当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「劇場版「幼女戦記」(アニメ映画)」

総合得点
86.1
感想・評価
482
棚に入れた
2535
ランキング
212
★★★★★ 4.1 (482)
物語
4.0
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

劇場版「幼女戦記」の感想・評価はどうでしたか?

アキラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2回目視聴 圧巻の戦闘シーン

大好きな作品の劇場版。
映画館で見ていないのが残念でした。

原作を読んでないので、本当にそうかわかりませんがTV版の続きかな、
主人公の冴えわたる判断と指揮、そして戦闘。いつもならば完璧にこなすはずが、今回の敵は強い!
珍しく無傷とは行きません。

それでも何とかしてしまうのですが、
結果は「どうしてこうなったー!?」
と、なりますねー。

投稿 : 2020/10/02
閲覧 : 216
サンキュー:

3

やまびこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もはや幼女というプラス要素は不要!

映画版はたいてい内容が薄っぺらくなりがちだが、これはもはやただの軍もの映画だ。

魔法という特殊性はあるが、戦略や戦場でのたち振る舞いや感情の機微、つかの間の休息や個対個の死闘など男心をくすぐりまくりだ。

見終わった後、久しぶりにアニメ映画で満足した作品だった。

投稿 : 2020/10/01
閲覧 : 221
サンキュー:

4

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今さらタイトルで敬遠もなかろうて

原作未読 TV版視聴済み


“存在X”とか説明なしに語られてるためTV版を視聴済みであることはお作法といってよいでしょう。
あいかわらず主人公が幼女である意味がわからない『幼女戦記』の劇場版となります。

たいしたこと書いてないけどミリタリ的見解はTV版のレビューに載せとります。
俺たたENDなTV版の最後覚えてます?※一応隠しときます。

{netabare}砂漠みたいな南方戦線に飛ばされて「どうしてこうなったー!?」ENDでした。
存在Xに対峙するには、信仰にすがるのではなくあくまで合理性で勝負する路線を突き進むのかどうなのか?と続編の注目ポイントをわたくしレビューで書いてますね。このモノの見方はブレてないです。{/netabare}

続きが気になる終わり方だったのでおおむね劇場版に期待するのはこんなところ↓
Q
1.答え出るん?
2.戦闘は派手になる? ※そこはホラ、、、映画だし(^^)

ざっくり回答は↓
A
1.出ません。
2.派手になります。市街戦闘ではぬるぬる変態的な動きをしてます。

スタッフや声優を引き継いで制作してるので大外しはありえません。安定して面白かったです。
ついでに、“信仰心と合理性”なのか“感情と理性”なのか?
“存在X”とターニャが対峙しての二項対立のような図式に見えてたけっこう重要な部分。
ターニャの対立軸として、この“信仰心”ないし“感情”を体現する存在が登場したこともファインプレー。もちろん{netabare}ターニャとの死闘の末戦死したアンソニーの娘。メアリー・スー(CV戸松遥){/netabare}のことです。

これで見やすくなりました。神VS人間よりも対立する両極端な人間同士のほうが物語が破綻しにくい。
己が正義とのぶつかり合いになって譲れない争いになりますし、元はといえば存在Xという同じ親から生まれた相反する二つの概念であるという深みとコクも出てきます。

【作品テーマ】

 存在Xとの落とし前をどうつけるのか?

⇒これは道半ばです。

【劇場版の面白いとこ】

 ◎ ターニャ VS メアリー・スー
 ○ 市街戦闘

きわめて劇場版らしい。劇場版に期待するところを満たした『劇場版幼女戦記』でありました。



※ネタバレ(もある)雑感

■世界観の意図

既視感のある国・人・軍事パーツを素直に楽しめる一方で、WWⅠとⅡをごっちゃにして~の史実との乖離や魔導部隊なる設定。純歴ヲタだとアレルギー出そうなのもわからなくもない。なんせ空飛ぶ人間が銃剣で戦闘機の翼をたたっ斬ることができちゃう世界ですから。これには一家言あって、


 これ外国でも流すんですよね?


アニメ大好きフランス・イタリアやアメリカ。ドイツも例外ではありません。それらの国を配慮して…なんてアホなことは言いませんよ。

 {netabare}ガチ史実ベースの世界作ってアナザーストーリー{/netabare} 

それに欧米人が耐えられるか?って無理だからちょっと外した世界観なのだと劇場版観て思いました。

選挙で選び渦中は熱狂した事実に蓋をして全部ナチスに罪を被せて、ニュルンベルク裁判の前と後とで分断を図り逃げ切ったドイツ。
反省したドイツを見倣え!って彼ら反省なんて微塵もしてませんけどね。「我々とは別のナチスなるもの」を作っておっかぶせただけです。もちろん賠償には応じてません。

次にアメリカ。原爆投下を正当化するストーリーは皆さん耳タコでしょう。自らの罪に向き合ってない点ではドイツと一緒。

イデオロギーにしちゃうのはどうぞご自由に!彼らの意見に乗ろうがかまいませんが、少なくとも私は日本国籍を有する者なら「違うだろ」と指摘し続けることがお作法であるとの考えです。

何が言いたいかっていうと、彼らのン百倍は反省している、なんなら反省しなくてもいいことまで、それにおかわりで“俺たちの反省はこれからだ”の勢いで反省している我々からすれば、

 {netabare}正当化だらけのお前らの豆腐メンタルじゃ受け止めるのは無理!{/netabare}

と思っちゃうんですよね。世界広しといえどもドイツ第三帝国を茶化せるくらいの表現の自由が認められてるのは我が国くらいなもんです。
ぶっちゃけ仮想ナ○スが活躍する作品なんてリアルに寄せすぎると×。これくらいのファンタジーっぷりでちょうどよいと思えるのです。そのうえでやや無理筋な作品設定については流れてる哲学が荒唐無稽でなければ無問題と考えます。


其の一:{netabare}「コミー(commie)」と共産主義者を忌避/軽蔑する単語をターニャ筆頭にガンガン発してます。

「なんでお前らソ連と組んでんねん?」みたいな。
日本に視点移せば、大日本帝国が必死でソ連食い止めてんのに何してくれてんだ?の心境です。レイトカマーのアメリカがアジア利権にちょっかい出すために日本を外そうとして失敗。中華人民共和国成立など共産国家の台頭を許し、朝鮮戦争からのベトナム戦争と余計な結果になったよな、と。
やや盛ってこれくらい言ったうえで、「でも今は仲いいよな」とするくらいでちょうどよいのです。{/netabare}


其の二:{netabare}義勇軍?メアリー・スーも狂気を帯びたちょっと危ない人設定です。

「正義を振りかざしてどんだけ無茶してきてん?」みたいな。
仮想連合国の象徴みたいな存在にメアリーを持ってきた意図。合わせ鏡と思いなさい!{/netabare}



■ドキッとくる至言

トンデモ設定もあるにはあるけど底流がしゃんとしてると私は思います。
たまにグサリとくる高速ストレートありませんでしたか?

・{netabare}「無能な働き者か…やっかいだな」

序盤。メアリー・スーの上官がメアリーを指しての一言。

 1.有能でやる気のある
 2.有能でやる気のない
 3.無能でやる気のある
 4.無能でやる気のない

リアルの現場でも3.が最も厄介であり、組織を破綻に導く存在として心にとどめて置かねばなりません。覚醒するまではひどかったですからね、彼女。{/netabare}


・{netabare}「まずもって勝つことが大事 正しく勝たねばなりません」
 「でなければいずれ歴史に笑われます」

参謀本部にて後方勤務の希望を伝えた時のターニャ。
勝ったほうが歴史を作るのはまさにまざまざと見せつけられているのが我々現代日本人でしょう。つまり転生前のおっさんターニャの知ってる歴史。賢者は歴史に学ぶ。よって、次は勝たねばなりません。
「思考放棄した俺の勝ちね」くらいの程度の低さを露わにしてるのが我が国です。軍事研究なぞしませんとドヤ顔で発表してる横で北朝鮮の核開発のために亡命する教授を輩出した某帝国大学とかなんのブラックジョークでしょう。「勝つために考えること」と「行使すること」は違います。

ガラスを拳で叩き息巻くお偉いさんに戦の収め方のプランはあるか?と問うたターニャさん。正しく勝たねばなりません。先述、日本を叩き潰したことでソ連の増長や朝鮮戦争ベトナム戦争へと発展した結果を見るにアメリカにとって正しい勝利だったのでしょうか?

リアルではこれがなかったのが大日本帝国の最大のやらかしです。正確には正しい勝利ならぬ正しい敗北のプランニング。戦闘で敗北しても戦争目的を果たす困難な作業をです。ぎりぎりで國體が守れたものの結果オーライ。次は結果オーライにならないように真剣に考えましょう。

でなければいずれ歴史に笑われます。
令和初頭の日本人が未来の日本史の教科書でどう書かれているかみものですね。{/netabare}



■(オマケ)主題歌について

{netabare}TV版の主題歌をアレンジ加えてもってくる演出にしびれます。
ターニャ役悠木さんが歌う「Los! Los! Los!」。このへん「トラ!トラ!トラ!」をなんかしら意識したのだろうと、“LOS”を調べてみましたが、スタジアムの名前だったりタイ王国の愛称だったりビンゴそうなのはなく、そのまま“LOST(喪失)”くらいの意味合いで受け取りました。

注)他のレビュアーさんからの指摘でLOSはドイツ語で別の意味があるらしいです。{/netabare}



これ2期ないと詐欺ですよ。待ってます!



視聴時期:2020年2月 

-------


2020.02.26 初稿
2020.09.21 修正

投稿 : 2020/09/21
閲覧 : 1051
サンキュー:

59

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょっとよく分からなかった

 TVシリーズの時から、戦闘シーンの迫力には度肝を抜かれたが、物語の魅力だったり、作品のメッセージだったり、面白さというものが、あまりよく分からなかった。

 劇場版も見るのは迷ったが、戦闘シーンだけでも見る価値はあるかと思い、視聴。まず序盤で、物語の振り返りだったりが一切なかったので、TVシリーズの内容を忘れていた自分はついていけなかった。

 全体的に戦闘シーンは激しく、バイオレンスな描写もあり、なかなかハードだった。結局なぜ彼らがここまで戦い合わなくてはいけないのか、よく分からなかった。

 最終的にターニャは前線に配属されるというオチだったが、続編はあるのだろうか。最後に、悠木碧さんの熱演には脱帽だった。

視聴日 20/7/23

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 198
サンキュー:

4

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

正しく勝つ そうでないと 歴史に笑われますよ(実は後方勤務希望じゃ〜(*´ω`*)

私のどーでもいい感想日誌読んでくれてありがとう。

連邦・・・旧ソ連?
コミー・・・旧中華人民共和国?
否、コミーが旧ソ連か。
頭がゴルバチョフだったもんね。

さて みました。劇場版

制空権・・やはり空軍が最強で。
実際の制圧、圧力は陸軍でしょうか。

今回でなかった海軍(海戦、空母、潜水艦)は次回作??と
周到に準備されてる人気・意欲作なんでしょうね。

なんというか、正直
心情に入ってくるとか、感動とか、おおきな不快感もなく、テンポよく、でも萌無しで割り切った、軸ぶれはない進行が、みさせます。

今作のメアリー准尉
初戦でいきなり准尉とは・・将校ですか?
さて、物体X(神)に加護をうけるメアリーは無限の魔導力でターニャを追い詰めますね。さらに銃器が、ターニャが機関銃 vs 光学式連装ランチャーで、魔導バリアもメアリーは極厚と。
なるほど、加護をウケまくった者は、ターニャを超えるんですね。。

終盤戦、大海をはさんだ「合衆国」の参戦なくして「世界大戦」といえますでしょうか?と諌めますね。

念願の後方配属で、喜び踊りはしゃぐターニャはとても人間らしく(๑•̀ㅁ•́๑)✧かわいかった。

そして、その機動・大隊・組織の新創造・編成をして「世界大戦、巨大な合衆国・連合国」に対抗。という次作へのプロットも、ほんと意欲的で戦略的で、作品テーマそのもの!

今作で、最大の窮地に至る
物理量劣勢側の「合理的閃き」に、物理量に勝る優勢側の「権力者の感情・欲望」が一斉命中するという、なんとも運というか、世界の時代の潮流が、想定していないもので「動き、決定打になる」ところはおもしろかった。

それぞれ、現存、現実の諸国・歴史を、フィーチャーしてそうで、してないととれる想像による各国の軍の描写が、世界のアニメ視聴者もみるであろうときのイデオロギーの対立や嫌悪を、あくまで娯楽のフィクション作品として。で回避してるのかな??

エンディングはよかったぁ。
メロディーハーモニー、歌声がしっかりあるOP&ED少なくなってて。
最近の作品の音楽は、早い話テンポでガシャガシャしてる曲ばかりだと感じる。
音楽もアパレルと一緒。飽和してるから、新しい曲風になるのは自然なんだろうけど。

さいごに

「なんで こうなった!!・・」

これはないやろー( ;∀;)という、万人に受けるメッセージが、現代人にうつね。(^ム^)

なんで こうなったー 笑
というオチで笑えるとたのしい作品。

今作はちがうけど
各国の深いところ、歴史、真実、現在に踏み込む、見せてゆく作品なら、『ノーベル平和賞的な作品』で、おおきな覚悟がいるとおもう。とおもった。

さいごに タイトルだけど
『正しく勝つ』『歴史に笑われる』『これまでの栄光の勝利も、一瞬の背後の一突きで』
という、おおきな、人間の社会、世界を俯瞰するメッセージもあったね

投稿 : 2020/08/25
閲覧 : 289
サンキュー:

13

だんだだん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただの戦場アニメ?

TV版はそこそこ楽しみました。 原作未読。
ギャップ萌え的な味わいがあったと記憶してます。

今回はマニアを満足させるような、きちんとした戦争アニメ。
もちろん、主人公ツエェェェェは維持されていますね。
相応に面白い演出も用意されていますが。
それでも、全体としては爽快さはないのは仕方ないか。

まぁ、この劇場版を見よう、という人は限られるだろうから、
一見さんお断りのこの作りで良いということで。
特に物語としてはTV版の延長で特筆すべきことはありません。

投稿 : 2020/08/18
閲覧 : 236
サンキュー:

4

コゲ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白かった!

やっとレンタルして見ました!
平和ボケした我らでは単語の一つ一つが難しいですね。
それを理解出来る人なら面白さがちゃんとわかる。
これは傑作。
「「この続きが非常に非常に気になる!」」

投稿 : 2020/08/15
閲覧 : 179
サンキュー:

5

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思わず見入ってしまう作品

原作未読。TVアニメ版は視聴済み。

TVアニメ版のつづきにあたる物語。
TVアニメは視聴してからの方が面白いと思います。

作画と音響は特筆すべきでしょうね。
物語もしっかりと練られていて面白かったです。

{netabare}メアリーの、個人的な復讐心”だけの”後先考えない突飛な行動。
軍事的な合理性を欠いた彼女の行動が理解出来ないターニャ。{/netabare}
TVアニメ版同様、続きが気になるエンディング。

つづきが早く見たいです(笑)

投稿 : 2020/08/09
閲覧 : 452
サンキュー:

36

やまじい。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

歴史上の戦争を今一度考え直す

「衝撃と畏怖」作戦により帝国が共和国を壊滅させたところからの続きで、連邦国との戦いが主です。

ターニャが戦場で殺めた協商連合アンソン・スーの娘メアリー・スー(CV.戸松遥)がキーパソンとなっております。(物語はアニメオリジナルのようです)

父の仇を打とうと鬼気迫るメアリーの表情や演技には特に注目で、戦争は憎しみしか生まないことを実感。

エンディングテーマ「Remembrance(MYTH&ROID)」の歌詞ははそれをよく体現しております。

(歌詞の一部引用)
荒れ果てたその墓標に寄せ
花手向ける友さえもういない

Still with us, feel the calling out to you
痛み嘆きも今はもう無に帰す
It’s a soundless calling out to you
微か漂う悲しみの残り香
(歌詞の一部引用)

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 227
サンキュー:

10

ネタバレ

エクスカリバー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

70点 軍事系+魔法+幼女=???

男苦しい軍事モノに魔法と幼女の皮を被った現代オッサン
とワケわからん組み合わせだが
ターニャ演じる悠木碧さんがお見事オッサンキャラと
幼女らしい可愛さの両立をこなしてた

軍事系といってもキチンと笑えるパートもあり大人向けな作品です

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 212
サンキュー:

4

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

そう上手くはいかんよね

ターニャは常に無敵だと思ってたけど、まさか親の仇が出現して苦戦。
メアリーは軍を乱す無鉄砲さだが、地味に強い。これからも衝突していくのであろう。
それにしてもメアリーの迫力は怖かった。{netabare}しっかり留めを刺しておくべきだったなあ。{/netabare}

過酷な戦場はもう嫌で後方勤務を画策するも、休むことはやはり許されない。良いように使われてんな。その気になれば上層部潰せるやろうに。戦争は嫌なものですね。

投稿 : 2020/06/05
閲覧 : 280
サンキュー:

13

ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

後方勤務の道のりはまだまだ遠い……頑張れターニャ!

見終えました。

一期からの続きで南方残党との戦闘シーンから始まります。

めまぐるしいストーリー展開に、
+躍動感がやばい作画でスバラでした。
…その作画はちょっと酔いそうになるほど 笑
さすが劇場版!

ストーリーではTV版で無敵と思われていた
第二〇三航空魔導大隊でしたが、
物量で追い込まれていくシーンは見入ります。

ターシャVSメアリーの個々の対峙では、
お互いの泥臭い表情や憎悪の感情が
丁寧に勢いよく描かれているなと思いました。

メアリーの性格である猪突猛進で
上司の命令に従わないところは、
個人的にいただけないかなぁ 笑

まぁでも感情が新たな戦争を生み続けるという
人類の根幹を描いている面では、
高評価な内容だったなと思いました。

そして今回の最後も
「なぜこうなった~w」で終わり、
ターニャはまだまだ前線で戦い続けるようです。

是非TV版二期もやってほしいですね!

投稿 : 2020/05/31
閲覧 : 264
サンキュー:

21

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

メアリーか・・・私の苦手なタイプです。

やっぱ、苦手です、このアニメ。
だけど、ついつい見ちゃう魅力があります。
なんだろうね、それって。
たぶん、怖いもの見たさってやつでしょう。

劇場版はアニメ版の続きです。
南方で戦果を挙げたターニャ達が東部戦線へ。
連邦との戦端が開かれます。
そして、義勇軍として合州国のメアリーが・・・

戦争での個々の役割は?
ターニャとメアリーが対極的に描かれます。
任務を忠実に遂行するターニャ。
私情で動くメアリー。
戦争の只中ではターニャが正しいでしょう。
だけど、心情的にメアリーの気持ちもねえ。
人を動かす原動力はそれぞれです。

劇場版だからでしょう。
きめ細かい映像。
人間くさい表情。
高揚させる音楽。
迫力がある砲撃。
すべて一級品です。
特に、一対一の空中市街戦のスピード感たるや・・・
感服いたしました。

帝国の壊滅は既定路線?
悲劇の結末の足音が・・・
ターニャの運命はいかに?
続編が待たれます。

投稿 : 2020/05/24
閲覧 : 329
サンキュー:

27

ネタバレ

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

反抗期の幼女は果たして何に抗うのか

テレビ版視聴後に観ました。
漫画版はちょうどメアリー・スー登場まで読みました。


劇場版ということで戦闘の作画が素晴らしいです。
ぐるぐる回り展開も激しくこれぞ劇場版な素晴らしい作画です。


私は漫画でメアリー・スーが(この先漫画からのネタバレなので漫画未読の方は読まないでください。){netabare}3人もの神に祝福された人物であるところまで読んでいたので、特別な強キャラであることは感じていたのですが、劇場版での描写は単に魔導力豊富で父の仇討ちに固執する猪キャラになってしまったことは残念です。

せっかく初めてターニャを追い詰めるような強キャラ登場なので、{/netabare}物語の半分はメアリー・スーの物語にしてよかったのではと感じました。



メアリー・スーとはスタトレの二次創作でステータス盛り盛りの私強えええキャラの少女であり、その後だいたいそんなキャラはメアリー・スーと呼ばれるようです。

確かに准尉の初実戦で歴戦の雄ターニャをここまで追い込み、派手な魔導術式をこれでもかと放ってくる彼女はなろう的なメアリー・スーであるといえます。
それくらい彼女の描写がなさすぎて物語の中心としては物足りないです。



とはいえ高い作画とテレビ版から継続されてるめまぐるしい話の展開は視聴者を引きつけると太鼓判を押せます。

劇場版にありがちなダイジェスト編集ではないので、テレビ版を観てから視聴することをおすすめします。




※微修正しました

投稿 : 2020/05/22
閲覧 : 209
サンキュー:

6

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作画は良いのだが

原作には触れていない。テレビアニメ版は視聴済み。

ストーリーを忘れかけていたが、字幕がけっこう出てくるのに救われてなんとかついていけた感じ。

この作品、実際に起きた世界大戦を意識して作られていると思うが、各国の関係がわかりにくくて、ナレーションがないとつらい。

作画はすごく良かったと思うけど、ストーリーはそれほど面白くはなかった。

{netabare}ラストの戦闘でメアリー・スーは死んだと思っていたら、どうやら生きていたらしく、びっくりした。{/netabare}

ストーリーがよくわからなくなってきたので、続編が出たとしても視聴しないかも。

投稿 : 2020/05/18
閲覧 : 259
サンキュー:

5

老倉育 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作画やばすぎて酔いそうだったw

アニメの続編ではあるが新キャラが物語のキーとなる。
すごく面白かった。ただちょっと戦況が複雑だったけど(自分がしっかり見てないだけ)。
とにかく作画すごかった。特に戦闘シーン。進撃の巨人(三期だったかな?)のリヴァイ兵長の立体起動装置のシーンを思い出した。あとミュージカルっぽいシーンはすごすぎて鳥肌立った。

そしてあの幼女はやっぱりこわかった。アニメの時もそうだったけど何もしてなくてもこわいよねw

投稿 : 2020/05/12
閲覧 : 218
サンキュー:

9

たこわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

メアリーの存在

メインがメアリーと主人公に焦点を充てた劇場版としては微妙。
メアリーの描写を劇場版として大半を割いても良かったんじゃないかと思う。
無能で野蛮な魔法バカにしか見えなかった。
TV版もストーリーを詰め込みすぎ感は多少感じる程度だったが、映画に限っては焦点をメアリーであるのにも関わらずあれもこれも食い散らかしてるのが明白で頼りの戦闘と音楽で押し切っていた。
続編やるなら脚本しっかりやるべき。

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 227
サンキュー:

4

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

戦争で多く殺せば英雄

2020.5.7 視聴完了。

ターニャに軍人の父を殺されたメアリーが登場。
この部分を映画にしたのは
なかなか良かったと思います。

幼女戦記見る度、悠木碧さんがいたからこそ
このアニメがヒットしたんだろうなとつくづく思います。
彼女なしには考えられない程、当たり役ですね。

ターニャは幼女で可愛いです。
しかし、忘れてはいけません中身はオッサンです\_(・ω・`)ココ重要!

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 242
サンキュー:

17

ソース さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

映画館で見たかった

AbemaTVで無料公開中のため見たけれど、戦闘シーンの迫力が半端ないです。まじで映画館で見たかった

投稿 : 2020/05/06
閲覧 : 219
サンキュー:

8

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

戦争モノは好みじゃないんだけど

異世界カルテットで親近感が持てた事もあり、視聴。

キャラからして元々大好きといえる作品ではないですが戦争の愚かしさをディスっている部分もあり、戦闘の迫力もあり、劇場版ならではのストーリーと映像が良かったかと。

{netabare}
帝国側も連合側も悪者に思える作りなので、戦況がどうなろうとあまり興味は沸かず、ターニャ達の戦闘が観るモチベーションになるところ、
強力な敵キャラ投入で見入る部分は結構あったかと。
cvが戸松さんなのはedまで気付きませんでした。

で、edを観ていてふと思った事が。
edで流れてるキャラの絵って原作の挿し絵キャラでは?
これに寄せてくれたら、もっとこの作品を好きになれただろうに。
{/netabare}

あくまで個人的希望ですが、
異世界カルテットでは幼女戦記チームは課題をクリアするなどして元の世界に戻り、クラス替えして盾の勇者や防振りチームでカルテットして欲しいなぁ。。あ、ここで書く事じゃなかったかなw

投稿 : 2020/05/02
閲覧 : 273
サンキュー:

20

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

侵攻と信仰

テレビ版の続き。
ターニャ率いる第二〇三航空魔導大隊は南方方面を攻撃。
帝国へと帰還するのであった。

今回の相手は多国籍(アメリカ【仮】)とソビエト【仮】でしょうね。
戦場は雪の積もる地域。
敵の敵は味方。
敵が存在している場合は良いですが、戦争が終わったら……

少数精鋭で大部隊を叩く。
戦争における誇大広告。
まさに理想です。
しかし、理想は理想。
現実的ではありません。
現実は数が大きい方が勝ち。
補給が必要ですが、人的・物的資源の多い方が勝ちます。

ターニャ役の悠木碧。
メアリー役の戸松遥。
さすがに演技に気合が入っていました。
戦闘狂のターニャと復讐心に燃えるメアリー。
相反する存在です。
どうしても受け入れられない敵。
どうしても認めたくない敵。
ライバルというより仇討ですね。
数々の修羅場を潜り抜けてきたターニャ。
潜在魔力量が豊富なメアリー。
そして両者が持っている狂気。
平和な日常では差別用語かもしれませんが、
戦争においては賛辞となります。
相手を殺す事だけを考えている両者。
緊張感がヒシヒシと伝わってきました。

戦場の女神はどちらに微笑むのか。
存在Xはどちらを選択するのか。
憎しみが憎しみを生む戦争。
不毛な議論という事は分かっています。
分かり合えない二人。
生き残った方が歴史を繋いでいくのでしょう。

投稿 : 2020/05/02
閲覧 : 312
サンキュー:

31

ネタバレ

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

超贅沢な一品(一部ネタバレタグで隠してます)

 語り出し。

 映画の中でも戦争映画は好まれて題材にされる.
 なんでかって今を生きる全ての人にとって、かつて戦争があった。その土台の上で私たちが生きているという事を大小はあれど認識を共有しているからに他ならない。まぁ現在でも内戦やテロとの戦いで命を落としている人もいるだろう。そんな誰しもに共有される戦争と私達は無関係ではありえない。

 アニメ化から劇場版までの感想(ざっくり)。

 この作品は原作は小説、それからアニメ化して映画化されたという流れではあります。
 アニメでしか知らないのでそちらからの視点で語ります。
 この物語の時代背景はおそらくリアルの世界でいう、第二次世界大戦をモチーフにしてもし、魔法という技術が発達していたらといったある意味SFではありますが、その魔法という設定においては神秘性があり神の力という形で表現されているのでファンタジーの枠を出れていない。
 ただ、この物語の良かった部分というのは、魔法でなんでも解決できるねよかったね。という所ではなく、むしろ魔法が使えない者たちの描き方が良くできている。これはリアルをなぞった形ではあるので、ファンタジーだけれどどこかリアルとの結びつきを感じる。戦争というものを詳しく知らない人(私)でさえどこかリアルに感じられる空気感が作品全体にあります。これはひとえに小説の著者の世界観の構築の上手さでもあると思うし、それをしっかりと映像化している製作者の人達の力も大きい。そんな恵まれた作品だと私は思う。

 ここまでは実際にテレビシリーズから劇場版までを見たざっくりした感想です。アニメ版の方のレビューはしてないしするつもりも今のところないので。まとめてやってみました。
 
 劇場版としての出来はどうなんだ。
 最高級ですね。
 
 映画としての構成が良い。
 映画は時間が限られるので、変に登場人物を増やして、感情移入を誘うことに時間を取られていると作品全体のスピードが損なわれてしまうので、なかなか見るに堪えないものになりやすい。
 新キャラはいるし、スポットライトを当てているけれど、アニメ版を見ている人にとってはどういう動機で行動しているのかというのがはっきりわかるようになっているし、久しぶりに視聴した私でも、あの時と関係あるんだなと分かるようにフラッシュバックを上手に使っている。これは演出が良く機能しているのでストーリーのスピードを落とさずに楽しめる工夫がしっかりある。
 映像作品としての掴みが素晴らしく最初から全開です。
 個人的に映画で最高の構成をしてるなと思っているのがクリストファー・ノーランの「ダークナイト」です。みんな好きだと思います。シーンに次ぐシーンの連続で息もつかせぬ展開力は素晴らしい作品なんですが、この劇場版幼女戦記も同じように良い構成と展開力を持っている。

 キャラの評価と物語の評価それと演出について。
 ここからは少しネタバレが激しいのでチョキチョキします。
 {netabare}キャラと物語の評価が低くなっている点についてです。これまでの物語ならば文句なく☆4か5くらいはつけているのですが、今回はちょっと映画という事で戦闘シーンが凄いんですが、もの凄いんですが…やりすぎたよねw
 デグレチャフを親の仇とするメアリさんはキャラとしてちょっと強すぎます。魔力の高さだけで、デグレチャフの練度を凌ぐというやり方をしなければならなかったのは分かるんですが、街中にビームどーんを連発しまくってさらに、近距離での被弾でも生き残る強さについてびっちゃけやりすぎて物語の根幹を揺るがしている。
 何で揺るがされるかって、最初に書いたように、この物語は基本的にデグレチャフの魔法無双なんですが、その他の要素をリアルにする事で見れるものにしてうるというバランス感覚が実は非常に難しいのではないかと感じております。
 魔法が技術や戦略の枠内のハマっている段階までは良いと思いますが、それをはみ出ると一気にただの無双ものに成り下がる。デグレチャフの対抗馬として、ライバルとして出すにしても今後脅かされる脅威位が妥当なのではないかと思いました。残念ながら単純な力ではすでに圧倒しているわけで、今後メアリさんが兵士として成長するという余白がもう無いよなーってなりました(あっても描くのが難しい)。そういう意味で、キャラの描き方と物語の評価が下がりました。んでもって演出も過剰になっていると思われます。
{/netabare}

 背景がメチャクチャすごい!!パーツの作りがスゴイ細かい!!
 もうね、見てほしいです!マジですごい。
 しかもね、戦闘中のカットでちゃんと背景をカメラ(便宜上)動かして映像から伝わるスピード感を演出している。めちゃカッコいい。進撃の巨人越えたなってなってます。街中の戦闘の素晴らしさは見なければ損です。
 さらにこれまで以上に飛行機や大砲の書き込みが素晴らしいんです。さらに大規模空中戦をしているシーンなんかはもう圧巻です。
 第1次世界大戦でおなじみ塹壕戦での戦い方など、しっかりと書き込まれていて映画見てるなーってなります。アニメならではの絶望的な物量で攻められている感の出し方が上手いなと感じた次第です。

 脚本に関して
 タバコや酒の話をしっかり描いて良かった。個人的には戦争映画(アニメとは違う)に特にタバコは欠かせないものだと思っている(私は吸わないけれど)。
 セリフも良いんだけれど、細く入る感嘆語、感動詞ともいうのが良くて、こういうのが入るだけで、キャラクターの肉付きが良くなる。
 デグレチャフ演じる悠木碧さんの小さく鼻で笑ったような声が面白いし可愛い。他のキャラも同じことが言えますね。セレブリャコーフ演じる早見さんのため息とかも最高です。はい。

 かなり自分の趣味に寄ったレビューですが、まぁそういうもんですよねw
 個人的にすごく楽しめた映画でした。
 作画や背景、各パーツの書き込み。ネタバレのところでも書きましたが、市街戦の作画は本当に凄くて、それだけでなく、大規模空中戦も凄い。
 ストーリーが…とかそんな事はどうでもよくなる位には圧巻です。
 見ないと損です。ぜひ見てみてほしい。ストーリーも追いかけたくなったらアニメ版も見てみると良いかもしれません。そっちはそこまで保証はできないですけれどね。

投稿 : 2020/05/02
閲覧 : 405
サンキュー:

12

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アクションバトル

{netabare}
本編での書き忘れ
わざわざナポレオンをボナパルトと言ったり
ベタな固有名詞を出さないのはさり気なさにも
徹底的にこだわるのかと思いきや、
メアリー・スーって…
1期でのオチだけならよかったけど。
ターニャデグレチャフも引用はあるけどさ。

メアリーはともかくスーの部分は
ネームプレートやサインなどで
さり気なく出して欲しかった。最初だけでも。
個人的好みですが。
{/netabare}
劇場版だけあって迫力はあります。
ナショナリズムに関わる事は言及しません。

戦記を冠することでリアルに縛られてしまった感。
バトルアクション自体はスピード感あるものの、
リアル路線のため造形の自由度に限界があり、
アニメのバトルシーンとしては逆に中途半端感が。

射撃、砲撃、爆撃だけじゃウケないだろうし、
補給にフォーカスはユニークでも地味だし。
このシリーズに必要なのは、やはり演説なのか。

投稿 : 2020/04/30
閲覧 : 241

おーいん君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この幼女侮るなかれ

劇場版にありがちな、総集編ではありません。

かといって、本編映像を見ないとわからない、という事も無く。

とても良い内容のアニメだと思います。

見事なのは、声優さんですね。

異世界転生ではあるものの、その転生した主人公が最強ハーレムみたいな事しないのが、いいですね。

そして、劇場版だからこそ見られた、これまでの経緯をふまえた描写もちゃんとあってとても心地よいです。

ファンタジーではあるkれど、どこか現実的。

転生しても生きて行く事へ執着がちゃんとある物語である反面、社会風刺的要素もあります。

太平洋戦争を知る世代がごくわずかである今、戦争がある種のファンタジーなのだという肌感覚が市井にあるんだけど、戦争賛美でもなければ反戦でも無い、そういうスタンスがあると思います。

このシリーズは、とても男性向けだとは思います。
十代~若い世代の方には楽しんで見てほしい。

投稿 : 2020/04/27
閲覧 : 231
サンキュー:

7

MMA原理主義者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

音響がとにかくすごい

音響だけでなく戦闘シーンもすごい。
TVアニメの劇場版はだいたいTVシリーズを見ていなくてもなんとなく理解できるように作られているものですが、この作品は完全にTVシリーズを見ていることを前提に作られています。
物語は続きがありそうな感じで終わったんですが、初見お断り映画のわりにはヒットしたそうなので続編が見たいです。

11月にメインキャスト登壇のイベントがあるそうなので、そこで続編映画か2期の発表を期待します。

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 232
サンキュー:

7

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どっちが悪魔?

アニメからの続き。

アフリカ大陸と思われる所に逃げた共和国との闘いはあっさり終わり、
連邦(ソ連)を模した国へとの戦争へ・・・

そこに、軍事訓練?に来ていた合州国の新兵メアリー・スーが、
戦争に巻き込まれ、ターニャと遭遇し、父の敵と認識する。

上官命令無視や個人の私怨で戦争するなと上官に言われているのに、
やはり上官命令無視して味方に犠牲は出すわで、
スー一族は、ターニャ相手だと手段を選ばないよね・・・
ターニャーの転生前より悲惨な死に方しそう。

メアリーが、ターニャを悪魔と言うけれど、君も十分悪魔だよと。
メアリー2連敗で中佐に助けられたけど、あそこまで銃弾撃ち込まれても
生きているってもの神のご加護なのかねー

ターニャーは念願の後方勤務になったけど、
自身が提出した軍事運用改善の実験?の為、サラマンダー戦闘団なるものの
指揮官に・・・結局最前線なのねー

アクションシーンはヌルヌル動いてよかったし、区切りも良かったけど、
アニメ2期か続劇場版やるのかな???

投稿 : 2020/04/18
閲覧 : 251
サンキュー:

8

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最前線は続く

 原作は未読。
 内容的にはテレビシリーズの続き。
 作品世界は相変わらず第二次世界大戦(以後WW2と表記)を思わせるもので、本作は
アフリカ戦線と東部戦線を思わせる内容。特に主軸となる東部戦線は現実の独ソ戦のように、
これまで以上に過酷な印象。
 兵器などはテレビシリーズにおいては第一次世界大戦とWW2の折衷的印象だったが、本作では
だいぶWW2に寄ったみたい。

 これまで個としての強さは主役であるターニャ・デグレチャフが抜けている感があったが、
本作では並び立つ存在であるメアリー・スーが登場。まあ一種のライバル登場だが、なんとも皮肉な
キャラクター名で存在Xが面白がって作ったんじゃないかと思ってしまった。
 この二人、戦争に参加する理由はまったく異なるものだが、根底にあるものが愛国心などではなく
自己理由である点など、実は結構似ているんじゃないかと。
 この二人の空中戦は劇場版クオリティということもあって、スピーディーで見応えあり。

 このシリーズはターニャが活躍すればするほど、戦局や自身の配属先が本人の思惑から
ずれていったり、回りのターニャの本質とは異なる誤った評価などが面白かったりする。
 他にもターニャ自身のいたずら心を含んだような行動など、全体的に戦時下ゆえの乾いた
ユーモアが漂う。
 本作もそんな空気が漂うが、そんな中でシリアルな空気を纏ったメアリーだけが浮いているような
感があり、その空回り感が逆に面白かったりもする。
 ターニャと存在Xの会話こそなかったものの、ターニャとメアリーの死闘やラストのターニャの
落胆振りをどこかで楽しんで見ているかのよう。

2020/04/16

投稿 : 2020/04/16
閲覧 : 273
サンキュー:

9

メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あなたは神を信じますか?

この話はアニメ「幼女戦記」の続きとなっています。
信仰心のないターニャに対しての最も嫌いな、信仰心のある人間"メアリー"が出てきます。

このメアリーですが、実はあのキャラの...

相変わらず戦闘シーンは迫力があります。
個人的に幼女戦記はストーリーとして、ざっくりと理解してるぐらいで、戦闘シーンを気に入ってる感じです。

本編ではターニャ以外キャラ立ちがあんまりに感じましたが、このメアリーはやはりターニャに対抗できるキャラだったのでそこは凄く良かったと思います。

以上、簡易レビューでした( ´꒳` )

投稿 : 2020/04/12
閲覧 : 226
サンキュー:

6

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

幼女の皮をかぶった悪魔 vs. 父の仇を狙う弾丸娘。

詳細はテレビ版を観てください。

ていうか、テレビ版を観ないことには、何がなんだか
さっぱり理解できないと思いますよ。

てなわけで、幼女の皮をかぶった悪魔、再び降臨です。
{netabare}
南方大陸の砂漠地帯で、共和国軍の残党を掃討する任務
に就いていたターニャ・フォン・デグレチャフ少佐ら
帝国軍第二〇三航空魔導大隊。

無事任務を終え、凱旋休暇を期待していた彼らだった
が、帰還した本国で待ち受けていたのは、次なる
参謀本部の特命でした。
極寒の連邦国境付近で、大規模な動員の動きがあると
のことで、偵察を兼ねて赴き、戦火を交えることに。

行きがけの駄賃として、連邦国の首都・モスコーを
陽動作戦として急襲する第二〇三航空魔導大隊。
そこでターニャが一戦交えたのは、多国籍義勇軍の
メアリー・スー准尉。ターニャの持つライフルが、
殺された父の形見と気付き、ターニャを仇敵として、
猪突猛進、強大な魔力で襲いかかるのでした。
{/netabare}
というお話。

相変わらず、実に話の構成が上手いです。
戦記物は、ややもすると難解になりかねないのです
が、かなりシンプルな作りなので、理解が進みます。
どことどこが戦争をしているのか。どんな作戦なのか。
どういう決着になったのか。観ていれば、すぐに
分かります。しかも、戦闘シーンが相変わらず秀逸。
迫力があります。

今回は、ターニャを仇敵と狙う猪突猛進型のライバル
メアリーが登場することで、話にアクセントが
つきましたね。これまでは能力差でモブ兵士たちを
蹂躙するばかりでしたが、ターニャを凌ぐ強大な
魔力の持ち主ということで、けっこう押されます。

作画は、これがテレビアニメなら上々なのですが、
劇場版と考えると、まあ及第点でしょうか。
そして、相変わらず悠木碧さんの演技は素晴らしい。
鬼気迫る、まさに憑依しているかのような演技です。

とりあえず2期が待たれるところですが、{netabare}この劇場版で
いったん後方に退いて研究部隊に身を置いたターニャ
は、すぐに戦隊「サラマンダー戦闘団」を率いるよう
特命が下ったところで終了していますので、{/netabare}すでに
制作に向けて動いているのではないかと予想しますよ。

とりあえず、幼女戦記が好きな人はマストで観るべき
作品だと思います。

投稿 : 2020/04/07
閲覧 : 263
サンキュー:

9

ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

素晴らしき戦争 OH, What a Lovely War

リチャード・アッテンボロー監督の“戦争ミュージカル”、戦争の悲惨さを声高に叫ぶわけでもなく、死にゆく若者の姿を、淡々と、しかも象徴的に描いた世紀の怪作である。

“幼女戦記”を観ていると、描き方や道具立ては違えど、そこに、同じ雰囲気を感じる。
ターニャの立ち位置やファンタジーのベールで包んだ戦闘の描写、されど、あっけなく退場を強いられるキャラ達に、悲劇よりも喜劇を感じてしまうのだ。
なにより、名は体を表すと言おうか、薄っぺらな正義感と悲劇性が具現化した“メアリー・スー”という存在である。
彼女が巻き起こす、いわゆるメアリー・スー的大暴れはセルフパロディそのものであり、その時、戦場は喜劇の舞台と化すのである。
(意味不明ならば、スタートレック、メアリー・スーとググってほしい)

劇場版の世界は、それまでの展開と異なり、“明るく”、“楽しい”ものとなっている。
第二帝国はコミュニストから自由と平和を守る盾であると言う。
そう、彼らには大義があり、シベリア出兵の頃の大日本帝国と似た設定だ。
そこには、軍事オタクの妄想的戦記が繰り広げられる。

そこは第二次世界大戦の見本市だ。
バルバロッサ作戦はコミュニスト側から仕掛けられる。これは、東部戦線のお話。
北部方面軍が落とそうとするのは、交通の要衝であるアントワープ、これは、“バルジ大作戦”で映画にもなった“ラインの守り作戦”で、西部戦線でのお話だ。
とどめは“第二〇三魔導大隊”によるモスコー急襲だ。
もちろんこれは、ドゥリットル隊による東京空襲がモチーフであろう。連合艦隊がミッドウェイにおびき出される契機となった作戦だ。

等々、存在Xである原作者?は、面白くて仕方がないだろう。

投稿 : 2020/03/31
閲覧 : 336
サンキュー:

17

次の30件を表示

劇場版「幼女戦記」のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
劇場版「幼女戦記」のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

劇場版「幼女戦記」のストーリー・あらすじ

統一暦1926年。ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐率いる、帝国軍第二〇三航空魔導大隊は、南方大陸にて共和国軍残党を相手取る戦役を征す。凱旋休暇を期待していた彼らだが、本国で待ち受けていたのは、参謀本部の特命であった。曰く、『連邦国境付近にて、大規模動員の兆しあり』。新たな巨人の目覚めを前に、なりふり構わぬ帝国軍は、自ずと戦果を拡大してゆく……時を同じく、連邦内部に連合王国主導の多国籍義勇軍が足を踏み入れる。敵の敵は、親愛なる友。国家理性に導かれ、数奇な運命をたどる彼らの中には、一人の少女がいた。メアリー・スー准尉。父を殺した帝国に対する正義を求め、彼女は銃を取る。(アニメ映画『劇場版「幼女戦記」』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2019年2月8日
制作会社
NUT
公式サイト
youjo-senki.jp/
主題歌
MYTH & ROID『Remembrance』

声優・キャラクター

悠木碧、早見沙織、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠、飛田展男、濱野大輝、笠間淳、林大地、小林裕介、土師孝也、小柳良寛、高岡瓶々、森川智之、福島潤、田村睦心、戸松遥、チョー、稲垣隆史

スタッフ

原作:カルロ・ゼン(『幼女戦記』/KADOKAWA刊)、キャラクター原案:篠月しのぶ
監督:上村泰、副監督:春藤佳奈、キャラクターデザイン・総作画監督:細越裕治、脚本:猪原健太、服飾デザイン:谷口宏美、魔導具デザイン:江畑諒真/月田文律、銃器デザイン:秋篠Denforword日和/大津直、エフェクトディレクター:橋本敬史、美術監督:上田瑞香、色彩設計:中村千穂、撮影監督:頓所信二、3DCGIディレクター:高橋将人、編集:神宮司由美、音響監督:岩浪美和、音楽:片山修志

このアニメの類似作品

この頃(2019年2月8日)の他の作品

ページの先頭へ