当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「悪偶 -天才人形-(TVアニメ動画)」

総合得点
56.0
感想・評価
67
棚に入れた
216
ランキング
7401
★★★☆☆ 2.8 (67)
物語
2.6
作画
2.4
声優
3.1
音楽
3.1
キャラ
2.7

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

悪偶 -天才人形-の感想・評価はどうでしたか?

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 4.0 作画 : 1.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

シナリオは悪くないだけにもったいない

※初期のレビューで点数高すぎたので下方修正。

中国で大人気のマンガを原作にしたアニメ。

第一話からとにかく作画が酷く、半世紀前のアニメかってくらい絵が古臭いしセンスを感じない。原作の絵はそんなに悪くないんですけどね。
特にデザインが酷いのが李純貞と李白綿。
ブサイクすぎて気持ち悪い
もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか?

ただ酷いのはビジュアルだけで、シナリオはそれなりに面白かった。
せっかくアニメ化するならちゃんと作ってほしい。

投稿 : 2022/04/21
閲覧 : 561
サンキュー:

4

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

純粋につまんねえ

1クールの中国アニメ。


2話まで観た時、一話完結で悪偶を過去回想付きで解放していくのかと思ったら、結局悪偶は道具として使われるだけで、メインはエルドナと李親子の話。しかも出てきた裁縫師も最初のを除けばエルドナとオウ・インインだけっていう・・・・・
原作漫画は当然知らないけど、終盤の展開からしてまだ話は続くんだろうな。ただ5話で消えた羅布が全く出てこなかったのは驚いた、どう見ても終盤に復活して加勢する展開だろうに・・・・・こういう固定概念を壊すような展開は嫌いじゃないけど、そもそも完結してないから本末転倒でしかない(笑)


終盤の急展開は良かったけど、このパターンは2期がないと全く面白くないやつ、しかも李親子の母が裁縫師の能力が使えるって・・・・せめて何かしらの伏線を用意しとけや、「あ、だから~だったんだ」みたいなものがないと、この展開は楽しめない。
今までいくつか中国アニメ観てきたけど、ここまで純粋につまらないのは初めて。


opは特徴的、曲調はアリプロだけど、声は違う、ただ中毒性は高い良い歌だった。
edは主人公の声の人が歌ってるけど、opほどの印象はない。




【各話簡単あらすじ】
1→愛は悪偶の漫画を見て作者のお爺さん羅正と会う。愛は羅正の本のメガネで友達の町を見ると悪偶が三体いた。羅正から悪偶の詳しい話を聞く。

2→羅正のことを町に話すと裁縫師と会わせ愛に悪偶を譲ろうとする。だが愛は悲しむ悪偶を見て思い直す。羅正たちが乱入し裁縫師を倒す。

3→町は羅布の攻撃を喰らい全身火傷を負いエルドナに拉致され裁縫師としての才能を見出される。愛は町を探すため羅正たちの旅に付いていくことに。

4→裁縫師のとこで手に入れた帳簿でヒルソンという裁縫師にたどり着き見張る。羅正がお守りを買った母子に質問している間に羅布が勝手な行動をする。

5→羅布は力を封印され修行に戻される。捕まえたヒルソンはただの操り人形でその場にいた女性が本物だった。例の母子に事情を話しヒルソンのことを聞く。

6→羅正は母にヒルソンを紹介した元夫に会いに行き子は愛が面倒を見る。羅正と母は元夫の屋敷に行くが母はグルで本物のヒルソンの襲撃を受ける。

7→本物を倒すが人形だった。更に大量のヒルソンが出てきて羅正は苦戦しやっと本物と出会う。愛は戻ってきた母にハメられ警察に捕まってしまう。

8→愛は留置所でブス女と会う。ヒルソンは母に騙されたことを知り羅正と休戦、母子が乗ったジェットに潜り込む。

9→愛はブス女のおかげで脱獄。才能が復活した子によりヒルソンと母と羅正の協定が結ばれる。愛は空港に羅正を迎いに行くがエルドナと会ってしまう。

10→エルドナと羅正たちが戦闘。エルドナの部下は逃げた愛と子を追うが元夫とヒルソンが助ける。だが羅正はやられエルドナが元夫のとこに来る。助けを呼びに行った愛は町と出会う。

11→エルドナ対ヒルソン&元夫と子、元夫はやられるがヒルソンが子とエルドナを繋ぎ数字で思考対決。町は愛を傷つけるが愛の思いを知り手を引く。

12→子が才能を発揮するがエルドナがそれを上回り負ける。するとそこに母が現れエルドナに取引を持ち掛ける、実は母は裁縫師の家系で羅正も元裁縫師の流派だった。エルドナの目的である全知全能の悪偶を作り出すため取引成立、羅正や愛たちは助かる。

投稿 : 2020/12/13
閲覧 : 346
サンキュー:

0

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

霊幻道士には届かず・・・

2018.07.29記


3話で断念・・・せざるを得ない的な。。。

呪術とか○○師とかChinaならではのオカルティックな要素を盛り込んだなにか。

1話観た時に「これは完走むずい」と思った通りの展開となってます。
良くも悪くも made in CHINA です。

ケチのつけようはいくらでもあるかもしれませんが、chineseが共感するだろう要素がふんだんに盛り込まれているので、作画その他のツッコミどころを乗り越えて、比較文化の観点で視聴すると意外な発見があると思います。

{netabare}例えば3話で、瀕死の状態から目覚めた“町”の横でモブがなんかしら話しかけている。そんなの一切無視して“町”は「殺す、、殺す」と連呼すること数分。いくら“愛”に裏切られたと思ってもちょっと異常なくらいの執着を見せます。

まぁ 観てるほうはヒキますわな

せめてモブと会話くらいするとか、目覚めてよくわからない環境にいるわけですから、自身の置かれた状況を確認する所作をするといった描写ならわかりやすいのですがそうではありません。
これがchinese視点だと、

「町!あんたの気持ちようわかるわー」

になります。
これは同族とみなした人物はとことん守る、裏切らないという彼らの基本の倫理観に基づく描写だったりします。逆に裏切ったらただの他人よりも憎し!ってやつですね。{/netabare}

悪偶(あぐう)という設定自体は悪くないし、良くも悪くもクセがあるので世間一般に流通している作品群とはまた違います。

セリフ回しで感じる違和感はchineseにはしっくりくる
物語の展開で感じる違和感もchineseにはしっくりくる

日中の相互理解はこういうところからかもしれません(大言壮語)。

自分はせめて、キョンシーが出てくる往年の香港映画みたいなつかみがあったら観れたかもですが、今のところないので撤退します。



-----
2019.02.26追記
《配点を修正》


2018年観てきたアニメの中でも群を抜いて意味不明でした。
一方で、これだけ尖っていると印象も薄れず、変な気分にさせられる不思議な作品です。

誰にも知られずひっそりと埋もれていくであろう作品でしょうが、一点褒めるとしたら、OPですね。あれはカオス!

投稿 : 2019/02/26
閲覧 : 712
サンキュー:

25

ネタバレ

とーとろじい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

クソアニメだからこそ語るべきことがある

忘れた頃にレビューしたくなる、そういうアニメがある。この『悪偶』なるアニメもそうだ。
口の端に上るほど知名度はなく、アニオタとの会話でこのアニメが共通の話題になることなど、世界線を幾度変えてもあり得ないだろう。そんな世界線があるなら、おそらくその時には、このアニメはガラッと絵柄を変えてしまって、もはや同一性を保ってないと予測される。つまり見た目・デザインの時点でこのアニメは遅れをとっているのである。紫を基調とした配色、しかしあまりのベタ塗り感により、この世界には立体の概念が失われている(CGも使われていないだろう)。カラフルなスライムを固めて造形されたような非生命的なキャラの顔。石で叩くとカンカンと音が鳴りそうな、見るからに硬そうな肌。人形も人間も区別はつかない。
色のどぎつい、ギラギラした画面は確かに独特であり、下手すると『戦国コレクション』と似通ってるという指摘が出てもおかしくはないが、そう言ってしまうとそちらのファンに怒られる。しかしこの配色のどぎつさは、いかにも安っぽく、全然アングラ感を増していないどころか、OPもEDもこの絵じゃなかったら怪しい雰囲気漂うサブカル風味を表現できただろうに、と嘆かれ、歌手・バンドの方に一視聴者が申し訳なささえ感じてしまう。

とはいえ私は、非難するためにこのアニメを思い出から持ち出したわけではない。寧ろクオリティの低いアニメというものは、どうしてもきつい非難が目立ってしまい、評価すべきところが見逃されてしまいがちだ。
例えば、物語中盤のバトルの終わり方は注目されたい。
悪偶人形の非人道性(先天的な天才を小さな人形にして封じ込め、その人形を才能欲しさに人々が売買すること)に反対する救済者・羅正と、他人の夫に一目惚れしてそいつを奪い取ったヤバヤバ女・黄鶯鶯、そして息子溺愛泉ピン子おばさんとのドロドロバトル(時間を割き過ぎという意味でも、昼ドラ感という意味でもドロドロ)では、斬新な結末を迎える。泉ピン子の息子(小学生)が、いかにも起業家が得意な顔をして繰り出してきそうな交渉術(三者の利害を調停する理論)でもって、彼らのバトルを平和に終わらせてしまうのだ。激しいバトルを知的な利害関係の調停で終わらせるという(しかも小学生の提案)荒技と、その新鮮さには、中国と日本との文化的な差異が認められる。そこにあるのは小学生でさえも経済への順応、急激に発達する中国社会に適応するための有用的な勉学を果たしているという、(我々からみたらグロテスクな)社会、文化の特色である。この大人びた小学生は、国家的に優秀な、模範的人間の記号である。また、このバトルの終わらせ方は、肉体で終わらせてしまう日本のバトル漫画にとって刺激的な選択肢を提供してもいる。

更に、語るべきところがある。それはこの作品の設定だ。
以下は作品概要から引用。
「あなたの周りにはきっとこういう人達がいる。
リーダー、起業家、大スター、秀才。
努力をしても到底及ばない。
人はそれを『天才』と呼ぶ。
しかし、この天才達にはとある共通点がある。
そう!彼らは、皆『あれ』を持っている。
それは絶対凡人には言えない秘密。
そう、それが…悪偶なのだ!!」
以下はメインキャッチコピー。
「悪偶に魅せられた偽りの「天才」たち!
虚飾を剥ぎ取れ「救済者」!」
という大変わかりやすい説明だが、この紹介文にも既に文化の相違が表れている。所得格差の激しい中国では実力主義がまかり通っており、豊かになるためには勉強し、上の階級へ向かわねばならない、まさに競争社会だ。この作品はそうした社会を反映している。例えば、同じだけ努力しても叶わない相手がいて、そいつは天才なのだと思いたくなるが、それを「偽物の」天才だと仮定して、この偽の天才は誰かを搾取して不当に成功を収めているのだ、としてしまうのがこの『悪偶』の世界観なのだ。それは成功者を妬むルサンチマンである(そしてこの作品の依って立つ「論理=どんなに努力してもあいつに勝てないのはあいつが不正をしているからだ」は結構危険でもある)。だが嫉妬と言ってしまうのも違うだろう。悪偶では泉ピン子の息子のように天賦の才を持った人間を攻撃するわけではない。つまり天才自体を批判するわけではない。救済者が批判するのは、天賦の才を当事者から取り上げ(自然的なあり方を邪魔すること)、操作する人々なのだ。つまり自然的秩序を乱す者への批判となっている。それに嫉妬というよりかは、おそらくこの作品の世界観が示しているのは社会事実に根ざした不公平感なのだろうと思う。ズル(お金で学力、能力を手にする、人を犠牲にして高い地位を得る)をして能力を得た人間というのは、競争社会を生きる彼らにとってリアルに感じ取っているものなのではないだろうか。そしてその不公平感にこの作品は上手く応えていて、憎悪の感情をこのフィクション内で発散させているのかもしれない。あいつは卑怯者だ!と。身近な個人に対して誰にでも矛先を向けるのは危険だが、一方で権力者・資本家・社会構造へ意識を向けることもでき、社会批判の端緒ともなりうる。
もっと言えば、天才と凡人という二項対立、天才への過度な執着は、現在の中国社会が個人にもたらした病理、不幸のように思う。競争のなかに生きるからこそ才能や能力が気になってしまうのである。この問題系(主題選び)自体に私は社会の不幸を見ずにはいられない。

クソアニメというのは語られるものと語られないものとがあるが、このアニメは後者で、全然語られていない。しかし語られないクソアニメを語ることに、アニオタの愉楽というものが存していると思うのである。長くなったが、最後に言っておこう。私は中国社会を全然知らない。

投稿 : 2019/01/27
閲覧 : 992
サンキュー:

5

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作を読んでみたくなる

2018年夏アニメ。全12話。
中国のウェブ漫画のアニメ化。
独特だけど不思議な魅力がある作品です。

「悪偶」とは、生まれ持った才能ごと人間を小さな生ける人形にしたもの。悪偶を体内に縫い込めば凡人でも仮初の天才になれるという代物です。この世界では、残酷な手段で悪偶を作る「裁縫師」と悪偶を救う「救済者」の戦いが繰り広げられていました。
主人公であるバレリーナ候補生の愛は、親友・町が悪偶を持っていたことからその戦いに巻き込まれ、「救済者」となる決意をします。

全体のクオリティは高いとは言えないものの、独特の設定と世界観はなかなか魅力的で、一風変わった異能バトルものとしても興味深いアニメ。
ビジュアルが特徴的で肌に合わないと視聴が辛いかな、という印象です。原作の魅力をアニメにするのは難しかったのかも。クリスティ・ロスのキャラクターデザインめっちゃ好きです。
放送直前特番で少しだけ原作コミックが見られたんですが、ちょっとグロテスクなんだけど美麗な作品のようですね。原作読みたいなあ。

{netabare}
原作者が中国人故かもしれませんが、キャラクターの行動の動機付けが面白いと思いました。人間関係の基礎である「情」と契約の基礎である「論理」とのバランスが特徴的で、独特の雰囲気を醸し出してますね。理解しにくい部分もあるし、命のやり取りの中で交換条件の話がいきなり出てきたりして結構シュールでもあるけど。
ですがどのキャラクターも「何のために戦うのか」がかなり明確でした。

私は愛と町の友情がどこに行きつくのかが一番気になっていました。
主人公の愛が能力も思考も凡人であることがこの物語の肝なのだろうと思います。愛と町はお互いに無いものを持っていて、考え方も正反対。普通に生きていく上ではそれがいい刺激になるのでしょうが、「悪偶」によって二人とも人生が変わってしまい、最終的には道を別つことに。二人の関係性の変化は割と王道で心理描写も納得しやすかったです。
そんなに重要なキャラじゃないだろうと思っていた人物に意外な秘密があったり、重要人物だったりすることもあって予測できない面白さもありました。

ただ残念だったのが、物語を切りのいい所まで進められなかったこと。色々な伏線を回収できていませんし、今後活躍しそうなキャラクターも顔見せにとどまっていたり、今後の成長が見られそうなキャラクターが再登場せずに終わっていたり。{/netabare}

続きが見たいけど…どうなんでしょうね。
ちょっとだけ期待してみたいと思います。(2018.11.12)

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 726
サンキュー:

13

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

誰が主人公?

主人公は女性でプロのバレエダンサーとのこと
だがプリマを目指しているが到底なれる実力がなくて
バレエダンサーとしてはまだたいした地位ではないことが伺える。
対して友人はバレエダンサーとして実力があり
それに憧れているという。

そしてある日、老人から本をもらうのだけど
その本についている眼鏡は悪偶という守護神を見ることが出来るもので
友人のバレエダンサーを見ると悪偶が3つあり
その力のおかげで友人は実力があることが判明する開始
ようするにこの世界では守護神がある人が実力があるということらしい
努力よりも守護神があるかどうかの世界であることが伺える。

その悪偶は天才で才能がある
生きた人間の骨を砕き血を抜いて無理小さなやり人形にしたもので
体に縫い付ければ、意図的に人形の元の人間の守護神の力を得ることが出来て
凡人が色々な天才になれるという。
つまり結構設定はエグイが凡人が天才になれる設定のアニメであることはわかりました。
そしてテーマとしてはこの人形にされた人を救うのが目的なのもわかりました。

ストーリー展開はゆったりしている説明台詞気味に喋りながら進みます。
意味はわかりますが説明ぽいのは気になるな説明はとても多い。
全体的にその作りで長々と長話を聞かされるのでそれが嫌いな人は向かなそう。
そしてぶっちゃけ会話は若干ぶっそうかな
いきなり、人形の救済に協力する主人公を殺そうとする会話が交わされたり
結構トゲトゲしていますね。
主人公もわりあい友人のことを信頼してたけど
状況が状況だけに気持ちは理解は出来るが簡単に手のひら返しで
裏切ったり展開もキツメ
それで友人に恨まれるというもので、友人はさらに
悪偶を作っている敵側に新たなる悪偶を縫い付けられて
新しく生まれ変わり主人公と対立するものとなっている。
悪偶を作っている敵側は気を失って火傷した友人が目覚めた時に火傷したショック
を感じさせるために鏡張りの部屋で寝かせたり
悪趣味だな・・・と思う。ことも多く
さらに拷問シーンもあったり内容はハード
出てくるキャラは主人公側のキャラもメインキャラも言いたいことをズガズガ言いますね。
特にメインキャラ、自分の小学生の息子に対して勉強しないでいい中学に入れないとはっ倒すと
言っちゃう母親とか遠慮しない作風ですね。

そしていきなりバトルものになったりストーリー展開はゆったりしていても
急に変化したり唐突さは中々である。
しかも戦うのは本をくれた老人とその孫の少年で
悪偶を管理・研究をしている敵側と戦う。
戦闘描写は基本的に何でもアリて感じで不思議な術で戦ってました。
人とその孫の少年は主人公側で何でもアリなので特に工夫をして戦っている感じはないです。
敵は悪偶を使って能力は得たりはしているのだけど
特に有効的に使っている印象はありませんでした。
うーん天才や才能のある人の能力を使っているのではなくて
動物の能力を使っているだけなので、ただの能力バトルになってしまっているのは痛いな
脱皮したりする技を使ったりして攻撃を避けたり自由度は高めなのはわかりましたが
戦っているシーンは非常にダサイのでカッコ良くはありません。

ストーリーは意外に話はまじめ?と思わせることはありました。
主人公側の少年が多分コイツは悪い奴らと確実な証拠もなく決めつけて
相手のアジトに乗り込んで、いきなり殴りかかって成敗して強引だな・・・と思ったら
老人がそれに激怒して少年にお灸をそえる展開だったり
キツメな性格なキャラが多いが倫理観はある程度はたもたれてました。

ただストーリー展開は唐突
いきなりあの人は実は何々だった・・・的な事実が伏線無しでいきなり判明したり
強引なのが痛いな・・・いきなり過ぎるので説得力はあまりないです。
1人ぐらいなら、そういうこともあるだろうですむだろうが
いくらなんでも多すぎるので上手くストーリー自体は作れていません。
そういう展開をしたいのであれば判明する前にそういうキャラの素振りを見せたりする描写がないと
駄目でしょうね。
しかもその人が、そういう人だったと判明すると今までのキャラクター描写からすると
流石におかしいな・・・と思えることがあったりでキャラの設定は無茶苦茶に見えました。
驚きですんだりそういうこともあるだろうのレベルではないです。
破綻しないか?のレベル
設定の判明もそんな感じですね。いきなりそういう設定だったと言われてもズルイです。
これじゃ何でもアリのストーリーにしかなっていません。

ストーリー自体も上手く消化、処理出来ていない印象、老人が少年を信念を叩き直して
反省させるストーリー展開になると思ったら、それは放置だし
何だかな・・・と思う。
主人公も友人を取り戻すために老人に修行してもらうことになるものの
その後は修行の描写はないし、これも放置ですね。
普通弟子入りしたら修行するストーリー展開になると思うのだけど
そうならない所は斜め上を行ってました。
悪偶になった人を救うテーマも結局は誰一人として救えてないので
その点は残念でしたね。
悪偶については設定があるだけで上手く色々消化出来ていない印象
主人公と友人の関係もこの2人が中盤以降のストーリーの骨子になると
思ったけど、そうならず、ずっと放置されてましたね。
なので行き当たりばったり感が凄くしました。
ただ終盤は放置されるのかと思ったけど一応は落とし前を付けて
完全放置はされなかったのは救いだったとは思いました。

バトルは中盤までは主人公側はそれなりに強かったのですが後半は
急にいなくなったりする戦闘要員のキャラがいたり老人は実は弱いキャラだったと
判明したりして主人公側は弱いと判明するので
主人公側、弱い・・・という描写しか出来ていないのでストレスが溜まります。
主人公は結局修行させてもらえないので戦闘要員じゃないので
余計にストレスが溜まりますね。
やっぱりバトルものは勝たないとな・・・
それで意外なキャラが戦闘要員になったりもしてましたが
流石に超展開だな・・・とは思いました。
結局上手くストーリーを消化出来ていないので
そのせいでご都合主義的な超展開のストーリーにしかならないので
バトルも面白いようには出来ていなかったということですね。
うーん、修行して技を身に付けて敵と戦い敵を倒すという基本的なことが
出来ていなかったのは痛い。
行き当たりばったりなストーリーが最後まで足を引きずった印象

あと主人公は非戦闘員で殆ど出番もないし出番があってもボコられる要員でしかなくて
殆ど何もしてないので、誰が主人公なのかはわかんなくなりました。
なので誰が主人公?でした。

作画については背景は正直手抜きかな・・・と思えるぐらい簡単作画かなとは思いました。
壁の塗やタイルの塗が単調なので、良くないな・・・と直ぐに気付く
キャラクターの作画はそこまでは悪くはありませんが
良いということもありませんでした。何とか作画が崩れているなと感じないぐらいのギリギリの質
総合すると作画は微妙であることは否めないかな

声優さんについては演技力はしっかりしていましたね。
発音もしっかりしていたし気持ちもこもってました。
声質も全員合っていたし違和感はありませんでした。

まとめると基本的に説明台詞で進行するストーリーなのでその辺が・・・と思いました。
グダグダしているので・・・
キャラのセリフ自体はトゲトゲしていて思ったことはハッキリとモノを言うので
その辺りも人を選びそう。
バトルシーンはダサイのであまり面白くはありません。
バトルシーンは後半は苦戦しだしても修行して強くなるなどの描写が出来ていないので
超展開に頼らざる得なくご都合主義感が凄いです。
超展開はネタとしては乾いた笑いを感じさせるのでつまらなくはないのですが
普通の意味では楽しめないです。
ストーリーも上手く消化出来ていないのも・・・ね。
キャラの設定も後付けが多すぎて結局は設定破綻している印象だし
色々と問題のある作品でした。
1クールアニメとしてもまったくまとめきれてない内容で
終わり方も悪印象でした。
結局、修行や努力して強くなって敵と戦う描写をやったり
仲間同士の結束の強さを描写しないと普通の意味で面白いものにはならないかなと思いました。
良かった部分は数少ないですが性格が悪いキャラは多いが倫理観はたもたれている印象があったのは救いかな
こういった作品はその辺りが酷くなりがちだけど・・・その点はマシだった。
あと友人が完全放置されなかったのは良かったな
キャラは使い捨てになっているキャラは少ないのも救いですね。
そのせいで破綻を生んでいる部分はありますが・・・

投稿 : 2018/12/02
閲覧 : 414
サンキュー:

4

衛狸庵 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これも修行か……

何とか見終わった……
これって30年ほど前のアニメを再放送したんですか?

投稿 : 2018/10/23
閲覧 : 532
サンキュー:

2

ネタバレ

fuushin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ちょっと、不遇な作品。だって・・・。

本作の放送の終了後に、からくりサーカスが放映されるなんて知りませんでしたから。

どちらもマリオネット、あやつり人形をモチーフにしています。

そもそも、以前から、からくりサーカスを知っていましたので、本作に関心が及んだところがあります。

悪偶(あぐう)とは、{netabare}ノウハウの固まり。{/netabare}

その姿は、{netabare} 人の形をした "異形" であり、{/netabare} まさに悪偶と呼ぶに相応しい。

いやはや、コンセプトもストーリー立ても、何とはなしに、からくりサーカスに似ています。
いや、もしかしたら似せたのかもしれません。それって挑戦?それとも挑発?

レビューは、一旦、ここで留め置いて、からくりサーカスを視聴したのちに、もう一度、挑戦してみたいと思います。

現時点での評価は、正直、低いです。

投稿 : 2018/10/21
閲覧 : 364
サンキュー:

8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悪偶に魅せられた偽りの「天才」たち! 虚飾を剥ぎ取れ「救済者」!

この作品の原作は未読です。
あにこれで画像を初めて見た時、独特なタッチの作品だなぁ…と思っていましたが、中国テンセント発の作品だったんですね。
アニメーション制作は日本のスタジオディーン…
テンセント×スタジオディーンの組み合わせは、「霊剣山」に続く第2作目になるそうです。

この作品のキャラデザは個人的にあまり好みではありませんでしたが、それで切るのも勿体無いので、まずは2~3話まで視聴してみることにしました。

確かにキャラデザや作画のタッチはあまり好みではありませんでしたが、物語の設定の一つに強く惹かれ…結果的に気付いたら完走していた作品です。

強く惹かれた設定とは、この作品のタイトルにも起用されている「悪偶」の存在です。
誰しも自分の将来に希望を持って頑張った時期があると思います。
若しくは、例えば学生時代などの期間限定でしか手に入れられない名誉や思い出が欲しくて頑張った人もたくさんいると思います。

そして運が結果に作用する事もありますが、概ね努力に見合った分の結果が得られたのではないでしょうか。
その結果が限界…だとは思いません。
もっと努力すれば…と後悔する気持ちがゼロじゃないなら、その人はその気持ちに真摯に向き合い、更なる努力と研鑽を積み重ねる事で、人は更に飛躍していけると思います。

そして精一杯努力してきて…目標との乖離が埋まらないそのラインが限界なんだと思います。
この限界という壁に阻まれ、そこで夢を諦めた人は私を含め数多くいると思います。
こうして自分自身と立ち位置を人は知っていくのだと思います。

ですが、その結果にどうしても甘んじられない…
自分の限界の遥か先に手を伸ばしたい…
この物語で登場する「悪偶」は、こんな人の欲望を叶える道具なんです。
その方法はとても簡単で開花させたい才能にマッチした「悪偶」を裁縫師が身体に縫い付けるだけ…

そして「悪偶」とは、その道の天才を攫ってきて「裁縫師」の邪悪な魔術によって人形の姿に変えられた元人間…
全身の骨を砕かれ、血を抜かれていますが、不死の術によって命だけが維持されている存在なんです。
手足に自由は無く話もできない悪偶は、生きたまま他人の体内に埋め込まれ使われ続ける…

一般的にはそこまでして後天的な才能を得たいと思う人はそう多くはないと思います。
努力して得られた結果が分相応な結果なのですから…
だからその結果を受け止めるだけの度量が求められる訳です。

だけど、世の中そんな綺麗ごとばかり言っていられないのもまた事実…
これまでを振り返った時、喉から手が出るほど欲しいモノをどれだけ諦めてきただろう…
でもこの処置はあまりにも非人道的…
だから悪偶を開放するために「救済者」が立ち上がり、「裁縫師」vs「救済者」の物語が動いていくのです。

完走して振り返ってみると、キャラデザは寧ろこの物語には合っていたように思います。
そしてこれまで中国発の作品は、特別な異能力や血筋を引いているなど、先天性チート系の主人公作品が高い割合を占めていると思います。

その様な作品が横行する中、凡人が天才になる夢を見たいと考えるのは、ごく自然の発想なんだと思います。
だから出るべきして出てきた作品…なんだろうと思いました。

この物語の主人公は、親友と共にバレイダンサーを目指し日々努力を惜しまない愛ちゃん…
ですが、どれだけ努力を積み重ねても親友との実力差は開くばかり…
ある日、友人の実力の源が悪偶である事を偶然知ってしまい、「裁縫師」vs「救済者」の戦いに巻き込まれていきます。

様々な人の想いが交錯すると共に、物語のスケールも次第に大きくなっていきます。
最終話の着地点はスタートからは全く予想できない意外な場所でした。
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、電気式華憐音楽集団さんの「prima dynamis」(プリマ デュナミス)
エンディングテーマは、芝崎典子さんの「ツギハギ」
オープニングの曲調は兎に角独創的です。
個人的にはエンディングのメロディーが好みでした。

1クール12話の物語でした。
思った以上に楽しめた…が作品に対する素直な印象です。
ですが、やたら中途半端…というか、これからっていうところで物語が終幕しました。
この終わり方は2期への布石…?
と思えるくらい続きの気になる終わり方だったと思います。
2期が放送されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2018/10/14
閲覧 : 370
サンキュー:

11

ネタバレ

うり さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

とりあえず最後までは見れた。

悪偶の設定は面白いと思う。ゴシックホラーの要素に「くるみ割り人形」の音楽が うまくはまっている。その設定だけで1〜2話は見続けてしまう。

ただ、そこに中華テイストがぶっこまれているのがちょっと…白鳥の湖にねずみ小僧が踊っているくらいの違和感。
主役級人物がいきなり退場させられたり、キャラクターたちの主目的が簡単に変わってしまったり、隠し設定が唐突すぎてそれまでの出来事がなんだったのか?と置いてきぼりになることしばしば。
また、出てくる登場人物のほとんどが精神的に幼稚。
主人公よりも、親友の子が哀れ。
話も、戦い云々よりも二人の葛藤がもっと前面にくればよかったのに。

原作は続きがあるのでしょうが、終わりも微妙に中途半端でした。

ということで、最後までみること自体はできましたが、評価はあまりよくないです。

もう少し人物像、物語に一貫性があればましな評価だったかな。

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 238
サンキュー:

3

にゃしゅまろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

観終わってた(・∀・)

最初、「怖いのか〜(つд⊂)やめよう」と思ってたら一気に5話くらい観てた(*´艸`*)

途中挫折と言うか飽きて観るのやめようかと思ったけど、最後どうなるのか気になって、結果観終わってた(・∀・)

特に好きな声優さんがいなかったけど、終盤に安元洋貴さん出てきてカッコよかった( ⸝⸝⸝¯ ω ¯⸝⸝⸝ )

電気式可憐音楽集団のOPが一度聴いたら暫く頭から離れない怖い( ;´Д`)笑

投稿 : 2018/10/02
閲覧 : 260
サンキュー:

4

北山アキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結構期待してる(1話目後)

最後まで観て
期待してたって言ってもあれだし、最後まで観れただけでもあれだし…
やたらモブ大活躍の、
ストーリーライン行き当たりばったりの、
手抜きな画と塗りが狙い通り(たぶん)の気色悪さに結実している
奇作。
意外性や驚きを求めてスクラップ&スクラップを積み重ねる物語展開にうんざりするけど、テンプレや王道に向き合う創作の苦悩や挑戦する姿勢は感じられる。
本当に面白くないけどね。
でもでも、それだけ言っててもしょうがないと思うこともあるし。

2話目を観て

ZTEのH株1000株がトランプのせいで買値の半値になったときは、軽く死ねますねと口走るしかなかった。制裁発動から2か月取引停止になった後、取引再開したその瞬間に4割下落したからなす術なかったわけだが。
さらに翌日も翌々日も値を下げ続け、となった時逆に、あれ?チャンス到来?と思って手持ちの現金を両替したところ、底値(もともと持っていたものの4割)で3000株を買い増しするのに間に合った。
で、そこから約1か月経って、(思っていたよりも早く)今日プラスに転じた。
ということで、この作品も諦めるのはまだ早い。
(またいつ落ちるか分からないけどね。)

1話目を観て

このルサンチマンぷんぷんな空気感…
なかなか好きだ。
大衆的リリース・バルブに期待。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 257
サンキュー:

4

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

<40> 才能を可視化するアイディアはともかく、クオリティが低過ぎる中国系バトル。

8 話まで。このクオリティで寄り道は辛い。視聴終了。むしろ引っ張り過ぎた。

<50> 才能を可視化してその欺瞞を暴く、むしろ正してあげる、的な中国系。
1 話視聴。
才能を可視化してその欺瞞を暴く、むしろ正してあげる、的なファンタジー。中国系。
凡人の妬みや僻みから生まれたようなお話。妙ちきりんな設定が大胆。癖の強い絵もお話も、粗くてなんだか原始的だけど、それなりに続きが気になる。
批判覚悟でいえば、ちょっと荒木飛呂彦っぽい。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 228
サンキュー:

6

ネタバレ

kabaj31 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投げっぱなしジャーマンスープレックス

いろいろ投げっぱなしで終わりました。
眉毛君とか最後まで出てこなかったし、
出っ歯の再登場もなかった。
のび太がスーパーのび太になって暗算バトルしたり、
父親がスラムダンクだったり、
そんなアニメです。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 228
サンキュー:

3

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 2.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

いつもの通り

1話感想{netabare}
作中“一人之下”のOP曲が流れて吹いた。
ってかそのシーンってあれは…竹の子族みたいなやつか?ママさん連中による。
中国にはそういうのがあるん?
周囲に迷惑かけてるかどうかは置いといて、ただダンスするだけと金銭の授受が発生する本の販売は同列には語れんような。
そしてタイトルにもなってる悪偶(アグー)は、これまた一人之下のコウレイケンショウを外道化したような印象。
えっと、ワープ拳ネーチャンの弟が対戦したヤツ(名前覚えてない)的な感じが…早くもネタ切れ?とも思ったけど、いや一人之下の方が見境なしに色んな種類の能力出し過ぎなんだろう。
不思議現象がアグーだけに留まってくれるならこっちの方が飲み込みやすいが…今後どうなることやら。{/netabare}

最終回まで見て{netabare}
まず、先天的に守護霊持ちとして生まれた天才が居て、そいつを守護霊ごと干し人形化してその能力を移植する裁縫師というグループが存在する。
干し人形化された元人間は不死化して永劫苦しみ続けることになり、それを助けるための救済者というのが存在する。
で、裁縫師と救済者は対立してて…ってよりも救済者は裁縫師の行方を追ってるってところからのスタート。
これが基本設定。
折角天才として生まれても裁縫師が存在する限り幸せにはなれない世界。

この設定をベースに日本人スタッフが作ったらそれなりに面白いものになったんじゃないかなー?と思わなくもないが、そこは中華。
どうにもこうにもいつもの通り、錬丹とか道術の説明は“霊剣山”や“一人之下”でも聞いた気がするぞ?
“剣王朝”でも出てたっけか、ダイフスイロウで作ってたの錬丹じゃなかったっけ?もううろ覚えだけど。
羽化登仙って思想は常識として踏まえとかないといけないのかな、このテのものは(“封神演義”知ってれば平気?)。
更に後半、“妙に多い流派”の登場と「実は○○は××だったのでした」の連続にはもうホント「アンタら好きねぇ」と言いたくなる。
実は母ちゃんは裁縫師(12ある流派のうち緑所属、裁縫師学校の校長の親戚)でした、実は爺は元裁縫師(12ある流派のうち赤所属)でした、だってさ。
なによりお約束の投げっぱなしエンド。
「敵ボスが欲してる1000以上の種類の悪偶が管理されてる倉庫に入るには12流派全ての同意が必要で、それを集めに交渉始めるぜ」で終わった。
ラフは訓練場送りにされっぱなしだし出っ歯ブスはストーリーに何も係わってこない(どうせ流派の一つなんだろうけど)。
続きがあったら見るかも知れないが、1話で終わらせても良い様な「のび太」絡みの話だけでこんだけ話数使うペースだと終わりは果てしなく先っぽい、ってか12の流派全部出す気か?

まぁそれよりもだ、“ブラッディヴォレス”と“一人之下”の続きやってくれ、剣王朝はいいや。{/netabare}

投稿 : 2018/09/28
閲覧 : 390
サンキュー:

5

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

視聴作品数過多により視聴断念しました。

オカルトというかホラーというか、そういう感じのお話ですね。才能のある人を人形化して、その才能を奪い取る的な…?

3話くらいまで観ましたけど、レビュータイトルの通り断念しました。

従って評価はつけられませんが、断念時点で「自分には合わない」とは思っていました。

投稿 : 2018/09/27
閲覧 : 299
サンキュー:

14

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

天才の能力を得られる人形「悪偶」を巡ってバトルする、中国原作アニメ

天才人形「悪偶」を巡る戦いを描く、中国原作のファンタジーバトルアニメ。全12話。
これは面白かったです。
悪偶とは、偉大な才能を持つ天才を拉致し、邪悪な術によって、生命を維持したまま手の平サイズの人形に変えたもので、それを体内に縫い込むと誰でも天才になれるという設定。
ストーリーは、平凡なバレエダンサーである主人公・愛が、優れたダンサーである親友・町の才能が悪偶によるものだと知ったことをきっかけに、悪偶を作り出す「裁縫師」と、悪偶を開放する「救済者」の戦いに巻き込まれていく、みたいな流れ。序盤を観た段階では、安直に有名な偉人の名前を借りてきて「これは誰々の能力!」みたいな異能バトルになったらつまらないな、なんて心配したのですが、観続けてみると、悪偶の能力自体よりも、それに関わる人間のほうをメインに、親友、夫婦、親子、師弟など、いろいろな関係性で描いていて良かったです。また、先の展開がなかなか読めなかったり、真面目なのに観ていて笑ってしまうようなシュールな場面があったりなど、中国原作ということでのセンスの違いのようなものも感じられて、それが新鮮味に繋がったという面もありそうです。
作画は、キャラデザがシンプルすぎることもあり、どうにも適当というか、あまり力を注いでいないように見えます。全体の色彩感覚などは嫌いではなかったので、せめて主要キャラの顔だけでも、もう少し見栄えのするデザインであれば、印象はだいぶ変わったかもしれません。音楽は、主役を演じた芝崎典子の歌うED曲がとても好みでした。
最後まで観終わっても、物語はまだまだ途中というところで終わっていて、続きが気になります。普通ならば2期など絶対に作られそうもない不人気作品だと思いますが、中華アニメということで何か別の原理が働いて続編があったりするんでしょうか。もし2期があるなら嬉しいです。

投稿 : 2018/09/26
閲覧 : 373
サンキュー:

10

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

中華アニメって・・・。

当たりハズレが多い(と言うか、ハズレの方が多い)って分かっていながら、”この作品こそは”なんて思いながら視聴開始・・・。
はてさてこの作品は当たりかハズレか???

原作未読。最終話まで視聴。

立ち上がりは面白いと思ったんですけど、だんだんと尻すぼみ・・・。
というのが正直な感想です。

設定が目新しかったし、独特のキャラデザも中華風な感じで悪くないと思っていたんですけど・・・。

中盤の、{netabare}町が悪落ちした辺りから、羅布が再修業を命じられた辺りから徐々に尻すぼみが始まった気がする。
物語が、突然幼稚になったというか・・・。

結果が見え見えのバトルが長々と続くのもキツかった。{/netabare}

終盤の、{netabare}超展開というか、”大急ぎ”感は凄かった。
バトルシーンをもう少し割愛すれば・・・、って思っちゃう。
もう少し丁寧に描けたんじゃないかって・・・。{/netabare}

あと、{netabare}中途半端なエンディング。
まさか、まだ続くの?{/netabare}

投稿 : 2018/09/26
閲覧 : 628
サンキュー:

13

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

前半が良かった

最初は面白かったです。ダブルヒロイン視点での感情や物語性、師匠と出会うまでがピークだったかもしれません。悪偶が登場する場面や敵を倒す場面などはグロテスクな部分もありますので視聴する際はご注意を。

投稿 : 2018/09/25
閲覧 : 211
サンキュー:

3

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後まで見てみて

海外枠の作品です。
物語自体は面白く引き込むと言う点では安定の面白さがあります。
しかし、絵は凄く雑い部分も目立つし海外独特の表現かな?意味のわからない部分もまた多いです。
絵も気持ち悪い表現もあり好き嫌いがハッキリと別れる作品だと思います(^^;;
でも、見ていると面白くはなってくるし展開は無茶苦茶な部分が多いけど少し新鮮な作品ではあると思います。
で、最後まで見たのですが…全話通して最終話…無理やり〆た感が凄かったですw
腑に落ちない部分がかなり多く謎も多いまま…
原作を知らないのでなんとも言えませんが、アニメ化するのが早過ぎたのではないでしょうか?
中途半端感が凄いしこの先原作が完結してからアニメ化した方がもっと評価されたんじゃないでしょうか?
後、後付け感がある展開もいくつか発見…
まっ、でも…ストーリー自体は中々良かったですよ(^^;;
続編あれば見てみたいですが…あるのかなww

投稿 : 2018/09/25
閲覧 : 250
サンキュー:

7

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

タイトルなし

第1曲「序曲 序曲」
第2曲「亡者の国へ 去往亡者之国」
第3曲「すれ違いのデュエット 擦身而过的双人舞」
第4曲「ある救済者のヴァリアシオン 某救赎者的变奏曲」
第5曲「悲しみのアダージョ 悲伤的慢板」
第6曲「眠れる城の情景 沉睡之城的情景」
第7曲「雨だれのプレリュード 被雨打湿的前奏曲」
第8曲「色褪せぬセレナーデ 不褪色的小夜曲」 第9曲「さよならのワルツ 分别的华尔兹」
第10曲「戦いと狂乱の場 战斗与狂乱的场所」
第11曲「邂逅のパ・ド・ドゥ 邂逅的双人舞」

投稿 : 2018/09/24
閲覧 : 211
サンキュー:

1

37111 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

何を狙っているのやら。。。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:なんかいろいろセンスがおかしい。お疲れ様でした。
期待度:★★

投稿 : 2018/07/24
閲覧 : 318
サンキュー:

9

saiha さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.5 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

設定は悪くないと思うのだけど

天才には実は訳があり…という話の設定は悪くないと思うのですが、いかんせんキャラデザが悪すぎます。
あとは演出の端々でなんか幼稚だなーという印象が拭えませんでした。

投稿 : 2018/07/21
閲覧 : 249
サンキュー:

6

コンソメポテト さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

どうしたいんだろ?

原作の漫画を観ると バンドデシネっぽいですよね 絵柄的には
中国っぽいって感じの絵柄です。 解像度低めのキャラデザというと判りやすいでしょうか

アニメの一話を観た限りでは う~ん良く判んね・・・
主役の子がバレリーナを目指してるんだなってのは判るんだけどね
それ以外はさっぱりよ 学生なのかそれとも強化選手としてバレーだけしてるのとかね そういう説明描写ないんだよね
クセでどこでも開脚しちゃうって説明があるけど今後そのクセ使われると良いんだけど・・・
ただ主人公17世紀18世紀の天才バレリーナの顔が判るとかスゲーな
18世紀はまだしも17世紀のバレリーナの顔とかどうやって知るんだろw

絵的にはDEENのアニメーターも悩んだろうなー 原作の絵柄まんまやる方が
逆に難しいだろうし アニメの解像度に原作の解像度が合って無いし 
限られた期間と製作費考えたらこんな感じになるんだろうね~
中国の会社もどうやって制作費を回収しようとしてるのか誰か教えてほしい
スポンサーの広告費でまかなえたりするんかな 


 

投稿 : 2018/07/18
閲覧 : 252
サンキュー:

4

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

展開せんのう<45>

1話視聴。
原作育成戦略をとるテンセントのやーつーをディーンが手抜きアニメに仕上げたって感じ。
初回は設定説明に終始して展開の型を見せてないので判断不能。まあC級なんだろうけど。
育成した原作力がいかほどのものかというのは気になるけど、下請けやっつけアニメフィルター通したら最後まで見ても不明なんだろうな、と思いつつとりあえず2話待ち。
#と、思ったが今期豊作につき、本作に向ける興味は失せたのでアデュー

投稿 : 2018/07/16
閲覧 : 254
サンキュー:

2

マンゴー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 2.0 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

1話しかみてないけど…

キャラデザがひどすぎる。
ハートメガネもなかなかの破壊力だったが服のダサさが極まっている。
踊るオバさんの団体も、はじめかぶり物でもしてるのかって程の無機物感、つか日本にそんな奴らいねーよw
気づくといつでもどこでも開脚しちゃうの(笑)…ってねーよ!無理ありすぎんだろ!

もーいちいち引っかかっちゃうせいで物語も入ってこないのよ。
ホラーなのかシュールギャグなのかも本気で疑うレベル。


もぅ胸にハートの服とかどこに売ってんの…

投稿 : 2018/07/13
閲覧 : 252
サンキュー:

3

終了 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 375

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2021/08/27
閲覧 : 38

LYS さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/30
閲覧 : 38

poko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2020/12/24
閲覧 : 52
次の30件を表示

悪偶 -天才人形-のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
悪偶 -天才人形-のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

悪偶 -天才人形-のストーリー・あらすじ

平凡な少女、愛はどこにでもいるダンサーである。親友である町とのダンサーとしての才能を見せつけられ落ち込む日々であったが、ある時彼女の才能の「秘密」を知ってしまう。それは、邪な術方により掌サイズまでされた天才たち「悪偶(あぐう)」の存在である。悪偶(あぐう)を持っているものは誰でも天才になれるのだ。悪偶を作る「裁縫師」となってしまった町を救うべく、愛は裁縫師と代々対立してきた「救済者」となる。

(TVアニメ動画『悪偶 -天才人形-』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年夏アニメ
制作会社
スタジオディーン
主題歌
≪OP≫電気式華憐音楽集団『prima dynamis』≪ED≫芝崎典子『ツギハギ』

声優・キャラクター

芝崎典子、松井恵理子、高木渉、安元洋貴、井上喜久子、M・A・O、水野理紗、内田彩

スタッフ

原作:一淳(テンセントアニメ連載)、監督:ボブ白旗、キャラクターデザイン・総作画監督:河南正昭、シリーズ構成:加藤結子、プロップデザイン:あおきまほ、美術監督:三宅昌和、色彩設計:桂木今里、撮影監督:川口正幸、編集:内田恵、音響監督:郷田ほづみ、音楽:シバサキユウキ、総企画:邹正宇、企画:熊猫盖饭、総エグゼクティプロデューサー:李筱婷、エグゼクティプロデューサー:ASKASK/沉默的章鱼/水獭、プロデューサー:宮本逸雄、アニメーションプロデューサー:大野雅義

このアニメの類似作品

この頃(2018年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ