てとてと さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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(C) 柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
バースデー・ワンダーランドの感想・評価はどうでしたか?
てとてと さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
shino さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原恵一監督、Signal-MD制作。
児童文学からのアニメ化。
自分を持てない少女アカネの前に、
謎の錬金術師と小さな妖精ピポが現れる。
骨董品屋の地下室の扉で繋がる不思議な世界。
彼らの世界を救うため少女の冒険が始まる。
扉の向こうはカラフルな色彩の世界で、
そこには不思議な住人が暮らしている。
歴史では蒸気機関は発明されるも、
どうやら科学が発展しなかった世界だ。
{netabare}人々は便利さの追求よりも、
穏やかな生活を選んだのでしょう。
児童文学ならではの緩やかな主題があります。
アカネは緑の風の女神となり、水が枯れ、
色が失われつつある世界のために前へと歩む。{/netabare}
子供の目線で世界を眺めてみる。
大人たちが忘れてしまったものを、
未完成である子供たちは知っているのだ。
彼らは透明な窓を持っているのでしょう。
きっとありのままに世界を眺めている。
監督らしい主題がここでも健在ですね。
純粋に楽しむには少し生き疲れたけど、
児童文学ですから素直な心で楽しめればと。
童心の心象風景、童話の世界、
私たちにも未だ冒険の舞台があるのです。
それで良いのではないでしょうか。
nyaro さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
題名から言って、もうちょっとスタイリッシュな話かと思っていましたが要するに成長課題でした。
要約すると事なかれ主義、長いモノに巻かれる性格の主人公が、冒険をすることで主体性を得る話です。ヒロインとの対比が叔母さんで非日常、変わったもの、不便な生活を愛するいわば旅人属性とでもいえる人でした。
一方で王子の側ですけど、ノブレスオブリージュ、つまり身分の高い人間が課せられた義務とも取れますが、家とか伝統とういう話より「失敗を恐れて努力と挑戦を放棄する」という事かなと思います。
そして魔法使いの友達同士の話もありますが、これは劣等感の話でした。
とまあ、テーマは分かりやすいほどわかるのですが、じゃあそれがストーリーになっていたか?ですね。
冒頭のイジメについて、その後の冒険で読み取れるものはあったか?叔母さんのマインドに、ヒロインは触発されたのか?王子がチャレンジを決心したきっかけは?魔法使いの少年が友情を取り戻した理由は?科学というか別の方法を試すのは駄目なのか?科学と自然の対比に意味は?敵がペストマスクをしていたのは?羊の意味は?お土産物屋の得体のしれないお土産の意味は?
ネタバレの部分は触れませんが、もっとツッコミどころは沢山あります。
伏線回収の意味ではなく含意があるかどうかを問うています。映画である以上隅々まで考えが及んでいるべきだし、楽しさだけの問題なら無駄なので編集して違う楽しさを出せばいい話です。
整合性というよりは納得感が薄いです。人物の内面の動きがまったくトレースできません。ですのでキャラに全く乗れません。
テーマを描くだけ描いて物語に変換できていない感じです。アニメ映画でテーマ性を出そうと思えば、一旦全部物語にする必要があると思います。しかも、面白い(感動や興味深いと言う意味も含めて)話にする必要があります。
面白さの為には設定やイベント、見せ方などはもちろんですが、やはりキャラがどう動くかは大きな要素だと思います。
この映画は、テーマばかり押し付けてきて、物語とキャラにまったく魅力がなくなってしまいました。
そもそもこの作品80年代の児童文学を原作にした意味があったのか?例えば「ジョゼと虎と魚たち」については、原作は80年代ですが、実存主義的な世界観の中の女性の抑圧とか身勝手な男の性のような話だったのが、アニメでは身体障碍者の自立とは?社会がすべき真のケアとは?という視点を持ちつつ優れたラブストーリーに昇華できていました。
そういう思想や社会の変化を視野にいれつつ、元の物語のテーマを換骨奪胎して、もっと優れたものに昇華しようという意図があるからこその古い原作だと思います。
最近見た中では「コクリコ坂」もそうですけど、古い作品の設定だけ持って来て、意味のない現代風アレンジをするだけならオリジナルでいいじゃないですか。しかも「バースデイ」は生まれ変わりなどの意味があるかもしれませんけど浅いですよね。
あと雪が降って蒸気機関があるなら、蒸留すればいいじゃんと思うし、そもそも蒸気は産業革命の象徴でそこで世界が停滞する意味が分かりません。止めるなら蒸気機関発明の前だと思うし、じゃあ、そこに含意があるかといえば魔法と錬金術を見せたかっただけです。
子供向けの作品だとしてもこれは子供騙しになってしまっています。子供だからこそ、本物の面白さの中にテーマを見出すと思います。
それと子供向けならせめて人物は手書き作画でやってほしいなあ。背景はCGだとしても。
オール2を基準に調整を考えざるを得ないかなあ…加点は…うーん、無し?声優さんは東山奈央さんの少年の声は良かったですが、作品の水準からいってあまり加点したくないなあ。
本当に疑問は、これは作家性で監督とか企画者が「こういう話が作りたい」という気持ちから作られた作品なんでしょうか?
アニメの世界って本当に不思議なんですけど、企画会議とか脚本審査とかないんでしょうか?もし私が出資者ならラフでいいので絵コンテまではないと、怖くて金を出せません。どっかの段階で修正入らなかったの?と思いました。
追記 唯一いいなあ、と思ったのが「光る虫」でしたね。この含意と使い方は良かったと思います。
ねるる さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
原作小説未読。上映時間115分の劇場公開作品。
小説『地下室からのふしぎな旅』を原作とし、監督は、クレヨンしんちゃんの映画監督などで有名な"原恵一"が務める。
自分に自信の無い主人公が、ある日地下室から繋がる異世界へ連れて行かれ、危険にさらされるその世界を救うため冒険するファンタジー作品。
とにかく彩りが豊かでカラフルな世界観でした。嫌なカラフルさではなく、自然の花や草、水、雪、人々が生活する上での服や、食器など細部に至るまで柔らかくてあたたかくなるような優しい彩りの美しさを感じました。
骨董屋においてある小物類や、異世界の住居の家具などまで丁寧に描かれて、こうゆう場所に住みたいなって思いながら見てました。特に好きだったのは光の指す綺麗な水の中で魚たちと泳ぐシーン。憧れる。
ただ、物語については主人公の必要性というか存在感が薄かったのが残念でした。心理描写が少ないので、ずっと文句いってるイメージしかなかった、明るいおばちゃんがいるだけで成り立つよなーと思って見てた。
物語のキーキャラの王子についても、存在感がこれまた薄く、重要な人物なのに物足りなさがありました。後半物語は大きく動くけど、世界の危機っていうどデカい軸に対して解決と理由の根拠があっさり展開してしまい肩透かしくらった感じ。子ども向けのファンタジーであれば充分なのかもだけど、もうちょい欲しかった。
声優に関して、松岡美優さん、麻生久美子さん、杏さんなど声優ではなく女優さんが演じてますが、そこまで違和感なく視聴出来ました。
彩り豊かな世界観で、異世界の色んな場所を旅するお話なので目では充分に楽しめましたが、物語の内容に関しては物足りなさを感じました。
内容はイマイチですが、こんな感じの美しい世界でゆったり穏やかに暮らしたいな~って思える、息抜きにはまあまあ良い映画でした。
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 1.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
この話は誕生日になんかどっか連れてかれた話
まぁなんでしょ
オリジナルアニメ映画らしい、非常に平凡な、もしくはそれ以下の作品ですね
正直劇場版以外のアニメ映画は全て俳優声優だと思っているので、そこに対しては深く突っ込みません。
がしかし、問題はそのストーリーにあります。
ストーリーとしては「女子高生がある理由で昼間から骨董品店に出向いたら異世界に連れてかれた」
そんな話。どこかの「勇気物語」と似たような感じですが、あちらは男子小学生、こちらは女子高生ということで差別化出来てんじゃないでしょうかね。知りませんけど
「勇気物語」なんて知らねぇよ!
という方、安心してください。どっちにしろつまらないことには変わりありません。
映画、という割と短い時間にも関わらず、呑気に世界観を説明したり、登場人物を掘り下げたり、と随分悠長な時間の使い方。その癖に展開的には薄い。非常に薄い。{netabare}バックれた女子高生がお使いで骨董品店行ったら異世界に連れてかれて、異世界にて錬金術師と骨董品屋と共に伝統儀式を完成させようと奮闘したら、邪魔してきたやつが王子でした。{/netabare}アホくさ、の一言ですみます。こんな物語上手くやれば30分以内には絶対収まるはずなのに。
薄い展開に拍車をかけてるのが物語のラスト。「だからなんやねん!」
正直、終盤はみんな疲れてたんじゃないでしょうか。もしくは勇気物語を参考にしたか。どっちにしろ終盤のテキトーさはアニメ映画とはいえ酷いものでした。
褒めるべきところは…
私には思いつきませんが、きっと何かしら面白かったのでしょう。なんせ賞をとってるんですから。私にはきっとわからない面白さがあったのでしょうね…
監督は原恵一さん。クレしんの方ですね
脚本は丸尾みほさん。
キャラデザはイリヤ・クブシノブさん
劇伴は富貴晴美さん。ピアノの森の方ですね
アニメ制作はシグナル・エムディさん。ネト充のススメの所ですね
配給がワーナー・ブラザーズなんですね。ビビりました。
作画は悪くありませんでした。ですが、あまりキャラデザが好みではありませんでした
主題歌はmiletさんの「THE SHOW」
ブレイブストーリーと同じものを感じますね
haruto さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ato00 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
どうも、平成最後の映画らしい。
まあ、それは置いとくとして。
あらすじを超ザクっと説明します。
不思議の国の普通の少女・・・以上です。
普通過ぎて、観終わった後の余韻が残りません。
癒しもないし、インパクトもない。
もちろん、感動もないし、興奮もない。
のっぺりとした平常心あるのみです。
良い所を探すと・・・。
残念ながらありません。
作画やキャラデザも普通だし、声優さんは問題外。
ストーリーも平凡でキャラの魅力も乏しい。
なにはともあれ、主役の声優さんの棒読みが気になりました。
最初から最後まで「あちゃー」って。
アニメ映画でありがちな判で押したような薄味の演技。
制作者の大失態です。
三毛猫メリー さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2021.1.8 視聴完了。
昨日たまたまこのアニメを見つけ
私的にドンピシャなタイミングだったので視聴しました。
結果としてまあまあな作品かなと思います。
すこし冗長なのですが、儀式のためなら許します。
そのシーンは見て損は無いと感じました。
余談ですが儀式後
600年を必死に換算したのは私です。
pikotan さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
映画サイトを見ても評価が芳しくないので期待しないで視聴しましたが、私的にはとても面白い作品でした。
なぜ評価が低いのか不思議です。公開時期に強力なライバル作品が多数あったのも本作が低迷した一因かも知れませんね。
さて、私が気に入った点の一つは、引っ込み思案の主人公アカネと自由奔放で旅好きのアカネの叔母であるチイ、その二人を異世界に招いた錬金術師のヒポクラテスと弟子のピポ、この4人が異世界を救うまでの過程(旅路)が良かったですね。
チイとヒポクラテスのやり取りとか小さな笑いが結構ありました。
異世界の危機を救うタイプの作品は沢山ありますが、そういう作品の多くは敵を倒すことに比重が置かれたアクション系になると思います。
対して本作は主人公アカネが嫌々巻き込まれた冒険の中で少しづつ言動が変わっていく、成長していく様に比重が置かれていて、アクション系ではなくどちらかと言えばロードムービーなんですね。
なので意外とのんびりした雰囲気が漂っていたりします。
ネタバレになるので書きませんが、実はアカネの母ミドリも物語に深く関わっています。
鋭い人は序盤で気づくかも知れませんが、私は深く考えないで観ていたので最後に事実を知って驚きました。
二つ目のお気に入りはイリヤ・クブシノブさんのキャラクターデザインです。
これまで観てきた他のアニメ作品とは異なるデザインが新鮮でした。
特に眼が魅力的というか引き込まれる感じがします。
三つ目のお気に入りはmiletさんが歌うテーマソングです。
CMでも流れていたサビの部分は特にお気に入りです。
クライマックスのシーンで曲が流れたときは感動的でした。
本作に関しては特に不満な点は無いですね。
敢えて挙げるなら主人公の声が下手で初めは少し気になりましたが、途中で馴染んでしまって案外違和感なく観れました。
原作が80年代の児童書のため今となっては平凡なストーリーかも知れませんが、それ故に子供から大人まで年代問わず観られる良作だと思います。
順順 さんの感想・評価
2.1
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 1.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
予告の時点で期待はしてなかったけど、
CVがクソ過ぎる。
聞き取りづらい、まごまごしてる。
喋り出しとか特に酷い。
人の動きや顔の動きがぎこちなかった。
ストーリーや展開は単純で、設定はかなりゆるい。
郷音 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2019年公開映画。
普通の女の子が地下室からワンダーランドを救うことになるストーリー。
クレしんオトナ帝国の監督最新作!大人が泣いた!という謳い文句に誘われてみたけど、うーむ今回は泣くような話じゃなかったかな
かなり宣伝とか頑張ってたけど拍子抜けでした
{netabare} 最後の実はお母さんがアカネの前に行ってましたっていう伏線回収はマジか!ってなりました
あとラスト付近、ピポ(CV:東山奈央)の「チュ♡」を聴けた耳が幸せ {/netabare}
E=mc² さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 2.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
とてもワンダーでした
すごいワンダーでした
ワンダーランドでした
いい勉強になりました
みのるし さんの感想・評価
4.6
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
いやそれはまあウソですけども。
いずれにしてもこのハナシは例えば児童文学なんかで大人がけっこうハマるとゆうか感動するお話とゆうのんではありません。
いやまあ原作はほんまはどんなんか知らないですけどね。
ハナシも超わかりやすくて、演出は言うに及ばず、キャラも立ってて絵も芝居も音楽もサイコウなのですが、もうこれ以上ないってぐらいにはっぴぃえんどなんですな。
映画館でエンドロール見ながら『なんやえんえんと幸せやんけ』と思わずゆうてる自分がいてまして。
・・・焦りました。
だって人の幸せを見ても自分が幸せにならないって気付かされたわけですから。
なのでそおゆうゲスいやつはこの映画を見たらあきません。
人にやさしくできる思いやりのある人にお勧めです。
ボクももうちょっと進化した人間になったら改めてもう一回見ようと思います。
けいP さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
小学生とその叔母さんの異世界冒険。
キャラデザはロシアのイラストレーターの人らしい。
ねごしエイタ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
平成最後に見ようと思っていたけど、令和元年初日になってみることになったです。
仮病で学校を休んだ主人公のアカネが、叔母チィの店に自分の誕生日プレゼントを取りに行ったです。
怪しい手形に手を入れてしまい手がハマってしまうことにです。
すると床下から、怪しいヒゲのおじさんヒポクラテスと弟子の妖精ピポに、緑の風の女神として世界を救ってほしいと頼まれるです。
チィも興味本位になり、ヒポクラテスの首飾りなどで、一緒に異世界に行って冒険するのです。
いきなり、悪いやつみたいな2人組が、現れるです。この二人は、実はこの物語の真相に大きく関わる二人だということは、最後まで見てのお楽しみです。
この世界の水が枯れ果てて、色がなくなりつつある自体とは?です。それを救う雫きりの儀式とは?も、最後までの注目です。
冒険もアカネとチィの絡みが、面白いです。また、背景作画を通した世界観に、素晴らしさを感じたです。
{netabare} ヒツジのコートもどこか可愛らしさと面白さを感じたり、この世界ならではの金魚に乗って水中を移動するところなども良かったです。{/netabare}
この物語の真相が明らかになって、アカネがしずく切に立ち会ったときの行動も、いい見せ場だったと思うです。
冒険を通してアカネが、今までの生活と冒険で気付かされた幸せというものについて、この世界そのものが、かけがいのないプレゼントだったということを示してくれたお話だったです。優しいアカネの母親も良かったです。「これでいいのだ!」です。
{netabare} 最初、アカネがハマった手形の前に佇むピポの後ろで、後ろ姿な野原しんのすけの置物が、なんか面白いです。{/netabare}
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
何もSFやファンタジーが子供だましだとは思っていないですが、寧ろSFやファンタジーでしか伝えられない表現はあるもので、
先達である手塚治虫や永井豪、藤子F不二雄などといったSFの巨匠もSFやファンタジーを通して、人間や生命に言及するものもたくさんあるのです。
しかし、原監督はどうやらファンタジーの素養はやや平凡らしく、宮崎駿だけでなく、最近では新海誠さんなどの強力なセンスの前では霞んでしまいます。
それくらい、本作の「バースデーワンダーランド」は薄く引き伸ばしたジュブナイルファンタジーであり、「カラフル」などで「社会派」を謳っていた地を這うような演出の原監督では非対称的なアンバランスさでした。
さすがにオープニングの日常描写はそこらへんのアニメ監督では表現できないほどのコンテ、演出が上手いですが、ファンタジー世界になった途端に力を無くしてしまっています。
それと、食器や家具にこだわりを持って表現しているのは女性には受けが良いでしょう。原作は未読ですが、非常に女性らしい感性の世界観であり、合理主義や論理主義を否定し、オーガニックでフィジカルな自然主義を打ち出しているのはフェミニズムっぽいよくある女性向けのファンタジーですが、僕は嫌いじゃないです。
そもそも原監督が社会派を捨てて、ファンタジーに走ってしまったのは興行やアニメの流行りもあってのこともありますでしょうが、今回はかなり失敗していると断言できます。
恐らくは原監督も満足のいった作品だとは思っていないでしょう。この間の「百日紅」や「colorful」に比べると、テーマも社会性も演出も平凡です。
監督には是非今一度「社会派」アニメ映画に戻っていただき、もっとレベルの高い演出に期待します。
鸐 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
クレヨンしんちゃんの方がよっぽど大人も楽しめる作品です。
原作の対象が高いので、スタート位置が違う事は勿論ですが、クレヨンしんちゃんの場合、子供向けに昇華されて安定した面白さがあるように思います。
このアニメのキャラクターデザインや作画は、子供向けにしてはコミカルさが足りないと思いました。
このアニメのストーリーは大人向けにしてはシンプルすぎると思いました。
では、誰に向けたものなのでしょうか。
最近のアニメは一部の客がお金を落とせば良いという考えが特に深夜アニメを中心に蔓延しているそうですが、これは一体何処を目指しているのでしょうか。
今ならオトナ帝国が、安定した土台とプロ達個々の仕事の結晶だったとわかります。
綺麗な世界、綺麗な作画、安定したストーリーの運び方、どれも良いと思いますが、私はあまり楽しめませんでした。
fuushin さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
JrUbH66017 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
終了 さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
sarari さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
暴走インコ さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ぱせり さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
珊瑚 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
おみや さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ひつまぶし さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ニャンキチ君 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:----
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あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
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こちらのフォーム よりお問い合わせください。
誕生日の前日、自分に自信がないアカネの目の前に突然現れたのは、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスとその弟子のピポ――「私たちの世界を救って欲しいのです!」と必死でアカネに請う2人。そしてアカネが無理やり連れて行かれた世界は――骨董屋の地下室の扉の先から繋がっていた〈幸せな色に満ちたワンダーランド〉! ふしぎな動物や人が住む世界から、色が消えてしまう!その世界を守る救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは?(アニメ映画『バースデー・ワンダーランド』のwikipedia・公式サイト等参照)
松岡茉優、杏、麻生久美子、東山奈央、藤原啓治、矢島晶子、市村正親
原作:柏葉幸子『地下室からのふしぎな旅』(講談社青い鳥文庫)
監督:原恵一、脚本:丸尾みほ、キャラクター・ビジュアル:イリヤ・クブシノブ、音楽:富貴晴美
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血風剣戟冒険譚、開幕。舞台は、大正日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変した。 唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻す為、また家族を殺した鬼を討つ為、2人は旅立つ。鬼才が贈る、血風剣戟冒険譚!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年春アニメ
人類が永きに亘って壁の中に隠してきた、大いなる秘密――。 その真実に一歩近づいた調査兵団だったが、時の王政により反逆者の汚名を着せられてしまう。 しかし、人類はただ飼われるだけの家畜ではなかった。 真実を追い求めるエルヴィン・スミスの執念は兵団のトップを動かし、遂に現体制に対するク...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年6月15日
空と海が輝く街“藤沢"に暮らす梓川咲太は高校二年生。先輩で恋人の桜島麻衣と過ごす心躍る日常は、初恋の相手、牧ノ原翔子の出現により一変する。何故か翔子は「中学生」と「大人」がふたり存在しているのだ。やむなく翔子と一緒に住むことになった咲太は「大人翔子」に翻弄され、麻衣との関係がぎ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年4月19日
昨年度の全日本吹奏楽コンクールに出場を果たした北宇治高校吹奏楽部。2年生の黄前久美子は3年生の加部友恵と、4月から新しく入った1年生の指導にあたることになる。全国大会出場校ともあって、多くの1年生が入部するなか、低音パートへやって来たのは4名。一見すると何の問題もなさそうな久石奏。...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年春アニメ
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れ、あらゆる敵を一撃(ワンパン)で倒すヒーローである。ひょんなことから弟子となったジェノスと共にヒーロー協会で正式なヒーロー活動を開始する。 怪人発生率が異常に高くなる中、大預言者シババワが遺した「地球がヤ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年春アニメ
「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」。総シリーズ累計1600万部超え、BD&DVDシリーズ総売上枚数50万枚超えを誇る4作品が、ぷちキャラアニメになって大暴れ!ある日突如として現れた謎のボタン。ポチっと押すと、なんとさらなる異世界へ転...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年5月10日
世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜に覆われた心臓を撃ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしてい...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年春アニメ
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」を得るために、受験勉強に苦戦する同級生たちの教育係となることに。指導する相手は「文学の森の眠り姫」古橋文乃、「機械仕掛けの親指姫」緒方理珠といった学園きっての天才美少女たち! 完全無欠の学力と思われた彼女たちだが...