当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト(TVアニメ動画)」

総合得点
72.1
感想・評価
272
棚に入れた
974
ランキング
1205
★★★★☆ 3.7 (272)
物語
3.5
作画
4.0
声優
3.3
音楽
3.8
キャラ
3.7

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

少女☆歌劇 レヴュースタァライトの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バナナイス!

日常パートは総じて面白かった。
第4話の{netabare}アリバイ作り~翌朝の先生のヒトコト{/netabare}までのくだりは腹を抱えて笑えたし・・・。
うん、日常パートはそれなりに面白かった。

キリンさんオーディションパート(ミュージカルパート)は、当たり外れが大きかった。
正直、評価が難しいな。

7話の{netabare}タイムループ{/netabare}展開以降は、少し物語の様相が変わる。

バナナの声優さんの演技の酷さが・・・。
後半の重要人物なのに!

作画は綺麗だけど、静止画が異常に多かった気がする。
途中で何回、画面がフリーズしたと思ったことか(笑)。

投稿 : 2018/10/18
閲覧 : 504
サンキュー:

28

ネタバレ

レイン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

分かります

好き嫌いがはっきりしそうなアニメ。
舞台(オーディション)シーン以外も舞台風の演出。
抽象的。
時系列が途切れ途切れで進んだり戻ったり。
ストーリーは分かるけど、あまり好きではなかったかな?
キラメキってのがこのアニメのパスワード見たいですね。

エンディング曲の「Fly Me to the Star」は自分には
「Fly Me To The Moon」の替歌にしか聞こえないんですが
別の曲ってことみたいですね。
エンディングの作画は好きです。

このアニメの1番の見所はオーディションシーンの作画ですね。
よく動いて綺麗です。

この作品はじっくり見ないと何が何だか分からなくなると思う。
キリンには「分かります」って言われるだろうけどw

この作品も一度見れば充分です。

投稿 : 2018/10/18
閲覧 : 241
サンキュー:

4

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

君たちは『アイマス』の煌めきの燃料となったのだ・・・

見始めたときは、割とアイマス(初代)っぽいヒロイン達と凝った演出っぷり(*1)で結構期待したのに・・・残念。
これでは、シナリオ&演出とも本当に、ただ単に“奇をてらった”だけの雰囲気アニメだよ(※とくにキリンが酷い・・・)。
少女歌劇の世界・・・もとい・・・少女歌曲アニメの世界は残酷で、きっと君たちは『アイマス』の煌(きら)めきの燃料となったんだよ・・・

※追記
それでも妙に心にひっかかる部分もあるので、しばらくしたらもう一周はしたい作品です。
因みに、本作を見て『少女革命ウテナ』の演出を思い出す・・・という意見が出る気がしますが、私はそもそも同作をほとんど評価していないので、その点でも本作の評価は余り上がりません。
ただし、『ラブライブ!』みたいな月並みな展開にせずに、少なくとも序~中盤にかけては、下手な演出ながらもシナリオ面では冒険した点は少しだけ好感を持ちました。

(*1)アイマス劇場版冒頭の『眠り姫』みたいな設定


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
脚本/演出でリスクをとって冒険している点は評価したい。問題は果たして全体シナリオが面白いかどうか?
「みんなと一緒なら」が口癖の主人公(愛城華恋)は『アイマス』の天海春香ポジションなんだろうな。
・第7話視聴終了時点
まさかループしてるとは思わなかったけど、シナリオが微妙に浮いてる感じが残念(『アイマス』もどきではなく『まどマギ』もどきか?)。
だけど“暁美ほむら”ポジションが、神楽ひかり(転入生)とバナナちゃん(ループ担当)に分裂しちゃった印象で、これではインパクトが薄すぎる。
・第8話視聴終了時点
ここで、神楽ひかりの過去話だけど、演出にも余り力が入ってなさそう。もうヒット作にすることは諦めちゃったの?
・第12話視聴終了時点
「星罪のレヴュー」から「星摘みのレヴュー」へ・・・って、ただの言葉遊びで話を閉めて良いの?シナリオももう投げ槍ですか?{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作            ブシロード、ネルケプランニング、キネマシトラス
監督            古川知宏
シリーズ構成・脚本   樋口達人
キャラクターデザイン  齊田博之
音楽            藤澤慶昌、加藤達也
アニメーション制作   キネマシトラス{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== 少女☆歌劇 レヴュースタァライト (2018年7-9月) =======
{netabare}
第1話 舞台少女 ★ 聖翔音楽学園へ神楽ひかり転入、オーディション1日目(星見純那vs.ひかり、愛城華恋乱入)
第2話 運命の舞台 ☆ オーディション2日目(愛城華恋vs.星見純那)
第3話 トップスタァ ☆ オーディション3日目“誇りのレヴュー”(愛城華恋vs.天堂真矢、華恋敗北)
第4話 約束タワー ☆ 舞台少女・華恋&ひかりの休日外出
第5話 キラめきのありか ★ オーディション4日目「恋の魔球」”嫉妬のレヴュー”(露崎まひるvs.愛城華恋)
第6話 ふたりの花道 ☆ 花柳香子の退園騒動、オーディション5日目「花咲か唄」“約束のレヴュー”(香子vs.石動双葉)
第7話 大場なな ☆ オーディション合格者、再演(ループ)と新入り(神楽ひかり)
第8話 ひかり、さす方へ ★ 華恋&ひかりの幼年期の交流、オーディション失格と再挑戦(ひかり)、オーディション6日目「第二幕」“孤独のレヴュー”(ひかりvs.なな、なな敗北)
第9話 星祭りの夜に ★ スタァライト新脚本、オーディション7日目「星々の絆」“絆のレヴュー”(ななvs.華恋、なな再敗北)
第10話 されど舞台はつづく ★ オーディション最終日、“運命のレヴュー”レヴューデュエット(天堂&西条組vs.神楽&愛城組)、最終オーディション“悲劇のレビュー”
第11話 わたしたちは ☆ オーディション終了、ひかり退学、第100回聖翔祭準備と華恋の「煌めき」喪失、“運命の舞台”開幕
第12話 レヴュースタァライト ☆ “星罪のレヴュー”(ひかりvs.華恋)、“星摘みのレヴュー”へ{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「星のダイアローグ」
ED 「Fly Me to the Star」(※第3話から使用)

投稿 : 2018/10/17
閲覧 : 607
サンキュー:

20

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キリンと2.5次元舞台的な…

タイトルにはライバルは音楽少女って書いたけど全然中身は違う。

前半は学園の日常、後半はミュージカルバトル?
後半のミュージカルバトルのインパクトが凄い~

毎回その場でミュージカル衣装作ってる
舞台のお金取ってないないのに経費掛かりすぎw

学園の制服は宝塚音楽学校みたいで可愛いです。
ブロードなのでバンドリの二の舞ならないこと祈るけど…キリン要るのかな?


視聴完了
後半パートのミュージカル風がインパクトあったので最後まで何とか視聴出来た感じ。

声優さんの出来や物語全体は微妙だし、最終話はなにこれ…だった??
ファンタジー感?シュール感?…キリン何だったのか…

投稿 : 2018/10/13
閲覧 : 381
サンキュー:

17

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

トップスタァを目指して9人の少女が競い合っていくお話

トップスタァを目指す舞台少女の物語。全12話。
聖翔音楽学園という舞台女優養成学校に通う9人の少女が競い合っていく姿を、日常風景+ミュージカル風のレヴューシーンという形式で描いていきます。
内容的には、日常パートは一般的な美少女アニメのそれと特に変わらず、適度に笑える場面もあって普通に楽しめます。一方、レヴューシーンは、その意外性や独特のセンスに、初見で「なんじゃこりゃ!?」と驚かされますが、映像や音楽の質がとても高いので、すぐに何度も繰り返して観たくなりました。レヴューは第2話以降でも、登場人物や楽曲を変えながら趣向を凝らして描いており、最後まで高品質でした。要所で披露される様々な決め台詞も面白かったです。また、基本的に主要キャラ全員がライバルなので、トップを取るためには仲間たちに勝たなければいけないのですが、雰囲気はあまりドロドロしません。真剣に戦っても勝負が終わればまたいつもの友達、というような爽やかさには好感が持てました。全体のストーリーに関しては、最後のまとめ方も含めて、それほど出来が良いという感じでもなかったですが、他の部分にそれを補うだけの十分な長所があったので問題なく楽しめました。
キャラは、全体的に良かったと思いますが、個人的な感想でいうと、主役の愛城華恋と神楽ひかりにはそれほど魅力を感じませんでした。2人のキャラの関係性ならば、天堂真矢と西條クロディーヌ、石動双葉と花柳香子のほうが、単独のキャラとしてならば、星見純那や露崎まひるのほうが、主役の2人よりも応援したくなりました。
声は、本職の声優ではない人も多かったようで、演技は必ずしも上手とは言えないにしても、声質や歌唱などに新鮮味はあり、これはこれで良かったと思います。むしろ純那や真矢の声などは結構好みでした。
最後まで観終わって、総合的にはとても楽しめるアニメでした。少女たちが夢に向かって切磋琢磨していく、「みんな友達みんなライバル、仲間だって時には真剣勝負!」といったアイカツ的な世界には、やはり惹かれてしまうようです。

投稿 : 2018/10/10
閲覧 : 238
サンキュー:

17

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

意外なラストでした。

>1話まで視聴して
既に多くの方がレビューされているように、ウテナっぽさ?が強く感じられました。
自分は(ウテナ+ピンドラ+スタドラ)/ラブライブ??
・・っていうのが現時点での率直な印象です^^。

演劇っていう題材を組み込んできたところは、少し面白味を感じさせるのですが
メイン登場キャラが今のところ女性ばかり?・・ってことで
どうしてもただの消費アイドルアニメ?・・的なところに自分の中で落ちてしまうのと
せっかくの歌パートのところや、決めのEDのところの音楽も
ただのアイドルアニメ??・・にとどまってしまってる感じです。

劇中劇という部分では、自分はスタドラが至高だと思ってますし
劇中歌という部分でも、自分の中ではスタドラが素晴らしすぎました!!。
・・ただ、ウテナの”絶対運命黙示録♪”には
今なお自分の胸の中に大きな衝撃が残されたままであり
本作でもそれに匹敵する何か?が出てくるんじゃないか?
という期待に駆られて視聴してみたのですが
どうも、今のところただの消費アニメ?・・っぽく感じてしまってます・・。

人間関係で今後、強い個性と魅力をもった男性キャラ等が出てこないのであれば
自分は断念してしまう可能性が高そうです。。

もう少し、期待して継続視聴してみようかと思います。


---------------------------------------------
>3話まで視聴して
まず、作画は文句なしに良いですね!!。これは魅力です♪。
ただ「○○○、○生産」のところは、もし今後も毎回同じ演出が続くとしたら、ちとキツい・・
←ヒネりがほしいかな?。
変身バンク?のシーンは単純にスタドラ彷彿させられて、不本意ながら評価甘々^^。
ああ~、もういっそのこと銀河美少年出してほしい!!!(錯乱w)。

2話の時点で、「やはり歌が致命的かも。。(合唱かよ?)」って思ってて
3話でも途中までそう思ってたのですが
あるシーンから、少し考えが変わりはじめています。

キャラ同志のやり取りは、時折セリフが某っぽく感じてしまうこともあるけれど
今まであまり聞いたことないニュアンスのやり取りがあったり
新鮮な感じもあって、密かに評価UP↑。
某○○ライブの○とりちゃんポジション?のキャラのやり取りも、なんか味があっていい♪。

意外に現時点での感触としては、毎回次回がかなり気になってきているので
今後の”個人的納得が得られるかポイント”としては
「なぜ戦うのか?」・・それらの理由づけをいかに納得させてくれるか?・・に尽きます。。
「戦わなければ生き残れない・・?(仮面ライダー龍騎?)」のように
バトルロイヤル方向にいってしまうのか?(こっちだと自分無理><)
もしくは、戦うけどみんな仲良くなっていくのか?(自分こっち希望^^)。

傍観者?の某キリン??が、何を観ているのか?。
でもバトルの勝敗は”○○○ーポジション”の単純な取り合いなの??。

あと。演者、裏方という風な役割分担の分岐が今後どういう意味を持つのか
期待させられたり(裏方のクローズアップはチアフルーツの例もあって期待してしまう)

・・ただ、なつかしの○○のトップテン?のような
レトロなランキングが今後物語にどう影響していくかも気になる。

今のところは主人公キャラ2人よりサブキャラ?の方に興味惹かれてしまってます^^。


---------------------------------------------
>4話まで視聴して
4話は個人的に今までで一番面白かった!!。

某2人の空白の時間を埋めていく??描写が
いろんな捉え方ができる描写でとてもよかった^^。
一見噛みあっていないように見せられ、もどかしさを強調されられるんだけど
それぞれが長い時間温めてきた、言葉では言い表せない複雑な感情・・
が描かれてるような気がして、結構ココロに響きました!。

あと、2人のまわりの本来競い合ってるであろう主要キャラ達が
競い合いはもちろんしてるんだけど
基本的に互いのことをいろいろ考え、想い、大切にしているのが伝わってくる^^。
ギスギスしてない、むしろ百合百合しいくらい・・??、なのも好感♪。
(・・ただ、いったん上げておいて
 一気にまとめて突き落とされてしまうような気がしてならない・・)
 ↑余計な不安で済めば一番良いのですが^^

EDの絵と曲も、なかなか心地よく感じてきました!!!(ED絶賛!)。
最初っからこうだったっけ??・・と気になって過去話確認。
・・ああ、この曲は3話からで、でも3話とは違うバージョンなんですね。
それもちゃんと本編での話の進行にリンクしてる!。
凝ってるじゃないですか!!!!。
こういった細かい演出も、ED絵のタッチも自分好みです^^。
さらに、ボサノバ調で「 Fly me to the~♪」ってきたら
アレ!しか連想できない自分wですが
某作品を彷彿させながらも、方向性の違いが明確にさせている。

個人的には4話が決定打となり、★の評価が一気にあがりました!!。
ここから先が気になってきた反面、やっぱ意味不明な方向や
ギスギス方向に向かって突き落とされてしまわないか心配でもあり
逆に楽しみでもあります♪。

ひさしぶりに”どっちに転ぶかわからなくなってきた作品”を
リアルタイム視聴できることに喜びを感じています^^。


---------------------------------------------
>5話まで視聴して
4話が意外にもかなり良かったから5話はコケるんじゃないか?と勝手に予想してましたが
イヤイヤ、5話でさらに自分の評価爆上がりでした↑↑。
あのキャラの掘り下げが特に良かった^^。
さらに唐突な○球回??・・というかこれもあのキャラの内面掘り下げですよね。
いや、こういった絶妙の意表突く感???。絶賛です!!。

EDの絵と曲も、期待どおり変わってきてましたね♪。大満足です。
ここから毎回主要キャラ全員分掘り下げていくのかな??。
・・でも、きっとそう思わせといてまたどっかで捻ってくる(褒め言葉)と期待させられます!。

★の評価、また上がりました!。


---------------------------------------------
>7話まで視聴して
7話で捻ってきましたね♪(歓喜)。
安易な○○○○○○ものは、若干不安を感じさせますが
でも現時点ではうまく機能してるように思います。

ああ、あのキャラ。これってある意味タクトくん?。
役者+裏方で○○○っていう意味付けなんでしょうか??。
でも、あのキャラが○ップ○○ーといわれても、現時点では正直説得力ないです><。
失礼ですが、役そのものの声の演技も、なんかぎこちなく感じるし、キャラの外見も普通?。
かといってダンスやフィジカル面で秀でたものがあるようにも感じられない。
・・では歌か?・・と思ったらEDで○○されるしww(まさか歌NGの人とかじゃないよね)。

少しずつ少しずつ、これまで疑問に感じていたキャラ達の感情や行動の理由づけ
が少しずつ見え隠れしはじめてきて、そこからいろいろ想像できて楽しいです!!。

過去話含めてついつい何回も見てしまっています^^。

★の評価、またまた上がりました!。


---------------------------------------------
>1話~7話を再視聴して^^
7話の捻りのおかげで、1話からの再視聴がめちゃくちゃ楽しいです!!。
こういった、何回も観ることによって新たに見えてくる楽しさは
”スタドラ”で感じさせてくれたものに非常に近いです!(絶賛)。
正直、あのキャラのことは自分、全く見えてなかったことに驚愕でしたw。

ここでふと考えてしまったのですが、本作の話のボリュームから考えると
2クールくらい当然あるんだろうな~って何となく思ってましたが
BDの発売スケジュール見てみると、・・まさか1クールなんですか!?。
ええ~、勿体ない。ぜひ2クールあることを信じています。

タイム○○○もの?・・に関しては、もともと本作はキリンさん(学園長??)
が出てきたり、異空間(ゼロ時間的な?)が存在してたりしたので
特に拒絶反応はおきず、すんなり受け入れられました。
それに、某他作品のように絶望に絶望を重ねるほどの気の遠くなるような繰り返し
・・ではないと思われるので、おそらく長くはひっぱらないでしょうね。
一時的な描写で、さらっと流してくれそうで好感♪。

いやー、でも見れば見るほど自分の好きな作品”スタドラ”を彷彿させる要素が多くて楽しい!。
今まで全く見えてなかったOPでのあのキャラの戦闘シーン、
あれってタウバーンっぽい??w。他にも目覚まし音の使いどころとかも。

現時点で自分が見てて一番うれしいのは
本作でいうレビュー?を繰り返すことで、登場キャラ同士が成長し、全員の関係がより親密になり、
結果として彼女らが作り出す舞台が、より良いものに進化していっているのでは?
と感じさせられるところです。←これがあのキリンさんの真の狙いだったりするのかな?。

ただ、やっぱり今気になっているのは
なぜ、あのキャラがこの○○○世界に入ってこられるようになったのかが
どう描かれていくのか、楽しみで仕方ありません!!。
無意識のうちにあのキャラが呼び寄せてたのかな?(約束+テレパシー的に)。

あ、あと再視聴してみて感想が変化しました。
前回7話視聴終了時点で、7話EDで歌がアレだったことに文句書いてしまいましたが
よく見るとキリンさんも一緒に登場してたり、なんか意味深で
7話EDはあれで正解だったと考えを改めました♪。
おそらく次回あたりでそのアンサーEDになるのだろうと期待しています!。


---------------------------------------------
>8話まで視聴して
なるほどー。ひかりちゃんのこれまでの言動・行動には、こんな理由があったんですね。
ただちょっと気になったのは、”○リンさんの目的”と”レビューの結果”って
ちょっと矛盾するんじゃないかな?・・ってことです。
まあ、そもそも○リンさんが本当の目的を語っていたかどうかもあやしいですが。。
単純に考えると、結果として舞台全体のクオリティーは下がってしまうのでは・・?。
それに、「永遠の○ップ○○ー」といいながら、唯一のものというわけでもない??。

今までは某キャラによって○られてきた99期生の主要メンバー達だけど
それが○○なった今後、どうやって風呂敷が畳まれていくのかが楽しみです!。
まさか某作品のように全員○位END!・・なんて残された話数では無理でしょうけど
主人公の2人は当然だとしても、何かB組の裏方組もうまく協力してくれて
最終的には○台全体が全員で最も輝いてEND・・っていうカタチになるのかも?(願望)。
そうしたら、あの某キャラもうまく絡めてのENDになるんじゃないかな?。
ああ、なんかそうなってほしい。


---------------------------------------------
>9話まで視聴して
自分の期待をこえてきた9話でした!!。文句なしです!。
あのキャラの活躍もよかったし、その言葉も映えていた!。
あのキャラもやっと本音が見えてきて好感度UP!。

★の評価さらにUP!。お気に入り作品確定です。


---------------------------------------------
>12話まで視聴して
意外なラストでした(・・あまりよくない意味で)。
メインの2人以外がこれまで関わってきた意味って・・。

作品全体を通しての東京タワーの使い方とか非常に気に入っていただけに残念・・。
2クールでもっと余裕があったら違ったラストになってたかなあ?・・。

結果的にお気に入り作品から外れ、★の評価もダウンしました。

投稿 : 2018/10/10
閲覧 : 640
サンキュー:

22

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

序盤は期待いっぱいだった

 自分にはメタ的な考察とか得意じゃないんで、最終的にもうはよあのキリンの首、輪切りにしとけよみたいなハピシュガのさとちゃんみたいになっておりました。

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 200
サンキュー:

5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お持ちなさい あなたの望んだ その星を

この作品の原作はミュージカルなんだそうです。
そしてミュージカルに出演した主要キャストがアニメ版の声優をそのまま演じているという一風変わったキャストの起用がされています。

どうりでキャストの名前を見ても知らない人ばかりのはずです。
みもりんは当然分かりましたが、あとは声優経験のある方が少しと声優初挑戦の方ばかり…
声優は初挑戦の方も、本職は舞台やミュージカルなど「演じる」事に対してはプロの方たちです。
でも、自分自身で演じるのと、CVを演じるのではきっと肌感覚が全然違うんでしょう…

声優業はキチンとした専門の学習と、起用に値するだけの努力を積み重ねた上で、ちょっぴりの運を引き寄せられた方が役を演じるべき…というのが私の持論です。
何故なら現在の日本の声優人口は約1,400人弱…
この中で声優として確立している人はほんの一握り…
ましてや過半の人が声優業だけで生活できないほど厳しい業界だと聞いています。
だからこの生存競争の上に、現在の声優さんたちの地位は成り立っている訳です。
この過程って、凄く大切な事だと思うんです。

でも、今回はミュージカルが基になり、それがそのままアニメ化されているので、「俳優を声優に起用する」と言う状況とはちょっと違うと思います。
キャストに対する、あにこれの皆さんの評価を見るのが楽しみです。

この物語の舞台は聖翔音楽学園…トップスタァを夢見る少女たちが集う学園です。
物語の中心は、お互いがしのぎを削る第99期生の女の子達…
彼女たちは、毎年行わている演劇「スタァライト」の公演に向けリハーサルに余念がありません。

彼女たちの「スタァライト」は、在学中の3年間で演目が変わることはありません。
ですが、全く同じモノを求められている訳でもありません。
だから日々進化し続ける自分たちを役にぶつけ、演目そのもののレベルを向上させていく必要があるんです。

そして今回99期生が演じる演目はこれで2度目…
今年の演目内容を考え始める頃、イギリスの王立演劇学院からの転入生がやってくるんです。
転校生の名は神楽ひかり…この作品の主人公である愛城華恋の幼馴染だったんです。

神楽ひかりの転入を機に、愛城華恋が知った衝撃の事実…
それは、「スタァライト」に対する「オーディション」が行われていたということ…
この「オーディション」は自らの意志で参加するため、これまで秘密裡されてきたということ…
そして、このオーディションで頂点を取らないとトップスタァにはなれないこと…
こうしてオーディションに愛城華恋が参加の意志を表明し物語が動いていきます。

作風がどこかで見たことのあるような…と思ったら、この作品の監督である古川さんは幾原さんの直弟子だったんですね。
幾原さんといえば、「少女革命ウテナ」が有名ですよね。
そして幾原さんの手掛けた作品が「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」「ユリ熊嵐」で、その中で古川さんは「ユリ熊嵐」の副監督を務められています。
つまり本作品もこの路線の血が脈々と流れている訳です。

こうしてオーディションが開催される訳ですが…
まず普段とはみんなの顔つきが全然違う事に気付きます。
違うのは顔つきだけではありません。
「あたし再生産」から始まる一連のレビューは、真剣勝負そのもの…

輝きの頂点を求めているのは1人だけじゃない…
それぞれが明確な目標を意志を持ってオーディションの場に立っている…
けれど、頂点には全員分の椅子なんか用意されている筈がありません。
追い…追われる立場を繰り返しながら彼女たちの真剣勝負は激しさを増していきます。
目指すは、主役だけが立つことを許されたポジションゼロ…

でも、オーディションで総理すれば主役の座が手に入る…事態はそんなに単純ではありませんでした。
いえ、事態は単純だったのかもしれません。
結果に順応することより、最悪の事態の回避を優先すべきいう人の意志が働いたから…?
舞台に魅了され、舞台に生かされている舞台少女たりちがどの様な火花を散らしながらスタァを目指すのか…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「星のダイアローグ」
エンディングテーマは、「Fly Me to the Star」
どちらもスタァライト九九組が歌っています。
個人的にはエンディングのハモリが大好きでした。

1クール全12話の物語でした。
回を重ねる事に内容の密度が高くなるので見応えのある作品ですが、物語の展開が独特なので、好みが分かれそうな作品であるとも思います。
私はこの作品の作風は嫌いじゃないので、しっかり堪能させて貰いました…
というより、どちらかというと「好き」の成分の方が多かった作品でした。

投稿 : 2018/10/06
閲覧 : 229
サンキュー:

22

まる さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ここ数年の最高傑作

第1話がニコニコ動画とYouTubeで公式無料配信されています。
気になる方はまず1話を「最後」まで見て下さい。
1話でピーンと来た方は当たりを引いたと思って下さい!そのあとずっと最終回まで間違いなく楽しめるでしょう。

よくある美少女学園モノだと思って見ていました。
でもそれはすぐ間違いであることに気付きます。

このアニメは本当に美しい。アニメの隅から隅まで、一切無駄がない。
どんな些細なシーンでも、かならずそこに意味があり、きらめています。

ほぼ毎話流れる劇中歌はほぼ全てこのアニメのためだけに作曲された神曲ばかり。普通のアニメだとただBGMとして作曲するだけなのですが、このアニメはフィルムスコアリングをしています。つまり、映画音楽のように、映像に音楽が完璧に合致するようにわざわざ手間をかけて音楽を作っているのです。このアニメの音楽を手がけたスタッフには本当に拍手しかありません。

キャラクターも最初は多いと思ったけど、最後には全員愛おしい存在に思えてくるから不思議。1人として無駄なキャラクターがおらず、1人1人丁寧に描写しているからこそ出来ることです。そしてこのアニメが凄いところは、私達アニメを見る客すらもアニメのキャラクター達の中に取り込まれてしまうことです。
その感覚は新鮮で楽しく、今までにない体験でした。

知名度がちょっと低いし、独特の演出は難しく思う人もいるでしょう。
しかし、それを抜きにして、純粋にアニメとしてこれを楽しむことが出来れば、間違いなくあなたのアニメ史に燦然と輝く作品の一つになること間違いなしのクオリティです。

初見で意味が分からなくても大丈夫なんです。決して難解なアニメではないです。「意味がわからない、面白くない」で切ってしまうには、あまりにも惜しい作品。作画技巧、演出、音楽、キャラクター、声優、どこをとっても魅力的です。

とにかくまず1話を見て下さい!
そこで少しでも心に響くものがあれば、人生の中で大切にしたくなる作品になるかも。

投稿 : 2018/10/06
閲覧 : 259
サンキュー:

11

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よくわかりませんが、私も“スタァライト”されちゃいました♪

舞台劇、アニメなどで展開する2.5次元メディアミックス企画のアニメ化作品。
演劇の方は「~ -The LIVE- #1 revival」のBlu-rayを視聴。

演劇学園で稽古に励む舞台少女が放課後に、
謎のキリンさんに誘い込まれた校舎の地下にある秘密空間にて、
「トップスタァ」の座をかけて、
禁断のオーディション「レヴュー」でバトルを繰り広げるという超設定。

虚実が入り乱れる中で、時にアート化する複雑な乙女心。
キリンさん「わかります」→視聴者「全然わかりませ~~ん(泣)」
といった感じで迷宮入りのリスクも多分にある本作。

けれど事前に実写演劇映像で構想を把握していたのが良かったのか、
私は比較的迷わずに無事完走することができました。

演劇ならではの諸要素、
一言に多くの状況や心情をギュット凝縮するセリフ回し。
比喩に富んだ大道具、小道具、背景を駆使することで
観衆に心象風景をも伝達する劇場空間。
など、こうした舞台劇のエッセンスも活用して、
葛藤を抱えた少女たちの精神解明を試みた意欲作だったと思います。


地元じゃ煌星でも、全国から猛者が集う学園では圧倒的な才能を前に燻る屑星。
もうスターになる夢自体忘れた。諦めよう。
いや、諦めたくない。あの娘にさえ勝つことができれば!
あの娘との友情、思い出、取られたくない、変えたくない。

こんな諸々の乙女心を秘めた、基本出たがりの舞台少女たちが青春すれば、
舞台裏はドロドロした修羅場確定ですがw
本作の場合は胸に押し込んだ感情が鬱屈して手遅れになる前に、
「レヴュー」というバトルフィールドで外部化されたのが功を奏したのか、
視聴後には不思議と心地よさが残りました。
私にとってはこの心地よさが“スタァライト”だったのかな?と思っています。

キリンさんもバトルにて麒麟児の如きスターを選抜する際に生じる
彼女たちの煌めきが旨いとばかりに、美少女バトルロイヤルにて悦に浸る。
どこぞのインキュベーターみたいな性格の悪さが滲み出ていますがw
舞台少女たちの本音を発散する場を提供したという点では、
チョットいい所もあるのかも?と思ってみたり。あくまで一瞬思っただけですけどw
……と言いつつ私はいつの間にか公式にて
キリンTシャツ予約ポチってしまいましたwわかります。


推しは、キャラと言うよりキャスト推しになりますが、
星見純那役の佐藤日向さん。
ラブライバーにとっては「Saint Snow」の理亞でお馴染み。

『~サンシャイン』のライブでは黒髪ツインテールで“理亞バウアー”を決め、
『~レヴュースタァライト』の舞台では黒ぶち眼鏡を装備して委員長属性を貫く。
その熱い2.5次元魂には胸を打たれます。

アニメ版だと純那は{netabare} 早々にお悩み解決?された{/netabare}為かやや印象不足な感じ。
演劇オタク知識をこじらせたイタイ言動もっと見たいですw


それも然る事ながら、実写舞台映像観ると、
ひかり役の三森すずこさんのキラキラ感に驚かされます。
彼女は元々、舞台畑を歩んでいたからと言う予備知識以上の躍動感が伝わって来ます。
舞台で水を得て、15歳くらい若返ったのではないか?という位の生き生きした表情。
あと10年は二次元&三次元双方で少女役いけそうです。

もしかしたら本コンテンツで一番“スタァライト”されたのは、
みもりんなのかもしれません。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 453
サンキュー:

27

ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スタァという響きがいいよね

前半ラブライブっぽいのから後半ウテナ系へ
監督がいわゆるイクニ系の演出で組むことが多い人らしくて
その手の演出がなされている

キネマシトラス制作(灼熱の卓球娘、メイドインアビスなど)
ということで期待値は高かった本作

■流星のごとき視聴者置いてけぼり
作画はさすがの素晴らしさながら、
本業でない感じの声優演技にストーリーは突拍子ない急転換
突然のバトルものになりぶっこまれるイクニ系演出
完全に置いてけぼりをくらった、意味不明な掴みで始まる

まず戦う意味がわからない
トップスタァを目指す輝きのアピールという感じなのに
勝敗を決するのは武闘でありフィジカルなのかというところで
いきなり理解はできない、しかし考えたら負けだ感じろのノリ

そこは演出でカバーしうるとしても
演技が辛い、めちゃくちゃ棒に聞こえて感情が入ってこない
そもそも感情を語る歌も一方的すぎてそこも没入感を得るのは難しかった

■キャラの魅力、掘り下げは丁寧
数話を経て、キャラ掘り下げ回が行われ
だんだん声も馴染んできたのか次第に良さも感じてきた
殺伐とした関係のままそれぞれが独りよがりをぶつけ合うだけだと深みがなかったが
みんな良い子でお互いを尊重している面があって
その上で自分たちの個性を持っている感じは良かった

■デザインの良さ
衣装が結構凝っていて見栄えは抜群に良かった
武器がみんな少しずつ違って
ハルバードやメイスなんかもありどうやって戦うのかは気になった
日本刀の強キャラ感も…

■バナナイス!
ストーリーのピークとしてはやっぱりバナナ編が盛り上がった
言動なんかにも伏線があって
脚本に回るといいつつ順位がけっこう高かったのも怪しい気配をさせていた
キリンの正体がバナナ?なんて予想もされていたけど
それとは別での闇深さや豹変が見れたのは良かった

■セリフセンス
登場の口上やセリフに印象に残るものが多いのもよかった
・バナナイス!
・ばかばか、ばっかれん!
・ノンノンだよ!
ここぞの場面ででてくるとおおっ!となった

■振り返り
キャラクターやセリフ回しのセンス、作画なんかはかなり良かった
一方でわかり難いストーリー展開、掴みの悪さ
ラストもけっこう勢いだけで押し切った感もある
長短がはっきり分かれる作品かなーという印象でした

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 197
サンキュー:

12

josui さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見せ方が巧いアニメ

一回しか見ていないので、
物語に関しては理解できないところも
多かったですけれど、
ざっくばらんに言えば、舞台少女達の競争、成長を描く物語でしょうね。
物語自体は可もなく不可もなくでハッピーエンドを迎えます。
ただ婉曲表現が多いので、陳腐な感じはしません。

そしてね、このアニメの見せ方の巧さというのは
そういうところにあってですね、
作画面でも、演出が良くてバトルを直視できるんですよ。
見るに堪えないバトルが多い中、これは優秀ですよ。
加えて、音楽も良い仕事をしていたと思います。
まぁとにかくね、できる限り視聴者を飽きさせないような
工夫が施されていますね。
監督さんがウテナを作った人の弟子らしいですから、
大体ね、あんな感じですよ。

後、声優に対して苦言を評されている方が
多いですが、私は悪くはないと思います。
アニメ声とは違った新鮮さがありますし、
アニメ自体も一風変わっていますから、
これはこれでアリでしょう。

投稿 : 2018/10/02
閲覧 : 189
サンキュー:

9

ネタバレ

ヒタギ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未視聴者様へ。まずは1話を観てほしい

9人の舞台少女が主役ですが主軸は華恋とひかりの約束の物語です。
全12話トーンダウンする事なく一気に突っ走り抜けましたね。
個人的には全くの伏兵であり毎話観るたびに魅了され続け
最終的には今期ナンバーワン評価作にまで上り詰めました。

アニコレ順位も放送当初の20位あたりから徐々にランクを
上げていき現在10位前後ですがもっと評価されるべき作品
ではないでしょうか。
放送開始当初は下位でも順調に順位を上げていく作品って
皆の記憶に残りやすい傾向があると思います。

ブシロだからと敬遠している方にこそ観てほしい良作です。
よい意味で期待を裏切る物語ではないかと。

{netabare}
■キリンの正体

11話まではタイムリープ能力やレビュー勝者が望むどんな舞台でも
提供できる絶対的能力を持つ地下劇場の主という認識でいました。
(ただしレビューバトルの勝敗だけは関与できない)

最終話でキリンは
「舞台を愛する観客にして運命の舞台の主催者」
と語ります。ここまではまあ予想内の範疇。

しかし画面越しにこちらを向いているキリンは
「そう・・・あなたと一緒・・・わかります」
と付け加えます。

あ、キリンの正体って実は画面を通してこの作品を見ている
自分も含めた視聴者自身の事だったんだと初めて気づきました。

レビューの傍観者という共通の立場のキリンと視聴者が望む
ハッピーな結末は全く同じなんだという二重構造。
舞台を題材にした作品だからこそ出来る演出には痺れます。

約束タワーブリッジでのキリンの興奮、わかります。伝わってきます。
{/netabare}

投稿 : 2018/10/02
閲覧 : 246
サンキュー:

11

ネタバレ

MLK さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

無題

本作の魅力に関しては、他の方が大いに語ってくれるはずなので、私は一言だけ。大傑作でありながらエンターテイメント性にあふれているので是非みるべきであり、これを見ずに2010年代のアニメを語ることはできないはず。

以下に続くのは、塔に幽閉されたまま誰も助けに来ない、臭くて罪深きオタクの勝手な批評。わかる人だけわかってくれればよいのです。
アニメ放送中から言ってきた、「本作は『魔法少女まどかマギカ』に対する回答である」ということについて勝手に語っていきます。
別にななのタイムリープなんかに目をつけて言っているのではない。(もちろんその展開がまどマギを彷彿とさせる効果をしていることは否定しませんが。)


そのためにまずまどマギの構造について話すと、かの作品は完全に美少女ゲームとして設計された作品であるということを理解していただきたい。

セカイ系という言葉が流行ったことがある。昔の庵野秀明や新海誠が代表的な作家であり、話の流れとしては、ひたすら無力な主人公が、傷ついていくヒロインたちに対しどうすることもできない、といったようなマゾヒスティックな特徴が目立つジャンルだ。
その中で、美少女ゲームもまたセカイ系の流行に大きな力を果たしていた。keyやニトロプラスといったゲーム会社はオタクから熱狂的な支持を集め、作品を「人生」と語る者まで現れた。

しかし一世を風靡したセカイ系も日常系の波に押され、2010年になるころには勢力を失いかけていた。「魔法少女まどか☆マギカ」が現れるまでは。
「魔法少女まどか☆マギカ」は、はっきりとセカイ系の(美少女ゲームの)流れを汲む。最も特徴的なのは、人物配置だ。主人公の少女・鹿目まどかはこれといって特徴も欲望も無い少女だ。これは美少女ゲームにありがちな主人公の造形に類似している。また、彼女は主人公でありながら、最終盤までほとんど影響力を行使することはない。物語のほとんどを占めるのは魔法少女となってしまった少女たちの悲劇であり、その極端なスポットライトの当て方はさながらルートを回収しているかのようである。そして最終盤、まどかは奇跡の力を発揮して悲惨な運命を辿っていったすべての魔法少女を救済することで物語の環をとじる。

重要なのは、鹿目まどかというキャラクターが、視聴者の目線を代表しているということだ。

   
   
視聴者→→→→→→<物語の壁>→→→→→まどか→→→→→→<当事者の壁>→→→→→魔法少女 


ゲームにせよアニメにせよ、私たちは決まりから外れた行為をしたり、筋書きに無いものを見たりすることはできない。なぜなら、私たちは常に物語の外側にしか存在することができないし、物語とは必ずあらかじめデザインされた予定調和だからだ。当然である。
そして、その現実を逆手に取るかのように主人公を傍観者に設定して私たちの感情に寄り添わせ、最後の最後でデザインの外側に出たかのように奇跡の大逆転を起こす(あるいは起こせない)ことでキャラクターと一体になってカタルシス(悲しみ)を味わわせる。それが美少女ゲームならではの手法だった。

さて、ようやく本題のスタァライトに戻ろう。重要なのは「傍観者」このワードだけである。



本作の筋書きは、魔法少女まどか☆マギカに似ている。願いを叶えるために戦う『舞台少女』たちはエネルギーのために戦わせられ、用済みになると捨てられてしまう。その悲劇の構造を打ち破る方法はただ一つ。ルールを変えること――。

最大の違いは、少女の中に「傍観者」がいないこと。ルールを変えてしまう(脚本を変えてしまう)のは視聴者を代表する「傍観者」たるキリンではなく、あくまでも苦しみの渦中にいる「当事者」であることだ。

そのメッセージの、なんと力強いことか。超越的な立場にある「傍観者」でなくとも、諦めない限り、自らを再生産する限り、脚本は自分の手で変えることができるというのだ。


人生には無限のシナリオが存在する。どれが本物かは誰にも分からない。だからこそ、「スタァライト 新章」を選び取った華恋は尊い。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 286
サンキュー:

13

ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

視聴前「スタァライトしちゃいますって何だよwww」→視聴後「スタァライトされたわ…」

ミュージカルとアニメが相互に作用し合うというコンセプトのブシロードの新企画
既にキャストによる舞台第1弾が上演済み、このアニメの後にアニメの内容を受けた第2弾を上演するようです
ストーリーは聖翔音楽学園に通う「舞台少女」たちが、学園の地下の謎空間で謎のキリンが仕切る謎の戦い「オーディション」に参加し、それを勝ち抜いて舞台少女の願い「運命の舞台」を実現させる…というもの

日本、特にヲタ界隈ではミュージカルはどうしても女性の趣味という印象が強いのもあり、
アニメ視聴前は「ま~たブシロードが変なこと始めてるわw」くらいにしか思っていませんでした
同じブシロードの『バンドリ』のアニメが酷かったのも期待感を下げていました
しかし三森すずこ、佐藤日向のラブライブ声優が主要キャストにいたこと、アニメ版の音楽が藤澤慶昌&加藤達也と新旧のラブライブ作曲家コンビだったためにほいほい釣られて視聴w

ところが実際見てみると、古川知宏監督の師匠・幾原邦彦を思わせる急展開やド派手バンク、ガチ作画の戦闘などもあり1話からグッと引き込まれてしまいました
その後も3話で真矢に魅了され、箸休めの4話で「あれ、みんな意外と仲良いんじゃん!」と良い意味で驚かされ、5~6話の百合にニヤニヤし、6話ラスト~7話では衝撃を受けました
また言及は避けますが、この7話のおかげでそれまでの1~6話を見返したくなっちゃうんですよねw
これにより各話、各シーンをよりしっかり見るよう意識付けられ、気付いた頃にはこの作品の虜でした
この構成が非常に巧みで、私は見事にスタッフの術中にハマってしまったわけですw

ただこの作品終わってみて読み解くと凄くシンプルなんですけど、伏線は盛り盛り・暗喩が特盛り・演出に至ってはマシマシ!って感じの作りなので、ラブライブやアイマス、バンドリみたいに軽~く見ようと思って楽しめる作品では無かったかと思います
(恐らく)そういう方々の感想を見ると「分からなかった」「雰囲気だけ」「何がしたかったの?」という感想も多いです
ミュージカルという題材がある程度人を選ぶため、アニメ自体も敢えて人を選ぶ造りに割り切り、刺さる人にはとことん刺さるようにしたのかな~と思います

ただし演劇やミュージカルを凝縮したようなストーリーや演出が特徴の本作ですが、歌って踊るのはオーディションの時だけなんですよね
ミュージカルについてよく言われる「何でいきなり歌って踊るの?」っていうのは無かったかとw
そういう意味では現実のミュージカルよりはいくらかハードルが下げられてるのかもしれません

難点は上述のライト層に辛い造りに加え、声優の下手さですかね
これはラブライブにも似てるのですが、現実でキャストがミュージカルを演じる都合上、メインキャストの約半分が声優が本職じゃない方で締められています
本職声優側の人も、三森すずこ以外はほぼ新人ですし
独白の多い重要キャラにもあまり上手でないキャストが当てられていたりして、ここが受け付けなかったという人もいると思います…まあキャストの上手い下手で展開が予測できるよりは良かったのかもしれませんが


人を選ぶ作品だとは思いますが、私は最終回視聴後「スタァライトされたわ…」と思ってしまうくらいにはこの作品に魅せられましたw
考えてみればブシロードの深夜アニメなのに、MXじゃなくてTBSで放送されてる時点で本気度が違うんですよね
ミュージカルや演劇に興味がある方、伏線や演出に富んだアニメが好きな方、考察しがいのあるアニメが好きな方にはオススメです
一番下に私の考察(ネタバレ含む)を載せましたので、興味がある方は呼んで頂けたら嬉しいです


~余談1~
この作品で象徴的な扱いを受ける東京タワーですが、その1階にあり作中4話と10話でも登場した「東京タワー水族館」は最終回直後の2018年9月30日で閉館しました
また東京タワーの本来の目的である電波塔としての役割も、同日に終了したそうです
このアニメは第1話の放送日がバナナの誕生日、最終回放送日が華恋の誕生日だったりと、偶然だとは思いますが放送日に何かしら縁がついて回ることが多かったようです

~余談2~
真矢役の富田麻帆は『かみちゅ!』のOPでしか知らなかったんですが、今は専ら舞台やミュージカルで活躍されているそうです。発声も舞台のそれのようで一人存在感がありましたが、3話の歌声はかみちゅOPのキャピキャピした感じとは対照的なプロの歌声で、圧倒されました。

~以下、私なりの考察~
{netabare}
・舞台少女の「煌めき」≒「舞台への熱意」。ただしその形・内容は舞台少女によって違う。

・オーディションに勝つのは単なる技術や実力だけでなく、熱意や作品との相性が生む「煌めき」が必要。これは現実のオーディションと同じ。華恋とひかりが真矢クロに勝てたのも、真矢が言うように「2人の方がスタァライトしていたから」≒「2人の方がスタァライトという作品に合っていたから」

・オーディションに勝った一人は願いが叶うが、その燃料は他の参加者の「煌めき」。他全員を蹴落とすジレンマに苛まれるのは現実同様。その救いの無い運命に参加者が時間遡行や自己犠牲といった搦め手で抗おうとするのは『Fate』や『まどかマギカ』あたりを意識?

・しかしそういった搦め手で無く「キリンの願望を叶える」、つまり「予測できない舞台」「舞台少女の一瞬の煌めき」を見せるという舞台少女としてのド直球の手法で最終的に解決したのが素晴らしい。

・イギリスで煌めきを奪われたことで華恋が煌めきを失う恐怖から自己犠牲を選んだひかりに対し、「舞台少女は舞台のたびに生まれ変われる。煌めきを失っても何度でも立ち上がれる」と救いを与える華恋も良い。

・最後は8人分の煌めきを肩代わりしていたひかりに華恋という煌めきが与えられ、また華恋がキリンを魅了し事実上の勝者となったことで、全員が煌めきを持ったまま華恋の運命の舞台「ひかりと2人でスタァライト」で大団円。

・舞台の主催者兼観客で、視聴者に語りかけるなど「第四の壁」を超える存在のキリン。雑誌のインタビューによると口調のモデルは古川監督らしく、舞台少女たちを翻弄し舞台を提供し一番近くで見守るその正体はまさに「スタッフの具現化」なのかな? 同じインタビューによるとキリンなのは「可愛いから」だそうだけど、観客とはまた違う高い視点から舞台を見守るという意味が込められてそう。

・聖翔音楽学園のモデルはもちろん宝塚音楽学校。華恋たちは99期生で2年生(≒学園は創立100年)だが、宝塚音楽歌劇学校の設立は1919年。

・真矢の名前は宝塚出身の真矢みきに由来してそうだけど、別に他キャラ名は宝塚女優に由来してるわけじゃなさそう?

・声優を全面に押し出した作品では多い事ですが、この作品でもキャラに担当声優の要素が組み込まれていると思われます
香子の京都出身設定、まひるのレヴューの時の野球盤(中の人は西武ドームでバイトしていた西武ファン)などですが、
三森すずこ演じるひかりの境遇が「ゆゆゆ」の東郷さんに随分似てるのは偶然なんでしょうかね?
{/netabare}

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 266
サンキュー:

25

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

細かいことは気にしない

物語
細かい部分まで理解することはできなかった
学園の外に出ると面白くないかな

作画
安定している、バナナちゃん以外のレヴューシーンは見応えがあった

声優
アニメでメインキャラを務めるのがこの作品で初って人が多い
まひるちゃんの声優は徐々に上手くなってた気がする

音楽
OP、ED、劇中歌 全部好みだった

キャラ
クロちゃんが一番



スクールアイドル的なものを想像してたけど、そうじゃなかった
1話後半で引き込まれて、最後までずっと楽しめた
ハッキリ好き嫌いが分かれる作品だと思う

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 148

K さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作画すごい

作画綺麗だし女の子達可愛いし音楽良いし面白かったです。世界観が独特なところも良い。舞台の方も気になりました。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 192
サンキュー:

5

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アイドル物ざんすね<48>

ラブライブがスクールアイドルってなオレオレ設定でアイドル物のしがらみから逃れてるように、女優じゃなくて舞台少女、演劇じゃなくてレビュー。
卒業後の進路は宝塚歌劇団みたいな卒業生の受け皿劇団なけりゃ成立しないだろうけど、ふわふわ設定世界なのでふわふわ世界に飛び出してふわふわ業界でふわふわ活躍するのでしょう。
集金手段がCDからソシャゲに比重移ってきたからバトル的な要素いれてんでしょうな。
ストーリーは特に必要ない脇キャラ当番回、タイムリープすらも一発ネタ。
そしてメインの二人の話は、いままでの話の結果をチャラにしてしまう幼並感動ストーリー。

この作品のポイントとしては、延々内輪で争い続ける内ゲバシステム。
ラブライブみたいに外の世界に競う相手がいると声優だの楽曲だの用意して描写しなきゃならんので、少女赤軍方式はリソースを商品少女に集中できますなぁという部分のみ感心。

ローリング・ストーンズ一期生ミック・ジャガー。お前をフリージャックしちゃいます<49>
4話まで視聴。
レヴューなしの日常回。
日常パートは完全に凡百のアイドルアニメなのね。
電話の会話が噛み合わなくなったところでも、実は他の人物と通話してるというような仕掛けがあるわけでもなく。
レヴューでの争いもあまり意味を感じられなくなってきた。現に負けてもなんもないし。
ランキング順位に重みもたせりゃいいのにね。
アイドルアニメでステージのシーンをCGで飾るように幾原風味で飾っとるだけなんかな。
いいところから持ってきたとは思うけど。

どれほど積み上げられるか<52>
1話視聴。
事前CMバンバン流すアイドルアニメだという認識で視聴開始。
他愛のない動物園描写に、「あーまたキャラ萌え集金装置が設置されるのねー」程度で流し見してたら、レビュー(でいいんだっけ?)が始り「ウテナやん!」と突如期待山盛りに。
単純にアレに似てるからいい、じゃなくてキャラの信条を抽象化してぶつけ合うというような作劇が期待でき・・・るのか?
ぶつけ合おうにもキャラが初回では結構すっからかんだったけど、そこの深掘りはこれからなされるのか。
作画と雰囲気だけで終わってほしくない期待感。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 253
サンキュー:

8

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは中々好きな作品

話題沸騰の注目作品。
イメージとしては少女革命ウテナのイメージを最初に抱いた作品でした。
内容もかなりしっかりして居て1話の段階でこれは面白いと確信に変わりました。
それぞれの少女に思惑があり夢がありそれを叶える為にトップスターを目指す。
戦闘シーンは時に真剣に時にネタを入れてみたりとストーリーは全体的に明るく楽しい雰囲気を忘れない。
いい作品だと思います(´艸`)*
絵も綺麗だし私にはかなり高評価の印象に移りました。
ストーリーも基本はバトルありますが、笑いあり涙ありの作品になります。
ラストのカレンとひかりの二人の協力オーディションだったりラストのお互いを思うからこその戦いは作中の1番の見所だと思います。
この2人は本当に良いですね(♡u ‿u)゚.:。+*

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 226
サンキュー:

10

ネタバレ

へも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

わかります? わかりません!!

まーた美少女わらわら群像劇か~ っと思って1話から見てなかったのですが、ネットのあちこちで推す声が多くなり、じゃあちょっと見てみるかと思ってGyaoの6話まで一挙配信でまず見てみたのですが。。
この世界にしっかりドップリとハマりこめる人でないと、御しえないと思いました。

・オーディションやるのは分からんでもないが、なぜ勝った負けたの対決なのか? 本気の演技を見せつけて、キリンが演技を評価するではダメなのか??
舞台的にもアニメ的にもバトルシーンのほうが映えるということなんだろうけど、どうせケガもしない(ましてや死にもしない)と分かっているので、作画が良いだけにアツくはなるけど醒めた目でも見てしまう・・・

・最終的に華恋とひかりの二人の話に収束していくのは目に見えていたのに、途中のサブキャラの話が単発すぎて絡みが無さすぎ。そりゃあ少女歌劇の世界にハマりこんだ人には「私の推しはメインじゃない! サブのあの人こそ全て!!」かもしれんが、物語的にはいびつな展開に見えました。

・役を降りて裏方に回るのかと思わせたバナナが、途中までは最強キャラでループの首謀者でもあった。これがストーリーの半分を占めても良かったくらいなのに、けっきょく単発ネタのひとつレベルに終わってしまった。クロちゃんも咬ませ犬にしか見えず、香子はん双葉はんはもう二人だけの世界でいいよね的w。キャラをもっと絞り込んでも良かったのでは。。(ムリでしょうけど)

・とさんざん酷評してますけど、OP曲ED曲はすごく世界観にぴったりで良かったと思います。今クールでは一番のOPEDかな。


というわけで私はこの世界にハマりこめませんでした。
舞台も観に行くし、アニメも見るし、また次の舞台も観る人にとっては様々な燃料投下で脳汁ドバドバでしょう。ハマる人にはこれしかない!世界だと思います。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 245
サンキュー:

16

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ド本命です。わかります。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:こ、これは!!!今までの可愛いだのアイドルになるためにきれいごと並べるだけのバカ等とはちょっと違うぞ?予想外のバトルものっぽい感じに期待しちゃうよー?
期待度:★★★★

アタシ再生産

何でこんなに引き込まれたんだろう。やっぱ1話目のAパートとBパートのギャップなんだろうか。日常パートとレビューパートつまり人の外と内面それを互いにさらけ出すのをイメージしているのだろうか。

最初0話の番宣番組見たとき「あー、まーたアイマス、ラブライブの量産型かよ」って思いました。ごめんなさい。

作画も安定していてきれいでよかった。
エンディングのFly Me to the Moonのぱくrいやオマージュも凄く良かったし、OPの「出番をずっと待っていたひかりの内舞台袖」「あの頃には戻れない何も知らなかった日々胸を刺す衝撃を浴びてしまったから」いい歌詞です。わかります。


ポジションゼロ!!

今期ナンバーワンかなぁ

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 241
サンキュー:

24

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

商業的、だけじゃない。

原作、というかアニメ以外の周辺コンテンツは見ていません。
TV放送のCMを見ると分かるのですが、
ミュージカルをメインにしたメディアミックスという
ちょっと変わった作品です。

私はラブライブを視聴していないので、
商業的な作品というのがあまり分かっていませんが、
本作はアニメ単体でも見どころがあったように感じました。
キャラ押しというよりは、雰囲気押しですが、
なんとなくやりたいことは伝わってきます。

ただ、全体としてはキャラが多いので、
それぞれのキャラパートの回になると、
ちょっとストーリーが薄いように感じました。
1話のワクワク感と、最終話の盛り上げを全体を通して出せれば、
もう少し評価が上がったかもしれません。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 380
サンキュー:

29

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ど~してぇそーんなぁに、ま・ぶ・しいぃいの」

1話感想{netabare}
アイドルアニメって自分は苦手ジャンルでして…理由は単純にキャラが覚えきれない。
でこの作品、序盤出席番号出席番号うるさくて、28人+先生+転入生全員覚えなきゃアカンの?と、かなり「うげぇ」と思ったのだけど…。
おおっ!?後半いきなりのバトル展開。
というよりも、変身シーンの手前の部分でいいのかな?自動で急ピッチで衣装が作られるシーンがえっらくカッコ良くて。
いやホントカット良いんだ、脳汁チューチュー出ますぜ(※)。
あ、これって…名前引っ張ってくるのは悪いのかなぁ?
根には持ってないけど悪しき前例として語り継がれる可能性の高い“ダーリンインザフランキス”が、ロボ扱っておきながら監督自身はアイドルヲタでロボに興味無くてひっどい結果で…。
アイドルとロボって相性悪いのかねぇと思いかけてた矢先のコレですよ。
別にロボ出てる訳じゃないけどロボ作品でワクワクするツボを心得てるっていうか…あれだ、デンジマンの敵が巨大化する時のアレ的な、「なんだわかってんじゃーん」と歓喜しちゃいました。
う~ん、この監督がダリフラ作った方が良かったんじゃ…。
まぁこっちはこっちでそのうち「もくしくしもしもくくもし…」って挿入歌入りそうだけど。

これは結構期待できそう、1話で力尽きて後はテキトーってのにならないことを祈る。


「エネルギー装填120パーセント」って言われたら「耐ショック防御!」って叫ぶし、「コンバインオッケイコンバインオッケイ」って言われたら「レッツコンバイン!」って叫ぶぞ自分は、まぁそんな人間ですよ。
それ以外ではガリアンのOP月をバックに旗をはためかせながら荒野を疾走するプロマキスの軍団とか、モスピーダのアイキャッチとか、もうションベンちびるレベルで大好きで。
で、これらって「繰り返し見せる」ことの成果かなぁ、とも思いまして。
最近そういうの無いなぁって思ったら…ああ、そうか。
いつぞやのバカがバカやって「バンクはアカン」みたいな風潮が形成されちゃったんだったっけか…セーフティーシャッター(笑
それの影響引きずって今でもなんかもうって感じで、「デンジマンの巨大化シーン」が繰り返してくれること切に願う。{/netabare}

2話感想{netabare}
おふうおふう(鼻息を荒くしてる)、良かったぁ、変身前のアレ、ちゃんとバンクしてたー。
1話限りの可能性があったのでヒヤヒヤだったのですが、これはバンクとして毎回使ってくれるのかな?だったら嬉しい。{/netabare}

3話感想{netabare}
「(スター目指す代わりに)あなたは何を差し出した」って作中言ってたけど、ここでいう差し出すもの=対価はバトルに負けた時のリスクってことかなぁ?
これは1・2話でメガネが負けても大したこと無さそうで「どういうこっちゃ?」と思ってた部分なので、次回そこの掘り下げやってくれたら嬉しい。
ってか2話までのノリだと最後は…ちょいと前に“ウマ娘”って作品で見たばかりで連想しやすくなってるってこともあるんだろうけど、「皆で手を繋いでゴール」ってことになりそうでイヤな予感がしてたので、早いとこその可能性は否定して欲しい。

それにしても変身?シーンをバンクで毎回やってくれるってのは深夜としては結構珍しいんじゃ?
自分的には嬉しいけど、果たして本当に毎回バンクと戦闘入れてくるのか?
もしそうなら、それって結構な「縛り」内容で…逆に言うとそんな縛りプレイしてるのであるなら、他の部分(大体ストーリー)がおざなりでもあんまり気にしない…のかも知れない、自分は。

そうそう、それと2話でカキワレがバタンと倒れて、窓だったか穴だったかで仲本工事の居る所だけ安全地帯ってシーンがあって「お、ドリフか?」と思ったら3話でもドリフ坂が登場。
ま、まさか…毎回ドリフ入れる気か?
(ってかドリフがどうこうってことじゃなく、恐らくドリフが凄すぎて舞台ギミックやり尽くしてるってことなんだろうけど)
「どこかしら開いてる箪笥」とかやってくれたら嬉しいなぁ~、見たいなぁ(チラッチラッ{/netabare}

8話までの感想{netabare}
4話以降↑で誉めてた変身バンクが無くなって「あれー?」とちょっとガッカリしつつ見続けてたのですが…7話で話が動き出した、のか?
後から言ってもアレですが、バナナは序盤からな~んかラスボス感を漂わせていた。
裏方やってるので「表舞台のアクの強い連中のワガママに愚痴を零す」…ってことが無くて、ドンと構えててなにか余裕がありそうな感じだったので。
そんなバナナが、本気を出せば裏オーディション優勝できちゃう強キャラだったことが7話で判明。
但しバナナの“望み”は過去にやった舞台の完全再現で、もっと新しいモノを・もっとより良いモノを~と目指してる他キャラとは正反対の思考。
かくしてオーディション優勝の力で何度もループしてて、それにはキリンも呆れてる模様。
ってことでバナナループ世界に変革もたらすかも知れないひかりが日本にやってきて──ってところで7話終了。

で、ここまでは良いんだ、「おおっ」って思ったさ。
けど8話。
前半はバナナループ以前の時間、ひかりがイギリスに居た頃の話。
この時間は“バナナ優勝による願い実行期間”の範囲外だよね?
てっきり自分はループしてるように見えてて実は段々と変化が出てて、それが閾値を超えるとひかり発動になるのかなーみたいなことを思ってたのだが…。
「じゃあひかりが来ないでバナナループしてた世界線ではひかりどうしてたん?」ってのはどうしても気になってしまうトコロで…。
8話の内容だけで判断すると、まるでキリンがバナナループよりも広い範囲で干渉力を持ってるような?
ループに飽きたキリンがループの範囲外にちょっかいをかけた、みたいな。
う~ん、これじゃあデウスエクスマキナじゃん?
キリンのご機嫌取りする話ってことになっちゃわない?
キリンをぶっ倒す話じゃないのは分かるが、あっと驚かせることをしてそれで終わり…なんてオチだったらちょっと残念かなぁ。
あ、それと後半、バナナはずっと黒バナナだった。
温和な表情を交えつつの方が良かった気ががが。{/netabare}

9話感想{netabare}
おお、劇中劇の「スタァライト」のあらすじ紹介してくれました。
てっきり“レクリエイターズ”の茶番フェスみたいに「そういうことがあったんです、詳細はボロが出るので言いませんし面倒なので考えてもいません、どうせバカな視聴者が都合よく解釈してくれるし、ホラ考察しろよ、ホラ」ってはぐらかすのだろうと思ってたのでビックリ。
なるほどねー、途中はだかる女神の司る“業”が各キャラに該当してたってことか。

一方、バナナループより前の時間に干渉してた件については「過去は現在に影響している、未来も現在に影響している」って言葉が出て…まさかこれで説明したことにするつもりか?
「この作品ではそういう設定です」って言われたら納得するしかないんだけどさ…う~んう~ん…。
元はイギリスオーティションで敗退したけど“きらめき(≒やる気)”を失わずくすぶってるひかりが日本へ来たって流れなので、バナナループ最中「なんか変だ」「こんなんじゃない」って疑念・不満が沸いてそれが過去のひかりのきらめきとして蓄積されたってことじゃないと、う~ん。
バナナ自身もちょいちょいとアレンジ入れてたみたいだしさ。
他の理由でもいいけど、今後そこら辺触れてくれるのかね?
とりあえず現状は↑でも書いた通り「キリン様のご機嫌次第」って感じでどうにも釈然としない。{/netabare}

最終回まで見て{netabare}
途中まではかなり好きでした。
バンクシーンがカッコ良くて舞台シーンの演出も凝ってて。
なにより天才と言われながらも日々怠ることなく鍛錬を続けてた優勝候補と目されるテンドーを、決して日々鍛錬してたとは思えないバナナが生まれ持った恵まれた体(二刀流自体が怪力前提でしょう)だけで負かしてしまうのはちょっと爽快でした。
オレTUEE系の良いトコロ…だったのかな?
最近自分が「ガタイのいい美少女」に嵌ってるせいもあるんだろうけど(セーラージュピターはそんな好きじゃないハズなんだが)…もうバナナなんか身長3メートルあっても良かったと思うぞ?
また、翻訳版ではダメで原本を読み解くことで解決へのヒントを得るって展開も好きでした、wizのKODを思い出す(ってかあれは酷いと思うが)。
あとは「引っかかってる部分」を最終回でどう決着つけるか次第だったのですが──。
まぁ何が引っかかってたかというと↑でも書いた「結局黒幕はキリンで、オーディション出場者はそいつのご機嫌取りをしてるだけ」だったらイヤだなぁっての。
そして果たして最終回は…

えええ、そりゃねーよォ

不安的中、キリンのご機嫌取りでした。
キリンは舞台の精霊だか神様だか、そんな存在だったと解釈するのが自然かな。
そこまでなら「思った通りだ、まぁ仕方ないか」ってことでそんなにははガッカリしなかったけど、この作品は余計なひと捻り入れちゃってくれました。
キリンこっち向いて「そう!私はソレ(女の子が苦労する・葛藤する・戦闘するシーン)が見たいのです。そう、あなたと一緒、ワカリマス」だってさ。
…。
オイオイ、“黒幕”の共犯にされちったよ。
えええ、そりゃねーよォ。
そんなん言わんでも分かりきってることっしょ、言わぬが華よ。
アニヲタは女の子が不幸になるのが大好きなんだよ、“ヴァイオレットエヴァーガーデン”見りゃ分かるじゃん、不幸で不幸でカワイソカワイソ言って勃起してんだよ。
そりゃあね、舞台っぽい演出目指すなら「観客いじり」もあるかも知れんが、だったら「さぁみんなでプリキュアを応援して」「プリキュアがんがえー!」って方がまだマシだったような…。
ってか“LOSTSONG”の役者の過剰演技の方がよっぽど舞台っぽい気が。
あ、それでも「作中作」の内容を明かしてくれただけ“レクリエイターズ”(別に恨み持ってる訳ではないが同じポカを繰り返して欲しくないのでタイトル明記しておきます)よりはマシだけどね。
ぐぬぬ、なんでこんなことに…バナナの巨体から繰り出すウェイトの乗った攻撃を流してくれるだけでも満足だったのに…。
ってか主役バナナじゃね?一番「問題」を抱えてて、一番救われた「幅」がデカいのはバナナのような?
ヒカリやカレンを主役然としたいなら、イギリスで勝てなかった慙愧の念とかきらめきを失った状態のヤバさを知っての決意の表れとか…そういった描写がもっと必要だったと思う。

そうそう、それとこれ最後まで言わずにおいたけど、作画頑張ってるだけあって、また「舞台(=アクション)」ってこともあってか、重力は凄い意識してる気がする。
OPの「胸を~焦がしてるぅー」のところの走ってるシーン、オノマトペ入れるとしたら「スタッスタッ」じゃなくて「ドスンドスン」って方が合ってそう。
単にデザインなだけかも知れんけど…足が太いのか?
女の子だからって人間一体はそれなりの重量はあるワケで、この表現は結構好きだったり。
で、それだと一番ウエイトのありそうなバナナの強キャラ感が増しまして…まぁその、目立つんよね、舞台栄えといいますか。
でもって最終回がこんなだと、結局見終わった後の印象としては「バナナかわいかったなー」くらいしか残らないような…。
アレだ、“バトルガールハイスクール”を見終わって暫く経ったら「あんこ(キャラ名、主役ではない)」しか覚えてないみたいな、そんな感じ。

なんか惜しいなぁ、最終回で冷や水かけられたというか梯子外されたというか…。


追記
7話見返してみたら、バナナは自覚してない部分で「なんかこれは違うなぁー」と思ってて、それがヒカリ発動に繋がったって解釈の方が正しいっぽい、キリンが何か仕掛けた訳ではないみたい。
けどそうだと尚更バナナが目立って…もうバナナ主役でよかったんじゃね?と思わなくもないが、それだとまどマギ感が強くなりすぎて(充分強いが)アカンかったのかな?{/netabare}

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 526
サンキュー:

11

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シュール!

舞台もアニメも、結局観客を喜ばせないと、心に何か訴えないと、意味はないと思う。凝りすぎ。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 163
サンキュー:

4

るてんど さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ギミック満載!?考えるか感じるかの二択を迫られるアニメ(ネタバレなし)

ブシロードの新たな期待作として放送された本作
放送前から最後まで観ようと決意、完走したので軽くレヴュー

物語:舞台に憧れた少女達が戦ったり助け合ったり成長したり、笑いあり涙ありといった作品
全編を通して独自的解釈が強いられるため、全部説明してほしい人には向かず 若干雰囲気系のアニメ
百合感は所々に見られるので、そういう方面の期待をしている方には向いているかも(百合アニメでは無い)

声優:大ベテランの三森すずこさんを除き半数以上が舞台からのキャスト陣という事もあり、若干演技に不安が残るが、まぁ1話で慣れるレベル 演技の分歌が上手い傾向にあるように感じられる

キャラ:個人的な感想ではそこまでキャラデザが好みというわけではないが、キャラクター性は抜群の満点
個々人の繋がりや行動原理に一貫性があり、毎話各キャラの掘り下げが描かれるため一人一人丁寧に扱われているのが分かる 誰か1人は好きなキャラが見つかる事間違いなし(ソシャゲの宣伝文句みたいになった)
ちなみに私は花柳薫子ちゃんが一推し

作画:文句無し 作画が不安になる場面は見られないため安心して観れます
特にレヴューシーンは超作画が続くので期待して良し

音楽:BGM、SEで特に気になるところは無し
OP,ED、そしてレヴュー楽曲はどれも高クオリティのもので作品の楽しみの1つとなっている

総評:全体を通して毎話変わりがわりの視点でのテーマの中で構成され、単調な部分が無く見ていて楽しめる 演出面では他のレヴュワーさんの言う通りピングドラム的要素もあり(あれほど突飛ではない)
青春アニメとしてまずまずの良作
放送後色々考察もできるような楽しみもありますね
ラブライブ然りといったアニメ終了後もコンテンツを推していける作品なので、好みであればリアルリンクの舞台に目を向けてみるのも面白いかもしれません

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 157
サンキュー:

10

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【仮】学芸会の木

何回かに分けて書いたこの作品の感想ですが、思ったより最終回まで詰め込んでて大遅刻しました。


【7話―大場なな】

さて、では話題性があるところで、7話時点での状況を整理してみたいと思いました。(まあレビューではないですね、作品評価は最後に書くかもしれない)

少しづつ加筆していこうかなと思います。

・大場なな
まず、中盤で大きな転換点を生み出した、「大場なな」。それについて整理しましょう。
公式ホームページでの「スタアライト」の説明は
「古くより愛されている戯曲で、ミュージカルとして世界中で何度も上演されている名作。運命で結ばれた二人の少女・フローラとクレール、そして「塔」を守る6人の女神達が織りなす、美しくも哀しい物語。」
いきなりなんのこっちゃということですが、ここでいう「フローラとクレール」というのは、華恋とひかりとして、6人とは残りの99期生の登場人物です。
6人・・・?公式HPでの人物紹介は9人なのです。華恋とひかりをあわせても8人なのです。
数が合わない。あと一人はいったい誰で何役なのか。
それが大場ななです。
彼女の役は「塔」つまり、学芸会でいえば、木です。
その劇の舞台であり、世界そのものであるにもかかわらず、スポットライトの中心ではない存在。
「ばなな」という裏方であることに喜びを感じると同時に、世界という圧倒的な力の中に他者を包み込んでしまう、ある種独善的存在。

そもそもなぜ演劇「スタアライト」と99期生の現在の9人で配役を考えなければならないのかは、一話のスタアライトを演じるシーンを見ていただければわかると思います。スタアライトの配役は8人ですが、実際には9人で演じています。

大場ななはループ世界をオーディションの力で構築し、仲間を自分の世界に幽閉します。


1年生の時の「スタアライト」の再演を夢見ることは、「塔」を舞台にした劇の再演、つまり自分の中に皆を閉じ込めたいという願望を持った世界を作り上げているのです。

オーディションでの力が自分の世界を作り上げることなら、大場ななは、登場人物の中のだれよりも世界なのだろうと思います。

一年生の時のスタアライトを二年生で再演を目指し、一年前の輝きを再現したいと望みますが、
「まだ眩しい」というななのセリフからも、満足していないことが伺えます。

塔はアルカナで言えば、いろいろな意味があるが、ネガティブな意味しか持ちません。東京タワーも塔ですね。

続きは、大場ななの世界に干渉した、神楽ひかりと、ひかりと運命を交換した、愛城華恋について、書ける時に書きたいと思います。

・神楽ひかり 
さて神楽ひかりについて整理しましょう。
彼女は大場ななのループ世界に、特異点として現れる。
このとき、ひかりは現在の世界(視聴者が見てきた世界)とはもう一つ前の世界(ループ前)で大場ななに干渉した。
このとき、大場ななのループ実行後に彼女が記憶を保持しているかは不明です。
何らかの目的を持って転入してきた事は明らかです。
彼女がループに気づいたのがループ前世界であり、ループ後も記憶を保持していて、今度は先手を打つために転入してきたというなら自然かもしれません。
しかし、ループ世界を終わらせるはひかりにとって手段でしかない。もしかしたら本当に華恋と同じ舞台にたつことが目的なのかも。
それとも、キリンが言うように「舞台少女」の舞台での一瞬のキラメキのための燃焼という意味と、「全て灰になるまで」という一話のタイトル通り、
肉体的、精神的消滅を防ぐために来たのかもしれませんね。

そして。ひかりがなぜループに気づいたか。それは元々の能力なのか(少なくとも特殊能力バトルではなかったはずです)、華恋との約束、運命の交換によるものなのか、
大場ななの世界がキリンとレヴューの力によるものなら、鑑賞者としてのキリンが同じ舞台をなんども見ることに飽きたことで、
力が弱まったのではないか?
もしくは、舞台少女が再生産、そして舞台少女の敗北により何かを失っていくことで、大葉ななの世界は少しずつ変化していった。そのような状況が考えられるのかもしれません。
燃焼していく舞台少女達はループ世界の中で確実に疲弊していき、大場ななは必然的に求める舞台に届かない。

一方で、ひかりの華恋に対する思いは、真矢とのレヴューを阻止しようとしたひかりを振り切って参加してしまった華恋に対する行動と、仲直りまでの道程から、本来のひかりの目的が華恋中心にあることが予想されます。

次回は愛城華恋と、運命を交換するということについて。


大分時が経ちましたね・・・
大場なながラスボスのように思ったのですが、真のラストへの布石でしかなかったため、ななのループ世界を破った理由などを述べた自分が馬鹿馬鹿しかったです。まどマギに毒されすぎたかな。

さて、今回は華恋と運命を交換するという事について書こうと思っていたのですが、これを書いている時点でもう最終回終了しています。
なので、すでに種明かしされている物を考えるものほどつまらないものはないので、最終話までの感想を交えて、書いていこうかなと思いますね。

・愛城華恋
まず、私の予想と外れたこと、一。大場ななにとって、愛城華恋が特殊だったのであって、神楽ひかりが特殊ではなかったこと。
華恋が異質な理由は「飛び入り」という、舞台に「乱入した」事によって、理由付けられています。
大場ななの世界では、神楽ひかりが介入するまでは、大場ななはただの一役者に過ぎなかった。では、ひかりの介入によって、華恋の歯車は動きだします。(第一話の歯車のシーンから想起できますね)


では、華恋の特殊性について、それがどこから生まれるものか。
大場ななと神楽ひかりはレヴュー内で対立しましたが、二人の目的は、手法が違うだけであって、99期生を守ると言う点で、一致しています。
つまりこの二人は存在が対照的というわけではない。
むしろ存在が対照的なのは華恋と大場なな。
ななが現状を守るタイプの人間ならば、華恋は新しさを求めるタイプ。
舞台少女の「再生産」という力に置いて、常に現実を受け入れて前に進む華恋が「再生産」によりアップデートされる幅は、過去しか持たないななより圧倒的に大きい。
華恋との現在での思い出を元に新たなきらめきの創出し、ななを倒したひかりでさえ、現状を守りたいという考えであり、華恋の再生産力には勝てない。
ななやひかりが原典の結末を知って諦めを持っているのに対し、最終的に華恋は原典の物語の続きを創出して見せた。

要するに、生産力の違いを決定付けるのは、舞台少女達の心の力です。他の二人組みでも、挫折と再起を繰り返し、再生産によってきらめきを力にしている。

まとめとして、ひかりという要素が、華恋の再生産力を爆発的に大きくし、大場ななのループ世界を破壊する一旦を担い、他の舞台少女達が今までのループ世界ではなかったきらめきの創出が、ループ世界の崩壊の理由として述べさせていただきます。



幼少期の二人がほしつみのレヴューで感じたきらめき。
二人が分かち合ったきらめきがなんであるかは、この作品を視聴していた時に感じたきらめきをそのまま当てはめる、という事を言っておきます。

華恋たちが感じたきらめき、それをもってほしつみの原典の運命の続きを作る、自分の運命をほしつみのレヴューに重ね合わせるひかりを、華恋がきらめきによって再生産させる。

挫折や苦難を乗り越えて、前を向く華恋の心に、再生産で力を与え、劇的な喜劇を作り出す、そこに私達観客は、元気とも勇気とも、その言葉では形容しがたい、「きらめき」を感じるのではないでしょうか。

学芸会の木とななを称しましたが、あの配役は、あながちまちがってもないかも・・・

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 294
サンキュー:

29

まのり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

惜しい

全体的に面白そうな設定、良いキャラクター、舞台という設定に合わせたイクニ風演出と音楽のマッチング。と名作になる要素は多々あったのだが個人的にはしっくりこなかった。

1クールという尺の中で9人のメインキャラクターがその魅力を描写できていないのが最大の欠点だろう。こういう過去をもってこういう性格で作品内でこう成長しました。というのを1話で無理やり詰め込んでいるからキャラの魅力が深掘りできていないなと思う。
その中で、当番回を多くもらえたひかりとばななの回はとても面白く、特にばななの回は意外性による驚きを持たせかつ先ほど書いた魅力の深掘りがきっちりできていた。
もしこの作品が2クールならば他のキャラクターも魅力がきちんと見れたんだろうと思うとやはり惜しい作品。

ブシロードはこの作品に割と力を注いでいるので続編や他媒体などでキャラの良さがわかっていけばコンテンツ全体の強さは上がっていくはず。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 132
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何系のアニメなんだろう・・・?

なんとなく直感で面白そうな気がしたんで見てました。
序盤からちょっと変わったアニメだなという流れで演出のこだわりが特に目に留まりましたね。

バトルもの?学園もの?ファンタジーもの?
わかりません

このアニメよくわからないんですよねレヴューという名の劇?バトル?っぽいものをして思いの強いほうが勝つって感じかな?
それで最終的にその年のトップスターを決める・・



昔のアニメで言うと少女革命ウテナってやつが近いらしいんですが、私は見てないので細かいことはわかりません
ただ、この手のアニメはかなり少ないタイプですね。癖が強すぎて受けないんですよねー

物語の真相に迫る4話から8話あたりは面白かったです。
中盤に盛り上がった分、後半に失速しましたね。展開が見えていたのもありますが、丸く収めたなという感じで刺激不足を感じました。


声優はもともと舞台をやられている方が多く、お世辞にも上手くはなかったです、しかし回を重ねるごと上達も感じられたのでそこは良かったかな。
OP・EDは普通ですかね。

一つ気になったのは、キャラの中にフランス語?かなんかをちょいちょい挟んでくるやつがいるんですが、けっこう空気を台無しにするのでやめてほしかったです。


アニメ好きなら見てもいいかも、それほど見ない人にはお勧めできませんね。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 175

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

カッコよくて美しい ワクワクが止まらないアニメ

久々にどっぷりハマるアニメでした。まさかこれがこんなに面白いとは…

スタァライトはブシロードの新しいコンテンツで舞台版とアニメ版の2層展開型のコンテンツなのです。正直またアイドル系なのかなとか思ってましたがいざ始まるとこれが全く違った…

アニメを見てるのにミュージカルを見てる感覚なんですよね。それはきっと毎話1つはあるレヴューパートの演出・そしてあるキャラの存在なのだと思います。レヴューパートはキャラクターが1vs1で戦うのですがこれが毎回色んな仕掛けが舞台にあるんです。色んな舞台装置が動き出しまるで初めて遊園地に行った時のワクワクを思い出すような、小さい頃子供向けのアニメでワクワクしながら見てたあの頃を思い出すようなそんな演出が沢山ありました。かっこいい・美しい・熱い シンプルですが同時にアニメ見てるなぁという感じが見ていて凄く感じる作品です。

メインキャラが9人ですがこの中で特別な存在が3人います。まず主人公の華恋とひかり、そして大場なな(通称バナナちゃん)です。ばななちゃんは序盤からいかにも何かあるキャラという雰囲気はプンプン感じましたがそれがまさかああいう設定があるとは…という感じですね。確実にネタバレになるので言いませんがオタクが大好きな設定です。言われればありそうですがこれを予想できる人はそういないと思います。

こういう事をレビューサイトで言うのはあまり良くないと思いますがこの作品は感じて欲しい作品です。見るんじゃない、感じろというやつです。多分合わない人はとことん合わないし合う人はガッツリハマります。まず1話を最後まで見て欲しいです。雰囲気は分かると思うので

1話の時点では声優さんがそんなに正直上手くなかったですが最終回はいい感じになってましたね。特にまひるちゃんの声優さんは短期間で物凄く成長したのではと思います

アニメに求めてるかっこいい・美しい・燃えるような熱い展開全てが詰まってる個人的に最高の作品でした。またスタァライトされる日を待っています 点数96

以下 1話時点の期待値の評価↓

正直期待値という点においてはこのアニメは個人的にぶっちぎりで1位です。ラスト5分ぐらいでしょうか?あのエレベーターのシーンから変身バンク。シンフォギア的な歌いながらの殺陣のシーン。もう鳥肌立ちっぱなしですね。ニコ動のコメントでは少女革命ウテナ・輪るピングドラム・ユリ熊嵐などの作品に似てると言われてましたが自分は正直その3作品見たことないのです。だからこそ期待値もこんなに高いのかもしれませんね。久しぶりに興奮しすぎてその回を何度も見返すということをしました。大注目のアニメです

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 201

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ブシロードに騙されている(かもしれない)(笑)!!→ 騙されててもいいや! でも人に勧めるとあかん奴かも…。

※あんまり作品内容の話はしてないです。それを知りたければ他の方のレビューをどうぞ。

原作は特にない、オリジナル作品。ただしTVアニメに先行して舞台公演があったという異色作。因みに舞台は観てないです。

本作ですが、テレビで深夜アニメを観ている層からすると舞台公演のCMも含めてかなり長い期間刷り込みがされてます。そういう点ではバンドリ!とかと似たような展開の仕方をしたコンテンツですね。

タイトルに「少女歌劇」と付くだけあって、作中の楽曲はそこそこ良いと思います。またキャストも「声優」としてよりは舞台公演(ミュージカル)を強く意識した選考になっている気がします。

キャッチコピー「アタシ、再生産」とかキービジュアルとかもなかなか良くて「面白そう」と思わせる出来になっていますね。

……とここまで書いておきながら実際に視聴者が「面白い」と感じられるかは今のところはかなり未知数な感じです。もしかしたら今この作品を観ている人は「良くわからないけど、きっと面白いはず!」と思って観ているんじゃないでしょうか(笑)。

かといって何故か「つまらない」と切り捨てられる感じもせずついつい観てしまうナゾの作品というのが現時点での評価ですね。

まあ、全部観終わったら本当に面白いかもしれないので私は一応、完走の予定です。元々ミュージカルっぽい物は好きですので……。

2018.8.31追記:
第8話: 神楽ひかり回。シリーズ構成的には前回の大場なな回とセットとも言えるかもしれません。この7、8話でグッと盛り上がってきた感じですね。

毎回変わるEDですが、背景でフィーチャーされるキャラと歌っている人が違っているのはもしかして今回が初パターン?

2018.9.28追記:
ブシロードの陰謀に乗せられ(?)、最終回まで視聴終了しました。

ストーリーはあってないような、ないように見えてあるような…。

シチュエーションとしてのリアリティーはゼロ(毎回のレヴューで舞台装置どうなってんだ?)なんですが、精神的な葛藤とかの面ではあるあるなのかなという感じでした。

舞台や衣装チェンジについてマジメにツッコんだらあかん、視聴者はきっと精神攻撃を受けてイリュージョンを見せられてる(笑)!

……というわけで、笑いながら観てたような場面もありましたが、多分真面目な作品です。ただ、誰も彼もにはお勧めできません!

<おまけ>
「FLY ME TO THE MOON」のタイトルをもじったと思われる、ED主題歌「FLY ME TO THE STAR」は好きでした。原曲の1小節分を2小節分に伸ばしつつ、原曲のコード進行の面影を絶妙に残してます。こんな作曲方法もあるのかあ、という感じでしたね。

投稿 : 2018/09/28
閲覧 : 634
サンキュー:

35

次の30件を表示

少女☆歌劇 レヴュースタァライトのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
少女☆歌劇 レヴュースタァライトのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

少女☆歌劇 レヴュースタァライトのストーリー・あらすじ

『舞台少女』――それは未来の舞台女優を目指す、キラめきに溢れた少女たち。ある日彼女たちの元に1通のメールが届く。「お持ちなさい あなたの望んだその星を」。輝く星を掴むべく、オーディションに集まった9人の舞台少女。光を求める想いが、執着が、運命が――舞台の上で交錯する。今、レヴューの幕があがる。(TVアニメ動画『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年夏アニメ
制作会社
キネマシトラス
主題歌
≪OP≫スタァライト九九組『星のダイアローグ』≪ED≫スタァライト九九組『Fly Me to the Star』

声優・キャラクター

小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙

スタッフ

監督:古川知宏、副監督:小出卓史、シリーズ構成:樋口達人、キャラクターデザイン:齊田博之、プロップデザイン:高倉武史/谷紫織、グラフィックデザイン:濱祐斗/山口真生、色彩設計:吉村智恵、美術監督:秋山健太郎/福田健二、3D監督:秋元央、3D舞台照明:カミヤヒサヤス、撮影監督:出水田和人、編集:黒澤雅之、音響監督:山田陽、音楽:藤澤慶昌/加藤達也、戯曲脚本・劇中歌作詞:中村彼方

このアニメの類似作品

この頃(2018年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ