当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「約束のネバーランド(TVアニメ動画)」

総合得点
92.6
感想・評価
1128
棚に入れた
5458
ランキング
18
★★★★☆ 3.9 (1128)
物語
4.1
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

約束のネバーランドの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

覆面反対 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ママとの心理戦

2期の端折りが酷い…という評判を聞いて視聴

3話まで見たけど…1期においても少し端折ってる気が…

例えば…ママは自分から発信機の存在を子供たちに教えた…とレイが語っていたけど、そんなシーンあった?私が忘れてる?それとも原作にはあるけどアニメはカット?👂

「オレたちの中に…内通者がいる」とレイが気づいたけど、シスター1人 vs 子供たち全員の鬼ごっこでそれを匂わせるシーンあったっけ?👹 もしあったとしても描写不足な気がする。こっちもある程度端折ってる?

8話まで視聴…クローネにしろレイたちにしろ…企みがこうも簡単…まるで筒抜けのようにイザベラにバレるのは何で?

エマの右足を折ったイザベラ…子供の足とはいえどうやって?もしかして体術の心得あり?

暖かい食べ物飲み物…笑顔で接してくれるママ…4なんてほんの一瞬…何の不幸もない生活…とママは語る。それでもそんなのは偽りの幸福…自分の幸せは自分で決めるとママに言い放つエマ

名台詞シーンに入れたい場面ではあるけど…もはや脱出は絶望的…本当に外に出れるんでしょうかね?😅

最終話まで視聴…火事を利用して…ママの目を逸らした隙に…(4歳児は一度あえて置き去りにし、必ずまた救いに行く前提で)あの高い壁を越えて…しかもシーツを結んで作ったロープウェイで…脱出しやがった🫢

しかも…レイの知らぬ間に…エマは他の子供たちに作戦を話しており、ロープウェイの訓練までしていた🚡 味方をも出し抜くエマの用意周到さに脱帽

子供たちがロープにつかまり、上にいる子に引っ張ってもらいながらよいしょよいしょ…と登った壁を…木の枝を鉄棒のようにして回転し、そのまま壁の上までたどりついたママの驚異的体術…エマの足をキレイに骨折もそうだけど…ママって何者?

過去シーンにてママも子供の頃に頂上まで達した事があるらしい…つまり彼女もその時脱走しようとした経験があった?どうやら失敗に終わったようだけど…だからこそ、エマ達の行動パターンが途中まで読めた?

ラストのラストにて…実はレイはママの息子だった…という驚愕カミングアウト‼️

だから胎児の時からの記憶があり、ママが昔一緒にいて1人演奏していた男の子の歌を歌えていた…これもまた1つの伏線回収

投稿 : 2024/10/09
閲覧 : 23
サンキュー:

2

ネタバレ

xinxin22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

母の愛は本当に偉大すぎる。ママはこの絶望の世界で、彼女なりの方法で子供たちを愛している。

この記事にはネタバレが含まれているかもしれません。

「もし普通にあなたたちを愛することができたなら良かったのに。」

彼女が塀をよじ登った後に見たのは、絶望だけだった。イザベラは逃げることは不可能だと思い、子供たちが最長で12歳までしか生きられないという現実を受け入れるしかなかった。そして、好きな人はすでに死んでしまったので、彼女は心の中でこう決意した。「彼が死んでしまった以上、自分は少なくとも誰よりも長く生きなければならない。」

この決意を元にして、ママの第3プラントは農場の中でも質が最も良く、さらに3人の満点の天才が現れた。これは偶然ではなく、ママが「最遅で12歳で出荷される」という鉄則の下で努力し続けた結果である。つまり、彼女は子供たちの成績を上げるために全力を尽くし、彼らができるだけ幸せに、少しでも遅く出荷されるように、すべての力を注いで彼らを愛していたのだ。

これが彼女にできる、クソみたいなこの世界への最大の反抗だった。

真実を知った後でも逃げ出すことはできない。反抗は全くの無駄で、彼女と同じように苦しみと絶望を味わうだけだ。それならいっそ、無知の中で子供たちが幸せに人生を送る方が良い——

しかし、エマたちはこの残酷な鉄則を破り、イザベラにようやく解放されることをもたらした。
https://www.mangakoinu.com/manga-3213.html
逃げられないわけではなかったのだ。

彼女はついに飼育監としての立場を捨て、最後の時を純粋な母親として過ごし、彼らを愛することができるようになった。

彼女はついにあの崖っぷちに立って絶望に陥った当時の自分に、満足のいく答えを渡すことができたのだ。

長い道のり、初心を忘れずに。
https://www.mangakoinu.com/manga-3213.html

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 24
サンキュー:

1

ネタバレ

Jeany さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

The Promised Neverland

An absolute masterpiece! The suspense, the plot twists, and the emotional depth make it one of the best anime ever. The journey of Emma, Norman, and Ray as they uncover the dark secrets of Grace Field House is unforgettable.

投稿 : 2024/06/17
閲覧 : 29
サンキュー:

1

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

約束された神アニメ

とても面白かった、約束された神アニメでしたねー

どうしてもネタバレを避けて書くとこの作品の魅力をうまく語れないですが、
オススメの作品です。

{netabare}
このアニメの設定である、子どもを箱庭の中で育てて何かに利用する人間牧場的な設定そのものは珍しくはなく、RPGで結構出てくる設定ではあります。魔王とか世界の支配者はこういう非人道的な実験が大好きですからねー

実は1話だけでなんか不穏なものを感じて、たぶん人間牧場なんだろうなってすぐに予想がついたのですが、こういう設定の作品を見たことがない人にとってはかなり衝撃的な展開でしょうね。

この作品の面白いところは、飼育されている子ども達が真実に気づき、脱走しようとあらゆる策をめぐらす点にあります。
大抵こういう設定って外部の人間に救出されるか、手遅れになって犠牲者が大量に出るかの2パターンなので、内部の人間を主人公にしてみんなで脱走しようとする話は斬新ですね。

子ども達が年齢と世間知らずな境遇の割にあまりにもかしこすぎるのがギモンだけど、敵との力の差、絶望的な状況、失敗したら殺されるという状況に子ども達が置かれており、常に圧倒的な緊張感に支配されていて、それがこの作品の面白さにつながっています
全然ジャンルは違うけど、この作品の面白さはカイジに似てるかな?

これを題材にしたリアル脱出ゲームにも参加しましたが、滅茶苦茶面白かったです。子ども達の気持ちがよくわかりました。
監視されている中、隠れてこそこそ脱走の準備を進めるのは心臓がバクバクするんですね。先生役の人がめっちゃ怖かったです。
再演もあるかもしれないので、興味あるかたは是非体験してみてください。

{/netabare}

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 396
サンキュー:

40

そうま先生 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

皮肉がきいている

ストーリーはアニオリ
皮肉がきいている。原作に対して比喩した表現
監督?脚本?が「頭弱くて」残念ストーリー
IQが20くらいしかないだろ(真顔で憤り)

まぁ、僕怒っても怒鳴ったりしないので
感想としては(ドン引きしつつ)
「うぜぇぇぇぇぇ・・・」です。

投稿 : 2023/11/02
閲覧 : 105
サンキュー:

2

ネタバレ

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

先が気になる

登場人物の誰を信用していいのか、誰が裏切る可能性があるのか?
先が気になってしまう、面白くてイッキ見してしまった!

投稿 : 2023/08/20
閲覧 : 79
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

閉鎖的環境を舞台にした緊張感溢れるサスペンス

 原作は未読。
 設定こそはSF仕立てだが、内容的には閉鎖環境におけるサスペンスといったところで、設定は
この状況を作るための舞台装置止まりといった印象。
 平和そうな表面の下での管理者であるイザベラらと真相を知ったエマ達とのやり取りはかなり
緊張感のあるもので、加えてホラー的演出も相まって、かなり引き込まれた。
 演出としてはエマ達の密談シーンのカメラワークが神視点的なものなのか、誰かが
監視しているのか分からないような感じになっていて、これが結構緊張感を与えてくれる。
 中盤では管理者側にシスター・クローネが登場するが、これがイザベラの単なる協力者に
終わらず、対立構造を三つ巴状態にすることでドラマに面白みを与えていたように思えた。

 エマ、ノーマン、レイの3人の子が切れ者との表現がなされていたので、エマ達とイザベラとの
高度な頭脳戦を期待していたが、常にイザベラが先を行く感じで、視聴者としても絶望感を
募らせてしまう感じ。
 それだけに終盤の大逆転とも言える展開はかなりカタルシスが得られるものだったし、そこに
至るまでの真相を知るに少なくとも後半はイザベラが「先を行っていた」のではなく、エマ達が
「先を行かせていた」ようで溜飲が下がる思いがあった。
 「エマ達が悪いママにいっぱい食わせました」で終わらないところが良いところで、最終話で
イザベラの過去が描かれることで、脱走を諦めたところからママへの道を歩みながらも、ある種の
絶望感を持ち続けていたようで、同じような状況でありながら諦めなかったエマが
脱走したことで、それが解放されたように思えた。
 そういう意味ではエマ達の旅立ちの話であり、イザベラの魂の救済の話でもあるような。

 このイザベラの優しさと怖さという相反する部分を併せ持ったキャラとして、一番印象に
残るし、中の人である甲斐田 裕子の演技がよりイザベラというキャラを説得力のあるものに
している感じ。
 このイザベラの優しさに関して、当初はカモフラージュ的な芝居だと思っていたが、話が
進むに連れ、本当に子供達に愛情を持つための優しさに思えてきた。
 その愛情が実子に対するものに近いのか、農家が愛情を持って食用の家畜を育てるのに
近いのかは分からないけど。

 どうしても気になったのが深夜に大声で話したりするところ。
 心情を映像化したデフォルメ的演出なんだろうけど、全体が写実寄りの描写のため、「あんなに
大声で話したら気付かれちゃうよ」という気になってしまう。

2019/04/13
2019/05/19 誤字脱字修正
2023/07/23 加筆・修正

投稿 : 2023/07/23
閲覧 : 338
サンキュー:

14

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

1話から衝撃受けるほど面白かった。
こんだけ引き付けられたの、デスノートぶり。
ジャンプ繋がりで。

同じ時期に鬼滅の刃がジャンプで連載されてたらしいけど、
断然こっちの方が面白かった。

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 113
サンキュー:

4

うぐいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

グロありホラーサスペンス

自分すら助かる保障がないのに「一人も死なない方法」とか「全員救わなきゃ意味ない」とか、いう主人公が嫌ならウザく感じるかも。
結局死人が出てる時点で、それが主人公の想いを貫いた結果であってその時点で救えてないじゃん、って思ってしまう。
主人公がカリスマ的存在になっている部分の説明が全くないので、何でそこまで主人公についていこうとするのかがよく分からなかった。
会話劇もちょっと宗教チックな感じ。
未来をつかむ話なのに全く明るい未来が想像できない。

二期に関しては最後は数枚の静止画とBGMからの「感動の再会」って言われても、格好悪くてもせめてナレーション入れてよって感じ。

投稿 : 2023/04/27
閲覧 : 141
サンキュー:

2

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

少年ジャンプ流『大脱走』

そこが真に孤児院であるならば、暮らす子供たちの幸せそうな姿から本作の舞台・GF(グレイス・フィールド)ハウスはとても質の高い施設なのだろう。子供たちはなにかに怯えることも不安になっている様子もない。日々の糧を味わい、勉学に励み、広い敷地で思いきり遊んで心も体もすくすくと成長していく。
そこが真に孤児院であるならば、孤児の門出は実に喜ばしいことである。里親に引き取られ院を去る子供には院とは違った幸せが与えられる筈だ。とくに孤児は10~11歳とある程度大きくなってしまった子よりも5~6歳の小さな子に人気があり一際、可愛がられる。年長組のエマとレイ、ノーマンが年少組を見送る日々が続くのは至って普通の光景だった。
そこが真に孤児院であるならば────孤児院であれば、どれだけ良かったのだろうか。
「私たち……食べられるために生きてたの……?」
『このマンガがすごい!2018』男性編第1位を獲得した週刊少年ジャンプ作品のアニメ化。第1期はファンも初見も裏切らない。

【ココが面白い:海外サスペンスのような第1話】
里子に出されたとばかり思われていた6歳の少女・コニーの憐れのない姿を目撃したことでエマとノーマンは真実を知る。
自分たちが「食料」であること。食人鬼が存在し、そんな鬼のエサとして自分たちは育てられていたこと。「里親の迎え」と称されていたものがただの「出荷」であったこと。彼女らが信じ、大好きだった寮母(ママ)・イザベラも鬼側につく人間であり、彼女らが食べられると分かって管理し育てていたこと。
本作は第1話から衝撃的だ。その衝撃────物語の真実を始めから魅せることでこの作品のジャンルや方向性、主人公らの目的をハッキリと示し、視聴者にその後の展開への大きな期待を持たせることに成功している。
恐怖を煽るBGMや演出も巧く、まるで海外のサスペンスドラマを観ているようである。そういった演出の妙に加えて真実を知った者の叫び、動揺、焦り────キャラクターを演ずる声優の演技力も素晴らしく、愛しのコニーの死体や食人鬼が登場するシーンはエマと同じく息を呑む程である。
あわや鬼の手から逃れたエマとノーマン。このままハウスにいれば、いずれ自分たちも「出荷」される。
「もう家族を失うのは嫌だ」
「見つけるんだ、僕らが生き残る方法を」
年長組は日々の異様なテストで満点を取る天才である。そんな彼女らの脱出計画が物語の希望として魅せられると同時にイザベラが子供たちの怪しい行動に感づくシーンを入れることで絶望も視聴者に魅せていく。1話を見たらすぐに2話を見たくなる引きの巧さは強烈だ。

【ココも面白い:フルスコア組の頭脳プレイ】
鬼の美食の対象である「脳」を発達させるためのテストで満点(フルスコア)を取るエマ、レイ、ノーマンの3人の理知的会話や頭脳プレイ、卓越した精神力は毎話を見返し気付く度に驚かされてしまう。だからこそこの作品は“何度でも”観れる魅力も備わっているのだろう。
真実を知り、脱出を決意した後も彼女らはイザベラに悟られないよう無垢な子供を演じなければならない。そこに綻びが見え隠れしてしまうのがジャンプでは珍しい女性主人公のエマだが、ミスのフォローが完璧で刺す隙も与えないことがそのまま魅力となっている。
エマとイザベラの会話の一端を書き出してみよう。
ママ「どうしたのエマ?顔色が良くないわ」
エマ「何でもないよ!ただ私ももうじきハウスを出るんだと思うと寂しくなっちゃって……」
ママ「……エマはハウスが好き?」
エマ「ハウスもママもだ~い好き!」
エマ「コニー……今ごろどうしてるかなぁ?」
エマ「コニーね、大人になったらママみたいなお母さんになりたいんだって!」
ママ「……ええ、知っているわ。コニーならきっと素敵な大人に……いいお母さんになるわ」
────いかがだろうか。平静を装うだけでなく、相手の良心に訴えかけるような言葉を自然に展開し、反応を探っている。心理戦における立派な「攻撃」だ。
それを難なく、心にもない寮母の見本のような笑顔と言葉で返すイザベラは正真正銘エマたちの敵であり、両陣営の対立は水面下で過激さを増していく。

【そしてココが熱い:目指すは犠牲ゼロ!】
脱出方針は混迷を極める。ハウスの子供は30人以上もいて大半が6歳未満。その全員に真実を伝えて理解させ、タイミングを合わせて脱出させるのは不可能に近い至難の業だ。
ノーマンとレイは現実を見ている。脱出するだけではない、ハウスの外には未知の世界が広がっているだろう。安全圏がどこにあるかも見当がつかない。そこで全員が生きていくには人数的にも年齢的にも難しい。せめて脱走する人間を選ばなければならない。生き残るために必要な、残酷だが現実的な選択肢だ。
しかし主人公のエマはその選択肢を拒否する。とても素直に、とてもまっすぐに「やだ」と。
「全滅は嫌だよ。でも置いていくっていう選択はない。もう誰もあんな姿にはしたくない。無いなら作ろうよ外に。人間の生きる場所。変えようよ、世界」
彼女は紛れもなく物語の主人公だ。何処か無鉄砲で感情的で現実的でない考えをしている、だが「人を思う」彼女だからこそ主人公としての魅力がしっかりとあり、前述の通り能力もとても高い人物だ。
そんな彼女だからこそ不可能だと思える事項を可能に出来るのではないかという期待感が視聴者に生まれる。序盤から動機は完璧。後はツッコミ所の無い「脱出」を描くまでだ。

【そしてココが恐ろしい:母は強し】
しかし敵(ママ)もそう易々と脱出を許すほど甘くはない。子供全員の身体に埋め込まれている発信機、ハウスの全周に渡る足の引っ掛け所もない塀と{netabare}断崖絶壁{/netabare}。必要に応じて本部から増員される大人────それら全ての障害を凌駕するのが寮母・イザベラが発揮する本領であった。
{netabare}脱出の作戦が形をなしていき、作戦が決行直前という中でイザベラは彼女達に迫ってくる。1クールの終盤、堂々と、何の演技もなくエマ達に彼女は言い放つ。
「諦めてほしくてここへ来たのよ……抗うことを。」
彼女は紛れもなく子どもたちを愛している。この世界の中で、ハウスという箱庭の中で、子供が子供のまま、子供として何も知らず幸せな一生を過ごし終える。彼女の倫理の中では理想的な幸福だ。
終盤の彼女の言葉に偽りはない。愛しているという言葉も、抗うことを諦めてほしいという言葉も、“大好きだから”苦しませたくないという言葉も何1つ偽りがない。紛れもない本心からでてくる言葉だ。だからこそ強い。エマたちにとっては悪でしかないが、彼女にとっては正義なのである。
容赦なくエマの足を折り、泣き叫ぶ彼女を優しく抱きしめる。「よくできました」と褒め、諦めてほしいからこそ叩きつける現実は、何故か観る者にとって一抹の狂気を孕んでいるかのように映る。{/netabare}

【他キャラ評価】
ドン&ギルダ
物語の中盤ではエマやノーマン、レイ以外にも真実が伝わる。それがエマたちの次に年長者となる褐色の少年・ドンと眼鏡っ娘・ギルダであった。
{netabare}エマたちは2人を協力者にしつつも真実は歪めて伝えていた。
他の子供は自分たちより劣っている。守ってやらなければならない存在だ。
きっとそんな風に思い、彼らの心の強さを見くびって吐いた嘘は2人の思わぬ行動力によって看破される。それ故の一時の仲違いは暴力的かつ、切ない。
「ザコ扱いが悔しいんじゃない……嘘をつかせた……何も…してやれなかった……無知で……
無力な俺が……自分がザコなのが悔しい……!悔しい!! 強くなりたい……強くなりたいよ……」
一見、嘘を吐いたことを怒ったかのように見えたドンの独白が否が応でも印象に残る。凡人が故に天才たちから真実をもらえなかったこと、何も知らずにみすみす年少組を犠牲にしていたという嘆きに強く感情移入できる。
脇役たちにもきちんとした息吹が宿っている。天才たちが動けない時、思わぬ活躍を見せてくれると確信できる2人だ。{/netabare}

シスター・クローネ
本作の映像化範囲である『GFハウス脱獄編』の人気キャラ────なのだが、意外なことにしっかり彼女の行動を押さえておかないと存在意義がピエロ程度にしか見えないのである。イザベラとも子供たちとも相容れぬ第三勢力として、劇中ではどんな風に物語をかき乱すのか期待感を煽る活躍だっただけに殆ど何も実らなかったのが何とも憐れだった。
彼女の遺した物は次の編から重要なキーアイテムとなる。それだけに本作の重要なポイントにはなり得ない。

【総評】
秀逸なストーリーと演出の妙が光る作品だったと評する。1話からというハイスピードで入れ込んだ世界観の種明かし。その実態が一旦引っ込むことで際立つ本作の舞台・GFハウスの凄まじい閉塞感。そこからもがく子どもたちの絶望と希望の脱出劇────そんな基本的に会話が多い作品にも関わらず、時計の振り子視線の演出やホラー映画のようなカメラワークなど、きちんとアニメーションとして多彩な演出を魅せてくれる作品だ。
BGMやカメラワークによって大人と子供の心理戦を盛り上げており、そこに声優の演技が重なることでより緊張感が増している。だからこそ一人一人のキャラクターの魅力をしっかりと感じることができ、彼女らの脱出劇に目を離せなくなる。
とてもジャンプ原作だとは思えない。這い寄るような怖さを煽る演出と心理合戦は往年のジャンプ原作アニメの王道には存在しておらず、表面的──ジャンルという枠組み──には『DEATH NOTE』に近い雰囲気を持つ。
だが根本的な部分は「ジャンプ三大原則」に基づいており、エマという主人公はまさにジャンプの主人公にふさわしいキャラだった。時に感情的に動き、時に無鉄砲。しかしそんなエマだからこそ周りの人間がついてくる。そんなエマだからこそ導き出せた脱出作戦、誰も犠牲にはしない彼女なりの答えが描かれるラストとイザベラのエピソードを同時に見せるのは秀逸としか云い様がない。友情・努力・勝利が備わった少年ジャンプ流の『大脱走』をまだ観ていない方は是非ともネタバレ無しでご覧いただきたい。

投稿 : 2022/12/27
閲覧 : 256
サンキュー:

12

イツキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

運命に抗う子供たちを描くダークファンタジー(ちょっと『進撃の巨人』っぽい?)

 孤児院『グレイスフィールド(GF)』で暮らす主人公・エマは、同じ施設で育つ「家族」らと幸せな日々を送っていた。だが、ある日、自分たちは、里親を待つ孤児などではなく、施設外に住む「鬼」らの食料である食用児であり、時期が来れば食肉として「出荷」されてしまうという残酷な真実を知ってしまう。その過酷な運命に抗うため、エマは、同年代で最年長の切れ者、ノーマン、レイらと共に、残りの「家族」らを連れてのGF脱走計画をスタートさせる。本作品には続編があり、今期はGF脱走までを描く。
 この作品の魅力は、何と言っても、孤児院、改め「農園」の監視員であるママ・イザベラとの心理戦にある。その演出は臨場感たっぷりで、ママの、慈愛とも冷酷ともとれる微笑みには、成人して日の浅くない私でさえ、背筋が凍り付いてしまう。彼女に挑む主人公らが12歳という設定は些か無理がある気もするが、それを抜きにしても、ストーリー、プロットは興味深い。(少し『進撃の巨人』と通ずるものがあるかもしれない。)
 筆者のおすすめはEP.12『150146』。余談だが、本作品の各話タイトルには、食用児の識別番号である6桁の数字が用いられる。この数字が示す意味を解き明かすのもまた一興である。

投稿 : 2022/12/10
閲覧 : 117
サンキュー:

1

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後に笑うのゎ食用児だ

心理戦ダークファンタジー

初めて見る時ゾクゾクしながら見た。
1度ゎ見てほしい


ママとの1話の平和な時を振り返ると少し悲しくもなる

イチオシゎやっぱエマ
かっこいいし、エマになら命預けれるし命賭けれる

家族と信頼と勇気の詰まった家族という名の愛を守るお話

1期すごくおもしろかったけど、2期ゎ少し雰囲気が変わったのが、ちょっと残念

でもずっとブレなかったのゎ
1人でゎない。と思わせてくれたところ!

とにかくみんなかっこいい!!って圧倒される作品

投稿 : 2022/11/19
閲覧 : 218
サンキュー:

1

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作未読だったので、まぁびっくりw

「脱出」というキーワードのみ聞いた事はありました。それ以外の知識はゼロで視聴。12歳までの少年少女が生活する孤児院が舞台です。子供達は「ママ」と呼び本当の母親のように慕っている大人「イザベラ」と孤児院で鬼ごっこをして楽しんだりと幸せな生活を送っていたのだが・・・という始まりで、1話の最後で最年長の優等生エマとノーマンは「脱出」するしかなくなるような恐ろしい真実を目にしてしまいます。まさかこんな設定だったのか・・・。原作未読だったら1話を観たら止まらなくなるアニメかもしれません。(好みによりますw)シーズン1のOPはUVERworldなんでとてもかっちょいいです!そして内田さんと伊瀬さんの男の子役は結構驚きました。やっぱ声優さんってすごいよね~。なんかシーズン2の評判は良くないみたいですが、原作未読者として観てからレビューを書き込もうと思います。

投稿 : 2022/10/09
閲覧 : 134
サンキュー:

3

ネタバレ

もちもち さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シーズン1は面白かった

個人的にシーズン2がご都合主義に感じて勿体なかったな…

投稿 : 2022/09/28
閲覧 : 97
サンキュー:

1

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

与えられた人生に従うことが幸せか、運命に抗う苦しみの先が幸せか。

週刊少年ジャンプで連載されていた漫画が原作の作品。

原作は途中まで読んでいました。

少なくとも1期の内容部分は原作既読だったのですが、それでも続きが気になる引きのうまさに、あっという間に見てしまいました。

1期は全12話です。


● ストーリー
ここは子どもたちと一人の“ママ”が暮らすハウス。
子どもたちが仲良く助け合いながら、本物の家族のように暮らしていた。

最年長のエマ(♀)はみんなが大好き。
ここでの暮らしがとても幸せ。

いつまでもここにいたい。だけど、子どもたちは6歳から12歳の間にハウスを出る決まりになっていた。

ハウスを出ることが決まったコニーの忘れ物を届けようと、
近づいてはいけないと言われている門へ向かったエマとノーマン(♂)。

そこで見たのは衝撃的な場面。
自分たちは“鬼”の“食肉”として育てられているのだと知る。

このままでは家族のみんなが危ないと、エマはノーマンと共にハウスからの脱獄計画を立て始める。


1期は、今まで幸せな場所だと思っていたハウスの正体を知ったエマとノーマンが、ハウスからの脱獄を計画するお話です。

ハウスには38人の子どもたちがいる。
38人全員を連れ出してハウスから逃げる計画。

同じ最年長のレイ(♂)など、他の子ども達を仲間に引き入れながら、脱獄計画を立てるも、

彼らの前に立ちはだかるのは、院のシスターであり、
エマたちも大好きだった“ママ”。

脱獄をするとして、
どこから逃げるのか、どうやって逃げるのか、
ママの目をどうやってすり抜けるのか、
幼い子どもたちをどうやって連れていくのか、

などなど、問題は山積み。

それらをママにバレないように準備しなければならない。

普通の会話のやり取りさえドキドキする、
緊張感がたまらない。

1話見たら止められない作品です。

原作読んでストーリー知ってるのに、
毎回続きが気になっていました。笑

展開は超面白いです。

物語の構成が抜群に面白かったのでしょう。
挫折やミスリードの取り入れ方もうまい。

どうなるの?どうするの?が最終話まで止まりませんでした。

気になることが多すぎる!
引き込みがすごくて、食い入るように見てしまう。

そして続きが気になる毎話の引きがうますぎました!


● キャラクター
最年長は3人。

明るく運動神経抜群なエマ、
頭脳明晰なノーマン、
頭の回転が速く冷静なレイ。

初めはこの3人で計画が進んでいきます。

現実的に堅実に確実に、
作戦を考えていくのがノーマンとレイ、

行き詰ったときにも諦め悪く、
自分の心にまっすぐ突き進んでいくのがエマ。

この3人のバランスが好きでした♪
お互いのことを信頼し合っていて、大好きな存在。

最後の最後まで、エマをはじめとするキャラクター全員がこちらの予想を超える行動や作戦を見せてくれ、驚かされました。

そういうところにわくわくした^^

アニメのキャラデザも好みでした。


● 音楽
【 OP「Touch off」/ UVERworld 】

今までUVERworldを聴かず嫌いしてたのですが、
このOPかっこよくて好きでした。

映像もよく動いていて、
かっこよかったです。


【 1~ 8話ED「絶対絶命」/ Cö shu Nie 】
【 9~11話ED「Lamp」/ Cö shu Nie 】

こちらもかっこいいEDですね。

私は「Lamp」の方が好みでした。

どちらも好きな曲なのですが、
印象としてはいまひとつ残らないのがなぜなんだ…。


● まとめ
キリのいいところまで描いて、
きれいにまとまっていました。

面白かったです。

不可能に思える脱走計画をどのように成し遂げるのか、
全てにおいて相手の方が上の絶望的な状況をどう打破できるのか、
とにかく続きが気になってわくわくしました。

原作を読んでいなければきっと絶賛していたでしょう。
でもそれができないのは、私にとってはこの続きが心配だからです。

原作を読んでいた時にはこの後の展開が面白いと思えなくて読まなくなってしまったんですよね^^;

なのでこの作品に対して私は“名作になり損ねた名作”という印象が強いのです。1期の脱獄編の流れが抜群に面白かっただけに。

アニメではどうでしょう?

先入観はできるだけ捨てて、
楽しめたらいいなと期待しています。

投稿 : 2022/09/10
閲覧 : 252
サンキュー:

29

ネタバレ

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1期は良かった

見やすさ☆2.5。

投稿 : 2022/08/22
閲覧 : 292
サンキュー:

3

nobody さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い

前情報なしで見て衝撃を受けた

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 119
サンキュー:

2

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間が家畜になってる世界

人間が家畜扱いされていく世界で
そこから脱獄を心がけるお話
一応一区切り着いた終わり方して良かったんだけどこれから先どうなるのかな?
あとみんな言ってるけど主人公男だと思ってたら女の子だったのねwww
みんな子供なのに精神年齢めっちゃ高いのは
脳みそを発達するように育ててるからもあるのかも??
1話の衝撃は物凄かった!
シスターがある意味めっちゃこわかったわwww
毎回引きがうまくて一日で全話見たくなるような作品
ファイアーがくせになるw

投稿 : 2022/06/18
閲覧 : 255
サンキュー:

3

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ノーマンイケメン

監獄のような孤児院から自由を求めて少年たちが脱走する話、ぐらいの予備知識で見始めたんですが、1話から予想外な展開に度肝を抜かされました。掴みはOKすぎです。
とにかく見せ方と次回への引きがうまく、次の話が気になって仕方がなくなります。「君がスパイだったんだね」のシーンはヒョエ〜っと肝を冷やしました。例えるならサイコで振り返ったらミイラ、みたいな感じです。
題名にも書きましたが、ノーマンがカッコ良すぎて男惚れです。最後はなんかボカしてましたが、また出番があったりするのかな?
とにかく見ごたえのある良作でした。2期はあんまり評判が良くないようなので、観たいような観たくないような…。

投稿 : 2022/06/12
閲覧 : 225
サンキュー:

2

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

2022.4.3 ★★★☆(3.6) 1度目観賞評価

投稿 : 2022/04/18
閲覧 : 168
サンキュー:

0

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「終わりのセラフ」みたいな世界でバトルのないリアル鬼ごっこ

公式のINTRODUCTION
{netabare}
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。

グレイス=フィールドハウスは、親の居ない子どもたちが住むところ。血の繋がりはなくても、ママと38人の兄弟が幸せな毎日をすごす、かけがえのない家。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた……

突然終わりを告げた、グレイス=フィールドハウスの幸せな日常。
{netabare}ハウスは農園。子供たちは、鬼に飼われる食用人間。
大好きだったママは、子どもたちの監視役。
「これ以上、家族が死ぬのは嫌だ…!」
そう願ったエマたちは、日常に潜んでいたあらゆる意図を解き明かしてゆく。
鬼vs子ども、命をかけた脱獄計画{/netabare}がはじまるーー
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:白井カイウ、出水ぽすか
掲載誌:週刊少年ジャンプ(集英社)
監督:神戸守
シリーズ構成・脚本:大野敏哉
キャラクターデザイン・総作画監督:嶋田和晃
プロップデザイン:板井寛樹
美術設定:池田繁美(アトリエ・ムサ)、大久保修一(アトリエ・ムサ)、友野加世子(アトリエ・ムサ)、乗末美穂(アトリエ・ムサ)
美術監督:池田繁美(アトリエ・ムサ)、丸山由紀子(アトリエ・ムサ)
色彩設計:中島和子
撮影監督:塩川智幸(T2studio)
CG監督:福田陽
編集:松原理恵(瀬山編集室)
音楽:小畑貴裕
音響監督:清水勝則
アニメーション制作:CloverWorks
{/netabare}
キャスト{netabare}
エマ:諸星すみれ
ノーマン:内田真礼
レイ:伊瀬茉莉也
イザベラ:甲斐田裕子
クローネ:藤田奈央
ドン:植木慎英
ギルダ:Lynn
フィル:河野ひより
ナット:石上静香
アンナ:茅野愛衣
トーマ:日野まり
ラニオン:森優子
コニー:小澤亜李
{/netabare}


1話ずつの感想


EPISODE.01 121045
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
グレイス=フィールドハウスは親の居ない子供たちが住むところ。血の繋がりはなくても、ママと38人の兄弟はささやかながら幸せな日々を送っている。
11歳のエマ・ノーマン・レイはハウスの年長者であり、毎朝のテストでそろって満点をとる優秀さをほこる。
ある夜、里親のもとへ旅立つコニーを見送った子供たちだが、忘れ物に気付いたエマとノーマンは近づくことが禁じられている門へ向かう。そこで2人は衝撃の真実を目撃する―――
{/netabare}
感想
{netabare}
キャラデザはちょっとクセがあって、顔がしもぶくれ
でも、絵はきれい。。



ステキなママと兄弟たちのいる
明るく楽しい孤児院のおはなしからはじまったんだけど

危険もなさそうなのに出たり近寄ったりしちゃダメな場所があったり
院から出て行った子たちは、誰も手紙をよこさない。。って
何かヒミツがありそうって思ってたらやっぱり。。

ママに送られて出て行くコニーの忘れ物を見つけて
エマとノーマンが届けに行ったら、コニーはトラックの荷台で死んでて
近づいてくる声にかくれた2人が見たのは鬼たちで
コニーの肉をお金持ちに出荷する相談をしてて、ママも仲間!?

あわててへやにもどった2人は、逃げなくっちゃ、って話してて
へやの外ではレイが立ち聞き。。

帰ってきたママ(イザベラ)は外でコニーのぬいぐるみを見つけて。。

ってゆうところでオシマイ。。



明るい出だしだったけどOPが暗いし、おはなしも何かフシギな感じで
子どもたちの首すじに、ナンバーがついてるのにスルー。。

こうゆうおはなしってよくあるから
きっと「まどマギ」っぽい感じになりそう
って思って、ドキドキしながら見てたら、やっぱり。。

そう思って見てたから
コニーが死んでるのが見えても、そんなにびっくりしなかった。。


施設とか、収容所から子どもたちが逃げ出すおはなしって
アニメとかですっごくよくあって
ふつうは、子どもたちが異能を持ってたりするけど

こうゆう、食べるために育てられるってゆうのは
にゃんが見たアニメで近そうなのって「終わりのセラフ」かな?

でも、レイがエマに鬼ごっこには「逃げる戦略」が大事とか言ってたし
ノーマンと逃げる相談してたエマも、そんなこと言ってたから
バトルってゆうか、頭脳戦みたいな感じになるのかも?


子どもたちみんなが、無事に逃げられたらいいけど
とちゅうで殺されて、グロかったりしたらいやだな。。

あと、外に逃げても、ほかに人間っているのかな?って。。


それから
子どもたちが殺されるの分かってて、やさしく相手をしてくれるママって
どうゆう神経してるのかな?って思って、気もちを考えてみたら
家畜を飼ってる人たちってこんなママみたいな気もちなのかな?って

「銀の匙」に、かわいがってたブタを食べるおはなしがあったけど
子どもたちをかわいがって、大事にしてても
「いつか、出荷しなくっちゃいけない」って分かってて
そのために愛情こめて育ててる。。

そう思ったら、このママってホントはふつうの人なのかも?
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.02 131045
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
子供たちは鬼に食べられるために育てられている。
大好きなハウスは農園。優しかったママは敵。
ハウスに隠された真実を知ったエマとノーマンは、脱獄を計画する。だが、イザベラはコニー出荷の夜に子供2人が門に来たことに気付いているようで……。
{/netabare}
感想
{netabare}
いよいよ脱出計画がはじまって
はじめはママにバレないようにすること

エマはノーマンに注意されて、ママの前でもムリに笑うの。。

それから鬼が言ったことや今まで出荷された順とかから
どうなってるか、2人で話しはじめるんだけど
6歳のテストの点が悪い順から出荷されて、12歳になったら全員。。

それは、鬼が人の脳みそをおいしいって思ってて
脳が発達するからじゃないか?って^^;

次の出荷はたぶん2か月後。。

それでエマとノーマンは、バレないように下調べをはじめるんだけど
出てはいけないサクの先には表面がつるつるの高ーいカベがあって
木に登ってみたら厚さは2~3メートルはあるみたい。。

あと、子どもたちには発信機がうめこまれてて
どこにいても分かるようになってるけど、カメラとか盗聴器はないみたい

それから、エマたちは、倉庫に忍びこんでロープがわりにシーツを持ち出して
カベのそばの木の穴にかくしておいたの。。


それで、レイにはどう話そう?とかってゆう話をしてたら
レイはようすが変な2人をあやしんで、ずっとあとをつけてたんだって

それで、ノーマンが話したことはすぐ信じてくれたんだけど
たぶん外には鬼の世界があって、みんなで逃げても暮らしていけないから
3人だけで脱出しよう、って思ってて
ぜったい全員で!って言い張るエマと、応援するノーマンに負けて
全員で逃げることになったの。。


それからまだ自由時間なのに、集合のチャイムが鳴って
3人が食堂に入ったら
まだ小さい新入生と、ママのお手伝いに来た
大人のシスタークローネが紹介されたの。。



前半は、2人が門のところに行ったのがバレるんじゃないかとか
ママがもう知ってるんじゃないかとか思ってドキドキ。。

後半は、このおはなしが、ほとんど不可能な
子どもたち全員で施設を脱出するおはなしなんだ、って分かって
ちょっと頭がくらくらしてきちゃった。。


さいごにダメ押しみたいに、まだ小さい妹とママの仲間が来て
これからエマたちが
どうやって子どもたち全員を施設からぶじに脱出させるのか?
頭脳バトルが楽しみになってきちゃった☆彡

下ネタとギャグのない「監獄学園」ってゆう感じかも?


あと、やさしいママと農場で、羊飼いのことを思い出した。。

キリスト教ってイエスさまがよい羊飼いで
羊のために命を捨てるってゆうんだけど
けっきょく羊って、さいごは売られて行くんじゃないのかな?って

羊飼いは、それを知ってて羊たちを大事に育ててるって思うんだけど
キリスト教って、ちょっとこわいよね。。

礼拝堂には
神の子羊のはずのイエスさまの血まみれ像とかかざってあるし。。

子羊は、さいごにこうなる。。ってゆう伏線かも?
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.03 181045
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
新たな大人、シスター・クローネが現れ、監視の目が増えたハウス。
レイも加わり3人で脱獄の方法を模索するなか、エマは自分たちの身体に埋められている発信器の場所を特定する。そして全員での脱獄に向けた訓練のため、全力の「鬼ごっこ」を始めるが、そこにクローネが鬼役として参加する。
{/netabare}
感想
{netabare}
クローネはスナオなフリしてるけど、ママのことをライバルだって思ってて
ママから2人にヒミツがバレたことを聞いて
自分が先にその2人を見つけて、失敗したママをクビにしようってしてる

ママたちはたぶんどこかの施設で、エマたちみたいに育てられたのかも?
頭もいいし、クローネは動きも早いし。。


エマたちは発信機がどこにあるか考えて
新入生の子の体を調べて、耳の後ろにうめこんであるのが分かって
小さいから、細かい情報は伝わらないこととか
こわしたらアラームが鳴るようになってるかも?って考えた。。


それからほかの子たちに本当のこと話すと、さわぎになるかもだから
鬼ごっこ、って言ってつれ出すことにしたの

それから鬼ごっこでつかまらないように
エマがリードして、ノーマンが鬼
レイが子どもたちに逃げるコツを教える役で毎日楽しく脱出訓練。。

クローネが鬼になったときはどんどんつかまえたけど
ノーマンとレイだけが制限時間内につかまえられなかったから
みんな、もっと訓練しないとダメみたい。。


それからシスターもママも何もしてこなくなったから3人が考えたら
兄弟たちの中に、スパイがいるんじゃないか?ってゆうことになって
3人は、ますます動きにくくなったみたい。。

あと、ギルダがエマに何か話したそうにしてたけど
ママに報告してる子がいること教えようってしてたのかな?


それから、3人が話してるとき、カメラがしげみの中から映してて
何だかママたちがこっそり見てるみたいで、よけいドキドキしちゃうよね^^
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.04 291045
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
子供たちの中に内通者がいる。それは誰なのか、兄弟の動向を気にするエマたち。内通者を特定するため、ノーマンはあることを仕掛ける。
一方で、外に出てからのことを考え、ドンとギルダには事情を話すことにする。
残酷すぎる真実。そのすべてをありのまま話すことはできなかったものの、新たな協力者2人を引き入れることに成功し、また脱獄計画は進んだと思われたのだが……?
{/netabare}
感想
{netabare}
ママはクローネに、誰が鬼のことを知ったか
さがすのやめるようにおどかしたけど
クローネはまだ、あきらめてないみたい。。


それからレイは、みんなで逃げるために
まとまって逃げる訓練をはじめさせたの。。


ノーマンは発信機をこわす方法を考えてるレイに
あと10日で方法が見つかりそうだって聞いて
10日後に脱走することに決めてレイに伝えたの。。


ドンとギルダには「施設が人身売買をしてる」って話して仲間にしたんだけど
そのときノーマンは、2人には、別々のロープのかくし場所を教えて
そのかくし場所からロープがなくなったら
なくなったほうを教えた方がうらぎり者ってゆう計画をレイに話したの。。


その晩、みんなが眠ったころ、ギルダがクローネのところに行って
エマはあとをつけたんだ

クローネは門に行ったのがエマとノーマンかギルダに聞いてきたけど
ギルダは顔ではウソをつけなかったけど、知らないフリをつづけたの。。


次の日、ノーマンはレイをつれて、ギルダに教えた天井のかくし場所と
ドンに教えた自分のベッドの下を確かめたら
天井のはあったけど、ベッドのはなくなってて

レイが「じゃ、ドンで決まりだな」って言ったらノーマンが
「うん。。内通者は君だったんだね?レイ」って言ったところでオシマイ。。



今週もドキドキ。。

ギルダが出て行った後に、ママのへやのドアから手紙を入れたところを見せて
ギルダ?って思わせてギルダじゃない。。

じゃあドン?って思わせて、レイだった、ってゆうオチはすごいと思った^^

たぶんドンにはちがう場所を教えてたんだよね?


やっぱりスパイはレイだったんだね。。
動機は自分だけ助けてもらうため。。

はじめ、エマたちに相談された時
「自分たちだけで逃げよう」って言ってたから
何となくあやしい感じはしてたんだけど
自分のほうからママに「スパイになる」って言いに行ったのかも?


エマは、誰がスパイでもいっしょに逃げようってしてる。。
これからレイはどうするのかな?



スパイって二重スパイが多いみたい
相手をゆだんさせて情報を引き出すには
味方の情報を流すのが1番だから。。

だから、レイがスパイだって分かったら、レイを味方にして
ウソの情報を流すとか。。

たとえばレイには「10日後」って言っておいて
9日目に逃げたら、ママは油断してるハズ。。

でも、それだとレイは置いてかなくっちゃいけなくなるよね?
逃げようってしたとき、きっとレイはママを呼ぶから。。

そんなレイでも、エマは「つれてく」って言ったんだから
今回ノーマンは、レイに自分たちは君がスパイだって知ってる、って言って
レイを味方にするしかなかったんだって思うな。。


エマはめんどくさい子だけど
こんな子がホントにいたらいいよね☆彡

そして、クラスで1番頭がいいノーマンを敵にしようってしたレイは
知恵くらべではやっぱりノーマンに勝てないみたい^^

エマの願いをかなえるためにがんばるノーマンが、1番イケメンだよね^^
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.05 301045
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
内通者がレイであることを突き止めたノーマンは、二重スパイになるよう提案する。レイは脱獄の準備をするために自ら志願して内通者になったことを明かし、全員での脱獄を諦めること、そのためにエマを騙すことを協力の条件とする。
翌日、レイが内通者だったことを知り、改めて全員での脱獄を決意するエマ。そしてイザベラの隠し部屋を見つけたことを報告するが、ドンとギルダはエマ達には告げずその部屋に侵入しようとする。
{/netabare}
感想
{netabare}
レイとノーマンの話し合いは、ノーマンの方がかしこいかな?って思ってたら
あの日ぬいぐるみをかくして、2人を門まで行かせたのがレイだった
って分かって、おはなしがちょっと変わったみたい。。

レイはだいぶ前から施設の正体に気がついて、ママに協力するフリしながら
外のこととか発信機のことを調べてたんだって。。

それで、ノーマンに協力するかわりに
エマをだましてドンとギルダ以外の子たちを置いてく相談になっちゃったの

そのあとレイはエマたちにも
エマをだますこと以外はホントのことを言ったみたい。。


それで5人の話しあいで
ママのかくし部屋があるらしい、ってゆう話になって、反対されたのに
ドンとギルダは2人でその部屋の調査に行っちゃった。。

さいごが2人が調査してる、ママのへやのノブが回されて
入ってきたのは。。ってゆうところでオシマイ



ふつうに考えたら、全員で脱出って、ムズカシイよね。。
ノーマンの夢みたく、エマまで殺されちゃうかも?


レイがスパイだった、って聞いたエマは何か考えてたみたいだったけど
レイが裏切ってたせいで、出荷されちゃった子がいるって知って
もしかしてレイはこれからも裏切るかも?って思ってたりするかも?
たぶんそれでも、レイもいっしょに逃げようってすると思うけど。。

あと、レイも何か言ってないことがありそう。。

もしかして、2人を助けようってしてるってゆうのもウソで
2人に協力させて、自分だけ逃げよう、って考えてるかもしれないし
それとも、ホントに3人で逃げたいって思ってるのかも?


頭脳バトルって、相手がなに考えてるかよく分からないからおもしろいけど
とくにエマは本気で、みんないっしょに、って考えてるから
よけいおもしろいみたい。。


それにしてもドンって、かってにつっぱしっちゃうから
見ててハラハラしちゃう。。

あのドアの向こうにいるのが、エマたちだったらいいけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.06 311045
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ウィリアム・ミネルヴァという人物から贈られた本にはモールス符号で子供たちへのメッセージが隠されていた。ハウスの外に味方がいるかもしれないと希望を持つエマたち。
一方、イザベラの隠し部屋に侵入成功したドンとギルダは、エマたちのついた嘘に気付いてしまう。今度こそ真実を語った彼らに怒りをぶつけるドンだったが、自らの無力さを嘆くその姿に、エマは兄弟を信じようと思い直す。
しかし翌日、そのやりとりを見ていたクローネが手を組むことを持ちかけてきて……?
{/netabare}
感想
{netabare}
おはなしはほとんどあらすじの通りだったけど
ほかの人も感想に書いてる通り
頭がいい子が集まってるのに、大声で5人で話したりして目立ちすぎ。。

そのせいで、とうとうクローネにバレちゃったけど
もしかして、クローネを仲間にするために
わざと聞かせようってしてたわけじゃないよね?

クローネはママを落とすために
あるところまでは5人に協力してくれるかも?


あとドンっていい子だけど、自分の気もちを押さえられないタイプで
問題おこして、誰かが先に出荷されたりするのかな?って思ったけど
信用してもらえないのは自分が悪いんだって分ってくれてよかった☆


さいごはママとレイが打ち合わせして、来月は出荷がない、とか言ってたけど
ママもバカじゃないから、レイがうらぎってるかも?って思って
この前のノーマンがレイをためしたときみたく
ウソの情報を流したりしてるかも?
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.07 011145
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
イザベラからママの座を奪いたいという目的とともに、ハウスの管理システムについてクローネから聞かされたエマたちは、彼女と手を組むことにする。その夜、情報収集のためクローネの部屋を訪れたエマとノーマンだったが、逆に発信器の場所や壊し方に気付いていたことを知られてしまう。
子供たちの脱獄計画を本部に訴えるための証拠として、発信器を壊す道具を探すクローネだったが、そんなクローネにイザベラは本部からの通達を突きつける。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだったけど
ママって言っても、外には出たことなくって
いくつかある施設で育った優秀な女の子が
12歳になったらママになることができて、出荷されなくって済むだけみたい

それってママもかわいそうみたい。。

たぶん歳を取ってママができなくなったら出荷されるとか
何か失敗したら出荷されちゃうとか
ママになっても、落ちついてなんかいられないみたい。。

ってゆうか、ママとかシスターは、胸に発信機がうめこまれてて
それじゃ取りだすこともできないから、逃げることもできなさそう。。


あと、クローネはノーマンたちの顔色とか見ながらウソを見やぶってたけど
成績優秀な子どもが大人になったんだから
子どもたちより頭がいいんじゃないのかな?


それからクローネがウソをついてなかったならだけど
外には、自由な人間たちもいるみたい。。


あと、思ったんだけど
エマはみんなで脱走って考えてるし
シスターになっていい生活をしようってしてるクローネを
冷たい目で見てるけど

作戦が成功して、みんなで逃げられても
そのあと、また新しい子どもたちが送られてくるんだから
その子たちはどうなってもいいの?ってなっちゃうと思う。。

それだったら5人だけでもとにかく逃げて
鬼の世界と戦うとか
施設をおそって子どもたちを逃がすとかした方がいいんじゃないのかな?


さいごは、レイがわざと見つかるように隠しておいた
ママの弱点を書いた手紙を見つけたクローネに
本部からの手紙を持ってきたママ。。

ナイフがこわかったけど
この手紙って、クローネには悪い知らせかな?

だったら、クローネは
さっき見つけたママの弱点を本部に教えて、助かろうとかするのかな?

ノーマンたちは、クローネとママを争わせておいて
その間に脱走とか考えてるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.08 021145
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
イザベラに見送られたクローネは、グランマに彼女のミスを訴える。しかしグランマはそのことを全く意に介さず、クローネは鬼に殺されてしまう。
その日の午後、エマとノーマンを塀の外の下見へと向かわせたレイは、偽の情報を流しイザベラの注意をひこうとするが、それに気付いていたイザベラはレイを部屋に閉じ込めてしまう。そしてエマとノーマンに対峙したイザベラは、ノーマンの出荷が明日に決まったことを告げるのだった―――
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじにほとんど書いてあるけど、今回はママの逆襲回ってゆう感じ。。

ママは優秀だから、子どもたちにバレててもちゃんとコントロールで来てて
グランマも前は同じようなママだったから、イザベラママの味方みたい。。

レイが気を引いてる間に、カベの外を下見する
ってゆう、エマたちの作戦はママに気がつかれてて
ママはレイを閉じこめて、エマたちを止めに行って、ホントのことを話して
「出荷される日までここで幸せに暮らすように」って説得するんだけど
ゆうこと聞かないエマの足を折って、ノーマンの出荷のことを話したの。。



前半はクローネのおはなしで
けっきょくクローネだって、エマたちと同じような子どもで
生きのこってきただけ。。

後半はママが脱出作戦を止めるように説得するおはなしだったけど
ママのやさしさが伝わってきたみたい。。

「銀の匙 Silver Spoon(第2期)」を見た人だったら分かると思うけど
食用の家畜を飼ってる人って
出荷する日まで、すごく愛情をこめてだいじに育ててるって思う

ホントは出荷なんかしたくないかもだけど
1匹育てるにもすごくお金がかかるから、しょうがないし
育てなければいいのかもだけど
そしたら狩りに行って、乱暴に殺さないといけなくなっちゃうからムリ。。

けっきょく出荷する日まで、大事に育てるしかないんだって思う。。

それでもせまいオリに閉じこめてひどい育て方する人もいるんだから
出荷されるまで、大事に育てられただけでいいのかも?


クローネのおはなしで思ったけど
このおはなしって、この世界に似てるよね。。
けっきょくさいごはみんな出荷される(死んじゃう)の分かってる。。


お金持ちとかえらい人たちはママたちみたいな感じかな?

お金もうけのためだけに、動物虐待のひどい育て方する飼い主もいれば
イザベラママみたく、出荷の日まで大事にしてくれる人もいる。。

きっとあのグランマだって、おんなじなんじだと思うけど
長生きしても、用がなくなったらさいごは出荷されちゃう。。


にゃんは死ぬまで、幸せだったらいいんじゃないかな?って思うけど
脱走した囚人みたく、いつ捕まるかビクビクしながらかくれて暮らしても
それでも自由に生きたい、って思う人の気もちも分かる。。

でも、ブラック企業で1日12時間以上、どなられたりしながら働いたり
貧しい国で、ろくな食べ物もなくって死んでったり

じゃなかったら自分がえらくなって
そうゆう人たちを管理する方になって
そうゆう人たちとか、DVとかイジメで苦しんでる人たちを
見ないフリしていい暮らしたりするかしかない世界より

長生きはできないけど、死ぬまでやさしいママに大事にそだてられて
幸せに暮らせるこのおはなしの世界の方が
ずっとよく思えるのって、にゃんだけなのかな?

ただ、さいごはこわくないように殺してほしい☆彡
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.09 031145
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ノーマンの出荷を阻止するため、逃げたふりをしてハウスの敷地内に潜伏するよう提案するエマとレイ。自分が逃げることでエマたちの脱獄が失敗してしまうと拒否するノーマンだったが、二人の必死の説得を受け入れる。
出荷当日である翌日、逃げるために塀へと向かったはずのノーマンだったが、計画に反して夕方にはハウスに戻ってきてしまった。戻ってきたノーマンから明かされた真実に、エマとレイは驚愕する。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ通りのおはなしで
ノーマンが上って見た塀の外は深くて大きいガケだったの!


にゃんはイジメられてたせいかな?学校に行ってたときは、よく
にゃんしかいない学校で、怪人に追いかけられる夢を見たんだけど
そのときは、どうすれば見つからないか考えながら逃げてたから
どうしたら逃げれるか考えながら、いつもこのおはなし見てる。。

今回もいろいろ考えてみたけど
どっちにしろノーマンが死ななくっちゃいけないんだったら
鬼に殺されるより、塀から飛びおりて自殺した方がいいのかな?って

そしたらノーマンは鬼には食べられなくってもすむかもだし
ごたごたしてるあいだに逃げたりもできるかな?って


でも、外がガケだと、門からしか逃げれないよね?

それで門の外は、本部につながってるってゆうことは
本部から、外につながる門があるのかも?



それでちょっと思ったんだけど
もしかしてママって、自分が子どものとき
塀の上から外を見たことあるんじゃないのかな?って

じゃなかったらノーマンたちより頭がよさそうだし、先に逃げてそう。。

でも、それがむずかしそうだったからママになって
どうやったら逃げれるか、ヒントをさがすつもりだったのかも?って


ママってやさしそうだよね?どんなときにもキレたりしないし
ほんとに自分のことしか考えれない人だったら
ずっといい人のフリなんかできなくって
そのうち子どもたちにこわがられるようになると思うな。。

もしかして、子どもたちを安全に逃がす方法があるんだったら
自分が死んでも、手伝ってくれるんじゃないのかな?

でも本部に行ってみて、そこからも出れないってゆうのが分かったから
せめて出荷されるまでは、子どもたちにやさしくしよう、って思ってるかも?

だったらママもかわいそうだな。。
クローネも、だったけど。。



それで脱走のことだけど
このままだと外に出る方法は、ノーマンが出荷されるときに
何人かで馬車の下にかくれる、くらいしか思いつかないな。。

そうすれば、次の日の朝までは見つからなくってすむかも?
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.10 130146
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ノーマンが塀の上から見た景色によって農園全体の構造が明らかになった。
しかし彼は、自分は逃げることはしないと出荷の覚悟を決めていた。必死で引き止めるエマとレイだったが、ノーマンはトランクに糸電話だけを入れて旅立ってしまう。
ノーマンを失い絶望するエマとレイ。遂に脱獄計画を諦めたかに見えたが……?
{/netabare}
感想
{netabare}
ノーマンが行っちゃったね。。
みんなで脱走、ってゆうのはもうムリなのかな?


ママとエマの話し合いもあって
エマに、このハウスのママにならないか?って。。

先回の感想にも書いたけど、ママはどう思ってるのかな?

もしかして、ママが子どものころのママって、こわい人だったのかも?
それで、逃がしてあげることはできないケド、死ぬまでは幸せにしてあげたい
って思ってるのかも?


でも、イザベラママってすごいこわいこと言ってたよね?
「大人になって、子どもを産んで、能力がみとめられれば。。」って

それって、自分の産んだ子どももいつか殺されちゃうってゆうことだよね?

そんなことするくらいだったら、大人にならないで死んだ方がよさそう。。

みんながあきらめて死んじゃえば
ハウスに来る子どもはいなくなるんじゃないかな?
ママはよく生きてられるって思う。。

自分がそうゆう目に合うのはしょうがないけど
殺されるの分かってて、子どもを産むなんて。。


あと、ノーマンは、すぐには殺されないみたい?

もしかして、パパ候補とか?
子どもを産むためにはパパもいるはずだから。。


それから、エマがあきらめてないのは分かってた。。
たぶんレイも。。

ただ、まだ全員でにげるつもりなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.11 140146
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
諦めたふりをしながら、脱獄の準備を進めていたエマとレイ。レイは出荷前夜、用意していた道具で火事を起こし、その隙に逃げ出すことを提案するが、それはレイ自身を火の中に残すことまでも組み込んだ計画だった。
しかしすんでのところでそれを阻止したエマは、レイの行動を予期していたノーマンからの手紙のこと、そしてハウスの子供たちと進めてきた準備のことを明かすのだった。
イザベラを出し抜き、炎に包まれるハウスを背に塀に向かうエマたち。脱獄は成功するのか―――!
{/netabare}
感想
{netabare}
レイは
自分を燃やしてママの注意を引いてる間にみんなを逃がそうってしてたけど
それはノーマンがだいぶ前に予想してて
実はハウスの子どもたちみんなも計画のこと知ってて
レイも死なせないで、いよいよみんなで夜中に脱走。。ってゆうおはなし



レイが死のうってしてたことに、ちょっとビックリしたけど
それをノーマンは予想してて、前にクローネがヒミツを話した時
何人かの子どもたちには立ち聞きさせてたとか、頭良すぎ^^


あと、小さいフィルが1人で残ってたけど
あの子って、とってもかしこそうだったから
自分でママのところに残る、って決めたのかな?

この前の「不機嫌なモノノケ庵」のおはなし思い出しちゃった。。

これで「ママもいっしょに逃げよう!」とかって言ったら
にゃんは泣いちゃったかも。。

でも、フィルが残らなかったら
ママはすぐにみんなのあとを追いかけてたって思うから
もしかして、これって作戦の1部なのかな?



ママはホントはいい人なのかな?って思ってたけど
レイが焼けてるって思って「せめて脳だけでも」って言ったところとか
みんなを追いかけようってしたときの顔がこわかった^^;

あと、エマがかた耳を切って置いていったところはグロかった。。
痛そう。。
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.12 150146
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
必ず迎えに来ると約束し、4歳以下の子供たちを残していくことを決意したエマ。そして5歳以上の子供たちは訓練の成果を発揮し、ぞくぞくと崖を渡っていく。
一方イザベラは本部に通報し脱獄を阻止しようとするが、崖の向こうにいるエマたちを目にし、ついに追うことを諦める。自分もかつてハウスで育った子供であったイザベラは、遠ざかっていく子供たちの背中を静かに見送るのだった―――。
脱獄が成功し崖を渡ったエマたちは対岸の森を駆ける。自由を手にした喜びとこれから生きていくことへの決意を胸にしたエマが森を抜けると、そこには彼らを祝福するような朝陽が輝いていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
やっぱり4歳以下の子は残して、あとで迎えに来ることにしたみたい^^

そうだよね、外にクマとかノラ犬がいておそわれたとしたら
小さい子つれて逃げれないから殺されちゃうかも?

それに、まわりが鬼の世界だったら
食料、手に入れるのだって大変だと思う。。

だったら外で落ちついて、まわりが見えるようになってから
むかえに来るほうがいいって思う。。


橋を通らないで、カベの上から向こうにロープを投げるっていい案だったね☆

でも、にゃんだったら、ぜったい足がすくんで動けないから
平気で飛んでく子たちがすごいなぁ!って思って見てたら
やっぱり1人、飛べない子がいて
逃げれなかったら大変なんだけど、なんだかちょっとホッとしたw



ママは施設にいたころ、やっぱりガケを見てあきらめて
鬼の下で生きのこることにしたみたい。。

もし、ノーマンみたいな友だちがいたら、脱走したかもしれないよね。。

にゃんはイザベラって、やさしい人なんじゃないかな?って思ってたけど
先回、レイが焼けたって思ったとき、すぐ脳みその出荷のこと考えたから
「アレっ?ちがうのかな?」って思った

でも今回、逃げるみんなを気持ちよく送り出してたから
やっぱりいい人だったんだ^^

レイのホントのママだったって分かったところは泣いちゃった。。

今回のことで、ママが罰で出荷されないといいけど☆彡


あと、逃げたみんなが無事でいられたらいいけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。

鬼が脳みそを食べるために人間の子どもたちを飼っている農場のおはなし

あるとき、ふつうの施設だと思って、そこで暮らしてた子どもたちが
そのことに気がついて脱出計画を立てようってするんだけど
調べれば調べるほど、ムズカシイって分かってくるの

でも、そんなことに負けないで逃げだそうってする子どもたちと
管理人のママの知恵くらべ


とちゅう泣いたり、心配したし、さいごまでドキドキしたし
子どもたちがみんな生き生きしててよかった☆

あと、いつ見つかるか分からない、ってゆう演出がよかった☆


いちお、終わったけど
2期もあるんだったら見たいな☆彡

投稿 : 2022/03/23
閲覧 : 1010
サンキュー:

96

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本当は怖いグリム童話を1クール。。的な感じ

流行ってるからどんなもんだろと2から観たら今ひとつで挫折。。

しばらくして1を視聴

なんじゃこの設定。。
っと思ったけど
キャラ良し
ストーリー展開良し
設定は残酷だけど、さほど残酷描写もなく
続きが気になる系で良かったかと。


発信機の件
ちょっと頭が良すぎないかな
っというのが引っかかったけど

耳ポロリとママの息子は意外でした。

少年探偵団系
監獄からの脱獄もの系
という要素であり
将棋や囲碁のAIの思考のように可能性を考え潰され、また考えという展開も良かったかと。

途中参入途中退場した踊るヘルパーは
ちと陰キャばかりなのでキモ系っぽかったけどいいエッセンスだっかと。

設定は残酷だけど、引きつけ方などは良い作品と思いました。

投稿 : 2022/03/11
閲覧 : 274
サンキュー:

4

Kei さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作読者

一期は完璧です。
二期は観ずに漫画で楽しみましょう

投稿 : 2022/02/23
閲覧 : 257
サンキュー:

1

ネタバレ

セシウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人気漫画のアニメ化。まずは良かった

 原作マンガは未読です。
 人を食料とする生物に支配されている地域の孤児院に住んでいる子供たちが脱出をはかるサスペンス劇です。自分たちが置かれている境遇の真実に偶然気づいた年長の3人が、知略を尽くして大人たちを欺き年少の子供たちと一緒に逃亡を図ります。何度も「無理」と思わせておいてその都度ひっくり返していく展開は全く飽きさせず、とても楽しめました。
 キャラクターは主人公の少女をはじめ11歳の3人がとても印象的でした。それぞれが自分の個性にあった役割を果たしていきます。敵役の大人たちも非常に魅力的でした。
 声優さんたちの演技もみんな素晴らしかったと思います。幼児たちの演技もそれほど不自然には聞こえませんでした。

 作画は孤児院の中も外の森も綺麗に描かれていたと思います。キャラクターデザインは子供らしい目の大きな書き方で、崩れたりはしなかったと思います。音楽は伏線たっぷりのOP/EDで曲のセンスも良かったと思います。

 ケチつける部分があまりない良作だったと思います。それにしても続編は文字通り世界中で叩かれていますね(笑)あらゆる言語で叩かれているのを見ると、逆にこの一期目がいかに人気の高い作品だったのかがわかると思いました(笑)

投稿 : 2022/02/21
閲覧 : 203
サンキュー:

3

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

生きていくんだ それでいいんだ

それは田園 こちらは農園 ・・・ふっ

・・・あ、ちょっと待って、{netabare}いやっ、行かないで~、、、{/netabare}な全12話。


原作も未読であれば、ジャンプももう何年も読んでませんね。週刊少年ジャンプの人気連載作品ということで、子供とTV前で待機。
第1話を観終えて彼らは静かに去っていきました。お子様と一緒に視聴するにはご注意ください。我が家でR12指定となった “ほんとに少年向けなんかいな?” な世界観です。


いやぁ毎週面白かったですね。なにせ間髪入れずもう一周しましたから。
導入良し→つなぎも良し→締め最高、、、と1話1話退屈せず、連載継続中ながら12話の尺で綺麗にまとめたことも好感です。結末を知って価値に気づきがちな序盤~中盤を面白く仕上げてもらってほんとにありがとう。2018年冬期の作品群の中でもトップクラスの出来でありました。
続きのある物語に対し早々に2期が決まったことで、今後の楽しみが一つ増えた幸福感もあります。


幕明けの舞台はグレイスフィールド(GF)ハウスと呼ばれる孤児院から。ママ・イザベラのもとで上は11歳までの子供たち30余名が一緒に暮らしてました。
ロケーションは大草原の小さな家。孤児院と聞けばあしながおじさんや若草物語のようなものを事前には想像してました。違うんだけどね。
そこの子供たちのうちエマ(CV諸星すみれ)、ノーマン(CV内田真礼)、レイ(CV伊瀬茉莉也)の3人が物語の主役。・・・それと彼らのみならずハウスの子供たち全員が主役の物語だったのでは?と思えるお話。
6歳から12歳までの間に里子に出されるとママから聞かされている子供たち。うち一人コニーとのお別れの日。別れを済ませた後、ぬいぐるみを忘れてることに気づいたエマとノーマンがコニーに届けようと後を追って。。。

そこから物語は一転。第1話ラストから最終12話までノンストップな子供と大人の心理戦?サスペンス?スリラー?またはホラー?が展開されます。
詳しくは本編で。農園の意味は早々にわかりますので、そこからハラハラドキドキを楽しみましょう。私的今期(2019年冬)のベストでした。


以下、思ったことを五月雨に。※ネタバレ

■ホラーやスリラーではなく心理戦でした
猟奇的な世界観で色濃く印象的だったのは、エマら子供たちとママ・イザベラ(CV甲斐田裕子)、シスター・クローネ(CV藤田奈央)の大人らとの駆け引きです。この腹の探り合いに集中できたのは不要なホラー演出を削いだからなんじゃないかと思ってます。
{netabare}例えば、子供らが謀議している最中に物陰からニュッとママやシスターが登場するような演出は皆無でした。双方に企みを盗み聞きしたり直接知るような描写がありません。状況証拠や間接的な言動からの探り合いに絞ってました。{/netabare}
{netabare}ママもシスターも元はと言えばフルスコア。さらにトレーニングを積んで派遣され実地で鍛えられた猛者です。直接でなくてもなんでもお見通し、一筋縄ではいかないラスボス感を十二分に引き出す効果がありました。{/netabare}


■絶望からの分岐
絶望を知った後にどう分岐していったか?の対比が好きです。
{netabare}言うまでもなくエマ、シスター・クローネ、ママ・イザベラの3名です。
エマ:抗う人。もちろんそこは主人公。けっこう身も蓋もない世界なのにエライよこの子!
シスター:堪えられなかった人。躁鬱の躁。壊れてましたね。選ばざるをえなかった道もイバラの道。自分♂ですがシスターやママやってたら正気を保てる自信がありません。
ママ:受け入れた人。ってまんまですが、シスタークローネが壊れてた分余計に底の知れぬ深い絶望を受け入れたことがわかり、そのことが最終盤効いてきましたね。{/netabare}
{netabare}一周めはノーマン、レイ、エマの3人を中心に観てました。最終回を見届けて今度はエマ、クローネ、イザベラの3人に焦点をあてて。けっしてクローネはネタキャラではないのです。{/netabare}


■イザベラ
{netabare}マンドリンの少年(レスリー)の曲が印象的な本作。イザベラにとってどういった意味を持つのか?
第1話コニーを門まで送る時の鼻歌が初出。第10話ノーマンとの別離。第11話でレイが火をつけた時。せめてもの手向けなのかレスリーの記憶を留めておきたかったからなのか。
ハウスで過ごした記憶の欠片を手離してなかったことに意味があったんじゃなかろうかと思います。{/netabare}

{netabare}「絶望に苦しまずに済む一番の方法は諦めることよ。抗うから辛い。受け入れるの。楽になれるわ。簡単よ。」

{netabare}かつてのイザベラが現在のエマだっていうのが、これまた切ないのでした(語彙力)。頼れる仲間がいたかどうかの差なんです。{/netabare}{/netabare}


■声優さんの演技
あらためてやっぱり声優さん凄いな~と思いました。
ノーマン役の内田真礼さん。ギルダ役のLynnさん。演技の幅って無限に広がるんですね。
それと短いセリフに込められ感情の豊かさでしょうか。※特定シーンのため閉じます。

{netabare}・「うん」エマ
ノーマンと別れの際、絞り出した「うん」その数8回。その短い言葉一つ一つどれも違っていて、ないまぜの感情が伝わってきた名演です。{/netabare}

{netabare}・「いってらっしゃい 気をつけてね」イザベラ
絵と音の力ではないと思うんだよな~。憑き物が取れた嘘偽りない「私のかわいい子供たち」に聞こえました。ダメねこういうの(T_T){/netabare}



次が気になる展開、裏をかいてまたその裏をかいての緊張感の続く化かし合い。
その根底で「絶望」との向き合い方で道の別れた3人に強いメッセージ性も感じました。
OPEDも作品に合った良いチョイスですね。


{netabare}・識別番号は連番ってことはなさそう。意味はあるのか?
・2期は頭脳戦からサバイバルみたいになるんだろうね。趣きはだいぶ変わりそう。
・イザベラ処分されるんだろうな。
・てかノーマン{/netabare}

きちんと謎や伏線は残したまま2期へと繋がるわけですが、もやっとした感情は無く、終わり方含めなんともすっきりした全12話でした。


それにしても、、、
{netabare}ヒーロー願望というか、男は死にたがるというか諦めが早いというか自意識が強いというか。女性の胆力の強さをまざまざと見せつけられた気分になりました。{/netabare}



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

-----
2019.09.17追記
《配点を修正》 +0.1

その後他のレビュアーさんとのやりとりでもやっとしたとこが解消しました。あざまーす!
2期前提ではあるものの、そこへの繋ぎ方と一作品としてのまとまり具合に嫌みがないこと。他の作品とのバランスを考慮し加点しておきます。



2019.04.13 初稿
2019.09.17 追記/配点修正
2022.01.30 修正

投稿 : 2022/01/30
閲覧 : 1406
サンキュー:

83

ネタバレ

アニマル さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

各話の引きが上手

毎話続きが気になる所で終わるので、引きが上手だと思いました。

食用に育てられている子供達が頭脳を使ってハウスという名の家畜小屋から抜け出すお話。
ママとの駆け引きなど、続きが気になるくらいには面白かったと思います。 

ただ、気になる点がいくつかありました。
ハウスのどこに何が仕掛けられているかわからない環境で、ここなら大丈夫と人が少なそうな部屋を選んで情報共有しているのが不用心だなと。
耳にGPSが埋め込まれているのだから、盗聴器が仕掛けられていてもおかしくありません。
また、全員でハウスを出なきゃ嫌だ!と言っていたエマが直前になって年齢が低い子は置いていくと言って、置いていかれた子達が可哀想でした。
赤い花の説明が2期になるまでなかったので、死亡シーンがわかりづらかったです。
「え?死んだの?」って感じでした。

頭脳戦が好きな人は楽しめるんじゃないのかなと思います。

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 305
サンキュー:

1

リュラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ここまではよかった

マンガから入ったので、アニメにも期待していたが、絵もキレイで内容もとても忠実に表現されているのでとても見やすくよかった。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 456
サンキュー:

1

ネタバレ

のぞみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普通でした

世間では評判があまり良くない本作品。私は言われていたほど悪くは感じなかった。しかし、二期を観ることはないでしょう。アニメではなく、漫画をお勧めいたします。

投稿 : 2021/08/07
閲覧 : 350
サンキュー:

1

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

期待外れ

序盤 あ

中盤 まぁまぁ。そうなるだろうね

中盤 へぇ

このマンガがすごい!2018オトコ編にて1位を獲得した作品。
事前情報はこれだけで挑んだので大分期待して視聴を始めました。
まぁ…なんでしょ。期待しすぎは良くなかったな、て感じです。
決して全く面白くないという訳でもましてやイライラすることもありませんでしたが、本作を見て「やっぱこのマン一位だけはあるね!」とは言えません。

序盤は結構面白かったです。新鮮な掴みと未知への好奇心が相まって全体としては面白かったように感じました。
しかし中盤。ここから大体のラストが予想着きます。伏線もちゃんと敷かれてありますが、あざといというかわかりやすいというか。「ほらちゃんと読み返せばこれには意味があったでしょ?」と制作側が主張しているような気がしました。
別に伏線の張り方が下手なのは良いのですが、それにより伏線から大体のストーリーの持っていき方というのが分かってしまいます。本作の面白い所は独特の世界観とスリルと未知の展開なのですが、伏線から展開を予想出来てしまうのではほぼ良さが死んでいます。故に回を重ねる毎につまらなくなってきます。最終話に関しては「はいはいどうせどうせ」とどこか諦観に近い状態で視聴してました。

そんなこんなで終わった約ネバ。なんと2期決定。え??????????
これ絶対「いやぁ、完結しようと思ってたんですけど売れ行きが非常に良いので続けます」展開ですよね。違ったとしても少なくとも私にはそう見えました。
まぁこれからどう転ぶのか、一応気になるので見ますけどあまり期待しないで見たいと思います

小学六年生ということですが、まぁここら辺は最初から諦めてます。
なんせ名探偵までもが小学生の時代です。年齢について文句を言うのは野暮というものでしょう((

監督は神戸守さん。ソラノヲトやすべFなどの方ですね
シリーズ構成は大野敏哉さん。つり球や宝石の国などの方ですね
キャラデザは嶋田和晃さん
劇伴は小畑貴裕さん。ボールルームなどの方ですね
アニメ制作はCloverWorksさん

作画はよかったと思います
opはTAKUYA∞さん作詞、UVERworldさん作曲、UVERworldさんと平出悟さん編曲、UVERworldさん歌唱の「Touch off」
edは中村未来さん作詞曲、Cö shu Nieさん編曲歌唱の「絶体絶命」

総合評価 期待外れ

投稿 : 2021/07/27
閲覧 : 612
サンキュー:

18

やまびこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

マンガをアニメ化する際のマナー。

実はマンガを読んでいないが、他の人(マンガも見た人)のレビューを読む限り、いかに人気作のアニメ化が難しいか痛感させられた。

純粋にマンガを読んでない人からすれば、まぁまぁ普通に楽しめたのだが、上の意見を目にしてしまうと「うーん、マンガはもっと深い物語になっているのか」と思ってしまう。

呪術廻戦とかでは上記のような評判を聞かないので、まぁ難しいものなのだなと感じた。

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 353
サンキュー:

1

次の30件を表示

約束のネバーランドのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
約束のネバーランドのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

約束のネバーランドのストーリー・あらすじ

母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。ここグレイス=フィールドハウスは親がいない子ども達が住むところ。至って平穏なこのハウスでささやかながらも幸せな毎日を送る三人の主人公エマ、ノーマン、レイ。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた…(TVアニメ動画『約束のネバーランド』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年冬アニメ
制作会社
CloverWorks
公式サイト
neverland-anime.com
主題歌
《OP》UVERworld『Touch off』《ED》Cö shu Nie『絶体絶命』

声優・キャラクター

諸星すみれ、内田真礼、伊瀬茉莉也、甲斐田裕子、藤田奈央、植木慎英、Lynn、河野ひより、石上静香、茅野愛衣、日野まり、森優子、小澤亜李

スタッフ

原作:白井カイウ・作画:出水ぽすか『約束のネバーランド』(ジャンプコミックス)
監督:神戸守、シリーズ構成・脚本:大野敏哉、キャラクターデザイン・総作画監督:嶋田和晃、プロップデザイン:板井寛樹、美術設定:池田繁美/大久保修一/友野加世子/乗末美穂、美術監督:池田繁美/丸山由紀子、色彩設計:中島和子、撮影監督:塩川智幸、CG監督:福田陽、編集:松原理恵、音楽:小畑貴裕、音響監督:清水勝則

このアニメの類似作品

この頃(2019年冬アニメ)の他の作品

ページの先頭へ