画監督:山本由美子、メカデザイン:有澤寛、プロップデザイン:本多弘幸、宇宙生物デザイン:廣瀬智仁、美術監督:甲斐政俊、美術設定:虎順/羽根広舟、色彩設計:多田早希、撮影監督:酒井淳子、CGI:ラークスエンタテインメント、CGディレクター:加藤大輔、2Dデザイン:いまむら、モニターデザイン:山田可奈子、編集:宮崎直樹、音楽:横山克/信澤宣明、音楽制作:KADOKAWA、音響監督:飯田里樹、音響効果:奥田維城、アニメーションプロデューサー:比嘉勇二
ジャンル:TVアニメ動画
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宇宙開発が盛んに進み、人類の手によって壊滅状態となり、人が住めなくなった地球に代わり、コロニーと呼ばれる新たな生活圏で暮らすようになった22世紀の時代。 コロニーの一つ、ロカA2の名門私立学校「ソリア学園」に転校した早々、学園の修学旅行で木星への惑星開拓の実習旅行に行く事になった...
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ジャンル:TVアニメ動画
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宇宙歴X 4922年。無数の人々が宇宙に飛び立ち、星々を巡る時代。動画配信者B・キューバーのレベッカは、機械の惑星グランベルで重力を操る能力を持つ少年シキと出会う。「魔王」と呼ばれた育ての親である機械のジギーの教えにより、何よりも友達を大事にするシキ。そんなシキと友達になったレベッカ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年春アニメ
対話不能の異生物・寄居子(ガウナ)に破壊された太陽系。かろうじて生き残った人類の一部は、小惑星を船体とした巨大なる宇宙船・シドニアで繁殖しながら宇宙を旅する道を選んだ。それから約1000年の時を経たシドニア出航紀元1009年。地下層部でひっそりと育てられた少年・谷風長手(たに...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2019年9月14日
オプティマスがリーダーとして復帰したオートボットチームは、地球へ赴いたディセプティコンと再び対立し、オールスパーク争奪戦を繰り広げていく。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年9月6日
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。良家の子女のみが通うことを許される女学園。父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、教育係として雇わ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚める。「石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がってやる!」。絶体絶命の状況で、千空は仲間を探し、世界を取り戻すことを決意する!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費し...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年7月19日
「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年8月30日
交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
「ひびき……お前、また太った?」食べることが大好きな女子高生・紗倉ひびきの心に突き刺さった友人の非情な一言。夏休みまでに絶対に痩せてみせるとダイエットを決意したひびきだったが、一人ではまともに運動も続けられない体たらく。こうなったらとひびきが足を運んだ先はトレーニングジムだった! ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。季節はめぐり2年生に進級した西片は、今度こそ高木さんをからかい返すことができるのか…?「ニヤキュン」必至、照れたら負けの"か...