
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
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DEVILMAN crybaby[デビルマン クライベイビー]の感想・評価はどうでしたか?
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シン さんの感想・評価
2.5
物語 : 5.0
作画 : 1.0
声優 : 4.5
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
永井豪さん漫画家デビュー50周年を記念作品。「Netflix」にて全世界190カ国に、日本語のほか9ヶ国語の吹き替え版と、25ヶ国語の字幕版で配信されたアニメです。
本作視聴に当たって原作をご存知の方は大人の方が多いと思われますので、湯浅監督の力量や原作へのリスペクトを感じながらご視聴なさって下さい。現代風にアレンジされた本作は久しぶりの衝撃と印象を残してくれる作品だと思います。
原作や物語をご存知で無い方は心して視聴して頂きたい作品であり、特に未成年の方はおすすめ出来ない作品となっております。
あにこれ的に表現すれば、成分としてはエロとグロ成分がたっぷりと詰まっており、これらに耐性の無い方は見るに堪えないものとなっております。テーマとしては悪魔と人間との境について考えさせられる大人なテーマとなっております。キャラクターの一人一人に人間らしさや悪魔らしさが見て取れる作品ですが、作品側の表現の為の駒であり、愛らしさやキャラクターが独立しているとは言い難いので低評価とさせていただきました。作画や演出については湯浅監督の独創的な表現に引き込まれる作品でしたが、少し記号化され過ぎている様に感じられ一歩下がった視点で観てしまうシーンも多かったです。(例えるならゲルニカを見せられて凄いでしょ!って言われた一般人の気持ち)
みんな大好きジャパニメーション!の対局的な位置にある作品なのかも知れない作品であり、またアニメ業界に革命を起こすかも知れない「Netflix」の作品と言う意味では非常に興味深い作品です。
四文字屋 さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
私にとってのバイブルとも言うべきデビルマン。
多分100%のリスペクトで臨まれないと、この作品についてはどのような2次展開も、容認できない自分が間違いなく存在する。
それほどに、永井豪先生の漫画作品は重く大きく唯一無二の作品だ。
だから、「初めて原作のエンドマークまで映像化を実現出来た」という部分はおおいに評価したいが、
中身は到底納得できるレベルにはない。
湯浅監督には「ピンポン」みたいないい方の映像化もあるが、これはやっちゃダメだった、と思う。
何が納得出来ないか。
まず画風がNG。
ピンポンはグッジョブだったが、あれは松本大洋の原作絵との親和性が高かったから。
松本漫画も湯浅キャラも基本は「戯画」だから馴染みがいい。
で、翻って、デビルマンではどうか?
私には親和性ゼロにしか見えなかった。
永井原作が、それまで築き上げた「ギャグ絵」での評価をかなぐり捨ててまで挑んだ「劇画タッチ」が全く生かされていない。
湯浅戯作絵では、原作のもつ「鬱で暴力的で性的かつ神聖な激しい世界観」に全く近づけない。
湯浅氏が自らの作風を捨てる必要は全くない。
扱う原作の選択を間違えないことだ。
次にリメイクならではの設定アレンジがNG。
50年近く前の作品が原作なら改変の必要な部分も出て来るのは当然だろう。
それでも安易なやり方はいけない。
例えば、{netabare}デーモンが人類を凌駕するために採った「合体攻撃」の解釈。
「無差別合体は、ある条件が整わなければ、合体側・被合体側ともに拒絶反応での死」という冷厳な事実が前提として明確に存在しないと、「恐怖の遺産」としてデーモンとの合体を受け入れた不動明の覚悟の崇高さが全然おもてに出てこない。
これにリンクするところだが、子供=了と父の問題を、学者=了と先輩学者の問題にするなんて、サスペンス要素がゼロになる改変は、尺の都合だとしても全然ダメだ。
明が従える不良連中を、ラッパーにしちゃったのも作品を貶めている。美樹を陸上部にしてしまう改悪や、湯浅氏は必ずやってしまうオリジナルキャラの無駄出し(今回はカメラマンとその母親、みたいなところ)と同じで、変に話を弄って結局つまらなくしている。{/netabare}
そして何と言っても展開がNG。
デビルマンという作品自体が、性と死を色濃く映し出したものなので、{netabare}そこを強調するのは構わないし、デビルマンとシレーヌの性合を描くのも原作者の漫画誌掲載当時の宿願だったからいいのだが、それはあくまでもレイプであるべきで、シレーヌがアモンに恋しているかのような表現は劣悪にすぎて、到底あり得ない。
さらにとどめが、クライマックスの、原作にあった牧村夫妻の拷問の果ての死をスルーしてしまって、「デビルマンと人類が決別する、その瞬間の明の激情」を描かないとか、美樹の残酷な最期と明の報復のカタルシスを、ガチな恐怖とグロテスクで描かないとかいうのは、心の底から「腑抜けか!」と罵りたい。{/netabare}
今期、銀英伝とかあしたのジョーとかの名作リメイク・リブートが続いているが、
それぞれ原作厨がいる作品ながら健闘していると思うけれど、
デビルマンは、格別の作品だと思うし、原作を100%リスペクトしていない限り、手をつけてはいけなかった。
そういう風にしか、やはり思えない。
とらお さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
↑のばーちゃんの台詞が人のエゴイズムを集約してすばらしい
同じくババアである「パないのう」しか思い浮かばないほどのインパクト
どっちもババアが言わなさそうなワードがよかったのかもw
全編エログロでスピーディー展開&絵は線の少ないポップな海外アニメスタイル
進撃などウケたから残酷描写から選んだのかもしれません
ハデさ大好き外国向けな作品チョイスはさすが海外企業のネットフリックス
三浦健太郎が影響受けた作品ということで、
デビルマンがあったからベルセルクはベルセルクになったのだ、
という見方も出来てよかったです
デビルマンを知らない世代には刺さる作りに思えます
もの さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.5
作画 : 1.5
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
りゅぅぞぅ さんの感想・評価
3.0
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
北山アキ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
setuchi さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
一言 さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
一言で言えば、人間の醜く汚く脆く弱い、負の部分に真摯に向き合ったアニメ。
この作品を語る語彙力を持ち合わせていない…いや、語れるほどこの作品を理解しきれていないので長文レビューは控えようと思っていたのだが、、多分一度語ってしまえば長文になってしまうのだろう。
自分はデビルマンという作品を見るのは初めてで、世代も全く違う。
幼少期流行っていたアニメと言えば、おジャ魔女どれみとか、犬夜叉とか、そんな世代です。
まず興味を持ったのは、ほとんどの人が何かしらこの作品に衝撃を受けている点です。神アニメ、とかそんな容易な言葉を使っている人があまりいない。
のにも関わらず、確実に、言葉にしがたい何かを皆が感じて、衝撃を受けている。
衝撃的トラウマ、絶望感、やるせなさ。
そのような言葉に興味をそそられ、視聴。
キャストも深夜アニメでもよく見かける有名な声優で安定感がある。
作画は少し古臭く、ちょっと単調なタッチではあるが、独特の世界観があってよい。
一体どんな話なんだろう。そう思い、一話を見た。
別の意味で衝撃があった。
一話を見たとき、視聴をやめようかと何度か思った。
{netabare}
ネット限定ということもあり、女性の乳房は普通に解禁。さらに普通なら雰囲気や、上半身だけ、一部分だけの描写なのに、普通に性行為がなんの規制もなく、画面に広がっている。
エロい、とかそういう単純な言葉ではない。
生々しい。非常に生々しい。
この監督の、独特で、単調な絵柄なのにサイコパスチックな色使いとも相まって、すごく気味の悪い、気持ちの悪いものに見えた。
自分のような深夜美少女アニメのラッキースケベを見て満足しているようなオタクには、ちょっと刺激が強すぎる。。
というより、一話だけで判断するのはよくないかもしれないが、これの何が絶賛されているんだろうか…?
{/netabare}
こんなものがずっと続くなら、自分にはちょっと早すぎる作品なのだ。
やはり保留にしよう。。
そう思いながらも、2話を見て。3話を見て。
この話がどのようになるのか気になってしまって、どんどん見てしまい。
他にも見たいアニメが溜まっているのにもかかわらず、一つの作品を一気見したのは初めてだった。
というわけで、見終えてみて。
冒頭でも述べたように、完璧には理解できていない。
原作も知らないので、伏線などを完全に理解できていないし、なにぶん理解力の低い人間なので、意味を理解しないまま見終えてしまっているシーンはいくつかあると思う。
しかし。何かとんでもないものをみた、そんな衝撃が走った。
見て良かったーとか、神アニメだったー、とか誰かにおすすめしたいなーとか。
そういう感情はない。
ただ、凄い作品を見た。目の当たりにした。
見終えてから数時間、何度か気になるシーンを見直してみたり、感想レビューを片っ端から読み漁ったりした。
それでもまだ、うまく言語化できそうにないが、出来る範囲で述べてみる。(前置きが長くて申し訳ない)
この物語は、タイトルでも述べているように、「人間を人間たらしめるものとは何か」を描いている。
そのために、人間の汚く、醜い部分をこれでもかというくらい見せつけている。
{netabare}
動物のようにおこなわれる理性のかけらも感じられない、本能のままの行為である性行為や、自慰行為などの様々な性に関する描写、一話を見たときは嫌悪感しか抱かなかったが、これも作品を語る上では重要で必要なものだったのだと今になってわかる。
なぜなら、人間がシンプルに本能で行っている数少ない行為だからである。
「しかし人間には理性がある」を語る上で、動物的本能のままの行為を描くことは必須だ。
人間には心がある。思いやりがある。
他者の為に涙を流せる、不動明はまさしく人間そのものだ。
人格や見た目が変わっても、人のために涙を流す優しい人間であり、本能のまま人間を殺害する悪魔から、人間達を守ろうと必死だった。
しかし、人間はどうか。
サタンの記憶を取り戻した飛鳥了が、悪魔になる前の人間を殺さねばならない、と言ったことにより、パニックになり、次々と人を殺していく人間。
特に、牧村家の父が、妻を食べている息子を庇うシーンで無残にも殺されているシーンは見ていられなかった。
皆、悪魔が怖い。誰が悪魔なのかわからない。
しかし生きたい。誰だって死にたくない。それが生き物の本能だ、必然だ。
(自殺を考える生き物なんて理性のある人間くらいだろう…)
生きたい、ではどうする?
もちろん、絶望して自殺を選ぶ人間もいただろう。
でも、人間は理性があると同時に本能だってある。
生きたいから、悪魔のような疑いのある人間は殺す。異質なものは殺す。弱い者は殺す。少数派は殺す。
そうして生きるために、次々と排除していく。
果たして、これが理性をもった人間と言えるだろうか?
自分が生きるために、本能のままに暴力を行い、弱い者を倒して生きる悪魔。
そのような悪魔と、何の違いがあろうか?
そのように問いかけられているような気がした。
このことを踏まえると、牧村一家は皆、明と同じ、人間だった。
それも弱くない。強い人間だ。一家心中を選んだり、無差別に殺害をして生き延びる選択をしなかったのだから。
息子を悪魔と知っても、息子を殺さず。娘と父に被害がないよう、息子と二人で家を離れた母親。
悪魔に負け、とりつかれてしまったというのに、涙をいっぱい流しながら母親を捕食する息子。
そんな悪魔化した息子を打つことが出来ない父親。
そして最後、悪魔狩りをしている人間(のような悪魔)たちに、無残にも殺されてしまう牧村一家。
これほどの悲劇があっただろうか。
悪魔は人間とは違い、本能的で、動物そのものである。
暴力衝動を抑えることが出来ず、殺害をする。弱肉強食の世界。
強いやつが残る、弱いやつは死ぬ。単純明快。動物そのもの。
しかし、シレーヌとカイムという悪魔たちは違った。
明を倒すためにカイムがシレーヌのために命を投げ打ち、またそのことに驚いて、愛を感じたシレーヌは、目的であった明を殺すことなく、満足に死んだ。
これを考えると、悪魔にも愛はある…、となる。
ここがまだうまく解釈しきれていないのだが、今の時点で思うに、人間と悪魔は同じとまではいかなくとも、似たようなものだと伝えるためのシーンなのではないだろうか。
となると、愛とは何か。という話に発展していくのだが、あまりにも哲学的になりすぎる故、また自分がそこまで考察できそうにない故、ここでは置いておく。
そして物語の後半。9~10話にかけて。
あの悪魔化した明の映像をみてもなお、明を家族と信じ、人間であるとSNSを通して世界へ向けて主張した美樹。
そのSNSのコメント欄は本当に酷いもので、しかし妙にリアルさがあった。
きっと日頃から自分もネットでそのような人の争いや誹謗中傷をたくさん目にしているからだと思う。
一方、了のところへ向かった明は、悪魔狩りと称して人間を痛めつけている人間たちを見かけ、止めに入り、涙を流す。
まるで悪魔のように人を痛めつける人間の姿をした人間たち。
悪魔の姿をしてもなお人間の心をもって、涙を流し止めに入るデビルマン。
どちらが人間かなんて明白だ。
悪魔狩りは、美樹のSNSでの投稿と平行して、だんだんと治まっていく。。
「人のために泣いて、人のことを考えて そんなの夢かもしれない。でも、そんな心を持っている人なら、それが悪魔でも、人間でも、受け入れます。無条件で愛します。みんながそう思えば、平和が訪れる。私一人が無力でも、一人一人が無力でもみんながそう思えは、世界は一瞬で変わる。」
人間は集団で生きる生き物だから、数の多い方が正解として、異質なものを排除しようとする。
たとえそれが正しくても、正義でも。
それが弱さ。ある意味で、悪魔にはない弱さだと思う。
そんな時、明が助けたデビルマンの一人、幸田が明を襲うのも皮肉だ。
幸田は悪魔に屈さず、己で抑えたが、デビルマンとして人間を守ることはせず、助けてもらった明を裏切ってでも、悪魔側についた。
この幸田というキャラクターを一人とってみても、悪魔と人間は似たようなものだと言わざるを得ない。
幸田の裏切り行為は、ある意味人間らしく、また悪魔らしくもあるように見て取れる。
もうここからは悲劇でしかなかった。
美樹は、陸上界の魔女だという別名が物語の序盤で何度か出てきていた。
最初、魔女という言葉が美樹というキャラクターにぴったりこなかった。どちらかと言えば天使…とは言わなくとも、陸上界のスターとか女神とか。
とても可愛らしく、凛とした、魅力的なヒロインなのだから、こちらの方がしっくりくるのにと思っていた。
きっと、魔女と言う名は、この最終局面に意味を持たせるためだったのだろう。
デビルマンを庇うマイノリティな存在、この異質なものを排除しようと悪魔狩り…もとい魔女狩りをしている人間から、ミーコと共に必死で逃げる。
しかしミーコは傷つき、美樹だけが走る。
この時、悪魔の姿をしたミーコが、人間たちに、「お前たちに問う。人間であること、善良であるということは?正義とは…?」と問いかけるシーンがある。
それに真面目に返す人間などだれ一人おらず、早く死ね!とミーコに銃を撃つ姿。
ミーコの台詞は、このシーンを見ている視聴者への問いかけであると感じた。
人間の定義とは何だろう。
悪魔の姿をしているからミーコは悪魔なのか?
人間の姿をしている彼らは人間なのか?
美樹は逃げ切れるはずもなく。挟み撃ちにされ、背中をナイフでざっくりと引き裂かれ、悲痛な叫び声が広がる。
絶望という言葉以外何もなかった。
この人間に対する怒りとか、美樹が引き裂かれた悲しみとか、そんな生ぬるい表現では到底表せない。
呆然と画面を見つめることしかできなかった…。
明が戻ってきたころには更なる絶望だった。
ミーコや、味方になってくれたラッパーの少年、そして美樹。
皆、手、足、上半身、下半身、生首とバラバラにされ、その体を棒に指しながら、悪魔を倒したぞと踊るように喜んでいるシーン。
ラッパーの4人のうち2人が裏切って、悪魔狩り側へついていたのも、幸田と同じような、人間的な悪魔的なものを感じられる。
これが、明が身を呈して守ろうとした人間の姿なのか?
人間とは、悪魔とは何か?
その問いかけがこのシーンに凝縮されている。
そしてこの作品、ここまできて救いがすでにないのだが、最後の最期まで絶望的だった。
サタンとなり覚醒した了を殺すと言い切る明。
お前のために流す涙も枯れ果てた、というセリフが印象的だった。
明のような、人のために涙を流す人間が。愛する人をすべて失い、その元凶であり、しかしそれでいて友人である了を殺す、という形でしか道が残されていないのが、本当に絶望的だ。
その後、抗いもむなしく人類は当然悪魔たちから滅ぼされ、明が集めたデビルマンたちも、必死に戦うが死に、次々と死に、最終的に了と明のみになる。
了は明に優しく幼少の頃の思い出を話し始めるのだが、明はすでに上半身のみで、目は黒く、唇は渇ききっており、返答はない。死んだのだ。
了についての考察と理解がまだ不十分で、いつから記憶が神にあやふやにされたのかとか、結局目的はなんだったのかとか、一つに絞れないのだが…、おそらく、サタンではなく飛鳥了として、不動明をそばに置きたい…しかし、人間は弱いし滅びる、だからアモンと合体させ、共に生きたいという気持ちが深層心理のさらに深いところにあったのではないだろうか。
しかしそれが何かが分からなかった。
何度も描かれたバトンのシーン、あのバトンを何度渡されても受け取らなかったが、あのバトンとは、愛を表現しているように解釈したい。
家族だったり、友人だったり…そのような他者から愛を受け取り、また自分も他者へ愛を渡す。つなげる。
美樹の言葉を少し借りるなら、マイノリティでも、一人一人が無力でも、他人を思いやって、慈しみ、愛を受け取り、それをまた他者へとつなげる。
そうしたら世界は変わる。
まだ抽象的な解釈かもしれないが、あのバトンに「人間とは何か」の全てが詰まっているような気がする。
最後、了が死んだ明に狼狽し、涙を流しながら「今の俺の気持ちを感じてくれ。いままで俺と一緒にいたことを忘れるな。俺をひとりにしないでくれ」と言ったシーン。
あそこで初めて了は、バトンの意味を理解したんじゃないだろうか。
しかし、受け取らなかったバトンは、落ちたバトンは、そのままで。
明が再び口を開くことは一度もなかった。
一話の冒頭を思い出す。
了が「愛はない。愛などない。故に悲しみもない。そう思っていた」という台詞から始まる。
これは、この最後のシーンに繋がる。
この台詞は、きっと了が明を失ったときに涙を流した時の台詞なのではないだろうか。
バトンを受け取らなかった。
愛はない。愛などない。故に悲しみもない。涙を流したことなんてなかった。
しかし、明を失って気づく。
これは愛だったのだ、と。
友人を失って悲しむ、泣く、それこそが愛だったのだと。
サタン(悪魔)だとか、デビルマンだとか、人間だとか。
果たしてこれらに、明確な違いはあるのだろうか?
自分はまだその答えを出せないでいる。 {/netabare}
自分にはまだ、この作品の全てを理解することはできないのだろう。
これから先も、理解できるかはわからない。
なんせヘビーで壮大なテーマを扱った作品だから、そう頻繁に見返せそうにない。
しかし、短文でレビューしようとしていた自分が、改めて言語化することによって、視聴直後より理解を深められたこと。また、様々な方の解釈や感想を読んで、この作品と自分なりに向き合えたこと。
何時間もこうして長文にしてこの作品への思いを書いたが、この行為こそ、この作品を視聴した意味があったと思う。
物語の内容ばかり語っていたので、他を簡単に。
BGMが凄く良かった。
終末世界感がひしひしと伝わって来るあの物悲しいBGM。
救われない、報われない、絶望感を掻き立て、さらに視聴者を追い込む。
とても良かった。
OPは不気味な感じがものすごくマッチしてました。ポップで不気味な作風とも合うし、頭にもかなり残る。
そしてキャスト。了役の村瀬さん、この方、女性のような声も出せる方なんですよね。{netabare}なのに、ちゃんと冷徹なサタンらしさが出ていたし、何より、両性を持つサタンの声に非常にあっていた。男とも、女ともとれる中性的な声。{/netabare}いい演技でした。声幅もとても広い方ですよね。
明役の内山さんも、 {netabare} 初期明のナヨッとした演技から、デビルマンの男らしい明の切り替え、良かったです。 {/netabare}主人公らしい声質ですよね。
そして美樹の藩めぐみさん。 {netabare}引き裂かれるシーンの断末魔は凄かった…{/netabare}そして、美樹の、男勝りなのにヒロインらしい可愛さが表現されていてとても良かった。
やはりアニメは、見るだけを目的とせず、こうして真面目に考えることこそ意味があるのだろうなあ。
美少女が沢山出るアニメも大好きですが、やはり色んなアニメ作品を見て刺激を受けたいですね。
ここまで目を通した方がいるかは分かりませんが…お疲れさまでした。
ひらめ さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
{netabare}
物語終盤の、みんなで一緒に食事をしてるシーン。
明の家族がいて、ミキの家族がいる。
みんな楽しそうに飯食べてる。
それをみてニッコリする明をみて
すごく胸が苦しくなりましたね。
あの悲惨なラストをみると
どうしてあんな幸せな世界にならなかったんだって
思っちゃいますね。
あそこで映るのが
変化前の明ってのがまた辛い。
悪魔なんていなければあの風景がみられたんだろうな…
ってつくづく思います。
{/netabare}
悪魔なんていない、
明がデビルマンにならないような、
みんな普通に平凡に暮らす世界を観たくなります。
バジリコver1.5 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
リメイクやリブートにはブーイングが付き物で何故原作の魅力を損なうのかと問われる作品が多くある。
が、本作はよく出来たリメイクで全く別の作品を作りながらも原作をしっかりとリスペクトしている。衝撃だったのはあの問題作と言われる実写版まで設定を輸入していたことだ(明が陸上部、クライマックスで月が割れる、ラップ要素等)
今では嘲笑されることの多い実写版の設定を引っ張りながらも決して茶化した感じがせず。良いところは生かしてやる!という気概が感じられます
大きな流れは原作通りなんですけれど、テーマが少し原作デビルマンとは違うところに落ち着いていて「お、こうやってまとめてくるのか」と驚かされました。
原作は悪魔は何故悪なのか?人間は悪ではないのか?種族を超えた愛はあるのか?等色んな問いが感じられましたが、本作は愛がメッセージ性として非常に強かったかな
あのラストのサタンのセリフ…美樹から明へのバトンが最後の最後でサタンに渡ったんだなぁ…と感慨深い終わり方になっていて、原作が苦味の強いバッドなら今作はしっとりビターなエンドです。結果はほぼ原作と同じですけれど、演出とセリフが大幅に違うものになっていて、所謂原作通りな作品では無かったです
まあ、リメイクですからこういう時代を今風にしてメッセージを一新するという試みは非常に面白いと思いますよ。
teji さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
がぁべら♪ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
きっと誰もが一度は耳にしたことのある不朽の名作です。
原作者が永井豪先生であること…
身体は悪魔だけれど心は人間のままで、人間を守るためデビルマンは悪魔と戦い続けた…
作品の名前だけでなく、この様な設定だって我々の中に深く浸透していると思いますが、私が原作を読んだのは、もう何十年も前…
しかも、原作も飛び飛びで全部読破した訳ではなかったので、放送が楽しみではありました。
でも、視聴する上で障壁が無かった訳ではありません。
一番の障害は「Netflix」でしか視聴できなかったことです。
きっとこの作品だけしか放送されなかったら、円盤のレンタルまで視聴を我慢したと思います。
でも、調べてみると「Netflix」から発信される作品がまだまだあるんですよね。
毎期必ずアニメが放送されるかが分からないので、見なくなったら何時でも簡単に解約できる事を踏まえ、結局申し込んでしまいましたけれど…
実際に申し込んでみて分かったこと…それは、過去作はもちろんのこと、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「Fate/EXTRA Last Encore」など旬の作品も結構取り扱っているんです。
それに、申し込みプランによってはタブレット端末にダウンロードして移動しながら視聴する事もできるんです。
私のように通勤時間をアニメ視聴に充てている方にとっては、かなり使い勝手の良い機能だと思います。
そして視聴に踏み切ったもう一つの理由…
それは、これまでに映像化された数多くの作品は、原作の最後までを描いたモノではないということ…
そして、この作品でついにラストまで描かれるということ…
もともと原作が発表されたのは1970年代前半…つまりこれまで40年以上の月日が流れているんです。
永井豪先生の50周年という節目がいかに重みを持っているかが推察されます。
こうして本編の視聴に踏み切った訳ですが…
画面を一目見て「どこかで見たようなタッチ…」と思ったら、監督は「ピンポン THE ANIMATION」を手掛けた湯浅政明さんだったんですね。
キャラの躍動感を強調したり、不鮮明なタッチの中に不気味さや奥深さが見え隠れしたりと作画のタッチは独特です。
でも、やはり作品の核は何と言っても物語の内容と展開です…
主人公である不動明の序盤は「翻弄された」という表現がピッタリ…
彼は自ら望んでデビルマンになった訳ではありませんでしたから…
相手を心底思いやれる心…相手の痛みを知る心…
その相手は人だけに留まりません。
そして何より、人のために泣ける心…
自分より相手を優先する心…
こんな眩しい心…身も心も人間で持ちえる人が一体どれくらい存在するのでしょうか…
苦しみたくない…楽をしたい…
人間であれば湧き上がっても全然おかしくない欲求だと思います。
でも、デビルマンの心はそんな目の前の欲望に屈するほどヤワじゃありません。
何度も何度も自分の心にしがみついて…更なる激しい欲望に何度も何度も耐え抜いて…
不動明がいかにヒトとしての心を捨てたくなかったかが画面から容易に推定されます。
だから中途半端な人間よりよっぽど眩しいんです…
でも、人は異質を排除したがる生き物でもあります。
きっと人間の臆病な側面…或いは危機回避的な側面が脊髄に「危ない」と警鐘を鳴らすのでしょう…
どんなに心が綺麗でも身体が悪魔なら…人間の尺度ではもう十分なくらい異質なんです。
「俺は人間だっ…!」
「俺は絶対に人間には危害を加えないっ…!」
どんなにボロボロになっても彼は叫び続けました…
彼の悲痛な叫びは届いたのでしょうか…?
少なくても彼を目の当たりにした人々には、しっかり届いたと思います。
それ故に9話のラストシーンの衝撃には言葉を失いました…
本質を見誤った人たちによる惨劇は誰もが望まない状況でしかなかったから…
あんな事をして…何が楽しいんだろう…何で笑えるのだろう…
9話の最後に残したデビルマンの一言が胸に刺さります…
大切なことに何時気付くことができるか…
我を通すだけでなく、周りの囁きに耳を傾けることができたら、こんな結末にはならなかったのに…
少なくても完走した人は目にしたと思います…
人間の心を持ったヒトとアクマは共存だってできるし、同じ目標を持って進むことだってできるし、感情が無いと言われたアクマの中にだって昂る熱い感情があることを…
だからこの作品で気になったのは結末の迎え方です。
本当にこの終わり方がベストだったのでしょうか…?
原作のラストはこうだったのかもしれない…
けれど、たくさんの血と涙を流して得た結果に改変の余地は無かったのでしょうか…?
それだけが唯一の心残りとなった作品になりました。
1クール10話の物語でした。
大人向けの作品なので、視聴には上述した痛みを伴うと思います。
それでも気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
のび太 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作は1972年なんですね。もはや古典漫画といってもいい作品です。
これを「四畳半神話大系」「夜明け告げるルーのうた」の湯浅監督がアニメ化するという話題作でした。
しかし永井豪の基地外漫画と、湯浅監督のアート的な作風の見事なミスマッチw
結果としてかなり痛い作品になってしまったような気がします。
湯浅監督の黒歴史的な作品として燦然と輝かなければいいのだけどw
askima さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
虚しさがすごい。
見てよかったと見なきゃよかったがせめぎ合う感覚。
後味の悪さと9話目の絶望感が見所。
精神年齢大人向けの作品。
ワドルディ隊員 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
聖剣 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
まず、
伊集院光のラジオ番組内における言葉を借りるなら、
全話通して、
4回は泣いて3回はフル○起するというのはあながちウソではない。
敢えて訂正するのならば、
せいぜい半○ち程度です!(笑)
さて、
この作品を語るにあたり、
大きく2つの要素に着目!
1つ目は
デビルマンの原作漫画をトレースしながら
現代的にアップデートされた内容
{netabare}
原作漫画を読んでいないし、
当時の社会通念や倫理観との齟齬もありますので
この際、この点についてはあえて言及しません!
まず、漫画版とTVアニメ版の違いについてはWikipediaを参照して欲しい。
その上で、
TVアニメという縛鎖から逃れた本作品は
普段見ることのない表現に溢れている点で顕著です。
単に
『あぁ、ここまで描いていいもんなんだぁ』って、やり過ごしがち。
でも
そう思ってしまうことの背後には、
制作サイドの表現できる自由度が広がっていて、
Netflixという黒船来航が
今後のジャパニメーションの命運を握っているようで
期待せざるを得ません。
願わくば、
有能なクリエイターの育成に寄与できるよう
Netflixの商業的成功を祈りつつ、
次の佳作を期待して毎月課金したくもなります。{/netabare}
2つ目は
監督湯浅政明の手に拠ることへの評価
{netabare}
昨今、いくつかのめぼしい作品を手掛け
指名買いして視聴を選択した人も多いのかもしれませんね。
知っていれば何の事はない、歴とした湯浅作品である!
そうなると
短距離走のあのフォームは
もう、あの『詭弁踊り』にしか見えない(笑)
が、
少々やっかいなのは、
湯浅の作風と『デビルマン』との相性であり、
その作風に惑わされ、
かつての『デビルマン』を汚されたという考え方も一理ある。
たぶんそれって
TVアニメ『デビルマン』への思い出補正が強いのではと勝手に解釈。
知らないが故に楽しめた自分には
新しい宝物を見つけたかのような高揚感があります(^^)v{/netabare}
と、締めとして
{netabare}TVアニメの予定調和に辟易していた人にとっては
とても好印象に映るに違いない。
結果として後味が悪く感じたのであれば、
それはこの作品に魅了されてしまった証拠!
きっとロマンチストなんでしょうね。{/netabare}
これから見始める人には
イッキ見もできる作品ではあるものの
あえて数回に分けて見ることを個人的におススメしたいです!
できれば
前後半5話ずつ、夕方暗くなり始める頃に
部屋を暗くして、
独り悶々としながら観ると世界観に浸れるかとb( ̄ー ̄)ニヤリ
Tetsuo さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
デビルマンという漫画を読んだことが無い人ほどこのDevilman Crybabyを観ることをオススメします!自分はデビルマンを知ってはいたけど世代ではなく、原作の漫画もアニメも興味はあったけど観れていませんでした。(漫画は小学生頃、最初の所らへんだけ見て怖くなりやめ、今になりまた気になっていました)今回Netflixでデビルマンをやると知って、まずはコレから観てみようと思いDevilman Crybabyを観ました。世界観は最高、キャラもいい、ストーリーも面白く、そしてトラウマ的な衝撃がありました。そしてすぐに原作漫画を購入しました。今は原作を読んでいるところです。このアニメを見る前に原作で衝撃を受けている方達からするとこのアニメの衝撃は少なく、原作と比べてしまうかもしれません。しかし原作を知らない人は、今の時代背景になっているこのアニメを観て大きな衝撃を受けるはずです!観て興味が湧いたら原作を読むとデビルマンという作品の魅力に完全にハマってしまいます。デビルマン、そしてデビルマンの魅力をアニメで表現したDevilman Crybaby、偉大です。
weds さんの感想・評価
3.9
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ういすけ さんの感想・評価
3.8
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
サイテージェニー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
{netabare} 永井豪さん漫画家デビュー50周年を記念し、2018年に新作アニメとして蘇る『デビルマン』。タイトルを『DEVILMAN crybaby』とする本作は、「Netflix」にて全世界190カ国に、日本語のほか9ヶ国語の吹き替え版と、25ヶ国語の字幕版で配信される予定です。{/netabare}
監督は湯浅政明さん 脚本は大河内一楼さん
Netflixオリジナルアニメとなっています
デビルマン名前は聞いたことありましたが見た事はなかったですし内容も知りませんでした。今回リメイクされたものを見て言葉が出ませんでした。衝撃的作品になりました。
絵のタッチが独特でしたがこのアニメの不気味さ・恐怖を演出するにあたって効果的だったのかなぁと思います。かなり生々しいシーンがありましたがこの作品にはそれが必要なのは間違いありません。1話のシーンが繋がっていくなど構成も素晴らしい。メッセージ性も強く感じるものがあります。正直完璧な作品だと思いました。凄すぎて上手く表現できないのですが心に残る名作中の名作なのは間違いないです。
得点99点
yowano さんの感想・評価
2.8
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 1.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
悪魔の力と人間の心を併せ持つデビルマンの苦悩に満ちた戦いを描く物語です。
ネットのみの配信ということで、
過激なエロティック/グロテスクな表現を始めとして、
生理的嫌悪を呼び起こす悪魔のデザインや人間の欲など、
本作の八割以上は醜い表現で構成されています。
物語としても決して気持ちの良いものではなく、
最初から最後まで純粋に悲劇だったという印象です。
ただそれだけに地上波のアニメにはない衝撃と刺激があり、
作品を通して発せられるメッセージが鮮明且つ強烈に伝わりました。
昨今のマンガでは人間観や現代風刺など複雑なテーマを描くことは当たり前なため、
この作品の持つメッセージ自体は目新しいものではありませんが、
視聴者を惹き込む力、メッセージを伝える力は眼を見張るものがあった思います。
ただし、過去に評価されたものが現代も評価されるとは限りません。
そして、古典としての評価と娯楽としての評価は別物です。
デビルマンに限った話ではありませんが、名高い作品だからと過度な期待は抱かず、
フラットな視点で視聴することをお勧めします。
kakizaki さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作はしっかり読んでいなく、多少知識がある程度であった。
Netflixにわざわざ入ってすべて観終わったのだが・・・
{netabare}
最後の、残虐なシーンはグリム童話を彷彿とした映像で衝撃的なものであった。
ここまでは残虐だと予想してなかったがああ、やっぱりそうなったか・・・という感じだった。
原作読んでないので何とも言えんが、永井豪さんこれを伝えたかったのかな・・・とモヤモヤします。
絵が個性的で、スタイリッシュぽくみえ・・・うーんラップは古い気がする・・・海外でも評価されている名監督・・・
そんな状況にごまかされて最初は面白く感じていたが、終わってみると何か空っぽな感じがした。
恐らくこういう展開や衝撃は、エヴァで卒業してしまったからかと思われる。人によっては、ガンダムとかまどマギなんだろうなと。
{/netabare}
今期のアニメと比べればレベルも高いのは確かだが、期待が高かっただけに少しがっかりしました。
lcXEE65136 さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
なんとなく見始めたが、ホント良かったよ。
テレビを通さなかったら今でもこういう作品を作れるんだなと安心できた。
もっとこういう作品が増えればええのにな。
原作も見てきた
子供向け、大人向けの違いはあれど、やはり良いリメイクをした。
ペヤン さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.5
物語 : 3.5
作画 : 1.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:今観てる
ヲリノコトリ さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
【あらすじ】
まだ人間のいなかった地球に君臨していた悍ましき生物、悪魔。人間を駆逐し地球を奪い返そうとする悪魔たちと戦える存在はただ一つ。人の心を持ったまま悪魔の体を手に入れた「デビルマン」だけ。
【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★☆☆☆ 熱血★★★★☆
頭脳★★★☆☆ 感動★★★☆☆
【ジャンル】
シリアス、ヒーロー、セックス&バイオレンス
【こういう人におすすめ】
正義とか愛とかについて深く考えたい人。「なんかすげえモンを見せて俺の心をぶち壊してくれ!」みたいなこと考えてる人。深いことはわからなくてもセックス&バイオレンスに無条件で引き寄せられる人。
【あにこれ評価(おおよそ)】
67.0点。評価上昇途中?
【個人的評価】
すごいガツンとくる。疲れた。けどすごい。けど万人には薦めない。
【他なんか書きたかったこと】
伊集院光さんのラジオで湯浅さんの名前が出てたのでびっくりして視聴。
ネットフリックスで見れます。初月無料っぽいです。
{netabare} デビルマンという単語?は知ってましたが、他はなにも知りませんでした。あ、テーマソングと、プラチナジャズがテーマソングをアレンジした曲は知ってました。←これおすすめ(youtubeで聞けます)。
アニメ見た後で原作漫画を読みました。このアニメを観た後だったので、すんなり理解できてしまいました。原作だけ読んだらどうだったんだろう。
一連のストーリーの中で「人の世に確かに存在する見たくないもの」はだいたい見せてもらいました。疲れました。
ものすごい色々なことを考えさせられましたが最終的に3つ。
・正義と愛はもうよくわからん。関わりたくない。(おいw)
・「遠くからの声」ってこんなダサいんだ。
・湯浅政明監督は地上の星を教えるツバメ。
単純にわからなかったのは「神は攻撃を開始した。人間には手を下さず、悪魔だけを」みたいなことを了が言ってたけど、あれは原作にはない設定だし、結局その後は神の追撃(人間に加勢する様子?)もなく、人間も滅び、結局地球も神によって第二の月にされてしまったわけで、なんか意味ない設定だったかなあと。もしかして神が無差別爆撃するような展開はキリスト教からクレームきたりするのかな。まさかね。
↓以下、うじうじ考えている。
{netabare} あと「愛、人の心」ってバトンでほかの人に繋ぐようなものなのかな、と。明→了でバトンを渡したいけどつながらないっていう展開はもちろんわかるけど、明はミキから、ミキはミーコからそれを貰ったのか……?ミキに関しては「知ってた」って言ってたけど……。でもこのへんを否定しちゃうと陸上部っていう追加設定がまるまる意味なくなっちゃうな…。
あ、違う。わかった。ミーコ→ミキ→明→了っていう順で、「対立する存在だったのに愛した」っていう共通点がある。つまりはそれが無償の愛?それが湯浅さんがデビルマンという漫画に感じた真実?でも明は最後までは了を愛していない。むしろバトンの向きはミーコ→ミキ→明←了で終わる。最後の殺し合いが明から了への愛なのか?あの、仲間を千切って武器にするような惨劇が?それとも遥か昔、猫をめぐって「対立したのに愛した」あの時に、明の役目は終わっていたとでもいうのか?
それすら否?ミキが死んだあの時から、リレーの完成はもはやあり得なかったのか……? よくわからない。
あと明を「純粋な正義、人間の味方」とは思わない。彼は明らかに「知り合い」が死んだときと、「人間」が死んだときの怒り方が違う。「人間を守る、人間のために」というのは大義名分で、真意をあからさまに言えば「俺の仲間に指一本触れさせねえぞ」って感じになる。でも人間が死んだときもちゃんと悲しんでいるし、考えてみれば知り合いのほうが感情が大きくなるのは純粋なことなわけで。そうなると私が認める正義とは了のように合理的に無感情に「人間平等に救います、悪魔平等に殺します。行ってきまーす」みたいな存在なのか?それはそれで違うような……。
あと自分でもびっくりだが、ミキがSNSでみんなに思いを告げる感動的な(はずの)シーンが、全然心に来なかった。これはもちろん、「私が何も知らない、このSNSを見ただけの人だったらどう感じただろう」という気持ちで見たからだが、ほぼ画面に流れる言葉と同じようなことを思った。現実だったとしても私は「なんだこいつ、怖っ」と思って画面を閉じるだけのモブだったと思う。だって松居一代さん事件がそうだったから。あの事件とこのミキのSNSでの告白になんの違いがあるのか。当人は心から必死に訴え、しかしほかのメディアでは違うことを言っているという、あの状況に。
このアニメで流れる軽薄な外野からの発言を見て、「あいつらは酷い奴だ。俺はあいつらとは違うから、ちゃんと真実を見極めるんだ」と思っているならば、そうじゃない。
そんなの絶対無理。あれに居合わせて「聡明」という体裁を保ちたいのであれば、何も発言しない以外にない。私のように、画面の向こうでこたつに入って鼻ほじりながらスマホをスイスイやっている人間に、当事者だけが知っている真実を見極めることなど絶対にできない。
それが怖い。あんなダサくて、軽薄で、泥を煮詰めた混沌の底から浮かび上がる臭いあぶくのような発言をしたくない。しかし画面をのぞき込む以上、私は常にそっち側にいる。それが怖い。
それが怖い、というのが、このアニメで得た私の武器。
{/netabare}
話を戻すけど、了はなぜ死にかけた猫を殺そうとしたんですかね。
本当に合理的な考え方しかしないなら、あの場面では死にかけの猫なんかほっといて三味線の練習でもすればいい。「雑菌まみれの禿げた雑巾にカッターを突き刺しても刃の無駄遣いでしかない」と思わなかったのか。「苦しんでるから、解放してあげよう」っていうのも、慈悲の心なんじゃないですかね。「りょうちゃんも泣いてる」っていうのは、それを感じ取ったからの言葉かもしれません。
つまりあれは思い返すと「二つの正義が戦ってるだけのシーン」だったのかも。いや、もっと言えば「悪魔の側」も「人間の側」も正義としてなんの違いがあったのか。「人間の側」なら正しいのか、「弱い側」なら正しいのか、「他人を助ける側」なら正しいのか、「愛がある側」なら正しいのか。
うん。やっぱ正義とか愛とかわからん。むりぽ。
湯浅政明さん、知らない間に有名になってました。いや、私が知る前から数々の賞を取ってたっぽいんで「さらに有名になってた」っていうほうが正しいのか。たぶん近いうちに表のメディア(?)にも出てくる存在になりそうです。君の名の新海さんといい、宮崎駿さんの引退?を受けてアニメ監督戦国時代が始まってたんですね。私は誰押しで行こうかなー。オッズ高そうだからスタジオ六花にしとこうかな(笑)
今のところ私が知ってる湯浅さんの魅力は「原作選び」と「原作への深い理解」という2つで、挑戦的な絵の躍動感はその結果かなあ、みたいな認識です。森見登美彦さんとか松本大洋さんとか。
今回のアニメのコラムをネットでぱらぱら読んでたんですが、やっぱり原作を理解することには相当力を入れているようです。今まで「天才を理解する天才」かと思ってましたが意識したうえでの努力の結果なのかもしれません。
というわけで逆に気になり始めたのが「夜明けを告げるルーのうた」で、こっちは原作のない湯浅政明さん自身が見れそうです。全然詳細を知らないけど、ポニョじゃないんだよね……?まあ気が向いたら見るってことで。
っていうか公開時期的に「夜は短し」はただの客集めで片手間で作ったのか??くそう、片手間で私の心をつかみやがって。
あ、あと書き忘れてましたが9話
{netabare} あれでいいですよね。あれがあったからこそデビルマンという物語が後世に残ることになったんですよね?多分。永井豪さんも「それまでの展開を否定することになるから、やるしかなかった」みたいなことをネット記事のインタビューでおっしゃってました。
逆になんか、うーん、現代の漫画ももっとこれやったほうが……。
しっかり設定がある重要人物で、主人公に近くて、主人公の周りの人とも今後どんどん絡んでいって物語を紡ぐだろうと思われる人物で、むしろそのキャラが今後の展開を引っ張っていくだろうみたいな。これまでのストーリーで主人公たちと積み重ねてきた歴史があって、なにより「絶対にこいつだけは死んじゃダメだろ」と思われるようなキャラ。
そういうキャラが全く唐突に、道半ばで、何度も助かりそうなフラグを立てながら、無残に、「その展開だけはやめてくれ」と読者に思われながら、それでも妙にあっさりと死んでいく。
それが「戦闘」ってもんなんじゃないですかね。
いや、戦闘というものについてあんま知らんけどさ。
死ぬために出てきたようなキャラが慌ててフラグ立てて死んでもなんか逆に命が軽く感じてしまうというか……。
でもわかる。物語の筆者的にもこういうキャラを捨てたくはないんだろうなあ、と。一番手塩に掛けたキャラだろうし。でもそこを一歩踏み出すと名作になるのかなあ、ってちょっと思いました、まる。
{/netabare}
{/netabare}
◇fumi◆ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
2018年 Netflixで配信されたアニメーション
原作 永井豪 監督 湯浅政明 脚本 大河内一楼 音楽 牛尾憲輔
制作 サイエンスSARU
漫画 1972年~1973年 53話
テレビアニメ 1972年~1873年 39話
OVA デビルマン誕生編 1987年 妖鳥シレーヌ編 1990年 AMON デビルマン黙示録 2000年
多分すべて観たんですが記憶が混乱しています。
永井豪は学生運動から影響を受けたと思われるガクエン退屈男で混乱と崩壊のラストを描き、
少年マガジンに連載したデビルマンでは、テレビアニメと連動する形で、
異形のヒーローデビルマンと悪魔族の戦いを描くはずでした。
実際問題として、テレビアニメは多人数制作、漫画は一人でネームを考えると言う創作法の違いから、
同タイトルで全くの別作品が出来たのは、妥協を許さない永井氏の執念と言えるでしょう。
バイオレンスジャックやマジンガーシリーズでも世界の終末や崩壊を描いた永井氏ですが、
デビルマンは短い作品でありながら別格の評価を受けています。
少年漫画で滅亡ストーリーが初だったのかは分かりませんが、自分が読んだ中では最も古い作品です。
永井豪ファンクラブの会長だった筒井康隆は人類滅亡作を書くぞと宣言しつつ、
1969年に「霊長類南へ」という長編を書いているので、サークル内では盛り上がっていたテーマかも知れません。
50年代から60年代にかけて英米では大量の人類滅亡小説が発表されましたが、
デビルマンもその系譜であることは間違いありません。
これほどの名作がぽっと出であるはずがないのです。
例えばブッダとブラフマーの滅亡戦争を描いたロジャーゼラズニーの光の王など。
永井豪のデビルマンはテレビ版のキャラデザ担当からのスタートであるので、
キャラ造形がキャッチーで分かりやすいことが親しまれた理由だと思います。
デビルマンや妖鳥シレーヌやカイム、ジンメン、魔王ゼノンなど、
非常に優れているとはいえ、テレビアニメの怪物の範囲内です。
しかし、テレビアニメが迷走を始めた頃から漫画版は異常な展開を迎えます。
悪魔が人間に乗り移ると言う古~い発想を現代の若者に身をもって味合わせたシーン。
漫画版では女子高生の制服の下に溶解液を発する化物が見える回。
ここから始まる物語はヒーローものを大きく逸脱した地獄の黙示録です。
なので、前半のヒーローものから後半の種としての運命の切り替えをどう描くかが注目でした。
はっきり言って前半はいらないとも思いましたが、
編集部に却下されたデビルマンとシレーヌのSEXシーンはいれるべきと言う圧力もあったんでしょう。
半世紀近く前の原作を現代の設定でよみがえらせた作品ですから、
いろいろ噛み合わない部分も散見されましたが、ラストまで突っ走る潔さがこの作品の価値です。
ついに魔王サタンの美しいお姿がアニメーション化され、
デビルマンとの因縁も納得できる形(つまり原作通り)で決着がついた決定版。
パタリロに似てるとか変なところに突っ込まず、まずは全身全霊で味わって観るべき奇跡のリメイク。
あっなんかサターニャにも似てるような・・・・
気に入らない部分も多々ありましたが、ファーストインプレッションとしては盛大な拍手を送りたいと思いました。
どっちかと言うと怪作扱いですが。
DEVILMAN crybaby[デビルマン クライベイビー]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
DEVILMAN crybaby[デビルマン クライベイビー]のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
永井豪さん漫画家デビュー50周年を記念し、2018年に新作アニメとして蘇る『デビルマン』。タイトルを『DEVILMAN crybaby』とする本作は、「Netflix」にて全世界190カ国に、日本語のほか9ヶ国語の吹き替え版と、25ヶ国語の字幕版で配信される予定です。(Webアニメ『 DEVILMAN crybaby[デビルマン クライベイビー]』のwikipedia・公式サイト等参照)
内山昂輝、村瀬歩、潘めぐみ、小清水亜美、田中敦子、小山力也、津田健次郎、木村昴、KEN THE 390、YOUNG DAIS、般若、AFRA
原作:永井豪「デビルマン」、監督:湯浅政明、脚本:大河内一楼、音楽:牛尾憲輔、キャラクターデザイン:倉島亜由美、デビルデザイン:押山清高、ラップ監修:KEN THE 390、色彩設計:橋本賢、美術監督:河野羚、撮影監督:久野利和、編集:齋藤朱里、音響監督:木村絵理子、プロデューサー:新宅洋平/永井一巨、アニメーションプロデューサー:チェ・ウニョン
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