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「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(TVアニメ動画)」

総合得点
95.2
感想・評価
1847
棚に入れた
7831
ランキング
3
★★★★☆ 4.0 (1847)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないの感想・評価はどうでしたか?

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感動できる青春SFラノベアニメの傑作

 空気の読めない主人公が思春期症候群という思春期に不思議な現象が起きるオカルト的現象を抱えた少女たちと出会って、真剣にぶつかりあい悩んで解決していく、青春と心の葛藤をテーマにした感動的な作品でした。
 たしかこれがテレビアニメで放送されたのは自分が中学生の頃だったのですが、当時もこのアニメの面白さや不思議な展開にワクワクしながら毎回エンディングで余韻を感じていました。このアニメが感動できるところとしては、普通では説明できないような展開にも、その内容を説得できるような要素とリアリティーがあって、しっかり個々のエピソードごとに描かれているので可愛いキャラクターに共感して感情移入して、物語の世界に入り込めるところだと思いました。それくらい物語として複雑な人間ドラマと苦しみを描きながら丁寧にまとまっていたのが良かったです。また、キャラクターがみんな可愛くて見ていて飽きなかたですね。
 主人公咲太は結構ラノベ主人公って感じではあるので、そういうところが受け付けなかったりする人はちょっと厳しかったりするかもしれないなともちょっと感じたりはしましたが、これも今になって見返して感じることなので初めて見る分には続きの展開が気になってとても面白く楽しんで見れると思います。

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 136
サンキュー:

5

ろれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

話は面白いが主人公がキモすぎる

よくあるラブコメかと思ったらファンタジーで驚いた。
ストーリーは面白いのだが主人公がキモすぎる。
クールなタイプのキャラなのだが、ちょいちょいあるヒロインキャラたちへのセクハラ言動がどうにも気になってしまった。

でも私もオタクなので気持ちはわかります。
こういう「スタイリッシュに言ってやったぜ」ってのはオタクが妄想する主人公にはありがちなので。

ヒロインはどのキャラも可愛いのですが、「でもこいつら主人公とそれなりに仲良いんだよな」と思うと複雑な気持ちになります。

そんな主人公もさすがに妹に対してはそのような発言はなく、終盤はストレスなく見れました。

大事なことなのでまた言いますが、ストーリーは面白いです。

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 128
サンキュー:

4

めろん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作品名で誤解されてる

あたしの周りでも多いけど
作品名だけで判断しないで欲しい!!
めちゃくちゃ良い作品だから
もっとたくさんの人に見て欲しい!!

投稿 : 2023/06/17
閲覧 : 180
サンキュー:

2

ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

要するにこれは化物語のパクリ

まんま既視感ある。これは化物語っぽい何か。

主人公が劣化阿良々木。ヒロインの設定も化物語で見たことあるような感じの域を出ない。

設定を参考にするってのが悪い訳では無いけど、参考にするならするで参考にしつつ独自性のあるような感じっていうか「こういう感じで来たか…」って納得できるような設定にしろよ。その点で言うとこれは某物語シリーズの設定そのまま持ってきただけ。何も面白くないただの劣化コピーってことでしょ。

よほどの過大評価だと感じなければ基本的に人気作にあまりケチはつけないタイプだけどこの作品だけは人気な理由についてあまり賛同できない。中身がほとんど化物語から演出と台詞回しの良さを抜いてそのまま劣化させただけで、自分には何が面白いのか分からなかった。

映画やってるみたいだけど見る気にはならない。タイトルの痛さで敬遠してたけど中身で余計に嫌気さした。

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 500
サンキュー:

4

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

語れない 眠れない トロイメライ

 全13話。原作は未読。

 視聴前まではそれほど期待はしてませんでした。また視聴してからも1、2話くらいまでは主人公・咲太のラノベ特有のしゃべり方とか女性へのセクハラ発言とかがう~ん、って感じだったんですけど、話が進むごとにハマっていき、土日で一気に見終えることができました。

 咲太の言動や発言がイタイと感じることはありましたが、周りに流されず人のためにあそこまでできるというのはスゴイと思います。いい意味で空気を読まない、ちゃんと主人公の資格を備えていると思います。

 以下、それぞれのエピソードの簡単な感想(がっつりネタバレ)

・バニーガール先輩
 「世界の中心で愛を叫ぶ」とはまさにこのこと。「皆が忘れても僕だけは忘れない」、といった恥ずかしいけどカッコイイ愛を感じました。麻衣さんのヒロイン力が高すぎます。

・プチデビル後輩
 朋絵の仲間外れになりたくない、皆と同じでいたい、という思いに共感できました。だからこそ咲太にひかれたのだと思います。そしてまさかのエンドレスエイトwでも短い話数でうまくまとめており面白かったです。悩みといい声といい、由比ヶ浜結衣を連想したのは僕だけではないはず(多分)。

・ロジカルウィッチ
 相反する二つの思いにより肉体が分裂・・・ピッコロかな?

・シスコンアイドル
 個人的にこういう話は大好きです。聖書のアベルとカインの話がありますが、まさにそんな感じ。今回は出来の良い姉に対し妹がコンプレックスを抱くというもの。豊浜の劣等感に共感しましたし、それに対し麻衣さんがずっと手紙を大切に保存しているところはグッときました。

・おるすばん妹
 切なくもあり、愛を感じるいい話でした。もう2年間の記憶は戻らないのかな・・・。翔子さんが日記を読むシーンはジ~ンと来ました。また咲太の傷とかかえでの痣(?)、そして翔子さんの正体など、まだまだ謎が残ってました。

 まあこんなところです。

 涼宮ハルヒ、化物語、俺ガイルといった既視感はあるものの、しっかり再構築してストーリーやキャラを展開していてとても面白かったです。

 劇場版はこの時点ではまだ見てないので、楽しみにしてます。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 1189
サンキュー:

61

hidehide さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何度見ても…

久しぶりに見てみました。

歳を重ねたので、当時理解不能だった事が
若干…解った気がします。
…ま、3回目…という理由が1番でしょうけど…

恋愛、兄妹愛、姉妹愛、友達愛、友情、
ミステリーなのかホラーなのか、
量子論なのか、猫なのか…
何アニメ、と聞かれたら…何系なのでしょうか…

…にしても、いつ見ても、
はた迷惑な とんでも症候群 ですね。
止めずにそのまま放置したら…と考えたら、
何とも恐ろしい…

それこそ、忘れられた芸能人どころか、
存在しなかった芸能人、
果ては産まれてすらいない事になり、
ドッペル1号 2号が個々に好き勝手動き回り、
永遠に1日を繰り返し…
…ってな事になっていたのでしょうか…
思春期、ナンて、初々しい単語が入ってますが、
そんなキラキラ症候群ではない怖さがありました。

公衆電話で受話器を…と、
姉妹のチェンジのシーンなど、ゾクっとしましたし…

2期があるとの事で、
咲太の奮闘と、さらなる ゾクっ に期待します。

投稿 : 2023/05/07
閲覧 : 280
サンキュー:

9

Chaipon さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

総合力高い!

自分の固定概念から一言で言うと
物語シリーズと俺ガイルを足して二で割って少し薄めた感じ。 これは良い意味で!

あまり気難しく考えずにスルッと見れるし、頭抱えるようなドラマも無い。それでいて脚本とか構成とか声優さんとか全部クオリティが高いので満足感高めです。
個人的な感想ですが東山奈央さんの負けヒロイン役がまた一つ増えて悲しいですw
いつになったら勝てるんだ!

投稿 : 2023/04/24
閲覧 : 228
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5

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハイバランスで纏まった青春ラブコメ

各ヒロインにスポットライトを当てたエピソードが数話あるオムニバス形式は一昔前のギャルゲー原作アニメを連想させるものがありましたが、本作はそのいずれのエピソードも起承転結がしっかりしてて割とストーリー重視の硬派な作りになってたのが良かったかなぁと。

ヒロインも先輩、後輩、友達、妹etcと幅広く、それぞれが抱える悩みを主人公が奔走して解決していくといったもので、主人公が一見するとどこか冷めた感じもあるんだけど、なかなか情に厚い良い奴で回を重ねる毎に自然に好感度が上がっていく感じが良いです。演じている石川界人さんのキャラの中でも一番好きですね。

しいていうなら、作中でも登場する幼なじみの女の子のエピソードは劇場版に持ち越しとなるので、本作を観て気に入ったら、そのまま劇場版を見る事もオススメします。

投稿 : 2023/04/16
閲覧 : 369
サンキュー:

22

meimei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ただのラブコメかと思ってた

ただのラブコメだという先入観から今まで観てませんでしたが最近みるものが尽きてきて見てみました。
ラブコメ、友情、都市伝説、とんでも科学理論となんでもありのアニメでした。
ただ下品なエロネタ(描写はなしネタのみ)があるのはマイナス点ですね。

投稿 : 2023/02/28
閲覧 : 464
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

まぁまぁおもしろい

12話まで視聴。ファンタジー感があってそれぞれのキャラごとのストーリー構成になっている点はそこそこ良かった。
しかしキャラに魅力を感じない。主要キャラは終始無表情(恋愛アニメなのに)で、まるでつまらないドラマを見てる感じが否めない。表情豊かだったのはかえでだけだった。これで声優がよければ挽回できるのだが肝心の声優も普通なのでキャラの魅力のなさだけが印象に残った。恋愛アニメは表情を作ってくれないと感情移入できない。作画は江ノ島の聖地が綺麗で作中BGMもまぁまぁ良かっただけにもったいない。

投稿 : 2023/02/25
閲覧 : 215
ネタバレ

koba915 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春ブタ野郎。

"思春期症候群"。
一般には理解し難い不思議な現象(人により現象は異なる)がおこる。
主人公は以前この症状に悩まされいた。
同じく思春期症候群に抱えている様々なキャラと共に問題を解決していく話し。

1キャラ3話程の話になり小気味良く話が進んでいく。
主人公とヒロインのテンポの良い会話など楽しく見れました。

投稿 : 2023/02/10
閲覧 : 169
サンキュー:

7

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悶えるくらい面白いです。2回目視聴と原作読みました。 祝 続編決定!

 こんなに面白い話があるんですね。悶えるくらい面白かったです。青春ラブコメ・ハーレム物の中では、最高峰だと思います。
 1回目から高評価ですが、2回目視聴して原作を読んで少しレビューの内容を変えました。

 評価あげました。青春ラブコメ要素も素晴らしいですが、伏線の張り方、キャラの内面、ギャグ等々あらゆる要素が極めて水準が高い素晴らしい小説&アニメだと思います。

 なお、原作はほとんどアニメと一緒ですね。もう少し知らない裏情報とか設定の掘り下げが欲しかったと思う反面、それだけアニメの完成度が高いということでしょう。原作もアニメ原作分は2日くらいで読んでしまうくらい面白かったです。


 ストーリ-内の現象をあまり深く考える必要はないと思います。大事なのは、思春期症候群の原因ですね。
 孤独が一番大きな要素みたいです。そこに、家族とか友達とかの関係、嫉妬とかいじめとか片思いとか。そういった青春には付き物の悩みを不思議な現象として見せてくれますが、それはフィクションとしてのデフォルメであり、苦しみとどうやって向き合ってゆくのかということだと思います。

 大事なのは主人公が原因を追究するプロセスですが、その中で個々の悩みに寄り添って、かなり無茶をします。その無償の利他的な行動は、時に周囲に誤解を与えますが、助けられた人の救済になります。
 主人公の行動が直接原因の解決ではなく、助けられる側が変わることで症状が無くなるのがポイントだと思います。外的要因は変らないけど、助けられる側が気付き、成長するということでしょう。

 ハーレム系ではありますが、ヒロインとの絆が強いのでその点においては安心感があります。

 確かに、はがない、俺ガイル、ハルヒ、化物語、その他の要素が見え隠れします。でも、剽窃や物まねではないでしょう。そういう要素を組み上げた結果、全く新しい青春ストーリーを作り上げています。逆に列挙したような作品が好きな人は、本作も面白いのではないでしょうか。

 青春といえば湘南、江の島です。舞台からしてベタです。あまり、どこかで見た、マネじゃないか、みたいな外形的なことは気にせず、キャラクターたちの「青春」に感情移入して楽しみましょう。

 
以下 エピソード毎の感想です。{netabare}

 バニーガール先輩のパートです。みんなに注目され写真を撮られ…仕事で学校にこられず孤立したことが原因で空気になることを望んだ結果です。少しずつ忘れられてゆく先輩の内面の恐怖と強がり…その中で主人公に心を寄せて行くところが見どころだと思います。

 一番いいところは、眠ること=先輩を忘れる事で数日間睡眠しようとしない主人公に薬を飲ませて眠らせようとするところですね。それまでに消えたしまう恐怖をちゃんと描いているからこそ、ヒロインの決断の重さがわかります。
 それぞれが無理をしながらそれを隠して、相手を思いやる気持ちが本当に切ないです。
 告白もいいですけど、死ぬほど恥ずかしいです。ここを耐えるのが青春ブタ野郎を見るコツなんでしょう。


 東山奈央さん…やっぱり失恋ですか。古賀朋絵パート。引っ越ししてきて、孤立することを恐れてとにかく友達とか空気を読む。その結果、クラスNo1の女の子の好きな男から告白することを回避するために、過去に戻る…と見せかけて未来の計算ということでした。まあ、仕組みについては理央の解説は味付け程度です。結果は同じでしょう。

 この展開で主人公に惚れてしまいました。その心情の変化がとても自然でした。その中で友達を作ることができました。
 振られ方が非常に切ないですね。もう最高です。最後、スタートまで戻るのがすごく良かったです。あれがあるから、古賀朋絵というキャラの魅力が倍増しました。
 本作の中で一番良かったですし、キャラも一番女の子として自然で可愛かったと思います。


 双葉理央パート。初めこのパートってあまり評価していなかったんですけど、見返すといい子でしたね。この子も孤独でしたね。仲良くなった友達と一緒に居たいでも異性で好きになってしまった。
 これって、分裂しましたが、国見が好きなのはわかりますが、主人公が好きな理央というのもいたんでしょうか。考えすぎですかね。それとも友達=同性のように付き合いたい、恋人=異性として付き合いたいというジレンマと取る方が自然ですかね。そういえば一人は眼鏡を取ってポニテにして美人だという表現でしたね。

 自傷行為として、エロい写真をアップしてしまう…というのはどうなんでしょうね。承認欲求?

 ヒロインの妹(いれかわり)パート。母親の期待は姉のようになること…離婚して元妻との子=ヒロインに負けるなという期待、つまり姉のようにならなきゃというプレッシャーに負ける話ですね。
 憧れと同時に超えられたない壁。好きだけど嫌いというジレンマ。この辺りの表現が非常にうまかったです。
 姉へのファンレターが姉の孤独を支えていたということを知り、解決しました。


 主人公の妹(不登校)パート。ズルイです。こんなん泣くに決まってます。記憶とか人格の消失を人質にとるのは卑怯です。でも、いい話でした。牧之原翔子の謎ときがないので、尻切れトンボなのがちょっと…でしたが、この話自体は奇麗に終わっていました。
 ここだけが、主人公の行動があまり症状の解決になっていなかった気がします。牧之原翔子と関係があるのでしょうか。

 と思っていたら、映画で解決ですね。最高でした。ここまで1話からの伏線が綺麗に解決します。
 ということは小説版で1巻の段階から伏線を計算していたということですよね。信じられません。

 ただし、結局記憶を失う前の「花楓」に救済はあるし主人公に若干の慰めはありますが「かえで」に救済がないんですよね。これはどうなんでしょうね。「かえで」は作品通じて描かれるキャラなので、そこがなあ。
 作者の姿勢からいって、ひょっとしたら何かあるのかなあ、という予感もします。原作の続きを読んでみましょうか。
{/netabare}


祝 お出かけシスターとランドセル少女 アニメ化!!!

 ちょっと古い情報ですけど。

 ですが、2巻分というのが不穏です。映画ならまだいいですけど、2期が12話で2巻分なら薄まる気が…名作を経済原理で殺さないよう、切に切に願います。
 テンポと間がいいアニメです。是非制作陣は引き延ばししないようにがんばっていただきたい。

投稿 : 2022/10/26
閲覧 : 919
サンキュー:

30

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1番最初に見たかったアニメ

作画、曲、キャラは本当に最高でした
人生で1番最初に見たアニメなら絶対感動しました…

というのもこれまで色んなアニメを見たからですが、、全ての展開が予想通りでした。。
雰囲気だけですが化物語?シャーロット?俺ガイル?いろんな青春系アニメを改めて見た感じでしたな(こんなレビューですいません)

普通のハーレム系やギャグ系なら展開が全く同じでも楽しいのですが青春要素あると難しいですな、、

人生で始めてみたアニメがこの作品であったら絶対に泣いてたと思います。。
ですが本当素敵なので、まだアニメが好きじゃない人に最初にオススメしたい作品だと思います

投稿 : 2022/10/14
閲覧 : 258
サンキュー:

4

ネタバレ

あすは さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

青春ものの傑作だと思う

原作未読。
まあタイトルが、視聴の妨げになってる感はありますねw

そのタイトルを見れば作者がSF好きなのはわかります。ブレードランナーの原作のディックの小説ですね(ブレードランナーは正直小説のごく一部、それもせいぜい三番目くらいに重要な要素だけを思いっきり広げて、原作っぽさはわずかなかけらしかありませんでしたが。。。)。
その通りこの作品はSF、ライトな青春SFものです。

。。。と一言で語ってしまっていいような作品ではなかった。。。
最初は、ちょっと昔っぽいラノベの感じかなーと思いました。主人公の話し方とかね。
最後まで見たら、そんな言葉で表現するのは失礼であると深く反省しました。ごめんなさい。非常に誠実でリアルな作品です。これは自分にとって最大級の誉め言葉。リアルというのは「現実的」という意味じゃなく、「ほんもの」というような意味ととらえてください。
ディックの小説とは内容的には共通点はほとんどありません。ただ、根底の主題は同じかもしれない。人にとって一番大事なのは、人を人たらしめているのは、「共感」である、というテーマが隠れているように思います。この作品では、それは「やさしさ」という言葉で表現されています。



桜島麻衣のヒロイン力がもう圧倒的すぎ! 今まで数多くのヒロイン見てきたけど、これだけの娘はあんまり記憶にないなぁ。ちらちら垣間見せるまだちょっと幼い部分も含めて、愛せずにはいられないでしょ。アニメの死んだ偶像ではなく、ちゃんとその息遣いを感じさせるという(多分原作の?)表現力がすばらしい。もちろんそれをきっちり演じたアニメの絵、そして声優のおかげでもあります
これはどの登場人物についても同じで、みんな、ちゃんとひとりの生きた人間と感じます。怒った顔しか見せない、友人・国見の彼女もね(この娘もなんかかわいくてしょうがないよw)。だからこそ、現実っぽい世界なのに現実にはあり得ないようなことが起きても、すんなり受け入れ、感情移入しちゃう。

いろんな話がオムニバス風に展開されていきますが、やっぱり妹のかえでの話が骨子になっていて、タイトルにだまされてちょっと離れた位置で見始めていたにも関わらず、最後にはいいように心を動かされてしまいました。くやしいw

自分のよく見慣れた場所が舞台ということもあって、より感情移入してしまったのも敗因のひとつかもしれない(負け惜しみ)。

とにかく、まれに見るすばらしいドラマであると思います。
人にもおすすめしたいんだけど、やっぱりちょっとタイトルがねぇw



ところで、OPのpeggies、レン彼で気に入ってアルバムを車の中で聞いたのですが、福島の山の中で聞いて、あれ、がちゃがちゃしてていまいちだなぁと思ったのですが、家に帰ってきて町中で聞いたら、あ、やっぱ結構いいじゃん、とイメージ一変。。。
やっぱりこういうのって、視聴する環境で全然違っちゃうんだなぁと。
おもしろいね。

投稿 : 2022/09/18
閲覧 : 208
サンキュー:

9

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

超常現象ありの青春お悩みもの

 原作は未読。
 ネットの感想などでは既存作品の類似性を随分と指摘されていた印象がある。
 孤独な高校生の主人公が悩みを解決していく展開は「やはり俺の青春ラブコメは
まちがっている。」だったり、少女の精神の問題から超常現象が生じるところは
「化物語」だったり。
 ほとんどの作品が何らかの先行作品の影響があるものだが、本作品に関しては他作品より
既視感が強く、そういった指摘をしたくなる気持ちも分からなくもない。
 ただ似ている先行作品として挙げられた作品は複数あるため、個人的にはむしろ「複数の
作品の要素をうまいことまとめたなあ」という印象が強い。

 あと設定などは似ているとしても見せ方は作品ごとに異なるわけで、この作品はその見せ方が
良かった。
 例えば桜島 麻衣の場合、ストーリー上は普段着でも支障がないのにバニーガールの恰好を
させるという目を引く始まりだったり、他にも古賀 朋絵のループではなく未来予知だった
オチや、麻衣と豊浜 のどかの人格入れ替わりかと思いきや・・・といったところなど
ちょっとした意表を付く展開が面白い。

 メインモチーフである思春期症候群自体は非現実的なものだが、その原因や対応方法は現実的な
ものばかり。
 そういう意味では超常現象的なものは思春期の悩みそのもののメタファーで、SF的衣を
纏っているものの、本当に描きたいのは少年少女が悩みを克服して成長していく
ヒューマンドラマ的部分なんだろうなあという気がした。
 思春期症候群の原因だが、「空気を読む」などに代表されるコミュニティからの孤立化、
あるいは孤立への恐れなどが大きなファクターになっているが、こういった全体への迎合は
昔以上に大事なものになってしまったように感じる。
 本作の内容を見るに、原作者はそれを良しとは思っていないようで、それゆえに
解決者となる主人公の梓川 咲太が少数の友人しかいないキャラというのは、そういった風潮に
対するアンチテーゼ的存在に思える。

 登場キャラもなかなか魅力的だが、男子主人公に複数の女子キャラという形でありながら、皆が
主人公にばかり向いていないところが個人的には好き。
 思えば原作者を同じくする「さくら荘のペットな彼女」、「Just Because!」でも
そういったキャラがおり、この辺は原作者である鴨志田 一氏がハーレム状態にしたくない
主義なのかも。

 複数ヒロインの中ではやはりメインヒロインである麻衣の印象度が強い。
 この作品エピソードごとにクローズアップされるヒロインが次々と変わるが、それでも
存在感が薄れないのはメインヒロインの面目躍如といったところ。

2019/01/10
2022/08/14 追記・修正

投稿 : 2022/08/14
閲覧 : 357
サンキュー:

16

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

好きだあああああ

タイトルで見るかどうか迷ってる人ゎとりあえず見てほしい!

思春期の悩みについての作品。ちょっと都合のいいこともあるけど、ちゃんと解決してくれてスッキリする。

咲太と他のキャラのやり取りが笑える
咲太のキャラが顔が声が好きすぎる💕

よう実の綾小路くんとか俺ガイルのひっきーとか好きな人ゎハマるんだろなw

古賀ちゃんゎ終始可愛くて全力応援!!!
でも最終的になんか双葉好きだったなあ。

国見の筋肉もたまんなかったあ///

絶対劇場版まで見ることをオススメする作品

投稿 : 2022/08/13
閲覧 : 273
サンキュー:

10

dbman さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

豚物語

原作未読。

今期放送されているなかで良くも悪くも評判となっているようなので視聴。

序盤を視聴した率直な感想としては、化物語をプロットとした会話劇といった印象。現時点では、どうやらこの主人公が私には合わないようで、その性格というか話すセリフも結構キツいものがあり、第2話で一度視聴を断念。

しかしながら時間を空けて再視聴してみたところ、相変わらず主人公に愛着はもてないものの、双葉理央や妹・かえで、そして方言が可愛らしい古賀朋絵など他の主要キャラたちの存在もあって、第4話あたりから物語に引き込まれはじめ徐々に面白くなってきたので視聴を継続していこうと思います。


▼作品情報
アニメーション制作:CloverWorks
原作:鴨志田 一/小説:既刊9巻
原作イラスト:溝口ケージ
監督:増井壮一
構成・脚本:横谷昌宏
キャラクターデザイン:田村里美

▼キャスト
梓川咲太:石川界人
桜島麻衣:瀬戸麻沙美
古賀朋絵:東山奈央
双葉理央:種﨑敦美
豊浜のどか:内田真礼
梓川かえで:久保ユリカ
牧之原翔子:水瀬いのり

投稿 : 2022/08/10
閲覧 : 410
サンキュー:

37

りょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

3話で号泣してしまって、どうなるのかと思い見進めたが、
超絶すごい内容だった。

早く2期きてくれ。

投稿 : 2022/08/02
閲覧 : 163
サンキュー:

2

DIPIMP さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

君のせい!

ラノベアニメは涼宮ハルヒが牽引していた。
化け物語のような会話劇もアニメになり、それを視聴者は受け入れた。
この作品は色々なラノベアニメのいいとこを取り入れた作品だと思う。

ただ見返したいとまでは思わない。

次の作品を探そう。

投稿 : 2022/07/20
閲覧 : 141
サンキュー:

4

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

袖振り合うも、ブタ次第

人は、誰しも問題を抱えながら、がんばって生きている。

問題なのは、その問題にどう向き合っていくかということ。

中高生も社会人も皆変わりなく、学校や家庭、職場にSNSにと、その身のこなしが求められている。

衆目からの逃避と孤絶。
SNSによる強迫と乖離。

仮想と予測への過剰反応。
自己多様性に感じる矛盾と葛藤。

異母姉妹間の社会的相反性抑制。
そして優しさに生きる意味のヒミツ。

自己の内面性をえぐるようなリアルな課題ばかりだが、沼に嵌まり、八方塞がりとなれば、如何なる答えを模索しようものか。

そんな漠然模糊とした "ブタ野郎たち" の日常を、思春期症候群なる超越したストーリーとして、卓越に磨き上げたのが本シリーズ。

普通に見えていたはずの世界が、思わぬ掛け合わせと引き合わせで、耳目を閉じたくなるほどに一変する。
そこでの違和感もまた、よくよく耳目を属することで、すっかり真逆に見えてしまうこともある。

公案の教説のような深慮もできるし、推理を巡らせ必定に至るロジックを楽しむこともできる。

もちろんシンプルにラブコメとしても存分に楽しめる。

いろいろな哲理も持ち出せそうな、質実剛健に優れた雰囲気を持つ作品である。


~    ~    ~


いずれのヒロインも魅力にあふれているが、私は "古賀朋絵" のエピソードを取り上げたい。

典型的な「勘ぐり体質」と「たられば思考」の彼女は、イモじみた容姿を健気な努力で磨き、イケてるシンデレラガールへと羽ばたこうとする。

とは言っても「さん、の〜、が〜」なる地に引きずられ、一周まわってアリの男に引きつけられ、SNSのおつきあいにも引きまわされっぱなしで、明けても暮れても、オツムがてんぱっている朋絵である。

出会い頭に尻を蹴りあった二人は "量子もつれ" からなるループする時空間を生成しあったことから、ある一計を案じる。

周りへの気遣いで自分を見失っている朋絵の自覚は、全く気遣わないで見える咲太の "余裕ぶっ込み" に「たられば」の救いを見いだそうとするのだ。

たらればな彼氏。
たらればな阿吽の呼吸。
たらればの恋人気分の分かち合い・・・。

「本気にならなきゃいいけど。」
「だとしたら本物の悪魔だよ。」
とは、女心からの忠言であろうことを、咲太は当然のように内省するわけで、朋絵を観測対象として「たられば風」に付き合っている。

実は、咲太にとっての「たられば」は、妹に対する不甲斐なさでしかなく、2年も重く抱えている "兄ブタ野郎" という自己評価に、日々あえいでいるのだ。

彼は、花楓とかえでを、「自ずと知ったふうな兄」の態度で接するのではなく、「妹から期待されるお兄ちゃん」としての人格を構えなければならない。

言うなら、「過去のたられば」と「未来のたられば」を、今に紐づけなければならない咲太の "公案" が胸中にあり、 "公式"の解法に真摯に向き合い続けるという真面目に過ぎる生き方を「今のたられば」に模索しているのだ。

であればこそ、咲太の眼差しは、朋絵のかぼそさに肩入れしてしまう。
それがたとえ「たられば」であろうとも、二人が志向するピュアな想いのなかに "嘘" は見えない。


〜    〜    〜


ところで、「ラプラスの悪魔」を流用し、麻衣に無理くり告白させるホンモノの "ブタ野郎" がいる。
そんなブタ野郎を蹴り飛ばした結果の "量子もつれ" も、いつしか朋絵の胸にかすかな疼きと育っていく。
嘘は嘘なりに、原子の隙間にもつれあう人恋しさは、誤魔化しのきかない現象として観測されるものなのだろうか。

二人の未来予知=たらればの掛け合いは、恋の決着にせめぎ合いを見せることになり、ついに各々の思わくを実直に突き合わせることで、一つの指針を決定づける。

すなわち、ことの落としどころを、「恋人ごっこ」を繰り返す思わせぶりではなく、「告白・失恋による破局」で終わらせる気まずさでもない、「友だちになる・親友になる」という元々の約束に、きっちり収束させる予定調和を見せるのだ。

しかも、降雨と涙とが混じる柔らかな "量子もつれ" を上書きと演出するシチュエーションの妙もあって、なかなかおつな味わいである。

このようなセンシティブな様相は、ともすれば「たられば」なメロドラマで押し切られるのもしばしばだが、しかし、それは朋絵の本意ではなかった。青春を「たられば」なままにしておくわけにはいかないのだ。

展望台での咲太とのやりとりは、その後の(本当は最初の)、学校の階段の踊り場でのやりとりを完璧にこなすために、朋絵が自身にプロデュースした "最終試験" なのである。

とまれ、朋絵は「量子もつれ」と「ラプラスの悪魔」を、自分が思い描くシナリオにふんだんに取り入れ、「大嫌い!大好き!」と "シュレディンガーの猫" ばりの観測結果(本心)を咲太にぶつけていく。

そんな "どっちつかずな自分" を「よく頑張ったな」と咲太に認めてもらうことこそ、朋絵が望んだことである。
そのうえで、決められない自分から、決められる自分への立ち位置を創る朋絵なのである。
そして、これこそが "プチデビルの正体見たり" と言えまいか。

全ては、思春期に生まれる自己確知の未熟に対峙して、それを乗り越える心のばね(表の勇気、裏の安堵)を得ようとする、至極真っ当な取り組みなのである。
自己肯定感の向上と自尊心の獲得こそ、青春ブタ野郎たる朋絵の歩む道なのだ。

まさに、"世界を意のままに操り、咲太さえ手玉に取ってのけた" プチデビルのたらればぶりをがっつり見せつけられた思いである。
いやはや「青春、めんどくせぇ〜!」とはこういうことを言うのであろう。


結局のところ、"空気を読まないふりをして空気を読んでいる" とうそぶく咲太は、"先の先のその先の空気までを読む" に長けた朋絵に、出逢いからして狙い撃ちにされていたと言ってもよさそうである。
彼は、のっけから朋絵原作・監督の意図采配のままに、豊浜のどか以上のテイクを取らされる羽目の役割を担わされていたのだ。

全く、兄とはかたなし、妹キャラには辛いよ!を地でいく不甲斐なさと言えそうである。
が、それはそれで、清々しいほどに青春ブタ野郎を手伝う、青春ブタ野郎の素敵な一面なのである。


〜    〜    〜


思うに「先輩が、私を大人にしたんだからね!」の台詞は、一周回ってアリな先輩が、わざわざ何十周も付き合ってくれたおかげで獲得できた "自信と勇気と感謝の念を自覚した朋絵の喜び" と見て間違いない。

朋絵のエピソードは、のちの劇場版で大きなカタルシスを生む「2人のたらればの伏線回収」の重要なピースであり、それこそトリガーとしての「量子もつれ」の現象を、演出としてバッチリ効かせてくる。

劇場で得たそれは、"救いを求める咲太の必死の思い" と、"先輩に恩返しをしたい朋絵の想い" とが、共鳴しあった "量子もつれ" の奇跡が生んだものとして私は解釈している。

すでにお気づきのことと思うが、劇場版での2人の行動は、TV版のエピソードの立場性がそのまま真逆に描かれている。

亡失感を抱えたままに、独りで生きていくことを受け入れることが、どれほど途方もなく辛いことなのかを、咲太は身をもって "当事者" として知ることになるのだ。

同時に、朋絵の実直で懸命な行動のなかに、親友を超える強い憧憬の思いが感じ取れよう。
「青春ブタ野郎」とは、このように振る舞える仲間のことを言うのなら、これ以上ない誉め言葉なのだ。

「袖振り合うも他生の縁」とは古くからいうけれど、"尻蹴りあうは今生の縁" と言い換えてみれば、若いうちだけに許された特権のようなものなのかもしれない。

そんなプチデビルとブタ野郎どもと、いつかどこかで再会するのも面白いと、あらぬ妄想を本作にふと思い出したりする。


~    ~    ~


つらつらと朋絵ひとりで書き終えるのはいくらか寂しい気もする。

けれど、桜島麻衣をはじめとする魅力的なヒロインらを、すべて網羅してレヴューするには力不足は否めない。(もし機会があれば、とは思うけれど・・・。)

個人的には、本作に通底する "かくし味"が、三つほどであろうことから、案外、朋絵ひとりでもいいかなと思う。

一つは、ものの見方の背景は、それぞれの人生の海に見えにくくあるものだから、ほんの少しの背伸びや身入りが、新しい発見には必要なのかもしれない。

二つは、後悔を少なくする生き方は、人に助けを求められる主体性にあってもいいのかもしれない。

三つは、損得なく寄り添い合おうとする利他の心境が、意外に、情けは人の為ならずの先につながるかもしれない。

ということで、ずけずけとまとめてみた。

もちろん、あにこれ上位は深く頷ける面白さ。
言うまでもなく "太鼓判" である。

投稿 : 2022/06/02
閲覧 : 368
サンキュー:

20

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

君のせいで

「さくら荘」の鴨志田一、
CLOVERWORKS制作。

思春期症候群なる不思議な現象に、
心揺れる少年少女の青春ファンタジー。

抜群に面白いです。
美少女アニメと見せかけて、
初回は量子論の思考実験が骨子になっている。
{netabare}シュレディンガーの猫は私ですら聞く、
生きていると同時に、死んでもいる猫。
重なり合った世界、存在の話、
観測者によって、変化する世界。{/netabare}
どこかサスペンスフルで好印象です。

キャラ良し、音楽良し、構成良し。
心に傷を抱えた女の子たちの葛藤と、
咲太と麻衣の甘酸っぱいラブストーリー。
もちろんブタ野郎としても楽しめるのだ。

最終話視聴追記。
物理法則を逸脱した思春期症候群を軸に、
設定がどこか変化球な青春恋愛物語でしょう。
{netabare}七里ヶ浜の少女翔子や咲太の傷跡、
大きな謎を残したまま映画へと続いていきます。{/netabare}

見える世界は人の数だけ存在している。
世界とは「現象」そのものなのでしょう。

投稿 : 2022/05/22
閲覧 : 1162
サンキュー:

113

青星アーツ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

わけわかめ

しょうこさん、
あんた誰や。

最終話までで悩みを解決するのかと思っていたら
3話で解決してしまい、これで最後まで
面白さを持続できるのかと思っていたら、
いまいちでした。

投稿 : 2022/03/25
閲覧 : 340
サンキュー:

4

てんてん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大好きなアニメになりました

いろんなサイトで評価が高いがタイトルがあれなせいで観よう!という踏ん切りがなかなかつかなかった。結果、もっと早く観ておけばよかった。大好きなアニメになりました。

投稿 : 2022/03/22
閲覧 : 297
サンキュー:

5

ネタバレ

E-jodo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主役ガ輝イチャッテル!

「うーん。なんだろう。すごいもやもやする。」
視聴後に頭に残ったのはコレジャナイ感でした。シナリオも凝ってますし、キャラも可愛いですし、文句なしの良作なんですが、やっぱりドコかがオカシイんですよね。
タイトルに書いたように、その違和感の原因は「主人公」にあるんじゃないのかな、と思います。

咲太くん(主人公)、最初は暗ーい、陰気臭ーい奴でよくある感じの「ザ・ラノベ主人公」って感じでした。それが話数を重ねていくごとに、どんどん明るくて、いい感じのやつになっていっちゃうんです。

ここなんです!主人公が成長しちゃうところなんです!

話題の中心は「女の子たち」にあるはずなのに、視聴者は主人公の成長過程を否応なく見せつけられるんです。それも内面的な視点から。

このお話は基本的に主人公目線で書かれています。なので、全て視聴者は「主人公」というフィルターを通して作品を見ているわけなんですよね。

でも、主人公が成長しています。

つまり、フィルターが少しずつ少しずつ、変化し続けながら、さらにはストーリーが展開していきます。
これって普通、気づかないだけで結構大変なことで、視聴者の言うなれば「適応能力」が試されている部分なんですよ。

他者の成長を見て成長していく主人公を内面から見つめ直す。こんな複雑な作業を視聴者にもとめているわけです。

自分の目を信じて見ていたのに、どんどん成長して自分から離れて行ってしまう咲太くん、、、、これほどまでに残酷なアニメはいまだかつてあったでしょうか!

そんな風に感じるのは小生だけでしょうか。
(何もハーレム築いていく主人公が羨ましくて妬んでいるというわけではありません。断じてありません。絶対にありません!)


あと、金髪の話、必要?

投稿 : 2022/02/22
閲覧 : 296
サンキュー:

6

マドラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

長いタイトルに惑わされることなかれ!まずは見て!

優秀な皆さんはきっとレビューサイト等を見て、この作品が素晴らしいことは知っているでしょう。。。
但し私は最初あーまた長いタイトルかよーとスルーしてしまったので、もしそのような方がいらっしゃったら勿体ない!!!と今の私なら声を大にして言えますので・・・・


はい。多分10回弱くらい見返しています。個人的にドンピシャな作品。

主人公がかっこいい作品が好きです。マジでかっこいいです。強いとかそういうのではないのですが、かっこいいのです。

ざっくり話としては、思春期症候群という事象に巻き込まれるヒロインたちと主人公の話です。主人公は野生のバニーガールに遭遇したり、尻を蹴りあう後輩に遭遇したり、分裂する親友に遭遇したり、見た目と中身が異なる彼女に遭遇したり、家が大好きな妹がいたりと様々です。

2話~3話くらいで1つの話であり、見やすさは抜群です。また引きがめちゃくちゃうまくて、続きが見たくなること間違いありません。

また続きとして劇場版もあります。合わせてみることを強くオススメいたします。

投稿 : 2022/02/06
閲覧 : 289
サンキュー:

8

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

思春期症候群?

タイトルで損してるアニメランキング2位くらいに居そうなアニメwww
主人公がとにかくカッコよくて阿良々木くんとかみたいな感じで誰にでもお人好しで何でも助けちゃうけいイケメン男子で男なら惚れるような主人公でしたね!
麻衣さん可愛すぎて最初の3話は特に好きでした( *˙ω˙*)و グッ!
あの校庭でテスト中に叫んでるところとかダサかっこよすぎじゃないですか?
その次の話もハルヒのエンドレスエイトみたいな話で印象的でどこか俺ガイルの由比ヶ浜っぽさも見えてすきなヒロインでした( *˙ω˙*)و グッ!
特に好きな主人公のセリフが
何も自分の事好きにならなくていいんだ、俺はまっこんなもんかなって生きてるってところがすごくすきでした!

投稿 : 2022/02/06
閲覧 : 259
サンキュー:

11

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルは変なのに笑えたり泣けたりする名作。名前で避けずに見てほしい。

通称「青ブタ」と略される鴨志田一先生のラノベが原作ですね。
鴨志田一先生といえば「さくら荘のペットな彼女」も書いてますね。
そちらも青春を描いておりアニメ化してますが、
こちらの青ブタも負けずに青春を描いていて、こちらでは「青春症候群」という思春期に起こる不思議な現象とそれに振り回される主人公の高2男子「梓川咲太」とヒロインたちを描いていて最終話まで次が見たくなる引きの連続で観てしまいました。

投稿 : 2022/02/05
閲覧 : 243
サンキュー:

21

og3jar さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ベスト・オブ・ベストかな・・・

麻衣さん、好きだー
かえで、好きだー
翔子さん、好きだー
双葉理央、好きだー
古賀朋絵、好きだー
琴美ちゃん、好きだー

梓川咲太、大好きだー

投稿 : 2022/01/28
閲覧 : 283
サンキュー:

10

Alli さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

ちょくちょく間違っている

ラプラスの悪魔がちょっと違う。むずむずして話入ってこなかった。

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 198
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

パクリとか言われてるけど

化物語のパクリとか言われたりしてるけど個人的には化物語より好きです

投稿 : 2021/12/24
閲覧 : 198
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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないのストーリー・あらすじ

思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。
(TVアニメ動画『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
CloverWorks
公式サイト
ao-buta.com/tv/
主題歌
≪OP≫the peggies『君のせい』≪ED≫桜島麻衣(CV.瀬戸麻沙美)古賀朋絵(CV.東山奈央)双葉理央(CV.種﨑敦美)豊浜のどか(CV.内田真礼)梓川かえで(CV.久保ユリカ)牧之原翔子(CV.水瀬いのり)『不可思議のカルテ』

声優・キャラクター

石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり

スタッフ

原作:鴨志田一(電撃文庫刊「『青春ブタ野郎』シリーズ」)、原作イラスト:溝口ケージ、監督:増井壮一、助監督:いわたかずや、シリーズ構成:横谷昌宏、キャラクターデザイン:田村里美、総作画監督:田村里美/髙田晃、ブロップデザイン:髙田晃、美術設定:藤井一志、美術監督:渋谷幸弘、色彩設計:横田明日香、3D監督:野間裕介/唐澤祐人、撮影監督:関谷能弘、2Dワークス・特殊効果:内海紗耶、編集:三嶋章紀、音響監督:岩浪美和、音楽:fox capture plan

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