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「盾の勇者の成り上がり(TVアニメ動画)」

総合得点
88.4
感想・評価
1177
棚に入れた
5539
ランキング
115
★★★★☆ 3.7 (1177)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.7

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☆の総合評価
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盾の勇者の成り上がりの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

底辺から始まるストーリー。

お気に入りポイント:フィーロ(癒し)


ここまで主人公を不憫に思ったのは
もしかしたら比企谷八幡以来・・・かもしれない。

成り上がりといってもあまり爽快感はなく
クズは最後までクズのままだし
ビッチは最後までビッチのまま
性格の悪いキャラクターがとにかく目立ちました。

そういう不快感が続くのは
やはり少し辛いと思います。


それでも最初の頃の主人公よりも
やさぐれた主人公の方がわたしは好きです。



-・-・-・-・-・-・-
放送時期:2019冬
制作会社:キネマシトラス
ジャンル:異世界(ダークファンタジー)

原作:アネコユサギ/小説家になろう
話数:25話
声優:石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜・・・
-・-・-・-・-・-・-

投稿 : 2019/07/16
閲覧 : 153
ネタバレ

hige3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まあ順当なファンタジー作品。転生もの俺は好きだけどね。

まあ流行りの異世界転生もので…

絶賛流行中のなろう小説原作で…

なろう小説が大好きなファンタジーもので…

そういうアンチな人たちが嫌いそうな作品ではありますが、ファンタジー主食の私としては全然オッケーな部類でした。というかやや好きまである笑

安定の異世界転生ファンタジーです。一ひねりしている点としては、やはり主人公の「不遇」ですね。「異世界転生したぜ!」「俺最強だぜ!」ってのも見ててまあ好きですけど、そこはオバロとかがやっぱり面白いわけで…

そうじゃない主人公の「不遇」をうまく使って異世界ファンタジーやってみた。って感じですね。なにせ「盾」の勇者ですからね。1からがんばる感じとかもRPGっぽくて楽しめる作品です。

もうすぐアニメ化のなろう小説では一番好きな「無職転生」もありますし、ファンタジー主食の人はよい時代ですね。ただ、なろう小説すべてに言えることなのですが、「原作が長い」のです。

2クールとかでは「序章」しか見えないのが非常に残念。かといって、超スピードで内容スカスカの作品にしてほしいわけではないのですが、アニメだとどうしても「俺戦(おれたた)エンド」しかないのが残念。昔のアニメみたいにドーンと長編でやってほしいですが…

そこは製作委員会という制度上、大人の理由で無理なのはわかってはいるのですが…あれこれいろんな名作にちょっと唾だけつけてアニメ化して、終わりってのは作品を無駄遣いしているようでちょっとそこだけが不満ですね。

大いに話が逸れましたが、内容は安定の異世界ファンタジー。もう一つアピールポイントがあるとすれば、ヒロインのラフタリアもとっても可愛くて健気な感じがよいですね。

投稿 : 2019/07/16
閲覧 : 210
サンキュー:

5

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルで損してる

原作:小説家になろう  未読

全25話

感想
俺TUEEEで無双し、ハーレム作って思うが儘の話でなかったのがいいね。
主人公がメルロマルク第一王女 マルティに冤罪を着せられ、人間不信になり 味覚障害も併発するという序盤からどん底スタート。
盾以外の武器は持てず、敵を倒しレベル上もままならない苦行。
いいね!面白いです。
やっぱり苦労して成長してくのが好き。
だけど
その後の展開が予想できてしまう作品タイトル「成り上がり」はよくないなぁ っと。
勿体ないです。

話的には、まずまず面白かったです。
だけど、序盤にこれでもか!ってくらいのヘイトキャラ(マルティ)を使い、観てる人に凄いストレスが溜まる展開が21話までず~っと続いて解消されないのは流石に う~ん です。
それと、作者に言いたいんだけど、死刑だったマルティを尚文が温情賭けるのはいいんだけど、普通、死刑じゃなければ一生牢獄の終身刑じゃないの?
ヴィッチと改名されただけでその後普通に生活しとるし、パーティーで尚文に毒盛るし・・・
言わんこっちゃない
なぜ終身刑にしないのか  
ザルだなぁと。
終盤では新キャラ出て来て尚文のパーティーに入るのかと思いきや、他の世界の勇者で、しかも敵同士だとは。
なんでも、他の世界の勇者を殺さないと自分の世界が滅ぶんだとか。
はぁ?
何それ?
ちょっと何言ってるか分かんない じゃないけど、設定がイミフ
ザルザルです。
あとあと
仕えない3バカ勇者。
とくに槍はアホとしか言いようがない。
あんな大人いないと思うけど?
まったく
観ててめっちゃイライラしたよ。

原作はまだ続いてるみたいで、アニメもこれからだEDで終了。
ここまでの話は上にも書いてる通り まずまず面白かったけど、今後は尚文も強くなっちゃったし、量産型なろうらしく段々つまらなくなるのかもね(知らんけど)
今後が気になるのでちょっと原作読んでみたいけど、1冊1296円もするから買う気が無くなるw
ネットで読むのは嫌なんだよなぁ・・・
はぁ
2期待つしかないじゃん ^^;


キャラは間違いなく2クールに渡って僕のメインヒロインだったラフタリアが可愛かったです。
献身的で絶対の信頼が見て取れよかったです。
それにロリラフタリアも◎でした。
出来の良いフィギュア出たら間違いなく買っちゃうな(苦笑)

主題歌では、2曲のEDが良かったです。
特に2クール目の「あたしが隣にいるうちに」は、ラフタリアの想いが伝わってきて心に響きました。
この曲シングルCDは出ず、アルバムにしか収録されていなかったので買っちゃいました^^

投稿 : 2019/07/15
閲覧 : 250
サンキュー:

39

ネタバレ

カラオケ鍛錬中 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終始なんかモヤモヤする!!

観始めったとき、異世界に来たことを受け入れすぎでしょ!って突っ込みを入れたくなるぐらい簡単に受け入れていたので、これはアニメだからと思い受け入れました。最初はよくある転生ものとして進むのかと思わせて主人公がどん底からスタートする流れはとてもよかったと思います。ただ終始重苦しい雰囲気を持ちながら物語が進むので結構モヤモヤします。正直ヒロインや仲間たちがいなければ観れなかったかもしれません。アニメの終わり方からして2期制作はないかもなって感じだったので、あるとすれば円盤の売れ行き次第かなって感じですね!

投稿 : 2019/07/15
閲覧 : 205
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クズばっかし

アバズレも大概だけど
他の勇者がマジで胸糞。

盾の勇者これからも大変そうだな。

ラフタリアちゃんの優しさに俺も浄化されたい。

投稿 : 2019/07/14
閲覧 : 163

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトル通り

視聴理由 結構人気タイトルだよね

序盤 あぁ。コレ面白くなるのかな

中盤 あ、2クールかぁ。テンポが遅いかなぁ

終盤 見応えは終盤のみ

この話は「伝説」の「始まり」であり「続き」であり「終わり」
なんだろなぁ。まぁある程度は予想してたよ。結構な人気タイトルだからきっと中途半端なとこで終わって「俺達の戦いはこれからだ」になるんだろうって
それにしてもねぇ。
序盤から中盤にかけては視聴を断念しようかと思った。なぜなら私の大嫌いなジャンル、ゲスが入ってたから。
(この際話しておくけどまだ理由(?)があればいいけど理由が薄っぺらい頭の悪いアホは例え他人だとしても存在が許し難い。まだ「芸術を高めるために人を殺したサイコパス」の方が許せる。)
ジャンルは異世界・ゲス・勇者・主人公最強(?)
主人公最強に❔がついてるのはその通りで「オレ強くね?」みたいなオーラを出てたからねぇ

正直テキトーな内容だと思う
あまり好きじゃない

キャラは言わずもがな好きじゃない
声優は良いのにね

音楽はed2がとても良かった。それ以外は普通

総評 ビッグタイトルなだけの作品。原作を買おうって気にはならない

投稿 : 2019/07/14
閲覧 : 246
サンキュー:

15

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

出だし好調も、折り返しで普通の異世界アニメに

救国の勇者さまが国家の大罪人
勇者なればこそ反動は大きく、非難はすさまじくなるはず
と思ってたらそうでもなく、嫌われてるくらい
子供に唾吐かれ民衆から石打たれる存在にして、
もっともっといじめぬいて打ちのめさないと

武器屋なり協力者といった外堀もいじめぬく
いじめられながらも協力しており、いじましいと共感させてからの復権
こうなるとスカッとするんだけど

つーか波って田舎しか襲わないのか
そりゃあ王さまの感情政治で国が成り立つわけだ
ぜんぜん必死さがない国難ってなんなん?

1話の期待感がこうもさがるものなのか
SAOも同じような印象だったが、それでもSAOは見れちゃう熱さあったよ

投稿 : 2019/07/13
閲覧 : 250
サンキュー:

10

よっぴ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

う~ん

本当に久しぶりにむかつきました。
何でそこまでひどいの?って思っちゃいました。
でも最後はすっきりでよかったです。
2期がありそうなので、今から楽しみです。

投稿 : 2019/07/13
閲覧 : 248
サンキュー:

7

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最近流行りの異世界転生ものの中ではなかなか面白い

勇者として転生したのに最悪なスタート。
ここからのし上がっていくのが面白い。
嫌な思いをしまくってかなりひねくれてしまったところが面白い。

このテの作品にしては作画がキレイだったと思う。

次作が出るなら観たい作品。

投稿 : 2019/07/12
閲覧 : 235
サンキュー:

12

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

<60> 待遇の悪い主人公が冷たい世間に抗う異世界転生ファンタジー。

待遇の悪い主人公が冷たい世間に抗う異世界転生ファンタジー。
ゲームっぽい異世界は平凡だけど、正しい者が少しずつ報われる、というか鬱憤を晴らしてくシンプルな展開にはある種の安らぎを感じる。ちゃっかりハーレムを構築してくあたりもぬかりない。
ラノベ読者層のカタルシスを満たしてくれる作品かも。2 クールで歓喜。

13 話まで。
待遇の悪い主人公が世間と戦う異世界転生ファンタジー。
ゲームっぽい世界観は平凡だけど、正しい者が少しずつ報われる、というか鬱憤を晴らしてくシンプルな展開にはある種の安らぎを感じる。
ラノベ読者層のカタルシスを満たしてくれる作品かも。ちゃっかりハーレムを構築してくあたりもぬかりない。2 クールで歓喜。

<55> 世界観は平凡だけど、主人公の待遇が悪い異世界転生ファンタジー。
1 話視聴。
異世界転生ファンタジー。
ゲームっぽい世界観は平凡だけど、主人公の待遇が悪くて、初回は意外と面白い。鬱憤を晴らしてく展開になりそう。
観る前は切る気まんまんだったけど、どこまで続くか、時間が許せば観てみたい。

投稿 : 2019/07/11
閲覧 : 219
サンキュー:

6

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

徐々に楽しくなって来て、ジーンと来る事も

序盤はもどかしさも多かったけど、
徐々に、それ見たことか的な、スカッと感も。
とは言え、もどかしさはやっぱ残るかな。
特に他の勇者達にw
まあ物語の性格上仕方ないですが。
胸が熱くなるような場面や好みのキャラもあったりしたので視聴を続けました。

個人的にはラフタリアは初期の方が可愛かったし
日高里菜さんが、小倉唯さん的な役どころを
しっくり演じていてちょっと意外で妙に喜ばしかったりw

ちょっと話は長かったけどそれは気にならず楽しめました。
良作と言って良いかと。
続編期待。

投稿 : 2019/07/11
閲覧 : 182
サンキュー:

23

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

6話位までなら好評価だったけど

結局、盾の勇者が成り上がったというより、回りの評価を下げて、相対的に自分の評価が上がっただけみたいな感がするのが非常に残念だった。
あと、盾の勇者は攻撃力が無いという設定は面白いと思ってたのに、普通に強い技使ってるのがちょっと腑に落ちなかった(ラフタリアが攻撃で尚文が防御、二人で一人的な事を期待してたので)。
作画と音楽は良かっただけに、シナリオさえ良ければ…

投稿 : 2019/07/10
閲覧 : 181
ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

異世界成り上がりファンタジー

図書館で「四聖武器書」という本を読んでいたところ、突如として異世界へ召喚された大学生・イワタニナオフミ。
伝説の勇者の1人「盾の勇者」として世界を救うことになるが、ある朝、ナオフミは金と装備を盗まれてしまう所から物語は始まる。
-----------------------------------------------------------------

絵は見やすいデス。
キャラはラフタリアとフィーロが可愛くて癒しデシタ。
ストーリーは、主人公が絶望から這い上がっていくお話デス。
初っ端から、見る気が失せる程、嫌な気分デシタが、ナオフミが逆境を力に成長していく姿が何とも言えず、良かったデス。
ナオフミもラフタリアもお互いが支えあってる感じが好感持てました。
しかし、王やマイン、3勇者(特に槍)に関しては本当に自己中で、最初から最後まで全く好感持てませんデシタ。
全体的にテンポ良く、上手くまとまっていて、何だかんだ面白かったと思います。

投稿 : 2019/07/10
閲覧 : 223
サンキュー:

8

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

盛り上がりには欠けたかなぁ

 ピークは幼女ラフタリアちゃんでした。成長早すぎですよ・・・
主人公が嵌められた怒りのせいで的確な判断力がなかったように思えます。そしてそんなに有能じゃないように見えました。さらに3バカ勇者は更にひどかったし、全体的に人物描写が浅かったので入り込めませんでした。

投稿 : 2019/07/10
閲覧 : 159
サンキュー:

10

キャプテン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

全てが普通

面白さがどこにあるのか分からなかった。フツー過ぎて無いのかも。
異世界ならもう少し違いを出してメリハリをつけないとダメかなと思った。

投稿 : 2019/07/10
閲覧 : 157
サンキュー:

4

ジン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

第1話からの衝撃が最後まで続いていた

ただテレビで放送していたから見た、それが始まりのアニメでした。「どうせただの異世界アニメだろ」そんな思いを持って見ていました。そして予想をはるかに裏切る衝撃でした。主人公の地位がどん底まで落ち、周りを信じられなくなり、そして主人公自身をこんな状況にした周りへの復讐心で燃えストーリーが始まります。

登場するキャラクターもとても良く、個人的にはラフタリアがとても好きでした。彼女を救ってくれた主人公を心から信頼し、そして主人公の心が潰されそうになった時には彼女が救ける、素晴らしいキャラクターでした。もう一人の仲間であるフィーロも一部の人々からは絶大な人気を誇りそうな可愛いロリっ子でしたね…。

作品を彩る曲も素晴らしかったです。特に1クール2クール共にEDを歌った藤川千愛さんの歌声に私自身ファンになりました。彼女は歌唱力のみならず、表現力、物語に合わせた作詞力も持ち合わせており彼女がこのアニメを締めてくれて本当によかったです。2クールのEDである「あたしが隣にいるうちに」はほんとうに神曲だと思います。YouTubeにあるMVを何度も何度も見直しました。

この作品は私のアニメランキングのトップ10には確実に入ると思われます。物語だけで言ったら名作は沢山ありますが、この作品は総合的なレベルが高かったので私の中の名作となりました。

この作品と出会えたことに感謝します。

投稿 : 2019/07/09
閲覧 : 171
サンキュー:

11

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なぜ大人にした!?

2クールの長丁場だったがなかなか出来が良い作品だった。
ストーリーは意外に年季の入った作品なのでやや古臭さは残ってた気がするも、異世界転生ラノベの原点にして完成型と言っても大袈裟ではないかもしれないね。
仮に5年前にこのクオリティでアニメ化していたとしたら間違いなくもっと高い評価を受けたと思う。

ちなみに本作で一番面白かったのはやっぱり序盤・・・・というか、ぶっちゃけ言えば幼女版ラフタリアが可愛すぎた。
てっきり冒険&子育てストーリーになるかと予想していたが、まさかあっという間に大人になってしまうとはね…
オープニングやキービジュアルで幼女じゃなくなってたから嫌な予感はしていたが。
その後、フィーロやメルティなどのロリキャラが代わりに仲間になるけど、別にロリっ子を求めてたわけじゃあないんだよなあ~
ワイはか弱いタヌキ幼女に萌えてたのさ。。。←
まー、たしかにメインヒロインを幼女にすると主人公が変態になりうるジレンマは分かる。
大人版ラフタリアも献身的聖母感あって決して悪いキャラではなかった。
ただ、このアニメの最高潮は序盤のロリタヌキを育ててた時、そこだけは譲れないっす!

本作が他の異世界転生と異なる点は、主人公の尚文が最初から英雄になるのではなく一度どん底に堕とされてしまうこと、これは非常に斬新で良かった。
しかしながら、諸悪の根源であるビッチ女になかなか雪辱の機会が与えられないのは、いくらなんでもカタルシスが得られない。
一応、終盤も終盤でようやく鉄槌を下すことができたものの、もう少し早めにこの場面が見たかった。
そういう意味では結構ストレスの溜まるアニメだった気がする。
三バカ勇者は最終話までバカだったのも残念。
まあ、おそらくこいつらが痛い目見るストーリーがアニメ以降のシナリオで展開されていくのだろう。

未だ完結していない作品ということもあり、アニメはやや中途半端なところで一旦締めとなってしまった。
基本ラノベは専門外なので続きが見たければ原作で…というパターンになれない。
一応漫画版もあるとのことだが、ラノベのコミカライズ版って大体面白くないんだよな。好きな人には申し訳ないが。
ラノベ見るなら自分はやっぱりアニメ…ってことで、いつになるか分からないけど2期があったら嬉しい限りである。

投稿 : 2019/07/09
閲覧 : 204
サンキュー:

13

ひき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二人の絆を感じさせる終わり方が良かった…

大学生 岩谷尚文は、四聖勇者の一人、盾の勇者として
他の三人の勇者とともに異世界に召喚された。
この世界に起こる厄災“波”に対抗する手段として召喚された4人だったが、
盾の勇者尚文は、女従者マインの奸計にはまり、
財産を失いと冤罪による国民からの蔑みを受けるようになった。
絶望と孤独に苛まれていた尚文は、奴隷商人から買った亜人ラフタリアによって、
次第に生きる意味を見出し、フィーロ、メルティたちとともに
“波”に立ち向かっていく…。

最初から主人公最強、が多い中、
絶望から始まる勇者、という設定が斬新で良かった。
そして何より一途にそして献身的なラフタリアちゃんが良い。

ただ盾の仲間たち以外のメインキャラたちが、
もうちょっと…。
槍、剣、弓、そして王とマイン。
もっと賢くてもいいんじゃないだろうか。
尚文を仲間外れにするにしても、もう一段深いストーリーがあっても
いいのかな、と。

それとこれは第2期期待してもよいのかな。
いろいろと謎が多く残ってしまい、結構面白かっただけに、
このまま終わってしまうのはちょっと…。

最後はいい感じになったので、
新たにこの場所を起点に、
今度はもう一歩進んだ尚文とラフタリアのストーリーを見てみたい。

投稿 : 2019/07/08
閲覧 : 192
サンキュー:

18

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「女性」像が古い

まずキャラクターデザインが結構良いと思われます。なんというか。。。女性にも人気を出そうとしているのか、主人公がまずイケメンに描いているところが、昨今のアニメとは雰囲気が違うかも。

内容はキャプテンアメリカ(アメコミ好きなものですみません)の異世界版といったところでしょうか。(MMOという設定以外)

アメコミが日本でも認知が上がってきたので狙っているのか?


あと、どん底に落とされた主人公がどうやって成り上がっていくのかが見所だと思います。

追記:2013年のデンマーク映画で、マッツミケルセン主演の「偽りなき者」っていう映画があるのですが、考えてみたら似ているので引用してるかもしれません。2,3話観ましたがいきなり「美少女」奴隷を主人公が買う展開が、ヒロインを入れないと編集に怒られるからかもしれませんが、作品の質が落ちた気がします。どうしてもこういう展開にならざるを得ないのが、ライトノベル系の限界か。。

全話視聴:悪く言えば、この中で描かれる女性像が古い気がします。最近のアメリカンコミックスが日本で流行ったのは、女性をヒロインという脇役に収めずに「自立した個人」として描く様が新しいタイプの物語像があるのですが、ヒロインがまず古い。これは「ソードアートオンライン」や「君の名は」にも言えますが「古い」です。

もっと、ワンピースのように女性キャラクターにも焦点を当てて深堀できるような姿勢が必要です。

よって平均的な凡作です。

投稿 : 2019/07/08
閲覧 : 703
サンキュー:

19

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

仮SFスーパー英雄(?)列伝85

世界を襲う波から守るため、異世界(地球)から召喚された4人の勇者(剣、弓、槍、盾)の物語です。
まあ、よくある異世界チート物なんですが、この作品が他と違うのは、その4人のひとりである盾の勇者こと岩谷尚文の境遇でしょうか。
もともと他の3勇者に比べ、防御のみの盾ゆえに人気がない中、従者となったビッチ・・・じゃなくてマインに裏切られ、絶望の中から始まるところでしょうか。
地位も名誉も失い冤罪をかけられた中、奴隷商からラフタリアを得て盾の勇者の成り上がりが開始します。
あと、ラフタリアがかわいい。
ここ大事なんでもう一度言います。
ラフタリアがかわいいんだ~~~~~~っ(おいっ)


おまけ
言いたい事は言ったんでそろそろ感想を置い・・・(うわ~っ)
「やったぞ、成功だ(ここは?)勇者様、どうかこのアニメの感想を書いてください(ん?)」
それぞれ召喚された4人は
キャスティング(声優)の勇者、シナリオの勇者、作画の勇者
そしてネタの勇者こと天地人となり、「盾の勇者の成り上がり」の感想を書く事(ウソ)になるのだが、ネタだけあまり感想に関係ないので迫害される目に(って、おいーっ)

いや、その書いててあまり違和感なかったような(汗)
それにしても、他の3人の勇者って本当に必要あんでしょうかね。
面白かったですけど、主人公の尚文が境遇ゆえにひねくれているせいか、最後の方になるまで、爽快感をあまり感じない内容だったのは少しマイナスでした。
何よりラフタリアの御主人になるなんて、ゆ、許せん(待て)
冗談はともかく(ホントに冗談?)最後に爽快感も得られましたし、2期もあるようなラストだったので、良かったですね。

おまけ2
「勇者達よ、そなたらは襲い来る波よりこの世界を守って欲しいのじゃ(き、来た~)」
「(何だ、たいした・・・)この、ばっかも~ん(あひゃー)」
「ううっ、波は波でも・・・波平だとは(ガクッ)」

投稿 : 2019/07/07
閲覧 : 219
サンキュー:

21

ネタバレ

Dr.k(甘味亭) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

気づけば私は作者の掌の上......

原作未読、この作品に触れるのはアニメが初めてです。
{netabare}
振り返ってみると…ほぼ常にマインと槍の勇者の行いにイライラしながら観ていた気がします。
かと言って、主人公にも完全には感情移入出来ない。……けどいつの間にかしている。
私にとってはこんな作品でした。

それはともかく、特に槍の彼。
こんな人、よくネットにいますよね。勝手に都合のいい情報を狂信し、その「敵」とみなした相手への手段は選ばずに暴れ狂う。人の話は一切聞かない(言葉が「通じているのに通じない」)。
こんなにイライラしながら観た作品は久しぶりです。
……ってこの時点で、作者の手の平の上で転がされていた事になるでしょう。
(つまり、作品として楽しめていたという事です。)

気づいたら25話見終えていました。
結末はスカッとした…と言うより妥当な落とし所かと思った感じです。
マインだけは…あれだけ「おイタ」しておいて自由に動けているのはちょっと釈然としませんが。
処刑はアレだとしても、あの後も全く態度が改まってませんし。いずれ何かまたやらかしそう。

と、大半の方が述べているようですので、
多くは語りませんが、とにかく三勇者には呆れる他無かったです。一度、見てられなくなって視聴を止めてしまった程に。(←特に槍、18話)
教皇様のお気持ちがよく分かると言いたくなりました(その方法は決して正しくないので賛成は出来ませんが)。
そもそも「勇者」って何だ?と言う方向にさえ考えが及びそうになる。

…しかし一方。実際、私のような何者でもない、人生経験も深くないただの若者が…
突然、強大な力を持ち、民から崇められる「勇者」として異世界に飛ばされたとしたら…右も左も分からず出来ることは案外あの三勇者位のものかもしれない…とも思わされました。

あの三勇者は根からの悪人でも、はたまた善人でもない。
そういう意味では、すごく人間的と言うか生々しさも感じます。
彼らの行動原理には、己の信じる正義を貫くというものはあったのではないかと。
……しかしこう弁護しても…祝賀会に3人で出席したり盾の勇者への誤解を謝罪する素振りは見せない面の顔の厚さはどこから出てくるのか不思議でならないものです。
一応の変化が見られる25話最後のエピローグが、ひとまずの救いと言うところでしょうか(少なくとも剣・槍は……)。そういう事にしておきたい。

さて、三勇者の話はこの位にして。
25話まで観ても、殆どの謎が残ったように思います。
(私の頭にある点としては……
・「波」とは?その本質は……?
・前国王が「盾の勇者」を忌み嫌う理由
←前任の盾の勇者が何をした?
←その忌み嫌う盾の勇者をなぜ召喚した?それなら三勇者で良かったのでは?少なくとも国王は。
(本来、1人だけ召喚するはずの物を独占召喚。
そこまで盾が嫌いなら……)
・「異世界の勇者」は四聖勇者を倒さなければ「異世界の勇者の世界」は救えない←なぜ?)

先に述べた通り、私は原作未読ですので、「結局良く分からなかった」面があるのも否めませんが、
どうやらまだまだ物語のはじめに過ぎないと言うことのようです。

ですので、物語の評価はどうともしにくい……。
(ラフタリアの話はもちろん良かったと思います。
ただ、根本の世界観レベルで…)
このままでは不完全燃焼感も若干あるので、
是非2期の期待をしておきたいと思います。

三勇者の成長も願いつつ。
(あれ、盾の勇者の物語のはずなのに……
いやしかし、「成り上がり」と言っても同列である他の三勇者がアレでは……)
{/netabare}
それと最後に特筆したい事として。
音楽はOP、ED、挿入歌(bgm)共にとても素敵でした!特にEDはとても私好みでした。

投稿 : 2019/07/07
閲覧 : 278
サンキュー:

10

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不信の病に冒された世界

原作小説はweb版、ライトノベル版、共に未読。

例えば、争いが続く世界を団結させるにはエイリアンなど
人類共通の敵をけしかければ良いと言う思考実験。
或いは、多種族でいがみ合って来たけど、世界の危機を前に、みんなで力を合わせて
魔王を倒してハッピーエンド♪と言うRPGの王道シナリオ。

本作みたいな物語を体験すると、そんな物は嘘っぱちだと痛感します(苦笑)

世界を襲う“波”の災厄を前にして、別世界から“四聖勇者”たちを召喚するに及んでも尚、
{netabare} この異世界は、国同士で勇者召喚すらも出し抜けの一手として策を弄するなど足を踏みつけ合う。
世界の危機すら、親兄弟で繰り広げられる政争の具でしかない。
民族差別上等。“波”すら迫害の好機にする。{/netabare}

観ているだけで“カースシリーズ”が解放されそうな浅ましさw
この世界の危機の本質は不信なのだとつくづく思い知らされます。

本作の“波”の真相を推測すると……
{netabare} “波”の活力源は嫉妬、差別、憤怒などの悪意であり、
好物である不信に取り憑かれた世界を求めて、
次元を越えて巡り歩く病原菌のようなもの。
故に呪いの盾は強力だが、長期的に“波”を増長させる劇薬?
別の異世界からやって来たグラスたちも
“波”の災厄も、風邪の如く、うつせば治るくらいの感覚なのでしょうか?{/netabare}


今回、成り上がることになった盾の勇者こと岩谷 尚文。
ドン底を味わった故に、彼にとってもゲームっぽい異世界であるこのファンタジー世界を、
いち早くリアルな世界として真剣に捉えたからこその逆転劇だったと思います。

特に中盤、{netabare}他の三勇者が“おつかいクエスト”をやっつけでこなした後、
起こった諸問題を、盾の勇者様御一行が尻拭いして回る件。
住民の困り事をクリアして報酬ゲットしたら終わりのゲーム内イベントとして処理するだけの三勇者。
闇経済の活用も含めて、この世界を本気でサバイバルして来た尚文。{/netabare}
プレイヤー感覚とリアル感覚の意識の差をハッキリ感じました。

ただ、他の三勇者がポンコツかと言うと、私はそこまで責められないと感じました。
だって、少なくとも日本国やそれに極めて近い世界でゲームに勤しんできた勇者たちには、
視界に各種バロメーターやメニュー画面が見えるファンタジー世界なんて、
余程、痛い目にでも遭わない限り、ゲームであって遊びであるとしか思えませんよw

その上、かなりチートな勇者専用武器&能力を授かり、
イケメン、美女まで侍らせれば、調子に乗らない方がおかしいかと。
私も転生されたら槍の勇者みたいに、萌えハーレムイベントとか期待しちゃうと思いますw
そして、{netabare}巨鳥に蹴り飛ばされるとw{/netabare}

むしろ、世界をゲーム感覚で合理的に捉えて来た
三勇者なりの視点や長所も垣間見えました。
やはり、価値観の異なる者同士で協力し、視野を広げることが、
“波”攻略の鍵なのだと思います。


音楽は良曲揃いだった主題歌も然る事ながら、
ケビン・ペンキン氏の劇伴は相変わらず私の好みのツボを押さえていました。

BGMが金管や打楽器の力押しで前面に出張って来るのも熱くて良いですが、
彼みたいに弦楽の繊細な音色も駆使して、
後衛でジックリとシーンを暖める劇伴も良いものです。

『メイドインアビス』に引き続き、彼は私のファンタジー世界への執着を深めてくれました。


好きなキャラは色々いましたが、
フィーロちゃんは可愛くて食いしん坊で面白い鳥型生物だったと思います。
一応、鳥の中でもかなり特別な鳥であるはずなのに、
馬車をあんなに楽しげに引く魔物なんて、どこの世界を探しても恐らくいない(笑)
あれは、ある意味、究極のチートだと思いますw

続編があれば、私はまた、フィーロちゃんの馬車引きで幸せな気持ちになりたいです♪
だから、今後も、{netabare}盾の勇者様御一行はファストトラベル禁止でお願いしますw{/netabare}

投稿 : 2019/07/07
閲覧 : 468
サンキュー:

41

ネタバレ

ゴノウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あの冤罪はシャレにならない

現代日本じゃシャレにならない冤罪それはレ○プそれを第一話で喰らった主人公
ここから主人公がどう復讐していくのか
エロアニメだとそっち系のマスタークラスに弟子入りして相手の家庭崩壊まで持って行くってやつもあったけど、そこはなろう作品の深夜アニメ陥れたクソアマへの復讐と最初からまともに相手にしなかった王への復讐、そして他の3人の勇者への復讐と復讐相手が沢山居るね
どうも最初から武器屋で売ったら幾ら?とかフラグを立てるなーと思ったけどね

これほど嫌いになる登場人物も珍しい。まるで南朝鮮人みたいだ
太郎二郎三郎と言われた盾勇者
太郎二郎と違いこの主人公には頑張って欲しいと思う
マイフェイバリットのゴブリンスレイヤーとはまた一味違うダーク感に期待です

結局三勇教の大教皇が元凶の源だった
第一皇女を次期女王にしてやると言葉巧みに言いくるめ、王には各国に一人づつ召喚するはずの勇者を四人全員召喚させ、自身は勇者の扱う伝説の武器のレプリカ(これがチート能力)を所持しながらも波で発生する魔物とは戦いもしない。
あげくに勇者全員を殺そうとまでした自分さえ良ければいいという極悪人

女王と盾の勇者の力で教皇を見事粛清抹殺に成功

そして女王が執り行う裁判の席で第一皇女マインの悪行が暴かれ尚文の冤罪が証明され国民にも冤罪と認知されました

しかし、頭の悪い他3人の勇者は協力や意見を聞き入れると言う事をしない
あくまでもゲーム感覚。特に槍の勇者の頭の中お花畑にはムカつくを通り越して呆れた。

最後は異世界の扇子の勇者と鎌の勇者との戦いを経て尚文のPTに新メンバーが加入

これは2期をやって欲しいです。

投稿 : 2019/07/07
閲覧 : 324
サンキュー:

13

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

盛り上がるはずの成り上がり回以降に工夫が欲しい作品

世界観:6
ストーリー:5
リアリティ:4
キャラクター:6
情感:5
合計:26

<あらすじ>
ごく平凡なオタク大学生・岩谷尚文は、図書館で出会った1冊の本に導かれ異世界へと召喚されてしまう。
与えられた使命は、剣、槍、弓、盾をまとう四聖勇者の一人「盾の勇者」として、世界に混沌をもたらす災い「波」を振り払うこと。
大冒険に胸を膨らませ、仲間とともに旅立った尚文。ところが、出発から数日目にして裏切りに遭い、金も立場もすべて失ってしまう。
他人を信じられなくなった尚文は奴隷の少女・ラフタリアを使役し、波に、世界に、立ち向かおうとするが―。果たして、この絶望的状況を打破することはできるのか?
すべてを失った男の成り上がりファンタジー、開幕。
(公式サイトより)

異世界物はどちらかと言うと好きなので視聴した経緯です。

冒頭から{netabare}クズとビッチに嵌められていく所は安易な展開ながらも面白く、タイトルから、そこから如何にして成り上がるのかを楽しみに視聴を続けていきました。盾の能力がチートっぽく感じる時もありましたが、呪いの力を発動した後にダメージを受ける等、バランスはぎりぎり取れていました。

20話まで盛り上がりなく、尚文のパーティーが女性キャラばかりになっていったり、それぞれに好意を寄せられるハーレムもあったり、他の勇者等パーティーからは理不尽に蔑まれたりしましたが、視聴が厳しいとは思わなかったので、少なくともそこまでは一定の魅力がある作品と思います。

それで、21話「尚文の凱旋」でようやく汚名が雪がれますが、女王が尚文のことを信じられた理由がわからなかったことと、女王からお金を貰わないのは偽善に見えて共感できなかったこと(王家に対して斜に構えているので、むしろ多額を要求したほうが納得いく)で、評価が上がらなかったです。

更に、次の回でビッチが性懲りもなく尚文に毒を盛ります。そこで、「またかよ、こいつ全然懲りてねーな」と笑ってしまいそうになりますが、なあなあで終わったことで作品評価を下げざるを得なくなりました。自分が命を狙われたとしたら、流れからして即刻処刑します。ビッチが、発見されたら処刑されるとまで思っていないことに全くリアリティを感じない(ギロチンの処刑台にまで上がったのはそういう画を見せたかっただけですか?)し、それを知った女王にも切迫感が足りません。

5人目のパーティーも天然っぽい女性キャラでした。{/netabare}

気付いたら2クール完走していましたが、盛り上がるはずの成り上がり回以降で評価が下がってしまったという残念な異世界作品でした。続きは見ても見なくてもよいかな、という感じです。

(参考評価推移:3話3.5→19話3.4→21話3.5→22~25話3.3)
(2019.1~7視聴)

投稿 : 2019/07/07
閲覧 : 297
サンキュー:

29

スズメバチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

盾が武器…(*_*;

4人の勇者の話だが一人だけ最初から酷い扱いを受けるとか、

ほかの3人がどうにもならないイタイ頭の持ち主だとか、

異世界ものにしては骨太か?と思ったのもつかの間、

途中から「チーレムムソウ」状態に…

あっ!盾は武器ですね

投稿 : 2019/07/07
閲覧 : 154
サンキュー:

7

ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「わるいやつ」ってどんなのだっけ。もう思い出せないよ。

[2019/07/05 v1]
[2019/07/06 v2 語句・文章修正]

原作知らず。

全体としては良かった。
一本調子な異世界ファンタジーとは少し違うものを観たいなら、お勧めできます。

声の演技は良かったし、作画も一定以上の品質を維持し続けたと思う。
OPは個人的な好みからは外れるものの、作品の印象に合っていたと思う。
ED曲はとても良かった。特に前半(と、最終回)のED曲は、曲の入りが緊張から解放してくれるような気がした。

肝心の物語としては、ラフタリアは可愛い。他の「異世界もの」のように、始終 Easy Modeのままのっぺりと進むではなく、しっかりと起伏のある物語となっていた上にラフタリアが可愛い。6話~20話あたりの長期にわたる中だるみ感は否めないものの、その中でもラフタリア可愛い。慣れない書き方はするもんじゃないな。

この物語においてラフタリアは盾の勇者の救いであり、支えであり、その世界に盾の勇者が居続ける理由となる存在であった。その人物がとても魅力的に描かれたことは大変良かったと思う(少なくとも僕には)。フィーロ、メルティとハーレム構成員が編入されるが、盾の勇者とラフタリアの関係は別格であることが最終話で示された。この描かれ方は本当によかった。

盾という守備主体の武具を主人公の得物とした点は面白いと思う。いつの間にか最強攻撃兵装と化していたが、バックラーがもの凄いことになってるんだろきっとー、とトボけながら観ていた。この点はもう少し頑張って欲しかったかな、とは思う。勝手な言い分だが、勇者は本当に守るだけ、せいぜいサポートバフ程度に収めてもそれなりの展開ができたのではと思う。

最終話の「フィナーレの入り」は凄く良かった。ED曲のイントロとのかぶせ方もとても良かったと思う。しかし、フィナーレ全体としては不満が残る。余韻がなく、そのうえ僕にとってはとても後味の悪いフィナーレとなってしまった(理由後述)。

物語そのものは目新しいものでは決してないと思う。ファンタジーな存在と能力とがあって、なんやかんやで強い、もしくは強くなると言う点では、他の異世界転生ものと基本は同類だと思う。それでも最後まで楽しめたのは、冒頭に述べた「起伏」のおかげだと思う。

しょせん人間は絶対量ではなく相対量を意識する存在である。つまり、変化を感じ取ることしかできない。服を着てすぐに服の存在を意識しなくなるように、しばらくすると眼鏡の傷が気にならなくなるように、続いている幸せを忘れてしまうように。

最初から最後まで「俺Tueeeee」のままだと、その強さがどれほど高いレベルにあろうとも慣れて行ってしまう。その点、この作品は主人公の境遇、心情、周囲の上下動・起伏があり、それなりに「変化」を見せ続けてくれた。大事なのは、こういうコントラストなのだと思う。それ故、「ストレスフリー」な作品はよほどお話しがうまく練られていないとあっという間に飽きてしまう。

この「起伏」を作るためには何かしらの手段でもって主人公を「下げ」、その後に「上げる」ことになる。「上げ」要因は言うまでもなく、盾の勇者本人の成長・強化であり、周囲の反応であり、なによりラフタリアであった。それぞれ(それなりに)良く描かれていたと思う。

他方、「下げ」要因に関しては二つの不満を感じた。
一つは作者に対する不満であり、もう一つは視聴者としての自分に対する不満である。

作者に対する不満は、本作における「悪役の描き方」のヘタさである。これは先に述べたフィナーレに対する不満にもつながるが、端的には盾を除く三勇者とマイン(ビッチ)・王(クズ)の人物造形のひどさに対する不満となる。悪役・敵役は物語において必須であり、その存在を否定することはしない。が、魅力に欠ける悪役が物語を引っかき回す不快感が観ている側に与える影響を、作者はもう少し考えてみて欲しい。1クールものならまだしも、2クールつかってこれ、と言うのがいただけない。

槍の勇者を筆頭に、三勇者はただのアホウとして描かれ続けた。これでは敵役として役不足。というより、それらアホウと張り合うことで主人公の立ち位置までをも下げてしまっている(主人公も同格ということになる)。彼らが物語の上で機能したのは精々前半まで。悪役の立場から降り勇者として成長していく過程を描く、あるいは、「悪役」としてのより高い正当性を与えることもせず、当初のままの人物造形で作品を終えてしまった。これでは僕の大嫌いなのび太くんと同じ、成長・変化のない馬鹿そのものである。身勝手気ままで役に立たないということなら「波」の闘いに参加させたとしても早々に戦線離脱させるなど、せめて目立たなくするべきだったのではないか。フィナーレでの弓の勇者の言葉は、彼が不変である印象を僕に与えてしまった(他の二人は、何らかの変化が感じられたように思う)。

王族の二人の造形の甘さに対する不満は、ひいては女王の描き方における詰めの甘さに対する不満につながった。特にマインは、その行為の必然性や合理性が最終的に崩壊してしまった。にも関わらず、断頭台から生還して以降の行為・言動をあのように描いたのはいただけない。作者が「悪い人」を描写できない、というより、「イヤな人」しか知らないということなのではないかと勘ぐってしまう。マイン・クズともにフィナーレに登場し「以前と同様」であることを強烈に印象づけてしまった。
しかし、フィナーレにおける最大の不満、後味の悪さは女王が見せた表情に他ならない。自らの命を引き替えにしてまで守ろうとし、改心を願った(←実はこれが微妙なのだが)ものが、何も変わらずあり続ける姿を見て「やれやれしょうがないわね」という顔をできるものだろうか。もしや「さすがはマインの母親」ということなのだろうか。いかにも詰めが甘い(ま、実際あの場面でクズが何してたのかは分からないんだけどね)。


本作における、これら「胸糞」要員は実際に出来が悪いと思う。しかしその一方で、この程度で「胸糞悪い」ことになっている自分にも驚いてしまった。昔の映画やアニメなら「The 理不尽」然としたキャラクターがもっとたくさん居たではないか。多分 {netabare}。。。(いや、実は。。「救いのないダメな奴」を思い起こそうとしてみたのですが、これが出てこないんですよね。のび太・スネ夫・ジャイアンとドラえもん以外に。中学生になって以降、二十歳過ぎまであんまりテレビ観なかったのもあるんですけど・・・) {/netabare}。これが「自分に対する不満」。

どうやら僕は、イヤな奴・悪い奴が出てこない、平和でハッピーな起伏のない物語に飼い慣らされていたようだ。

投稿 : 2019/07/07
閲覧 : 360
サンキュー:

41

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どうしたん

なんか、盾以外の勇者とクズとビッチと王族の言いなりになる奴らは、一体どうしたん?っていうくらい根性ひん曲がってるの、マジでどうしたん?笑
ビッチはもう、なんか母親にも、この子、虚言癖があるから言われて、奴隷紋刻まれるの、マジでヤバイやつやん。外とか出歩かせたらアカンタイプの精神病者じゃないの?汗
まぁ、なんかすげー世知辛い異世界やけど、話は面白かった!
女の子が可愛い。

投稿 : 2019/07/06
閲覧 : 153

オカモン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絶望から始まる勇者物語

こんなにも讃えられず、むしろマイナススタートの勇者物語はよくよく考えると新しいと感じました。

しかし絶望の中からやれることを見つけ、仲間に巡り会い、情報を探り、着実に成長していき、結果他の勇者よりも抜きに出て困難を解決していき信頼を得ていく過程は見ていてとても気持ちの良いものでした。

また2クールという長いアニメにも関わらず、珍しく失速せず先が気になる異世界物も久々です。

原作は未読ですが、wikiを読む限りさらなる展開が想定されるので今後非常に楽しみです。コミックスも購入しました。
原作もぜひ読んでみたいなあ。

おそらくアニメ続編もきっと制作されるでしょうから期待して待っていたいと思います!

投稿 : 2019/07/06
閲覧 : 201
サンキュー:

15

しぃち(゚▽゚ノ)ノ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

粗品「我が鉄壁の皮はお前たちには傷すらつけられまい!!!」

25話(終)までみました

制作会社はキネマシトラスです

物語なんですが、おもしろいと思いました
声優さんは、割とよかったのではないでしょうか
あとは、まあまあかなと

とてもネガティブな心理になってしまった主人公を支える、不幸なヒロインである"ラフタリア"と明るく強く生きるフィーロが見どころになります
私には嫁もおりませんし、子供もおりません
ですが、私に家族ができたなら頼りがいがある主人公のようになれればなあと思います

細かい部分の解説はしませんが、悲劇の主人公が成り上がっていく過程で"スカッと"な気持ちになってみてはいかがでしょうか

投稿 : 2019/07/05
閲覧 : 225
サンキュー:

19

J さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごく良い!

最初はどん底からスタートしてそしてそこから這い上がって行くような感じがたまらない。心が揺さぶられるシーンが多かった繰り返し見たい作品

投稿 : 2019/07/05
閲覧 : 181
サンキュー:

6

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盾の勇者の成り上がりのストーリー・あらすじ

図書館で出会った一冊の本。そこから勇者として異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文。盾を使う能力を持った彼は、陰謀と裏切りに会い、異世界ですべてを失ってしまう。どん底からの成り上がりを描いたヒロイック・ファンタジー!(TVアニメ動画『盾の勇者の成り上がり』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年冬アニメ
制作会社
キネマシトラス
公式サイト
shieldhero-anime.jp/
主題歌
《OP》MADKID『RISE』《ED》藤川千愛『きみの名前』

声優・キャラクター

石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜、松岡禎丞、高橋信、山谷祥生

スタッフ

原作:アネコユサギ(MFブックス『盾の勇者の成り上がり』/KADOKAWA刊)、原作イラスト:弥南せいら
監督:阿保孝雄、シリーズ構成:小柳啓伍、キャラクターデザイン・総作画監督:諏訪真弘、デザインリーダー:高倉武史、デザインアシスタント:和田慎平、モンスターデザイン:森賢、アクション設計:黒田結花、プロップデザイン:杉村絢子、色彩設計:岡松杏奈、ビジュアルアドバイザー:増山修、美術:木下晋輔/西口早智子/明石聖子、3DCGディレクター:越田祐史、2Dアーティスト:hydekick、モーショングラフィックス:上村秀勝、撮影監督:梶原幸代、編集:須藤瞳、音響制作:グロービジョン、音響監督:郷文裕貴、音楽:Kevin Penkin、音楽プロデューサー:飯島弘光/植村俊一

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