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「風が強く吹いている(TVアニメ動画)」

総合得点
78.7
感想・評価
418
棚に入れた
1425
ランキング
540
★★★★☆ 3.9 (418)
物語
4.0
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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風が強く吹いているの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「ハイキュー」×「はじめの一歩」×「がんばれベアーズ」。「走る」(生きる)ことの意味、その答えは未だ出ずとも…。

 久々に怒涛の勢いで見ちゃって中盤から泣きに泣いて終盤は号泣しました。正直基本的なプロットは、「がんばれベアーズ」に連なる駄目チームもので80年代くらいから物凄い量産されてきたよくあるパターンであるが、逆に言えば上手にやれば王道になるわけでそれが見事に成功している。もちろん原作の力があるんだろうけど、私としては脚本の喜安さん流石!と言いたい。


 各キャラは、ハッキリ言って斬新さは全然ありません。出てきた時点でこういうキャラだろなぁ〜という予想通りである。しかし、それこそ王道!、その安心感の中でそれぞれ丁寧にキャラを描いていき、その関係性を紡いでいくから皆が愛おしくなる。特に駄目さを抱えたキャラこそその想いが半端ない。何故なら私も駄目人間だから!。駄目さを単に否定するだけじゃどうにもならん。その痛みや弱さも力に変換する事こそ創作のマジックがある。


 特にキングの件には本当に号泣した。単に順位争いの戦いではなく究極的には自分自身との戦いだからこそ、自分の弱さと向き合い、それを乗り越える物語として上手く機能している。キングのモノローグの時点でわかり味が深すぎて、コミュ障とはこういうことだよ!と涙が溢れてきて、「俺は俺を演じる必要はないいんだ」、「その誰でもない俺自身が俺なんだ」のところで決壊してハイジのごとくよく見えなくなりました。


 そして、物語の中心はもちろん豊永さん演じるハイジだろう。駆よりも見ていくと狂言回しだと思っていたハイジの方が本当の主人公だなっての見えてくる。終わり方も含めて。とにかく豊永さんの演技がこんなに活きているキャラは初めてでもしかしたら最高傑作かもしれぬ。最終回のハイジがゴールへ向かう場面は、正に彼の「運命の至る場所」な瞬間を描いている稀なる時。


 結局最終的に順位争いの競い合いじゃなくて、「走る」ということはどういうことなのか?、ひいては生きることとはどういうことなのか?という問いに物語は集約していくから見事。だからこそ本作は味わい深い傑作となっている。人は一人で走るしかないけど独りじゃない、この世界を生きていくことの寓意として見事に結実していく。


 ただ、惜しむらくは2クール「しか」ない点だろう。もっと彼らの活躍を見た〜い!。あと、駆はやはりワカメと、ハイジは藤岡さんと戦わせて欲しかったなぁ。そういえば、藤岡さん演じる日野さんは最近低くて太い声の演技をされてきているが、渋くてラスボス感があるのことはなかった。他にも決して無謬じゃなくて弱いところはあるけど、そんな事どうでもよくなるくらい大きなプラスがあるので、スポーツアニメの大傑作として必見!と心からオススメです!。


どうでもいいが、キングは「パトレイバー」の太田さんにしか見えない!。これは「恋は雨上がりのように」の後藤さんにしか見えない店長さんに続いて二人目やな。

投稿 : 2024/08/11
閲覧 : 686
サンキュー:

17

ネタバレ

あにめ酒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

べたべたw

突っ込みたくなるくらいベタベタだけど、純粋に泣ける気持ち良い作品でした。
あと、金かかってるな〜〜w

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 78
サンキュー:

1

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:----

個人的評価 微妙アニメ

ストーリー 11点 キャラクターの掘り下げが上手く、ドラマがあって良かった。
作画 15点 良かった、演出もなかなか
声優 10点 それなりに頑張ってた
設定 5点 メンバーの記録が現実離れしてたり、成績がご都合主義とリアリティーに欠ける
音楽 12点 それなりにいい
総得点 53点
際立って良いという作品ではないが、スポ根としては悪くはない。

投稿 : 2023/08/08
閲覧 : 154
サンキュー:

1

きよたか さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

メインキャラ達の人間関係がすんごい良かった、
男だらけで友情推しみたいな暑苦しい感じがなくて観てて気持ちいい。
でもストーリーはガッツリ熱いから面白かったなぁ。

作画は安定してて絵柄はシャープな感じが題材にあってて好みだった。

主人公のエンジンかかんの遅いけど
素直な性格で湿っぽくなんないのも良かった。

終盤のメインキャラそれぞれのエピソードは全部感動した。


王子可愛い。

投稿 : 2023/05/21
閲覧 : 154
サンキュー:

3

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

走るの嫌いだけど君たちのことは大好きだよ!!

原作未読での鑑賞。
最初は観る予定なかったんです、
走るの嫌いだし走る良さとか理解できないし
「駅伝?ふーん(°σ¨_°)ホジホジ」←こんな感じで
とても失礼なイメージしか持ってなくて。
だけど競技作品は好きなものが多かったので
このイメージを打ち破ってほしいという
期待も込めて鑑賞したら、、
もう私ったら、本当、失礼極まりなかった!!

みんなの思いがバラバラなところから、
団結→立ちはだかる壁→乗り越え→更に強い団結→結果
こういうパターンは競技作品のテンプレですが
アニメとしての魅せ方が上手いですよね!
観ている側の応援したくなる気持ちを煽られます。

「頑張れー!」となるからこそ、
{netabare}王子が"前へ!!"と必死に走る姿に{/netabare}1番感動。

主要キャラだけでも10人はいるのに
みんなを丁寧に描いていて1人1人に感情移入できるから
最後に近づけば近づくほど涙腺緩んでいきますね。
2クールでこれだけのキャラをしっかり動かしていて
程よく無駄のない心地のいい作品でした。

笑いどころもガツンと入れてる訳ではなく
男子の集まりならではの面白さで笑いが取れていて
私はとても好きですし笑わせてもらいました( ´꒳` )

素敵な最終話で
締めくくってくれてありがとうございます。

投稿 : 2023/03/09
閲覧 : 191
サンキュー:

12

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

箱根駅伝アニメ

この作品は箱根駅伝を題材にしたアニメですが、
正直に言うとこのメンツで箱根駅伝まで進むというのは無理が有りそうにも見えるけど、
ただ駅伝という物を通した登場人物達のドラマは良質な内容だったと思います。

【評価】

60点・2B級

投稿 : 2023/02/09
閲覧 : 146
サンキュー:

1

ネタバレ

ionn さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく引き込まれた

主人公をはじめとする登場人物に暖かさを感じました。
予選会から箱根駅伝にかけては毎回感動続きでした。

投稿 : 2023/01/15
閲覧 : 144
サンキュー:

2

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

安定感抜群のスポーツ王道もの

 原作は未読。
 スポーツものにおいて底辺レベルにいた者(たち)が這い上がっていく展開はアニメだけに
限らず、映画、ドラマ、漫画、小説なども含めて定番の一つで、加えてスポーツもの以外も
含めて、門外漢が新規分野に挑む展開も定番なもの。
 先に門外漢と書いたが、主軸となる清瀬 灰二と蔵原 走にとっては再起の物語であり、この
展開もこれまた定番の一つで、いずれにしても定番ゆえに安定した話作りで、素直に
盛り上がりを楽しめる作品。

 スポーツものとしての競技の勝敗などと、登場キャラの心情を描く人間ドラマのいずれもが
おざなりになることなく、バランス良く描かれていた作品。
 陸上経験者が半分以上の素人集団のようなチームが箱根駅伝の本選に出場できるだけでもかなり
盛り込んだ感があり、さすがにこれで優勝、及び優勝争いに関わるような展開はやりすぎな状態。
「じゃあクライマックスはどこに焦点を当てるの?」と思っていたら、走ることの意義といった
テーマ性に踏み込むことで各人のクライマックスを描くという話作りは上手い。
 寛政大学陸上部の10人はキャラがよく立っており、最初はバラバラだったメンツが次第に
箱根駅伝に向けてまとまっていく過程は魅せてくれる。
 終盤の箱根駅伝の本選はキャラクタードラマとしても見事で、各区においてそこの走者が主役と
いった描かれ方。

 トラブル要素としては走に対する榊 浩介の存在がある。
 主人公サイドに感情移入して観ている分には非常に嫌なやつなのだが、過去の経緯を知ると
走に対する憎しみは分からぬでもない。
 更に浩介の寛政大学陸上部の箱根駅伝へのチャレンジに対する批判的見方は結構、的を
ついており、視聴者の代弁者的役割もありそう。
 これに似たような位置付けとしては王子こと柏崎 茜の陸上や体育会系に対する意見や、
城 太郎と次郎の箱根駅伝の目標に対する思いなども、やはり視聴者目線の印象。
 もう一つのトラブル要素としてはマスコミの望月による走の過去の暴力事件の報道があったが、
こちらは大ごとに至らず。
 観ている側としては一安心というところだが、逆に言えば
「わざわざ描く内容だったのか?」という感も。

 男性キャラ主体というと、最近はイケメンキャラによるブロマンス的描写を盛り込んだ作品が
多く見受けられるようになったが、本作はそういった要素がなく、そういう意味では往年の
スポーツものに近い空気感も感じた。
 恋愛要素はあるにはあったがぼかした展開で終わってしまった。この辺は恋愛要素を
強めることで話が散漫になるのを回避したのかな?。
 唯一のヒロインである勝田 葉菜子は前述のように恋愛要素があまり踏み込まずに
終わったため、癒し枠で終わった感じ。
 もっとも癒しとしては柴犬のニラの方が大きかったかな。

2019/04/03
2023/01/03 加筆・修正

投稿 : 2023/01/03
閲覧 : 290
サンキュー:

11

ネタバレ

だいご さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後泣けてしもうた

あんまりスポコンに興味が無く、この作品も見始める前は、そこまで乗り気ではなかったが、1話1話見続けると、止まらなく、最後は気がついたら泣けてた

投稿 : 2022/12/30
閲覧 : 105
サンキュー:

3

ネタバレ

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

期待をしていたのですが‥

三浦しをん作品ということ、密かに趣味がランニングだったり、箱根駅伝好きだったりと、原作未読ながらかなり楽しみにしてました。

しかしながら、現実的に考えて、5kmを30数分かかっていた人間が数ヵ月で15分くらいで走れるようになるわけないだろ!とあまりに非現実的なチームメートの成長に若干の不満を抱きつつもそれなりに楽しみながらは拝見してしました。

レース本番では、熱出して5区山登りは不可能だろう!というツッコミもさることながら、この後にシード権獲得って!思わず「真面目に練習してる学生をバカにしてるのか!」など毒づきながらも最期まで見てしまいました。

あまり人にはおすすめできませんが、最期まで観れたのはそれなりにキャラが成立していたからだと思います。

投稿 : 2022/08/02
閲覧 : 440
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度だって、走るんだ

陸上経験者3人と素人7人が、最初で最後の箱根駅伝を目指す。

あくまで陸上は個人競技であり肉体を動かすのは自分だけだが、
それでも仲間がいるから前に進める、困難を乗り越えられる。
あらすじも主軸となる要素も極めてシンプルだが、
名作と呼ばれるだけあり、味わい深さは他作品と一線を画する。


即席チームが一年で箱根に出るのは非現実的だが、
個人的にスポーツ作品に大事にしてほしいのは
・努力する過程
・自己の鬱屈した感情と向き合う過程
・支えてくれる人の存在を理解すること
・仲間と出会いどう成長、変化したのか
をどれだけ細かく描くかであり、
競技経験や才能の有無、競技の結果は付随的要素に過ぎない。

走れない絶望を経験したからハイジだからこそ、
何度もシューズを手放そうとした、誰より弱い彼だからこそ、
人の弱さを理解する強い人間へと成長した。
その強さは順位やタイムには還元できない「速さの向こう側」にあり、
走れない体になっても指導者としての未来へと繋がっている。

仲間と出会ったカケルが弱さを知り、孤独でなくなったからこそ、
独りで走っていた彼に始まりを告げたハイジの言葉は、
カケルの後ろを走るたくさんの仲間たちへ始まりの一歩を告げる
自分自身の言葉になった。序盤では考えられない成長ぶりである。

出発するまでに歩んできた道のり、ゴールまでに何を積み重ねてきたかで
結果の受け取り方も本人に与える影響も大きく変わる。
順位が何位だったか、区間賞が誰だったか、誰が誰に勝ったか、
それらより大切な理想や目的を目指すことをスポーツと呼ぶのだろう。
実際これは本作の主題の一つだと思うし、多くのセリフに表されている。

「選ばれた者にしか許されないのか?そういう物なのか?走るって。」
「君の価値基準はスピードだけなのか?だったら走る意味はない。新幹線に乗れ!」
「速さを追い求めるばかりじゃダメなんだ。そんなのは、虚しい」
「タイムも順位も目まぐるしく変わるこの世界で、何をもって一番なんて決められる?」
「大丈夫、君と勝負するつもりはないから。僕らの戦いは別のところにあるんだ。」


綺麗事ではない努力と絆の先にあるものを正面から描いたからこそ、
最終話ラストの10人の言葉がどうしようもなく心に響くのだと思う。
老若男女全ての人に力をくれる、素晴らしい作品だった。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 195
ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

爽やか系スポ根だけど、嫌いじゃない

陸上ってメジャー競技だけど、漫画やアニメって少ない気がする。強いて挙げるなら『バトルアスリーテス』だろうけど、あれは未来が舞台だからリアリティが無かった。
それにマラソンは短距離と違って長い時間を描けるから尺も持たせやすいだろうし、日本を舞台にすれば高校野球の甲子園に匹敵するくらいの大会があるのに、そこを題材にした作品が少なかったのは何でだろう?それとも漫画はあったけど世に出てないだけなのかな?


爽やか系スポ根だけどほぼ全員未経験者で箱根を目指すっていうのは面白い、個人的には『アイシールド21』を思い出した。
ただこういう作品にしては珍しく他校の選手が少ない。メインで出てきたのは藤岡と榊だけだし、誰かをライバル視して前に進むと言うより、自分自身と戦うタイプの作品だった。

走りに関してはCGの多用はあったけど静止画で誤魔化さずちゃんと描いてる点は評価できる。ただどうでもいいことだけど、序盤の王子の走り方、どう見てもカオナシ(笑)


序盤は軽い気持ちで観てたけど意外と面白かった。
上でも言ったような他校の選手との絡みや無駄な人間関係のゴタゴタを排除して走りを中心に描いたのが良かったのかな?ただ個人的には、ユキの母親との確執をもっと詳しくやって欲しかった。

投稿 : 2022/04/29
閲覧 : 163
サンキュー:

1

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

そして、次に襷をつなげるのです。

「風が強く吹いている」は
等身大の男子大学生が本気で箱根駅伝に向かって物語を創り、進んで行く作品です。

箱根駅伝出場は無謀ですか?
物事に本気で立ち向かったことはますか?
無理だと笑っている人に本気で笑い返せますか?
努力のあとの結果には何を求めますか?


竹青荘寮生は10人。
10人もいるけど、すぐに憶えられるほど個性的です。
その中で陸上経験者は3人。
陸上を諦めたニコチャン先輩
高校で実力がありすぎて孤立したカケル
過去に何があったかわからない主将ハイジ
残り7人は陸上未経験ですが全員が箱根の為に努力する姿はカッコいいです。

8話から面白くなってきます。
正直、本作品4話まで観て、物語の動きが鈍いなぁと思い保留作品にしてましたが、8話からは目が離せなくなりました。
中盤からは見逃せない展開で、チームとして順風満帆ではない物語の中でどの様に団結して行くのかも見所です。

最後まで襷をつなぐ箱根駅伝というスポーツの清々しい青春物語を楽しめます。

是非、観て頂きたい作品です。

投稿 : 2022/02/04
閲覧 : 859
サンキュー:

59

マドラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

誰もが一度は見たことあるであろう駅伝の物語

駅伝。きっと長距離を走る方にとっては一度は挑戦してみたいのではないだろうか。

弱小チームが努力で強くなっていくのは見ていてとても楽しかったです。
勿論すぐ強くなれるわけじゃなく、苦難を乗り越えてというのがグッド。
最近は最初から強い主人公が多い中、こういった作品を見ると努力や諦めないことの大切を改めて感じることができると思います。

観たの結構前なので、細部まで覚えていませんが良作。

投稿 : 2022/02/03
閲覧 : 159
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

経験者がほとんどいない陸上部が箱根駅伝に挑戦するおはなし

公式のINTRODUCTION
{netabare}
夜。逃げるように街を駆け抜ける蔵原走(くらはらかける)。
その横に、不意に自転車が走り込んで来る。
見知らぬ男が、走に向かって問いかける。

「なあ!走るの好きか!」

男の名は清瀬灰二(きよせはいじ)。
走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。
そこに暮らす個性豊かな9名の住人。
最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。
まさか自分が、『10人目の男』だとは、夢にも思っていなかった…。


全体のあらすじ

俺は知りたいんだ。走るってどういうことなのか―寛政大学4年の清瀬灰二(ハイジ)は肌寒い三月、類まれな「走り」で夜道を駆け抜けていく蔵原走(カケル)に出くわし、下宿の竹青荘(通称・アオタケ)に半ば強引に住まわせる。ハイジには「夢と野望」があった。高校時代の怪我による挫折。
でももう一度、走りたい、駅伝の最高峰・箱根駅伝に出て、自分の追求する走りを見せたい。その「夢と野望」を「現実」にするにはあと一年しかない。そしていま強力な牽引者が彼の目の前に現れたのだ。竹青荘は特異な才能に恵まれた男子学生の巣窟だった。寮生のため炊事をこなすハイジをはじめに、大学に5年在籍している25歳ヘビースモーカーのニコチャン先輩(平田彰宏)、双子の兄弟・ジョージ(城 次郎)とジョータ(城 太郎)、留学生のムサ(ムサ・カマラ)、実家が山奥のど田舎にある神童(杉山高志)、司法試験に合格済の音楽フリーク・ユキ(岩倉雪彦)、クイズ番組好きのキング(坂口洋平)、金と時間のすべてを漫画に捧げる王子(柏崎 茜)...。そんな個性豊かな面々が、その竹青荘が実は「寛政大学陸上競技部錬成所」であることなど知らずに共同生活を送っていた。ハイジは彼らを脅しすかし、奮い立たせ、「箱根」に挑む。たった十人で。蔵原の屈折や過去、住人の身体能力と精神力の限界など、壁と障害が立ちはだかるなか、果たして彼らは「あの山」の頂きにたどりつけるのか―。「走りとは力だ。スピードではなく、一人のままでだれかとつながれる強さだ。」
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:三浦しをん『風が強く吹いている』(新潮文庫刊)
監督:野村和也
シリーズ構成・脚本:喜安浩平
キャラクターデザイン:千葉崇洋
キーアニメーター:高橋英樹/向田隆
音響監督:菊田浩巳
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:Production I.G
企画協力:新潮社
{/netabare}
キャスト{netabare}
蔵原走:大塚剛央
清瀬灰二:豊永利行
杉山高志:内山昂輝
柏崎茜:入野自由
城太郎:榎木淳弥
城次郎:上村祐翔
岩倉雪彦:興津和幸
ムサ・カマラ:株元英彰
坂口洋平:北沢力
平田彰宏:星野貴紀
{/netabare}


1話ずつの感想

1話から13話目までの感想は↓に書いてます。。よかったら読んでね☆彡
(https://www.anikore.jp/review/1895657/)

第14話 一人じゃない
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
走の過去を受け入れ、再び走り始めた寛政大陸上部。合宿では地獄の猛特訓が続き、都内に戻ってからは、後援会募集、資金調達、就職活動などに奔走する。いつしか素人の面影は薄れ、誰もが競技者の逞しさを漲らせていく。十人が、たった一度の儚い夏を駆け抜けていく。その眩い姿を見守る葉菜子にも、未来へと続く確かな道が見えてくる。たった一人の夢が、一人、また一人と繋がっていく。ニコチャンが、キングが公認記録に迫る。残すは一人。それは…
{/netabare}
感想
{netabare}
ゴメンナサイ。。前に書いたのが字数制限で切れちゃって書き直してます


みんなタイムをちぢめてるんだけど
王子だけはなかなか公認記録にとどかなくって
でも、みんながいる、みんなと走ってる、ってゆう思いで
とうとう達成したの^^


今回のおはなしはそれくらい。。

お金も後援会も集まってきていいことばっかりで終わったけど
このままうまくいくなんて思えないよね^^;


後はみんながはじめ、いやがってたなんて思えないくらい積極的になってて
自分からもっと走りたいってがんばってるところがよかった☆


あと、アバンはいつもギャグパートになってるのかな?

灰二クンがみんなに箱根駅伝のドキュメンタリーを見せるんだけど
みんな寝てて、起きるまでしつこくまた再生するところがおかしかった^^
{/netabare}
{/netabare}
第15話
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
無事にメンバー全員が公認記録を獲得。予選会の出場資格を得て、灰二が監督の田崎に現状を報告する。予選を突破するにはまだまだ厳しい状況が続くが周囲の期待は高まる一方だった。テレビの取材も舞い込み、浮き足立つメンバー。しかし、ユキだけがどこか浮かない顔をしている。そしてムサの視線の先には双子と葉菜子の仲睦まじい姿が。風雲急を告げる秋。いよいよ予選会の号砲が鳴る!
{/netabare}
感想
{netabare}
予選参加前の雰囲気は
新聞にのったり、TVの取材を受けたりで先週の明るさがつづいたまま^^

監督さんが、コメディ専門みたい^^

緊張はしてるみたいだけどみんなふつうに予選会スタートしたんだけど
さいごに灰二クンが水を受けとるところで
前の選手がつまづいてころんで「ハッ!」ってなったところでオシマイ。。


おはなしはあと2ヶ月分あるから、予選は通過できると思うけど
そろそろ何か起こりそうだから心配。。
{/netabare}
{/netabare}
第16話 夢と現(うつつ)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
目の前で他校の選手が転倒する。辛うじて衝突を回避した灰二だったが、右足に全体重をかけてしまう。騒然とする給水所前。不穏な情報に心が波立つ葉菜子。冷たい雨が、選手と見守る大観衆に容赦なく降り注ぐ。集団がばらけ、レースが街路へ移る頃、各校の選手たちが勝負を仕掛ける。状況を察知した灰二が仲間たちに合図を送る。それぞれの生き残りを賭けた孤独な戦い。そんな中、第1集団に大きな動きが。寛政大1年、蔵原走。その衝撃の追走が始まる!
{/netabare}
感想
{netabare}
走クンが3位か4位になったし、王子も200位以内にゴールして
寛政大学は10位で予選通過したけど、灰二クンが足を痛めたみたい。。

さいごに双子クンたちが走クンに
1位と自分たちのタイムの間に7分以上あるけど、ホントに1位になれるのか?
みたいなこと聞いてたけど
ここまで来れただけで奇跡だから、もうちょっとかも?^^

ってゆうか、前に見たスポ根アニメか何かで言ってたけど
「1位になろうと思ってがんばっても、1位になれるかどうかは分からないけど
1位になろうと思ってがんばらなかったら、ぜったい1位にはなれない」って

たぶんそうゆうことじゃないのかな?


あと、王子はさいごの方でどんどん追い越されて
さらに「おぇーっ」ってなってたけど
それでも、581人の選手が走ってて200位以内に入るって
それまでのペースがすごく速かった、ってゆうことだよね?

これだったら、本番まではまだ時間があるから
もっとずっと速くなれそう☆彡


あと、あらすじに「灰二クンが右足に全体重をかけて」って書いてあって
にゃんはスポーツってよく分からないから「?」って思ったんだけど
全体重が、右足と左足に代わりばんこずつかかるのって
ふつうなんじゃないのかな?って
{/netabare}
{/netabare}
第17話 答え探して
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
奇跡の予選突破を成し遂げた寛政大学陸上部。入部希望者が押しかけ、取材依頼も殺到する。それでも灰二は冷静に、本番への準備に集中しようとする。だが、ジョータとジョージが突然反抗する。「俺たち騙されてたんでしょ、ハイジさんに」。二人の抱える疑念とは。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は「どうして走るのか?」ってゆうおはなしだったみたい。。


双子たちが、灰二クンが言った「頂点を目指す」ってゆうのを
「優勝をめざす」だと思ってがんばってたのに
優勝はムリだって分かって、どうして走るのかよく分からなくなったみたい


朝食のとき「俺たちは灰二にだまされてた。。」ってゆう双子に
走クンは「いつか死ぬと分かってたら、今、死ぬのか?」
みたいなこと言ってケンカになってたけど

にゃんもイジメられて
毎日「死にたい」って思ってたことがあるからそうゆうこと考えてた。。

頭がよくないから、よく分からないけど
にゃんは、明日が気になるから生きてる、ってゆう感じかな?

大きな事件とか起こったら、イヤになっちゃうかもだから
アニメとかの大事件くらいがちょうどいいみたい^^


灰二クンは「それが分からないから走る」って言ってたけど
それって灰二クンの答えで
双子も2人分の答えがあるんじゃないかな?

それがゲームだったら、ほとんどの人はあんまり考えないで
ただ楽しいからやってるって思うし
でも、ずっと負けてばっかりだったらおもしろくなくって
やめちゃう人もいて、それでもいいんじゃないのかな?って

でも、双子ってずっと自分たちに勝って、記録をのばしてきたし
ほかの人たちにも勝って、箱根駅伝にも行けるんだから
べつにやめる理由なんてないんだから
ゲームといっしょで、さいごまで楽しんだらいいって思う☆彡


葉菜子は「素直に信じちゃえばいいと思う
私たちのあと2ヶ月なんて一瞬だけど
その一瞬で人生が変わるかもしれない」
って言ってたけど、明日が気になるところはにゃんといっしょかも?


双子にほめられて泣いてたのは
葉菜子が「自分がみんなといっしょに走ってる」って思えたからかも?


さいごに灰二クンが病院に行ったところは気になるよね?
走れればさいごまでがんばると思うけど
とちゅうで走れなくなったりしなかったらいいけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第18話 そして朝
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ムサと二人の帰り道、走は思いがけず、王者六道大の藤岡一真と遭遇する。周囲の心ない囁きを引きずる走に、藤岡は整然と、淀みなく答えを示してみせる。そして藤岡は、灰二との過去について語り始める。灰二が一人で背負ってきたものとは。藤岡に伝えた、精一杯の返事とは。走は藤岡の言葉から、灰二がかつて自分に話してくれた、「強さ」の意味を感じ取る。一方その頃灰二は、一人、医師の診察を受けていた。見据える灰二の瞳に、過酷な現実が映り込む…。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回1番大事かな?って、にゃんが思ったのは
藤岡さんが言った「自分に勝つ」ことだとおもう。。

どんなスポーツでチャンピオンになっても、次つぎ挑戦者があらわれて
人に勝つのが勝つことだったら、疲れただけで終わっちゃいそう。。

自分が今できる精いっぱいやった、頂点だった、って思えたら
たぶんそれでいいって思う。。

でも、スポーツやってるうちに、人に勝たなくっちゃ、って思えてきて
ほかの人の足を引っぱっても勝たなくっちゃ、って思うようになってきたら
きっとその人って、スポーツとはちがう、何かほかのことをしてるのかも?


それから上尾シティマラソンに出たりしたけど
キホン年末年始の日常っぽいおはなしで
箱根駅伝が近づいてきて、にゃんもドキドキしちゃった^^


あとは、灰二クンの足のこと。。
走クンのスキャンダルと家族と仲がよくないこと。。
それにさいごは当日に、神童がカゼで熱を出してたみたい。。


いろいろ問題はあるけど
灰二クンははじめから、10人だけで走ろうってしてたんだから
何かあってもしょうがないって思う。。

きっと、それも入れて「走る」ってゆうことだと思う。。


でも、誰か出場できないせいで走れない人がいたら、かわいそうだよね。。
{/netabare}
{/netabare}
第19話 解き放つ時
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ついに東京箱根間往復大学駅伝競争の幕が上がる。灰二の賭けが当たり、1区は皆が探り合うスローペースの展開となる。そんな中、スタートの重責を担った王子は、他の選手の背後に位置を取り、体力の温存を目論む。それもまた、灰二が授けた頂点を取るための作戦だった。さらに灰二は、監督車の田崎に王子への伝言を託し、ムサの待つ鶴見中継所を目指す。ペースを上げる集団。必死に喰らいつく王子。その脳裏に去来するのは、いつかの灰二との会話だった…。
{/netabare}
感想
{netabare}
とうとう始まったね^^

今回は王子、ムサ、ジョータの3人がメインで
1番目の王子は、やっぱり「スラムダンク」の言葉とか思い出しながら
ぴったり人のあとをつけて風よけにしてみんなについてってたね^^

王子は、さいごまで止まらないで走っただけでもすごいって思うけど
とちゅうまでみんなについていけた、ってゆうのがすごい!!


ムサははじめ差をつけられてアセってペースが上がってたみたいだけど
とちゅうで水を受けとりながら思い出したみたい
灰二クンに言われたとおり
「気負わず、慌てず、確実に」走り出せてよかった☆


ジョータはジョージといっしょに生きてきたこと思い出して
走るのはこれがさいご、来年はジョージだけでがんばれ!
みたいなこと思ってたけど、双子だから、ジョージもそう思ってたりしてw

とちゅうで葉菜子が応援に来てくれたの見て
自分のことが好きかも?ってテンションとスピード上げてたけど
そんなこと言ったら、ジョージのテンションとスピードが下がるんじゃない?


さいごは神童がぐあい悪そうにスタート地点に向かってたけど大丈夫なの?
{/netabare}
{/netabare}
第20話 壊れても
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
沿道に声援を送る葉菜子の姿。頭の中を駆け巡る記憶の欠片。ついに恋に気づいてしまったジョータが、走りを加速させ順位を上げる。兄から弟へ繋がれる襷、と同時に、葉菜子の想いも聞かされたジョージは、すっかり心ここに在らず。突然の葉菜子パニックに他の選手も浮き足立つ。レースを修正するため、走が田崎に伝言を託す。一方、中継所に辿り着いた神童に、灰二が電話で語りかける。長くて短い二人の時間。高熱を帯びた神童の体に、悲壮な決意が滲む…。
{/netabare}
感想
{netabare}
葉菜子ってホントにジョータだけのことが好きなのかな?
でも、それは今はどうでもいいことだったのに
ジョージは気をとられて、監督がうしろで呼んでるのにも気がつかないくらい

それでやっと、走クンの「好きなら走れ!」メッセージが届いて本気出して
着いたところにいたのがカゼで熱を出してる神童。。


神童がフラフラしながら走ってくところを見てたら、なみだが出てきちゃって
とくに、橋の上を走ってくところは
よろけてガードレールにぶつかって、下に落っこちないか心配だった。。

監督がいっしょに走って、止めようってしたところはドキドキしちゃった。。

「あきらめたらそこで試合終了」ってゆうけど
止まりながらでも、さいごまで走れてよかった☆

これでほかの人も走ることができるから
1位になるチャンスだってまだあるよね☆彡



それから灰二クンが「走れなくなって走りたくなった」
ってゆうのはほんとうかも。。

それと、お父さんが何となく冷たい人に見えたけど、ちがうのかな?


あと、いつもはコメディキャラの監督さんが
ふつうに話してたり、走ったりしててなんだかおかしかったw
{/netabare}
{/netabare}
第21話 さよなら、美しきこの世界
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
仲間が決死の走りで繋いだ襷。その重さを噛み締めながら、ユキがレースの準備に臨む。そばに寄り添う神童の姿。溢れる不安や後悔を力に変え、運命のスタートを待つ。一方、横浜では、9区の走と10区の灰二がスタンバイ。しかし、灰二の姿が見あたらず、走の胸に不安がよぎる。そしてそれが的中するように、灰二の部屋からスポーツドクターが現れる。灰二に詰め寄る走。しかし灰二は、どこまでも穏やかな、いつもの灰二だった。
午前8時。復路開幕!
{/netabare}
感想
{netabare}
ユキとニコチャン回。。


雪の下りの坂道がきれいで
すべったりするのこわがらないで速いペースで走るユキがかっこよかった☆

ユキの家族が応援に来てくれてて
ユキが家族と仲がよくない原因が分かったけど
お母さんができちゃった再婚。。
でも、今回のことで、ゆるしてあげれたらいいな☆彡

あと2秒で区間賞だったけど
走クンはいつもそんなスピードで走ってるってすごい☆

さいごに靴が血でぬれてたみたいだったけど、大丈夫なのかな?


ニコチャンは体が大きすぎて先生から
ほかの競技に移った方がいいって、すすめられたみたい。。

走りたいのにダメ出しされて、あきらめてたみたいだったけど
灰二クンに押されて走ったら、走れちゃった。。
あきらめないで走ってたら、今ごろもっと早くなってたかもだけど
灰二クンに会わなかったら、箱根駅伝には出れなかったかも^^

また走れるってゆうだけで、うれしそうなニコチャンがステキだった♪


東体大の榊クンは出待ちでキングとムサをバカにしたみたく
「中学のころから、ここに立つつもりで走ってきた。。
遊びで走ってる連中には分からないだろう。。」って言ってたけど

それって榊クンがずっと一生けんめい走って、やっと出れた箱根駅伝に
この前はじめたばっかりの人たちが、遊びで走って出てるってゆうことだから
ほめてるよねw


新記録を出すってゆう藤岡さんに
自分がすぐ抜く、って約束する走クンたちの話は
すごすぎて、にゃんにはよく分からなかった^^;
{/netabare}
{/netabare}
第22話 寂しさを抱きしめろ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
悲壮なまでの榊の闘志。それに引きずられるようにペースを見失うキング。その脳裏を過るのは、灰二と交わしたある日の会話。言い出せない言葉。逃げ出せない現実。やがてキングの思いは、出会いの日まで遡る。男たちの、孤独な、夢のような時間の始まりだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
キングは友だちがほしい☆彡って思いながら
みんなに合わせることができなくって
明るいけどボッチだったみたい。。

でも、みんなで箱根を目ざして走り出して
10人しかいないから、1人1人がかけがえのない仲間で
自分も大事に思われてるのがうれしかったみたい^^

そうゆうのって、分かるかも。。

自分が走るのやめたら代わりはいない
ほかの人がどんなに早くっても失格になっちゃう。。

それって自分がどんなにダメでも、走ってれば
1番早いチームメートとおんなじくらい大切だってゆうことだから☆


それから走クンは、自分の世界に入って走ってたみたい。。
水を渡すための陸上部の部員って、短距離だったら速いはずなのに
それでも追いつけないくらいのペースで20㎞くらい走るって
ふつうじゃないよね!?

たぶん、走クンの競争相手って、自分の心の中にいる自分なんじゃないかな?

走ってるあいだ中、妄想の中にいるみたいな感じで
いつか急にたおれちゃったりしないか心配で
見ながらドキドキが止まらなかった。。


あと、走クンの走りを見ながら、うらやましそうな王子に灰二クンが
「同じ区間を走っても、みんなゴールがちがう」
って言ってかっこよかったけど、自分のゴールって自分で分かるのかな?

自分の区間を走り切った王子にも、分かってなかったみたいなんだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
第23話 それは風の中に
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
これまでに味わったことのない感覚に戸惑いながら走る走。その速度は他の選手を圧倒する。一方、王者六道大のエース藤岡も期待通りの快走を見せ、宣言通り区間記録を更新、チームを1位へ押し上げる。中継所で藤岡を迎える灰二。互いの道の先に待つ答えとは。
{/netabare}
感想
{netabare}
走クンは藤岡さんに約束した通り、区間新記録をぬりかえたね♪

藤岡さんは自分の作った新記録を、すぐ、走クンにやぶられてたけど
あんまり気にしてなかったみたい。。
きっと、勝つ相手はほかの選手じゃなくって、自分だからだよね?。。

藤岡さんには、ほかの選手はライバルじゃなくって
いっしょにがんばる仲間に見えてるのかも?


待ってた王子といっしょに、灰二クンのところに走って向かう走クン。。
あれだけ走ったあとでも、まだ王子に負けないって、スゴイなぁ^^;


あとは灰二クンだけど、足のケガをかまいながら走ってて、痛そうだった。。
でも、5位に入賞してよかった^^

ただ、走ってるとちゅうで足がこわれたのはやりすぎかな?って。。

神童も体調が悪くってもがんばったんだから
灰二クンまで、悪くすることなかったんじゃないかな?

それに、今まで本気で走れなかっただけでもハンデがついてるんだから
さいごくらい
走クンみたく気もちよく走らせてあげてもよかったのに☆彡って。。


それから、走クンは灰二クンが走ってるの見て
「走るとはなんなのか?。。その答えは。。あなたそのものだ!」
って言ってたけど、けっきょく走ることがなんだか、分からなかった。。

それに藤岡さんが言ってた
「この先にゴールなんてあるのか?」って言ってたことも考えたら
走るって、けっきょく、走りたいから走る、ってゆうことなのかな?って。。

そう言えば、王子も灰二クンに言ってたよね?
「終わる前に言うことじゃないけど、楽しかったです。。
どうぞ、好きなだけお走りなさい。。」って^^


だから、このおはなし見てたら、走るのがかっこよく見えるけど
それが山登りでも、バレーでも、将棋でも
好きなことをつづけて、がんばってくのがかっこいいんじゃないかな?

それが「ハイスコアガール」みたくゲームでも
続けて行って、世界1とかになった人って、やっぱりかっこいいって思う^^


あと、葉菜子の好きなひとってだれだったのかな?w
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。

いろんな人たちを集めて、自分の好きなことを広めていって目的を目指す
熱いだけじゃなく、いろんなこと考えさせてくれるスポ根アニメ

でも、ただマジメなだけじゃなく
コメディもけっこうあっておもしろかったから
いろんな人におすすめできるって思う☆

投稿 : 2021/11/11
閲覧 : 958
サンキュー:

71

アニメ数千見てます。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作とは違う所が有りますが

面白い内容に仕上がっています。キャラの掘り下げも出来ストーリーも良かったです。駅伝は日本人なら殆どが知ってますが野球やサッカーと違いアニメや漫画は中々目立ちにくいとは思いますが、スポーツ好きなら見ては良いと思います。

投稿 : 2021/11/10
閲覧 : 197
サンキュー:

2

ネタバレ

ecot さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作既読です。

アニメオリジナルエピソードが多いですね。私は好きです。ただこれでこれから、傑作にも、超駄作にもなりうると思います。年明け以降の後半戦が楽しみでもあり怖くもあり…。認知度が低いのは本当に残念。

【2019/03/12追記】
 通常文庫版にほぼ同サイズのアニメ版の帯のかかった、期間限定版の原作本を買ってきました。(帯の裏にはニラ視点の短い小説も載っています)
 最初の感想でわかったようなことをいってますが、原作の内容を結構忘れていました。
 そんななかでもわかったアニメオリジナルシーン。19話の王子の箱根駅伝の1区を数々の漫画の名台詞や主人公達を思い出しながら走るのは、ナイス改変ですよね。オタクな私としては親近感が持てて、知ってるあのキャラのシルエットには嬉しくなっちゃいます。
 そして最後、ハイジのありがとうに「合格!!」と叫ぶシーン。初めは何といったか、実は私はわからなかったんですよ。でも2度目の視聴でそれがわかった瞬間、じーんときてしまいました。ちなみにここは原作では『つぶやいた』になってます。これもアニメ版の王子に合わせたナイス改変、そして声優の入野さんと音響さんのグッジョブだと思います。
 これからアニメ放映終了シーンまで読んで、改変だったか原作通りだったか答え会わせして楽しんだり、アニメ版の意図を勝手に推察してみたいと思います。 

【2019/03/15追記。この先、原作のネタバレがあるので注意!!】
 21話ははじめてちょっとがっかりした回でした。
 ユキの母親の再婚がデキ婚になっていたのがイヤでした。多感な高校時代に、さすがのユキでもキツすぎる。
 原作ユキの義父を嫌っているわけでもない、憎んでいるわけでもない、でもどうしようもなかったわだかまりが、家族の関係の「いい」か「悪い」の二元論では言い表せない複雑さや難しさを透かしみている設定で好きでした。
 そして、家族が応援してくれる姿に、義父や家族へのわだかまりの溶解。
 これから新しい家族の形を受け入れ、徐々に慣れていくだろうというのが、容易にイメージできました。
 でも私は、アニメではわだかまりの溶解まではイメージできません。アニメ版はそれでいいと制作者は判断したのかもしれませんが。
 
 ニコチャンが走る喜びを謳歌しているのは、原作以上に感じてとてもよかったと思います。

【2019/03/30追記。最終話について】
 ハイジが豊永利行さんでよかったという声はよくききますが、父親への呼び掛けからのハイジの独白は、私がハイジがこの声優さんでよかったと思ったシーンです。裏切られた、手放したと思っていたものが、帰ってきた喜びを高らかに謳っている。そんな演技に感動を覚えました。 

 エピローグは小説そのままだと映えないだろうな、どうまとめるんだろうと少し不安もありましたが、見事でした。
 走とハイジ、二人の主人公、そしてアオタケ10人のエピローグになっていました。寛政大学長距離陸上部の存続もアピールしつつ、ニラがパパになっているというほほえましいサプライズもあり、それでいて美しく整理されてまとまっていると思います。

【2019/4/28追記。風強ロス、心の叫び】
 前の方で「傑作にも超駄作にもなりうる」とか書きましたが私の中では傑作、名作といえる作品になりました。年明けからの後半戦、こんなにハマるとは思わなんだ。

●キャラクターは、アニメの方が好きです
 これは当然なのかも。グッズを作って売らないといけないわけですから(笑)
ハイジの年相応の若さ、ムサのかわいさ等、絵があり、動き、声がある、アニメの特性を生かしたキャラ作りを感じます。

●私が中学生だったら、ハマらなかった
 「努力することは尊く、大切だけれども、どんなに努力してもどうにもならない事もある」みたいなことがわかってくるようになって、思い入れが持てるキャラやエピソードが多いのではないでしょうか。(個人差は大きい部分とは思いますが。私が中学生の頃は何も考えてなかったからなぁ)

●素人が箱根駅伝に出場するという事のリアリティのなさ
 原作発表時から言われていた、この作品の最大の弱点です。私自身は「別にいいじゃん面白ければ、そんな細かい事」と思うのですが。アニメは、そのリアリティーのなさは小説以上に目立っています。特に王子のあのフォームの悪さはそれに拍車をかけています。(けど、あのフォームも含めて王子は王子なのだと思う) 

●恵まれなかった「初動」と「視聴数」
 「良作」「佳作」と言われている作品なのに人気がイマイチなのは、多くの方の感想やレビューを読んで考えると、序盤で作品の弱点や欠点が目立ってしまった為だと思います。
 まず前述した素人が箱根駅伝に出るに加え、走の万引きや、ハイジの強引でサイコパスともいわれた行動に、悪印象を持った人が多かった。(小説の面白さを引きずっていた為、私は全然気にならなかった)走の万引きは改変してしまうのはどうかと思うし、ハイジにいたっては、序盤以降に走る事への思いの深さや自身の行動への葛藤を描き、魅力的なキャラクターを作るため、ひいては物語に深みを持たせるために必要な要素ですらある。
 あとキャラデザが、ハイキューに似すぎているのも悪印象だった人や、三浦しをんと聞いてBLっぽいだろうと敬遠した人もいたのでは?(だからといって腐女子に受けた気配もないし)
 ぶっちゃけDVDに手がでない私としては、公式ファンブックを出して欲しいんだけど、どうなんかなぁ…
 アニメ「風が強く吹いている」が爆発的な人気は得られなくても、原作同様末永く多くの人に愛される作品になりますように。

投稿 : 2021/08/19
閲覧 : 763
サンキュー:

32

赤いタヌキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なかなかの秀作だと思った

内容が現実離れしすぎているのはさておき、駅伝を題材にしたスポーツアニメだと地味かと思って乱したら、ストーリーに引き込まれて、一気に見てしまいました。

フィクションなので、多少現実離れした設定もないと、ストーリーも盛り上がらないかなと。競技とはなんぞや?スポーツは何のためにするのか?ということを、考えさせられるアニメでした。

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 291
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2

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

もっと"VS"が観たかった気持ちがある

全体的に悪くはなかったが、もう少しスポーツアニメっぽく大胆な演出があっても良かったと思う。高校時代のチームメイトか藤岡との競争が見たかったです。「走ることは結果だけじゃない」っていうことを伝えたいからこそのものだとは思いますが、少し地味だなと感じました。

投稿 : 2021/04/30
閲覧 : 271
サンキュー:

2

アニメファン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

過去最高のスポーツ系作品

有名所含め、他どんなスポーツ作品よりも感動があり、完成度が高い。伏線も複雑に絡み合ってて、風による感情を引き立たせる効果も鳥肌が立つ。それぞれの個性による人間らしさも魅力を引き出している。単純に使われてる曲やBGMも全部神。心理的にも肉体的にも成長段階も細かく描写されており楽しめる。過去一のスポーツ作品。今後このレベルの作品はなかなか出ないと断言できるレベル。

投稿 : 2021/04/03
閲覧 : 290
サンキュー:

4

ネタバレ

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

細かいことを気にしなければ…

 
そもそもド素人がいるチームが半年で箱根出場権獲得というのが現実離れしすぎなんだが、まあ創作物だしそれは目を瞑れる。みんな才能が開花しちゃっただけだろうから。
けどその他にも納得できない部分が多いのがどうも…。

{netabare}歩くより遅い練習描写の超オーバー演出。の割にタイム出すぎ。
細かく見ると練習メニューと実力が乖離してる。
メンバーが予選会通過後に唐突ふて腐れ。その過程がが不自然。
箱根5区超絶ヘロヘロに描いてトップと差が12分もないとは…?
箱根復路前夜、具合悪い人と6区の選手が布団並べるのは何故?{/netabare}
…とか見てると正直気分が悪い。

大筋はいい話だと思う。けど、細かい事が疎かになってるせいでリアリティを失ってる。ただでさえ現実離れしてるんだから、そこはちゃんとしてほしかった。

投稿 : 2021/02/17
閲覧 : 413
サンキュー:

1

ネタバレ

ひのした さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

涙が止まらなかった

小説から最高だったのですが、細かい心理描写などが加わってさらに最高になっていました…最初は箱根駅伝のレベルどころかちょうちょよりも遅いメンバーもいて絶望的だったのが、努力とそれぞれが抱える走りに対する思いが高まって全国レベルにのし上がっていく。見ていて胸が締め付けられてすぐに引き込まれました。
テンポの良さもキャラも魅力的に描かれていて次が気になる!という感じであっっという間に2周見てしまいました。

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 210
サンキュー:

6

kunkunkunk さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

熱くなれる

素人集団が箱根駅伝を目指すという設定を受け止められない人はいるかもしれない。でも、何も考えずにこのアニメを見て欲しい。熱くなれるし、感動する。ここ最近見たスポーツアニメの中では一番熱くなった。何かに没頭したことのある人には共感できるところ多いのでは。

投稿 : 2021/02/10
閲覧 : 195
サンキュー:

5

ネタバレ

あくまで個人的な感想 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

情熱、爽快、気持ちが熱くなれる一作!

【あくまで個人的な感想です】
陸上経験者です。
アニメで初めてこの物語を見ました。
【感想】
 ①ハイジがどこからどこまですごすぎるw(笑)
 ②陸上経験者からしてあのメンバーでいくのは正直無理だと思ったがw
  漫画の世界だからこそと思い見ていてとても楽しかった。
  王子の成長ぶりがすごくて画面越しに嬉しかった。
 ③話がすすんでいくにつれてバラバラだったチームがまとまっていく
  結束力に感動しました。
 ④見ていると自分も走りたくなります。
 
最高の一作だと思います。

投稿 : 2021/02/08
閲覧 : 235
サンキュー:

7

ksk84 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

どストレートの熱血青春モノ

職場の先輩からオススメされた本作。
「先輩史上No.1作品」とのことで、かなり期待して視聴(笑)

うんうん、スゴく良い作品でした(^^)

どストレートの熱血青春モノ。
「駅伝」という題材自体が爽やかですし、感動せざるを得ない絶妙な選択という気もします(笑)

自分は小説から入ってしまったので…
正直比較してしまうと…小説の方が良かったです。

表現できるボリュームに差があるので、心理描写で決定的に差が出ます。
ひいては、個々の登場人物のストーリーの厚みに圧倒的に違いが出てしまいます…

ただ、そこは媒体の違いのなので、仕方が無いところかと思います。
「アニメ」単体でという見方をすると、十二分に良作かと。

そいういった意味では、逆に本作が面白かった方は小説を読んでみても良いかもしれません。
良い発見があるかもです( ̄▽ ̄)

<内容(「oricon」より)>
夜。逃げるように街を駆け抜ける蔵原走(くらはらかける)。
その横に、不意に自転車が走り込んで来る。
見知らぬ男が、走に向かって問いかける。

「なあ!走るの好きか!」

男の名は清瀬灰二(きよせはいじ)。
走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。
そこに暮らす個性豊かな9名の住人。
最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。
まさか自分が、『10人目の男』だとは、夢にも思っていなかった・・・。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 472
サンキュー:

7

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

わりと面白かったスポーツもの

プロダクションIGのスポーツものでは「黒子のバスケ」にのめりこんでいますが、その余波で見た作品。わりと面白かったです。「ハイキュー!」なども見てますが、黒バス以外ではこれかな?(黒バスはそのうちレヴューします。まだテレビ版全話視聴できてない)

物語りは、だめだめ大学陸上部が主人公が来たおかげで立て直すという話で、それまでの紆余曲折が見どころです。大学陸上部が昔の長屋タイプの寮の住人で構成され、ひと昔前の大学寮といった感じですが、服装など適度に現代風にしてあります。ライバルの学校や高校時代の過去話、目指している先輩の存在など、スポーツものに定番のエピソードがちりばめられ、昔懐かしい感じが全体のトーンになっています。しかし作画などは今風のものですので、見やすい画面でした。ラストの箱根駅伝の話が一番の盛り上がりで、最後なんとか勝った?みたいな描写になったのはよかったですよ。

キャラではやっぱり清瀬灰二くんですねぇ。キャラ名が「アルプスの少女ハイジ」のクララとハイジのもじりになっていますが、この灰二くんが全体を引っ張って行って箱根駅伝に出場させるのです。まあBLものっぽいエピソードもありますが、現代のリアル大学生みたいな感じがうまく出されていて、爽やかな作品でした。この作品に影響されて、自分も少し近所をジョギングしてみましたが、年には勝てず膝を痛めてしまいました。今では元のオタク生活に戻っています。やはりオタクはオタクにしかなれないんですねぇ。この作品のキラキラした走りをしているキャラたちは、永遠の憧れです。

投稿 : 2020/10/08
閲覧 : 323
サンキュー:

10

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作力と、構成と、役者の演技がブランドされた良作

 2クール作品ということもあってか、ゆったりとした立ち上がりは好印象。その分キャラクターの掘り下げや、役者さんのお芝居を楽しめる。1クールだと絶対に駆け足で説得力のない内容になっていたと思う。

長距離走という地味な題材をアニメ化するのには勇気も必要だったとは思うが、最近のアニメには珍しい落ち着いた感じの作風はよい。

 原作は既読だが、原作の要所要所をうまく膨らませて構成していると思う。原作だとみんな割と早めに公認記録を突破してしまうのだか、アニメでは簡単にそうはさせず、原作では描かれなかった人間ドラマを生み出している。

 またこの作品はとにかくキャスティングと声優さんの演技が素晴らしい。みんな決して派手なビジュアルではないが、誰が誰で、誰と誰の関係性がいいといったことが分かりやすい。

原作者の三浦先生の魅力的なキャラクターを、アニメならではの強みで表現している。特にハイジ、ユキ、ニコチャン、王子、神童、こうなるとほぼ全員か(笑)。とにかくみんなの個性やバランスがよくとれている群像劇になっている。

 オリジナルキャラの女子高生なども登場させて、よいアクセントにしている。優れた原作小説一冊を1クールないし2クールでしっかり描く、という作品が今後も増えてくれるといいのだが。


 

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 240
サンキュー:

5

たかひろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

観てない人は今年中に見ましょう

1話見たら止まらない作品に久しぶりに出会いました。

序盤は王道のスポ根アニメだと思って見てましたが、やはり予想は当たっていましたが期待を大きく超えていく作品でした。

選手の思いを箱根でタスキを繋ぐというテーマでシナリオが作られていたから自然と感情が入り涙が出てくるはずです。

投稿 : 2020/07/09
閲覧 : 525
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

走るとはどういうことなのか。

簡単に説明すると駅伝アニメ。
箱根駅伝を目指し、素人集団10人が成長していく物語。走るとはどういうことなのか、追い求めた先にその答えはある。そんなアニメだった。

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 278

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

うーん・・・いかにもな駅伝作品ですが、登場人物たちがどれほど才能に溢れていたのかっていうくらいの常識はずれの作品に見えてしまいました。陸上もやったことがない人が混じりながら箱根に出られるとか真面目に駅伝やってる人は怒らないのかな・・・

投稿 : 2020/04/27
閲覧 : 409
サンキュー:

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風が強く吹いているのストーリー・あらすじ

夜。逃げるように街を駆け抜ける蔵原走(くらはらかける)。その横に、不意に自転車が走り込んで来る。見知らぬ男が、走に向かって問いかける。「なあ!走るの好きか!」。男の名は清瀬灰二(きよせはいじ)。走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。そこに暮らす個性豊かな9名の住人。最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。まさか自分が、『10人目の男』だとは、夢にも思っていなかった…。(TVアニメ動画『風が強く吹いている』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
≪OP01≫UNISON SQUARE GARDEN『Catch up, latency』≪OP02≫Q-MHz feat. 日高光啓 a.k.a. SKY-HI『風強く、君熱く。』≪ED01≫向井太一『リセット』≪ED02≫向井太一『道』

声優・キャラクター

大塚剛央、豊永利行、内山昂輝、入野自由、榎木淳弥、上村祐翔、興津和幸、株元英彰、北沢力、星野貴紀、木村珠莉、中村浩太郎、河西健吾、日野聡

スタッフ

原作:三浦しをん『風が強く吹いている』(新潮文庫刊)、監督:野村和也、シリーズ構成・脚本:喜安浩平、キャラクターデザイン:千葉崇洋、キーアニメーター:高橋英樹/向田隆、音響監督:菊田浩巳、音楽:林ゆうき、企画協力:新潮社

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