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「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(TVアニメ動画)」

総合得点
95.2
感想・評価
1847
棚に入れた
7832
ランキング
3
★★★★☆ 4.0 (1847)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思春期=不可思議

原作未読です
パロってるタイトル名も気になってはいたけれど、EDがとても好きで観始めました

厨二心にくるワード(シュレディンガーの猫、ラプラスの悪魔)や思春期心に嵌るキャラのやりとりで、学生に刺さる作品だったと思います
でも学生が遠い年齢になっている自分も引き込まれる内容で面白かったです
何度か泣きました


ヒロインを全員好きになれるハーレムもの(本命がしっかりいるので正確にはハーレムとは違うけど)っていいですね
私は中でも双葉、翔子さん、かえでちゃんが好きでした
双葉の友情ENDよかったなぁ
あれで思ったのですが、この作品はちょっと選択を変えていたりタイミングが違っていたら、どのルートに入っていたか分からないんだなぁって事を改めて感じさせられました

あと舞台が江ノ電沿線なのよかったぁ

OP:○ 余裕ぶっこいてーる〜からの絵がめっちゃ好き
ED:◎ 同じ曲が複数バージョンあるの大好き
作詞が雨子先生でびっくりした笑

投稿 : 2019/09/21
閲覧 : 304
サンキュー:

5

ネタバレ

T さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

物語シリーズに似ている

主人公がいろんな女子に起こる様々な出来事を解決するという簡単に言ってしまえば物語シリーズと同じように感じた。例えば、{netabare}化物語でアララギ君が最初の問題の当事者の戦場ヶ原さんとお付き合いするところは、今作で言えば咲太君が最初の問題の当事者?の桜島先輩とお付き合いするところと{/netabare}なんか似ている。ように感じる。他には、化物語の{netabare}怪異がこの作品で言えば思春期症候群にあたる{/netabare}とか

投稿 : 2019/09/06
閲覧 : 358
サンキュー:

4

ネタバレ

くに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かった

全部見終わりました。つまらない回もありますが、面白かった気持ちの方が強いです。特にバニーガール先輩への主人公(咲太)の言葉の返しが好きです。好きな人への強い気持ち、友達への思いやり、妹への愛情、少なからず私の成長にもなったかなと思います。
ブタ野郎と呼ばれたいです。よし、今から2回目を見直そう。
『やりまくってる?冗談じゃない、僕は、童貞だ!!』が気にいってます。

投稿 : 2019/09/01
閲覧 : 207
サンキュー:

7

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見えなくなる。

図書館でバニーガールの格好をした少女を発見した主人公。
その少女は朝ドラや雑誌などにもたくさん出ていた少女、さくらじままい。
(親が勝手に決めたグラビア撮影が嫌で、今は活動休止中。)
そんな彼女は、自分以外には見えていなそうな雰囲気。

牧之原翔子とは誰か?
年上の牧之原翔子と年下の牧之原翔子は同一人物?

思春期症候群。
自分は突然胸に大きな傷が、妹はSNSの悪口が原因で突然傷だらけに。
さくらじままいも思春期症候群では?と考えた主人公は、動き出す。

先輩の事件が解決したら次はラプラスの悪魔。
時間がループしている。
自分の他にあと1人。
その子と色々あって恋人のふりをして過ごし、一番最初にまたループして、そこからは普通の日常へ。

またもや事件発生。
今度は同じ人物が2人。
しかも、1人は自分のちょっとエロい画像をSNSに載せている。
原因は?

次の事件は妹ちゃん。
いじめ事件以来、花楓の記憶がなくなり、主人公はかえでとして接する。
外に出る、学校に行くなどの目標を立て、少しずつこなしていく。
あんなに怖かった学校、何度も行こうとした学校に、夜なら行けた!と喜んでいたら、次の日起きたら突然花楓に戻っていた。
主人公の胸の傷跡からはまた血が滲み、しょうこさんも現れる。

結局、妹ちゃんの話と牧之原翔子についてはモヤっとしたまま終わった。

投稿 : 2019/08/20
閲覧 : 219
サンキュー:

5

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルをもっと考えようよ。

作画がよさそうなので録画をしていたのですが、タイトルでなんかオタク系
の話なのかと勝手に思ってしまってなかなか見る気がしなくて、放置していた
んだけれど、時間があったので見てみるか。と思い見出すと面白くて一気に
見てしまった。一つ回収されていないエピソードがあるなと思っていたの
ですが、なんと映画ですか。まだ見ていませんが、いずれみたいと思います。
商売上手ですね。

投稿 : 2019/08/15
閲覧 : 331
サンキュー:

15

ネタバレ

どやすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

このアニメのジャンルは量子力学ラブコメ

バニーガールたまらんよな

このアニメは量子力学でよく話題となるシュレディンガーの猫やラプラスの悪魔や量子テレポーテーションといった事象をラブコメに準えて、主人公が女の子とイチャイチャするアニメです。

主人公がうらやましいことこの上ない。

可愛くて美人なバニーガールの先輩に勉強教えてもらうとか、作者の願望詰め込みすぎてため息がでます。

主人公も童貞のくせにあんなに女の子の前で堂々とできるのはアニメならでは、現実であんな人はいないからこそ面白いんだと思います。

結局翔子さんはどうなったのかがモヤモヤしますが素晴らしい作品でした。

投稿 : 2019/08/05
閲覧 : 290
サンキュー:

7

ネタバレ

yuu さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

見てて眠い

つまらん

投稿 : 2019/07/25
閲覧 : 214
サンキュー:

2

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春ブタ野郎はバニーガール先輩に夢を見せる

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を「見ない」というタイトルの語呂の悪さからなんとなく録画して以降ずっと見ていなかったが、映画の評判が良いようで視聴開始。

かなり面白かった。

涼宮ハルヒシリーズとココロコネクトの影響が頭にちらついたけど、パクリと言えるほど似ているものでもないし、すぐに気にならなくなった。

咲太がいろいろと「決断」して「行動」する好人物だったのがよかった。

各エピソードについては、1~3話の桜島先輩のエピソードが一番好み。それだけに、話が進むにつれて少し失速感を感じてしまった。

他人から認識されなくなったり、入れ替わったりといった問題と違って、かえでの記憶喪失&別人格の問題は、多重人格者は現実にいるだろうから現実に起こりうる問題で、これは思春期症候群じゃなくて普通に病気なのではなかろうか(SNS上の中傷で実際に体に傷ができるという部分は確かにSFだけど)。
他のエピソードが割と無事に解決したのに対して、かえでのエピソードは単純に無事に解決したとはいえないし、なんだかかえでのエピソードだけいろいろと異質に感じた。

投稿 : 2019/07/20
閲覧 : 257
サンキュー:

13

ネタバレ

fuushin さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

桜島麻衣センパイって。

この作品、キービジュアルにパワー感があって視聴し始めたのですが、観終わってからのレビューがなかなか書けず、その理由もわからず、ずっとモヤモヤしっぱなしでした。

そうこうしているうちに劇場版が封切られ、おまけに子どもがそのラノベを購入して、「読む?」という経緯もあり、そちらを先にレビューするというシマツ。

その劇場版では、翔子さんと咲太くんのつむいできた時間軸の太い絆のさまに愕然とし、それを量子力学や相対性理論などのワードで解析し、解釈し、魅せきろうとする作風にほだされて・・・。いつしかハンカチはしっとり重くなっていました。

若者のこうした心情さえも、量子もつれの一つだと理解してみよう・・・。
その "気づき" を発見した瞬間に、本作への視点ががらりと変わってしまいました。

その感想を一つ、述べてみたいと思います。



麻衣さんにとっては、咲太くんの恋人としては "2番手" だった。

そういう視点で、13話を振り返りました。
そういう視点というのは、麻衣さんの立場や心情に沿って全13話を解釈してみたということです。

当初、私は、咲太くんの視点でストーリーを追っていましたが、それだと捉えどころのない違和感があって、どうにもレビューが書きづらく、彼への同調や共感どころか、酷評もできませんでした。
でも、"今どきの若い者は。" なんて蔑(さげす)むコトバは、プラトンの時代から言われていますからね。
そんな自分劣化だけは避けたかったのです。


本作を、麻衣さんの視点、心情の変化、感情の高揚、恋ごころへの気づきという流れで俯瞰してみると、彼女は確かに "自分を見つけてほしかった" と思うのです。
まるで、量子のような心細さに薄れていってしまう自分に、咲太くんだけが見つけてくれた、寄り添ってくれた、徹夜で頑張ってくれた、全校生徒の前で告白してくれた・・・。
そんな彼なのに、いえ、そんな彼だからこそ、麻衣さんのラブストーリーにとっては、「自分は2番手だった。」「咲太くんの2番目のファイルだった。」と気づくわけです。

女性心理で言えば、「本当はファイルを上書きしてほしい」「翔子さんのファイルは手にしないでほしい」と思うのかもしれません。
ところが、"咲太の大好きな人だったはずの年上の翔子さん" が、年下の姿で2人の目の前に現われ、しかも麻衣さんが彼を想うよりもずっと身近にいて支えている・・・。
それは、麻衣さんにとっては驚異であり、脅威でもあったと思うのです。
そして、もどかしい悩ましさで、心が騒ぐことでもあったと思うのです。


ところが、咲太くんが「麻衣さんはオトナの女性だから」とか言っては持ち上げてくるので、姉さん女房的、できた女優さん的な振る舞いを、プライベートでも我が身に強いる、演じるというのも、麻衣さんには何かと落ち着かないことだったでしょう。

値の付けのようのない初恋を、高根の花のように粉飾させられるものですから、本当は身震いするような乙女心の吐露もすんなりとは叶いません。
本心では初々しい好意を見せたくても、出すに出せない身の縛り。
咲太くんの茫漠とした懐の深さに、やきもきするやらそわそわするやら、いつの頃からか、気を揉む側に立たされていたのでは?と微笑ましく思えるのです。

そんなこんなで、麻衣さんには、気丈夫な振る舞いに秘め置いた乙女心の恥じらいの弱みがあり、加えて、翔子さんという存在にも "2番目" という気おくれの弱みを肌で感じながら、それでも咲太くんに真摯に向かおうとする一途な娘気質の姿が見え隠れして、どうにも私の中で、その存在感を増してきたのです。



拙い私見ですが、麻衣さんの立ち位置を量子力学的に解釈すれば、翔子さんのほうがずっと前から咲太くんに発見され、"初恋の相手として、実存性を確定させている" わけですから、麻衣さんの想いとしては、"私は、未だ決定的には確定しておらず、状態として常に揺らいでいる存在" のように思えていたのかもしれません。

私はいつ、咲太の1番めとして確定されるの。
私はいつ、咲太の恋人としての実存を得るの。

麻衣さんにとっては、翔子さんと咲太くんとのあいだに紡がれた "絆" の実相は、ようとして知れず、不確定要素のまま、心中の虫、心配の澱(おり)になっています。

シュレディンガーの猫から始まったさまざまな物理学的な解釈を頼りにして、咲太くんたちが取り組み、挑んでいく中で、ぎゅうっとつねったり、足を踏みつけたりして、彼との量子もつれを重ね、同期していく麻衣さん。
そのプロセスの全てが、咲太くんと縒り合わせる "思春期の絆" のすべてです。

その決定的な結び目が、{netabare} 劇場版の " あの行為 " {/netabare} だったのでしょう。



私が本作品にモヤモヤしっぱなしだったのは、翔子さんと咲太くんとのあいだに結ばれている "絆 =手の触れようのない空気" に、戸惑いながらも実直に対峙しようとしていた麻衣さんの "ひたむきな覚悟" に気づけなかったからでした。

でも、今になって、本作の13話を麻衣さんだけの視点で観かえしてみると、モニターに表現される彼女の仕草、表情、声音のすべてにおいて、馴れ初めからの淡い片恋のそれが、十二分に描かれていたように思うのです。

真っさらな気持ちで育みたい "最初の恋" なのに。
はからずも "2番目" の恋だと気づいてしまった。

麻衣さんの揺れる心情を細やかに描いていたと観るならば、味わいのあるいい作品だったとしみじみ感じるのです。



追記です。
{netabare}
咲太くんが、校庭で絶叫告白して自爆するのは、彼の麻衣さんへの純粋な "利己の描写" でもありますが、もう一つ感じたのは、麻衣さんの存在を校内に確定させ、実存させようとする "利他の描写" でもあっただろうと思うのです。

空気を自ら換えるということは、ムーブメントをゼロから作り出すエネルギーが必要です。
それをすることは、自分が他者からどのように思われるか、どのように見られるか、評価されるかという "リスクを抱え" なければなりません。
もし、そこに自分可愛さの利己を優先させていたら、他者からは、エゴイストともナルシストとも受け取られかねませんし、そうなれば何よりも足が竦(すく)んでしまうことでしょう。

咲太くんが、あれほどまでに麻衣さんだけのことを想って、でも麻衣さんのことをサラリと忘れてしまう "ただのブタ野郎" なら、あんなことをする必要はなかったはずです。

でも、彼が青春を生きる実相は、校内に、家庭に、地域にあります。

そのストーリーを、親友、友人、妹とのエピソードに描き、その都度、"さすがブタ野郎だね。" となじられても、なお実直に立ち向かっていく彼の漢気と行動力にこそ、表題に掲げられた "青春ブタ野郎" というコトバが、実は、"最高の褒め言葉" なのだろうとして受け止めておきたい。そう思いました。

劇場版における麻衣さんの "あの行為" も、咲太くんとの優しい時間を共有し、彼の利他愛の心情に共鳴し、育みあってきた結果として、いえ、必然として、咲太くんの "実存を確定させるため" に、自らの "実存を放棄" してまで(最大にして最高の量子もつれ、そして唯一無二の恋人としての想いから)、咄嗟に出たものとして受け止めておきたい。そう思います。

咲太くんと麻衣さん。
二人をして "利他愛に基づく、止むに止まれぬ行動" を描こうとした本作。
爽やかでありながら、悔しいほどに胸の奥深くまで抉られてしまいました。

{/netabare}


長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本作が、皆さまに愛されますように。

投稿 : 2019/07/18
閲覧 : 474
サンキュー:

49

ネタバレ

vWSHY97287 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い

映画の評価が高かったので、テレビシリーズの方を視聴しましたが、想像していた以上に面白かったです。

投稿 : 2019/07/16
閲覧 : 228
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「シュレディンガーの猫」と「空気」

誰にも気づかれない美人の先輩を見つけた主人公。
彼女はバニーガール姿で、自分に気づく人間がいないか調べていた。

主人公は存在しない「空気」と化している先輩を助けようとする。

芸能人の先輩は、学校で浮いていた。
居ないものと扱うという「空気」と「思春期症候群」によって
彼女の存在が消されていた。

日本人の「空気」を読むという現象を
「シュレディンガーの猫」などのもっともらしい理論で
武装しつつ、超常現象をリアルに感じさせる。

主人公は、「病院送り事件」という噂によって、
学校中の存在として死んでいた。

噂をあえて放置する。
「空気と戦ってもあほらしい」と。

しかし、「空気」にされている美人の先輩のため
「空気」と戦う。

それは勝てないかもしれない。
「空気」を作っているのは自分以外の大勢だ。
それでもそれに立ち向かう主人公の姿がカッコ良いと感じる。

「ブタ野郎」というのは好意的にみると
照れ隠しだと感じる。

「友だちなんて2人いれば十分」
と主人公はうそぶく。
そうだなと感じる。
SNSなどによって多数の人にいい顔をしているのが
本当は気持ち悪いのではないか。

感じの悪い人間になってもかまわない ということではない
しかし、SNSに振り回されるのは
何が本当に大切か、誰が本当に大切か
わかってないのかもしれない。

投稿 : 2019/07/06
閲覧 : 293
ネタバレ

Kaol さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公の言動は折木奉太郎で、ストーリーは物語シリーズ風、映画はシュタゲをマイルドにして端折った感じです。
原作を読んでいないので、ラノベの方がどうなのかはわかりませんが、雰囲気で片付けられないような重要な解説が抜けていて、とても不思議でした。

キャラは可愛いです。
双葉さんと古賀さんがかわいいです。

投稿 : 2019/07/04
閲覧 : 231
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

そういう見方があるのか

最初はハーレム系かなと思ったらそうでも無かったですね。主人公と周りの人物が不思議な現象に巻き込まれていく話ですが、現象についての解釈が面白くて最後まで視聴しました。※ここから先はネタバレです。

{netabare}
≪素粒子物理学の考えを持ち込んだアニメ≫

「思春期症候群」という名前が付いた都市伝説が登場しますが、これは単なる中二病設定では無いようです。

主人公「咲太」の部屋には、なぜか物理関連の参考書があり、思春期症候群を発症した人物が抱える悩みを相談する相手「双葉」は何かと、物理学における思考実験や理論の話を持ち込んできたことで気づきました。

これ、SF・インテリ要素も多いなと・・・。

作中では「観測理論」「シュレディンガーの猫」「ラプラスの悪魔」「量子もつれ」「量子テレポーテーション」等、過去に実際に議論された物理現象が説明されてますね。

物理学に興味の無い方には単なる「中二病」にしか思えないかもしれません。しかし、物理学をかじったことがある方には、「粒子レベルでの物理現象が人間レベルで起こるとこうなるんだ」と感じるでしょう。

実際の素粒子物理学では、粒子の存在というものは非常に曖昧なもので、その「存在が曖昧」である粒子から作られた人間は、「観測されていないだけ」で実はとても不安定な存在なのかもしれない。

という、素粒子物理学での「思考実験・物理現象」を実際の人間社会に落とし込んでみたシミュレーションだと捉えれば興味深い物語設定でした。

よく似た怪奇現象が絡んだアニメ作品では、「化物語」「ココロコネクト」等がありますが、この作品で起こる現象は「素粒子レベルの世界において」は限りなく「現実」に近いですね。

「量子もつれ」「量子テレポーテーション」に関しては、「電子を用いた実験」が行われ、一般常識では説明がつかない現象「エンタングルメント」が実際に起こっているようです。
{/netabare}

≪感想≫

{netabare}
1話目あたりでは、まだ中二病設定の話としか見ていなかったので「よくあるハーレム恋愛もの」と捉えていました。主人公も辛い過去を経験した人物で冷めた性格に感じていました。

しかし、桜島麻衣に起こった「思春期症候群」を機に、大切な人を守りたいという感情が出てきて良かったと思います。告白シーンを見たときは確かに「鉄のハート」だと納得w

その後の「思春期症候群」の話についても、物理現象についての知識を入れて見ていると「そういう見方があるのか。」と思わず見入ってしまいました。

最後の「かえで」の話では、本来の「花楓」に戻り、主人公はパニックを起こしますが、「まぁそうなるわなぁ」と頷いてしまいました。

咲太にとってはどちらの「かえで」も「かけがえのない妹」であることには変わりありません。「かえでには時間がないんです」と、記憶喪失の「かえで」からの最後のメッセージを聞いていたんだから尚更だなと実感。

記憶傷害が設定になったドラマ作品などは良くありますが、記憶を失った瞬間もショックですが、

記憶を失っている間に起こった「楽しいこと、悲しいこと」もそれはそれで家族には「かけがえの無いもの」であることには違いありません。

同時に「記憶を失っていた間の人格」も家族にとっては、その人格も本人そのものであることに変わりありません。

「かえで」の記憶が戻ったとしても、それまで麻衣さんやのどかと暮らした記憶が根こそぎ無くなったショックは大きいだろうなと感じました。

単なるハーレム・恋愛モノでは無く

「思春期に心が不安定な状態になる → 素粒子の不安定さと同様に人物の存在そのものも不安定になる」

という独特の世界観を持った「良作」でした。素粒子物理学をかじっていれば

人間レベルの大きさでの実験では観測・証明はされていないが、万物を構成する「素粒子レベルの超ミクロの世界」では確かに不可解な現象が実験で確認されていて、その不安定な素粒子から作られた人間でも「素粒子と同じような現象が絶対に起こらない」ということは理論的に証明はできていません。

このような視点でこの作品を見てみると、一見無茶苦茶な展開に見えても、実際に行われた実験や理論が元になった現象と捉えると、納得が出来る面が多かったです。

劇場版も見ましたが凄く楽しめた作品でした。SFや素粒子物理学に興味がある方にはぜひオススメしたいです。
{/netabare}

投稿 : 2019/07/01
閲覧 : 292
ネタバレ

めー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あおぶたと略すと何回も言いたくなるくらいかわいい

放送前のテレビCMが好みど真ん中な雰囲気でおもしろそうだから見ようかなーと思ったところに最後にタイトルが表示された時驚いて、一回やめようかと思ったけどやめなくてよかった!

シリアス。せつな系。女の子かわいい。
は予告通り。

数話ごとに話が区切れてて、それぞれのエピソードで泣いた。
私は桜川先輩のお話のラストが大好き。この主人公カップル完ぺきすぎる。
キャラでは双葉理央が好き。

人にすすめるのタイトル恥ずかしかったんだけど「あおぶた」というかわいい略し方を覚えたので、いつでも人にすすめられる。

投稿 : 2019/06/14
閲覧 : 238
サンキュー:

6

ネタバレ

こっとん さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

主人公の態度や言動が生理的に受け付けない。

ヒロインかわいい気はする
話もおもしろい雰囲気はかもしだしてる

ただ魅力なしの主人公で語られるのは観るに耐えなかった。

投稿 : 2019/06/09
閲覧 : 273
サンキュー:

4

ネタバレ

フウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

バライティに飛んだ恋愛アニメ

思春期症候群と言う病にかかった、ヒロインと主人公、梓川咲太の2人を中心に物語が展開されて行って、1人のヒロインにつき3話構成で進められていく、まず、思春期症候群と言うのは、身体が入れ替わったり、タイムリープしたり、他の人から自分が見えなくなったり、とにかく色んなジャンルに挑戦して、恋愛要素と感動要素を落とし込めてるなと感じた。でも青ブタの最大の面白いポイントはキャラ同士の掛け合い(マシンガントーク)がとても魅力的で、笑った。

投稿 : 2019/06/08
閲覧 : 233
サンキュー:

3

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

胸の傷は?

声優陣が頑張ってましたね。東山さんの声、イイです。あの声でお願いされたらお兄さん(?)何でも言う事聞いちゃいます。
「観測」をキーワードに、何となくSFチックな匂いをさせつつ、そっちは匂い程度で、中身は普通の思春期悶々ストーリーでした。胸の傷も結局なんだか判らず。
話としては、中々良かったです。特に翔子さんとのやりとり。「人は何のために生きるのか?」「優しくなるため」・・・私がイイアニメ作品を観た時にいつも感じるのは、自分自身が優しい気持ちになること、人に優しくしたくなる気持ちになること。
これからもイイアニメ作品にたくさん出会いたいと思います。

個人的には、ビーカーでコーヒー淹れてる子が良かったかな。

投稿 : 2019/06/03
閲覧 : 414
サンキュー:

6

ネタバレ

HINAKA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

完全に今更、それも冒頭3話の1部分だけで何と3ヶ月!もう、何やってんでしょうねェ~。

TVアニメ・シリーズ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』に何故(なにゆえ)捕まったのか?「君がいない世界」〈第03話・第1部完〉



第03話「君だけがいない世界」

〈地元の藤沢(神奈川県)駅付近で、桜島
麻衣を知らないかと、背後に本人を連れたまま
道行く人に尋ねる、咲太君。やはり、誰も知りません〉


〈他の知り合いにも電話しますが、皆知らないと・・・〉


結果として何が分かったかと言うと、本格的に〈桜島舞〉と言う存在が、世間から消滅しているという事実です。
そこに事象が存在するか否かは、「見る(観察する)客観的存在が有って、初めて成立する」という、「観察者理論」が目出度く、成立します。ただし、ここ言う観察者は飽くまで個人の概念(自身が認知し理解した事)として、存在の有無を言っているので物理的な「物体(重さや大きさなど)」としての存在は、問われていません。
逆に言えば、完全に透明なガラスの柱がそこにあって、ぶつかって初めて存在を知るか否かは、問われていません。
実際、そこに居る麻衣さんにぶつかる人は居るのですから、完全に存在が消滅したのとは違います。敢えて言えば、若くて美人で有名だった芸能人〈桜島麻衣〉と言う存在を、人々が《忘れたのか、覚えていないのか、意識から消滅させたのか》文字通りそこに在るのに、意識しないと実感できない『空気』といみじくも、咲太君が行った通り「空気」になってしまったようです。

特に学校の様な集団生活の場で、本人と周囲の環境があり(舞さんの場合は、入学当初から2学期まで登校しなかった。本人も他人との関係を避け、目立ったぬ様に振る舞った)その為、自然と空気化が進行した。
と言えるかも知れませんが、その上記憶や記録からも消えてしまうと言うのが、この物語の特徴です。確かに、高校生活3年間、同じクラスに在籍したのに、存在を覚えていない。歳月が流れたせいでは無く、極論すれば卒業式直後から、既に覚えていない・・・というクラスメイトがいても、不思議ではありません。
それでも、記録は残ります。記録まで消えるところが、まさにこの物語のテーマ(この第1部・第03話にとっての)と言えると思います。

非常につまらない言い方をすると、この物語は「現代人(これ大事)は、多くの他者の記憶と記録に残らなければ、存在を証明できない!
そして、このアニメ作品の素晴らしいところ(もしくは原作の力)は、それを「思春期症候群」と言う枠の中で、見事に成立させてしまった事です。

そしてもっと遠くへ行けばと、東海道本線の最終各駅停車「大垣(岐阜県)」行きで、終点まで向かう二人。
微笑ましく、手なんか握っちゃって・・・。

〈続きを見る〉→https://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-1089.html#more

→https://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-1086.html

→https://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-1079.html

(もちろん内容的には、順番は逆です)

投稿 : 2019/05/29
閲覧 : 300
サンキュー:

6

ネタバレ

たかたか・・ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

良い作品ですね。

 最初の感想は、物語シリーズに似ているかな?

と、思いました。

ループをする所は、ハルヒのエンドレスエイトを思い出しました。

妹の今後も気になります。


今度は、翔子さんですね。しかも劇場版ですね。

口コミを見ると、かなり泣けるらしいので、早く見たいです。

個人的に、良い作品と思いました。

投稿 : 2019/04/23
閲覧 : 281
サンキュー:

12

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんな妹がいるわけないだろ!!(伏線)

個人的2018年ベストアニメ。

咲太の思想の偏りが少々おっさん的であるのは否めないものの、
そんな悟りを開いた変態セクハラおじさんの咲太と、魅力的なヒロインたちとの掛け合いには、大勢の人が引き込まれたことだろう。

咲太のかえで(花楓)への想いと態度にはとても好感を抱いた。
例えば、OP映像にも描写されている「妹のためにケータイを海に投げ捨てた」ってエピソードとか、すげー熱くないですか?

妹が苦しんでいる現状が許せなくて「投げ捨てた」のか、
それとも、翔子さんに出会って励まされた後に、妹を支えていくんだという決意表明のような意図を持って「投げ捨てた」のか…

私の勝手な想像に過ぎないのだけど、いずれにしてもこの行動からは、咲太の、妹を大切に思う心が伝わってくる。

かえちゃんの話の続きを読むために原作の6~8巻を購入したのだが、読んでみてさらに『青ブタ』って素晴らしい作品だなあと実感した。
ラノベには初めて手を出したので別に比較対象はないけど、この原作者さんは、人間の細かな感情変化を言葉に変換して伝えるのが本当に巧いと思う。

そして、それらすべてを映像に落とし込むことは不可能でも、このアニメの表情作画には非常に丹精が込められていて、
キャラが感情が揺れたときの眉・目・口の動きは、何度も私の心を動かした。
キャラクターが普段からまばたきをしているのも、このアニメの作画が丁寧になされている証拠だ。

そんな映像に引けを取らない声優さんの演技も見事。
次回予告のキメ台詞「ブタ野郎だね!」もシンプルで面白かった。


夏の映画が楽しみだなー

投稿 : 2019/04/14
閲覧 : 398
ネタバレ

BZ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

努力と才能を感じました。

物語シリーズが天才的な感覚、こちらは努力と才能を感じました。
古賀さんが咲太くんに対する思いをぶつけるシーンは青春を感じました。
桜島さんと咲太くんの微妙な関係も初々しい感じが良く表現されてました。
かえでちゃんが、花楓に戻る瞬間の咲太君の心情は難しいものを感じました。
エンディングのキャラもストーリーのメインキャラ毎に変わるなど、
楽しめました。
全体的に絵もきれいで、好感のもてる作品だっただけに、以下の点が少しだけ、気になりました。
前半桜島さんとの急接近、牧之原翔子さんの存在、咲太くんの胸にある3本の傷等ちょっと説明が不足していたので、2クールとかでゆっくり組み立ててもよかった気もします。
後は思春期症候群の事象が解決した際、かなり無理がある科学的解説はいらなかったような気がします。
咲太くんと国見くんの顔が似てたのも、もう少しわかりやすくしてほしかったです。

投稿 : 2019/04/08
閲覧 : 240
サンキュー:

5

ネタバレ

あにもち さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

細かく★で評価すると4.2で高くなるけど全体で通すと3点ぐらい。まあまあ。
群を抜く程ではないかな。

投稿 : 2019/03/24
閲覧 : 242
サンキュー:

5

ネタバレ

rie-ru.2 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分なんて嫌いでも良いのです

3話終了までは我慢が要るかも、と個人的に思う。
あと、主人公である咲太のアレな下ネタは無くて良いかな。
ちょっときついです。
だんだん減ってくるからいいけど。



特筆すべきは双葉理央(メガネの子)と咲太の妹のエピソードだろう。


{netabare}
●自分嫌い

理央は自分が嫌いだ。それゆえ「自傷行為」に走り意思が分裂した。
「私と繋がって」という心が積極性と消極性に分かれたのだ。
積極的意思は友情により問題なく救われる。けれどもう一方は?
「人と繋がれない自分が嫌い」な、内にこもる消極的意志はどう救えばいいのだろう?

咲太の言葉、つまり本作の解答はこうだ。『自分を好きにならなくていい』

冷たい言葉に思えるかもしれない。
だがその奥にあるのは『自分を嫌いという感情を否定するのではなく、肯定すること』だ。
さらに咲太は言う、「僕も自分なんて好きじゃないが…」
この台詞からも伺えるように、何よりも彼女には共感が必要だったのだ。

思春期をあるがままに受け止めること、それを分かち合える相手がいること。
その重要性を示したエピソードだろう。
…最後に、「咲太達が女子ならよかったのに」と理央がつぶやくところが、ほんの少しだけ性別の壁を感じさせられるようで苦い。



●喪失にて

咲太の妹、かえでが登校しようと苦闘するエピソードについて。
もう散々言われてるだろうけど、その真摯さは本作の妙なタイトルからは予想できないものであったはず。

自意識過剰な人、他人の目が気になる人、内向的な人、かえでと同じような状況の人…
そんな方にはかえでの姿が身につまされるように感じたのではないか。
そして彼女を支える咲太は、立派に主人公だった。

けれどもその目標にはタイムリミットがあった。
「死」ではないものの、人格的には同義といってよいだろう。
それらは「喪失感」により涙を誘うものであるが、ただ単に形をなぞるだけではお涙頂戴と貶されてしまう危険性もある。

翻って本作は、咲太に支えられながらかえでが頑張る様子が、残り少ない時間を必死に生きた彼女の姿が克明に描写されていた。
最終話、咲太の放心と慟哭に思わず涙ぐんだ視聴者は私だけではないはず。
きちんと過程を描いたからこそだろう。

そして素晴らしいのは、その喪失が喪失で終わらないこと。
咲太はこれをきっかけに麻衣と喧嘩し、けれども仲を直してより絆を深め。
目覚めた”花楓”は日記を読み”かえで”とそれを支えた兄のことを知る。


そうした彼女のエピソードは、最終回にふさわしい喪失と新たな始まりを描いた見事なものだったと言えるだろう。
{/netabare}


以上、ネタバレ全開レビュー。
タイトルで切るにはもったいない作品だな、と思いましたとさ。

思春期?自分が嫌い?私はそれでも良いと思う。
それだけ自分が見えているってことなんだろうから。

投稿 : 2019/03/15
閲覧 : 284
サンキュー:

18

ネタバレ

たんぽぽの花 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

色々変な感じです。

私はアニメは好きです。だから色々アニメを見て評価してますが、最近久しぶりに書いてます。
さて、本作品につきましては色々難しいな~と言うのが本音です。
原作は未読なのでアニメだけの評価ですが、
まず、何か不思議な事は全てのキャラストリーで感じました。
このアニメで一番カッコ良いのは主人公よりも男友達の国見君です。
彼の行動だけが納得がいった感じで、後は私好みではなかったです。
1クールで収めようとしてるからか、設定が凄く雑に感じられました。
桜島 麻衣さんはヒロインで周りから空気のようになっていたけど、春期症候群って事で現象でそうなっていた?でも完全に他人に認識されなくなり、存在があやふやになった?でも咲太君が認識したから確定し存在できた。って感じなんですが、、、、本作に出てくる量子論学は確かに人のとらえ方で答えが色々変わったりしますが、その量子論学の中でも代表的なシュレディンガーの猫の説明が凄く下手でした。もう少し表現を変えるならとことん変える、変えないならちゃんと説くべきだと思いました。まあすべての話で咲太君が中心的になっているのに
キャラの設定が荒く、疑問が凄く沢山残る作品に思えました。
傷跡、記憶、謎の少女と最後には出てこなくなった少女
まあ原作ではちゃんと色々あるのだとは思いましたが疑問が多すぎてすっきりしないな~と感じながら最後まで見ました。
大事にしている割に家にほっとかされすぎなかえでちゃんが可哀そうだな。
設定に拘り過ぎて余計に見る方は??状態でした。他の方は感じ方は違うのかもですが、何とか良い感じにしたいと余計に??な話に思えました。
キャラ作画、音楽は良い感じに思えましたが内容は私的には抵抗が多い話でした。おすすめ度☆2です。

うんちく~~!
ではでは何をうんちくしたら良いのかさえ分からなかったので、
たぶん皆さんは量子論学だと思ったのではないですか?(笑)
やりませんよ?量子論学は本当に難しいです。人の考え方で色々変わってしまい、私がうんちくしてもたぶん、お叱りを受けると思いますのでw
では『見えなくなる』に少し科学的に脳の誤認とされ自然ではある種の生き物に擬態と言う物があります。最近知ったのが、深海のタコの擬態が凄かったので書きます。そのタコは深海で生息するうえで、確認された数で15種類の他の生き物に模様や動きをし餌をとらえるタコでした。魚の模様や周りの景色、時には天敵にように様々な擬態をして凄かったです。
魚に擬態すると本当に魚に見え、景色に溶け込み、強い敵には毒をもつウミヘビに擬態する。いや~脳の錯覚ですが、タコ侮れません。
もし人間にも有れば色々便利になるな~と思いました。

投稿 : 2019/03/12
閲覧 : 229
サンキュー:

12

ネタバレ

kurosuke40 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よくわからないけど、時は進んでいく

原作未読。電気羊も。

独特の心地良い読後感に包まれた作品でした。
これが現実を相対化するというものなのでしょうか。

心が変われば世界は異なって見えると言いますが、青ブタは心が壊れる前に先に世界が壊れます。
思春期症候群というのは、心が壊れる寸前の一種のガイガーカウンターなのかもしれません。

空気的な存在の桜島先輩は空気になり、
古賀は世界を未来視し、納得できる世界を選択する。
心の葛藤が存在の分裂になる双葉に、
姉のようになりたいという思いが、姉の姿になってしまう豊浜、
そして、心の傷が肉体の傷になる梓川兄弟。

心が世界に語り掛け、世界が答える。
作中では、取って付けたかような量子力学で現象を解釈していますが、
心が世界に投射された、の一言の方がなんとなくしっくり来る気がします。

EDの「読めないカルテ」とは世界と私の関係の隠喩で、
私の存在自体が(世界の)症状であり、症状そのものがまた私である、ということでしょうね。
文脈は違うけど「現実の上に己の像を刻み込みたいという荒々しい情念が人間を特徴づけている」という言葉が青ブタにはぴったりな気がします。
またEDはひとりひとり歌い上げるのが良い。

基本的には世界の改変は明らかにフィクションな現象なのですが、
その分、最後のかえでの話は魅せられました。

過去のトラウマから逃れるため、花楓は眠り、かえでが誕生する。
(作中では解離性健忘症(記憶喪失)と述べられるけど、実情は二重人格の発症と主人格の冬眠でしょう)
耐えられず精神的に病む母。かえでを見ようとしない父。かえでの消失にメランコリーに陥る兄。
再発する胸の傷と唐突かつ適切なタイミングで現れる翔子さん。胸の傷に触れない桜島先輩。

どこまでが現実的で、どこまでが青春症候群なのか、わからなくなってくる。
私はどこまでが普通のことと思っていたのだろうか。特に母と父。
母と父の症状は青春症候群なのだろうか、そうじゃないのだろうか。
私が現実的だと思っていた根拠と微レ存での説明の間にいかほどの差があるのか。
こう羅列されただけで、わかんなくなってくる。

そして、安易にかえでが戻ってくるハッピーエンドにはせず、物語的な印象も与えてくれない。
ただただ彼女の誕生日だから奔走する咲田があるだけ。
不可思議の中で、考えるより先に私たちは現実の問題に立ち向かっていかなくてはいけないと言われているみたいです。
そんな感覚の終わり方は嫌いではなかったです。


蛇足

個人的に咲田は心の動きに敏いので好印象でした。
彼がああ言えばこう言うのは、真っすぐ見られたくないというのもあるのでしょうね。
不愉快を煽る余計な言葉使いですが、自分から注意をそらす防御に見えます。

童貞シャウト、という命名は笑った。

神や妖怪の代わりに、微レ存という言葉が置かれてるなーという印象。
ただ彼・彼女らの心の問題が主題であって、物語の妖精的法則に深く突っ込むのはナンセンスでしょう。
(SFとしては論外なんでしょうけど)

惜しむべきは個別EDが特典になってしまったことですね。。

終わり方が悪くなかったので、映画行くか微妙だな。
私の中でこのままの感覚で終わりでもいいかもしれない。
翔子さんのトリックはなんとなく想像がついちゃってるし。
シュレーディンガーの猫のままに。

投稿 : 2019/03/12
閲覧 : 211
サンキュー:

12

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

タイトルなし

■2019/03/04
 今クールに視聴予定として4~5話を視聴中。
 小難しい言い回しが多くて、若干電波男的な印象。
 思春期特有の症状に何か命名している、らしい。
 とは言え、「症候群」で収まるレベルなのか?
 更なる視聴と理解が必要だと考えている。

投稿 : 2019/03/04
閲覧 : 308
サンキュー:

19

ネタバレ

Tom さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思春期

【2018.11.10 22:13】
短編小説をひとつのテーマでくくって(なんだっけ、中二病じゃなくて、なんか思春期どうの・・・)ひとつの作品にって感じなのかな。
最初のバニーガール先輩の設定で最後まで走るのかと思ったので、解決した瞬間は拍子抜けしたけど、なるほど。
設定が面白かったので、もうちょっと最初の設定で色々見たかったなと思いつつ、今後も期待しつつ視聴。


【最終】
時間開けすぎて覚えてない…。
妹が戻った時、泣いた。
日記を顔を赤らめて。
「学校に行きたい。行けるようになりたい。」
かえでが楓の中に生きた瞬間のような。

展開が色々変わって、少し目まぐるしいくらいの。
少し物足りなさを感じるけど、こういう作品も面白いなと。
ごちそうさまでした。

投稿 : 2019/02/27
閲覧 : 207
サンキュー:

5

ネタバレ

Yas さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

.

投稿 : 2019/02/20
閲覧 : 248
サンキュー:

0

ネタバレ

ただのアニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どう考えても今時の高校生はこんなんじゃないw。

あらすじ...
{netabare}ゴールデンウィークの最終日、高校2年生の梓川咲太は同じ高校の先輩・桜島麻衣に図書館で出会う。
彼女はなぜかバニーガール姿であり、咲太以外の図書館の利用客には彼女のことが見えていないようだった。
やがて、麻衣の透明化現象は都市伝説として知られ...{/netabare}

感想
{netabare}物語の感じ的には少しでは無いくらい化物語に似ていたような気がします。

そして恐らくこの作品を好きになれるかどうかは、主人公、ヒロイン、そして設定の好みによるかと...
キャラはどれも魅力的で個人的にはどのキャラも好みでした。
特にかえでちゃんが個人的には良かったかなあ...

まじでロリコンになってしまったかも...

まあ、とにかく物語自体は中々面白く、視聴者を飽きさせることのないテンポも中々良かったかと思うのですが、今一、気に入らなかったのが、いちいち起きる怪奇現象を無理やり科学の理論で説明していること。

物語の中で、{netabare}全ての人が特定の人物だけを見えなくなるという現象が起きるのですが、それを「思春期症候群」とかいって、その現象を人の思い込みで、説明していたシーンがあるのですが、その原理で考えてもどう考えても、おかしいですよね。

思い込みだけで、人が見えなくなるとか、まあ、本当にあるのかもしれませんが、どうしても、個人的に納得がいきませんでした。
個人的には適当な説明をするくらいなら、ただの怪奇現象で、良かったようにも思います。{/netabare}

と、まあ、これは個人の考え方にもよるので、あまり参考にしないほうがよろしいかと。
どっちにしろ、物語自体はとても良く、梓川と麻衣さんのラブコメも楽しめましたし、納得がいかないからといって、目をつぶってしまえば中々の作品なので、個人的にはとてもお勧めします。

って、いうかまず、明らかにタイトルで見る人選んじゃってますよねw。
皆さん、タイトルだけで判断するのはいけませんよ。

まだ、2018年の作品は一部しか見ていませんが、個人的なベスト3には入るかと。
化物語りの今の時代バージョンみたいな感じです。{/netabare}

投稿 : 2019/02/11
閲覧 : 341
サンキュー:

30

ネタバレ

ちゃろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

一昔前の作品の様な作品です。

日常系SF作品と呼べると思います。
SFといってもサイエンスフィクションの方ではなく、藤子・F・不二雄の言葉であるS「少し」F「不思議」の作品だと感じました。

作品の雰囲気は散々言われているように某作品を意識せざるを得ないですね。

個人的には真っ先に物語シリーズを思い出しました。ただその作品と決定的に違うのは主人公の好感度です。

圧倒的に好感度が低いです。何かを悟ったような、達観したような、人を見透かしたような、小ばかにしたような、皮肉っぽい話し方をする主人公をどうも好きになれません。とりあえず話す言葉が常に理屈っぽい。そしてビジュアルがそういうタイプのビジュアルに見えないからなおさら不快。はい、いいえ、そうですね、ありがとう、ごめんなさい。それだけの問答でもいちいちくだらない皮肉を理屈っぽくいってくる。阿良々木君の様にお茶目さがあるなら可愛げもあるがまったくない。

主人公に魅力が無いのはともかく不快に感じるのは致命的です。主人公だけに毎回登場しますから。毎回不快に感じないといけない。

理屈っぽい会話をするのは日常系ラノベ主人公の定番の設定だとは思うのですがもう少し魅力がほしいところでした。

ヒロインはわかりやすいツンデレです、可愛いですね。

作画は綺麗だと思いますし物語も十分面白いと思います。が、どことなく一昔前の作品の様な雰囲気を感じてしまいます。その理由は自分にもわかりません。


見終わりました。やはり主人公の好感度は圧倒的に低いままで最後までなかなかのストレスとともに完走しました。でも今期の中では人気、売り上げ共に上位。自分の加齢と感性のずれを感じますね。

投稿 : 2019/02/09
閲覧 : 232
サンキュー:

8

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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないのストーリー・あらすじ

思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。
(TVアニメ動画『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
CloverWorks
公式サイト
ao-buta.com/tv/
主題歌
≪OP≫the peggies『君のせい』≪ED≫桜島麻衣(CV.瀬戸麻沙美)古賀朋絵(CV.東山奈央)双葉理央(CV.種﨑敦美)豊浜のどか(CV.内田真礼)梓川かえで(CV.久保ユリカ)牧之原翔子(CV.水瀬いのり)『不可思議のカルテ』

声優・キャラクター

石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり

スタッフ

原作:鴨志田一(電撃文庫刊「『青春ブタ野郎』シリーズ」)、原作イラスト:溝口ケージ、監督:増井壮一、助監督:いわたかずや、シリーズ構成:横谷昌宏、キャラクターデザイン:田村里美、総作画監督:田村里美/髙田晃、ブロップデザイン:髙田晃、美術設定:藤井一志、美術監督:渋谷幸弘、色彩設計:横田明日香、3D監督:野間裕介/唐澤祐人、撮影監督:関谷能弘、2Dワークス・特殊効果:内海紗耶、編集:三嶋章紀、音響監督:岩浪美和、音楽:fox capture plan

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