今までこのD,Cシリーズを見てきて
正直、何回も断念しようかと思う事がありましたが
ここまで来て本当に良かったです。
今回は、主人公と前回あまり活躍の無かった
音姫と由夢の3人と
D,Cシリーズの、重要人物である
さくらと、そして{netabare}純一{/netabare}が中心の物語。
この作品を見て今までの引っかかっていた物が
取れた感じがしました。
このシリーズの最大の問題の
『枯れない桜』
について重点を置いて物語が進んでいくのは、
とても良かったです。
1シーズンでは、分からなかった
血筋だったり、さくらの役割もやっと理解出来ました。
そして、最後には、感動のあまり
涙が止まりませんでした。
私がこの作品で期待していたのは、
ドロドロな展開でしたが、
前回と一緒であまりそういう展開は、
無かったけれど、無い方が私的には、好みなので
逆に良かったです。
{netabare}
物語の前半は、日常って感じでしたね。
そして徐々に魔法の事や桜の事について
物語が進んでいき、物語の後半は、
桜を枯らす為に、キャラ達が頑張る姿は、
忘れられません。
特に、年を取った純一の話を見ていると
涙が止まりませんでした・・・
今も泣きそうです・・・
久しぶりの登場でさくらの髪を切って
あげている時の会話は、忘れられません。
『かったるい・・・』
このセリフを良く聞いていた頃は、
あまり良い印象は、無かったのに
何で、でしょうね・・・
今聞くと、とても心が温まる言葉で
この一言で、今まで色々あったなと
思い出して涙が出てくるなんて・・・
音姫と純一が家族としての最後の話を
した時も、胸の奥が苦しかったです。
『音姫、お前が顔を曇らせる事は無い』
と言った時、お別れなんだと実感し
涙が止まらない、それだけでした。
今まで純一を悪く思っていましたが
最後には、素直に心から
『ありがとう』
って言いたいです。
そして、さくらには、今までご苦労様でしたと
伝えたいです。
純一と同じでⅠから出ていて、辛い思いを誰よりも
背負って生きてきてようやく義之という存在のおかげで
幸せになれて本当に良かった。
義之がさくらにかけて上げたセリフが頭から離れません・・・
『ありがとう・・・かあさん』
見てて義之にこっちが感謝したいって思えました。
さくらに良く言ってくれたと、その一言で
さくらも今まで辛かったけど、ようやく報われた気がして
もう何も言えません・・・(涙)
そして、由夢も義之の事を忘れたくない気持ちが
とても伝わって来て何とかならないのかと
願うばかりでした。
音姫も義之との別れる時の泣きシーンは、
声優さん反則ですよと言わんばかりに
印象深かったです。
こんなに、想っているのに
どうして桜の木は、こんなにも残酷なんだって
必死に歯を食いしばって見ていました。
でも最後は、このD,Cのテーマでもある
『皆が幸せな世界』
をしっかり理解出来たエンディングでした。
{/netabare}
長々とすみませんでした。
この作品が予想をはるかに超える程の作品で
つい長文になってしまいました。
もし、これからD,Cを見る方がいるのなら
是非ともⅠから見て下さい。
きっと納得出来る作品だと思います。