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「ダーリン・イン・ザ・フランキス(TVアニメ動画)」

総合得点
84.9
感想・評価
1076
棚に入れた
4719
ランキング
264
★★★★☆ 3.7 (1076)
物語
3.5
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.7

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ダーリン・イン・ザ・フランキスの感想・評価はどうでしたか?

イムラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分には評価の難しい作品でした

<2024/5/24 追記>
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(3.9→3.0 100点満点換算で50点)
監督の方はグレンラガンやパンティ&ストッキングwithガーターベルト、シンエヴァのキャラクターデザインの方なんですね
知らなかった。
確かに絵柄は可愛らしい
ただ自分はハマれなかった
ところでフランキスってどういう意味なんだろ?

<2018/7/8初投稿>
何だかんだ今年上期に話題になってた作品ですね。
先程全部観終えました。

1話観たときの印象は
「なんとなく賛否両論溢れまくりそう」
実際そうなりましたね。
何でそんなふうに思ったんだろう?

以下、概要

舞台は謎の怪獣「叫竜」との長年にわたる戦いで荒廃した地球。
人類は荒れ地に点在する移動型ドーム都市に住み、叫竜と
の戦いは、いまだ続いていました。

そしてこれは、叫竜と戦うための男女二人乗りロボット兵器「フランクス」第13部隊のメンバーと一人の少女のお話なのです。

第13部隊パイロットのヒロはある日、真っ赤な髪と赤いツノを持つ一人の少女と出会います。
自分のことを「僕」と言う彼女の名前はゼロツー。
「パートナー殺し」の異名を持つフランクスの精鋭部隊のエースパイロットでした。

という感じで物語は始まります。
こう書くとやはり良い感じですね。

なのにです。
本筋だけでも「恋愛×ロボ×SF×ヒューマン(+学校ものの雰囲気も)」
かてて加えて多数の名作アニメからインスパイアされてる気のするデザインやら設定やら。
パクリとは思わなかったですけど、どこに焦点当てれば良いのかという感じで。

毎週楽しみにしてたかと言われるとそんなことは全然ない。
でも録画してあるのはなんだかんだでさらりと観れる。
だから面白くないわけでもない。

何だか良くわかんないテンションのまま毎週観てました。

終盤に差し掛かりごちゃ混ぜ感は加速していきます。

そして最終話を観終えた今。
振り返ってみると、余分な装飾を取り払ってプロットだけで考えてみるとかなり好みなんですが。
最終回周辺もそれなりのカタルシスは感じましたし。
でも、素直に良かったとは言いきれない。

自分が好きな食材を何でもかんでも全部突っ込んでごった煮にしたら味わかんなくなった。
そんな感じです。

キャラクターにもう少し感情移入できればもっと楽しめたかも。

投稿 : 2024/05/24
閲覧 : 754
サンキュー:

44

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

可もなく不可もなく

全話にスムーズに観られて面白かったのですが、特別ハマることもないといった印象。どこかにありそうな設定だけど旨くまとまっていたんじゃないかと。
ちょっと残念なのは主人公コンビとできちゃったコンビ以外そこまで脚光浴びてなかった所ですかね。あとココロ?とあの髪の毛切ってもらってた子が惹かれ合う描写ってなかったと思うんですがそれで最後までいってしまう?しかも子供まで一回で?(何回もならそれはそれでね、、)+記憶消されたけど針金で何となく絆は残ってたって!?ってちょっと思いましたね。
最後はガンバスターばりに特攻してアルパアジール化して全方位レーザーして、子供をポンポコ生んで愛について上手く一まとめ。の様な。。
見返すことはないと思うので記録までに。

投稿 : 2024/04/15
閲覧 : 103
サンキュー:

1

ネタバレ

まんたこん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

勿体無い…

個人的に、ヒロインのゼロツーのキャラデザがどタイプだったことやディストピア感を感じさせるダークな世界観が好みだったこともあって前半はすごく楽しんで見れました。{netabare}特に主人公が過去を思い出し今までのヒロインの奔放な行動やら一人称やら全てが主人公に助けられていたことに由来していたことが明かされる第13話。そのままの勢いで盛り上がり続けていく14、15話の一連の流れの完成度は凄まじく、これはすごい作品に手をつけてしまったと思わされました。
それだけに、、後半の失速が勿体無いというか、がっかりです。自分の中では、宇宙人が出てきてヒロインを救うために宇宙に行こう。となる展開はまぁ許容できる範囲内だったのですが、巨大ゼロツーロボの登場や地球の仲間の祈りで主人公が起き上がる展開には変な笑いが込み上げてきてしまいました。
最後の締め方も、綺麗に終わったように見せかけて結局心中エンドだったので、ヒロインと主人公が生きて帰ってきて報われる終わり方が見たかった。{/netabare}

投稿 : 2024/03/03
閲覧 : 160
サンキュー:

2

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不思議な世界観のSFアニメ!

閉ざされた世界の中、未知の敵と戦うためだけに育てられた子供達が大人達に認めてもらうために努力している。名前すら与えられずコードネームの番号で呼ばれるようないびつな世界設定は興味をそそりますね。
ボーイミーツガールには障害や問題がある。
この壮大な世界観の中では、その障害と問題はかなり大きいものです。
フランクスという機体を操るには男女ペアの相性が大事なので、そこには恋愛要素もあったりなかったり、その感情が何なのかすらもわからなかったり・・・。
終盤は壮大過ぎてちょっと・・・と思う事もありますが、キャラの個性もちゃんとあるし、声優さんも豪華、音楽も合っていて良かったかな〜。

投稿 : 2024/02/16
閲覧 : 67
サンキュー:

3

ヘクター・ドイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:----

かなりメッセージ性のある作品

ここ最近観た中で一番メッセージ性のある素晴らしい作品でした。ネットでは過大評価や失速という声も多いですが、全くそんな事はないと思います。このアニメを観るときは流し見、惰性で観るのはやめるべきです。しっかりと物語や背景を考えながら観る事をオススメします。展開も多いので観ていて飽きる事はないと思います。

投稿 : 2023/08/16
閲覧 : 249
サンキュー:

0

青星アーツ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

既視感はありました

シュールギャグのようにしか見えなくなっている場面もあり
面白かったのですが、物語として飛び抜けているものとは思
えませんでした。空気感は良かったです。

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 431
サンキュー:

3

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

比翼の鳥

TRIGGER×A-1Pictures制作。

荒廃した地上で人類は移動式の要塞都市を築き、
襲い来る叫竜と呼ばれる巨大生命体との戦闘が続く。
戦闘を義務付けられた記号的な子供たちは、
男女が対となり命を懸けて戦いに身を投じている。

初回はロボットアニメの王道で、
{netabare}ボーイミーツガールからの搭乗、戦闘、勝利と、
基本に忠実な展開と演出で序盤は良好です。{/netabare}
ヱヴァにトップと既視感もありますが、
それよりも少々残念だと感じたのは、
フランクス(戦闘機体)に黒目(瞳)を入れたこと。
これで中途半端に機体に命が宿ってしまった。

13話視聴追記。
後半戦に繋がる非常に重要な回でしょう。
{netabare}子供たちだけが暮らす閉じた世界、
美しいものは絶えず外の世界にあり、
知りたいことだけが増える檻の中の日々。
ゼロツーの壮絶な過去…、{/netabare}
願わくば、世界を粉々にしてほしい。

最終話視聴追記。
後半、好みの展開もあるのですが、
{netabare}全体を通して心を動かされることは少なく、
今の時代はもう、指標に成り得る、
ロボットアニメは存在しえないのでしょうか!?
なんて、色んなことを考えていました。{/netabare}

主題歌は好印象で、今でも聴きます。

投稿 : 2023/05/29
閲覧 : 1477
サンキュー:

90

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

トップをねらえ!3

2023/05/29 初投稿

実はこの作品について全く知りませんでした。
ホントたまたまみた感じ。
どの程度知らなかったかというと
『ダーリンインザフランキス』って吸血鬼が出てきて,懐メロ使っているアニメという認識でしたw
見始めるとイメージとなんか違います,調べたらそれは『ダンスインザヴァンパイアバンド』でした・・・似てますよね?D(ダでも可)で始まる単語+インザ○○間違ってもしょうが無いと言って下さいf^^;


なんて思いながら,見始めたら
すごく良かったです!!
中盤以降,止める所が見つけられなくて一気に見ました!!
そして,自分としてはこれまで無いことなのですが,そのまま2週目に突入しました!!

2週目見てチェックしながら書き始めたら収まりが付かなくなりました・・・
いつまでたってもまとまりそうも無いのであきらめて,思ったこと,気付いたこと,調べたこと,分からなかったことを書き散らします。

話は1話冒頭へと戻ります。
「比翼の鳥」のシーン
語りの口調,内容,画面構成,作画この時点でほぼ好きなヤツ確定っぽいです。
満開の桜の下を歩く男女。セリフとテロップ「美しいと」に重なる女子の笑顔,ホントに美しい!!この時点で完全に心を奪われました。ここまででたった48秒wものすごいつかみです。

以後どうでもいいことばっかり書いているので,隠しておきます。気が向いた方は読んで下さい^^;
{netabare}
一転,不遜な感じの女の子。さっきの笑顔の女の子と同じっぽいです??全く印象が違う!!
別シーン,桜のシーンの男子登場。落ち着いた語り口調。
また,比翼の鳥の話。どうやらこの二人が比翼の鳥のように結ばれる話のようです。たぶん。
大型輸送機から下を見たピンクの髪の女子,さっきの男子を見て「あ,見つけた!」といいます。なんかすごく印象的なセリフ!声優さん,音響監督めちゃめちゃいい仕事しています!

タイトル『ダーリン・イン・ザ・フランキッス~DARLINGintheFRANXX~』(現時点では意味不明,結局最後まで意味不明?)

古い洋館(綺麗な背景)
会話シーン,最初足下だけ描いた演出(面白い)

サイボーグの博士達のシーン。
引いた絵の広大なスケールが感じられる作画が印象的
とにかく絵が美しい。人物,世界観,など作画のクオリティーと演出で引き込まれます。
二人の出会いのシーンはエロ要素強めだけどf^^;,美しい
そしてピンクの髪の女子のヒロインオーラが半端ない!!
鬼っ娘は男子を「ダーリン」といいます。この設定って『うる星やつら』・・・?

第13プランテーション「セラスス」セラススって?調べてみると桜らしい。そういえば冒頭印象的な桜のシーンがあったっけ。ゼロツーの髪の色も桜色か。
またまた,広大な空間
『未来少年コナン』のインダストリアルとか『新世紀エヴァンゲリオンの』第3新東京市っぽいかんじ。「オトナ」たちはインダストリアルの人っぽい皆同じ服装。そういえば,さっき出てきた大型の飛行機も『(名探偵じゃない方の)コナン』のギガントスっぽかった気がする。
「パパ」ってローマ教皇をパパって言ったような?確かにローマ教皇っぽいかも。また,『ナディア』のガーゴイルっぽくもある?(後のシーンではエヴァンゲリオンのゼーレっぽくもある。)全体的に昭和のアニメへのオマージュが多い気がする。色々懐かしいかも。

終盤の戦闘シーンフランクス(ロボット)ストレリチアの姿のなんと美しいことか!(ちなみにモブの作画とか背景は結構力を抜いていますw)

ED「トリカゴ」鳥肌ものでした。1970年代風(のような気がする・・・たぶん・・・w)の癖になる楽曲


第2話
OP
「KISSOFDEATH」
歌:中島美嘉作詞・作曲:HYDE00年代っぽい組み合わせ
個人的には中島美嘉はキャラが濃くなってからは苦手意識が・・・^^;
HYDEは最近自分の中でコロナ開けカラオケに行く機会があったら何を歌いたいか考えたときにL'Arc-en-Cielの「HONEY」が何故か最有力候補になり,最近自分の中で評価急上昇中w曲はやっぱりラルクっぽい感じの曲でした。けっこう好き。歌詞は内容に合わせて作詞されているようです。
OPアニメーション
登場人物と搭乗機をしっかりと文字で見せてくれる親切設計(止めないと読めないけど)意外とこう言う親切なOP少ないかも。
こうしてフランクスを見ると,トップをねらえ2のバスターマシーンに似ているかもwアバンでストレリチアの事を「巨大なフランクス」って言っていたけど,他の機体と大して大きさが変わらない感じ?
ゼロツーの指はもう少し長くかいた方が良かったのでは?
「ダーリン」は歌詞と口の動きを合わせてる!!
OP終了後のテロップ「パラサイト居住区ミストルティン」ミストルティンを調べたら,「ヤドリギ」木に根を張って寄生する常緑樹らしい。そこに住んでいる子供たちは,「パラサイト」と呼ばれている。何に寄生しているんだ?(謎のまま終わった・・・少なくとも自分は分からなかった^^;)※12話に関連エピソード有り


2話繋がるということ

ヒイロを待つ,イチゴが可愛い,表情もすごくいいです。おそらくイチゴが第2のヒロインですね。

食堂のシーンゼロツーは何にでも大量に蜂蜜をかけて食べる。うる星やつらのラムの辛いものを意識してるかも。

叫竜モホロビチッチ級とか
モホロビチッチってなんか聞いたことある気がする
2022年サッカーワールドカップカタール大会のクロアチア代表の選手か?いや,なんか理科関係だった様な印象(かすかな記憶^^;)とりあえず調べてみた。
https://quizx.net/2m_discontinuity/
たぶんこれが一番シンプルで分かりやすいかな?ああマグマエネルギーと関係あるんですね?

APE中央本部会議(ラマルククラブ)のテロップ
まずAPEは類人猿。映画『猿の惑星』の原題は"PlanetoftheApes"そういえばパパの仮面は猿っぽいかも?
ラマルクは?調べた
ジャン=バティスト・ピエール・アントワーヌ・ド・モネ、シュヴァリエ・ド・ラマルクは、ブルボン朝から復古王政にかけての19世紀の著名な博物学者である。「生物学」(biologie)という用語を作り、脊椎動物と無脊椎動物を初めて区別した。ラマルクは次第に、長い時間の中で、種が変化するものであるとの確信を持つに至った。彼はその説明を考え、大筋を彼の1809年の著作『動物哲学』の中に記した。彼の進化論は一般に用不用説と呼ばれる。とか。日本語版Wikipediaより
進化論と言えば作中で系統樹みたいな図形がよく描かれている。

フランクスについて
ファランクスかと思ったらフランクス
ちなみにファランクスは、古代において用いられた槍を持つ重装歩兵による密集陣形。そういえば一般的なフランクスの武器は槍が多いかも。
でフランクスだけどスペルはFRANXX最後のXXは性染色体の女性の意味を持たせているみたい。
操縦するパラサイト(コドモ)も女子はピスティル(めしべ)と男子はステイメン(おしべ)と呼ばれています。
それだけじゃ無く,操縦の姿勢がとてもエッチです。
四つん這いになってお尻を突き出す女子
既視感のある光景
後背位にしか見えません^^;
しかもフランクスの操縦についての会話
ヒロが一足先に実践を体験すると「先越されちゃったな」
ガールズトークで「全身を内側からぐちゃぐちゃに掻き回されるような感じ」「私は安心感みたいなのを感じた誰かと一緒にいるような」「きっとゴロー君との相性もいいんだね」
戦闘前の指示「各機パートナーの挙動に集中し身を委ねるように」
コネクト
来た!あぁん♥️
パートナーを信頼して受け入れる事が大事だ
平気か?
大丈夫そのまま続けて!
俺下手じゃなかった
うんうん!いい感じだよ!!
俺たち相性バッチリだね
どう考えても,性行為にしか思えません^^;

このペースで行くと終わらないのでちょっとペースを上げます^^;

3話人間関係がめんどくさい

4話ゼロツーがヒロの手を取って走るシーン未来少年コナンのコナンとラナが走るシーンに似ている(ルパン三世かも・・・いずれにしても宮崎駿っぽい感じ)
5話第26プランテーション「クリサンセマム」は菊
6話「フォースゲートオープン」はウルトラホーク発信シーンより
比翼の鳥の設定を回収してひと山超えた感じ。
7話なんと水着回です。現在から見てちょっとだけ昔の日本を思わせる町並み
折れて錆びた鉄の塔みたいなのは何だろう?特選エンディング真夏のセツナ
ところで「ナインイオタ」ってアニオタに響きが似ている。

8話植物園にストレリチア(植物)の花が有った。

10話大人とは何かがわかります。
12話ストーリーを反映してオープニング映像微変更
「聖なる木宿り木」出現大きな木のように見えるけどヤドリギは小さい緑の塊の方
シャワーのシーンでゼロツーの足の指のツメがとがっているのは竜化進行のため?少なくても8話でヒロのタオルを足で取った時には尖ってなかった。

13話神回
それまでのゼロツーとヒロの背景が描かれすごく泣けた

14話いちごがうざすぎる

15話
再び比翼の鳥ゼロツー僕たちは2人で1つだその後真の力を表すストレリチア
そういえばゼロツーの血はいつからどうして赤くなった?

16話オープニング映像変更(曲は同じ)
全体的に赤い印象だったオープニングから今度は青い印象のオープニングになりました。タイトルのバックで赤血球のような形の青いものがいっぱい流れているのはゼロツーの血液のイメージかな?
特に水中に沈み込むゼロツーが美しい
そのゼロツーを15話の終盤に出た巨大な手がゼロツーを優しく抱きしめるようなシーン。どんな意味がある?
アニメーション的にすごく美しいんだけども,なんとなく全体的にピントが合ってない気がするのはなぜ?

食料が供給されるサバイバル生活はうる星やつら2ビューティフルドリーマーのよう
ゼロツーがずっとこの生活でもいいと言い,ますますビューティフルドリーマー
水浴びのシーン魚に反応するゼロ2そういえば1話でヒロと出会った時も魚を咥えていた。ミクの髪には白髪がいっぱい生えていたのかな?何が起こったのかよく分からなかった。

ミツルとココロが急展開。ヒロとゼロツーは夫婦のよう
16話は全体的にすごく好き

17話ゼロツーの髪飾り,花嫁のベールみたい
相変わらずゼロツーとヒロは夫婦のよう。角と角を合わせるシーンはエッチかも。またもや性行為を連想させる感じ^^;
一方この回からココロはいちごと入れ替わり第2のヒロインの座獲得です!!
そしてゼロツーには生殖機能がない事が明かされます。
一方で花嫁の絵を描いて憧れてるゼロツーはちょっと切ない。
エンディングエスケープはすごく切ない曲。ストーリーの切ない終わりを予感させる

18話結婚式
キャラが弱かった行くのがいきなりのキャラ立ち
記念写真撮影は死亡フラグっぽい
1話冒頭の桜のシーンが登場
ロン毛だったハチの過去w
ミツルとココロの洗脳,やはり切ない方に話が進んできた。

19話博士の若い頃が違いすぎるw
大人たちは不老不死の存在。博士の言った機械の体を手に入れての不老不死は銀河鉄道999みたい。
博士の若い頃を描くことによって歴史的設定を描く印象的な回でした。
ところで,キョリュウがキョニュウに聞こえるのは自分だけだろうか?^^;

終盤,突然の超展開wwww

{/netabare}

このままだといつまでもレビューが終わらないので以下省略・・・

まとめに入りますw

おそらく,この作品は元々アイディアとしてはフランクスの操縦姿勢というエロ設定が最初にあって,それを正当化すべくストーリーが作られたのでは無いでしょうか?

オトナは,不老不死を手に入れた代償として生殖能力を失った設定になっています。
ほぼほぼ高齢化と少子化ですよね?
ちなみに第13プランテーション「セラスス」のセラススは桜,キッシング相手の第26プランテーションの「クリサンセマム」は菊どちらも日本を象徴する木と花です。
加えて作中のマグマエネルギーというエネルギーの設定,詳しくは説明されていませんが地球上でマグマのエネルギーにアクセスしやすい地点として,4つのプレートが接している日本付近が挙げられます。こうしたことから,『ダリフラ』の世界は日本の暗喩かと思われます。
また,プランテーションを家と考えると子供達は家を守る存在=自宅警備員(多くの場合オタク^^;)w
ココロとミツルのエピソードも有り
「日本を救うのはこのアニメを見ているアニオタの君たちだ!さあ,子作りに励め!!」的なメッセージが受け取れるような気がします。
それ故にフランクスの操縦姿勢や作中の様々な性的描写が正当化されるような気がします。少なくともアニメに関して反エロを自称する自分は納得させられました(笑)また,メッセージを伝えるべき対象が喜びそうなネタをふんだんにちりばめているのも納得です。
後半ココロとミツルによってさらに直接的に性行為の重要性がクローズアップされていきます。
一方で17話で生殖機能を持たないことが明かされた本来の主人公ペアゼロツーとヒロは子供を作るのでは無く,人類が生きていくための未来を切り拓く役割を背負います。

そのための,超展開があり{netabare}今までの敵が何故か味方になり新たな敵が突如出現するのですが{/netabare}
そこからのストーリーや戦闘シーン,演出などほぼ『トップをねらえ!』を焼き直した物になっています。
『トップをねらえ!』が30年以上の時を経て現代に蘇ったレベルです。フランクスは『トップ2』のバスターマシンっぽいしで,フランクスをバスターマシーンとかガンバスターと言い換えるだけで作品全体が『トップをねらえ3』として成立するレベルです。
自分は『トップをねらえ!』が大好きなので,一瞬違和感は感じましたが終盤の超展開に全く文句はありません。
しかも終盤登場するストレリチア 真・アパスはゼロツーの{netabare}完璧なウエディングドレスとなり(個人的にアニメ史上最も美しく強い花嫁認定します。){/netabare}涙と感動を禁じ得ません。

異論のある人も多いかと思いますが,自分的にはホント素晴らしい作品でした!!



そして,叫竜の女王は言います。
「我々は繋がりを捨てる孤独になることで強く完全になれると信じていた。
しかし繋がるものがあることで輝く命があるのかもしれん。
かけてみようお前たちにこの星の未来を・・・」

オタクと日本の未来に幸有らんことを!!

投稿 : 2023/05/29
閲覧 : 557
サンキュー:

21

ネタバレ

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ストレスも多いが、飽きさせない展開と惹き付けられる魅力がある壮大なSF作品

2023/02/14 全話視聴完了。
TRIGGERとA-1 Picturesの共同制作オリジナルアニメーション。全24話。

~あらすじ~

人類は荒廃した大地に、移動要塞都市“プランテーション”を建設し文明を謳歌していた。コドモたちは“フランクス”と呼ばれるロボットに乗る。落ちこぼれの少年"ヒロ"の前に、ある日、"ゼロツー"と呼ばれる日本のツノの生えた少女が現れる。

オトナとはコドモとは、性とは愛とは、人間の本質を問う壮大なSF作品。

見ているうちに印象が変わってくる、何とも惹き付けられる作品でした。序盤からラストに向けて最初には想像しないくらいに話のスケールが大きくなったし、展開もびっくりするくらい広がってた。思春期のじっとりとした性と愛について→ロボアクション&SFホラー→もろSFって感じ。

24話と長い構成の中で、何度か山場が来るんだけど、その山場が毎度デカイ山すぎて、しっかり見てないと置いてかれる。後半の世界の謎が明かされていく回はとっても面白いけど、情報量多くて理解しきれなかった。
全話平均化すると面白いし、飽きさせない展開なんだけど、最終回近くなってからは強引過ぎな気もした。TRIGGERらしいと言えばその通り。
凄く良いって思う回と普通の回の差があるかな。
13話はとっても好きな回でした。

演出として、回の最初と最後にモノローグが入るのはエモさ感じさせる目的かもしれないけど、ちょっと寒かったかな。自分は苦手でした。

あとキャラクター。24話もあるからそれなりにキャラ立ちしてるし、活躍も多いけどあんまり好きになれるキャラクターがいなかったのは残念だった。主人公もヒロインも、仲間たちもイマイチどうしても人間みが少ないので、感情移入出来ず、24話も見たのに誰にも思い入れがない。唯一思うのは、ミツルくんは最初イキリキャラだったのに、後半に向けてよく物語に貢献したなって思う。

最終話とその一個前の回から急にゴローの声優が、梅原裕一郎から濱野大輝に変わってて、そこはとっても違和感ありました。急な病気のせいとはいえ、今までずっといたキャラの声が急に最後変わるって不快。誰お前ってなってた。声変わりって思えばなんとかいけるかもだけど、それにしても最後2話だけ声優交代って作品に大ダメージだなって思いました。残念です。

マイナス点もちらほら上げましたが、この作品のテーマを考えると、男女の意味とか、人間本来の生き方とか、一周まわって大事な事を忘れかけている今の現代人には中々良いメッセージ性はあったのかなと思います。大展開も多いですが、世界の謎が解き明かされていく回はやはり面白かったし、強引でも引きつける力はかなりある作品だと思います。
集中しないと見れない作品だし、所々ストレスも多いですが、おもしろい作品でした。時間があってゆっくり見れる時の視聴をオススメします。

途中レビューたち
{netabare}
2023/01/15 2話視聴 途中レビュー

ちょっと面白そうとは思いながら見てますが、これはセクハラアニメなのでしょうか...。
機体に乗る時の女の子のポーズやら、機体動かすための設定やら、狙ってる性的さが気持ち悪い。そしてエヴァみとアクエリオンみを感じる。
ガチガチの俺様系ヒロイン?も新しいけど、このセクハラ感に耐えられるかが微妙。

2023/01/17 6話まで視聴 途中レビュー
うーん。物語は面白いし、面白くなりそうで見続けちゃうけど、キャラクターがあまり好きになれない。優等生だけど笑顔で心鎖国してる主人公も、強気で勝気で傲慢なヒロインも苦手。女同士の男を巡ったバトルも鬱陶しい。面白いけど、ストレスも多い。メカアニメというよりドロドロした青春アニメなのかもしれない。

2023/01/19 11話まで視聴
10話衝撃だった。SFホラーな展開が物凄く引き込まれた。セクハラにも慣れてきたし、シンプルに面白い。
でも「みつるくんは不能なんかじゃない!」はちょっと狙ったでしょと思う。引き続き視聴します。

2023/01/21 13話まで視聴
泣いた。久しぶりにこんなに心に来た。13話『まものと王子様』凄い。今まで文句言ってごめんなさい制作スタッフ様と謝るしかない程のストーリー。ここに来て作品の印象をここまでガラッと変える展開。引き込まれた。面白すぎる。このまま最後まで視聴します。{/netabare}

投稿 : 2023/02/14
閲覧 : 354
サンキュー:

18

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

トリガーなぁ…

1話で、ヒロインが主人公をなめたところで、
拒否反応出たけど、パートナーとの別れのシーンが素敵だったから
区切りの良い6話目まで頑張れた。

なんで6話で断念したのか

①性的描写がうっとうしい、なんかしょうもない下ネタをずっと見せられてる感覚
萌えアニメが持てはやされる昨今に対してのアンチテーゼなんだろうけど、
そんなんいらんよ…

②ロボが結局いつものトリガー。
どんなに壊れても、破壊されても、情熱で全部のメカが復活、問題なし。
わかり切ってるから壊されても何も緊張感がない。ちなみに人間も同じ。
ケガとか何も関係ない。根性でなにも無かった事になる。キルラキルも、
グレンラガンも同じ。
『あー潰されてるねー、どうせ、どうせ、復活すんだろ。終わり。』
って感じ

もちろんね、どうせ主人公が勝つのはわかってることだよ?
でもさ
そこの勝ち方じゃん?リアリティの持たせ方じゃん?

『右腕と、メインカメラがやられても、まだ!」みたいなところがさ
ロボットもの醍醐味じゃない?

初代ガンダムが頭部が無い状態で勝ったように

パトレイバーの最終戦で
性能的に劣るアルフォンスが
グリフォンにロープを巻き付けた事で、
状況的にも警察的にも、勝利を確定させたように、

ガルガンティアで、チェインバーが人格を持ち、
主人公を守る為に全ての武器を失っても、
機械としての自分を投げ打つことで勝利したように…

そもそもさロボットっていう科学的な根拠を持たせて
ストーリーを作ってる、疑似科学の確固たる根拠や見せ方が必須。
なぜなら、自分が感じたように、物語内のリアリティさえも損なうから。


もちろん、熱血あればなんでもあり、みたいなジャンルが好かれるのも
わかる。
それでも、整合性は持たせなければいけない。
しかもそれを序盤に提示しないと、わだかまりが
視聴者に残ったまま見続けることになる。

例えば
エヴァなら、第一話でエヴァ自体が魂を持っている事を
「シンジが搭乗してない状態でシンジを守る為動く」ことで、
提示している。
Gガンダムなら初めから、世界観(体全身で動かしたり、
そもそも科学的説明は一切省いている)、リアルなガンダムと違う事が
わかるように情報をちりばめ、設定している。

こういう、説得力を持たせる、丁寧な作り込みが見られない。
重ねて言うが、説得力=科学的根拠ではない、
その物語における整合性と説得力だ。

整合性が欠けている顕著なシーンとして
{netabare}
手にパスコードの様なものを埋められる技術力があるのに
手を合わせるだけで通れるガバガバセキュリティ。
これは
「ダンスをしている様に二人が手を取り合うことで、
ルールや、困難を乗り越えていく事を暗示」を描きたい為に、
設定をないがしろにしているシーンだ。
このシーンを見て、たいていの視聴者は
「セキュリティガバガバやんけ」って感じたのではないか?
こういう雑なシーンが沢山出てくるのだ。

追加で言えば
主人公が覚醒する間際に見る、ゼロツーの首が折れてる様なシルエット、
実際は首が折れてる様な事態にはなってない。
ショッキングに描きたいから、そう描いて、そこの整合性は無視している。

こんな風にいっぱいある。いっぱい。

あんな潰れ方したパートナーに対しての、リアクションも
めちゃくちゃ薄い。感情抑制する訓練でも受けてるのか?てレベル。※ゾロメでわかるように、全くそんなことはない。結局生きてるし。
{/netabare}
リアリティの薄いロボット、バトル、
最終的に宇宙規模とか概念が敵になり、
感情の高ぶりと情熱で全てを解決。
これがトリガーのオリジナルアニメ、ずっと一緒。
グレンラガンとキルラキルでもうお腹いっぱい。
飽きちゃった。
ハラハラドキドキするのが馬鹿らしくなって
真剣に見るのが馬鹿らしくなって
見る事自体が馬鹿らしくなった。


追加で言うなら、
このコヤマシゲトさんのロボットのデザインがめちゃくちゃ好みと合わない。1シルエットがダサい、2色がダサい、3、しかもオリジナリティが無い。
永野護大好きな自分としては、全く受け付けないデザインだ。
あとヒロイン。このゼロツーみたいな記号の塊みたいな、魅力もなにも無いありふれたキャラクターがかわいいってキモオタの性質はよくわからん…。デザインガーというなら、それは好き嫌いなので何も言うことはないけど、こんなビジネスキャラに魅力を感じるとは…

10/6追記 こんな作品が全てのアニメ作品の中で278位????
悲しい…笑 もっと他作品を見て欲しい
この作品が凄い!画期的!面白い!と感じる人達には
この作品以上のまだまだ面白い作品はごまんとあるよ!

おすすめ
ロボットアニメが見たいなら
ライトなら 翠星のガルガンティア、マジェスティックプリンス
やや重くても良いなら 86、蒼穹のファフナー
ヘビ-なら パトレイバー劇場版
ロボットメインじゃなくても良いなら ギアス

ちなみに僕はガンダムシリーズ ほぼ見てるけれど
ほぼおすすめしません。だって面白くないから笑
あGガンダムは面白いよ、今見たら古くて無理かもやけれども

投稿 : 2022/10/05
閲覧 : 703

Sophia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動の押し売り

TRIGGER特有のごり押し感動熱血バトル作品に恋愛要素を加えた作品。
意外とSFとしての設定はしっかりしてる。相変わらず畳みかけるような超展開だが、気にしてはいけない。
ディストピアな世界観での恋愛模様を描いている。ごり押しの感動でもうるっと来たので、悪くない。
お涙頂戴を王道展開でたたきつける感じ、嫌いじゃないよ。
けど多分TRIGGERの他作品嫌いな人には合わない。

投稿 : 2022/09/18
閲覧 : 263
サンキュー:

2

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オリジナルSFロボアニメ。いろいろと新しいロボアニメ。

オリジナルSFロボアニメでした。
世界観も叫竜と戦うためにフランクスというロボットに男女ペアの子供たちが乗って戦うとか、ロボットのデザインも少女のデザインを意識しているとかで今までのロボットアニメではない要素もありシナリオもとてもよく見ていくうちに毎回先が気になる終わり方で、最後まで面白かったです。

時折「エヴァ」や「グレンラガン」を意識している所は正直ありましたが、それだけ影響を与えているということなので、特に気にはなりません。

設定としてもゼロツーと叫竜の設定や途中の絵本とか伏線の張り方とかはうまいなと思いました。

投稿 : 2022/07/25
閲覧 : 257
サンキュー:

21

ネタバレ

をぬ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

合理性と本能。

子供が乗るタイプのロボットアニメ。

思春期の少年少女がイチャついてると
えっちなのはいけないと思います!
と宇宙人が攻め込んできます。

え、違う?
面白かったです。

投稿 : 2022/07/11
閲覧 : 338
サンキュー:

2

ネタバレ

Lollipop さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

ゼロツーの魅力が全て。

投稿 : 2022/06/15
閲覧 : 157
サンキュー:

1

ネタバレ

もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

SF/設定厨には楽しめる

見やすさ☆2.5。
2,3話見て設定が読み取れた。先の展開は読めたが,こういうシリアスな設定は好きなので私としては楽しめた。パイロットスーツに加え,四つん這いになった女の子と一緒にロボットを操作するという設定はエロさを追求しているなと感心した。イメージとしてはグレンラガンに近いのかもしれない。

投稿 : 2022/05/15
閲覧 : 223
サンキュー:

10

秋川 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

12話で視聴断念

最初の4話くらいまで面白かったから期待して見てたけどそっからはしょうもない戦闘が続いて萎えました。青髪の女の子が可愛いかったのでなんとか12話まで見れた。

投稿 : 2022/05/12
閲覧 : 304
サンキュー:

2

ネタバレ

らすから さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

独特な世界観設定

皆さんロボットものということで設定がありきたりだと書かれているが、私が着目したのはマグマエネルギーとその影響で元々人が住んでいたところが壊されずに残っているのに人が住んでいるというところ。勉強不足なのかもしれませんが初めて見た設定。ゼロツーっていう名前の響きもいいですよね。これは人によりけりだとは思いますが。一見の価値アリだと思います。

投稿 : 2022/04/07
閲覧 : 221
サンキュー:

1

ネタバレ

じゅぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2週目見た感想

ニコニコdアニメ支店で。
1週目すごい面白く感じた作品。
2週目は1週目面白かった記憶があり、記憶補正があったためかあれ?こんな感じだっけということが少しあった。でも、面白かったです。
制作がグレンラガン、キルラキル等の主要メンバーが関わっている作品なので流れはそんな感じ。
キスやそこら辺の要素が設定に関わっているため定期的にキスしたり、いろいろあるので苦手な人はきついかも。
終わり方、最後の方は賛否両論あると思いますが、僕はよかったと思います。

投稿 : 2022/03/22
閲覧 : 224
サンキュー:

2

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

純愛とは一体

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(DARLING in the FRANXX) は、TRIGGER・A-1 Pictures共同制作による日本のテレビアニメ作品。公式略称は『ダリフラ』。2018年1月から7月にかけてTOKYO MXほかにて放送された(wikipedia)

全体的な流れは超展開も含めて割と好きな方だった。当時は細かい粗とか色々見つけてた気もするけど完全に忘れてるのでその辺は割愛。「Code:002」はあからさまに「おに(鬼)」なんだろうけど、ゼロツーという通称はあまりに無機的なのでもうちょっと良い候補はなかったんだろうかと思った。「レニ(02)」とか「リャン(2の意味)」とかじゃダメだったんだろうか。
それともひょっとしたら大昔ロボットアニメに出てたプルツー辺りをオマージュしたのかも。鬼+ダーリンでラ〇ちゃんの方ばかり意識してたけど案外ありそう?

ついでにイクノ「Code:196」に関してのwikipediaの記載から引用する形になるけど

--「Code番号の関係で「イクロー」という男性的な名前がつけられそうな流れだったが、イチゴが"6"を時計回りに90度傾けると"の"と読めることを指摘し、"イクノ"という名前になったことが明かされている。」--

だったらミツル「Code:326」は何なん?とか思ったものです。ミツローではダメやったん?とか。「6」を「る」と読み替えた天才は誰?とか。「る」がいけるなら「よ」もいけそうとか。まあ細かい話ではありますが。

さて本作品は、主人公ヒロとゼロツーは実は幼い頃から面識があり、その時からゼロツーは記憶を失いながらも彼の事を想い続けていたという純愛系ストーリーを根幹に据えて進んでいく。

(予定に反して長くなったので長い部分をネタバレ扱いで省略します)

{netabare}そして記憶を失いながらも再開したふたりがまた記憶を取り戻し……という過程を踏むのだが、その間にゼロツーはヒロを利用しようとした。当初彼女にとって「過去の少年」と「現在のヒロ」は別人であり、優先すべきは「過去の少年」だったからだ。結果として「過去の少年」と「現在のヒロ」が同一人物であることが明らかになったためとりあえずめでたしめでたしとなったわけだが、果たしてこれを本当に純愛と言って良いのだろうか?実際のところ、もし記憶が戻らなければそのまま悲劇となるところだったのだ。(なんかそんな古典ありそうだよな~)

女性ならばこういった経験はないだろうか?それまでは大して興味をそそられなかった人が実は昔から憧れてた某有名学校出身だとか超大手企業に勤めてると知った途端ステキに見え始めるような。男性でも、相手が同郷や同窓生だとわかった途端急に親近感が湧き出る現象。これって実際のところは相手の属性が(実際は嘘かもしれないが)一つ明らかになっただけに過ぎないのにも関わらず見え方が全く変わるわけだが、今回のヒロとゼロツーの関係も広くはその範疇にあるものと考えた。

もっとも二人は作中で一種超常的な経験のもと二人の過去を確信したわけだから前述した例と全く一緒とは言えないが、ゼロツーが本当の意味でヒロを好きになったのは記憶を取り戻したからに過ぎず、逆に言うと今のヒロに関しては然して気持ちを動かされていなかったわけだ。今のヒロを好きになったのはあくまで彼が過去の少年だったからに過ぎず、ゼロツーが見ているのは常に過去の少年の延長でしかない。

例えるなら一発屋のアーティストなんかがその後も色々苦心して作品を生み出しているにもかかわらず、やってくるファンは「昔好きでした~」みたいなのしかいない現象。その人は今の頑張ってる自分を見てくれてるわけではないというやつ。実際のところヒロの扱いもこんなとこ。今まで散々彼女のために尽くしてきたことそれ自体ではなく、過去に助けてくれた人と同じだったという事実が彼女の心を動かした。

ということを考えたりしてたので当時は周囲の意見に反して「こんなの全然純愛じゃないやん」と思っていた。純愛を謳うんなら(そもそも謳ってたかどうかは置いといて)彼女の中で過去の少年と今のヒロへの想いの狭間で葛藤する描写でもあればなーとか思ってた。なので今回この話をレビューに代えて終わろうと思ってたんだけど、改めてちょっと考え直してみるとそう単純な話でもないなと気づいたので大変申し訳ありませんがもう少しお付き合いください。(結果予定に反しすごく長くなった……)

というのもこの作品ではオチ的に言って「魂」のようなものが実在し「今日は(死に)別れた恋人たちも生まれ変わってめぐりあうby中島み〇き」なことになるわけだから、そう言う視点に立てば意識や記憶を超越した魂レベルの縁と言えなくもないのかなあと思ったりしたわけです。

来世で再会を果たせるぐらいなのだからそもそも二人が惹き付けられたのは過去からの因縁があったからだという可能性があって、意識レベルではともかくそういう「縁」から見たらやっぱり純愛系なのかなあ、と。

それで「ええ話や」で終わりたいのは山々だけど、それほど魂の結びつきが強いとなるとその人生で培った記憶や歴史、人間関係を全て吹っ飛ばしてしまうわけでもあり、運命の相手的なのも考え物かもとちょっと思ってしまったり。過去に別れた恋人に来世わざわざ会いたい?(人による)
魂レベルで繋がってはいるものの意識レベルではそうでもない人から一万年と二千年前から愛してるとか言われたり、一億と二千年あとも愛してるみたいなアク〇リオン的なこと言われても困らない?(人による)

意識的にはそれほど想ってない相手と魂レベルで強く縁がある人と、魂レベルではどうということもないけれどその人生で互いの縁を培ってきた相手、果たしてどっちがいい?ダリフラはある意味そういう問題提起をはらんだ作品と言えるのではないかなと思った。もっとも現実世界に輪廻転生を繰り返す「魂(≒実体≒アートマン)」のようなものがあるかどうかは何とも言えないわけだけど。

そういえば一昔前までの作品では基本的にいわゆる「幼馴染」的ポジションのキャラが正ヒロインでそのキャラと結ばれる結果になることが多かったけど、昨今ではそう言ったキャラはむしろ「かませ」扱いされることが増えているように感じる。ダリフラでも実質そういう作品だと思う(例・イチゴ)。
何故そういうことが増えたのか?単に奇をてらってるだけの可能性もあるけど、そういう運命感を増やしたいという意味もあるのかな、とちょっと思ってみたり。いやいや幼馴染でも充分運命の相手でしょ?と言われるかもしれないが、後に現れた人物と結ばれる方がそれまでの主人公の物語を塗り替えてしまうから「運命の相手」感が強くなると思うんですよ。
一方でダリフラでもそうだけど、そういう相手は結構な確率で幼少期に運命的な邂逅を果たしていたりするわけで、これがある意味前世の代用シーンみたいなもんかなあと思ったり思わなかったり。ちょっと卑俗な話になるけどN〇Rものが流行るのはその逆説みたいなものに見えて「上書き」ものとして見たら一緒なのかなあ、と。いや、正しく例えるなら「塗り替え」や「上書き」じゃなくて「浮かび上がり」かな。本質≒魂の露呈と言いますか。

{/netabare}

話が脱線してたので強引に戻して……もう一つこの作品で覚えているのは最終的にイチゴの相方はイクノにしてやれよと思ったことかな。彼女あんまりにも救われなさすぎでしょ。テーマから言っても生産性にこだわったんだとは思うが……
コクピットであからさまにバ〇クきめてるかのような設定なども含めてこの頃(2018年)はまだポリ〇レ的な流れがあんまり来てない時代だったんだろうな~。

え?それを見てエロく感じる奴がエロいだけって?し、しし失敬な!そんな目でなんて欠片も見てませんよ!ええ本当ですとも!

あ、ちなみにタイトルの「純愛とは一体」は問いかけの意味と一つになることの意味のダブルミーニングだったりしますよ(^^)

投稿 : 2022/03/15
閲覧 : 270
サンキュー:

5

ネタバレ

てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すごく面白かった・・・中盤までは

あくまでも私個人の感想です。中盤まではすごく楽しく観ていましたが最後観終わった後のモヤモヤ感。
中盤あたりののイチゴのゼロツーへの頑なな拒絶や後半のヒロの周りなんかどうでもよくて思い込みだけで行動してるようなところ、そして後半ストーリーの意味はなんとなく分かるんだけどもっと説明とか必要じゃないの?ってところが個人的にはストレスでした。

投稿 : 2022/02/25
閲覧 : 292
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

おもしろい

おもしろい

投稿 : 2022/01/07
閲覧 : 212
ネタバレ

神谷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想!

ダーリンインザフランシス

あにこれでの評価が低すぎる!!!これはもっと評価されてもいい!

感想!

感動できました!

この作品は面白かったです!どういうところが面白かったのか!

・テーマ

科学技術が進歩した精神体で生きるのか、それとも成長を諦めて人間らしさを貫くのか。
うーん私は最後のテーマに感動しました。
これだけ見ると前者の方が良いような気がするんですが、最後の最後まで見るとテーマの重要性がわかります

 テーマに関係あるモノ
・恋愛ものとロボットモノを掛け合わせ

 テーマを描く上で大切になってくるのが愛です。人間が精神世界で生きるのであれば人間らしさは失われます。
 ほら、よく都市伝説で人間がロボットになって、パソコンの中で生きればいいということがありますよね。いわゆるトランスヒューマニズム。
 もしあれになったら人間は子供を産まないでもいいじゃないですか。

 このアニメは戦闘をするたびにヒロインとの恋愛が進み、仲良くなっていきます。
 主人公は誰と組んでも、上手くロボットを操作できないパイロットの一人。一方、彼女は誰と組んでも相手をダメにしてしまういわゆるエイズ持ち女のようなもの。
 ロボットは男女で組まないといけないんですけど、主人公は誰とも上手く乗れない人です(要するに誰とも上手くセックスできないと考えてもらっていいです)
 主人公とパイロットは違うモノ同士で、女の方は完全にエイズ持ち女のようで、組んだパイロットをみんなダメにしてメチャクチャにしてしまいます。
 そんな彼とエイズ持ち女が組むことによって、ロボットを動かすことによって死闘を繰り広げられていくのですが。ロボットは暗喩で、パイロットは男女で組ませカップル、セックスの暗喩のようなものだと思ってください。(あらすじ引用)

 ここから先はネタバレになるので端折りますが、主人公とヒロインは戦いを通して愛を育みます。最初は正反対の二人だったんですが仲良くなり、そしてやがてベストパートナーになっています。
(まあ主人公が誰とも組めないというのが童貞を暗喩しててオタク向けなんですがそこら辺は置いといて)

そしてやがて二人は運命の糸で繋がってたということを実感して、最終決戦への向かいます

{netabare}
 最終決戦の敵はロボットを比喩した成長した人類のような存在です。
 人間らしい男女のペアが戦争に勝利するのか、それとも機械によって発展したロボットたちが勝つのかという二択を突きつけられます。

 そして主人公たちは選び取ります。それは成長を選ぶのではなく、それを捨てて人間らしい生活を選ぶことを。
  {/netabare}

 この作品のテーマは、

 グレイのような容姿や違いがない何もかも平等な生物の方が強いのか、

 それとも、個性があり、人間らしい生活があり、文化がある生物の方が強いのか、

 そのどちらを選ぶのかということをテーマにしています。

 ということを内包しておるラストになります。

 ★

ポイント

 違いのない生物では強くなれないということをこの作品では主張しています

 この作品の主張は一貫してこうです

 違いのない生物では強くなれないということを主張しており、主人公とヒロインのような違いのある人間がくっつくことでより優秀な生物が生まれる。もし生物の違いがなければ、ここまで文明は発展しないという結論を出しています

 もちろん、これに対してそれは違うという意見もあるかもしれませんが、このテーマ性こそダリフラの良いところであり、自分はこの作品があにこれで評価されていないのはおかしいと思います。もっと評価されても良いのではないかと感じます。

___ここから作品の良いところ

  ・恋愛ものが好きな方にお勧め

 もちろんこれが大衆受けするかと言われればそうではありませんが、少なくても自分がラブストーリーの中ではとても良い部類に入ります

 ・主人公とヒロインの違いがいい

 主人公とヒロイン(エイズ持ちのようなパイロットを次々とダメにしてしまう)との恋愛描写が丁寧で、やや見ている方をどきどきさせる

 ・最後の展開が感動できる

 感動できる

 ・サブキャラクターのテーマもいい

 他のキャラクターも違い終始恋愛を描いています


 ・総評

 この作品はもっと評価されてもいいはずです!自分はこの作品を評価します!

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 278
サンキュー:

5

ネタバレ

alfa_pad さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久しぶりにイッキ見した作品

王道な感じのアニメでした。
以下好きだったポイント
・作画きれい、
・音楽いい感じ、
・アニオリ2クール
・戦っている理由が後々わかる
・{netabare}めちゃくちゃ好みだけど明らかに結ばれなさそうなヒロイン{/netabare}
・2クールなため、キャラ一人一人の物語が丁寧に描かれている

など好きだったポイントが多かったためイッキ見できました。

途中、不穏な場面はありましたが見るのやめるほど最悪な展開はありませんでした。そこは変に捻らず王道で進行してくれたのもポイント高いです。

ちなみに私はイチゴ推しです。

投稿 : 2021/11/27
閲覧 : 252
サンキュー:

8

ネタバレ

うゆ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生でいちばん大好きな作品のひとつ

間違いなくこの作品はオールタイムベスト級に大好きな作品

投稿 : 2021/11/14
閲覧 : 274
サンキュー:

4

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

がんばれトリガー

男女でロボに乗る設定最強、萌えロボとキャラ最強、声優(特にイチゴ)最強、勢いとライブ感最強、あとはどうまとめるか、でしたね。半年一年遅らせて二期に分けたほうが諸々詰めれたかもしれません。観てるだけの視聴者ながら「がんばれトリガー」となりました。

投稿 : 2021/10/13
閲覧 : 317
サンキュー:

2

もじゃんぼ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エヴァとグレンラガン

熱くて泣けるアニメを探していて、もうあらかた見ちゃったよという人はおすすめ。

エヴァンゲリオンとグレンラガンが好きな人は最後まで観られちゃうアニメ。

別に1クールでも良かったんじゃないかと思う。

戸松遥が好きでも観られる。
69点って感じ。
最近アニメつまんないなあって人でも楽しめると思います!

投稿 : 2021/10/04
閲覧 : 314
サンキュー:

1

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

花が美しいのは何のため?鳥が鳴くのは何のため?

この話は、ロボットものと見せかけておいて、そうではありません。
むしろその特殊な操縦方法こそがこの話のキーとなります。
ロボットは花の名前にちなんだもので、男女1組となって操縦します。
操縦者は、ステイメン(おしべ)とピスティル(めしべ)と呼ばれています。

この話の背景は、不老不死を得る代わりに生殖能力を失ってしまった人類です。
失ったというより、必要がないからと自ら進んで切り捨てたと言った感じです。
つまり、生殖なんて「そんなめんどくさいこと」する必要ないと言うのです。

しかし、それでいいのでしょうか?
花が美しいのは、子孫を残すための生存戦略です。
鳥が鳴くのは、パートナーを探す求愛行為の1つです。
人間だって、着飾り、惚れた腫れたに一生懸命です。

しかし、人間は、不老不死得ると相手を積極的に求める活動はしなくなります。
そのため、ただただ静かに「凪」のような生活を永遠に送るのだそうです。

では、人間らしさっていったいなんでしょうか?
それは、限りある命を燃やす中で、いかに次の世代に新しい命をつなげるか。
それに一生懸命になれるからこそ生まれるのが人間らしさです。

この物語では言います。私たちはみんな、いろいろめんどくさいと。
でも、それでいいのです。こういうのの積み重ねが生きていると言えるのです。
そして、登場人物たちは、自分がいなくなる前に何かを残したいと思い始めます。

この物語は、男女の愛の結晶のあり方について、ど直球の勝負をしてきました。
その象徴がロボットの操縦方法にも表れています。

ちなみに、露骨な性的表現はありません。
しかし、コドモには分からないけど、オトナになら分かる。
そんな、いちいち確信犯的な言い回しや演出はでてきます。(特に2話目)
そこは、賢い大人のみなさん。クールに苦笑いで見守りましょう。


タイトルの「DARLING in the FRANXX」は、そのままの意味です。
しかし、その本当の意味が分かるのは、終盤になってからです。

そんな終盤(21話)からは、話が思わぬ方向にぶっ飛んでいきます(笑)
それまで積み上げてきたものを気持ちよく一掃してくれました。
それをサプライズと見るか、開いた口が塞がらないと言うか・・・。

22話からは、さらに「うわぁ。もしかして、やっちゃった!?」と思います。
でも、それは見せ方の問題で話の筋自体は悪くはないです。
そう思うと、そんな演出も「まぁ、よし」と許せるから不思議です。

このお話を観ていて、やはり思い出すのは児童文学の「泣いた赤鬼」です。
-------------------------------------------
【泣いた赤鬼】浜田廣介作 あらすじ
{netabare}
とある山の中に、一人の赤鬼が住んでいました。
赤鬼はずっと人間と仲良くなりたいと思っていました。
お菓子もお茶もあるから遊びにきてと人間に伝えました。
しかし、人間たちはそれを疑い、誰一人遊びに行きませんでした。
赤鬼は非常に悲しみ、落ち込みました。
それを見かねた友達の青鬼が人間と仲良くする手助けをしてくれました。
それは、青鬼が人間を襲うので赤鬼がそれこらしめ人間を助ける作戦でした。
作戦は成功し、赤鬼は人間と仲良くなりました。
しかし、それ以来、青鬼は赤鬼の前に姿を現さなくなったのです。
実は、青鬼は人間と仲良くなった赤鬼を気遣い置手紙を残して姿を消したのです。
それを知った赤鬼は、涙を流して泣きました。
{/netabare}
-------------------------------------------
この話は、結果的には、赤鬼さん、青鬼さん、両方にとって悲しいお話です。
もし、この話に続きがあるのなら、また仲良く一緒になれるといいなと思います。
そう思いながら、この「ダリフラ」を観るのも乙なものではと思うのです。

この作品は、観ても損はないと思います。
自分はこう言う設定は好きです。
古代文明が存在し、なぜ滅んだのか。王道のロマンです。
そして、その理由が実は全宇宙の出来事とつながっていたなんて、SFです。

確かに突っ込みどころも、えぇーって思うところも沢山あるのも事実です。
最後は面白かったのか?これはいったなんだったのか?の区別も曖昧になります。
それでも、とても壮大な後味感を楽しむことができる作品だと思います。

投稿 : 2021/09/25
閲覧 : 332
サンキュー:

12

ネタバレ

まいむえたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣くつもりじゃなかったのに勝手に涙が

ストーリーは引き込まれる物があって最終話は勝手に目から涙が出てきました。

ただ無理やりアニメっぽい描写(水着シーン、ロボット戦闘シーンなど)がちょっと邪魔してるかなと感じた。

どのような形でもいいので後の物語を作成してほしい

投稿 : 2021/09/10
閲覧 : 222
サンキュー:

2

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

男女の愛が生命をつなぐ。この時代によく言い切ったと思います。

 本作は露骨な「トップをねらえ」の第6話のオマージュでラストを締めくくっています。本作ほどの高水準のアニメを作るクリエータたちが「マネ」でやるわけもありません。一つ目は「別れ」ですね。仲間たちに2度と会えないという事。次に「帰還」です。つまりあの2人は帰って来たんだと言いたかったのだと思います。

 ただし帰ってきた意味合いが違うわけです。これは「輪廻」ですね。生命は回りまわっているんだと言うこと。これは生まれ変わったからハッピーエンドということではなく、2人の死の意味が地球で花咲いて、また命が生まれ始めたということでしょう。だから偶像は壊れ、桜として花開きました。
 それは、本作の大きなテーマである「生命は男女で子孫を残してゆくことが未来につながる」ということにつながります。2人の子供から読み取れます。
 ラストのこのシーンだけでテーマが読み取れる工夫をしたんだと思います。

 大人対子供は、停滞VS未来への可能性でした。長寿社会の停滞、共同意識VS個別意識もありました。こうやって1つ1つ並べるとテーマがいっぱいで説教臭いしどっかで見たような主張ばっかりという感じもしなくはないですが、これをまとめるとどうでしょう。
 少子高齢化で生殖を諦めた今の日本の状況になります。恋愛の否定、男女それぞれグループを作って遊んでいる、童貞処女率の高さ、長寿化により生殖本能が無くなってゆく現状(実際に北欧などで男性の精子が極端に減少を始めているそうです)など。共同意識は情報社会で人とのふれあいの喪失なのかもしれません。
 一つ間違えると男女に限定した恋愛、出産肯定の話なので今の社会でこれを言い切ったのは勇気がいると思います。社会とは出産なくしては成り立たないので、本来あるべき主張ですが女性の権利の前にその主張は今やバッシングの対象ですので、是非はさておきよくぞ主張したと思います。

 ストーリーは役に立たなくなった人間の廃棄から始まるディストピアものから、謎の男女共同生活、謎の男女がエロい恰好で運転するロボット、そして謎の敵と謎だらけでした。そもそも主人公とのパーソナルな話も含めて、02は何者?というのがもちろんあります。

 ロボットバトルモノ、途中の結婚の結末までのストーリー、02と主人公のストーリーなど、それぞれ面白かったです。構成も良くて、学園恋愛ロボットバトルアニメとしての前半、SF的な説明と問題が大きくなる敵の正体が見える後半、全体を通じる愛情と生命のようなテーマが上手く絡んでいました。
 ただ、前半が分かりやす過ぎるため、後半以降であれ?という否定的な意見が出そうな危険な構成でもありました。

 アニメはとにかくキャラデザが可愛いのはもちろんですが、ロボットのデザインもエロ可愛いんですよね。これはすごいと思います。アニメも丁寧につくってあり、作画や演出は見事だったと思います。

 男女の恋愛、そして次の世に命を繋ぐ。難しいテーマを面白いストーリーに仕立てたかなりいい作品だったと思います。
 視点の変化についてこれない人を振り落とした故に、作品の出来のわりに評価が低くなった気がします。また、トップをねらえの他、エヴァ、グレンラガン等々あえてオマージュした部分を誤解されたのかもしれません。

投稿 : 2021/09/01
閲覧 : 352
サンキュー:

8

あと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アニオリらしい序盤と失速

簡単に言えばエヴァ+グレンラガンの設定なので面白い要素しかないです。なんなら1クール目は謎が解けていく爽快感がとても気持ちよく、制作陣が特撮好きである(orエヴァのオマージュ)ので1話完結型でとても見易いです。OPEDも内容もロボットアクションも1クール目までなら4.5くらいの満足度です。なかなか楽しめます。キャラデザも田中将賀さんなのでめちゃくちゃ可愛いですね。
ただ2クール目からの展開の広げ方と投げやりな設定がちょっと見ててあまり面白いものとは言えないですね。後半はかなり惰性で見てました。やはりオリジナルアニメなので序盤は良いんですけど後半のまとめが出来ずにどっか行ってしまいますね。最後らへんの展開もここまでの話でやってきたことの繰り返しで、ロボットアクションも雑になりますし、作品としての評価はやはり最後までいってしまうと低くなります。脚本もかなり雑でしたね。
結局設定自体最後まで生かしきれず、既視感のあるアニメのまま終わってしまいました。内容自体は序盤はかなり面白く、ロボットアニメ感も全然無いので結構楽しめますし、後半はテーマが変わりメッセージ性がかなり強い脚本になるので結構気持ちいいところはあります。話が破綻するまでにはいってないのでエヴァやグレンラガンを見た事がなく、後半の展開に長い目でついていける人なら楽しめるのかも。

投稿 : 2021/08/03
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サンキュー:

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ダーリン・イン・ザ・フランキスのストーリー・あらすじ

遠い未来。人類が荒廃した地上で生き抜くために作り上げた巨大移動要塞都市では、名前のないコドモたちが戦うことだけを教え込まれながら、毎日を過ごしていた。コドモたちの1人であるヒロは、角が生えた謎の少女ゼロツーとの出会いを機に彼女のパートナーとなり、命を懸けた戦いに身を投じることとなる。(TVアニメ動画『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のwikipedia・公式サイト等参照)

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放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
トリガー / A-1 Pictures
主題歌
≪OP≫中島美嘉『KISS OF DEATH』≪ED≫XX:me(キス・ミー)『トリカゴ』

声優・キャラクター

上村祐翔、戸松遥、梅原裕一郎、市ノ瀬加那、田村睦心、山下七海、後藤ヒロキ、早見沙織、市川蒼、石上静香、小西克幸、井上麻里奈、堀内賢雄

スタッフ

監督:錦織敦史、副監督:赤井俊文、シリーズ構成:錦織敦史/林直孝、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀、メカニックデザイン:コヤマシゲト、アクション監修:今石洋之、ミストルティンデザイン:中村章子、叫竜デザイン:岩崎将大、美術設定:塩澤良憲、美術監督:平柳悟、色彩設計:中島和子、3Dディレクター:釣井省吾/雲藤隆太、3DCG:スタジオカラー/A-1 Pictures、モニターグラフィックス:座間香代子、撮影監督:佐久間悠也、音楽:橘麻美、音響監督:はたしょう二、編集:三嶋章紀

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