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「未来のミライ(アニメ映画)」

総合得点
65.5
感想・評価
230
棚に入れた
870
ランキング
3303
★★★★☆ 3.2 (230)
物語
2.9
作画
3.8
声優
2.9
音楽
3.3
キャラ
3.0

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未来のミライの感想・評価はどうでしたか?

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

くんちゃん、すきくないの

主人公は4歳の男の子「くんちゃん」。
くん付けで呼ぶと"くんくん"になってしまう危うい名前をつけられた彼の元に、ある日、妹「ミライちゃん」が現れる。
新しく家に来た赤ちゃんに両親はかかりきになってしまい、嫉妬感でイライラが募ってしまったくんちゃんは、妹に癇癪を起こしてしまいこっぴどく叱られる。
誰にも相手してもらえず、わかってもらえない状況に疎外感を感じたくんちゃんは、一人庭に出たところ、自分を飼い犬の「ゆっこ」だと名乗る男が現れる。

幼稚園生の男の子からの目線である一般家庭の情景描写をしながら、新しい家族のあり方と子供の世界の広がりを描いたアニメーション作品。
幼き日の妄想のような異世界が登場し、そこで犬のゆっこや、成長したミライちゃんを名乗る女性と冒険をするストーリーとなっています。
監督は『おおかみこどもの雨と雪』や『バケモノの子』でおなじみの細田守氏で、カンヌ国際映画祭での受賞作品ですね。

ただ、内容は海外においても賛否があります。
子供の目線で家族のあり方を描写し、不思議な冒険に、と書くとシンプルに映るのですが、その実は結構な意欲作となっています。
構成は複雑で、結局言いたかったことは何かがファジーで分かりづらく、かなり哲学的な内容と言わざるを得ないです。
ストーリーが進むとくんちゃんは、両親の子供の頃や自分のルーツ、曽祖父の決意を目の当たりにして子供ながらに"お兄ちゃん"としての自覚を持ってきます。
ただ、過去の辛い時代を知って今は恵まれていると知るというシンプルな話ではなく、やはり最終的には、私にはよくわからない話でした。
興行収入は奮ったものの、世間の評価も今ひとつのようです。

また、その年令の男の子という設定なのでかくあるべきという話ではあるのですが、とにかく、くんちゃんがわがままです。
それは狙いだったのかもしれないのですが、主人公に魅力がなく、多分、多くの人は見ていてイラつくと思います。
一方で、赤ん坊のはずのミライちゃんは、なぜか超絶大人しく、こっちはとてもファンタジーを感じました。
赤ん坊なんて在宅で仕事しているお父さん一人でなんとかなる存在じゃないだろうに、なぜか泣くシーンが殆ど無いです。
ミライちゃん以上にくんちゃんがわがままを言い、仕事中の父の邪魔をして、癇癪を起こして部屋を散らかすので、終始、くんちゃんへのフラストが溜まる作品だったと思います。
反面教材として親が子供に見せるといいのかもしれないですが、やっぱり子供が見てもドン引きするんじゃないかなあと思います。

ラストも結局どうなったのかよくわからない終わり方でした。
一方で、過去作と比較して良かった点として、やっぱり声優で芸能人を起因しているのですが、今回はそれほど違和感を感じなかったですね。

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 22
サンキュー:

2

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

兄ガチャなんて言ってられない!(妹の沽券に関わるんだもの!)

妹の兄へのフクザツな想いを「時かけ風」に表現してみたらこうなった的な作品。上映時の評価は賛否両論というよりも、かなり否定的なご意見が多かったと記憶しています。具体的に言うと、ホームビデオ的な日常ばかり見せられてつまらないとか、物語の繋がりが感じられなくて支離滅裂な印象だったとか、散々なものでした。

タイムリープという "妙手" は、使い方によっては「時かけ」の青春譜のようなドキドキ感やセツナサ感をブーストしてくれるし、「君の名は。」のセカイ系のような爽快感や全能感でステキな余韻を与えてくれます。
それなのに本作には「恋愛要素がまったくひとつもない」というのが細田さんらしいヒネリ技。それを紐解かずにぶった切るのなら、前述の否定的なコメントが寄せられるのも仕方がないかなと感じます。

ですが本作の "妙手" はそういう麗かなカタルシスを狙っているんじゃないんです。
設定では、未来ちゃんは14才という思春期を翔ける少女。そろそろ恋に焦がれるお年ごろ。そして4つ上の兄との関係にエラク頭を悩ませている・・・。と、そんな背景が伏線に隠されていることに思いを致すなら、本作の面白さがシンソコ楽しめるというものです。

そうでなければ "貴重な妙手" を使ってまで、わざわざ兄なんかにかまう理由など妹にあるわけないのです。
妹には「バカ兄!」って、無視を決め込んだり、悪態をついたりする選択肢が、手の中にあって当然のハズなのですから。
でも、そうとはせずに、お兄ちゃんのために "妙手" を使ってしまうというのが、未来ちゃんの心に、無類の兄妹愛があるっていうことなんです。

「愛は地球を救う」。ひと夏の24時間どころではない「未来ちゃんのバラ色のミライ」を救え!
例えば「お兄ちゃん、なぜにあなたはお兄ちゃんなの!」と、兄妹版「ロミオとジュリエット」ふうに。
あるいは「ほどほどに愛するということを覚えなきゃいけない。(男はつらいよ第44話)」の「寅次郎とさくら」ばりに。
そんな感じで楽しんでみてはいかがでしょう。

ということで本作は「分かる人にだけ分かる」という通好みの手合いになっていて、「時かけ」で魅せたジュブナイル特有のパッションへの期待とは、全く次元が違う情感を抱かせてくれる作品だと思います。
ですので、感受性をどうやって広げるかがキモになります。

~     ~     ~

もしかすると一人っ子さんとか、よくできたお兄さん(お姉さん)がいらっしゃる方には想像するに難いかもしれません。
とはいえ "よくできてない兄" なんてレッテルはきっと片腹痛いことでしょうし、くんちゃんがご自身の4才の姿を写しているという捉え方なら、ひどい嫌悪感を生むことでしょう。
本作への低評価・批判・酷評は、案外そのあたりに理由があるのではないかと感じています。

「いや頭の方じゃ分かっているけどね。 気持ちの方が、そうついてきちゃくれないんだよ、ねえ?(男はつらいよ、第6話)」
"支離滅裂" という評価を見聞するのは、このセリフの真意に気づいていてもあえてそう言うのか(図々しい!)、そもそも全く気づいていないのか(鈍感?)、あるいはハナからそういった経験がないか(・・・。)のいずれかでしょう。もしもそうならストンと落ちようがないのです。

前述のとおり「分かる人には分かる」エピソードばかりですから、自覚や体験がなければ、理解はできないし低評価になるのも無理からぬことです。
「妹にはいろいろ迷惑かけちゃってるなぁ。なにかと心配させちゃってるなぁ。」と、どこか身に覚えがある方でしたらストンと落ちるエピソードばかりなのですから。

~     ~     ~

それなら、どういう視点で観るのが作品理解を深めるヒントになるのかということです。

一つめは「オレは(もう記憶は定かじゃないけれど)くんちゃんのような悪童だった(かもしれない)。」と認めてしまうことです。
だって大人は分別を知るようになると、不都合な真実(自分 ≒ 悪童)にフタを被せる知恵を働かせるからです。下に妹・弟がいらっしゃれば尚更です。

でも本作の面白いところは、くんちゃんが4才、未来ちゃんが0才という設定です。

そもそも4才の自分のエピソードなんて、ほぼほぼ忘れちゃっているでしょう。パパもママも、仕事や赤ちゃんのことで精一杯。てんやわんやで光陰矢の如しなんです。
仮にあなたが悪童であったとしても、家族の立派な一員であることに変わりはありません。そんな時、せめて赤ちゃんに優しくするなら、それは平和をもたらす "勇者" です。

未来ちゃんは14年間を費やして兄を観察・分析し、ついに一つの決意を導き出しました。
愚痴をこぼすより自分から乗り込んでいこう!
私が未来から来たことは誰にも明かさずに、不都合のフタをこじあけて首ねっこを押さえよう!
これが未来ちゃんが導き出した、兄を勇者にする期間限定プラン(誰も覚えていない絶妙のタイミング)なんですね。

~     ~     ~

二つめは、3つのエピソード(ひいお爺ちゃん、お母さん、新幹線)は、実は、未来ちゃんが "仕込んだシナリオ" だと捉えてみることです。
だって彼女は優秀な "タイムトラベラー" なのです。過去や未来のエピソードをくんちゃんのリアルタイムに紐づけることなど "お茶の子さいさい" なのです。
つまり、未来ちゃんの脚本、演出、主演、そして "黒幕" というのが、本作に通底する世界観だと私は思っています。

たぶん未来ちゃんは、最初は自分の思春期を、もうちょっとマシにしたくて練りあげたアイディアだったんだろうと思います。
だけれど、思いもかけず、犬やお母さんやご先祖様が、くんちゃんをどんどん巻き込んでくれて、ファミリーの懐の深さや痛快さ、集団遊びの面白さを、ダイレクトに感じさせていくきっかけを作ってくれるんです。

くんちゃんはまだ4才になったばかりですから、頭でわかることではありません。でもくんちゃんの心と体に、どんどん化学変化が起きて、お母さんのハチャメチャな遊び心とか、ひいおじいちゃんのカッコよさだとかを土台に置きながら、目の前の新しい外界にチャレンジしていく負けん気や勇気(内面の強さ)を、気づかないうちに身につけていくのです。

~     ~     ~

それは未来ちゃんにとっては、はたして狙い通りだったのでしょうか。
いえいえ、それだけではやっぱり不十分なんです。
だって、未来ちゃんを兄の心の真ん中に置く "肝心かなめのプラン" が残っているからです。
というわけで、くんちゃんを、なんと18才のお兄ちゃんにバッティングさせ、"ある言葉" をかけさせるという大バクチを仕掛けるのです。
それはくんちゃんの内面世界に、大きな変化を引き起こすトリガーになるのです。

東京駅で迷子認定されたくんちゃん。自分の出自を証明するために、家族の名前を言わなくてはいけません。
「お父さん、なんだっけ??お母さん、知らない!!」。
くんちゃんが知っている名前は、妹の「ミライチャン」だけ。
くんちゃんが全身で否定していた妹が、実は自分を全肯定するためのキーマンになるという「初めての兄的パラドックス」に陥るのです。

くんちゃんの家族はずう~と3人がリアルです。(犬は別?)
ところが、いきなり4人になってしまうアップグレード。
何かにつけて、くんちゃんよりも妹の方が優先されるというアップデート。
家の中の呼び名は、外の世界ではまったく通じないというオフライン。
妹を受け入れることが、家に戻れる唯一の選択肢というシュールなミスマッチ。

彼は、いよいよ "兄として" 、ファイアーウォールに立ち向かう時を迎えるのですね。
ほんと、「オトコはつらいよ!」

~     ~     ~

兄ガチャなんて、そんな悠長なことは言ってられない!
だって、妹の沽券に関わるんだもの!!

もうちょっと遊び心があって・・・いくらかカッコよい男ぶりで・・・何かとわたしの気持ちを汲み取って・・・と、あれこれお兄ちゃんに願った妹。

そんなお兄ちゃん愛にあふれる?女の子が考えついたのは、ちょいと時間を行き来しては "兄を躾ける妹になる" という "イケてる作戦" 。

"ふたりのミライを夢想のなかに翔けまわった兄と妹の愛らしいお話" でした。

投稿 : 2024/08/17
閲覧 : 378
サンキュー:

15

takato さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

「時をかける少女」以前の細田さんはマジ凄かったんだってばよ…。

見てる最中、細田さん大丈夫?って本気で心配になってきた…。脚本は別の人に任せてくだされ。これ、面白いって思ってます?ってずっと心配になってました…。

投稿 : 2024/05/17
閲覧 : 498
サンキュー:

19

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

不愉快です。クズ夫婦にイライラします。ネグレクトは虐待です。

 マイナス100点。最悪の映画です。

 子育てに大事なのは願いではありません。子供は勝手に育ちます。親の願いで育つことはありません。親ができることは危機回避と背中を見せることだけです。親が子供に願いだすと、それが暗黙でも言葉や表情、行動に現れます。絶対にやってはいけません。元気で健康に育ちますようにですら、病気が見つかったら、障碍者になったら失敗になります。子供のすべてを受け入れなければいけません。
 それで子供が逃げ出したり歪んだりする小説やアニメなんて沢山見てきたでしょう。このアニメは何を考えているのでしょうか。

 子育てに大事なのはスキンシップです。クリエーターで子育てものを作るなら心理学くらい確認しろ、と言いたいです。4歳くらいの男児ならネグレクト(放置)も虐待です。ましてあそこまできつく当たるのって何なんでしょう。陰でいくら愛してるといっても、子供に伝わらなければ意味がありません。何よりスキンシップ、特に母親との肌のふれあいが無い子供は不安定になります。

 母としてなぜあそこまで子供に冷淡になれたのでしょう。嫉妬で新生児に電車を振り上げても自制できる子供が、あそこまで傷ついているのです。我が子を追い込んだ自分を省みることができない、ということは仕事のレベルも推して知るべしです。しかも外に飛び出した子を追いかけもしないで。

 平等に愛情を注ぐように気を付けていてもどうしても妹に手がかかってしまう、という感じが全くありません。完全邪魔者扱いです。何かに気がついたり心配するそぶりも見せません。1場面くらい反省らしきことを言っていますが事の重大さも認識していないし、真剣に悩んでいる風にも見えません。
 入れ替わりで産休に入る人がいたって、子供が大切ならそんなのは会社の責任で何とかすればいいし、在宅だってできるでしょう。自分が全部正解みたいなツラで仕切るな、と言いたいです。

 今の時代ですから、仕事に出るなとはいいません。いや、推奨すべきなのでしょう。が、仕事をやっている奴がそんなに偉いのか?夫の批判をしているけど、お互い様という考え方はできないのか?と思います。
 本当に子育てに優先することが、仕事にはあるんでしょうか。食わなければいけないのはわかりますが、折り合いがつけられないのでしょうか。
 
 夫は夫で、自転車で補助輪を外して頑張っている我が子を放っておいて、あれはないでしょう。母親もフォローもしないし。犬に対しても同じだったということは、そういう性格なのでしょう。生活を考えない使い辛い家を作ったり。

 これって、庭の木が見るに見かねて助けてくれたってことでしょう。父親らしさも母親らしさも皆無です。若夫婦の奮闘記にしても、レベルが低すぎます。そもそも若くなさそうだし。35歳、精神年齢10歳にしか見えません。設定は良く知りませんが。

 まったく感動も感情移入もできませんでした。というか不愉快でした。



22年8月 評価見直し中。極端な評価や感情的な部分を補正。初回見たときの印象と改めて旧作と比較したときの点数の補正など。

 冷静に考えるとあのバイクの爺さんだけはキャラが良かったのでキャラとストーリーにちょっとずつ点数入れます…が、やっぱり良い感情がもてない映画なことに変わりありません。

 なぜかと言えば、夫婦が変わらないで、子供が木の力を借りて自分自身の旅で救済を得たからです。夫婦側でも旅があり何かを悟って間違いに気が付くならいいんですけど。

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 810
サンキュー:

7

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

樫の木の記憶

細田守監督作品。

甘えん坊の4歳児くんちゃんに妹が出来る。
両親は赤ん坊に付きっきりで育児に追われ、
くんちゃんは家庭に居場所が見つからない。
疎外感を感じた彼は小さな樫が茂る庭へ飛び出す。
{netabare}そこには不思議な世界が待ち受けていた。
くんちゃんの心の冒険が始まる。{/netabare}

家族の絆を描くどこか啓蒙的な作品です。
ここにも戸惑ったレビューが数多くあります。
たしかに娯楽としては、弱いと思います。

家族とはそもそも偶然性で出来ている。
子供は親を選べないと言うが親も子供を選べない。
{netabare}ここで重要なことは、
偶然とも呼んでいい些細なことの重なり、
その繋ぎ合いが家系図を作るということだ。{/netabare}
家族とは、偶然性が生んだ共同体である。

もしもあの時、懸命に走らなければ。
もしもあの時、懸命に働かなければ。

歴史は選択した小さな出来事の集合である。
家庭を持つ方はきっと感じるものが、
あるのではないでしょうか、そう思います。

投稿 : 2022/03/19
閲覧 : 812
サンキュー:

50

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

タイトルなし

ミライちゃん、すきくないの!!

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 198
サンキュー:

0

チィ千 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイムトラベルアドベンチャー

良い点
・おおかみの時よりも家族の生い立ちが分かりやすく描かれており、家族愛が伝わる物語。
・箱庭で展開してく世界観に引き寄せられ、クラシックといい感じにマッチ。
・登場人物たちがとってもユニーク。
悪い点
・主人公のくんちゃんが四歳児であるため、嫉妬やわがままで駄々をこねるシーンが全編通して展開していくのでちょっとキツイ。
・タイムリープ要素や未来人要素はあるにはあるが、イマイチ説明不足。つまりメンヘラチックなストーリー展開で、妄想なのか夢の世界での話なのか今一つ理解できない。
まとめ
・大人が見たらくんちゃんにイライラするし子供が見ても終盤の駅の話やじいじのシーンでトラウマを植え付けられるし、どの世代をターゲットに作ったのか非常に難しい作品です。確かにこれは賛否両論なのも頷けますね。
まあ自転車の回や家の構造とか光っていたところもあるので一回見てもいいと思います。

投稿 : 2021/08/31
閲覧 : 185
サンキュー:

2

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

自治会イベントで隣組の会話に付き合わされてるみたいだった

予告からも、そんなに好きな話じゃないだろうなぁとは思っていましたが、これだけ宣伝されていると、気になっちゃいます。そんな訳で観てきました。
因みに私、評判の良くないタイトルに触れるのも結構好きです。
怖いものみたさ、なのでしょう。

さて、未来のミライの感想ですが、
消してつまらない訳では無いと思います。
子どもの成長は凄い。お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもみんな凄い!そういうテーマがしっかり伝わってくる内容でしたし、技術的な事は少ししか分かりませんが、普段見ているアニメの何倍も映像的に良かったです。
町の俯瞰の絵が目茶苦茶細かくて大変だったろうなあとか、
走ったり、階段を下りたり、自転車に乗ったり、動きが多いのにとても綺麗だなあとか凄いというシーンがいっぱいあります。
物語も、隣の席からは時折笑いもあり、はまれば面白いのだと思いました。


気に入らなかったのは主にストーリーについてでした。
理由は大きく二つあります。

まず一つ目は説教くさいと感じたことがありました。

作中では何度か主人公のくんちゃんが不思議な世界に入り込んで様々な人と色んな経験をしますが、不思議な世界へ入るきっかけは、常にくんちゃんがわがままになって拗ねたときでした。
そこでの経験は様々ですが、飼い犬の愚痴を聞く、過去に飛んでお母さんの失敗を見てしまう、ブラックシンカリオン…ではなく、黒の新幹線で一人ぼっちの国へ連れていかれそうになる赤ん坊の未来ちゃんを守る等、子供の恐怖心を煽るようなもので、出来るようになるのは根本的な解決になっていなさそうで気分が悪いです。

また、不思議な世界でひいおじいちゃんと一緒に馬やバイクに乗った経験をした後、乗れなかった自転車に乗れるようになった事に関して、もう一度自転車にチャレンジしてみようという気持ちになったくんちゃんはとてもエライと思います。
疑問に思ったのはその後です。お父さんの「子供ってすごいね。突然ぽっと出来るようになるんだからさ」というセリフでした。
まるで子供が努力をしてないみたいな言い方じゃありませんか?また、子供の成長を手助けする大人のことを全く理解していないように感じました。
そのくせ、先人の努力は現実味を帯びて描いちゃうから、気持ち悪さ倍増です。

年上を敬いなさいと遠回しに言われている気がして、説教される為に映画を見に来たんだっけなと変な気分になりました。

二つ目は脈略のない擬人化と犬への擬態化、未来のミライちゃんの登場について、設定が生かし切れていなかったのではないか、と拍子抜けしてしまった事がありました。

擬人化・犬への擬態化を何故やったかなんて、勿論分かります。「おおかみこどもの雨と雪」のオマージュ・ファンサービスなんですよね?
分かるんですけど、不思議な世界の中だけでやっているならともかく、現実世界へ持ってきた事に対して、疑問が生まれました。
何故かというと、それで物語が発展する訳では無く、世界設定もふんわりしてしまったので、マイナスにしか作用されていないと感じたからです。
ファンサービスの他に何か理由があったのならば、教えてほしいです。
他に理由が無いのならば、安直すぎて物語のレベルが低いな。と思ってしまいます。

未来のミライちゃんですが、こちらも活躍の機会があまりなく、いなくても物語が成立したのでは?と思いました。
タイトルになるほどだから、一波乱、二波乱あるかと思ったのですが、くんちゃんのサポートがメインで、最後にくんちゃんが元の世界に戻れるように案内してくれたのが一番の見せ場…でも、不思議な世界は夢の世界だから、大したことないし、放っておけば解決しそうだけど…
世界観の設定が甘いので、未来のミライちゃんの凄みが伝わりづらいのが難点だなと思いました。


話は変わりますが、くんちゃんの家のデザインおしゃれでしたねえ…
調べたら、公式サイトにSUPPOSE DESIGN OFFICEの谷尻誠さん設計と書かれていたので、ちらっと公式サイトを覗いたら、1年くらい前から気になっていた変わった建物がそのオフィスでデザインされたことを知りました。1年越しの疑問がこの映画をきっかけに解決出来るとは思いませんでした。
階段の家って住むと大変そうですが、憧れます。本棚のある家や、中庭も良いですよねえ…
家の内装って写真だけでもわくわくしませんか。
参考にSUPPOSE DESIGN OFFICEのURLです。
http://www.suppose.jp/index.html

投稿 : 2021/08/27
閲覧 : 378
サンキュー:

21

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.8.8

2021.8.8

投稿 : 2021/08/08
閲覧 : 148
サンキュー:

0

ネタバレ

ソース さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:----

好きくないです。結局...何がしたかったの?

福山雅治さんの声や東京駅の描写は大変素晴らしかったです。逆に良いと感じたのはこれぐらいでしょうか?

イヤイヤ期を長々と見せられます。まぁ実際にあるものなのは承知ですが見てて不快感を感じてしまいました

肝心なストーリーですが、序盤はただのホームビデオ。見てて面白いとは言えないです。その後、せっかく過去や未来を行き来してるのに全く話が面白くならない。くんちゃんが色々な人達と触れ合って成長している様を描きたかったんか?あんまり伝わってこない。

「よく分からない」 これが最終的な感想です。

投稿 : 2021/06/21
閲覧 : 216
サンキュー:

5

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

前作よりは面白かった

細田守監督。

監督自身の子育て体験が元になっているとかなっていないとか。
共働き家庭の子育てのリアルさが描かれている気がする。

下の子供が生まれると上の子供がかまってもらえなくて嫉妬しちゃう兄弟?兄妹?姉弟?姉妹?葛藤はよくある話。

まあなんだかんだ優しい世界かなと。

バケモノの子よりは面白かったとは思う。


OP
ミライのテーマ
主題歌
うたのきしゃ
どちらも山下達郎。いやあ好きですねえ。


以下あらすじ。
誰もがみんな“くんちゃん”だった-小さな男の子の成長と、過去と未来をつなぐ家族の物語!とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃんに生まれたばかりの妹がやってきます。妹に両親の愛情を奪われ、寂しさいっぱいのくんちゃん。そんな時くんちゃんは家の庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、不思議な少女と出会います。彼女は未来からやってきた妹・ミライちゃんでした。ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。むかし王子だったと名乗る謎の男との出会い、幼い頃の母との不思議な体験、そして父の面影を宿す青年からの教え。そこで初めて知る様々な「家族の愛」の形。果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは?ミライちゃんがやってきた本当の理由とは--

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 198
サンキュー:

4

さとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 1.5 音楽 : 5.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

主題歌しか褒めるべき点がない

主題歌が気になったので視聴。

ストーリーは薄っぺらくて内容がない。
監督はショタとケモノが性癖なのかな?性癖を作品に出すのはいいけど演出が下手すぎて気持ち悪く感じた。

キャラ面でも主人公の口調と性格全てにおいてイライラし、感情移入できない。

声優は演技が下手な芸能人が多い。
特にくんちゃんは子役やプロの声優さんにやらせた方が今よりマシになっていた。

作画は良くも悪くも普通と言う感じ。

唯一の褒めるべき点は主題歌だけかな。
どこか懐かしさを感じられる良曲です。

総評ですが山下達郎の無駄使いです。
これなら主題歌のCDを買えば良かったかも〜。

投稿 : 2021/06/10
閲覧 : 169
サンキュー:

2

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

標準的なタイムトリップもの

出だしは家族ムービーみたいでしたが、ラスト近くでタイムトリップの場面があり、SFではあると思います。また近未来の東京駅の場面は、未来予知できる人が作ったのかという感じで迫力がありました。しかしSF的な仕掛けがある作品ではなくて、ごくふつうの時間旅行的な作品です。それでも、戦時中や戦後の場面には、思わずちょっとうるりとさせられました。ひいじいじの若い頃の姿が、本当にかっこいいんですね。あの時代にはありえないぐらい決まっている人物でした。

お話としては、くんちゃんという男の子の童話的な成長譚と言っていいと思います。少し裕福な家庭には見えましたが、航空写真の間取りの様子では、それほど大きな家に設定されていないようです。そのデザイン住宅の中庭に不思議な空間が出現して、くんちゃんのむずかりと同時に、いろいろな人物の過去や未来が見えるという趣向です。筒井康隆さんが書きそうな感じの話でしたね。電車の場面が数多く出て来て、主題歌も山下達郎さんでしたし、好きな人にはものすごくはまりそうな作品です。特に男性の方には郷愁があるんではないでしょうか。出てくる幼児や乳児の動作や姿態には、子育てした人でないとわからないようなリアル感がありました。よく子供を観察して、アニメートに起こしていると思います。ただ、こういった子育てに実感が湧かない若い人には、アピールは少し難しかったような気がしました。従って見る人を選ぶ作品だと思います。

蛇足ながら東京駅で紛失係のロボットに尋ねる場面では、昔に読んだ「鉄塔武蔵野線」という児童向け小説の中の場面を思い出しました。おそらく参考にされたのではないでしょうか。この本は「千と千尋の神隠し」のどれかのムック本に関連書籍として紹介されていた本で、千尋公開当時に読んだ覚えがあります。

投稿 : 2021/06/05
閲覧 : 198
サンキュー:

4

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

山下達郎合わんなぁ(笑)

細田作品だからハッピーエンドで終わるのは分かってたけど、途中主人公が妹を殴ろうとするときに実際に殴って両親から疎まれる存在になったり、本当に家出して不思議な世界で死んでいく陰鬱な雰囲気になったりすることを望んでる自分が嫌になる。


主題歌に山下達郎が起用されてるけど、「ミスマッチすぎて逆に良い」パターンを狙ったのかって言いたいぐらい合ってない、もう少し大人向けのラブロマンスとかの方が合ったんじゃない?

投稿 : 2020/11/17
閲覧 : 152
サンキュー:

1

ヴァッハ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 1.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

何も言うまい

何も……何も言うまい

投稿 : 2020/10/15
閲覧 : 222
サンキュー:

1

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

なんにでも最初はあるさ

なんとも不思議で独特な世界観の作品であると思いました。
主人公のくんちゃんに妹・未来ができ、両親からの愛情を奪われる形になってしまった、そんな状況でストーリーが進んでいきます。
くんちゃんの嫉妬心は理解できますし、子育ての大変さが良く分かる描写なども随所に散りばめられていて、なかなか考えさせられるものがありました。

未来からやってきた少し大人びた妹・未来との邂逅が大きなターニングポイントとなってストーリーが進行していきます。
くんちゃんと未来の会話シーンがテンポが良くて好印象でした。
くんちゃんが現実と別の不思議な世界を行き来し、過去の両親や身近な人々の生活や思いに触れることで少しづつ自分と周囲の状況を見つめ直し、成長していく過程の心情描写が上手く描かれていて良かったと思います。
未来から来た妹・未来の出番をもう少し増やして欲しいとは思いましたが、各キャラクター個別の存在感を高めるような構成となっていて、その点も好感が持てました。
各キャラクターの演技も良く、作画もリアリティーがあって細部まで作り込まれていて世界観に深みを持たせていたと思いました。
ストーリー展開も明快で解りやすかったですし、先が気になる構成も一貫しており、好感が持てました。

不満点は、主人公・くんちゃんの4歳という幼さからくる態度や甘えの描写がやや多いと感じた点です。
すぐに癇癪を起して周囲の人や物に当たり散らしたり、泣き喚く姿は観ていてあまりいいものではありませんでした。
ストーリーに一貫性があり、考えさせられる描写も多く、手堅く纏まった作品であると思いましたが、前述した不満点をマイナス要因として、物語評価はこの点数をつけさせていただきました。

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 282
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2

ネタバレ

redtask さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトル詐欺、PV詐欺にも近いレベル。映画なのに途中で眠くなる話

物語
ある家庭の子供「くんちゃん」の物語

感想
辛辣ですが、この作品はタイトル詐欺、PV詐欺に近いレベルの作品。
この作品はあたかも壮大なストーリーが始まるかのように見えるPV作り、ポスター作りをしていました。
個人的には、時をかける少女、サマーウォーズなど面白かったので、(他の作品はノーコメント)当時映画館で見たのですが。

酷い!!

の一言に尽きます。
ただのアットホーム不思議ビデオをただひたすら見せられるといった内容で、その内容もこのカットいる?みたいな物が随所に出てきます。
スタートのお雛さま片付けイベントの長回しとかから既にス-パー疲れます。
くんちゃんのだだこねイベントもやばいし、もう本当に途中からつまらなさすぎて眠りそうでした。(ガチで)
おじいちゃんの記憶だけはおじいちゃん格好いいなーと思ってみました。
見るべきところはそこぐらいですかね
全然話が面白くならないので、やばかったです。

ただ、これは、結婚していてくんちゃんと同じくらいの子供がいればもしかしたら共感してみれるのかもしれません。
結論 独り身が見る作品ではありませんでした。という点です。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 257
サンキュー:

2

ホロムギ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

メッセージ性を込めようとした。みたいな・・・

えーっと…なんだこれ?

テーマが重要なのかな?
「成長」?
子供の視点、親の視点、祖父母の視点。それぞれその立場になって初めてわかる不安と楽しさ。

んーーー見たまんま書いてみましたが二行で終わった。

物語は何もなく始まって、何もなく終わった。
何も読み取れず、何の面白さも感じなかった。終始きょとんとしていて、気付いたら終わってた。

なんだろこれ…眠たくなったり飽きたりするわけじゃないんだけど、何も感じない?
主役の子供が何を感じて成長したのかもよくわからんかった。

なんだろ…サイレントアニメを見た感じ?
見終わって特に満たされることもなく、残るものもなく、暇つぶしになったかなという。
サイレントアニメでも雰囲気の良いものは心に残るんだけどね。

別に混乱してるわけでも興奮してるわけでもない。ただ、感想は「なんだこれ…?」しか出てこない。
面白くないって吐き捨てるようなものじゃないんだけど…ほんとなんだこれ。


えっと、、、、雛人形のくだりは微笑ましかった。あと、上白石萌歌と星野源は割と声優上手かった!!

投稿 : 2020/05/05
閲覧 : 223
サンキュー:

10

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

痒いアニメ。

【概要】

アニメーション制作:スタジオ地図
2018年7月20日に公開された劇場版作品。
監督は、細田守。

【あらすじ】

くんちゃんは甘えん坊な4歳の男の子。
出産を終えて退院したお母さんが、赤ちゃんを抱いて家に帰ってきた。

妹の未来(みらい)ちゃんは0歳児なので、
壊れ物を扱うように凄く大切に大切にしないといけない。

お母さんもお父さんも、赤ちゃんである妹にかかっりきりで、
寂しさとイライラで妹にイタズラをしてしまって、
お母さんに鬼のように怒られてしまう。

こんなふうに、くんちゃんは問題行動を度々起こすのであるが、
そのたびに、飼い犬のゆっこが擬人化してくんちゃんに話しかけてくる、
未来から中学生に成長したミライちゃんがやってくて文句を言ってくるなど、
数々の不思議なことが起きて、ひとつひとつの事件が、
くんちゃんの幼い心に何かを残していくのだった。

【感想】

アニメに登場する子供は見た目が非常に可愛らしく、
思わず抱っこしてお小遣いをあげたくなるような性格が良い子が多いですよね。
ワガママを言っても反抗的な態度をとっても、
拗ねてる顔すら可愛いらしく、ワガママさでもニヤニヤ出来る。

でも、二次元の子供は大人によって理想化され、
萌えによってコーティングされたデザイナーチャイルド。
自分もそれで楽しんでいることもありますが。

リアルの幼児って大人に接するのと同じ反応を期待できないですし、
親の言うことをあまり聞いてない。それが成長段階ということですけどね。
好奇心の赴くままにあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
叩かれて叱かれて泣きぐずっても、言われたことをすぐに忘れる。

一通り説明されたあとで『わかった?』言われても、
なんで自分が酷い目に遭わされているのだろう?と泣き腫らした目で沈黙を続けて、
『返事をしなさい!』『ハイ!は?』と怒られる。
親も叱り終わったら抱っこしてあやしたりするものですけどね。

やたら臭うし鼻をかませないといけなかったり、
そんな子育てストレス要素を持ち込んだのがこのアニメ。

細田守監督は自分の子育て実体験を参照に、
子供の可愛い部分も嫌な部分も隠すこと無く等身大目線で表現したかったみたいですね。

そして子育てあるある話を、ファンタジーで味付けした微笑ましいアニメとして、
親子で楽しんでほしいと思って作った夏休み映画。

ふしぎ展開の積み重ねのオムニバス形式の構成となっているのですが、
エピソードごとにちょっと成長したように見せかけて、
次のエピソードでは毎度毎度癇癪を起こす、くんちゃん。

それを見て楽しめるかは、ちょっと疑問なのですけどね。
もしイラッとすることがあれば、現実でムカつくのと同様に、
登場人物の気持ちがよく表現されている証明でもありますが。

他人事として見れば、ファミレスで大声で泣きわめいて、
周りの客の食事の迷惑になる子供のような煩わしさではあるし、

子育て経験があるものから見れば、なんで他所様のピリピリした家庭内喧嘩を、
何度も見せられなければいけないの?となりがち。

それを笑って見るためには、くんちゃんの数々の小さな狼藉を我が子のことのように、
『子供だからしょうがない!』と寛容の精神で見守るのが重要なのですが、

くんちゃんの声が全く可愛くないがために、私はくんちゃんが“好きくない!”という問題が。

もともと10歳までの子役からオーディションで選ぶつもりだったのが、
妹の中学生ミライ役でオーディションを受けに来た当時高校生だった女優の上白石萌歌を、
細田監督が、犬の鳴き声演技が気に入ったとの理由で主人公の4歳児役に採用。

“下手”“子供の声に聞こえない”と評されている、くんちゃん役のお芝居ですが、
演出として演技として故意にイラッとする声質をやらせたのかな?

そうでなければ、細田守監督の感性がひとより変わってるような?
着目点がひとと違う点が演出家としてのセンスに繋がっているのかもしれませんが。

『ばらかもん』での小学一年生・琴石なるが、放映時には9歳の子役だった原涼子のお芝居で、
とても魅力的だったのと比べて声で不評な当作品をみると、
アニメって理屈だけであーだこーだ言うのだけじゃなくて、
感覚で気に入る気に入らないって本当にあるのだなと思ったり。

くんちゃんだけでなく、両親も両親で子育てに振り回されながらガミガミガミガミ言い争ってる。
そんな不完全で欠点だらけで未熟な一家(細田監督一家がモデルっぽい)だけど、
小さな日常を積み重ねながら少しずつ未来へと進んで元気でやっています!
みたいな自己弁護っぽさを視聴者である他の家庭にも共感してほしいのかな?というアニメでしたね。

個人的には、あまり称賛できる作品ではないのですが、カッコイイ曾祖父さん関連のエピソード。
あとは、高校生になったくんちゃんがマトモに育ってたのだけが良かったかな?

何が表現したかったの?というと監督の自己満足的な要素が強めであったり、
幼児としては不自然な言葉遣いがあったりと、シナリオ面で不足がありながらも、
前作『バケモノの子』より見せたいものがまとまってはいますので、
それなりには見やすく楽しめる作品でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2020/04/17
閲覧 : 342
サンキュー:

37

RUSHIKA꙳★* さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

細田守監督の映画だからって全てが面白い訳では無い【酷評注意】

細田守が監督を務めてるから見に行ったら
意味不明だった。。
終始よくわかんなかった。。
クライマックスってどこ?と思ってしまった。。
2時間も無駄な時間だった…

投稿 : 2020/03/28
閲覧 : 208
サンキュー:

3

コンソメポテト さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 1.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

子供の目を通して世界を描けていないのが・・・

なんでしょうね~
本作は4歳の男の子が主人公なのですが 
4歳という年齢にしては理解力もあり言葉使いもしっかりしてるし
タイムリープ?先の落ち着きっぷりが異常過ぎる
かなり難しい言葉で説教されてるし説明されて4歳の子供に判るのかよって位に・・・
4歳の子供が言葉として「感情」とか「悲しいの?」とかいう言葉を使うのかな
変な所でしっかりし過ぎているのがなんかキモチ悪いです。
あれが言葉使いをきちんと教育されてる描写なり有れば判るのだけど・・・
タイムリープ先の出会いで子供らしく言葉使いが影響されている描写は良かったです。

意外とここが一番問題あるんじゃないかと思うのは
彼等が住むあの「渡辺篤史の建もの探訪」で紹介しそうなあの家ね
ああいう家って子供が思春期になった時どうするんだろ?って思ってしまうんだよね 父親が建築士って設定だからああいう家なんだろうけどね

思春期に成長した主人公がちょっとグレ気味なのもなんか判る、そういうのを判って描いてるのなら成功ですね
ああいう家って観てる側との背景の接点をなくしてしまうですよね
あれが普通の賃貸のマンションとか戸建ての家だったら
観てる側も接点ができてかなり見え方も違うと思うんだよね 

そもそも一体これは誰に向けての作品なのかさっぱり判らない
子供が観ても面白いとは思えないし 大人が観ても違和感を感じるんじゃないかと・・・この作品観て自分にもこんな子供の頃があったな~とかならないでしょ?
一番駄目なのは4歳の子供の目を通して世界を見せてないんだよね
もっと子供視点での描写があった方がよかったんじゃないかな 

声優は本当の子役タレントにでもさせた方がよかったのでは?
タレント起用が話題作りにしかなってないです。

全部が中途半端で細田監督のネームバリューを使ってもこれは誤魔化せないんじゃって感じましたね 正直にお勧めしないです。

投稿 : 2020/02/21
閲覧 : 232
サンキュー:

3

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょっと消化不良でした

海外ではそれなりの評価があるようですが。

妹が生まれた,くんちゃんの横の家族関係は
赤ちゃんと4歳児の両方を世話を
すると赤ちゃんに比重が移り

父母は赤ちゃんの世話を中心に
しなくてはいけないあわただしさです。

くんちゃんが嫉妬するのは当然です。

祖父母の応援より母恋しの心情はよくわかります。

これは,かつての細田監督の家の事情が
モデルになっているようですが,
横のつながりをもっと大切にしていれば
くんちゃんの家出もなかったでしょうし

時間移動の旅へいざなうこともなかったでしょうに。

ただ,反抗期の子どもの心性は分かるように思います。
反抗期,わがままな時期に見えますが
そのわがままこそが,人の生きる源になっているからです。

やがて成長するにつれてわがままを
抑えられるようになります。
いわばそれが未熟ですが「お兄ちゃん」
としての成長物語なのです。

縦の時間軸での冒険物語は,ファンタジー
としてみれば,見れないこともないですね。

曽祖父の登場。この物語で過去から未来へ
家族や命がつながっていることを
見事に表現できています。

未来の?空想世界の東京駅は不気味な感じが
しました。
このあたりの描写は
アニメ特有のご都合主義でしょうか。
同時空間に2人の人間が存在するあたりや
駅や列車の雰囲気と人とのやり取りです。

結局異世界へ行ってしまいそうになるのを
助けたのは成長した,くんちゃん自身と「未来ちゃん」

今はこういう家族がいいという「サザエさん」
的要素は,崩壊していますが

縦と横の人と時間のつながりがあって,自分が生きている
という実感は感じることができました。

自分が成長し続けて,今ここにいることに感謝。

投稿 : 2019/10/22
閲覧 : 232
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

望まざる衝撃と望むべき家族愛

細田守さんの人気作『時をかける少女』に次ぐタイムリープもの。
でも内容はかなり違います。公開当時はそれなりに話題になった
作品。ところが、いざ観ようと思った頃には、何やら怪しい雰囲
気に。という事で、期待よりも怖いもの見たさでの視聴でした。


衝撃―――――――――――――――――――――――――――

それにしても凄い!くんちゃんの怪獣ぶり。突然現れた妹に頼る
母親を奪われたと思うのは至って普通の感情。それは分かる。そ
れに子供の我儘なんて大体こんなもの。それも分かる。だからと
言って何度もこれを見るのは正直キツかった。台詞も微妙ですし。

とは言え、基本的に家庭内の描写なのでその点は救いです。もし
公衆の面前で大暴れしてたら、逃げ出していたかも知れませんが。

我儘の他に真っ先に感じたのは、やはりこの子の声。我儘と併せ
て酷評の対象になっている部分です。それにしても、ここまでの
違和感はあまり記憶に無いし、まるで苦行の様でした、ホント。

所謂お家の事情ってことなんでしょうけど、本人の才能以前の問
題と言うか、何と言うか。確かに適役では無い気は正直しますが、
上白石さん本人が悪いというよりはキャスティングの問題だと思
います、これは。彼女の懸命な演技が返って痛々しく感じました。


視聴を終えて―――――――――――――――――――――――

肝心のストーリーは結構しっかりしているし、伝えたいものは比
較的分かり易い部類だと思います。物語の基本は子供の成長と家
族の成長。親が知らない子供の成長の瞬間とその不思議さを、過
去や未来の家族の繋がりによって映し出すファンタジー作品です。

くんちゃん、ずっと独り占めして来たお母さんを奪った未来ちゃ
んが憎くて仕方ない。それで色々と未来ちゃんに悪戯をしようと
する訳です。すると十数年後の未来ちゃんが突如現れては躾をす
る。そうやって思いやりの大事さや家族の繋がりを教えていく。

そのやり取りを面白おかしく、そして非常に綺麗な景色と独特の
アングルで幻想的に表現しています。終盤登場する未来の東京駅
はすごく近未来的で見応えがありました。

それと幼少のお母さんの実家にあった水槽。一見何気ない小さな
水槽ですが、知る人ぞ知るADAの創設者で写真家でもあった天
野尚氏の水景作品。こんな拘りもちょっと嬉しかったりもします。

それにしても、よちよち歩きの未来ちゃんが可愛らしい。それと
曽祖父。この物語で一番魅力的に映った人物。何よりも福山雅治
さんのとても自然な演技に感心しました。流石の才色兼備です。


他に気になる点――――――――――――――――――――――

彼の声以外で気になった点が一つ。前半犬のゆっこが説明してい
た「同じ空間で同時に二人は存在しない」タイムリープの鉄則。

くんちゃんが未来の自分と駅で口論してたけど、それ大丈夫?

仮想の中の仮想空間だから良しとする?ご都合も一歩間違えれば
整合性の崩壊を招く気がしますが、どうなんでしょうか。(笑)

ファンタジーなんだから、あまり細かいことは気にせず楽しんだ
方が良いのかも知れませんね。何せ国内外で多くのノミネートや
幾つかの賞も取っている訳ですし、観る人によってはとても感じ
るものがある作品なのでしょう。

時代と共に多様性を見せる家族の理想。互いの価値観を認め合い、
常に帰るべき居心地の良い場所を探り続ける。そんな日々繰り返
される破壊と修正の中で、絶対に失ってはいけないもの。それは
家族への愛と優しさなのだと思います。

投稿 : 2019/09/26
閲覧 : 224
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

タイトルなし

不思議な世界観の作品でした。絵は綺麗ですが演出がどこか不気味で怖かったです。一回観れば充分かなと思いました。

投稿 : 2019/09/04
閲覧 : 237

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

声優がまるでダメ!

久々の2度目DVD鑑賞。

改めて… どうしてこうなった!?
折角、脚本は面白いのに…
主人公、くんちゃんの声が全てをぶち壊している。 最強の破壊力である。
これが大人の事情なのか…
もし、細田監督の理想がここなら、私は2度と彼のアニメは観ません。

投稿 : 2019/08/22
閲覧 : 238

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

嫌いじゃない

なんか評判良くないですが僕は楽しめました。

くんちゃんの声も次第に慣れてきたし。

細田作品では時をかける少女の次に好きかも。

投稿 : 2019/07/17
閲覧 : 268
サンキュー:

8

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

映画館で観なくて良かった。

平成最後の夏に上映された本作。
映画館で観ようかとも考えたのですが、
評判が芳しくないので、ペンギンハイウェイを観ました。
今回、地上波で放送されたので観ることに。
結果、当時の選択は正解だったなと。

作品が訴えたいことは理解できるし、
子連れでの観賞ならアリかも知れませんが、
主役キャラ、キャスティング、展開、どれもが自分にとっては違和感だらけ。
お金を出してこれを見せられていたらガッカリしていたことでしょう。

あ、映像だけは見応えのあるシーンもあったかも。。

投稿 : 2019/07/16
閲覧 : 266
サンキュー:

15

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「未来のミライ」は微妙なネーミング、私の中では「我儘家族物語」

視聴中、ずーっと違和感だらけ。
声優さんの演技ってどうにかならないものか。
細田守監督作品だから最初は我慢していたけど、次から次へと・・・
常時、私の頭の中は「ぼーぼーぼー」
アニメ視聴どころの騒ぎじゃありません。
その上、くんちゃんの我儘が鬱陶しい。
もう本当に嫌になります。

クレームはこのくらいにして、ここからがレビューです。

主人公は4歳の男の子くんちゃん。
生まれたての妹ミライを連れて両親が我が家に帰るところから始まります。

両親の愛情がミライに移って駄々をこねるくんちゃん。
{netabare}そんな彼を見兼ねた樫の木により、中庭から不思議な世界へ。
人化したペットのユッコや未来のミライとのドタバタ。
過去へタイムスリップし、母やひい爺さんと出会ったり。
上へ下への大騒ぎがちょっと楽しい。

クライマックスは、遥か未来?へのタイムスリップ。
乗った電車が、ハイテクノロジーの東京駅へ。
そして地下駅から奈落の底へ。
だけど、そこに未来のミライが現れて・・・{/netabare}

主題は家族の愛情でしょう。
互いにぶつかり合う家族描写は何処にでもある風景。
そんな中でも愛情を持つことで、子供はすくすくと成長するんでしょう。

大胆なカメラワークと美しい立体映像、それに豊かな表情。
スーッと物語世界に引き込む演出はさすがです。
なんとか賞を受賞したのもうなづけます。

投稿 : 2019/07/13
閲覧 : 235
サンキュー:

21

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

細田監督の作りたかった作品

去年この作品を初めて観た時ある種の衝撃を受けたのを覚えています。過去4作品でとても美しいストーリーを描いてくれた細田監督。その細田監督がこのようなストーリーを描くのかと思ったからです。

過去4作品では構成に無駄がなく、きれいに伏線を回収し、非常にまとまりの良い終わり方で締める。それが今までの監督でした。
しかし、この作品では見せる側に対するいわばを配慮みたいなものは影をひそめ、何か好きなものをとにかく詰め込んだような、みせる作品と言うよりは作りたい作品を作ったというような印象を受けたのです。


一体、作風をがらりと変えてまで細田監督が描きたかったものとは何なのか?昨日金曜ロードショーにて再び見直し思うのは、「勝手に成長する自分の子供」それがきっと細田監督が描きたかったものなのではということです。

子供は親の知らないところで勝手に成長する。一緒に遊んであげなくても、話を聞いてやれなくても、見守ってあげられなくても、愛してあげてさえいれば子供はひとりでに成長する。
知らないところで電車の名前を覚え、知らないところで片付けの仕方を覚え、知らないところで自転車の乗り方のコツを覚え、そして知らないところで人の愛し方を覚える。
この不思議な子供の神秘を映像にしたかったのではと今ではそう思います。

この作品を絶賛する人は僕の周りではあまりいません。僕自身もこの作品は特別好きと言うものでも正直ありません。ネットでは駄作だって評価もある。
ただ、この作品には駄作と単に片付けるにはもったいない魅力が隠れているのではないでしょうか?
(なんかすげぇ偉そうにすみません)

投稿 : 2019/07/13
閲覧 : 194
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

これが米アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネート作???

色々な大人の事情が有るにせよタレント使うにしても、
上手い人使おうよ…

結局、日本のダメ家族の日常ってことでいいのかな???

主人公…わがままプーかまってちゃん
父…育児を手伝わない
母…ヒステリック

背景は好きな感じだったけど、それ以外は…

投稿 : 2019/07/13
閲覧 : 243
サンキュー:

4

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未来のミライのストーリー・あらすじ

とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃん(4歳)に生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹、ミライちゃんでした。このちょっと変わったきょうだいが織りなす物語。それは、誰も観たことのない、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした―(アニメ映画『未来のミライ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2018年7月20日
制作会社
スタジオ地図
公式サイト
mirai-no-mirai.jp/
主題歌
≪OP≫山下達郎

声優・キャラクター

上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司、福山雅治

スタッフ

原作:細田守、監督:細田守、脚本:細田守

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