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(C) 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
ペンギン・ハイウェイの感想・評価はどうでしたか?
oneandonly さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
世界観:9
ストーリー:8
リアリティ:6
キャラクター:7
情感:6
合計:36
小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録している男の子。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になるだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって、何より興味深いのは、通っている歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミステリアス。アオヤマ君は、日々、お姉さんをめぐる研究も真面目に続けていた。
夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちはいったいどこから来てどこへ行ったのか……。ペンギンへの謎を解くべく【ペンギン・ハイウェイ】の研究をはじめたアオヤマ君は、お姉さんがふいに投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。
「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」
(公式ページより抜粋)
視聴経緯については、先日見た「若おかみは小学生」同様、2018年に公開されたアニメ映画で、さよ朝やリズ青と共に名前があげられることが多かったから。
若おかみ~があまり響かなかったので、4作品中トップにあげられることの少ない本作は正直あまり期待していなかったのですが、意外にも高得点でした。
冒頭のあらすじを読むとこじんまりとした作品のようですが、スケールが大きく、SF、セカイ系と言ってよいでしょう。それでいて、個人の思春期の問題がテーマにされており、私はエヴァンゲリオンを連想しながら見てしまいました。
{netabare}本作はいくつかのもの(お姉さん、海と呼ぶ球体、ペンギン等)が象徴的に描かれていて、それを何と捉えるかで様々な受け取り方になると思いますが、全体のテーマは私にとっては「異性への憧憬」や「アニマの昇華・離別」(それによって少年は成長するのだ!)であると捉えました。(ペンギン・ハイウェイが象徴する道も、少年が通る成長の道ではないか)
個人的に、自作長編小説におけるテーマのひとつであり、お姉さん的なキャラを登場させたことがあるので、最早そういうテーマでしか見られなかったのですが(苦笑)
注.私の言う「アニマ」とは、ユングのものとはズレていると思いますが、精神的な異性に対する憧憬の原点(簡単に言えば理想の女性)みたいなもので、例えば、初恋の相手が2次元(アニメキャラ)みたいな形で接触する人も多いのではないかと思われます。
ですので、万人受けはしないと思いますし、特に女性は共感できるのか不明。女性にも異性への憧憬はあるでしょうが、本作のモチーフがそれに符合するのか全くわかりません。
そのようなごく個人的な体験により、お姉さんが偶像でないかという疑問は、最初の喫茶店のシーンから出てきて、コーラがペンギンに変わったところで確信に変わりましたね。
普遍的なテーマに寄って考えると、幼少期は想像(内的)世界と現実(外的)世界が共存しているけれど、どこかで想像世界に踏ん切りをつけて現実世界のみを見るようになるということでしょうか。
小説を書くことでお姉さん的存在と問答し、離別した私としては、アオヤマ君がお姉さんに再会できるのは内的世界に向き合うかもしれない老後、究極的には死んだ時だと思ってしまいますが、そうやって大人になった自分にとって、彼には昔の自分を重ねてしまい、背中を押してあげたくなりました。{/netabare}
青春の原風景を見に行けた感じでしょうか。主人公の性格や豊かなお姉さんの憧れが真っ直ぐで、爽やかな満足感を得られました。
客観的にも、テーマが深くて濃いものである割に、テーマに対応するぎりぎりの低学年を主人公にし、愛くるしいペンギンを登場させることで巧みにカモフラージュされているので不快感はあまりなく、終盤はジェットコースターのようなアニメーションも堪能でき、楽しめる作品と思います。
(2020.6視聴)
(参考評価推移:4.3)
フェイルン さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ディテールの細かな、緑と青の背景が美しいセカイ系作品。
暫く時間をおいてまた見返したくなるような感じがします。
雰囲気を楽しむ感じの作品で、最後の方は夏の終わりのような切なさがあります。
haruto さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
HAKU さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
kiyoshiro さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
圧倒的な映像美と表現力で、観た人の感覚を少年時代まで引き戻してくれる。
ペンギンにしろ人間にしろ、でてくるキャラがとにかくかわいい。観ていて「かわいい」しか言葉が出てこない。
Tnguc さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
~
ませた理系な少年と、金麦のCMが似合いそうな爽やかなお姉さんを中心に、謎のペンギン集団にまつわる出来事を追う一風変わった青春アニメ。○○ヶ丘という名前がピッタリであろう小高い住宅地のロケーションと、どこまでも美しいパステル調の風景は、観ているだけで癒されること間違いなし。「ポケットモンスターソード・シールド 薄明の翼」然り、スタジオコロリドはこういうビジュアル作りがとても上手で垢抜けている。物語のベースはジュブナイル物だけど、主人公が妙に達観しているおかげで成長の描写が稀薄だったり、児童文学的要素を抽象的なSFを通して描かれていたこともあって、なんだか中途半端。さらに全体的にジブリの雰囲気が肌に纏わりつき、プロットなんかも日本人が慣れ親しんだジブリっぽさがあって、良く言えば安定したクオリティーなんだけど、芋っぽいキャスト(女優)なんかも真似していて模造の範疇を超えている気がした。あと夏休みに子供を連れて観に行くタイプの作品なのにお姉さんがフェチ過ぎるのも目に毒で、当時のターゲット層がいまいち分からないのも謎。ただ、真夏日に視聴すると避暑地みたいな清涼感が味わえるので、それだけでも価値はあると思う。
個人的評価:★★★☆☆ (3.5点)
ヘラチオ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録している男の子。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になるだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって、何より興味深いのは、通っている歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミステリアス。アオヤマ君は、日々、お姉さんをめぐる研究も真面目に続けていた。夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか・・・。 少し不思議で、一生忘れない、あの夏が始まる。
というあらすじ。
森見登美彦原作作品。原作未読。
ミステリアスなお姉さん{netabare}人間じゃないのかあ。でも、最後に引っ越し業者来てたし、存在してたことは確か。{/netabare}
結局ペンギンが何者かもよく分からないし、とにかく謎を残して終わった気がする。これを面白いと言って良いものか?未だに???しか浮かばない。
そんな謎を通して主人公が成長するお話。結構スケベな男の子だな。
ガキ大将のスズキ君は意外とツンデレで可愛いところあるけど、同級生にあれがいるのはちょいとイライラするな。
ウチダ君の声がくぎゅなのは嬉しい。
ハマモトさんと研究始めるあたりで物語の雰囲気が転調した気がする。彼女もだけど、お父さんが物語を動かす重要人物なんだなあ。
ミュラー さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
まにわに さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
{netabare}童貞を風俗で捨てるみたいな話。
原作があるみたいだから、たぶん下ネタをSFで文学風にしたのが持ち味なのだろう。でもアニメだと下ネタは普通だから、別の見所が用意されることになる。
SF寄りだと私の好みだったが、どうも文学表現をアニメ表現にする方に注力していたように見える。
だから、テーマは商売女に恋をする話で、文学では下ネタを遠回しに表現するところを、SFでオブラートに包むことでより直接的に表現できるようにした作品、という主旨を汲んだアニメ化と見た。{/netabare}
ato00 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
アニメタイトルにそそるものがあり、前情報無しで視聴しました。
ほんの些細なペンギン目撃情報より始まる物語。
最初はのんびりしていますが、謎が謎を呼び不思議が加速します。
理解不能な現象が発生するから、ファンタジックSFと言えるかもしれません。
主人公が子供らしからぬ子供。
ヒロインがマイペースなお姉さん。
主人公の小さな恋の物語の側面もありますが、どうも気づいてない模様。
そこら辺はほどほどの描写です。
声優さんの棒演技が気になって、途中で調べてみました。
案の定、俳優さんを声優に使っているんですね。
制作陣のキャスティングミスなんでしょう。
声優さんで評価が低下する典型的な作品のように思えます。
ch0c0salad さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
三毛猫メリー さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2019.12.30 視聴完了。
原作未読、森見作品だそうなので読んでみたい。
なかなかファンタジー全開のアニメでした。
映像はとても美しい風景が多く、
そこだけ見ると癒されます。
テンプレのガキ大将プラス腰巾着2名が登場しますが
今の学校にもいるのかな(•́ω•̀)?
北山アキ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
冒険ファンタジーの良作。
森見登美彦原作だとエンドロールで知った。
知ってたら観なかったと思う。
「有頂天」(アニメだけ)とか「夜は短し歩けよ乙女」(原作だけ)とか面白いと思えないから。
結果として、本当に観て良かったと思える作品。
物語展開は奔放だけど分かりやすくワクワクする。
{netabare}
歯は抜けても、お姉さんとの出会いと別れがあっても、少年の成長みたいなテーマではないだろう。
主人公の少年の人格、世界観はすでにかなり完成されており、その確固たるスタンスから事件にアプローチしてゆく。
あたかも(自分世界の)神として世界の創生と脱構築をするが如くである。
一方で、超然を貫こうとするほどに健気で可愛く見えてくるところに「少年」が生かされている。
難点を挙げれば、主人公とお姉さん以外がステレオタイプなところ。
(神々から見ればモブだからしょうがないか)
{/netabare}
語り口の妙は言われてみれば森見作品なので、森見ファンにも納得の出来だと思う。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ジャンル…SF、ファンタジー
個人的満足度…82点
どうやら原作者は四畳半神話大系や夜は短し歩けよ乙女の森見登美彦みたいで
作画が子供向けっぽく見える割には話的には意外と大人が楽しむタイプのアニメであった。
作画に関しては申し分にないくらいによかったですね。
海がない街にペンギンがでてきてそれの謎について研究していくお話って感じですごく不思議な話なんだけど、それを小学生が解決しようとするのがまたおもしろい。
その主人公はちょっと大人びようとしていて頭のいい天狗な小学生でくせがそれなりにつよかったりするんだけども
この独特なキャラクターはこの人の小説ならではだとおもう!
お姉さんはペンギンをだすことができる不思議な人
なんでペンギンをだしたりできるのだろう?
2時間かけて謎に迫るんだが
はっきりわかるのは90分くらいたってから。。
このアニメってSFかとおもったら恋愛あにめで初恋ってすっぱかったんやなあ。。
切ないなあ。ちょっとなけるなあって
終わってみれば満足度たっぷりになる隠れた名作だと思いました!
みてほしい作品ですね。
お姉さんめっちゃえちえちでいいですね。
タック二階堂 さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
カヲル さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
dアニメでレンタルしようと思ってた作品でしたが、会員無料枠に移行していたので早速視聴
原作は既読で、森見先生が今までの作風から別の作風に挑戦して試行錯誤していた作品の気がします
文学作品はいつもよくわからないという印象が多く、これもそうでしたが、読後なんとなく爽やかな気分で好きになった作品でした。
文学作品がよくわからない印象というのは、私が娯楽性を重要視して物語の展開などばかり見ていて、登場人物の心理にはほとんど気を払わない見方をしてるせいなんでしょうね
少年とお姉さんのお話で、もう原作はうる覚えだったんですが映像化したおかげで新鮮に見れました。
主人公の少年やお姉さんや親友くん、居無さそうでもあり居そうでもある登場人物の性格が魅力的です。前半は特に良かったですね。後半も娯楽的ながら原作を表現しようと頑張っており、綺麗にまとまってたと思います。
見てよかったなと思える作品です
Ryo さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「四畳半神話大系」「有頂天家族」「夜は短し歩けよ乙女」に続く、森見登美彦のアニメ化作品。
映像美は中々のものだったが、四畳半で目が肥えてしまった私には少し物足りない。構図や演出に既視感があるのは私だけだろうか。
ストーリーは文学的な要素が強く、万人受けする内容ではないだろう。このファンシーな世界観は森見作品独特の持ち味だろう。
声優の評価に関しては70点。
蒼井優・北香那をメインキャラの声優に採用している。
時をかける少女みたいに聞き苦しい感じはないが、やはり素人のアフレコは物語に集中できない。
いい加減、名前が売れているその辺の役者・タレント・アイドルを話題性のためだけに採用しないで欲しい。
「芸術作品」としてのアニメーションを目指しているのなら、根本的な何かが足りないと思う。
NANA さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ちょっとおませで科学好き(?)な主人公から見た年上のお姉さんがエロかった。
作外で女性の描写に対して非難の声もありましたが、気持ちは分からなくもない。確かにオッパイが強調され過ぎと言うか、主人公の興味の対象がオッパイなのだからそうなるのはやむを得ない。思春期の少年少女の成長を描くストーリーなので、生々しいなと思いながら( ̄▽ ̄)こんな顔して観てました。でも、まだ性に目覚めていない子もいたりと、それぞれ考え方に違いがあって、上手く描き分けているなと。ただ、それをいい年したおっさん(原作者)が書いていると思うと複雑な心境になりました。この主人公って作者の自己投ゲフゲフッ…
映画自体は面白かったです。よく分からなかったけど、少年達と一緒に謎解きしてる気分になって楽しめました。でも、SFではなかった。ペンギンである理由もあんまりなかったような…海から来て戻っていくイメージとフォルムが可愛らしいことくらいでしょうか?SFにはあんまり期待せず、少年達と一緒に不思議体験するつもりで観ることをお薦めします。
既読です。 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
少年が大人の女性に恋心を抱く
なにか初々しい気持ちが伝わって
とても良かった。
ただ、お姉さんが・・・
全てが不思議で片づけられる
ストーリーは投げやりすぎかな?
mamiko さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
ノリノリメガネ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
主人公は博識な少年アオヤマくん。
ペンギンを作り出せるエロいお姉さんとペンギンの発生について研究したり、同級生のハマモトさんと謎の球体「海」の研究を行ったりする、ひと夏の冒険を描いた作品。
{netabare}
ストーリーや設定が少し難解なSFもの。
アオヤマくんがちょっとませててあんまりかわいくなかったけど、ウチダくんやハマモトさんはかわいかった。もちろんペンギンもかわいかった。
作画も全体的に綺麗だった。
おっぱいネタがめちゃめちゃ散りばめられていて、この辺は作者の性癖があふれ出ちゃってるなぁ、と。同監督による「陽なたのアオシグレ」も結構ヤバめな性的表現があったからこれはもうこの監督の性癖なのかなと理解した。
ただ、怒りそうになったとき、おっぱいのことを考えれば平和な気持ちになるっていう言葉はすごく良かった。
今度から実践してみようと思った。
{/netabare}
緑のラン さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
初の長編映画とは思えない演出。人の表情や動きのディテールをきっちり描き、表現しにくい不思議な世界を現実感を失わずにちゃんと描いています。ペンギン達と一緒に街を走り抜ける時に、何年か前にネットで話題になった崖を駆け下りるアニメを思い出しました。調べて見ると、やはりこの監督の学生時代の作品でした。その時の迫力がこの映画にもちゃんと生きていました。
シナリオとしても、いろんな伏線が見事に最後に向かって収束していきます。その中で主人公が成長していきます。普通なら、そこまでですが、この映画は、さらにその成長の先までも期待させてくれました。
大人びてはいるけど子供の主人公は、聡く合理的で感情が乏しい。だけど彼が言葉にする、”僕は泣かないと決めた”と言う言葉と彼の周りの感情的な人達の彼への心配が逆に涙を誘いました。泣かない事が、よっぽど泣けるんです。
その不思議な世界そして見事なシナリオ、それに感情豊かで繊細な演出、昔、ビューティフルドリーマーやナウシカをはじめて見たときの気持ちがよみがえりました。本当に最高の映画、アニメでした。
アニメが好きなら必ず見た方が良い作品です。
washin さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
子供の頃、自分は何を思い、どんなことを経験し、何を楽しんでいたのかを全部正確に覚えている人はいないと思います。そんなおぼろげな、でも確かに体験したはずのことを思い出させてくれる映画です。
まちにいきなりペンギンが現れる。それどころかお姉さんが缶を投げるとペンギンが生まれた。空中に浮かぶ水。これらのことを子供が主張したら空想だと思うでしょう。でもだれだって子供の頃、とても大きな虫を見つけたり、お化けがいたり、たまたま二重跳びができたり。信じてもらえないけどたしかに経験したことがあります(ちなみに僕は、ハリーポッターに出てくるハーマイオニーを見たことがあります笑)。もちろんこれらのほとんどは勘違いです。でも当人にとってそれは本当にあったことなのです。そしてこの映画はそんな物語です。
えりりん908 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
これからの季節にお勧めです!
科学的探究心が旺盛な、小学校4年生のアオヤマ君のひと夏の活躍を描く、
ミステリーのような、冒険譚のような、楽しくて、ちょっと不思議な味わいのお話しです。
いろいろ辻褄合わなくても全然かまいませんw そういうお話しじゃないって思うから。
小学生のくせに、大人ぶっていて、でも大人の女性の胸に興味津々で、
それを恥ずかしいと自覚するまでにも至ってない、二次性徴を迎える前で
恋とか愛とかも、当然知りもしないアオヤマ君。
潔い、というより、まだ性に目覚めていないから、
素直に「おっぱいが好きだ」って堂々と主張して悪びれもしない。
なんだかそんなところ、すごく可愛い!
きっと2~3年もしたら、自分の「お姉さん研究ノート」が、
死ぬほど恥ずかしくなって、
黒歴史として封印しちゃうんだろうなあww
ああ可愛い(^^)
わたしショタとか全然趣味じゃないですけど、
こんな、無自覚に背伸びして小理屈こねくり回してる子供がいたら!!
可愛くて堪らなくていじりまくりそう!
お姉さんもなんだかとっても素敵です。
奇麗なだけじゃなくて、キュートでファニーな、
それでいてちょっと謎もある、少年の目にも大人過ぎない、
ちょうど魅力的に映える感じで。
あと重要なファクターの、
お姉さんの胸の描き方が、いい意味でアニメっぽくなくて、
グロテスクな巨乳とかじゃなくて、ちゃんと普通に、女性の胸らしく、自然で綺麗な線で描かれているのがとってもナチュラルでいいって思います。
それと、サブヒロインになるのかな?
ハマモトさんもすごく、可愛いんです。
プライドは高いんだけど、子供らしく真っ直ぐに生きてて、
年相応に賢いのがとっても好感度高いです。
お話し自体は、ジブリっぽいっていうか、
トトロとポニョを足して二で割ったような感じで、
夏休みにファミリーで楽しめるように作られていて、
森見さんの原作なのに嫌味な感じが全然しなくて。
監督も、教えられるまで気付かなかったけど、
あの「フミコの告白」作った石田祐康さんなんですね。
初の長編商業作品で、ここまで出来るってすごい!
アニメ上級者の方にはちょっと物足りないかもですけど、
そんな方以外の、普通の人なら、
誰が観ても楽しめるんじゃないでしょうか。
アニメ初級者の私は、すごく楽しめました(*^▽^*)
イムラ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
<2019/6/9初投稿>
WOWOWで昨夜放送されてたの観たので、蒼井優結婚記念レビューです。
小4の理系の男の子を主人公としたジュブナイル・フィクション。
サイエンスのない方のファンタジーなので現象に理屈を求めても意味のない作りになっています。
大人が見てもそれなりに楽しめると思いますが、小学高学年〜思春期ぐらいまでに「小説」で読むと真価が発揮されるタイプではないでしょうか。
小学校の図書室によく置いてあるちょっと不思議な話。
それを森見登美彦テイストに大人でも楽しめるようにしました、という印象。
例えば「花田少年史」とかは、あれも子供を主人公としたファンタジーですが、視点は「読者」「視聴者」。
つまり読んだ人目線で作ってある。
本作はあくまで小4の主人公アオヤマくん目線。
なので年齢が近い人の方が楽しめるんじゃないかと。
そして、映像は素晴らしかったのですが、何が起きてるのかを映像と台詞だけで説明するのは少しむずかしかったのかな、という気も。
小説で、文字で、「アオヤマくん」になりきりながら、起きていることを理解し、その映像を想像して、読み進めていくと楽しさが広がっていく気がしました。
以下、感想。
・アオヤマくんのおっぱい好きが異常。
このまま偏執的な巨乳好きに成長しそうで将来が心配。
ところで巨乳好きな男の嫁さんや彼女って意外とそうでもないこと多いんですよね。
・お姉さんが魔性っぽい。
蒼井優だからかな。
それはそうと蒼井優さん、魅力的な演技でしたねえ。
・アオヤマくんの子供部屋。
あんなん最高だろ。子供としては。恵まれてる子供だ。
・アオヤマくんのおかあさん。
能登さんなんだけど、能登さんの子供ってうらやましいと真剣に思ってしまった 笑。
看病のシーンとかさ。
確か、割と最近出産されたんですよね。
生まれてきたお子さんがうらやましい(←自分でもおかしなこと書いてるって自覚はある)
・監督さんが「フミコの告白」の人。
へえ。そうなんだ。という感じ。
まだ作風は掴みきれてません。
以上です。
Jun さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
のりまき3 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ペンギン・ハイウェイのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
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小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったときにどれほど偉くなっているか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲がよく、“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか…。アオヤマ君はペンギンの謎を解くべく研究をはじめるのだった。そしてアオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」“お姉さん”とペンギンの関係とは? そしてこの謎は解けるのか?少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語。(アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』のwikipedia・公式サイト等参照)
北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人
原作:森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)、監督:石田祐康、脚本:上田誠、キャラクターデザイン:新井陽次郎、演出:亀井幹太、監督助手:渡辺葉、作画監督:永江彰浩/加藤ふみ/石舘波子/山下祐/藤崎賢二、美術監督:竹田悠介/益城貴昌、色彩設計:広瀬いずみ、CGI監督:石井規仁、撮影監督:町田啓、音響監督:木村絵理子、音楽:阿部海太郎
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家は燃え、父は失踪し、貯金もない。男子中学生の南雲孝士は、都会で独り、行き倒れてしまう。偶然出会った女子大生・和知みねるに提案され、彼女が住む大学学生寮「女神寮」の寮母を務めることに。女子寮で出会うのは、男性耐性0の超純情娘・早乙女あてな、照れると拳がでる武闘派乙女・戦咲きりや...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年4月7日
クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する。 春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。 京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。 外堀を...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年冬アニメ
『妄想代理人』(もうそうだいりにん)は、マッドハウス製作の今敏監督によるアニメ作品。 疲れた現代社会を癒す人気キャラクター「マロミ」をデザインした鷺月子は、ある夜、通り魔少年バットに襲われた。 突如世間に現れた少年バットは次々と人々を襲いはじめ、市井の人々を恐怖へと陥れていく...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
「すのはら荘の管理人さん」は、まんが4コマぱれっと(一迅社)にて連載中。学生寮・すのはら荘を舞台に、男らしくなりたい男子中学生・椎名亜樹と、天然で母性あふれる管理人さん・春原彩花たちの関係を描いた4コママンガだ。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2021年春アニメ
フシは最初、地上に投げ込まれた“球"だった。持っていたのは「刺激を受けた物の姿へ変化できる能力」と「死んでも再生できる能力」。球から小石、オオカミ、そして少年へと姿を変化させていくが、赤子のように何も知らぬままさまよう。やがて出会う人々に生きる術を教えられ温かい感情を知り、人間...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2018年8月10日
騎士達はついに地球へ帰ってくるが、なつかしい故郷は大きく変わり果てていた…。かつての宿敵や新たな強敵が騎士達の前に立ちはだかり、激しい戦いが幕を開ける!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。 ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。 主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
百年の長きに渡り人類と外の世界を隔ててきた壁。その壁の向こうには見たことのない世界が広がっているという。炎の水、氷の大地、砂の雪原……。本の中に書かれた言葉は、少年の探究心をかき立てるものばかりだった。やがて時が過ぎ、壁が巨人によって壊された現在、人類は一歩ずつ世界の真実へと近...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
『あそびあそばせ』の原作は、涼川りんが「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中のJCガールズコメディ。 日本生まれ日本育ちのため全く英語ができない金髪碧眼の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語が全くできない眼鏡っ娘・香純、明るいけれどリア充になれないおさげ髪...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
これはあなたの物語。あなたの体内(からだ)の物語──。 人の細胞の数は、およそ37兆2千億個。細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。体に襲いかかるウイルスや細菌には徹底抗戦!そこには知られざる細胞たちのドラマがあった。擬人化モノの新定番、大人気コミ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
TVアニメ第1期が2015年7月~9月に放送された第1期が「最凶ダークファンタジー」の名にふさわしい圧倒的なスケール感と、クオリティの高い映像に多くのファンを魅了、2017年には劇場版総集編(前編・後編)が公開。TVアニメ第2期「オーバーロードII」が2018年1月~4月にかけて放送された。「オーバー...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。 聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹… 青春のキャンパスライフ! そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男ども...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2018年8月25日
旭丘分校」の生徒はたった5人。学年も性格も違うけれど、いつも一緒に春夏秋冬の変わりゆく田舎生活を楽しんでいます。ある日、デパートの福引で特賞の沖縄への旅行券を当てた「旭丘分校」の面々。夏休みを利用して、皆で沖縄に行く事になるのですが……。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
ニューヨーク。並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ。ストリートギャングを束ねる彼は手下に殺された男が死ぬ間際に“バナナフィッシュ”という謎の言葉を発するのを聞く。時を同じくして、カメラマンの助手として取材にやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。二人はとも...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
「ゲームで魔王やってたら、異世界に召喚された!?」MMORPGクロスレヴェリにおいて坂本拓真(さかもとたくま)は、他プレイヤーから『魔王』と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇っていた。ある日、彼はゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまう。そこには「私こそが召喚主」と言い張る少女が2人い...