Mi-24 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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ゴールデンカムイの感想・評価はどうでしたか?
Mi-24 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
イムラ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
<2024/5/21 追記>
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(4.5→4.3 100点満点換算で83点)
いろんな要素が詰まってて濃ゆい!!
<2018/7/1追記>
最終回まで観ました。
感想はタイトルの通り。
エゲツなさと緊張感と笑いと蘊蓄、そして飯テロ。
これらが調和してるという稀な作品だと思います、
原作は更に良いようなので原作読んでみようかな。
ラス前の11話、良かったですね。
笑えた。
横隔膜にビリビリきました。
それまでのタイトルが短くシリアスにまとまってたのに
「殺人ホテルだよ全員集合!!」ってなんなん 笑
{netabare} いろいろとドリフでした。「白石!うしろ!うしろー!」とかタライとか最後ホテルが崩れるとことか。
コント仕立てでしたね。
あと「ち○ぽ先生」
子供にこんなん言わすなっ!笑笑{/netabare}
物語とキャラは天下一品!
二期が待ち遠しいです。。
<2018/5/19初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3です。
原作未読。
でも噂は轟いてましたので。
以下、6話まで視聴した感想です。
この作品、見る前は絵柄から勝手にキングダム的なあれを想像してましたがちょっと違いますね。
二千年以上前の軍記物と明治時代の話では自然とリアリティとか変わってきますが、それを差し引いても生々しい。
キングダムも大好きですが、全く違う魅力があります。
そしてちょっと独特のクセがあるというか、そう。
目の付け所が変わってる。
いろいろあるのですが例えば世界観。
明治時代、日露戦争後の日本を取り扱うのも結構珍しい気がしますが、さらに北海道、そしてアイヌ。
アイヌの風俗調べるのは結構大変だったんじゃないかな。
作中ムックリが出てきて「それでも町は廻ってる」を思い出し和みました。
※余談ですが今北海道ではアイヌ民族博物館を大掛かりにリニューアルしようとしてるらしいです。
お話は「不死身の杉元くん」と「おてんばなアシㇼパさん」の心温まる金塊探しの旅(で合ってるのか?)
杉本くんは日露戦争の元陸軍兵。
強いです。
杉元くんは1話目で{netabare} ヒグマに右ストレート{/netabare} 喰らわしてます。
・・・デシャヴ
あ!鷹村先輩だ 笑
{netabare} と言っても鷹村先輩ほど強くはなかったようで(つか相手「ヒグマ」)それで倒せたわけではないですが。{/netabare}
軍人としてはバケモノ級に強い。
戦争の時、相手兵から見たらバケモノにしか見えなかったでしょうね。
{netabare} まさに鬼神。
何話だったかな。
頬っぺたに団子の串2本刺し貫かれてそれでも平然としてる。
そのメンタルがヤバい。{/netabare}
でもいい人です 笑。
ここまでの説明でいい人要素ゼロですがでもいい人ですよ。
ホントに。
アシㇼパさんは活発(の範疇超えてるかな?)で好奇心旺盛なアイヌの女の子。
{netabare} そのアイヌならではの自然や生きものに対する豊富な知識と経験で杉元くんを助けます。
弓矢の腕前も相当で物理的にも杉本くんを助けます。{/netabare}
そして(北海道の雪山での)生活力がハンパない!
この子が一人いれば雪山でも安心。
{netabare} アシㇼパと出会えてなかったら「不死身の杉元」は何回死んでるんだろう?{/netabare}
顔芸のバリエーションが豊富なのも売りです。
たまにムツゴロウさんが乗りうつります。
でも愛らしいところも。
{netabare} 食べたことのない味噌をウ○コだと思い込み食べようとしない{/netabare} ところとか。
そしてこの作品。
意外と食テロなんですよ。
{netabare} 基本雪深い野山で狩ったヒグマやウサギ、リスや鹿をアシㇼパさんが調理。
ジビエ料理です。
アイヌは肉を生で食う習慣もあるようです。
ビタミン摂るには生肉の方が良いと「もやしもん」で教わりましたが寄生虫や細菌とか大丈夫なんだろうか?
そっか。
作中「チタタプ」という生肉を包丁で延々叩き続けるという調理法が出てきますが寄生虫予防の効果もあるのかもしれませんね。
で、鍋料理もあります。
雪山の中、即席の小屋でビバークしながらの鍋。
体があったまりそう。
そして杉本くんとアシㇼパさん(たまに+1名)は{/netabare} それらを素晴らしく美味しそうに食べるのです。
見てると無性に肉を貪り食いたくなります。
料理漫画か?
ネットで調べたらゴールデンカムイのジビエ料理専門店もあるそうで。
もちろん他にもこの作品の魅力は多々あります。
濃いキャラ多いし。
興奮すると{netabare} 脳から髄液{/netabare} 漏れだして垂れてくる人とか。
そしてここからが本題なのですが、
ストーリーも謎に満ちていて追われるようなスリルもあり、軽やかな笑いもあれば、心温まるお話もあります。
もちろん、緊張感のあるアクションやバトルシーンも。
ちょっとエグい表現もありますが気持ち悪くなるような描かれ方ではありませんでした。
今期期待の一作。
今のところ順調にはまってます。
hikura さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
金賢守(キムヒョンス さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作、アニメも4期まで制覇しています。
実写映画に感動し、見比べも兼ねて再度視聴しています。
アニメはアニメの、実写は実写とそれぞれの良さを生かし、原作の魅力を最大引き出している一大コンテンツだと思います!
アニメは金を追うごとに、作画も楽曲もクオリティが上がっていく一方なので、最終章が本当に楽しみです!!
きゅん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
苦手なタイプの漫画(作画)で避けてたけど
アニメだとまだ見やすかった!
内容は面白いし、どのキャラもおもしろい
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
そうま先生 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
1話・埋蔵金の話、杉本がキャラとして即、人を殺す(ネタバレになるので内容は伏せる)くらい怖い人。
ヒロイン・アシリパ「ただし顔芸」w
ラッコ鍋?
大手な声優さんになにやらせてんだwww
杉本 かわいい
白石(古株声優さん)色っぽぉい・・・
タニガキニシパ・・・このマタギスケベすぎる・・・
おがた?津田健に何言わせてるんだwあと裸にして掘るなwww
も、もうがまんできねぇ!!
相撲するか!(アーッ♂)
温度差で風邪ひくレベルの真面目ーギャグー真面目ーギャグですw
イケボ好きは(ホモォ・・・も)観ると耳が幸せ
時々BLアニメ
精子探偵・・・とは?(いや、あのオファーなのか自分からか、しらないけど)温泉で金玉がぁぁぁあああwwwとか、松岡さん・・・www
ポリゴン@Radio さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
徳寿丸 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作未読。
ヤン○ャン連載中の作品。絵で読むのやめてます(無論立ち読みなのだが・・・買え!)。面白いんじゃないかなぁ、アニメ観る限り中々シリアスだったりギャグぽい場面がうまく混在してると思います。やはり特徴はアイヌの文化や言語を漫画を通じて世に広める効果があることかな。あまりアイヌと本土との関係をとやかく言っても仕方ないので物語の展開を楽しむ事としましょう。2期も決定してます。原作を読むかといえば読みませんけどね。とにかくサブキャラでも声優さんが存在感強すぎて読むだけでは物足りない気がします。
私のツボ:変顔
2期視聴済。2019.4
1期に引き続きいいクオリティだと思います。能登さんがいい味だしてます。
OVA・3期視聴済(2021.3)
相変わらずシリアスとコメディのリズムやテンポがいい感じですね。
また、立木さんのナレーションが色々醸し出すんですよね。
4期視聴済(2023.7)
今回は割と鶴見中尉側の面々のやりとりが多かったかな。
台詞と演出と声がいつもながらイケメンぶりとコメディアンぶりを遺憾なく発揮し惚れ惚れさせてくれる。
この作品は2大脇役グループが物語を引っ掻き回す事で主人公達の存在が活きるようになっている。だから主人公達以上に脇役が魅力的である事が作品の魅力に繋がる。
主人公大好きロボにどんな声優さんを当てても人間にはならないというのは主人公がいれば他はいらない俺TUEEE系が顕著だ。せっかくアニメにするなら脇役ですら魅力的な作品と出会いたいものですね。
私のツボ:鶴見中尉がイケメンすぎる
shino さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ジェノスタジオ制作。
明治後期、鬼神のような戦いぶりで、
不死身の杉元と謳われた元陸軍兵士が、
無き友との約束を誓い小樽に足を踏み入れる。
かつてゴールドラッシュに沸いた北海道を舞台に、
アイヌが埋めた膨大な埋蔵金を探がして。
アイヌの文化と自然の摂理を丁寧に描き、
「山の掟」「弱いやつは喰われる」、
その凄惨な描写も人気の1つでしょうか。
アイヌの教えでは、火や水や大地、生き物や樹木、
全てに神(カムイ)が宿る自然崇拝に近いのですが、
その愛ある眼差しは娯楽性も高く素晴らしいです。
絵柄だけで苦手意識がありましたが、
アニメ化を機に原作を読むと面白いです。
黄金の行方は誰の手に渡るのか!?
そもそも黄金は存在するのでしょうか!?
思惑が交差する生存競争の幕開けである。
最終話視聴追記。
{netabare}シリアスと笑いの配分が絶妙で楽しい。
しかし「狩猟グルメ」が最高ですね。
杉元がアシリパをさん付けで呼ぶのが好きです。
こけしみたいなアイヌの子供たちも味があり、
登場人物の個性に不思議と魅力を感じます。{/netabare}
魅力溢れる娯楽活劇だと思います。
うぐいす さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
不死身の屈強な男がアイヌ民族の少女と旅をするお話。
見始めると止まらなくなり4期まで追いついた。
子供のアイヌ語が可愛い。
赤ちゃんの名前に病魔に嫌われるように汚い物や部分の名前を付けるというのは面白かった。
中田譲治は滑舌が悪く声が揺れてるし聞き心地が悪い。
太郎 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
明治末期の北海道を舞台にした金塊争奪戦というユニークな着眼点はもちろん、思った以上にアイヌ文化の描写に重点を置かれてるところが面白いですよね。
原作は読んでないですが、1期はかなり長い話の序章という感じなので、三つ巴で金塊を巡る勢力が出揃う、顔見せ的な内容。視聴前に番宣イラストなんかを見た印象だと、アシリパさんがもっと戦闘に参加するイメージだったんですが、実際はマスコット的な水先案内人という位置付けだったのが個人的には意外。でも、これでいいと思う。
基本的には暴力が全てを解決するストーリーながら、1期の内容の3割くらいは、グルメあり異文化交流ありのアイヌ文化ガイドなので、それがメリハリになってて面白い。
本格的にアイヌ文化を取り上げたという点でも結構貴重な作品だと思う。
フィリップ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
日露戦争で大激戦となった二〇三高地。
その戦いをくぐり抜けて生き残った杉元佐一は、
窮地に陥っても命を落とすことがなかったことから
「不死身の杉元」と呼ばれていた。
戦後、杉元は友人から目を患った妻の治療を託され、
費用を得るために北海道で砂金を探していた。
そのときに、アイヌの人々が北海道で集めた20貫もの砂金が奪われ、
ありかを示す地図が24名の囚人の体の刺青に記されていることを知る。
刺青が彫られた男を発見した杉元は、
アイヌの少女アシㇼパと出会い、行動を共にすることになる。
アニメーション製作:ジェノスタジオ、
監督:難波日登志、シリーズ構成:高木登、
キャラクターデザイン:大貫健一、
原作:野田サトル
北海道が舞台ということで、アイヌ文化が
バックボーンにある興味深い作品。
1話では、人間を食った熊は「悪い神」である
「ウェンカムイ」となり、それを狩っても、
アイヌの人々は毛皮も取らないし、
肉を食うこともないことをアシㇼパから聞かされる。
この話から、私は宮崎駿監督の『もののけ姫』を思い出した。
傷ついた猪の神が「たたり神」となってしまい、
人々や自然に害を与える存在へと変貌する。
それにふれた主人公は、村にいられなくなり、
旅に出るという話だった。
アイヌの信仰は独特だ。
カムイモシリ(神の国)で、動物は人間の姿をしていて、
こちらに来るときには、動物の皮と肉を持って遊びに来ているという。
だからアイヌの人々は、動物たちをある意味大切にして、
小熊を育てて大人になってから食べるときには、
盛大な祭り「イオマンテ」によって神を送り出す。
そうして、再びこちらの世界に来てくれるように促すのだ。
また、動物などの生き物だけでなく、
さまざまに役立つもの全てをカムイ
(アイヌ語で「神」の意)として扱う。
身の回りのものが神だから、いつも敬意を払い、
良い関係を築くという理屈だ。
信仰には「自分たちの生きる術」がある。
それを象徴するようなアシㇼパの話がある。
極寒の日に瀕死の傷を負って、
なおも懸命に生きようとする鹿を見て、
杉元は自身を重ね合わせ、殺すことをためらってしまう。
それを見たアシㇼパは鹿を狩ったあとに、
腹を割いて、そこに手を入れるように杉元に促す。
鹿の体温が移ってお前を生かす。
私たちや動物たちが肉を食べ、
残りは木や草や大地の命に置き換わる。
鹿が生き抜いた価値は消えたりしない。
そうアシㇼパは告げるのだ。
自然とともに生きるアイヌの人々の信心がよく分かる話だ。
自然を相手にして暮らす人々の考え方は、
死にざまにも大きな影響を与える。
6話で登場する熊撃ちのマタギ、二瓶鉄造の哲学はとても興味深い。
{netabare}自然のなかで生きる者にとって、そこには不文律の掟がある。
熊を狩って捌いているときに、それを横取りしようとした
3名の人間に対して、二瓶鉄造は殺人を犯してしまう。
自然の掟に従っても人間の掟では罪になる。
網走刑務所に収監されるが、山で死にたいため脱獄する。
彼にとっての理想的な最期は、獣との勝負の末に
体を食い荒らされて、それが糞となって大地にばらまかれ、
やがて山の一部になることだった。
私はこの話を観て、昔の常識だととても考えられないことだが、
現在では、それほど特殊ではないことに、
時代における価値観の大きな変化を感じた。
子供のころに観た今村昌平監督の映画『復讐するは我にあり』の
ラストで父親役の三國連太郎が息子の妻、倍賞美津子と一緒に
連続殺人犯の息子の遺灰を山頂から空に撒くシーンがある。
父親と分かり合えなかった息子、そして、その妻という
複雑な関係性があったわけだが、私は映画の内容よりも、
遺灰を空に撒くシーンに衝撃を受けた忘れられない作品だった。
つまり、墓に入れることはできない人間として、
せめて広大な空に撒いてやろうということだったのだ。
ところが、最近では散骨することは、一般的とは言わないまでも、
それほど変わったことではない見送り方になりつつある。
これは大ヒットを記録した作品『世界の中心で愛をさけぶ』の
影響が大きいとも言われているが、時代とともに
死者を悼むやり方も多様化していることを改めて感じさせた。
8話では、弟が猪に襲われて殺されるところを目撃した
辺見和雄という男が「死」への甘美な魅力に取り憑かれ、
自分を残酷に殺してくれる人を探すために
通り魔殺人をしながら旅をする話が描かれる。
人には誰しも「死」が訪れるわけだが、
「死」に向かって生きているなら、
人間の生は無意味だという考え方がある。
そして「死」が訪れるからこそ人間の「生」は
尊いのだということもできる。
ここでは、死の瞬間に輝くためだけに生き続ける、
倒錯した精神の男の末路を追っていく。
また、箱館戦争で生き残ったことになっている
新撰組の土方歳三も常に「死」を覚悟して
生き続ける男として描かれている。 {/netabare}
彼らの生き方は、一見するとただの狂人にしか
見えないのだが、自然のなかで生き抜く
アイヌの人々の哲学のなかだと、
むしろ真面目な生き方のように見えてくるのが面白い。
『ゴールデンカムイ』は、1クールの作品として考えると、
まだまだ序盤の状況のため評価が難しい。
ただ、アイヌ文化と死生観を考えさせてくれる、
深みのある物語として展開していきそうだ。
大地を彩る全てのものの生と死に意味はある。
(2018年7月28日初投稿)
蒼い✨️ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
takato さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
人気作品を今更見て大喜びしてる周回遅れな私だが、近々続編がアニメ化されるので幸運なタイミングで見れたとも言える。私はアニメを料理に例えるなら、キャラは食材、声優さんが調理、演出などは文字通りイメージ作り全般だと思っているのですが、それくらいキャラと声優さんの組み合わせの妙が成功していればアニメは成功だと考えているのですが本作はその最たる例だと思います。
とにかく、「デュラララ」などの成田さん作品に並ぶくらい薄っぺらじゃない特濃なキャラたちが、私の大好きな声優さんがベストマッチで演じて、それが北海道という舞台の中で頻繁にぶつけ合うことで最高のエンタメを提供してくれている。特に尾形演じるツダケンさんは、正に原作通りの声がする!というくらいのベストアクト級のマッチぶりで素晴らしい。(海外勢のドライバーニキが惚れるのもわかる!)
細かい分析は人気作だけに散々されてるだろうから詳しくは書くことはしませんが、とにかく出落ちに終わらない濃いキャラを多数産み出してくれる真のキャラ愛を見ただけで大好物としか言いようがない!のです。ちょっとキャラがアッサリ死んじゃうのが勿体ないくらいしか不満なし。
ヘラチオ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
囚人の皮膚をはいで宝の地図探しといったところ
そこに陸軍の思惑が重なって不死身の杉本とアシリパさんが巻き込まれてしまう。
個性的な元囚人だったり、陸軍との戦いだったり、北海道特有の野生動物との戦い、アイヌの伝統文化など様々。
裏切り裏切られの人間交差点的な作品でもある。
1期は律速段階といった感じ。
白石晴香さんのアシリパ声良いですね。
以前コクリコ坂からで声優されていたようだ。
OP
Winding Road MAN WITH A MISSION
ED
Hibana THE SIXTH LIE
以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、アイヌの少女アシ(リ)パが救う。アシ(リ)パは、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は…!?
1. ウェンカムイ
「不死身の杉元」と呼ばれた日露戦争の英雄・杉元佐一は、除隊後、一攫千金を狙って北海道で砂金採りに明け暮れていた。そんな折、杉元は現地で出会った中年男に、アイヌから奪われた埋蔵金の話を聞かされる。埋蔵金を奪った人物は網走監獄に収監中で、同房になった脱獄囚たちに埋蔵金の在り処を示す刺青を施したというのだ。当初はホラ話と思っていた杉元だが、その後の出来事によって話はにわかに真実味を帯びはじめる…。
2. のっぺら坊
杉元とアシ(リ)パは埋蔵金の手がかりを求め、北海道一の商業都市である小樽の街へと出向く。あまり有益な情報は得られなかったが、帰り道に後をつけてきた脱獄囚のひとりを罠で捕えることに成功。その男を尋問し、脱獄囚たちは殺し合いの末に散り散りとなり、刺青を彫った男が「のっぺら坊」と呼ばれていたことを聞き出す。そんな中、男が何者かによる遠方からの射撃で殺される事態が発生し、杉元とアシ(リ)パに緊張が走るッ…!
3. カムイモシ(リ)
森の中を進む杉元とアシ(リ)パは、ヒグマが冬眠に使う横穴を発見。穴の前でアシ(リ)パが語るヒグマの知識に感心しきりの杉元だったが、そのときアシ(リ)パが自分たちに向けられた双眼鏡の光に気づく。時を同じくして、彼らに向かって移動を始める陸軍第七師団の追っ手たち。二人は急いでその場を離れるが、スキーで移動する相手との距離はどんどん縮まっていくッ! 杉元は二手に分かれてアシ(リ)パだけでも逃がそうとするのだが…。
4. 死神
アシ(リ)パの生まれ育った村に招かれた杉元は、住民たちに快く迎え入れられる。アイヌ料理に舌鼓を打ち、村の子供たちと遊ぶなどして和やかな時間を過ごす杉元。そんな中、杉元はアシ(リ)パの叔父から、埋蔵金やアシ(リ)パの過去について話を聞く。アシ(リ)パは大人びてはいるが、寂しがり屋でまだいたいけな子供--叔父の言葉に、杉元の心にひとつの決意が宿る。その夜、杉元は寝ているアシ(リ)パを残したままひとりで村を後にする…。
5. 駆ける
杉元は二階堂兄弟に自ら食ってかかることで、身に迫った危機を回避する。その頃、杉元を追って小樽の街を訪れたアシ(リ)パは、レタ(ラ)の導きで白石と予期せぬ再会を果たし、彼の情報から鶴見たちの根城に行き着いていた。埋蔵金の分け前を得ることを条件に、杉元を救う手助けを買って出る白石。しかし、白石が建物への侵入に成功したのも束の間、レタ(ラ)の匂いに気づいた馬が騒ぎ出し、さらに二階堂兄弟の魔の手が杉元に迫るッ!
6. 猟師の魂
過日、小樽の山中でアシ(リ)パを追い詰め、狼のレタ(ラ)に重傷を負わされた谷垣は生きていた。彼を助けたのは、足を踏み入れた山の熊を全滅させてしまうと言われる凄腕の猟師・二瓶鉄造。二人は絶滅したとされる狼の存在に猟師の血を刺激され、レタ(ラ)との勝負を渇望していた。そんな中、二瓶の猟犬・リュウがいつもと違った行動を見せる。熊を恐れないアイヌ犬の怯えた姿に、ひとつの確信を得る二瓶--我々は狼の縄張りにいるッ!
7. 錯綜
雪山の中で死闘を繰り広げる杉元と二瓶。だが、谷垣にアシ(リ)パを人質に取られた杉元は、白石とともに動きを封じられてしまう。白石の縄抜けで拘束状態から抜け出したものの、アシ(リ)パと離れ離れになる二人。一方、狩猟用の罠で重傷を負った谷垣を置き去りにした二瓶は、アシ(リ)パを使ってレタ(ラ)をおびき寄せようと画策。狙い通りにアシ(リ)パの危機を察知したレタ(ラ)が姿を現し、銃を手に待ち構える二瓶に雷光のごとく迫るッ!
8. 殺人鬼の目
牛山に追われる白石は、鉢合わせた第七師団の兵士たちを巻き込むことでピンチを脱する。そんな中、町の建物が土方の一味に次々と爆破される事態が発生。騒動を尻目に銀行へと侵入した土方は、貸金庫から愛刀・和泉守兼定を奪取する。そこに爆破が陽動だと気づいた鶴見中尉が駆けつけ、撤退しようとする土方と火花を散らすッ! 一方、転んでもただでは起きない白石は、騒動後に土方の居場所につながる手がかりの入手に成功する。
9. 煌めく
辺見に誘われ、ニシン番屋で馳走に預かる杉元とアシ(リ)パ。そんな中、アシ(リ)パに隠した死体を発見されそうになった辺見は、杉元を外へと連れ出す。そこに第七師団の兵士が現れたことで、二人はニシン場の親方が住む豪邸に身を隠すことに。しかし、建物内にいた鶴見中尉らと遭遇し、戦闘状態となってしまう。負傷した辺見と建物を脱出した杉元は舟で逃げようと浜辺を走るが、背後から殺人衝動に突き動かされた辺見の凶刃が迫るッ!
10. 道連れ
世話になったアシ(リ)パの村を後にした谷垣は、二瓶の村田銃を手に尾形と二階堂との戦いを決意する。だが、残された弾は1発しかなく、足のケガもまだ完治していない谷垣にとって状況は圧倒的に不利。そんな中、ヒグマが食いかけた鹿の死体を発見した谷垣は、相手をそこにおびき寄せる作戦に出る。鹿の死体を調べる二階堂をヒグマが襲い、これを精密射撃で退ける尾形。その瞬間、尾形の居場所を察知した谷垣の銃口が火を噴くッ! 谷垣の一撃を食らいながらも、運良く致命傷を免れた尾形。そこに鶴見中尉らが駆けつけたため、尾形は逃亡し、一部始終を見届けた谷垣もその場から姿を消す。
11. 殺人ホテルだよ全員集合!!
札幌で武器を調達後、宿に泊まることにした杉元たち。一行は宿泊先に札幌世界ホテルを選ぶが、時を同じくして土方一味の牛山も同じホテルを訪れていた。女将の家永を気に入り、いきなり口説きにかかる牛山。だが、家永の正体は女装した老人男性で、しかも刺青を持つ脱獄囚のひとりだった。体の悪い部分を同じ部位を食べて治す考えを実践し、客を次々と餌食にしてきた家永は、新たな標的として牛山とアシ(リ)パに狙いを定める!
12. 誑かす狐
札幌を発った杉元たちは、長沼にあるアシ(リ)パの親戚の村を訪れる。村には占いが得意なインカ(ラ)マッという女性が滞在しており、彼女のよく当たる占いに村人は浮き足立っていた。杉元たちに会うなり、アシ(リ)パが父親を探していると言い当てるインカ(ラ)マッ。アシ(リ)パは驚きながらも、占いなどに惑わされまいと警戒を強める。一方、高い的中率に目を付けた白石はインカ(ラ)マッを競馬場に連れていき、占いで馬券を当てようとする…。
マーティ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
nyaro さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
北海道とアイヌものということで、もう少し大自然とか動物とかとの格闘のようなものを期待していましたが、どちらかといえば戦争帰りの人間たちの闘争がテーマでした。
もちろん、ヒグマとかシャチとか狼とか出てきますが、思っていたよりあっさりでした。コミックを数巻確認していますが、もっと動物の話とかアイヌの食事の話があった気がしたんですけど、原作をカットした感じです。
それと不思議なくらい寒くない画面でしたね。凍えるような冬の北海道の寒さが伝わってきません。なので緊迫感と緊張感がないです。これは原作からそうだったので何とも言えないですけど。
作者は恐らく「羊たちの沈黙」を見ている気がします。杉本が腹をやられて逃げるときのトリックはハンニバルレクターの手口ですし、人間の〇〇とかそういう部分がそのままですね。何よりマインドですね。
グロ、リョナ耐性が必要かもしれません。エリザベートバートリ(検索超注意です)的なエピソードもありました。ヒグマの三毛別羆事件(検索超注意です)とか大好物なんでしょう。
つまり、原作者には猟奇殺人の趣味嗜好がありそうで、ちょっとお友達にはなりたくない感じです。
ロシア戦争後、開拓民の気質を残す明治時代後期の北海道。大自然の驚異と絶滅した種も含む野生の動物たちの生態。黄金を求めての大冒険浪漫。アイヌ文化とアイヌの少女との交流…壮大なストーリーが始まる…とか騙されてはいけません。
そういう舞台設定の皮をかぶっていますが、本作の本質はリョナグロです。そういうものを描きたいからこういう時代のこういう話にしたんでしょう。エンタメとして表の顔を中心に物語を追うと、面白いのは確かですが、正直血なまぐさくて胸がいっぱいになるし、そこに「生」の残酷さを表現するようなテーマ性があるように見せて、本当のところは完全に原作者の性癖な気がします。
万人にお勧めできる話ではないです。アニメ版はマイルドなんだと思いますが、この話が今3期まで進んでいるのがちょっと信じられないです。
かんぱり さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
舞台は明治38年(1905年)の北海道。
日露戦争が終わってまもなく。元軍人の杉本とアイヌの少女アシリパがアイヌの金塊を追って旅をする物語です。原作未読。
皆さんの評価も高いし今秋に4期があるということで、1期から見てみることにしました。
まず、時代設定が良いです!
日本が西洋に追いつけとどんどん近代化を進めていて、江戸時代などの古い名残りが消えつつあった時代。
このゴールデンカムイにも、新撰組の生き残りや、伝説のマタギなどが登場したり。
日本で最後のオオカミが目撃されたのも明治38年みたいだし、北海道のニシン漁が凄かったのもこの頃みたいでその後だんだんと獲れなくなっていったようです。
そんな変わりつつある時代の空気感みたいなものも感じられたところも好きでした。
アイヌの金塊をめぐって様々な人たちが争奪戦を繰り広げますが、登場するキャラたちがみんな濃すぎですw
濃いを通り越して変態っぽい人もいたりして圧倒され気味な私。。
そんな濃いキャラたちですが、それぞれが矜持というかポリシーみたいなものを持っていて行動しているところも良かったです。
追っているグループも複数あって、それぞれの思惑が絡み合っているところも物語に深みがでてたと思います。
あと何といってもアシリパ良いですね!
濃いキャラたちの中で、彼女の存在はとても良いアクセントになってました。
たまに見せるアシリパの気持ちが出てる変顔がおかしくて、毎回笑わせてもらったり♪
基本シリアスなお話なんですけど、時折ギャグが挟まれるところも重くならずに見れていいですね。
それからアシリパと杉本のやりとりを通してアイヌの文化や考え方などが語られたりと、異文化交流的なところも面白いところでした。
自然に対する考え方など、共感できるところもあったり。
ヒンナヒンナとか普段何気に使っちゃいそうw
面白くて1期12話をあっという間に見終えてしまいました。
まだまだ続く、杉本やアシリパの旅。
これからの展開に期待しながら、2期、3期も見たいと思います♪
余談です。
私の出身の東北でも、アイヌ語が地名になっていたり、物や植物などの呼び方に名残りがあったりしてることがあって、例えばフキノトウを東北では「ばっけ」と呼ぶところが多いんですが、これもアイヌ語らしいです。
あとこれは調べて分かったんですが、「マタギ」という言葉も元々アイヌ語だったみたいでちょっとびっくりです。
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
明治末、北海道。アイヌにまつわる金塊。隠し場所を入れ墨として人皮に刻まれた網走監獄の脱獄囚。埋蔵金を巡る諸勢力の暗闘が続く中、日露戦争帰還兵の男と鍵を握るアイヌの少女らのサバイバルを描いた同名コミック(未読)のアニメ化作品の1クール目。
【物語 4.5点】
エンタメ性抜群♪面白い!
設定の骨格は往年のアメリカ西部劇とも類似。
(フロンティア≒北海道開拓地の無法ぶり。ゴールドラッシュ≒金塊伝説。
アメリカ先住民≒アイヌ、南北戦争≒日露戦争、幕末の戦いの爪痕etc……)
生きていた土方歳三など、方々に大ほらを吹いているわけですが、
取材とそれに基づくプロット構築は緻密であり、
広大な北の大地に大風呂敷を広げてもシナリオは破綻せず。
原作者が取材の際「かわいそうなアイヌを描くのはもういい」と言われたというエピソードが印象的です。
獲物は神から人間に授けられた物。殺めて霊(カムイ)を神に返す。
といったアイヌ独特の思想も開陳されますが、
人も獣も死ねば肉塊に成り果てる大雪原においては、
アイヌ思想も絶対視されず相対化される。
アイヌを上から見下さず、現代人が卑下して有難がたがったりもせず、正面から向き合う。
アイヌもマタギも、第七師団も新選組も、その矜持もろとも呑み込む懐の深さが物語の大きさに繋がっています。
3期まで観ると日本に留まらないスケールの伏線が張り巡らされていたことに驚かされます。
北海道でアイヌ?ま~た日本人が贖罪させられるの?
と二の足を踏んでいる方がいるとしたら(←私のことですがw)
勿体ないので今秋4期放送が予定されている今からでも飛び込みましょう。
部位欠損だの、{netabare}勃起{/netabare}だのw下品な要素が気持ち良くギャグに昇華する。
本作はむしろポリコレとは真逆の無礼講。
フリーダムな人間讃歌(狂宴)に酔い痴れましょう♪
【作画 3.5点】
アニメーション制作・ジェノスタジオ
背景で目を引くのが紫色の主線。
寒色で縁取られた小樽の街並みや雪林が、
時に木々を裂き、人命を脅かす寒波に説得力を持たせる。
“飯テロ”も仕掛けてくる本シリーズ。
本作の飯テロは一枚絵の美麗さで垂涎させるのではなく、
仕留めた獲物の皮と肉を剥ぎ、チタタプ言いながら素材を細断し、調理する。
一連の過程をグロに臆せず再現することで舌鼓を打たせる用意周到な飯テロ。
ヒンナ♪ヒンナ♪
獣の皮を剥ぐなら、人の皮も剥ぐのがフェアと言わんばかりに
戦闘シーンでも相応の血飛沫が舞う。
容赦なく演出されたバトルの緊張感により、ここ北海道が戦場回想描写などから連なる、
男たちの地獄の続きだと思い知らされます。
【キャラ 4.5点】
特濃w
“不死身の杉元”こと元陸軍・杉元 佐一。
主人公にありがちな無敵キャラ設定ですが、ここまで突き抜けるとインパクト大。
“第七師団”を率いて金塊で野望完遂を目論む鶴見少尉。
一部、脳が欠けておりアブナイですがw指揮力&カリスマ性は卓越。
元新選組副長・土方 歳三。齢70歳を越えても剣術も銃の腕も衰えず。
この死に損ない3人だけでも既に濃密ですが、
そこへ北の獣にまで概ね坊主頭を噛み付かれるほど皆に愛される軟体脱獄王・白石。
額にはんぺん貼り付けたようなコブで壁を強行突破する不敗の柔道王・牛山。
など曲者揃いの網走監獄囚人らが続々投入される極限状況w
それだけにアイヌ少女のアシㇼパさんが癒やし。
凛とした狩人としての生き様だけでなく、
和人の味噌やカレーをオソマ(≒ウ○コ)と酷評する変顔まで可愛く思えてくる不思議w
て言うか女の子に{netabare}チ○ポ先生!{/netabare}とか連呼させるんじゃありませんw
【声優 4.5点】
各登場人物に深いエピソード、アブナイ性癖が埋蔵されている本シリーズ。
キャストにも人生語り等に迫真が求められますが、
杉元役の小林 親弘さんの回想、
アイヌ語にも対応したアシㇼパ役の白石 晴香さんの逸話の語りには
広がりを感じ惹きつけられます。
2期以降になると引力のあるキャストの語り口によるブラフの飛ばし合いも本格化するので、
1期の内に彼らの口車に乗り慣れておきましょう。
ただ私も{netabare}インカㇻマッ役・能登 麻美子さんの脳トロボイスで占われたら全財産溶かすと思いますw{/netabare}
鶴見少尉役の大塚 芳忠さん。土方歳三役の中田 譲治さん。
両ボスキャラボイスも貫禄十分。
加えて格闘技イベントでも対決を煽った実績がある
ナレーション・立木 文彦さんが次回予告でタイトルコールし、
北の大地に金塊争奪戦のゴングが鳴る。
【音楽 4.0点】
劇伴担当は末廣 健一郎氏。
アイヌ民族楽器・ムックリがびよ~ん♪とアレンジされたりもするがスパイス程度。
基本は管弦楽、ロックなどの定番構成で、普遍的なエンタメ性を追求。
この傾向は良作男性バンド音楽であるMAN WITH A MISSIONによるOP主題歌「Winding Road」、THE SIXTH LIEによるED主題歌「Hibana」でも同様で、
音楽でも親しみやすさが重視される。
アニメ記録用垢 さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
初めに、今回は三期分を一気観したので分割してレビューを書くことにする
ゴールデンカムイに関しては飯の暇つぶしに観始めたのが切っ掛けではあるが、一期から三期までスゥーと観終えてしまった
一期の埋蔵金の下りは放送当時CMがバンバンやっていたので知ってはいたが
埋蔵金を巡る争奪戦という導入部分では悪くないと思った
たわし(爆豪) さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ヤングジャンプの人気漫画のアニメ化。実写化したほうが面白いかもしれないが、アニメはそれでも表現として結構限界まで挑んでいる。
内容はまるで70年代の西部劇で、サムペキンパーのような血みどろで血なまぐさく容赦ないアニメになるかもしれない。
昨今のアニメは表現に結構自由が利いているが、こういった文学的なアニメは非常に稀な方である。
やはり実写化案件な気もしないでもないが。。。
tiki さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Takaさん さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
金塊探しというよりは、良く分かるアイヌ文化って感じだった。
濃いキャラが多かった印象も。
れるびい さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
北海道、明治末期。アイヌが隠したと言われる大量の金塊を巡って
様々な人たちが交錯する物語です。
殺伐とした時代背景に、生々しい命のやりとり。
アイヌ文化や野生動物との格闘等がリアルに描かれてます。
僕は北海道出身で、自分の出身地の語源もアイヌ語です。
馴染みのある土地や文化が多く登場するので感情移入しやすかったです。
作中ではヒグマやエゾシカ、キタキツネ等、動物もよく登場します。
キツネは実際、僕の地元では冬になると2日に一度くらい見かけます。
僕の地元は「銀魂」の作者の空知英秋さんと同じ空知地方です。
北海道の地名は8割はアイヌ語が由来で漢字はほぼすべて当て字、
漢字に特に意味は無く、言わばキラキラネームです。
札幌=「サッポロベツ」(乾いた大きい川)
富良野=「フラヌイ」(においをもつ所)
小樽=「オタルナイ」(砂が溶ける川)
美瑛=「ピエイ」(脂ぎっている川)
空知=「ソーラップチ」(滝が下りる場所)
富良野~美瑛エリアが好きでよく夏になると車でドライブします。
これぞ北海道、みたいな景色がひたすら続きます。
ただし何年住んでいても冬はとても厳しく、冬道はナメていると
簡単に事故ります。吹雪の日は家の近所でも遭難します。
原作者の野田サトルさんも北海道出身で、特に冬の厳しさや動物等の
描写が非常にリアルだし、アイヌ文化に関する事や時代考証も
かなり詳細にされています。
旭川に近い場所で神居古潭(カムイコタン)と言う場所があります。
心霊スポットとして有名でしたが、名前の意味は(神の住む場所)です。
車の免許を取ってから、よく友達と肝試しに行きました。
神様の住む場所で肝試しとは、本当に命知らずの悪ガキでした。。
北海道出身ながらアイヌ文化についてそれ程知らないので
興味を持つ良いきっかけになりました。
原作もまだ続いているので引き続き、続編も視聴したいです。
天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
メタルジャスティス さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
完全無欠のエンターテイメントアニメ!
引き込まれるストーリー、魅力的なキャラ、そしてアイヌグルメ(笑)。
それでいてシリアス過ぎず、適度に、どころか振り切った笑も魅せる・・・。
これを傑作と呼ばずしてなんと呼ぼうか。
バニラコーク さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なんでだろう、続きが気にならない。
殺しあいばかりでお腹いっぱい。
アイヌに関する情報は興味深かった。
ちょいちょいねじ込んでくる変顔は
邪魔にしか思えなかったです。
カモミール さんの感想・評価
3.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 1.0
音楽 : 2.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。
そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。
埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。
そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。
名をアシリパというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。
さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。
果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!? (TVアニメ動画『ゴールデンカムイ』のwikipedia・公式サイト等参照)
小林親弘、白石晴香、伊藤健太郎、大塚芳忠、津田健次郎、細谷佳正、中田譲治、乃村健次、菅生隆之
原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)、監督:難波日登志、助監督:川越崇弘、シリーズ構成:高木登、キャラクターデザイン:大貫健一、メインアニメーター:羽山淳一、銃火器設定:渡辺浩二、プロップ設定:浅沼信也、動物設定:墨佳遼、美術監督:森川篤、色彩設計:茂木孝浩、撮影監督:戸澤雄一郎、CGディレクター:奥村優子/濱田康平、編集:定松剛、音響監督:明田川仁、音響制作:マジックカプセル、アイヌ語監修:中川裕、音楽:末廣健一郎
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