当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「アンゴルモア元寇合戦記(TVアニメ動画)」

総合得点
68.5
感想・評価
241
棚に入れた
796
ランキング
2098
★★★★☆ 3.4 (241)
物語
3.5
作画
3.3
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

アンゴルモア元寇合戦記の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続々私的アニメ感想簿12

最終回、海に沈み行く迅三郎
「(どうした、終わりか?ならばもう書かずともよい楽になれ。お前の投稿は終わったのだ。ゆっくり沈め)」

一方、輝日姫は
権太郎
「姫書いてください」
輝日姫
「もうダメだ、もうよい」
権太郎
「何を申される、諦めたらそこで試合終了です(それ、安西先生 汗)」
「奴は、朽井迅三郎はあんな事で死ぬ男ではございませんぞ。海に落ちたのを見ました」
輝日姫
「誠か、それは誠か権太郎!」
権太郎
「はい、海に落ちるのは助かるフラグです。平成仮面ライダーを思い出してください、大体助かってるじゃないですか(おいっ)」

という事で(こら~っ)予想通り助かった朽井迅三郎ですが、ほとんどのキャラは殺されてしまいましたね。
自分は原作マンガを読んでいたので、納得しながら観てました。
史実通りなら、勝てるはずはないですし、生き残っただけスゴイんですけど、しょうがないとはいえ酷かったです。
あの描写が受け付けられない方もいるかも知れません。ただ、そう状況で抗い生き延びた姿を描いたこの作品は、原作の雰囲気をよく描けてたと感じます。


アニメの「平家物語」や大河ドラマで「鎌倉殿の13人」がヒットしたように、幕末、戦国時代意外にも、面白い題材はいっぱいあるんですよ。
むしろ、ほとんど手をつけてない事件や人物を、上手く描ければ新鮮だと思いますし、どんどんそういう作品が現れるのを楽しみにしてます。

投稿 : 2023/06/29
閲覧 : 179
サンキュー:

5

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

蒙古襲来を描いた珍しい作品

この題材は聞いた事なかった
&キャラデザが『岳』の作者さんの主人公のようで
期待大

って原作あるのね。。汗

キャラも良く
話の筋が気になり最後まで視聴
作画も好み
しかしまぁなんか失速

引っかかった点は
・敵が多いというだけで怖さや個性がない。ライバル的な敵役をいつも出していればもっと盛り上がったかな
・敵の大将が今ひとつ。。蒼天航路の董卓のような怖さや民族っぽさがあれば良かったのに
・蒙古ならではの武器や戦略があまりなく、爆弾や毒矢くらい
・雑魚の服装が四種類くらいあったような。。そんなにいる?何種類かの民族がいたの?
・トイバライはインパクトは最初くらいで、外敵から守ってるなら策やトラップ、独自の攻撃手法があっても良かったのでは。。フィクションなら脅威の身体能力とかでも


トータル
題材や作画等は良かった
どうなるかと観続けたけど最後らへんで一気に店じまいした感が。。

最後ら辺たくさんお亡くなりなるけど
コアな人達5、6人いて
俺のことはいいから。。。で一人づつ。。でかなり盛り上がるのになぁ
愛着ない知らない武将が死ぬのに厳かなシーンにされてもなぁと

ちょっともったいないなぁ
という作品でした

投稿 : 2022/06/21
閲覧 : 263
サンキュー:

5

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

猛き黄金の国

死罪の代わりに島の捨て石になる。
流人として対馬に流された鎌倉武士迅三郎。
モンゴル帝国の征東は対馬を呑み込むのか。
迫りくる蒙古軍を迎え撃つ歴史活劇。

一般教養としては文永・弘安と、
当時の幕府は二度の侵攻を阻止しています。
倭人の夜襲を怖れて船舶での生活を余儀なくされ、
このことが勝敗を左右したと言われますが、
数万の島民じゃ、防戦一方だったでしょう。
対馬だけなら、悲惨な現状でしょうね。
援軍到着まで持ち堪えられるかが見所でしょうか。

彩度を抑えコントラストを強調した、
銀残しの大和絵風味の絵柄が特徴的で、
歴史活劇には相性は良さそうだ。
敷居が高いなと感じましたがすぐ慣れました。

猛き黄金の国に蒙古襲来。
これは暑苦しい夏になりそうだ。

最終話視聴追記。
{netabare}惜しい作品といった印象を持ちます。
追い詰められ合戦は激しさを増しますが、
やはり島民だけでは限界がある。{/netabare}
原作を少し拝読しましたが、
紙媒体の相性は良く、合戦も筆致に迫力があります。

これは序章として見る作品でしょう。

投稿 : 2022/05/09
閲覧 : 816
サンキュー:

53

ネタバレ

tiki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトル

{netabare}
第001話 率土の最果て
第002話 佐須の戦神
第003話 攻め時
第004話 国府へ
第005話 覚悟
第006話 この死の行く末
第007話 金田城
第008話 背信の一太刀
第009話 山城の攻防
第010話 凶兆
第011話 対馬の天道
第012話 一所懸命
{/netabare}

投稿 : 2021/07/15
閲覧 : 369
サンキュー:

0

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一所懸命

元寇なので、わかっちゃいるけどバタバタ終盤死にすぎて死の美学が薄まる。
若干キャラが12話にしては多すぎたのかもしれない。
坂東武者の迅三郎が熱くてよい。撤退・防衛線の中、奇襲だの攻めの戦術を繰り広げるのは好き。
自分の知識不足かもしれないが、元寇は震天雷をてつはうと読んでるだけで鉄砲はでてないはずなのに、なぜか登場してたり、義経流がでたり安徳天皇がいたり、なかなかワキワキ歴史好きには好物な単語も飛ぶ。
またモンゴル軍も女真族等民族によって軍団が違うのもよい。
ただ、大戦闘や甲状腺の魅せ方は良かったが、1対1の戦闘の作画はもう少し頑張ってほしかった。

文永の役が本作だったので弘安の役があるのだろうか?(原作は博多編)
ちょっと対馬にいってみたくなった作品。


100点中70点

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 377
サンキュー:

1

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

朽井迅三郎

2021.2.21 視聴完了。

対馬にモンゴル軍が攻めてくる話。

元寇を元にしているが
実際こんな戦いがあったかどうかはわからない。

それでも対馬が現在日本なのだから
当時戦った人々がいたのでしょうね。

投稿 : 2021/02/21
閲覧 : 341
サンキュー:

9

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

次につなぐための生存戦略?

 原作は未読。
 歴史もの、戦記ものではあるが対馬に限定したものであるため、スケール感を感じることはなく、
逆に閉鎖的環境における絶望的な状況による緊張感を感じることができた。
 攻撃を受けたある地域を部外者が守るという図式は「七人の侍」などに連なる系譜という感じで、
この形式の作品は元からいる者と部外者が同じ目的を持つことで次第に打ち解けていく過程が
描かれることが多いが、本作はその辺もよく描かれていたと思う。

 対馬の攻防に関しては、対馬側が多少挽回するような展開があっても、すぐに次の危機的状況が
訪れるという感じで、常に絶望感が漂っている感じ。
 それでも援軍が来るまでの七日間持ちこたえるというタイムトライアル要素が一種の希望として
残っていたが、この援軍が来なかった時は絶望感のピークといった印象。
 結果に関しては元寇における対馬の運命などは史実により判っているため、関心は各キャラの
行く末などにあり、そういう点では一種のサバイバルもののような感もあった。
 結果はかなり悲惨なものであったが、いずれも生きるための戦いというのが
よく表現されていたように思える。

 キャラに関してはやはり主役である朽井 迅三郎が鎌倉武士らしい野性的な魅力に溢れていた。
 この朽井だけに限らず、本作に登場する武士は同じ武士でも時代が下った江戸時代のそれと
較べて、かなり殺伐したものを感じる。
 メインヒロインである輝日姫もその判りやすいツンデレ具合が可愛い。毎夜、迅三郎の寝込みを
訪れるのは笑ってしまったが、輝日姫の心情的にも視聴者的にも、悲惨な状況ゆえに「これぐらいの
楽しさがないと」といった感じになる。

 肝心の戦は日本、元それぞれの特性が表れていてなかなか面白かったが、戦闘作画は迫力不足。
 作画と言えば、時折画面に変なフィルターが掛かっていたが、あれは絵巻もののような伝承を
描いている風にしたかったのだろうか?。
 あとリアル寄りな描写を期待していただけに、元軍側の仮面の男のジャンプや鬼剛丸の怪力など
人間離れした能力はやや残念。

2018/10/06
2018/10/09 誤字修正
2020/01/02 追記

投稿 : 2021/01/02
閲覧 : 389
サンキュー:

3

ネタバレ

肥溜め さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

不完全燃焼感が否めない

題材もキャラ作りもちゃんとしてて面白い
姫様は正直いかにもヒロイン的なウザさがあったがこの手の作品にありがちなクソヒロインと比べればずっと有能で邪魔にならない良い塩梅
しかしラストの展開はいががなものかと思う
序盤の主要キャラの死はそのキャラクターを象徴するような印象的な死に方だが、終盤はみんな頑張ったけど死にましたチャンチャンって感じ
もう少し抵抗しても良かったのではないか

投稿 : 2020/12/09
閲覧 : 194
サンキュー:

0

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歴史にない戦い

一所懸命
なんだろうね。

対馬に島流しにされた罪人、
何の罪を背負わされたのか。

モンゴルって、一時期は欧州を征服したのかね。
世界史にも歴史にも疎くてよく分からん。

よく分からんが、普通に生きていたら翌日には戦場に巻き込まれていた、
なんて世の中はあったんだろうし、今でもあるんだろうね。

田舎の島に島流しにされた、くちいじんざぶろう、ら。
何か戦力として期待されているらしい、
何故?モンゴルの人たちが侵略してくるらしい。

道すがら拠点にしたいらしい。

らしいらしい、って本当によくわかんないんだよね。

これは史実なのかね?
史実にない争いってたくさんあったんだろうね。

対馬勢数百人×モンゴル勢数千人
ありえん、
戦いになっていない、
けど、攻められたら戦うしかない。

そんな人たちの話。

13世紀ぐらいの話だから、
武器に種子島はない。

刀、弓、槍あたり。

でも戦う、襲われているからね。

容赦ない世界。

奇跡は起こらないけど、
悪いことだけでは終わらない。

厳しい世界だ。

投稿 : 2020/10/25
閲覧 : 254
サンキュー:

3

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作は未読だけど物語の設定などは結構しっかりしていた印象。

デザインにしてもちゃんと時代に即したものだったし、
戦闘シーンなんかも細かい描写でよく描かれていたと思う。

言葉なんかもその地方に即したものになっていた。

ストーリーは日本史の元寇を題材とした戦記物。

実際の歴史があるので最終的には負け戦となってしまう結末に
なってしまうんだろうけど、最初から決まっているような負け戦に
抗い最善の策を練って必死に戦っていく姿に引き込まれた。

戦場で姿はなかなかリアルなものだったし。

結構面白いと思えたし、いい作品だとは思う。

ただやはり負け戦であるがため、終始希望を持てない状態で
観てしまっているのがあまり気分的に盛り上がれないままでいた要因かも。

完結ありきの作品だから2期があるものだと思うので、
2期があればぜひ観てみたいと思う。

投稿 : 2020/09/13
閲覧 : 231
サンキュー:

2

シエン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっとこういう作品が増えないかな

「アンゴルモア元寇合戦記」面白かった!

未視聴のときアンゴルモアの絵を観たときは、なんだか古臭い絵だな…なんて思ってました。
しかし実際観てみると、すごく物語に引き込まれて最後までずっと集中して観ることができました。

元寇のときの対馬での戦闘を描くという、たぶん歴史ものとしてもニッチな物語なんだけど、これほど面白いとは思わなかったです。

歴史ものなのでどうなるかという結果が分かってるんですが、それでも追い詰められていく登場人物たちがすごく切なかった。

アニメというと異世界とかファンタジーとかコメディっぽいのとか、ほんわか癒されるのとか多いですが(それはそれで楽しめる作品が増えるので歓迎)、「アンゴルモア元寇合戦記」みたいな本格歴史ものアニメがもっと増えてくれたらいいななんて思いました。

博多編もぜひアニメ化してほしい。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 513
サンキュー:

1

ネタバレ

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

元寇という、なじみのない題材で期待してなかったけれど、結構楽しめた作品
頼りにならない弥次郎が覚醒後あっという間に死んでしまう衝撃。
結局ヒーロー、ヒロイン以外のキャラはほとんど死んでしまう。
このもの悲しさも悪くない。
今、web連載が進んでいるらしい博多篇が気になるところ
少し出ていた、日本軍の大将軍少弐景資が活躍するのだろうか?
望み薄だが、大逆転の二期を見たい

投稿 : 2020/05/15
閲覧 : 283
サンキュー:

1

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

設定も面白く戦闘シーンもなかなか見ごたえがあったかなと思うのですが、どうもお姫様がなんだか頭がお花畑すぎる感じでその点、この物語を何だか陳腐なものにしてしまっていて残念な感じでした。もう少しだけお姫様が落ち着いた感じならいい作品になっただろうにと思います。

投稿 : 2020/04/27
閲覧 : 320
サンキュー:

0

511 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まあまあ

原作未読。
軽い気持ちで見てたけどラストにかけて結構な鬱展開。

投稿 : 2020/02/12
閲覧 : 336
サンキュー:

4

o-sanヌ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

韓衣裾に取りつき泣く子らを置きてそ来ぬや母なしにして

戦国時代や幕末を題材にするアニメ作品は数あれど「元寇」はなかなかないですものね。
それだけで貴重です。
今更ながらではありますが、これを機にいろいろ学ぶ機会を得たという事実は大変に大きいものだと感じました。
知れば知るほどに防人の苦衷や現地での凄惨な虐殺など、目を覆いたくなるような史実に目眩が致しますが、そうとばかりは言っておれません。
ググったところ、優れた歴史小説がいくつもあるようなので読み込んでみたいと思います。

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 625
サンキュー:

1

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

対馬の歴史ものとして見やすい作品

見終わりました。録画してたけど見てなかったのは放送当時に、なんか世間で評判がいいらしいというNEWSを見たので間違いないだろうと保存してたから。

作品は、あまり一般には語られていない九州は長崎の西沖にある大きな島、対馬の1274年の歴史話。いいくに作ろうの時代ですね。

私も細かくは知りませんでしたので この作品の見易さから勉強させられました。
が、だいぶ端折りすぎ+尻切れトンボ感があったのが残念でした。
あと、売れると思ってなかったのは、結構作画が手抜き。線、色が適当なシーンが多数あったのが残念すぎ!
音楽、歌は個人的にはゼロ評価。魅力なしでした。

先にダメな面から言っちゃいましたが、全体的に非常におもしろいアニメです。
史実が元なのでストーリー感はあるうえに、テンポもいい。
最終話までいっきに見ちゃいました。

おすすめの作品です^^

投稿 : 2019/08/17
閲覧 : 428
サンキュー:

1

まことん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

ストーリーは興味深い。キャラも悪くない…けど…

原作未読なのでどう展開するのかわかりませんけど、史実とトンデモが絶妙に絡まるストーリーは、基本的に大好きです。
アンゴルモアってそういうこと!?
その設定に激ハマりですよ。義経=ジンギスカン説とか、ね。
元寇と神風とか日本史ではほんの数行で済まされちゃうところにもこんなドラマがあったのか(フィクションとしても)。
そりゃそうだよね、ヨーロッパまで侵攻したモンゴルに日本がまともに攻撃されたら無事で済むわけがない。
というかそもそもなんでモンゴルは日本なんか攻めたんだろう…。
…といった数々の疑問も、この設定だとなんとなく納得できちゃうわけかあ。

といった感じでストーリーはすごく興味深いんですが、回を追うごとに作画が荒れて来てる気もします。
そしてこのクールで一段落するのかなあ。ストーリーの進みが遅いのも気になります。

【観終わって】
ですよねー。史実は変えられないですからね。
元寇は対馬を越えていきますから。
史実の裏側にこんなストーリーもあったかも…という、スケールが大きいんだか小さいんだか分からない作品でした。
原作を読んでみたくはなりましたけど、アニメ作品としては「原作の宣伝」以上ではない気もします。

投稿 : 2019/07/07
閲覧 : 471
サンキュー:

10

ネタバレ

ういすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと泣けるかと思ったんだけど。

ストーリーは他の人も書いているのでそちらをどうぞ。

物語の評価 3.5
対馬は子供は奴隷に、女、男は皆殺しにと聞いていたので、てっきり主人公たちは、蒙古軍の裏をかいての脱出劇がクライマックスなのかな?と思っていたが、ちがった。
 第一話で流人たちが個性的だったので、死ぬときは少しは感情移入するかな?って思っていたけど、まったくだった。
 おそらく現実でも戦場で仲間が死ぬときは、あっけなくて特別な感情はすべてが終わった後にくるのかなっと、まあこんなものなのかな?とは思ったが、最大のクライマックスのはずが、うん。正直盛り上がらなかった。
あとは最後に姫を抱きしめるところで終わって欲しかったな。
 主人公は何度もフラッシュバックして、お子と嫁さんのエピソードが見れたけど、正直それも共感できないどころか、それ必要なの?って思った。
 嫁子の笑顔を見て、主人公がもう一度抱きしめたい!とかそういう感情を表す描写がまったくなかったので、ただのエピソードで終わってしまっていた。
 まあ、主人公が美しい姫を意識して感情を表に出してない時点で、こちらも感情移入はできないな。
 歴史的に何か勉強になるのかな?って思ったけど、蒙古の鉄砲が、あんな感じだったんだと知ったくらいで、後は何もなかった。
 題材はおもしろいし、戦略的なところも垣間見れたので、つまらなくはなかった。感動もなかったけどね。
ってとこで、3.0に限りなく近い3.5です。

声優の評価 3.5
まあ、キャラと合わないなあ。って思う声優さんもいなかったし、
下手くそだな。って感じることもなかった。
で、なんか狂気を演じたりとか、そういう特別なシーンもなかったので、
3.5です。

キャラの評価 4.0
姫に正直、ムラムラしました。
あの戦乱の中、姫に瞳をウルウルさせて見つめられたら、その晩、絶対、夜這いに行くよね。理性なんかふっとんじゃうよ。
姫がいたから、このアニメ見続けられたと言っても過言ではないw
最後はあっけなかったけど、キャラも一人ひとり個性的だったし、
姫押しで、4.0ですw

作画の評価 3.0

作画崩壊とか言う人がいたけど、私はまったく気にならなかった。
まあ、崩壊してたのかな?
今時のアニメはハイクオリティなのに珍しい。

音楽の評価 3.5
OPは好きでした。EDはうざかった。以上です。

総評 3.5
妥当じゃないかな。少しでも感動するものについては4.0以上にしています。
感動はなかったけど、飽き飽きして惰性で見るようなこともなかったし、自分のルールの中では妥当な点数です。

投稿 : 2019/04/24
閲覧 : 469
サンキュー:

7

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

歴史ものの中でも珍しい素材を使った意欲作

2018.09.28記


原作未読


歴史ものはスキ、と男の子にありがちな経緯で視聴を決めました。ありそうでなかった元寇の話です。
スキとか言いながら、TVものはNHKの大河ドラマ『北条時宗』くらいしか記憶になく、しかも観ていない。

となると押さえておきたい事前知識は、

【教科書レベル】

鎌倉時代、北条時宗政権下に元が2回攻めてきて鎌倉武士は九州で奮戦。神風が吹いて元は去っていきましたとさ。
1274年の文永の役
1281年の弘安の役


文永の役の発端である対馬と壱岐への侵攻のうち、対馬侵攻を描いた架空の物語。
ウマ娘における競馬知識と同様に、ベースとなる知識でこういったものは楽しみ方が変わってきます。
私の場合、知ってる情報と突き合わせし、「そうそう」か「違うけどまいっか」か「けしからん」を楽しむことになるでしょう。

この観点で作品全体をみると、「違うけどまいっか」とあまり気にしない結果となりました。
{netabare}・夜襲を行い進軍速度を遅くするのは戦術合理性がある。
・安徳天皇の登場にはびっくりしたが、つい数年前壇之浦を訪れたこともあってただただ感慨深いのでOK!
・防人最前線の意味で金田城を根城にする刀伊祓という設定も面白い。
・イマイチな兵として高麗兵を描いてるのは好感。ただし物語終盤でほぼ出てこなくなるが。主力なのに。
・半島含む大陸の兵って合戦時、一対一の名乗りあげってしてたっけ?
・義経流って誰から教えられたんだろう?
・多勢に無勢だから結末は推して知るべしだったが、希望の見える最終話でまあOK!
・最後のしゃべる白いサメは良く分からなかった。日本海だと“因幡の白うさぎ”に関連するかも。相関は不明。
{/netabare}


全編通して繰り返し本作が訴えてたことは

 あなたにとっての『一所懸命』とはなんぞや?

こちらを探る/明らかにする展開を見せます。
さすが鎌倉時代ってかんじですね。

譲れないもの、いわばマイルールを命を懸けて守り抜く、というテーマに共感を覚えるのであればすんなり入れると思います。
歴史ものとしてはいかんせん対馬侵攻に関する文献が少ないため、前後の文献で補完し想像しながらの鑑賞となりました。


なお物語と史実の整合性は置いといて、エンタテイメントとしてはいたって普通でした。
逃げ場のない島での撤退戦が全12話の大半を占めることになります。途中に何を挟むかが肝だったと思いますが、突拍子で変なものはありません。逆説的に言えば意外性のない展開でした。基本的に主人公朽井迅三郎の無双を堪能する作りになってます。


くすんだ色調の作画は本作独特のものでしょうか。他の多くの方のご指摘にもありました。
これまた大河『平清盛』と似たような演出ではありますね。こっちは平家ですけど。{netabare}安徳天皇も出てきたしちょうどいいか( ´艸`){/netabare}


自分はけっこう楽しめました。元寇という題材自体が珍しいためそれだけでも観る価値がありそうです。
題材に興味を持てないのであれば、背景絵を楽しんでもいいですね。





以下、ほぼ自分用の備忘録

【元寇に至るまでの経緯】
文献ベースで時系列を整理
※アニメ関係ないので畳みます。
{netabare}
1218年高麗(朝鮮半島)がモンゴルの朝貢国(準属国)になる。
1224年高麗領内でモンゴルの使者殺される。⇒激おこで国交断絶。
1231年降伏勧告。高麗王族と一党、民を放っといて江華島に逃げる。モンゴルには水軍が無い。
    ※一応、「攻めて来たら逃げてね❤」とお触れは出した。
   ↓
   強盗団、野盗団が半島に跋扈。なお3大勢力(左夜、右夜、神義)を三別抄と呼んでいる
    ※朝鮮半島の民衆がどんな悲惨な目にあったかは想像してみてね。
   ↓
   6回に渡りモンゴルが半島侵攻し制圧。なぜかモンゴルが民衆を保護する立場になる
   ↓
   民衆が今よりマシと半島を捨てモンゴル引き揚げ時についてく。その数人口600万人中60万人といわれる。
    ※彼らは「モンゴル人になっていーよ」とお墨付きを得てモンゴル人として半島南部で農業を営む 
1259年高麗がモンゴルに降伏しガチの属国となる。⇒江華島に逃げてた王族たちカムバック!

そして、
「高麗は見ての通り何もない国です。ところが海の向こうには、日本というたいへん豊かな国がありますので、どうぞそちらを攻めて下さい」
とフビライを焚きつける。by忠烈王

1271年元成立(といっても正確にはモンゴル帝国の一部。モンゴル人統治下の中国領のこと)
{/netabare}
{netabare}
かくして、「元・高麗連合軍」が攻めてきたのが1274年文永の役です。
で、この“元”が曲者でして、要はさっさとモンゴル人化した朝鮮族が大半を占めるので、ほとんど高麗に攻められたようなもんだ、というの私の解釈部分。

とその前に、「日本攻めたらえーよ」と進言したものの、返す刀で「じゃあ戦費はよろ!」と言われてしまい、忠烈王は日和ります。
日本へ降伏勧告を告げる使者の派遣をなんだかんだ理由つけて送りません。挙句フビライはchinese(国籍は元)趙良弼を使者として送る羽目になります。


前置き長くなりましたが、以下本作に関連する事柄で文献に残っているものになります。

1274年10月3日China(元)兵6千人、高麗兵2万4千人、合計3万の兵を乗せた船が、高麗の合浦を出発。
同年10月5日対馬、14日には壱岐に到着して、島民襲撃。島民は数千人と言われている。
同年10月19日元・高麗連合軍が博多湾に集結。翌20日上陸を開始。

とっとと壱岐・対馬を平定して九州に向かってるので、本作のように1週間もたなかったという時間軸も史実に近いですね。
{/netabare}
■壱岐・対馬の民衆に起こったこと ※グロ注意
{netabare}
壱岐・対馬の記録は残ってません。(私が知らないだけかもですが・・・)
ただ、九州に船団がやって来た時の日本側の記録が以下
「博多湾にやってきた元の船団は、壱岐、対馬の人々を、男女とも素裸にしたうえで、男は手に穴を開けて船縁に吊るし、女は髪の毛で船縁から吊るしてあった。」

この舷側に吊るしたという行動ですが、兵站としてという話が有力です。怖っ!
{/netabare}

ちなみに“元寇”という呼び方は明治時代からで、それまでは“蒙古襲来”と言ってました。
Chinaや朝鮮半島の「(その昔)倭寇にめっさやられたんだけど謝罪と賠償よろ」へのカウンターで「その前にお前ら襲ってきたじゃん。それこそ元寇」と言い返したのが語源。



-----
2019.03.09追記
《配点を修正》


男臭いOPとEDをヘビロテで聴いてたりしたので音楽を上方修正。

昨年2018年はこれまでの北緯38度線が対馬や沖縄にシフトしたことが目に見えてわかってしまった年でした。そのタイミングで本作が放送された巡り合せみたいなものを考えたいものです。

投稿 : 2019/03/09
閲覧 : 822
サンキュー:

48

ネタバレ

ぺんぎん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まぁまぁかな。

続きはどうなんだろう

投稿 : 2019/03/03
閲覧 : 280
サンキュー:

0

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

おぉ、かなり渋い題材だなぁ

原作未読。
自分は歴史モノは好きなのでこういった類はいいですね。ただ全く万人受けしないのが残念ですが・・・まして元寇で対馬・壱岐といえば、文永、弘安共に島民は虐殺されているのでどうしたって楽しい話ではないわけで・・・。勿論フィクション交えての物語ですがこれみてどう感じるかは人それぞれでしょう。自分は先月(2019.1月)広島県大三島の大山祇神社に行ってきました。ここの宝物館には平安末期(源平合戦)~室町中期位の武具や刀剣が多く展示されておりそれほど広い所ではありませんが2時間位見入ってました。そこには教科書にも出てくる元寇時の元の鉄兜や半弓、矢も展示されています。興味ある方は一度訪れてみては如何でしょうか?
話は変わりますが自分は九州の大学生時代、友人に対馬出身者がいて九州弁は対馬弁?に親しんでました。対馬の北と南で対立してるとか言ってたかなぁ(笑)。
さて日本史でも未曾有の大難であった元寇ですが教科書での扱いはそれほど大きくないですよね。下手すると神風(台風)で助かったとしか記憶してない方も多いのではないでしょうか?確かに弘安の役では台風が元軍に甚大な損害を与えたのも確かですが、実際は西国を中心にした御家人達の踏ん張りあってこそなんですよ。祈祷が通じたとか天子様の御威光とか都合よく書かれた書物を真に受けた学会の意向がそのまま通説で広がっているんですよね。ああいう人達は頭が固いから権威やなんやらで自由な発想ができないんでしょうね。あくまで個人的ですが井○先生の「逆説の日本史」は読んでて視点が面白くていいです。勿論専門家じゃないので間違いなんかもあるんでしょうけどね。
最後にこの作品を通じて自分が感じたのは現代朝鮮半島を鑑み半島が全体主義に支配される可能性があります。そうなると対馬は西側の最前線になるという事です。どこか戦争はまず朝鮮半島でと思ってるかもしれませんがそうではなくなるって事です。これはとても余裕ぶっこいて平和念仏唱えてる場合じゃないんですよ。徴兵制、核武装、沖縄基地問題・・・ただただ反対唱えてる間に軍靴の足音はすぐそこまできているのかも知れませんよ。


私のツボ:元寇時の残虐行為、朝鮮出兵の残虐行為、朝鮮併合、当時の価値観を現在の価値観と一緒で測ってはいかんだろ、お隣さん。

投稿 : 2019/02/25
閲覧 : 446
サンキュー:

3

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作画に難あるが、日本人魂を感じる

期待していたより面白かった。一気に見終わるほど。
ただ、最後の終わり方が後味悪く、次回に続くかもしれないがスッキリしない。
ヒロインとくっ付いて終わればもう少し良かったのに。殺伐とした中に清涼感がもう一歩足りないかと。
対馬は日本の領土なのに今はなぜか韓国人の観光客だらけだとか。
日本人が命がけで守ってきた領土なんだから、もっと日本人が行かなきゃならんだろうね。
75点

投稿 : 2018/12/25
閲覧 : 402
サンキュー:

1

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

蒙古襲来!博多“神風”の前に対馬あり!!

原作コミックは10巻まで購読中。

以下、放送前の勇み足長文。長いので折りたたみw

{netabare}
元寇もまた、政治や宗教に幾度となく利用されてきたこともあってか、
様々なイメージが一人歩きしている感がある歴史事象だと思います。

私が初めて受容した元寇のイメージも……。

当時の鎌倉武士は一騎打ち中心の個人戦で、
組織的な蒙古軍の集団戦や火薬兵器を前に為す術がなかった。
例えば武士が長々と名乗りを上げている間に、
毒矢の集中射撃を浴びるなど話にならずw
台風による暴風雨が無ければ、日本は蒙古の大軍にことごとく併呑されていただろう。

というもの。

近年では、博多に防塁を築いて団結して蒙古に対峙した武士たちの奮闘や、
日本人の夜襲を恐れた蒙古軍の海上停泊もあったからこその“神風”
などの研究成果も流布されて来てはいますが、
翻弄されるばかりの鎌倉武士のイメージはまだまだ根強い印象があります。


蒙古軍、博多上陸前の“対馬の元寇”を題材にした本作。

原作はこの時代、辺境の流刑地でもあった対馬において、
歴史に描かれることのない流人等が、、
島の険しい山岳地形に即した戦法も駆使して
蒙古の大軍勢と死闘を繰り広げた物語を紡ぐことで、
今まで抱いていた元寇に対する固定観念がひっくり返される
痛快さが堪らない良作歴史マンガ。

この作品もまた、他の歴史エンタメ作品同様、
あの歴史上の人物が何と!といった類いのトンデモ架空設定を仕組んでは来ます。
けれど、個人的にはその設定の繰り出し方にもセンスを感じて、
思わずニヤりとしてしまいます。

そのセンスの源は原作者の丹念なリサーチ力。
自身も幾度となく対馬に現地入りし、島伝来の史料を掘り起こし、
逸話を受け継ぐ伝統行事やその関係者の証言に触れ、
ストーリーの元ネタを拾い集める。
さらには乗馬未経験にも関わらず流鏑馬を体験する。

など文字通り体を張った取材活動が、歴史設定を飛躍させても崩れない
足腰を鍛え上げていると思われます。

さらには日本における、北条得宗家の強引な権力維持によるしこり。
鎌倉の武家、京の公家の二重支配体制による重層と矛盾。
モンゴルにおける、被征服民も略奪権と恩賞を餌に登用する実力主義による、
支配領域の急拡大とその弊害や残虐性。

豊富な歴史知識に基づいて再現された当時の時代背景に、
取材内容を落とし込むことで、架空設定が作品を軽薄化させることなく、
むしろ知的好奇心を刺激する重厚な物語が展開され、
見る者を世界観に引きずり込むことに成功しています。

対馬という一所を懸命に守りながら、壮大なスケール感があります。


原作の面白さについては太鼓判を押せるので、
アニメ化に際しては、キリの良い所で締めることができるか。
あとはグロ等の変な自主規制で素材を損なわないかが
私が現状抱いている不安点。

そもそも本作タイトルの『アンゴルモア』とは、
蒙古軍に蹂躙された東欧を目の当たりにした学者たちが、
モンゴルこそが、かのノストラダムスが預言した
“恐怖の大王(アンゴルモア)”に違いない。との悲鳴にも似た主張から。

原作は蒙古襲来による暴虐を受けた現地人の、
恐怖を逃げずに描いている点も好感できる歴史マンガなので、
アニメ化するならば、多少グロテスクでも、
そこを描き切らなければ、『アンゴルモア』のタイトルの名折れです。

先頃、モンゴル帝国の祖に下品が過ぎるイタズラ書きをした、
某ギャグマンガが抗議により、記載雑誌の販売中止を喰らう。
など表現の萎縮とアングラ化が加速した平成の空気も、
末期にしていよいよ息苦しい限りですが……。
本作については例え誰に何を言われようと、表現を貫き通して欲しいと願います。

平成の終わりに、率土(そっと)の最果てに首級(しるし)が転がる。
壮絶な戦闘シーンをどこまで再現できるのか?
アニメスタッフの奮闘にも注目したい、2018年夏の野心作です。{/netabare}


観終わって……

一部カットされた視点もありましたが、
概ね原作の内容を踏襲した無難なアニメ化作品だったと思います。

規制の方はエロは自重気味でしたが、グロは割と容赦なかったと感じました。
よく出血して、よく首級(しるし)が転がっていました。
蒙古襲来の脅威は伝わる及第点レベルだったと思います。

一方、作画はやや残念でした。
当初から作画兵力の不足を見越してか、
全編、絵巻物風のフィルターを被せた演出をしていましたが、
綻びは誤魔化し切れなかった模様。

戦闘シーンなどでは、人体ってこんな感じで転がりましたっけ?こけし?
と首を傾げる動画も散見。
正直、戦に関しては、私は原作コミックの方が迫力を感じました。
対馬だけじゃなく作画にも早く援軍が欲しかったですw


以下、ネタバレ感想&考察みたいな長文。

{netabare}
人々の間に根付く元寇のイメージを覆して、
驚きからこの歴史物語に引き込むためには、
武骨で時代遅れな一騎打ちを好んだ日本の武士。
対して合理的で進んだ集団戦で世界制覇を目指す蒙古。
この辺りからひっくり返していくのが有効で、
本作はその辺りの仕掛けがふんだんに盛り込まれていたと思います。

例えば私が面白いと思ったのは"義経流”の飛ばし方。

巷では、古代~中世の武士は正々堂々一騎打ちで、
戦国以降、足軽が活躍しだしたら何でもアリ。
という日本史像が流布している感があります。
このことが元寇ですら一騎打ちを挑む鎌倉武士という
印象を尚更、強化していると思われます。
これもイメージとしては間違ってはいないのでしょうが……。

でも実際には日本でも古代より歴史が動く時は夜襲、不意打ちのオンパレード。

板東武者は正面から一騎打ち?だったら源義経はどうなの?
平家を背後から奇襲したり、勝つためだったら何でもアリじゃんw

こんな感じで、主人公の流人が継承する“義経流”を通じて
勝つための、生き残るための型破りな戦を吹っかけて行く。
覆し方は明快で良かったと思います。


返す刀で、“義経流”の主人公視点で、
やたら合理的であると過大評価されて来た感もある
蒙古軍を論評していく流れも、これまた痛快。

ある角度から見れば、蒙古軍の実態は、
少数のモンゴル人が、多数の被征服民に、
先にモンゴルに服従した者から順番に、重用し、略奪権を付与する、
率先服従のシステムで肥大化した寄せ集め部隊。

作中でも描かれたモンゴル、高麗、女真の各部隊が恩賞、略奪で互いを出し抜こうと、
時に同士討ちも繰り広げながら、対馬の山を攻め上って来る姿は、
さながら自制の効かない鵺(ヌエ)かキメラの如きおぞましい光景。

武士みたいな武術の練度もなく、一族郎党みたいな阿吽(あうん)の呼吸もない。
合図で毒矢を一斉発射という“合理的”な集団戦術も、
これだったら弓の練度が低くても、網を被せる要領で戦える。
と主人公を通じて見透かされています。

集団戦に依拠した蒙古軍の面々が、
対馬で武士という個の力で戦局を左右する“化け物”に遭遇する。
という恐怖も描かれている点も新しかったです。


それでも私がモンゴル帝国は恐ろしいと再認識したのは、
率先服従を餌に造反を誘発して、敵を飲み込んで行く併呑力。
本作でも北条得宗家が仕掛けた権力闘争のとばっちりで対馬に流された
ある流人の寝返りを通じて、
アメと鞭を使い分けるモンゴル帝国の狡猾さが上手く描かれていました。

北条家による敗者が伴う支配強化だけでなく、
武家政権由来の地頭衆とは異なる論理で動く
朝廷、貴族政権由来の“刀伊祓い”。
生きていた平家方の天皇など、
日本国内に残るしこりや切り崩しポイントも数多く描写。

蒙古軍に一度、その毒牙で国土に食い付かれたら最期。
裏切りを仕込まれ、オセロの如くパタパタと
日本がモンゴル帝国の版図に塗り替えられてしまう。
観ていると蒙古軍・“本土”上陸断固阻止の使命感が高まります。


時に原作者が足を使って取材し、対馬現地の伝承等も軽視せず、
物語世界に落し込んでいった点も改めて評価したいです。

一応、“史実”では対馬の戦いは宗氏の当主が討ち死にするまで。
後は、本作の創作ということになりますが、
根拠が全くないわけでもなく、流人主人公という設定も、当地に伝わる
蒙古との戦に参加した流人に関する一文から構想を膨らませたもの。
また、安徳天皇生存!御年九十歳超wというトンデモ設定にしても、
安徳帝が壇ノ浦から生き長らえたという地域伝承が元ネタ。
何より蒙古軍が対馬に七日間費やしたのは確か。

一国に相当する、即日征服するにはデカ過ぎる対馬のスケール。
攻略に難儀しそうな山深い地形の原作者による体感も交えた上で
練り上げられた山岳戦中心の対馬戦には、砂浜での平地上陸戦とはまた違う
新たな元寇のイメージを実感させるリアリティがあったと思います。


また、実は歴史学において、元寇はあまり実証的な研究が進んでいない題材。
まともな研究見直しが行われたのは今世紀に入ってから位だとのことで、
それまではろくに基本史料の批判もないまま、蒙古軍が嵐で一夜で壊滅した。
という通説イメージが、一人歩きしてきたそうで……。

もしかしたら原作者は足も使って、
研究者も未踏の領域を開拓しているのかもしれません。


本作の最後、山深い対馬で戦い抜いた蒙古軍が、
いい“腕試し”になったと評するセリフにもピンと来ました。

“本番”である博多上陸戦は緒戦こそ砂浜、防塁挟んでの押し合いですが、
古今東西、上陸後の戦線維持の可否は、
最初に間近の高台を確保できるかどうかにかかっています。

原作はこれから「博多編」に進んで行くそうですが、
そこでも鬱蒼とした山林にて、“義経流”にのたうち回る蒙古軍見物なんかも期待できそうです。
蒙古軍の皆さんようこそ日本へ。日本の山は深いぜw

最近の研究成果も踏まえれば、博多では、
{netabare} 文永の役では、大宰府攻防戦もあり、
弘安の役では、高台の要塞攻防戦もあれば、嵐の後に船舶による海上戦闘もあるはず。{/netabare}

原作者による丹念な取材活動による世界観構築が博多でも継続すれば、
元寇に関するさらなる新視点の表現も望めそうです。
今後も私は『アンゴルモア』を窓口に、
元寇イメージ更新最前線を見守って行きたいと思います。


最後と言えば、生き残ったことを勝ちとする締めも地味に評価したいです。

博多の前の対馬の元寇と言えば、たまに取り上げられたかと思えば、
蒙古軍の前にことごとく全滅……とのイメージが飛び交って来た印象。
そして、そのイメージはモンゴル帝国の東欧遠征にて、
征服地に草も生えなかったという、
破壊と略奪の伝説によって補強されている感もあります。

ですが原作あとがき等にもある通り、
対馬における宗氏の命脈は元寇後も続きますし、
作者は文永の役の直後からも、対馬現地住民の営みの記述を発掘しています。

蒙古に蹂躙されたからって何も対馬が滅び去ったわけじゃない。
マニアックな歴史題材に挑んだ本作の賛否はともかく、
目にした視聴者に対馬健在を伝達できた。
何だかんだ、その一点こそが本作一番の“手柄”ではないかと私は思っています。{/netabare}

投稿 : 2018/11/27
閲覧 : 693
サンキュー:

38

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

硬派な作品

深夜アニメにしては珍しく、ファンタジー要素が少ない歴史物語。

正直、元寇の戦いは日本が勝ったのか負けたのかすら覚えていなかった。

対馬での戦いも、歴史上の結末を知らずに見ていたから、結末がどうなるのかとどきどきしながら見ていられた。

{netabare}島民が虐殺されるシーンも描かれていたが、見終わってから対馬での戦いを調べたら、実際島民は虐殺されていたようだから、アニメでの描き方はかなりマイルドだったのではなかろうか。

記録にはほんの少ししか記述がないようだけど、それだけに、この物語も歴史上なかったとは言い切れない。

話は創作だけど、このアニメを通して元寇がいかに当時の普通の人たちにとって脅威だったかを想像するきっかけになった。楽しい創作物だった。

最後の白鰐は絵的にはクジラのように見えたが、白鰐とはどうやらサメのことらしい。また、このサメは本物のサメではなく、神様らしい。設定が深い。{/netabare}

投稿 : 2018/11/10
閲覧 : 340
サンキュー:

6

waon.n さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

特筆するべき点はないかと

この歴史的観点からも面白いと思われる場面でどんな事が行われるのか、最初はドキドキしたものの、失速し続け気づけば終わっていた。
驚くべきは全て見てしまったことだ。
物語としての流れは良かったのかもしれないですね。テンポとかいやぁじっくりやっても良かったんじゃなかろうか・・・
とか思ってみたりw

特にお勧めする感じでもないですね。

投稿 : 2018/10/29
閲覧 : 408
サンキュー:

4

ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一所懸命の輝ける生き様は、死しても生者の中にいつまでも…

原作既読済で、対馬編の結末まで知った上で言えることは
タイトルに書いたことが一番心に残る物語。

<主人公の魅力>
1274年の元寇(文永の役)の史実の中のフィクション。
主人公、朽井迅三郎(くちい じんざぶろう)の英雄譚。
主人公は架空の人ではあるが、対馬の流人の口井兄弟という
記録に残る、文永の役で戦ったとされる人物が着想となったらしい。

朽井殿の魅力は、自ら置かれた境遇から決して逃げず、恐れず、
一所懸命に、出来ることを大胆に、どんな窮地においても冷静さを失わず、
攻めるべき時に攻め、退くべき時には退き、
しぶとくやり遂げる男の中の漢。

一見ドライで冷徹に見られがちな彼。
しかし仲間の名前を全員憶え、
その仲間死すとも、彼らを忘れることはない。

彼自身は、死への恐怖は微塵も抱かず、
九死に一生を得た場合も、まだ戦える、と闘志を失うことはない。
その彼の信念、知恵、気迫、根性は、周りの者をいつの間にか感化させ
士気を高め自己中心的な者たちも共に英雄の道に誘う。

そんな彼の有能さと度量こそが統領の器であり、
一所懸命の彼の生き様は、命を最大に燃やすことと伝わる。

以上の原作者の構築した主人公像が、
本作の最大の魅力だと思う。

<ヒロイン、輝日姫(てるひひめ)の魅力>
ヒロインの人物像もとても魅力がある。
{netabare}
迅三郎は、義経流(ぎけいりゅう)兵法と呼ぶ一流派を極めた武の達人。
元御家人だが権力闘争に巻き込まれ謀反者にされ流人に貶めらてしまった。
妻や子供など大切な家族は、流行り病で失って
無くすものは最早なにもない。
そんな彼は、生き死にの極限の渦中にあって、死は恐れず
色恋にも全く無頓着なのも道理でどこか達観している。

一方姫は、親族や信頼できる部下、島民をこの戦闘で続々亡くす。
自らの死とも常に隣り合わせの中にある。
そんな状況で折れそうな心を奮い立て、喜怒哀楽豊かに
島主としての立場を全うしようとする彼女。
彼女なりの健気な一所懸命さがいじらしい。

そんな姫だが、初心な彼女は、話を追うごとに
男らしく有能な迅三郎にどんどん惹かれ彼への信頼を深めていく。
そのプロセスが自然でキャラクターに感情移入しやすかった。
そして、そんな片想いの恋愛模様が殺伐とした展開の中で
一縷の望みを感じられて救いになった。
{/netabare}

<原作とアニメ>
コミック原作は、既刊10巻。
原作の対馬編は、アニメ放映中の
2018.8.25発売の第10巻(全40話)で完結した。
次巻からは博多編に突入とのこと。
{netabare}
アニメ第9話終了時点でこれを書いているが、
アニメはその時点で、原作第26話半ば(第7巻)まで描写。
残り3話で第10巻末まで描かれると思われる。

なぜなら、10巻の巻末の作者の雑記帳によると、
アニメ化は放送2年半前に立ち上がり
10巻分を全12話にまとめるのは早期に決まっていたよう。
当時まだコミック完結されていずとも
作者は、ストーリーは決定済だったので、アニメ制作者には
最終回までのラフなネーム原稿を描いて伝達済みとのこと。

さすがに原作10巻分の内容を
アニメ1クール全12話でまとめるには尺足らず感が濃厚。
{/netabare}
様々なキャラの深掘りがスポイルされ若干の物足りなさはあるが
主人公とヒロインの魅力がアニメでも割とよく描けている分、
アニメの個人的評価は高めで原作には及ばずとも十分面白い。

<アニメの作画について>
原作者はアニメの背景画を日本画のようだと表現している。
紗のかかったような原色を抑えたアニメでの独自な作画で、
松尾芭蕉の詠んだ俳句「夏草や兵どもが夢の跡」を思い出した。

物量的に圧倒的に不利で絶望的な攻防。
壮絶な死を迎える多数の犠牲者たち。
作画によりそんな地獄絵図も、悠久の時の流れの中では、
一夜の夢のように消えゆく儚さが漂う。
おかげで首切りなど、生々しい描写も随分緩和される。
なかなかセンスがいいと思った。

因みに原作漫画では、五体が切り刻まれる大量虐殺、暴行など
当時の戦時下のむき出しの残酷な人間の本性の一面が
アニメ以上に赤裸々に描かれ目を覆いたくなる。
しかし、その描写があればこそ一所懸命の重みが伝わる。
またキャラクター達の苦闘が一層リアルに伝わるのだと思う。

現代の日本を取り巻く国際情勢。
危機管理能力が問われ、国政と外交で一歩間違えれば、
領土侵略ということが十分に起こり得る今だからこそ
個人的には、一層深く心に響く物語になった。

投稿 : 2018/10/29
閲覧 : 565
サンキュー:

18

衛狸庵 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

かっこいいぜ

最近、主人公が目立たないお話が多い気がしますが、この主人公はかっこいいです。武士道何て知らないけど、日本人が見て「男らしい」かっこよさ。「男らしく」なんて言うと、近頃声のでかい変態お釜達がヒステリックに差別だと言うでしょうけどね。まぁ、じゃ男らしさって何?って事になるんですけど、主人公は男らしいと断言します。

元寇の対馬の戦いにスポットを当てた物語は、とても上手くまとめて面白かった。「生き残る」事を第一に戦う日本人達、かっこよかった。
見ている者を飽きささないテンポの良さと、戦いでの演出。とても良く出来たお話だと思います。だらだらと主人公の過去を説明するでなく、あっさりと要点だけ紹介してます。

ただ、画面全体の汚れみたいなエフェクトは鬱陶しく感じた。
何であんなことしたのかな?対馬の空気は鎌倉時代は汚れていたの?

あくまでも自論ですが、元寇は侵略ではなく略奪だったと思う。
元の国の考えは別として、責めて来た連中は略奪が目的だったのではと思う。実際、九州に上陸しても防衛線も張らずに殺しを楽しむかの戦い。
本来、侵略が目的なら対馬や壱岐を占領し前線基地にして補給をしつつ本土へと攻め込むのが当たり前。なのに殺すだけ殺して略奪して対馬や壱岐は放棄っておかしいだろ。結局、200人ほどの子供を奴隷として持ち帰った。
やはり、あの半島の人達は今も変わらないですね。
神風で元寇が帰ったって言われますが、旧暦の10月って今の11月でしょ。台風なんて来ないよ。。結局、日本の武士集団が強く深く攻め込む事が出来ず、しかも補給路も確保しないまま攻め込んだものだから食料とかも調達出来ず底が尽きて逃げ帰ったんだと思います。もしくは、メイドインコリアの軍船は現代と変わらず手抜きの欠陥品で、よくある荒天程度で沈没したと思う。

投稿 : 2018/10/26
閲覧 : 345
サンキュー:

5

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

戦闘シーンがかっこいい

元寇をテーマに描いた漫画が原作のアニメです。
元寇については歴史の授業で習ってるはずなのですが、当時サラッと触れただけで全くどんな内容か知りませんでした。なんとかハーンとかの名前ぐらいしか覚えてないです。
後でいろいろ調べて、「こんなに激ヤバな事件が昔あったんだー」とちょっと勉強になりました。当時の対馬の人たちのことを想うと胸が痛いです。

独特な作画で戦闘シーンがかっこいいのですが、主人公のキャラデザがあんまりかっこよくないのが残念でした。たまに作画乱れるし。
物語としてはけっこうきっつい内容で、’日本の侍が無双して蒙古撃破!日本勝利!ヤッター’的な内容が好きな方は観ない方がいいです。観た事を後悔するでしょう。絶望感がハンパないですし、史実を元にしてるので気分が悪くなるかも知れません。あま~いハッピーエンドとかが好きな方には絶対にオススメできないアニメです。残虐なシーンもたくさんあります。

歴史もの好き、絶望感ハンパない系、バトルシーンがかっこいい系のアニメが好きな方にオススメです。

※これとは関係ないのですが、Ghost of Tsushimaというゲームをプレイしたくなりました。蒙古兵をオリャーーってしたくなりました。

投稿 : 2018/10/26
閲覧 : 379
サンキュー:

5

まぁ口 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

〇期待以上に面白かったです

時代物好きなので迷わず視聴しましたが、思っていた以上で満足してす。
元寇を題材にするところから始まり、今までにない視点で物語が構成されている感じが好きです。
原作未読の私は両軍の中心でのことと思っておりましたが、対馬とは・・・でもそこがいいです。
後半少し作画で気になるところがありましたが、そこは目をつむってみていただいてもいいのではと思います。
視聴おススメできます。

投稿 : 2018/10/21
閲覧 : 278
サンキュー:

6

ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もしかしたらこんな戦いをしていたのかも… 物部の生き様がここに!

1話の感想 ★★★★ 4.0
対馬に着く
{netabare}
熱いな!!
御家人とか蒙古とか、もう歴史忘れちゃってるから見直さないと楽しめなさそう。
説明はしてくれるみたいだけど。
アクションがかっこいい!
絵は古風な感じだけど味がある。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
戦神の最後
{netabare}
武器の差って残酷だな。
どんだけ意思と力があっても、簡単に覆ってしまう。
無念だろう。
この相手にどのように7日間持ちこたえるのか…{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
攻め時
{netabare}
確かに理は通っているが、精神的に辛い作戦ばかりだな。
1歩間違えば、壊滅だ。
妻と子を人質に取られたら、やはり裏切るか。
そりゃそうだ。{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
国府へ帰還せよ
{netabare}
迅三郎は面は普通だし、態度も悪い。
だが、漢気溢れる人物だ。
だから、姫さんも惹かれるんだろうな〜
やっと帰還かと思えば、またもや…{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
弥太郎の迷い
{netabare}
弥太郎もいい面構えになったじゃないの!
背中は任せろ!
くぅ〜、痺れるね!!{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
弥太郎の覚悟
{netabare}
弥太郎、前話にてやっと大きくなったというのに…
初見で鉄砲は避けれんわ。
姫さんは迅三郎にガチ惚れだな。
次は帝か。
何故こんなとこにいるんだ。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
一時の安らぎ
{netabare}
姫様は天皇家の人とは…
すごいくらいの高い人だな!
城に入ることが出来たが裏切りの香り。
どーなることやら…{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
裏切り
{netabare}
切られた流浪、ゲスすぎん?
なんでやつなんだ。
迅三郎みたいな一本筋の奴とは大違いだ。
しかし、仲間だと思ってた人のまさかの裏切り。
裏切り者はろくな死に方しないよ?{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
防衛戦
{netabare}
村が襲われなくて良かった。
女子供が犯され奪われれば指揮ががた落ちだからな。
しかし、これで裏切り者は引けなくなったぞ。{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
援軍はまだか
{netabare}
結局は負けて、打首か…
姫様はやっぱいいお方だ。
あそこでしっかり埋めてあげるのだから…
海と山、囲まれて危機的状況だ。
どう切り抜ける?{/netabare}

11話の感想 ★★★★☆ 4.5
最終合戦
{netabare}
白髪ぃ… やられちまった。
しかし、あの褐色美人と最後は共に居られたのはよかったと思う。
坊主も撃たれ、弓矢も射られた。
次々と死んじまうな。
それほど、絶望的立場ということか。{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★☆ 4.5
逃げ切れるか
{netabare}
迅三郎は海に落ちたが何とか助かったようだ。
しかし、それ以外の面子は…
ちびっこ斥候も海へ沈み、姫様の護衛たちも殺された。
あの女護衛はあの後、犯され殺されたのだろうか。
それとも、連れ去られたのか。
せめて、助かってほしいな…
姫様の目のハイライトが消えるシーンはトラウマもんだわ。
あーいうの苦手。
結局は迅三郎と姫様が生き残った訳だが…
ハッピーエンドで終わって欲しかったな…
しかし、史実ではたった一言、「流人がいた」としか書かれていないものをここまでの物語に広げるとは…
製作者は素晴らしいな。{/netabare}

投稿 : 2018/10/20
閲覧 : 294
サンキュー:

13

次の30件を表示

アンゴルモア元寇合戦記のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
アンゴルモア元寇合戦記のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

アンゴルモア元寇合戦記のストーリー・あらすじ

13世紀。モンゴル帝国はその版図を東西へ一挙に拡大。
後世ノストラダムスの予言書を研究する歴史家たちはこう唱えた。
「モンゴル―それは”世界を滅ぼす大王(アンゴルモア)”の出づる地である」と―
そして、モンゴル帝国の勢力が日本へと向けられる。

1274年、文永の役。

中世日本を揺るがす大事件「元寇」を斬新な視点で描く本作は、
率土の地・対馬で、圧倒的な勢力に対し、
逃げ惑い、抗い、奮起し、立ち向かった人々の姿を描く。

全てを失い罪人となった朽井迅三郎を筆頭に、
それぞれの「一所懸命」を貫く彼らの葛藤と覚悟の戦いが幕を開ける!(TVアニメ動画『アンゴルモア元寇合戦記』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年夏アニメ
制作会社
NAZ
主題歌
≪OP≫ストレイテナー『Braver』≪ED≫SHE'S『Upside Down』

声優・キャラクター

小野友樹、Lynn、小山力也、乃村健次、斎藤志郎、堀江瞬、竹内良太、小林裕介、浜田賢二、柴田秀勝、鈴木達央、立花慎之介、小野賢章、ボルケーノ太田、小松未可子、米山明日美、原奈津子、子安武人、利根健太朗、松山鷹志

スタッフ

原作:たかぎ七彦『アンゴルモア元寇合戦記』(KADOKAWA 「Comic Walker」連載)、監督:栗山貴行、助監督:羽原久美子、シリーズ構成:ヤスカワショウゴ、キャラクターデザイン・総作画監督:小峰正頼、音楽:片山修志、音響監督:小泉紀介、音響効果:今野康之、音響制作:ビットプロモーション

このアニメの類似作品

この頃(2018年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ