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「SSSS.GRIDMAN(TVアニメ動画)」

総合得点
84.9
感想・評価
1001
棚に入れた
4053
ランキング
265
★★★★☆ 3.8 (1001)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

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SSSS.GRIDMANの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

仮SFスーパー英雄(?)列伝34

最終回、病室に残る内海を迎えに来た裕太と六花
内海
「いや、俺はみんなと違って何の役にも立てない一般人だから」
裕太
「都合のいい時だけ一般人とかさぁ、グリッドマン同盟はどこ行ったんだよ」
六花
「そうよ、同盟にはまだ第1艦隊と新編された第14・15艦隊があるじゃない、何よりイゼルローン要塞にはあのヤン提督がいるわ」

・・・いや、いませんから(でも、六花に俺も蹴られたい 汗)

グリッドマンが最初にアニメ化されると聞いて思ったのは、何故、今グリッドマンなのかって事でした。
正直、特撮のグリッドマンは、アイディアは素晴らしかったものの、初期のビデオ合成のためか、ミニチュア特撮を見慣れた目には、特撮がイマイチだった記憶が(おいっ)
(でも、オープニングのセットの写し方は良かったです)
そんなグリッドマンのアニメ化という事で期待半分不安半分で観たのですが・・・いや~っ、ほんと~に良かったですね。

アカネと六花が(おいーっ)
い、いや、その(冷汗)本編も面白かったです。
ただ、この手の特撮作品にはつきものなんですが、戦闘パートの描写がどうしてもワンパターンになりがちで、中盤少しだれた感じでした。
もっともその後盛り返して、最後は満足で終わりましたけど。
それにしても最終回の戦闘シーンで「夢のヒーロー」が流れた時は、そう来るかって思いましたが、その後に「UNION」が流れた瞬間
「キターッ」
って爆発しそうになりました(爆)
ホント、この主題歌は作品に合っていて名曲ですね。
それとドアの前に立ちすくむアカネに語る裕太と六花のシーン。
ここでセブンを持ってきますか。
こういうちょっとした描写がグッと来るんですね。
最後の実写シーンも含め、いい作品でした。

おまけ
グリッドマン
「私が宿っても裕太の六花への想いは変わらなかった」
周りの皆
「(おいおい、言っちゃったよ、この人)」
裕太
「うわーっ、グリッドマンのバカヤロー(走り去る裕太)」
グリッドマン
「そ、それじゃあさらばだ(あっ、逃げた)」

(なお、この感想は特撮ファンによる30%増の好評価となっています)

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 220
サンキュー:

25

ネタバレ

gube さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これハッピーエンド?

自分の作った世界に閉じこもって友達ごっこしてるのって、そんな悪い事?この作品の中で一番人間味にあふれてるのが、アカネだったので、どうしても彼女に感情移入してしまいます。

反対にグリッドマンが最後まで気持ち悪かった。なんだって録音した音声を繰り返し再生し続けるロボットの様に、正義は必ず勝つ!しか言わないような奴に踏みにじられなきゃならないのかと。まだ理解できる理由があった分アレクシスの方がましだと思えた。

ヒロイン2人含めて皆、個性豊かだっただけにグリッドマンの存在が浮きすぎてて気味が悪い。主人公が、そんなグリッドマンの一部がだったと言われても、ますます理解不能なヤツになってしまわれたね。位にしか思えませんでした。

アンチ君もいいキャラだったのに、グリッドナイトになったとたん洗脳されたみたいにキャラ変わっちゃって、みていてなんだか辛かった。

正義って、そんな大事か?

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 150
サンキュー:

6

ネタバレ

ecot さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

OPが私的に神だった。

加工ボイスだけど緑川さんの声を聞いておくか、という理由で視聴を始めた作品。1~2話を見逃していること(最終話前に一挙放送でみた)、ボイスドラマも順序よくタイムリーに聞けていないこと、特撮のグリットマンを知らないなどの理由からか、後半なぜ視聴者が盛り上がっていたのか、いまいちわからず、最後までわかりませんでした。
ただ、OPは好きでOPをバックにしたラストバトルは熱かったと思います。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 255
サンキュー:

23

ネタバレ

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

特撮ファン必見

と、見せかけて脚フェチの為のアニメ。

初見で六花ちゃんのフトモモに一目惚れ
エロ過ぎる
空前絶後のムッチリ感!絶妙過ぎる!
ちょっと気だるそうな演技も素晴らしかったです!

アカネちゃんも美少女でスタイル抜群だけどダラしなくてダークでメガネで良い!上田麗奈さんの演技やっぱ好きだなー♪

ロボ感強めですが昔ながらの特撮っぽさが良かったですね。
OPEDもいい曲でテンション上がります♪

ロボアニメはあまり見ない私ですが終始楽しめました!
最終話はちょっと駆け足な感じになったのが残念です。もう1話あっても良かったかなと。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 233
サンキュー:

20

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画は良かった

グリッドマンは特撮の作品がだいぶ前に制作されていたようだが、全く知らなかった。特撮のほうは未視聴。

グリッドマンが怪獣と戦ったり、剣を構えて決めポーズをとったり、いろんなパーツと合体したりするのは、どれも子供のときに別のアニメで見たことがあるようなシーンで、子供のころはわくわくしていたが、今となってはもう大人だしなぁとしか思わず、正直冷めきった目でみていた。
10話での怪獣の中から出てきた怪獣との戦闘は、エヴァと使途との闘いを彷彿とさせた。

最後に、突然実写のエンディングが入って、SSSS.GRIDMANならぬ????.GRIDMAN状態だったのだが、あにこれでいろんな人のレビューを見て、なるほどそういうことだったのねと納得がいった。自分の考えが浅すぎたようで、反省。

それを踏まえた上での感想だが、それでもやっぱり面白いとは思えなかった。

まず、ラストの実写を用いたメタフィクション、という表現方法自体があまり好みではなかった。虚構の世界から抜け出したアカネをアニメで描けばいいのではないだろうか。そのほうが、実写でオチをつけるよりも難しいと思われるだけに、実写でのエンディングは簡単なほうに逃げたように思えてしまう。
さらに、病院等で意識不明の状態から意識が戻ったというのならまだしも、単に自室のベッドで起きただけというのも、未来への決意的なものが感じられず、肩透かしを食ったような感じがする。何のイベントがなくても、そりゃ起きるでしょうよ、朝だもん。

自分の理想の世界を作って殻にこもるキャラを救い出すというテーマも、珍しいテーマではなく、多くのアニメやRPGゲーム等で扱われたテーマな気がする。個人的には、ゲームのほうが扱われやすいテーマな気がするが。

各所で評価が高いが、正直、自分にはその理由がわからなかった。「他人と違う評価をする自分カッコイイ」とか思っているわけではないつもりなのだが…。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 184
サンキュー:

10

ネタバレ

MLK さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

無題

本作は、ラストが示している通り虚構が現実に影響を及ぼす手段を模索していたが、全くそれに成功していない。

本作では、広がりを持たないセカイ(自意識)から脱却することの素晴らしさが説かれている。そのメッセージの妥当性はともかくとしても、その手段が、思弁に過ぎなかったことは全くいただけない。どれほどの救済があったとしても、あれがアカネの内側の物語で終わる限り、物語は外部の世界に対しては、何ら運動力を持たない。

もちろん、物語に人を救済する力が無いとは言わない。しかし物語が人に影響を及ぼすには、実世界に対する運動が必要だ。騙されて運動するからこそ、人間は嘘を信じられる。これだけネットワークが発達したにもかかわらず、かつてなくイベントが盛り上がる時代になっていることからもそれは明らかだ。

その点で、運動を欠いたアカネの内面世界での戦いは外側にある現実に対し何ら影響を及ぼすことはないだろう。アカネがグリッドマンに救済されることは無い。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 193
サンキュー:

5

ネタバレ

567 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作から来ました

キャラ ← ☆★☆ → 物語

大分前にグリッドマンの原作を観たことがあり、久しぶりに観たいな~と思って検索したところこのアニメを見つけました

原作と似てる設定でいい感じの世界感だな~と感じました

キャリバーさんがとっても好きです!w

投稿 : 2018/12/27
閲覧 : 185
サンキュー:

12

ネタバレ

たまき さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

このストーリーは、アカネが怪獣を作っていることが視聴者には早々にバラされます。そしてそれも話の半ばほどでグリッドマン同盟にも怪獣少女二代目アノシラスによって知らされます。
つまり、この時点でアカネとの戦いというのはこの物語における最大の対立軸にはなり得ないということなのでした。そして、見るからに怪しかったけどいい人そうでもあったアレクシス・ケリヴが最大の敵で、アカネを利用しているということでした。これについては、作品のラジオでアレクシス役の稲田徹さんが、「本当に悪い奴は外面は良いんだよ」と言っていたものに集約されています。本当にストーリーは無駄なものがなく、洗練されていました。
戦い自体も、新世紀中学生のそれぞれの力や、出力スケールを絞ることで複数の出撃が可能になるなど、重厚で面白みがありました。出力スケールが大きいと出撃できる人員が限られているというところに、戦略性を感じます。
キャラのビジュアルや設定も本当によく描かれています。女性キャラはメイン2人は太腿や胸など、とてもフェティシズムなこだわりを感じました。しかしそれ以外はというと、例えばぽっちゃり内海や、目つきが悪く、マスクでこちらもだらしない身体というヒロインと真っ向から反する容姿のはっすなど、残酷なほどリアルだなと感じます。だからこそ、六花やアカネが可愛く見えるようになっていますし、周囲からの評価も妥当なものになります。そして、キャラ設定も充実していますね。はっすはYouTuber、内海はウルトラシリーズオタク、六花はエッグベネディクトやシリアルを食べている(あくまで一見)意識の高さがあります。六花の場合はそれが周囲との差別化になるという効果もありますよね。
あとはこの作品の最大の味となるのは、やはりボイスドラマでしょう。はっすとなみこや六花ママなど、あまりスポットの当たらないキャラの魅力が存分に描かれており、シリアスな本編に対してとてもコメディタッチで面白いものでした。それなのに、ボイスドラマの11.11回で過去のストーリーをきっちり回収していますし、抜かりないなと感心せざるを得ませんでした。
この作品は様々な視点から物語が立体的に展開していくので、本当に考察も多様な解釈が生まれて面白いと思います。

投稿 : 2018/12/27
閲覧 : 227
サンキュー:

6

ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

最後の最後でまぜっかえした感

オリジナルのグリッドマンは知りませんでした。

オリジナルのグリッドマンを知っていたらもっと楽しめる部分もあるのだろうが、それを知らない視聴者でもそれなりに楽しめる形になっていたとは思う。

アレが神の世界で朝を迎えたアカネなのか、それとも壮大な夢オチなのか、なんなのか・・・・変な手がかりを与えられて、整理がつかないというのが正直なところ。しっかりとしたレビュー、解説はほかの皆さんに委ねるしかない。
それくらい「わかんない」終わり方をされた。

せっかくここまで(物語の中の世界での)虚実の線引きが曖昧な、捉えようのない世界観をうまく作ってきていたのに、最終話での説明台詞のオンパレードとラスト10数秒のアレで吹っ飛ばされた気分。

作画は素晴らしいと思う。
主題歌もかっこよかった。
最終話の挿入歌は、オリジナル・グリッドマンのものなのだろうか?
(不要な気がする)

アカネも六花も、声の演技が大変良かった。
特に六花は、そこらへんにいそうな普通の女子っぽさを感じた。
(アニメ声優を強調しない感じ?とでも言えばいいのか・・・)

いろいろ不思議な存在が登場する物語だったのだけど、
六花ママは何者?
セカンドハンドショップのオーナーってだけでは済ませられない順応力の高さだし、おめめ黄色いし・・・

投稿 : 2018/12/27
閲覧 : 269
サンキュー:

22

ネタバレ

きつねりす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ひとりの心の中での正義と悪の闘い

ロボットアニメを基本的に見ない人間なのですが、この作品は知り合いに勧められて鑑賞。途中から追っかけ始めたのですが、見逃し一挙などを駆使してリアタイで完走しました。

もし、自分のいいように世界が作れたなら。

「この街を作った神」として自分が住みよい環境にするために人を消したり、感情に任せて破壊を行ってみたりとわがまま放題のヒロイン・アカネちゃん。一見萌え要素の塊みたいなキャラなので分からないけど、心の中はどす黒く、まさに「キレやすい」「ゲーム脳」といった具合。体裁は保っているけど、爆発すると抑えられなくなるアカネ。周りにはもともと好きになるようにプログラムされた人間ばかり。そんな閉鎖的な楽園を壊すのが主人公でありヒーローであるグリッドマンという存在。

話の途中までは気付かなかったですが、このアニメは「正義に反する敵を倒して平和を取り戻す」というゴールではなく、「孤独で閉じこもってしまった心を外の世界へと連れ出す」というゴールへと繋がるというところが面白いと感じました。敵のアジトを目ざとく探して悪の組織を壊滅させようとするのではなく、一人の人間の癇癪に対してその都度それを収める手段というのが「怪獣とヒーローのバトル」であり、怪獣を生み出す心に対しては直接危害を加えようとはしないということ。あまり特撮系の作品を見ないのですが、勝手に「地球を侵略しようとする敵から守る!」といったスタイルがスタンダードだと思っていたので、人間の黒い部分=怪獣と、それを駄目だと諫める正義の心=ヒーローというような構図で成り立っているということに気付いた時は「こんな話もあるんだ・・・」と感心してしまいました。

思いのままにストレスを発散させていたアカネにとってはウザい以外の何物でもないグリッドマンをどうにかして倒そうと目論むアカネ。前半敵の押し気味で後半にヒーローの逆転の一手で勝利!という展開は一種のお約束ではあると思いますが、物語終盤になってくると、自分の世界が思い通りにいかなくなってきてイライラを募らせるアカネも可愛く思えてきてしまうから不思議。いやもともと可愛いんだけど。最後には戦意喪失といった感じで自分の無力を思い知るという姿はやっぱり一人の人間だということを改めて認識させられました。

人間の中に確実にある闇の部分。こんなやついなくなってしまえばいい・・・と思ったり、痛い目にあってしまえばいいんだ・・・と思ったりする夢。それを実行に移してはいけないと歯止めをかける心。街というスケールで繰り広げられる物語でありながら、実はひとりひとりの心の中にアカネちゃんとグリッドマンがいるという講話のような物語であるということ。最後に何でも思い通りだった夢物語から外の世界へと「覚醒」するという、次元を跨いだ演出が「これは君の物語でもある」ということを教えてくれたような気がします。

もうひとつ面白かった点としてアンチくんの存在。このキャラはこのアニメにおいて大きな役割を果たしていたと思います。

最初はグリッドマンを倒す敵として生まれたアンチくんは道半ばでグリッドマンの前に倒れてしまいますが、他の怪獣とは違って人間のような形態から変身して怪獣となるため、普段は人間の生活の中で暮らしているという特異な存在。最初は生みの親として面倒を見てきたアカネも、役立たずと分かった時点でアンチくんを切り捨てる。それでも生き延びてグリッドマンを倒す、という使命で動いていたアンチくん。しかし、もう一人のヒロイン・六花と関わっていくことで次第と人間っぽくなっていく姿がサイドストーリーとしてその後も描かれていき、最終的には「グリッドマンを倒すのは自分だから自分以外の敵に倒されてはいけない」という考えからグリッドマンのピンチには共闘をする関係に。他の邪悪な心を打ち負かしていく姿はいつの間にかヒーローと被るようになり・・・そして最終回で新たなヒーローとして「覚醒」する。描写もものすごく良かったですね。目は口ほどにモノを言うというやつなのでしょうか。

作品全体として言えるのは、やっぱりメインヒロイン2人が話を大きなスケールで動かしているということ。言ってしまえばアカネちゃんはこの物語における主人公だし、その主人公を助けるヒーロー・グリッドマンを生み出したのは六花という存在に対して恋愛感情を抱いた裕太という存在だし、という具合に。アンチくんがヒーローになったのも六花の面倒見のおかげだし、奇しくも怪獣を倒せる役割のキャラはもれなく六花に特別な感情を抱いているわけで、影の立役者は間違いなく六花ちゃんだと言えると思います。
最後までアカネは敵じゃなくて友達だと言い続け、説得しようとした六花とアカネの絡みは要所要所で描かれていて、気を抜くと「かわいい・・・」と脳が活動を止めてしまいそうな場面であっても物語を完結させるうえで必要なピースだったと思えます。

一方で一般人、凡人としての内海くんの立ち位置もこの超常現象空間においてはいい味を出していました。「俺は結局何にもしてない」という罪悪感や、「ただ怪獣とヒーローが戦っている姿が見たかっただけなんだ」という自分が楽しめて害が無ければそれでいいじゃんという部外者面など、当事者と関わりがある普通の人の葛藤も12話ながら密に描けていたと思います。

下敷きとして「電光超人グリッドマン」というストーリーがあるゆえに考察やクロスフェード的描写も多かったようで、ウルトラマン系のオマージュも素人目ながら感じる部分はあり、この二つに知識を持っている人ならさらに楽しめたのではないか、と思います。アノシラスとかそこらへんが初見には分からなかったので、もう一度なぞり直して改めてこの作品を見るというのもいいかもしれません。というかコンセプト的に特撮見ない層を取り込むという考えがあったみたいなので、こう思った時点で良く出来た作品なんだな、と感じました。

投稿 : 2018/12/26
閲覧 : 275
サンキュー:

15

ネタバレ

たいち さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい

特撮好きなので好きでした

投稿 : 2018/12/26
閲覧 : 153
サンキュー:

4

ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

熱い円谷リスペクトで童心に帰らせてくれた

1993~1994年に放送された円谷プロの特撮作品「電光超人グリッドマン」を原作としたアニメ
「グリッドマン」は90年代前半にあって、コンピューター世界を舞台にした超前衛的な作品でした
また同じ円谷プロのウルトラシリーズとは違う、主人公サイドも悪役も少年少女(原作では中学生)という設定も特徴です

~私とグリッドマンについて(本編関係ないので折り畳み)~
{netabare}さてこのグリッドマン、両親に「あんたと言えばグリッドマン」と言われるくらいには大好きだった"らしい"作品ですw
今でも実家の押入れの中には30cmくらいのグリッドマンとそれに合体させる変形メカの玩具や、怪獣アノシラスのソフビ、読み過ぎてぐちゃぐちゃになった怪獣や必殺技が全部載ってる本が眠っているはずです
ただ上で"らしい"と言ったように、放送当時私は3~4歳だったのでほとんど覚えていないんですよねw
ウルトラシリーズは色んなビデオや関連書籍が出ていて再放送・続編も多かったため子供の頃に繰り返し見直したので今でもよく覚えていますが、グリッドマンは続編も無かったため物心ついてからの「復習」ができなかったんですw
この作品は主人公の響裕太が記憶喪失状態で目覚めるところから始まりますが、私自身も失われた幼少時の記憶を取り戻すような感覚でこのアニメを視聴していましたw{/netabare}

1話当初は独特の気取った演出でやや懐疑的に見ていたのですが、戦闘シーンが始まった瞬間に印象が一変しました
説明しにくいのですが、ウルトラシリーズファンなら一目で「スタッフめっちゃウルトラシリーズ好きだ!!」と分かるくらい、戦闘シーンの端々から円谷臭がしたんですよねw
まあ好きっていうかウルトラシリーズのスタッフがかなり関わっているんですが、画面から愛が伝わってくるんですよ!
その後もグリッドマンのパワーアップやメカとの合体などの王道展開で作品自体のテンションを保ちつつ、
アカネの家のソフビなどのウルトラシリーズネタ、6話での原作とのリンクなどの作品愛に浸って大変楽しめました
終盤はややドラマチックな展開にしすぎて雑になった感じもありましたが、最終回では原作のOPとともに原作の姿のグリッドマンが登場する胸熱展開に、ウルトラシリーズのクライマックスへのオマージュが詰め込まれていて感動しました
実写(現実)に繋げるラストは賛否両論…というか批判が多いですが、「グリッドマン」ならではだったと思います
「アニメ」で描かれたあの世界は、アカネがストレス発散にコンピューター上に作り出した世界だったんですね
アニメというデジタルな世界であることを生かし、アニメだからこそできることを描き、そして何より円谷愛に満ちたこの作品、私としては非常に満足でした


ただ、原作を知らない人たちがちゃんと楽しめたかは疑問だったりします
クライマックスに出てくるのが今までアニメでは(Blu-rayのCMでしかw)見たことのないシンプルな姿のグリッドマンというのは、納得いかない、燃えないと言われても仕方ないかなあと思いますし
この作品は原作グリッドマンやウルトラシリーズを知らない幅広い層に受け入れられるよう作られているそうで、実際にかなり話題になったわけですが、その要因としては
1.少年たちが毎回登場する怪物を倒すというエヴァから続くロボットモノの王道展開
2.グリッドマンがややロボットっぽい見た目・設定であること
3.六花とアカネの可愛さ・エロさ
4.考察しがいのある設定
などがあるかと思います
エヴァ自体がウルトラシリーズの影響を多分に受けた作品ですので、1周回った感じですねw
ただ特に後半は原作の設定を前提とした展開が続いたので、初見勢ついて行けたかな~?と思ったり、原作やウルトラシリーズへのオマージュも多かったため、結局は原作ファンしか(真に)楽しめない作品になっちゃったのでは?と思ったり…
この辺は同じく初見勢にウケつつ原作オマージュに溢れた『シン・ゴジラ』とも繋がるかな~と思ったりします
「初見勢、お前らにビルと電車でゴジラを倒す感慨が分かるか!?」みたいなw
(shino73さんがレビュータイトルで「シンウルトラマン」と表現してましたが、ピッタリだと思いました)
まあ私は勇者シリーズやトランスフォーマーを知らず、そっちへのオマージュはさっぱり分からないので偉そうなことは言えないんですが


長くなりましたが、私にとっては童心に帰らせてくれた素晴らしい作品でした
この作品、元々はウルトラシリーズのアニメ化を円谷プロに打診して断られたところからスタートした企画だそうです
したがって難しいのは承知ですが、いつか『ウルトラマン』のアニメを見てみたいですね…『ULTRAMAN』ではなく…

~余談 ウルトラシリーズへのオマージュについて(長いので折り畳み)~
{netabare}上でもちょっと触れたウルトラシリーズへのオマージュについて、思いつく限り語っていきますw
代表的なのはまず、アカネの部屋のソフビでしょうか
背景や会話シーンに挿入する形でアカネのコレクションが数体映るんですが、そのラインナップがその回に登場する怪獣の特徴に合わせてあるんですよね
その回の怪獣が円盤型ならシルバーブルーメ、ノーバ(レオ)やアブドラールス(80)、ロボ怪獣ならキングジョー(セブン)やインペライザー(メビウス)といった具合に
これを見つけて探すだけでもかなり楽しかったですw

6話のアカネと内海の会話はウルトラファンそのものでしたwww
アカネ「レッドキングは三代目の造形が良いんだよね」←分かる。レッドキング三代目は80に登場、かなりマイナー
内海「レッドキングって赤くないよね」←動揺(?)した内海、探りを入れる
アカネ「パワードに赤いの出てたじゃん」←赤くない理由は諸説あるので模範解答。「血を好むからレッドキング」の後付け設定は不評
アカネ「怪獣が出ない回は邪道」←実質セブン名指しwww この回自体へのメタ
アカネ「怪獣は主役」←わかる
アカネ「怪獣がやられ役扱いされてるのは不満」←わかる
内海「俺はヒーローも怪獣もどっちもすき」←わかる

8話の内海の「お前は感情でしか考えられないもんな」は女性キャラを感情面でのブレーキにする展開への視聴者目線のメタ発言ですね
感情論で戦いを止めたり敵にトドメを刺すのを止める→敵が改心の展開ならいいですが、敵が反撃したり女が人質になったりしたら目も当てられませんww
ただウルトラシリーズの女性って大体強い心を持っているので、足手まといになる印象は無いんですよね
ハリウッド映画や少年漫画、時代劇に多い印象ですw

最終回はウルトラシリーズのクライマックスへのオマージュが散りばめられていました
・アカネ怪獣形態の造形(どことなくティガのガタノゾーアっぽい気が)
・真剣白刃取りからの刀折り(80、ガルタン大王戦)
・キラキラの背景(セブン、最終回のアンヌへの告白)
・ヒーローとの分離、ヒーローとしての記憶の喪失(初代マン最終回)
私が気付いたのはこれくらいですが、他にもあったかもしれません
他にもあるよ!っていう人がいたら、ぜひ教えて下さいw
{/netabare}

投稿 : 2018/12/25
閲覧 : 221
サンキュー:

23

ネタバレ

RxsBu20118 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

駄作確定

必要な積み重ねを投げ捨てて勢いに身を任せているだけ 控えめに言ってゴミ

裕太がグリッドマンという糞設定のせいで作品の大半締めてた裕太の視点の心の動きが無意味なものになった
グリッドマンは得体のしれないヒーローだからそいつ視点での話なんてのは描けない
これで必然的に話がスカスカになった
さらに内海も六花もヒーローとしては生きてない
片方は傍観者でもう片方は友達として作られたから友達します以上の何もない
だからアカネしかちゃんと心動かして何かしてるキャラがいないんだよねこの話
でもそれも中途半端にしか描いてないという
ほんま駄作

投稿 : 2018/12/25
閲覧 : 182
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

方向性と人物描写の希薄が惜しい点

「頭を空っぽにしてノリで楽しむ」
「哲学的に考察して楽しむ」
という2つのラインを行ったり来たりで結局、境界線が曖昧で中途半端になった印象。
その結果、最終回も一応、大まかにはまとめているが、どこか到着点がフワフワした感覚に襲われた。
関連作品を引き合いに出すが、『天元突破グレンラガン』のように終始熱いノリを貫き、良い意味でストーリーを大雑把にするか、『新世紀エヴァンゲリオン』のように幾重にも謎を重ねて、考察が好みのファンを唸らせる作品にするべきだったのかなと感じた。要するに方向性をはっきりさせるべきだった。

良質なキャラクターデザインのお陰で、今期の数あるアニメヒロインの中でもトップクラスの人気を誇った本作のダブルヒロインだが、内面やストーリーにおける立ち位置を満足に描けてたかは少し疑問が残る。特に最大の敵とも言える立ち位置のヒロインの子は、現実世界と隔たりを持ち、いくら仮想世界とは言え、気に食わない他人の生命を蔑ろにする傍若無人な行いをしていた。本作のテーマには、そんな孤独なヒロインを救うというものが含まれているが、いまいち感情移入できない。もう片方のヒロインは仮想世界の作られたキャラなので、奥に踏み込んだ人物描写が難しいのは仕方がないが、前者の方はサービスシーンばっかやってないで、もう少し丁寧に人物描写するべきだった。

とは言え、特撮、ロボアニメファンを喜ばす演出や作画は高評価だ。作画も乱れず、背景も凝っており、CGも違和感が無い。キャラも内面描写は足りないながらも、キャラとしては皆、立っているし、何より本作のヒロイン2人が、今期のアニメの話題の中心の一部だったのも事実で、それは見事とも言える。痒い所に手が届かない惜しい作品だったかな。

投稿 : 2018/12/25
閲覧 : 167
ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

グリッドマンがアニメになって帰ってきた!!

ヒビキユウタはある日、クラスメイトのタカラダリッカの家の前で倒れ、自分の名前を含むすべての記憶を思いだせない状態で目覚める。混乱するユウタは、リッカの家が営むジャンクショップに置かれていた古いパソコンから呼びかけて来るハイパーエージェント・グリッドマンから、自身の使命を果たすように諭されるところから物語は始まる。
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絵は見やすいデス。
キャラはまぁ普通デスが、私はアンチ君がお気に入りデス。
ストーリーは今風の世界観で、怪獣が現れたら倒すの繰り返しデス。
ラストが実写でビックリでしたが、全体的にはテンポ良く、上手くまとまっていたのではないかと思います。

投稿 : 2018/12/25
閲覧 : 197
サンキュー:

13

ネタバレ

うどんこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エヴァへの挑戦?

まずはお話の整理から。
主人公は、あかねちゃんだった。
あかねちゃんがいつか言っていた、「本当の主人公は怪獣なのに...」というセリフが、本当にそうだった。
あかねちゃんはオタク代表。見た目が美少女だからわかりずらかったけど、仮に見た目を男のキモオタにすれば、スッと理解できる。理想の世界を自分の中に作っていたとのことなので、自分の容姿も作ってるのかな?
友達が欲しくて、恋人がほしくて、学校で楽しく過ごしたいけれど、人と接するのが怖くて、部屋から出れない。アニメに、自分の内側に逃避しているオタクに、怖がってないで、一歩踏み出そう?って言いたいのかな。劇場版のエヴァと言いたいことは同じで、ニュアンスが優しい印象。実写映像をつかうのもエヴァの焼き直し感。まぁびっくりしたけど。

実写の使い方、両方現実に引き戻す目的で使われている。エヴァが劇場の座席を映したのに対し、グリッドマンは、目覚めたあかねちゃんを映した。エヴァが完全に現実を映したのに対し、グリッドマンは、お話の中の映像を実写で撮影した。このことから、グリッドマンがエヴァより優しいのがわかる。作品自体を作りものだと否定したエヴァに対し、グリッドマンは、ユウタ君たちキャラクターは作りものだと言いながら、お話はお話の中で完結させている。

以下、散文的感想。

8話のゆうたくんのセーラー服コスプレが、一番かわいい。グリッドマンのヒロインはユウタ君で決まり!

キャリバーの仲間のしゅっとした奴、クール系かと思ったら、ギャグ担当だった。「そこになかったらないっすねぇー」チョー笑った。

トリガーのわりにタッチがリアルだなぁと思っていたけれど、五十嵐塩さんが担当する話数だけ、絵柄からトリガー感が出てた。あれはあれでいいんだろうか?監督はどう考えてるんだろう?

9話がなんかイケてた。一話の繰り返しが良かった。同じ場面同じシチュエーションを、六花のポジションをあかねがやる。作り直してるのかな?と思ったら、違った。あと、グリッドマンの映り込み方が露骨すぎる気がした。もっと段階踏んだほうがいいと思う。最初は気づくか気づかないかぐらいからが良い。

六花ママかわいい。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 216
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12

ネタバレ

margin さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

特撮「電光超人グリッドマン」の続編です。
原作を知らなくても見れますが、理解はし難いですし、間違った捉え方をするのは仕方ないと思います。アニメ側の説明不足は否定できません。

戦闘作画はとても良い
3話や7話、10話など度々力を入れた戦闘シーンはありましたが、最終回の戦闘は今まで節約してきた分を一気に使って勢いのある気持ちが良い作画でした。グラフィニカの頑張りがえげつないです。個人的には10話の戦闘が一番好きですね。今までのあたかも中に人が入っているかの様な特撮的戦闘から解き放たれて、中の人が好き勝手動き回り翻弄する様は凄まじかったです。

一方で、キャラが……。
1話、2話は王道ヒーローアニメでワクワクします。この2話の流れは完璧と言っていいです。
 
問題は3話以降。3話は、人間ドラマの部分、例えば主人公の葛藤、同盟の関係性など、メインキャラ3人を深めるいい機会だったのですが、かなり疎か(あっさりしている)にします。そして同盟3人の関係が本格的に深まるのは8話と、かなり引き伸ばします。4~7話はアカネ陣営主軸なのもあって仕方ないと言えなくもないんですが、それでも仲が深まるの遅すぎです。3話は2回に分割してケリをつけるべきであったと思います。同盟2人の気持ちが現れるボイスドラマ11.11話も本編に入れるべきだったのに何故やらなかったのか不思議です。
 
また、この3話が主人公交代の回です。最終回で裕太が化けると思ってましたが、最後まで色んな意味で交代したままでした。主人公の裕太の扱いは完全に失敗しています。特撮的には問題がないとか、そういうのは関係なくて。これアニメなんですから。アニメ的にアリなのものにしてほしかったです。
 
キャラデザがとても良いのに、肝心なそのキャラ達が生む関係性がどうにも薄く、靄がかかったまま終わった感じがします。1話につき1回戦闘を挟むというルーチンをなるたけ維持した結果、人間ドラマが雑な仕上がりになったみたいな。素直に戦闘削ってドラマに時間を割いていれば或いは。
 
リスペクトし過ぎて特撮の良い要素と悪い要素、両取りしてしまった感じがします。ただ、つまらないわけではないです。面白かったからこそ、ここを直せばもっと良くできたと思えてしまう。謎や伏線などは上手く回収していて良かったと思います。はっすのマスクの下は謎のままでしたが。特撮の劇中アニメとして見れば素晴らしいですが、アニメ単体で見ると評価は難しいですね。(よく演出等でエヴァンゲリオンだという意見がありますが、エヴァもまた特撮の影響を受けているアニメです。)
 
もし続編をやるなら、もっとキャラとその関係性が濃いものになってほしいです。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 142
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14

ネタバレ

ぽてと建設 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「しまった、期待しすぎた!」

グレンラガンやキルラキルのスタッフが手がける、
あの特撮グリッドマンをリメイクしての新たな物語。
…という期待から多くのアニメファンが視聴したであろう今作。

実際は期待外れと言わざるをえない出来になってしまいました。
以下理由を大きく2つ挙げます。

①「スケール観のギミック」が完全に不発だった

グレンラガンやキルラキル、ダリフラには物語終盤で視聴者があっと驚くほどに世界のスケール観が急に広がっていく展開が待っています。

今まで最強と思っていた敵が赤子のような扱いになる敵が出てきたり、地球で生き延びるのが目的だったのにいつの間にか地球や宇宙を救う物語になっていたり、物語の中で視聴者の固定されたスケール観が壊され、どんどん広がっていく事こそトリガー作品の魅力なわけです。

今作でもその伏線は十二分に張られていたからこそ、多くの視聴者が期待していたはずです。謎のベールに包まれたアレクシス、または更なる真実など…まさか最後までその世界観のまま、視聴者の大多数が予想していた結末で終わるなんて思っても見ませんでした。

②勢いだけでは誤魔化しきれない粗さ

トリガー作品の多くには細々とした事情を語らず、勢いでテンポよく進んでいく特徴があり、そこを魅力に感じていた人も多いと思います。しかし、グリッドマンの場合「粗すぎる上にテンポも悪い」という酷いものでした。

1クール12話と短い中で、ひたすらにテンポが悪い。アンチとの駆け引きで何話使ってるんだよっていう。そりゃ最後の12話であれだけ詰め込むしかないだろうとと思いました。

そして詰め込まれた最終話の内容は酷いものでした。アカネが怪獣にされるという11話の最大の引きがあったのに、アンチがすぐに人間に戻してしまいますし、アレクシスは説明口調でグリッドマンというアニメのストーリーを解説するだけしてグリッドマンに倒されるという・・・

私も特撮版のグリッドマンは見たことありますよ。でもね、12話の展開は全く感動しなかった。それは「昔ながらのビジュアルのグリッドマンを昔ながらの歌の中で活躍させたらお前ら喜ぶやろ?」という製作側の安い意図が見え見えだったからです。



ここまで大まかに2つの理由について語りました。
しかし、もっと的を射た言い方があります。
要は「期待を超えなかった」のです。
蓋を開けたら、とっても平凡な50点レベルのアニメだったのです。

一体どんな展開が待っているんだろう?
アカネやアレクシスの正体っていったい何なんだろう?
この世界ってどうなっているんだろう?

その視聴者の期待を裏切り続け、テンポの悪い会話や説明不足の描写をダラダラと続け、最後の最後に黒幕にベラベラストーリーを喋らさせて終わるという酷いものでした。

暇つぶしにアニメを楽しむというスタンスで視聴した人には「そこまで酷かった?」と言われるかもしれませんが、私はガッカリしました。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 190
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7

ネタバレ

にしやまん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前半最高!

良かった点
・作画
・前半のストーリー はじめはワクワクしながら観てました

物足りなかった点
・中盤から後半にかけてのストーリー
・各キャラの背景 もうちょっと一人ひとりの厚みがほしかった
・伏線回収しきれてない感が…

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 185
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7

ネタバレ

lucia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

全話視聴。
結構面白かったな、今期一だわこれ。
ロボット物はあんまり好きじゃないんだけど、
これは良かった。
アカネちゃん可愛いヤッター!

以下、ネタバレ感想
{netabare}
最終話はやっぱ駆け足になるよね、うーん。
きれにまとまって終わったからいいんだけど、
もちっと丁寧にやってほしかったな。
あと、1話あればって感じだ。

六花の「この願いが叶いませんように」って、切ないなぁ・・・。

話の途中から最後のオチはわかってたけど、
ラストは賛否だろうね〜。
私は否定派。
実写はないわ。
ラスト、アカネが自分の世界に帰ったってところ、
実写じゃなくても視聴者に伝わんだろ。
生活感ある部屋でアカネが目覚めるってシチュ、
アニメのままで良かったと思うんだよなぁどうしても。
うーん、何度考えてもないわ、これだけは。
{/netabare}

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 182
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8

ネタバレ

アイム さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒーローものでしたね

 正直、最初は「ウルトラマンのパクリ?」や「戦隊系等の派生版みたいなやつ?」などといろいろ思いました。
 見終わる前から「これ展開が読めるわぁ...」など悪印象も持ちましたが、結果的にゴリゴリの王道アニメだったので、逆に気持ち良く視聴することが出来たような気がします。
 あと何と言っても、登場人物の【新庄アカネ】が「最初から最後まで可愛かった」と私個人的にはずっと思っておりました。特に、仕草が(笑)
 決してステマではありませんが、当作品をまだご覧になってない男性視聴者の方にぜひ視聴してもらい、【新庄アカネ】を愛でていただきたいと思います。
 当作品の最後のシーンについて、あれは何だったんだろう?と私なりに考えました。
 結果、 {netabare}【新庄アカネ】が戻るべき本当の場所に戻ってきて目覚めたのではないか?{/netabare}と言うごく普通の考察に至りました。
 私と同意見の方やそれ以外の意見を持っているよ!という方は、もし良ければメッセージを飛ばして下さると嬉しく思います。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 169
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9

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

戦闘シーンに隔世の感がある

{netabare}
元々はツブラヤの実写番組があったらしい。ウルトラマン系は良く見ていたのだが、グリッドマンは知らなかった。それより4話目くらいまで、TV放送のCMではウルトラマンレオのDVDを宣伝していたの、懐かしかったなあ。
ウルトラマンシリーズらしく、毎回怪獣を倒すのかと思ったが、6話目あたりから様相が変わってきて、悪の?主人公であるアカネを救済する話になってきた。そうなると最後は共同で悪のラスボスを倒すのだろうと。展開的にはそんな感じ。
このアニメのOPはグリッドマンのかっこいい戦闘シーン。ザ・ウルトラマンの時代のアニメと比べて、本当にかっこよくなったなあ。
EDは六花とアカネのシーン。
非日常と日常をうまく合わせて物語が進行する。展開は分かっていても、いつも引き込まれてしまう。なんだか画面から受ける印象がいいんだよね。いつまでも見ていられるっていうか。

しかし、この作品の本当の魅力はそんな表面的なところでは終わらない。知れば知るほど深く広がる、この世界。
登場人物は目の色でカテゴライズできる。青はアカネに作られた一般人、赤はアカネを含めた怪獣側、黄色はグリッドマンを含めた電脳エージェント側に分かれている。
目で思い出すのはカルト映画の名作と言われるブレードランナー。あれって、本当の人間と人造人間を目で見分けるんだよね。でも、人間と人造人間との違いはほんの僅かで、その危うさがタイトルのブレードランナー(細い刃の上を走る人)に現れている。そんなことを思い出してしまった。
この世界をアカネが作ったって?六花もアカネが作ったの?
じゃあ最後に六花がアカネに言った言葉はどう説明つくの?創造物が創造主を救えるの?
六花の目は青がベースなんだけど、最初から赤が入っているんだよね。あの色はどこから・・

こんな考察、本当に楽しい。オリジナルの特撮グリッドマンと世界観が繋がっているようだが、そのオリジナルを知る人ゆえのtwitterでの小ネタ探しはすごいものがあった。トランスフォーマーからも多くのネタがあるらしい。放送終了あとに検索するときの楽しさったらもう、これがアニメが好きになる一番の理由だよなあ。リアルで盛り上がれるって素晴らしいなあ。

実写エンドも含めて、間違いなく記憶に残る傑作でした。
グリッドマン愛にあふれる制作陣に感謝です。ありがとう!
{/netabare}

投稿 : 2018/12/23
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20

ネタバレ

のりまき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

特撮版視聴の有無で評価が変わる作品

グリッドマン系列のアニメで良くも悪くも電光超人グリッドマンの知識が要求される作品。電光超人グリッドマン未視聴の者が書いた感想なので悪しからず。
この作品は話の展開に合わせて徐々に世界観が明らかになっていき、謎を残しつつ最終話を迎える。ここまでは良くあるストーリーだが、グリッドマンは最終話でも世界観を明示しない。最終回でも世界観を示唆する描写は多く登場するが、その描写に気づいて世界観を理解するには電光超人グリッドマンの知識が不可欠な作りになっており、電光超人グリッドマン未視聴では作品の理解が正確にできず消化不良に終わってしまう。逆に電光超人グリッドマンの知識があれば正確にできるようだ(Twitterなどによると)。前作の知識に合わせた最低限の世界観説明のおかげでキャラクターの描写には力が入った作品にはなったが電光超人グリッドマン未視聴者には世界観の理解が難しい仕上がりになっている。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 110
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6

ネタバレ

ツークツワンク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

特撮として見るかアニメとして見るか

前作が電光超人グリッドマンというタイトルの時点で、世界の謎を解き明かそうという前に全力でネタバレしてしまったせいか、オチは読めてるわけで、あまり先が気になるストーリーではなかった。
1話の中の三分の一が戦闘シーンであるため、ストーリーを大きく展開せず、そこら辺は割り切ったのだろう。
この作品においてストーリーがメインではなく、あくまで特撮アクションがメインなのだからそこを責めるのはお門違いかもしれない。

リアルな会話にするため、アニメ特有の過剰な抑揚を控え、主語や述語を省略したり、テンポも日常的な会話になるよう調整されていてここらへんの表現は非常に良かった。
戦闘シーンもヌルヌル動くし、派手なアクションでとても見ごたえがある。
キャラデザも非常に優秀で、女の子キャラだけで話題になるのは凄いことだと思う。

ストーリーの感想を書くと、最終話で裕太がグリッドマンそのものという設定にされてしまったが、そのせいか終わり方があんまりしっくりこなかった。
こういう終わり方をされると今までの仲間同士のやりとりによって成長した裕太の経験値がリセットされてしまい虚しいのだ。
視聴者は元の裕太を知らないため、六花に対する裕太の恋心とかを人伝で話されてもあっさり流してしまう。
こういう展開にするなら内海が裕太に対してお前本当に裕太か?と疑問をぶつけるシーンを入れても良かったかもしれない。

戦闘シーンも人間ドラマパートの経験や伏線を生かし、頭を使った戦闘をするのではなく、終始ゴリ押しのパワーバトルで決着してしまっているのが残念だ。
ラストバトルも気合いとご都合主義で乗り切っている感が拭えない。
特撮とはそういうもんだよと言われればぐうの音も出ないのだが。

最後の実写はクロノクロスの実写EDを彷彿とさせて前衛的なのだが、余韻という点でいうと微妙だ。
アカネと六花の関係も、昨今のオタクに人気のジャンルを当てはめているだけで、製作側のこういうのオタクにウケるんだろ?
という大人の思惑を感じてそこから愛を感じることができなかった。


アニメとして評価するか、特撮として評価するかで人によって評価が上下するだろう。
色々な表現を工夫した実験作的意味では見ていて面白かったし興味深かったが、ストーリーや人間ドラマ的な意味でいうともう一捻り欲しかった。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 221
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9

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

SSSS.GRIDMAN

最終回、抑えられない興奮と何とも言えない寂しさが入り混じりとっても感情が揺さぶられた。
何だろうこの感覚。
ありがとうグリッドマン!

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 143
ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

俺が、俺たちがグリッドマンだ!

オリジナルアニメ。ロボット。
キャラがかわいいのである。距離感とかリアルっぽさもあっていい感じ。学校生活とかそんなんだよね。


1話導入。記憶焼失の青年。響青年。何故記憶がないのか。グリッドマン。主人公にしか見えない。
ロボット。カッコいいな。

2話。あかねちゃんかわいい~♪けど、ぶっとんでるな。危ない子だ。
(緑川さん、いい声だ)
さむらいさん、面白いな。
怪獣…か。グリッドマン、どうすればいいんだろう。

でもグリッドマンのお陰で少しは皆も変わっているのか。

3話。敗北…怪獣が対策をしてくることで敗北してしまったグリッドマン。敵の正体も人間?なのか?
人間ではないっぽいのか。
そうしたらなんか黒服が来た。そして死んでいなかったグリッドマン。敗北したがなんと次なる合体。

ロマンがある。
(悠木碧さん、似合う役だ。)

4話。大学生回らしいね。
あかねちゃん、敵意剥き出しかよ!薄い本が…
いや、たぶん大学生逃げて。

いや~♪のりがいいね。ヒーローさん。

あかねちゃん、めっちゃ不機嫌になってる…こえぇ…
殺すいってたぞ…こわいこわい…
キャリバーさん面白いな!

六花が好きな少年。おじさん、私も嫌いじゃない。

アーカディア(ユーチューバー)が4人から1人へ。

グリッドマンも感知できない怪獣。ツインテールか?
敵は2体。仲間割れ。そしてパソコンがバグる。

くらえ!先週と同じ攻撃!

六花ちゃん、自分のせいとおもっちゃうのか。

5話。水着。エロすぎるんだが。サービスですね。
グリッドマンが呼べない場所。どうするんだろうな。
六花ちゃんと新条さんと六花ちゃんの友達二人。
よかったです。

公式さすが!

6話。あかねちゃん、どす黒いっすわ。
怪獣さんが出現。味方っぽい。新条あかねが敵だと教えてくれた怪獣さん。普通にかわいい。
アンチくん、グリッドマン倒したいのはわかるけど、悪い子ではなさそう。

今回はグリッドマンのバトルではなかったけど、力入ってるバトルだった。敵さんのボス、強そうだよな。

7話。新条さんは響くんに手の内を隠すことをしない。
アレクシスは心の隙をつくのがうまい…アンチくんにしろ、あかねちゃんにしろ…

(ベッドのあかねちゃんはエロかった。)

8話。対立は立花ちゃんか。そりゃあ友達と戦いたくないわな。
あんちくん、ボロボロだ。
友の声は届かない。だけどキマシ。新条さんは神か。

新条さんの友達として、怪獣として造られた?
立花ちゃん、かわいいな、優しいな。

外からのお客?旧支配者か?

先に仕掛けるグリッドマン。全員合体。
オープニングきた!勝ったな。
立花ちゃんいい笑顔。

あかねちゃんはどうなった?魂抜けちゃってる…
アレクシスが動きそうだ…リスカはダメよ!

9話。まさかの改変してきた、記憶を!ゆうたく~ん。
あかねちゃんが記憶喪失のゆうたくんを理解する立場に…立花ちゃんがいない。
六花ちゃんのままさんも…六花ちゃんがいない。
あかねちゃん…うん、かわいい。もうこのままでいいんじゃないかな?(チラチラ写るグリッドマン(笑))

立花ちゃんは、これは過去?中学生。それぞれの過去に干渉してるのか?
あかねちゃんが3人を個別に攻略してるぞ!
これはあかねちゃん主人公のゲームだな。

それは3人の夢の中。懐柔しようとしてるな。自分が好きになるように。外では夢を見てる。

アンチくんは一周回ってグリッドマン大好きですね。

ゆうたくんは真っ直ぐだな。3人はなんだかんだ気づく。夢だから覚める。童貞さん、気づきかたがすごいな。(尺がもう少しほしい。)
グリッドマン、さすがだぜ。そしてパワード、合体ロボだ!グリッドマンいらないんじゃ…

あかねちゃんはいなくなることもできない…あかねちゃんを目覚めさせるにはやはり立花ちゃんだろ!

10話。あかねちゃんを救い隊か。怪獣を造れないほどに落ち込むあかね。
うつみくん、現実逃避かい~?

まあ、特撮の敵も落ち込んでるんだろう。本来は。
だがあかねちゃんは繊細なのだ。

心の瞳だ!(エヴァみたい。)

中身が出てきた。管理怪獣がやられた。
中身強いぞ!悪意の塊か?
そしてアンチがやって来る!やはりな!

アンチ…かっこいい!いきる意味がグリッドマン!
かっけ~♪グリッドマン2号。グリッドナイト。
生きる目的になる。

あわわ、あかんよあかねちゃん。

11話。ゆうたのなかにはグリッドマンがいた。ゆうたは目覚めていなかったのだ。
六花ちゃんは、あかねちゃんのことを心から友達と思っている。生まれてきた理由はそれで十分か。
かっこいいな。(立花の生まれた理由だもんな)

だけどそうはいかないアレクシス。あかねを怪獣にしてしまう。

最終話。怪獣になったあかね。だがアンチくんはそれを否定する。彼はグリッドマン、人でも怪獣でもない
そしてグリッドマン同盟がアレクシスに立ちはだかる。
ママさんの応援が響くわ~♪アンチくん…
グリッドマンの真の姿。創る力。それが力。
あかねちゃんには皆がいる。助けを求めれば助けてくれる。

(最後は展開が早かったです。)

あかねちゃんは一歩を踏み出した。間違いを犯したけど、前へ進む一歩を踏み出した。
立花ちゃんが大きな理解者だったんだな。
あかねちゃんとずっと一緒にいたい。その願いがずっと叶いませんように…切ない。

神様の世界。グリッドマンの世界。
そして日常に戻る。平凡な日常に。

え? 最後にまさかの実写? あかねちゃんは二次元に逃げ込んだってことだったのか?
そういう自分の世界に逃げ込んだっていうことか~♪
良くできてる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


特撮もの、面白いですね。キャラも魅力的です。
神様グリッドマンの世界。奥が深い。
アンチくんがこの世界に残ったか。
どちらの世界も続いていく。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 452
サンキュー:

20

ネタバレ

ちゃろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

説明しないのがいい

私はウルトラマンより仮面ライダー派です。というのも少し大人になった頃にウルトラマンを見たときに違和感を感じてしまったからです。

その違和感はとてもシンプルで怪獣が出て町がぶっ壊れてるのに次の週には何事も無かったようになっている。というものです。

簡単に言えば規模がでかすぎるんです。そして規模が出かければでかすぎるほど物語の整合性を取るのが難しくなります。子供の頃ならその辺をまったく気にすることなく悪い怪獣をやっつけるウルトラマンかっけーで終わることなのですがその辺りを気にするようになってからはそこばかり気になって楽しめなくなりました。

この作品はウルトラマンではありませんが巨大ヒーローが巨大な敵と戦うという部分は共通しています。

ただこの作品はその整合性を「何か建物が元に戻ってるし記憶も消えて死んじゃった人は別の理由になってるー」っていうめちゃくちゃなものでした。超が10個くらいついてもおかしくないほどのご都合主義ですね。でもこれでいいと思います。必要以上に説明したところで矛盾が出てくるだろうし余計におかしくなることは間違いないですからね。こうして「なぜかわからないけどこうなっちゃうよ」って方がこちらもそういうものなんだという感じで受け止められます。

そういう意味でも近年のラノベやなろうは必要以上に説明しすぎなように感じます。それが返って「それはおかしい」という要素を増やす原因になっているような気がします。

キン肉マンや男塾の様に勢いでそういう設定にしちゃえばいいんだよ。この作品もその辺りの勢いはあります。

怪獣の原因がわかってもその原因である新条に対して何もしない。挙句の果て向こうから「私を殺せばいい」といわれるしまつ。殺すことに抵抗があるのは当然だとしても拘束するなりなんなりの対応すらとらず学校の人間を非難させることに力をそそぐ。正直おかしいだろと感じたのは私だけではないはず。それでもいいんです。必要以上に説明しないで勢いで乗り切れば。


キャラもしっかりしていると思います。男キャラは普通です。新条のようなメンヘラキャラは方言キャラと同じようにそれだけで一定の人気が出るものです。

物語自体は悪くは無いです。特にハマったりするような物語ではないですが作画、キャラクターがしっかりとしている分安定して観れます。

後は個人的にツインテールの子の声を聞いて俺は直角の直角の声が頭に浮かびました。

投稿 : 2018/12/08
閲覧 : 180
サンキュー:

7

ネタバレ

kenkenpa さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

内容が古臭い

こういう物語でいつも思うが怪獣出してるあかねを殺せばいいんじゃないの?って思う
後主人公もヒロインも魅力がない、好感が持てない、

投稿 : 2018/11/25
閲覧 : 242
サンキュー:

3

ネタバレ

プランタン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

グリッドマン

グリッドマンとは、元は電脳世界を守るために中学生がジャンクパーツを寄せ集めて作ったPC(名称が「ジャンク」)で作り上げたヒーローである。

なので、グリッドマンが救うならそこは電脳世界のはず、というわけで、『SSSS.GRIDMAN』の最初から「この世界は本当に現実の世界なのか?」と視聴者にはつきまとう疑問だった。

それでも学校生活のリアリティというか、キャラクター同士のやりとりはNPCのような感じもなく、凄くチグハグな感じが拭えなかった。

ここらへんの描写はやはり特撮で脚本を記してきた方なんだなと、アニメ脚本に慣れた身では新鮮に思われた。

第六話でおおよそ世界観は分かってきた。これからどう展開するのか興味深い。

『電光超人グリッドマン』では店名は「彩」で、『SSSS.GRIDMAN』では「絢」となっている。こういったあちこちに散見されるオマージュも楽しめる点だ。

投稿 : 2018/11/16
閲覧 : 470
サンキュー:

7

ネタバレ

つぶあん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

特撮を意識した作りに注目

原作は円谷プロの特撮「電光超人グリッドマン」

そういえばこんなのが放送されていたと記憶はあるけど・・・

{netabare}
ツツジ台に住む高校1年生の響裕太は、
ある日目覚めると記憶喪失になっていた。
そして裕太は古いパソコンに映る
『ハイパーエージェント・グリッドマン』と出会う。
グリッドマンは使命を果たせと語りかけ、
裕太はその言葉の意味と記憶を探し始める。
突然の事に戸惑いつつも、
クラスメイトの内海将や宝多六花、新条アカネたちに助けられながら
毎日を送る裕太だった。が、

その平穏な日々は、突然現れた怪獣によって容易く踏みつぶされた――。
(公式)

{/netabare}
で、実際に見てみたら

怪獣の動きが着ぐるみっぽくていいね。
暴れる場面は蹴散らされる自動車が、特撮でミニカー飛ばしてる
ように思えてたまらん。

バトルシーンはパースを使いつつも特撮のカメラワークを意識してて
動きも滑らか。
すごくいいと思う!

さすがTRIGGER。


作品全体としてはこれからなので何とも言えませんが
日常シーンも乱雑な校内風景とか
色々こだわってそう。

自分的には今後が楽しみです。

==========================
2018.10.14追記

第2話
{netabare}
物語が動き出しましたね。

グリッドマンの初戦後、
元通りになっている学校に驚く3人。
教室を見るとクラスメイトの机が減っていて、
誰もいなくなった人の記憶がない。
すべてが元通りになったわけではないことを知る3人。

なんか話がシリアスな方向に動き出しました。

まさか1話の猫背のおっさんが!
まさかクラスの人気者の女子が!

そんな驚きにあふれていた2話でした。

バトルシーンもやっぱり観ていて楽しい。
前回のほうが色が渋くて好みでしたが、
円谷感は最適化した後のほうがありますね。
原作特撮みたいな登場シーンを入れるとは恐れ入りました。

O×TかっこいいOP
「目を覚ませ この世界が何者かに侵略されてるぞ!」から始まる歌詞も
作品のイメージに合わせたものになっていて、わくわくさせてくれます。
でっかいメカが後ろで出現しても気づかない生徒たち。
この表現は物語の設定から来てるんですね。
今度いろんなメカと合体しまくるんだね。

EDも
本物の学校をぼかしたような背景が良かった。
雰囲気いいね。
曲もすきです。


それにしてもプライマルアクセプターってでかくて普段身につけて
いられなそう。
作品のラストではサポーターみたいなものは見えましたが、
盛り上がってない感じでした。どうなってるんだろ?

とにかく目が離せない作品になりました。

{/netabare}
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2018.10.21追記
第3話

{netabare}
アカネがいい感じに破綻した性格です。
過去に何があったのかなど、想像を掻き立ててくれます。

新しい登場人物が増えてより面白くなってきました。
謎の少年アンチ。
どうやらオートインテリジェンス怪獣として作られた存在みたい。
そしてなんといっても新世紀中学生。
中学生ってなんじゃー!

今回はアンチに敗れたグリッドマンと裕太。
六花と将が、裕太が死んだかもという状況を
泣き叫ぶなどの表現がないことが逆に印象的でした。

ボラーの「あー、はいはいはい」の声と共に
登場する新世紀中学生。
いい登場の仕方。
ボラーの話し方、かなりいいですね!

グリッドマンを復旧って、やっぱデータでできてるのかな?
その正体が気になります。
復活して合体。「剛力合体超人マックスグリッドマン」
やっぱヒーローには掛け声重要です。

ホント毎回楽しませてくれます。
敗北してアカネに見捨てられたアンチ。
どうなるのかな。
{/netabare}
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2018.10.28追記
第4話

{netabare}
グリッドマンの正体を裕太と目星をつけたアカネ。
確証を得るために六花に近づく。

良い感じにアカネが動き出しましたね。
バスの中や合コンで裕太と話している事を聞き出そうとするが、
なかなか聞き出せなくてイラつくアカネがやばいですね。

アカネの正体を知らない六花がもっとアカネと話したかったと
ファミレスでつぶやくところが、EDの雰囲気に向かっていくのかなと
感じさせました。

今回も色々やってくれました。

バスの液晶表示にウーサーが!

そして一番の見せ場 、新世紀中学生が総出で支援に向かうシーン。
PCのスペック不足で処理落ちフリーズw
一人ずつしか出られない設定を説明するためなんだけど、
芸が細かいなぁw
六花ちゃん、ホントやばいって、電源ぶち抜き。

今回は登場シーンがなかった分、必殺技で見せてくれた。
超電撃キックのキメシーン、最高です!


{/netabare}
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2018.11.4追記
第5話

{netabare}
今回は水着回でしたw
なんといっても将のハラポテが最高でした。
つか六花もアカネもスタイルいいなぁw
海じゃなく、ラフティングなのが変わってますね。
ってなるほど、山が怪獣になるのかー。


それにしても薄々思っていましたが、グリッドマンと合体するのって
ものすごく不便だね!
ジャンクがないと変身できないのはものすごい弱点。
今回はその点を浮き彫りにする話でした。
新世紀中学生、電車で運ぶなんてグッジョブです!

初めてボラーと合体。
ドリルついてるから、山に突っ込むのかと思っていたのに違ったw
超火力型なんだね!

前回、六花から裕太のグリッドマンの正体を聞き出せなかったアカネ。
今回は直接仕掛けてきましたね。
変身のことを裕太に直接尋ねて証言ゲットしたのはいいけど、
自分自身も怪しまれることに気付いているのかな?

最後にマックスがなぜ裕太の周りだけ怪獣が出るのかを疑問視してたのが
今後のカギとなりそうですね。

{/netabare}

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2018.11.11追記
第6話

{netabare}
かなり核心に迫った回でした。
アンチに裕太を殺害させることを命令するアカネ。
更に、裕太のことを将から聞き出そうとします。
将にも何か怖いものに映った様子ですが、将にはアカネの正体が
わかっていないため、巻き込みたくないから何も話しませんでした。

裕太のの前に突然現れる怪獣と名乗る少女。
彼女は裕太にこの街の真実を語ります。

アカネが怪獣を作り出していたこと。
そして怪獣に壊させては直すを繰り返し、必要ない人間を排除していること。
この街が実はアカネの作り出した世界だったという事実。
そしてアカネを狂わせた裏の存在を示唆します。

真実を知った裕太の行動、そしてアンチと六花の関りが何をもたらすのかが
気になりますね。
それにしてもこの街以外は何もないと怪獣が言ってましたが、この世界の中
にいる人間もすべてアカネが作り出したのでしょうか。
先代の怪獣が裕太に世話になったと言っていましたが、失われた裕太の記憶に
真相が隠されていそうですね。
そういえば今回グリッドマンは一回も出てきてなかったね。
{/netabare}

投稿 : 2018/11/12
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SSSS.GRIDMANのストーリー・あらすじ

1993年から放送されたTVシリーズ「電光超人グリッドマン」。
まだパソコンが一般家庭に普及する前に制作された作品にも関わらず、 現代における「インターネット」「コンピューターウイルス」といった概念を先取りした内容で人気を集めた。

そして2018年秋「SSSS.GRIDMAN」が放送決定!
アニメーション制作は、2015年日本アニメ(ーター)見本市で公開された 「電光超人グリッドマン boys invent great hero」を制作したTRIGGERが担当する。
監督は、同作でも監督を務めた雨宮哲。
あの時の未来が現実になった2018年、グリッドマンがアニメーションの世界で蘇る――。(TVアニメ動画『SSSS.GRIDMAN』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
トリガー
主題歌
≪OP≫OxT『UNION』≪ED≫内田真礼『youthful beautiful』

声優・キャラクター

広瀬裕也、緑川光、斉藤壮馬、宮本侑芽、上田麗奈、高橋良輔、小西克幸、悠木碧、松風雅也、鈴村健一、稲田徹、新谷真弓、三森すずこ、鬼頭明里

スタッフ

原作:グリッドマン、監督:雨宮哲、脚本:長谷川圭一、キャラクターデザイン:坂本勝、グリッドマンデザイン:後藤正行、アレクシスデザイン:コヤマシゲト、怪獣デザイン:西川伸司/丸山浩/板野一郎/山口修/前田真宏/坂本勝、アシストウェポンデザイン:野中剛、ジャンクデザイン:三宮昌太、ヒロイック作画チーフ:牟田口裕基、3DCG監督:宮風慎一、3DCG制作:グラフィニカ、美術監督:渡辺幸浩、色彩設計:武田仁基、撮影監督:山本弥芳、編集:吉武将人、音楽:鷺巣詩郎、音楽制作:ポニーキャニオン、音響監督:亀山俊樹、音響効果:森川永子、ラインプロデューサー:竹内雅人、アニメーションプロデューサー:舛本和也

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