あと さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 2.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
超ダイジェストの早口説明語りで緩急ゼロ。よくわからない
とある魔術の禁書目録3期。もうこのアニメが放送されたのも6年前なんですね…。高校生の時にとある科学の超電磁砲にハマって原作は旧約は全部読んだことがあったのですが、評判が悪くて3期を見てなくて初視聴。実際、これは相当気まずい感じになりますね。このアニメ化は誰が幸せになったんだろうか。
アニメの雰囲気や作画は綺麗になってはいるのですが、まず上条さんが何をやっているのかわからない。そして登場人物が大いに増えたのにもかかわらず、尺を割けないためにどういうキャラなのかも全然わからないし、話が飛び飛びになる事が多く群像劇にもなってない。原作で一番つまらなかったヴェネツィア編がまだ一番面白くなる(1巻のエピソードのためダイジェストにならなかった)のなかなか凄い。それ以外のストーリーはキャラの背景も掴めないままどんどん進んでいく超ハイテンポなダイジェストストーリーで、キャラも早口説明語りが多く結構冷めることが多い。あと問題は上条さんのキャラがちょっと流石に古いしこれはずっとなんだけどインデックスに記憶なくしたって申し訳なく思ってるのあるけどそれたった3日間だよね???それ以降に暮らした期間のほうが長いのにここでヒステリックになるの結構怖いよ。上条さんがわかんないよ。
結局何が起きてるの???何と戦ってるの???どうなってるの???っていうのがずーーーーーーっと終わりまであるし、それは原作を読んでもわからないというのが3期のヤバすぎるところですね。読んでも結構苦痛だしこの章。キャラは良いのに描写や展開の仕方があまりに良くなかった。まあ今となっては受け入れられているのかもしれないけど、この作品に関しては批判されて然るべきものだと思う。話がまとまってないんだからそりゃ超電磁砲のほうが面白くなるよ。