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「はねバド!(TVアニメ動画)」

総合得点
73.2
感想・評価
510
棚に入れた
2015
ランキング
1062
★★★★☆ 3.5 (510)
物語
3.2
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.4

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はねバド!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

結構シリアス?

主人公性格悪すぎ。この後更生するのかな?

投稿 : 2018/10/08
閲覧 : 196
サンキュー:

8

ahirunoko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

好きな感じの作品だが、お母さんが出てきたら観る気なくした

自分は主人公のお母さんより年上です。
主人公より大きい子供がいます。
で・・・
親としてあんな行動をするのは外道だと思います。

一気に興味失せました。

投稿 : 2018/10/08
閲覧 : 201
サンキュー:

9

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人生を知る前にバドミントンで壊れてしまった少女の再生と青春

原作コミックは13巻まで購読中。

以下、放送前の勇み足長文。

長いので折りたたみw

{netabare}
見ていてスポーツはしんどそう……と思ってしまうグータラ文化系の私ですがw
バドミントンは特に肉体面だけでなく、
精神面でも大変タフな競技だなという印象が強いです。

コート内を縦横無尽に駆け回り、四肢を目一杯伸ばして拾い合う、激しいラリーの応酬。
そして、超人的な跳躍から、打点の高い驚速スマッシュを叩きつける!
……と見せかけてネット際にチョコンと落とすw

どんな対人競技も全身全霊を賭けた駆け引きなのでしょうが、
バドミントンの心理戦は、己が心身を丸ごと投げ出して、化かし合うくらいじゃないと、
勝ち抜けそうにない、えげつなさを感じます。


よって本作の原作バドミントン漫画でも、
コート上に選手各々の内面やら背負っている業やらが
ドロドロと漏出することになります。

コートを躍動する女子高生たちも、
単純にツンデレだの、ヤンデレだのに分類できる萌えキャラではありません。
あいつの戦略も性格も全て読めた。と思わせておいて、
極限の打ち合いの中から、引きずり出される奥の手と共に、
剥き出しにされていく彼女たちの本性には目を見張らされます。
ネットを挟んで対峙しているのは、様々な心境や葛藤を抱えた人間なのです。

特に主人公少女の惑星ぶりは尋常ではありません。

{netabare} にこやかにラケットを振り出したかと思えば、
生気を失ったサイボーグの如き精密ラリーマシンと化したり、
鬼の形相で相手をねじ伏せて来たりする。
そうかと思えば、心身のバランス共々、ゲーム全体が崩れ出したりする。{/netabare}

羽咲綾乃よ……お前は一体、何者なんだ!?


「少女たちが飛んで、跳ねて、駆ける――――」

ゆるふわと餅でもこねてそうな顔立ちの主人公をはじめ、
一見、爽やかそうなビジュアルの美少女たちを並べて、
キャッチーなコピーをくくりつけた釣り糸を垂らしておりますが……。
安易に鼻の下を伸ばしてコートに立ち入ったら、
人間丸ごと込めたスマッシュに脳天を撃ち抜かれるのは必至w

一瞬、萌えも匂わせておいて、競技の魅力を刷り込みつつ、
スポ根の王道に誘導し、モヤモヤを吹っ飛ばす。
燃えの熱量も話が進むにつれヒートアップ。

初巻、キラキラと可愛らしかった表紙絵が、
巻を重ね、キャラが覚醒したりすることで別人の如く逞しくなっていくことは、
連載マンガではよくあることですが、この原作はその点も凄まじいです。
(一巻と最新巻では『ロウきゅーぶ』と『スラムダンク』くらいの格差を感じますw)


「人の心を覗くのはコートの中だけにしときな」

視聴する側も相応の覚悟をもって羽根(シャトル)と人間を受け止めたい。

原作組としては、何巻までは、あの大会まではアニメ化を……と言うより、
主人公が人間として仲間と共に青春できるキッカケを掴むまで。
団体戦における組み合わせやスタミナ削り合い等の駆け引きも含めて、競技の魅力が伝わるまで。
視聴者が手応えを共有できるところまで全力で跳び回って欲しい。

2018年夏のドロドロと熱い青春バドミントンアニメです♪{/netabare}


【四話までの感想】多くの努力と想いを積み重ねて少女たちは一歩ずつ前へ……。

これも長いので折りたたみw
{netabare}
序盤、原作から少し構成、演出を変えて来た本作。
漫画と全部一緒じゃないとダメ!という方にとっては不満かもしれませんが、
私はここまでは不思議と違和感なく楽しめています。

それはきっとアニメスタッフが、
各々のキャラクターを理解した上で、
再構成していることが伝わって来ているからでしょうか。

{netabare}孤高の天才であった主人公。
努力を積み上げて来た秀才であるライバル。
そして、個の力を追求して来た天才が、
仲間と共に部活動をする意義を伝えるメガネの先輩と……。{/netabare}

連載を続ける中で確立されて来た
各登場人物の物語上の役割は意識できているな。
と手応えは感じています。


ここまでの構成から予測するに、
この1クールアニメ(恐らく)の締め所は、{netabare} 理想的に行ってインターハイ県大会団体戦までか、
消化が遅れても県大会シングルスまでといった所でしょうか。{/netabare}

ただ、この場合でも、今後もいくつか構成を組み直さないと間に合わない気もします。
この調子で、各キャラが役割不明にならないよう
慎重に組み上げて行って欲しいと願います。


バドミントンならではのステップや飛び散る汗の描写からは、
競技の躍動感を伝えようとする意欲を大いに感じます。

一方で、時折見せる作画の綻びからは、
作画班のスタミナも決して無尽蔵ではないことも窺えます。

本作は、一話足りともバドミントンからは逃げられないシナリオ構成。
これからよりバドミントン一色のカロリー消費が激しい作画要求が待っていると予想されます。
スタッフの皆様には夏バテなどしないよう、青春を駆け抜けて欲しいと願います。


OPアニメーションについて……

初めて観た時は、一回目のサビと二回目のサビで、作画を使い回している?と思う位、
似たような試合描写の動画構成が繰り返される本OPアニメーション。

でも、よくよく見ると一回目と二回目でビミョーに構成が違っていて、
二回目ではスマッシュにせよレシーブにせよ、
各々の動作がキチンとフィニッシュしています。

ネット上では、一回目と二回目の間に練習シーンやキャラの心情描写を挟むことで、
チョットずつ積み重ねることで、やっと一つの成果を出す、
スポ根の真髄を体現しているのだ。という解釈が出ているようですが、
こちらの方が、作画使い回し批判よりは説得力がありそうです。

それにしても、本番で何気ない一撃を決める、その裏で、
あれだけ毎日、青春の全てを費やして、汗やら涙やら根性やらを絞り出さなきゃならんとは……。

外も暑いですし、私、やっぱりスポーツは、
涼しい部屋でスポ根アニメとか観てるだけでいいですw{/netabare}


観終わって

強さとは馴れ合いではない。孤高の道を歩ませても、この娘を天才にする。

仲間とのふれあいで得られる人生の意義もきっとある。
部活動で青春するからこそ得られる強さもある。

スポ根でよくある二項対立が展開される原作。
こうしたテーマを展開する際、通常、孤高の天才VS友情に育まれたヒーロー。
などと一つの論理ごとに、各個のキャラクターとして確立し対決させることで、
テーマを追求していくところ。
『はねバド!』が風変わりなのは、孤高か仲間かといった対立軸を、
主人公少女一人の人格に押し込んでいる点。

そのため主人公の言動として表面化する心情は、分裂含みで、
はたから見れば、エキセントリックな奇行にすら映ります。


彼女と対峙するライバルキャラも、よくある王道を体現する主人公に、
論理ごと撃破されるだけのタイプではなく、
アレコレと邪道へ墜ちそうになったりする主人公に、
平衡を保つためのキッカケを与える存在としてもぶつけられる存在。

羽咲綾乃は主人公でもあり、ある意味ラスボスでもあり、
ヒロインでもあり、ヒールでもある。
よって主人公に共感できないという感性は、この場合は正しいと思われます。


あとは、この変則的なヒロイン像を受け入れられるか否かだと思います。
私はそこにも面白さを見出して原作も追い掛けているのでOKですが、
主人公に感情移入してスポ根王道を驀進したい人にとっては
厳しい作品なのかもしれません。


しかも、本作はこの変化球な原作を、さらに1クールにギュッと押し込んでいます。
登場人物の言動に納得できない……という意見も有り得る感想だと思います。

私は原作初期の頃には、ハッキリと見出せてなかった
テーマや各キャラの役割などを整理した上で、
アニメ化した点には堅実さを感じました。

加えて、綾乃と母、コニーの関係性については、
原作の構想を先取りしている感もあって興味深かったです。
原作での答え合わせ、楽しみにしています。


ですが、そんな原作組の私ですら、主人公の豹変ぶりには狼狽えましたw
{netabare} 序盤でキラキラした笑顔で、先輩と良い感じで青春してるな~
と微笑んでいたのも束の間、数話後には、椅子に寝そべって、
先輩にアブナイ上から目線でダメ出し酷評する姿にドン引きw{/netabare}
闇落ちも1クールに凝縮され、下り最速で暗黒面に落ちて行く。
これも原作未読組を中心に多数の視聴者が置き去りにされたのでは?と心配になります。

やっと日常回になって、萌えの一つでも見せてくれるのかと思いきや、
{netabare}お気に入りのキモカワ海洋生物キャラと戯れて、{/netabare}
ほえほえ~とか鳴き出すしw

ダメだ……私には、あやのん攻略の糸口が全く見出せませんw


仮に2クールならば、キャラの心情理解が深まり納得性は増したのでしょうか?

ただ、テーマについては、アニメ版ラストでは一応、
{netabare} 取り敢えず孤高の天才であることを拒絶して、
仲間といることを選択する路線に落ち着きますが、

原作では、{netabare} 県予選後、綾乃はより強くなるため、
アニメでは未登場だったワールドワイドな天才作りに猛進(盲進)する
(変態)老紳士に師事しつつ、
部活にも残るという孤高と仲間に片脚づつ突っ込んだ暫定的な決断を選択。{/netabare}{/netabare}

孤高か?仲間か?本当の天才とは?
については原作でも未だ葛藤が続いているので、
現状で2クールにしてもテーマ解決については視聴者に委ねる形になったとは思います。


色々とモヤモヤも吐き出してしまいましたが、
マイナーなバドミントン競技の躍動感をアニメーションで存分に表現してくれた。
この点については感謝しています。
汗についても、床を拭くインターバルに説得力を持たせるレベルで、
競技のタフさを表現できていて凄かったし、何かエロかったですw

大会の描写についても、例えば優勝候補が弱小選手にスタミナ温存をする……。
ことはスポーツ大会ではよくある戦略ですが、
それを露骨に言っちゃって実行して来る辺りが胃に来ましたw


ゲスいが褒め言葉になる?バドミントンの魅力の一端?を良く描けていたと思いますが……。
やっぱり、私は申し訳ありませんが、バドミントンは汗だくでしんどそうだし、性格悪そうだし、
やるのは遠慮して、見てるだけでいいかな?
と改めて慎重になったw変化球スポ根アニメ鑑賞でした。

投稿 : 2018/10/08
閲覧 : 608
サンキュー:

46

ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

性格が良くてもスポーツは強くならない

性格が悪いからってスポーツ強くなるわけじゃないですが(周囲の関係を考えると性格良い方が有利な気も)、このアニメーションにおける上位選手の性格の悪さとはつまり、
・能力が高いために状況が理解できてしまって冷笑的
・負けん気が強すぎてツンデレ的
・強さに価値を置きすぎて、他のことの優先順位が低い
こういった、現実にもあるパターンの誇張です。

自分がそのジャンルにおいてたかが中間50%程度の人間でも、下位20%の人が間違った努力をしているのは分かってしまうものです。
お勉強、スポーツ、全てにおいて完璧か最低で、人生において常に一方的な視点しか持てなかった人以外は、キャラクターの心理的な動きに自分の感情を重ねることが出来るのではないでしょうか。

あとは単に性格悪いキャラ好きな人もオススメです。
私はどちらかというと、このクチです。
{netabare}
8話で足を組くんでなぎさちゃんの試合見下しているあやのん超かわいいです。
{/netabare}

スポーツにさわやかさを求める人にはオススメはできません。
パッケージにだまされて見たら、思ったものと違った人はいると思います。
私も最初はさわやかそうなパッケージで敬遠していたのですが、知人に好きかもよと薦めてもらえました。
とても楽しいです。


11話まで視聴。あいかわらずあやのちゃんが良い感じです。
終わりが近くなってきての心配は、とにかく「爽やかな感じで終わってしまわないか」ということです。
あやのちゃんは基本的には良い子で中盤から精神のバランスを乱しているだけというのはしっかり描写されているのでそこに帰っていきそうな気もするのですが、いまこのアニメが好きだなーってなってる人はたぶんあやのちゃんの感じの悪さが好きなんじゃないでしょうか。
私のことですが。

最終回視聴。
おおむね心配していた方向性には行きましたが、心配していたような終わりかたではありませんでした。
素のあやのちゃんかわいい…。

投稿 : 2018/10/08
閲覧 : 476
サンキュー:

13

ネタバレ

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

なんかちぐはぐ感が -> 実は大問題作だった

最後まで見ての感想

当初は最初の3話ぐらいで、物語の流れをコントロールできていないスポ根アニメだな、などと思って見るのを中断していました。まさかこんな問題作だったとは! ネット上のレビューなどを読んで大体の事情は掴んだつもりですが、いまも本作についてはアンビバレントな気持ちを抱いています。

とりあえず見ている最中に思っていたのは

● これ、シリーズ終わるまでに何人か死ぬんじゃなかろうか

● 劇中の音楽が70年代のサイコスリラー映画みたい

● バドミントンは情操教育に悪そうだから未成年者には禁止すべきでは?

● あの唐突なお風呂シーンは頭おかしい

● ながら見だったせいもあるかもしれないが登場人物の見分けがつかなくなることが多々ある

といったところだったんだけど、最終話で{netabare}コーチが試合後に選手を医者に連れていくことを美談のように描いていたシーン{/netabare}を見て、この作品は意図的にこういうことをやってきたんじゃないのかな、と思うようになりました。要するに物語やら作画やら音楽やらが不安定な、「変なアニメ」にすることで、バドミントンとか高校の部活といったアニメお約束の概念に対する異化効果を狙っているのではないか、と。

ネット上のレビューを見ると困惑している視聴者が多くいますが、それは狙いだった。だいたい主人公の綾乃や声の演技がああも頻繁かつ唐突に変わるのは意図的でないはずがないし、あれが「不自然に見える」ことに製作陣が気づいていないわけもないので、少なくともあれについては視聴者を意図的に混乱させる、別の言い方をすれば「気持ちを不安定にさせる」のが狙いだったはずです。

同シーズンに放映されていた『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の、幾原的な「かぶき方」が、「はいはい、例のやつね」みたいな反応しか視聴者から引き出せないのと比べると、本作『はねバド!』が仕掛けてくる攻撃は実際にダメージを与えます。私はあのお風呂シーンでのコニーの変貌ぶりがほんとに怖かった。

バドミントンの試合の作画は本当に素晴らしい。これがなかったらほとんどの人は「支離滅裂なアニメ」として途中で見るのをやめたのではなかろうか。しかしあの作画があったから、最後まで見て混乱することができたわけで、この手のメタな仕掛けをするときには基本の作りがしっかりしていないといけないという教訓が引き出せます。

ただ、こうやってシーズン最後まで見て、この作品がこの仕掛け以外に何を語りたかったのかがいまだによくわからないんですよね。Wikipedia などで今後のストーリーを見ると、ここまでは大きな物語の序盤っぽいので、主眼はこの後のシーズン2(もしあれば)にあるのかも、とも思いました。

なお、シーズン見終えて出演者情報などを見ていて心底驚いたのは、荒垣なぎさを演じている島袋美由利が、同シーズンに放映されていた『ゆらぎ荘の幽奈さん』の幽奈であったことでした(他にもあるけど、この2つが驚き)。この幅の広さというか器用さは必ずしもいいことではないんではないかと思うんですが、驚いたことは間違いない。


-----

第2話まで見ての感想

第1話を見た時点では、「高校の部活の話にしては重すぎない?」などと思っていたのですが、第2話でいきなりそれ(の一部)が解決に向かって、「話の扱いが軽すぎない?」となりました。

やはり第1話を見た時点での感想として、バドミントンのアクション・シーンが本格的であることと胸の揺れ具合とのバランスが取れていない、というのがあったのですが、それと合わせてちぐはぐ感があります。

あ、バドミントンのシーンは素晴らしいです。あとは試合の展開に説得力を持たせられるかが勝負でしょうね。第1話と第2話を見た時点では、バドミントンの試合における「強さ」が、絵だけからはあまり伝わってこなかったです。

投稿 : 2018/10/08
閲覧 : 328
サンキュー:

9

ネタバレ

Yas さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 188
サンキュー:

0

白猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

こんな作品だっけ???

最後まで視聴して。

まあ、面白かったかなぁ。
映像と音楽が良かった。
内容は原作と色々違いすぎて混乱して入り込めないまま終わった感じです。

アニメだけでみれば良くできていたんじゃないかと思います。
3Dを取り入れてると思われる試合シーンの人の動きやカメラワークは凄く見応えがありました。
どうしても原作と切り離して観れなかったため、内容はイマイチ入り込めず、混乱したまま終わっちゃったという感じです。

ただ、そもそも原作がかなり迷走してる作品なので、それを良く纏めて仕上げたのではないでしょうか。

原作を読んでない人には普通にオススメ。たぶんそれなりに面白いと思うし映像も奇麗。
原作を読んでる人は、内容を気にせず映像を楽しむつもりで観たら良いんじゃないでしょうか。

なお、原作とアニメならアニメを先に見る方がオススメです。
他の人も書いてますが、とにかく違いがありすぎて混乱します。
アニメのがシンプルに纏まってますので。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

原作が好きなので観てみました。
2話観て感想を。

ん〜・・・・こんな作品だっけ???
想像していた雰囲気と違う気がします。なんか重い・・・

大幅に変更を入れてますね。
まあ原作が色々と模索しながら変更を積み重ねたような作品ですから
テコ入れしないと難しい面もありそうですけどね。
これはこれで面白い気もします。

県大会までやってくれたら嬉しいのですが
12回前後でそこまで描くにはペースが遅い気がしますし
24回で描くにはペースが早い気がします。
どんな風にみせてくれるのか、どう展開してくれるのか楽しみです。
原作を先に読んでる作品はめずらしいのですが、
こういう楽しみ方もあるのですね。

あと、観ていてシナリオの展開のさせかたと音響の使い方が何かの作品に被るんですよねぇ。既視感というか。。だれか分かる人居たら教えてください。

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 221
サンキュー:

11

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

バドミントンやりたくなくなるアニメ

 作画と音楽は良かったです。でもひどいストーリーでしたね、アニメ化の意味はあったんだろうか。銀魂の真選組のちょい役のミントン好きの人見てたほうがミントンやりたくなります。

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 181
サンキュー:

5

ネタバレ

Maskwell さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

アニメ史におそらく残るであろう作画

アニメとして本当によく出来た作品。
特に作画面では最高峰だった。
カメラワークやキャラの動き、表情は素人目に見ても
ほかの作品と一線を画す。
筋肉のこまかい動きや、こっちまで息を飲むような迫力は
この作品にしかないものだと思う。

語弊のある言い方だが、
この作品でこんなに驚かされるとは思ってなかった。

主人公とライバルの構図もアニメというフィールドを完全に活かして描いていた。

視聴開始10秒でこの作品のすごさがわかる。
それぐらい圧倒的な作画。
最後までやり切ったスタッフに素直な賞賛を送りたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下ネタバレあり
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


いや、とは言っても
脳筋育児放棄ババアの存在でストーリーとしてはかなりイライラしながら見ていた。
主人公が敵キャラ感丸出しのサイコパスみたいになってる原因が
完全に母親。

最後の方で、新たな一歩を〜みたいなこと言ってるけど
影から見守っているわけでもなく娘のことを本当に理解もせずに海外にずっといて、向こうで別の子供の母親に自分から名乗り出てとか
もうコイツ頭おかしいんじゃねぇの?ってレベル。

そこも含めてバドミントンに取り憑かれている。っていうならそこまでだけど、なんか若干いい人っぽく描かれているだけに余計に腹がたった。

ある意味子供の情操教育の大切さを教えてくれた作品。


荒川に関しては初めの方は、ただのヒステリーなかませキャラかと思ったら
ここまで主人公キャラとは思わなかった。
この、主人公とラスボスがまるで逆転している構図は普通に面白いし
2人の背景がきっちりと生きていてよかった。

あそこに出てきている全員が、何故スポーツをするのか?という疑問に必死に向き合いながらも
自分なりの答えを見つけていく姿はとてもよかった。
なによりそれをアニメとして表情できているこの作品に感動した。

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 226
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バドミントン!

バドミントンがテーマのアニメ。基本的に個人競技だし、最後同じ高校の羽咲と荒垣が試合するし、そんなに仲間と協力したりしないのが他のスポーツアニメと違って面白かったです。
また、最後まで羽咲と荒垣のどっちが主人公なのか分からず、試合でどっちが勝つのか決着が着くまで分からなかったのも良かったです。
ただ、試合を引き伸ばしすぎてて、飽きっぽい人は飽きるかもです。
あと日常シーンをもっと入れて欲しかったかな?

投稿 : 2018/10/06
閲覧 : 231

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

わたしのすべてを、このコートに…!!

この作品の原作は未読です。
でも正直バドミントンを題材にする作品をアニメ化する、というのは若干の抵抗がありました。
何故ならバドミントンって最速のスポーツなんです(wikiによると打球の最速初速は493㎞/h)。

新幹線が束になっても叶わないスピードのスポーツをアニメ化する…
作画が崩れれば、バドミントン特有の躍動感が大きく損なわれてしまいます。
でもそのチャレンジ精神は嫌いじゃありません。
アニメーション制作はライデンフィルム…
これまでの制作した作品の抜粋は以下の通りです。
「アルスラーン戦記」「シュヴァルツェスマーケン」「恋と嘘」「キリングバイツ」
結構動きのある作品を多く手掛けられているので一安心…といったところです。
でも完走して振り返ってみると、バドミントンの躍動感が損なわれることは決して無かったと思います。

この物語は1年前の全日本ジュニアで、北小町高校主将である新垣なぎさは、とある少女に1ポイントも取ることなく惨敗したところから始まります。
部の主将であること…全国まで昇りつけたこと…
新垣にとってはどちらも自信に繋がるモノだったと思います。
それが1ポイントも取れずに惨敗…間違いなく本人が一番ショックだったと思います。
ですが、半年後に北小町高校に、とある少女が入学してきて物語が大きく動いていきます。
その少女が、本作品の主人公である羽咲 綾乃だったのでした。

羽咲綾乃はバドミントンの経験者…でも只の経験者ではありません。
幼少時から英才教育を受けてきた天才少女だったんです。
不思議なのは、それだけの実力を持っているなら続けたいと思うのは必然かと思っていたのですが、バドミントンがあまり好きという感じがしないばかりか、入部の勧誘すら快く思っていなかった始末…
どうしてバドミントンに対する情熱が歪んでしまったのか…視聴を進めることで伏線が回収されていきます。

物語は、神奈川県のインターハイ予選を通じて羽咲綾乃の心情の変化を中心に構成されています。
入学当初はバドミントンに興味無いような素振りを見せていましたが、彼女を知る人、ライバル視している人による触発を受け、予選にも徐々にエンジンが温まってきた…という感じです。

こうして予選が始まるや否や、羽咲の如実な変化に面食らった人も多いのではないでしょうか。
かく言う私もその一人です。
確かに勝敗のあるスポーツなので、勝負にはトコトン拘って然るべきだと思います。
だって、そのために1年間苦しい練習を乗り越えてきたんですから…

何のためにスポーツをするのか…?
上手くなりたいから…
試合に勝って、お金じゃ買えない思い出が欲しいから…
私はこれまでここで葛藤することはありませんでした。

羽咲のこれまで歩んできた道程は決して楽な道のりじゃなかったのかもしれない…
思い通りにならなくて何度も下唇を噛み締めたのかもしれない…
けれども、バドミントンがこんなにも身体に染み付いているのを一番よく知っているのは自分自身…
何のためにバドミントンをするのか…?
一番シンプルな答えが真実なんだと思います。

でもこの作品を見て1点だけ引っ掛かっている点があります。
羽咲が挑んだ物語の中でのラストゲーム…
彼女は本気で戦っていたのでしょうか?

確かに最後の相手は強かったと思います。
けれど、インターハイ予選の前にデパートの屋上で見せてくれたプレイ…
あのプレイはラストゲームでも出し切っていたのでしょうか?
体力を限界まで酷使してプレイしているのは見ていれば分かります。
でも、自分に枷を課しているように見えてしまったのは、私の目が節穴なせい?

羽咲の如実なメンタル面の変化は最後までどんでん返しの繰り返しでした…
スポーツマンシップの精神などの軸で切ると、彼女の言動には一貫性がなくスポーツマンらしからぬ面もあったのは否めません。
でも、逆に羽咲は精神的にそうなるまで追い込まれていたのではないでしょうか。
自分で自分の殻を破るために、初手からなぞり直す必要があったとか…
でもここのメンタルの部分は、物語の中でも核の部分だと思うので、もう少し尺を取って描いて貰った方がより分かりやすかったと思います。

オープニングテーマは、YURiKAさんの「ふたりの羽根」
エンディングテーマは、大原ゆい子さんの「ハイステッパー」
どちらもノリの良いアップテンポの曲でしたね。
オープニングはアニメの躍動感が良い相乗効果を出していたと思います。

1クール全13話の物語でした。
羽咲に絡みついていた色んなしがらみは、綺麗さっぱりなくなったと思います。
私は天才少女としての全力全開のプレイが見たくて仕方ありません。
続編で羽咲の更なる飛躍を目の当たりにできるのを期待しています。

投稿 : 2018/10/06
閲覧 : 244
サンキュー:

30

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

バドのネガキャンにしか思えなかったので視聴切り

3話までの感想{netabare}
なんかつまんないなぁ。
手法が透けて見えてて…キャラクターをどいつもこいつも性格難アリにして第一印象悪くして、そこから「そう思った?でも実はコイツにはこういう事情があったのでした」ってのはブラッククローバーでも散々見てて。
3話で触れられた風邪を移された件も、もう「は?」としか言えない内容で…試合は試合の始まる前から始まってるだろ、なにが対等なんだか分からない。
(その理屈が通用してしまうなら極論、試合が始まる前にやった練習の成果が試合で発揮されるのもズルとなってしまう。練習の段階から・私生活の段階から対等でないと意味が無い)
と、反感買わせてかーらーの「実はこういう事情があったのでした」ってパターンでしょ?とどうしても思ってしまったり。
母親が居なくなった理由も「負けたから愛想尽かして去ったと思った?(ニヤニヤ)実は~」でしょ?
でもって伸び悩みからの脱出方法は童心に返って楽しさを思い出す、ってそれ前回やったし。
似た者同士ってことでワザとなんかも知れないけど、ガキの頃は全くバドミントンやってません最近始めてハマってますってパターンもそのうち入れてくれるんだよ、ね?

となんか文句だらけになっちゃったけど、評価する点は、ある。
ガタイのいい少女(ブスではない)、ってか美少女、なぎさのことだけど、こういうのが居るってのはイイネ(だから余計に第一印象悪くしたのは何なんだかと思うが)。
ってかデブでもカワイイ娘は居るだろーって思ってる自分としてはこういう変化付けてくれるのは嬉しい、ウマ娘見てた時「この世界なら身長3メートルあるヤツとか居てもいいんじゃね?」なんてのを思ってたことを思い出す。

現状「そのうち面白くなるんでしょ?早く面白くならないかなー」と思いつつ見てる状態。{/netabare}

断念{netabare}
あれ、何話で切っちゃったんだっけかなぁ。
敢えて酷いことを言います、バドミントン好きな方には申し訳ない。
バドミントンって…{netabare}「テニスで通用しない負け犬が逃げた先」 {/netabare}って印象がありまして。
そんなこたぁないってのは分かってるけど、じゃあそんな印象を払拭するような「バドミントン、いいぜ?」と思えるようなことを見せて欲しかったのだけど、そんなのありゃしない。
バドミントンやってるヤツってつまんねー奴しか居ないんだな、頭おかしい奴しか居ないんだな、こんな感情ばかりが湧き上がる内容で、こりゃ見続けたら余計にバド嫌いになりそう(元から好きでもないが)なので視聴切りました。
なんなんだ、スタッフはバドミントンのネガキャンしたかったのかな?{/netabare}

投稿 : 2018/10/05
閲覧 : 376
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11

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

好感度低いスポコン

原作:漫画 未読


感想

原作が人気らしく、前情報なしに観始めました。
最初の印象は、キャラデザもいいし映像も綺麗だし、特に試合中の映像は中々に迫力あるしで、スポコンものが好きな自分は期待大でした。
だけど・・・
最初、バド部主将 荒垣 なぎさによる厳しすぎる練習で、バド部内がギスギスして部員が辞めていく鬱展開。
何コレ。
ま、まぁ 主役が良い子ならと思うも・・・
最初、謙虚で可愛げのある主人公 羽咲 綾乃が、バトミントン部に入部してからは、どんどん可愛げのない嫌な奴に変化してゆくもんだから、観ていて嫌な気分にさせられる。。。
何コレ。
才能に恵まれ、バトミントンの実力があるからと言って、先輩を見下した言動や、試合に負けた相手に対し悪く言ったりと、まぁ スポーツマンシップの欠片もない主人公で、胸糞悪くなった。

ネットの情報では、アニメオリジナルの展開もあったみたいで、原作は、なぎさのキツイ練習のせいで部員が辞めた訳じゃないとか、ここまで綾乃は酷くもないし、ああなった理由もちゃんと描かれてるらしいのだけれど・・・
そんなの原作知らない人にはアニメが全てなので、しらんがな状態。
あんな感情移入できない主人公じゃ、物語が良くても高評化はできないんだよなぁ。

綾乃をライバル視する 荒垣 なぎさは、体格に恵まれた努力型で、最初はキツイ性格でとっつきにくかったけど、バドに対して一番真面目でこちらの方がよっぽど感情移入しやすかった。
終盤、ヒザの怪我が原因で、100%の力が出せないなぎさに対し、綾乃が煽りまくって実現した決勝は、今作のメインと言っていいほどちょっとアツい展開でよかった。
やっぱ、昔 試合で大敗した相手にリベンジに燃える努力型の なぎさの方を応援したくなるよね。

終わってみれば、普通に天才型と努力型のW主人公のスポコンものかな?
その他にも、他校によきライバルになるキャラが多数いて、その試合は面白かったです。

個人的に、綾乃の母に対する 捨てる捨てないの件は、チープに感じてくだらないなぁとも思ったし、話が暗くなるので好きくなかった。
もっと明るく爽快な気分になれる方が、スポコンらしくて僕は好きです。

2期あれば観るけど、それよりも2期やって欲しいものがいっぱいあるので、そっちを優先させるとなると希望はしないですね。

投稿 : 2018/10/05
閲覧 : 269
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30

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なくして新しいものを見つけにいく苦行とあそび

心が折れてから続けるのはなかなか大変だ。
ただ続けるならできなくもないが
前に進む、上を向いて歩むのはなかな骨が折れる。
背骨と手足の指の骨とあばらを差し出しても足りないかも知れない。
スポーツにしろ、勉強にしろ、仕事にしろ、ね。

色々スポーツしたことあるが
本気でやって負けたり劣っている現実を突きつけられるのはツライものだ。
残念ながら底辺の戦い
あるいは底辺×中より上の戦いしかしたことないので、
何年も続けて高い所で戦って負けて、打ちのめされたことはない。

ただ想像に難くない
積み上げたものが崩れ落ち、失われた瞬間の衝撃を、恐怖を。

失って、見失ってしまった少女ふたりが主人公だ。


この作品は一から積み上げていくスポ根ではなく、
アスリートとして高みにいる人たちの戦いだ。
完成とまでもいかないが、能力としての個性がすでに出来上がっている。

なので成長は精神面に焦点が当てられている。
売りとしては精神面の成長とバドミントンの戦いの美しい映像とそのアツさだろう。

しかし、精神の負の側面が非常にアクが強く、
それにまつわる物語が重々しい。

そこには爽やかなスポーツが影を潜んでいる。

能力としてではなく人間としての成長の煌きが試合に詰まっている。



高みにいるものの戦いと書いたものですが、
それ以外の存在の話も面白い。

一つは負けた者の話。
もう一つはコーチの話。

試合をすれば必ず負ける者が現れる。
しかし、負けた者が努力を惜しんだとは限らない。
血の滲むような努力に見えなくても
本人にとって簡単なことではないことは山ほどある。

コーチは試合に出られないが
コートの上にいる選手にその言葉が届くことがある。
その影響は決して小さなものではない。

これらも魅力だろう。

日常や彼女らの人間関係は黒く苦々しいものが少なくない。


それでも私は好きです。

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 275
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14

ネタバレ

ういすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

暑苦しくて重い。勝ってもスッキリ感がない新しいタイプのスポ根アニメ?

原作読んでないので詳細はわからないのですが、
もっと丁寧に作って欲しいと切に願う。

2話まで視聴。
あらすじとしましては、

熱血あふれる短髪赤毛の子がおりまして、
この子が昨年、中学生に一点も取れずに負けまして、
で、コントロール、戦術重視にしたところ、
持前の勢いのあるスマッシュが影をひそめて、
大スランプに陥いっているところから始まります。

調子が落ちている。もっと練習しなければと、
ハードワークを他の部員にも課しまして、
数人、部を辞めて行きます。

新学期が始まり、その一点も取れなかった子が、
入学してきます。

その子は才能があるのだが、もう競技は止めてしまっています。
理由はまだわかりません。

かたくなに嫌がるのですが、友人が周囲が、才能あるのだから、
辞めてはいけないって言います。

赤毛の子と、なぜか試合することになるのですが、才能のある子が、
優位に試合を進めていきます。ところが、突然フラッシュバックして、
才能ある子は、プレーを辞めてしまいます。

「やっぱり、できません。」

で、帰ろうとしたら、友人が

「私、マネージャーになります。イケメンがいないのは残念だけど、しょーがないかー」って、イケメンじゃない男性部員もいる中で言います。

「えーー」

っていう才能のある子に対して、

「やっぱりやらなきゃ、だめだよ。だって才能があるんだから。」

と言います。で、なぜか次の日から、やる気がないのに部員になります。

赤毛の子は、新しくコーチに来たチャラ男とマッチプレーして、身体が大きいから有利と周りが言うが、その分足腰を鍛えないと動けないだろ?おまえはそうやって勝ってきたんじゃないか!思い切ってやれ!と言われて、立ち直ります。

なにこれ?なんだが。。

まず、才能があるからやらなきゃいけないって強引すぎる。そんなの本人の勝手だし、なんで辞めたのか理由も聞かない。才能があるからやって当然なの?そこに、その子の意思は関係ないの?
もっとそこを、丁寧に描いて欲しい。

で、そこまで拒んでいるくせに、友人がマネージャーになるって言ったら、呆気なく陥落。なんなんだ?
で、私、入部したばっかりなんで。。。って練習を拒否る。。
え??え??
悲劇のヒロイン演じてる?
皆にチヤホヤされたいがために、競技に戻ったのか?
ほんとは、わたし、やりたくないんだけど~。。
じゃあ、やんなよ!

なんか、その辺りも丁寧に作って欲しい。嫌々だけど、やらなきゃいけないシチュエーションを描くとか。。部員が足りなくて団体戦にでられないから、その間だけでもとか。。なんなりと理由は描けたはずなのに。。。

単なる、かまってちゃんじゃん。。

後、赤毛の子も、若いコーチが入るまで、スマッシュの勢いが無くなっているのに、部員は誰も気づかないわけ?
もっと、メンタル的な部分でのスランプにしたほうがよかったんでは?

おもいっきり撃っても、拾われるんじゃないかっていう恐怖がつきまとうとか。。

なかなかにチープなんだよなあ。。

それと、辞めた部員も赤毛の子を、本当はうらやましかったんだよ!それは身長とかじゃなく、競技が好きっていう気持ちがうらやましい!
って告白したので、部に戻ってくるのかと思いきや。。。

予備校行きだしたんだ。って。。あ、そう。。

うらやましいと思うなら引退までやれよ!って思った。

なかなかに説得力のないアニメです。


第7話まで視聴しました。
主人公ほか、才能あるキャラはみんな性格悪くて孤立しているという謎。
はねばとの世界観では、天才は常人には理解できない。受け入れられてないから、周囲から嫌われているというのが前提らしい。
とりあえず、主人公(才能ある子)が性格悪い自己中、かまってちゃん。
2人くらいライバルが出るが、髪が長いうざい。
どちらも主人公をdisって行く。
2人とも、腰までありそうな長さの髪でツインテール。違いは髪の色がピンクと黄色。まったくもって暑苦しい。

暑苦しくて、重苦しい。
湿気が多すぎ、じめっとして気持ち悪い。

スポ根だが、決してさわやかではありません。

なんか、他のダメキャラが、大人の前だけハキハキしゃべってブリッコしたり、かわい子ぶったりするところも暑苦しい。

大人の前では元気っ子演じて、裏では実は負けてショックだったんだよってのも、演じる余裕がまだあるやん。って思ってしまう。

GGOのレンちゃんみたく、速さだけが売りの主人公。
戦術面とか、いろいろ考えてっぽいのかなあ。って思わせといて、
結局速さだけで凌駕していくみたいな。ガッカリ感は同じかな。

とりあえず、見終わった後重い。ヘビー級ですw

10/3 7話で断念しました。ずっと惰性で見てたし、最後まで見なくても絶対後悔しないなと確信がもてましたので。。

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 235
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7

まぐりあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あやのんかわいい、そして熱い。

この作品を簡略化して説明するならば、私は麻雀アニメである「咲」のバドミントン版だと答えます。(超能力はありません)

はねバドの特徴といえば、まずは二人の主人公でしょう。これについてはどこからがネタバレになるのかよく分からない上他の方が既に書いていると思うので詳しく書くのはやめておきますが、二人ともとても魅力的です。そしてもう1つは、個人個人の実力の差がおおよそはっきりしていることだと思います。そのため幾度も登場人物の間で「もつれ」が起こり、その度一人ひとりがどういう気持ちであるのか想像することが多く、感情移入する場面がいくつもありました。

それと、キャラの描き方が急激に変わるのは原作でもかなり言われていたことで、あのままを望んでいた人は落胆することと存じますが、私がそれこそがはねバドの良さだと感じています。描き方が変わるのはその必要性が当然あったはずで、その場面で少女の強さと闘志が力強く描かれているのだと解釈しています。

私はバドミントンの知識を全く持たずに最終話まで視聴しました。それでも人間関係の面白さやバトルの熱さ、そして何よりもあやのんの可愛さに魅入られ、今では原作全巻購入するほどのファンです(笑)

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 134
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9

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

無糖サイダー

この作品には価値があります。努力による応援だとか、勝利の美酒に酔うとか、青春のさわやかさとか、そういうのを一切視聴者にさせない、与えない、見せない、他作品のスポコンものにはある「好感」「快感」「甘さ」のない無糖サイダーみたいな作品。
これを好き好んで飲む人は、「まずいけど炭酸は体にいいんだ」と言う健康志向の人でしょうね。

そういう作品ないですよね。というか、いちいち覚えてない泡沫作品になっちゃう。でもこの作品は覚えられるでしょう。
んー、そこは、近年の作品でも作画が良くても皆ガッカリしちゃった作品あります。「カバネリ」とか「ギルクラ」とか。
期待値とのギャップが激しい作品は、覚えられちゃうでしょうね・・・

そんな作品では有りますが、無糖サイダーだからこそ、今までのスポコンとはかなり比較しやすい。そして、何が足りないって糖分もフレーバーもないよと、敬遠しやすい。

はねバド!とはるかなレシーブは同時期に放送された作品なのですが、露骨に比較している人もいないようですが、この二つ、似てる所もあり、比較しやすい。もしくは、スポコン作品のセオリーに収まっているのかな。
・羽咲が主人公と思わせ、影の主人公なぎさがいる。
・はるか視点で物語は始まるが、バディのかなたの問題の解決が多くを占める。
・決勝戦は同校対決は同じだが、対戦相手に影の主人公がいるか、バディにいるかの違いがある。
・登場人物のママンの性格が対照的である。
はねバドが割りと人間性の負の部分に向き合っていたのに対し、後者はビーチバレーというスポーツに向き合っている。
はねバドの主人公、羽咲は対戦相手を煽りまくりましたが、はるかなレシーブの主人公、はるかは人に煽られても自分の主義を貫いている。精神的にははるかの圧勝です。

まあ、色々かけますが、はねバドは主人公の過去、後ろを見ているのに対し(「何のために」とか思う中学試合の回想から入っちゃうしね、母親の事も、常に人を信用していない)、はるかなレシーブははるかがゼロからスタートして「私たちはかけがえのない一人を選ぶ」と言う言葉を1話にもってくることから未来、前を見ている。
(どちらが良いではなく、はねバドは全員過去をいつまで見てるんだと言う気持ちがあり、はるレシは未来を見るのはいいけど推進力のはるかが語られなさすぎているんです。)

この対照的な作品が同時期に放送されていたことが奇跡すぎる!
面白いことにあにこれの星評価は現時点では3.5で同じ。
好き好んでみたいのは、はるかなレシーブでしょうね。はるかなレシーブにも満足はしていませんが、はねバドは、無糖を通り越して、煽りがエグさを感じますもん。

他の作品とも比較したいですが、この作品が比較しやすいことがあるから、ここらで辞めましょう。

この作品単体で見た時、どうでしょうか?
単純な感想になりますが、作品内で人を煽る、人の人生をぶち壊しにする、
人の好意を踏みにじる、それらが周りに「最近羽咲変だよねー」で行為が流され、
それらを行った人が負けることによって、許される。
どこにその人を許せるほどの人間的魅力があったのか、
高校生という時間を過ごす人はそこまで人を許すことができる人間ばかりなのか、
疑問を作り続け、現実味のない人間関係は、スカスカで無糖な炭酸飲料を飲む感覚でした。

最後に、最終回の試合で、どちらも応援出来なかった。これがこの作品の「甘さ」のなさであり、「好き」になれない理由ですね。

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 267
サンキュー:

36

ネタバレ

ちゃろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

メンヘラ主人公として有名な作品です。

が、あくまでそれは原作の話。
アニメだけで見るとメンヘラというよりもただキャラが一致してないだけの様に感じる。

主人公の目的もいまいちよくわからないし性格はブレブレで全然主人公っぽくないように感じます。

結果的に作品の何を見せたいのかがよくわからないです。

作画が良く、バトミントンのプレイ動画もしっかりとしているとは思いますがもう少し物語の芯、軸があればよかったかなと思います。

個人的にOPが好きでした。

続きは先になりそうですが気長に待ってます。

追記
見終わりました。
やはり何が目的なのかわからなかったです。正直物語が自分にははまらなかったです。
後は主人公が主人公してない点もあまり好みでは無かったです。
後はOPの雰囲気と歌詞と作品の世界感も悪い意味で合ってなかったです。
それでも一つの歌としてOPは好きですけどね。

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 289
サンキュー:

7

ネタバレ

Marsa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

高校バドミントンのスポ根。登場人物のキャラに違和感が多々あり。

原作未読。2018年夏アニメ、全13話。

高校生バドミントン部の青春群像劇。

小さい頃から母親の影響もあってバドをしてて
才能に恵まれているヒロインをはじめ、登場する
強い選手には闇がありるのですが、異様にその
克服が早く、違和感を感じました。
特に、ヒロインのキャラとその変わり様は、
悪い意味で驚きで、結構ドン引き。。。
先輩にタメ口だし。。。危険なものを感じました。
話も一貫性なく、入り込めず。。。

それでも、作画はよかった、特にバド試合の
迫力は感じました。

続編が出ても、さすがに遠慮させていただく気がします。

ちなみに、最後、なぎさの診断結果がJumper膝、
先生が「レントゲンで膝蓋腱の断裂が見られた」
→そんな無茶苦茶な話はないと思いますw

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 231
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25

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

原作者が可哀想。明らかな挙動のおかしな登場人物

初めはアニメだけの視聴でしたが、話数を重ねるごとに、「これは人としての挙動がおかしい、この反応・言動はありえない!」と思い、原作のマンガを全て読みました。

結果、この作品は制作側の暴走により、改変(改悪)が重ねられていることがようやく分かりました。


①主人公の綾乃について
なぜ、あんな自己中で礼儀知らずな人物像にしたのか、原作に忠実じゃないと駄目とは言いませんが、人として明らかにおかしな挙動、支離滅裂な話の展開になっていて見るに耐えない状態でした。ただただ、「どうしてこうなった?」ということにショックでした。

先輩に対する態度も最悪で、主人公がヒール扱いになる作品もありますが、この作品は別にSFでもファンタジーでもなく、そういう設定のようなものが無いので、始終「違和感」という単語が付きまといました。


②主人公の母親について
正直、こんな母親がいたら引いてしまうほど、酷い人物として描かれていました。思春期の女の子を、育児放棄したらバトミントンが強くなるかもという、とんでもない行動を取っておきながら、再開した綾乃に謝罪すらなし・・・。これは、見ていてとても苦痛でした。

これは、SFでもファンタジーでもない、実写に近いお話なので、この母親への嫌悪感は相当なものでした。

原作では、綾乃への育児についての葛藤や、事情が見え隠れしていたのですが、アニメの方はそのあたりの事情を綺麗さっぱり無くしているので、これも「違和感」しか残りませんでした。

「今度は私がお母さんを捨てるんだから・・・」こんな酷い一言を言わせる必要って、このジャンルのアニメに必要だったのか?疑問ですね。


③周りの部員について
1話から、バトミントンが原因で母親から見捨てられたと、心に傷を負っている綾乃に対し、「才能」の一言で部に引っ張り込もうとする部員・コーチには腹が立ちました。まるで、本人の意見など眼中にない、実際のブラック部活の一面を見た印象を受けました。

なぎさとコーチは、綾乃の実家で話を聞き、昔何があったのかを聞かされたわけですが、本人に対する心のケアなどする気もないのか?とあきれました・・・。

また、話数を重ねるごとに、性格がゆがんでいく主人公の綾乃に対しても、しっかり叱るわけでもなく、最終話では急に応援するなど、普通の人の反応ではない奇人ぶりを見せていました。原作者がこのストーリー・キャラ構成に納得したのか?凄く疑問ですね。


④親友のエレナについて
この作品を視聴する中で、彼女が一番可哀想な目に遭ったなと思いました。
初めは、強引に綾乃を部活に引き込んでいった事には、納得がいかない部分がありました。しかし、それは過去に親子の間で何があったのか?まったく知らされていなかったことにありました。物語の終盤に、「私のせいだ・・・」と悲しげな顔を見せていたのが、凄く印象に残りました。もちろん悪い意味で・・・。

⑤コニーについて
このキャラが綾乃に余計な一言を言った為に、綾乃の性格がおかしくなっていったと感じました。
制作側の意図が大きく関わったと思うのですが、こんな展開にする意味はなに?原作から話の内容を乖離させてまで演出する意味があるのか?
見ている人間に嫌悪感を抱かせる内容にする必要があったのか?と思いました。
まあ、最終的には、綾乃と家族になりたいが為の強がりだったみたいですが・・・。結局、性格がゆがんで母親に嫌悪感を抱いている綾乃がOKするわけなく、あっさり断られましたが。

⑥ご都合主義の最終話
正直、このアニメは2クールあるとばかり思っていましたが、支離滅裂な言動の登場人物と、話の伏線が全く回収されず、シリアス・ギスギスとした演出にこだわった回が続き、最後の試合のほんの数分で、主人公の綾乃がいきなり我に帰る。

そして、あれだけ嫌悪感を抱いていた母親とも普通に会話・・・。ここまでの展開からするとありえない事でした。しかも笑顔まで見せるなんて、母親も謝罪も何も無いところで、印象は最悪でした。ただただ、納得のいかない最終話で終わりました。

この脚本家は素人なのか?と思いましたね。


⑦感想
正直、原作厨でもないのですが、ここまで原作を捻じ曲げて、視聴者に嫌悪感を抱かせるような演出がはたして必要だったのか?がポイントじゃないかと思います。

アニメには、別にハッピーエンドだけではなく、悲しい結末で終わるようなバッドエンドもあるわけです。

しかし、これらにはしっかりとした脚本とストーリー構成、キャラクターの演出が全て噛み合って、お話として十分に成り立ったときに、視聴者に届くものがあると思います。

でも、この作品にはこちらに届くものは何もなく、無茶苦茶なストーリー展開に加え、意味の分からない言動を繰りかえす登場人物・・・。
全て話しの筋が通らないことだらけなことが、このアニメに低評価が多くなった原因だと思います。しっかりとしたストーリー・脚本・キャラ構成が成り立った上での結末なら、ここまで見るに耐えないお話には成らなかったと思います。

最後になりましたが、原作者が可哀想でなりません。本人もこんな結末で終わることを望んでいたとは思えないので><

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 178

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

<50> バドミントンに取り憑かれ暗黒面に堕ちた JK に、ラケットとシャトルで…。

女子バドミントン部のスポーツもの。
バドミントンに取り憑かれ暗黒面に堕ちた JK に、ラケットとシャトルで立ち向かう JK。ライバルのキャラ付けが極端過ぎておかしなことになってるけど、原作は違うらしい。
競技に取り組む意味を描いたスポーツもの。絵は綺麗め。試合の描写はリアルで激しい。一方で、親子関係や怪我の扱いが安易で極端。
才能の有無を中心に、メインの二人を対比させつつ脇役にも光を当てる構成は、群像劇っぽくて悪くない。

<65> 女子バドミントン部のスポーツもの。バランスよく全体が描かれてる感じ。
1 話視聴。
女子バドミントン部のスポーツもの。
ややネガティブに始まるものの、熱を感じさせるスポーツもの。才能の有無を中心に、競技に取り組む姿勢の違いや意味を問いかけるような初回。特定のキャラクターに偏り過ぎることなく、バランスよく全体が描かれてる感じ。
絵は綺麗めなメリハリ系。冒頭の試合シーンはかなり激しい。
このまま進むのかわからないけど、期待。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 166
サンキュー:

7

ネタバレ

聖剣 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

もうすぐ限界水位 → やっぱ、あかん

★★★☆☆(デフォ)

こう多くのアニメが制作される現状は
少しでも良質な原作候補があれば軒並みアニメ化され、
次第に原作が無くなってしまわないかと危惧してしまう。
穿った見方をすれば
既に良質な原作など絶えてしまっていて、
少しでも知名度の上がった作品タイトルがありさえすれば、
その内容はあまり関係ないのでは?

はねバドは原作未読ではあったが、
そのタイトルの名は耳に届いていた。
が、
現時点ではその魅力に自分はまだ到達していないようで
バドミントンに無知な私に
もっと知りたいという欲求を呼び起こすに至らず、
単に、よりアニメ的な女性キャラ達の戯れに見えてしまうのは
まだ自分の未熟さからなのだろうか。もしくは…

{netabare}原作は現在もまだ連載中で
識者によれば、どうやら連載からしばらくして
大きく作風が変化したとのこと。
にわかにメディアに取り上げられ始めたのもその時期らしいが、
それを信じるならば、
現状はまだ大きく飛躍するための助走段階なのだろうか

スポーツを題材として扱うのであれば、
それ相応の熱い展開を期待してしまうのが世の常とするならば、
やけに甲高いアニ声や無駄に長い髪を振り乱すのも目障りにすら感じてしまう。
なにより、乳袋は余計だ。

現時点の総括(?)としては
原作が完結していない以上、アニメは限られた枠内の終わらせ方が気になる点で、
どのように最終回を迎えるのか、手腕が問われるだろう。
ただ、現状ではそれすら気にならないのが悲しい現実。

悲しいと感じるのは、期待していたことの証
酷評ばかりじゃ寂しすぎるので、一つくらいは褒めておこう

個人的には
OP映像が素晴らしく感じており、
あのタッチで本編が描かれていたらと考えると
前述の不満なんぞ軽く吹き飛んでしまうのだが、
残念ながらそれはあくまでOPのこと。
至って凡庸な作画としか映らない本編のそれは、
決定的に他の何かが足りないと結論付ける他ない。{/netabare}


【視聴後追記】
{netabare}
主人公の虚ろなキャラを『有り』と言えるのであるなら問題ない
が、話を盛り上げるための演出が、
ただ見る側をアオルための都合よい使い方にしか見えず
まったく感情移入できないどころか、
終始『?』となって、思考停止してしまった。

邪推の域を出ないが
原作はもう少し丁寧な助走を経て、あの主人公に行き着いたのだろうか。
が、TVアニメの方は
どうしても限られた枠内に収めるために
また、最後の戦いを熱い展開にしたいがために
一足飛びで話を進めてたら、さっぱり分からんストーリーになった感じだ。

まぁ、とにかく主人公が嫌悪の対象になった時点でダメっすね(^_^;){/netabare}

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 310
サンキュー:

18

ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

めっちゃバドミントンしてるようで全然バドミントンしていない

good!アフタヌーン連載の漫画が原作。原作未読。
原作は作中で絵柄と方針が何度か変わっているようで、アニメ化にあたってはストーリーがオリジナルを交えて再構成されているそうです

~原作者について少し~(※長いので折り畳み)
{netabare}原作者の濱田浩輔は週刊少年ジャンプで『どがしかでん』『パジャマな彼女』を連載されていた方ですね
 作者が学生時代やっていたバスケを題材にした『どがしかでん』で打ち切り
 →「女の子が可愛い」とのアンケートを基にラブコメ『パジャマな彼女』を描くも打ち切り
 →アンケートシステムが自分に合ってないと感じ講談社に移籍
という経歴を持つ方で、本作でようやくヒットを掴んだことになります
ジャンプ時代の2作品は作品自体も正直微妙でしたが、何よりタイトルが糞ですよねwww
『どがしかでん』は覚えにくいし、『パジャマな彼女』はタイトルが作品を縛ってしまいます
その点本作はスポーツ+女の子という作者の前2作から得意分野を抽出したテーマに加え、分かりやすい4文字タイトル(もう古い?w)などジャンプでの経験と反省が活かされていると思いますし、またある程度作者の描きたいことが描けるサブカルよりなアフタヌーンの空気なども重なった結果、アニメ化にまで至るような作品を作ることができたのでしょう
先述のタイトル問題といい『パジャマな彼女』で悪い意味で話題になった「パコさん」といい、ジャンプでは編集者にも恵まれなかったのではないかと思ってしまいます
プロ野球のトレードなんかもそうですが、環境を変えてみることって大事ですね{/netabare}

内容は高校女子バドミントンを題材にしたスポーツモノです
女の子による同じネット型のスポーツが題材ということで、同じ夏アニメの『はるかなレシーブ』と比べられることが多かったように思います
あちらが屋外スポーツで王道爽やかな作風だったのに対し、こちらは屋内スポーツで邪道でじめじめ蒸し暑い作風といったところでしょうかw

主人公が小柄な技巧派で親が絶対王者のサラブレッドで実力絶対主義の闇落ち要員、対するライバルが恵まれた体格が武器の努力家という設定が特徴ですね
これ、普通の少年漫画だったらサラブレッド&闇落ちと努力家の部分が逆になってるところですよねw
親との対立は『巨人の星』やジャンプ作品でも描かれるスポ根の伝統、努力と才能の葛藤は『ピンポン』あたりの影響を感じます

まあこの変化球な設定自体は別に良かったと思うんですが、問題はそれが試合に影響を及ぼしすぎていたことですね
この作品の試合、どのキャラも過去や相手や親との因縁と戦ってばかりなんですよ
せっかく相手と1対1で戦うバドミントンが題材なのに、もう完全に自分のメンタルとの戦いになってしまってるんです
そういうのは1~2試合でいいんだよ!!! もっとちゃんとバドミントンをしてくれよ!!!
以前『DIVE!!』の感想でも書いたんですが、競技外の事情や人間関係が作品のメインになってしまうと、わざわざその競技を選んだ意味が希薄になってしまうんですよね
この作品でもぶっちゃけ「これバドミントンでやる意味ある?」と思えてしまって
せっかくバドミントン協会やらメーカーやら実業団やらが協力しているのに、バドミントンへの「愛」を感じないんですよね
スポーツモノに限らずある特殊な題材を扱う作品において、この「愛」が感じられるかどうかは非常に重要です
バドミントンって遊びとか体育とかで誰もが触れたことはありますが、深くは知らない競技じゃないですか
だからバドミントンならではの作戦や戦法、豆知識なんかを素直に描いて、競技への入り口になって欲しかったです
そういう意味でも同じ「みんな知ってるけど深くは知らない」題材を描いた『はるかなレシーブ』には劣っていたかな~と

試合中の作画については申し分なし
特に1話は大きな話題になってましたね

キャラでは逗子総合の倉石コーチが印象的でしたwwいますよね、ああいうコーチwww
見た目は多分SLAM DUNKの福ちゃんこと福田吉兆がモデルですよねw

声優では荒垣役の島袋美由利が、ゆらぎ荘の幽奈と全然違う声で驚きました
あと立花コーチ役の岡本信彦はバドミントン経験者らしいです。将棋やポケモンといいしこりん多彩ですね~


試合中の圧倒的な作画とは裏腹に、本質的に「バドミントン」を描いてはいないという何とも皮肉な作品でした


~余談1~
放送中に流れる円盤のCMがめっちゃ面白かったですwww
荒垣&羽咲ver.と、石澤&倉石コーチver.がお気に入りです

~余談2~
1話で「荒垣なぎさ」という名前を聞いて「!?!?!?」と思ったんですが、残念ながらこれ系の名前なのはこの荒垣だけでした
金子千尋ちゃんとか伊藤光ちゃんとか福原忍ちゃんとか會澤翼ちゃんとか関口伊織ちゃんとか紀藤真琴ちゃんとか友利結ちゃんが出てくるのを期待してたのに…

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 207
サンキュー:

16

ネタバレ

asub さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

タイトルなし

作画がいいのに、ストーリーが残念すぎる。
感情移入しづらかった・・・

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 157
サンキュー:

4

是正 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私は好き

自分は前からガチでやるスポーツが爽やかなわけないという考え方を持っていたし、性格だって基本勝つために努力するなら悪くなると思っているタイプなので、こういったスポーツ物はかなり楽しめています。
もうちょっと心理描写が欲しいかなという不満点はあるものの大体は満足。

ただ爽やかスポーツや友情!努力!勝利!といったタイプが好きな人は絶対合わないと思う。
どれだけ努力しても、性格がよくても、スポーツマンシップがあっても、強くなければゴミというガチな競技を描いてるし。

最後ちょっときれいにまとめすぎかなとは思ったけどまあ満足。
個人的には最後まで泥のようなスポーツアニメを貫いてほしかったが十分面白い。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 223
サンキュー:

11

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

恐ろしい主人公

女子のスポ根ものというと、恋愛の絡んだ青春モノというのが王道だが、これは違う。ここまで精神的に異質な主人公がかつていただろうか。
主人公の綾乃が、努力でのし上がってきたライバルを無表情でボコる姿には恐怖を感じる。誰かこの綾乃をボコボコに負かしてくれ!
というのを期待して、今後を楽しみにしたい。

CGを使っていると思われるバドミントンのモーションは素晴らしい。エンディングの音楽と水彩画のような絵柄を見て、殺伐とした本編の気分を切り替えられるのも、ポイント高い。

最終回まで見て
最後までぶれなかった主人公。勝負には負けたが強かった、これはこれでアリかなあ、という感じ。
魅力的な登場人物が多数でてきたが、1クールでは掘り下げられないだろう。薫子との対戦が一番良かったかなあ。バドミントンの作画をふくめ、楽しめた作品でした。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 287
サンキュー:

17

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終話で無理やりまとめられた感。

印象的にはタイトル通りですが、普通に面白かったです。

作画はかなり良いでしょう。なんせ動きが激しいので相当大変そうですが、迫力と熱が伝わってきます。
ガットとシャトルの音も臨場感あって、試合にはものすごく惹き込まれました。

主人公がアレなんで、結構最後までモヤモヤした展開になり、
それを最終話でいい具合にまとめたなあという感じ。
ちなみに原作知らないんで、原作と違うじゃねえか批判はようわかりません。

ただ、闇落ち展開は個人的に好きなので、やっべえなこいつと思いながらワクワクしてみてました。

戦う系には基本的に解説ポジションがいますが、結構しつこくて目立ってました(笑)
まあ描写だけじゃ分からんのでありがたかったですけど。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 209
サンキュー:

17

josui さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

石川県のような最終話

この作品は今までのスポーツモノの逆をやっているアニメで、
過去を引きずってバドミントンを楽しめないでいる主人公と
過去を克服してバドミントンを楽しもうとする部長、
終盤では、そういう構造を分かりやすく描いていますね。
終盤までは主に、才能がなくてもバドミントンを楽しもうとする脇役たちの
話や主人公の過去話などがメインだった気がします。
原作改変を行った作品は必要以上に低評価されてしまいますが、
この作品もそうなっていますね。反王道なのも後押ししているでしょうか。
ただまぁ、惜しむらくは最終話。
綺麗に終わらせようとしてしまうという
アニメ化にありがちなミスをしてしまったのがね、もったいないね。
なぎさに感化されて簡単に光堕ちって何ですかそれは。
この展開なら、主人公を簡単に改心させちゃだめでしょう。
むしろ敗北したことで勝利により執着するくらいじゃなきゃね。
2期をつくるなら、今回のENDはifにして欲しい。

次にやっぱり主人公のキャラクターですか。
まぁ、最終話はおいておくとしてですね、
今のままだと主人公の行動がギャグに見えてしまって、
笑えるだけなんですよね。それはそれで面白いんですけど。
一つ一つの言動が軽いんですよね。
ちょろちょろさせるより、グサリと背中から不意に刺傷させるような
言動をさせた方が良かったと思いますね。

それと作画は凄い止まりですね。
もちろん悪いわけじゃないですけど、
何度も見返したくなるようなシーンはなかったかな。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 150
サンキュー:

7

ネタバレ

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

運動の後の肉は格別っスw

「good!アフタヌーン」掲載の漫画原作、バドミントン熱血スポーツアニメ?

始まりは、圧倒的才能を持つ主人公 羽咲綾乃と、副主人公 荒垣なぎさとの試合で、綾乃が圧勝するところから。
なぎさは、その実力差にバトミントンをやってきた意味を見失い。
綾乃は子供の頃から一緒にトレーニングしてきた母親が、家を出て海外で他の選手のトレーナーとして、活躍しているのを知りバトミントンをする意味を見失う。
{netabare}なぎさが闇落ちしてるのは解ったけど、実は綾乃の方がもっと闇落ちしてたというのが、この作品の見どころですw{/netabare}

ストーリーは、1クールに収める為にかなり原作改変されていて、大まかな流れくらいしか原型はありませんw
スポコン物によくある、青春ぽい感じのシーンが多く、見ていてちょっと小恥ずかしい感じもするけど、試合とかは才能を持つ者と、努力してきた者で、意地がぶつかり合うみたいな熱い展開で、見応えがありました。

作画は3話くらいまでは、京アニの本気と同等レベル?、最後までこれを維持できたら、神アニメになれたかも。

熱血スポコン物は、あまり見なかったのですが、この作品は色々と楽く見れました。
普段スポコン物見ない人も、結構楽しめるかな?

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 549
サンキュー:

24

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ずっと主人公が闇落ちしている斬新なアニメでした。

まず思うことはバドミントンの試合からの開始なのですが
リアルよりだなと思いました。
手足が長いキャラクターデザインに試合中は汗まみれになり
汗の描き方も生々しさがあり
作画の枚数が多く、中割のアニメーションも実際の試合を参考にしたんだろうと
わかるぐらい丁寧に描いてあるので動き自体に自然さが出ており
このアニメはリアルよりもスポーツものなんだ・・・と思わせる開始

ただしストーリーは暗い。高校のバドミントン部が舞台なんだろうけど
弱小部らしく、いきなり試合に勝つためにその部の主将の女性のスパルタな描写があり
このスパルタをやめようとしないから
みんなから避けられていてそういう系統のスポーツものなのかな・・・と思う。
ただし主将は心の中では自分は自分勝手で偉そうな奴だとは気付いていて
自分が試合に負けた悔しさから勝つためにやっているのをみんなに押し付けているのも
気付いているというもの
さらにテンポが遅いのでその分、暗さはよく伝わってきました。

そんな中、新しい男性コーチがやってきて
偶然、テニスのプレイ中の主人公の女の子のを見て、そのプレイが凄くて
バドミントンをやらせてみたら凄い選手になるぞということで
バドミントン部にスカウトされるというものでした。
意味はわかるのですが、主人公は拒否しているに入部させようとは
無理やり感はありましたね。
さらにバドミントン部で一番上手い人とバドミントンをやって
主人公が負けたら入部させるというものは強引かなと思いましたし
その処理の仕方も雑でいつの間にか入部させられている気がするんですよね。
その勝負が曖昧な内に入部させられて入部の経緯は意味不明でした。
ぶっちゃけ序盤のストーリー展開はわかりにくいな
やりたくない主人公に無理やりやらせていて、本人の意思に反すると思うので
みていて気になる。
その後は何で主人公は入部して練習しているのかな?と思った。

テーマは努力と才能にあてていたと思います。
主将は作中では主人公より才能がないとされていて努力家という扱いで
だから努力しないといけないと考えていて
みんなに無理なスパルタを押し付けていたものでした。
逆に主人公は中学時代まではバドミントン部にいて
本格的な練習を積んだ経験者ではあるが「左利き」、「手首の柔らかさ」があり
それが才能だと作中では語られていて、主人公は才能がある天才扱いでした。
主将は背が高いから練習量を積んで足腰を鍛えないといけないとされていて
それが出来ているから、努力家とされていて
言ってる意味はわかりますし、主将が努力している掘り下げは出来ていましたので
良い話だったのですが
主人公がスタート時点まったくな素人ならわかるのですが・・・
そうじゃなきゃ相手がどれだけ努力したかなんて他人にはわかりにくいですよね。
なので・・・

さらに主将のスパルタしていたことに対しての謝罪も
そこにいたった経緯があっさりなので
どうも感情移入はしづらかったな・・・
話の流れ的にはそこまではおかしくはないとは思うのだけど描写不足がな・・・

あと別に暗いアニメでもいいのですが、非紳士的行為は気になるな・・・
ダブルスの練習試合で1人が試合するのやめて1対2の試合になったり
色々馬鹿にしている気がする。
昭和アニメならそういう作品あったかもしれないけど
リアル寄りでそういう荒唐無稽なアニメには見えなかったのでビックリしました。
普通なら練習中止でしょうね。作風に合ってない気はしました。
他にも時より唐突な萌え的な日常シーンがあるのだけど
それもあんまり作風に合ってなかったかな唐突なのでビックリします。
うーん、たまに作風が変わるのが・・・

試合時の映像面はいいんですよね。
バドミントンのラリー時の素早い動きでの返し合いは作画枚数を多くして
映像面を丁寧に描写しているからスピード感のあるみていて面白いシーン作りが出来ていたし
緊張感のあるラリーを演出していました。
ドロップでの崩し方とかリアルさはあったし
苦労してシャトルを拾うシーンも見応えはありました。
似たような絵も少ないんですよね。
シャトルを拾いにいったり、スマッシュのシーンは
色々な見せ方があって飽きたなかったな
シャトルが地面に落ちる描写も映像が綺麗だから
落ちるのか拾われるのかのドキドキは味合うことが出来ましたし
アニメながら実際の試合のような感じは出ていました。

そして試合時のバドミントンのテクニックの描写もそれなりには
ありましたね。
どうやってプレイすれば勝てるのかの描写や何が勝敗をわけたのかの
ターニングポイントの描写もある程度は描けていたので
悪くはなかったです。

中盤以降は色々なキャラの群像劇になりましたね。
例えばサブキャラの群像劇はそんなに悪くはなかったかと思います。
実力があまりない子が格上の相手に挑んで敗れる過程を
敗者の視点で描いたりは気持ちは伝わってきたので悪くはなかったです。

他にも昔主人公のライバルだった子は主人公の強さは認めているので
主人公を倒すために色々作戦を考えて試合を戦っていたので悪くはなかったと思うし
主人公と戦うために努力をして頑張ってきた描写は出来ていたと思う。
このキャラは心理描写は悪くないので気持ちは伝わってきました。
うーん、主人公を目標にして頑張ってきたという思いは伝わった。

逆に主人公は中盤からずっと闇落ちして、悪態をつくキャラになったり
かと思えば小学生みたいな幼い性格になったりするので
主人公の方が感情移入しにくかったです。
闇落ちした理由はわかるのですが流石に急だし性格が安定しないのはみていて辛かったな
闇落ちまでの描写不足かなとは思うので・・・
ただ、性格が変なのは主人公の性格は母親の影響をモロに受けている描写はあるので
そうなったのは無茶苦茶な感じはしなかったです。
主人公がなぜ、このような人間になったのかの描写はされていたので・・・

うーん、主人公がショックから闇落ちして、回復するまでのお話だったてことでしょうね。
その過程で、主将や敵側のライバルやサブキャラの群像劇が描かれた印象

そして終盤は主人公と主将のストーリーになるのはメインの2人なので既定路線だとは
思うのですがだったら、そのストーリーラインを意識して作ってほしかったな
中盤までは別の母親絡みでのライバルキャラが主人公の1番の敵役になるのかな?と思わせる作りだったり
他のサブキャラのことや主人公の昔のライバルとの因縁だったり
他のことをしすぎな気はしました。
しかもその処理の仕方もな・・・母親絡みでのライバルになると思われた子とは途中から空気だし
その意図がわからなかったし
あれだけ登場時の大物ぶりを見せたわりには急に再登場してあっさり処理されたのがな・・・
これじゃ描写不足で解決した実感がわきませんでした。
さらに母親と主人公の関係の処理もアレで良かったのかな?と思ってしまった。
何が解決して和解になったのか実感がわきませんでした。
うーん、主人公はバドミントンで弱いから捨てられたのではないとわかったら納得して
それで良かったのかな?と思ったし母親も謝罪や反省もないですよね。
まあ母親はスポーツ馬鹿で納得、主人公がそれでいいなら
仕方がないで納得するしかないとは思いましたが
スポーツものとしてはチョット・・・と思ってしまった。

まあそれでも終盤は主人公と主将のストーリー自体は熱い戦いだったし
主人公があんな状態なので、どっちが勝つのかわからなかったので
どっちが勝つのかな・・・という興味が引かれる部分があって楽しめました。
作画や演出がいい分、それが後押しになっていて試合自体は楽しめました。

声優さんについては主人公役の方は掴み所が難しいキャラだったとは思いますが
闇落ちしたり、子供ぽくなったり、通常時の演技まで
演じ分けは出来ていたので問題はなかったです。
演技としては上手かったと思うし、声質もバッチリでした。
他のキャラも不思議とキャラの見た目と声質は合っていたし、演技力も高かったですね。

まとめると悪い話ではないしやりたいことはわかるのですが
全体的にこのアニメはなぜ入部したのかや闇落ちしたのかや謝罪などの展開を
上手く描けていなかったりどうも描写不足が目立ったな
その原因としてはジェットコースターのような端折る心理描写で
丁寧ではなかったり共感しにくい作りだったのは痛いな
そこをしっかりしていてば、こんなことにはならなかったとは思う。
ただ、試合描写や試合の作画はしっかりしているので試合自体は楽しめました。
終盤の試合展開も熱かったな・・・
中盤以降の群像劇も良かったと思いますが
やっぱり肝心な部分での描写不足や
母親との関係や闇落ちの処理も本人達が納得しただけなので
視聴者的には納得しにくい。
そもそも常識的に考えてずっと主人公が闇落ちしているアニメて
面白いか?と思ってしまった。斬新ではあるが
それで良かったのかな?と思う。
個人的には闇落ちした主人公を全力で倒しに来るライバルとの戦いは
結構楽しめた部分はあったのだけど・・・一般的には無理だろうな・・・と思った。
なので普通の人にはまったくお勧め出来ないアニメでしたね。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 214
サンキュー:

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はねバド!のストーリー・あらすじ

運動神経抜群だが、なぜかバドミントンを避ける1年生「羽咲綾乃」。
日本一を目指し、日夜練習に明け暮れる3年生の「荒垣なぎさ」。

部を支える仲間やコーチ、そして個性溢れるライバルたち。

インターハイを目指す、県立北小町高校バドミントン部の軌跡を描いた、マンガ「はねバド!」(濱田浩輔/講談社『good!アフタヌーン』連載)が待望のアニメ化!!

超高速で舞う羽根(シャトル)に想いを乗せて、青春バドミントンストーリー開幕!!(TVアニメ動画『はねバド!』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年夏アニメ
制作会社
ライデンフィルム
主題歌
≪OP≫YURiKA『ふたりの羽根』≪ED≫大原ゆい子『ハイステッパー』

声優・キャラクター

大和田仁美、島袋美由利、三村ゆうな、小原好美、伊瀬茉莉也、茅野愛衣、下田麻美、櫻庭有紗、岡本信彦、小松未可子、大原さやか

スタッフ

原作:「はねバド!」濱田浩輔(講談社『good!アフタヌーン』連載)、監督:江崎慎平、シリーズ構成:岸本卓、キャラクターデザイン:木村智、総作画監督:飯野まこと、美術監督:井上一宏、色彩設計:辻田邦夫、撮影監督:野澤圭輔、3DCG:フェリックスフィルム、音響監督:若林和弘、音楽:加藤達也

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