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「宇宙よりも遠い場所(TVアニメ動画)」

総合得点
93.9
感想・評価
2817
棚に入れた
9819
ランキング
12
★★★★★ 4.2 (2817)
物語
4.3
作画
4.1
声優
4.2
音楽
4.1
キャラ
4.2

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☆の総合評価
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宇宙よりも遠い場所の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – JKが生き生きしている

花田十輝脚本のオリジナルアニメ

JKがレポーターとして民間南極探検隊に参加する青春、友情物語


<メモ>
子供っぽいJKが主人公のアニメが苦手なので観ていなかったのですが評価が高いので期待して視聴。
前半なぜここまで評価が高いのか分からなかったけど、後半の南極編はうるうる来ました。報瀬が日向の自称友達に怒るところとか未読メールのカウントが増えるとことか。

JKが南極に行く話というのは知っていたので南極で寒さと戦ったり動物を観察したりする話かと思っていたので、南極に行くまでの過程と彼女たちの成長に重点が置かれてるいのは意外。

JK4人にはそれぞれ悩みがあり、
・キマリ ここじゃないどこかへの憧れと幼馴染めぐっちゃん頼り過ぎ問題
・報瀬 3年前南極に取り残された母のいる南極に行き気持ちにふんぎりをつけたい
・日向 同級生の裏切りにあい高校を中退しアルバイトしながら大学を目指している
・結月 子供の頃から芸能活動で忙しかったため友達がいない

南極で過ごすうち各々がこれらを乗り越えていく過程が秀逸。

ただ、報瀬が母の事で辛いのは分かるけど、親友を助けられなかった隊長も心に傷を負っているであろうことに気遣いがあってもよかったかな。
それと、フィクションでも時化てる時に甲板に出るのはやめておくれ。

めぐっちゃんも「ざまあみろ」って叫んだかな?


<主要登場人物>
・玉木 マリ(キマリ):水瀬いのり
・小淵沢 報瀬(しらせ):花澤香菜
・三宅 日向(ひなた):井口裕香
・白石 結月(ゆづき):早見沙織

・高橋 めぐみ:金元寿子  キマリの幼馴染

民間南極観測隊
・藤堂 吟:能登麻美子  隊長 報瀬の母貴子の親友
・前川 かなえ:日笠陽子  副隊長
・財前 敏夫:松岡禎丞  隊長に片思い中


<ストーリー>
高校2年の玉木マリは(キマリ)高校に入ったら「青春、する」と思っていたが学校をさぼってあてのないない旅に出ようと駅まで行くも、怖くなって学校に登校するような変化や失敗が怖い性格。

そんなキマリが学校の帰り同じ学校の女子生徒が落とした100万円が入った封筒を拾う。落としたのは小淵沢報瀬で南極から帰ってこなかった母を探しに南極へ行くための資金をアルバイトで貯めたお金だった。

報瀬に誘われ一緒に南極を目指すことになったキマリは資金集めのためコンビニでアルバイトを始める。
アルバイトで知り合った三宅日向も南極に一緒に行きたいと申し出る。
南極探検隊に同行を認められず苦悩しているところへ高校生タレントの白石結月が訪ねてくる。
結月は民間南極観測隊「南極チャレンジ」にレポーターとして同行することになっているが、行きたくないため報瀬達に代わってもらおうと思ったのだ。が、小さい頃から多忙で友達がいなかった結月は報瀬達となら良い関係が築けるのではないかと3人と一緒なら南極に行くとマネージャーでもある母を説得する。
こうしてJK4人が民間南極観測隊に同行することになる。

南極観測船「ペンギン饅頭号」に乗り込むのはオーストラリアのフリーマントルから。経由地のシンガポールでのトラブルや観測船での船酔いを乗り越えいよいよ南極に上陸。「昭和基地」で12月から3か月(南極の夏季)の生活が始まる。

報瀬の日常は南極に行った母を待っている間も母の訃報を聞いた後も何も変わらなかった。ずっと母を待ち続けているような気持ちを終わりにするため母の待つ南極に来たのだが、期待したような感動はなかった。
報瀬は前に進むことができるのか?


21.5.24

投稿 : 2021/06/16
閲覧 : 372
サンキュー:

18

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

前に進む勇気 進むのは辛く苦しく でも進んだ者にしか見えないものがある

女子高生が南極に行く。
あまりにぶっ飛んだ設定に
「どうせご都合主義の感動押し付けじゃないの?」と敬遠してました。
しかしあにこれでの評価が高いので、視聴開始。

【作品概要】
 女子高生が南極昭和基地へ旅立つ。
 荒唐無稽なその目標には金・人・モノありとあらゆる障害が立ちふさがる。

【作品に対する感想】
 えーと、不遜な理由で敬遠していて申し訳ありませんでした。
 最後の数話は涙腺決壊の連続でした。
 
 多少のご都合主義なんてどうでもよくなります。
 だってこの子たち、こんなに頑張って結果を引き寄せてます。
 
 女子高生故の軽いノリと笑い、若さゆえのがむしゃらさと痛さ。
 おっさんにはみんな輝いてみえます。
 
 私的には非常にバランスのとれた、熱い秀作と思います。
 ホントこれを視聴してよかったです。
  
1)物語
 女子高生のゆるーいところとガチの南極への道のりを同居させた
 すごい物語と思います。
 一部でしょうが、極地で必要な知識や技術も紹介されていて
 リアリティがあってよかったですね。

2)作画
 非常に美しい背景画から浮いて見える独特のタッチのキャラ画。
 ものすごくアンバランスで、最後まで違和感が消えませんでした。
 何か狙いあってのことかな?
 違和感故ちょっと減点です。

 OP「TheGirlsAreAlright」中のトリックアート的なカットは
 かなりツボでした。
 あと、最初のキマリが激しく寝返り打つ所。
 多分日常を一変するって意図がこもってるんだろうと思ってます。

3)声優
 みなさんはまり役でした。
 言うことありません。


4)音楽
 挿入歌がものすごくいい仕事してました。
 涙腺決壊の後押しとして十分です。

5)キャラ 
 ①玉木マリ
  発想はそれなりに柔軟ですが、思い切りが非常に悪い。
  キャラデザのほうもぱっつんがあまり好きでないだけに
  いまいち好きになれないキャラでした。
  ただ現状維持を否とし、打破しようとして足掻くのは嫌いではありませんでした。  
  そしてバカ正直なところが人を救うこともある…。
  彼女は少なくとも3人は救ったと思います。


 ②小淵沢報瀬
  行動力があるものの全体像が把握できずに向かう方向がずれるタイプ。
  さらに人との交流を絶ってきたため、対人スキルはほぼゼロ。
  この娘ある意味私に似ているせいか同調できる反面、
  やや同族嫌悪的な感情を抱きます。
  ただ彼女のまっすぐな信念、まっすぐな迷いは応援したく、
  助けたくなりますね。

   
 ③三宅日向
  この娘かなり好きです。
  俯瞰視が割と出来ていて、傷を背負って生きているところ。
  それを表に出さない強さ。
  バカを装ってますが、全然バカではありません。
  それっぽい名言がツボでした。
2週目見るとところどころで彼女の発言の重みに気づけます。

 ④白石結月
  この娘、主要キャラの中で一番好きです。
  キャラデザ(黒髪・たれ目)それでいて賢いのになんかずれている。
  早くから大人の世界に首を突っ込んだメリットデメリットが
  顕著な娘です。

 ⑤高橋めぐみ  
  事あるごとに消極的な発言が目立った子でした。
  その理由は分からないでもないんですが、傲慢なうえ余計なお世話。
  たまにいますよね。他者よりも上と確認してないと不安で仕方ない人。
  彼女の心情は理解はできますが、とても同調出来たものではありません。
  ただ最後の意外な行動は、彼女のキマリとの決別・卒業であり
  ある種自立の瞬間だったかなと。

6)好きなシーン
{netabare}
 ①バイト探し
  どう考えても怪しすぎるバイトに抵抗なく応募しようとする
  キマリと報瀬。
  嫁と二人で「アカンやろ」って突っ込んでしまいました(笑

 ②すいません、バカで
  阿吽の呼吸的な流れで笑わせてもらいました。

 ③勝手に許可証に印鑑押したキマリにキレたおかん
  水面下での心理戦。
  そしておとん、察してそっと扉を閉める。
  笑わせてもらいました。

 ④ルート工作/南極上陸
  細かい技術的なことを一部でもちゃんと描いてくれたのは
  うれしいですね。日本でもホワイトアウトの危険性が
  ニュースになるくらいですし。
  上陸の時の砕氷も知らなかったです。
  船の中での大変なところも描かれててよかったですね。
 

 ⑤@シンガポール
  両替が1:1のレートと思ってませんでした?
  手数料が発生するので、日本円→米ドル→日本円とすると
  元の金額よりかなり減ります。
  だから1日しか滞在しないとなると、必要な額に抑えておかないと
  損します。

  なお、マーライオンですがシンガポールのあっちこっちに
  大小いろんなのがいて、探すの面白いです。

 ⑥パスポート紛失事件
  報瀬の大演説、100万円を意地で叩きつけるのはウルウルでした。
  が、そのあとにまさかあんな結末になるとは!

 ⑦ざまーみろおおおおおおおおおおお!
  それぞれの立場でいろんな人に、方向に向かって吐き出された絶叫。
  もちろん信念だけでどうこうなるレベルの話ではないんですが、
  信念がなければ絶対無理だった到達点。
  ウルウルきますわ。

 ⑧三宅日向ブチ切れる そして報瀬もブチ切れる
  泰然自若…と言えば言いすぎかもしれませんが、
  どんなことにも悟った風な客観視をしている彼女ですが、
  生の感情を一人でぶちまけた貴重なシーン。
  彼女の達観したところは、そうせざるを得なかった出来事があったから。
  
  日向はそこから離れたことでやり過ごし、
  報瀬は無視することでやり過ごしました。
  でも目の当たりにするとやっぱり感情が揺さぶられます。
  こういうところが人としての彼女たちの魅力なんだと思います。 

  日向と報瀬の抱擁は涙ボロボロでした。
  「それが人を傷つけた代償」…まったくです。
  一生背負って生きていけって話です。
  謝って簡単に赦しを得ようっていうのが既に図々しいものです。
  一生背負ったうえで何か答えを得たのなら、勝手に自分で赦せという話です。
  そんなことまで傷つけた相手に頼ることが既に甘えてますよね。

  2019/10/14追記
  私の言いたいことをダンまちのヘスティアが上手く言葉にしてくれてます。
  本当に罪悪感があって謝りたいなら上っ面の言葉じゃなく行動で示せ!
  ということですね。


 ⑨思い込みだけが現実を理不尽を突破する
  いやホントそうなんですよ。
  意思がすべてを凌駕するわけじゃないけど、
  意思がないと凌駕することはできない。
  限界突破には割のいいことなんか考えて出来るわけないんですよ。
  人は弱い生き物だから、割に合わないことはやりたくない。
  でも本当にやりたい、実現したいことならばそんなこと凌駕する意思がいる。
  
 ⑩未読メール山積み
  もうなんというか、我慢無理です。
  気を遣って部屋の外にいる3人。 
  メールの受信が増えるほど、報瀬の想いが積み重なっていく。
  あふれ出る報瀬の涙がもう。

{/netabare}

投稿 : 2021/06/12
閲覧 : 669
サンキュー:

54

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少女たちの青春と成長

少女達4人の南極旅を描いた作品
「ここじゃない別の所へ行きたい!」そんな少女達の物語です。

最初は学校をサボって何処かへ行く事も出来なかった主人公キマリはある日、南極へ行くと言う変わり者扱いをされて居た報瀬に出会い南極へ行く決意をします。

彼女の母は南極で行方不明となっている事をしらされます。
そして、出会う4人の少女達。
結構面白かったです。

まず、南極へ行くと言う目的の中に少女たちは思春期だからこその悩みを持っていて、時にそんな悩みや過去にぶつかりながら成長して行くと言う形が私には面白く感じさせられました。
最初は出会って間もない少女達でしたが最終回までに旅がスタートから旅の終わりまでお互いを知りお互いを認め本当の意味で友達になったように思います。
中には感動するようなエピソードもありますし凄く面白かったと思います(´艸`)*
まさに青春の1ページのようなお話です(〃ω〃)

投稿 : 2021/06/12
閲覧 : 392
サンキュー:

40

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観てない人は観た方がいいです

つい最近もMXで再放送してましたね
再度観てもホントに素晴らしい作品です
アニオリストーリーとしてワンクールできっちり纏まってるし、話の展開に折り込まれるギャグ、感動、盛り上がっていくピークの持っていき方が特に秀逸です
声優陣も豪華ですが、キャラづけがメリハリ効いててメインキャラの誰にも感情移入しやすいく、サブストーリーがよくできてます
メインキャラは女子高生ですが出会って日の浅い関係ながら深まっていく友情がとにかくアツい

過去の名作は人気作品だけに続編が作られてそれも含めての名作が多いですが、たったワンクールでの名作という意味ではよりもいが断トツだと思います

投稿 : 2021/06/03
閲覧 : 237
ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高なんて言葉ではまるで足りない。私的ナンバーワンアニメ

 正直これより面白い作品は少なからずあると思います(ほんとに少ないですが)。ですが私の中でこの作品より好きな作品に今後出会える気がしない、それほど自分の中で圧倒的な作品でした。
 この作品はよく「泣ける作品」として紹介されたりするのですが個人的には泣けるのももちろんなのですがストーリー構成だったり伏線や演出にも注目して見て欲しいなと思います。そして何よりこの作品、泣けるだけじゃないんですよね。笑えるアニメでもあるし熱くなれるアニメでもあります。
 個人的に好きだった回はありすぎるのですが3、5、7、10~13話あたりでしょうか。
 第5話のめぐっちゃん回は「淀んだ水が流れ出す」というセリフがキマリだけでなくめぐっちゃんにも掛かっていて素晴らしかったです。
 そして第7話は個人的によりもいの中で一番熱い回でした。報瀬の自己紹介にそれぞれの想いを持った観測体のみんなが拳を高々と突き上げるシーンはボロボロ涙が出てしまいました。
 そして言わずもがなのラスト4話。結月ちゃん回の「ね」というセリフの回収だったりこれまでみんなと表面的に接してきた日向の爆発回だったりこれでもかというくらい涙腺をボコボコにされました。
 そして12話です。本作の一貫したテーマであった貴子の行方。泣く準備は出来ていましたが、軽々と超えていかれました。いしづかあつこさんと花田十輝さんの演出力がフルで発揮された回でした。本来これで終わっても全然最高のアニメなのですが皆んなの帰国までがっつりと描ききり、最後には最高のサプライズまで用意してくれる。とんでもない作品でした。
 最後にいしづかあつこさんと花田十輝さんのインタビューもあのシーンの制作秘話だったりを知ることができてとてもオススメです。

98/100点

投稿 : 2021/05/21
閲覧 : 664
サンキュー:

35

もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣けるアニメ

声優が水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織と有名な声優を起用していているが、声を感じさせない作品になっています。女子高生が南極へ行くという話で、シンガポールの風景や南極のオーロラなど作画もいいです。そしてこの作品で最も評価していることは女子高生たちの心情描写をしっかり描いているところです。

投稿 : 2021/05/17
閲覧 : 438
サンキュー:

27

じゃこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よりもい

場面場面にあった挿入歌が非常によく、観終わった時は旅から帰ってきて急に現実に戻った気がするあの感覚を体験できた。物語の流れも最高によかったし、普段アニメを見ない人とてもお勧めできる作品。女子高生が南極に行くという現実的にはとても難しいことを、しっかりとした話の構成や展開で、突拍子なものではなくとても現実的なものとして描いていることでより作品に没頭できた。細かい伏線や心情描写が様々なところにちりばめられており、そのようなところに注目してみるのもとても面白い。ぜひ多くの人に見てもらいたい作品です!!

投稿 : 2021/05/16
閲覧 : 322
サンキュー:

17

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

他人の夢に乗っかったJK集団?ケッ、と思ってたら、泣きました。

「宇宙よりも遠い」という題名で南極への困難な道のりに立ち向かうための、どこかの合宿所でテストや勉強、体力作り…など宇宙飛行士ものと似た話を想像していました。
 それぞれ南極を目指す目的を持った様々なライバルとの戦い、みたいなアニメだと勝手に思い込んでいました。

 ところが、1人のJKの夢に乗っかって、なんとなく日常を面白くしたいレベルのJK集団でした。
 リアリティの無い話で、あれよあれよと、南極に行けることになってしまいます。
 女性比率の高い平均年齢低そうな大学生みたいな集団が、南極に軽ーくついてしまいます。

 でも、面白いです。第1話だけは、えーJKの集団もの?となりましたが、いやいや脚本が素晴らしいんです。

 「南極観測隊」設定をきっちりしてそこをクローズアップする「宇宙兄弟」とか「ふたつのスピカ」みたいな話だったら、かえって全然面白くなかったかもしれません。
 5話までは、まあ、JKがわちゃわちゃ騒いでる、ご都合主義と取る人もいるかもしれませんが、特に7話以降の話はどれも本当に意味があるストーリーで、泣くことに口惜しさを感じないというか、感動ポルノとは対極にいるような…
 あ、シンガポールの話だけは必要だったかなあ、と思わなくはありません。
 10話から13話を見られて本当に良かったです。

 母の話で一本筋が通っているうえに、個々の人間のドラマが程よく押しつけがましくなく掘り下げられています。

 作画がどうことか、設定のリアリティとか、話とキャラが良すぎて、ちょっと評論する気になりませんが、南極にいって、アニメのレベルが上がった気がします。南極の風景とJKたちの活躍が本当にマッチしていました。

 見られて良かった、と素直に思えたアニメでした。

投稿 : 2021/05/13
閲覧 : 533
サンキュー:

33

ネタバレ

さざなみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ネタバレ含む

よくある泣けるか泣けないかだけで終わってないの所が、この作品が他とは一線を画す点でしょう。
5話で親友のめぐっちゃんとの別れで少しのモヤモヤを残したままだったのをラストで回収。
4人が南極へ行って、これまでの日常が壊れるのを恐れていためぐっちゃんが自分を変える為に北極へ、まるで「次はあなたが一歩踏み出す番ですよ」と言わんばかりのトスを視聴者に投げかけて終わるお洒落さ。素晴らしかったです。
自分なら親友の回収忘れて少し大人になった4人が南極の地を踏んで終わりみたいな駄作にしちゃう所です。

また細かい部分にはなりますが、単純な新幹線や飛行機の移動パートも離陸した描写の後、場面切り替わって目的地到着みたいなありがちな演出はせず、あえてダイジェスト的に描くことでそれぞれのキャラを深掘りして、その時の関係性なんかも見せてるのもいちいち上手いです。1クール13話という短い間に登場キャラクターに感情移入させて終盤で決めきる下準備も万全だなと。

投稿 : 2021/05/03
閲覧 : 233
サンキュー:

15

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

PCのパスワードは推測可能なほうが良いのか

 何も無い毎日が嫌になった普通の女子高生が南極を目指している子と出会って一緒に南極に行くお話です。それぞれ事情を抱えた2人が加わって女子高生4人(一人は中退ですが)の南極への旅とその過程での友情を丁寧に描いたストーリーです。
 設定はかなりリアルで、南極に行くためは兎にも角にも「おカネ」が必要でそのために主人公たちも民間観測隊のメンバーもかなり苦労する様子が描かれます。南極に着いてからの描写はやや少なめで、厳しい極限のシーンを楽しみにしているとやや肩透かしをくらいます。
 メインの少女4人については、主人公以外のキャラクターは色々な事情を抱えており、メンタルお化けの主人公を中心に皆で乗り越えていく様子は感動的です。しかしその主人公はとても薄いです。キャラクター解説がサポートキャラよりも短めです。主人公なのだからもう少しキャラ設定を厚くしても良かったと思います。
 声優さん達の演技はどのシーンも素晴らしかったです。花澤香菜さんは子供時代の演技も完璧で流石でした。

 作画はキャラクターと背景が明確に分かれているのが特徴ですね。背景は館林や東武線の駅がとてもリアルに描かれていました。南極は寒さがあまり伝わってきませんでした。吐く息が白くならないから描写しにくかったのかもしれませんが。
 音楽は物語によくマッチしていたと思います。

 可愛い女子が可愛いことする系の作品ではありますが、内容が濃密で年齢性別問わず楽しめる作品だと思います。暇な3連休などに纏めて見るのがおすすめです。
 
 

投稿 : 2021/05/02
閲覧 : 264
サンキュー:

7

ネタバレ

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

改めてみてみます。

日向ちゃんいい子!
がんばって南極行ってほしい!!

見終わりました。
はじめはキャラが全く好きになれなかったけど、だんだん好きになりました。
自分の欠点を認識していたり、過去が明らかになったり、
しっかりと人として存在しているなと。
ただの記号ではなく、血の通った人物たちだと感じた。

序盤は結構、日常的な物語で緩やかな感じなので苦手な人は苦手かも。
でも途中から登場人物たちが困難に向き合っていく。
ビックリするほどみんな成長する。

個人的には引き込まれて次も早く見たい!という感じではなかったが、
登場人物たちが困難を乗り越えるたびに、「よかったね、がんばったね」と
声をかけたくなる作品だなあと。
「次が気になる、次が気になる、いつの間にか終わってたー」という感じではないけど、
心が温かくなるような、存在感のある作品なのかなと思いました。


ちなみに、見ながら南極ツアーを検索したけど、200万円くらいで20日くらいみたいですね。
キマリたちも含めて、多くの人が調査をしてくれたから、一般人も観光地としていけるようになったのだろうか。
知らんけど。



下記は見始めたときの登場人物に対する不満なので、見る筆保陽はないと思います笑
{netabare}
2話)
自分は顔が知れてるからだとしても、友人に女売らせようとするとか・・・
同じ目標も持つ仲間ではないんやろうな。
利用できる人間でしかないんやろうな。悲しい。

マリも人に言われたことをうのみにしか出来やん・・・
ちょっとは自分で調べたら?

3話)
結月が勝手に南極行きを変わってほしいというのも、ちょっと・・・
世間知らずすぎるというか、あほすぎんか。
そりゃあ、タレントなんだし、周りも付き合いにくいだろ・・・
気を遣うだろ、接し方わからないだろ。

5話)
どうしためぐっちゃんww
口悪くなってるし、性格悪くなりすぎ・・・
高校生になってもこれって・・・

アニメってこんなんばっかりだけど、偏差値低い高校なのかな。。。
リアルだとこんな人間ほとんどいないと思うんだけど、私が周りに恵まれてただけなのかな。
{/netabare}

投稿 : 2021/05/01
閲覧 : 307
サンキュー:

18

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何かを求めて人は旅に出る

4人の女子高生が出会い南極チャレンジと言う企画を通して
「宇宙よりも遠い場所」でそれぞれが何かを掴む

物語としてはシンプルで「スタンドバイミー」のような
甘酸っぱい群像劇だと思うけど

この作品はキマリたち以外の人物もフォーカスされているのが
偶然ではなく必然になっている

出会いのきっかけになるシラセの動機には
同じ南極に向かって行方不明になった母・貴子があり

今回調査隊の隊長、副隊長は貴子と一緒に南極へ向った
藤堂吟と前川かなえ

彼女達が貴子との再会に執念を燃やしたからこそ
キマリたちのチャレンジがある

キマリの幼馴染めぐみはキマリ自らの意志で南極行く事に焦り
自分から離れる事でキマリの背中を押したように思う

他の調査隊員も初めは4人をお客さん扱いしていたが
共同生活を続けるうちに自然と仲間になっている様子も
回を進める事に見せていた

このバランスと言うのも非常に精巧に作られていて
初めはサムシング吉松のキャラデザになれなかったのに
終盤に入るとしっくり馴染む

過剰な泣かせ演出で十輝先生の十八番展開と分かっていても
感動させてもらった

EDの「ここから」は南極での体験を彼女たちがどう紡いでいくか
願わくば吟とかなえのような信念を持って
再びチャレンジしてほしい

投稿 : 2021/04/30
閲覧 : 244
サンキュー:

9

byGar61324 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動と青春だけじゃない

最初はどこにでもあるようなアニメの印象を受けましたが、非常に丁寧に作られており良く出来ていると思いました。
南極行くだけでまさかここまで大きな冒険になるとは思いませんでした。
また、面白いだけではなく、南極に行くまでの過程が細かく描かれており大変良い勉強になります。
この作品を見て私も何かに挑戦しなくてはと思いました。
とりあえず、聖地巡礼として昭和基地に行って見たいと思います。そのあと私は火星を目指したいと思います。

投稿 : 2021/04/27
閲覧 : 356
サンキュー:

19

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

成長の喜びに涙が止まらない

登場人物一人一人にストーリーがあり、南極観測という軸の中で、それがうまく扱われていく。

南極観測についての情報もありつつ、女子高生たちの友情や成長の物語でもある。

母の死を乗り越えるストーリーは、大きな土台となっている。

投稿 : 2021/04/24
閲覧 : 171
サンキュー:

12

はる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何度観ても感動する

久々に観たら泣けました…!
何かに挑戦したくなります。

投稿 : 2021/04/17
閲覧 : 180
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全てにおいて最高傑作

キャラクター物語作画キャラの心理描写全てにおいて最高傑作な作品です!
毎回全てにおいて神回でとくに10話~12話
結月、日向、しらせ回の3話がめっちゃどれも泣けました!
女子高生が南極にいく、
現実にもありえない話にもかかわらずここまで面白く泣けてキャラにも感情移入できる神作品他には無いと思います
途中の挿入歌やedのここからここからの入り方がとてもよかったですね!

このアニメはもっと評価されるべきだし俺がいっちばんすきな作品です!

投稿 : 2021/04/08
閲覧 : 295

たつや さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

平成史に残る南極青春グラフィティ

女子高生が南極に行くというとんでもない話を丁寧に描ききった名作。
前評判がかなり高かったので、このアニメに対して自分の中で高いハードルを課して見ていたが、そのハードルを超えてきた。

まず構成が完璧だった。様々な悩みを抱える多感な高校生たちが、何かを変えるために南極を目指すというストーリーが新鮮だったし、ほかにはないオリジナリティをもっている。そして、主人公の4人たちがお互いを思いやり、自分たちの悩みを昇華させていく各話の見せどころがしっかりと描かれており、胸に迫ってくるものがある。特に11話の日向ちゃん回、12話の報瀬とお母さんの親子回、13話の4人のその後を描く回。このラスト3話は超神回。このアニメはオタクだけが泣けるとかそういう系ではなく、老若男女本当に誰でも泣けるし、楽しめるアニメだと思う。

そして見終わったあとには、自分も何かに挑戦してみたくなる、そんな素晴らしい作品でした。文句なしの☆5。最高でした!!

投稿 : 2021/03/31
閲覧 : 472
サンキュー:

31

ネタバレ

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

苦手なジャンル

文化庁なんたらってのに名前が挙がってたのと、東野さんが面白いと言っていたので観ました。放送当時から評判で話題になっていた作品ですが、「女子の青春もの」が苦手なのでスルーしてました。
感動するシーン {netabare} (12話の最後はヤバい) {/netabare}もあって全体としては面白かったです。ただ、オタクが好きそうな演出や展開が多少あるため、一般の方におすすめするのは微妙です。特に普段アニメを観ない男性にはおすすめできません。若い女性なら楽しめると思います。

投稿 : 2021/03/22
閲覧 : 359
サンキュー:

8

ネタバレ

HataHata さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まさに青春。情熱。

はっきり言って最初は期待していなかった。
また女子高生が何かするの?という冷めた目で見始めた作品だったが、その当時の自分をぶん殴りたい。
主人公たちそれぞれが想いを持って、それと対峙しながら、協力したりケンカしたりして南極に向かっている様がとても眩しく羨ましく感じたし見終わった後に、何か自分もチャレンジしてみようかなと思わせる作品だった。
個人的なベストシーンはシンガポールで日向がパスポートを無くした場面。
自分が迷惑をかけちゃダメだからといって後に引こうとする様子をみて、報瀬が空港で啖呵を切るシーン。あんなの自分の信念を強く思っていないとできないよ!
とてもかっこよかったし日向も救われたと思った。
そんな気持ちの良いシーンがたくさん詰まっているのでぜひたくさんの人に見てほしい。

投稿 : 2021/03/21
閲覧 : 292
サンキュー:

28

ネタバレ

ftdCU91959 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中身がとても濃い

あらすじ
様々な思いを持った4人の女子高生が南極を目指すお話。

感想
シリアスな話あり緩い話ありと色々でしたが、この手のアニメは好きなので楽しめました。
また、1クールにも関わらず、主要人物4人の心情及び成長過程がよく描けており、凄く驚きました。
それ以外でも、挿入歌のタイミングや映像など全てにおいてレベルが高いように感じました。

あらすじ的には女子高生の青春物語でありがちな展開ではありますが、中身自体はとても濃いように感じました。

投稿 : 2021/03/12
閲覧 : 299
サンキュー:

23

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.3.8

2021.3.8

投稿 : 2021/03/08
閲覧 : 263
サンキュー:

4

namaken さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

眩し過ぎるぐらいの青春物語!

全体的としてかなり良作です!
特に声優陣の表現力や演出が素晴らしく、キャラクターの感情がダイレクトに伝わってくるので引き込まれるものがあります。
ただ個人的にストーリー展開が理想的すぎると感じた部分もあったので、好みが分かれるかも?

投稿 : 2021/03/08
閲覧 : 207
サンキュー:

10

コタロー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

宇宙よりも遠い場所

素晴らしいの一言 過去最高傑作です。 私的にですが・・・

夢を信じますか?
今の状況で満足ですか?
何かを忘れて来ていませんか?

と自問自答したくなる。

夢を追い続けることの大切さと
現状を受け入れなければならない現実と
ギャップは間違いなく生まれます。
夢は夢で目標は目標
諦めた段階で青春では無くなるのかもしれません。

何か忘れかけていた物を気付かされた思いです。
是非、中学生や高校生の学童の方に見てもらいたい作品です。

涙いっぱい出しました。
何度も見返しました。
何度でも見返せる作品です。

投稿 : 2021/02/28
閲覧 : 277
サンキュー:

14

Gogeta さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメ

神アニメすぎて見終わった後の虚無感で軽く死ねますね。

投稿 : 2021/02/19
閲覧 : 177
サンキュー:

6

ガバ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

第1話の完成度、全体の完成度ともに高し

第一話、本当に一時間半くらいのアニメ映画を見終わったような気分。綺麗に起承転結がついていて面白かった。そして、その後も尻すぼみせず最後まで綺麗に話を作ってあると思う。

投稿 : 2021/02/17
閲覧 : 263
サンキュー:

7

ネタバレ

nn さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

1話のワクワク感はいずこに・・・。

1話のワクワク感がピーク。
過酷な冒険が題材だと思ったら大間違い。
その後はご都合主義的展開がひたすら続き
ひたすら苦痛。努力も何もしていない。船に乗れたのはひたすらラッキー。
そして、成果も何も上げられない。ただの荷物の主人公たち。
でも、ある意味目的は到達する。

そういう点に気が付かなければいい作品なのかな?

投稿 : 2021/02/16
閲覧 : 331
サンキュー:

6

ネタバレ

山田 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白かったが

1話見た時点でもう最後のオチが見えた。
死者のメッセージはもう見飽きたよ。
その設定さえ無ければ完璧なアニメだった。

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 239
サンキュー:

4

ネタバレ

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夢へチャレンジする力強さを感じた。

物語を簡単に言うと、とっても遠い場所を目指してチャレンジする女性たちの物語だが、ただ目的地に向かうのではない。
その過程で生まれる友情や嫉妬、自分は何もしていないのではないかという焦りや不安は思春期に誰しも感じるものだと思うし、凄く共感ができた。

メインヒロイン4人のキャラが個性的かつ強キャラかつ親しみやすい。
特に小淵沢報瀬には共感をせざるを得ない。馬鹿にされても屈しない強さを持っているかと思えば、天然なところもあり可愛らしい。

その他には、
{netabare}
戦後日本の造船技術を駆使しして、船を作ったことなど歴史の勉強にもなりました。日本に割り当てられた着氷場が難儀な場所だったため、職人が頑張ったそうです。
in your face! (ざまーみろ!)はこのアニメの名言ですね。
{/netabare}

それぞれの過去との向き合いも丁寧に心理描写されていたと思ったしよかったですよ。
一歩踏み出せない単なる高校生ではない、世界に向かう少女たちの壮大な物語。視聴してみてはいかがだろうか。

投稿 : 2021/02/04
閲覧 : 427
サンキュー:

42

サムソン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

1クールでうまく纏められていると思います。

投稿 : 2021/02/03
閲覧 : 146
サンキュー:

5

あああ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度見ても最高です。

演出から挿入歌からすべてが最高です。心を動かされます。

投稿 : 2021/02/02
閲覧 : 170
サンキュー:

5

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宇宙よりも遠い場所のストーリー・あらすじ

いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。
見たことのない風景を、
聞いたことのない音を、
嗅いだことのない香りを、
触れたことのない質感を、
味わったことのない食物を、
そして感じたことのない胸の高鳴りを、
いつの間にか忘れてしまった欠片を、
置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。
そこにたどり着いたとき、
ボクたちは何を思うのだろう。
吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、
荒れる海原を超えた先にある原生地域。
地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。
これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう
4人の女の子たちの旅の物語。
ボクらは彼女たちを通して、
明日を生きるキラメキを思い出す。(TVアニメ動画『宇宙よりも遠い場所』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
マッドハウス
公式サイト
yorimoi.com/
主題歌
≪OP≫saya『The Girls Are Alright!』
≪ED≫玉木マリ(CV.水瀬いのり)小淵沢報瀬(CV.花澤香菜)三宅日向(CV.井口裕香)白石結月(CV.早見沙織)『ここから、ここから』

声優・キャラクター

水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織、能登麻美子、日笠陽子、Lynn、金元寿子、本渡楓、大原さやか

スタッフ

原作:よりもい、監督:いしづかあつこ、シリーズ構成・脚本:花田十輝、キャラクターデザイン・総作画監督:吉松孝博、美術設定:平澤晃弘、美術監督:山根左帆、色彩設計:大野春恵、撮影監督:川下裕樹、3D監督:日下大輔、編集:木村佳史子、音響監督:明田川仁、音響効果:上野励、音楽:藤澤慶昌、音楽制作:KADOKAWA、協力:文部科学省/国立極地研究所/海上自衛隊

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