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「邪神ちゃんドロップキック(TVアニメ動画)」

総合得点
74.5
感想・評価
458
棚に入れた
1724
ランキング
900
★★★★☆ 3.5 (458)
物語
3.3
作画
3.4
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.7

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邪神ちゃんドロップキックの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

語源通りの意味での『B級』アニメ

続編制作費をクラウドファンディングやふるさと納税で補填したり、タイトル内の「ドロップキック」にちなんで女子プロレス団体とのタイアップを図ったりなど、内容よりもプロデュース方法に凝って悪目立ちを続けるB級コメディ。
しぶとく、見苦しく生き残っている。そんな印象をも抱かせるシリーズだが、アニメが毎クール50~60本も放映される時代だからこそ、先ずタイトル名を覚えてもらう(Attentionを重視する)ために他とは違ったことをするというのはアニメもビジネスである以上、理に敵った手法と言える。
しかしレビューにおいて、やはり大事なのは内容だ。今や3期『邪神ちゃんドロップキックX』も放送を終え、4期の制作も決定させた本シリーズが彼方此方で「B級」と称される所以は何か、それを私のレビューでも語っていきたい。

【ココがひどいw:その風格は2期か3期か】
この作品、アニメだけで語るならやっていることが滅茶苦茶だ。
物語というのは先ず物事の始まりを描写し、主人公やその周辺の者たちの人物像を紹介、そして彼らに「目的」を与えた上で話を展開していく。視聴者にどんな作品か知ってもらうため、例え笑いを取れればオールオッケーなギャグ作品でもそうせざるを得ない筈である。あの『ボボボーボ・ボーボボ』でも第1話は敵の王国がその権威を知らしめるために民衆の髪を刈る“毛狩り”を開始したという導入から始まるなど、そこは真面目にやっている。
ところが邪神ちゃんシリーズの1期目である本作の第1話に飾ったエピソードは、なんと原作の第59話。メインキャラが勢揃いで「すき焼き」を行うところから始めるのだからビュティさんがツッコミを入れるのも時間の問題だろう。
そんなカットされるくらい序盤がつまらないのか?と訊かれれば、そんなことはない。{netabare}邪神ちゃんを召喚したはいいものの、帰し方がわからず自身の住まいに置くことにした女子大生・ゆりねと召喚者を殺せば魔界に帰れるので、ことある毎に彼女の命を狙っては手酷い返り討ちに逢う邪神ちゃんの関係はカチンコ鳴らして80年の『トムとジェリー』のようであり、彼の作品と同じく2人のドタバタとした争いから作品の幕を開けた。
他のキャラクターも魔界から来た悪魔だったり天界から来た天使だったり。メデューサは直接顔を視た人間を無差別に石化させてしまい、ミノタウロス娘のミノスも初期は種族特有の怪力と観光客気分のぶっ飛んだ行動で珍騒動を起こしてきた元問題児だ。そんな悪魔たちを粛清する立場だった天界の天使・ぺこらはなんと自身の力の源である「天使の輪」を失くしてしまい、逆に邪神ちゃんに虐められる転落人生真っ只中────といったいかにもギャグ作品らしい展開を描き続けてきた作品である。Webコミックでな{/netabare}
序盤に詰められた必要最低限の説明や初々しい筈のキャラクターの登場シーン、キャラ同士が同じ食卓を囲めるまでに至ったコミュニティ構築をアニメで描くことは全くなく、まるで1期や2期を踏まえて3期目の放映を開始したかのような妙な貫禄で邪神ちゃんシリーズのアニメ化は始まったのである。
コミックメテオは1話と最新話が無料で読めるWebコミックなので視聴前にマンガの『邪神ちゃんドロップキック』を読んでおこう!(ダイマ)

【ココもひどい?:スプラッタ描写とメタ発言】
上記の型破りな導入も含めて、笑いを取るなら何でもするのが邪神ちゃんのスタイルだ。
お約束として邪神ちゃんが命を狙ったり他の悪事を働くことでゆりねが制裁を加えるのだが、その方法がマチェットで身体を捌いて肉(ヘビの部分)を食したり、バールのフルスイングで背骨を折った後にチェーンソーでミンチにするなど過激な描写が目立つ。方法に応じて血もドバドバ噴き出し六畳一間のアパート一室を赤色に染め上げる様は非常にバイオレンス、正に深夜版『トムとジェリー』である。ジェリーは逃げが主だから、ゆりねのポジションは従兄弟のマッスルかも?
メタ発言も豊富にあり『お前を殺して残りの尺は総集編』や『音声さん!?今のモノローグです!リテイクリテイク!』なんて台詞が出るのはアニメならでは。ギャグ作品だからこそ自分の世界観をぶち壊すことに何の未練も無いようだ。

【でもココが可愛い:必要最低限の萌え】
そんなドタバタ喜劇をひたすら繰り返す作品であるが、意外と深夜アニメらしく「萌え」が備わっているのもポイント。女子(♀)キャラを中心とすることでメインターゲットをオタクの多い男性に絞っている。
作画はヘタることが大半。しかし基本はギャグなので『この素晴らしい世界に祝福を!』のように赦せる部分が多くあり、原作者デザインをきっちり守ることで各キャラの一定の可愛さが保たれている。
萌えシチュエーションも良い。普段は「クズ」としか言えず、過剰な折檻を受けていても何ら可哀想なんて思えない邪神ちゃんでも間違えて照れたり、折檻の後に優しくされて拗ねてみる表情が可愛かったりする。彼女は不死身の再生力で肉体的苦痛は耐えきれても根は優しくさびしがり屋。ゆりねが患った時には(見殺しにできれば魔界に帰れるのに)精一杯看病したり、普段はATM扱いのメデューサにも絶交を切り出されると滅法弱かったりする。
そんな2人とは各々CP(カップリング)要素もあり、ゆりねとはやはり同じ屋根の下で暮らしドタバタとしたトムジェリのような信頼関係が、メデューサとは互いに人間に擬態して街を散策するデート回などがある。この作品の触れ込みだけでは考えられなかった「百合」「尊み」といったものも備わっていて、意外ではあるが楽しめる。素行の悪過ぎる邪神ちゃんの時たま魅せる「ツンデレ」的な一面にしっかり萌えることができ、憎みきれないキャラクターとなっている。

【でもココがつまらない:邪神ちゃん以外】
贅沢な注文をつけるなら、ギャグアニメとしてはもっと全キャラクターがハジけていて欲しかったところだ。物語の中心を主人公・邪神ちゃんに据えているので彼女だけが面白いことは決して間違ってはいないものの、それ故に彼女からフォーカスを外した話は必ずと言っていいほどつまらない話が多い。
{netabare}牛娘・ミノス回を観ると上記の主張に共感していただけるだろう。彼女の生活サイクルは只の日常コメディであれば全然アリだが、若干、フィジカルをもて余している以外は普通に気の良い「お姉ちゃん」をやっているだけなので笑い所は一切、見つけられないのである。
『ミノスに比べて邪神ちゃんは……(呆)』と当て擦りのようなヲチで〆るわけだが、ここでやっぱり邪神ちゃんを登場させるため、話のヲチすらも彼女に依存していると言えてしまう。
そんな披依存的な邪神ちゃんも毎度、抱腹絶倒なギャグを見せてくれるというわけではなく、後半からは『ドラゴンボール』からオラ繋がりで『クレヨンしんちゃん』、「移籍」と称して『名探偵コナン』、『食戟のソーマ』、『進撃の巨人』の格好をして版権会社に突入するなど安易なパロディーに頼るようになる。{/netabare}
{netabare}邪神ちゃんから自立して独特なネタを見せるのが天使の輪を失くして以来、運も要領も悪く極貧生活を送る(兎じゃない方の)ぺこらだが、換算すれば邪神ちゃん以上に不憫な目に遭っているやもしれない彼女、真面目であればあるほど損をする我が国・日本の社会を憂う彼女を笑うのは何だか気が引けてしまう。{/netabare}

【総評】
全体的に見て好き嫌いははっきりと分かれてしまう作品だろう。ギャグアニメの中で行われる過激なグロ描写は人によっては嫌悪感を抱きやすく、幾度もミンチにされてしまう邪神ちゃんを笑えるかどうかで、この作品を楽しめるかどうかが決まる。上記でも書いたが深夜版『トムとジェリー』みたいな作風となっており、少年時代に彼の作品を顎が外れるくらいに爆笑しながら観ていた私だからこそ、本作は苦笑いしながら完走できた次第だ────スケールダウンしてないかって?まあ、もう大人だし……(泣)
第1話から時系列シャッフルをかまして原作未読者お断りな内容になっているものの、中盤になるとキャラクターの印象はすっかり定着しているので、そこから再視聴すると中々味わい深い。初見でも、
①邪神ちゃんはゆりねに召喚されて帰れなくなっている
②メデューサとミノスも悪魔だが、ゆりねに含むところはないらしい
③ぺこらは天使だが輪っかを失くして帰れなくなっている
④邪神ちゃんはことあるごとにゆりねにちょっかいをかけるが、尽く返り討ちに遭う
この4点を押さえれば十分、理解できる内容である。
ギャグやヲチが1キャラに集中していたり、かと思えば拍子抜けするような萌え回・日常回を描いたり、でもやっぱり作画があまり良くなかったり────方向性がいまいち定まっていない「中途半端さ」がこの作品を「B級」と評価たらしめている。だが語源となる『B級グルメ』と同じく、米国アニメであるトムジェリのノリを取り入れながら日常系、過激なスプラッタ、ブラックジョークなどを描写することでA級には無い独特な魅力を醸し出しており、庶民の代わりに邪教徒──この作品のファン──を中心に親しまれているようだ。
毎期こういうアニメが1つくらいないと寂しい。
そんな気分にさせるオーラがクラウドファンティングを成功に導き、息が止まらず続いている。今後はどんなプロモーションを引っ提げて続編を作るのか。なんだかんだで気にはなってしまう秀作である。

投稿 : 2024/09/15
閲覧 : 193
サンキュー:

10

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お肉大好き、バフォメット

主要登場人物が最初から出揃っており、出会いとかの説明が無いのが残念。

グズ行為を繰り返す「邪心ちゃん」と、邪心ちゃんを惨殺する「ゆりね」。二人の定番のやり取りは、やや食傷気味。


ホームレスのダメ天使「ぺこら」が、一番面白くて好き。


ギャグの内容はいまいちな気もするが、キャラのパワーで補っていた。

投稿 : 2023/10/07
閲覧 : 86
サンキュー:

4

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的評価 微妙アニメ

ストーリー 4点 テンポは良いがギャグやコメディの幅が狭い
作画 12点 まあまあ
声優 14点 突如出てきた初音ミクの声は合っていた
設定 10点 違法アップロード対策の仕方は面白いと思った
音楽 11点 OPは良かった
総得点 51点
まぁ、似たような作風の小林さんちのメイドラゴンが好きな人はハマれると思う。

投稿 : 2023/08/11
閲覧 : 138
サンキュー:

0

名前を入力してくださ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ドクズ主人公

作者の性癖全部持っていきました~みたいなキャラばっか登場する作品です。どうやら原作者はアダルトも描いていたようで、なるほどと腑に落ちました(作者は異なりますが、メイドラゴンが特にそれで...)。そもそも、主人公が常時全裸という...。

原作だとキャラ同士の出会いのシーンがあるようですが、アニメではそれをすっ飛ばしていきなり普通のシーンから始まります。初見だと何度もこれが1話だと確認する羽目になります。でもこれは良い効果だと思いました。登場のくだりで話を無駄に割くことが無いので、満足にキャラクターの日常を描ける効果があります。ちなみに、本来のあらすじは「中二病のゆりねが邪神ちゃんを召喚するも、帰し方が分からないのでそのまま共生するようになった」とのことです。

しかし、具体的なキャラ説明がほぼされず、ようやく最終回になって先ほどのあらすじの内容...らしいシーンが10秒程度流れる(OPの謎の掛け声の意味も分かる)といった具合なので、1期は「壮大な1話」として観るのが良いです。

観る人を選ぶと言えば、とにかくバイオレンスすぎて血飛沫が定期的に飛びます。某エルフェンとは全くの対比で完全にそれをギャグとして振り切っているのと、更には主人公が性悪の極みで不快です(巻き込まれるキャラクタたちが可哀そう)ので、これらに耐性のない人には全くおすすめできません。しかしながら、ところどころ挟まれるパロディネタやメタ認知的ギャグは面白かったです。

目を引いたのはオープニングの親切設計で、ある程度作品のあらすじが分かるようになっています。オープニングは単に作品の世界観をざっくりと感じてもらうためのものが大半(『キルミーベイベー』のようなそもそも説明にすらなってないものや、『まじぽか』のようなOP詐欺もあります)ですが、本作品はOPだけでそのまま完結しています。ある意味斬新だと思いました。

アニメーションに関して。何となくキャラデザが2000年代前半らしい気がします。古臭いというよりは、「ああ、アニメを見ているんだな」という安定感がありました。後半なんとなくアニメーションが崩れ...?た気がしますがなんともなかったです。邪神ちゃんはよくヌルヌル動きますし、声のバリエーションも豊富で飽きないです(某ぼっちちゃんを彷彿とさせる)。当たり役ですね。

投稿 : 2023/02/25
閲覧 : 178
サンキュー:

5

甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お仕置きはほどほどに

はい、他の方もおっしゃっていますように邪神ちゃんが切って刺して潰されて等死にまくります(実際には死にませんが)
ですがグロいかと言われるとそんなにグロさは感じられませんでした

眼帯魔術師(仮)のゆりね、そのゆりねに召喚されてしまった邪神ちゃん、その親友のATMことメデューサ、隣に越してきた邪神ちゃんお友人ミノス、天使の輪をなくした家なき哀れな天使ぺこら。
この五人が主な登場人物です。

みんなでドタバタ非日常ちっくな毎日を過ごしていくだけです基本的には
でもそれがかなり心地よいんですよねぇ
ついついくすっと笑ってしまうような展開も多くてすごく楽しかったですw
パロディも鬼のように多いですし、今見ればきっと懐かしいネタもかなりあるのではないかと思いますw
少し前に違法アップロードされる前に自分たちが放送前に公開するという運営も少し異常なのかもしれませんねww

ぼーっと見てると脳がこれを正常と思ってしまいそうになりますが、異常です。

きっと皆さんも見たあとは同じことを思うかもしれません
「ぺこらに幸せを…アーメン。」

二期も三期も面白いのでハマった人は是非にも見てもらいたいです!!

ありがとうございました

投稿 : 2023/02/24
閲覧 : 164
サンキュー:

4

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

スプラッターなギャグは好みに合わないので

こういうスプラッターなギャグは好みに合わないので途中で断念しました。

【評価】

40点・C級

投稿 : 2023/02/09
閲覧 : 91
サンキュー:

1

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

服を着てないヒロインのアニメ。

【概要】

アニメーション制作:ノーマッド

2018年7月10日 - 9月18日に放映された、全11話 + OVA1話のTVアニメ。
原作は、『COMIC メテオ』でweb連載中の漫画作品。
著者は、ユキヲ。

監督は、佐藤光。

【あらすじ】

花園 ゆりね(はなぞの ゆりね)は中二病とオカルト好きを併発して、
常にゴスロリファッションの18歳の女子大生。

神保町のアパートを借りて住んでいる彼女・ゆりねは黒魔術に興味があって、
古本屋で買った魔導書を手に悪魔召喚の儀式を行って、
呼び出された悪魔は上半身が金髪ギャルで下半身が蛇(コブラ)の邪神ちゃん。

悪魔の実在確認の目的を果たしたので邪神ちゃんに帰るよう言う、ゆりね。
ところが魔界のルールで召喚者が帰還の呪文を使わないと帰れない。
ゆりねが用いた魔導書は上巻で、下巻に帰還の呪文があるらしいが、
上巻しか売って無くて下巻がどこにあるか全く知らない、ゆりね。

邪神ちゃんが言うには、魔界に帰る方法はもう一つあって、それは召喚者の死。
必殺のドロップキックでゆりねを亡き者にして魔界に帰還しようとする邪神ちゃんであったが、
ゆりねは強く、「魔界最弱」の邪神ちゃんは常に返り討ちで、
ゆりねからの血みどろのお仕置きを喰らい続ける邪神ちゃんなのだった。
そんな邪神ちゃんは、ゆりねの部屋で穀潰しの居候生活をしつつ、
彼女らのもとに訪れる悪魔や天使が少しずつ増えていくのだった。

【感想】

美少女キャラでブラックなネタをギャグとして扱う作品。

原作と違い、登場人物が1話目である程度揃っていたり、
そもそも原作第1話を省いてOPソングであらすじが説明されてる、このアニメ。

2018年の作品にしては、まるで2000年代前半のアニメを思わせるフォーマットの古さ。
既視感があると思ったら、1作目の「カードキャプターさくら」でおなじみの、
古賀誠、藤田まり子の両氏がアニメーターの中心的な役割。
今は長いこと見てませんが昔好きだった「ギャラクシーエンジェル」(両氏が参加)の系譜にあり、
他で言うなら「デ・ジ・キャラット」などのブロッコリーやブシロードといったタイプの、
コメディアニメの延長線上のクラシックなスタイルの作品ですね。
割りとこういうのも有りです。

パチンコ狂いのクズ主婦化してる邪神ちゃん(♀)と、
家事を邪神ちゃんに完全に依存したDV夫化してるゆりね(♀)
と、お互いにダメな部分があるふたりの共依存の関係を楽しめば良いのかな。

邪神ちゃんは借りたお金を返さずに、そのままギャンブルに全部使って擦ったり、
弱い者いじめをしつつも、強い相手にはとことん弱く、
懲りない小悪党であることには変わりないですが、
悪党というより意思が弱くて欲望に流されやすい反面、
いざというときには友達を助けたりする最後の良心が残っている人情家。
善悪が相反している、嫌われないクズな邪神ちゃんのキャラ立ちが人間臭いのが良いのかな。

自分がリアルで出会った人物で邪神ちゃんより酷くて、
良いところが一つもないのがいたりしましたので、見る目が甘くなってるのかもしれません。

邪神ちゃんがクズ行為をすれば毎回因果応報の折檻が待っているのですが、
ゆりねからのお仕置き内容が常軌を逸したクレイジーさであったり、
邪神ちゃん(ヒモ)とメデューサ(ダメ好きの貢ぐ女)が相性良すぎだったり、
そもそもこの作品世界が、いろいろと狂っていますのでバランスが取れていますね。

と言いつつも、天使ぺこらの貧乏ネタをどこをどう笑えば良いのか理解できなかったり、
作者のブラックな笑いの感性が自分には合わないっぽいですね。

クラウドファンディングで支援金が集まってるように、それなりに人気はあるのですが、
やはりこれは、人を選ぶ作品には違いないなと言うのが、
わかりきってることですが、見ていて思ったことでした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2023/01/27
閲覧 : 176
サンキュー:

22

けいP さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

正月に観るのにイイ

これは
頭からっぽにして観れるから
正月にピッタリでした。

コレは1期だけど
続けて観る必要もないかなと思って
1期2期3期とランダムに観てる。
邪神ちゃん普通にカワイイ😍

今年もよろしくお願いしますですの〜🐉

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 134
サンキュー:

10

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ぶっ壊れてて面白いw

正月休みに一気見した。頭空っぽにして笑えるアニメ最高だな!!!

キャラクターの説明とか何もなかったけど、全然気にならないw

このまま二期も見ます!!

投稿 : 2023/01/03
閲覧 : 99
サンキュー:

2

りょん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ばかばかしくて好きです。
神保町のPRにもなっている点もすごいし、
毎回同じ展開ながら、飽きずにみられるのもすごい。

投稿 : 2022/10/03
閲覧 : 142
サンキュー:

4

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

バイオレンスアニメ

のっけから主人公の邪神ちゃんのクズっぷりが発揮される。天使であるぺこらへの意地悪しまくりなシーンは正直気分が悪いものがある。

そんな邪神ちゃんを同居人のゆりねが懲らしめるわけだが、猟奇的な武器で容赦なくやるため、なかなかグロい。溜飲が下がるとかスカッとさせられるのを通り越してドン引きするレベル。

舞台は神保町。恥ずかしながら学生時代に近くの大学に通っていた関係で大変お世話になった町で、作中でも登場したボンディやまんてん、さぼうるはよく友人と行ったものでした。その中でも、邪神ちゃんがゆりねに連れられてキッチンジローで洋食を食べるシーンはほっこりさせられるものがありましたね。

と、バイオレンス要素が強いので見る人を選びますがハマる人はハマるそんな作品。

三浦祐太朗氏が歌うEDも良かったです。

投稿 : 2022/08/28
閲覧 : 166
サンキュー:

10

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

今更ですが。

今更だし、たまにはシンプルに。

物語はあってないようなもの。
綺麗な絵と声優さんの声で魅せてくれるタイプ。
個人的にはぺこらの声が好き。
というか不憫すぎる。涙

たまたま最近見始めたらタイムリーに3期が始まっていて、その筋で話題になっているという。
急いでおいつかねば。

投稿 : 2022/08/20
閲覧 : 161
サンキュー:

4

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日常リョナ系ギャグ。アダルト同人マインドがある人向け。

 Xがくるまで「這い寄れニャル子さん」と混同していました。で、初めて視聴しました。

 リョナギャグ?というジャンルでしょうか。これってアダルト指定されてないですけど、大丈夫なんでしょうか。ある意味では僧侶枠よりもよほどアダルティですし、アダルトでも上級者向けの内容です。

 リョナって一定のニーズありますよね。「長瀞さん」の作者774さんとか超おっぱいリョナで有名です。「まほろまてぃっく」のちだま某さんも虫の奴とかグロいですね。両作ともロリ入ってますし、閲覧超注意です。特に774さんのおっぱいリョナは、普通の感覚なら食欲がなくなります。

「撲殺天使ドクロちゃん」には類例がないと思っていましたが、こんなところに後継者が…なんかエスカリボルグみたいの持った天使が来ましたから、リスペクトしているのでしょう。

 どういう心理なんでしょうね?理解不能です。本作はまずメイドラゴンの作風を思い出しました。オタク臭というか隠しきれないフェチズムとか。本作が2012年連載開始で「メイドラゴン」が2013年ですから、メイドラゴンのギャグに影響を与えているんでしょうか。考えてみれば、自分のしっぽを切って食うってリョナですよね?
 なおメイドラゴン作者のクール教信者さんもアダルト書いてます。どう考えても奇形乳フェチですよね。

 この系列の人たちって結果的に優れたコミックスの原作に行き着いていますので、性癖からは作品の出来って判断できないですね。というより、やはりコミックスのクリエータは多かれ少なかれ変態ということかもしれません。当然本作の作者ユキヲさんもアダルト同人出身(福のれん 名義)です。マイルドなのもありますが、ロリや違う意味でより不快な上級者作品もあります。C89あたりですと、完全に本作の絵柄です。プリキュアとかお好きみたいですね。たしかに本作も様々な能力のキャラが出て魔法少女的でもあります。
(検索して出てきた結果だけ見てます。中身は検索画面の確認。さすがにこんなマニアなマンガは買えません)

 本作です。時崎狂三と黒子がアパート内の日常系リョナギャグを繰り広げる感じでしょう。血がどばどばで人体?欠損、スタンガンによる黒焦げ、氷漬けにしてかき氷にするなど、実写映像なら正視に耐えがたいギャグをギャグ絵で繰り広げます。

 ヒロインが全編全裸という斬新さ、メタ的な視点で面白がっているオタク界隈的閉鎖感。Xで述べますが、初音ミクとか違法アップロード云々など悪乗りです。なんというか、ゼロ年代アキバ系ギャグを令和にまでもってきました、という感じです。
 ヒロインを初めとしたキャラ造形は可愛いし、作画も丁寧です。非常に面白く仕上がってます。

 ただ、やはり有明のアダルト同人マインドがある作品だと思います。感性が合わない人は早々に諦めましょう。逆に本作を面白いと思う人は「癖」の確認をしましょう。

投稿 : 2022/07/19
閲覧 : 237
サンキュー:

9

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ギャグに全振り

面白かったです。
たまたま、今3期が放送中のため、以前の1期から見てみたところ。
もう初っ端から何の脈略もなくドロップキックなんだね。
そして血まみれの惨劇。
すごいアニメだ。

これだけギャグに全振りのアニメだとは思わなかったけど、
2018年だともう忘れている出来事がしばしば。
でも時々、ああ、こんなことあったよねと、懐かしく思ってしまう。
ギャグって新鮮さが大事だけど、昔を思い出すのにもいいかもしれない。

投稿 : 2022/07/12
閲覧 : 331
サンキュー:

13

pH さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かなり面白いです。

あずさ2号って、けいおん!で憂が梓のあだ名分からなかったやつですよね??

分類としては間違いなく、日常系。
ところどころパロディネタやバイオレンスなギャグを挟む日常系。
無い方がいいストーリーが組み込まれているやつとは違う。

この作品、ギャグとキャラクターが素晴らしかったです。
それぞれのキャラが魅力的で、絡みに面白みがある。
2期の連絡袋のエピソードは爆笑しました(笑)。
パロディが多いと言いますが、ドラえもんやサザエさんなど誰でも分かるネタが多く、また邪神ちゃんというこのアニメ自体の面白さも前提としてあるので、パロディだけで構成されているようなアニメでは全くありません。

ただ懸念としては、最初の方は邪神ちゃんがマジのクズにしか見えないということ。そのせいで不快感があり、楽しめない。
しかし、しばらく見てると邪神ちゃんが良いやつになってきます。というか本当は元から根は良いやつなんですが、見せ方が変わる故…。

とにかく、しばらく見てれば邪神ちゃんを好きになるはず。そうなればもう、このアニメに夢中です。

投稿 : 2021/10/18
閲覧 : 330
サンキュー:

5

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

次回予告、『デビルマンレディ』に似ている気がする。

キレイ版ドクロちゃん。
ただ血しぶきがあるだけでグロシーンはモザイク処理されるから、ドクロちゃんみたいな作画崩壊は無い。



次回予告、『デビルマンレディ』に似ている気がするけど、何か参考にしたのかな?

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 278
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃんにゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分は大好きだけど観る人は選ぶ。

一話観たとき???でした。
後で原作観たけど
一話で原作10話以上ぬかしてます。

人間のゆりね(1期アニメだと人間か魔女かわかりません)が邪神ちゃんを召喚したが
魔界に返しかし方がわからず
召喚した人間を殺せば魔界に帰ることができる知った邪神ちゃんとゆりねの
非人間同居ドタバタバトルギャグアニメの設定です。

邪神ちゃんの魔界の友達も
邪神ちゃんをやっつけるために現れた天使も
原作では1話づつ登場してるので

アニメでは最初の方は???でした。
うる星やつらや
イカ娘がみたいなドタバタギャグが好きな自分は
あいますが

邪神ちゃんの度を超えたクズ行動と
ゆりねの度を超えたお仕置き(邪神ちゃんは不死身なので虐待する)
によって観る人を選ぶ作品になりました。

ゆりねは邪神ちゃん以外には優しい娘です。

やめればいいのに邪神ちゃんはいつもクズ行動をとって

ゆりねのお仕置きを受ける。

ワンパターンですが笑いました。

投稿 : 2021/01/08
閲覧 : 719
サンキュー:

7

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

パロディの速射砲

ありえないキャラ達の大騒ぎ、邪神ちゃんのクズっぷりや、
グロシーンだけでなく、実際の神保町の風景も描かれている。
訳のわからない馬鹿げた話だけで、笑いが取れるってもんじゃない。
現実や有名な他の作品を真似し、ぶち壊す。
これを徹底的に繰り返し、ついにこのアニメは第3期を迎える。

投稿 : 2020/11/16
閲覧 : 426
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2

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

邪神ちゃんは蹴り入れたい ~外道どもの殺伐不毛血戦~

古本屋とカレーが彩る街神保町。
ここでは日夜一人の女子大生が悪魔との血で血を洗う争いに明け暮れていたッッ!!!

「喰らえゆりね!第二の殺人技、ロイヤルコペンハーゲン!!」
「この爬虫類が・・・」クロスカウンター
「ガハァッッ!!!」


常時こんなテンションで繰り広げられるスプラッターバイオレンスコメディアニメ。
以下大雑把なキャラ紹介。

・邪神ちゃん
どことなくシャイニー感が溢れるクズ外道。
常時半裸だが色気の欠片もない。むしろ着衣した方が色気が増すタイプ。
定期的にプリンをキメて新台打たなきゃやってられない哀れな肉塊。
こんな形だが料理が上手い。歌もべらぼうに上手い。

・花園ゆりね
生粋のサディスト。邪神ちゃんをいたぶることに生きがいを感じているヤベー奴。
邪神ちゃんがクズ過ぎて見過ごされているが
「興味本位で呼び出したけど帰らせ方分かんねーや。でも死にたくないから殺されるのは簡便な」テヘペロー
で済ませているこいつも大概の外道だと思う。

・メデューサ
「AUTOMATIC TELLER MACHINE」
ヒモ御用達、一家に一台の必需品。
彼女を見ているとクズが生まれる原因は周囲の環境というのがよく分かる。
時折見せる邪神ちゃんとの百合ワールドで視聴者の心もダメにする困ったちゃん。

・ミノス
労働意欲に燃える今時珍しいタイプのお方。デカイ。
明朗快活でドライなさっぱりした性格。あとデカイ。
近隣の子供たちとも仲良く遊ぶよくできたお姉さん。そしてデカイ。
牛肉を食すことに抵抗は無い様子。ほびろん級にデカイ。

・ぺこら
ザ・ノンフィクションな元天使。
今の日本で金と身分が無いということが何を意味するか、
現代日本の陰を身をもって教えてくれるありがたい反面教師。
天使をもってしても派遣労働の労働環境改善には中々繋がらない模様。

・ぽぽろん
下克上を狙う一人戦乱の世を生きる天使。
邪神ちゃんに日本海に捨てられるわ輪を捕食されるわで何だかんだぺこらと同じ境遇に。
だがあっちと違って賢く生き抜く術を持っている有能である模様。
このグループ活動全盛の時代でソロアイドルとして生き抜くストイックな挑戦者。

・遊佐浩二
京都出身の艶のある色っぽい声質が特徴の男性声優。
とは多分関係ない氷族の姉妹。遊佐浩二だが能力は氷輪丸。
唐突に押しかけては邪神ちゃんのお茶請けを薄くする畜生。
自前の血と尿を売りさばくブラックな商売にも手を染めている守銭奴。

・橘芽依
窃盗容疑及び職務怠慢並びに職権乱用の疑いのある国家の犬。
傍から見たら完全なる税金泥棒。
邪神ちゃんのことを「大蛇丸」と称し付け狙う真正のストーカー。
だがあいつの料理スキルなら自作のつまみと一番のやつで毎晩優勝してそうなので、あながちネーミングセンスは間違いではない。

・ペルちゃん
星空凛。




・楽曲
OP・・・ヒキョーダヨー。メデューサの合いの手がいちいち可愛い。全体的にノリがいいキャラソンで、歌詞も本編まんまなので覚えやすい。好き。
ED・・・さすヒャダ。普通に良曲。好き。
神保町哀歌・・・上手い(確信)。全六章からなる長尺の曲。某道路には負ける。

全体的にレベルの高いギャグアニメで楽しめました。モハメドだなこれは。
2期も見ます。アマプラで見ます。マッハで見ます。

投稿 : 2020/09/11
閲覧 : 399
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20

EdCcC70066 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

神保町を舞台にした日常系人外ギャグアニメ&クラウドファンディング

原作が2012年連載スタートのせいかキャラデザはちょい古め。声優の演技と声はキャライメージと合っているもののセリフは早口になると聞き取り辛い事が多く各声優の力量はイマイチ
しかし後述の神保町哀歌はガチで上手い、キャラを保ったまま歌唱力高過ぎて笑えるぐらいw
作画はギャグアニメなので言及なし

アニメオタク的な定型文の組み合わせで作られた側面が強く、原作を読めば分かりますが基本的にオチがない日常系ギャグ漫画。アニメは再編補完しつつギャグアニメとして上手くまとめている為、一見日常系に見えないけど日常色が非常に強い作品


オタク的定型文(要素)としては
・プリキュアを萌え寄りにした様なアイドル系ゲームキャラの様な可愛いキャラデザイン
・毎回クズ主人公が悪さをして怒ると怖い相方にお仕置きを入れられる(昭和からの定番)
・お仕置きがスプラッタ級(アメリカシュールアニメ)
・主人公がどう見ても人外娘ギャグ(瀬戸の花嫁、むろみさん、イカ娘)
・パチンカスクズ系主人公(銀魂、おそ松さん)
・30〜40代向けのパロディネタ多数
・百合系アパート日常アニメ(メインキャラに男性がいない基本的に皆仲良しの優しい世界)
・オタク文化に縁の深い東京の実在の町を舞台にしている(神保町やその周辺地区)

印象が全く違いますが構造的に近いものとしてはイカ娘のアニメかな。パロディ要素は銀魂に近く銀魂程クドくないが銀魂や瀬戸の花嫁程面白くもないです
ギャグのメインは人外娘邪神ちゃんのクズっぷりとゆりねの過激なお仕置きと日常系のギャップ、邪神ちゃんとぺこらの顔芸
これが楽しめない方には多分合いません
それかキャラデザが好きで神田周辺に縁がある人なら楽しめるかも
個人的には楽しめました

面白いのが『神保町哀歌』という主人公邪神ちゃんのキャラソンでクラウドファンディングを募り2期制作が決定したり、邪神ちゃんの声優鈴木愛奈さんの故郷千歳市のふるさと納税を通して千歳市編をコラボ制作していたり、企画力が高く原作が貯まれば3期や4期にも期待できるかも知れない所

こういう所もメインターゲットが限定的である理由の1つかなと思いますが、アニメファンとしては夢がある話です

投稿 : 2020/08/04
閲覧 : 329
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6

とーよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神保町のパチンカスw

邪神ちゃんのボイスは、ラブライブサンシャインの鞠莉さんと同じあいにゃ。
そう、天下のラブライブ声優で押しも押されもせぬアクアの一員なのである。
そ・れ・が、主役ではあるが本作では神保町のパチンカスwこの落差である。
もしかしたら「邪神ちゃんドロップキック」はギャグアニメとしては面白くない
のかもしれない。しかし、天下のラブライブ声優がこんなクズ設定のキャラを
演じているというギャップだけで自分の中で格段に面白くなっている。もう、
あいにゃのイメージはシャイニー♪ではなく、ドロップキーック!となってしまった。
それはもちろんあいにゃの演技力の賜物で邪神ちゃんというキャラにマッチしたから
ということに他ならないのでありますが。

邪神ちゃんだけでなく、脇を固めるキャラも個性豊かなのでやっぱり面白いギャグ
アニメだと思います。(どっちやねんw)それから神保町の実在店舗も名前を変えて
登場するので神田神保町を知っているとニヤリとする場面があるかもです。

あ、たまに邪神ちゃんが返り討ちにあってミンチにされますのでグロ注意ね(笑)

投稿 : 2020/07/06
閲覧 : 314
サンキュー:

11

たかひろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

見れば見るほどクセになる

主人公の邪神ちゃんは、不本意ながらも人間界で暮らすことになり、そこで生活していく上でのクズっぷりを見る事がクセになってくるアニメです。

作画もコミカルな雰囲気をだして、何処からでもボケが飛ばせそうな仕上がりになっており10年くらい前のアニメを見てる様な感覚にもなります。

因みに、私は『撲殺天使ドクロちゃん』の再来だと思った。

作品の主な内容は、邪神ちゃんが悪事を働いて一緒に生活をしているユリネにシバかれて1パート終わる事がメインだが、サブキャラも良い仕事をしていてこの作品の魅力を増加させている。

投稿 : 2020/07/05
閲覧 : 258
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3

fif さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

異形ゲス主人公を含めてみんな可愛い!

異形の悪魔で、非常にゲスな性格の主人公である邪神ちゃんと、人間の同居人であるゆりね、邪神ちゃんと関わりのある悪魔と天使たちが繰り広げる、おしかけ同居人ものです。


邪神ちゃんは異形でゲスですが、憎めない、かまってしまいたくなる可愛さがあります。

個人的には、原作の絵の方がより可愛いと思いますが、可愛い子が多い!
順番に、邪神ちゃん、ポポロン、ゆりね、が好みです。

ポポロンは、2期の方が必見!

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 221
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

アニメIPビジネスのパラダイムシフト、クリエイティビティのブレイクスルーにチャレンジするイノベーティブなキャラクターコンテンツ。いやマジで。

第1話からいきなり意味がわからない。人気作はドコがウケているのか知りたいので数話は我慢。全くサッパリわからないので逆に嬉しくなってくる。新しい価値観が産まれてきているのだなあ、と。いつまでも年寄りにわかるモノが売れていてはダメなんだ。HR/HM雑誌なんか見てると表紙はお爺ちゃんしかいないんだぜ。アラフォーやアラフィフどころじゃない、アラシク越えてアラセブばかりなんだぞマジで。若い感性が市場に出ないと業界そのものが縮小の一途を辿るだけだ。これはいいことなんだ、と自分に言い聞かせてはみる。

それにしてもサッパリわからないのはなんか悔しいので原作マンガを見てみる。マンガだとなんとなくわかるような気は少しする。頭部貫通するような描写でもそこまでグロさはない。マンガだとスピード感が違う。やっぱりギャグ作品はマンガの方が面白いのか。それともマンガ表現の技術の向上にアニメがついていってないのか。原作の第1話だと邪神ちゃんの召喚から始まるのだが、アニメ版はすっとばして途中からの構成。なぜなのか。最初からファンにしかターゲットを絞っているのか。わからない。

さらに調べる。

何これ凄い。

現在のアニメ制作環境はまずワンクール作って、人気でたら2期制作の流れが一般的。たとえジャンプ作品でも昔の様に最初から1年とか約束されているわけでもない。いくらファンから愛されていてもせいぜい数ヶ月で終了するのが原則。

制作者はこの作品をただの人気アニメ作品としてではなく、長く愛されるキャラクターコンテンツに育てようとしている。始めから見ている視点が違う。ライバルは鬼滅とかキングダムなどの人気アニメ作品ではない。キティちゃんやミッフィーなどのキャラクターそのものなのだ。だからキャラクター自体の性格やバックボーンなどはそれほど必要ない。キャラクターの外見の造形そのものの可愛さが全て。アニメはフィギュアやグッズなどの販促程度で構わない、アニメ作品はキャラクターコンテンツビジネスの一部でしかないと言う訳だ。1期終了後に2期制作などの様々な企画をクラウドファンディングで募り即成功。2期までの空白期間にもファンへの露出を絶やさぬ努力を続けアニメが終わったとしてもキャラクタービジネスは終わらせない。ふるさと納税によるアニメ制作などこれまでの常識を覆す展開にも驚いた。凄い。素晴らしい。なんだ。ちゃんと日本にもIPビジネスをわかってる人はいたんだ。

少し尖ってるこの作品ならファンも熱烈な方が多いだろうからまずは小規模なところから成功させる。事例を重ねてビジネスモデルを定着させれば、もう少し幅広い層に届くキャラクターを使ってどんどんビジネスの規模を拡大していく。

アニメ界を変えるかもしれないパラダイムシフトでありブレイクスルーを起こす革命的作品。今後のアニメ界にも少し希望が見えてきたのかもしれない。


ただやっぱり面白さはわからないけれど。

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 299
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ぱすてるぽっぷにすぷらった

原作知らず。

二期(´)がオンエアされたのでまずは一期を、ということで視聴。

全方位にパロディと風刺をまき散らす、ドタバタ系ギャグアニメ。

OPは楽曲としてもアニメとしてもなかなか面白く、本編で語られないものが歌詞にのっているように思う。EDもまたほんわかした感じの、いっそ不釣り合いといってもよいような聴きやすい曲。

かわいらしく、時に美しさも感じるキャラデザも良い感じですし、アニメーションとしても十分なものと思います。

クセ・特徴が濃いキャラクターたちにぴったりな配役と演技だったと思います。

グロテスクな描写が時折観られますが、それほど強烈なものに感じさせないものと思います。


{netabare}
8話くらいまで観ましたが、離脱します。
邪神ちゃんを筆頭に登場人物の愛で方というか、楽しみ方がわかりませんでした。すいません。これ、男性キャラで同じことやったら受け入れられないと思います。

とても胸くそ悪いので、お気に入り作品を数話観てから寝ようと思います。
{/netabare}

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 313
サンキュー:

17

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょいグロドタバタコメディ!?

原作未読。最終話まで視聴。

ちょっとグロい、ドタバタコメディ。
「メイドラゴン」や「ガヴリール」的な物語を期待していたけど、かなり毛色が違う気がする。

かなり自分勝手で図図しくてセコくて・・・。
こんな邪神ちゃんの傍若無人な振る舞いに対して、召喚主のゆりねが、かなりグロ目に制裁を加える構図。

邪神ちゃんの傍若無人な振る舞いに不快感を感じてしまうのがマイナスだけど、グロ目の制裁でチャラになる。
まあ、笑えるところもあるんだけどね・・・、というレベル。

好みが分かれちゃうでしょうね。

各キャラの登場エピソードを割愛しているせいで、各々の関係性が探り探りなのも、原作未読組にはつらい。
第1話の冒頭の{netabare}邪神ちゃんのぺこらに対する{/netabare}理不尽な態度とか、正直、笑えなかった・・・。
むしろ、危うく第1話の途中で切りそうになるくらい不愉快な立ち上がりだった。

ぺこらの扱いの悪さに関しては、最後まで、笑えないどころか、不愉快でしかなかった。
本人の性格の良さ、真面目さが、余計にそう感じさせてしまうのだと思う。

作画は別に悪くはないんだけど、「メイドラゴン」を期待していましたからねぇ。
{netabare}尻尾の輪切り{/netabare}とか見ると、やっぱり、京アニの作画ってすごいんだなぁと・・・。

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 1060
サンキュー:

37

ネタバレ

灰色のくま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Vtuberとしても?

作品もネタが多くて楽しいですね。

始めは召喚とか、なんだかわからんことが多いかもしれませんが、ぜひ続けてみてほしい作品かと。

声優さんの
対応力も高いので、それが楽しくなる要因なのですねw

2期もあるのでそちらも見ます。

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 220
サンキュー:

3

久遠 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハマった

ギャグパロ作品なのでストーリー重視の人は向かない。というかギャグ作品にストーリーなんて求めんなよと思うけど。ちょいグロ要素はあるけどグロ苦手の自分でも大丈夫だから、アニメ見ている人なら普通に平気だと思う。とにかくキャラが濃い。そこがいい。あと可愛い。1話2話できるのではなく半分くらいまでは見て欲しい。そのうちハマる人はハマるはず。

投稿 : 2020/06/17
閲覧 : 210
サンキュー:

6

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

"邪神と人が殺し合う日常"の日常系アニメ

上半身が人、下半身がヘビの姿をした悪魔「邪神ちゃん」と、彼女を召喚した女子大生「花園ゆりね」の日常系アニメ。
召喚した経緯などは端折られていて、第一話は邪神ちゃんとゆりね、隣に住む邪神ちゃんの友人の「メデューサ」、ミノタウロス族の「ミノス」、天使の輪っかを紛失した元天使の「ペコラ」、彼女らの5人(?)がすき焼きをつつき合うシーンで始まります。

状況説明をOPの歌詞でやるという大胆な手法をとっていて、そこから邪神ちゃんはペコラを殺さないと魔界に帰れない、そのため隙あらば背後から襲いかかるが、チェーンソーなどで応戦されて達成できないことが分かります。
メインキャラクターの可愛らしい歌声で「まいにち~ 隙あらば~ あの娘を背後からおそう~♪」と歌い上げる異様な光景は本作ならではと思います。

ゆりね以外はほぼ悪魔か天使がメインキャラクターですが、全員女の子で男キャラはチョイ役でしか出ません。
邪神ちゃんは友人をATM呼ばわりして金をたかり、銀の玉を打ち出す遊戯でスッカラカンにしてはお金を借りて再び注ぎ込む、連ちゃんパパのようなクズ野郎です。
その度にキレたゆりねに全身を切り刻まれて、モザイクの塊のなるのがフォーマットで、しっぽの先からミンチになってメンチカツを作られてしまうなど、結構グロい表現がされています。
邪神ちゃんのやってることはクズそのもので、そのお仕置もかなり陰惨なのですが、キャラクターデザインはかわいらしくて、割とホンワカ見れます。
一話からストーリーに進展的なものも無いので、何も考えずに楽しめる系の作品です。
ちなみに個人的にお気に入りのキャラはペコラです。
家に連れて帰ってお風呂とか入れたいです。

なお、キャラクターの人外率が高いですが、街ごと常識改変でもされているのか 、ヘビ女が街を練り歩くことについて反応は無いです。
特に邪神ちゃんは上半身は普通の人間の女性で、かつ真っ裸なので胸部は髪で隠しているのですがだからといって誰がどうということも無く、それどころか豪胆にもその姿で食事処で普通に飯を食います。
メデューサなんか偶に一般人を石化しちゃいますが、誰も気にすることが無いので、設定こそクトゥルフのようですが、ホンワカ日常系です。
それはそれとしてカレーを食べたりガシャポンしたり毎日を楽しく過ごす素敵な日々を綴った物語になっています。
書いてみるととんでもない作品のような気がしてきました。
2期もあるので、こちらもそのうち見たいと思います。

投稿 : 2020/06/06
閲覧 : 264
サンキュー:

15

ネタバレ

hyoi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

おもろい(笑)

1話見ていきなりのギャグものなのはわかったけど、邪神ちゃんを解体する時がちょっとグロかった‪w
でも、結構グロいのに、意外となんの嫌悪感もなく見れれたのがすごい
後、ドロップキックいっぱいしてるけど、1発も決まってなかった‪w

投稿 : 2020/06/03
閲覧 : 242
サンキュー:

6

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邪神ちゃんドロップキックのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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邪神ちゃんドロップキックのストーリー・あらすじ

魔界の悪魔である「邪神ちゃん」は、ある日突然人間界に召喚されてしまう。邪神ちゃんを召喚したのは、ボロアパートで暮らす女子大生「花園ゆりね」。ゆりねは、邪神ちゃんを呼び出したものの魔界に帰す方法がわからない……。仕方なく一緒に暮らし始めた二人だが、邪神ちゃんいわく、「召喚者が死ねば魔界に帰れる」そう。そこで邪神ちゃんがとった行動とは……!?(TVアニメ動画『邪神ちゃんドロップキック』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年夏アニメ
制作会社
ノーマッド
公式サイト
jashinchan.com/
主題歌
《OP》halca『時としてバイオレンス』《ED》ZAMB『Love Satisfaction』

声優・キャラクター

鈴木愛奈、大森日雅、久保田未夢、小坂井祐莉絵、小見川千明、佐々木李子、飯田里穂、原奈津子、荒浪和沙、寺田御子、山田麻莉奈、山下七海、田中美海、M・A・O、遊佐浩二

スタッフ

原作:ユキヲ(『COMIC メテオ』連載)
総監督:佐藤光、監督:矢野孝典、製作総指揮:夏目公一朗、シリーズ構成:筆安一幸、脚本:筆安一幸/村上桃子、キャラクターデザイン・総作画監督:古賀誠、色彩設計:野口幸恵、音楽:栗原悠希/神馬譲、音響監督:今泉雄一、音響制作:エスタ―セブン

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