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「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(TVアニメ動画)」

総合得点
95.2
感想・評価
1847
棚に入れた
7831
ランキング
3
★★★★☆ 4.0 (1847)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

byGar61324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

毎回面白くて話も良く出来ている

見始めた時は、題名からしても最初のエピソードを引っ張り続けるのかと思いきや数話で綺麗に解決。その後に続くエピソードもずっと面白かったです。
ちょっと主人公とその妹に癖があるけど万人受けしやすい内容だと思います。

投稿 : 2021/12/23
閲覧 : 233
サンキュー:

14

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「物語シリーズ」「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」「サクラダリセット」とかのちょっとメンドくさそうな青春アニメが好きだったらいいかも?

公式のINTRODUCTION
{netabare}
心揺れる少女達との切なくも瑞々しい思春期ファンタジー
「さくら荘のペットな彼女」の鴨志田一と溝口ケージが再びタッグを組んだ本作は、思春期特有の感情が不思議現象として現れるという『思春期 × ファンタジー』を特色とする青春ドラマ。アニメーション制作は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などを制作した「A-1 Pictures」の新ブランド、『CloverWorks』が担当。スタッフには監督、増井壮一、構成・脚本、横谷昌宏など実力派が集い、繊細なストーリーや感情表現を豊かに描き上げる。空と海の輝く街「藤沢」を舞台に描かれる切なく、心に響く物語をお贈りします。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:鴨志田一
原作イラスト:溝口ケージ
監督:増井壮一
助監督:いわたかずや
シリーズ構成:横谷昌宏
キャラクターデザイン:田村里美
総作画監督:田村里美/髙田晃
ブロップデザイン:髙田晃
美術設定:藤井一志
美術監督:渋谷幸弘
色彩設計:横田明日香
3D監督:野間裕介/唐澤祐人
撮影監督:関谷能弘
2Dワークス・特殊効果:内海紗耶
編集:三嶋章紀
音響監督:岩浪美和
音楽:fox capture plan
制作会社:CloverWorks
{/netabare}
キャスト{netabare}
梓川咲太:石川界人
桜島麻衣:瀬戸麻沙美
古賀朋絵:東山奈央
双葉理央:種﨑敦美
豊浜のどか:内田真礼
梓川かえで:久保ユリカ
牧之原翔子:水瀬いのり
{/netabare}


1話ずつの感想


ゴメンナサイ
1~6話までの感想はこっちに入りきらなくなったから
↓に置いてます。。よかったら読んでね☆彡
https://www.anikore.jp/users/myanime/10193810/


第7話 青春はパラドックス
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
長かった6月、7月が終わり、ようやく麻衣とお付き合いできることになった咲太だったが、仕事で忙しい麻衣とは会えない日々が続いていた。
鬱憤をためながらバイトをしていたところ、そこに仕事終わりの麻衣がやってくる。
麻衣からの提案でしばらく会えなかったお詫びをもらえることになった咲太は、上機嫌でバイトを終わらせる。
その帰り道、咲太と麻衣は夜の繁華街でネットカフェに入っていく理央の姿を目撃し、不審に思った咲太があとを付けたところ、驚きの事実を理央から告げられる。
{/netabare}
感想
{netabare}
2年前に海で話しかけられたJKが牧之原翔子で
咲太クンの初恋の相手だったみたい。。

でも、その子が今、中1になって猫に会いに毎日咲太クンの家に来てる。。

不思議な現象だから理央に相談したら
髪を後ろでまとめてコンタクトで印象変わってた。。
あとはいつもの理央ってゆう感じで、実害がないならいいんじゃない?って


それでバイト中、ロケからもどった麻衣がきて
いっしょに帰るとちゅうでネカフェに入る理央を見て
不思議に思った咲太クンは麻衣といっしょにあとを追いかけて
麻衣から借りた電話で理央に電話したら出たんだけど。。

そのとき麻衣がもう1人の理央をネカフェの通路で見つけたの!?

それで、つかまえて外で話しを聞いたら
3日前から理央が2人いて
そのせいでこっちの理央は家に帰ってないんだって

思春期症候群みたいで、理由は分からない、って

それで理央を咲太クンの家に泊めようってしたら
麻衣が反対して、麻衣もいっしょに泊まることになったの^^


麻衣はマネージャーの人から電話がかかってきて
カレシの家にいるって言ったら話があるって言われたみたい^^
アイドル系芸能人ってカレシ禁止だったりするんじゃないのかな?^^


それで家につれて帰って麻衣が着がえとか取りに行ってる間に
咲太クンは入浴中の理央と話してたら
「マクロの世界で量子テレポーテ―ションが。。」とかって理央は
考えてるみたいだけど、よく分からない。。


次の日学校に行ったら双葉(メガネなしのほうを双葉って呼ぶね)が
佑真クンの練習を見てて、話しかけてカレを好きになった理由聞いたら
お弁当忘れた日にチョココロネをくれたからだって^^

正しイケメンにかぎるwってゆうかタイミングだったみたい^^


それで、もう1人の理央のこと話して
理央の意識が何かの原因で2つに分かれて
2人とも自分を観察してるから2人いるんじゃないか?
ってゆう理央の考察話したの

それで理央は原因の心当たりがないって言ってるけど
双葉にはあるみたい。。「そんなウソ信じたわけ?」って言われちゃった
でも、話さずに行っちゃった。。


それから佑真クンのガールフレンドの沙希が咲太クンに
理央が裏アカで変なことしてるって告げ口して来たの
ケータイを見せてもらったらSNSに
ちょこころねってゆうHNで顔をかくして自撮りをUPしてるみたい。。

それを見て、咲太クンがビックリしてるところでオシマイ。。



今回から翔子のおはなし?って思ったら理央のおはなしでちょっとビックリ

ただの咲太クンの相談相手なのかな?
って思ってたらサブヒロインってゆうのもびっくりだったけど
どんな悩みなんだろう?SNSに写真をUPするのって

ってゆうか、沙希はよく理央の裏アカとか知ってるよね?
理央は仲がいい女子の友だちとかいないはずなのに?
{/netabare}
{/netabare}
第8話 大雨の夜にすべてを流して
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
自分が二人存在するという思春期症候群を引き起こし、咲太の家にしばらく泊まることになった理央。一方で“もう一人の理央”はSNSに思いがけない写真を投稿していた。そのことを同級生の上里沙希から教えられた咲太は、改めて理央と話をすることに。その行動の理由、そして思春期症候群の解決方法を探るため二人の理央から話を聞いていく中で、咲太はそれぞれが抱える悩みを知ることになり……
{/netabare}
感想
{netabare}
中学のときの理央はボッチはこわくなかったけど
佑真クンと咲太クンと友だちになってから1人になるのがこわくなった。。

それなのに2人にカノジョができて
もうかまってもらえないんじゃないか?って思って
誰かにかまってもらいたかったからちょいエ口自撮りの投稿はじめたんだけど
それでも反応がうれしい双葉と、それがイヤな理央が2人に別れたみたい。。


それで双葉は学校帰りに知らない人から特定されて「会おう」
ってゆうメッセ―ジ送られて、やっと自撮りの投稿がこわいって分かったみたい
咲太クンに「警察に通報します」って送ってもらったあと
アカウントも全消ししてもらったの。。

それでもこわくって
両親が出張中の家に咲太クンに来てもらって寝ながら話してたんだけど
「1人ぼっちになるのがこわかった」ってゆう双葉を落ちつかせるために
佑真クンに電話して「双葉がピンチだからすぐ来てくれ」ってよび出したの

駅に呼び出された佑真クンは2人より早く駅についてて
それを見た双葉は
自分がぜんぜん1人じゃなかった、って分かって泣き出したの。。

それから3人で徹夜で花火をして写真を撮って
こんど3人で花火大会に行く約束して別れたの。。

そのとき咲太クンは双葉から「あっちの私のほうが自分より心配だから」
って携帯をあずかって、帰ってそれを理央に渡したら
待ち受けにしてる3人の写真を見て「自分はいらない」って思ったみたい
咲太クンが寝てるうちに家を出て行ったの。。

それで台風の中、理央をさがしに行って双葉に会って
理央が行きそうなところを聞いて学校の教室で理央を見つけて
「いい忘れたことがある、こんど国見と花火を見に行こう」ってさそったら
「この世界には双葉理央は2人いらない」って。。

あんな写真見せられて自分はいらないって思って
この街を出て1人で暮らそうってしてたんだって。。

それで「梓川は無神経だ」って言ってきたから
「何を今さら。。僕が無神経なのはよく知ってるだろう?
という訳で19日は。。で集合な」って念を押してそのままたおれちゃった。。


咲太クンが気がついたら病室で、目の前には麻衣がいたの
理央が運んで、麻衣を呼んでくれたんだって

それで病室を抜け出して待合室の理央に会って
「自分はもう必要ないとか、自分がいなくなればすべて丸くおさまるとか
でも、ホントはこわくて、どうしていいか分からない、とか
そうゆうメンドくさい話はもう聞きたくない」

「自分のことなんかキライでいいんだよ。。
ボクは、ま、こんなもんだろうって思いながら生きてる」って^^

それで理央が「さすが梓川。。ふつうだったら。。」って言いだしたら
「そんな前向きな生き方、疲れるだけだろう?」ってw

そんな咲太クンの話を聞いて、理央はほっとしたみたい^^
「花火、わたしも行っていい?」って咲太クンに聞いてきたから
「そんな言い方じゃダメだ。。」って言って「言う相手まちがえてる」
って電話をゆびさしたの。。

それでどこかに電話した理央が
「。。私も花火、行きたい」って言ったら消えちゃって
咲太クンが電話を取ったら相手は双葉理央。。
もどったったんだって☆


19日は3人並んで花火を見ながら
理央は佑真クンの耳の近くでささやいたら佑真クンがドキってしたの^^
それで「返事はいいよ。。分かってるから。。」って。。

それで3人でふつうに話しながら佑真クンに
「カノジョと仲直りしなよ。。どうせ私か梓川が原因でしょ?」
って言いながら、そっと涙をぬぐったところでオシマイ。。



誰かにかまってほしいってゆう理央の気もちはにゃんも分かる。。
にゃんは自撮りじゃないけど、あにこれで感想書いて
感想の感想もらったりしてよろこんでるから理央とそんなに変わらないかも?

でも、名前とか、住所とか学校が分かっちゃいそうなことって
こわくって書けないなぁ。。

写真は場所とか特定できないようにUPしても
くわしい人が調べたら、どこで撮ったかとか分かっちゃうってゆうし
みんなも気を付けた方がいいかも☆彡って


しばらく理央のおはなしだったけど
ホントは佑真クンと咲太クンのおはなしだったみたいで
こんなにいい男子の友だちがいたら
どんな女子でも好きになっちゃう、って思う^^

佑真クンがどうしてあのカノジョとつき合ってるかよく分からないケド
そのうちヒロインで出てきたりするのかな?


理央のなやみは意外とかんたんに消えたみたいだったけど
夜中でも電話したらすぐ来てくれて
ピンチがウソだって分かっても笑ってくれる友だちって
たぶんリアルの世界にはどこにもいないんだろうな。。
{/netabare}
{/netabare}
第9話 シスターパニック
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
事務所からのデート禁止令によって、芸能活動で忙しい麻衣と会えない日々が続いた咲太。ようやく2学期がはじまり、学校で麻衣に会えるようになることを心待ちにしていたが、家の前で出会った麻衣からは「あんた誰?」という衝撃の一言が。事情を確認すると麻衣とその妹・豊浜のどかの身体が入れ替わってしまっていたことが発覚する。思春期症候群が解決するまでの間、麻衣はのどかとして、のどかは麻衣として日々を過ごすことになるが…
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は
「ココロコネクト」「君の名は。」「山田くんと7人の魔女」とか
思春期によくある入れかわりのおはなし。。


麻衣の家って複雑で、麻衣のお母さんがお父さんと離婚して
そのあと結婚した人から生まれたのが麻衣の義理の妹ののどかで
麻衣のお母さんが麻衣を劇団に入れたら
のどかのお母さんも張りあってのどかを劇団に入れたんだって。。

それでのどかは小さいころからお姉さんとくらべられて
劣等感を持ってたみたい。。


そんな感じで今回は、思春期症候群の原因も何となく分かってて
理央に相談しても、のどかの劣等感をなくすことが1番じゃないか?って
シュレディンガーの猫もラプラスの悪魔もキミの縄も出てこなかった^^


入れ代わって、おたがいに相手の生活がはじまったんだけど

のどかがはじめに心配したことは
学校で友だちにあやしまれるんじゃないか?ってゆうことだったけど
麻衣は友だちなんかいないから大丈夫、って言ったらのどかにもいない、って

姉妹で友だちいない、ってフシギだよね。。
どっちもツンデレっぽいからかな?にゃんにもいなかったけどw
きっと、友だちって、自分から作ろうって思わないとできないのかも?

でも空気読まない作太クンはどうどうと「僕には3人いる」って、^^

3人もいたらリア充だけど
その友だちが麻衣の友だちにはなってくれないのがかわいそう。。

そう言えば、佑真クンのカノジョも咲太クンのこときらってるよね。。
友だちの恋人とか、恋人の友だちって自分の友だちにはなれないのかな?


それから、麻衣とのどかはお母さんどうしが仲が悪くって。。
ってゆうのは何となく分かるけど
のどかのお母さんが麻衣のお母さんを追い出した、ってゆう感じなのかな?
ドロドロでこわそう。。

咲太クンもそうならないといいけど☆彡


のどかは小さいころから麻衣にあこがれてたマネしてたから
麻衣のしぐさとかはうまいって。。

それで咲太クンが今回のこと理央に相談したら
「よく出来た姉へのコンプレックス」じゃないか?
ってゆうことになったんだけど解決方法は理央があっさり
のどかが「国民的アイドルにでもなれば良いんじゃない?」って。。

にゃんは思ったけど
それだったら、2人ともこのままでいたらいいんじゃない?
のどかは有名になれるし麻衣は売れてないから咲太クンとデートできるし。。
そうできたら、かんたんなんだけど^^


麻衣(中身のどか)といっしょに下校中
咲太クンは聞きにくいこと平気で
「お前さあ、なんで麻衣さんの前だとお姉ちゃんって呼ばないワケ?
言いたい事があるんじゃない?たとえば、お姉ちゃんなんて大キライとかさ」

それで「帰ったら麻衣さんとちゃんと話してみるんだな? じゃ」
って言ったら「今さら帰れない。。しばらく泊めて」って^^;

そこにちょうど麻衣が来て
のどかは「小さい頃から、ずっと比べられてきた。。」
ってうらみを話し出したの。。

「オーディションに行っても、受かるのはいつも麻衣さんで
そのたびに、あたしはお母さんから怒られた。。

麻衣さんが芸能活動休んでる間に
あたしはやっとスイートバレットとしてデビュー出来て
お母さんも、少しは優しくなってほめてくれた。。
なのに活動再開ってなに!?

特番ドラマでいい役やって、CMもたくさんやって
ファッション雑誌を見れば、毎月どっかの表紙にいて!
なんであたしの邪魔をすんの!?。。お姉ちゃんなんて、大嫌い!」

って言ったら麻衣も
「そっ。。良かった、私も のどかのこと嫌いだったから
ぜんぶ無神経な父親が原因だけどね。。
別に のどかのせいじゃないけど。。私のわだかまりもわかって」って

おたがいに好きなのは伝わってくるんだけど
どっちもツンデレでボッチだから、うまく言えないんだと思う。。


それでけっきょく麻衣が泊まることになったの。。

麻衣がかえでに会ってのどかスマイルであいさつ^^
何となくおかしいw

おふろの中で将来、麻衣と結婚する気で
「のどかは妹。。じゃなくて義理の妹?こういう時は何て言うんだろう?」
って、のんきに考えてる咲太クンがおかしい^^

このままだと咲太クンは妹の麻衣と結婚して
お姉さんがのどかで。。ってもっとややっこしいことになっちゃうのにw

それからおふろ上がりにいつも通りのおばか会話から
「素直になるのが一番だと思いますよ。。」ってゆう咲太クンに
「正論なんて聞きたくない!」って麻衣。。

「のどかはまだ子ども」って言いながらスナオになれない麻衣って。。
やっぱりツンデレって大変だよね^^


それから2人の入れかわりのお仕事がはじまって
明日はCM撮影、ってゆう日
のどかは笑顔のことで咲太クンに質問して
咲太クンから麻衣に聞けって言われちゃってスネてた。。


麻衣も咲太クンのバイト先に「彼氏の顔を見たくて」って言って来たけど
ホントはのどかのこと心配してるんだよね?

でも、咲太君が「アドバイスがあれば聞いておきますよ?」ってゆうと
「のどかが欲しいって言ったの? 。。じゃあ言わない。。
大丈夫よ。。劇団で教えられた事を思い出せば、問題なく出来る」
ってまたツンデレ。。


CM撮影の日、朝5時からのどかのようすを見に行った咲太クンは
のどかがちゃんとあいさつもして
カメラリハーサルもうまくいって安心してたら
本番で緊張しすぎて過呼吸でたおれちゃった。。

それで撮影は中止になって
そのことを麻衣に会って報告したら「なんでそんな!?」って聞かれたから

「きっと、桜島麻衣によせられる信頼のあつさとか期待の大きさとかを
痛感してプレッシャーになったんですよ。。」って


それから咲太クンは学校で佑真クンにたのんで
お姉さんがいるカノジョの沙希と話しさせてもらって
沙希にお姉さんとの関係を聞いて
好きとか嫌いとか、そんな単純な話じゃないってゆうのが分かったみたい。。

そのあとマンションに行ってみたら麻衣が入り口にいて
咲太クンを待ってたのかな?合いカギを渡してきたの。。

「自分で行って声かけてあげればいいのにー。。」ってゆう咲太クンに
「なんて言っていいか、分からないのよ。。」って
それでさいごに「和室の戸棚は絶対に開けない事!」って。。


「あのさ、上がっていい?」ってインターホンで聞く咲太クンは
「合いカギがあるから」って言ってちょっと強引に入れてもらったけど
合いカギがあっても、チェーンをしてたら入れないよね^^


のどかは入ってすぐ「あのさ、お姉ちゃん何か言ってた?」って聞いてきて
咲太クンは「別に何も言ってなかった、何度かNG出すと思ってたみたいだけど
それでもお前なら、監督からOKもらえるって疑ってなかった」って言ったら
「本当に?」って。。

それから咲太クンがあたりを見回して、あんまり部屋がきたないから
「にしても、ひでえなぁ。。これを見こしての合いカギだったのか!?」
って言ってからのどかに「メシは食ったのか?」って聞いたら
「朝から食べてない」ってゆうのどかに

「じゃ、何か作るから、まずは風呂入ってさっぱりしてこい」
って言って「のぞくなよ!」ってゆうのどかに
「それはのぞけ、って事か?」って聞いて「死ね!」って言われてたけど
咲太クンの「のぞくな」は「のぞけ」ってゆうことみたいw

それで咲太クンが、のどかがおふろに入ってる間にのぞこうって
戸棚(w)に手をのばしたところでオシマイ。。



のどかのへやが散らかってて、咲太クンがおどろいてたけど
にゃんの高校のときのクラス(女子だけ)ってふつうにあんな感じで
誰かのジャージがホコリだらけで床に落ちてたり。。
男子はあんまり期待しない方がいいかも^^


のぞいちゃいけない戸棚の中って気になるよね?
きっと何か、今回の事件のヒントがかくれてそう。。


あと、のどかがアイドルデビューしたって言ってたけど
スィートバレットのライブは「Wake Up,Girls!」のはじめのころみたい。。
こうゆうアイドルってきっとたくさんいるんだろうな?


それから、先回の理央のときもだったけど
麻衣って咲太クンの家に泊まるのが当たり前になってない?
ふつうに上半身ハダカの咲太クンと話してたしw
{/netabare}
{/netabare}
第10話 コンプレックスこんぐらっちゅれーしょん
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
女優・桜島麻衣としてCM撮影を上手くこなすことができず、次第に劣等感を強めてしまったのどか。その後も二人の身体が入れ替わった生活が続く中で、麻衣はのどかの所属するアイドルグループ“スイートバレット”の単独ライブを迎えることになる。チケットを渡された咲太とのどかは、ライブを見に行くが…
{/netabare}
感想
{netabare}
けっきょく元にもどったんだけど
のどかになった、麻衣のライブシーンすごかったね^^

センターの子が落としたマイクを
何もなかったような顔で受けとめて、ついでに歌も引きついで
次のターンでマイクを返す、って。。

すごい落ちついてて、麻衣ってアイドルでもデビューできそう☆

それに、ほかのアイドルアニメに負けないくらい動いてて
作画が大変そうだった^^


そのあと新曲で、のどかがセンターになることが発表されて
ライブ後のハイタッチでお母さんが麻衣に
うれしそうな顔、見せてるの見て落ちこんで
自殺のマネまでして、咲太クンに止めさせたんだ。。


それで「麻衣はのどかのことが好きだ」ってゆう咲太クンに
のどか「証拠を見せて☆彡」って言ってきて
咲太クンは麻衣が戸棚にかくしておいた
のどかからの手紙を見せたの。。

それで部屋にかくれてた麻衣も出てきて
ほかの人からほめられてもうれしくなかったけど
のどかのファンレターのおかげで仕事が好きになった、って
それで「妹になってくれて。。ありがとう」って言ったの。。

だけどそれだけじゃ足りなかったみたい。。

のどかは、お母さんがのどかの代わりに麻衣が娘だったらよかったのに
って思ってるんじゃないか?ってずっと思ってたみたい。。

「なんであたしより先にセンター曲もらっちゃうの!?
なんでお姉ちゃんがお母さんにほめられてんの!?」
麻衣のプロ意識が強すぎて
「そうゆうカッコいいところが大っキライ!」って責めだしたの。。

それで麻衣は思わず手を上げて思いっきりなぐったの。。咲太クンをwww
理由が「明日、雑誌の撮影でしょ? アトが残ったらどうするのよ」って^^
咲太クンなら
麻衣になぐられてもごほうびになるからいいって思ったのかな?^^


それで麻衣はのどかに
ハイタッチの列にいたお母さんの手が震えてたこと話したの

「お母さんはずっと不安だったんだと思う。。
お母さんの期待にばかりこたえようとしてくれるのどかを見て
のどか自身が本当に幸せなのか。。ずっと。。」って

それでのどかにも
お母さんが笑顔になったのって、のどかの幸せそうな姿を見れたから
ってゆうのが伝わったみたい^^

それでのどかが
「いっつもお母さんがおこってるから、よろんで欲しかったんだよ!
お姉ちゃんの事ばっかり言うから、あたしだってほめて欲しかったんだよ!
お母さんに笑って欲しかったの!」って言いだして

麻衣が「これからはお母さんに言われた事じゃなくって
のどかの選んだ事でよろこばせてあげなさい☆彡」って

それで「あたし、お姉ちゃんみたいにならなくていいんだよね?」
って聞くのどかに「のどかがなりたいなら、なってもいいけど。。」
って言ったらのどかは「なりたくない。。」って^^

それで姉妹で抱き合って泣いてたら、元にもどったの♪


EDはのどかが歌ってたけど
おはなしに出てきたのどかって中の人はずっと麻衣だったから
それでいいのかな、ってちょっとフシギw


さいごに理央が
「原理としては、量子テレポーテーションの一種と。。」って解説してたけど
ムリに何でも量子論のせいにしなくってもいいんじゃない?ってw

「じゃあ、なんで麻衣さんの姿まで豊浜に?」って聞く咲太クンに
「桜島先輩にも、妹さんをうらやましいと思う気持ちが少なからずあった
って考えたらいいんじゃない?」って。。


今回のおはなしって、親子のおはなしみたいだったから
麻衣がのどかのこと「うらやましい」って思ったとしたら
のどかにはお父さんがいて、心配してくれるお母さんもいたから、なのかな?


さいごは麻衣のへやにのどかが引っ越してきて
2人っきりで。。って思ってた咲太クンはちょっとがっかりしたみたい^^

ってゆうか、実は
麻衣と咲太クンがいっしょに歩いてるところがスキャンダルになってて
それどころじゃなかった^^;
ってゆうところでオシマイ^^


もともと麻衣はお仕事、お休みしてたんだから
これで仕事がなくなるんだったら、そのままお休みした方がいいかも?
{/netabare}
{/netabare}
第11話 かえでクエスト
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
のどかの思春期症候群が解決し、やっと麻衣と恋人らしい毎日が過ごせると期待を膨らませていた咲太だったが、そんな矢先に桜島麻衣に彼氏がいるというスキャンダルが報道されてしまう。出演する映画の記者会見で、誠意ある説明をする麻衣の姿を見たかえでは、自分も咲太のために頑張りたいと、今年の目標を立てる。その目標の中には学校に行くという内容も記載されていて…
{/netabare}
感想
{netabare}
記者会見の麻衣がかっこよかった☆

アイドルだと、お付き合い禁止とかってあるみたいだけど
女優だからカレシがいても関係ないのかな?

でも、全校生徒の前で告白されて
自分が女優にもどるきっかけになったカレシって
麻衣のファンだったらダメなんて言えないハズ^^

この記者会見のあと、
全校生徒の前でする告白がトレンドになったらどうしようw


それである日、牧之原翔子から

「明日 七里ヶ浜の海で 会えないかな
                     翔子さんより」

ってゆう手紙が郵便受けに入ってて
咲太クンはどうやって麻衣に話せばいいか迷って理央に相談したり

かえでが通ってた学校のときの友だちから相談うけて
かわりに翔子のところには麻衣に行ってもらったり

けっきょく祥子はあらわれなかったから
砂浜に「彼女ができました  咲太」って書置きして帰ったり。。



それでやっと、かえでがメインのおはなしがはじまって
咲太クンが帰ったら、かえでから今年の目標が発表されたの。。
って言っても、今日は10月16日だから、あと2ヶ月半しかないんだけど
ノートには。。

○お兄ちゃんと外に出る
○お兄ちゃんとお散歩する
○お兄ちゃんと電車に乗る
○お兄ちゃんとお散歩する
○お兄ちゃんとプリンを買いに行く
○お兄ちゃんとデートする
○お兄ちゃん以外の人からの電話に出る
○お兄ちゃんとパンダを見に行く

。。ってゆう、お兄ちゃんといっしょイベントのさいごに
「○学校へ行く」ってゆうハードルの高いクエストが1つまざってたの。。

「○お兄ちゃん以外の人からの電話に出る」クエストをはじめにして
次つぎがんばってクリアしてくかえでが応援したくなるし
それにつき合ってくれる麻衣が、いいカノジョすぎる^^

勉強もできて、歌って踊れて、ぶり大根まで作れちゃう美人女優でいい人って
ドラえもんよりいなさそう^^


それから、がんばったかえでには、思春期症候群のアザが出てて心配。。


次の日には、かえでが外に出るための作戦


かわいい服に着がえる、玄関へ移動、靴を履く
そのたびに「ちょっと休憩」が入るスケジュールはやっぱり必要だよね^^
いっきにやろうとすると、ハードルが高くなっちゃうから^^

お兄ちゃんの背中に合体で、目をつぶって歩き出して
出る前にこわくなってやめて、目を開いたらもう外だった。。

まだ出てないは咲太クンのウソだったんだけど、外に出れてよかった☆

それからほんのちょっとずつ、出る距離をふやしてって
麻衣とのどかもいっしょに4人で海にピクニックに来れるようになったの♪

そこにこの前、咲太クンが会ったかえでの友だちだった子がぐうぜん来て
かえでに話しかけてくるんだけど
かえでは誰?って言ってお兄ちゃんのうしろにかくれちゃうの

それで咲太クンがみんなに
かえでの記憶がないことを発表したところでオシマイ。。



後半はかえでがちょっとずつできる事がふえてくおはなしで
「風が強く吹いている」の王子みたいなおはなしで
誰にでもできるようなことでも、ムズカシイ人にはムズカシイよね^^

でも、ちょっとずつできるようになる、ってゆうのは見ててうれしい☆


にゃんは引きこもりだけど、外に出れないわけじゃなくって
知ってる人に話しかけられるとキョドっちゃうから
門を出るときもちょっとまわりに人がいないことを確かめてから。。

そのときたまたま、近所の人が外にいて目が合ったりしたら
「こんにちわー」って頭を下げて
なにか話しかけられる前にあわてて家にもどっちゃったり^^

あと、どうしてもいるものがあって、1人で買い物に行ったときとかに
知ってる人に急に声かけられたりすると
どうしていいか分からなくなってコワい。。^^;

「あ、はい。。」とか、テキトーに返事はできるんだけど
話がちょっと長くなってくると
「変だと思われてるんじゃないかな?」って気になってきて
だんだん、ビルのてっぺんに立ってるみたいな気がしてくるから。。

外には出れるけど、にゃんもかえでとあんまり変わらないかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第12話 覚めない夢の続きを生きている
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
七里ヶ浜で遭遇した幼なじみの鹿野琴美を覚えていないと言ったかえで。その再会をきっかけに咲太は麻衣とのどかに、かえでが記憶を無くしてしまっているという事実と、2年前に起こった出来事を打ち明ける。琴美と会った次の日からもかえでは、学校に行くための練習を続けようとするが…
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめは咲太クンが麻衣とのどかに
2年前、かえでがSNSのコミュニティに悪口を書かれたのが原因で
乖離性障害になって記憶をなくした話をして

今までの花楓とぜんぜんちがうかえでに
咲太クンもとまどったけどお母さんがこわれちゃって
そのあと咲太クンもお腹に大きな引っかき傷ができて

それが思春期症候群だってゆうことをだれにも信じてもらえないでいたとき
病院を抜け出して海に行ったときに会ったのが高校生の翔子で
話をする咲太クンのゆうことを聞いて、ぜんぶ信じてくれて

どうして信じれるのか聞いた咲太クンに
「きっと見える世界は、人の数だけ存在しているんですよ」って。。

それで「私は人生って、優しくなるためにあるんだと思っています
昨日の私よりも今日の私が、ちょっとだけ優しい人間であればいいな
と思いながら生きてます」って。。

それで咲太クンは、そうゆうやさしい世界があることを知って
自分も翔子みたいになろうって思って
退院した日、かえでに一冊のノートとペンを買って帰ったんだって。。

日記帳みたいなものだけど、そこに書く名前をひらがなで「かえで」って。。

かえでと花楓はちがう人格なんだから、たぶん、双子とおんなじで
顔が似てるからって兄弟の名まえで呼ばれたらイヤだって思う。。

きっと、やさしくなった咲太クンって
そうゆうことが分かったんじゃないのかな?

そのあと、お母さんとお父さんは引っ越してって、今は2人で暮らしてる。。


それから麻衣が、ロケでしばらく会えなくなったけど
そんなことに関係なく、かえでの挑戦はつづいてて制服を着てみてたの

それからこの間の花楓の友だちのこと聞いてきて
咲太クンは「あの子は鹿野琴美さん、幼稚園に通う前からの知り合い」
って言って、琴美が花楓に借りてた本を返してくれたって渡したら
本の中にメモがあって

「かえちゃんと また 友達に なりたい」って書いてあって
読んだかえでが「こみちゃん。。」ってなみだを流して言って
たおれたの。。


それで入院したかえでは、咲太クンが電話で麻衣に
「花楓の記憶が戻ったら、こんどはかえでの記憶が消えてしまうかも」
って話してるの聞いてあせり出したみたい

退院して「何が1番にしたい?」って聞いた咲太クンに
「学校に行きたい!」って言いだして
次の日から、ムリしながら学校に行く練習がはじまったの。。

スクールカウンセラーさんに来てもらって
「まず通学路、保健室と段階をふんでいきましょう」って言われて
保健室でも登校になるって聞いたかえではとうとう通学路デビュー☆

それでもとちゅうで足が動かなくなって
「ムリしなくていいんだって!」ってゆう咲太クンに
「しないとダメなんです!かえでにはゆっくりしてる時間がないんですよ!」って。。

あきらめないで泣きだすかえでに咲太クンが
「わかった、僕がかえでを学校に行けるようにしてやる」って言って
「とっておきの場所」の動物園につれてったの^^

そこでたくさんの人とか、いろんな動物を見て
「また来たい!」ってゆうかえでに
分かってたみたいに咲太クンが年間パスを渡したの^^
それでかえでも大よろこび♪


それから自宅のある駅でおりて咲太クンは「近道だ」って言って
夜の学校につれてって、2人でこっそり校庭に入りこんだの

それで、かえでのクラスの3年1組をのぞいたら
かえでが「今度はお昼に来たいです☆彡」って
「今日で、ノートに書いた目標にぜんぶ○がつけられますっ^^
パンダとプリンと学校で、コンプリートですっ^^」って

それから「あしたはお昼の学校に行けるような気がしますっ!
あしたが楽しみですっ! 明日が待ち遠しいですっ♪」
って、あしたを楽しみにしながら帰ったんだけど

次の日の朝「おはよ~お兄ちゃん。。あれ? お兄ちゃんだよね?」
って、かえでは花楓にもどってたの。。


「やがて君になる」の生徒会の演劇で
記憶をなくした少女、そのままのかえで。。

自分が知らない自分にもどらなくっちゃならない少女って
きっとかえでみたいに悩んでたんだろうな。。

「やがて君になる」の少女はわからないけど
かえでは、花楓が「忘れたい☆彡」って思ったから生まれたキャラで
「忘れたい」「自分は花楓じゃない」って思ってるのに
「お前は花楓だ!」って押し付けるのはやさしくないって思う。。

かえでは花楓がなりたくってなったキャラなんだから
理央のときとちがうけど、ちょっと似てるみたい。。


だから今回、かえでが「学校に行きたい!楽しみ♪」って思ったときに
かえでは花楓にもどったんだって思う。。

かえでと花楓は、ちがう人格みたいだけど
きっと、かえでも花楓もどっちも本物で
どっちも本物の「カエデ」の1部なんだって思う。。

だからつながってて
おたがいに「こんな自分を変えたい!」って思ったときに
出るキャラだったんじゃないのかな?

だから、花楓の記憶のないハズのかえでが琴美のことおぼえてたのって
「カエデ」がおぼえてたんだって思うな。。


たとえば、左ききだったカエデがみんなからバカにされたら
「右ききになりたい!」って練習して右ききになるかも?

でも、尊敬できる人に出会って
その人がもし左ききだったら、左ききにもどすかも?

そしたら、右ききでも左ききでも、カエデはカエデでいっしょでしょ?


「今の自分が消えちゃう」って思ったときに
かえでは消えちゃうのヤだったんじゃないかな?って思ったけど
かえでが書いてたノートの「やりたいこと」の先が書いてあったとしたら
きっとさいごに「花楓」って書いてあったんじゃないのかな?って。。
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第13話 明けない夜の夜明け
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
咲太の手助けで夜の学校に行くことができ、次は昼の学校にいくと意気込んでいたかえで。しかし、その翌日、突如“花楓”の記憶が戻り、2年間一緒に過ごしてきた“かえで”の記憶が消えてしまった。かえでがいなくなってしまったことに打ちひしがれる咲太の前に、ある人物が現れる。
{/netabare}
感想
{netabare}
かえで回のつづきで
花楓の記憶がもどったから、落ちつくまで検査入院。。

お父さんがうれし泣きしだしたの見て
咲太クンは消えちゃったかえでのこと思い出して
もっと、いろいろしてあげたかった、って泣きだしそうになって
「トイレに行く」って言ったまま、雨の中にとび出して行っちゃった。。


咲太クンが雨の中、道に泣きくずれてたら翔子さんがあらわれて
咲太クンを家まで送ってくれておふろに入れてくれて
「楓に何もしてあげれなかった。。」ってくやむ咲太クンの話を聞いて
「そんな咲太クンを見たら、かえでが悲しむ」って言って
かえでの日記を読んでくれたの。。

日記の話って今までのおはなしのまとめみたいな内容だったけど
かえでの気もちとか思いが伝わってきてにゃんも泣いちゃった。。

それで分かったのは
かえでががんばってたのはお兄ちゃんのためってゆうことで

お兄ちゃんが花楓がいじめられている事に気がつかなかったこととか
いろいろ後悔してたの知ってて
かえでが消えたあと「何もしてやれなかった。。」って後悔させないように
いろんなことしてもらってたんだって。。


それで次の日、咲太クンはいつの間にか眠っちゃってたみたいで
気がついたら祥子さんは
「咲太君はもう大丈夫みたいなので翔子さんは帰ります」
って置手紙をのこしていなくなってたの。。

それからお腹がなって、冷蔵庫のトマトとパンを食べたら笑いだしたの。。


そこに麻衣から電話がかかってきて、花楓の記憶がもどったこと伝えたら
咲太クンの心配してくれて
次の日には金沢からもどってきてくれたんだけど

翔子さんの置手紙を見てショックを受けたみたい。。
「翔子さんとの間には、何もなかった。。」
って弁解する咲太クンを置いて、また金沢にかえっちゃった。。

それで次の日、バイトの帰りにのどかが咲太クンの前にあらわれて
昨日のこと「麻衣が手紙をカン違いして。。」って説明しようってしたら

「お姉ちゃんは咲太の事はちゃんと信用してる!」って言って
麻衣はかえでのことでボロボロになってる咲太クンを心配して
少しでもそばにいてなぐさめてあげよう、って帰ってきたってゆうのと
今日が麻衣の誕生日だってゆうことを伝えたの。。

それを聞いて咲太クンは、新幹線で金沢に向かったんだ。。

駅にはのどかからの電話で咲太クンが来るって思った麻衣が待ってて
マネージャーに断って15分間だけのデート。。

あやまる咲太クンに「私も。。」って言って
咲太に誰かが必要だったのは分かってて
それが自分じゃなかったことにショックを受けた。。って
 
それから麻衣が「目をつぶって」ってゆうから
咲太クンが待ち受け中の顔したら、ほっぺをギュ!ってして
「だって、 咲太にとってこれが一番のごほうびでしょ^^」ってw


それからEDでみんなのその後の日常のピンナップ。。


されからさいごに、花楓の退院の日
「これから何をしたい?」って聞く咲太クンに
かえでの日記を読んだ花楓が「学校に行きたい☆彡」って^^



ちょっとかえで回がハンパに終わっちゃったみたいだったけどよかった^^


かえでの記憶は消えちゃったけど
思いは消えてないんじゃないかな?ってにゃんは思う。。


にゃんはイジメられてたから
できるだけ前のことは思い出さないようにしてたからかな?
幼稚園のころの記憶とかはほとんどないんだけど
それでも、そのときのにゃんが消えたんじゃないって分かるから
さびしくない。。

にゃんは思い出って、すき焼きみたいなものかも?って

すき焼きって、具を食べては足して、ってくり返して
はじめに入れた具が、さいごにほとんど残ってなくっても
ちゃんとダシは出ててあとでうどんが食べられるから

肉と野菜が消えて、具はうどんだけになったって
すきやきのうどんには、具の味がしみてるみたいに

かえでの記憶がなくなって、花楓になっても
花楓には、かえでの思いがしみてるんじゃないかな?って。。

だからきっと、記憶がなくなっても
さみしい思いなんかする必要はそんなにないんじゃないかな?☆彡
(すき焼きうどんはお肉と野菜がちょっと残ってたほうがおいしいから
うどんだけだとちょっとさみしいかも^^w)
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


原作小説の第6巻と第7巻を合わせたアニメ映画
「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」が決まってるからかな?
終わったけど、いろんな謎がのこってて
あんまり最終回っぽくなかったみたい。。


主人公は「物語シリーズ」の阿良々木クンみたいな
女子にでも平気で下ネタ言えちゃうけど、ホントはやさしくって
メンドウなことでも引き受けちゃう男子で
「物語シリーズ」みたいなちょっとひねくれたセリフもおかしかったw

おはなしは、1人1人の気もちがよく伝わってきてよかった


絵はきれいだったし、声優さんもじょうずだったし
下ネタはゆうだけで、変なラッキースケ○とかないからよかった☆

投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 1138
サンキュー:

127

ネタバレ

因果 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

レクイエム・フォー・ゼロ

萌えラブコメというジャンルにも、SFやミステリやロボットなどと同様に、構造的コード、つまりお約束が存在する。その最たる例の一つが「選択への消極性」だ。つまり、主人公はアラカルト的に横溢するヒロインのうちの誰か一人を明示的に選ぶべきではない、という暗黙の了解。

このコードが現在も根強く残っていることは毎クール量産されるハーレムアニメが証明しているし、個人的には「きらら系」に代表されるような、物語世界から男が完全に排除された作品などは、「選択への消極性」を限界まで加速させていった一つの結果のような気もする。

本題に入る。『青ブタ』は端的に言ってこのコードに真っ向から違反している。主人公の咲太は早々に麻衣を選択しており、その他のヒロインとの間に明確な一線を引いている。つまり、咲太は麻衣と名実ともに「付き合って」いる。

「成就した恋ほど語るに値しないものはない」とは『四畳半神話体系』最終話においてヒロインの明石さんと結ばれた主人公「私」のセリフだが、ここにはまさに萌えラブコメの哀しきジレンマが端的に現れているといっていい。

点と点がフラジャイルな緊張感を保ったまま距離を縮めていくその動性こそが萌えラブコメ最大の妙味であるが、逆説的に言えば、くっついてしまえばそれきり静止状態に陥るということだ。

物語の序盤で男女関係を成立(=静止)させてしまった『彼氏彼女の事情』が、性行為(これも萌えラブコメ的には本来タブーだろう)や傍流的な人間関係などで誤魔化し続けながらも結局「わたしとあなたの2人だけの世界」的な閉鎖性から抜け出すことができなかったことからもわかるように、萌えラブコメが「選択への消極性」というコードに挑むことは非常に困難なのである。

であるにもかかわらず『青ブタ』はそんな萌えラブコメのコード…いや呪縛に決然と中指を突き立ててしまった。それでいて物語が竜頭蛇尾に消沈していくこともない。むしろ加速の一途を辿るばかりだ。

まずは兎にも角にも桜島麻衣というキャラクターの絶妙さに拍手を送りたい。交際が始まってからも表面的な態度にさしたる変化はないものの、所作の節々に咲太への熱烈な好意が明滅してしまう人間臭さには古典的、しかしそれゆえにクリティカルな破壊力が宿っている。えーもう面倒な言い回しはやめます、普通にメチャクチャ可愛い。この圧倒的萌えパワーがあればこそ、咲太の「麻衣さんと付き合う」という選択に大きな説得力が生まれていることに異論の余地はないだろう。

とはいえ咲太と麻衣ののんべんだらりとした惚気が続くわけもなく、そこには萌えラブコメのお約束として、さまざまなヒロインが、しかもそこはかとなく主人公に好意を持ったヒロインが割り込んでくる。

普通であればここで主人公はあれかこれかの二者択一、三者択一、いやそれ以上といった具合に、同価値の集団から任意の一つを選び出すというアポリアに直面させられるわけだが、『青ブタ』は少し事情が違う。

主人公の咲太にはそもそも絶対的存在としての麻衣がいるのだ。したがって、咲太に好意を持ついかなる他者も、咲太に好意を抱いた時点で既に敗北が確定しているといえる(言い方は悪いが)。咲太には麻衣以外の選択肢など存在しない。

だから咲太は彼女らサブヒロインに対して一つ一つ丁寧に墓標を立てていく。それはまるで萌えラブコメという構造によって強迫観念的に駆り立てられてきた不毛な恋愛的闘争のすべてを真っ向から抱き止め、優しく慰めているようでさえある。もはや除霊に近い。

しかも咲太のメサコン的な性格のおかげでサブヒロインとの関係が大きな破綻をきたすことなく元の位相に落ち着くため、イベント後も当該のサブヒロインが物語に再登場できる仕様になっている。これを萌えラブコメ的グロティシズムと非難することもできるだろうが、私はあえて救いと呼んでみたい。

もちろん、サブヒロインとのイベント中でも麻衣との恋愛関係は持続している。2人にとってサブヒロインの闖入は、ある種の愛の試練であるといえよう。麻衣はあくまで咲太さえいればそれでいいという保守的価値観でそれらに臨もうとするが、上述の通り咲太はメサコンであり、即ち「麻衣との2人だけの関係に閉鎖する」という解決策を持たない(持てない)。そして麻衣もそのような咲太の根本性質を含んだうえで彼を愛している。したがって2人は、サブヒロインという外部に絶えず開かれながら、外向的にその関係を醸成していくというソリューションを取る。第三者との関わりを内に含んだうえで関係を構築していくのである。

さて、上記の要素だけでも凡百の萌えラブコメを一斉に葬り去れるような破壊力があるのだが、『青ブタ』はさらに世界観の基軸を『涼宮ハルヒの憂鬱』伝来のソフトSFに定めているのだから思わず舌を巻いてしまう。

シュレディンガーの猫、ラプラスの悪魔といった思考実験からイマジネーションを拡張していったSFチックな怪事件(思春期症候群)は、単に趣味的な小手先の外連味として存在するのではない。登場人物たちに時空をダイナミックに前後させることでその感情に擬似的な重力を与えたり、物理的矛盾を生じさせることで精神的不安定さを比喩したり、本作におけるSF要素は萌えラブコメという主題をさらに際立たせ、猶且誘発する起爆剤としての役割を果たしている。

萌えラブコメやSFが使い古されたゼロ年代の遺物という雰囲気がアニメシーン全体に瀰漫するなか、『青ブタ』はそれらの新たな可能性を示唆した、古典的かつ前衛的な良作といえるだろう。

…とここまでウダウダ書いたきたが、端的に桜島麻衣に何かグッとくるものを感じられたなら、最後まで視聴して絶対に損はないと思う。個人的には『電波女と青春男』の藤和エリオに匹敵する可愛さだった。

「いっちゃんわからん」?うるせー!!いいから見ろ!!!

投稿 : 2021/12/11
閲覧 : 328
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15

ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

イイハナシダッタナーw→とても面白かったです。

第三話まで視聴、これでケリが付いたわけないよなぁと思っていたら予告で何かが起こるとのことでした。ま、そうですわなw
初めは「なんじゃこりゃ」と思わせといてからの急展開、それを(ある程度は)三話で解決してしまうという勿体ぶらない話の進め方から見るに、この後は更なるショッキングな出来事が起こると予想できます。EDの不協和音というのでしょうか、ちょっと不思議な旋律も気になります。
気になるといえば、梓川兄妹に起こった異変と牧之原翔子の消失です。これらを回収せずに物語が終わる訳はない、と期待しつつ視聴を継続します。

2021-1204追記、タイトル追加、評価作成
化物語と似てると言われながらも、とても楽しめました。不器用な主人公の馬鹿みたいな一生懸命さが良いです。胸の傷については解明されてないので第二期があったら観たいです。あ、翔子さんの件もありましたね。opはチャットモンチーかと思いましたが良い曲ですね。ギャオの週2配信で観たので、新作気分で観れました。ヒロインの行動も可愛くて、立派なヒロインだと思いました。

投稿 : 2021/12/07
閲覧 : 427
サンキュー:

18

Chill さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

一般受けのする化物語?

面白く無かった訳では無いですが、西尾維新のファンとしては、化物語と被る部分が多すぎてここまでの高評価は受け入れられません。
物語シリーズはかなり癖が強いので、そこが苦手な人達による評価の付け方でこの位置でしょうか…
パクリとまでは言いませんが、皆さん昔のアニメもちゃんと見てください!

投稿 : 2021/11/17
閲覧 : 233
サンキュー:

2

ネタバレ

あおで さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!

聖地巡礼行ってきました。
とても面白いストリートです。

投稿 : 2021/11/17
閲覧 : 129
サンキュー:

4

テングタケ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

6話で断念

私には受け付けませんでした。一生懸命視聴継続の努力をしましたがもう勘弁してください。題名が我慢できないし主人公が我慢できないしヒロインたちが我慢できないし主題歌が我慢できませんでした。私は物理専攻だったので、薄っぺらなエセ理論を振り回されるのにも我慢ができませんでした。

投稿 : 2021/11/15
閲覧 : 300
サンキュー:

4

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

YouTubeとかでやたら評価が高くかなり期待してたアニメだけど、不発に終わってしまった感

キャラが可愛くて雰囲気は結構好きなアニメだけど、アニメを観終わった感想を正直に言わせてもらうと「やっちまった...これあまり面白くないじゃん。なんでこんなに評価高いの?」です。 喪失感がひどかった。
各ヒロイン達が思春期症候群を患っていてそれを解決していく話の流れは良いと思ったけど、結末がなんかピンとこない。普通。この程度で感動できる脳内レベルが理解できない。
つまらなくはないとは思うけど、世間で騒がれているような面白さは感じなかった。
10話くらいから違和感を感じ始めて頼むから面白くなってくれと願うばかりだったが、最終話に差し掛かかる頃に違和感は確信へと変わり一言、他人の評価はあてにならないなと...
未完結型の作品だが次を期待させる終わり方をしなかったのもマイナス評価。
劇場版の出来がとても良かったけど、セットで観ると良いアニメ作品だと思うが、このアニメ単体で観るとう~んイマイチ。
評価している人に聞きたいけど、このアニメ作品のどの部分が感動できるの?

投稿 : 2021/11/07
閲覧 : 362
サンキュー:

5

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観てよかった……。

青春ブタ野郎???
バニーガール先輩???
プロローグには思春期症候群???

正直タイトルやプロローグからして見ようとしていなかったのですが、「観てよかった……」と思える作品でした。
みんなそれぞれ悩みがあって苦しくて、だからこそ優しさも生まれてくる。苦しみを経た分、優しくなれる。うまくはいえませんが、そんなことを感じさせてくれる作品でした。

約3話毎に一つのストーリーが完結していきますが、それぞれのストーリーもある程度関連しています。そして最後に劇場版に繋げていく流れなのだと思いますが、ずるいですよね。気になります。そりゃ劇場版観たいと思ってしまいますよ。劇場版は2019年初夏とのこと。楽しみにしています。

追記
劇場版観ました。気になった所を全て回収してくれたので、スッキリ完結。
と思いきや、原作はまだまだ続きがあるようです。かなり区切りはいいので、アニメと劇場版だけでも、全然大丈夫です。

投稿 : 2021/10/24
閲覧 : 456
サンキュー:

19

メモ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんな作品名じゃなれば、もっと早く見ていたと思いますw

思春期に悩んだり考えたアレやコレ。

悩める青少年少女達にとっては、なんらかのヒントを与えてくれる作品になるかもです。

そして思春期を過ぎた方々にとっては過去の自分をどこかで懐旧させられるかもしれません。

登場人物達による会話のテンポや言葉選びが良く、
クスッとします。

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 233
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

物語展開もわかりやすく見やすい

面白い
展開が順を追ってるのでわかりやすい
ちょっと変わった不思議な作品を求めている人はハマると思う
キャラもかわいい
おすすめです
青春もできちゃいます
おすすめです

投稿 : 2021/08/31
閲覧 : 242

くまもと さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人間の心は弱い

SNSが深く浸透するにつれ、空気を気にする人が増えてきたのではないでしょうか。
私も、その一人かもしれませんが・・・
やっぱ話題になったアニメだけあって、本当に考えさせられた良いアニメです。

投稿 : 2021/08/18
閲覧 : 205
サンキュー:

7

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルで避けていたけれども、よかったです。

2021年春シーズンは、「ひげひろ」を見る予定だったのですが、一話で断念したため、以前から見ようと思っていたこちらを視聴。放映当時、見ようか迷って、題名を嫌って見なかったのですが、見てよかったです。

第二話で早くも同衾に至るメインキャラ2名ですが、その後は、麻衣さんのご方針でプラトニックな展開に。

咲太は、外見がちょっとハルヒのキョンに似てるかも。

古賀編はちょっと微妙だったけれど(古賀があまりにも戯画的のと、麻衣さんがあまり絡まない)、全体的なストーリーは好みでした。空気になる、が比喩でなくて本当に起こってしまう、という設定も面白かったです。花楓編は、パラレルワールド等でも出てくる、記憶喪失というテーマでしたが、切ない感じや葛藤が表現できていてよかったと思います。

全体的には、ラブメインのラブコメに、SF要素を入れ込んだ感じですね。ラブコメもSFも好きなので、私にはぴったりでした。題名を嫌わずに、もっと早くみればよかった。元気のいいOPも、作品に合ってます。

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 408
サンキュー:

12

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトル変えた方がいいよ

タイトルが気持ち悪かったので、敬遠してましたが・・・
哲学的で名作でした。

投稿 : 2021/07/20
閲覧 : 617
サンキュー:

16

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

素敵な青春ブタ野郎でした♡

本放送の時、奇抜なタイトルとバニーガール姿の女性の絵を見て、これは私には合わない作品だって思ってスルーしてた作品でした・・
食わず嫌いはやっぱダメですね。。

高校2年の梓川咲太(あずさがわさくた)は高校の先輩でアイドルの桜島麻衣(さくらじままい)がバニーガール姿で図書館を歩いてるのを目撃するけど、咲太以外の人には彼女が見えていなくて・・

冒頭の咲太自身に宛てたメモ書きの謎など、謎が多くてよくわからない感じで始まりましたが、この作品でまずいいなぁって思ったのが、咲太と麻衣の会話の面白さ。
特に咲太の飄々としてとぼけた感じが好きだな。

麻衣「今エロいこと考えてるでしょ?」
咲太「麻衣さんの想像の100倍エロいこと考えてますよ」

臆面もないストレートな返しが一周回って新鮮で面白いです♪
麻衣に対する気持ちの表現もストレートだし。逆に気持ちいいです。
ホント、素敵な青春ブタ野郎でした♡

物語で語られる様々な謎現象は、「思春期症候群」と呼ばれる不安定な精神状態が引き起こす怪現象みたいで、2~3話ごとに主体となるキャラが入れ替わるオムニバス形式のような感じで進みます。

4~6話はハルヒみたいなお話なんだけど、6話はかなりやられました。
嘘の恋が本当の恋に変わっていく朋絵。そして雨の中で・・ここでかなり評価上がりました↑↑

あととても良かったのは、咲太の妹のかえでの話。
咲太と一緒に寝てみたり、すごくべたべたしてて、ブラコン?時々アニメでこういうの見かけるけど、なんかこういうのいらないな。。とか思っててすみませんでした!!
それにはちゃんと理由があって・・
喜ぶべきことなのに、すごくせつない気持ちになりました。。

全13話見終えても、まだ謎は残されたままで。
続きは?って思ったら、劇場版がその後公開されてたんですね。これはぜひ見ないと!

OPは曲、絵ともにすごく良いですね♫

私のようにタイトルとバニーガールビジュアルで見ていない方がもしいたら、もったいないかなり良作なので、ハルヒとかが好きな方におすすめしたいです☆

投稿 : 2021/07/20
閲覧 : 543
サンキュー:

38

ふかざわ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

面白いは面白いが当サイトの評価は過大

原作未履修、TVアニメのみ履修です。
○○のパクリとよく言われる本作。
パクリは明らかに言い過ぎだが、n番煎じ感は確かに強い。
本作の題材上どうしても物語シリーズとの比較は避けられなかっただろうし、難題にぶつかる登場人物たちを解決する動きは話題作俺の青春ラブコメは間違っていると時期的にも比較されてしまった印象。
前述の二作と違いイマイチ切って貼った感がある。
個人的には主人公にやれやれ系と揶揄されたラノベ主人公像を見出してしまい、それがうまくマッチしなかったのかな。。という印象。

悪いところばかりあげているが、もし比較対象となる大作達が今でなければもっと評価はあったかもしれないが近しい題材、作風、雰囲気、空気感、キャラクター性においてよりうまくやった作品があったことは痛かった。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 289
サンキュー:

4

ネタバレ

あめだま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

総合的に一番好きなアニメ

物語シリーズやハルヒのパクリとか言われているけど。この作品はバトルものじゃないし。言われるまで気にならなかった。ラノベも徐々に買い進んでいる途中です。映画もよかったし、アニメ二期期待しています。

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 247
サンキュー:

7

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

会話も含めて、ザ・ラノベ!!

会話とか、発言というかセリフがいちいちラノベくさいので、それが気にならない方は大丈夫だと思います!
個人的にはハルヒのキョンよりラノベくさいイメージ。

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 277
サンキュー:

10

overnao さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

近年アニメの集大成的作品

なんというか、非常にバランスの良い作品です。近年のアニメの良いところと反省点を踏まえて、押さえるところを押さえ、無駄を省いた完成度の高い作品です。もっと流行って欲しい。(2020年12月追記:今になってアニコレの総合ランキングで20位以内に食い込んできましたね)

まず、音楽、演出、作画といった基本要素が良いです。どんなにストーリがよくてもこれらの要素がダメだと作品としての完成度が下がりますが、この作品は大丈夫です。キャッチーなオープニング曲や、変化に乏しいように見えて演出が小洒落ているエンディングなど、ていねいな作りがされています。

そしてこの作品の魅力はやはりストーリ・脚本です。過去の様々な作品の良いところをオマージュし(あるいは失敗から学び)、過不足のない情報量と物語の起伏をもたせたストーリーになっています。ヒロインの身に降りかかるミステリー現象を主人公が解決する、という王道的ストーリーラインなのに、細かいセリフの言い回しだったり、現象への解釈が新しく、見ていて飽きません。ありきたりだけど新しい、という非常に難しいところを突いてきた意欲的な脚本だと感じられます。奇をてらって意味不明なストーリー展開に陥る作品が多い中で、非常にうまく話をまとめています。原作者はテレビ脚本の仕事もしているようなので、経験の蓄積があるのかもしれません(この原作者の前作「さくら荘のペットな彼女」は微妙な感じでしたが、本作はかなり洗練されています)。シリーズ構成的に見ても、1話の情報量が多いにもかかわらず、テンポがよく話が進み、良い意味でサラっと視聴できます。

本作のタイトルは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」をリスペクトしているように思えますが、作品のジャンルとしては、青春ミステリー・SFあたりです。ミステリー・SFを主題としていますが、このアニメの本質は登場人物のキャラクター性にあると思います。人間的に魅力的なキャラクターたちの行動や会話こそがこのアニメの真髄です。このアニメからミステリー・SF要素を抜いて、ただの日常劇にしても作品として成立するような気がしています。

主人公はスカしているけど、時には情熱的に行動し、知的さを垣間見せるようなキャラクターです。基本的に他人の問題に介入しようとしない性格ですが、「美人のヒロインとお近づきになるために、ヒロインを助ける(これには照れ隠しも含まれていますが)」といった行動をとります。こう書いてしまうとロクでもない人物のような印象を与えるかもしれませんが、現実世界にいる人間に近い行動原理で動いて共感しやすいです。善意と正義で塗り固められたよくいるラノベ主人公とは一線を画しています。。いわゆる「俺ツエー・お説教系主人公」とは対極にあり、主人公にイライラすることなく視聴できる作品です。
個人的には、この手の根はいい奴なのにスカしてる無気力主人公という点においてハルヒのキョンに結構近いキャラクターな気がしています。そういえばハルヒにもバニーガール要素がありますし、作者がハルヒを参考にした可能性は有り得そうです。

ヒロインもまた、非常に魅力的に描かれています。1話でバニーガール姿を披露し、一見相当ぶっ飛んでるように見せかけておいて、テンプレ的萌えヒロインではく、「(主人公から見て)年上の聡明な女性」という印象です。主人公もヒロインも高校生にしては精神年齢が高すぎる気もしますが、2人ともそれなりに修羅場をくぐり抜けてきた経験値からその大人びた性格を獲得したことが作中で示されている(主人公は妹のいじめ問題と向き合い、ヒロインは幼い頃から芸能界に身を置く)ので、特に違和感はありませんでした。

個人的にはここ10年で最もおすすめしたいアニメです。
他の方のレビューを見ていると、「兄にベタベタする典型的ラノベ妹が登場する時点で切った」というパターンがいくつかありましたが、物語が進むにつれて、なぜ妹があのような性格なのか合理的な理由が語られますので、最後まで見てください。

投稿 : 2021/06/09
閲覧 : 651
サンキュー:

28

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

湘南住みの人に是非

地元の友達から七高と藤沢が舞台の小説あるよって言われてラノベか、と当時はスルーしてましたが、アニメ始まるらしいよって再度言われて見始めたらハマってしまい、自らネタバレするのもイヤだったので、原作ラノベと同時進行的に観てました
仕事が忙しくギルティクラウンを最後にアニメから遠ざかっていたので、アニメの世界に戻してくれたありがたい作品です

原作はラノベ
巻数はないのですが敢えてつけると1-5がアニメ、6と7が映画
原作は今も続いており、8-11
もう少したまれば三期もあるかなという感じです

物語は思春期症候群と称される。青春期特有のあまりにも強い思い込みによって、本人でも気付いていなかった心の奥底にある願望が形となり現象化していくことで、10代特有の空気感や同調圧力によって様々な事件に主人公梓川咲太(高2)が巻き込まれていくという展開です

物語のベースには量子力学等物理学の考え方をうまくストーリーに組み込んでおり、Steins;Gateとか好きな人にはハマると思います

タイトルで敬遠している人もいるかもですが、全くタイトルとは違うサイエンス要素もある内容になっています

物語の舞台は藤沢、鎌倉、横浜
ラノベ最新作では主人公の咲太もメインヒロインの桜島舞衣(高3)も七高は卒業して市大の大学生になってます
アニメではメインヒロインの腹違いの妹、豊浜のどか(高2)以外はアニメでは峰ヶ原高校となっていますが、特に協力も何もないけけど、神奈川県立七里ヶ浜高校に通う高校生です
鎌高ではなくあえて七高ってのがいいとこついてます
また、のどかはセーラー服の制服で横浜のお嬢様学校設定ってなると限られてて横浜共立かな?

鎌倉や江ノ島が舞台になるアニメやドラマは幾多あるけど、主人公等主要キャストの通う七高はそのまんまだし、あまり取り上げられたことのない藤沢駅の北口や市立図書館等々、地元民ならテンションは上がります
藤沢の北側って箱根駅伝以外であまりスポットあたらないので、個人的に嬉しかったです
SFCもあるんですけどね

原作も良いけど、アニメは回を重ねていくとじわじわ来ます
特に大きな伏線は張らずに、回を重ねていくことで話が繋がっていくのと、映画はアニメ版での謎を一気に回収していくので、原作を知っていてもかなり泣けます

映画公開時は藤沢市や協力企業で様々なイベントをやっており、北口のビックカメラは一時期完全に青ブタ仕様になってたけど、今は通常運行に戻ったのは残念です
藤沢のためにも常時桜島麻衣さんで良かったと思うんだけどね
権利の問題とかあるんだろうね

藤沢、鎌倉、逗子、葉山、茅ヶ崎に所縁のある人、是非観てください

投稿 : 2021/06/01
閲覧 : 198
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

『プロット』と『キャラ』、貴方はどちらが大切ですか?

名作アニメ『図書館戦争』の原作者で、
僕が心から敬愛する作家、有川浩さんの小説の書き方は、
なかなかに素敵です(わりと有名な話ですが)。

モチ-フとする題材の取材を徹底的に行い、
おおまかなプロットを決めて、キャラクター設定を作り込む。

ふつうの作家は、この段階で書き始めます。
なかには、飛行機の設計図みたくプロットを作り込む人もいるそうですが、
まあ、ふつうはエイヤっで書き始めます。

だけど有川さんは、何日か放置しておきます。
別にさぼっているわけではなく、
キャラクターが動き出すのを『待っている』のだそうです。

で、有川さんの中でキャラが動き始めたら、それを文字で追っていく。

だから、有川さん自身が書きながら
「おお、ここでそうきたか」とか「こいつ、動かね~っ」とか、
まるで観劇者みたくキャラの言動を楽しんでいる、みたいな。

おかげで、最初に出したプロットとまるで違う作品になることもあるとか。
それを「面白いからいいや」で通す編集さんもエラい。

この書き方の最大の利点は『キャラがぶれない』ことです。

もちろん、物語の序盤と終盤でキャラの言うことが変ったりしますが、
それは人間的な成長・気づきによるもので、
業界的に『振り幅』と呼ばれ、キャラぶれとは全く別のものです。

この『振り幅』はドラマを成立させるための大切な要素であり、
逆に『キャラぶれ』は、
ドラマを崩壊させてしまう欠陥因子です。

これは文芸の世界ではあたりまえのことなのですが、
残念ながらライトノベルの世界、
そしてそれを原作としたアニメの世界では、
それが『あたりまえ』になっていない感があります。

ええと、相変わらずマクラが長くて恐縮です。

僕がどうしてこんな話をぐだぐだ書いているかというと、
本作『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』が、
ものすごく『惜しい』作品だと思うからです。
{netabare}

作画は文句なしに素晴らしい。
OP、EDや劇伴もよくできていると思います。
とりわけOPのカット割りは、珠玉の出来と言っても過言ではありません。

役者さんも豪華で、力の入ったお芝居をしています。

物語も、量子がどうしたこうしたという物理学まがいはこじつけですが、
『思春期症候群』というばくっとしたくくりで
次々といろんな超常現象を登場させていくというのは、
視聴者を飽きさせない素晴らしい工夫だなあ、と。

それぞれヒロインが違うのにハーレムにならないところも好感度大。
言葉の掛け合いも軽妙で、
おお、と思わされる言い回しが随所に出てきます。
{/netabare}

いろんな要素に秀でていて、
総合的に評価が高くなるのも当然というか、
あにこれで総合ベストテンに入るのも、頷けるところであります。

ただ……好きな人ごめんなさい、
僕の耳には『キャラぶれ』がひどい、です。
とりわけ、主人公の梓川咲太が。
{netabare}

最初に思わず顔をしかめてしまったのは、
古賀朋絵の章のラス前、展望台での告白シ-ンです。

このシ-ン、朋絵に自分から「好き」と言わせる必要は何もないです。
リ-プを繰り返しても自分の気持ちは変わらない、
それを伝えるだけで目的が達成できるわけですから、全くの無意味かと。
残酷に追い詰めて嫌われようとするなら、
最後に「よく頑張ったな」なんて優しい言葉をかけることもないわけで。

要するに、このシ-ンでの咲太は「あんたなにさま?」の一語に尽きます。
ぶっきらぼうながらも人に優しかった咲太というキャラが、
ここではものの見事にぶっ飛んでいるんです。

そして、それを受ける朋絵のキャラも、よじけています。

朋絵は「何度も繰り返せば咲太の気が変わり、麻衣から略奪できる」
なんて本気で考えるほど、バカでも黒いキャラでもなかったはずです。
虚しいと自分でもわかっているけど、
一縷の望みにしがみついてやめられなった、
そう読むのが正解なのが、ここまでの古賀朋絵像ではなかったかと。

ところが、告白内容はまさかの黒キャラ、確信犯。

朋絵を演じてる東山奈央さんも「はあ?」と思ったんでしょうね。
熱演っぽく演ってますが、実はテンプレ読み。
気持ちが入った時の東山さんの芝居って、こんなもんじゃないです。

結局『展望台で告白』というプロットありきで、
そこに無理やりキャラを当てはめるから、
言霊がペラペラの、やすいシーンになっちゃったわけです。


この『プロットありき』は、この後も頻発します。

双葉理央編。
花火大会を控えた真夏の出来事なんだから、
雨の中を自転車で走ったぐらいで病院に担ぎ込まれるわけがありません。
本当に低体温症になってたら、
そのまえの理央との会話ができないわけで。

これも『病院で会話・解決』というプロットありきですね。
リアリティなんか置いてけぼりです。
炎に包まれながらべらべら喋るのと同じことかと。


豊浜のどか編。
のどかが狂言自殺で海に入る理由がまったくありません。
咲太を試したのだとしたら、何のために試すのか目的が不明です。

咲太はあくまでも姉の恋人であって、
直近になってようやく心を許しかけたぐらいの間柄です。
たとえ麻衣のライブにショックを受けてむしゃくしゃしていても、
ふつうにやつあたりするのが関の山では。
それまでの言動も、わがままではありましたが、
他人の前で狂言自殺するほど身勝手で非常識なキャラじゃなかったし。

これも『のどか、海に入る』というプロットありきですね。
派手で衝撃っぽいシ-ンが欲しくて、
とりあえずおまえ海に入っとけや、と。


で、最高にげんなりさせられたのが、梓川かえで編の咲太です。

かえでが花楓になり、ブラコン妹の人格が消えた。
それはまあ、ショックを受けるのは受けるでしょう。
だけどそれと同時に、花楓の記憶が戻ったことを喜ぶべきでは。

花楓は思春期症候群で心身ともにボロボロになり、自我を失い、
何年かぶりにようやく記憶が戻ったわけです。
なのに、それを喜んでくれるどころか、
その間の代替人格であったかえでの消失のみを嘆き悲しまれ、
街を彷徨われたりした日にゃあ、立つ瀬がありません。

あたし、ひょっとして記憶戻っちゃいけなかった? みたいな。

麻衣に「花楓が壊れるまで気づいてやれなかった、何もしてやれなかった」
なんて殊勝な話をしておきながら、
その花楓が帰ってきたら喜ぶどころか嘆き悲しむって、咲太あんた……。

最低でも、喜びと喪失感がごちゃまぜぐらいでないと。

もちろんこれも『プロットありき』です。
ここで咲太が打ちひしがれないと、翔子さんが出せません。
ここで翔子さんが出せないと、
翔子さんの手紙を見て立ち去った麻衣を咲太が金沢まで追いかけるという、
雪の中の感動シ-ンに結びつきません。

だから、つまるところ、
  おまえ、これまで口に出したことは全部忘れて、
  とりあえず泣いてそのへん彷徨っとけや
となったわけで。

もはや、キャラ設定も何もあったもんじゃありません。


原作者の鴨志田一氏はウィキペディアによると、
岡田麿里さんと意気投合した盟友みたく書かれていますが、
とんでもないと僕は思います。
岡田さんは、自分で原作を書く時には、
プロットに合わせてキャラの脳みそを入れ替えたりしませんから。
{/netabare}

とは言うものの、アニメとしては全体的にとてもよくできています。
そして、もっとひどい『キャラぶれ作品』が、
巷にあふれかえっているというのも目を逸らせない事実です。

ですからO型性格丸出しの人に、
  フリさん、言うことが細かすぎなんだってば。
  どうせラノベ原作のアニメなんだし、
  かわい~っとか、面白れ~っとか、
  そういうので楽しんだらいいじゃんかさ。
なんて言われたら、そうなのかなと思ってもみたり。

あ、でも、創り手としてのプライドというものが……うにゃうにゃ。

とりあえず、おすすめ度としてはAランクです。
キャラクターのぐらつきを、
  こいつはぐらついた性格をしてるんだ
の一言であっさり片づけてしまえれば、
最後まで楽しく、ワクワクしながら視聴できると思います。

ただ、本気でプロを目指している若い方には真似して欲しくない、かな。
  プロットがなんぼのもんじゃいっ
そう言ってちゃぶ台をひっくり返せる方、心より応援いたします。
リアルではけっこう苦労しそうですし、
ひょっとすると思わぬ敵を作っちゃうかも知れませんが、それでも、ね。

{netabare}
ちなみに、あまり人気のない豊浜のどか編ですが、
あれ、お芝居としてはかなり難しいです。

麻衣役の瀬戸麻沙美さんは、単にのどか役を創るんじゃなく、
内田真礼さんがのどか役を演った場合の口調・発声の真似をして、
しかも自分の声で、気持ちを入れて演じなきゃいけない。

内田真礼さんはその逆ですね。

自分の理解した役を自分の声で演る、
他人の口調・発声の真似をする、
どちらか一方ならプロ役者はできて当然ですが、
その二つが重なると、難易度が一気にはねあがります。

男女の入れ替わりなら多少雑になってもごまかせますが、
同性間の入れ替わりはそうもいきません。

それでも内田さんの場合、
過去に瀬戸さんの演じた「麻衣サンプル」が八話分ほどあったわけですが、
逆の「のどかサンプル」は二言三言しかなかったわけで、
瀬戸さん、めちゃくちゃ苦労したことと思います。

『ココロコネクト』なんか、その辺の作り込みが雑で、
誰が誰なのか全然わかりませんでした。
まあ、あれは入れ替わって発する台詞がごく僅かでしたが。

その点、本作では瀬戸さんも内田さんも、めっちゃ作り込んでます。
とりわけ、サンプルの多かった内田さんはすごい。
全然声質が違うのに、ちゃんと瀬戸さんの台詞に聞こえるもの。

確かに、お話自体はたいして目新しくなかったですが、
お芝居は一流でした。
熱演されたお二人の努力とプロ根性に、敬意を表したく。
{/netabare}

投稿 : 2021/05/31
閲覧 : 898
サンキュー:

32

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

つづきは気になるけど、劇場まで見に行くことはないだろうなぁ・・・(笑)

原作未読。最終話まで視聴。

主人公の周囲でかなり風変わりなことが起こっているにもかかわらず、物語が淡々と流れているように感じるのは、主人公がいつも落ち着き払っているからだろう。
この感じは、『涼宮ハルヒ』のキョンが醸し出している雰囲気に似ているような気がした。
ただ、あちらはかなり笑える要素があったけど、こちらはほとんど皆無。
こちらは、物語が淡々と紡がれる会話劇のような印象です。

一見ハーレムっぽいけど、その部分だけは一途に貫かれていたのは高評価。

『続きは劇場版で』系のアニメをチョコチョコ見かけるようになったけど、この作品のつづきが一番気になるかな?
それでも、わざわざ劇場に足を運びはしないような気がするけど・・・(笑)。

投稿 : 2021/05/24
閲覧 : 878
サンキュー:

89

梓峰光 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

頂点

誰もが好きになる名作。切なさが多いアニメだが、とても印象に残るアニメ。そして七里ヶ浜に行きたくなる

投稿 : 2021/05/24
閲覧 : 191
サンキュー:

5

ネタバレ

十文字 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ストーリ良き

入れ替わりの回は、ココロコネクトや君の名はなどで、もうすでに世に出ているので、新鮮味がなかった。ところどころ、そういった既存の物を思い出す時があったが、ストーリー的にはすごくよかったと思う。後半の妹回はかなり、高評価。ただ、ラストの回にストーリーを詰め込みすぎたのが、もったいなかった。最後の辺は、もう少し尺が欲しかった。原作を読んでいる人からすると、このアニメはさらに高評価になるだろうが、読んでない人からすると、若干最後ついていきにくいかな、という風に見受けられた。最終話の主人公が言った、(間違ってたらすいません。)まきのはらさんの大人か、子供か、みたいなセリフは、予兆とか、事前説明ないまま、急に出たので、戸惑いが生じた。余談だが、あのセリフは、映画につなげるための布石として入れたのではないか、と勝手に思っている。

投稿 : 2021/05/22
閲覧 : 233
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オカルト?科学?どっちでもイイ、面白い。

原作は未読です。

ここ最近ではかなりお気に入りの作品です。

主人公の梓川咲太を中心とした
「思春期症候群」という都市伝説の病気?現象?に
巻き込まれた人達のお話しですね。

そもそも「思春期症候群」って何だって話ですよね。
咲太や理央チャンは現代科学の観点から
説明しようと考えますが、
「周囲から認知されなくなる。」とか、
「未来をシミュレーションする。」とか、
「自分が2人いる。」とか、
「人格が入れ替わる。」とか、
「体に勝手に傷が付いてく。」とか、
…現代科学で説明なんて…ムリじゃない?って
思ったりもするのですが、
ボクは逆にそこが良かったのかなと思います。

ただ単純にオカルトっていうコトで片付けると、
何でもアリ、ただの無法状態になってしまって、
視てるこっちが置いてけぼりになってしまうのかなと。
「シュレディンガーの猫」にしても
「ラプラスの悪魔」にしても
「特殊相対性理論」にしても
こじつけだったとしても、視てる方が原因を受け入れる、
もしくは考えられる様にしたのはイイなぁと思いました。

単純に視ててワクワクしましたし。

キャラクターというかヒロイン達も皆良かったですね。
麻衣チャンのツンデレ、だけどウブなトコも、
朋絵チャンの明るく活発なトコも、
理央チャンの無愛想だけど乙女なトコも、
のどかチャンの感情的で真っ直ぐなトコも、
かえでチャンのお兄ちゃん大好きなトコも、
それぞれ少しクセはあるけど、可愛らしくて良かったですし、
何より麻衣チャンという正妻がちゃんといて、
他のヒロインがいるっていうのがとてもよかったと思います。

咲太が麻衣チャン一筋っていうのが見て取れたので
どっかの鈍感で優柔不断で流されがちな主人公より
よっぽど好感が持てました。
後、ボクが苦手な悪意のあるキャラが出てこなかったのも
すごく嬉しかったです。

物語自体もボクは大好きで、
特に朋絵チャンとかえでチャンのお話は切ないのだけれど、
それでも前を向いて行こうっていうのが見えて
泣きながら視てました…。

さん、のー、がー、はいっ!!は
地元民としてサイコーでしたっ!!

翔子さんのお話が映画というコトで
アニメ版だけでは完結しなかったコトが少し不満でしたが
とってもワクワクして、ヒロイン達も魅力的で
ストーリーも面白かった、とってもお気に入りの作品です。

さて、翔子さんとの顛末を見ないとっ!!

投稿 : 2021/05/19
閲覧 : 186
ネタバレ

もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

博多子可愛いすぎるだろ

主人公がある日図書館でバニーガール姿の女の人を見かける。彼女と関わりあうようになって思春期症候群と呼ばれる現象と向き合うことになる。SNSでのいじめや家族問題など現代の若者ならではの問題というものをテーマとして扱っており、見やすいのではないかと思います。僕的にはラプラスの悪魔回の博多子がめっちゃ好きです。

投稿 : 2021/05/17
閲覧 : 316
サンキュー:

10

ネタバレ

hana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いつかどこかで見た風景

どこかで見たような話。
ココロコネクトと化物語あたりかな。
最初のほうは、キャラがラノベ全開な話し方で少しむず痒い。
キャラは立っていて悪くないが、話の詰めが甘い感じがする。
最後も少しふわふわして終わるし。
まあ、原作が終わってないからしょうがないのか。

個人的にはココロコネクトのほうが面白かったかな。
決して悪くないし、設定も悪くないけど、もっと感情に訴えれたのになぁ。
もっとのめり込みたかったし、もっと泣きたかった。
色々と惜しい作品

※劇場版で、一気に印象変わりました。
https://www.anikore.jp/review/2153414/
この作品、なんでこんなに高評価?って思ったけど、劇場版みると納得です。

投稿 : 2021/05/04
閲覧 : 232
サンキュー:

4

ネタバレ

tt さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い!

Youtubeで海外のリアクション(Seishun Buta Yarou wa Bunny Girl Senpai no Yume wo Minai Ep* Reaction Mashup)があって、反応を見てたら、面白そうと思い観始めた。ep1~ep13まで一気に見れました。声優の主人公も、私の好きなガルガンティアと同じ石川界人さんだったり、絵も綺麗でしたし、雰囲気も良かった。→(なんかに似てるなーと思ったら、サクラダリセットの雰囲気になんとなく似てる気がする)
ストーリー設定の思春期症候群というのはなんとなく化物語に似てる?一気見できる作品だと思うので、化物語とかサクラダリセットとか、好きな方にはお勧めの作品だと思います。
あと、見終わった後にYoutubeで海外の方の反応を見ると、結構笑いのツボや、リアクション、妹Cueeet!など、結構反応同じだったりして、面白かったですw なので、海外の方の反応もセットで見ると、面白いかもです^^ 

投稿 : 2021/04/08
閲覧 : 277
サンキュー:

10

QjEiY75281 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1番好きなアニメです

作画もOPEDもストーリーも声優さんも最高でした!
こんなに面白いアニメに久しぶりに出会いました。
特にアニメのストーリーは全て映画に向けての伏線になっていて、鳥肌が立ちました。
普段、本を買わない私でも初めて原作も揃えたほどの素晴らしさでした。
私の中で不動の一位のアニメです。
是非映画も原作も多くの人に見てほしいです!!

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 244
サンキュー:

8

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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないのストーリー・あらすじ

思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。
(TVアニメ動画『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
CloverWorks
公式サイト
ao-buta.com/tv/
主題歌
≪OP≫the peggies『君のせい』≪ED≫桜島麻衣(CV.瀬戸麻沙美)古賀朋絵(CV.東山奈央)双葉理央(CV.種﨑敦美)豊浜のどか(CV.内田真礼)梓川かえで(CV.久保ユリカ)牧之原翔子(CV.水瀬いのり)『不可思議のカルテ』

声優・キャラクター

石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり

スタッフ

原作:鴨志田一(電撃文庫刊「『青春ブタ野郎』シリーズ」)、原作イラスト:溝口ケージ、監督:増井壮一、助監督:いわたかずや、シリーズ構成:横谷昌宏、キャラクターデザイン:田村里美、総作画監督:田村里美/髙田晃、ブロップデザイン:髙田晃、美術設定:藤井一志、美術監督:渋谷幸弘、色彩設計:横田明日香、3D監督:野間裕介/唐澤祐人、撮影監督:関谷能弘、2Dワークス・特殊効果:内海紗耶、編集:三嶋章紀、音響監督:岩浪美和、音楽:fox capture plan

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