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「ペンギン・ハイウェイ(アニメ映画)」

総合得点
75.8
感想・評価
266
棚に入れた
1227
ランキング
770
★★★★☆ 3.8 (266)
物語
3.8
作画
4.2
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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ペンギン・ハイウェイの感想・評価はどうでしたか?

アップルパイ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

夏の雰囲気とお姉さんが良かった。

投稿 : 2020/06/12
閲覧 : 238
サンキュー:

1

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

表はペンギン、裏はエヴァンゲリオン

世界観:9
ストーリー:8
リアリティ:6
キャラクター:7
情感:6
合計:36

小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録している男の子。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になるだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって、何より興味深いのは、通っている歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミステリアス。アオヤマ君は、日々、お姉さんをめぐる研究も真面目に続けていた。
夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちはいったいどこから来てどこへ行ったのか……。ペンギンへの謎を解くべく【ペンギン・ハイウェイ】の研究をはじめたアオヤマ君は、お姉さんがふいに投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。
「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」

(公式ページより抜粋)

視聴経緯については、先日見た「若おかみは小学生」同様、2018年に公開されたアニメ映画で、さよ朝やリズ青と共に名前があげられることが多かったから。

若おかみ~があまり響かなかったので、4作品中トップにあげられることの少ない本作は正直あまり期待していなかったのですが、意外にも高得点でした。

冒頭のあらすじを読むとこじんまりとした作品のようですが、スケールが大きく、SF、セカイ系と言ってよいでしょう。それでいて、個人の思春期の問題がテーマにされており、私はエヴァンゲリオンを連想しながら見てしまいました。

{netabare}本作はいくつかのもの(お姉さん、海と呼ぶ球体、ペンギン等)が象徴的に描かれていて、それを何と捉えるかで様々な受け取り方になると思いますが、全体のテーマは私にとっては「異性への憧憬」や「アニマの昇華・離別」(それによって少年は成長するのだ!)であると捉えました。(ペンギン・ハイウェイが象徴する道も、少年が通る成長の道ではないか)

個人的に、自作長編小説におけるテーマのひとつであり、お姉さん的なキャラを登場させたことがあるので、最早そういうテーマでしか見られなかったのですが(苦笑)
注.私の言う「アニマ」とは、ユングのものとはズレていると思いますが、精神的な異性に対する憧憬の原点(簡単に言えば理想の女性)みたいなもので、例えば、初恋の相手が2次元(アニメキャラ)みたいな形で接触する人も多いのではないかと思われます。

ですので、万人受けはしないと思いますし、特に女性は共感できるのか不明。女性にも異性への憧憬はあるでしょうが、本作のモチーフがそれに符合するのか全くわかりません。

そのようなごく個人的な体験により、お姉さんが偶像でないかという疑問は、最初の喫茶店のシーンから出てきて、コーラがペンギンに変わったところで確信に変わりましたね。

普遍的なテーマに寄って考えると、幼少期は想像(内的)世界と現実(外的)世界が共存しているけれど、どこかで想像世界に踏ん切りをつけて現実世界のみを見るようになるということでしょうか。

小説を書くことでお姉さん的存在と問答し、離別した私としては、アオヤマ君がお姉さんに再会できるのは内的世界に向き合うかもしれない老後、究極的には死んだ時だと思ってしまいますが、そうやって大人になった自分にとって、彼には昔の自分を重ねてしまい、背中を押してあげたくなりました。{/netabare}

青春の原風景を見に行けた感じでしょうか。主人公の性格や豊かなお姉さんの憧れが真っ直ぐで、爽やかな満足感を得られました。

客観的にも、テーマが深くて濃いものである割に、テーマに対応するぎりぎりの低学年を主人公にし、愛くるしいペンギンを登場させることで巧みにカモフラージュされているので不快感はあまりなく、終盤はジェットコースターのようなアニメーションも堪能でき、楽しめる作品と思います。

(2020.6視聴)
(参考評価推移:4.3)

投稿 : 2020/05/30
閲覧 : 889
サンキュー:

27

フェイルン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お盆あたりに冷房の効いた所で観たいセカイ系

ディテールの細かな、緑と青の背景が美しいセカイ系作品。
暫く時間をおいてまた見返したくなるような感じがします。
雰囲気を楽しむ感じの作品で、最後の方は夏の終わりのような切なさがあります。

投稿 : 2020/05/19
閲覧 : 313
サンキュー:

3

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2020.5.14

2020.5.14

投稿 : 2020/05/14
閲覧 : 268
サンキュー:

0

北海イクラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

SF

久しぶりにガチ当たり映画見つけたねぇ

投稿 : 2020/05/10
閲覧 : 189
サンキュー:

0

ネタバレ

HAKU さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ザ・森見登美彦!

主人公は小学4年生。
そんな少年が、いろいろ知っていて、博士っぽくて、長台詞をよく言う。
これが森見先生の生み出すキャラクターじゃなかったら、うざいキャラまっしぐらなんだろうけど、これがまさに森見先生のよさ!
くどくど言いながらあっちに行ったりこっちに行ったり、たまには直線的であったり・・・言葉のセンスも巧みで、その森見先生のよさを映画館で楽しめるとは・・・!
どうしてそんな思考回路になるんだろうとか、よくそんな言葉が出てくるなって感心してしまいます。
本を読んでいても、この映画を観ていても、ちょっと自分が頭よくなったのかもと勘違いしてしまいます(笑)
でも、結構馬鹿なことを一生懸命やってるだけってのもあるから、それがまたおもしろいんですよね。
森見先生は、日常の中にしれっと怪異というか、そういったものを入れてきます。
物語は大体ごちゃごちゃしてきます。
本作品も伏線がたくさんあって、どうやって解決していくのかな?ってわくわくしてきます。
でも、分からないところは分からないまま終わってしまうものもあります。
それを不完全燃焼というかマイナスに捉えてしまうなら、本作品はおすすめしません。
でも、読者・視聴者の考え込みで物語が完結(むしろ完結しない?)するのが森見作品だと思います。
僕はこの空気感がたまらなく好きなんです。
この後の少年の行く末とか考えてしまいます。
少年が幸せになってくれたらいいなって思います。
ハマモトさん、可愛かったから、そっちの恋も応援したいんだけど!(笑)

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 240
サンキュー:

7

kiyoshiro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

毎年夏に見たい映画

圧倒的な映像美と表現力で、観た人の感覚を少年時代まで引き戻してくれる。

ペンギンにしろ人間にしろ、でてくるキャラがとにかくかわいい。観ていて「かわいい」しか言葉が出てこない。

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 209
サンキュー:

2

Tnguc さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ペンギンたちによるひと夏のフェノメノン

~
 ませた理系な少年と、金麦のCMが似合いそうな爽やかなお姉さんを中心に、謎のペンギン集団にまつわる出来事を追う一風変わった青春アニメ。○○ヶ丘という名前がピッタリであろう小高い住宅地のロケーションと、どこまでも美しいパステル調の風景は、観ているだけで癒されること間違いなし。「ポケットモンスターソード・シールド 薄明の翼」然り、スタジオコロリドはこういうビジュアル作りがとても上手で垢抜けている。物語のベースはジュブナイル物だけど、主人公が妙に達観しているおかげで成長の描写が稀薄だったり、児童文学的要素を抽象的なSFを通して描かれていたこともあって、なんだか中途半端。さらに全体的にジブリの雰囲気が肌に纏わりつき、プロットなんかも日本人が慣れ親しんだジブリっぽさがあって、良く言えば安定したクオリティーなんだけど、芋っぽいキャスト(女優)なんかも真似していて模造の範疇を超えている気がした。あと夏休みに子供を連れて観に行くタイプの作品なのにお姉さんがフェチ過ぎるのも目に毒で、当時のターゲット層がいまいち分からないのも謎。ただ、真夏日に視聴すると避暑地みたいな清涼感が味わえるので、それだけでも価値はあると思う。

個人的評価:★★★☆☆ (3.5点)

投稿 : 2020/03/27
閲覧 : 261
サンキュー:

4

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不思議な世界観

小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録している男の子。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になるだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって、何より興味深いのは、通っている歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミステリアス。アオヤマ君は、日々、お姉さんをめぐる研究も真面目に続けていた。夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか・・・。 少し不思議で、一生忘れない、あの夏が始まる。
というあらすじ。

森見登美彦原作作品。原作未読。

ミステリアスなお姉さん{netabare}人間じゃないのかあ。でも、最後に引っ越し業者来てたし、存在してたことは確か。{/netabare}
結局ペンギンが何者かもよく分からないし、とにかく謎を残して終わった気がする。これを面白いと言って良いものか?未だに???しか浮かばない。
そんな謎を通して主人公が成長するお話。結構スケベな男の子だな。

ガキ大将のスズキ君は意外とツンデレで可愛いところあるけど、同級生にあれがいるのはちょいとイライラするな。

ウチダ君の声がくぎゅなのは嬉しい。

ハマモトさんと研究始めるあたりで物語の雰囲気が転調した気がする。彼女もだけど、お父さんが物語を動かす重要人物なんだなあ。

投稿 : 2020/03/27
閲覧 : 252
サンキュー:

6

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感情移入できないのはマイナスだと思う

原作未読。
賞を取ったり、評価が高いので見てみました・・という感じなんですが、ひとこと、微妙、と思いました。
アニメとして一番の見せ場って、この映画の場合、終盤に出てくるペンギンの大群による海への攻撃シーンだと思うんです。
あの疾走感は感動的ですらあると思いました。でも、あれだけ??

好奇心旺盛な小学生、ペンギンを生み出す不思議なお姉さん。魅力的な素材が揃っているにもかかわらず、何だろう、この物足りなさ。
個人的見解にはなりますが、主役2人の演出ではないかと思います。
声優の演技ではありませんよ。声優は二人の性格を良く反映していて素晴らしいと思いました。
良く神は細部に宿ると言いますが、まさにそうなのでは。小学生が興味あるものを見たときって、本当に目をキラキラさせるんですよ。主人公のアオヤマ君にそれが無い。もちろんそういう性格なのですが、もっと目の演技をしようよっ、て思います。お姉さんもしかり。アオヤマ君を見る目は通常と違う目にしようよ。
この二人の所作がまるでロボットなため、どうにも物語に魅力がない。
そういう意味ではハマモトさんやスズキくんみたいに感情爆発させている子の方が共感しちゃいますね。ハマモトさんのビンタ、痛そうだったし。
実写じゃなくてアニメなんで、大げさくらいがちょうどいいと思います。

{netabare}細かい演技については、目にフォーカスを当てたカルト映画、ブレードランナーとか、手の演技や上履きを履く演技、ほんとにちょっとした所作で感情を表している京都アニメーションの演出とかを参考にしてもらいたいと思いました。{/netabare}

変なとこでネタバレタグを挟んでますね。まあ、豪華な製作陣にもかかわらず・・という感が否めない、ちょっと残念という感想です。

投稿 : 2020/03/21
閲覧 : 256
サンキュー:

14

ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

室外機から飛び降りる○

 
{netabare}童貞を風俗で捨てるみたいな話。
原作があるみたいだから、たぶん下ネタをSFで文学風にしたのが持ち味なのだろう。でもアニメだと下ネタは普通だから、別の見所が用意されることになる。
SF寄りだと私の好みだったが、どうも文学表現をアニメ表現にする方に注力していたように見える。
だから、テーマは商売女に恋をする話で、文学では下ネタを遠回しに表現するところを、SFでオブラートに包むことでより直接的に表現できるようにした作品、という主旨を汲んだアニメ化と見た。{/netabare}

投稿 : 2020/03/12
閲覧 : 209
サンキュー:

0

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

声優さんを変えたらどうでしょうか。

アニメタイトルにそそるものがあり、前情報無しで視聴しました。
ほんの些細なペンギン目撃情報より始まる物語。
最初はのんびりしていますが、謎が謎を呼び不思議が加速します。
理解不能な現象が発生するから、ファンタジックSFと言えるかもしれません。

主人公が子供らしからぬ子供。
ヒロインがマイペースなお姉さん。
主人公の小さな恋の物語の側面もありますが、どうも気づいてない模様。
そこら辺はほどほどの描写です。

声優さんの棒演技が気になって、途中で調べてみました。
案の定、俳優さんを声優に使っているんですね。
制作陣のキャスティングミスなんでしょう。
声優さんで評価が低下する典型的な作品のように思えます。

投稿 : 2020/01/27
閲覧 : 324
サンキュー:

26

ネタバレ

ch0c0salad さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

原作からきた。

 一部抜けてるシーンがあったが、絵に目だけの人でもわかるようにカットされてるのであまり問題はないと感じた。
 しかし、あまりに客観的な喋り方と言うか、少し歌舞伎を思わせるような違和感のある喋り方があります。例えば、チェスのコマが蝙蝠になるシーンでアオヤマ君が「不思議な現象が発生してます。」と言うシーンがある。見れば当然のことだし、ギャグで言ってるわけではないので、少し違和感があるかもしれません。こう言うのに耐えられない人は見れないかもしれません。

投稿 : 2020/01/27
閲覧 : 188
サンキュー:

0

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ペンギン・ハイウェイ

2019.12.30 視聴完了。
原作未読、森見作品だそうなので読んでみたい。

なかなかファンタジー全開のアニメでした。
映像はとても美しい風景が多く、
そこだけ見ると癒されます。

テンプレのガキ大将プラス腰巾着2名が登場しますが
今の学校にもいるのかな(•́ω•̀)?

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 245
サンキュー:

10

ネタバレ

北山アキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少年世界の創世記

冒険ファンタジーの良作。
森見登美彦原作だとエンドロールで知った。
知ってたら観なかったと思う。
「有頂天」(アニメだけ)とか「夜は短し歩けよ乙女」(原作だけ)とか面白いと思えないから。
結果として、本当に観て良かったと思える作品。
物語展開は奔放だけど分かりやすくワクワクする。
{netabare}
歯は抜けても、お姉さんとの出会いと別れがあっても、少年の成長みたいなテーマではないだろう。
主人公の少年の人格、世界観はすでにかなり完成されており、その確固たるスタンスから事件にアプローチしてゆく。
あたかも(自分世界の)神として世界の創生と脱構築をするが如くである。
一方で、超然を貫こうとするほどに健気で可愛く見えてくるところに「少年」が生かされている。
難点を挙げれば、主人公とお姉さん以外がステレオタイプなところ。
(神々から見ればモブだからしょうがないか)
{/netabare}
語り口の妙は言われてみれば森見作品なので、森見ファンにも納得の出来だと思う。

投稿 : 2019/12/23
閲覧 : 192
サンキュー:

2

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

内面宇宙SFの佳作

原作は日本SF大賞を受賞したようですが、残念ながら読んでません(笑)



SFには大きく分けて科学的に綿密な考証で現実味のある設定を辿る「外宇宙」と、人間の精神的な世界感の謎に踏み込む「内面宇宙」を示すものがある。

「ペンギンハイウェイ」は間違いなく後者のSFであり、旧ソ連SF映画「惑星ソラリス」や「コングレス未来学会議」などのスタニスワフ・レムの小説や「クラッシュ」「結晶世界」などのジェームズ・グレアム・バラードのSF小説の世界観に類似している。

中でも、設定や画面構造が「惑星ソラリス」「ストーカー」でお馴染みアンドレイタルコフスキーの映画そっくりに作ってあり明らかに影響されているのと、世界観はバラードの「結晶世界」、シュルレアリズム絵画の引用などスノッブの効いた映像はあからさまである。

作画には正直粗が見えるとこもあるが、この作品をわずか30歳という若さで監督した石田さんは非常に頭が良いエリート主義的な人間だと思う。

何よりも映像の引用がわかる人間にはわかるように説明なしに配置するところに作家として映画監督としての力量があり、詩的で叙情的な世界観は非常に見応えのある映像表現だった。おそらく、その若さと力量で言ったら、細田監督や新海監督を上回ることができており、この人が一番ポスト宮崎駿に近い。

他の監督と違いきちんと脚本を絵に落とし込むことができているだけでなく、わかりにくい世界感を無理なく表現できている。これは対した腕前だ。

映画としては最近のネットフリックスで公開したナタリー・ポートマン主演のSF映画「アナイアレーション(絶対領域)」にかなり酷似しているが、あちらが大人向けにハードな脚本に寄せているが、「ペンギンハイウェイ」は日本人が親しみやすいように少年とひとりの女性の出会いを通じたジュブナイルになっている。どちらが好みかは人によって違ってくるだろうが、原作を含めて旧共産圏のSF作品が今の時代にここまで映像化されるのも非常に珍しいものだ。

この夏観たアニメの中では一番面白かったし、おすすめの一本である。

投稿 : 2019/12/12
閲覧 : 472
サンキュー:

23

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

初恋とは酸っぱいものだった

ジャンル…SF、ファンタジー
個人的満足度…82点

どうやら原作者は四畳半神話大系や夜は短し歩けよ乙女の森見登美彦みたいで
作画が子供向けっぽく見える割には話的には意外と大人が楽しむタイプのアニメであった。
作画に関しては申し分にないくらいによかったですね。

海がない街にペンギンがでてきてそれの謎について研究していくお話って感じですごく不思議な話なんだけど、それを小学生が解決しようとするのがまたおもしろい。
その主人公はちょっと大人びようとしていて頭のいい天狗な小学生でくせがそれなりにつよかったりするんだけども
この独特なキャラクターはこの人の小説ならではだとおもう!
お姉さんはペンギンをだすことができる不思議な人

なんでペンギンをだしたりできるのだろう?
2時間かけて謎に迫るんだが
はっきりわかるのは90分くらいたってから。。
このアニメってSFかとおもったら恋愛あにめで初恋ってすっぱかったんやなあ。。
切ないなあ。ちょっとなけるなあって
終わってみれば満足度たっぷりになる隠れた名作だと思いました!
みてほしい作品ですね。
お姉さんめっちゃえちえちでいいですね。

投稿 : 2019/12/09
閲覧 : 165
ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

毛色は違っても森見は森見。

詳細は公式でも。

森見登美彦原作のアニメ映画です。
「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話体系」とは、
少し毛色の違う作品という感じです。

が、まあ森見は森見です。

自分が賢いと思っている小賢しい少年・アオヤマ君
が、街にいきなり出現したペンギンたちがどこから
来たのか探るだけのお話。

やっぱり理系の京大卒の頭の中がどうなってるのか
まったく理解できません。
まあ、それがなんとなくファンタジーなので、そこ
がサブカルチックであり、ちょっとオシャレだから
受けているのでしょう。
あ、それは「夜は短し…」とか「四畳半…」の話。
この作品に関しては、CMなどでチラ見する限り、
インターフェースが「いかにも今どきのアニメ」な
キャラデザ。だからこそ、ふだんアニメなんて観ない
層が劇場に足を運ばず、爆死したのだろうと推測
します。

なんでしょうね。
観るとジブリっぽい感じもしなくもない。
それに、従来の森見作品よりは分かりやすく、
取っつきやすい印象を受けます。
ただ、「夜は短し…」などに比べたら、の話で、
普通にこれを観ても、いったい何が言いたいのか、
サッパリ理解できません。

理解できると言うのは、森見作品みたいなワケ
わからなくても賢そうでちょいオシャレという
雰囲気を是としているにすぎないのかなと。
ぶっちゃけ「夜は短し…」なんて、サッパリ意味が
分かりませんでした、小説も映画も。

ということで、多少はマシだけど、それでも
やっぱり森見作品なんだなって感じでした。
なお、作画は素晴らしかったです。声優も、お姉さん
の蒼井優はけっこう上手でした。

投稿 : 2019/12/07
閲覧 : 250
サンキュー:

4

カヲル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

文学アニメ

dアニメでレンタルしようと思ってた作品でしたが、会員無料枠に移行していたので早速視聴
原作は既読で、森見先生が今までの作風から別の作風に挑戦して試行錯誤していた作品の気がします
文学作品はいつもよくわからないという印象が多く、これもそうでしたが、読後なんとなく爽やかな気分で好きになった作品でした。
文学作品がよくわからない印象というのは、私が娯楽性を重要視して物語の展開などばかり見ていて、登場人物の心理にはほとんど気を払わない見方をしてるせいなんでしょうね

少年とお姉さんのお話で、もう原作はうる覚えだったんですが映像化したおかげで新鮮に見れました。
主人公の少年やお姉さんや親友くん、居無さそうでもあり居そうでもある登場人物の性格が魅力的です。前半は特に良かったですね。後半も娯楽的ながら原作を表現しようと頑張っており、綺麗にまとまってたと思います。
見てよかったなと思える作品です

投稿 : 2019/12/06
閲覧 : 240
サンキュー:

4

Ryo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悪くないが何かが足りない。

「四畳半神話大系」「有頂天家族」「夜は短し歩けよ乙女」に続く、森見登美彦のアニメ化作品。

映像美は中々のものだったが、四畳半で目が肥えてしまった私には少し物足りない。構図や演出に既視感があるのは私だけだろうか。

ストーリーは文学的な要素が強く、万人受けする内容ではないだろう。このファンシーな世界観は森見作品独特の持ち味だろう。

声優の評価に関しては70点。
蒼井優・北香那をメインキャラの声優に採用している。
時をかける少女みたいに聞き苦しい感じはないが、やはり素人のアフレコは物語に集中できない。
いい加減、名前が売れているその辺の役者・タレント・アイドルを話題性のためだけに採用しないで欲しい。

「芸術作品」としてのアニメーションを目指しているのなら、根本的な何かが足りないと思う。

投稿 : 2019/12/05
閲覧 : 205
サンキュー:

3

NANA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

少年少女の一夏の冒険

ちょっとおませで科学好き(?)な主人公から見た年上のお姉さんがエロかった。
作外で女性の描写に対して非難の声もありましたが、気持ちは分からなくもない。確かにオッパイが強調され過ぎと言うか、主人公の興味の対象がオッパイなのだからそうなるのはやむを得ない。思春期の少年少女の成長を描くストーリーなので、生々しいなと思いながら( ̄▽ ̄)こんな顔して観てました。でも、まだ性に目覚めていない子もいたりと、それぞれ考え方に違いがあって、上手く描き分けているなと。ただ、それをいい年したおっさん(原作者)が書いていると思うと複雑な心境になりました。この主人公って作者の自己投ゲフゲフッ…

映画自体は面白かったです。よく分からなかったけど、少年達と一緒に謎解きしてる気分になって楽しめました。でも、SFではなかった。ペンギンである理由もあんまりなかったような…海から来て戻っていくイメージとフォルムが可愛らしいことくらいでしょうか?SFにはあんまり期待せず、少年達と一緒に不思議体験するつもりで観ることをお薦めします。

投稿 : 2019/12/03
閲覧 : 246
サンキュー:

7

既読です。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不思議だけどマズマズ。

少年が大人の女性に恋心を抱く
なにか初々しい気持ちが伝わって
とても良かった。

ただ、お姉さんが・・・

全てが不思議で片づけられる
ストーリーは投げやりすぎかな?

投稿 : 2019/09/11
閲覧 : 242
サンキュー:

3

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

不思議な体験と初恋

小学生のアオヤマくんは同級生よりも頭がよく難しい本を何冊も読んでいる子です。気になったら調べずにはいられない性格の持ち主でもあります。そんな態度が気に入らないクラスメートやアオヤマくんが気づかないだけで密かに思いを寄せている女の子もいるそんな中で起きた不思議な出来事。
 ペンギンが可愛すぎてペンギン好きなら見た方がいいと思うアニメです。 小学生男子だからか年上のお姉さんに向ける視線が男の子らしいと思いましたが連呼していたのはちょっと引きました。

投稿 : 2019/08/24
閲覧 : 198
サンキュー:

0

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おっぱいis平和

主人公は博識な少年アオヤマくん。

ペンギンを作り出せるエロいお姉さんとペンギンの発生について研究したり、同級生のハマモトさんと謎の球体「海」の研究を行ったりする、ひと夏の冒険を描いた作品。
{netabare}
ストーリーや設定が少し難解なSFもの。

アオヤマくんがちょっとませててあんまりかわいくなかったけど、ウチダくんやハマモトさんはかわいかった。もちろんペンギンもかわいかった。

作画も全体的に綺麗だった。

おっぱいネタがめちゃめちゃ散りばめられていて、この辺は作者の性癖があふれ出ちゃってるなぁ、と。同監督による「陽なたのアオシグレ」も結構ヤバめな性的表現があったからこれはもうこの監督の性癖なのかなと理解した。

ただ、怒りそうになったとき、おっぱいのことを考えれば平和な気持ちになるっていう言葉はすごく良かった。
今度から実践してみようと思った。
{/netabare}

投稿 : 2019/07/29
閲覧 : 262
サンキュー:

2

緑のラン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメが好きなら必ず見た方が良い作品

 初の長編映画とは思えない演出。人の表情や動きのディテールをきっちり描き、表現しにくい不思議な世界を現実感を失わずにちゃんと描いています。ペンギン達と一緒に街を走り抜ける時に、何年か前にネットで話題になった崖を駆け下りるアニメを思い出しました。調べて見ると、やはりこの監督の学生時代の作品でした。その時の迫力がこの映画にもちゃんと生きていました。

 シナリオとしても、いろんな伏線が見事に最後に向かって収束していきます。その中で主人公が成長していきます。普通なら、そこまでですが、この映画は、さらにその成長の先までも期待させてくれました。

 大人びてはいるけど子供の主人公は、聡く合理的で感情が乏しい。だけど彼が言葉にする、”僕は泣かないと決めた”と言う言葉と彼の周りの感情的な人達の彼への心配が逆に涙を誘いました。泣かない事が、よっぽど泣けるんです。

 その不思議な世界そして見事なシナリオ、それに感情豊かで繊細な演出、昔、ビューティフルドリーマーやナウシカをはじめて見たときの気持ちがよみがえりました。本当に最高の映画、アニメでした。

アニメが好きなら必ず見た方が良い作品です。

投稿 : 2019/07/03
閲覧 : 251
サンキュー:

4

washin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

記憶も不確かな頃の思い出

子供の頃、自分は何を思い、どんなことを経験し、何を楽しんでいたのかを全部正確に覚えている人はいないと思います。そんなおぼろげな、でも確かに体験したはずのことを思い出させてくれる映画です。

まちにいきなりペンギンが現れる。それどころかお姉さんが缶を投げるとペンギンが生まれた。空中に浮かぶ水。これらのことを子供が主張したら空想だと思うでしょう。でもだれだって子供の頃、とても大きな虫を見つけたり、お化けがいたり、たまたま二重跳びができたり。信じてもらえないけどたしかに経験したことがあります(ちなみに僕は、ハリーポッターに出てくるハーマイオニーを見たことがあります笑)。もちろんこれらのほとんどは勘違いです。でも当人にとってそれは本当にあったことなのです。そしてこの映画はそんな物語です。

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 239
サンキュー:

2

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

愉快で不思議で、ちょっと切ないファンタジー

これからの季節にお勧めです!

科学的探究心が旺盛な、小学校4年生のアオヤマ君のひと夏の活躍を描く、
ミステリーのような、冒険譚のような、楽しくて、ちょっと不思議な味わいのお話しです。
いろいろ辻褄合わなくても全然かまいませんw そういうお話しじゃないって思うから。

小学生のくせに、大人ぶっていて、でも大人の女性の胸に興味津々で、
それを恥ずかしいと自覚するまでにも至ってない、二次性徴を迎える前で
恋とか愛とかも、当然知りもしないアオヤマ君。
潔い、というより、まだ性に目覚めていないから、
素直に「おっぱいが好きだ」って堂々と主張して悪びれもしない。
なんだかそんなところ、すごく可愛い!
きっと2~3年もしたら、自分の「お姉さん研究ノート」が、
死ぬほど恥ずかしくなって、
黒歴史として封印しちゃうんだろうなあww
ああ可愛い(^^)
わたしショタとか全然趣味じゃないですけど、
こんな、無自覚に背伸びして小理屈こねくり回してる子供がいたら!!
可愛くて堪らなくていじりまくりそう!

お姉さんもなんだかとっても素敵です。
奇麗なだけじゃなくて、キュートでファニーな、
それでいてちょっと謎もある、少年の目にも大人過ぎない、
ちょうど魅力的に映える感じで。
あと重要なファクターの、
お姉さんの胸の描き方が、いい意味でアニメっぽくなくて、
グロテスクな巨乳とかじゃなくて、ちゃんと普通に、女性の胸らしく、自然で綺麗な線で描かれているのがとってもナチュラルでいいって思います。

それと、サブヒロインになるのかな?
ハマモトさんもすごく、可愛いんです。
プライドは高いんだけど、子供らしく真っ直ぐに生きてて、
年相応に賢いのがとっても好感度高いです。

お話し自体は、ジブリっぽいっていうか、
トトロとポニョを足して二で割ったような感じで、
夏休みにファミリーで楽しめるように作られていて、
森見さんの原作なのに嫌味な感じが全然しなくて。
監督も、教えられるまで気付かなかったけど、
あの「フミコの告白」作った石田祐康さんなんですね。
初の長編商業作品で、ここまで出来るってすごい!

アニメ上級者の方にはちょっと物足りないかもですけど、
そんな方以外の、普通の人なら、
誰が観ても楽しめるんじゃないでしょうか。

アニメ初級者の私は、すごく楽しめました(*^▽^*)

投稿 : 2019/06/16
閲覧 : 656
サンキュー:

40

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子供の時に図書館で読んだらはまりそう

<2019/6/9初投稿>

WOWOWで昨夜放送されてたの観たので、蒼井優結婚記念レビューです。

小4の理系の男の子を主人公としたジュブナイル・フィクション。

サイエンスのない方のファンタジーなので現象に理屈を求めても意味のない作りになっています。

大人が見てもそれなりに楽しめると思いますが、小学高学年〜思春期ぐらいまでに「小説」で読むと真価が発揮されるタイプではないでしょうか。

小学校の図書室によく置いてあるちょっと不思議な話。
それを森見登美彦テイストに大人でも楽しめるようにしました、という印象。

例えば「花田少年史」とかは、あれも子供を主人公としたファンタジーですが、視点は「読者」「視聴者」。
つまり読んだ人目線で作ってある。

本作はあくまで小4の主人公アオヤマくん目線。
なので年齢が近い人の方が楽しめるんじゃないかと。

そして、映像は素晴らしかったのですが、何が起きてるのかを映像と台詞だけで説明するのは少しむずかしかったのかな、という気も。

小説で、文字で、「アオヤマくん」になりきりながら、起きていることを理解し、その映像を想像して、読み進めていくと楽しさが広がっていく気がしました。

以下、感想。
・アオヤマくんのおっぱい好きが異常。
このまま偏執的な巨乳好きに成長しそうで将来が心配。
ところで巨乳好きな男の嫁さんや彼女って意外とそうでもないこと多いんですよね。

・お姉さんが魔性っぽい。
蒼井優だからかな。
それはそうと蒼井優さん、魅力的な演技でしたねえ。

・アオヤマくんの子供部屋。
あんなん最高だろ。子供としては。恵まれてる子供だ。

・アオヤマくんのおかあさん。
能登さんなんだけど、能登さんの子供ってうらやましいと真剣に思ってしまった 笑。
看病のシーンとかさ。
確か、割と最近出産されたんですよね。
生まれてきたお子さんがうらやましい(←自分でもおかしなこと書いてるって自覚はある)

・監督さんが「フミコの告白」の人。
へえ。そうなんだ。という感じ。
まだ作風は掴みきれてません。

以上です。

投稿 : 2019/06/09
閲覧 : 616
サンキュー:

40

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地方の町に住む秀才君のメルヘン

日本の地方の町は緑があって清潔感がある。リアルでもそうなのかな。

大人になってもわからないことや得られないことは、それはもうたくさんある。でも、好奇心、探究心、未知への憧れでは腹は膨れないし快楽も得られるとは限らないので、大人は効率的にショートカットする。少年も多忙だけど、大人もっと多忙なのだ(ろう)。

この少年にはそんな大人になって欲しくないのだけれど。はたして得意の科学的アプローチだけで、憧れのお姉さんへ至る道を発見できるのだろうか?

大人になってしまってから3000日以上経つけれど、正直憧れのお姉さんへの道は遠くなるばかり。本当はもう多忙じゃないんだけどね。

投稿 : 2019/06/02
閲覧 : 254
サンキュー:

10

ネタバレ

のりまき3 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心に残る作品

本当に素晴らしい作品

投稿 : 2019/05/30
閲覧 : 204
サンキュー:

2

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ペンギン・ハイウェイのストーリー・あらすじ

小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったときにどれほど偉くなっているか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲がよく、“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか…。アオヤマ君はペンギンの謎を解くべく研究をはじめるのだった。そしてアオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」“お姉さん”とペンギンの関係とは? そしてこの謎は解けるのか?少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語。(アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2018年8月17日
制作会社
スタジオコロリド
公式サイト
penguin-highway.com/
主題歌
宇多田ヒカル『Good Night』

声優・キャラクター

北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人

スタッフ

原作:森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)、監督:石田祐康、脚本:上田誠、キャラクターデザイン:新井陽次郎、演出:亀井幹太、監督助手:渡辺葉、作画監督:永江彰浩/加藤ふみ/石舘波子/山下祐/藤崎賢二、美術監督:竹田悠介/益城貴昌、色彩設計:広瀬いずみ、CGI監督:石井規仁、撮影監督:町田啓、音響監督:木村絵理子、音楽:阿部海太郎

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