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「 DEVILMAN crybaby[デビルマン クライベイビー](Webアニメ)」

総合得点
75.9
感想・評価
328
棚に入れた
1053
ランキング
756
★★★★☆ 3.9 (328)
物語
4.0
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.8

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DEVILMAN crybaby[デビルマン クライベイビー]の感想・評価はどうでしたか?

アーリマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

デビルマンの良さとは

このアニメを観終わって「あー、面白かった!」と思うのではなく、暫し茫然とし、ともすればトラウマになるようであれば、それはある意味正解かもしれない。
そう、シェイクスピアの悲劇のような、誰も救われない絶望的な結末こそがデビルマンの真髄なのだと感じる。
そんな中だからこそ主人公・不動明と飛鳥涼のある意味対照的な生き様が光る。

原作に忠実なためエログロの超鬱展開、また作画にはややクセがあるため万人受けするものではない気が、するが是非一度観てほしい。Netflix限定配信。

投稿 : 2020/04/12
閲覧 : 553
サンキュー:

4

ケニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

中盤からのめり込む

全て見終わったとき、今まで味わったことのない感情になりました。無修正版の原作も買って読みました。原作を現代風に上手く作られてらと思います。個人的にはクライベイビーの方が好きでした。声優さんの鬼気迫る演技、凄かったです。

投稿 : 2020/03/24
閲覧 : 399
サンキュー:

3

511 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

鬱救

良くも悪くもココロに訴え掛ける作品ですのできっと名作なのだと思います。

投稿 : 2020/02/12
閲覧 : 479
サンキュー:

8

Ryo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これこそジャパニメーションだ。

「四畳半神話大系」や「夜は短し歩けよ乙女」で有名な湯浅監督の作品というだけあり、ストーリー・作画・構図・メッセージ性が抜群に良い。

投稿 : 2020/02/05
閲覧 : 314
サンキュー:

3

ネタバレ

mumumu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

泣き虫なのは誰だ誰だ

ネットで原作信者とリメイクファンによるアーマゲドン並みに醜い争いを見て中々手が出せなかったが
電グルのOPとアレンジ版デビルマンの歌を聴いてしまい、あの疾走感にあてられ我慢できなくなりNetflixへ加入。

結果、原作ファンはアンチ化するという前評判を見事に裏切られた。

湯浅監督については四畳半での匠なアレンジ力、ケモノヅメのあのもう二度と見たくない陰惨さが永井作品と合うだろうと踏んでいたものの、良くここまで50年前のあの泥臭い作風をこざっぱりさせ且つ湯浅ワールドへ落とし込んだなと感心した。過激な描写もライト&ポップで、サクサク一気見することが出来た。

一応、マイナス&プラス点を整理しておく。以下ネタバレ



<マイナス>
・原作にはなかったミーコや牧村家族への掘り下げは良かったのだが、カメラマンの長崎や陸上スターの幸田というオリキャラの扱いが雑だったのでは…と。
特に恋人を喰ってしまい苦悩する幸田の描写は勿体なかったので、それをミーコとその彼氏のエピソードにすれば良かったのに

・シレーヌとジンメンが弱い。
尺の関係上かもしれないが、強敵としてもっと良いバトルを期待してしまった。
ここは非の打ち所のないOVA版が既存だし仕方がないかな…でもシレーヌのオ◯ニーと空中プレーはとても良かったよ!

<プラス>
・ラップの投入はけっこう好きかもしれない。素人目にも名だたるラッパーがキャスティングされてるのがわかるし、言葉選びもインテリジェントで、演技も悪くなくひたすら好印象。音楽に力を入れていることも高評価、場面場面での曲の入りが兎に角かっこいい。

・昨今の若手声優は声が綺麗すぎると揶揄していたが、本当に侮り難し。
主役の内山さんの血を吐くような熱演をはじめ、了の中の人には本来の性別がどちらなのか惑わされたし、潘めぐみなんて今まで親の七光りだと思っていたことを心底恥じた。彼女の最期の絶叫には拍手を贈りたい。


最後に、避けては通れないトラウマ展開(主に第9話)について言及したい。
今回のリメイク化について完璧!と手放しで称賛はしないが、私はある点において今作の意図に共感してしまい非難できなくなってしまった。
その意図とは
「この物語に絶望し傷ついた、かつての自分への救済」ではないかと思っている。

原作版の終盤は打ち切りが決定していたため怒涛の超コンボで息をつく間も無く地獄へ叩き落とされる。
初めて読んだ時はあまりの衝撃で混乱しパンク状態に陥ったのを覚えている。
結果、人間こそが悪魔であるという性悪説にフォローを入れる余地すらなく読後はもれなく人間不信に陥るのだ。

そこで今作では愛をテーマとし、人間の善性が補われている。9話途中の唐突とも思えるフリーハグのくだりはパリ同時多発テロの後にあった実話を元にしているし、美樹のSNS投稿のくだりを含め、ドキュメンタリーのようなリアルな人間の善良さを再現することで必ずしも絶対悪ではないという救いの手を加えている。
また、ヒロインの聖女化もその一つで
敬虔なクリスチャンであること、周囲からもカリスマ視されていることで神聖度を増している。

原作の美樹ちゃんはコメディリリーフを担い、明とのラブコメは日常での癒しとなっていたことから、不可侵となるべき存在の女の子への最悪な仕打ちに、より不条理を感じるのだが
リメイク版でのヒロインは慈愛と博愛のもと全てを受け入れる度量を持つ聖女像のため、この処刑も人々の苦しみや断罪をひとえに引き受けた救世主のような印象さえ受ける。

そして原作内で1番のトラウマとなっている
美樹ちゃんが生きたまま嬲られ続け、最期の最期まで恐怖と苦痛を負わされたであろう描写に対し
子ども心に何度も「せめて、あんな目に合う前に生き絶えていたらまだマシだったのに…」の嘆いたものだ。
その幼い頃の私の想いがリメイク版ヒロインの絶命シーンでリンクすることになる。

「あの刺し傷の深さなら、すぐ事切れたに違いない!よかった!よかった…!」
それを証明するかのように、生首と化した美樹ちゃんの死に顔は絶望に歪む原作とは違い、深い哀しみをたたえながらもどこか明に対して(もしくは人類に対して)許しを与えるような神聖さを感じた。

今回、初デビルマンがcry babyだった方の中にはトラウマを与えられ鬱になった人もいるだろう。しかし、大昔に漫画版によりトラウマを受けた自分にとってはcry babyに救われるような思いがしたのだ。

つまり、このリメイクは監督による監督のための
かつてデビルマンを読み絶望し、泣きじゃくることしか出来なかった少年少女たちへ差し伸べられた、なぐさめの物語なのではないかと私は捉えている。

自分都合な妄想解釈だが、少しながら感謝の念を抱き、また更にデビルマンが好きになった。

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 402
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人間ならば、恥を知るべきだ。

この素晴らしい作品に、感謝と賛美を!


一切の無駄のない『繊細な線』で描かれた人物、背景、そして鮮やかな色彩で、

淫靡で非情な世界を見事に表現。

私の5感、6感、総てを刺激され、すっかり酔ってしまった。


ちっぽけな『私観』でこの作品の感想を。


神は
『ビンの中で蟻を飼い、それを見ている子供だ』
(私の好きな映画での言葉です。)


悪魔は
人間に、甘い言葉をささやく。

それに流される人間、耳を貸さない人間…
そこで『人』は分岐するのではないでしょうか?

あと
悪魔は「約束(契約)」を守ります。
善も悪も 同等なのです(なんか 良い)

私は、悪魔は『人間に一番近い存在』と考えています。


そして、天使。
一番の『悪』ではないでしょうか?

天使は決して人間を助けません。
意志を持たない存在なのです。
(神の命(めい)のみで存在するともいわれています。)


この作品で
『天使=傍観者』と、私は考えました。

メディアに流され、まわりに流され、意志をもたず…
『悪魔狩り』をする、醜い存在。
(滑稽な現代人への皮肉か、否か?)


神、悪魔、天使、人間、そして『デビルマン』


明君は、子供の頃から、人の為に泣く事ができる、優しく哀しく強い人です。

『デビルマン』になってもそれは変わらず、悲しみを背負いながら、

悪魔と傍観者(天使)と、
涙を流し闘うのです。人間として。


涙には、色々な『涙』があります。

悲しい涙、後悔の涙、悔しい涙…そして
『嬉し涙』



明君は
人にたくさんの『嬉し涙』を流させましたね。


了君の涙も、悲しい、寂しい、そして嬉し涙であって欲しい。



嬉し涙ほど、苦しい涙はないのです。



私も叫びたい、
私を泣かせてばかりの君に


私は実在する人間だということ
いつか君に、温かい涙の意味を、苦しみを、教えたいんだ



明君と了君に
よく頑張ったね、と。。




あー!

電気グルーヴ、光岡自動車、感激でした(泣)



乱文失礼。

投稿 : 2019/10/03
閲覧 : 1186
ネタバレ

タツヤ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良くできたリメイク版

デビルマンの映画、アニメはグロくてショッキングな展開もあるけど
DEVILMAN crybabyはアプローチ変えてきたけど、それが逆に刺激的な雰囲気だしてる、面白くて最後まで楽しめた。

投稿 : 2019/07/28
閲覧 : 359
サンキュー:

2

ネタバレ

緑のラン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一度見る価値のある作品

監督の湯浅政明さんは、クレしんで有名になり私は、ピンポンで好きになった監督。
 もともと独特の映像表現を追及する人で、このデビルマンでも絵の簡略化やデフォルメを追求しながらも共感できるような親近感を表現しようと色々試しています。最近のアニメの表現手法でメジャーな影や複数の色を使った表現とは真反対のシンプルな線、シンプルな色だけで、それでいてリアルに見えるのが凄い。細田監督にも似ているが画力は圧倒的に湯浅さんが上。見てると、まるで現実と仮想の中間に居るような感じになります。この絵こそがこの作品の終盤のショッキングなシーンにそのギャップから見てる人にインパクトを与えます。難点は、湯浅さんの絵にデビルマンのキャラデザを無理やりかぶせた感がする事。ちょっと無理やりな感じはあります。どうしてこうなったのかは不明。
 この作品、有料ネット放送(Netflix)の利点を生かしてエログロをガンガンやってます。TV等では放送自粛でできない表現に挑戦できるんです。DEVILMANにはぴったりの放送媒体でした。
 テーマは愛。あらゆる愛。その為の性的表現、そして感情のその先を描いてます。悲しみのその先の悲しみ、怒りのその先の怒り、憎しみのその先の憎しみを表現していました。
 サタンであり男性であり女性である飛鳥は親友でデビルマンである不動明を愛していました。そして明はミキを愛し、彼を悪魔にする為に追い詰めます。全ては飛鳥の愛。飛明の飛鳥への愛は博愛。そして飛鳥の明への愛は、同性愛であり純愛。明とミキの愛は、家族愛であり男女の愛でありそしてやはり純愛。
 人は何故戦うのか、欲望と愛の本質を現在の感覚でデビルマンを再構築して描こうとしている作品。元のデビルマンを知っていても、一度見てみる価値のある作品です。

投稿 : 2019/07/03
閲覧 : 296
サンキュー:

3

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

悪魔を呼ぶ映像と音楽

原作コミックは加筆、修正なしのバージョンを購読済。

永井 豪氏は自作への加筆、修正の多い漫画家です。
よって作品の展開については、映像化はおろか、
初回連載当時のオリジナル版コミック以外は断固認めん。
と言う頑ななファンも少なからずおり、
私も本作レビュー投稿には非常に神経を使いますw

私の場合、オリジナルにこだわるかどうかは作品によりけり。
『デビルマン』は「週刊少年マガジン」連載当時のオリジナル版がやっぱり良いなと思いますし、
逆に『バイオレンスジャック』は「週刊漫画ゴラク」連載分も含めた完全版が好きです。

永井 豪作品の映像化については、可否以前に、意義を見出せず……。
本作が私が初めて、まともに観た原作・永井 豪氏の映像作品になります。

特に『デビルマン』については、少年漫画らしいコミカルな日常から、
宇宙規模の壮大なSF神話へ昇華していく、シュールとすら思えるスケール感。
登場人物が、読者に対し、この悪魔との戦いはお前とも無関係じゃないんだ
とメタフィクション風に語りかけて来る演出。

自分にとっては、若き日の作者が有り余る勢いをそのまま全力で読者にぶつけた、
常識の枠に収まり切らない、
作品と言う概念を超えた得体の知れないエネルギー体か何かと言う印象。

よって、原作をなぞろうとしただけの映像化企画には
私はあまり意義を見出せません。
例えば今の時代にヒロイン・美樹を忠実によみがえらせたりしたら、
掴み所に困るオレっ娘・迷ヒロインの爆誕ですw

『デビルマン』映像化で何か意義を見出せるとしたら、
原作者に匹敵するような強烈な個性が、
原作が掘り起こした諸要素を理解した上で、
豪腕を振るって再構築した作品ぐらいしかない。

そう思っていた私にとって、
監督・湯浅 政明氏ほか曲者揃いのスタッフたちが手がけた本作は、
意義のあるアニメ化だと思いましたし、楽しめました。
旧作の『デビルマン』を本作の中で人気のアニメ作品として描写する演出についても、
原作は原作。本作は本作で現代にマッチした『デビルマン』を……。
と良い意味で開き直っていて私は好感しました。


加えて本作がNetflixオリジナル配信作品で良かったとも思いました。
例えば『デビルマン』の諸要素の一つ。
悪魔は人間が欲望のタガを外して狂乱した場に、好んで取り憑きに現れると言う設定、
これらを表現し切るには、何より人間の愚かさを思い知らせるには、
どうしてもグロやエロスを振り切っていかねばならない。

本作は部位欠損やゴア表現までもアートに高めて、
視聴者の胃袋に押し込んでいく強烈な作画。
電子爆音や韻踏み等により恍惚を探求するテクノやヒップホップを、
酒や性欲、さらには薬物がもたらす幻覚と共にリピートし、踊り狂い、昇り詰めて行く……。
ジャンキーの世界と切っても切れない、
アンダーグラウンドな音楽文化丸ごと取り込んだ音響。
映像、音楽両面で悪魔が実在する世界を再現して行きます。

自主規制やらで表現が縮み上がった日本のTVでは、
初回のサバト(悪魔崇拝の集会)はおろか、
今だと電気グルーヴのOP主題歌すら満足に流せないでしょう。


また、主人公&ヒロインらに陸上部設定を追加して、「走る」ことを強調し、
『デビルマン』の諸要素を料理した手腕も私は評価したいです。

{netabare}悪魔はより強力な肉体との合体により生物として極まって行く。
人間は道具を駆使して身体機能を拡張して文明を極めて行く。

単体では人間は悪魔に歯が立たないが、
数に勝る人類が、文明の利器を駆使したら、悪魔をも凌駕し得る。

それを恐れた悪魔は、人間たちを恐怖と不信で誑かして、
内紛と自滅で弱らせてから絶滅させる謀略を巡らせる。{/netabare}

生物界では極めて鈍足な二足歩行生物ゆえ、移動体を活用する人間が何故走るのか?
と言った切り口から、これらの原作の肝をえぐり出して行く、
脚本・演出の切れ味はシャープでしたし、
「走る」をスパイスした『デビルマン』の要所の再現は鮮烈で胸に迫る物がありました。

「走る」と言えば、昔の漫画では、キャラクターに
横長のコマいっぱいに手足を伸ばさせて、
地面を泳ぐように猛進させ、疾走感を強調する極端なデフォルメがありました。
本作では、その動きを、悪魔の力を得た人間にさせることで、
一般人とは違う異様を際立たせる演出がなされていて、
こんな素材の生かし方もあったのかと舌を巻きました。

主人公泣き虫設定付加による愛を忘れないデビルマンの強調も好センスかつ、切なかったです。


エログロ以上に、人間不信に陥ること必至な精神的にもタフな全10話ですが、
挑んでみる価値は十二分にある。
後々、ネット配信アニメの時代として今を振り返る際、語り継ぎたい一作です。

投稿 : 2019/05/29
閲覧 : 620
サンキュー:

28

ネタバレ

NORI さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

つまらない

川崎が今回の地域。HIP HOPの人たちを起用する意味がわからない。この
監督が川崎生まれののHIP HOP達を数年前に取材したらしくそのコラボ?
全くアニメに関係ないクソ設定。ところどころにHIP HOPとこいつらが声優で出てきてウザイ。
つまらない作品で時間を無駄にした。
最後だけ感動した。
結局、デビルマンは最後のサタンと不動の会話シーンがあればEDまで
クソでも感動できるんだなと再認識できた。
社会人で時間が無い人は見ないほうが良い。がっかりするから。

投稿 : 2019/04/05
閲覧 : 958
サンキュー:

2

ネタバレ

esso-neo さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

書いてなかったのかぁ

デビルマンの結末は立ち読みで知った。だが途中で何が起こっていたかは何も知らなかった。
そしてこれを見てしまったのだ。
1週間引きずった。気が落ちた。それほどまでによく出来た逸品だと思う。
エロもグロも盛り込んで、一切の結実は許されない。湯浅監督の織り込む特有のコメディも結末の前には虚しくなる。
これを見て俺は美醜の見方には細心の注意を払い、自分でよければちゅっちゅする相手になりましょうと心がけた。生き物は永遠を手にするにはまだ遠いのだ。

投稿 : 2019/03/02
閲覧 : 428
サンキュー:

8

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

仮に男性向けであっても これは外せない

.
総合点の高い作品を検索して探していたら
こちらの作品に出会いました

デビルマン?リメイク版かなと
皆さんのレビューのネタバレを避けながら流し見

とても高評価!


視聴を始め これは…
この滑るような動きは 湯浅監督だったのですね

ピンポンも四畳半もお気に入り満点作品

ではありますが
デビルマンのイメージと湯浅監督の世界観が
私の中に すんなりと入ってきませんでした


もちろん 食い入ってしまう描写です…
とは思いますか… 
         エロい (/ω\)

家族がそばにいたら
冷汗が出るだけではすまないレベルです

仮に男性向けに作られたのであっても
視聴は続けます
それだけの魅力がある作品です


終盤に 近づき
普通であれば 避けて通る作品である事を実感
いろいろな意味で…


人の哀れを通り越して 苦い
ですが やはり魅力のある作品でした

投稿 : 2018/11/28
閲覧 : 367
サンキュー:

5

missing31 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神認定。TVアニメには越えられない資本とシステムの差

久しぶりに面白いアニメ見た。
昔のアニメのリメイクって大抵微妙になりがちだけど
デビルマンファンも、初見の人も、是非観て欲しい。

多少大げさな部分もあるけど、
かつての4℃を彷彿とさせる作画とアニメーション。
そしてストーリー自体も色褪せない秀逸な物語。

社会とは、人間とは、善悪とは、アニメーションでありながら
糞みたいな社会としっかりと「向き合った」秀逸な作品である。

アニメーションの世界にそういった哲学や思想を持ち込むのを
嫌う若者も居ると思うが、それは間違っている。

社会や世界と、どのように繋がるかのヒントを示す事、
社会や世界を、どう捉えるかのヒントを示す事、何が正しくて
何が間違っているか、価値観を示したり、違う価値観もあるという事を
教えてくれる事、それこそが芸術や文学の役割である。

萌えキャラがパンチラしていても、
信じられない巨乳美少女が戦っていても、
これは表現活動においてのひとつの心理である。

そういった意味で、原作のデビルマンはもとより
それを今の時代に蘇らせた本作は素晴らしいと思う。

投稿 : 2018/10/28
閲覧 : 384
サンキュー:

6

hidehide さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人ってさ…。俺、どっちだろ…と。

最近、
自身の少数精鋭お宝フォロワーさんの、
棚を荒らして、☆4~5を探索しております。
お許しください…

今回は、阿紫カービィさん、の
☆5を、真に受けて観させて頂きました。
(敢えてレビュー読まずで本編へ、です)

…ったく、とんでもないものに☆5だなと。
こんな作品があったのか、と。
イヤミ抜きで、感謝しております。

人の最たる部分が如実に出ていたのでは、と
思います。
権力に弱い、多数に付き従う、見てみぬフリ、
差別、誘導、迫害、暴力、武器持つと強くなる、
などなど。

悪魔 VS 人間、になってますが、
この大人版デビルマンに関しては、
様々 VS 様々、色々 VS 色々 なのではないかと
思います。
様々、色々は、観た人、個々に、
思い当たる事があるのではないでしょうか。

その時、自分はどちら側なのだろう、
あの時、自分はどちら側だったのだろう、と
沈黙してしまいました。

レビューにて、多くは出尽くしていますし、
内容や深部、それらには触れませんが、
そこそこ大人の個人の個人による感想は、

上記 + 何か凄ぇもの観た! でしたね。

☆5、納得です、が!
9話が凹み過ぎたので、☆4.5 で。



光岡に1票
オロチが走ってるのを初めて見ました(笑)

投稿 : 2018/10/27
閲覧 : 337
サンキュー:

11

ユウサク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見る価値あり

Netflix作成のアニメだからあまり期待してなかったが、TV放送では表現できない原作の内容もあり、期待以上の作品だった。
やはりデビルマンは、人間の本性について深く考えさせられる。
性善説なのか性悪説なのか・・・・
Netflixでは刃牙の続編も作成しているので、面白いのに2期や3期が出なかった作品も今後出してくれることに期待!

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 326
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人間の弱さ、醜さを晒し出すスタイリッシュグロアニメ

【総評Sランク】
S:特別好きなアニメ A:かなり良い B:なかなか良い C:普通 D:微妙 E:くそ

この作品はタイトルにある通り、人間の心の弱さ、醜さがテーマ
2018年度アニメで唯一のSランク付けたい作品

■感想■
人間が社会に紛れ込んだ悪魔に怯え自ら争い自滅するというシンプルながら統一感のあるストーリーが良い作品
グロ、エロスは一級品でかなり暴力的ですが雰囲気がテーマに合っていて素晴らしい世界観、表現
このアニメにしかないというものがしっかりある作品です
特にサバトのシーンは印象的で野獣的かつクラブが良い雰囲気出てたなと思いますよ、エロスに興奮しました
地上波ではもう観れない映像がここにある!

作画は独特で一見汚く見える作品ですが、動きはかなり良く一種のスタイリッシュな表現技法かと思います
ナルトのナガト戦に近いタイプだと思って下さい

キャラも個性的で心の表現が圧倒的に上手く吐き気がするような人間味も出ている
俺のお気に入りは断然ミーコ!!
コンプレックスを抱えたリアルな人間味も良いし、ひそかに情熱的でエロス、最高!!
アニメ界全体の中でもかなり好きなキャラ

アニメなので過剰なまでの表現、展開ですが、人間の弱さを見せる作品としては正解だと思う
こういう疑心暗鬼って身近な人間関係やネットでも思い当たるフシあると思うんだ
自分と違う人種や思想、価値観、学校や会社でも国家間でもそうだし、そうやって争いって起きるよね
魔女狩りみたいにマイノリティを大多数で過剰に叩いたりとか
でもそれらが実はほんのわずかな誰かが仕掛けた策略だったり・・・
政治家なんかよく裏工作してるしね、あからさま過ぎるタイミングで朝刊に出たりするしな
そしてそんな色々の行きつく先が戦争、次第三次起きたら人類自滅するよね

○○が残酷な目にあったり嵌められたりで感情的になって悲しくなるシーンもありますが、
今のネット社会にも色々当てはまり、社会派な面もある痛みを伴う実に良い作品でした

投稿 : 2018/09/25
閲覧 : 369

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

I「おまえが必要なんだ I NEED YOU」
II「片手で十分だ ONE HAND IS ENOUGH」
III「オレは撮ったんだ! BELIEVE ME! Juan Monuel Laguna Abel Gongora」
IV「明、来て COME, AKIRA」
V「シレーヌ、君は美しい BEAUTIFUL SILENE」
VI「悪魔でも人間でもない NEITHER DEMON NOR HUMAN」
VII「人間は弱く、悪魔は賢い WEAK HUMANS, WISE DEMONS」
VIII「オレはオレを知らなくてはならない I MUST KNOW MYSELF」
IX「地獄へ墜ちろ、人間ども GO TO HELL, YOU MORTALS」
X「泣き虫 CRYBABY」

投稿 : 2018/09/11
閲覧 : 228
サンキュー:

1

ネタバレ

移リ木うらら さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろかった!!

噂に聞いていてずっとみたくてみたくて意外とネットフリックスが安いということに気付いてさっさと観ました。
結論としては、観て良かった!!!!
本当に面白いので気になった人には見て欲しいなと思います。


「大嫌いだけど、大好き」の台詞がこの物語の全てを現しているなぁとも思ったのですけれど。その大嫌いとの向き合いかた、大好きとの在り方を考えるのってとっても難しいなって。
この物語では、大好き。だから大嫌いは全て壊す。の結末。


あとは皆恐怖にかられて行動していたのも気になりました。

正義と悪が逆転し更に逆転しそんなものは存在しなくなる。

あと、このサタンが世界を壊すっていう話になってくると自分の中で起こる葛藤の物語なのかなって。
自分で自分に対して混乱したり、自分を許容できないことってたくさんあって、
そのたびにこういう争いが起きている。
それは本当に「大嫌いだけど、大好き」だからこそ起こる争い。
大好きだけど、コントロールしなければ怖いから抑えつけようとする。
だけどそれは望んでない。なにかをしなければならないって考えが真意を見えなくさせて争いを生んで。
最終的に崩壊して。
なくなって、だけどその火種は残っていてまた争いが始まっていく。
戦いの中に安息は愛はない。

【追記】
{netabare}
crybaby 最終的に、了誕生の物語になってるっていうのをみて、すげぇ!ってなりました。
あと、私AMONとこれだけがこんなトラウマになるような終わり方をすると思っていたのですが、デビルマンも結構な終わり方するみたいで。ちょっと見たくなりました!
{/netabare}

投稿 : 2018/07/16
閲覧 : 392
サンキュー:

5

ネタバレ

AI さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

俺はデビルマンだ!

デビルマン優しくて強くてカッコいい!
ミキいい人!
OPいい!マンマンマンマンマンヒューマンヒューマン!
デビルマンのねこかわいい
音楽とてもいい
どこかちょっと異様だけど癖になる世界観
声優さんもとてもよかった
絵や動きがちょっと可愛いので残酷な場面も重く暗くなりすぎないのもいい
明が初めてデビルマンになったとき炎をバックに影だけで振り返る所は名場面
挿入歌のデビルマンのうたとてもいいアヴちゃんの歌い方もいい!元気になる。カラオケで歌いたいとおもった。

いまいちだった人も観終わった後OSTやManHumanを聴くのオススメする
聴いたらわかる

{netabare} ストーリーはひどい グロ嫌い 感情移入とかはあまりできない感じ 原作はきっと素晴らしいんだろうなと思えた でも最後はみんなで仲良く滅びてハッピーエンドでよかった {/netabare}

観た後しばらくは俺はデビルマンだって叫んで日常を乗り切った

投稿 : 2018/07/14
閲覧 : 400
サンキュー:

6

ネタバレ

わさビーフ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

容赦のないショッキングな作品でした

デビルマンを一言であらわすと

「グロくエロくバイオレンス!目の覚めるような展開がハンパねぇ---す!」

一番の見所は?

りょうが公の場を借りて悪魔の存在を証明してしまう
聡明された事で悪魔VS人間の戦争が勃発、ここから凄い話になるところ

一番ショッキングだったのは?

{netabare}度重なる登場人物の死
特にヒロインみきの死はえげつない死に方でショッキングだった。
続いてラストで主人公のあきらが死んだ時、どっと疲れた
かなりのバットエンド作品で原作を知らないと驚きます。
ある程度、心の準備が必要でした{/netabare}


デビルマンを観てインスパイアされたもの

うーん。何ていいますか...映画の影響がモロなんですが...
個人的には宗教戦争みたいでしたね
最初は思想や理念から対立が生まれて戦争が起きるけど
その戦争の目的が徐々に個人的な目的や欲望に摩り替わり歯止めが利かなくなってくる。
デビルマンの世界ではそれらの狂気的な感情がストレートに描かれていて
憎しみの対象が悪魔から人間に摩り替わりいつの間にか人間同士の殺し合いに発展する
後半は絶望的とも言えるほどに人類が自滅に向かい
その容赦のない表現にはさすがにちょっと辛いものがありました
観終わって改めて思いました..「こんな世界住みたくねーーっ!」と


最後に..

ストーリーは良かったと思います全然悪くないです
作画は凄く独特でピンポンとかケモノヅメを思い出しました
でもかなり過激なバイオレンス作品なので覚悟は必要、総合評価4.0

投稿 : 2018/06/26
閲覧 : 343
サンキュー:

22

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

終末論

西洋史、終末論を基に作っているような非常に歴史に基いた内容になっている。(大体名作と云われるモノは示唆しているが)

この物語は正義とは何か、理性偏重に対する現代社会の皮肉を表しているように感じた。

10話、リョウが「愛はない、故に哀しみも無い。」と死んだアキラに話しかけ、サタンである彼も泪を流す。
そして神が地球を再生するシーンでは、飛び抜けた知能でも才能でも力でもなく愛の重要性に気付かされた。

作中何度も出てくるhiphopもライムのクオリティが高く驚いた。まだまだ書きたいことはあるのだがこの辺で。

P.S.こういった哲学、神学が好きな方は近世の魔女狩りの歴史、それと深く関わる宗教問題を学んでみて下さい。

投稿 : 2018/06/21
閲覧 : 234
ネタバレ

lll1 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

無題

 何から書き始めようか。点数だけでもいいかなと思ったけど、ダラダラ書きます。ネタバレありでいきます。
{netabare}
 単刀直入に言うと、そんなにハマらなかった。トーンが統一されてなかった。背景が凄く寂しかったし、音楽はポップなものから色々あった。もうちょっと音楽も統一してほしかった。

 登場人物にもあんまり興味が湧かなくて、唯一ミーコに興味湧いたけど、ちょっと雑な扱いに感じた。あのラッパーとのからみだけで、1話使っても良いんじゃないかと思った。
 
 全体的に尺が足りない、主役たちの家族とか、愛着ほとんどない。ヒロインのお父さんが、息子を撃つか撃たないかの葛藤とかあったけど、別に思うところ特にないよっていう。大して、興味のないキャラクターに急にスポット当てて殺しても「そうか」としか。
 
 後半の重苦しい、トーンにもっていくんだったら、最初からそうでも良かった。最初めちゃくちゃコメディだったし。最初から、緊迫感のあるシーンと、ドラマのシーンの二種類でやってればなと思った。湯浅監督の絵柄でそれをやるのは難しいかもしれないけど。

 ラッパーたちも、良くわかんない。何故、あんなにもラップを起用していたのか。

 引きの演出は良かった。エンディングへの入り方。盛り上がっていったところで終わる。何話か凄く上手かった。エンディングも統一されてなかったから、様々な心境になった。やっぱりこっちのが良いと思う。
 まだ観てる途中だけど、「神撃のバハムート バージンソウル」のエンディングが明る過ぎて、結構残酷な終わり方してもあのエンディングで、しかもその後、ワンシーン入れるし、気分が台無しになる。今作はそんなこと無かったので良かったです。

 あと、稲川英里の演技がちょっとキモイ。白熊寛嗣は上手かった。メインに起用した方が、もっと雰囲気出て良いと思うのに、なんで脇役ばかりなんだ。アニメ的な演技じゃないし凄く良い。
{/netabare}

 適当にまとめるけど、特に気になったのは
・背景の手抜き感と色味の無さ。
・音楽がバラバラだったこと。
 この二つです。雰囲気が作りきれてなかった。というか好みじゃないだけかもしれないけど。

 最終評価は 5 / 10点です。6話以降は、興味が湧いていった。

投稿 : 2018/06/18
閲覧 : 347
サンキュー:

3

Mamo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

イヤミス小説を読み終えたかのような後味....悪魔はどっちだ?

かの有名な永井豪さんの代表作のひとつである「デビルマン」。その原作を忠実に再現し、世界観を現代に置き換えてリメイクした作品となっています。

原作「デビルマン」に興味があったので軽い気持ちで見たのですが......とんでもない作品でした。

タイトルにも書いたのですが、砕いて言うとイヤミス小説を読み終えた時の後味と同じものを感じました........


人間の本性を抉り出したかのような内容で醜い部分やイカれたものも多く、個人的に見るに耐えないものまでありました。鬱展開てんこ盛りなので、シリアス苦手な人は覚悟してください。

この作品を見終えて率直に思った感想は
「昭和の頃にこんなぶっ飛んだ漫画あったんだ.....」というのと、
「鬱アニメが減ってきた最近の世の中にどエライ爆弾をぶち込んできやがったな」というものでした。

展開を楽しむかはあなた次第。見終えた後、「人間」について深く考えさせられた作品でした。

ホント、悪魔ってどっちだよ?

投稿 : 2018/05/24
閲覧 : 283
サンキュー:

8

aegis さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好き

何か評判悪そうだし友達も良く言ってなかったけど
自分はすごく楽しめたなぁ
まぁ初っ端で一気に引き込まれたのかなぁ
勢いで見れる良いアニメ!

投稿 : 2018/05/10
閲覧 : 324
サンキュー:

2

ネタバレ

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やさしく残酷なケダモノ

視聴回数 全話3回

デビルマン原作をスピード感ある現代リニューアルさせた作品。

原作ファンからすれば、デビルマン系譜はつかんでいると思えます。
生々しい狂気と人間のやさしさと欲望を上手く表現できています。

本来の「デビルマン」原作が描写的に完成しきっているので、映像になると昔から変わらず過剰な性描写や暴力表現などで、視聴できる人を選ぶところは変わりません。
興味本位で視聴すると嫌悪感を抱く人も多いかと思います。

主人公のDEVILMAN 不動明は人一倍やさしさと強い心を持っていて、そんな彼の中へ残酷かつ凶暴な悪魔が共存するギャップを感じるところがポイント。人は理性と道徳で覆い隠しているだけで一皮向けばケダモノ、聖人君子なんて周りを見ても見つけるのが困難。という視点で見ると納得できるキャラクター。
DEVILMANは同族殺しをしているのですが、そうは思えないキャラクター演出です。

もう一人の重要キャラクター飛鳥了。

{netabare}率直に言うと不動明を愛するヤンデレさん。生物を殺すことに躊躇しない。明(AMON)を守ることに徹底している。{/netabare}

飛鳥了のキャラクターは初見の方でしたら本編を見ていただくのが私の説明より解釈しやすいです。

音楽に関してはオープニング曲の電気グルーヴも重厚感があって作品イメージとしてGood。
{netabare}2話で流れる「デビルマンのうた」が胸熱になります。{/netabare}

作画は村上隆を思わせるような細いラインでポップアート調。元々が劇画風なイメージがある作品に対して、本作の作画タッチが違和感あるかもしれないです。しかし見ているうちに慣れてきます。

デビルマンという作品は哲学や心理学であると思いますので、作品で感じたことを考えてみるには良い作品です。

投稿 : 2018/05/09
閲覧 : 344
サンキュー:

9

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

“アニメ化”という名の再解釈

マンガ原作既読。

原作が古典ということもあって,観る世代によって評価がわかれる作品だろう。僕は原作を読んだ世代だが,このアニメ化はとてもよく出来ていたと思う。

若き日の永井豪の,荒削りだが躍動的な作画を,湯浅政明監督独特の動きで表現したのは正解だったろう。特にデビル化した人間たちが疾走する姿を横から捉えたカットは素晴らしかった。湯浅アニメの「人の四肢はあんな風に動かない」という不自然さが,「デビルマン」というキャラクター造形にはむしろ自然にマッチしたと言える。

また,舞台を川崎に置き,不良グループをラッパー集団に置き換えたのも秀逸な解釈だ。「川崎」「ラップ」による再解釈については,以下のTBSラジオのトークを聞いて頂くのがいいだろう。僕の駄文なんかよりもはるかに面白い話が聞ける。

「デビルマンCrybaby」湯浅監督,生出演で宇多丸と本作の神髄語る
https://www.tbsradio.jp/245133

美樹の最期を初めて映像化したというのも大きな功績だ。原作を読んだ時,例のシーンで「まさかまさかまさか…」と思ったものだが,今作を観た時にもやはり「まさかまさかまさか…」である。やはりこのシーンはデビルマンという作品に必要不可欠なのだ。逃げも誤魔化しもしなかった湯浅に拍手。

飛鳥了役の村瀬歩の演技も素晴らしかった。彼の英語力を存分に活かせる役どころというのもあるが,それ以上に,ラストシーンでアンドロギュノスが露呈した瞬間の声のトーンの変化には驚いた。わずかな違いだが,説得力があった。

この作品に関し「オシャレサブカルアニメvsオタクアニメ」などというありもしない対立構図を持ち出して扱き下ろした某氏や,「昔ながらのオタクに訴えかけていない」などと言って過小評価した某氏が登場して物議を醸したのは印象的だった。偏見のない現代のアニメ視聴者なら,「オシャレっぽいかオタクっぽいか」などと言う偏狭な価値判断でアニメを観ていないだろう。彼らにとってアニメはアニメだ。また,彼らにとって「昔ながらのオタク」の価値観は,ノスタルジーの対象ではあっても,もはや全くリアリティのない話だ。結局,こうしたアーカイックな評価軸で反発した評者がいたということが,アニメの表現が変化しつつあることの証拠かもしれない。

あらゆる変化が劣化にしか見えなくなったとき,老化が始まると僕は思っている。

投稿 : 2018/05/06
閲覧 : 303

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やばい☆

湯浅監督で電気グルーヴと、それだけでも
∑(◕◇◕ *ォォォオオオ!!って感じなのですが
女王蜂でアブちゃん歌ってるし参加してるw

私は残念ながら、昔のデビルマンは見たことがないのですが
このデビルマンはスタイリッシュ
エロ表現が芸術の域
やってることはわかるけど
エロさは感じないこの微妙なライン
たまんないですw

キャラデザがガッチャマンクラウズとかぶる(;´∀`)
気のせいかしら、、、

まだ全部見終わってないので
後数話ほど見てから書きます
女王蜂出てきてテンション上がっただけです( ´艸`)

9話のED の演出卑怯やろ
歌聴きながら号泣してしまった。
きれいだなって。

聖書内で殺した人間の数
悪魔10人、神2,038,344人
圧倒的に神が殺した数が多いのだよ

不動明は不動明王からとってるのかな
火の神様だし強いし
サタンとアモンは同じようで微妙に違う
どれぐらいか前までは同じと言われてたような気がする(;´∀`)
サタンは堕天使の一人で
アモンは悪魔
ちょっと本まだ出してないんだよな
天使と悪魔の大辞典

孤独は愛を知るためにあるのです
涙は心を洗い流しているのです

純粋な部分を大事にしながら大人になれたらいいなと
思いながら生きてきましたがどうでしょう

女王蜂については Qのフル聞いて、
こんなに前面に負の感情出して大丈夫だろうかと思ってましたが
逆にそれが良かったかもしれませんね

王道だけど見応えのある
良い作品が見れたのでとても嬉しいです。
書きながら目は真っ赤ですけどw

気が付いたこと
さすまた家に一本あったがいいね
これで中学生の時捕獲されたのは内緒♡
デビルマンの性欲が凄そうで、、、これはいいやw

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 449
サンキュー:

22

Maskwell さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ネットじゃなにかと問題になってたが、やっぱ名作は名作

過去編等の本筋から逸れる原作部分をカットし、現代風に少しアレンジされていた。
作画はケモノヅメを連想させた。

作画・デビルマンというコンテンツで入り辛い人は多いと思うが
過去から現代までの流れにおいて見ておいて欲しいと思ってしまう。

話数もそれほど多くないので是非。

投稿 : 2018/04/29
閲覧 : 357
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

海外資本で作られたアニメがどんどん面白くなってほしい

 1970年代に永井豪が著作した漫画デビルマンのアニメ版、netflixオリジナルで製作されており海外資本の作品となる。 Netflixの作品であるので地上波のような規制は一切なく、大っぴらな性表現や暴力表現が可能となっていた。

 一話から平然と性表現で満ちており、主人公が悪魔に取りつかれるが人間としての自我も残せている反悪魔、デビルマンとなる。はじめは人間を悪魔から守るために戦っていた主人公だったが、感染性の悪魔の存在が徐々に浮き彫りになり、人間のヘイトがデビルマンを含む悪魔に向けられることになる。


 悪魔の中には人間としての自我を残すデビルマンも多く存在し、主人公は彼らを守るために人間に敵対することになる。人間を最後まで信じようとした主人公だったが、最終的には人間が主人公の友達(普通の人間)まで殺してしまう。
 悪魔対人間の構図を作った主人公の親友に最後は挑戦をしかけ、黙示録のシナリオを謎って終わる。

 色々な側面で新しく刺激的な作品だった。日本のアニメは資金不足らしいので今後も外資アニメで質の高いアニメを作っていってほしい。

投稿 : 2018/04/23
閲覧 : 264
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DEVILMAN crybaby[デビルマン クライベイビー]のストーリー・あらすじ

永井豪さん漫画家デビュー50周年を記念し、2018年に新作アニメとして蘇る『デビルマン』。タイトルを『DEVILMAN crybaby』とする本作は、「Netflix」にて全世界190カ国に、日本語のほか9ヶ国語の吹き替え版と、25ヶ国語の字幕版で配信される予定です。(Webアニメ『 DEVILMAN crybaby[デビルマン クライベイビー]』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
Webアニメ
放送時期
2018年1月5日
制作会社
サイエンスSARU
主題歌
電気グル―ヴ『MAN HUMAN』≪第9話特別エンディング≫卓球と旅人『今夜だけ』

声優・キャラクター

内山昂輝、村瀬歩、潘めぐみ、小清水亜美、田中敦子、小山力也、津田健次郎、木村昴、KEN THE 390、YOUNG DAIS、般若、AFRA

スタッフ

原作:永井豪「デビルマン」、監督:湯浅政明、脚本:大河内一楼、音楽:牛尾憲輔、キャラクターデザイン:倉島亜由美、デビルデザイン:押山清高、ラップ監修:KEN THE 390、色彩設計:橋本賢、美術監督:河野羚、撮影監督:久野利和、編集:齋藤朱里、音響監督:木村絵理子、プロデューサー:新宅洋平/永井一巨、アニメーションプロデューサー:チェ・ウニョン

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