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「B: The Beginning[ビーザビギニング](Webアニメ)」

総合得点
73.6
感想・評価
242
棚に入れた
1245
ランキング
1000
★★★★☆ 3.8 (242)
物語
3.7
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.8

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☆の総合評価
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B: The Beginning[ビーザビギニング]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

天才と異能と突貫娘

Netflixで独占配信されている作品。

【物語】
構成が綺麗にまとまっていて、とても良かった。
{netabare}1~3話
主な登場人物の紹介と、どこか不思議な事件が、過不足なく語られる。
4~6話
キースとリリィの距離が縮まる。
キースと黒羽の出会い。
そして、黒羽とユナが・・・。
7~9話
交錯するキースと黒羽の過去。
リリィの突貫。
意外なキースサイドの真犯人。
そしてチームの結成。
10~12話
リリィの救出。
黒羽サイドの真の敵。
そして・・・。{/netabare}

サスペンスとグロ、コメディがバランス良く配置されていて、ストレスなく一気見視聴できた。

事件は無事に解決したけど・・・。
「もう少し続きを見てみたい」そんな余韻に浸らせてくれるラストも良かった。

~少し酷評を~
{netabare}中盤で交錯したキースと黒羽。
しかし、ラストが別々な解決になってしまったのがもったいない気がした。
【重度のネタバレです】
{netabare}黒羽とライカの戦いは異能バトル。
キースとギルバートの戦いは頭脳戦。
だから別々に・・・。{/netabare}
そう考えれば分からなくはないんだけど、少しもったいない気がした。
{/netabare}

【作画】
全く言うこと無いですね。
もの凄くキレイで良かったです。

【声優・キャラ】
キース役の平田広明さんはハマリ役だと思います。
リリィ役の瀬戸麻沙美さんも良かった。
リリィに関しては、キャラデザも可愛く、自由奔放なキャラと併せて、とてもお気に入りです。(笑)
カエラのドS発言もハマった。

投稿 : 2018/05/17
閲覧 : 714
サンキュー:

19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

互いに見知らぬ二人の運命は、やがて一つの陰謀へと飲み込まれていく…

この作品はNetflixで独占配信されている作品です。
これまで「DEVILMAN crybaby」、「A.I.C.O. -Incarnation-」を視聴してきたので、本作で3作目になります。
契約形態は3種類あるので、それぞれの環境に合わせた視聴が可能であること、何より字幕が入らず必要に応じてダウンロードして作品を視聴できるのが、私にとって最大限の魅力となっています。

前に視聴した独占配信作品のレビューでも書いた気がしますが、TV放送の様な枠がないのと、段階を追ってしっかり制作できるのがメリットだと思います。
何故なら放送中に万策尽きたり、作画崩壊などという事態が起こり得ないので…

この物語は、「Killer B」事件を機に特殊犯罪捜査課に復帰してきた捜査官「キース」と、バイオリンを修理する工房で働く「黒羽」の2人が主人公になっています。

もともと接点のある二人ではないので、物語の序盤は同時に二つの物語が平行して描かれている感じなのですが、物語の進捗に合わせて二つの物語がこれまでと違う様相を見せるという、とても手の込んだ作りになっています。
この作品…予め色々と見聞きするより、興味を持ったら視聴した方が良い作品だと思います。

なので、キャラ紹介を少しだけ…
キース(CV:平田広明さん):天才的頭脳の持ち主で、親しい友人からはドイツ語で天才を意味する「ゲニー」と呼ばれています。
見た感じ一癖ありそうなキャラですが、彼の洞察力と推理力にはきっと惚れ惚れすると思います。
黒羽(CV:梶裕貴さん):見た感じ10代の少年です。バイオリン奏者としても高いスキルを持っていますが、古いモノを修理して再び使えるようなるプロセスそのものが大好き…
でも彼の顔は、一つじゃありませんでした。

この二人を取り巻いているのが、RISと呼ばれる「王立警察特殊犯罪捜査課」の皆さま方です。
中でも瀬戸麻沙美さん演じる新人捜査官の「星名リリィ」と、小清水亜美さん演じるホワイトハッカーの吉永カエラは要注目キャラだと思います。

カエラのハッカーとしてのスキルも素晴らしいですが、何と言ってもリリィの発想力と行動力はこの作品の魅力の一つになっていると思います。

捜査官と特殊犯罪捜査課の組み合わせ…となると必然的に物語の方向性は見えてくるのですが、この作品の特徴の一つとして、事件は起きるものの動機が不明で、犯人は自白後に不信な死を遂げる…
という特徴があったんです。
だから物語は解決しない事件が連鎖している状態…
こんな膠着が暫く続くのですが、物語は予期しない方向から少しずつ全貌が明らかになっていきます。

正直序盤はあまり面白さを見出すことができませんでした。
きっと数話続く膠着が原因だと思いますが、物語が動き出してからは一気に面白さが加速します。
何故なら接点のないところに突然接点が生まれて、それら接点同士が複雑に絡み合うからです。
だから物語の落としどころ…つまり、この作品のラストは全く予想できないのも、この作品の面白さに拍車をかけていると思います。

タイトルにも書きましたが、もともと一つの陰謀から数々の事件が派生している…
ここまで記載しても全くネタバレになる気がしない程、物語はしっかり練られています。
作品は1クールですが、全てにおいてとても緻密であることを大切にした作品という印象を受けました。
こういう作り手の気合が伝わってくる作品…私は大好きです。

気になる方は是非本編でご確認頂ければと思いますが、完走して私も気になる点が1点…
この作品は続編が制作されるのでしょうか。
それともそういう終わり方を指向した結果なのでしょうか。
普通に考えたら次に繋がってもおかしくない…というところで物語が終幕するんです。
ですが、物語に中途半端感はありません。
一つの物語をしっかり描き切っています。
人気が出たら続編…というパターンなのでしょうか?
でも人気のバロメーターである円盤はNetflix作品でも販売されるのでしょうか?
いずれにしろ、もう少しこの作品をチェックしておく必要がありそうです。

次は「ソードガイ 装刀凱 The Animation」を視聴したいと思います。

投稿 : 2018/05/13
閲覧 : 562
サンキュー:

12

ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

期待はずれ

面白かったか面白くなかったかと問われれば即断で後者。
他のレビューでもちょろっと言われてるけど脚本が俺的に論外。
{netabare}人外要素を無くして作り直せば?{/netabare}

それ以外には特に不満はないので、(続編ではなく)次回作に期待しますよ!

投稿 : 2018/04/25
閲覧 : 311
サンキュー:

5

ネタバレ

移リ木うらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

たぶん続きもの

6話辺りでこの物語がどんな話しなのかが見えてくる。
そこからは、バラバラにみえた3つの視点が重なって加速していくのですが、
最後よく分かんないまま終わっていく。
のでみてて、ここまで盛り上げたのにそういう終わり方するのかよ!?
と吃驚しました。
たぶん、続きものなんですね……。じゃないとおじさんの方の件は解決するけど碑文の謎とやらが全くもって謎のままで、黒羽とユナの関係もよく分からないし。
そもそも黒羽ってなんやねんっという所が「俺はユナを助けたいんだよぉ!!」だけで終わってしまうのです。
ただ、物語6話で語られた”黒羽とキースの過去に関わる話”は完結します。
それが恐らく第1シーズン完!ってかんじです。
最後の最後に思いっきり。新しい謎を置いて12話が終了するのです。
続きがあるのならみたいです。

という不満ばかりの感想は置いておいて、
このアニメは始終絵が美しい!!どこを切り取っても綺麗な絵なのでそれだけでみていてワクワクします。あと、OPとEDが海ドラっぽいのも良いです。続きみたくなりますし。

ストーリーは3話までは正直面白くなくて。というのも、どっちつかずな印象なのです。キース、黒羽、リリィのどの視点というわけでもないしフワフワした感じと。私はラノベ主人公ぽさを放たれるとウゲっとしてしまうタイプなので黒羽くんの存在がとてもネックでした。ただ、6話までくると。黒羽の行動理由だとか。キースが何をしているのかだとか。更に話が進めばリリィのこの物語における存在意義も分かってくるので楽しみ方が分かってきてラスト周辺はかなりワクワクしてテンションぶちアゲでみることができました。


【こっからネタバレ有まくりの個人的メモ】
{netabare}
キースと真犯人のやりとりはこういう系統の海ドラではよくあるやりとりなんですけれど。でも、みているときに一番思ったのは。同じネットフリックスオリジナルアニメであるDEVILMAN crybabyの{netabare}大嫌いだけど大好き{/netabare}って言葉でした。行動理由がそこに収束するのかなぁと。
彼のいう、気になることがあると推理するのを止められないことと、真犯人の人を殺すことがやめられない。は”同じことである”だからこそ。異常な妄執に取りつかれていた真犯人はキースと出会い救いを見出す。けれど、そんなキースは”殺人=真犯人”を”理解できない”と完全否定する。だからこそ、お前も結局は俺と同じなのだと、深く愛するが故に拒絶を受け入れられず同じ所まで落とすことにした。
真犯人が終盤に放つ「生み出したのはお前」というのはとても適格だと思います。
止められない。取りつかれる程に、という行動は【恐怖】に起因する。それへの対処法が”ただ”違っただけ。拒絶は更なる【恐怖】を生み出し【混乱】を生み出した。

もしかしたら、碑文の内容とやらもそういうところに落ち着いていくのかもしれないですねぇ……続きやってくれないと分かんないですけど。{/netabare}

3話あたりで、やばい。これ結構苦痛かもしれないと思いながらここのレビューをちらっと見た時にあった。海外ドラマとアニメの融合。っていう言葉は見終えると適格だなぁと思いました。

おおよその進み方とかキャラとか結構海外ドラマにありそうな感じなんだけど。黒羽とかユナのキャラデザがアニメ的だなぁと。

あとは、設定本があるなら。それを片手に見たいアニメ!でもありました。

落ちが消え去った! という印象はぬぐいされない気もしたけど、冷静に考えると物語の主。キーラBとキースの物語は完結しているし。提示されたものは完結していた。続きがあるならまたみたいし。中盤の面白さは心踊らされるものがある。
総合的にみるととっても好きなアニメでした!

投稿 : 2018/04/25
閲覧 : 293
サンキュー:

3

聖剣 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

反省文

過去の作品と比較するのは無粋と思い
極力それを避けて語りたいと常々思っている。
が、
前評判からPSYCHO-PASSを、
見始めてから残響のテロルを連想してしまう辺りは
自身の貧困な知識を反省せざるを得ない。

物語としては至って凡庸。
どこかで見たような設定を感じてしまうが、
やはりこれも自身の趣向による、
偏重な視聴履歴によるもので併せて反省したい。

序盤のサイコサスペンスの様相から
一転して陰謀論めいた内容、
そして宗教的な絡みを想起させてくるが、
舞台が架空の地とは言え、
短絡的にバチカンとかキリスト教を出してこない辺りは
さすがと言いたい。
これも
昨今のソシャゲに代表される
天使や悪魔といった安易なファンタジー熱に毒された自分を呪いたい。

とは言え、
この作品を機として数多くの作品の引出しを開けることができる点で
見応え十分であることは間違いないと断言したい。

投稿 : 2018/04/20
閲覧 : 280
サンキュー:

11

Maskwell さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

海外ドラマとアニメ独特の要素を上手く融合できた作品

犯罪心理学的に相手の行動を分析する主人公と人間ではないキラーB。
主人公の天才具合を上手く表現できている分類なのは高評価だった。

投稿 : 2018/04/15
閲覧 : 297
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

脚本力の致命的な欠如

このアニメは、映像と音楽と声優さんの演技はとてもいいです。特に作画は素晴らしい。
しかしながら、そんな評価も最悪帳消しにしてしまうほどに、致命的に悪いのが脚本です。

どことなく他作品に既視感を覚えるような、テンプレを練り合わせたようなキャラ。それだけならまだよくあることですが、そんなテンプレが取ってつけたように釣り合っておらず、非常にリアリティに欠けるキャラクター像になってしまっているのです。特にヒロインのキャラのアンバランスさは際立っていました。
またそんなキャラ同士の会話はというと、これが明らかに文章力の弱い、不自然な言葉の投げ合いばかり。いちいち説明的だったり言葉のチョイスが微妙だったり。特に物語序盤は、ひたすら違和感が付きまとっていました。

物語が繰り広げられる舞台に目を向けると、一見すると西洋の街並みが広がっているようで、なぜか当然のように日本の寺があったり、また日本の食文化であるあんぱんが普通に出回っていたりと、何でもありな多文化国家。一言で表すなら「カオス」なんです。この作品にリアリティはあるのか……? この何でもありな設定のせいで、全然話に入り込めませんでした。

そして、これらのことに仮に目を瞑ったとしても、ストーリーがまた残念。
警察側と超人側、それぞれの行動や思惑が交錯する、というのがこの話の魅力だと思うのですが、はっきり言って交錯できていません。バラバラです。
どちらか一方の話だけでこのアニメは成り立ってしまう。それではこの構成にした意味がありません。
またシリアルキラーを題材にした割には、メッセージ性やアンチテーゼが何もない。ストーリーに説得力がないのです。まあこれについては、「そんなものはば必要ない」と言ってしまえばそれまでですが……、

ぐだぐたと長くなりましたが、総じて言いたいことは、脚本が残念という点に尽きます。
もしこの作品が、映像と音楽をそのままに、ストーリーがPSYCHO-PASSなら、間違いなく傑作となっていたでしょう。

投稿 : 2018/04/15
閲覧 : 234

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

圧倒的、この一言に尽きる

Netflixオリジナル作品として、ProductionI.Gが満を持して発表した全12話の本作は、
圧倒的なクオリティを備えつつ全世界の幅広い層が楽しめる内容に仕上がっており、
純粋に娯楽アニメのレベルとしては極めて高いものとなった。

自分はこの作品に5点満点を付ける人がいたとしても、何ら不思議には思わない。
それくらい凄い作品が出てきちゃったな、という印象を持ったと同時に、
以後Netflixが日本のアニメ業界に於いて果たす役割として、
作品作りの方向性、ビジネスモデルを含め大きな変革になる可能性があると感じた。

☆物語☆

ジャンルとしてはサイコ、クライム・サスペンスになるが、
本来交わることのない、ダークヒーロー&異能系バトルアクションという異なるジャンルを組み合わせた脚本が、
ユニークかつ無理なく自然なバランスを保つことに成功している。
これにより、Netflixで普段ドラマや映画を観ている層が見ても楽しめ、
かつアニメ専門のマニアでも楽しめるという、
幅広い層&年代に受け入れられる物語になったと感じるが、
これはかなりの創作能力がなければ出来ないことだろう。
1クール(12話)のオリジナルと言うカテゴリーに於いては、
ここ数年でもトップレベルなのは間違いない。

ネタバレ厳禁につき、あまりアレコレと書かないほうが良いと思う。
天才刑事が点と点を繋ぎ、事件の背後に隠された謎に迫る様は知的かつスタイリッシュで、
文句無しに格好良く、アクション面での見どころも多い。

☆声優☆

一切の妥協を感じさせないキャスティングで、
演技自体も各々素晴らしいものだったが、
とりわけ主演の平田広明氏の円熟の凄み、台詞の説得力には惚れ惚れ。

☆キャラ☆

天才刑事キース&犯人の因縁、歪んだ心理面がとても良く描かれていて引き込まれる。
ただ、同I.G制作の「サイコパス」では、犯人側のキャラや心理にもある種共感できる部分があったり、
魅力を感じる部分もあったのだが、本作ではそのような面は特になく、
コクー&ミナツキ側に関しても、関係性は上手く描かれていたものの、
動機~行動に至る部分ではある意味シンプルだったように思う。
リリィの存在が緊迫感あるサスペンスの中での箸休め的な、コミカルな効果も出していて良かった。

☆作画☆

キャラデザイン、人物の描き方、背景、アクション、CG、全てに於いて高品質で抜かりなし。
ProductionI.Gの本気を感じる作画だが、
いくら予算があったとしても力のない制作会社には、この造形の美しさは出せないだろうと思う。

☆音楽☆

マーティー・フリードマン作曲&Jean-Ken Johnny作詞の主題歌は、
作品を全話視聴した上で作られたとのことだが、
アニメソングを作る上では理想的ではあるものの、これは通常のTVアニメではなかなか出来ないこと。
結果、スタイリッシュ&クールなEDアニメーションとの相性は抜群で、鳥肌が立つほどの格好良さに仕上がった。
また、作中BGMもまるで海外のサスペンスドラマや映画を観ているかと錯覚するレベルの仕上がりで、
メロディのインパクトも充分、文句の付けようがない。


個人的には同I.G制作の「サイコパス」と比べると、
内容の深さという点では及ばないかという印象だが、
作品自体の完成度には何ら不満はなく、多くの人が楽しめる作品としてオススメしたい。
最終話の展開&タイトルからも続編が有ると思われるので、こちらにも大いに期待したいと思う。

投稿 : 2018/04/11
閲覧 : 335
サンキュー:

12

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんだかすごいね!この作品!

Netflixオリジナルシリーズです。全12話です。

謎解き(ちょっと難しい)?サスペンス?サイコパス?
初回からなんだかドキドキです^^

いろんなシナリオが絶妙に絡み合ってる感じ、
こういうの好きです。

所々なんとなく知ってる感じなんだけど、
いい感じに纏めてて最後までしっかりみれました^^

もう少し昔の物語部分が深く掘り下げれていたら、
それぞれのキャラに感情移入できてたかも?って思いました^^
(放送時間に限りがあるので難しいですよね~)

お子様には刺激が強すぎるので気をつけて!

投稿 : 2018/04/08
閲覧 : 231
サンキュー:

7

ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

5時間の映画

A Netflix Original Seriesの一つ。
2018年3月2日からNetflixにて全話一斉、全世界独占配信中。
企画は2年前から進行していた。

Web配信ゆえ、一般的なAパート、BパートといったCMを考慮した
話の流れを阻害する可能性のある構成に縛られない。

20秒程のタイトルイメージ「B」が
インサートされるのみのオープニング。

その分、エンディングは2~3分でやや長め。
エンディング抜きで1話約23分の全12話。

----------------------------------------------------
原作:中澤一登、Production I.G
監督:中澤一登、山川吉樹
シリーズ構成:石田勝也
総作画監督:中澤一登
キャラクターデザイン:中澤一登
メカニックデザイン:常木志伸
音楽:池頼広
アニメーション制作:Production I.G
----------------------------------------------------

この作品とは別な話ですが、

2017年冬に、初めてNetflix制作の配信コンテンツである
ドラマ版「僕だけがいない街」(全12話)を視聴して
その従来とは違った製作の成果が、
作品にいい感じで滲み出ていて感銘を受けました。

ドラマ「僕街」の監督・下山天氏のインタビュー(ググればネットで読める)によると、

・10年先も色あせずお客さんにも響くものをNetflixは求め、
話、画、音すべてを最高のものにすることに拘る。

・そのため、脚本も全話完成してからNetflix側が事前にジャッジ。

・それは、3話目まではもっと観たいというものになってるかが重要視され、
そこに問題なければ4話目以降は口出ししない。
(企画そのものの結末までのプロットがOKだからでしょうが)

・完成作品は1本の映画と捉え、全話が最後までつながってからの納品。
Netflix側はそこで全話一挙プレビュー。そして、全話一斉配信される。

ということらしいです。
アニメとドラマでは違う部分もあるかもしれませんが
スタンスは共通でしょう。

Netflixは2018年現在、ユーザーが
190ヵ国以上で一億人を突破したようです。

Netflixでは、企画が通った作品の中で、
再生回数や安定した視聴時間が見込める作品に対して
大きな予算が割り当てられるそう。(ニッチな作品はそれなり)

このシステムでは、1つの作品に対して、中核のクリエイター
(本作では、中澤氏)が全責任を負い、全話完成後納品のスタイルなので、
プレッシャーと負担は通常以上に大きいでしょう。

しかし、作品の個別収支ではなく、
有料会員を増やすことによりビジネスを成立させているので
クリエイターは国内の円盤売り上げを全く意識しないで済む。
また、地上波より表現規制も緩いので作品の創作の自由度が広がる。

非常にやりがいがありそうです。


かなり脱線しました。本作のレビューに戻ると...

本作は、作品としてのまとまり感が当に1本の映画よう。

本作を視聴して通常のTVシリーズとの
クオリティの差を明らかに感じました。
{netabare}
本作は、一見冴えなさそうな、対人スキルの乏しい
中年の変人キースをメインの主人公にしていますが
そこはとても大きいポイントだと思います。
(あにこれで使われているキービジュアルでその構図が見えます)

世代的に若者よりも、
人生の経験豊かで有能な年長者をメインに据えることは
話の深みに大きな影響を与えるはず。

もしこれがテレビなら主人公としては一般に受けそうな、
若者の黒羽(コクウ)、リリィ、ユナを物語の中心に据え、
キースはサブキャラクターで終わっていたかもしれません。

個人的に、キースの魅力が輝き始めた4話から面白さが倍増しましたが、
彼のようなキャラが、話数を重ねる内に
尻上がりに格好良くなる醍醐味はなかなかのものです。

対犯罪組織において有能な成人男性キャラの欠如は
大きなマイナスです。

猟奇犯罪を扱うなど、本作と似た部分もある
制作会社が同じのTVシリーズ「PSYCHO-PASS サイコパス」を
一例としてあげると。

サイコパスでは本来、狡噛慎也と常守朱のW主人公でした。

しかしパ-ト1は終わってみると、
年若いヒロインの朱の方がクローズアップされていた感。
それでも狡噛も主人公として輝いていたからまだ見応えあった。

さらに、パート2になると、なんと狡噛は全く出なくなった。
その代わりになる新キャラもいなかった。
話が進むにつれ、自分の中で
どんどん話がつまらなくなっていったことを思い出します。
あにこれでも、パート2の評判はパート1より低いですね。
{/netabare}

「B:The Beginning」
この作品の魅力を簡単にまとめると

・淀みなき話の流れに、ムラも破綻もない統一感がある。

・シリアスの中にも、ふっと和む瞬間があったりと緩急の自在さに、
クリエイターのセンスの良さが光る。

・ダイナミックな見応えあるアクションの魅力。

・全体の作画のトーンは物語にジャストフィット。
さらに色彩の繊細さのレベルが高い。

・キャストの皆さん、全員が一丸となった演技で、
主にベテランの一流声優の競演作品としての魅力。
若手声優は大いに勉強になったであろうと想像に難くない。

といったところでしょうか。

但し、エロ要素はないにせよ、
規制の緩いweb作品でしか描けないような
血生臭い残虐シーンがそれなりにあります。

第1話は開始2分で、思わず目を背け、
「それはやめて」と、つい口に出ちゃいました。

グロ耐性ないときついかもしれませんが、
悪趣味なほど酷くはないので全話終わってみると
意外とそんな嫌な後味は残りませんでした。

物語は既視感あるので若干マイナスの★4.5にしましたが
人間の潜在的に持つ醜さや怖さを上手く描き、
ファンタジー異能要素はあくまで従で、
リアルな犯罪サスペンスドラマとしてとても引き込まれました。

当たり前ながら、視聴中に色々と察する楽しみがあるので、
話のネタバレ情報には事前に触れない方が吉です。

作画は、アクション、背景、人と表情、メカなどすべてにおいて文句なしの★5

声優の★5は、
特に平田広明、東地宏樹、森川智之、瀬戸麻沙美の各氏に捧げます。

他のキャストも、どなたも素晴らしい演技でした。
キャラとの一体感が半端なかった。

未完成な映像でアフレコすることの多いアニメの収録現場と言われますが、
この作品では以上述べたような制作の性格上、
ほぼ完成した映像で全話のアフレコに臨めたらしい。
それは、声優も感情移入が深くなり、演技にさらに磨きがかかる
大きな要因なのではないでしょうか。

さらに声優の演技に合わせ映像を修正することもあったそう。
これではレベルが高いのはむしろ当然です。

キャラの★5は、
絶妙なコンビのキース&リリィに捧げます。
ダークな作品世界にあって、
この二人のやり取りが心のオアシスでした。

音楽の★5は、
物語に見事に嵌ったエンディング曲を用意してくれた
作曲・ギターのマーティー・フリードマン氏、
ハリウッド映画のような重厚なサントラを生み出した池頼広氏に捧げます。

スカッとはせず悲哀感はあれど
最後のシーンは、台風一過の翌日のようで
後味は決して悪くなかった。
さらに、最後の最後で続編を暗示してました。

Bの後のThe Beginningは
第1章もしくは序章の意味なのでしょうか。

パート2を期待します。

投稿 : 2018/04/08
閲覧 : 484
サンキュー:

11

ぺくるす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2018年 冬アニメ

久々に見たシリアス系のアニメだったんですがアヌシー国際アニメーション映画祭に出ただけあって内容もよかったですし、声優の声もキャラに」あっていて面白かったです。                        私はシリアスなアニメは後を引きずるのであまり好きなジャンルではないのですが、このアニメはシリアスなのに最後はハッピーエンドにまとめてくれていたので良かったです!(>_<)

投稿 : 2018/04/06
閲覧 : 235
サンキュー:

4

ka さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

媚びずに硬派な作品

円盤を売ることを意識しているアニメと違って作りたいものも作った感があり、ブレずに一貫して面白かったです。

ストーリーは異能力バトルものとサスペンス推理ものを混ぜながらもきちんと個別に描いたようなもので、こういう路線にありがちなどっちかに偏るという事がなくて良かったと思います。
ただ、12話の中でその2つを両立させた影響なのか、8話あたりから先が読める展開になってしまい、容易にラストが想像できてしまったのは残念でした。

ストーリー、作画、音楽、演出、どれを取っても高水準なので、観ても後悔することはありません。
若干グロ要素があるのでその点だけ注意。

投稿 : 2018/04/06
閲覧 : 207
サンキュー:

4

ひできち さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やっぱこういう作品が欲しい

プロダクションIGの新作
安定性がある
シリアス感溢れる作品で、最近無いよなあと言った感じの作品
引きがいいし、この雰囲気が好きな人は好きだと思う

投稿 : 2018/03/30
閲覧 : 260
サンキュー:

3

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

連続殺人事件をテーマにした物語デス。

群島国家「クレモナ」では、凶悪犯罪者ばかりが殺される事件が発生しており、犯人は現場に「B」を刻むことから、「Killer B」という通称がつけられていた。天才捜査官として知られるキース・フリックは王立警察特殊犯罪捜査課(通称「RIS」)へと戻り、「Killer B」の謎を追うところから物語は始まる。
---------------------------------------------------------

絵は綺麗デス。
キャラも個性的かつ魅力的デス。
海外ドラマ見てるみたいで、面白かったデス。
キースが頭良くって、どんどん事件を解決していく感じが素敵デス。
最初から最後まで、テンポ良くて、見応え十分デシタ。
次があるような終わり方だったので、続編に期待デス。

投稿 : 2018/03/30
閲覧 : 252
サンキュー:

4

ネタバレ

tachikoma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

作品の雰囲気はすごく好きなのだが、中身がなんというかイマイチ…
事件の捜査を進めて謎に迫る部分とマーケットメーカーと呼ばれる連中と黒羽との対立部分がマッチしていないというか。
黒羽たちの存在が何でもあり過ぎてリアリティのある捜査部分の良さを消してるように感じた。
緻密な頭脳戦を繰り広げているのに科学的でない不思議な力をもった第三者が舞台そのものをちゃぶ台返ししてぐちゃぐちゃにしてる感じ。
なんでそういう力があるのかも説明されないし。
刑事モノとしてもバトルモノとしてもそれぞれが相乗効果になっておらず、お互いが足を引っ張っており全体を通して中途半端な作品だった。
導入が面白かっただけに残念。

投稿 : 2018/03/28
閲覧 : 257
サンキュー:

2

さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お気に入り

世界観、表現力、キャラクター
全てにおいて一目惚れ
ハリウッド映画に負けない

ゾクゾクハラハラ
たまらない緊張感

エンディングの曲もかっこいいし
サイコパスの匂いもするし
ほんと良い作品をありがとうございます

投稿 : 2018/03/27
閲覧 : 239
サンキュー:

8

krdsts さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これこそ映像作品! 萌え豚に媚びない良作

今回ネトフリ限定ということで制作費もネトフリから出てて一切萌え豚に媚びていない 円盤を売るためにサービスカットなんかも一切なし IGがやりたかったものが出てる作品 これこそ創作であり商品ではない。 ただ個人的に物語として黒幕をもうちょっと隠してほしかったサスペンスよりというよりはSFファンタジーによりすぎた感が出てる まあこれもIGだから仕方がない 
まあこれだけは言える 萌え豚が見るべきアニメではない 映像作品として評価が下せる人が見るべきアニメ
こういうアニメを作ってこそ日本のアニメ技術が育っていく 

とにかくおもしろい

投稿 : 2018/03/26
閲覧 : 357
サンキュー:

4

ねいばー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ナイスnetflix

物語はちょっとむずかしい。もう一回観たらちゃんとわかりそう。
キャラが一気にでてくるので名前をちゃんと覚えれば内容把握できると思う。

さすがnetflixは金かけてんなぁってぐらい良い出来になってた。
戦闘とかすごい。

キャラもかっこいいしかわいいしよかった。

OPとEDが、海外ドラマみたいな感じで、
実質OPは無しだったのが残念なきもしたけど、
その分テンポがよかったので悪くなかったとおもう。

投稿 : 2018/03/25
閲覧 : 202
サンキュー:

5

DEIMOS さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

プロダクションIGと中澤一登の融合。

プロダクションIGのパトレイバー〜攻殻機動隊〜サイコパスの流れを組む警察サスペンスミステリーの要素と、近年の渡辺信一郎作品(サムライチャンプルー、残響のテロル)のアクション作画を支えた中澤一登の才能が融合した作品。

結局のところ、犯人を追う警察の話、という単調さはあるが、総じて高品質なギミックを織り交ぜている。が、前述のIG作品の模倣感は否めず、目新しさは少ない。(この技術をスポーツアニメに持ち込んでいた「黒子のバスケ」の方が新鮮味はあった。)ナベシンの残り香のような、「格好いい雰囲気」が出ているのがせめてもの救いだろう。Netflixというチャネルを考慮し、アメリカのドラマを意識したのは間違いないだろう。

ストーリーの展開、テンポは良く、濃度が高いので、一気に視聴すると疲れるかもしれない。私は、1日1話を目処に視聴した。後半は、浦沢直樹の「モンスター」のような猟奇性が扱われるので、のめり込んで見るタイプの作品ではないだろう。演出の観点からも、「引き」が弱い。浦沢直樹作品のような、ハラハラドキドキ感や「タメ」がなく、結構あっさりと謎を解いてしまった印象。

作画面では、もう少しアクションが多めにあるとよかった。IGのデジタル技術で表面上の絵は綺麗に仕上がっていたが、ジャパニメーションならではの唸るようなアクションシーンは少なかった。

投稿 : 2018/03/21
閲覧 : 208
サンキュー:

4

なゆた さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良作

この作品とaicoのためだけに1ヶ月でもNetflixへ加入するのをお勧めするレベルでした。

続編を期待して待ってます。

投稿 : 2018/03/19
閲覧 : 174
サンキュー:

2

Caiser さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

続編が楽しみです。

投稿 : 2018/03/15
閲覧 : 161
サンキュー:

2

p4 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

みんなもっと見るべき

洋画でありそうなストーリー + ファンタジー要素 といった感じに引き込まれました。
ざっくりしすぎで説明になってないけど、とにかく面白かったです。

投稿 : 2018/03/11
閲覧 : 203
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

最初から最後まで安定して楽しめます

それだけ、視聴者を引き付ける内容で構成されてると思う

キャラクターたちも魅力的な雰囲気を漂わせている

内容はちょっとダークな方へ偏ってる気もするが

最初から最後まで目が離せない

良い作品だと思いますよ

投稿 : 2018/03/07
閲覧 : 214

gazabata さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

散らかった美

このアニメはタイトルの通り、とても散らかったアニメだ。
色々なジャンルからいろいろなアイディアをとってきてできるだけ詰め込んだように感じる。これは良いことでも悪いことでもある。

ペース:
12話のアニメだが個人的には一度も退屈することはなかった。むしろ最初のほうにもう少し一話完結系の話を盛り込んでキャラクターともう少し時間を過ごせたらよかったと思う。アニメの10~12話編成というのはNetflixでも逃れられないものなのだろうか?

ストーリー:
ストーリーは少しせかされているように感じた。いろいろな説明やプロットが次々と流れてくるのはいいが、変化が急すぎて一歩下がって観なければいけないことがたまにあった。あと、無駄とは言わないが物語を少し肥大化してしまうことがありそれは少し気になった。それ以外は全体的に良かったと思う。エンディングのまとめ方も上手だったと感じる。個人的には最後にもう少し欲しかったなと思ったがそれは人それぞれだろう。

キャラクター:
このアニメを見る一番の理由がキャラクターだろう。最初の2話ですでに無数のキャラクターの紹介を完ぺきにこなしている。その後も「あいつはそんなことはしない!」と思うことはほとんどなく、最終的には感情移入が半端ではなかった。

アニメーション:
一話見ればわかると思うがアニメーションはとても良い。特に好きだったのが感性豊かなフェイシャルアニメーションだった。あとアニメーションではないが、カメラの使い方やカラフルなパレットに感心させられた。

その他:
気にしない人はいいが少し残酷すぎるように感じることがあった。必要性があったかは個人的には迷っているがその辺は少し注意が必要だと思う。Devilman Crybabyとまではいかないが…

まとめ:
とにかくキャラクターが良かったと思う。うざいのもいなければ特にアホなのもいない。散らかってはいるが、汚い散らかり方ではない。続きがあるといいと思う。ただこの先キャラクターを進展させられるかはわからないが…

投稿 : 2018/03/06
閲覧 : 285
サンキュー:

6

ネタバレ

カンタダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そつのない良作

ケチを付けるのが難しい良作。最後まで楽しませようという製作者側の気持ちが伝わってくるようだ。全体的に高い水準でまとまっていて、違和感もなく話に没入でき、一人ひとりの登場人物もしっかりと作られていて好感が持てる。

じつに手抜かりのない作品だが、それだけに突出したものも感じられないのは残念。もう一度見ようという気持ちにはならない。なぜなのか?おそらく、登場人物の悪い意味での安定感のせいではないか。

{netabare} コクウともう一人の主人公(こちらが真の主人公だろう)であるキースから妹を殺したであろうギルバートに対する憎しみが、”ほとんど”感じられない。かならず捕まえるという決意は感じられても、憎悪からの葛藤や暴走もなく、表面上では淡々と追いかけているようにしか映らないためではないか。

愛するものを奪われた者は、奪った相手に対してここまで正気を保てるだろうか?まったくの理性だけで動ける人間に対して共感することは難しい。キースは最後までギルバートの策から一歩も外に出なかったようだが、それに対して悔しさもないようで、まんまと策にはまって元友人を殺害したこと、つまり「理解できない」と言った殺人に対する悔恨も葛藤もないようだ。おまけにキースに抱いていた憎しみもさっぱり精算されているようで、妹の存在はまったく忘れられている。せめて墓前に報告くらい行ったらどうなのだろうか?

ほんとうに精神が安定している、いや、し過ぎている。ギルバートは殺人衝動に対して自己の中に別人格を作り出すことで精神の崩壊を防いでいたらしいが、キースもそうとう精神的に問題があるのではないかと疑いたくなる。殺人とは限られた枠で描ききるのは難しい問題なので、そこに時間を割けないのは仕方がないかもしれない。が、もうちょっと心遣いが欲しかったところだ。

それにしてもキースに対してコクウの存在が少々霞んでしまう。彼の背負ったものもそうとう陰鬱ものだが、幼稚なためにただ前に進む事しか知らないため彼の物語が浅薄に映ってしまう。若いのだからもっと悩めばおもしろかったろうが、迷いがないせいで話の中の戦闘パート担当者になってしまっているのが惜しい。{/netabare}

とりあえず、良作であることは間違いないのでおすすめしたい。

投稿 : 2018/03/05
閲覧 : 318
サンキュー:

7

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっっっっったいない。

ホントにもったいない、TVでもやるべき作品。

Netflix制作作品、今まで見た悪魔城ドラキュラやデビルマンより断然面白い。まあデビルマンはある程度オチを知ってるからしょうがないけど・・・

【ストーリー】キースは警察組織の一つで古巣でもあるRISに復帰する、そこで昔の同僚、新しい仲間と共に凶悪な犯罪者を殺しまわっているキラーBを追うが・・・

最初見た時、『サイコパス』に近いかなと思ったが、こっちはファンタジー?超能力?要素が強い上、推理やサスペンスはさほどない、なので向こうほどリアルではない。

一応NetflixとProduction I.Gの共同作品ってことになっているけど、わざわざNetflixでやる必要あったのかな?デビルマンみたく地上波ではできないようなエログロがあるわけでもなく、まあ予算的な都合はあるだろうけど、この作品ならテレビでやれば絶対ハネたのに・・・
そういう点も踏まえれば、明確な死体描写などのグロ要素、というかリアル要素が少なかったのは唯一の不満かな・・・

てか最後www評判良ければ続きやるのかな???

投稿 : 2018/03/04
閲覧 : 325
サンキュー:

9

銃と刀とロボと拳 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

違法配信サイトにウイルス喰らうより圧倒的にNetflix!!

イッキ見!!
まじで面白かった!!
近年稀に見る完成度が糞高いアニメでした。

キャラが兎に角立っている!
全話作画崩壊一切なし!
美麗な背景!
すんなり馴染める世界観!

N○K受信料払うより(まぁ、払ってるけれども)Netflixに月額1000円投じた方が大いな満足度という形で必ずキックバックがあります!

投稿 : 2018/03/04
閲覧 : 202
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こういうアニメが見たかったんだよ

Netflixオリジナルということでテレビ放送がないためか、あまり話題になっていないが間違いなくもっと注目されるべき作品。

内容としてはダークファンタジー×クライムサスペンス。架空のヨーロッパの国を舞台に猟奇殺人を追う刑事の物語。作画は完璧。アクションシーンから細かいシーンまでよく描けている。イタリアとキューバの街を参考にした街並みは必見。

シナリオはクライムサスペンスにけっこう強引にファンタジー要素を突っ込んできた感じで現実味がなかったが、おかげで派手なアクションシーンやダイナミックなシナリオ展開が出来ており、最後まで飽きさせないようになっていた。良い意味で日本のアニメらしいシナリオだったと思う。

良くも悪くも最近の日本のアニメは萌え一辺倒というか、軽いというか。いい大人が鑑賞に耐えうるだけのアニメが少ない。この現状のなかで、Netflixによってこういうアニメが全世界に配信されたのは素晴らしいことだと思う。日本アニメの底力と可能性を見ることができた作品。今後もこういう作品が全世界に配信されることを願う。

投稿 : 2018/03/03
閲覧 : 1152
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

Netflix 独占配信のオリジナルアニメ

スゲー良いです
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言うまでもなくアニメ好きですし、
海外の実写犯罪ドラマとかも好きなんで、
本作は、たまらんですね個人的に

映像、音、演技、演出、シナリオ、テンポ
ユーモア、キャラクター、美術、
全部良いですね(笑)
ヤバイです

間延びしないんですよね
無駄がないといいますか
会話も物語もガンガン進む
たとえるなら人気ある海外犯罪ドラマ
のようなスピード感
とても心地いいです

どの場面も目が釘付け
何回も見返したくなる、
センスよすぎな構図をガンガン繋いでいくような
とにかく気持ちのいい映像が続きます
しかも映像だけじゃなくて
ストーリーも面白いという、
バケモノですね
スゴイ!としか言いようがないです(笑)
ありがとうございます
監督のインタビュー読みました

先程1話を観はじめて、3話まで視聴しました
このままいくと全部観ちゃうなー
止め時わかんないっすねこれは
でも今日はもう、夜も遅いんでね(笑)
寝ますわ
明日は4時くらいに起きて
早朝からぶっ通しで全話観ようかな
いやー、ジンセイ楽しいな~♪(笑)

投稿 : 2018/03/03
閲覧 : 244

weds さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Production I.Gっぽい

1クールなので1話1話ぽんぽんと話が進み、ストーリーはかなりよく練られています。
雰囲気はProduction I.Gっぽさが全開で、サイコパスのような捜査・謎解き要素が強く、なおかつストーリー全体はダークファンタジーに入るような展開です。鬱展開などはありませんし、そんなグロくもないです。サイコパスとは異なり、もはや人間ではない異能力も出てくるのでバトルが派手ですが、バトルより人間の推理・駆け引きがメインです。

2クールでもう少しキャラクターの個性を教えてくれてもよかったのになぁと思います。そこが少し残念。

投稿 : 2018/03/03
閲覧 : 397
サンキュー:

5

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B: The Beginning[ビーザビギニング]のストーリー・あらすじ

科学者が宇宙平和のために創造していた"新人類"が、完成を目前にして、独自の企みを持つ悪の集団に誘拐される。近未来を舞台にしたオリジナルアニメシリーズ。

王立警察特殊犯罪捜査課へと戻って来た天才捜査官キース・フリックは、ある事件の犯人を追っていた。凶悪犯罪者ばかりを狙う連続殺人鬼、通称『Killer B』。犯行現場に必ず刻み込まれた『B』の文字は人々の注目を集め憶測を呼んだ。『B』それは彼女のためのメッセージ。『ぼくはここにいる……』その身を異形に変え、黒羽は届かぬ思いを刻み続ける。キースと黒羽、互いに見知らぬ二人の運命は、やがて一つの陰謀へと飲み込まれていく——

Netflixによる限定配信。(Webアニメ『B: The Beginning[ビーザビギニング]』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
Webアニメ
放送時期
2018年3月2日
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
マーティ・フリードマン feat. Jean-Ken Johnny, KenKen『The Perfect World』

声優・キャラクター

平田広明、梶裕貴、瀬戸麻沙美、東地宏樹、稲葉実、小清水亜美、豊永利行、田中進太郎、後藤敦、森川智之、石川界人

スタッフ

原作:中澤一登/プロダクション I.G、監督:中澤一登/山川吉樹、プロデューサー:黒木類、シリーズ構成・脚本:石田勝也、キャラクターデザイン・総作画監督:中澤一登、美術デザイン:伊井蔵、メカニックデザイン:常木志伸、プロップデザイン:津坂美織、冨田収子、色彩設計:境成美、美術監督:田中孝典、3DCGディレクター:磯部兼士、撮影監督:荒井栄児、音響監督:長崎行男、音楽:池頼広、編集:植松淳一

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