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「ひそねとまそたん(TVアニメ動画)」

総合得点
72.9
感想・評価
349
棚に入れた
1248
ランキング
1088
★★★★☆ 3.6 (349)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ひそねとまそたんの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神主と巫女と宮内庁そしてドラゴンと自衛隊

ちょっと変わった世界観。おばあさんがちょっとカッコいいのだけれど、75年前に15歳だったとしても、現在90歳。90歳の人の声と作画は難しいかったか。

最終回、おばあさんの生贄/特攻ではなく、“現実的な”アプローチで危機を回避するという、エンターテイメントならではのご都合主義脚本でした。

投稿 : 2019/02/13
閲覧 : 463
サンキュー:

7

funamushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自衛隊ファンタジー

童話のような感じで安心して視聴できます。
ただストーリーが弱いかも。良作です。

投稿 : 2019/01/30
閲覧 : 300
サンキュー:

4

ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

仕事と自分と人生と。

児童文学的なほのぼのとしたデザインに、
ドラゴンを自衛隊の戦闘機にしてしまうというぶっ飛んだ設定。
この「へんてこ」な作品は、お仕事アニメでもあるのです。

ドラゴンを体内から操縦するDパイは汚い・きつい・臭い・危険
・・・と典型的なブルーカラーのお仕事です。
でも志願すれば誰でもなれるわけではない、
限られた者だけが付ける職務です。
新人隊員の甘粕ひそねは岐阜基地所属のドラゴン「まそたん」に
気に入られ、「まそたん」の搭乗員に抜擢される。
Dパイになったことでひそねの人生は大きく変わり始めます。

翼はよく才能の例えに用いられます。
何にもなかったひそねにまそたんは翼(=才能)を与えてくれた。
彼女はその翼で自分の世界を広げていく。
職場で浮いている存在だった自分にも居場所ができた。
世界が広がれば多くの人との出逢いがある。
自分を応援してくれる人や仕事について語り合える仲間も出来る。
そしてあろうことか、自分に好意を持ってくれる異性が
現れちゃうかもしれないんです。
ひそねとまそたんの活躍は、働くことで得られる大切なものを教えてくれます。

本作の仕事観は努力や協調性を尊重することの多い
一般的なお仕事ものとは一線を画しています。
ヤンキー隊員の名緒は必死に努力しているのに最後までDパイにはなれないし、
ひそねを指導する柿保飛行班長も、候補生でありながらDパイに選ばず悔しい思いをした。
才能ある者はこうした夢破れた人たちの悔しさや期待を肩に背負っている。
だからこそ「才能ある者は小さくならず、自由に空を飛ぶべきだ」
と本作は主張します。
この考え方は個々の才能が大切なアニメ制作に携わる人たちならではのものだろう。

とすれば、ストーリー後半の中心をなす「マツリゴト」とは
「シンゴジラ」や「さよ朝」のような映画制作の寓意と捉えることもできます。
アニメや映画は基本的に一人では作れない、集団制作で作り上げるアートです。
そこでは多くの才能が必要になる。
脚本、キャラクターデザイン、コンテ、音楽制作といった
個性や創造性が求められる人がDパイに相当する。
彼/彼女らの周りには裏方として働く沢山の人がいる。
そういった支えてくれる人の期待に応えようとする
クリエイター達の個性の競演があって大きな仕事をやり遂げられる。
「ひそまそ」は航空自衛隊の物語ではあるけれども、
実際はクリエイターの仕事の流儀を表現した作品ではないかと思うのです。

じゃあ私たちはどうすれば翼を手に入れられるのだろう?
その答えは第1話ですでに提示されています。
「とりあえずチャレンジしてみる」これしかない。
この仕事は自分に向いているのか、向いていないのか?
この仕事はやっていて楽しいのか、楽しくないのか?
そんなこと、やってみなければ分からない。
――ジョアのイチゴ味だけを飲んでいれば、
オレンジ味もおいしいということに気付かなかったように。

と、ここまでストーリーについて語ってきましたが
全く説教くさいアニメではなく
愛くるしいキャラクターや見る者を飽きさせないコミカルな演出など
遊び心とサービス精神にあふれたとても楽しい作品です。

何から何まで個性的。
好き嫌いがハッキリ分かれる作品かと思いますが、
僕は好きですよこのアニメ。

投稿 : 2019/01/13
閲覧 : 444
サンキュー:

39

ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ンベロベロベロベロ

オリジナルアニメ/放送期間:2018年4月-6月/全12話/制作:ボンズ

ボンズ制作によるオリジナルテレビアニメ作品ということで視聴。

キャラデザも可愛らしいし、はじまって早々に主人公・甘粕ひそね(久野美咲)とセクシージャガー・貝崎名緒(黒沢ともよ)のキャラに惹かれお気に入りキャラに。

{netabare}ひそねのお約束的なネタとなっていた「ンベロベロベロベロ」をはじめ、名緒ちゃんの自分を模した等身大人形だったり、『キングダム』ネタなどなど笑いどころが沢山あり、中盤まではコメディ要素も含め存分に楽しませてもらいました。

一方で、終盤から色恋展開になってしまったことで、一気にテンションダウン。キャラデザが可愛らしいだけに逆にこのキャラデザとこのキャラクター性で、色恋言われてもな~んも感情移入できまてんw コメディ要素も影を潜めたこともあり、正直すぎる私の身体は眠りについたのでした…。

30分くらい経ってから目覚めたので続きから最後まで観たけれど、そのままの展開で終了…。(恋していることに気づいたひそねの「ギャーーーーーーーー!!!!!!」は笑ったけれどw)冬場はいつもコタツに潜りながら視聴するスタイルなのでどの作品でも少なからず寝オチしてしまうことはあるけれども。

そんな感じで第9話くらいまでは期待していた以上に楽しむことができたので、あくまで個人的には終盤の展開さえ違えば。と、感じた作品でした。

ちなみにキャラデザが『リトルウィッチアカデミア』に似ているように思ったので軽く調べたけれど、関連性が解からずじまい。まったく関係がないのだろうか。


▼キャスト
甘粕ひそね:久野美咲
貝崎名緒:黒沢ともよ
柿保令美:釘宮理恵
星野絵瑠:河瀬茉希
絹番莉々子:新井里美
日登美真弓:名塚佳織
小此木榛人:梶裕貴
曽々田弘:中田譲治
財投豊:徳本恭敏
{/netabare}

投稿 : 2019/01/10
閲覧 : 281
サンキュー:

34

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もう名作って事でいいんじゃないかな。

2018観了。

樋口真嗣と岡田麿里というビッグネームが組んでる時点でハズレはないだろうなぁと思って後回しにしていたが、流石にその年のうちには見ておかんとマズイなぁと視聴→最高でした→レビュー終わり!

…まぁ、ホントに終わってもいいんだけど(笑)
何が良いかって、見てる側の気持ちを気持ちよく載せてくれるんだよねー
セオリー通りだったり、あえて外してみたり…。
全体的にテンポが素晴らしくいいアニメ。
ぼんやりしててもあっという間にひきこまれる。

主要人物のキャラクターも明確かつ他作品とは一線を画する部分がちゃんとあり、更には人間関係からくるドラマもちゃんとやりきってる。
12話とは思えない物語の密度は流石の一言。


「航空機に偽装する竜」なんて、言葉にすれば凡百な設定も、画づくりでここまで新しくなるんだなぁというのはホント脱帽です。スゲェ。

まぁ、ちょっとした引っかかりとしては何処に向けて作ってるのか全然わからんって事かな…まぁ、ワシみたいなオッサンアニメ好きにはグッサリクリティカルヒットしてるみたいなので、余計な心配かな。

平成ガメラに心躍らされた人間は恩返しもかねて金を出して見るべき名作。
これこそwin-winですよ!(←?)

それにしれても中田譲治と諏訪部順一がウロウロしてる職場は胡散臭すぎてイヤだなぁ(笑)
ゲストながら斎藤千和の存在感は流石でしたわ。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 275
サンキュー:

6

モウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ひそまそ

PVを見たときから期待度高い!
作画がちょっと気になりましたが笑

今後のストーリー展開に期待してます!

黒沢ともよちゃんが
キレヤンキーキャラで
なんとも笑っちゃう。

評価追加

ストーリーは高評価!
キャラが立ってますね
甘粕ひそねが強烈ですが
ドラゴンが良いアクセントです!

しかしエンディングは
中毒性がありますね~なんじゃ~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

全部観終わりました~!

途中シナリオが絞られて
ストーリーが単調になってしまって残念
( ´△`)
評価ちょい下げです!!

投稿 : 2019/01/02
閲覧 : 341
サンキュー:

19

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

はながない。

ドラゴンに飲まれて少女が飛ぶ。
唾液まみれ・・・と斬新な設定です。
そのせいか、今一つ花がありません。

気になったのが、ひそねの先輩切れキャラちゃん。
感情で行動する私の苦手なタイプです。
しかし声がくぎゅとはね。
途中で気づいてびっくりです。

内容も無理無理ストーリー。
私はついていけません。
{netabare}ヤクルトおばさんも豹変するし。{/netabare}
ほんわかベースが欲しいです。

もっとも気になったのが、人物の顔。
鼻がありません。
やっぱり、このアニメ、はながない。

投稿 : 2018/12/27
閲覧 : 354
サンキュー:

25

さんじゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何アニメと言えばいいのか?

あんまり他に似た設定が無さそうなアニメ、他人にどんなアニメか説明しにくい。
お仕事?友情?異種間交友?
うまく伝えられないが、話の流れが読みにくく、見ていて飽きなかった。

丸呑みされてしまうシチュは凄くエロいが、キャラデザやキャラ設定の微妙なバランスによりギリエロくないラインで止まってて感心した。
あとちょっと萌え絵に寄ってたらどエッチアニメだった。

なんとなくアニメたまご枠っぽかった。

投稿 : 2018/12/01
閲覧 : 206
サンキュー:

3

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

意外と良かった

過去に視聴済み。

けっこう面白いアニメでした。

毎回違うエンディングも楽しかった。

投稿 : 2018/11/28
閲覧 : 235
サンキュー:

7

ネタバレ

Hanyaaaan さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

EDが癖になります

表題の件、なんか鼻歌でちゃいますね。
歌詞分からないけどね。
ハッピーエンドでよかったー。

投稿 : 2018/11/07
閲覧 : 213
サンキュー:

3

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「ヘンタイヒショウセータイ略してオーティーエフヒコーヨーイン通称ディーパイッ!!」来たぞ今期のNo.1!

見事な昭和絵と妙に凝った設定とちょうどいい感じに捻ったキャラクター造型。
視聴前から期待度高く、高品位ダークホースと見ていたが、
これは予想以上。
クォリティも高いが、レベルが高い!!

あんまりセンスがいいんで2話目で息切れするんじゃないかと危惧して待ったらそんなことなくストーリーをサクサク進めて来やがった!!
これは今期覇権、行ける感じに、いい感じだ。

まずは目をみはる、昔のセル画風に盛った作画が、
描線も色彩もCGの後処理も実に上手い。
ジブリ軽く飛び越えてこれはもう東映動画w
細かいところまで実に無駄に描き切っている!

そして絵に負けない脚本と声優演技。
名称呼称で笑いを取る王道パターンこれぞ官庁いや自衛隊、
モブキャラに至るまで実にリアルなモブキャラ加減。
メインキャラもいい、ひそねのライト捻くれセリフ、まるで地の声だ!上手い!
これギャグに偽装してるけど実は絶妙に説明台詞なんだよねww
ライバル(?)黒沢マオがしっかり記号的声優演技で、久野ひそねと好対照にみせて?聞かせて?くる微妙な技巧で高得点。
この二人の、声のトーンがずれるときと、あわさるときの演技指導が巧妙。
すごいすごい。シーンごと、カットごとの二人の距離感!

二人をささえる演出のチカラと、周りの声優陣の演技の安定感がまたいい!
会話が緊密だから、緩いシーンもしっかり緩くてくずれない。
これもまた、ひそねの空回りモノローグとしっかり対比されてるんで、
舞台劇のような気持ちよい視聴感。

演技指導だけでなく、絵コンテの切り方も上手いから、
プロットがぽんぽん弾むのに見ていて全然振り落とされないし離されない。

うわあ!
今期混迷と見ていたが、
これは間違いないってのが、来た!!
脚本・構成よし。作画・キャラデザ・メカデザよし。演出よし。演技よし。ストーリーは未知数だが、これならきっと、どう転んでもダメにはならないと信じよう。感動要素はぶち込みづらいと思われるが、その辺もこのスタッフならやってくれると信じたい。
いちいち捕食されて搭乗、エヴァだ!乗る方も乗せる方も辛いんだよ!
で、リバース・・・ FLCLだ!!!あのヌルンと出る感じww上からと下からの違いはあるけど。これ、なんかすごいソソられる。うわこれ見てたら変態になっちゃったよ!

そして・・・・
エンディングでまで!ブッ込んで来た(爆笑)!センスのかたまりww



(1~3話での評価)
予想完視聴確率:100%
クール内BEST10到達予測:100%
予想涙腺刺激度数:55%
平均エロチックメーター指数:8% ※リバースによるものです。

3話まで見て。基地内で「エロが全くない」と大合唱のセクハラ攻撃を受け続けるひそねですが、これは単に作画上、ムダエロシーンが散見されることへのカウンターなんでしょうね。特製パイロットスーツ着る→D飲み込む→スーツ溶ける→リバース、と画面的に、実は結構エロ要素高いんで、予防線はってる訳だ。
3話はちょっとタメた感あり。次回で他の基地のDパイが登場。このあと、クライマックスは、外国と戦争するのには尺が足りないし、災害救助活動になるのかな。

投稿 : 2018/11/02
閲覧 : 470
サンキュー:

34

プラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

おもしろいとかつまらないとかでなく、期間を空けたら見る気をなくしてしまった。

ごめんなさい。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 222
サンキュー:

2

Acacia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

岐阜の顔

モブサイコで味を占めたのか
面白個性的キャラデザです。

主人公、ひそねの本心しか言えない人物像は
徐々にその魅力が溢れてくる話創りになっており、
素直に「萌え」ます。
その他、Dパイ達も皆、笑いと萌えを提供してくれます。

脚本家の岡田さん。かなり苦手で
(彼女がメインスタッフを担った作品の中で
文句なしに面白いと思ったのが花咲くいろはと今作だけです)

花咲くいろはと
設定をいじって同じことをやっていると
感じてはいますが…。

因みに割とネットで見て驚いたのが、
何時から戦いに変わるのだ。敵は何だという意見。
不思議でした。1話からの出だしを観れば
今作がバトル要素を含むとは到底思えなかったので。
もし敵が出たらどっかの魔法少女アニメみたいな
構成…になるのかな?

BDでは音を更に向上させているらしく
発売1ヶ月伸びた時はもどかしく(笑)
早く届かないかな…。

各務原基地では、11/18に年に一度の航空祭。中に入ることも可。
ほとんど基地外に出ないという
よく解らない聖地巡礼アニメでもありますが
今年はブルーインパルスも飛ぶらしいので、
予定が合えば再度行って参ります。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 309
サンキュー:

20

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

中毒性のある優良作。

久野美咲さんと黒沢ともよさんのコンビって、最強じゃないですか?
新井里美さん、名塚佳織さん・・・。
大物声優目白押し。

特徴ある作画は終始安定。
テンポの良さと個性溢れるキャラが癖になる。
OP、EDとも癖になる。

今まで視聴してきたどの作品とも違う、でも癖になる不思議な作品。
中毒性という点では、私史上最強クラスかも知れない。

{netabare}1~3話までは、ひそね役の久野美咲さんと、名緒役の黒沢ともよさんの好演”だけ”が光る作品だと思っていました(笑)
ひそねとまそたんの関係”だけ”が見どころの作品と言っても良いくらい。

4話で絵瑠、莉々子、真弓の3人が加わってから、物語が俄然面白くなってきた。
Dパイ同士の関係。
Dパイと他の男性隊員の関係。
Dパイと変態飛翔生体との関係。

8話で、変態飛翔生体とDパイたちの真の目的・役割が明かされてから更に面白味が倍増した。
更に、9話では意外な問題が・・・。
「7話の話がここに繋がってくるんだ」と。

そして感動の11話、12話に続く・・・。{/netabare}

「起承転結」がビシッと決まった、物語としても、とても面白い作品でした。

投稿 : 2018/09/23
閲覧 : 484
サンキュー:

42

木村天祐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ドラゴンに乗る女性航空自衛隊の話

面白かったです。

変わり種でしたね。空自とドラゴンの組み合わせ。
国家機密級の変態飛翔生体 (OTF) であるドラゴンを軍用機に擬態させて飛ぶ女性のお話です。

ボンズ制作の上、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の脚本を手がけた岡田麿里が携わってます。それだけで結構期待しますね。特に私は最近のボンズの作画レベルについて、数ある制作会社の中で上位にカテゴライズしてるので。

これはこれで私は好きなんですが、
京アニで言う「日常」とまでは言いませんが、マニアックなチョイスなのにビジュアル(キャラデ)が萌豚に媚びてないのが、評価がいまいち伸びなかった原因だと思います。

でも、面白かったですよ。話が安定してました。脚本としては上々だと思います。
ただ、贅沢を言うなら、もう少し視聴者の意外性をつくサプライズが足らなかったかもしれません。やっぱり「え?」と思わせる場面ってほしいじゃないですか。
あと、せっかく空自なので、視聴者の知らない空自知識・用語・装備とか出して興味を惹かせるべきだったなと。これ実は重要なんですよね。ミリタリ分野にカテゴライズされる作品は、視聴者がよくわからんいらないミリタリ知識を散りばめなければならないんです。説明するわけじゃなくて、視聴者自身に調べさせるんです。それじゃないとリアリティも足らないし、視聴者の興味も引けない、二重のマイナスなんです。ミリタリもので成功している作品はみんなこれやってるんですよね。
脚本としては、空自はあくまで舞台、別に空自である必要はなかったのかもしれませんが、視聴者はそう見ないと思います。少しリサーチが甘かったなと。

声優は結構歴長い人使ってますね。新人もいましたが、安定的だったと思います。

私はオススメですね。
是非見ておのおの判断してほしいレベルの作品です。

投稿 : 2018/09/23
閲覧 : 222
サンキュー:

5

ニック さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

もうひとつ刺激か何かが足りないかなとは感じたが、一つ一つのエピソードは面白く、いいアニメだと思う。なんだか心が温まる。

投稿 : 2018/09/20
閲覧 : 180
サンキュー:

2

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

岡田磨里さんかぁ

オリジナル作品。
なんと航空自衛隊の話でした。うーーーん、ミリタリーでもないし、ファンタジーでもないし、ラブコメでもないし、鬱系でもないし・・・。ただ、何となく新しい何かに挑戦しようとしている感じは伝わりました。兵器、少女、神話、UMA、痛い人、自己犠牲そんなこんなを盛り込みたかったんだと思います。ただ、女性がきっつい!愛らしさはちょっとないかな。特に主人公はクセ強すぎて受け入れない人もいるかもしれませんねぇ。どちらかというと視聴進みにくいかなぁ。


私のツボ:キングダム

投稿 : 2018/09/14
閲覧 : 247
サンキュー:

9

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まそたんまそたんれろれろれろれろれろ

ストーリーもキャラもOPもNHKアニメのようなアニメ。
原作がBONES、樋口真嗣、岡田麿里であれば話自体は安定だろうと思っていたら、安定でした。
めまぐるしい展開などもなく普通に中弛みすることなく楽しく通して見れる。
この安定感が物足らないという人で賛否が分かれるのかなと思うが、わかりやすく詰めるだけ詰めて最後までNHKアニメかと突っ込み入れれそうな安定感は嫌いではなかった。

最後のエンディングをどっちに持っていくのかは製作的に分かれそう。

まそたんまそたんれろれろれろれろれろ。
声優もよかったなぁって感想。

100点中74点

投稿 : 2018/09/11
閲覧 : 220
サンキュー:

5

ネタバレ

Maskwell さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

戦闘機とドラゴン

この二つを掛け合わせて、そこに少女を乗り込ませるというアイデアはすごいぶっ飛んでると感じた
その一方でストーリーはすごく常識的な展開だった。

どちらかといえばキャラアニメ。戦闘機がすきならより面白いのかもしれない。

個人的にはなんとなくだらだら見ていただけなので、主だった感想としてはそこまでないかな。

投稿 : 2018/09/04
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ネタバレ

tachikoma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

柿保班長の鉄拳に救われた

ひそねの性格破綻ぶりにイライラしたが、柿保班長の鉄拳がすべてを代弁してくれていてまだ救われた。
それにしても相変わらずフラストレーション溜まる方向でしか物語の起伏がつくれないんかなこの脚本家。
結局解決しても溜まったフラストレーション以下のものでしかないので、トータルでの印象があまり良くない。
面白そうな設定だっただけに残念な作品だった。

投稿 : 2018/08/18
閲覧 : 213
サンキュー:

4

衛狸庵 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いまいちスッキリしないな……

乗りと勢いで前半のお話はテンポ良く進むのですが、後半……重い……
なんでドラゴンが戦闘機なのってのが後半の話につながっています。
作品として楽しめたのですが、何やらスッキリしないまま押し切られた感じがします。
でも、12話の中で上手く一つの作品として仕上がっていると思います。

で、スッキリしない点として。
個人的な趣味もあるのですが、機体のディテールにもう少し力を入れて欲しかった。
飛行機が無かった時代はどうしてたんだろ?
携帯電話ってプラスチックばかりでレアメタルなんと僅かなのに……
レアメタルが無い時代は?
ドラゴンの世話をしてた人達って、整備員?飼育員?
後から後からなんぼでも出て来るけど、面白かったです。

投稿 : 2018/08/16
閲覧 : 264
サンキュー:

5

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

販促し過ぎは販促にならない、というのはあるけど、アニメとしてはそんなに悪くない

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
「シン・ゴジラ」の監督である樋口真嗣さんと、数々のヒットアニメの脚本・シリーズ構成を務めてきた岡田麿里さんがコンビを組んでのアニオリ作品。

なんか、「あまりアニメを観ていない」層と、「メッチャアニメを観ている」層には、ウケが良さそうというか、賛否両論、好みが分かれそうなアニメだな~と思いました。クオリティは、シンプルに高かったし、センスの良さも感じましたよ。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
なんかこう、「終盤にガイナックスの遺伝子が顔を出した」って感じのアニメでしたね(笑)

序盤は、良い意味で予想を裏切られた。昭和のアニメを思わせる作画や演出の中で、こっそり「現代だから出来ること」を混ぜている「外し感」が心地よく、設定も特殊であり、期待値が高まった。特に、ヒソネとナオの掛け合いは面白く、それだけで良質の日常系アニメを観ているよう。

中盤は、岡田麿里さんらしさが光る良回が続く。やっぱり、こういう人間関係のゴタゴタを描かせると上手いね。

あと、声優さんの演技(キャスティング)は、本当にピカイチだった。あれだけクセの強い主人公を見事に演じきった久野さんと、見事なヤンキー演技をしてくれた黒沢さんは特に素晴らしかった。ツンデレ星野さんを演じた河瀬さんは及第点といったところ。実力派の中にいて邪魔になっていないだけ、大したもんだと思う。新井さんや中田さんはオンリーワン系の声優さんなので、存在感が半端ないけど、メインを食わないように上手く抑えていた印象。釘宮さんは流石に上手く、演技の幅を感じた。

本当に、8話くらいまでは、「今期の覇権候補か?」と思っていただけに、終盤の力業展開は残念だった。やはり、シリアスな(ある意味でセカイ系の)アニメを1クールでまとめるのは至難の技。良くも悪くもガイナックスらしい熱さを演出するには、キャラも作画もそぐわないというか、食い合わせが悪かった。もっとジブリっぽい(なんか神々しく、なんか感動する)静かなラストにしても良かったと思う。

あと、やはり棗役の声優さんの演技は厳しかったと思う。デビュー作と考えれば普通くらいだと思うけど、周りはみんな上手いし、クライマックスとなる久野さんとの言い合いは、観ていて可哀想になった。歌重視のキャスティングなんだろうけど、別に歌抜きでも成り立つストーリーだと思うし、最悪、小此木さんとの言い合いでもなんとか出来た気がする。あんな大事なシーンを新人さんにやらせるなんて、酷なんだよね。それでも、最後の方は少し成長も感じたので、今後に期待かな。

それから、ヤクルト(ジョア)推しは、正直どうかと思う。勿論、ネタでやっているんだけど、ずっとスベっていたような。私は、それでスポンサーがついてアニメのクオリティが上がるなら、露骨な販促でもコラボでも何でもやって良いと思うけど、物語の根幹に関わる部分や、大事なシーンに使うことはないんじゃないかな? だったら、毎朝ヤクルトを飲んで「ぷは~!」とか言って元気を出すヒソネのカットを何度も出すとか、ナオがジョア好きで、怒っていてもそれ渡すと許してくれるとかの方が爽やかで良かったと思う。このアニメ観て、「ヤクルトやジョアを飲みたい」と思う人の数と、「チッ、ゴリ押ししやがって」とヤクルトにマイナスイメージを持つ人のどちらが多いのだろうか。私は後者だけれども。

という感じで、終盤に惜しさは残るものの、キャラは良いしオリジナルな要素もあるし、なかなか良いアニメでした。まあ、テレビアニメというより、劇場版の方が向いている気はしましたが。
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
序盤から中盤の、人間関係のゴタゴタを描く日常系の展開は、岡田さんの持ち味がよく生きていて、かなり面白かった。全体として、声優さんの好演も光り、昭和を意識したユルい作画もプラスに働いていた。

ただ、8話以降、セカイ系の作風になってからは、ガイナックス的な熱さが空回りし、作画も作風に合わなくなり、棗役の声優さんの演技も厳しく、色々と失速した印象。

販促はかまわないが、大切なポイントで意味なくヤクルトを推されても、逆に印象が悪くなった。まあ、全体としては良いアニメだったが。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
パッと見て分かる、手書き風の作画も、窓越しの景色などは美しく、こだわりを感じる。ヤクルト(笑) 別にスポンサーネタは良いけど、そこでのジョアオレンジ味が好き、は不要かな。空を飛ぶ描写は素晴らしかったですね。

2話目
ヒソネとナオの掛け合いは良いね。ヨーグルは酷い。ここまで、伏線をバラマキながら、テンポよく進めている印象。ED、フランス語?

3話目
補欠として(笑) 一応、秘密組織なのに、その展開はないんじゃない?

4話目
新キャラ×3。ヒソネのマジレス、良いね♪

5話目
謎のサービスシーンw 中国への諷刺(笑) ヒソネがまともに見えてくるのはヤバイ(笑)

6話目
デレたな(笑) ジョアおばさん、そこまで引っ張るの?

7話目
むしろ、オコノギさんが可愛い(笑)

8話目
なんか、ラブコメしてるな~。階段落ちて、キス。なんて、ベッタベタな(笑) なんだあの叫び声(笑) 声優さん、皆さん上手いから、棗さんの声優さんが目立っちゃうな。まあ、デビュー作だから、しょうがないし、歌優先のキャスティングなんだろうな。

9話目
心のスキマがないとダメってのは、なかなか厳しい設定だな。

10話目
酔い潰れてるのは、萌える(笑) 告白シーン、中学生か(笑) 辞めるんかい(笑)

11話目○
雲の作画、格好良い。良いね~、「黙れクズ!」。筋の通ったぶちギレ。この切迫した場面で、ラインスタンプ(笑) スライディング土下座w 徘徊老人て(苦笑) ED、まさかのカラオケ(笑)

12話目
棗さん、とんだ不純異性交遊w ただ、やはりCVが、ね。まあ、しょうがないけど、クライマックスだからね~。コメディハッピーエンドw
{/netabare}

投稿 : 2018/08/06
閲覧 : 496
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30

ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ふぁんたじーえいたい

マジメかネタか
どっちもなんだろうけど、受け止め方次第で物語が変わる。

マジメだと
ドラゴンの研究が足りないような気がする。

ネタだと
ちょっとお堅い気がする。


さて、ひそねとまそたん
名前から溢れる幼稚さとは裏腹にまじめに国を守ろうとする自衛隊
の変わった任務と隊員の話です。

OTFがドラゴン飛行機の通称?で
その適性がすごく狭いので専属のパイロットは限られている。

思ったことを何でも口にしてしまう性格
をそれなりに隠していた主人公が選ばれた。

良く分からないままドラゴンのパイロットとし適応力を身に付けつつ
他のパイロットと合流し、
ドラゴン戦隊の目的を果たすべき訓練をさせられる。

単独あるいは仲間たちと何度か壁にぶつかり選択を迫られ
すったもんだと対応したり決断しながら
避けられない運命へと立ち向かう

そこで大きな真実にぶつかるのだが・・・


設定・物語と絵柄と主人公が独特です。
特にこの設定の捉え方が難しい。
私は得意ではない。

どうして、なぜ
と思う所を割とノリと勢いで乗り越えてしまうので腑に落ちない。
ノリと勢いが苦手ではないが、
物語と合ってる気がしない。

その一方で登場人物やドラゴンは割と好き♪
{netabare}ひそねがまそたんに乗れなくなったとき
自衛隊を辞めると決断したことはすごいツボった。{/netabare}

自衛隊員も人間なので真面目な人ばかりではない。

ああ、そうか。
自衛隊を使っているから妙に現実感が増しているのか。

だから何か違和感を覚えるんだ。


ふむ。
けど、結構おもろいよ♪

投稿 : 2018/07/27
閲覧 : 239
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8

40代後半のおっさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

うーむ。

前半面白かったのに、後半失速。声優も割りと有名どころばかり揃えてるのに、もったいない作品だった。EDは声優∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!なと思った。

投稿 : 2018/07/23
閲覧 : 207
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3

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

タイトルなし

■現状
 3話と5話以外は観られる状態だが観ていない。何か「これ以降目が離せない展開」みたいな煽りはあったが観ていない。略称が「ひそまそ」なので連想するのが「デトマソ」なのだが、スーパーカー世代の私としては今のところ後者には多少の興味はある。

投稿 : 2018/07/19
閲覧 : 233
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11

ネタバレ

みのるし さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんやこれ(笑)

なんかOPとEDがやたら昭和なテイストにこだわってるのにはなんかわけがあるんでしょうか。

特にED。
なんやねんこれ(笑)

ハナシもなんやらものすごいアヴァンギャルドな。。。
ヒックとドラゴンみたいなハナシなんかなと思たら全然ちがうやんけw

{netabare}操縦士食うのかー!{/netabare}みたいなww


憲法9条改正の是非が(一部では)話題となっている昨今、航空自衛隊をテーマにオリジナルストーリーでぶちかまして、安全保障抜きでハナシ進めたらゆるさんぞ!!


・・・とまあ、ええ悪いは別にして、『こう思います!』と最後には述べてくださいまし。


たのしみにしてるぜ!

投稿 : 2018/07/19
閲覧 : 275
サンキュー:

9

ネタバレ

しんちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ザ☆御都合主義

F-15やF-2といった空自の戦闘機が実はドラゴンだったら?という、奇想天外な設定に興味津々で見始めたものの、毎回毎回ありえないほど身勝手で自分勝手な主人公の言動にイラつかされ、でもきっとここまで壮大な風呂敷を広げたのだからきっと何か最後にどんでん返しで驚かしてくれると思ったら、まさかの主人公が勝手にわがまま言って自分で人身御供になるというバッドエンド、でもそのあとで声だけ生き返るという究極の御都合主義。空自や宮内庁が公式に取材協力してるにもかかわらず死人を出すわけにはいかなかったとはいえ、最後まで観てこれほどがっかりさせられたアニメも最近ちょっとなかったなあと。ストーリーの出来と後味の悪さは、私がこれまで観たアニメの中でもピカイチです。いやーひどい。

声優さんも、主人公ひそねとその周りのDパイや、空自の面々はなかなか渋いメンバーの起用でハマっていると思っていたのですが、JK巫女が出てきたところからぶち壊し。クライマックスに絡むあんな重要な役どころに、セリフ棒読みのOP歌手を起用するなんて、監督もプロデューサーも、声優という仕事を何だと思っているのでしょうか。

唯一のカタルシス(というか、それをカタルシスと呼んでよいのかどうかも自信がありませんが)は、11話の柿保飛行班長の主人公に対するマジギレのシーンでした。公務員としての矜持と自分の欲望の投影の区別がつかなくなった葛藤を表現する釘宮さんの本気の演技がすごかったのと、ひそねに対するイライラを全部ぶちまけてくれたので、テレビの前で「よくぞ言ってくれた、俺たちの柿保さん!」と叫んでました。でも、全体的に言えばストーリーの壮大さに比べてそうした人間の内面の葛藤のドラマといったものが弱く、物語としては薄っぺらい印象しか残りませんでした。

なによりも一番がっかりしたのは、ミタツ様の移動が74年周期、すなわち前回が1944年(太平洋戦争終戦の前年?)だったという重大極まる設定が、ほとんど何も回収されずに終わったことです。

現人神たる天皇の守る国だった日本の敗戦は、ミタツ様に対する国家の不義によって、あるいはミタツ様の何らかの意思によってもたらされた国難だったのか?それを引き起こしたきっかけは貞さんだったのか?貞さんはそれをどう総括しているのか?物語の作者は、戦後70年以上経っても今もって回収されずにいるこの「神国日本」伝説に対する終止符を、どのように打とうとしているのか?…ということに興味津々で最終回を見たのですが、それに対する答えは何も示されず、74年周期という数字に大した意味もなかったことが顕わになってしまいました。本当にがっかりです。

前回のミタツ様のお目覚め当時、少なくとも10代後半だったはずの貞さんは計算上は90歳を越えているはずなのに何であんなにぴんぴんしてるの?というご都合主義を全部取っ払っても、樋口×岡田のコンビがこの大きなテーマに対してどんな思想を見せつけてくれるのか、これにずばり答えを示してくれたら、それこそあらゆるご都合主義批判を跳ね返せるパワーをこのアニメは持つはずでした。しかし、それはなされませんでした。

その他にも、Dパイのスーツの意味とか高卒で空自に入った主人公の年齢やマツリゴトと自衛隊の関係など、細かいところで色々と設定が破綻しているというか、御都合主義があちこちに垣間見えてしまい、いっしょに観ていた子どもにすら突っ込まれる始末。壮大なスケールのアイデア倒れ、というべきでしょうか。残念でした。

投稿 : 2018/07/16
閲覧 : 231
サンキュー:

9

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

う~ん 悪くはないけどこれじゃないんだよなぁ。。。

ネタバレ感想

オリジナルということで、最初の1話観た感想としては、つかみはok!
中二病をくすぐる ファンタジー生物の頂点と言っていいドラゴンが、自衛隊の飛行機に偽装するとか!
しかも、地元の岐阜基地が舞台で聖地決定じゃん!!
これは期待せずにはいられず、面白くなりそうなだ!ってのが第一印象でした。
しかし・・・
後半になると、急にシリアスになり(シリアス自体はいいんだけど)
マツリゴトとかいう神様や巫女、生け贄(サクリファイス)とか
ファンタジー感半端なく、なんかジブリっぽく感じちゃいました。
嫌いじゃないけど好きじゃない・・・みたいな。

僕的には、こういう展開は好みじゃなかったです。
できれば
エヴァみたいな敵が存在してて、それらと戦う展開とか
いっそ(OTF)込の自衛隊お仕事あるあるの日常系の方が面白くてよかったんじゃないの?って思いました。
自衛隊の人達がしてるお仕事や、普段何やってるの?とか知れたら意外と面白いと思うので。

好みの問題かもしれませんが、自分は今回の展開は、最初の期待が大きかっただけに残念だったなぁ・・・と
正に出落ちで終了してたって印象です。


主題歌
EDはフランス語?の歌で、とっても印象に残ってるんだけど、とてもじゃないけど覚えられないから唄えないやW

作画
なんか昭和の時代っぽく古い作画で、最初は「マクロス」くらいCG使って綺麗だったらなぁ~って思ったけど・・・
見続けていくと、作品のテーマや雰囲気には、むしろこれでじゃないと と思いました。

声優
主役のひそね役が久野美咲さん
その声質からいつも幼女役が多いんだけど、別段幼い声でもなく、役に合ってて普通に上手かったです。
あ、でも ひそねがまそたんを舐め回す「レロレロレロ~」は、気分が悪くなるので聴きたくなかったかな(苦笑)




余談

作中に出て来た基地の近くの飲食店へは入った事があり、やっぱ知ってる景色やお店が出てくるとテンション上がりますね!


近いから聖地巡礼したいんですが、普段は基地の中には入れません。だけど、航空祭の日には基地内に入れるので、行ってみようかな?って思ってます。
「岐阜基地航空祭」は岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地で、今年の2018年は11月18日(日)に開催されます。
きっと「ひそねとまそたん」グッズもいくつか販売されるんじゃないかな?
知らんけどw

 2017年は4年ぶりにブルーインパルスが飛行展示に参加したほか、エアロバティック・パイロットの室屋義秀選手が飛行展示を実施しています。
 基地内には、退役したT-34A「61-0406」、T-33A「51-5663」、C-46D「91-1141」、F-104Jの「36-8540」や「76-8686」、T-2の「29-5102」などが保管されており、例年の航空祭ではこれらの機体の観覧も可能です。

もしくは、普段でも見学可能な基地のすぐ南にある【空宙博】岐阜かかみがはら航空宇宙博物館があるので、こちらを見学するのもアリですね。
詳しくは
http://www.sorahaku.net/

投稿 : 2018/07/16
閲覧 : 336
サンキュー:

34

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

全然、面白くなかった!(笑)

絵は面白い感じでしたが、ストーリーが全く面白くなかったです。ただし、日本一のアニメレビューサイトであるらしい「あにこれβ」では、それなりに評判が良さそうなので、面白いと思える人には面白いアニメと言えるんじゃーないでしょうか(笑)

サッコン、自衛隊を題材にしたアニメは企画が通りやすくて金を集め易いってことなんでしょうかね~。そのわりには本作への「軍国主義者」の食いつきは悪かったようですが(笑)
どうせならもっと「悪ノリ」して、派手に、露骨に、「日本最強!」みたいな感じで作ってほしかったですねえ~(笑)
最強の武力で美しい国ニッポンに巣食う「ビジネス保守(笑)」を殲滅するとか、あるいはビジネス保守に騙される「情弱似非愛国者(笑)」を殲滅するなどの「真に愛国的なノリ」を期待していたんですけどね~(笑)せっかく国防の要である航空自衛隊を題材にしているのに、その設定を存分に活かせていないことが残念でなりませんよマッタク(笑)

【自衛官募集中】
◆自衛官募集ホームページ
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/
◆自衛官募集チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCwvH00eFWmfs-FGkRCorzdA
◆アニメ自衛官物語【航空自衛官航空学生篇】
https://www.youtube.com/watch?v=sjRSlIvpjjI

投稿 : 2018/07/15
閲覧 : 259
ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

偽SFスーパー英雄(?)列伝59

ついに偽SFスーパー英雄(?)列伝も59となりました、さて59といえばごっくん(おいっ)という事で、飲み込むアニメ
「ひそねとまそたん」
の感想です(おいおい)

A:で、このアニメなんですが、飛行機が変形する作品なんですよね。
B:ああ、そうかマクロスか
A:いや、マクロスじゃなくて、飛行形態のまま足が出るんですよ。
B:だから、ガウォークでしょ。
A:もう~分かんない人だな、だから変形して歩いたりするんだって
B:それ、 バルキリーじゃなかったら何だって言うんだよ(怒)

というお怒りのセリフが(ないない)
自衛隊が龍を秘かに飼育しているという奇想天外な話なんですが、観てると意外と普通というか、じっくり見せてくれる作品でした。
ただ、途中から隠された秘密というか、計画が明らかになっていくと、作品の雰囲気が変質してきた感じがしました。
これがいいという方もいるでしょうし、前半のゆったりした感じがいいという人もいて、どちらがいいかという事は一概に言えませんが、自分としては人身御供の部分は、もうちょっと何とかして欲しかった気がします。
でも、面白かったです。
ちなみに7話のキングダムの原稿、自分も釣られていくかも(汗)
それとEDの歌は古いですけど、いい選曲でしたね。

おまけ
貝崎
「サンキュー?」
飯干
「何を驚く事がありますか、これは国家の一大事。おたくの領域へ踏み込むためにサンキューを捧げる事は古今東西至極当然のこと(違)」
日登美
「どどどどうしよう、サンキューなんて聞いてなかったもん!誰かのネタ(?)を犠牲になんて、無理だよぉ~」
星野
「でもサンキューが無ければ」
莉々子
「絶体絶命全員オダブツ天地人沈没ですねぇ」
全員
「じゃあ、いいか(こら~っ)」

投稿 : 2018/07/11
閲覧 : 247
サンキュー:

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ひそねとまそたんのストーリー・あらすじ

「私は、君とソラを飛ぶ。」

甘粕ひそねは、航空自衛隊の岐阜基地に勤務を始めた新人だ。

素直すぎて無意識で他人を傷つけるのに疲れ、任期限定の自衛官を選んだのだ。

だが、運命の出逢いが彼女の人生を根底から変える。

基地に秘匿された戦闘機に擬態するドラゴンがひそねを選び、大空高く舞いあがったのだ。

こうして「OTF(変態飛翔生体)」であるドラゴンに乗りこむ飛行要員が、 ひそねの仕事になった。

国家的な命運を左右するとも言われるドラゴンには、 はたしてどんな秘密が隠されているのだろうか……。

(TVアニメ動画『ひそねとまそたん』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年春アニメ
制作会社
ボンズ
主題歌
≪OP≫福本莉子『少女はあの空を渡る』≪ED≫Dパイ[甘粕ひそね(CV.久野美咲)貝崎名緒(CV.黒沢ともよ)星野絵瑠(CV.河瀬茉希)絹番莉々子(CV.新井里美)日登美真弓(CV.名塚佳織)]『Le temps de la rentrée~恋の家路(新学期)~』

声優・キャラクター

久野美咲、黒沢ともよ、河瀬茉希、新井里美、名塚佳織、朴璐美、梶裕貴、徳本恭敏、釘宮理恵、諏訪部順一、中田譲治

スタッフ

原作:BONE/樋口真嗣/岡田麿里、キャラクター原案:青木俊直、総監督:樋口真嗣、監督:小林寛、シリーズ構成:岡田麿里、キャラクターデザイン:伊藤嘉之、メインメカニックデザイン:河森正治、モンスターコンセプトデザイン:コヤマシゲト、コンセプトデザイン:okama、軍事考証:小柳啓伍、美術デザイン:平澤晃弘、美術監督:金子雄司、色彩設計:小針裕子、撮影監督:佐々木康太、3DCG監督:安東容太、編集:奥田浩史、音楽:岩崎太整、音響監督:山田陽、音響効果:野口透

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