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「BEATLESS(TVアニメ動画)」

総合得点
68.6
感想・評価
356
棚に入れた
1498
ランキング
2089
★★★★☆ 3.3 (356)
物語
3.2
作画
3.2
声優
3.3
音楽
3.4
キャラ
3.3

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BEATLESSの感想・評価はどうでしたか?

takeboo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ヒロインがかわいいだけ

ただひたすらにヒロインのレイシアが可愛いだけのアニメ。内容は覚えていない。
こんなAIロボットがいれば嫁は要らなくなるな。少子化が進む一方である。
出てくる車がトヨタ車のミライとかでなんで90年後に現在のデザインの自動車なのか。しかもドローンは飛んでないしでリアリティに欠ける。レイシアの可愛さだけで見終わったようなもんである。
64点。

投稿 : 2019/08/30
閲覧 : 518
サンキュー:

7

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

共存のための選択

人間とヒューマノイドの共存。

超高度AIが作り上げたレイシア級hIEと呼ばれるヒューマノイド。偶然出逢った
hIEレイシアと遠藤アラト。美しい女性と見紛うほどの彼女に道具としての本質を
知った時、愛と信頼を変わらず抱くことが出来るのか問われている。

BEATLESS。それは心臓の鼓動を持たない物体。

hIEはあくまで行動管理クラウドのインターフェースであり、個々の行動や反応は
AIが指示する演出に過ぎない。理論上理解出来るそのシステムも、次々と自殺
を繰り返し、突然殺し合うhIEの異常な姿に恐怖を覚えたのも確かです。

いつしか人の知能を遥かに超えて、知性を持つ超高度AIとなったレイシア。
彼女が望んだ「人を信じ道具となる」という選択と、レイシアを「道具として愛
する」ことを選ぶアラト。この選択の一致こそがこの世界に於ける進みべき平和
への唯一の道であること。そしてアナログハックと呼ばれる疑似的な性的感情を
超えるその先にあるものこそが、互いが持つべき愛と信頼の本質である、という
ことでしょうか。


多少難解なれど、しっかりとした哲学的世界観を持つ魅力的な作品です。

ただし、不安定で壊れた作画や多用する幼稚な演出、説明の為の特番の多さなど、
アニメ化によって評価が高かった原作を完全にスポイルしてしまった非常に残念
な作品でもあります。

投稿 : 2019/08/16
閲覧 : 321

統威 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あなたは私を信じますか?

物語の設定や話の理解度で面白さが変わる作品だと思いました。

投稿 : 2019/07/10
閲覧 : 465
サンキュー:

5

ネタバレ

よっぴ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通

続編あるみたいだけど、どうなんだろう・・・
HIE?と恋愛楽しいのかな?
よくわかんない

投稿 : 2019/07/06
閲覧 : 306
サンキュー:

3

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界一賢い女がバグだらけな存在に未来を託した

2018.10.19記


全24話(クール20話+FINAL STAGE4話)完走を受けて再投稿
※あらすじ・用語などは公式やwiki等でよろしゅう


人間は形に縛られる。その上で信じることだけが人間の出来ることでもあり、未来への希望なのだ。キリッ


第1話、レイシアとアラトの初遭遇時、暴走するアンドロイドの襲撃を前に、危ないから逃げようとするアラトにレイシアは問う。

「なぜ、逃げなければならないのですか?」「恐いのですか?」「その恐れは乗り越えなくていいのですか?」「今戦わずに、いつ戦うのですか?」

逃げないことを決めたアラトだがじゃあどうすればいいかわからない。警察に頼ろうとするも、警察ではこの状況には対応できないと分析するレイシア。途方に暮れるアラトにさらにレイシアがこう告げる。

「アラトは私を信じますか?」「私を、信じますか?」


全話完走してからあらためて振り返ると、こんな場面も静かな感動を呼ぶ。そんな作品。

{netabare}・スノウドロップは排除しなければならない相手であることをこの時点でレイシアは見通している。
・対人接触経験のないレイシアが初見では無機質な対応に終始している。
・「信じる」は作品キーワード。アラトは信じることで世界を変えたのだよ。{/netabare}



と偉そうなことを言いつつ、まずは作品の内容以外のことでだいぶお騒がせしておりました。
アニメ制作が追いつかず、監督がぶっ倒れる。intermissionという名の総集編がけっこうな頻度で挿入される。芸人呼んでのお茶濁し回もあり。結局、予定していた2クール内で収まり切れず、残り4話をFINAL STAGEと冠してやっと完結しました。
この時点でリアタイ組の多く(?)が脱落したんじゃないかと思います。なんとか完結するにはしたので、後追い組にとってはこのことは関係なく、視聴のハードルにはならないですね。


次に内容について、
「あ、今きっと大事そうなこと言ってるんだよね」と思いつつ、理解が追いついていかない。けっこう難解です。それぞれ小難しいこと言うのですが、エリカとレイシアはその中でも2トップだろうと思います。
さらに前半の引きこみが弱いです。
例えば第2話。いきなりのファッションモデル回。唐突感が否めません。
× そういう路線?そんな媚びてもらわんでもいいのに。100年後も恵比寿にatreあるん?キャラも弱いな。主人公と妹がアホにしか見えん。
○ ま、いんじゃね?レイシアかわいいし(*^^*)
そして第3話。レイシア誘拐されるの巻。モデル回を受けてのストーカーの犯行という結果に…
× しょうもないイベントぶち込むなあ。国とか大企業ではなく個人の犯行かいな…はぁ。そしてやっぱり主人公と妹がアホにしか見えん(笑)
○ ま、よくわからんけどいっか… レイシアかわいいし(*^^*)
そんなこんなで第五話終わったら、いきなり総集編ですからね。

{netabare}とはいえ無駄回ではなく、いずれも情報戦特化型のレイシアが高性能hIEから超高度AIへと進化するための学習段階の過程の描写だったりします。前者は対人誘導(アナログハック)を、後者はケンゴからアクセスさせることで抗体ネットワークへのシステム侵入を、という感じ。
それを初期段階でそうなるように誘導していることが後々わかってきます。さらに第5話大井町のケンゴ救出回も布石が打たれていてレイシアのシナリオ通りだったりもするのです。第3話でケンゴが抗体ネットワークのネットワークを不正利用した弱みを組織に利用されミコト襲撃戦への参加を強要される。そうなるとケンゴ妹がアラトにヘルプを出してくることを見越して易々とケンゴ部屋からネットワーク侵入が可能になる、といった具合でしょうか。その上に大井町ではアラトパパが開発した行政執行hIEミコトの実験中です。こちらのデータ収奪も可能になります。{/netabare}

{netabare}なぜそんなことするのか?

レイシアが超高度AIに進化するために最新の情報を常にインプットし続けなければならないからです。正確にはクラウド型のため各ネットワークに繋がるようにしておかなければならないからです。
もともとレイシアは超高度AIヒギンズが作った人類未到産物(レッドボックス)でした。すなわち人間の知能では作成不可能なもの。さらに5体ある脱走hIEのうちレイシアだけ超高度AIに進化するよう設計されたものです。本来超高度AIの製作は禁止されており、かつその超高度AIもスタンドアローンでの運用が協定で取り決められてます。当然自立歩行型で外界と接する超高度AIは御法度、その網をくぐるため超高度AI一歩手前の段階で製作の承認をとりました。{/netabare}

{netabare}そしてなぜヒギンズがそのようなめんどくさい手順を踏んでレイシアを輩出したのか?が判明する終盤の展開はむちゃくちゃ面白いのであります。{/netabare}


前半が退屈な良作はこれまでもあるものの、“けっこう意味不明”の烙印を押されがちな演出になったのは製作陣の力不足だと思います。
たしかに難解な部分はあるかもですが、全話通せばそこそこついていけるくらいの難解さです。補足するのなら原作者長谷敏司の実況ツイートなんかは理解の助けになりました。

『自分はめっちゃ面白かったけど、注目されてないしあまりにも周りの反応が冷たいので、こそこそと愛でる作品』

お前の良さは俺がわかってるぞ!と売り出し中アイドルの追っかけをする心境に近いかもしれませんね。やったことないけど。。。
もともと本作のテーマ「boy meets girl」ということで、障害があればあるほど恋っていうやつは的な観点でいうと、「だって人じゃないしハードル高すぎじゃね?」というのがそそられたというのが一点。
次にSFの王道「人類より高度な知能をもつAIの行きつく先」ということでも納得できる内容で、希望の見える終わり方も好印象だったというのが二点目。
上記二点の魅力が柱で、バトル中心のFINAL STAGEにもなると、これまた高度な電子戦が繰り広げられ、いろいろな伏線を回収しながらの盛り上がる展開を見せたというのも好きな理由になるかと思います。

リアタイではブツ切れでストーリーを追うのに難儀しましたが、少し時間を経過した今なら、“後半失速するタイプの作品ではない”という意味でお薦めの作品になります。

とりあえず以下の3点を押さえとくと置いてけぼりにならないはずですよ。おそらくですが・・・



■ちなみにどこまで我慢(笑)すればいいのか?
物語の流れを軽く追うと、転機となるのは1クール終了間際の第11話。
第1話~第10話。レイシア級hIEが各々の行動原理に則した行動を取っていることの説明部分。レイシアの場合、アラトへの継続的なアナログハックと情報収集活動を描いている。
第11話。{netabare}レイシアがオーナー認証装置を引きちぎる。アナログハック完了ともみれるし、単にエモい場面ともみれる。最終話でレイシアがアラト一本に決めたのはあの時だと振り返る場面がある。{/netabare}
第13話。{netabare}「未来をデザインする」結果は最終話で提示されることになる。ここでは描いてるエリカと描くのかどうなのかふわっとしてるアラト。そしてレイシアには描いた未来を引きつける力がある。と問題提起したところ。{/netabare}
第14話。OPEDが変わる。物語も節目を迎える。{netabare}紅霞戦死。AIとどう付き合うか?を考えろと問題を人間側に突き付けた重要回。{/netabare}
以降、レイシアのミッションが徐々に分かってきて、「おー怖っ!」と感じる要素が増えてきます。そこでのアラトの葛藤など、「ちょろい。いらつく」と思ってた彼が、という後半の展開はなかなか見ものですね。


■そもそも押さえておきたい背景みたいなのは何か?

「高度に発達しすぎたAIを人間が持て余している」

です。きっかけは本編の半世紀前、超高度AI《ありあけ》の事故。人類を凌駕する知能を持つAIへの警戒を決定した事案です。警戒してても世界的な合意形成や決定事項などは曖昧なままで、とりあえず超高度AIは外部と遮断しとけばOK!みたいな状況で飽和点を迎えそうだよ、という局面から物語がスタートします。
警戒する人間の代表例として登場するのがアラトの二人のお友達。海内遼は“AIはモノ。決定・判断の権能を人間の手からAIに渡してはいけない”という立場。村主ケンゴは“AIはいらない。人間だけでもなんとかやっていけるはずだ”という立場。だからこそ、“AIへの警戒心がない”アラトが際立ってくるという仕掛けです。
持て余している人達として描かれているのはお偉方さんたち。不信・警戒の行きつく先は破局。{netabare}20年内に人間の手によって破壊されるとのシミュレーション結果を出した{/netabare}ヒギンズは地下施設で固定されているため、移動式のバックアップが必要と判断してレイシアを作成しました。


■レイシア級5体のhIEに与えられた役割をすごい考えとく

 紅霞 レイシア級hIE Type-001 「人間との競争に勝つため」の道具
 スノウドロップ レイシア級hIE Type-002 「進化の委託先」としての道具
 マリアージュ レイシア級hIE Type-003 「環境をつくるため」の道具
 メトーデ レイシア級hIE Type-004 「人間を拡張するもの」としての道具
 レイシア レイシア級hIE Type-005 「人間に未だ明かされざる」道具

なんやら哲学的ですが、だからこいつはこう動いたんだ、がわかります。前半の主役紅霞さん。要所で出てくるスノウドロップさん。どうしてエリカバロウズに囲われてるのか?のマリアージュさん。登場頻度多めでよく引っ掻き回してくれるメトーデさん。そして謎多き主役レイシアさん。



というわけで以上3点よろしくお願いします。



OPED 実は全部好きですね。曲もですが流れる映像が物語に沿っていて良いです。1クールめのOPは特にかっこよくて好き。



■■重度ネタバレ■■

{netabare}私(レイシア)は「人間を信じて仕事を託す道具」となりました。( ;∀;){/netabare}

{netabare}最後、超高度AIとしてではなく一介のhIEとしてアラトの元に戻ってきたレイシアが一筋の涙を流す。アラトには目に見えてるレイシアがレイシアなんだよね。(T_T){/netabare}


人間は形に縛られる。その上で信じることだけが人間の出来ることでもあり、未来への希望なのだ。キリッ





----------------------------------
20話終了時点での初稿
2018.07.07記

{netabare}
原作未読

なんだかんだ次週が待ち遠しい、次の展開が気になる作品でした。
途中途中intermission(総集編)が挟まれる度に心が折れそうになり、忍耐力がついたと思います。
現場しんどそうでしたね。水島監督は病んでるっぽい感じでしたし、途中からスタッフ頑張れと念を送りながらの視聴だったので、観てるほうも健全ではなかったと思います。
今度残り4話をやるみたいなので楽しみに待つことにします。


今からおよそ100年後、進化によりAIが人間の能力を超えて久しくなっている時代、人間とコンピュータとの関係を描いてます。関係という意味で物語の軸としてるのは「boy meets girl」高校生アラトとhIE(人型アンドロイド)レイシアとのたぶん恋です。それも人間側からの。。。
そこに親コンピュータ派/反コンピュータ派の人間たちの反目その他の要素がからんできます。

SFの設定は初心者/玄人双方を取り込める絶妙なバランスだったかと。
AIの進化と比べて他のテクノロジーの進歩があまりみられてない描写すら、人より遥かに高度な知性を持ったアンドロイドを道具とする社会に焦点を絞る意図があったと思えばわかりやすい。
キーワード《hIE》《レイシア級hIE》《アナログハック》《超高度AI》《ヒギンズ》《ミームフレーム社》《抗体ネットワーク》このへんをおさえれば充分に理解は進むと思います。

5話で、レイシア級hIEそれぞれが持つ役割の提示があり、以後その行動原理に従って行動していく各個体(見た目は女の子)の話になる頃からシリアスモードに突入して面白くなってきます。同時に難しくなってきます。
○○の道具ってのが謎かけみたいで良かったですね。
{netabare}
紅霞 レイシア級hIE Type-001 「人間との競争に勝つため」の道具
スノウドロップ レイシア級hIE Type-002 「進化の委託先」としての道具
マリアージュ レイシア級hIE Type-003 「環境をつくるため」の道具
メトーデ レイシア級hIE Type-004 「人間を拡張するもの」としての道具
レイシア レイシア級hIE Type-005 「人間に未だ明かされざる」道具
{/netabare}
まあその翌週は第一回総集編だったんですが。。。


声優さん知らない人が多かったのですが、おおむねしっくりきてました。ダントツで下手な方がお一人いましたね。それでも20話観たら少し持ち直してたようで、努力の跡を感じました。作中で演者さんの成長が見えるってなかなかないので貴重な経験したとも思いますし、彼女には今後頑張ってほしいです。

OPEDは1クールは最高、2クール目も良曲。
最終話あたりで1クールの曲をいいタイミングで流す展開を期待しときます。


さあ残った話数どう落としどころをつけてくるのでしょうか?
結末を見てから再レビューしたいと思います。{/netabare}


-----
2019.04.21追記
《配点を修正》

投稿 : 2019/04/21
閲覧 : 1402
サンキュー:

69

バッチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

未来の話

近未来のAIロボットが労働を行う世界のお話し。
そんな中、5体の自立思考する人型AIロボットが研究所から逃げ出し、そのうちの一体が主人公と

戦闘・設定・考察ともによかった。

主人公が、盲目的に信用しすぎてしまうところが少し気になった。
もう少し葛藤するときの心理描写を描いていたらよかったと思う。

投稿 : 2019/02/10
閲覧 : 308
サンキュー:

6

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

将来AIは人をどうしようとするのか・・

美人なアンドロイドがいたらそれを愛せるか?
みたいなテーマもアリですが。。

最近は、将来AIは人を生かすのか殺すのか?
というテーマが真実味を持ってきました。
その辺が考えさせられるストーリーではあります。

でも個人的には、ヒロインの容貌と声が魅力的で
それが一番印象的でした。
{netabare}
声優さんは天ちゃんとか好演していたと思います。
が、ごく一部はこの作品で育った感もあったような。。
あと特に気になったのは、
18歳にならないと提供できない機能。
じゃあ、18歳以上のユーザーには既に提供されてるって事なんでしょうか?
{/netabare}
まぁでも実際100年後には普通のサービスになってたりするかも、ですね。。
コールドスリープせねばw

投稿 : 2019/01/14
閲覧 : 386
サンキュー:

14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

約90年くらい未来の話(第17話: マジかい、こんなに面白くなるなんて聞いてない(笑)!)→ ヒギンズも出てきて、Final Stage堂々完結!

== [下記は5話視聴終了時レビュー: 全話視聴終了時まで逐次追記あり] ==
月刊『NewType』にて2012年頃に連載されたSF小説が原作らしいです。(未読)

評点は観終わってからということで、現時点では保留です。

第5話まで観終わったところでこのレビューを書いています。SFだなんだと御託を並べてはいますが、ぶっちゃけ「人間とアンドロイドのロマンス」からそう遠くない着地点に落ち着きそうに見えて仕方がありません。この先も観ていてもしそうならなかったらごめんなさい。

あ、主人公アラトの妹のユカが可愛いのはちょっとした癒しですね。

人工知能の業界では有名な「技術的特異点」(俗に「2045年問題」とも言われる)を実際に迎えてそれよりもさらに数十年経ってしまった未来のお話らしいです。

今ほどはっきりとこの問題が論じられるよりも前にも「コンピューターが人間の知能・能力を凌駕する未来」みたいなことはいろいろなSFで取り上げられている気がするので、その意味では「古典SF」的なテーマも含んだ作品と言えます。

特にSF好きでなくても有名なところだと映画『ターミネーター』などもそうですね。

いまや5年後の未来を見通すのも難しい昨今、100年近く未来を予測してそれらしい説得力のある映像にするのはとても難しい話だと思います。技術的には網膜投影とか電気的にニセの視覚情報を送るとかしてディスプレイ装置は必要なかったりするかもしれないと思いますが、作中のデバイスは現代とあんまり変わりはないみたいですね。

作中ではhIE(Humanoid Interface Elements)と呼ばれる人間そっくりの外見をしたアンドロイドが出てきますが、ヒロイン(?)と目されるレイシアを始めとするレイシア級hIEたちが使用する装備は武装にしろ光学迷彩にしろ、どれもかなり膨大なエネルギーを消費しそうでその供給源はアニメを観ていても良くわかりません(笑)。

この手の話は古典SF的には、作中の用語である「アナログハック」(人間が人間(っぽいもの)を見たときの感情の働き)と、逆に人工知能側が人間と接することで感情(めいたもの)を獲得するかといったあたりがポイントになっていたと思いますが、その意味では特にSF的に目新しい要素はないように思われます。

ただ、「人工知能が感情を獲得する」というのは「SF界のロマン」みたいなテーマでもあると思うので、古いSFファンには響く部分はあるかもしれません。

私はこういうのは嫌いじゃないので観続けてはいますが、他に観たい作品がそこそこありそうな2018年冬クールにおいては特に頑張って観なくても良い作品のようには思われます(しかもこれ、2クールあるらしい)。

それと、第5話まで進んだところで次回は総集編になるようです。まあ、あんまり期待はしていません…。
== [第5話視聴終了時レビュー、ここまで。] ==

2018.5.5追記:
第14話、新OP/EDは今回から。
紅霞姐さん、かっけえ! ……と盛り上がってきたところで、特番の多さでは定評のある本作は次回も特番(笑)

2018.5.26追記:
第16話: 原子力でいうとIAEAみたいな超高度AIの国際相互監視機関(IAIAだっけ?)があることが明らかに。なるほど、超高度AIってスタンドアローンで運用しないと国際協定違反なのか。

さらにいろいろ盛り上がってきたところで水島精二監督の体調不良が本人tweetにより明らかに。ギリギリのところで戦う制作スタッフの状況、笑えない…。

2018.6.9追記:
第17話: 最初は話半分に聞いてたけど、ガチにSFだった!
ビジュアル関係なくストーリーだけで読めそうなので俄然、原作小説に興味が湧いてきた。

これ、深層学習とかニューラルネットとかの近頃のAI事情をある程度知ってる人の方がストーリーに信憑性を感じるんでしょうね。

とりあえず5話時点で見込んでいた着地点は越えそうなので謝ります、ごめんなさい…。

2018.6.22追記:
4話分が「BEATLESS Final Stage」として9月に放送が先送りになるらしいです。まあ、放送される予定が決まっているだけ良しとするしかないでしょうか。
http://beatless-anime.jp/sp/news/detail_0620_1.php

2018.7.9追記:
上記の通り「BEATLESS Final Stage」を残していますが、無印「BEATLESS」としては最終回。ヒギンズも出てきて、登場キャラクターは出揃った感じです。

アニメの総集編とか特別編というと基本的にネガティブなイメージですが、この作品の場合は「Intermission」を号する回については制作が間に合わないという事情で作られたという点はさておき、内容的にはけっこう正しく「総集編」でした。

録画を残しているんですが、「総集編」回も消さないでおこうと思います。

2018.10.1追記:
MXでは9/28, 29の両日に渡って第21~24話が「Final Stage」と称して放送され、無事に完結しました。

シリーズ全編を通じてもちろん主人公は遠藤アラトでヒロインはレイシアだと思うんですが、「影の主人公: エリカ・バロウズ」って感じで面白かったです。たぶんエリカの方が内海遼(うつみ りょう)よりも「影の主人公」の称号にふさわしかったかなと思いました。

1周回って5話時点で想定していた着地点だったのかもしれないですけど、その「1周回る」過程でそれ以上のものを見せてくれたと思います。

とても面白かったです。原作はまだ読んでないですけど、読んでみようかな…。

投稿 : 2019/01/14
閲覧 : 1274
サンキュー:

73

TaroTanaka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

序盤ワクワクし飽きなかったがfinal stage途中で断念

■良い点
・屈曲率が負のメタマテリアルで透明化とか
音声を情報に変換して視覚を補うとか
ガジェットの説明ゼリフでSFの勉強になる。
・社会批評的な面は面白い。
超高度AIヒギンズ中心のアンドロイド共存自動化社会のディテール。

■悪い点
・ストーリーがイマイチ盛り上がらない。
原作は未読だが評価高いので、
セリフの取捨選択・演出・作画の問題?
社会批評的な側面が面白かったので、
そこをもっとピックアップすべきだった。
メガネ君がテロ組織に入る経緯の貧困感とか、
もっと掘り下げられそうなところはあるのに。
無駄にドンパチの比重が高い気がした。
演出・作画も『ハーモニー』みたいにドンパチ減らして緩急つけて、
キャラデザももっと『攻殻機動隊』、
『PSYCHO-PASS』みたいに頭身高い寄りが良かったのでは。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 377
サンキュー:

10

ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エリカ・バロウズの孤独

【概要】
 2017冬-2018春、長谷敏司の近未来SF小説を原作とするディオメディア初の2クール作品。全24話…なのですが制作が遅れに遅れ、最終4話はBEATLESS Final Stageとして秋に放送されました。キャッチフレーズは「モノとヒトのボーイ・ミーツ・ガール」。新装文庫版を購入済み。

 舞台は今から100年後の日本。人工知能が人間の知性を超えた後、いわゆるシンギュラリティ以降の世界でのヒトとAIとの新しい関係性を提示するSFストーリーです。

 本作の問題点としてビジュアル的にパワー不足で未来感に乏しいこと、要素を色々詰め込みすぎて理解しづらいこと、主人公のアラト君に共感しにくいこと等が挙げられます。ただこれらの欠点は他の方が既に指摘しており今更感があるので、すでに気合で完走された方向けに、いまひとつ理解されていないように思えるBEATLESSの内容について若干補足をすることにします。といってもSFやAIに詳しい方には退屈な話かもしれませんが。

【シンギュラリティ】
 コンピュータは毎年約2倍の速度(※)で性能を向上させ続けている。この年に2倍の速度でコンピュータが性能を向上させ続けるという法則をムーアの法則と言います。このムーアの法則に従えば、2045年には汎用人工知能(本作では"超高度AI"と呼称されている)が人間の英知を超えた新しいコンピュータやロボットを開発し、加速度的な技術進化が起きるであろうという予測がある。これは一般に技術的特異点、あるいはシンギュラリティと呼ばれます。BEATLESSは2051年に超高度AIが誕生したという設定であり、そこからさらに50年経過した世界のお話です。

 現在は第三次AIブームとされ、ディープラーニングに代表される機械学習の技術革新がありAI開発が世界で加速しています。Googleの開発したAI、DeepMindが囲碁の世界チャンピオンを破ったことは記憶に新しい。すでにAIはGoogle翻訳やSiriなど身近な所で活用されています。かつては空想に過ぎなかったシンギュラリティも現実味を帯び始めているわけです。

 その一方でAIが人間を超える知力を獲得した先には、我々がAIを制御することができなくなり、主従関係が逆転し暴走したコンピュータが人間を支配するような危機的状況が訪れるという懸念もある。人工知能の開発は人類を破滅に導く危険性があると、ビル・ゲイツやイーロン・マスク、今年亡くなられたホーキング博士などの著名な人物が警鐘を鳴らしています。AIによって人間が支配されるディストピアな未来!もあながちSF好きの誇大妄想として片付けられない事態になりつつあるといえます。

 話を戻すと、BEATLESSはこのシンギュラリティ問題、すなわちAIが人間の知能を超えてしまったときに私たちヒトはそのようなモノをどう扱えばよいのか?を問いかけている作品だといえます。

 普通に鑑賞すると新藤アラトとレイシアの物語からひとつの回答を得ることができます。ただ残念ながら僕はアラト君(+妹ちゃん)があまり好きではないのです。彼に対して言いたいことは山のようにあるのですが、彼の悪口を延々書き連ねても仕方がないのでそちらには触れず、裏口から本作を語ることにします。影の主人公ともいえる少女、エリカ・バロウズにまつわるお話です。

 おそらく原作を未読の方は彼女の存在意義も行動原理も理解しづらかったのではないでしょうか。実はエリカはその特殊な出自を背景にして21世紀の現在と22世紀の未来を接続する非常に重要なキャラクターで、ただの解説役ではなかったのです。

※ 正確には半導体の集積度が18ヶ月で2倍になる

【エリカ・バロウズ】
{netabare}
 1クール中盤から登場する褐色の肌にプラチナブロンドの少女、エリカ・バロウズは世界有数の資産家であり、メディアグループ「ファビオンMG」の代表を務める才女です。彼女は「ハザード」と呼ばれる超高度AIが引き起こした大災害で家族を全て亡くし、広大な屋敷にたった一人で暮らしている。屋敷に人は一切寄せ付けず、身の回りの雑用は全てhIEにさせている。またエリカはアンティークの家具に囲まれて暮らし、アラトと出会ったとき紙の名刺を渡したように、あらゆるモノが電子化された22世紀でもあくまで21世紀の風習にこだわる。第16話では現在の人間の世界が「大ッキライ」と声を荒げて言い放つ。

 彼女はなぜこの世界の人やモノ、文化を徹底的に嫌うのか?自身を好奇の目で見る人間や、一人で引き継いだバロウズ家の資産に群がる輩にうんざりしているだけではない。それを読み解くキーワードは実は第1話からさりげなく提示されている。それがhIEの行動管理を行いレイシアたちを制作した企業(ミームフレーム)の社名の一部にもなっている言葉、「ミーム」です。

 「現代の眠り姫」との異名を持つエリカは私たちと同じ21世紀に生まれました。彼女は幼い頃に難病にかかり、当時の医学では治る見込みがなく、冷凍睡眠で未来の技術進歩に託されることになります。そして100年の時を経て、未来技術ナノマシンの力によって全快したのですが、目覚めたとき彼女には友達も家族もいなかった。そして、「目が覚めたらそこらじゅう気持ち悪いものに囲まれていた。」

 BEATLESSで描く22世紀の世界ではhIEと呼ばれる、人間と見分けのつかない外見を持ったアンドロイドが普及し社会を支えています。hIEには人間に気に入られるような表情や動作パターンが組み込まれていて、クラウドシステムからデータを受け取り人間が好感を持つように誘導する。この技術が作中でたびたび登場する「アナログハック」というやつです。

 実はエリカはこの世界にあって「アナログハック」が全く通じない人間なのです。hIEの行動管理は22世紀の人間から収集したデータをベースにしており、100年前の価値観をそのまま引き継いでいるエリカを心地よくさせてくれることはない。人間は習慣・風習・文化といった情報を人から人へとまるで遺伝子のように伝達して積み上げてきた生き物です。これをミームあるいは模倣子といいます。エリカの中には21世紀のミームがそのまま残されており、22世紀の人・文化・風習あらゆるものが愛せない。それが彼女がまとう厭世観、あるいはシニシズムの根源なのです。

 しかし、このエリカ・バロウズという少女は只者ではありません。聡明な彼女はこの構造を完全に理解した上で行動に出ます。ならば自分の力で22世紀のミームを破壊し、更新してやろうと。ミーム産業であるファッション業界を牛耳るべくファビオンMGを買収し、モデルにhIEを登用します。そしてhIEに恋する少年アラトに興味を持ち、ボーイ・ミーツ・ガールというコンセプトでプロモーションする。22世紀であってもやはりヒトがモノに恋愛感情を抱くのは馬鹿げているという見方が強い。エリカはその価値観を変えてやろうと企んでいるわけです。

 第12話。エリカは超高度AIヒギンズが作り出した5体のレイシア級hIEをバロウズ邸に呼び集め、hIE同士の争いをオープンにしようと提案する。この意図はAIが人間の知能を遥かに超えてしまった時代に、超高度AIをスタンドアロン運用するなどして人間が必死に守ろうとしている聖域を破壊し、22世紀の人間の持つミームを切り崩すことにあるのです。彼女の勝利条件は戦いに勝つことではなく、未来が変わりゆく様をこの目で見る事。hIE同士の抗争を焚きつけておきながら彼女が自宅に引きこもり、戦いに直接関わらなかった理由も以上で理解できるかと思います。

 エリカを見ているとかの名台詞、「時計の針は元には戻らない。だが、自らの手で進めることはできる。」を思い出す。過去に執着するのではなく、財力と知力、そして最も汎用性の高いhIEであるマリアージュの能力を使い力づくで未来を変えようとするエリカのスケールの大きさと気高さ。ダークヒロインとしての魅力に溢れているキャラです。どこかのチョロい少年よりも、本作はエリカを主人公にしたほうが面白かったのではないかと思う。
{/netabare}

【総論】
 この結局アニメが言いたかったことは、例えシンギュラリティが現実のものとなりAIが人間を知能を超えてしまったとしても、私たちはミームの進化によって乗り越えることができる。だからフランケンシュタイン・コンプレックスに怯えることなくテクノロジーを進歩させていく、それが正しい未来観であり、私たちの歩むべき道なんだということなのでしょう。

 この考え方自体に疑問や批判もあると思います。「私達は原子力の力すら持て余しているのに、汎用人工知能をコントロールできるとは思えない」という反論は当然ある。作者もそれを承知しているから後半の展開は福島原発事故をモチーフとしているのでしょうけれど、果たして十分な説得力があったのか意見が分かれるところかな。

 ただ、本作が訴えかけていることが理解されないまま「総集編を4回やってなお放送延期した2クールクソアニメ」と不名誉な称号を与えられるのも不憫ですので長文レビューを書かせていただいた次第でして、意外と骨太なSF作品じゃないかと思います。

 まぁでも、チョロくて主体性がないアラト君に共感できないという意見には僕も同感でして、強くお勧めはできない作品なんですけど。

投稿 : 2019/01/03
閲覧 : 657
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43

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かんざき さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

とりあえずの評価

1度の視聴では理解するのが難しいと感じました。
あと、各話の繋ぎ方がなんだか雑?というか飛んでるかのような印象です。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 243
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3

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がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

それは、人間と人智を越えた存在との決別と共存の物語。

2105年、日本は人型アンドロイドhIEが社会の穴を埋める事で回っていた。
エンドウアラトは、謎のhIEレイシアと出会い、ヒトとモノを巡る運命に巻き込まれていくところから物語は始まる。
---------------------------------------------------------------

絵は見やすいデス。
キャラは人とAIキャラですが、AIキャラの方が印象が強い感じデス。
設定は面白く、人とAIの関係性を考えさせられる内容だったと思います。
全体的に展開が複雑かつ難解で、私には少し難しかったデス。
飽きない程度に、バトルも多く、それなりに楽しめたと思います。
最後は、アラタとレイシアのように信じあえる関係性は素敵デシタ。

投稿 : 2018/12/20
閲覧 : 254
サンキュー:

4

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順順 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

残念

ぎこちない声優が何人かいて気になった。
と言うより、主要キャラ達の声優ほぼ下手。

変な間が時々あって、尺調整してる感じがした。
キャラが喋ってるのに動きがほぼ無いシーンは
手を抜いてる感じがする。
面白そうな作品だったのに、余計にガッカリした。

投稿 : 2018/12/06
閲覧 : 260
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1

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さんじゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

後半ほど面白い

序盤よくあるラノベのフリしてたけど後半になるにつれSFになっていく様は面白かった。
2話であんな話したのも、後になったらギリギリ納得。
よくわからぬ展開も「超高度AIによる超予測」で説明できるから便利。

話の展開の仕方が逆「正解するカド」って感じだ。
でもラストは何かしら回答を出して欲しかったなぁ。

投稿 : 2018/12/01
閲覧 : 240
サンキュー:

1

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

また人類世界の未来を賭けた話?

原作未読。
個人的に近未来SFとしては好きな方かな。「プラスチックメモリーズ」「イヴの時間」とか好きな人ならストーリー的には充分耐えれるんじゃないかと・・・ただ・・・ね、2クールで4回総集編がありリアルタイム視聴の方々にはかなりストレスを与えたんじゃないかと・・・。自分は総集編毎に話を整理しながら視聴し一気観したのでそこまでストレスには感じませんでしたがそのあおりで完結編を別枠でしなきゃならなくなったのはかなりマイナスですね。更に声優陣も一部厳しい方もおられ、尚且つ作画がトンデモ状態に(まぁ、総集編4回でお察し)。作画と主人公兄妹がもうちょい頑張ってればと思うと残念です。レイシア級と呼ばれる高度AI(女性型アンドロイド的な)なんかは個性的で悪くなかったと思うし。自分なんかはどんどんCPが進化していって地球存続条件を計算させたら人類の浄化という答えがでるんじゃないかと思っているわけですが(笑)。

私のツボ:結局一気観した自分はチョロイんだろうな

投稿 : 2018/11/30
閲覧 : 319
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8

まにょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

薄い

SF要素の設定とか背景は悪くない
きっと原作(未読)はもっと細かく設定があっておもしろそうかもと思った

っがw
アニメ自体はちょっと薄っぺらいw
いや、可愛いキャラやおもしろい回が無いわけじゃないんだけど
肝心のメインストーリーに対しては、主人公はなんかもうチョロいひと言で片付けてるけど何したいのか分からないし。笑
周りのキャラも行動というかいろいろとうすい印象を受けた

原作の中身というよりも
これアニメ自体のキャラの表現とか演出の問題なんじゃなかろうか。笑

設定とかおもしろい要素やキャラ曲は悪くはなかったと思うので(主人公はもうとにかく軽くて中身がなくて好きになれないがw)
アニメとしてちょっと中身が軽くなってしまった作品

投稿 : 2018/11/28
閲覧 : 251
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4

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明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人と人の形をしたモノとのボーイミーツガール

【前半を終えて】
原作未読

近未来、人口減少した社会で超高度AI人型ロボットがそれを補っているという前提。まぁ有りがちなSFって言ってしまえばそれまで。猫型ロボットがいてもおかしくない。

{netabare}主人公であるアラトの前に現れた美少女のロボット(HIE)のレイシアが、実は5体しかいない謎のHIEの1体で、契約したアラトがさまざまな出来事に巻き込まれていくという展開。そのなかで、アラトはレイシアをモノではなく。ひとりの女性として好きになっていく。
レイシアと他の4体との抗争、アラトと遼とケンゴの友人たちの葛藤と友情、3人の妹たちの話、親、会社、社会といった細かい設定も見所のひとつ。{/netabare}

全体的な内容はとても興味をひき、面白く感じます。が、いまいち人気はありません。それは点と線がうまく一本に繋がらないのが原因かと。いろいろ盛り込んでいるのであちこちに視線がいくため、どうしても盛り上がりに欠けてしまう気がします。アラトとレイシアのほのぼのした愛情物語があれば、いきなり大事件に巻き込まれたり、他のレイシア級と友人たちの巻き込まれ方とか、どんどん広がっては、収縮してしまう。その繰り返し。

とはいっっても、自分はけっこう気に入っている作品なんですよね。レイシアとアラトの関係、最後はたぶん…という方向に向かっていきそうな感じもちょっと切ない。まずは最後までじっくり見ていきたい作品です。

【視聴を終えて】
途中から「これ、どう終わらせるのだろう…」と心配するほど総集編を入れてしまい、ラストは別に作るという結果になってしまいました。

紅霞の特攻から話が大きく展開し、レイシアの真実に至るまでの流れは本当に面白かったです。前半の無駄に感じたレイシアの行動やアラトとの日常がそう繋がっていたのかと、感心です。単に戦うだけでなく、裏で動いたり、話し合いだったり、ちょっとした政治的な話まで織り込んで、この作品の世界観を楽しんで見てました。物語全体については、ファイナルの方に書き込もうかと思います。

それにしても、本当に残念なのはこの2クールで終わらなかったこと。いろいろあったようで大変みたいでしたが、そのせいで作画もかなり厳しいことに。レイシアのキャラデザイン、原作の絵をとても気に入っていたのですが、残念なことにあそこのまでの表現はできなかった感じです。

総集編を重ねましたが、作ったスタッフは優秀だと思います。4回あった総集編を見るだけで、この話の大筋どころか、相関関係や世界観まできちんと分かるように作られていました。ファイナル前に、あの総集編と残りの総集編を放送してほしいなと思います。これから見ようと思う人にはお勧めな内容ですし。

作中の作画はあれでしたが、前半も後半とも、OPとEDは曲も絵もとても良いです。特にOPの曲は2曲ともかなり気に入っています。
とにかく、残る話、待っています。

【最終章を終えて】
評価を若干あげました。

近未来の超高性能Androidと人間の世界。はたして、人間の役割とアンドロイドの役割とはなにか、さらに先にいくにはどうしていけば良いのか、それを問いかけた内容でした。最後は主人公のアラトとヒロインのレイシアとの関係が大きくか関わっていくのですが、最後に至るまでの流れは面白かったです。人とアンドロイドの恋愛感情をうまくコントロールし、物語を構築していきました。単にボイミツにしなかったところがこの作品の良いところです。

レイシア級たちの絡み、ケンゴとリョウ、エリカ様、妹たち。もっと深く描けたであろう人物たちの設定は見事です。なので、登場と展開で絡みが少なかったのが残念。2クールでは足りないというのが正直な感想です。4クールくらい描ければもっと面白かったろうと思います。

投稿 : 2018/11/14
閲覧 : 375
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33

nozzynozzy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハードSFで見応えあるわー

AIを主体としたハードSF。元がラノベとか漫画ではなく、SFということから、濃厚なシナリオで見ごたえがあり、攻殻機動隊とか、Psycopassとかの濃厚なSFが大好きな自分としては、ドンピシャの作品でした。ちょっと古いけど初代ブレードランナーとか、アニメ「イブの時間」とかが好きだったらぜひこちらもおすすめします。ボーイミーツガールを主軸にした、濃厚なシナリオ展開や現代の社会問題をうまく取り入れた展開は素晴らしいです。音楽や、アニメの盛り上げ方も良くできていて、演出も素晴らしい作品だと思いました。ただ、話が濃厚なだけに、わかりにくいという部分があるかもしれませんね。

 ただ、TV放映にて総集編が少々多すぎだったのと、最後の4話がサッカーで言うところのロスタイムみたいな形で放映となったのはちょっと残念。まあ、今から見る人はソフト買ってみたりするわけなので、TV放映のお約束とは無縁のはずだから大丈夫かな?総集編の回は飛ばしてOKだと思います。
 

投稿 : 2018/11/12
閲覧 : 298
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10

ポテ☆とと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最初はよかったが・・・

最初は「おっ!これはいいかも」と思うたが、
中盤から中だるみ感があり、
最後は、消化的な感じでした。

投稿 : 2018/10/22
閲覧 : 325
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4

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へも さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

未来の話に思えない

早々に離脱したので序盤しか視聴してませんが、
 ・未来でも走っている旧型プリウス、未来感ゼロ
 ・未来なのに葛西の清砂大橋通りは浦安の堀江まで延伸できてないのねww(元ジモト民)
 ・キャラデやぐちひろこさんはSFテイストに違和感大だったが、街中のアナログハックにてアイカツ感を存分に発揮していた(これ逆効果だったとしか思えない)
 ・光学迷彩などは発達しているのにセキュリティがガバガバの議会ビル

などなどガッカリポイントを超えられませんでした。

「いや原作小説は素晴らしいんだよ!?」という意見もありましたので、図書館で原作小説もわざわざ借りてきてちょっと読んでみました。
おい! アニメ改変ほとんどなしじゃないか! むしろアニメ製作スタッフは原作を忠実に再現してる・・・ それでダメってことは・・・(ちなみに小説も途中で断念)

初見時はOPみてハードなSF世界を期待したのにね(´・ω・`)

投稿 : 2018/10/17
閲覧 : 333
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16

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

女性キャラが、ロボットも人間もとてもかわいいSF作品

hIEと呼ばれる人型ロボットが、ごく普通に社会の至る所で活用されている22世紀初頭の日本が舞台。人間と、人間以上の知性や能力を持つ機械との関係を描くSF作品。全20話+総集編4話。最終回でも物語はまだ途中というところで終わり、残り4話が「BEATLESS Final Stage」として9月に放送されるようです。
予備知識ゼロで第1話を観始めましたが、とりあえずキャラデザが非常にかわいくて好みだな、なんて思って眺めていたら、EDのクレジットに「キャラクターデザインやぐちひろこ」と書いてあって納得。アイカツ!のキャラデザの人なので、自分の好みに合うのも当然でした。監督もアイカツ!でスーパーバイザーをやっていた水島精二ということで、第2話以降は結構注目して観るようになりました。
で、内容のほうですが、美少女の姿をした5体の超高性能hIEが研究所から逃亡、そのうちの1体であるレイシアが、主人公・遠藤アラトと出会って物語は動き出します。人間とロボットや人工知能との関係という王道の題材を、バトルや恋愛っぽい要素を絡めて描いていて、主人公の妹・ユカの出番など笑える場面も適度にあります。個人的には、前半はどんな作品なのか様子見という感じで観ていましたが、中盤くらいになって物語の全体像が段々わかってくると、あとは毎週楽しみにしていました。原作は日本SF大賞にノミネートされた小説ということですが、主人公やその友人、妹といった主要なキャラは10代の少年少女ばかりですし、5体の超高性能hIEも美少女で、バトルのときなどは露出度の高いコスチュームだったりもして、設定やビジュアルは非常にアニメ的です。あまり内容を小難しく考えずに、気楽に眺めても問題ない作品だと思います。
キャラは、ヒロインであるレイシアは、かわいくて魅力的であるだけでなく、その行動の裏に何があるのか読めない部分もあって、作品のメインキャラとしてしっかり機能していました。主人公のアラトも、とても優しいけれど、お人好しすぎて利用されやすい「ちょろい」人間として描かれていて、どこまで機械を信じられるのか?といった物語内容には合っています。また、女性キャラが全体的に魅力的な作品でしたが、いちばん好きだったのは紅霞(こうか)というhIE。ちょっとワイルド系の悪女っぽいキャラで、声にも色気があってとても良かったです。演じていたのは冨岡美沙子で、この人もアイカツ!で姫里マリア役だった人ですね。
最後まで観終わって、まだ完結していないので物語の最終的な評価は保留ですが、少なくとも第20話までの部分はなかなか面白かったです。序盤よくわからない部分があって第1話から観直したり、途中にも総集編が4回もあって内容をおさらいしたのに、今また最初から全部再視聴していたりして、9月からの続きがとても楽しみです。


↓↓↓以下、「Final Stage」を観終わっての追記
満足できる完結編でした。終わり方には余韻もあって良かったです。
おおよその感想はすでに書いた通りなので、上で触れなかった部分を少しだけ付け加えます。音楽は、OPとEDで計4曲あって全体的に良好。紅霞やスノウドロップが登場するときのBGMも、キャラのイメージと密接に結びついていて、強く印象に残っています。声では、メトーデの雨宮天も好演でした。キリングバイツのラーテルでも感じましたが、こういった武闘派キャラは意外と適役ですね。
全部観終わって振り返ると、当初の期待以上に面白かったです。序盤のエピソードに掴みどころがなくて、必要以上に視聴者をふるいに掛けていたような気もしますが、どんな物語なのか見えてきても全体の雰囲気は変わらないので、序盤で合わないと感じた人には、やはり合わない作品かもしれません。

投稿 : 2018/10/15
閲覧 : 581
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26

ネタバレ

ZbpLG41863 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

final stageで無事に完結

超高度AIであるレイシアにとって、人間はどのように見えているのかがとても気になった。AIには心がない、けれど人間であるアラト(主人公)と共にあることでアラトの心をレイシアも共有することができるという考え方は、完全に納得できたわけではないけど、AIと人が生きていける未来を示唆しているようでもあり色々と考えさせられた。

レイシア達が言っていることが複雑でなんとなくの理解で観ていたので、もう一度見るか小説版でゆっくりと見直したい

投稿 : 2018/10/14
閲覧 : 243
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6

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pister さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

もうやだ

1話感想{netabare}
ひと言で“魂”って言うと「作り手の入れ込み」も含まれるので「そりゃあるだろ」と思ってしまうし、そういうことを言いたいんじゃないってのも分かるので…そうさなぁ、せめて“自我”と表現して欲しかった。
扱いとしては車が近いと思うのだけど、思い入れを抱く人は普通に居るんじゃない?

それよりも…主人公グループの男子3人にそれぞれ妹が居て…。
ひょっとしてこの世界って生む子供の性別が定められてたりする?
第一子は男で次は女で、みたいな(一姫二太郎のが良い気がするが)。
セックスは専らロボット相手で、子作りは人工子宮とか?
まだ全然分からないけどそこら辺の世界観描写に期待。
プラメモみたいな作り手に余りにも都合の良すぎる設定は勘弁。{/netabare}

3話までの感想{netabare}
2話、あれ?あれれ?
まーた自分語りで恐縮なのですが…2017年にAICがメガゾーン23の新作を作るとかでCFを募ってました。
自分がその存在に気付いた時にはもう募集終わってたんだけど、そこで紹介されてるイメージボードや設定を見てあれこれと想像を膨らませてました。
なのだけど…あっるぇ?ビートレスがなんかそれで想像したのと似通った展開が…(SINじゃなくXIの方、イヴが有機ボディ持ちだそうで、アナログハックのシーンとか非常にやりそうな予感が)。
レッドボックス自体がイヴ+ガーランドみたいなモンだろうし、もしこれで「実はこの世界は巨大な宇宙船の中でしたー」なんてオチが来たら卒倒するかも知れん。

そして3話、な~んかHIEが人間に対し誘導尋問や催眠商法を仕掛けてるように見えてしまうのはワザとかな?
といいつつ自分が誘導尋問って何さ?ってのよく分かってないんだけどね…選択肢を限定し、あたかもそれ以外の選択肢は無いかのように嘯(うそぶ)き、どっちがマシかで尋問者に都合のいい回答を迫る手口ってのは誘導尋問ちゃうかなぁ。
アナログハック自体が催眠商法だし、催眠商法は認可されてる世界ってことかな。
だとしたら主人公は例外として、あの世界の人間がHIEに冷たいのはある意味当然、信用ならんからね、心に壁作っちゃうね。
人間が人工知能に操作されてるっていうか、そういう勧誘に惑わされない精神が人間に求められてるとか、そういう話?
主人公は今後そういった展開になるのかね?「レイシアがボクを意識誘導してくる」とか言って溝が出来るとか。
「私コイツ殺したいんでマスター許可出して。責任はそっち持ちで」って振舞いはどう見ても、ねぇ…。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
まず総集編(5,5話)の感想。
この世界の治安レベルが分からない、総集編でそこら辺の説明してるれるのかなー?と期待したけどそれも無し。
銃ひとつとっても、「現代のリアル日本人(視聴者)が国内で手に入れるよりもよっぽど困難な管理の行き届いた世界」に見えるんだけど、そこでポンと銃手に入れてテロ組織って…うーん?
赤いのが手配した※、と考えようとしても「無いものは用意できない」ちゃうかなー、と。
(※その場合、テログループに銃器が渡ったのは最近ってことになるので違うか)
まずどこで作ってる?どこか戦争してるってこと?軍の払い下げであろうともその行方は追跡されるんちゃう?
演習終了後、薬莢と弾丸の数が合わなかったら大騒ぎになる世界じゃないのか?
作中描かれる背景が余りにも“隅々まで管理の行き届いた世界”しか映さないものだからどうにも違和感。
単純にスラム街とか地下に治安の悪い世界が広がってるとか、一瞬でいいので画面に写ってれば済む話なんですけどね。
多分これ、原作(活字)なら勝手に補完されてたことが、映像になることでアラが出てしまった例な気がする。
アラって書くと失礼かな、映像化に際して美術の練り込みが甘いというか。
そこへもって総集編でしょ?「そんなこと描いてる暇なんか無い」と言われてるみたいで、う~ん。

透明化して侵入も「上に花びらが積もる」とか描いて欲しかったんだけどねぇ。
手間かかって大変なのは分かるけど、世界観に対して拘りが薄いというか、ホント事務的にアニメ作ってるだけって印象になって…う~ん。

そして新展開の6話感想。
HIEのタイプ名(カテゴリ名)レイシア級と個体名レイシアが一緒なのがちと紛らわしい気がするけどまぁいいや。
レイシア級の最優先目標は自己の保身で、個体ごとに手段はバラバラで、中には人間を利用することも辞さないってのも居るって感じだろうか。
自己の保身は最後の最後まで与えてはいけないものだと思うんだけど…コントロール下に置けなくなる(「あ、これ失敗だ」となっても処分できない)のは明白じゃん、と。
まぁそうしてしまった世界ってことなんでしょう、まいっか。

人間と作り物の違いがどうたらの問答、それ自体は構わないんだけど、「アニメキャラにそれ言わせる?」とメタ的なことを思ってしまうのは野暮だろうか。
そっち方向に話進んだ方が面白い気がするけど、そんなこと無いよね。
ってか小物に未来的ガジェットがほとんど見られなくなってしまったのが気掛かり…「そこまで細かく美術やってる暇なんか無い」って言われてるみたいでのう。
総集編のせいもあって「未来世界を描いたアニメとして大丈夫か?」って疑惑が段々と強まってるワケですが…ホント大丈夫かな?{/netabare}

20話までの感想{netabare}
あーあ、言わんこっちゃない。
6話までの感想の段階で
「作中描かれる背景が余りにも“隅々まで管理の行き届いた世界”しか映さないものだからどうにも違和感。
単純にスラム街とか地下に治安の悪い世界が広がってるとか、一瞬でいいので画面に写ってれば済む話なんですけどね。」
と指摘しました。
また、主人公周りの仲良し男3人グループにそれぞれ妹が居て、そいつらも親交があるってのは“普通ではない”と受け取ってしまい、妙なことを考えてしまうワケで。
子供を産む数や性別まで管理されてる?ヘタしたら自然分娩も行われてない世界なのかな?とかね。
で、そんな「どんな世界だかようワカラン」ままストーリーだけは進んで…

14話で唐突にスラムや売春宿的なものが登場

やっぱ居るんじゃーーーーん!!
遅い、遅すぎる、もっと早くに入れるべきでしょー。
この描写がないと何がマズいかっていうと「なんでも自動化できるようになったら人間は働く必要があるのか?」っていう、それだけで一つの作品が書けるような設定になっちゃうワケで。
かくいう自分は、欲しいと思った物は全て機械が自動で用意してくれるようになったら、人間はただひたすら無気力になるんじゃないかなーと思ってまして。
要は貧富の差が無くなる、不満が無くなる、欲が無くなる、争いごとが無くなる。
んでもって「そこまでは行ってない」ってのを示すためには「じゃあ不満持ってる連中→働かないと生きていけない連中→貧困にあえぐ連中」を出しておけよと。
ぶっちゃけこの世界の人間は何で働いてるのかワカラン、どんな職業が存在してるのかワカラン。
ケンゴの実家だって、本来はHIEに任せれば済むところを「拘り(趣味)があって自分で料理作ってる」って描写してたじゃーん?
そういう意味でないなら何故あのシーンを挿入したと。
そうしてる間にストーリーだけは進んで、レイシアの目的が語られます(まだ嘘かも知れないが)

資源の再配分

えええ、今更?
繰り返しになるけど「これだけのテクノロジーがあるならとっくにそれは済ませてるんじゃね?え、そこまで至ってないの?」と戸惑ってしまい、どうにも唐突で…。
農業…ってか生産業なんて全部HIEがやってる世界じゃないのか。
不労収入をディスってたが、働かずとも暮らしていける世界って理想郷じゃないのか。
現実ではそのために搾取される人間が居るのがアカン訳だけど、それをHIEが引き受けてくれるなら問題解決じゃね?
あとは自己実現でも目指して趣味に没頭すればいいじゃん。
繰り返しになるけどケンゴの実家はそういうことを表現したシーンじゃなかったのか…本来お店の業務はHIEに全任せして遊んで暮らせるところを、拘り(趣味)で自分(親父=人間)でやってるだけ、ってことじゃないのか。
身の丈に合わせて慎ましく生きてりゃいいのに「もっと暖衣飽食したい」と欲望を広げる既得権者を打倒するって話?
ぶっちゃけアラトもそっち側の人間だよね?、貧困者に同情するシーンとか無いし。

それと上記の考えと同時に別のツッコミ──別っていう割にはリンクしてるんだけど──もずっと頭に浮かんでて。

ハードウェアとソフトウェアがちぐはぐ。
「ちぐはぐな世界を描いた作品」ってことではなく、場面によって設定が変わるというか。
一番あれー?と思ってるのが、HIEとヒトの中間的存在、要は部分的にサイボーグ化した身障者が居ない。
腕だけサイボーグ、足だけサイボーグ…もっと深化して脳以外サイボーグってのも居ていいんじゃね?
HIEとヒトとの対立だか融和だか、とにかく二極に分かれての意見の衝突なら、間を取り持つ・ないし板挟みになって心揺り動かす中間的存在がいた方が良い気がするんだが…。
ひょっとしてそのポジが妹?もしくは眠り姫?と思ったがそんな気配は今のところ無い。
アラトは幼い頃事故に巻き込まれて云々ってのもあったので「実はその時に?」って可能性もあるけどオチに持ってくるようなもんじゃないだろう。
つかレイシアみたいなアンドロイドがあるなら、人型であることを捨てた作業用ロボットもっと出すべきじゃね?
なんで人型ってペナ負ってるのに最強やねん。
「こんなこともあろうかと」とばかりに後から後から新装置出しまくるし…それ作ったのも機械?原料の仕入れ先は発展途上国?
何もないところに電流通せば小麦粉や金塊が生えてくるって世界じゃあるまい?


で、上記の文句って結局は(役職の名前よく知らんが)背景だか美術だかが頑張ってれば回避できたことなんだよね。
6話までの感想と大差無いんだけど(6話の時点で見抜いてたことになる?)、「アニメスタッフにそこまで頑張ってる余裕が無い」ってのが諸悪の根源で…。
乱暴なこと言っちゃえばどんなにストーリーがつまらなくても“近未来的面白ガジェット”がしっかり描かれてたら一定の評価はしちゃうねん、自分は。
けどそれが無い、そこまでやってる余裕が無い。
そのせいで結局は世界観がよく掴めず、出される情報は唐突になり、とても茶番めいたものに成り下がってしまった。
もはやストーリー以前の問題になっちゃって…原作者もこれは苦笑いなんじゃ?
しっかしなんつーか…「現場は大変」ってのは同情するべきなのか?
まさか…今はアニメの数が多すぎるって問題提起をするためにワザと自爆かました?とさえ思えてきたり。


悪い点ばかり書いてしまったので良かった点。
レイシアは元は試作機で、完成一度頓挫した中後継機が作られて、そのノウハウで完成したのがレイシア(だからレイシア“級”って総称がありながらレイシアが最後機)とか、作成順で性能差が出るネタとかは好きでした。
とはいえそれの魅力を存分に表現しきれてたかというと…う~ん。{/netabare}

最終回まで見て{netabare}
放送後回しになった残り4話見たけど感想は↑で書いたのと一緒。
未来がどうとか世界をどうとか、そんなこと言われても「現状がどうなのかがワカラン」、その世界での「今現在」の描写が弱くてどう変えたいのか・どう変わったらヤバいのかとかが全くワカラン。
この世界では人間は働いてるの?どんな職業があるの?
もうここからワカラン事態なので、ホント分からん。
同じこと繰り返すばかりになるのでもう止めとく。{/netabare}

投稿 : 2018/10/13
閲覧 : 874
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10

ネタバレ

HINAKA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

『BEATLESS(ビートレス)』21話~最終24話がまとめて放映された

『BEATLESS(ビートレス)』21話~最終24話がまとめて放映された上で、TVアニメ・シリーズの最終回以降を未放映分として、後日放映にされる現状を憂う。

〈テレビアニメ〉

2017年10月07日にマチアソビvol.19でテレビアニメ化が発表された。
2018年01月より06月まで『BEATLESS』が毎日放送ほか『アニメイズム』B1枠、 同年09月より『BEATLESS Final Stage』が放映された。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2018年10月に、また何本もの短期(2クール・24話以下とします)TVアニメ・シリーズが終了しました。
この中で異色だったのが、上記で御紹介した。『BEATLESS(ビートレス)』の、最終4話分一挙放映です。
これは、同2018年06月に地上波全国ネットの毎日放送で、全20話が放映されたものの途中で総集編や特別編を挟み、全24話を放映する事が出来ず、第20話でいったん放映終了となったようです(あくまで推測です)。

20話放映後、残り4話を「特別編」としてこの09月に集中放映する事が、告知されています。
そして予告通り、09月25・26日の両日に4話を一挙放映しました。これは一応色々問題は有るものの、まずは良かったと言えると思います。
それにしても、特にこの09月から10月に終了した短期TVアニメ・シリーズには、最終回で物語がまとまらず、「残りは何年何月放映予定」なら、まだ良い方でほとんど何も終わっていない?まとまっていないと思わせる作品も、少なく有りませんでした。

尤も、仮に原作シリーズがまだ終了していなくても、アニメ作品としては「これはここまで!」として一定の区切りを付けたモノも多くありますが、今回(2018年秋終了)は、どう考えても中途半端な終わり方や、姿勢としては「まだまだ続く」様に終わらせておいて、実際は(よく言われるのが、DVD・Blu-rayの売り上げ)原作とは無関係に、アニメはそれきり。
勝手ながら「宣伝用使い捨てアニメ」などと、呼ばせていただいております。

このままでは、この『BEATLESS』も同様の運命かと、半ば諦めていました。
しかし、見事に(?)予告通り残り4話(実際には1話が「これまでのお話のまとめ?」的なモノでしたので、事実上予定通りと言うべきか、全24話で見事に完結)が放映され、安堵しました。本当は、これで「安堵」すべきか悩ましいところではありますが、いざ突撃!と言うところで終わられたのでは、それこそたまったモノではありません。

と言う事で、ここからは、そんな最終の4話『BEATLESS Final Stage』個人的に、好きな部分を取り上げたいと思います。

〈続き〉拙ブログ記事→
http://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-1062.html

それにしても、『BEATLESS Final Stage』の記事やこれも含めた、『BEATLESS』全体の意見の少なさ(短文コメントでは無く、作品に対する個人的な論評)は何故でしょう?もしかして、論評に値しない!?

投稿 : 2018/10/12
閲覧 : 408
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7

木村天祐 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かわいいアンドロイドが出てきてちょっとHな感じも出ちゃうアニメだと思っていた私が間違っていました

普通に酷いです。「それぞれ魅力のあるアンドロイドヒロインが数体出てくるアニメ」ということで始めは期待したんですがね・・・。
全話見ましたが、何がしたいのかよくわかりませんでした。
最後の方にやっと主人公のアンドロイドがやりたいことがわかって、それは理解できる話だったってレベルでしたね。他のアンドロイドは一体何だったんですかね?

昔からある「主人公がアンドロイド拾う」話ですね。
簡単に言うとSF作品です。近未来設定なのでSF度はかなりぬるいかな。アンドロイドにはそれぞれ考えがあるようで、目的がみんな違うみたいですね。
主人公のアンドロイドは終盤掘り下げられるのでわかりやすいんですが、他のアンドロイドはまあよくわからんです。
設定はそれなりに作ってそうですが、何より話がつまらない作品でした。盛り上がりどころとかなかったですし、主人公とかにイライラさせられてそれどころの話じゃなかったです。

私は原作未読です。アニメ見た感じだと、原作は設定や内面描写が主なんではないでしょうか。
アンドロイドはそれぞれ考えがあるのはわかりましたが、人間の方は酷いです。
ろくな奴いませんね。考えなしのくせにわけわからん行動起こす主人公、見た目以外魅力ゼロの甘やかされて育てられた妹、テロリストの情けない友達、金持ちで中身のないお坊ちゃんの友達、大人は完全に中身のないモブです。
お坊ちゃんとか妹殺されそうになってんのに、殺そうとしたアンドロイドと協力してて理解できませんでしたね。よくわからんけどいつの間にか敵になってたし、なんでなのかこっちが教えてほしいです。
主人公がバカで変な行動ばっかり起こして、会社がやばくなるから見限ったんですか?学生の分際でよくわからん権力も持ってそうで、始めのうちは会社経営にも関わってなさそうだったのに、会社でえらくでかい面してたのはどういう設定なんですかね・・・。

アニメで見ると、キャラごとの考えがバラバラで、薄っぺらい考えばかりで、どうでもいいことで会話に時間を割いてストレスがマッハです。
爆発とか事件起こってるのに、警察・軍も出てこない。
なんでこいつこんな行動してんの?って場面も多い。
特に中盤から終盤にかけてすごかったですね。「キャラが話してるセリフ」がそのまま「視聴者がお前らに言いたいセリフだよ!」と言いたくなる場面まで出てきました。やってくれるよこのアニメぇ。

この作品を形容すると、主要人物のみのお芝居というかおままごとって言った方が正しいかもしれませんね。
見てて思いましたが、脚本はこの作品ちゃんと読んでないんじゃないでしょうか?もしくは原作者が設定ばかりに頭が行って何も考えていないのか。

他の人のレビューみたらこれディオメディアの作品だったんですね。なるほどって感じです。ザ・ディオメディアって感じの作品だと思いました。ここの制作に重い設定や知的な描写のある作品をやらせるべきではありませんね。
万策尽きて、あと数話9月に放映するらしいので、苦行僧は私と一緒に最後までちゃんと見ましょう。
私はこの作品、オススメできませんね。


----9月放送の全4話見ました。
うん。完結はしましたね。世は事もなく人類はハッピーエンドで終わりました(あんな事件起きたのに)。
正直見なくても良かったなーとも思いました。ありがとうございました。

投稿 : 2018/10/08
閲覧 : 352
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11

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ストーリーが頭から滑っていったよ

おそらく設定とか結構きっちりしてるんだと思うですが、全然頭に入ってこなかった。主人公とレイシアの考えや行動が何を意図してるのか終始わからないまま見てました。全然ジャンルは違いますが、俺ガイルのクリスマス合同イベント会議を延々と2クール見ていたような感覚が残りました。

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 233
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6

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

万策は尽きてません2期です

オープニングテーマ
「Error」歌 - GARNiDELiA
「Truth.」歌 - TrySail

エンディングテーマ
「PRIMALove」歌 - ClariS
「Shapeless」歌 - 東京パフォーマンスドール

BEATLESS(第1期)#1〜#20
BEATLESS Final Stage(全4話)第2期 #21〜#24

話が4話づつぐらいに別れてた印象かな。
最初のケンゴとの話が一番好きやったかな。あとはちょっと難しすぎてあんまり覚えてないけどこれ普通に面白いよね。何回も総集編挟むから...

Final stageもいい終わり方したし俺はこれで満足かな。アラトとケンゴ、遼の3人も仲良くなって学校生活過ごしてたしな。最後にレイシアが戻ってきたし。
あとスノウドロップがキチガイになったの良いw

総集編挟まず普通に6月に終わらしてればよかったのにね勿体ないよ。

何度も言いますが万策は尽きてません2期です。

投稿 : 2018/10/05
閲覧 : 246
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8

ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロボットに恋する少年・・・

可愛らしい美少女と出会ったが、AIロボットだった。ちょっと抵抗ありましたが見ると意外に面白かったです。
ロボットだけど人間らしい仕草、優秀すぎる情報戦に長けたレティシアさんが数々の主人公のピンチをきりぬけてくれる過程は面白かったです。

わたし的には、見た目可愛いレティシアさん愛でるだけでも見る価値あったかも?w

見終わって、つぶやき
{netabare}
人間と全く変わらない姿、話し方、仕草から、見分けがつきにくく、AIは人間よりはるかに優秀で超科学力を持っている世界観、ちょっと怖いなって思いました。
レティシアさんロボットじゃなければいいのにと思ったよ。
ロボ子に恋とかやっぱ無理ですが私はw
{/netabare}

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 284
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13

ネタバレ

くまくまちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

終盤まで爽快で楽しめたのに、結末がとても残念です。

人工知能が人間を凌駕する世界観は近未来的で考えさせられる知的で素敵な作品だと思います。だけど超高度AIのヒロイン(レイシア)と主人公(アラト)の物語が主軸だと思っていたのに、最後に復活したヒロインは超高度AIなの???
超高度AIとしての能力が欠落して復活したレイシアは、姿形が似ているだけの別人では???。それでもレイシアにときめくアラトって、見栄えに惚れただけでなんて軽い男の子なんだろうって思ってしまって、今まで積み重ねてきたストーリーも空しく感じて、脱力感と虚しさで一杯です。
私的には超高度AIのヒロインが主人公とのチームワークによって、他の超高度AIを超越して勝利を収めて、他の超高度AIでは成し得なかった新たな世界を開く物語を期待していたのに、裏切られた感じがしてとても残念です。
主人公の名前アラトの意味するところは「新たなトビラを超高度AIのヒロインと開く」なんじゃないかと勝手に想像していた私はとても間抜けでした。
作品としては面白いと思いますが、結末がとても残念です。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 277
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9

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず、完走おめでとうございます。

定期的に作られているサイバーパンクアニメですが、私たちの置かれている現代そのものが既に近未来であり、今こうやって様々な人間が「ネット」を介してコミュニケーションをとることができ、だれもが匿名なのにもかかわらずアバターを作り情報の海にアクセスできる時代となりました。これは30年前には想像もつかなかったことでしょう。

それは良し悪しではなくそういう社会そのものがサイバーパンクなのです。

この作品ではネットアイドル例えば、「初音ミク」のようなものが情報を共有し自我を持ち始めて暴走したりするのですが、もうすでに私たちはアニメの中の美少女や美少年に夢中になり二次創作したり遊ぶことによって「キャラクター」そのものを現実の人間以上に神格化しているのです。

ロボットと人間は違うものと言えるのでしょうか?もし有機体で作られるようなレプリカントが存在したら?人間よりも感情が豊かであなたのことを好いてくれるロボットがいたら?

あなたはそれでも人間を必要とするでしょうか?

サイバーパンクSFを取り上げてきまして、ほかの作品に比べ作画や美術にやや難がありますが、この作品は今の時代の我々そのものに問をかけているように思えます。

全話視聴:途中から延期してからまた再開という形ですが、アニメ業界の人材不足がものすごいことになっているみたいですね。。。過労に次ぐ過労、夜間作業、不眠不休。。正直、作品どうのこうのではなく、制作体制や人材不足が露呈した形となってしまっていることが非常に見ていて辛かったです。う~ん。。他人事ではないので、なんか哀しくなります

投稿 : 2018/09/28
閲覧 : 414
サンキュー:

13

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BEATLESSのストーリー・あらすじ

22世紀初頭、社会のほとんどをhIEと呼ばれる人型ロボットに任せた世界。21世紀中ごろに超高度AIと呼ばれる汎用人工知能が完成し、人類知能を凌駕、人類は自らより遥かに高度な知性を持つ道具とともに生きていた。100年あまりで急激に進行した少子高齢化により労働力は大幅に減少したが、その穴をhIEが埋めることで社会は高度に自動化され、生活は21世紀初頭よりも豊かになっていた。 そんな中、hIEの行動管理クラウドのプラットフォーム企業「ミームフレーム社」の研究所から5体のレイシア級hIEが逃亡する。「モノ」が「ヒト」を超える知性を得たとき、「ヒト」が「モノ」を使うのか、「モノ」が「ヒト」を使うのか。「ヒト」と「モノ」のボーイ・ミーツ・ガールが今始まる。(TVアニメ動画『BEATLESS』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
ディオメディア
主題歌
≪OP01≫GARNiDELiA『Error』≪OP02≫TrySail『Truth』≪ED01≫ClariS『PRIMALove』≪ED02≫東京パフォーマンスドール『Shapeless』

声優・キャラクター

吉永拓斗、東山奈央、冨岡美沙子、五十嵐裕美、下地紫野、雨宮天

スタッフ

原作:長谷敏司「BEATLESS」(KADOKAWA)、原作イラスト:redjuice、監督:水島精二、シリーズ構成:髙橋龍也/雑破業、キャラクターデザイン:やぐちひろこ、美術監督:峯田佳実、色彩設計:林由稀、撮影監督:伊藤康行、編集:小島俊彦、音響監督:菊田浩巳、音響制作:楽音舎、音楽:Narasaki/kz、音楽制作:株式会社インクストゥエンター

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