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「図書館戦争(TVアニメ動画)」

総合得点
82.1
感想・評価
1987
棚に入れた
11574
ランキング
380
★★★★☆ 3.7 (1987)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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図書館戦争の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

青iruiru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

毎度

EDの入り方がやたらいい
ED自体がいいからなのかな
OPもよかった
主人公の女の子(?)が気持ちい性格してた
正直内容は用語が所々よく分からないのもあって
あいまいな理解のまま観終わってしまったけど
それでも面白かった

投稿 : 2012/10/19
閲覧 : 227
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1

ネタバレ

ちぇーざれ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

原作から逸脱しすぎです

原作が、あまりにもおもしろいので。。。最後の方とがもう、原作逸脱しすぎて。。。見るにたえれませんでした。。。生堂上教官声はよかったのに。。。しくしく(泣)

投稿 : 2012/10/17
閲覧 : 241
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5

ネタバレ

こに~ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

edが意外と良い!”

原作の内容を省いているのが惜しく
最終話が少し微妙だったかな

投稿 : 2012/10/09
閲覧 : 251
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1

ネタバレ

tok03 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

世界観がすごい

ストーリーはいいのですが、ちょっと台詞がクサイ。。。
この奇妙な世界を思いつく原作者に座布団一枚でしょう。

投稿 : 2012/09/23
閲覧 : 232
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1

ネタバレ

運命石の選択 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ノイタミナの中では良作

メディア良化法という法律と対抗するという設定が中々面白かったです。
最近は萌えアニメばかり見ていたもので主人公に萌え要素がないのはとても新鮮でしたね。少しは萌えあるかな?
ノイタミナでは、やはりギルクラが一番ですけどこういう感じもいいですね
でも上官が憧れの人という感じは出てきた最初にそうなるかな~って思ってたんでね、まぁほのぼの見れました♪
名作とはいかないですが良作です

投稿 : 2012/08/30
閲覧 : 262
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2

ネタバレ

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

戦争アニメと思い込んで観たら失敗する

タイトル通り。戦争物として観たら失敗する。
自分は失敗したその一人。
前半は戦争ごっこアニメ。戦争している背景に無理がある。
緊張感の無い戦闘。時間が来れば終了。戦略も何もない。
お粗末な軍隊。軍隊昇進試験実技が子供と好かれること。
話になりません。
図書館サラリーマンの部活が軍隊戦争ごっこでしょうか。

しかし、ラブコメとして観ればまぁまぁ。
中盤からラブコメ要素が多くなるが、結局は特に盛り上がりもなくアニメ終了。
戦争アニメ、ラブコメのどちらにしても中途半端な消化不良で終了する。

投稿 : 2012/08/17
閲覧 : 273
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13

ネタバレ

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

正論は正しい だが正論を武器にする奴は正しくない
だめだ 心臓壊れそう
ちょっとだけいつものしてください
今目の前にいるあなたが好きです

投稿 : 2012/08/03
閲覧 : 233
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0

ネタバレ

ほっと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

実写ドラマ化決定!!

原作小説既読済み。

この作品の原作は友達に借りてよみました。とても面白かった!!なのでアニメも楽しみに観てたのですがちょっと物足りなさを感じました。
映画はテレビアニメを超える面白さで十分楽しめました。
けど実写ドラマは要らないよ~。

投稿 : 2012/08/01
閲覧 : 246
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2

ネタバレ

夏無限 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

よく出来た話だね

なかなか面白いよ、見て損なし

投稿 : 2012/08/01
閲覧 : 228
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0

ネタバレ

ジョタサン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バランスのいい作品だと思います!

評価点数をみても分かるように、全体的に「平均値以上」という感じです。
悪く言えば、ずば抜けているところは少ないのですが。


長過ぎず、若干恋愛もあり、笑いあり…とイロイロな要素がある作品だと思います。

んー。
でも、もう少しどこかでインパクトが欲しかったかなぁ?

投稿 : 2012/07/15
閲覧 : 209
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1

ネタバレ

パパケン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一気に見れる

原作未読ですが楽しめました。
9話で作画がおかしくなっていたのを除けば大満足です。

投稿 : 2012/07/12
閲覧 : 236
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3

ネタバレ

bellkira さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:----

こんな世界はきてほしくない

図書の検閲という背景でここまでやるかと思いましたが、こういうのもありかなと思います。
主人公の恋愛もからめて、気楽にみれました。

投稿 : 2012/07/05
閲覧 : 213
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1

ネタバレ

Gentleman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

全12話

投稿 : 2012/07/01
閲覧 : 258
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0

ネタバレ

くるりん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

表現の自由

映画化するということで試験期間の最中ですが観てしまいました(笑)

正直、4年前のアニメということで作画にはあまり期待はしていませんでしたが予想以上でした。

キャラはバランスよく面白かったです。

ただ要望や矛盾点があるとすれば戦闘シーンが多かった気がします。

要望は原作は読んでいないので比較することはできませんが戦闘シーンが多く、何を見ている側に伝えたいのかが弱かった気がするのでそこの点の補強。

それと笠原が冒頭で守りたかった本の内容をストーリーの絡めてこなかったのは残念です。

メッセージとしては表現の自由ということだったと思いますが笠原の訓練、戦闘シーン、恋愛が多く、面白さを優先しているところが多少残念に感じました。

矛盾点としてというかあまり納得できない点としては手塚の兄からの手紙だけで王子様が教官の篤であると信じてしまうことです。

そんなに話したこともない人間からそれを言われて納得できるか?と聞かれたら僕としてはできません。

それと図書が燃えて火事に巻き込まれた篤が記憶をなくす上に身体的にほぼ無傷ということはさすがに無理があるなと思いました。

僕自身、漫画は週に20作品以上(読みすぎかなと思ってます(苦笑))読んでいて、父の影響で幼いころから漫画や小説はそれなりに読んでいるほうなので文学の大切さは十分理解しています。

評価はすこし厳しくつけさせてもらいましたが楽しい作品だったと思います。

ぜひ観てみてください。

投稿 : 2012/06/24
閲覧 : 222
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1

ネタバレ

bk958 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争そっちのけな爽やかラブコメ

舞台は公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる「メディア良化法」が制定された世界。検閲のためには武力行使も辞さない良化隊と、表現の自由を守るために武装した図書館の武力衝突は激化する一方であった。そんな中、笠原郁は初めての女性特務部隊員として、奔走する。
有川浩原作、ProductionIG制作のSFラブコメ。

映画公開に先立ち、youtubeで全12話公式があったので視聴。作画良好で、OPEDも良曲。堅そうなテーマですが、コミカルな演出が目立ち、程よくライトで、恋愛の話が多く少女マンガ並みのスウィートな印象。
郁の話を主軸に据えつつ、各キャラ順繰りにスポットが当たり、テンポもいいので、スッキリ観れて内容も面白い。

正直タイトルを聞いた時点で、身近な図書館と戦争という組み合わせに興味をひかれていた。一見小難しそうな設定かと思いきや、政治的な要素まで踏み込まず、話はラブコメ方向にそれていく。そのため背景的な部分で説得力のあるものには感じられず、荒唐無稽な話に感じるのは残念。戦争と銘打たれているが、その重みはなく、戦闘シーンも特筆すべきものはない。原作は未読のため、アニメ版に無い細かい設定は存じ上げません。観やすいが、タイトルから重厚な世界観を期待すると物足りないと思う。

SF設定にのっとった恋愛モノといったポジションではあるが、キャラ設定も量産型ラブコメとは、違った印象。ヒロインの郁は、元気で、無鉄砲で、長身で、高校生じゃない。ストーリーこそベタではあるが、新鮮に楽しめた。郁と堂上の実直な性格もあって、気持ちのいい、爽やかな話としてとても良質な作品だったと思う。


郁の身の上話だけは退屈だった。隊としてあそこまででかく扱わないだろww特典の13話も観ましたが、有川さんの販促でしたww

映画版は、噂によれば、原作的に面白いとこらしいので期待しときます。

投稿 : 2012/06/18
閲覧 : 248
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5

ネタバレ

ワンダースワン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

良い

13話(BD 限定)も見てみたい

投稿 : 2012/06/12
閲覧 : 220
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1

ネタバレ

ピース0317 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

なんだろなぁ

自分には素直に合わない感じだったかなぁ。

もっとバトル系を想像していたんだが
結局戦闘なのか・・・恋愛なのか中途半端な感じで途中で見るの辞めてしまいました。

まぁ、恋愛的な要素としてはとても王道なのかな
っとは感じました。

まぁ、人それぞれなので見てみて判断すれば良いのではないかな。

投稿 : 2012/04/19
閲覧 : 215
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1

ネタバレ

あぁずにゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもろー!

おもろー!

投稿 : 2012/03/30
閲覧 : 345
サンキュー:

0

ネタバレ

yui_730 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく、絵がきれい

絵がきれいで、とにかくキャラがいい。
女性でも楽しめる作品でした。

最初は、構成が複雑でしたが、見ているうちにどんどんハマりました!

原作の1巻分の内容しかないで続編希望です!

投稿 : 2012/03/22
閲覧 : 177
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2

ネタバレ

すみやああ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

かってに戦争してろ

ぱんぱん!
図書館でなにがしたいんだよ

投稿 : 2012/03/19
閲覧 : 231
サンキュー:

0

ネタバレ

だらああ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろかった

おすすめです

投稿 : 2012/03/09
閲覧 : 226
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0

ネタバレ

獅苑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

小説のほうが・・・

図書室にある「図書館戦争」を見てまず、小説を読み始めた。
小説がおもしろかったので、アニメもあるのか?
と思いだし、アニメも見た。
しかし、アニメのほうが省略している部分も多く、少し残念。

投稿 : 2012/01/28
閲覧 : 257
サンキュー:

1

ネタバレ

robi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

有川先生

キュンキュンさせるのさすがお上手!!
児玉清さんもファンだというのがうなづけます。

投稿 : 2012/01/17
閲覧 : 275
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1

ネタバレ

さきおか さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

どきどき


そのうち日本もこんな風になってしまうのではないのだろうかとか思ってしまうアニメでした

投稿 : 2012/01/11
閲覧 : 258
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2

ネタバレ

さん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラブコメ

戦争って題名に入ってるから人が死んだり重い内容かなって思ったけどそんな事もなく平和って話でもないけど軽い感じで見れたかな。
ラブコメ要素が強かったけどどろっとしたりいらっとしたりがなくて良かった。先が読めるし。
ただ戦争になる意味が自分には理解し難い。

投稿 : 2011/11/07
閲覧 : 330
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1

ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

手塚慧が主人公だったならばもうちっと見られた

 キャラの描写そのものは面白かったし、素朴な成長物語というか、ラブコメ?としては、退屈せずにみられる。そこのところのシナリオ技法については、安心感。

 他の方のレビューを読んでいると、やはりみなさん、ラブコメとしてご覧になっているようで。実際ラブコメとしては、じゅうぶんいいできだと思う。



 えー、で、普段は、政治的/社会的に想像力に問題があっても、わたしのスルー基準で「ま、別にいっか」ラインを超えていなければスルー対応で終わらすのですが、
 本作は、残念ながら、わたしの「ま、いっか」スルー基準を大幅に上回るK点超えを果たしてしましました。
 下記、気にならない人は気にならないと思うので、ラブコメとしての本作にケチをつけるものではありません…が、
 まあ、「メディア良化法」なる法をめぐる政治的な想像力については、ちょっとこれはかなり厳しい…。


 
 で、この作品で表現の自由うんぬん、を言うのはさすがにひどい。左翼にも、右翼にも政治運動を行う人の中には、わかりやすい話に仕立て上げるために、あまりにも問題を単純化・矮小化させる人があとを立ちません…が、それは本人の問題なのか、周囲がバカだと思っているからこそ、「あえて」単純化しているか、わたしはいつもわけのわからない気分になります。
(それこそ、丸山真男の時代ぐらいに、知識人/大衆図式がリアルに通用するような教養格差にクリアな隔たりがある頃であればともかく…)



 とりわけ、げんなりするのが、話の最後のほうで「原則派」の軍人である玄田竜助が、軍部の主張を水戸の図書館長にたいして押し通すというあたりのくだりは、あまりにも寒々しい。
 「司法権の独立」のような、政府機能が独立した権限をもつことはむろん現代の現実においても重要なことだ。…が、それは社会的コストとの関係が当然、問題となる。社会的コストとの関係をまったく秤にかけずに、ローカルな正義を、ユニバーサルな正義として強力に主張しようと試みることは、どうみてもただの馬鹿そのものである。
 もしかしたら、アニメと小説とでは、表現のさじ加減が違うのかもしれないが、自らの思想的・政治的立ち位置を相対化する想像力が決定的に足りていないとしか思えない。
 戦うことにばかり情熱をもっていて、合意形成のプロセスを構築していくことに興味をもたない人なんてはっきり言ってカスである、と私は思う。迷惑千万。妥協としての合意形成をあえて断つことには意味がありうるけど、合意形成そのものに価値を見出さないのは擁護しがたい。しかし、合意形成のプロセスよりも、戦いを描いたほうが物語にはなりやすくクライマックスはつくりやすい。
 誰か、合意形成を描いたカタルシスのあるいい話を、もっとつくってくれないだろうか。


 
 なお、小説やアニメのなかで社会科学的リアリティが「欠如」していても、私はそこまで残念に思わずに見られてしまうほうだと思っているし、思考実験的な設定のなかで、リアリティの多少の欠如はいたしかたない。
 しかし、これと、それとは話が別だ。
 なぜ、リアリティがないのか、ということが生じるのか。
 思考力の限界については、わたしはそんなに、キツイ突っ込みをする気はない。でも、これは別。

・考えの及ぶ限界があったから。整合性などをどれだけ考えられるか。(思考力の限界)
・はじめから特定の思想信条によった視点からしか見えていないから特定の視点以外でのものの見方ができないからなのか。(思想信条の偏り)

 の二つは違う。
 これは後者だとしか思えないつくり。これはただのプロバガンダの話にしか見えない。政治をエンタメ・コンテンツでやるなって言ってるんじゃなくて、わたしとかは、ガンガンやって欲しいぐらいなんだけど、これはやり方がダメすぎる。※1

 こうしたものを、どのレベルで擁護するか、というのはわたしにとっては、けっこう重要な問題で、
 「オタク世代は、政治的にはただの馬鹿になってしまった。あいつらはただ、単に戯れているだけだ」
 というような「残念な若者論」を上の世代から言われてしまうことを、受け入れざるを得ないかどうか、ということにかかっている。※2
 こんな、ヘタレ・イデオロギーに回収されてたら、正直ちょっと、アニメとかオタク擁護とか、無理。
 わたしが腹が立つのはそういうのも含めて、です。
 これが、外国のどっかの国でつくられた話だったら「ふーん、政治的にだいぶ立ち遅れた議論しかできなさそうな残念な国なんだな」と思って、それだけでしょう。60年前の日本だったら、この程度かな、とは思うけど。



 もし、わたしが残念な気分にならずに、本作の設定を活かした話を見られるとしたら、主人公が手塚慧(あるいは、その側近)になっているバージョンなら、ありうるだろう、と思う。
 本作だと、手塚慧は、スーパーパワーを持った教祖風のキャラクターになっているが、まず、キャラクターはもっと、うじうじと悩む人間にせねばなるまい。王道的には、なんかスパイダーマン的な謎の力が使えるヒーローとかでおkだと、思うがコードギアスのルルーシュ的なものとかでもいいかも。
 「本当は原則派の言ってることのほうが正しいのでは…?」みたいな感じで、迷いながらも毎回奮闘して、合意形成を目指す手塚慧…のような話になってたら、だいぶ安心感がある。戦う相手は、行政組織感の紛争とかでいいとは思うけれど、この手のネタを扱うなら『攻殻』レベルの政治的想像力はほしい。


 まあ、手塚慧主人公にしたら熱血ラブコメではなくなるが…。
 そこはなんとか…


※1あと、プロパガンダと、政治的アートの違いもこういう論点だと重要。プロバガンダは、メッセージそのものを主張するが、いわゆる社会派の物語/映像作品/アートといったものは伝統的には問題提起の鋭さにおいて、その価値を保とうとする。この違いは大きい。 ドキュメンタリー映画で言えば、マイケル・ムーアと、森達也の違いのようなもので、前者がマイケル・ムーアで、後者が森達也。

※2 わたしは、団塊世代に対するルサンチマンみたいなものが、結構わさわさしている人間なので、そういうことを言われるのは結構がまんならない。

投稿 : 2011/10/25
閲覧 : 795
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9

ネタバレ

あしゅりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ぽんぽんぽんと

一気に見れました。
個人的には、好きです。サクっと見れるし、そんなに大きなドラマティクなことかもなく見れて楽しかったです。

基本的、恋のお話。
あまりバトル中心ではないです。
もう少し、内容濃くてもいいかもしれないです。
もう少し、なぜ主人公たちが戦ってるとか?それで結果的にはどうなるのかとか?
人によっては、恋とバトルとどっちにも中途半端かな?って感じる人もいるかもしれません。

でも表現の自由がなくなるというのは本当怖いことだなっていうのは伝わります。



投稿 : 2011/10/11
閲覧 : 307
サンキュー:

7

ネタバレ

ERZA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感動した

最終回で堂上が笠原に何で泣いてるんだっていうところが感動した

投稿 : 2011/10/08
閲覧 : 297
サンキュー:

0

ネタバレ

aerosmith さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作読み終わった勢いで観てしまったw

有川浩のベストセラー『図書館戦争』のアニメ版。

原作既読です。読み終わったあと悶え死にしそうだったので観ました。

アニメ版では、話いじくったりはしょったりしてますが、それ程気になりませんでした。原作が本編だけで4巻構成ですが、1クールではさすがにきつかったようで、途中で終わってます。

恋愛系の話では致命傷になりかねませんが、別の形で巧くまとめているので良かったと思います。

ストーリーの説明をすると、本をはじめとするTV、芸術などありとあらゆるメディアで、「適切でない表現」と定義したものが含まれているものを武力を行使して「狩れる」という法律、良化法が可決されて、表現の自由が圧迫され始めたころ、それに対抗し本を守るために図書館の自由法が可決される。

主人公の笠原郁は本を守る側で、関東図書基地に所属。
この作品はそこでの話です。

もともと恋愛系なので、登場人物がいい。何組かペアがいるのですが、そのどれもがいい。

アニメ版では恋愛のほうは中途半端な感じでしたが、
「苦難の中で戦い抜く」ということの大切さを認識させられました。

OPはロック調、EDはすこしbump臭がする感じです。
どっちも気に入りましたけどw

僕はどちらかというと原作派です。最近文庫本バージョンが出てるのでぜひ。
読むときはせいぜい悶え死なないように心の準備をww

投稿 : 2011/10/02
閲覧 : 339
サンキュー:

5

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

◎「何かが変わる気がした 何も変わらぬ朝に いつもより少し良い目覚めだった」

原作も読んだのですが、オリジナルが結構混じっていたんですね。

列車の操車場の話や、良化隊が一般人に発砲して ブチ切れした話なんかはオリジナルです。
 あれは面白かった!

図書館で戦争するなんて どうするのか?
と思っていたのですが、話は解りやすいし、作画も好かったので毎週楽しく見させてもらいました!
 特に玄田体調が楽しいですww

投稿 : 2011/08/17
閲覧 : 324
サンキュー:

2

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図書館戦争のストーリー・あらすじ

時は2019年、公序良俗を乱し人権侵害の表現を取り締まる「メディア良化法」が施行された現代。
強権的かつ超法規的な「メディア良化委員会」とその実行組織『良化特務機関』の言論弾圧に唯一対抗できる存在、それが図書館だった。かくして図書館は武装し、良化機関との永きに渡る抗争に突入することになる。図書館の自由を守るために。(TVアニメ動画『図書館戦争』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年春アニメ
制作会社
プロダクションI.G
公式サイト
www.toshokan-sensou.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E6%88%A6%E4%BA%89
主題歌
≪OP≫高橋瞳『あたしの街、明日の街』≪ED≫Base Ball Bear『changes』

声優・キャラクター

井上麻里奈、前野智昭、石田彰、鈴木達央、沢城みゆき、鈴森勘司、佐藤晴男、田中理恵

スタッフ

原作:有川浩(『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』/アスキー・メディアワークス刊 )、キャラクター原案:徒花スクモ、 監督:浜名孝行、シリーズ構成:古怒田健志、キャラクターデザイン:中村悟、美術監督:池田繁美、美術設定:荒川直樹、色彩設計:片山由美子、撮影監督:田中宏侍、3D監督:遠藤誠、音響監督:平光琢也、音楽:菅野祐悟

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