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「ケムリクサ(TVアニメ動画)」

総合得点
76.8
感想・評価
532
棚に入れた
1835
ランキング
676
★★★★☆ 3.6 (532)
物語
3.7
作画
3.3
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.6

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ケムリクサの感想・評価はどうでしたか?

tag さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

正にオリジナルアニメ、たつき監督に乾杯!

似たようなコンセプト、見たことあるような絵、原作ありでリスクを取らない製作委員会方式、、、。

そんな中、斬新なストーリーコンセプト、絵の雰囲気も全く違う独特な世界観を作り出し、それでいてエンターテイメントとして秀逸。正にクリエーターの仕事!

淡々とした展開、しかしその不思議さに引き込まれる序盤、ラストに向かって徐々に垣間見える謎と伏線、それを回収するラストへのドキドキ。

エンディングの何気ない背景にも意味が込められ、作り込まれ感が半端ない。

ラストも、色んなことがよぎり、意味の深い作品でした。

こんな、オリジナルを創り出せるクリエーターに出会えて幸せでした。

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 438
サンキュー:

11

おーいん君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界に愛されているか?

魂を燃やしているか?
生きる事に飽いてやしないか?
自分の心に報いているか?

一話一話、見ていくうちに問いかけられていくようで。
最終回までに完全に中毒になるんですよ。
そして最後まで、ちゃんと見た人にはさらにこの中毒を永遠の感動にしてくれるものが用意されています。

それは製作者の作品への愛だと思うのです。

 このアニメが凄い!を挙げるなら、コレです。

ただ、この凄さは単純では無いんですよ。
オープニングからエンディングまで、じっくり全話見て、グッとくるものがあるんです。
だから、本当にアニメが好きになったら見てほしい。

これが数年後、忘れ去られてしまう事が無いように。心から祈っています。

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 304
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

目標がないから冒険は楽しい

最後まで謎が多かったが、「ご都合主義的展開のハッピーエンド」ではある。
機械的な性質が強い疑似人間と元来の生物学的な性質が強い人間が出会い冒険をする物語である。
両者ともに目標は「機械的性質が少ない豊かな自然環境」で一致しており、機械的な人間と生物的な本来的な人間の間で共通の理解を見出すこともでき、また、恋愛も可能らしい。

重要なことは、主人公たちが冒険を続ける意味を、冒険しながら見出していくことである。最初はただ単に「戦うだけ」が「やるべきこと」であり、「本当にしたいこと」は不明なままである。そこに「異質な無関係者」が突如として介入し、「好奇心」によって「当事者の生活」を撹乱し、「真実」に至る。

多くの冒険物語では、倒すべき敵や手に入れるべきものが物語前半で決まっていることが多いが、本作品は終盤になってようやく明確になる。それまで視聴者は「自由に」想像を巡らせることができる(悪く言えば、振り回される)。本来、我々の「現実」もそのようなものではないのか?

投稿 : 2020/04/18
閲覧 : 267
ネタバレ

みぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.5 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

最後の展開が。

覚える単語やヒロインたちの名前、言葉がたくさんでてきたので1日で完走しました。
ストーリー的には姉妹たちを失ったと思っても1日1日を生きようとしていてとても感動してみていました。

最終章、こんな世界になった過去を知り、懸命に命を大切に戦ってけれども3人のおねえちゃんが消えていくときとても切なかったです

又、こんな世界になった過去を知る場面ですが
最終的に主人公がなぜ記憶を失ったのか、なぜ主人公がヒロイン達の世界に来たのか、どうして『はじめのひと』と呼ばれているあの子は消滅したのかなどの点がかなりというか、最後までわからず終いでした。

それにこの辺は好みなんですけど作画の動きが硬くて、泣き顔とかも涙ながしているのかもわかりませんでした。さすがに涙でているのかもわからないのとかはかなりやばいとおもいます。声優さんの声を台無しにしている
※個人的な見解です

投稿 : 2020/04/18
閲覧 : 319
サンキュー:

4

ネタバレ

k57x83 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

荒廃した、優しい世界

紆余曲折あって世に出された作品
紆余曲折をyoutubeで見てしまったので
レビューにその影響が若干含まれているかも

流石というべきか、世界観とキャラ設定の作りこみ、
それに合わせたストーリーが上手い
ちゃんとキャラ、行為に背景があり、
物語に納得ができる。

けもふれ1とは違い、荒廃した世界
だが、
みんな誰かを想って行動する、優しい世界

声優、音楽は普通
作画は昨今のものに比べると、動き、綺麗差は一歩劣る。
が、もしかしたら世界観や物語に集中させるため
そのようにしたのかもしれない。

面白かった。

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 276
サンキュー:

4

ネタバレ

ちゃんもり さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これがたつきワールドか。

「ケムリクサ」。

何処かで聞いたことがあるような気がするのに、何処にも
意味が存在しない言葉。ただカタカナ5文字で綴られたこの
タイトルは、視聴する前から様々な想像を掻き立てる。
そして可愛らしい少女が薄暗闇に舞う、美しくもどこか不気味さを
感じさせるティザービジュアル。
たつきというアニメーターの真骨頂は、何と言ってもこの
オリジナリティ溢れる世界観と言って良いだろう。

本作を視聴するに至った皆さんの多くは、おそらく
「けものフレンズ」も視聴していることだろうが、
知らない人のために少しだけ紹介しておくと、
「じゃぱりパーク」という名のサファリパーク的な場所に
迷い込んだ「カバンちゃん」という名の幼女が様々な
どうぶつ(幼女)と触れ合いながら自分と同じ「にんげん」を
探して旅をするお話である。
上記の触れ込みだけ聞くとキャラ萌えアニメのように
聞こえるかもしれないが、動物がみんな幼女化していることや
パークにカバンちゃん以外の人間がいないことにも実は
伏線が貼られており、明るくほのぼのとした作品の空気感とは
ある意味ミスマッチな謎解き展開も見どころのひとつだ。
けもフレがただ女体化した動物たちが可愛いだけの
アニメであったなら、当然社会現象にまでなっていないだろうし、
たつき自身の知名度もここまで上がっていなかっただろう。
そこには何と言っても観る者を惹きつけて止まない魅力的な
世界観とキャラメイキングが確かにあったことの証左である。

そして何度も言うが「ケムリクサ」。
私はこのタイトルを初めて見たとき「天才か」と思った。
これは思いつかない。めちゃくちゃカッコイイ。
最近よくある「〇〇が✖️✖️で△△できない」みたいな
もう身も蓋もおまけにセンスの欠片もないタイトルとは雲泥の差だ。

そしてそのタイトルに迸っている類稀なセンスはやはり本作の
世界観に於いてもビシビシ伝わってくる。
けもフレでも漂っていた「ほのぼのしつつも何処か不気味な世界観」は
荒廃した近未来のディストピアを舞台により色濃く描かれる。

生き延びるために水を探し、「ムシ」と呼ばれる外敵と戦う
少女たちがある時ワカバという名の記憶をなくした青年を
拾ってしまったことで物語は始まる。
ケムリクサと呼ばれる様々な色の木の葉を使ってムシを撃退しつつ
ワカバと少女たちは新たな安住の地を求めて旅に出る。
旅の中で、彼らの生い立ちと旅の真の目的が明かされていく。

あらすじとしてはこんなところだろうか。
私個人的にはストーリーとしても十分に及第点をあげられると思う。
3DCGを活用したキャラクターデザインや戦闘シーン、
ボーカロイドを起用したダンサブルなEDはまるで
動画投稿者が作成したMAD映像がそのままプロのクリエイター領域に
達してしまったかのような印象を受ける。
ニコニコ動画やyoutubeでの「お遊び」だと思われていた文化は
今や、今まで誰も作れなかったような新世代の映像芸術にまで
昇華しつつある。時代というものは恐ろしい。

少し謎を残したままな終わり方は気になるところではあるが、
本作のアートフィルム的側面を鑑みるに、全てを説明し切ってしまうよりも
余韻の残る良い幕切れだったと思う。

「良い」「悪い」「おもしろい」「つまらない」
そんなものは観る人によって違う。
クリエイターにとって、何よりも大事なものは個性だ。
たつきという人物が放つ強烈な個性が今後も楽しみである。

投稿 : 2020/03/31
閲覧 : 278
サンキュー:

6

ネタバレ

ぺろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

深いね・・・

結論・・・面白いには面白いです。

ストーリーは文明が滅んだディストピアな世界での物語です。

1話目から最終話まで様々な伏線が張られていていろいろ予想しながら
見ていけるのが楽しいところだとおもいます。

ですが視聴しながら「よくわからん」という事もあり
みなさんのレビューや総評などをみてようやく伏線の回収ができました。

上に少し書きましたがストーリーは文句なしです。

最後に思うことは・・・やっぱり「作画」って大事ですね!
※作画が悪いという事ではなく自分に合うか、合わないかということです!

投稿 : 2020/03/01
閲覧 : 315
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

たいして面白くなかったです。

確かに「けもフレ」の原型となったストーリーっぽいですが、華やかなけもフレと違ってつまらなかったです。
キャラもりんがちょっと魅力的だった以外は大して魅力がなかった。

「けもフレ2」への反感で高い点を付ける人も多いけど、総じて凡作以下の作品でした。

投稿 : 2020/02/28
閲覧 : 385

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

Finding my life in the 『KEMURIKUSA』

『けものフレンズ』が苦手だったのでこの作品もスルーするつもりでしたが、好きなアーティスト『ナノさん』が歌ってたので視聴しました。
んで結果は… RPG系が好きな私には合ってた作品でした。観た感じだと謎は結構残ってますね。


原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全12話・30分アニメ)【Twitter公開の0,5〜0,9話(話数?も一話アリ)+TwitterやYoutubeやニコニコ動画でも12,1話のショートストーリーもあります。】


崩壊した世界で生き抜いて行くSF物語と想像して頂ければ。バトルもあるのでアクションも追加かな。


簡単に。
廃墟が広がる薄暗く赤い霧がたちこめる世界。
そこには『りん』『りつ』『りな(りなっち、りなじ、りなぞう、りなよ、りなこ、りなむ)』の姉妹が水を探して生き抜いていた。ただ水を手に入れるのは簡単ではなくなぜか姉妹を攻撃してくる『赤虫』と戦う。
ある日、水を回収していたら記憶喪失の青年『わかば』と出会う。姉妹達には警戒されるがあるキッカケで警戒は解かれないが共に行動をする事になる。
「一島」で姉妹達は果てる覚悟だったがある理由で水が豊富にある新天地を目指す為に移動をする事になるが果たして…
…ってとこですね。


最初観た感じだとチュートリアルで失敗してるかな?と思いました。私はRPGゲームやSF(ファンタジー要素が高いのに限る)が好きなので足らない設定や足らないストーリーを想像して楽しみました。
後に(11話で)伏線回収して色々繋がりますが、それでも足りないと思うのでそこが勿体無いかな。結構11話の回収は良かったんだけどね。
なので想像するのが苦手などの方は評価を低くする要因になると思います。これは原作か脚本なのか分かりませんがね。

後、評価を低くする表現としては「ナッ!」や「ニャ」とかの語尾が受け付けないとかですかね。アニメ・ゲームとか慣れてないと拒否反応する人が出てくるかもしれません。
ただこれは意味がある事なので仕方ない。最終話で謎が解けますのでお付き合いして下さい。

なので私は崩壊した世界である場所で繰り広げられる一部分を描写した作品だと解釈しました。Youtube等で放映されてる最終話後の後日談(12,1話)はまだまだ続くストーリーみたいな展開なのでそう受け止めてます。


さて、ちょっと否定的に入ってしまいましたが私は結構好きな作品です。世界観と11話の回収の綺麗さ、そしてOP曲のカッコ良さ+詩の良さ、ED曲の表現の仕方、特にED曲は11話の表現と最終話の表現は凄く好きです!最終話のED曲のホワイトアウトするとこの一瞬の演出は『ビクッ!』ってしました。
(最終話ED曲はアーティストも必聴ですよ♪)

個人的にはまだまだ続きそうなストーリーだし世界観が世界観なのでRPGゲームとしてやってみたいと思いました。謎がかなり残ってるのでやり方次第では良作になるかも?と。
1番はやはり『ケムリクサ』かな。どうして使えるかもなんとなく使えるだったし、色違いで効果が全く違うものだし姉妹によって得意とする色の『ケムリクサ』がある。(11話で少し分かります)
でも攻撃にも防御にも回復にも補助にも『ケムリクサ』が使えるってゲーム向きだなぁ。


ノーマルED曲の各キャラがある表現をされるのですがその表現が意味が分かると妙に切ない。
そして2周目視聴すると『さいしょのひと』の気持ちや意味が世界が分かり切なくなる。(設定だけの『ななし』がもし表現されたらもっと切なくなるかな)
『さいしょのひと』と共に居た○○が『わかば』と会ってその後の展開は胸が苦しくなります。

なぜ姉妹と一緒に行動しないのか、なぜそう出来ないのか、ある人物達の描写が9話で少し分かって最終話で合致した時は少々辛かったです。
『ケムリクサ』ってそんな事も出来るんだ。


ちょっと最終話に不満を言うなら『わかば』が走ってるとこの描写後、背景が変わった後が一時停止みたいになってたのが残念。制作に時間が足りなかったのかな?
ただ最終話はCM挟まずに全て流したのはかなり良かったです。熱量そのままに観る事が出来ました。


結構謎が残ってる作品なのでここらで締めましょうかね。

ちょっと面白かったのが♯8後のCMですね。まさか『どん兵衛』とコラボするとはね(笑)
あーそうですよ。食べたくなってコンビニで買って食べましたよ!気分がうどんだったのできつねうどんの方ですが(笑)
お湯を沸かすのも『ケムリクサ』を使ってたりとそこは中々良かったな。『キイロ』とかもね。

後驚いたのが『CV小松未可子さん』の『シロ』ですね。「え、これ小松さん!?」ってなりました。

ちょっとしたとこだとガヤでキャラ達が何か話してるとこが気になりましたね。所々ありますから聴き逃しなく!
個人的には『りょく』が好き(笑)面白い!


さて、感想で書いた通り話数の後半で伏線回収等がありますが最初はちょっと物語に入りにくい可能性があります。多少難はありますがSFや想像するのが好きな方にはオススメしたいですね。


最後は『ナノさん』の詩と『ワカバ』の言葉を借りて少し謎を残して終わります。


『ワカバ』
「好きなことして、楽しく生きて」

『さいしょのひと』
「すきにいきてもらえるとうれしい」


さて、『わかば』では無くなぜ『ワカバ』なのか?
『さいしょのひと』はなぜそういう言葉を残したのか。


それでも『姉妹』と『わかば』はアクセルを踏み込んでトンネルを抜け出して痛みを追い越していく。

終わらないアゴニー(アゴニーは「苦痛」「苦悩」「苦悶」「苦闘」など)

Finding my life in the 『KEMURIKUSA』
(※和訳・ケムリクサで私の人生を見つける)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たつき監督、これでも楽しめましたが12,1話をやったからには続きを作ってほしいです。ここを見てるかは分かりませんがあそこまで新たな謎を用意したなら続きを観たいです。

以上です。ありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※追記。

『ナノさん』の『KEMURIKUSA』の歌の間奏部分の英語詩を独自で訳しました。合ってなかったらごめんなさい。


Memories of the days when we believed light was forever
Are now just the shadows that we will always remember

If ever you’re losing every strength to keep fighting on
As long as the fire burns in your heart you can go beyond

Inside of the smoke we’re drowning in, suffocating sanity
With every breath we’re taking in, running from reality
The trauma echoing within is blinding us, we cannot see
Will your life persevere or surrender to this agony?

のとこ。
これは…↓

光は永遠だと信じていた日々の思い出
今、私たちはいつも覚えているだけの影です

あなたが戦い続けるためにあらゆる力を失っているなら
心の中で火が燃えている限り

煙の中は正気を窒息させる
息を吸うたびに、現実から逃げていきます
内に響くトラウマは私たちを盲目にしている、私たちは見ることができない
あなたの人生はこの苦痛に耐えるのか、降伏するのか?


だと訳しましたし解釈しました。
所々私の英語力の低さが伺えますが(汗)
それでも英語詩のとこも含めこの物語を盛り上げてるのが伺えました。

命(ともしび)消えて 容赦無く涙溢れる

ここの詩を見た時は誰を指してるのかが分かると震えます。『KEMURIKUSA』フルの4分ちょっとには世界観が非常によく詰まってる良い歌詞だと思います。なので作品を観る前・観た後で印象が凄く変わると思います。

いつか真実に辿り着いて その手で『○○のユメ』を繋いで 守っていて欲しいな。

投稿 : 2019/12/24
閲覧 : 494
サンキュー:

12

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

SF好きなら一見の価値あるかも

<2019/7/26初投稿>
これ、原作あるのかな。

本放送時はスルー。
というのも「けものフレンズ」一通り見てピンとこなかったんですよ。
同じ監督さんで似たような絵柄だったから似たような話かと思って。

ちなみに「けもフレ2」は見てないので因縁ですか?は興味ないです。


そしてケムリクサ。

最近たまたまCS1-298で第2話やってて、なんとはなしに「ながら見」したら・・・

あらやだ!
面白いじゃないのよ( ̄∇ ̄)

そんで11話まで見て。
おお?と盛り上がり、最終回楽しみー♪とか思ってたら、またCS1-298で1話から放送始まったので1話見て

んで今日、最終回見て。

という変則な見方したんですが

やー面白い( ̄∇ ̄)

SFですね。

ネタバレすると{netabare}

貴重な地球の文明、文化をコピー保存するために宇宙人がやってきました。
その宇宙人さんは「クサ」と呼ばれる謎技術を使って
地球の文明である建造物や交通機関その他諸々を都市ごと、宇宙船内のある種、仮想空間的なところにせっせせっせとコピーしていきます。

そんなある日、その宇宙人さんは地球人の女の子を拾い・・・{/netabare}

というお話かな、たぶん。

10話までは上記のネタバレを隠していて、謎が謎を"淡々"と呼ぶという不思議な話の進み方をします。

この"淡々と"謎が増えていく展開にワクワクできるか、飽きちゃうかで賛否両論の作品なのかなーと。

私はワクワクしました。

「クサ」

「リンを始めとする人間を自称する謎の姉妹たち」

「とってつけたような廃墟の街並み」

「ワカバというお人好しの青年の地味な不思議さ」

「ロードムービーのようなのに旅の目的がよくわからない」

ここら辺に興味を持てたらハマると思います。

いずれにせよ見る人を選ぶ作品ですが、純粋なSF好きの人にはオススメしやすいかも。

見逃さなくてよかった、と思えた作品です。

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 925
サンキュー:

46

げろりん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

見なきゃよかった

なんとなく見てみたはいいが、世界観とキャラが独特すぎて受け入れられなかった。
途中まで見て、どうなるのかと期待して頑張って見ていたが、これから先面白くならねぇなと気づいた時には時すでに遅し。5話あたりまで見てしまったので仕方なく全て見ました。
結局、だから何?はぁ?これからどうすんの?って感じで終わり、時間返してほしい気持ちで心が満たされました。
内容もそうですがまず、1話の時点ボコボコにしたくなるほど不愉快なしゃべり方をしたキャラクターが流れるように登場。
語尾が、「にゃ」「な」挙句の果てには「めっさ○○」「気になる」ホントにこれ意味ないからやめさせてほしかった。

一番はやっぱり、わかばですね。性格としゃべり方と語尾が気になって、つねにボコボコにしてやりたいと思いながらアニメを見ていました。


評価の点数が高かったので期待したのですが、残念です。

投稿 : 2019/11/21
閲覧 : 435
サンキュー:

3

ネタバレ

響け! さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

圧倒的な中身の濃さ

今まで見てきた中で最もすごいSF作品だと思います。始め、自分はあまり世界観とかに入り込めず一回途中で切ってしまったのですが4.5話あたりから一気に引き込まれ、気付いたら最終話終わってました。
すごく見る価値のある素晴らしい作品です!

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 447
サンキュー:

7

テレ美 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

けもフレと自主製作の動画等は未視聴



面白かったです!あの情報の少ない中、興味を無くすことなく最後までみることができました!
閉鎖的な世界で登場人物も少ないのがこの「暗くて寂しい不安な世界観」に拍車をかけていてこれがまたいい。
キャラも良いですね。明るいキャラが多く、みんな可愛くて好きです。わかばは…最初は頼りなさげで、何もできないのに何故か女の子にモテモテハーレムになるエロゲ主人公系かと思ったりもしてましたごめんなさい。
最後の三話くらいは涙腺にもきました。
みんな幸せになれそうで本当に良かったです。

投稿 : 2019/10/28
閲覧 : 316
サンキュー:

6

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

信じる

独特の世界観とキャラクター設定のきめ細かさ。
彼の作り出す空間に身を置き、仲間となって同じ時間を共有し続けることが当たり前に感じられる、そんな世界が心地よい、そうこれは唯一無二の作品である。
また、旅の仲間は京都で絶滅した市電が広島に召喚された車両、それがズルズルと動く姿に健気さを感じるのは個人的な郷愁でもある。

まあとにかく、何をさて置いても、“りなちゃんズ”が可愛いのだ。

EDアニメーションの謎解きも楽しんでほしい。

そしてまた、“けもフレ”が見たくなる。

こいつアホだな! な! な!

投稿 : 2019/09/27
閲覧 : 294
サンキュー:

15

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

たつき監督の独特な世界観に引き込まれる作品

観終わりました。
けもフレのたつき監督の作品ということで視聴しましたが、けもフレとはまた一風変わった世界観で最初は視聴をためらいましたが、1話、また1話と観ていくうちにまた次も観たいとなって最終話まで観てしまいました。
物語はどこかの壊れた建物が立ち並ぶ荒廃した世界で、りん、りつ、りなという姉妹たちが水を求めて旅をしてるとこからはじまります。
時々姉妹の敵の赤虫と戦いながら突如現れたわかばという青年とも一緒に旅をしていく話です。
謎が序盤から散りばめられ、だんだんと謎が明かされていきます。
SFやファンタジーの要素もあります。
作画は全て3DCGで描かれてクオリティが高いです。

投稿 : 2019/09/03
閲覧 : 434
サンキュー:

39

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不思議な世界観に身を委ねる作品

本作ですが、当時放送終了後に一気見。
夢の中の様な意味不明な世界観、特異なキャラ達、謎が謎を呼ぶ状態で話しだけが進んでいき自然に付いて行かされる感覚。
どうしても評価の割れる作品かと思います。

私の場合は、本来謎解き、展開予想が必要な作品は、意識しながら鑑賞するのですが、いつしか思考が停止し世界観に身を委ねてる状態、言わば単純に没頭してしまって後半、明らかになって来たと言う状態から終わりを迎えました。一気見なので尚更でしょうが。
評価の難しい作品ですが一言で言えば、異作だと思います。比較対象もないので、評価も視聴者各々で、かと。個人的には纏まりも良かったと思いますが
う〜ん難しい。

投稿 : 2019/08/30
閲覧 : 325
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロッソ (赤) ネロ (黒) の世界

たつき監督のオリジナルアニメ


『けもフレ』未視聴。外野ですったもんだあって背景にいろいろ抱えての2019年冬クールでの放送。
著名監督さんが直接の視聴動機となります。放送前に周囲の関心がそこそこありました。

あらすじは割愛。あにこれサムネ(2019年4月時点)にもある赤い髪の三姉妹、りつ(CV清都ありさ)、りん(CV小松未可子)、りな(CV鷲見友美ジェナ)のところにふらっと男の子わかば(CV野島健児)が現れて開幕。4人を中心というかほぼ4人だけでの閉じられた世界で物語は進行します。
ED映像ではこの三姉妹以外の人物を示唆するシルエットが出てきてこれも順を追って明らかになることでしょう。

{netabare}登場時間は少ないですが、他の姉妹も要所を締めてました。
りく(CV天沢カンナ):武骨な子。第5話で登場。
りょう(CV三村ゆうな):長女でまったりした子。第9話で登場。
りょく(CV関根明良):メガネっ子。同じく第9話で登場。

{netabare}最終バトルは胸アツでございました。{/netabare}{/netabare}

全編CGです。お世辞にも表情豊かとは言えません。技術的なことへの物言いはこれくらい。差し引いても世界観が独特すぎて多少のマイナスには目を瞑って観たい。そんな作品でした。
“ケムリクサ”“あかぎり”“アカムシ”“ヌシ”“シロ”。全て目の当たりにするのは初めての内容です。既視感がありません。
第1話???状態から始まる世界観の提示。徐々にネタ明かしと新たな伏線の上乗せ。若干ネタ明かしのペースは遅めと視聴者を焦らします。つまり謎はしばらく残り続けて、{netabare}ようやく最終回手前の第11話で{/netabare}一気に畳みかけて回収する1クールお手本のような構成となってます。


けっこう大事なことだと思うのが、???状態が長引いた時の視聴態度ですね。世界観に身を委ねれば苦にはならないのですが、私はボーダーラインでした。
物語はしばらく“緊張感”を視聴者に強いることになります。
不明な世界観は

『何が起こっているのかわからない』

時おり訪れるピンチは

『何が起こるかわからない』

加えて色調は全編通して赤と黒が基調と暗めです。赤と黒でワクワクするのはロッソネロ(赤黒)、ACミランの選手入場の時か明治アポロを分けて貰った時くらいでしょうか。
暗めの色彩と劇伴。そして何が起こっているのか何が起こるかわからない緊張感と上手くお付き合いできる人が病みつきゾーンに突入しそうです。
ボーダーラインの私にとっては、だからこそED曲の存在は重要でした。所在無げな私に毎度ピッチの速いビートでリセットしてくれました。

※色調について視聴済向けネタバレ所感
{netabare}暗い色調すら伏線で、最後の最後の青々とした森と水の風景が立ち現われた時のカタルシスは凄かったですね。観てて良かった。{/netabare}



ネタバレなしの内容すら説明が憚られる、どうぞ世界観を感じてくれ!とお伝えしたい作品です。

2周目終わりましたが伏線が丁寧に敷かれていました。???状態が解消される気持ち良さがあります。
告白すると、本作は今期の途中寝落ちの常連でした。緊張感に耐えられなかったのか少なくともグイグイ次が気になる感じではなかったのです。
完走して2周して評価を上方修正したアニメという位置づけとなります。



そしてこれ一般ウケはしなさそう。共通する土台が違います。
目の肥えたアニメ視聴者が独創的な世界観を斬新だと捉えたきらいも多分にあったのではないでしょうか。
もしかするとたつき監督へのエールで下駄を履かせたくなる気分も影響してるかもしれません。

とはいえ良作です。こんなものもあるよと日本のアニメの守備範囲の広さというものが一般層にも認知されればいいな、と。
スタンダールの『赤と黒』も発表当時は全く売れなかったみたいですし。。。



■オマケ
どん兵衛とのコラボCMやってました。お湯を沸かすのもケムリクサってどんだけ万能なん?
{netabare}それに色調だと赤と黒なんですが、物語を軸に考えるとケムリクサのヴェルデ(緑)、アカムシのロッソ(赤)なんですよね。ここは朝ドラで勢いのある日清食品さんより東洋水産さんに頑張っていただきたかったかもしれません。どっちかというと緑のたぬきより赤いきつねが好き。アニメでは悪者の赤ですが、これからも赤いきつねを応援し続けます。{/netabare}



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2019.08.29追記


視聴時期:2019年1月~2019年3月リアタイ視聴


作家性の強い作品です。今クールでの本作。監督は違いますが翌2019年春期の『さらざんまい』。1期に1作品くらい、こういったアクの強いものが出てくると視聴の選択肢が増えて嬉しいですね。いかがでしょう?


2019.03.31 初稿
2019.08.29 修正

投稿 : 2019/08/29
閲覧 : 818
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74

ネタバレ

ぐver0 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後まで見たら面白かった。

けものフレンズと同じ監督のフル3Dアニメ。

全体的に暗めのストーリーだが救いはしっかりある。
話の最初のほうはただ道を進んでいるだけで、重要な部分の説明が全然ない。
最後のほうでちゃんと過去の説明的な部分があったが、
すべては説明されておらず、視聴者があれこれ想像する部分の多い話だと思う。

投稿 : 2019/08/25
閲覧 : 248
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6

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

言葉が通じるのに理解ができない物語

うーん、レビューしづらい作品です。
実は既に何度か書いては消しているのですが、ストーリーも設定も世界観が独特すぎて、ワンクールしっかり視聴しながらも理解ができていないため、説明ができないです。
それゆえにレビューもふわっとしたものになりますが、その方が作品の雰囲気が伝わるような気もするのでご容赦いただければと思います。

端的にわかる範囲で述べると、「りつ」、「りん」、複数人存在する「りな」達姉妹は水を探しながら世界を旅して生きています。
彼女たちには「赤虫」と呼ぶ敵がいて、それは彼女たちにダメージを与える赤い霧の中に住みます。
姉妹は他にもいましたが、物語の開始段階で既に死んでしまった様子。
ある日、彼女たちが見つけた水源から突如「ワカバ」と名乗る物体が現れ、彼女たちと出会うところから物語が始まります。
彼女らは食物を食べず、唯一りなだけは構造物を食べる描写があります。
水で活動でき、逆に言えば活動には水が不可欠。
そして体内にケムリクサという物体がコアとして存在しています。
また、ケムリクサは自生もしています。
その他もろもろ独自設定があるのですが、普通に人間が、未知の世界を旅しているのではなく、何かしらの比喩を含んだストーリーである感じがする内容となっています。
ただ、作中で舞台に関する説明がそもそも行われておらず、考察を前提とした内容、あるいは思わせぶりな雰囲気だけで深く作られていないような感じがあります。
そしてその世界の謎は最後まで解明されません。
ただ、作中のキャラたちは世界の謎の解明なんてものを目標としておらず、じゃあ何を持って終わったかというと、それはなんなんでしょうね。
結局、主人公たちにとっていい結果で終わったらしいのですが、何が終わったのか、そもそもなぜ始まったのか、抽象的すぎて意味がわからないです。
一応、こうではないかという解釈はできるストーリーなのですが、全てを説明できる訳ではなく、言葉が通じるのに理解ができない物語が続いて終わります。
つまりどういうことかというと、全く意味がわからなかった。

で、面白かったかというと私は面白かったです。
監督はけものフレンズのたつき監督で、けものフレンズ同様、3DCG形式のアニメとなってます。
それがまた作品の不思議な雰囲気とマッチしていて、良かったです。
3DCGということで忌避感を覚える方もいると思うのですが、正直後でだんだん面白くなくわけでもないし、謎が少しずつ解き明かされるわけでもないので、1話目でダメな場合、2話目以降もダメだと思います。
一方で、1話目でその世界観に魅了された場合はそのままの雰囲気で最後まで安定して続くため、最後まで見ることをおすすめします。
本作について何が面白いかを文章で伝えるのは非常に難しいです。
ただ、意味は不明だが与えられた環境に足掻き抗い続けるキャラクターたちの真剣さには何か共感できるところがあって、事情はさておき良かったと思える物語でした。
けものフレンズは未視聴なのでこれを機会に見てみようかと思います。

投稿 : 2019/08/25
閲覧 : 240
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8

ジパミィナ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

わたしには合わないようだ 20点

1話から作画が微妙なデキ。

名前もわからないキャラが不快な話方、必要無いスキンシップ、面白味のない敵キャラ、何がしたいの?

1話に登場する少年の感性などは常人からは理解不能。

全く感性が合わなかったですね。
ある意味良くこういったストーリー?を考えられるなと思います。

コンビニとかで広告らしきものが掲示されていたので、多少は期待したのですが、ご縁が無かったようです。

投稿 : 2019/07/30
閲覧 : 415
サンキュー:

16

ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

けものフレンズと被ってる部分が多い 次回こそはたつき監督の裏切りが見たい

完全なネタバレありですので未視聴のかたは読んでは駄目です!

わかばがかばんちゃんと同じく記憶喪失枠
セルリアンが赤虫
ラッキーさんと同じ枠のシロ
最後は何だかんだハッピーエンド

けものフレンズのリメイク版みたいなもんですかね。この作品は、けものフレンズ2の胸くそ悪い事件のお陰で、ブルーレイが10000枚以上売れていたはずです。
ですが自分はケムリクサに関しては過大評価されていると思ってます

安っぽいCGの中にも、生き生きとした表情やしぐさ、感情を埋め込んでいるのは流石です。魂がこもってますよね!
今回も伏線たっぷりで、冒頭からじわじわと伏線を回収していき、考察版もニッコリの作りだったでしょう。
しかし今作でもたつき監督は登場人物を殺さず、水が大量にあるご都合天国を見つけてハッピーエンドというあまっちょろい終わりかたをしています。

序盤からアカ虫の狂暴性やバトルの激しさを見せていて、誰も死なない、は不自然で引っ掛かります。死んだ姉御たちもなんか良くわからん世界でなんやかんや生きてます。

みんながたつきを信じろと言いますが、私はその言葉はけものフレンズの時で使うのをやめるべきだと思ってます。
ケムリクサにもその言葉を持ち込んだことによってたつき監督はハッピーエンドを作らざるを得なくなっているのではないか、なにかと理由をつけて登場人物を生かしている。監督の作品の幅を狭めるとても残酷な言葉になっていると思います
たつき監督がその言葉を全く気にせず、本当に作りたい物語の結末としてこれだったのなら、それはそれで残酷な世界を作れない監督なのだなと、ガッカリしてしまいます

自分はケムリクサは、虚淵脚本のような、救っても救いきれない、ボスを倒してもやりきれない、水の天国を見つけても結局は枯れてしまうみたいな
そういったやるせなさがとても合う世界観だと思って見てました、しかしふたを開けてみればけものフレンズと変わらない。11話でピンチにして最後はハッピーな終わりかたでした。

たつき監督のハッピーエンドで終わらない違った作風も見てみたいのです。信念としてどうやっても気持ち良く終わらせるというのがあるなら、物語の展開を予想できてしまい面白くありません。

たつきを信じろと言う甘っちょろい言葉を足蹴にした作品を次はつくってほしいですね。

比較するため勝手に作品に点数つけてます
ケムリクサ点数↓
{netabare} 76点  見た方が良いと他人に勧めるわけでもなく、凡作よりも気持ち高いくらいの点数 {/netabare}

投稿 : 2019/07/30
閲覧 : 306
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7

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

そこら辺の知育番組より下らない

けもフレは一期も二期も完走済み

率直に言うと「妄想をするだけして、中途半端に終わらせた作品」ですかね。
まず、これがテレビで流れたって言う衝撃であり、笑劇。

作画は鼻でも笑えない程度
キャラの可愛さも鼻で笑えない程度
ストーリーは反吐がでる程度
全体的には痛々しい世界観と、別にそれに関連性のないキャラたちが、別に緊張感がないのに人が死ぬ世界で、水と安全を求める作品。
しかもシリアスでバトル物でCGアニメ。
「CGアニメでバトルってめちゃくちゃかっこいいんじゃ無いの?」
そう思ってる貴方!
この作品を見たらぐうの音も出ませんよ。
ひたすら歩きながら説明するだけの回が度々、いざバトルだ!強敵だ!なんと1話で大体片付く。
苦戦のくの字もない。
ただただ「わかば」って人が、けもフレ一期のかばんちゃんのように賢いのかバカなのか、俺たちでも思いつくだろうな作戦で物事を解決。(けもフレの場合、世界観が世界観なので許せたんだがな)
しかもこいつ、一体何者なのか終始わかりません。
放送後、番外編的なのも出ましたが、さらに誰かわからなくなります。
そしてバトルシーン!
迫力ありましたねぇ…そうですよね?
まぁ、そんなことないんですけど。
まぁ酷かった。
CGじゃないけど、ドラゴンボール超の作画も話題になりましたよね?
アレより酷いと思いますよ。
だって、このCG、バトル物に向いてるCGデザインじゃ無いんですもの。
しかも、小学生が思いつくような戦闘ポーズ(りくは特に酷かった)で、なんかドラゴンボールと比較したのが悪く思えてきます。
かっこよく無いし、ダサいし
けもフレよりかは動いてたと思うけど、けもフレも大概だったからなんとも思えませんでした。
そしてキャラクター。
可愛くないし、うざい語尾。
名前が大体「り」から始まるので覚えづらい。
「こいつがりん?」「こいつがりつ?」って感じで、名前を呼ばれても誰なのかわからなくなるのが度々。
さっきも書いたが、語尾がとてもうざい。
「〜にゃん」は許せたとして「〜な」はとにかく鬱陶しかった。
なんだよその語尾、名前が「りな」だからなのか?
しかもこいつ、何人もいる。
イライラが溜まるだけ。
キャラがもっと可愛かったらなんとかなったと思う。

ここまで、作画やキャラについて、色々言ってきましたが。
実際問題、けもフレとほぼ一緒です。
ですが、けもフレはストーリーが良かった。
ただ、これは違いました。
先程も少し触れましたが、本当に薄っぺらいです。
ストーリーは下の下と言っても過言じゃなかっただろうか。
ここまでイライラさせる演出方法に、何一つ魅力のないストーリー。
そのダブルパンチで私の怒りは頂点に達しました。
まず、人が死ぬのはいいとして、死に対しての反応がつまらない。
私は色々な作品を見てきて、死というものはどんなものより重たいものだというのを学びました。
実際、親族が亡くなったときも、何ヶ月も心の傷が癒えなかったことでしょう。
ケムリクサ は誰かが死ぬことを仕方ないとしたのか、ほんのちょっとしか悲しみません。
そして、死に対してのストーリーも少なくて悲しくもなんともありません。
「アイツが死んだ……クソ!そんなことよりも……」
的なノリに近い。
これは酷い。

最終話だって、せっかくの姉妹との再会。
だけど別れてしまう。

これだけ聞くと、まぁ感動ものでしょう?
これね、別れる時姉妹一人一人(全3人)がりつ(やっと再開して喜んでる人)に一言言って死ぬんだけどさ(確か)
そのコメントがまぁ短い。
死のノリ軽い。
なんの感動もない。
ただの茶番。
動かない姉妹。
ため息を吐く私。
挙げ句の果てに最終決戦の前に死ぬ雰囲気を出していた仲間たちが、結構余裕を持って生きてたりと…
「私たちは死んでも構わない…だから行って……!」
的なノリから
「大丈夫、私たちは生きてるよ。あと一週間くらい大丈夫」
みたいな?
そんなの、不謹慎だけど死んでくれた方が良かったよ…

こんなのを商用目的で使って良いのか?
良かったのは売り上げだけ
そんなことは作品としてどうなの?
ファンだって、作品褒めずに監督ばっか褒めてさ。
適切な評価しないとそれもうファンじゃ無いからね?
情けない。
けもフレ一期にハマってた自分としては、こんな不十分な作品を作る監督だったのかと、心底見損ないました。
けもフレ一期の謎の感じはどうした?
けもフレ一期の綺麗な終わり方はどうした?
あんなの、無理やりハッピーエンドに持って行って、無理やり告白させたようなものだ。
この作品は監督自身の顔に泥を塗った作品に違いない。
けもフレ2も酷かったし、だったが良かったか聞かれたら「どっちも」って答えるほど。

そして、周りがこんなに過大評価をしてなければ、私もここまで長々と書いてなかったでしょう。
てか、見ることもなかったでしょう。
次、この監督の作品を見ることはないでしょう。
本当に「時間の無駄」でした。

(書いていることに誤りがあったらすみません…眠たくてそこまで覚えてないんです…)

投稿 : 2019/07/30
閲覧 : 276
ネタバレ

Yas さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/07/28
閲覧 : 262
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2

unseO53670 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーん。

Amazonプライムで一気見しましたが、途中眠くなるし、最後まで見たけどそんなに面白くはないかなぁ。
アニメって合う合わないありますからね。自分にはあわず。途中で投げ出さなかったアニメってことで、3/5点

投稿 : 2019/07/11
閲覧 : 239
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「最初の人」の愛

目的も分からず、暗く荒廃した世界でただ"水"を求め生きる姉妹達。
突然現れた「わかば」という少年と共に目的を発見しそれを目指す物語。

およそSFには似つかわしくない「にゃーにゃー」言うメイド服の少女にイキなり度肝を抜かされますが、『赤虫』といわれる敵との戦闘に『ケムリクサ』という色によって能力が違う特殊なアイテムらしき物を使うなど、不思議な世界観に興味をそそられていきます。

彼女達の生活の拠点は一本の木が生えた壊れた路面電車。これを猫耳姉さんである「りつ」の緑の能力で木の根を動力に水を求め旅をしていくというもの。※こいつの動きがなかなかリアルで正直面白い。

中盤まではやや単調に進む物語で謎は謎のまま。しかし散りばめられた少ない伏線が終盤で一気に繋がりラストを迎えます。大きな盛り上がりも無く、作画も決して良いとは言えませんが、考察好きな方には面白い作品だと思います。

因みにエンディングは個人的には〇です。出来れば姉妹も一緒に画面に置いて欲しかったですが。

投稿 : 2019/07/04
閲覧 : 202
ネタバレ

rougai さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

高畑勲氏の現代的正当進化

高畑勲氏の作品で「おもいでぽろぽろ」というのがある。
大きな戦いがある訳でもない、日常生活の話だが登場人物たちの細かい動作。丁寧な配慮の演出がある。
こういった作品が好きな人にはお勧め。
所謂、粋である事を要求される。もしくは幼児のような本能がしっかりしていないと判断する事は出来ないでしょう。

そうでないいわゆる深夜アニメの作法が絶対正義の方は見ない方がいい。
アニメに依存している、自分が見てきたのを否定された気持ちになられると思う。
それは新しい事に対する拒否反応であり、単なる老害なだけです。

投稿 : 2019/07/04
閲覧 : 208
サンキュー:

4

衛狸庵 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

これが商用作品とは……

女の子らしき姿をした物体が水を探して旅をする話……だと思う。
とにかく何の話なのか全然分かりません。
特に男がウザいです。

さすがタツキ監督ですね。
中学生が文化祭で発表するレベル。お金持ちの中学生がCG屋に作らせたって感じですかね。
けもフレもそうだったけど、背景も設定も何も解らない。
たぶんタツキの頭の中ではそれなりに設定はあるのだろうけど、結局劇中に組み込む能力と言うか演出センスが無いか、やろうとしたが設定が矛盾だらけに気付いてやめたかのどちらかだろう。
そして才能がない奴がヤラカス死んだものに語らせるって安易な手法もちゃっかり使ってましたね。そりや謎解きするのに知ってる奴に語らせるのが一番手っ取り早い。でも中途半端。全部説明すると設定のぼろが出るから出さないのでしょ。
だから、物語自体、何時か見たお話の記憶に残るシーンを繋げただけの様に思えた。言ってみれば脈絡無く行き当たりばったりで繋いだ感じ。
特に10話から12話までは、「は?何でそうなるの?」って感じ
まったく新鮮さが無く、どこかで見たお話感が強い。
わかばのセリフから単純に感じた事として、「惑星ソラリス」みたいな所が舞台なのかな?
このアニメを見ていると、監督は設定なんて説明する必要なんてない、俺の才能だけ見ていろって感じの自惚れを感じる。

けもフレはキャラが可愛く新鮮だったので話題になったのだと思う。
私もけもフレのキャラのファンです。
でも、その可愛いらしさも中途半端で、商用ではないMMDのけもフレキャラの方が完成度が高い。特にPPPのクオリティーが高くめっちゃ可愛い!
だけどこの「作品」と言っていいのか判らない駄作のキャラは全然可愛くない。もうそれだけで萎える。しかもCGのクオリティの低い事。子供のお絵かきか。せっかくCG使ってんのに動きが無いなんて何なの?

此処での評価は高いようですが、商用としては失敗作でしょ。
大人の事情を守らないお子ちゃま監督をよく起用したと思う。
恐らく二度と表には出てこないだろ。
でも、お子ちゃま監督を擁護するお子ちゃま達は期待しているのでしょうね。

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 526
サンキュー:

8

ネタバレ

MOKs さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作品単体としての評価

作品外の要素でも話題となった本作。詳しくは触れないが、たつき監督作品として高い注目を浴びていました。良くも悪くもそれを加味した批評が目立つので、作品単体としての評価をします。

物語:4.5
出だしは近年増えてきたポストアポカリプスのストーリー。一見すると無駄な描写が多く感じたが、何故か気になるように演出をしてくる。後々それらの殆どが伏線であった事に気付かされる、構成が見事であった。1話ごとの起承転結がある程度ありながら、全話を通してみても起承転結の形になっている。実はSF。よく練られたストーリーに感じた。

作画:3.5
これも近年増えてきた、全編3DCG。クオリティは平均より高め。キャラクターの魅力は伝わる程度の物。モデル単体と言うよりも、演出が綺麗だった。作品の雰囲気と3DCGの噛み合わせは良いように感じた。

声優:3.5
個人的に存じ上げていたのが、わかば役の野島健児氏と、りょう役の三村ゆうな氏、2人のみだった。ほかの出演者の方の演技自体も悪くは無い。世界観やCGの感じにあっていて良かったと思う。

音楽:4.5
OPにスルメ感があって、最初はなんとも思っていなかったが、1話毎に良く思えてきた。ナノ氏が元々苦手だったのだが、それを忘れる程の魅力を感じるOPだった。EDは非常に珍しいVOCALOID曲(明記されていない為、本人歌唱の可能性もある)で、作品に合っていた。最終話の特殊EDには感涙。

キャラ:5.0
脚本とともに作品の根幹をなすキャラには文句無し、満点だった。第一印象というものが如何に色眼鏡を通したものかを痛感した。なんなんだこいつらはという第一印象から、観終わった後には全キャラクターが好きになった。意外と無い体験。

総評
作品単体としての評価は非常に高い。自分の好きな世界観であるという部分も大きいが、途中で切るという発想に至らなかった。
たつき監督でなければ見ていなかった、という事も無いでしょう。

投稿 : 2019/06/15
閲覧 : 271
サンキュー:

4

ネタバレ

みた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

気持ちが大事。

日常で忘れがちな自分の気持ちを思い出させてくれる作品。誰かの為、人の為、お金の為、世の中の為、余分な感情を持って生きているいけどこれに勝る気持ちはない。「好きだ!」当たり前の事をストレートに表現出来た作品でした。
ストーリーや伏線等、疎かにされがちな部分をしっかり回収・まとめてあって最後まで見たらスッキリする作品。監督がしっかり考察して作ってるのがわかる。たつき監督の次回作品にも期待がもてる。

投稿 : 2019/06/15
閲覧 : 216
サンキュー:

5

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

タイトルなし

■戯言
 この作品の画像が切れてて、ケ「ムリクサ」なのが不安要素。

■2019/03/04
 やんごとなき事情により断念。
 かつ現状から「ムリクサ」ではなさそうと理解。

□2019/06/11
 ふと見たらケ「ムリクサ」ではなくなっていた。
 まあ実際観られてないからわからんけど。

投稿 : 2019/06/11
閲覧 : 423
サンキュー:

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ケムリクサのストーリー・あらすじ

赤い霧に包まれた、荒廃した建造物に囲まれた人気の無い世界を舞台に3人の姉妹が生き抜く物語。物語の中心的人物でまとめ髪の特徴的なりん、猫耳でいつもおっとりしているお姉さんキャラのりつ、メイド調の服に身を包み天真爛漫なムードメーカーりな。謎多き世界でこの姉妹が目指すものは一体…(TVアニメ動画『ケムリクサ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年冬アニメ
制作会社
ヤオヨロズ
公式サイト
kemurikusa.com/
主題歌
《OP》ナノ『KEMURIKUSA』《ED》ゆうゆ feat.ケムリクサ『INDETERMINATE UNIVERSE』

声優・キャラクター

小松未可子、清都ありさ、鷲見友美ジェナ、野島健児

スタッフ

原作:たつき
監督:たつき、脚本:たつき、作画監督:伊佐佳久、美術監督:白水優子、アニメプロデューサー:福原慶匡

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