byGar61324 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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(C) 2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないの感想・評価はどうでしたか?
byGar61324 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
にゃん^^ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
因果 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
福松 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
カモミール さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
Chill さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
面白く無かった訳では無いですが、西尾維新のファンとしては、化物語と被る部分が多すぎてここまでの高評価は受け入れられません。
物語シリーズはかなり癖が強いので、そこが苦手な人達による評価の付け方でこの位置でしょうか…
パクリとまでは言いませんが、皆さん昔のアニメもちゃんと見てください!
あおで さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
テングタケ さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
私には受け付けませんでした。一生懸命視聴継続の努力をしましたがもう勘弁してください。題名が我慢できないし主人公が我慢できないしヒロインたちが我慢できないし主題歌が我慢できませんでした。私は物理専攻だったので、薄っぺらなエセ理論を振り回されるのにも我慢ができませんでした。
ネムりん さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ちあき さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
青春ブタ野郎???
バニーガール先輩???
プロローグには思春期症候群???
正直タイトルやプロローグからして見ようとしていなかったのですが、「観てよかった……」と思える作品でした。
みんなそれぞれ悩みがあって苦しくて、だからこそ優しさも生まれてくる。苦しみを経た分、優しくなれる。うまくはいえませんが、そんなことを感じさせてくれる作品でした。
約3話毎に一つのストーリーが完結していきますが、それぞれのストーリーもある程度関連しています。そして最後に劇場版に繋げていく流れなのだと思いますが、ずるいですよね。気になります。そりゃ劇場版観たいと思ってしまいますよ。劇場版は2019年初夏とのこと。楽しみにしています。
追記
劇場版観ました。気になった所を全て回収してくれたので、スッキリ完結。
と思いきや、原作はまだまだ続きがあるようです。かなり区切りはいいので、アニメと劇場版だけでも、全然大丈夫です。
メモ さんの感想・評価
4.5
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
思春期に悩んだり考えたアレやコレ。
悩める青少年少女達にとっては、なんらかのヒントを与えてくれる作品になるかもです。
そして思春期を過ぎた方々にとっては過去の自分をどこかで懐旧させられるかもしれません。
登場人物達による会話のテンポや言葉選びが良く、
クスッとします。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
くまもと さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
SNSが深く浸透するにつれ、空気を気にする人が増えてきたのではないでしょうか。
私も、その一人かもしれませんが・・・
やっぱ話題になったアニメだけあって、本当に考えさせられた良いアニメです。
ぴかちゅう さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
08261216 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
タイトルが気持ち悪かったので、敬遠してましたが・・・
哲学的で名作でした。
かんぱり さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本放送の時、奇抜なタイトルとバニーガール姿の女性の絵を見て、これは私には合わない作品だって思ってスルーしてた作品でした・・
食わず嫌いはやっぱダメですね。。
高校2年の梓川咲太(あずさがわさくた)は高校の先輩でアイドルの桜島麻衣(さくらじままい)がバニーガール姿で図書館を歩いてるのを目撃するけど、咲太以外の人には彼女が見えていなくて・・
冒頭の咲太自身に宛てたメモ書きの謎など、謎が多くてよくわからない感じで始まりましたが、この作品でまずいいなぁって思ったのが、咲太と麻衣の会話の面白さ。
特に咲太の飄々としてとぼけた感じが好きだな。
麻衣「今エロいこと考えてるでしょ?」
咲太「麻衣さんの想像の100倍エロいこと考えてますよ」
臆面もないストレートな返しが一周回って新鮮で面白いです♪
麻衣に対する気持ちの表現もストレートだし。逆に気持ちいいです。
ホント、素敵な青春ブタ野郎でした♡
物語で語られる様々な謎現象は、「思春期症候群」と呼ばれる不安定な精神状態が引き起こす怪現象みたいで、2~3話ごとに主体となるキャラが入れ替わるオムニバス形式のような感じで進みます。
4~6話はハルヒみたいなお話なんだけど、6話はかなりやられました。
嘘の恋が本当の恋に変わっていく朋絵。そして雨の中で・・ここでかなり評価上がりました↑↑
あととても良かったのは、咲太の妹のかえでの話。
咲太と一緒に寝てみたり、すごくべたべたしてて、ブラコン?時々アニメでこういうの見かけるけど、なんかこういうのいらないな。。とか思っててすみませんでした!!
それにはちゃんと理由があって・・
喜ぶべきことなのに、すごくせつない気持ちになりました。。
全13話見終えても、まだ謎は残されたままで。
続きは?って思ったら、劇場版がその後公開されてたんですね。これはぜひ見ないと!
OPは曲、絵ともにすごく良いですね♫
私のようにタイトルとバニーガールビジュアルで見ていない方がもしいたら、もったいないかなり良作なので、ハルヒとかが好きな方におすすめしたいです☆
ふかざわ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
原作未履修、TVアニメのみ履修です。
○○のパクリとよく言われる本作。
パクリは明らかに言い過ぎだが、n番煎じ感は確かに強い。
本作の題材上どうしても物語シリーズとの比較は避けられなかっただろうし、難題にぶつかる登場人物たちを解決する動きは話題作俺の青春ラブコメは間違っていると時期的にも比較されてしまった印象。
前述の二作と違いイマイチ切って貼った感がある。
個人的には主人公にやれやれ系と揶揄されたラノベ主人公像を見出してしまい、それがうまくマッチしなかったのかな。。という印象。
悪いところばかりあげているが、もし比較対象となる大作達が今でなければもっと評価はあったかもしれないが近しい題材、作風、雰囲気、空気感、キャラクター性においてよりうまくやった作品があったことは痛かった。
あめだま さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
あーちゃん さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
会話とか、発言というかセリフがいちいちラノベくさいので、それが気にならない方は大丈夫だと思います!
個人的にはハルヒのキョンよりラノベくさいイメージ。
overnao さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
なんというか、非常にバランスの良い作品です。近年のアニメの良いところと反省点を踏まえて、押さえるところを押さえ、無駄を省いた完成度の高い作品です。もっと流行って欲しい。(2020年12月追記:今になってアニコレの総合ランキングで20位以内に食い込んできましたね)
まず、音楽、演出、作画といった基本要素が良いです。どんなにストーリがよくてもこれらの要素がダメだと作品としての完成度が下がりますが、この作品は大丈夫です。キャッチーなオープニング曲や、変化に乏しいように見えて演出が小洒落ているエンディングなど、ていねいな作りがされています。
そしてこの作品の魅力はやはりストーリ・脚本です。過去の様々な作品の良いところをオマージュし(あるいは失敗から学び)、過不足のない情報量と物語の起伏をもたせたストーリーになっています。ヒロインの身に降りかかるミステリー現象を主人公が解決する、という王道的ストーリーラインなのに、細かいセリフの言い回しだったり、現象への解釈が新しく、見ていて飽きません。ありきたりだけど新しい、という非常に難しいところを突いてきた意欲的な脚本だと感じられます。奇をてらって意味不明なストーリー展開に陥る作品が多い中で、非常にうまく話をまとめています。原作者はテレビ脚本の仕事もしているようなので、経験の蓄積があるのかもしれません(この原作者の前作「さくら荘のペットな彼女」は微妙な感じでしたが、本作はかなり洗練されています)。シリーズ構成的に見ても、1話の情報量が多いにもかかわらず、テンポがよく話が進み、良い意味でサラっと視聴できます。
本作のタイトルは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」をリスペクトしているように思えますが、作品のジャンルとしては、青春ミステリー・SFあたりです。ミステリー・SFを主題としていますが、このアニメの本質は登場人物のキャラクター性にあると思います。人間的に魅力的なキャラクターたちの行動や会話こそがこのアニメの真髄です。このアニメからミステリー・SF要素を抜いて、ただの日常劇にしても作品として成立するような気がしています。
主人公はスカしているけど、時には情熱的に行動し、知的さを垣間見せるようなキャラクターです。基本的に他人の問題に介入しようとしない性格ですが、「美人のヒロインとお近づきになるために、ヒロインを助ける(これには照れ隠しも含まれていますが)」といった行動をとります。こう書いてしまうとロクでもない人物のような印象を与えるかもしれませんが、現実世界にいる人間に近い行動原理で動いて共感しやすいです。善意と正義で塗り固められたよくいるラノベ主人公とは一線を画しています。。いわゆる「俺ツエー・お説教系主人公」とは対極にあり、主人公にイライラすることなく視聴できる作品です。
個人的には、この手の根はいい奴なのにスカしてる無気力主人公という点においてハルヒのキョンに結構近いキャラクターな気がしています。そういえばハルヒにもバニーガール要素がありますし、作者がハルヒを参考にした可能性は有り得そうです。
ヒロインもまた、非常に魅力的に描かれています。1話でバニーガール姿を披露し、一見相当ぶっ飛んでるように見せかけておいて、テンプレ的萌えヒロインではく、「(主人公から見て)年上の聡明な女性」という印象です。主人公もヒロインも高校生にしては精神年齢が高すぎる気もしますが、2人ともそれなりに修羅場をくぐり抜けてきた経験値からその大人びた性格を獲得したことが作中で示されている(主人公は妹のいじめ問題と向き合い、ヒロインは幼い頃から芸能界に身を置く)ので、特に違和感はありませんでした。
個人的にはここ10年で最もおすすめしたいアニメです。
他の方のレビューを見ていると、「兄にベタベタする典型的ラノベ妹が登場する時点で切った」というパターンがいくつかありましたが、物語が進むにつれて、なぜ妹があのような性格なのか合理的な理由が語られますので、最後まで見てください。
退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
フリ-クス さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
名作アニメ『図書館戦争』の原作者で、
僕が心から敬愛する作家、有川浩さんの小説の書き方は、
なかなかに素敵です(わりと有名な話ですが)。
モチ-フとする題材の取材を徹底的に行い、
おおまかなプロットを決めて、キャラクター設定を作り込む。
ふつうの作家は、この段階で書き始めます。
なかには、飛行機の設計図みたくプロットを作り込む人もいるそうですが、
まあ、ふつうはエイヤっで書き始めます。
だけど有川さんは、何日か放置しておきます。
別にさぼっているわけではなく、
キャラクターが動き出すのを『待っている』のだそうです。
で、有川さんの中でキャラが動き始めたら、それを文字で追っていく。
だから、有川さん自身が書きながら
「おお、ここでそうきたか」とか「こいつ、動かね~っ」とか、
まるで観劇者みたくキャラの言動を楽しんでいる、みたいな。
おかげで、最初に出したプロットとまるで違う作品になることもあるとか。
それを「面白いからいいや」で通す編集さんもエラい。
この書き方の最大の利点は『キャラがぶれない』ことです。
もちろん、物語の序盤と終盤でキャラの言うことが変ったりしますが、
それは人間的な成長・気づきによるもので、
業界的に『振り幅』と呼ばれ、キャラぶれとは全く別のものです。
この『振り幅』はドラマを成立させるための大切な要素であり、
逆に『キャラぶれ』は、
ドラマを崩壊させてしまう欠陥因子です。
これは文芸の世界ではあたりまえのことなのですが、
残念ながらライトノベルの世界、
そしてそれを原作としたアニメの世界では、
それが『あたりまえ』になっていない感があります。
ええと、相変わらずマクラが長くて恐縮です。
僕がどうしてこんな話をぐだぐだ書いているかというと、
本作『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』が、
ものすごく『惜しい』作品だと思うからです。
{netabare}
作画は文句なしに素晴らしい。
OP、EDや劇伴もよくできていると思います。
とりわけOPのカット割りは、珠玉の出来と言っても過言ではありません。
役者さんも豪華で、力の入ったお芝居をしています。
物語も、量子がどうしたこうしたという物理学まがいはこじつけですが、
『思春期症候群』というばくっとしたくくりで
次々といろんな超常現象を登場させていくというのは、
視聴者を飽きさせない素晴らしい工夫だなあ、と。
それぞれヒロインが違うのにハーレムにならないところも好感度大。
言葉の掛け合いも軽妙で、
おお、と思わされる言い回しが随所に出てきます。
{/netabare}
いろんな要素に秀でていて、
総合的に評価が高くなるのも当然というか、
あにこれで総合ベストテンに入るのも、頷けるところであります。
ただ……好きな人ごめんなさい、
僕の耳には『キャラぶれ』がひどい、です。
とりわけ、主人公の梓川咲太が。
{netabare}
最初に思わず顔をしかめてしまったのは、
古賀朋絵の章のラス前、展望台での告白シ-ンです。
このシ-ン、朋絵に自分から「好き」と言わせる必要は何もないです。
リ-プを繰り返しても自分の気持ちは変わらない、
それを伝えるだけで目的が達成できるわけですから、全くの無意味かと。
残酷に追い詰めて嫌われようとするなら、
最後に「よく頑張ったな」なんて優しい言葉をかけることもないわけで。
要するに、このシ-ンでの咲太は「あんたなにさま?」の一語に尽きます。
ぶっきらぼうながらも人に優しかった咲太というキャラが、
ここではものの見事にぶっ飛んでいるんです。
そして、それを受ける朋絵のキャラも、よじけています。
朋絵は「何度も繰り返せば咲太の気が変わり、麻衣から略奪できる」
なんて本気で考えるほど、バカでも黒いキャラでもなかったはずです。
虚しいと自分でもわかっているけど、
一縷の望みにしがみついてやめられなった、
そう読むのが正解なのが、ここまでの古賀朋絵像ではなかったかと。
ところが、告白内容はまさかの黒キャラ、確信犯。
朋絵を演じてる東山奈央さんも「はあ?」と思ったんでしょうね。
熱演っぽく演ってますが、実はテンプレ読み。
気持ちが入った時の東山さんの芝居って、こんなもんじゃないです。
結局『展望台で告白』というプロットありきで、
そこに無理やりキャラを当てはめるから、
言霊がペラペラの、やすいシーンになっちゃったわけです。
この『プロットありき』は、この後も頻発します。
双葉理央編。
花火大会を控えた真夏の出来事なんだから、
雨の中を自転車で走ったぐらいで病院に担ぎ込まれるわけがありません。
本当に低体温症になってたら、
そのまえの理央との会話ができないわけで。
これも『病院で会話・解決』というプロットありきですね。
リアリティなんか置いてけぼりです。
炎に包まれながらべらべら喋るのと同じことかと。
豊浜のどか編。
のどかが狂言自殺で海に入る理由がまったくありません。
咲太を試したのだとしたら、何のために試すのか目的が不明です。
咲太はあくまでも姉の恋人であって、
直近になってようやく心を許しかけたぐらいの間柄です。
たとえ麻衣のライブにショックを受けてむしゃくしゃしていても、
ふつうにやつあたりするのが関の山では。
それまでの言動も、わがままではありましたが、
他人の前で狂言自殺するほど身勝手で非常識なキャラじゃなかったし。
これも『のどか、海に入る』というプロットありきですね。
派手で衝撃っぽいシ-ンが欲しくて、
とりあえずおまえ海に入っとけや、と。
で、最高にげんなりさせられたのが、梓川かえで編の咲太です。
かえでが花楓になり、ブラコン妹の人格が消えた。
それはまあ、ショックを受けるのは受けるでしょう。
だけどそれと同時に、花楓の記憶が戻ったことを喜ぶべきでは。
花楓は思春期症候群で心身ともにボロボロになり、自我を失い、
何年かぶりにようやく記憶が戻ったわけです。
なのに、それを喜んでくれるどころか、
その間の代替人格であったかえでの消失のみを嘆き悲しまれ、
街を彷徨われたりした日にゃあ、立つ瀬がありません。
あたし、ひょっとして記憶戻っちゃいけなかった? みたいな。
麻衣に「花楓が壊れるまで気づいてやれなかった、何もしてやれなかった」
なんて殊勝な話をしておきながら、
その花楓が帰ってきたら喜ぶどころか嘆き悲しむって、咲太あんた……。
最低でも、喜びと喪失感がごちゃまぜぐらいでないと。
もちろんこれも『プロットありき』です。
ここで咲太が打ちひしがれないと、翔子さんが出せません。
ここで翔子さんが出せないと、
翔子さんの手紙を見て立ち去った麻衣を咲太が金沢まで追いかけるという、
雪の中の感動シ-ンに結びつきません。
だから、つまるところ、
おまえ、これまで口に出したことは全部忘れて、
とりあえず泣いてそのへん彷徨っとけや
となったわけで。
もはや、キャラ設定も何もあったもんじゃありません。
原作者の鴨志田一氏はウィキペディアによると、
岡田麿里さんと意気投合した盟友みたく書かれていますが、
とんでもないと僕は思います。
岡田さんは、自分で原作を書く時には、
プロットに合わせてキャラの脳みそを入れ替えたりしませんから。
{/netabare}
とは言うものの、アニメとしては全体的にとてもよくできています。
そして、もっとひどい『キャラぶれ作品』が、
巷にあふれかえっているというのも目を逸らせない事実です。
ですからO型性格丸出しの人に、
フリさん、言うことが細かすぎなんだってば。
どうせラノベ原作のアニメなんだし、
かわい~っとか、面白れ~っとか、
そういうので楽しんだらいいじゃんかさ。
なんて言われたら、そうなのかなと思ってもみたり。
あ、でも、創り手としてのプライドというものが……うにゃうにゃ。
とりあえず、おすすめ度としてはAランクです。
キャラクターのぐらつきを、
こいつはぐらついた性格をしてるんだ
の一言であっさり片づけてしまえれば、
最後まで楽しく、ワクワクしながら視聴できると思います。
ただ、本気でプロを目指している若い方には真似して欲しくない、かな。
プロットがなんぼのもんじゃいっ
そう言ってちゃぶ台をひっくり返せる方、心より応援いたします。
リアルではけっこう苦労しそうですし、
ひょっとすると思わぬ敵を作っちゃうかも知れませんが、それでも、ね。
{netabare}
ちなみに、あまり人気のない豊浜のどか編ですが、
あれ、お芝居としてはかなり難しいです。
麻衣役の瀬戸麻沙美さんは、単にのどか役を創るんじゃなく、
内田真礼さんがのどか役を演った場合の口調・発声の真似をして、
しかも自分の声で、気持ちを入れて演じなきゃいけない。
内田真礼さんはその逆ですね。
自分の理解した役を自分の声で演る、
他人の口調・発声の真似をする、
どちらか一方ならプロ役者はできて当然ですが、
その二つが重なると、難易度が一気にはねあがります。
男女の入れ替わりなら多少雑になってもごまかせますが、
同性間の入れ替わりはそうもいきません。
それでも内田さんの場合、
過去に瀬戸さんの演じた「麻衣サンプル」が八話分ほどあったわけですが、
逆の「のどかサンプル」は二言三言しかなかったわけで、
瀬戸さん、めちゃくちゃ苦労したことと思います。
『ココロコネクト』なんか、その辺の作り込みが雑で、
誰が誰なのか全然わかりませんでした。
まあ、あれは入れ替わって発する台詞がごく僅かでしたが。
その点、本作では瀬戸さんも内田さんも、めっちゃ作り込んでます。
とりわけ、サンプルの多かった内田さんはすごい。
全然声質が違うのに、ちゃんと瀬戸さんの台詞に聞こえるもの。
確かに、お話自体はたいして目新しくなかったですが、
お芝居は一流でした。
熱演されたお二人の努力とプロ根性に、敬意を表したく。
{/netabare}
scandalsho さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作未読。最終話まで視聴。
主人公の周囲でかなり風変わりなことが起こっているにもかかわらず、物語が淡々と流れているように感じるのは、主人公がいつも落ち着き払っているからだろう。
この感じは、『涼宮ハルヒ』のキョンが醸し出している雰囲気に似ているような気がした。
ただ、あちらはかなり笑える要素があったけど、こちらはほとんど皆無。
こちらは、物語が淡々と紡がれる会話劇のような印象です。
一見ハーレムっぽいけど、その部分だけは一途に貫かれていたのは高評価。
『続きは劇場版で』系のアニメをチョコチョコ見かけるようになったけど、この作品のつづきが一番気になるかな?
それでも、わざわざ劇場に足を運びはしないような気がするけど・・・(笑)。
梓峰光 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
誰もが好きになる名作。切なさが多いアニメだが、とても印象に残るアニメ。そして七里ヶ浜に行きたくなる
十文字 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
もっちょん さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
hana さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
tt さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
QjEiY75281 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
作画もOPEDもストーリーも声優さんも最高でした!
こんなに面白いアニメに久しぶりに出会いました。
特にアニメのストーリーは全て映画に向けての伏線になっていて、鳥肌が立ちました。
普段、本を買わない私でも初めて原作も揃えたほどの素晴らしさでした。
私の中で不動の一位のアニメです。
是非映画も原作も多くの人に見てほしいです!!
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。
(TVアニメ動画『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のwikipedia・公式サイト等参照)
石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり
原作:鴨志田一(電撃文庫刊「『青春ブタ野郎』シリーズ」)、原作イラスト:溝口ケージ、監督:増井壮一、助監督:いわたかずや、シリーズ構成:横谷昌宏、キャラクターデザイン:田村里美、総作画監督:田村里美/髙田晃、ブロップデザイン:髙田晃、美術設定:藤井一志、美術監督:渋谷幸弘、色彩設計:横田明日香、3D監督:野間裕介/唐澤祐人、撮影監督:関谷能弘、2Dワークス・特殊効果:内海紗耶、編集:三嶋章紀、音響監督:岩浪美和、音楽:fox capture plan
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年6月15日
空と海が輝く街“藤沢"に暮らす梓川咲太は高校二年生。先輩で恋人の桜島麻衣と過ごす心躍る日常は、初恋の相手、牧ノ原翔子の出現により一変する。何故か翔子は「中学生」と「大人」がふたり存在しているのだ。やむなく翔子と一緒に住むことになった咲太は「大人翔子」に翻弄され、麻衣との関係がぎ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年夏アニメ
中学生時代のとき、男子が苦手な双葉だったが「田中くん」だけ特別で大丈夫だった。夏休み中に田中くんは転校してしまい、自分の気持ちを伝えることができなかった。その後、男子にモテる双葉は女子からハブられてしまい、辛い中学生時代を過ごした。高校では女子に嫌われないようにと、わざとがさ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2021年秋アニメ
糸巻商社入社2年目、早く一人前になりたい五十嵐双葉。ちょっとガサツだけど面倒見のいい先輩・武田晴海。双葉は武田先輩をうざいと思いながらも、本当はまんざらでもない様子だったり、でもやっぱり本当にうざいときもあったり…
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2013年冬アニメ
漫画研究部に所属する女の子、愛、麻衣、ミイが「地球に迫る邪悪な侵略者と戦ったり、ライバルとトーナメントで闘ったり、漫画を描いたりはしないかもしれません」という作品。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
舞台は、主人公・谷山麻衣が通う都内の高校。 旧校舎で心霊現象が発生し、渋谷サイキックリサーチという心霊現象の調査事務所が調査にやってくる。事故で助手に怪我を負わせ、高価な機材を壊してしまった麻衣は、弁償する代わりに所長・渋谷一也の助手の代理をすることになるのだが…。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2011年冬アニメ
「女の子になりたい男の子」二鳥修一はその気持ちを押し隠していたが、あるときクラスメイトのさおりに女装しているところを見つかってしまう。以前から修一に好意を持っていたさおりは、それから修一に積極的に女装させるようになるが、今度はよしのにも女装がバレてしまう。しかし、よしのは「男...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年夏アニメ
あなたの“はじめて"を、わたしにください――。高校の文芸部に所属する小野寺和紗たち女子5人。「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じたある一言……。その瞬間から、彼女たちは“性"に振り回され始める。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年夏アニメ
現役声優・あさのますみの体験に基づいた、声優のリアルな日常を描く人気同人誌をTVアニメ化した作品。新人声優・一之瀬双葉はある日「仏戦士ボサツオン」のアフレコスタジオで萌咲いちごと小花鈴と出会う。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年春アニメ
元気で食いしん坊の小田切双葉、天使のような悪魔の委員長の葉山照、凋落した元・お嬢様の西川葉子という、名前に「葉」の字がつく“三者三様”の性格の女子高生が織り成すキュートで愉快な日常模様が描かれる。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
学園の問題児の巣窟『さくら荘』に住む高校2年生の神田空太は、変人たちに振り回されながら、『脱・さくら荘!!』を誓う毎日。そんなある日、『さくら荘』に、可愛くて清楚で、しかも世界的な天才画家である椎名ましろが越してくる。彼女を寮の変人達から守らねば!と考える空太だったが、ましろに...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2018年12月14日
暗黒の宇宙に希望の新時代を切り開いてきたヴォルトロンは、とうとう最後の敵との戦いへ。全宇宙に永遠の平和をもたらすため、強大な悪との最終決戦が始まる!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年秋アニメ
思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年秋アニメ
いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。 7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。 死して蠢く、ゾンビによって…… 否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド” 少女たちの願いは、たった一つ。 「私たち、生きたい。」 これは、少女達が起こす奇跡の物語サガ。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年秋アニメ
スライム生活、始まりました。 サラリーマン三上悟は気がつくと異世界に転生していた。 ただし、その姿はスライムだった。 魔物種族と仲間となり、獲得したスキルを駆使しながら、 さまざまな問題を解決していくスライム創世記。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年秋アニメ
物語の始まりは数⼗後の⻑崎。⽇常の中に⼩さな魔法が残るちょっと不思議な世界。主⼈公の⽉白瞳美は17歳。魔法使い⼀族の末裔。幼い頃に⾊覚を失い、感情の乏しい⼦になった。そんな瞳美の将来を憂えた⼤魔法使いの祖⺟・⽉白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。突然、⾒知らぬ場所に現れとまど...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年秋アニメ
「ここは……どこだ……?」 気づけばキリトは、なぜか壮大なファンタジーテイストの仮想世界にフルダイブしていた。 ログイン直前の記憶があやふやなまま、手がかりを求めて辺りを彷徨う。 そして、漆黒の巨木《ギガスシダー》のもとにたどり着いた彼は、一人の少年と出会う。 「僕の名前はユー...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年秋アニメ
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ。」 その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。 冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。 それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった…。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年秋アニメ
1993年から放送されたTVシリーズ「電光超人グリッドマン」。 まだパソコンが一般家庭に普及する前に制作された作品にも関わらず、 現代における「インターネット」「コンピューターウイルス」といった概念を先取りした内容で人気を集めた。 そして2018年秋「SSSS.GRIDMAN」が放送決定! アニメ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年秋アニメ
人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げら...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年秋アニメ
イタリア、ネアポリスに住む青年ジョルノ・ジョバァーナは、 ジョースター家の宿敵・DIOの血を継ぐ息子である。 幼少時代に迫害を受けて荒んでいた彼は、一人のギャングの男を 救った事をきっかけに、「人を信じる」ことを学ぶ。奇妙なことに、 恩義を忘れず、敬意を持って自分に接するギャング...