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「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(TVアニメ動画)」

総合得点
95.2
感想・評価
1847
棚に入れた
7831
ランキング
3
★★★★☆ 4.0 (1847)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルで損している名作

このアニメが放送された当時もアニメオタクでした。
当然この作品の事も知っており、人気なのも知っていました。
けれど視聴していませんでした。タイトルとキービジュアルに騙されていたからです。
私はてっきり「とてもイケメンとは言えない文字通りブタ野郎な主人公に美少女が集まるラブコメ、メインヒロインはバニーガール姿を頻繁に披露するお色気担当」なアニメだと思っていました。
正直そういうアニメは苦手なので避けました。
しかし最近、続編が製作中であること、とある理由で内容がSFな感じと知って視聴しました。
一発でハマりました。
キャラは魅力的、私のような人間がちょっと賢くなった気になれる話。
主人公は訳あってクラスどころか学校中から浮いてるけど全然ブタ野郎なんかじゃない。
ちょいスケベなところもあるけどそれは話し相手を笑わせるためのネタみたいなレベルで基本真面目、
親友と呼べるキャラが2人(しかも片方はいわゆる陽キャ)もいる。
そしてバニーガールの方だが{netabare}ヒロインはバニーガール衣装を2回しか着用せず、合わせても5分程度。あとはOPで毎週見る程度{/netabare}。
ちくしょう!当時からハマっておきたかった!と自分を殴りたくなる出来でした。
強いて言うと原作小説1冊分を2~3話ずつに纏めているのでかなりカットされているらしいところ。
しかし正直違和感はない。カットされた内容を知ったら勿体ないと感じる程度で支障はない。
シュタゲ、化物語、ハルヒなどが好きな人はきっと好きになれるだろう作品だった。

投稿 : 2024/09/26
閲覧 : 78
サンキュー:

4

IjKOk87681 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

過剰な評価

非常に評価が高い作品ということで視聴した.

気持ちの悪いと言われているタイトルや物議をかもす女性へのセクハラ発言?などは正直特に問題なく受け入れられた.そもそもタイトルで作品を決めるのは愚かであるのはもちろん,フィクションのセクハラを自分に置き換えて嫌悪感を募らせるほど感傷的でもないからだ.

問題はアニメの内容である.理系の私からすれば,よくわかっていない物理の理論をカッコいいから入れてみたというような印象を受ける.しかも,彼らはいたって真面目に,真実かのように物語が進んでいくのは見ていて苦痛だ.
支持されている評論には,不思議な現象がヒロインの身に降りかかり,その問題を解決するというプロットが化物語に酷似しているというものがある.しかし,これに関してははっきり言って難癖がましいと感じる.重要なのはその現象にオリジナリティがあるか,問題解決へのアプローチの仕方やストーリー展開が面白いかどうかだと考えているからだ.だからといって非常に緩やかなテンポと演出から繰り出される展開が好みであったかというと全くそんなことはない訳だが...

このアニメからは,賢人然とした人物が誤った知識を流用したり,論理性を欠いた行動をしていることが我慢できないという自身の性分を発見する機会を得ることができたが,世間の評価に値するような感動は得られなかった.

投稿 : 2024/09/18
閲覧 : 128
サンキュー:

2

ネタバレ

YOU0824 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

繊細でおしゃれな滋味掬 (きく) すべき作品

連想するのは
主人公が『俺ガイル』の八幡。
ヒロインの桜島麻衣が
『俺ガイル』の雪乃下と『冴えカノ』の詩羽。
黒タイツだし。
思春期症候群から『中二恋』。
奇妙な現象は『ハルヒ』。
存在が消えるのは『君の名は。』。
普通に一夜を共にするのは『冴えカノ♭』。
人物名がサービスエリアなのは
神奈川県の地名な『俺ガイル』。
江ノ電は『冴えカノ』の都電荒川線

題名が強烈でずっと気になっていた。
エロい内容かと思っていたが
『俺ガイル』に匹敵する
細やかに行き届いた良品だった。
咲太の疎外感や麻衣のステルス、
萌え系妹かえでの引きこもりなど
内容が本格的だ

セリフもシャレてる。
通学の車内で咲太が友人に訊く

「国見はバニーガール好きか?」
「…いやそうでもない」
「なら大好きか?」
「ああ大好きだ」

バイト先で咲太がしつこい美人記者に

「ご注文は?」
「咲太君をお持ち帰りで」
「頭がおかしいようなので
ご注文は救急車1台でよろしいですか?」

記者がしらっと聞き流すところがいい。
そして麻衣が言う

「ありがとう
私をあきらめないでいてくれて」

大好きな声優さんがてんこ盛りだ。
古賀(東山奈央)は
『俺ガイル』の由比ヶ浜結衣、
牧之原(水瀬いのり)は
『リゼロ』のレム、
豊浜(内田真礼)は
『中二恋』の六花、
広川(雨宮天)は
『このすば』のアクア

今気付いたが題名と内容の
ギャップ萌えも狙っているな。
さりげなく魅力的だ

投稿 : 2024/09/14
閲覧 : 56
サンキュー:

4

ネタバレ

xinxin22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:----

三人が互いに見せた優しさが、彼らの運命を変えた

三人が互いに見せた優しさが、彼らの運命を変えた
このレビューにはネタバレが含まれる可能性があります

翔子は最後に勇敢に自分の運命に向き合い、未来の願いを書き記し、もう未来を恐れたり悩んだりせず、咲太と麻衣の二人の未来を叶えるために自分を犠牲にしようと決心します。

麻衣は咲太への愛から、彼の命を救うために自分の命を犠牲にすることができると考え、同時に翔子が新しい心臓を得られなかったことで死んでしまうのも望んでいません。たとえ時間が遡り過去に戻ったとしても、彼女の意識の中では翔子のことを忘れてしまっていますが、彼女の潜在意識の中では、死後に臓器を提供するよう呼びかける映画を撮影しました。私の推測では、翔子はその映画のおかげで生き続けることができたのでしょう。

咲太は麻衣を愛しており、麻衣が自分のために死ぬことを望んでいません。翔子の助けを借りて、彼もまた過去に戻り、「未来」の自分が麻衣の代わりに死ぬことを選びます。しかし、ある意味で、翔子は彼の初恋であり、彼が落ち込んだときにいつも頼る存在でした。彼はどんな希望も諦めたくなく、たとえその後の物語がもう起こらない可能性を冒してでも、時間の流れを三年前に戻そうと努力します。

彼らが互いのために尽くした努力が神様を感動させたのかもしれません。その結果、一つ一つの偶然の出来事が重なり、彼らは元々の未来を変え、新しい、素晴らしい未来を創り出したのです。
https://www.mangakoinu.com/manga-5922.html

投稿 : 2024/08/26
閲覧 : 42
サンキュー:

2

Andri さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

100%

これは私がこれまでの人生で見た中で最高のオーディオビジュアル作品です。

投稿 : 2024/08/07
閲覧 : 68
サンキュー:

1

ネタバレ

ZETTON さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後でめっちゃ泣いた

いつ見ても最後のかえでちゃんが花楓に戻るシーンで泣く。一番かえでちゃんに寄り添っていた咲太にとってはものすごく辛かったんだろうなと思った。心がキュッと締め付けられるような感覚がして、いつの間にか自分も咲太といっしょに泣いていました。

他の人が大体言ってることなんですが、タイトルだけ見たらやべーですがいい感じに青臭く、いい作品なので是非見てほしいです。

投稿 : 2024/08/02
閲覧 : 45
サンキュー:

2

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

楽しめました

最初はちょっと好きになれないタイプかなと思っていましたが物語が凄くよく出来ていて見ているうちに好きになれました
ラブコメ作品もこういうタイプの作品にはまることは少なかったので新鮮でした
牧之原翔子と梓川かえでが推しキャラです
テーマの割に見やすいというのが決め手ですね
Aランクアニメで500点満点中452点です

投稿 : 2024/06/27
閲覧 : 168
サンキュー:

4

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

次世代青春怪異

私は好きな作品を根拠もなく「パクリ」や「フォロワー作品」なんて言われたら腹が立つ性分なので、なるだけ自分のレビューでは使わないように努めてはいるのだけれど、本作に限ってはそのポリシーを適用できなかった。
この作品は2009年から8年ほど続いた《物語シリーズ》に非常に酷似している。人によっては『涼宮ハルヒの憂鬱』や『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』なども思い出すかも知れない。
物語シリーズは視覚的又は聴覚的にあっと言わせる秀逸なオリジナル妖怪を使って少女の内面にある闇と、それを払おうと奮起する主人公という男女の青春劇を描いた“青春怪異”の代表作であり、現在でも根強い人気を誇る。だからこそ30代のアニオタが本作を観るとその類似性を見出してしまうことは恐らく避けられない。この作品もまた、ジャンルとしては青春怪異に分類されるだろう。

【ココがひどい?:思春期症候群という名の『怪異』】
現実でも思春期(青年期)は身体的成長が急速に進み、精神面でも親から自立し自らの足で歩もうとする大人への移行期間。この時期には自己の確立が進んでいき、その過程で多くの悩みや葛藤が生まれ、時には精神的な危機に陥り拒食症や強迫観念といった「心の病気」を患うことが、我々の世界でもごくごく普通に起こり得ることは学があれば理解できる範疇にある。
この「心の病気」が、本作では一般的な物理法則を超えて登場人物に不可思議をもたらす。これが『思春期症候群』。第1話冒頭の蠱惑的かつ衝撃的な「野生のバニーガール」もその内の1つだ。
後に『観測理論』という言葉や『シュレーディンガーの猫』を思わせる描写が出てくる。猫を隠した箱の中に毒ガスを充満させても、その箱を開けて中を確認しない限り「猫が死んでいるか生きているかを断定することができない」という屁理屈じみた思考実験────「量子力学」と呼ばれる類いである。これが最初のヒロイン・桜島麻衣(さくらじま まい)が発症した思春期症候群だった。
「学校」という思春期で過ごす最大のコミュニティが麻衣を「いないもの」として扱い、彼女自身もその扱いを進んで受け入れる。これが成立することで彼女は真に周囲から観測されなくなる。シュレーディンガーの猫の理屈で考えれば、観測されない人物は始めからいなかったことに等しい。この帳尻合わせのため、彼女の存在はポツポツとその証を失い、知人や{netabare}実の母親{/netabare}の記憶・認識からも外れていく。
この荒唐無稽な展開をアッサリと信じ、ヒロインに力を貸すのが男性主人公・梓川咲太(あずさがわ さくた)というわけで、まあココが『化物語』と瓜二つだな、と思う部分でもある。
彼もまた自分と妹が怪異────ではなく思春期症候群に見舞われ社会的地位を落としてしまった人物だ。故にそのテの現象は物語開始時点で事情通。さらに(後のヒロイン兼任だが)主人公に助言を与えるアドバイザーまでいるという共通点の多さには、とくに色眼鏡をかけず純粋にびっくりしてしまった。
こじつけレベルだが、1人目のヒロインである麻衣が黒髪ロングの女王様気質というのも物語シリーズのヒロイン・戦場ケ原ひたぎと酷似している。

【でもココがすごい!:作画】
『化物語』との相違点を挙げるなら「作画」になる。その点だけで見て軍配を上げるのは2018年、CloverWorksが制作したこちらしかないだろう。
単に制作年の隔たりから来る格差ではなく、原作を預かった会社としての風紀が如実に現れている。シャフトは化物語で遊んでいるかのような、はたまた実験しているかのような様々な演出──現在で言う「シャフ度」等──をふんだんに使っていた。結果的に成功したからいいものの、原作をまるで「自分の作品」のように扱うことの多いシャフトには制作してほしくない各作品ファンもいることだろう。最近は作画もヘタってて円盤修正も多いしな
対してCloverWorksは青ブタ(本タイトルの略称)の、神奈川県藤沢市を中心とする湘南の風景を美麗に描写している。私も一時期あの地域に住んでいたことがあったが、自分のこの目でずっと見てきた景色がよりアニメに馴染んだ形でそのまま描写されており、シーンが移り変わる度に感嘆の連続であった。
とくに海に訪れれば背景の波がちゃんと動いているのは何気にすごい仕事ではないだろうか。まあ実際の湘南の海は細かい泥砂が海の中で舞ってしまっていて、近くで見ると汚い灰茶色をしている。だのに沖縄のような透明度のある青色で描いてしまっているのは完全に「嘘」ではあるんだけどそれはそれでいい、真実は地元民の心の胸にしまっておくのが礼儀だろう(笑)

【そしてココが熱い!:「空気」と戦うブタ野郎の大告白(1)】
最大の魅力は単行本第1巻、桜島麻衣をメインヒロインとする『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』をアニメ化した第1~3話のエピソードであろう。『電撃文庫』での長期刊行を勝ち取ったラノベシリーズであるだけにその始まりの物語は面白く、熱く、そして感動的である。
{netabare}加速する麻衣の認識阻害は主人公の咲太へも伸びていく。どれだけ強く麻衣を意識しても眠ってしまえばその意識は途切れてしまう。そのまま誰もが麻衣のことを忘れてしまい、彼女を認識することは出来なくなる。世界の誰にも観測されなければその対象は世界で存在しないに等しい。こんな馬鹿げた公式を成り立たせるために。
それを知った咲太は眠らないようにする。自分が桜島麻衣という存在を繋ぎ止める唯一の観測者になろうとする。けれどもそれは生物学上、只の無謀だ。2日、3日、4日と経つ毎に不眠を貫く咲太は憔悴してしまう。大抵は欲求に負けて眠りこけてしまうのだろうが咲太の──主人公としての──強い意思如何によっては死ぬまで続けても可笑しくはない。そう思わせる狂気をはらんだ展開である。
そんな彼の戦いにタオルを投げたのは麻衣だった。

『お休み咲太……さよなら』

薬を盛られて朦朧とするも、眠りと忘却に抗う愛しの男子の頭を撫でながら、彼女は永遠の別れを優しく告げる。1話2話で描いた認識されない恐怖と不安と孤独感、そしてせとちゃんこと瀬戸麻沙美の演技も相まって非常に切ないシーンとなっていた。{/netabare}

【そしてココが熱い!:「空気」と戦う青春ブタ野郎の大告白(2)】
{netabare}こうして一時は咲太も麻衣をいないものとして扱う「場の空気」に囚われてしまうが、自身で書き残しておいた日記や理央からのメモ、そして意識を失う直前の「ホショウ」という漢字の記憶がトリガーとなり、咲太は記憶を取り戻す──ここらへんの下りがややアッサリと感じられるのは、より“尺”が限られるアニメ特有の問題にあるのだと思う。麻衣編を3話に全部納めたのは収納上手過ぎたかな──。
場の空気────「レッテル」とも言うのだろう。周りが1度こうと定めたものは簡単には覆らない。そして学生にとっての周囲は学校────学校こそが少年少女の「世界」そのものということになる。そして大抵の人間がその世界の「常識」や「無意識」といったものに何の疑問も抱かず──或いは疑問を抱くことすら恐れて──迎合していく。
これらに個人が立ち向かうことは紛れもない無謀であり、だからこそそれをやってやろうとする主人公が青臭くもエネルギッシュ、素直に書けば格好良い。そしてラノベ原作特有のモノローグが本作においてはかなりいい味を出している。

{netabare}いつも僕を年下扱いでからかってきた彼女。お色気ネタで自爆して、顔を真っ赤にしていた彼女。その失敗を隠そうとして意地になって強がってた彼女。ワガママで、女王様で、気分屋で、そのクセ意外とウブだった一つ年上の先輩────もう無視なんかさせない。見て見ぬフリなんかさせない。出来ないくらいに、みんなの記憶に刻み付けてやる!{/netabare}

そして世界の中心ならぬ「校庭の中心」で愛を叫ぶ咲太。『麻衣さん好きだ』と聴いているこちらが恥ずかしくなる位に連呼する。そう他者に思わせることこそ麻衣を観測させる唯一の方法だ。
恥ずかしいだろう。後で教師に大目玉も喰らうであろう。あまりの羞恥に学校にも通えなくなるかもしれない。そんなリスクを確定的に負ってでも彼女の存在を繋ぎ止めようとするのは、もはや善意や成り行きでは成り立たない。
空気と戦うなんて馬鹿馬鹿しい。そう言っていたスカした男子が「空気」と戦い、愛を取り戻す。咲太は麻衣を愛し、愛する者のためならどんな恥もかける男────理央曰く“青春ブタ野郎”なのだ。
こちらも人によっては「こんな簡単なことで……」と思ってしまう輩も少なからずいる様だ。そんな輩にも向けて相談者・理央は最初の事件をこう締め括る。

{netabare}『まあでも、私たちの世界なんて告白一つでガラッと変わってしまうくらいに単純なのかもね。梓川が証明したようにさ』{/netabare}
{/netabare}

【総評】
著名な電撃文庫ノベルや化物語全盛期を思い出すような作品だ。
スカした男子主人公にツンデレ風味なメインヒロイン、そして豊富なサブヒロインたちと織り成す青春物語は既視感が強く、一見すればハーレムものかと勘違いするような展開も描かれる。しかし得体の知れない思春期の悩みを大袈裟に具現化し、そこに高校生らしい知恵と力、とりわけ「胆力」を駆使してぶつかっていく主人公の熱血ぶりを観れば年甲斐もなく心が燃える。その抽象的で観念的なファイトを面白いと思うかどうか。この点が本作への評価の分かれ目となるのだろう。
なので本作の重要用語である『思春期症候群』にどうしてもリアリティや整合性を求めてしまう様な輩がいるなら、その方にはお勧め出来ない。この現象を化学的に証明することは科学部員の理央の口からも不可能を唱えられており、本作で解説するつもりは全く無い。思春期症候群は完全なるファンタジーに両足を突っ込んでおり、それこそ物語シリーズの怪異と何も変わりはしない。ただそう考えればいちいちそんなナンセンスな追求をして不満を募らせながら本作を観る、ということは誰もしないだろう(笑)
物語シリーズとの最大の違いは「大衆」の有無であるのは間違いない。前者は主人公とヒロインを中心に、怪異の内容と他登場人物を描くのみで不思議と世界を成立させている作品だ。だからこそ物語の主役ではないモブは抽象的かつおざなりに描き捨てて主要人物たちへのクローズ・アップに注力している(シャフトにそこまで手の回るリソースが無いという方が正しいかも知れないが笑)。比べてこちらはモブこそが重要であり、登場人物は皆、大衆による「他己評価」に振り回されることになる。麻衣もそうだし、次のメインヒロインとなる古賀朋絵{こが ともえ}や咲太の妹・カエデが特に解りやすく、現代のSNSの絡んだ若者コミュニティに翻弄されることで各々が別の思春期症候群を発症していくのである。
咲太の様な「他人からどう思われてもいい。関係ない」という毅然とした態度も最適解とは言えず、彼らの本音や結論ではない。そんな思春期高校生たちの緻密で繊細な感情が現代社会で無意識的に構築された「空気感」でより浮き彫りとなっている。その影響を強く表現するために大衆はメインの登場人物と遜色無いクオリティで描かれ、背景となる藤沢の描写にも注力している。
【青春怪異】という称号は永らく物語シリーズだけに与えられていたものだが、その系譜を継ぐかのように現れ同じく10年以上はオタク界隈を盛り上げている。それが“青ブタ”シリーズだ。今さら呼称するにはもう随分と時が経ちシリーズ展開も終盤となってしまったが、この作品こそが“次世代”の青春怪異────少女の内面にある闇とそれを払おうと奮起する主人公という男女の青春劇を描いた素晴らしい作品なのである。

投稿 : 2024/06/19
閲覧 : 101
サンキュー:

8

おかぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

めっちゃおもしろいです!

ちょっときついなって部分がありますが、おもしろいです!

投稿 : 2024/03/22
閲覧 : 84
サンキュー:

2

りゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い

色々と考えてしまうSF作品。キャラ一人一人の個性が立っていて後世に残したい作品の一つ。
聖地巡礼も行きやすく特徴をよく捉えていた。

投稿 : 2024/03/20
閲覧 : 125
サンキュー:

1

ネタバレ

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

弱さを含めた強さに憧れて

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
桜島先輩、、、あなたは女神か、小悪魔か。
原作は鴨志田一先生によるライトノベル作品です。

タイトルの印象だけで避けていてはいけない。
アニメはやっぱり、観てみないとわからない!
と、あらためて思わせていただいた作品でした。

主人公の梓川くんの身の回りに巻き起こる思春期症候群の数々。
おい梓川、そこ代われ!と言いたくなることもしばしばありましたが、当事者たちの視点に立つと、よく耐えられたな、と思うような怖い状況もあったりして。
それぞれの立場で、それぞれが苦難に立ち向かう姿。
傷つきながらも受け止めようとする彼らのことがとても好きになりました。

とりわけ桜島先輩の強さときたら(物理的にじゃないですよ)。
最新の映画まで追いかけておりますが、本当に桜島先輩には敵わないなぁ、、、と。
オンデマンドで見ていた「ゆめみる少女」の映画では、どことは言いませんが、辛すぎて再生を停止した場面がありましたもん。。。
だけどたまに見せる、とっても梓川くんのことが好きなんだなぁ、と思わせる態度とか、表情とか、仕草とか、あれもう卑怯でしょ!
可愛すぎるやんけ!

大学生偏のアニメ化も決定しているんですよね!
好きになりすぎて、とりあえず原作はすべて購入しましたが、なんだか読んでしまうのがもったいない。。。
先に文字で読もうか、アニメ放送を待とうか、、、
悩ましい、悩ましいけど、それがまた良い!(どゆこと?)

好きな作品に悩まされる生活、本望です!

以上、感想でした!

P.S:「ランドセルガール」を劇場に観に行った時、おそらく家族で来ていた方たちが、みんな揃って泣いているのを見て、なんだかもらい泣きするとともに、ほっこりした気持ちになりましたとさ。きっと家族で観ても楽しい作品!家族で観ると気まずいシーンもあるかもだけど!

投稿 : 2024/03/12
閲覧 : 94
サンキュー:

8

サルモネラ菌 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣きました

タイトルながっ!と思いながら見た。
まさかここまでの大作とは思わなかった...
タイトルで避けてる人多そうな印象。
ぜひ皆んなに見てほしい。

そして見ていて思ったのが、「ハルヒみてぇ!」。
...俺だけかな?
パクリやん!とかではなく、あっ、あ!?そういう感じねぇ!?という感じ。ハルヒ好きな人はハマると思う!

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 94
サンキュー:

2

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルとキービジュアルに騙されることなかれ 問題解決学園もの

イミフなタイトルとキービジュアルで視聴を避けてましたが、
あにこれでの評価が高いのと、
知り合いが「せんぱい好きならオススメ」とのことで
視聴開始。

【作品概要】
主人公 梓川咲太(高2)は引きこもりの妹と二人暮らし。
暴力事件を起こしたという噂のせいで、
周囲から避けられています。
ある日、図書館に行った際、バニーガールを見かけるところから
物語は始まります。

【作品に対する感想】
タイトルとキービジュアルから
中二病の軟弱青年が、ご都合物語でウハウハになる
物語じゃないかと想像してました。

ですがいい意味で裏切られましたね。

3話くらいで各ヒロインにスポットが当たる
オムニバス形式。
思春期症候群という精神的な理由で発症する
異常な現象を解決していく物語。

登場人物は割と癖があるもののそこまで尖った非常識さはありません。
誤解覚悟でいうなら、
「怪異が量子力学に置き換わった化物語」
といったところでしょうか。
つまりは面白い。

化物語、やはり俺の青春ラブコメは間違っている
あたりが好きな人は高評価になりそうです。

続きがありそうなので、行ってきます。

1)物語

 ➀桜島麻衣 編
  大昔のエロゲ「ONE」を彷彿させるストーリーでした。
  他人って煩わしいこともありますが、
  いなきゃいないで困ったり、寂しかったり…。
   
  「ONE」概略{netabare}
  幼いころに妹を白血病で亡くした主人公。
  彼はその時、こんなに悲しい思いをするくらいなら…と
  時間が止まった永遠の世界を望んでしまいます。
  彼が高校生になるころ、徐々に永遠の世界に引きずり込まれ
  少しずつ周りの人に認識されないようになっていきます。
  その時、彼と強い想いで結ばれた人がいたならば、
  永遠の世界から帰ってくることができる…といったお話。
  ONEはKanonの前のゲームっていったらいいのかな?
  {/netabare}

 ➁古賀朋絵 編
  繋がる自由度を上げたはずのスマホのせいで
  かえってがんじがらめになっている皮肉がしんどかったです。
  今の十代ってこんな生きづらさを抱えてるのかな。

  SAOリーファのセリフを借りると
  「なんで縛ったり縛り付けられたりするのかなぁ」

  「一億回やっても変わらない」
  と言い切った咲太はまじかっけー。

 ➂双葉理央 編
  理性で押さえつけたり、諦めてても
  やっぱり心の奥では望んでるものがあるんですよね。
  彼女のやったことは叱らなきゃいけないことですが、
  弱さを支えてくれる人は、誰にも必要だということですね。

 ➃梓川かえで 編
  私にとっては死…について少し考える話でした。
  積み上げてきた記憶、経験を生とするならば、
  それが消えるということは死と同義?
  人によって解釈、受け取り方は変わるとは思いますが。
  
2)作画
 キャラデザは麻衣、朋絵、双葉が好みです。

3)声優
 石川界人さん(梓川咲太)
 瀬戸麻沙美さん(桜島麻衣)
 二人の落ち着いた声が作品にマッチしてました。

4)音楽
 OP「君のせい」キャッチーですね
 ED「不思議のカルテ」
  マットな雰囲気の曲で好きでした。
  その話のヒロインが代わる代わるこの曲を歌う演出が面白い。
  桜島麻衣(CV:瀬戸麻沙美)が一番マッチしてたと思います。

5)キャラ
 化物語のような極端なキャラはいませんが、
 常識の範疇内で癖のある良キャラぞろいです。
 ➀梓川咲田
  この主人公好き過ぎます。
  空気に飲まれず、でも抗うことを諦めた男。
  言葉のチョイスを含め、相手の予想の斜め上の返しが最高です。
  ⇒7)咲太語録
  ぽやーっとした虚ろな奴に見せかけて
  妹のこと、周りのことも気にかけて動ける
  熱いハートと行動力を持ち合わせた良い兄ちゃん。

 ➁桜島麻衣
  空気に消された少女。
  咲太との夫婦漫才がたまりません。
  強がりとはいえ、エロ目線で見られることを
  「平気」と言っちゃうあたりややご都合感がありますが、
  基本まともな人なので安定感あります。
  あと、道理を解ってる理性的なところも魅力的です。

 ➂古賀朋絵
  空気に飲まれてる少女。
  これだけ強迫観念にとらわれてると、生きづらそうです。
  尻を蹴り合ってるくらいの時が
  一番気楽なのかもしれません。
  こんな後輩いたら楽しいですね。
  咲太の前で漏れる福岡弁が、信頼の証ですね。

 ➃双葉理央
  空気を受け止め切れず、距離を置いてる少女。
  感情を上手く伝えられなくて、承認欲求を
  おかしな方法で満たすことになってしまってます。
  気持ちはわかるんですけどね。
  共感度はすごく高い娘でした。
  
 ➄豊浜のどか
  他者に圧倒されて絶対勝てないと思ったことがある人なら
  すごく共感できる娘ではないでしょうか。
  この娘甘い所もありますが、完璧な人間なんていませんしね。

 ➅牧之原翔子
  咲太が本当にキツイときにあらわれては
  手を差し伸べてくれる先輩なんですけど、
  本作では謎のままでしたね。
  双葉が言うように、咲太が生み出した
  存在なのかなって思ってます。
 

6)印象深いシーン
{netabare}

 ➀睡眠薬盛った麻衣
  自分が孤独になると分かってて
  咲太を優先した麻衣の優しさがもうね。

 ➁電話の音にびくつくかえで
  こういう細かい描写がしっかり描けてるところがいいですね。
  共感しちゃうんで、ストレスではあるんですけど(^^;

 ➂福岡弁が微妙に伝染ってる咲太
  朋絵とちゃんと友達なんだなって伝わってきます。

 ➃怒った麻衣と仲直り
  麻衣がどれだけ人間出来てる人かよく分かるシーンでした。
  咲太の方は落ち度がなくはないと思うんですけど、
  あの状況ではしょうがないかなと思います。
  麻衣の方としても
  一番力になりたいときに頼ってくれなかった咲太への
  怒りと、そういう時にそばにいられなかった自分への
  怒り。色んな感情が混ざっていたんだと思います。
  でも、そういう自分を省みて、ちゃんと謝れる。
  いいシーンでした。                                                                                                                                                                                                                                                                                          
{/netabare}

7)噴いた咲太語録
 普通の人が言ったら
 頭直撃のデッドボールの気持ち悪さなんですけど、
 一周回ってアリの咲太だから許されるんでしょうね。
{netabare}
 ➀麻依とおてて繋ぎたい咲太
  「女子と手すら繋いだことのない僕の初めてを貰って下さい」

 ➁100倍カウンター
  麻衣「今、エロいこと考えてるでしょ」
  咲太「麻衣さんの想像の百倍はエロいこと考えてる」

 ➂直球
  麻衣「私におせっかいを焼くのはどうして?」
  咲太「美人の先輩とお近づきになれるチャンスだから」

 ➃HENTAI
  麻衣「お風呂入る。覗かないでよ」
  咲太「大丈夫です。シャワーの音だけでご飯三杯はいけるんで」

 ➄ネクタイを麻衣に直してもらって
  咲太「まさかこんなに早く麻衣さんと新婚プレイができるとは」
  麻衣「バカは顔だけにしなさい」  

 ➅保証 保障
  咲太「麻衣さんの幸せは僕が保証しますはこっちで、
    二人の将来には充実した保障があるはこっちってこと?」
  麻衣「勝手に問題文変えないの」

 ⑦桃缶
  咲太「今夜はこれを古賀と思って美味しく頂こう」
  朋絵「あほーーーーーーーーーーー!」

 ⑧直球2
  双葉「どうしてことごとく入浴中に話しかけてくるわけ?」
  咲太「ドア一枚向こうに裸の女子がいるって興奮するから」

{/netabare}

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 157
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22

きゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

痛いインキャ勘違いアニメ

咲太というキャラがとてつもなく痛い
性格、セリフ全てインキャが勘違いした感じ
リアルでいたら気持ち悪くて、、、
内容設定はいいのに全体的に残念な中二病。

作者がどんな気持ちで書いたのか知りたくなる
ギャグで書いてるのか本気なのか
本気なら完全にインキャが勘違いしたかっこいい像。

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 231
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2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

咲太がとにかく勘違い中二病、、

完全にインキャがかっこいい男を勘違いして
書いたような主人公キャラが痛い
話し方、セリフ全て中二病すぎる
実際にいたら気持ち悪がられるレベル

見ててとにかくムズムズしてくるセリフばっか
ストーリーは悪くなーい

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 146

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見える、見えるぞ、私にも元ネタが見える!(笑)

有名作品ということもあり作品紹介は省略。某レビュアーさんの「青ブタ」最新映画のレビューを見て、そういえば1期ってどんな話だったっけ?と思い、2度目の視聴を早速開始。

本作を初めて観た頃は、話題になってるから程度で、今ほどアニメをたくさんかつ真剣に観ておらず、『涼宮ハルヒ』や『物語』シリーズも、まだ観ていなかった。

なので、1回目の感想は、ちょっと不思議な話だなあとか、会話が軽妙だなあとか、ストーリーはかなり曖昧になってしまっていたけれど面白かったことは覚えている。

さて、今回の2回目の感想はといえば、タイトルにも書いたように「見える、見えるぞ、私にも元ネタが見える!」というもの。
私もアニメオタクとして順調に?成長しているようである(笑)

2回目の視聴では、1話冒頭の梓川咲太と桜島麻衣の会話を聴いて、あれ、これって『物語』シリーズの阿良々木くんと戦場ヶ原ひたぎ様の会話に似てるなあと。

気になって色々見てみると、同様の感想を持った人も多いようで、私の勝手な思い込みというわけでもないようだ。他にも、ハルヒの「エンドレスエイト」を彷彿とさせる話なんかもある。

ただ、私は、1回目と違って、元ネタがわかったとしても本作はやっぱり面白いと思った。

なぜなら、二次創作としてではなくて、先人が生み出したキャラの要素を抽出し、それをオリジナルの物語の中で違和感無く再構成できているのだとすれば、それはもう立派な別キャラだと思うからだ。

似てはいるけれど、違うものだと認識できればいいのだ。我々の人格だって、両親や友人といった周囲の人間を真似したものの集まりであって、どこまでオリジナルといえるのか。他にも、ちょっと実用的な話題になるが、特許関連も、結局のところ、大雑把にいってしまえば、「オリジナルと違うものだ」と認識できるかどうかで決まる。

極論ではあるが、現代の創作物は、先人たちの影響を受けて作られた以上、その影響と無縁ではいられず、全てパクリなのだ。過去の創作物の切り貼りでしかなく、それを巧妙にやったかどうかの違いでしかない。

むしろ、仮に先人の影響を全く受けずに本当に自分の独自性だけで生み出したものがあるとしても、それは他のものとの関連性がないから、全く意味がわからないものとして周囲に理解されずに終わるだけだ。

絵画だって、同じモチーフやポーズが使い倒されているが、模写でない限り、それをパクリという人はいないし、キュビズムとか印象派とか似たような作風であっても、それをパクリという人もいない。
結局のところ、歴史的な絵画の流れの中で、その作品が何に影響を受け、どう位置づけられるか、他の作品との関連性から意味が生まれる。

アニメも絵画と同じように、単に元ネタの影響を受けて本作が作られたというだけであって、それは当たり前のことだし、本作の面白さを削ぐものではないと思う。
(むしろ、個人的には、量子力学関連の設定の方が問題だと思うのだけれど、本作については、あまり真面目に考えないのが吉である。)。

投稿 : 2023/12/09
閲覧 : 247
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9

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

五等分並みに推し声優が多いぞぃ!!!

まず最初に言いたいのは、豪華な声優陣。瀬戸さん、東山さん、種崎さん、水瀬さん、内田さん!いつもありがとうございます!
観る前はよくあるラブコメなのかな~と思ってましたが、全然違ったwざっくり言っちゃえば高校生で学園恋愛アニメ。なんですが、不思議な現象が多々起こるといったファンタジー感がある世界観でした。そんな世界観の中にも結構リアルでもありそうな、思春期の人間関係による葛藤や衝突もあって、なかなか面白かったです!キャラデザインもキャラの個性も結構可愛かった!タイトルで敬遠されている方も結構いるとは思いますが、観る価値はあると思います。

投稿 : 2023/11/29
閲覧 : 158
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10

hrrgr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さすが梓川、青春ブタ野郎だね

タイトルで少し敬遠してたけど、いざ見たら思ってた以上に面白かった作品。ただバニーガール要素は冒頭を除き少なかった。
登場人物が何かしらの要因で思春期症候群という超現象を起こし、それを解決していくのが話の流れ。内容自体は若干既視感が強いが、学生時代特有の悩みや葛藤が丁寧に描かれていてるのが良かった。
藤沢市が舞台って事で江ノ電や江の島が登場するのも、個人的には好きな要素だったかも。

投稿 : 2023/11/10
閲覧 : 86
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2

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白いことは間違いないのだが既視感と二番煎じ臭がどうしても気になる、おすすめ度★★★☆☆

思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。

全体的な設定が「化物語」と酷似しており、その点についてはどうしても二番煎じ感が否めない。あちらと比べるとファンタジー色は薄めで恋愛、人間ドラマに焦点を当てた内容。ヒロイン一人一人が抱えている思春期症候群を解決するという流れも化物語で見たことがある。

化物語は制作会社と本編の会話の独特のくどさが苦手だったが、こちらは比較的マイルドで会話のノリも入り込みやすい。ドラマ自体もなかなかよく出来ており、物語的にはこちらの方が上な印象。恋愛模様の描き方はかなり繊細に描かれている。

化物語と構図が酷似していることやそれを超える要素が無いことを除けば視聴する価値はあると思われるが…化物語が好きな人はこれをどう思っているのだろうか?

投稿 : 2023/10/31
閲覧 : 127
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2

Acacia さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

既視感が凄まじい。

余りにも「化物語」と話の骨格が共通し過ぎてて
ちょっと視聴時にしんどかった一作。
劇場版は「涼宮ハルヒの憂鬱」を連想。

「これ、本当に原作者はこの物語を描きたいと
願って作家になったのだろうか?」
と思ってしまいました。

軽妙で捻くれた会話劇もライトノベル特有の
型に嵌りすぎてて、オリジナリティが薄い。
「いや、そんな会話、人間しないよ」と頭が拒否反応。

ちょっと調べたり、レビューを拝見したら、
既視感関連は指摘されている方が大勢。

昔、好きだった「烈火の炎」の骨組みが
「幽遊白書」の丸写しじゃないかと考えたとき、
若い自分は何も感じなかったので、

恐らく現代の人たちも「10年前の作品の骨格がー」
なんて全く気にせず本作を楽しめているでは
ないかと思います。

既視感でここまで驚いた作品も珍しかったので、
思わずレビュー、書いてしまいました。

投稿 : 2023/09/10
閲覧 : 594
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19

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まぁまぁかな

ファンタジーといえばファンタジー
ですが、たまに理解しにくい部分
もあったりもしました。
ただ、回を増すごとに何故か主人公
のキャラが好きになっていき、それ
が最後まで観れた理由かなと思い
ます。

投稿 : 2023/09/04
閲覧 : 109
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3

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

パターン認識のオートマティズム

原作は未読。

人間にはパターン認識というモノが備わっていて、ふたつの対象に似通っている部分があれば、それが目に付くようにできている。すでに人口に膾炙しているとおり、本作の物語、世界観、登場人物はべつの複数のアニメ作品にとっっっても似通っているのはまちがいない。わたしは自分のパターン認識を恨みながら、最後まで見ることになった。

とはいえ、一部のヒトが舌鋒鋭く非難しているように、わたしは非難したいわけではない。つまり「オリジナリティ」そのものに、わたしはなんら価値をみとめない。本作には「オリジナリティ」がほとんどないのはたしかだけれども、それが本作の価値を決定的に毀損しているわけではないと思う。むしろ「オリジナリティ」の価値を声高に主張する本人の「オリジナリティ」が決定的に欠けていることのほうが問題だ。

さて、以上を前提として、あらためて本作をふり返ると、ふたつの点が興味深い。ひとつは「元ネタのあからさまな匂わせ」と「ポストモダン的な再構成の妙」である。後者は比較的語りやすいだろう。端的にいうと、上手いと思う。過去の名作群からいくつかの重要な要素を抽出し、それをパズルよろしく現代的な雰囲気で組み合わせて辻褄を合わせるのがとても上手だと思う。

「元ネタ」をまったくしらない視聴者には、とっても評判がいいこともあきらかなようで、これはわたしにとっていっそう興味深かった。パターン認識さえ宙づりにできれば、きっとこの作品のマゼモノ感はさほど鼻につくこともなく、すんなり腑に落ちるらしい。そんな経験をしてみたかったし、そういう人生もありだったなとちょっと思う。

でも、ちょっとだ。

前者については、作者の問題なので、まあわたしがここで論じても仕方が無いが、ただ昨今のポップカルチャーにおいて、新作にここまでパクリ感を充満させるというのは、一周回ってあたらしいし、めちゃくちゃ挑発的だし、なんだったら著作権にたいする根源的な懐疑を表明しているのではないだろうかとさえ、思う。わたしが本作品鑑賞時にずっと心が動いていたのは、ここに対してだ。自分がなにを見させられているのか、にわかには判別がつかなかったのだ。あまりにも、あからさますぎて。

「元ネタ」といえば「{netabare}涼宮ハルヒ{/netabare}」シリーズや「{netabare}物語{/netabare}」シリーズ、単体作品では『{netabare}俺ガイル{/netabare}』なども挙げられるだろう。ただし、これらの作品に対する「オマージュ」としては、評価できない。「オマージュ」ならあまりにもあからさまで下手すぎる。なら「パロディ」だろうか。「パロディ」としては高性能だと思う。ネタ作品としては超一級の評価に値する。

ただし、世評はそうなっていない。「青ブタ」シリーズをネタ作品とみなす評論は、さほど一般的とはいえないようだ。だとすれば、わたしは自分と世間の距離を意識せざるをえない(たとえば、サクタくんのように?)どうみても「パロディ」作品なのに、それを素にストレートにうけとめて「感動」してしまう行為は、わたしにはどこまでも野暮で粗野に見える。アニメ鑑賞って、もうすこし洗練された行為ではなかったのか。

・・・・・・もちろん3話や6話、13話はとてもおもしろかった。それなりにヒリヒリとした肌感覚があって、上手いなあと思う。作者の「上手さ」が意識にのぼる時点で、「パロディ」としては超一級だけど、「青春ラブコメ」としてはやっぱり、こう、のめりこめない。そう、いろいろ、自分の斜に構えたがりな感性をなだめすかして、ニュートラルに鑑賞しようとしても、結局、パターン認識の網から逃れられない。

一方。作画はすばらしい。キャラデもすばらしい。原作者の力量では天と地ほどの差もあるほどに、物語の出来がずば抜けている『{netabare}俺ガイル{/netabare}』と比較すると、あきらか。この点においては、アニプレ護衛船団の水も漏らさぬ完璧なクオリティコントロールは絶賛するほかない。個人的に、2023年時点でもっとも見る価値の高い作画はCLOVER WORKSのそれだと思う。

というわけで、作画に引きずられて、もうすこし見てみようと劇場版に手を出したところ、上記の感想がややひっくり返る結果となった。もろもろ興味深い。

衝撃:★
独創:☆
洗練:★☆
機微:★
余韻:★☆

投稿 : 2023/08/29
閲覧 : 154
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4

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

物語のキーワードは観測者<追記;再視聴>

思春期症候群。
思春期における外的ストレスや潜在的願望が思わぬ形で現出する。
そんな不思議現象に見舞われた男女の物語。

主要登場人物はブタ野郎主人公一人とヒロイン六人。
{netabare}一見ハーレム風ですが、実際本命は桜島先輩一択です。
だけど、各ヒロインが主人公に親近感や信頼感を抱いているのは同じ。
やっぱり、主人公のユーモラスな客観的冷静さが魅力なんでしょう。{/netabare}

透明化現象、時間遡行、ドッペルゲンガー、人格入れ替わり、記憶喪失&性格変化、若年化?
ヒロインたちに訪れる事件を解決することで進む物語。
丁々発止な会話劇を楽しく鑑賞することができました。

エンディングは何とも不思議なメロディー。
不安定な旋律に心を掻き立てられる感があります。
とぼとぼ歩くロンリーヒロインズとその歌声。
湘南海岸の寂しげな波音が聞こえてきそうです。

結局、{netabare}ラストヒロインとブタ野郎主人公の問題は解決してない模様。{/netabare}
劇場版で結論が描かれるのでしょう。
そんな商業的演出もまた一興です。

<追記;再視聴>
{netabare}続編劇場版視聴のための復習として観ました。
やっぱり、名作ラブコメですね。
とはいえ、ただのラブコメではありません。
二ひねりくらいした不思議なラブコメです。

2~3話で一人のヒロインに焦点があたる構成です。
中でも面白いのが、古賀朋絵編。
主人公のブタ野郎がちょろい後輩ヒロインに高飛車に出ます。
もっともコメディー成分の多い物語といえるでしょう。

それ以外は、どの話も少々深刻です。
中でも重いのが、妹かえで編。
いじめによる記憶喪失により、引きこもりに。
ただ、記憶を取り戻した後のかえでがややガサツ。
とてもいじめられたとは思えません。
まあ、個人的にはこちらの方が好みですが。{/netabare}

投稿 : 2023/08/14
閲覧 : 588
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54

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的評価 神アニメ

ストーリー 19点 王道的な恋愛ストーリー、時に感動させられたり、考えさせられる事も
作画 18点 作画はかなりいい
声優 20点 ヒロイン役の熱演が良かった
設定 8点 他のラノベアニメにありがちな設定、どのキャラクターも魅力的だけど
音楽 19点 BGM、OP、EDどれも優秀
総得点 84点
恋愛アニメとしての出来は結構良かった、印象に残るシーンも多い。

投稿 : 2023/08/06
閲覧 : 161
サンキュー:

1

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

症状は興味深くて面白い

「思春期症候群」なる病気が存在する世界。
病院で医者の診断を受けても何も解決しないし、改善もしない。政府も知らんぷりで全く役に立たない。政府と医師会の無能さが現実世界と同じで絶望感しかない。
公的機関が無意味なので、主人公が自分で対応する事になる。

思春期症候群の症状は、徐々に認識されなくなり存在が消滅するとか、時間退行で同じ日を何回もやり直すとか面白い事をやっているが、解決方法がどうもしっくり来なかった。
結末の内容に引っ掛かると、面白かった話し全体が微妙になってしまった。

妹編の最後は、泣きじゃくるだけの安直な演出にげんなり。
「やるせない悲しさ、悔しさ」の表現方法はもうちょっと頑張って欲しかった。

投稿 : 2023/07/21
閲覧 : 133
サンキュー:

8

まみむ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見てないなら騙されたと思って見て。

友達にお薦めされたアニメ。
タイトルに騙されました。学園もののふつーの恋愛系とかネタ系かと思ったけど少し違った。すごい面白かった
出てくるキャラもそれぞれいいし、音楽も好きです。

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』で完成するからちゃんと見てほしい

投稿 : 2023/07/18
閲覧 : 228
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4

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

咲太や麻衣さんを初めにキャラクターが魅力的な作品

こちらは「さくら荘のペットな彼女」でお馴染みの鴨志田一さん原作という事でしたが
個人的には「さくら荘」と同様に非常に楽しめました。

まずは本作の内容に付いては「思春期症候群」という超常現象が主人公である咲太やヒロイン達に降り掛かるけど、
そういった超常現象を絡ませたストーリーが非常に面白い内容で、
特に思春期症候群の要因となってる登場人物達が抱える心情描写や苦悩の部分は中々見応えが有りました。

それと本作に付いてはキャラクターが非常に魅力的で主人公の咲太に付いてはユーモアな会話を織り交ぜつつも
ここ一番という所ではヒロイン達の悩みを救ってみせる所がカッコ良く
この手のラノベ主人公の中では珍しく好感が持てるキャラなのと、
それとメインヒロインである麻衣さんの正妻ヒロインぶりが実に魅力的で、
咲太と麻衣さんのカップルに付いては素直に応援出来るなと思います。

また他のヒロイン達に付いても古賀・双葉・のどか・かえで等、可愛く魅力的なヒロイン達が揃ってたし、
そして本作最大の謎といえる牧之原翔子のキャラですけど
こちらに付いては劇場版の「ゆめみる少女」の方で詳細が明らかになるので
牧之原翔子の詳細に付いては劇場版の「ゆめみる少女」の方を観て下さいという所ですね

【評価】

94点・2A級

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 88
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4

lumy さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

劇場版は配信で。

【2019.1.2初感想】
原作未読です。
もともとさくら荘が個人的に高評価で、
鴨志田原作ということで期待大の作品でした。

さくら荘が放送されてからいろんな作品を挟んでの
原作モノとなりますが、鴨志田氏の良さがちゃんと
出ていて、ファンとしては良かったです。
(オルフェンズはマリー色に引きずられていたり、
 Just Becauseは主人公・ヒロインがちょっと
 ひねくれすぎたかなw)
本作は、オムニバスに準拠した展開ですが、
主人公がそれなりに熱く、
そしてヒロインが何といっても完成されていて、
きちんとヒロインがヒロインの役割をしている点が
好印象でした。
特に、桜島先輩を瀬戸麻沙美さんにキャスティングしたのは
憎い演出です。主人公の気持ちも分かりますw

「続きは劇場で商法」は、嫌いではありませんが、
この終わり方は続きがどうしても気になるので、
お世話になっているオフィシャル動画配信サイトで
いつか配信されることを願っておりますw


【2022.9.27追記】
3年寝かした劇場版を視聴後、改めて本編を視聴。
声優の評価を上げて★4.2になりました。
やっぱり、個人的にすごく好きな作品なんですが、
前半の出来の良さに比べると、
後半は、まとめよう感があってカタルシス不足でした。

そんな折、劇場版の感想で2期希望と書いたところ、
数日後に続編制作の発表が!ヒャッハー!
自分、すごいw
予知夢でも見たんですかね。

ともかく、続編制作発表のyoutube動画を観ると、
本編は未だ未完成なようなので、
今から続編が待ち遠しいです。
放送前にもう一度、本作と劇場版を見て気持ちを高める次第です!

投稿 : 2023/07/15
閲覧 : 573
サンキュー:

57

もふもふ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

正直微妙

化物語とか俺ガイルを足して2で割ったようなアニメ。タイトルの時点で嫌悪感を抱くがそれ以前に既視感のある作風が真新しさを感じず面白いとは思えなかった。

投稿 : 2023/07/09
閲覧 : 155
サンキュー:

3

ネタバレ

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

えぇーーー???

「さんのーがはい!」
って方言だったの?
いっちょん知らんかった。

東山奈央は凄く頑張りましたが
やっぱり博多弁No1.は
「球詠」の希ちゃん。
声優さんが福岡出身なだけあって
すんなり入って来ました。

物語としてはどれも
まさに思春期の妄想でしたね。

麻衣の存在の認知化
古賀へのいやがらせの回避
双葉の心身の乖離への対応
のどかと麻衣の入れ代わり

いずれも咲太が立ちまわって
解決に向かわせました。

11話は割と衝撃で、
モヤモヤが残りましたが、
夏の劇場版でスッキリしました。

咲太の醒めてるような性格や
発言、表情のクールさが
この作品のキモでしょうか?
あと、自宅開放(笑

投稿 : 2023/07/05
閲覧 : 139
サンキュー:

6

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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないのストーリー・あらすじ

思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。
(TVアニメ動画『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
CloverWorks
公式サイト
ao-buta.com/tv/
主題歌
≪OP≫the peggies『君のせい』≪ED≫桜島麻衣(CV.瀬戸麻沙美)古賀朋絵(CV.東山奈央)双葉理央(CV.種﨑敦美)豊浜のどか(CV.内田真礼)梓川かえで(CV.久保ユリカ)牧之原翔子(CV.水瀬いのり)『不可思議のカルテ』

声優・キャラクター

石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり

スタッフ

原作:鴨志田一(電撃文庫刊「『青春ブタ野郎』シリーズ」)、原作イラスト:溝口ケージ、監督:増井壮一、助監督:いわたかずや、シリーズ構成:横谷昌宏、キャラクターデザイン:田村里美、総作画監督:田村里美/髙田晃、ブロップデザイン:髙田晃、美術設定:藤井一志、美術監督:渋谷幸弘、色彩設計:横田明日香、3D監督:野間裕介/唐澤祐人、撮影監督:関谷能弘、2Dワークス・特殊効果:内海紗耶、編集:三嶋章紀、音響監督:岩浪美和、音楽:fox capture plan

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