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「宇宙よりも遠い場所(TVアニメ動画)」

総合得点
93.8
感想・評価
2801
棚に入れた
9757
ランキング
12
★★★★★ 4.2 (2801)
物語
4.3
作画
4.1
声優
4.2
音楽
4.1
キャラ
4.2

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宇宙よりも遠い場所の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

蒙古斑 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あぁ、青春だなぁ

あぁ、学校が面白くない 人生が面白くないなー。なんかしたいけど、一人じゃ何もできない、俺って友達いないじゃん。ならなにもできない。だって怖いもん。
って、おもったことありませんか?誰もが一度は考え挫折するでしょう。
この物語は主人公含め四人の女子高生が南極へ行こう!!というお話です。

物語

ワンクールでよく、「ここまで、まとめあげたなぁ」と思いました。前述したとおり、ただの女子高生が南極へ行こう。という膨大なストーリーです。しかし、そこには少女たちの葛藤 南極の厳しさ 感動のラスト 友情とは 
古い友達と新しい環境での友達 高校生ならではの成長 etc・・・
特に僕は、新しい友達と古い友達との関係が一番心に刺さりました。これ以上はネタバレになりそうなので、ここらへんで終わり。

作画

横から見た構図 これが良いなぁ。たびたび横からキャラ映す描写があるのですが、躍動感あふれており、ほかの作品とは頭一つとびぬけていました。OPもよくキャラが動いていて良き。

とまぁ、特筆すべき点はこのくらいでしょうか?あとは個人的に毎話のタイトル紹介がおしゃれで好きです。

まとめ

学校が暇 面白くないと感じている高校生 そうだ、お前だ。とりあえずこの作品を見てほしい。共感することがたくさんあるはずだ。とにかく毎日がつまらなく、ありふれた生活をしている人に見てほしい。
君の心に刺さるだろう。僕はこの作品を見たせいで心に南極の氷が刺さって、まだ抜けないので明日病院に行く。君がこの書き込みを見ているときの明日とはいつ頃なのであろうか。などと考え僕はキーボードをたたく。

投稿 : 2021/10/30
閲覧 : 212
サンキュー:

13

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

啖呵無双のカルテット

「ざけんなよ!!」   その啖呵の切りよう!

「ざまーみろ!!」   その見栄の張りよう!


そんな無双を、ついつい言ってみたくなりました。

そんな旅路に、いついつ行ってみたくなりました。


~   ~   ~   ~


ちょっとやそっとでは言えそうもありません。

なまなかな気持ちで口にできるものではありません。


その雄たけびはシラセの証です。

カルテットでオーロラを見上げた証です。

いったいこの先、どれほどの輝きを放つ光になっていくのでしょう。


"よりもい" は、そんな結晶を重ねあわせる旅なのですね。


~   ~   ~   ~


"宇宙よりも遠い場所" って南極のことでしょ? 

当たり前にそうかもしれません。

でも、当たり前でないしがらみを、当たり前のように抱えている彼女たち。

どうやら、それぞれの身の檻と、心の澱にあるみたいです。



胸のつかえだったり

心のわだかまりだったり

もっていき場のない腹立ちだったりとか。


言葉に充てられない物憂いだったり

態度に表わせられない憤懣だったり

恥ずかしさに消え入りそうな居心地の悪さだったりとか。


この旅は、そんな自分の生命のさまを見直し、見定めるための "青春譜" なのかもしれません。

他者とのありようを見初め、本来の "しがらみ" の意味を、教えてくれているのかもしれません。



それぞれの気持ちにボーダーラインは付きものだから

その都度に真新しいターニングポイントをしつらえる

自らのスタンスを定立させながら、他者のポリシーとも紡ぎ合わせていく。



それをやりこなしてきた彼女たち

だから「また、旅に出る」のでしょうね。


~   ~   ~   ~


「ざまーみろっ!!!」

旅の歓びは、いつしか共感に結束したのです。

(ずいぶん呵(わら)われてきたけれど、今の私たちの生きざまをみろ!できるものならやってみろ!と堂々と胸をはるのです。)

「ざけんなよっ!!!」

旅での信頼は、ゆるがぬ友情に収束するのです。

(信義に唾吐く行為をしながら、今さらなんの見栄えを厚顔に重ねて話せるものかと、しつこく絡まる痰を切りたい思いなのです。)



自分の色あいを求めて、他者の色味も受け止めて、真っ新なキャンバスに見たこともない風景を描き出す。

気取りない心地よさを手に入れ、確かに踏み残してきた足あとを、満天の星空にオーロラが祝してくれる。



旅の終わりにキマリが宣言します。



「私たちは、私たちになったんだよ!」



そう切られた啖呵が、"よりもい" の結語なのです。


{netabare}
極北への旅も切り出しかねないキマリの無双。

ボケと突っ込みの性格よろしく、両極点への旅三度。

ベッドでクルリと反転すれば、上を下への花ざかり。

いよいよ、よりもいの先への "気っぷ" を手に入れた気分、というわけですね。♡
{/netabare}

投稿 : 2021/10/29
閲覧 : 437
サンキュー:

43

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

女子高生南極青春グラフィティ!(公式)

公式のINTRODUCTION
{netabare}
 いしづかあつこ[監督]
     ×
花田十輝[シリーズ構成・脚本]
     ×
MADHOUSE[アニメーション制作]

「ノーゲーム・ノーライフ」チームが贈る完全新作オリジナルTVアニメーション!

大ヒットを記録したアニメ「ノーゲーム・ノーライフ」シリーズほか、アーティスティックな作品から極上のエンターテインメントまで、様々なジャンルでとびきりの才能を発揮するクリエイター《いしづかあつこ》とTVアニメ「ラブライブ!」シリーズを始め、オリジナルから原作ものまで、魔法をかけたかのようなときめきを創り出すストーリーテラー《花田十輝》のミラクルコンビが贈る女子高生南極青春グラフィティ!


あらすじ

 そこは、宇宙よりも遠い場所──。

 何かを始めたいと思いながら、
中々一歩を踏み出すことのできないまま
高校2年生になってしまった少女・玉木マリたまき・まりことキマリは、
とあることをきっかけに
南極を目指す少女・小淵沢報瀬こぶちざわ・しらせと出会う。
高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、
絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、
報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが……。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:よりもい
監督:いしづかあつこ
シリーズ構成/脚本:花田十輝
キャラクターデザイン/総作画監督:吉松孝博
美術設定:平澤晃弘
美術監督:山根左帆
色彩設計:大野春恵
撮影監督:川下裕樹
3D監督:日下大輔
編集:木村佳史子
音響監督:明田川 仁
音響効果:上野 励
音楽:藤澤慶昌
音楽制作:KADOKAWA
協力:文部科学省/国立極地研究所/海上自衛隊/SHIRASE5002(一財)WNI気象文化創造センター
アニメーション制作:MADHOUSE
製作:「宇宙よりも遠い場所」製作委員会
{/netabare}
キャスト{netabare}
玉木マリ (たまき・まり):水瀬いのり
小淵沢報瀬 (こぶちざわ・しらせ):花澤香菜
三宅日向 (みやけ・ひなた):井口裕香
白石結月 (しらいし・ゆづき):早見沙織
藤堂 吟 (とうどう・ぎん):能登麻美子
前川かなえ (まえかわ・かなえ):日笠陽子
鮫島弓子 (さめじま・ゆみこ):Lynn
高橋めぐみ (たかはし・めぐみ):金元寿子
玉木リン (たまき・りん):本渡 楓
白石民子 (しらいし・たみこ):大原さやか
{/netabare}

1話ずつの感想

--------------------キリトリ線--------------------

STAGE01 「青春しゃくまんえん」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ/演出:いしづかあつこ 作画監督:吉松孝博

高校に入ったら何かを始めたいと思いながらも、なかなか一歩を踏み出すことのできないまま、高校2年生になってしまった少女・玉木マリ(たまき・まり)ことキマリは、とあることをきっかけに南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわ・しらせ)と出会う。高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、報瀬と共に南極を目指すことを誓う。
{/netabare}
感想
{netabare}
えーと。。

しらせのお母さんって本を書くくらい有名な南極探検家で
探検中に行方不明になって
しらせはみんなから反対されたりばかにされたりしてるけど
お母さんをさがしに南極に行こうって思ってる。。って

なんだかこの前やってた「メイドインアビス」の子にそっくりなんだけどw


それに、みんながムリって言ってたみたいだけど
調べたら南極観光ってツアーとかあって
2百万円~3百万円くらいあったらかんたんに行けるみたい^^
キャンプ地から南極点まで飛行時間は約4~6時間とか^^
(https://www.polarcruise.jp/category/1314450.html)

どうしてみんながムリってゆうのかよく分からなかった。。
パスポートとったり現地まで行ったりするのにきっともっとお金がかかるから
そのためにすごいバイトとかしなくっちゃダメだから
それでムリって言ったのかも?

ってゆうのがにゃんの感想なんだけど
きっとそのために一生けんめいバイトするおはなしじゃないって思うw

もしかして「メイドインアビス」のリコみたくメチャクチャしちゃって
砕氷艦しらせに忍びこんだりしたりして^^;


どんなおはなしになるかちょっと楽しみだけど
あんまりメチャクチャしないといいけど。。
{/netabare}
{/netabare}
STAGE02 「歌舞伎町フリーマントル」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:いしづかあつこ 演出:北川朋哉 作画監督:川口裕子

南極観測船は日本を発ち、オーストラリアのフリーマントルを経由して南極へと向かう。観測隊員たちが南極観測船に乗り込むのはフリーマントルからのため、日本からフリーマントルに行くための飛行機代が必要になると報瀬から言われたキマリは、コンビニでアルバイトを始める。一緒に南極に行きたいというアルバイト先の先輩・三宅日向も仲間に加わり、キマリたちは報瀬が計画したとある作戦を実行する。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は新キャラ登場で
後半はある作戦のおはなし


新キャラの子いいな☆
頭はいいけど高校に行かないでバイトしながら大学に行く用意してるって^^

沢山の人とつき合うのニガテみたいで
そうゆうところはにゃんと似てるかも?

でもめっちゃ明るい子でウラがなさそうで
こんな子いたら友だちになりたいって思う☆彡


それで後半だけど
先回にゃんが思った通りしらせに忍びこむために
南極観測隊員の男の人をだまして手引きしてもらおうって^^;

そんなことするくらいだったら
ちゃんとお金をためてツアーで行った方が良くない?

だって密航できたって南極についてからどうするつもりだったの?


今回は新宿でだれが隊員を呼び出すかってドタバタしてたところと
女子隊員の人に見つかって逃げまわるところがおもしろかったけど
報瀬の南極行くための計画がぜんぜん計画になってなくって
ちょっとがっかりしちゃったかな。。

でも、とにかく今しかないって動き出したところはよかったかも☆
{/netabare}
{/netabare}
STAGE03 「フォローバックが止まらない」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:いしづかあつこ/北川朋哉 演出:髙田昌豊 作画監督:北島勇樹/桜井木ノ実/室山祥子

報瀬の部屋に集まったキマリたちは、スマホを片手に高校生が南極に行く方法を探す。そんなものが簡単に見つかるはずもないと思っていた矢先、南極観測隊に取材班と共に現役女子高生であり、女優でもある白石結月が同行するという記事を見つけるキマリたち。結月が所属する事務所に私も同行できるように掛け合ってと騒ぐ報瀬に巻き込まれ、電話を押し付け合うキマリたちの前に結月が現れる。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回はすっごくテンポがよかったって思う☆

スマホで記事を見つけて
電話しようってさわいでるうちに本人が来ちゃうとかって
ありえないって思うけど

次つぎおはなしが進んで
そんなこと考えるヒマもないうちに結月と友だちになっちゃって
いっしょに博物館に行っちゃったw
これでみんないっしょに南極に行けるかな?☆彡


でも、有名だからお友だちができなかったってゆうのは本当にありそう。。
イジメとかもそうだけど
みんなまわりの人に流されやすいから。。

でも、キマリ、報瀬、日なたの3人って芸能人とか関係ないよね^^
ふつうにいいお友だちになれそう☆彡
キマリが結月をハグするところでちょっとなみだ出たw


3人がはしごで迎えにくるところは手をとったまま落っこちてって
そこはこわかった。。夢でよかった☆

でも、にゃんも半年くらい前
公園のサクを飛びこえようってしてベッドから落ちたことあったから
ちょっと笑っちゃったw

夢だったんだけどいつの間にかベッドのはしっこの方で寝てたみたいw
ウデが痛かったから見たらベッドのとなりに置いてある
折りたたみのサイドテーブルのほそい横棒が折れてたw
かるく死ねますねw


あと、さいごに出てたのって
もしかして報瀬のお母さん?
{/netabare}
{/netabare}
STAGE04 「四匹のイモムシ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:神戸守 演出:カン・テシック 作画監督:リュウ・スンチョル

ついに南極行きの切符を手に入れたキマリたちは、同行者として南極に行くために身につけなければならない技術や知識を学ぶため、3日間に渡る夏期訓練に臨む。座学から野外でのフィールドワークまで、様々な訓練を行う施設がある山の麓までやってきたキマリたちは、そこで今回の南極観測隊の隊長である藤堂吟から挨拶を受けるが、報瀬だけは隊長の言葉に険しい表情を浮かべる。
{/netabare}
感想
{netabare}
南極って聞いてバカにする人たちには
ほんとに南極に行ってバカにしかえしたらいいって。。

いくらうまく言い返したって
けっきょく行けなかったらバカなのって自分だしね^^


今回のおはなしでおもしろかったところは
きまりがお母さんに南極行くこと話してなかったってゆうところかな?

はじめ、お母さんが知らないフリしてふつうの顔してたけど
だんだん、もしかして気づいてるかも?になって
さいごはこわい顔しておそってくる。。(キャー)
ってゆうパターンってホラーだよねw


それから、南極探検隊の車がボロ。。ってw
でも、わけを聞いたらお金はできるだけ南極に使おうってしてるって。。
だけど「テープ入れるな危険」ってw何十年も前の車みたいw
パパのも古いけどCDとMP3アダプタとかついてるのに^^

南極隊員のABCってゆうので
A.当たり前のことをB.ボケっとしないでC.ちゃんとやれ!って言ってたけど
それってお家にいても
お部屋のそうじとか勉強とかもちゃんとやらなくっちゃってゆうことかも^^

それから野外訓練ってちょっとむずかしいオリエンテーリングみたい^^
楽しそうだけど南極で迷ったら大変だからキンチョーしちゃいそうw


あと、先週さいごに出てた女の人。。
ちょっとこわい人だけどお母さんの友だちだったひと?
いっしょに行ってお母さんは帰ってこなかったけど
隊長さんは帰ってきた。。って

コワそうだけどいい人みたい
なんだか「メイドインアビス」のオーゼンさんにちょっと似てるかも?^^
{/netabare}
{/netabare}
STAGE05 「Dear my friend」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ/演出:澤井幸次 作画監督:日向正樹

訓練を終えてから数ヶ月が過ぎ、南極へと旅立つ日が近づいてきたある日。リンの手伝いもあって、どうにか南極へと持っていく持ち物の荷造りを終えたキマリは、めぐみから借りたまま、てっきりなくしてしまったと思っていたゲームを見つける。めぐみにゲームを返すついでに、久しぶりだからとゲームで遊び始めたキマリは幼い頃の思い出を話し始めるが、めぐみは覚えていない様子で……。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は「宇宙よりも遠い場所」の出会い編最終回ってゆう感じかな?

行くって決まっちゃったからもうアツい展開とかなくって
ギャグもあんまりおもしろくなくって
お別れのさみしいシーンがあんまり好きじゃなかった。。


それで、さいごにめぐみが絶交しにきて
ラスボスがめぐみだって告白したところは
にゃんも友だちだって思ってた子に
うらぎられたみたいなことあるから悲しかった。。

でも、友だちなのにいつもキマリにきついこと言ってきてて
そう言えば。。ってゆうこといっぱいあったよね^^;


1話目で
キマリが何かしたいって思いながら家出もできなかったけど
そう思ってるのってキマリだけじゃないのかも?

みんな何かしなくっちゃ。。
って思いながら何にもできなくってイライラしてて
だから何か始めてる人を見るとうらやましくなっちゃう。。

でも、キマリは報瀬に会って1歩歩き出したから勝ち組になれて
ホントだったらめぐみは自分で何か目標決めて始めてたら
キマリもついてきたかもだけど
めぐみは何も始められなかったからくやしかったんじゃないかな?

そうゆうことする人の気もちも分かるから
キマリが「絶交取り消し!」って言ったところはうれしかった☆

だけど、めぐみも自分でキマリ以外の何か見つけられないと
けっきょくさびしくって
イライラがまた悪い方に行っちゃうかも?
ちょっと心配かな。。


いつもよりゆっくりで暗く感じたけどさいごはよかった☆
{/netabare}
{/netabare}
STAGE06 「ようこそドリアンショーへ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:清水健一 演出:ながはまのりひこ 作画監督:小山知洋

七神屋ペンギン饅頭号として生まれ変わった南極観測船に乗り込むのはオーストラリアのパース近郊にあるフリーマントルから。日本からフリーマントルに向かうために旅立ったキマリたちは、乗り換えのためにシンガポールに降り立つ。出発までの時間を使ってシンガポール観光を楽しむキマリたちだったが、日向の様子がおかしいことに気がついた結月は、何か隠し事をしているのではないかと問い詰める。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回はふつうに日常っぽかった
観光して食べて。。って

この辺のおはなしってはじめはアツい思いではじめたのに
だんだんふつうのベタな日常系コメディが多くなった
「ラブライブ! サンシャイン!!」の
みんなでどっかに行ったおはなしとか見てるみたいな感じだった^^


日向がとちゅうで自分のパスポートがないことに気がついて
このままだとフリーマントルに着くのがおそくなっちゃうって分かって
先に行っててってゆう日向と
みんないっしょにってゆう報瀬がケンカになっちゃった。。

ってゆうおはなしはあったけど
そんなに大きな問題とかにならないで
報瀬が自分のバッグの中に日向のパスポートが入ってるの見つけて
そう言えば空港であずかったんだって思い出しておわり。。

報瀬が「4人で行くって言ったのに
あっさりあきらめる根性なしにはなりたくない!」
って100万円出すちょっといいおはなしはあったけど
こうゆうおはなしって「ラブライブ!」とかでも何回かあったみたいな。。

報瀬は日向が学校で人が信じられなくなるような目にあって
それで「先に行って」って言ったんだって思って
そんな日向のトラウマを消してあげたいってゆう気もちがあって

そのために100万円使っても
南極に行けなくなってもいいってゆう気になったのかな?って。。
そうゆう友情のおはなしもいいんだけど


「南極」がいつの間にか「みんな」に変わっちゃったみたいで

じゃあ、だれか病気になったりしたら行くのやめちゃうの?

お母さんをさがす!ってゆう思いで「みんな」のゆうこと聞かないで
つっぱしってきたのってなんだったの?って

友だちができたから
そのために南極行けなくなっちゃっていいの?って思っちゃった。。

そうゆうおはなしっていいし感動しちゃうけど
南極!がいつの間にか友情!に変わっちゃって
ちょっとおはなしがブレたかな?って

もともとそうゆうおはなしだったのかもだけど
にゃんにもし報瀬みたいな友だちができたら
自分が死んでもいいからその友だちに夢をかなえてほしいって思うし
報瀬もそうゆう思いを分かってくれて
泣きながらそれでも!って行ってくれたらなぁ。。って

だって「宇宙よりも遠い場所」に行くんだから。。


こうゆうおはなしやるんだったら
南極に着いたあと嵐にあって死ぬか生きるかみたいなところで
4人で!。。って言ってほしいかな。。

それでも日向は自分だけ置いてって。って言って
それでも報瀬は南極でいなくなったお母さんのこととか考えて
日向だけ置いてくなんてできない!って

それでみんなもいっしょにがんばろう!って言って残って
そしたら奇跡的に晴れて日向も助かった。。
とかだったらもっと感動したかも☆


それなのにさいごに罰ゲームで
日向と報瀬がドリアンを食べさせられるってゆう
ベタなオチで終わっちゃった^^

それはそれでおもしろくってとってもよかったんだけど。。

にゃんはこのおはなしって
アツい思いでつっぱしる!!ってゆうノリが好きだったのに
ただの美少女日常系の
ちょっといいおはなしになってきちゃったみたいでザンネン。。

にゃんは日常系好きだから「ゆるキャン△」みたく
のんびり観光ででちょっといいおはなしでもぜんぜんいいんだけど
このおはなしはできればはじめのころの
ちょっとおばかだけどアツいおはなしにもどってくれないかな?って☆彡
{/netabare}
{/netabare}
STAGE07 「宇宙を見る船」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:神戸守 演出:北川朋哉 作画監督:川口裕子

フリーマントルに到着したキマリたちは、停泊しているペンギン饅頭号に乗り込む。船室へと案内されたキマリたちは、吟からその船室がかつて報瀬の母親である貴子が使っていたものであることを聞き、貴子が何か部屋に残しているのではないかと隅々まで調べてみるが、何も見つからない。そして時間は食料の買い出しなど出港準備の手伝いで忙しなく過ぎていき、出港前の出陣式を迎える。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回のおはなしは4人が船に乗りこんで
にもつを積みこんだり
食料の買い出しに行くおはなしだったけど
そうしてるうちにみんな何かかくしてるみたいな気がしてくるの。。

それで調べて分かったのは天文台。。

実は3年前にも計画があって
そのとき報瀬のお母さんが行方不明になったのかな?
それでスポンサーがあんまりいなくなって
今回やっとまた民間の観測隊が南極に行けるようになったみたい☆

。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。:+*゚ ゜゚ *+:

船。。大きいよね!
でも、ペンギン饅頭号ってどうゆう名まえなのかな?w

ちょっと調べてみたけどみんな不思議がってるみたい^^
だれがつけたんだろう?とかw
冒険とペンギンとまんじゅうって言ったら「けもフレ」思い出しちゃう^^


報瀬たちのへやの近くにおいてあった荷物が
ビールとかお酒ばっかりでリアルっぽかったw

たぶん出発のパーティのためだって思うけど
予算がないって言いながらちゃんとお酒だけは用意してあるってw

あと、屋台がいっぱい出てたけどあれって隊員の人たちがやってたみたい?
もうけて予算をふやそうとかなのかな?^^


隊長さんがインタビュー受けてるときに
仲間の人たちが変顔したりってゆうのもあったけど
パーティーのあいさつで前に約束したメンバーはみんな参加とか言ってたから
きっとみんなお友だちなんだろうな^^

カレシと電話してた人もいたけど
3か月もいなくなるって自分より南極が好きなんだって
思われちゃってもしょうがないよね?

ってゆうかカレの方が好きだったら行かない方がいいんじゃないのかな?
自分がいない間にほかの人に取られちゃったらどうするんだろう?^^;

あと、よせ書きが少なすぎてビックリ!?
隊員の人1人に1つってしても18人分しかないって。。

これって。。隊員の人たちは友だちが少ないとか
家族、友だちからも反対されててはげましてくれる人がいないとか。。
そんな感じなのかな?


隊長から聞いた報瀬のお母さんたちの夢と
失敗してスポンサーがはなれてって。。
帰ってきてから仕事もない人もいるのにそれでも行こうってゆう人たちの船
。。聞いててうるうるしてきちゃった。。


それでパーティーで4人のあいさつ。。

ふつうだったら1人がおわるたびに拍手とかするんじゃないかな?
でも、そうゆうのがなくって
みんなだまって暗い顔してたみたい。。

さいごに報瀬が思いきって大きな声でボケて自己紹介。。
みなさん!いっしょに南極に行きましょう!
で、やっとみんな明るくなっていっしょに「おー!!」って^^

何だかナミダが出てきちゃった。。


Cパートで嵐が近づいてきたみたいな波がうつってたけど
悪いフラグじゃないといいけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
STAGE08 「吠えて、狂って、絶叫して」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:神戸守 演出:髙田昌豊 作画監督:室山祥子/西村真理子/木下由美子

ついにフリーマントルから南極へ向けて出港したペンギン饅頭号。陸地から離れ、大海原へと進んでいく光景に、キマリは改めて世界の広さを感じる。隊員たちへの取材、大量のじゃがいもの皮剥き、そして体力をつけるためのトレーニングなど、船内でやらなければならないことの盛り沢山さに疲れ果てるキマリたち。明日からやっていけるのかという不安の中、さらなる災難が襲いかかる。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は南極航海あるあるだったみたい^^


航海のはじめに4人が隊員の人たちのインタビューをしてたけど
メインの隊員のキャラ紹介ってゆう感じかな?

はじめは微生物の研究してる安本さん
インタビューに遅刻して化粧中。。
キマリの「マユゲなかったよね?」に日向と結月に女の人だったらふつう。。
って言われて報瀬のマユゲを引っぱったコントがおかしかったw

それから地質調査の佐々木さん
報瀬がテンパってマイクを顔に押し付けてるのに
ふつうにコメントしてておかしかったw

あと、お料理の鮫島さん
みんなペティナイフでジャガイモの皮むき^^

「だからピーラーもって行ったらいいって言ったのに。。」
ってキマリが言ってたけど
ジャガイモって芽だけじゃなく皮の下の青いところにも毒があったりして
とくに船の上だと大変だから皮はちょっと厚めにむいた方がいいみたい^^


そのあとは船の上でマラソン大会?w
マイナス何十度ってゆうところで作業するから
体をきたえておかなくっちゃダメみたい^^

隊員の人たちって科学者の人でも高校生より体力あるんだね^^


おふろは海水でちゃんとシャワーで流さないとベタベタするみたい^^

そのあとはごはんだったけど
報瀬は洗濯当番忘れてていそいでごはん食べてお洗濯^^

それでほっとしたら疲れが出てみんな船酔い。。><
何度ももどしてみんながりがり。。って
でも、ご飯はちゃんと食べないと
体力が落ちて点滴とかになったら大変だって!!

そんな中、船内なわとび大会があるみたい。。賞品は特大ステーキだってw


それから南極に行くために突破しないといけない海流があって
南極の近くの海流ってさえぎる大陸とかないからすごいいきおいなんだって
その海流をムリヤリこえるからジェットコースタみたいにふわ~って><;

それで結月が弱音を言い出したの
みんな体力あって船にも強いのに私たちは何にもできない。。みたいなこと

それに報瀬が
「ガンバルしかないでしょ。。ほかに選択肢がないんだから。。」って。。

キマリが

「そうじゃないよ。。選択肢はずっとあったよ。。
でも。選んだんだよ。。ここを。。自分で!」って☆

そのあと日向が「よく言った!」って立ち上がって
みんなどこに行くの?って聞いたら「トイレ。。」ってw

それでみんなでトイレに行きながら。。

帰ったら話せるな。。観測船ってスゴイ!って。。
スゴイ楽しいってゆう^^。。
ウソじゃないですか!?
ウソじゃないよ^^この旅が終わった時にはゼッタイそう思ってるもン♪


航海で後悔しそうになったおはなしだったけど
みんなキマリのおかげで楽しめるようになったみたい^^


でも、大波のとき船の外に出るってこわいよね。。
前に大震災の津波の特集番組で
30センチくらいの波でもさらわれるって聞いてたから
キマリが外に出たときドキドキしちゃった。。^^;


さいごに青い海に白い氷山が見えたところがとってもきれいだった♪
{/netabare}
{/netabare}
STAGE09 「南極恋物語(ブリザード編)」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:清水健一 演出:カン・テシック 作画監督:ジャン・ギルヨン

観測隊員の敏夫から恋の相談を受けたキマリたちは、敏夫が恋い焦がれる相手が隊長の吟だと知って呆れてしまう。吟との距離を少しでも縮めるため、報瀬に何か情報はないかと尋ねる敏夫だったが、母である貴子の知り合いというだけで、何も話せることはないと答える報瀬。こうなったら吟に直接聞くしかないと、キマリたちは報瀬に吟のところへ行くように言うのだが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
にゃんも恋バナ好きだからリポートにそうゆうおはなしとかあったら
どうなるのかな?って次が楽しみになるからいいかも?って^^

でも、今回のメインってそうゆうおはなしじゃなくって
隊長さんと報瀬の関係みたいなおはなしをやりたくって
敏夫さんはその前フリに使われただけみたい。。

はじめは隊長さんのことあれだけ好きって言ってたのに
コクってフラれてもいないうちに鮫島さんに乗りかえるみたいな感じになって
敏夫さんのキャラが自分で動いてなくってロボットみたいでイヤだった。。

サブタイトルにもなってるんだから
ちゃんとした恋のおはなしにしてほしかった☆彡


それでメインのおはなしは。。

報瀬が隊長さんのことさけてるみたいで
お母さんを南極に置いてきちゃったからにくまれてる?
って思ってたんだけどそうじゃなくって
報瀬は自分の気もちがよく分からなかっただけって分かったみたい?


お母さんは南極に行った。。
自分はおるすばん。。
毎日おるすばん。。
1か月。。2ヶ月。。3か月。。

お母さんはそれからもずっと帰ってこなくって
死んだお母さんも帰ってこなかったから
誰かから「お母さんは死んじゃってもう帰ってこない」って言われて
そうなんだって頭では分かっても気もちがついてかなかったのかも?

だから、南極に行って
お母さんがそこにもいないってたしかめるまで
報瀬の気もちの中のお母さんってきっとまだ南極にいるんじゃないのかな?


それから南極についたおはなし。。

報瀬がまだ小さくってなわとびもうまく飛べなかったころ吟さんが
日本人がはじめて観測船を作って接岸不可能って言われたこの場所につくまで
「何度も何度も何度も。。あきらめかけてはふんばって進んだ」
ってゆう話をしてくれて報瀬はあきらめない心を持てたみたい^^

それで船が「割れるまで何度も何度も何度も。。」氷をくだいて進んで
やっとついて4人がいっしょに飛びおりたとき
報瀬が「ざまーみろ。。ざまーみろ!ざまーみろ!ざまぁみろ!。。」って

「アンタたちがバカにして鼻で笑っても私は信じた!
ゼッタイムリだってウラ切られても私はあきらめなかった!」って。。

それを聞いてた隊長さんもみんなもいっしょになって
「ざまーみろ!。。」って^^

それって、ほかの国からちょっとバカにされて
わざとムズカシイところを割り当てられたのに負けないで南極についた
はじめての日本の観測隊の人たちの気もちで

その気もちが吟さんから報瀬に伝わって
今、報瀬もここについたってゆう「ざまーみろ!」だし

観測隊のみんなも
がんばってここにもどってきたってゆう「ざまーみろ!」だって思う☆

だけどにゃんは
それってホントは誰かに言ったんじゃなくって
自分の心の中のダメだってゆう思いに勝った
「ざまーみろ!」だったんじゃないかな?って思った。。

だってもし、報瀬がすぐとなりのへやに行こうってしてるときに
誰かが「そんなことムリだからやめろ」って言ったら
行けるのが当たりまえなんだから「ヘンなヤツ。。」って思うだけで
着いたときに「ざまーみろ!」なんてゆうわけないって思う

「ざまーみろ!」ってゆうとしたら
自分でも行けるかどうか分からないときだけじゃないかな?って
{/netabare}
{/netabare}
STAGE10 「パーシャル友情」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ/演出:澤井幸次 作画監督:日向正樹

見渡す限り延々と続く真っ白な世界。ついに南極へとやってきたキマリたちは、目の前の広がる景色に思わず息を呑む。前回から3年ぶりとなる昭和基地ではやらなければならないことが山積みで、基地へと案内されたキマリたちも次から次へと言い渡される仕事に大忙し。そんな中、結月が意を決したかのような面持ちでキマリたちを見ながら、とある出来事を話し始める。
{/netabare}
感想
{netabare}
とうとう南極♪

しなくっちゃいけないことはいっぱいあるけど
めずらしいこともいろいろあって楽しそう☆彡


でも、南極についたら冒険するのかな?
って思ってたらクリスマスパーティ―!?


それに結月がクリスマスって誕生日のお祝いなのに
お祝いされない人がいるってヘンだって。。

そう言えば日本って仏教の人が多くってキリスト教の人少ないのに
クリスマスってみんなお祝いするけど
おしゃか様のおいわいってあんまりしないよね?w

それでにゃんは
もしかしたら今日は結月のお誕生日なのかな?って思って
みんなクリスマスのお祝いはするけど
いつも自分だけ忘れられちゃうからおこってるのかな?って思った
(あとで調べたら結月の誕生日って12月10日だって)


でも、結月はそうゆので悩んでたんじゃなくって
友だちってなんだかよく分かってなかったみたい。。

それで契約書みたいの書かなくっちゃ友だちになれないって思ってたみたい


でも、小さいころからずっと芸能人で友だちと遊んだりしたことなくって
契約でお仕事とかしたりしてたら
そうゆうの分からなくって当たり前なのかも?



にゃんも友だちって思った人いなかったけど。。
でも、友だちみたいな人はいたなぁ。。

その子も友だちがいなくってよくいっしょに帰ったりしてたけど
いろいろイヤなこと押し付けられてたみたいな気がするし
にゃんが話すといつも反対された気がする。。

だけどにゃんはケンカするのってニガテだから
反対されたらだまっちゃうけど。。

それでその子ってロボットアニメとか好きで
にゃんはニガテだったからあんまり合わなかったんだけど
その子の家に遊びに行ってグッズとか見せてもらったりしたこともあったから
たぶん、そうゆうのってほかの人が見たら友だちだって思うんだろうな。。

でも、にゃんは1人でいた方が好きで
こっちからはさそったことなかったし
いっしょにいて楽しいって思ったことなかったから
友だちって思ってなかったんだけど。。


だからアニメに出てくるお友だちっていいなぁって思う☆
いっしょにいて楽しいって思えるから。。
きっとそうゆうあいてが友だちなんじゃないのかな?


結月が友だちが分からなかったら泣いてくれたきまり
ケーキを作ってくれたきまり

にゃんもいっしょに泣いちゃった^^

さいごの「友だちってたぶんひらがな一文字だ!」 もよかった☆

ね。。ね。。
で分かってくれる友だちっていいな☆

にゃんはあにこれに来るまでそうゆう友だちっていなかったから。。


来週は日向の回かな^^
{/netabare}
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STAGE11 「ドラム缶でぶっ飛ばせ!」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:佐山聖子 演出:大庭秀昭 作画監督:小山知洋

大晦日に予定されている南極と日本を繋ぐ中継のテストをしているキマリたち。モニターの向こうにはキマリの母と妹のリンの姿が映っている。そしてさらに中継の話を聞きつけた日向の友達が、ぜひ会いたいとやってきていて、日向に久しぶりと話しかける。テストも終わり、基地内にある郵便局の分室で仕事をするキマリたちだったが、日向だけは心ここにあらずといった様子で……。
{/netabare}
感想
{netabare}
先回の予告(?)で日向あてに学校のときの友だちが出てくるみたいだったから
仲直りするのかな?って思ってたらぜんぜんちがくってビックリ!
でも、いいおはなしだった^^


日向が陸上部の友だちをうらんでて話したくないみたいって気づいた報瀬が
心配して日向あてのメールをかってに見ちゃったの・・


それで日向が話したのは陸上部をやめたときのおはなしで

日向は陸上部で足が早かったんだけど
大会に出るのは3年生にゆずろうって思ってたみたいな感じかな?

でも、まわりの部員からそそのかされて実力出したら代表に選ばれちゃって
そそのかした人たちは先輩にキレられて
自分たちは止めたのに。。みたいなウソついて
日向が部活やめたらウワサを流してぜんぶ日向のせいにしちゃったみたい


にゃんもクラスで話しかけてきた人とおしゃべりするようになって
そうゆうおはなしってイヤだったけどほかの人のカゲグチとか聞かされて
いつの間にかにゃんがその人のこと言ったみたいになってたことがあって
とっても悲しかった。。


日向はその事件で「人ってこわい」って思ったみたいだけど
にゃんはずっとイジメられてきたからほとんどの子がそうだって知ってる。。

強い人が誰かをイジメたら
まわりの人たちって知らんぷりするか
いっしょになってその人をイジメるかどっちか。。

アニメとかによく出てくる弱い人を助けてくれる人なんかいなくって
でも、にゃんだって誰かがイジメられてても助けに行ったりできないから
自分をかばっちゃう人たちのことうらんだりできなかったけど。。


陸上部で日向を大会に出させようってした人たちだって
べつに日向のことを陸上部から追い出すために
そそのかしたわけじゃないって思う。。

はじめは自分たちとおんなじ学年のひなたに
出てもらいたいって思っただけのふつうの子なんじゃないかな?

ただ、先輩に本当のこと言ったら
自分が陸上部にいられなくなるかも?って思ったからウソ言っちゃって
でも、そこにいる人たちのせいにはできないから
いなかった日向のせいにしちゃって

日向が報瀬たちに言ってたけど
「人間ってこわいんだよね。。
それが分かってるから何とかして私のせいにしようってウワサ流して。。」

それってたぶん、日向も陸上部の人たちがふつうの人だって分かってて
ホントはをゆるしてるんじゃないのかな?

でも、その人たちと会ったらイヤな思い出がわいてきて
イヤな気もちになっちゃうから逃げて雪に八つ当たりしてたのかも?


さいごに報瀬が

「あなたたちは人をキズつけたんだから
もやもやした気もちを引きずって生きていきなよ!
それが人を傷つけた代償だよ!」
って言ってたけど

にゃんはもやもやした気もちがある人だったらゆるしてあげたいって思う
それってきっと自分が悪いことしたって分かってるから。。

でも、自分たちのせいで学校やめた日向に
有名になったら手のひら返しで「友だち」なんて言えちゃう人が
自分たちが悪かったなんて思ってるのかな?

もし報瀬にあんなこと言われて
「なんだこいつ!私たちのことなのにエラそうに!」とか思う人たちだったら
早く死んだ方がいいって思う。。

ゼッタイまたおんなじことするって思うから。。

だから陸上部のチームメートだった人たちが
そうゆうもやもやした気もちがある人たちだったらいいなって思う☆彡


今回のおはなしは
にゃんは部活の仲間たちが日向をうらぎったことが悲しくって
あと、報瀬が日向のことじぶんのことみたいに思ってるって伝わってきて
いっぱい泣いちゃった。。
{/netabare}
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STAGE12 「宇宙よりも遠い場所」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:いしづかあつこ/清水健一 演出:北川朋哉 作画監督:川口裕子

母が南極から帰らなかったあのときからずっと醒めない夢の中にいる。その夢は南極に来ることで、母が愛したその場所に行くことで醒めると思っていた。でも南極にやってきた今も夢は醒めることなく続いている。もし母がいる場所に行ってもこの夢が醒めなかったら、そう考えると怖くてたまらない。母の元へと向かう最後の旅が始まる。日本から1万4千キロ。宇宙より遠いその場所へ。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだったけど
報瀬が暗い。。
どうしてかなって思ったら
南極に行ったら夢が醒めるって思ってたのに何も変わらないから。。

このまま、お母さんのいなくなったところに行っても
この夢が醒めなかったら。。って悩んでたみたい^^


キマリが
「南極につれてきてくれてありがとう!
報瀬ちゃんのおかげで私。。青春できた!!」

それから報瀬が心の中で
「Dear おかあさん。。
いっしょに南極まで旅をしてくれる友達が出来ました。。」

それから天文観測所の名まえが「小淵沢」
って聞こえたところでにゃんはないちゃった。。

それで、みんなが観測所でお母さんがここにいたってゆう証拠をさがしてて
報瀬と2人でうつった写真がはってあるお母さんのノートPCを見つけて
報瀬のメールが千何百通も未読になってたところで
みんなも泣いてたけどにゃんもなみだが止まらなかった。。


報瀬の思いがいっぱいつまった。。
それがお母さんには届いてなかった。。

お母さんが行方不明になったのって
もしかしてこの大事なPCを忘れたからだったのかな?
{/netabare}
{/netabare}
STAGE13 「きっとまた旅に出る」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ/演出:いしづかあつこ 作画監督:吉松孝博/室山祥子

鳴り響く目覚まし時計を止めて、ベッドから起き上がったキマリは食堂の厨房へと向かう。同じ当直当番である日向に遅いと文句を言われながら、ホワイトボードに今日のメニューを書く。そして朝食後のミーティングの司会進行、ゴミ出し、トイレ掃除と仕事をこなしていく。南極での生活にもすっかり慣れたキマリたち。夏隊帰還まであと3日。長かった旅路は終わりを迎えようとしていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はいつもみたいに日常回。。

来たときはお客さんみたいだったけど今はふつうの隊員の人みたい^^

「今日のメニューはあまりものスペシャル?」
「そうゆう時はいつものヤツ。。」
それで「豚肉の南極風」w

南極ではごみをなるべく出さないようにあまったものを使い回してるみたい

スパゲティがあまったらミキサーにかけてグラタンにまぜる。。
それがあまったらコロッケ。。それがあまったらカレー。。とかって^^

それから「作り置きのカルピスがうすい」とか
「ひじきがダメ」なんてゆう苦情もあって
なんとなく南極隊員の人ってみんなマジメで
そんなこと気にしないのかな?とか思ってたからおかしかったw

あと、報瀬がマージャンにはまっててw


それから「アイスオペレーション」ってゆうのがあって
氷をけずっておみやげにできるみたい^^

ダンボールに直接入れてたけど
とちゅうでとけちゃいそうだけど大丈夫なのかな?w

ちょっと食べてみる?って言ってたけど
今まで食べたことなかったのかな?

あと、氷で流しそうめんとかって
夏だけど流れてるあいだに凍っちゃわないか心配^^


あと、報瀬がペンギンにかこまれて「助けて!」って言ってたけど
「でも、幸せ」「でも、クサイ」ってw

でも、分かる気がする。。
ペンギンって生のお魚食べてるから^^
お刺身とか食べたあとって息が気になるよね?w

パンダとかは笹を食べてるからウンチはいいにおいって聞いたことあるけど
もしかして体もそんなにクサくないのかも?


南極になれてきて
キマリはこのまま残って越冬したいって言いだして
けっきょくこの4人でまた南極に
こんどは越冬に来よう。。って約束したの。。

それからみんなで野球。。ってシロップがもったいないw

それから報瀬は髪を切ることにしたの。。肩のあたりまで。。
あるイミ失恋。。ってどうゆうことかにゃんにも分からなかった?


さいごのあいさつで泣いてる隊員の人がいっぱいいたけど
人が少ないから短い間でも仲よくなれたのかも。。

にゃんは電車で学校に通ってたけど乗り換えが大きな街で
そこを歩くとなんだかとってもさびしくなることがあった。。

人はいっぱいいるのにみんなにゃんとは関係ない人なんだ。。
って思って。。

でも、南極って人が少なくって
みんな自分のお仕事をしてるんだけどそれがみんなのためになってて
関係ない人なんていないからみんなが家族みたいなんだって思う。。

だから隊長さんのあいさつ
「ここでまた会いましょう^^」って
「行ってらっしゃい!」のほうがよかったかも?って思った^^


それから報瀬のあいさつ。。

報瀬はここに来るまで
お母さんを南極にとられたみたいな気もちだったのかな?

でも、来てみて分かったみたい
南極はいいところだけどそれだけじゃなくって
お母さんは仲間だけで乗りこえて行くしかないこの空間が好きだったんだって


それってさっきにゃんが書いた気もちと似てるかも?って。。

人がいっぱいいる世界って
だれか1人くらいいなくなってもぜんぜんこまらない世界で

その時はすごいさびしかったりしても
何年がしたらふつうに生きてける世界。。

1000人くらいの知り合いがいても
あとの70億人くらいは見たことも聞いたこともない人たちばっかの世界。。


でも、南極ってみんなで助け合わなかったらすぐ死ねちゃうし
だからいなくっていい人なんかいない。。

みんな知り合い
みんな見たことある、話したことある人たち。。

自分はみんなを必要で
みんなも自分のこと必要だって思ってくれてる世界ってきっとステキ☆

南極ってきっとそうゆう世界なんじゃないかな?

「よりもい」の4人もきっとそうゆう仲間になれたんじゃないかな?


帰りにはじめて見たオーロラってどんなだろ?

「写真の1万倍きれい」って
お母さんが出しかけたメールを隊長さんが代わりに送ってくれたけど
そのメール見て「知ってるw」って笑って言えた報瀬。。
よかった☆


それからオチもいくつかあって

報瀬が100万円を観測所にわざと置いてきちゃったこと^^
もともと南極に来るためにためたんだから
南極に来れたんだからなくなってもよかったんじゃないのかな?^^

ほかにも日向の働いてたコンビニが応援してくれてたこととかいろいろ。。


でも、1番ビックリしたのは5話でキマリと絶交しかけためぐみ。。

「帰ったよー」って送信したら
「残念だったな。。私は今、北極だ」ってw

えー!!。。「ゆるキャン△」のキャンプじゃないんだから
そんなにかんたんに行けないよねw

でも、めぐみもやりたいこと見つけたみたいでよかった☆


4人はまた人のいっぱいいる世界にもどってきたけど
その世界ってほとんどの人が自分たちに関係ない人たちだから
きっとまたさびしくなって南極に生きたいって思うのかも?
{/netabare}
{/netabare}

見おわって。。

女子高生たちが南極に行くってゆう目標を見つけて
そのとちゅうで親友を見つけるおはなし。。だったみたい。。


毎回、感動するようなおはなしばっかりで
さいごのほうはいつも泣いちゃってたけど
ムリに事件を作ったみたいじゃなくって
自然に泣けるおはなしだったのがよかった☆


絵もきれい。。声優さんもじょうず。。キャラも音楽もよくって
変なハダカのシーンとかもなかったからだれでも見れるし
みんなにすすめられるとってもいいおはなしだったって思う☆

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 1505
サンキュー:

192

ネタバレ

Niii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

作品自体は好き。でも場所が"南極"である意味があまり無い。

●自分も何かに挑戦しようと思える様な作品。
明るい青春系を探してる人にはおすすめ。
作画は綺麗で、生き方の違う高校生が同じ目標に向かって走る姿はとても良かった。
ただ、内容は濃いとは言えず、先が気になるような刺激的な作品を探している人には不向き。


〇"南極"というある意味特殊な場所に、"高校生"が行くという特例設定でありながら、内容は南極でなくても作れるようなストーリー。また、かつて死者が出たにも関わらず、全体的に明るすぎる気がする。吹っ切れてるという設定だとしても、明るい雰囲気・慎重な雰囲気でもっとしっかり分けた方が見応えがあった。
主人公達の間で少し重い雰囲気のシーンがあったけれど、南極に行くからこそ解決出来た事とか、得られた事を内容に入れれば"南極へ行く"事への意味がもっと見い出せたのでは??


〇単純に"南極"じゃ無くても作れる内容だったのが勿体ない。題名にもっと深く関わるような内容であったら良かったのにと思う。

投稿 : 2021/08/18
閲覧 : 200
サンキュー:

7

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – JKが生き生きしている

花田十輝脚本のオリジナルアニメ

JKがレポーターとして民間南極探検隊に参加する青春、友情物語


<メモ>
子供っぽいJKが主人公のアニメが苦手なので観ていなかったのですが評価が高いので期待して視聴。
前半なぜここまで評価が高いのか分からなかったけど、後半の南極編はうるうる来ました。報瀬が日向の自称友達に怒るところとか未読メールのカウントが増えるとことか。

JKが南極に行く話というのは知っていたので南極で寒さと戦ったり動物を観察したりする話かと思っていたので、南極に行くまでの過程と彼女たちの成長に重点が置かれてるいのは意外。

JK4人にはそれぞれ悩みがあり、
・キマリ ここじゃないどこかへの憧れと幼馴染めぐっちゃん頼り過ぎ問題
・報瀬 3年前南極に取り残された母のいる南極に行き気持ちにふんぎりをつけたい
・日向 同級生の裏切りにあい高校を中退しアルバイトしながら大学を目指している
・結月 子供の頃から芸能活動で忙しかったため友達がいない

南極で過ごすうち各々がこれらを乗り越えていく過程が秀逸。

ただ、報瀬が母の事で辛いのは分かるけど、親友を助けられなかった隊長も心に傷を負っているであろうことに気遣いがあってもよかったかな。
それと、フィクションでも時化てる時に甲板に出るのはやめておくれ。

めぐっちゃんも「ざまあみろ」って叫んだかな?


<主要登場人物>
・玉木 マリ(キマリ):水瀬いのり
・小淵沢 報瀬(しらせ):花澤香菜
・三宅 日向(ひなた):井口裕香
・白石 結月(ゆづき):早見沙織

・高橋 めぐみ:金元寿子  キマリの幼馴染

民間南極観測隊
・藤堂 吟:能登麻美子  隊長 報瀬の母貴子の親友
・前川 かなえ:日笠陽子  副隊長
・財前 敏夫:松岡禎丞  隊長に片思い中


<ストーリー>
高校2年の玉木マリは(キマリ)高校に入ったら「青春、する」と思っていたが学校をさぼってあてのないない旅に出ようと駅まで行くも、怖くなって学校に登校するような変化や失敗が怖い性格。

そんなキマリが学校の帰り同じ学校の女子生徒が落とした100万円が入った封筒を拾う。落としたのは小淵沢報瀬で南極から帰ってこなかった母を探しに南極へ行くための資金をアルバイトで貯めたお金だった。

報瀬に誘われ一緒に南極を目指すことになったキマリは資金集めのためコンビニでアルバイトを始める。
アルバイトで知り合った三宅日向も南極に一緒に行きたいと申し出る。
南極探検隊に同行を認められず苦悩しているところへ高校生タレントの白石結月が訪ねてくる。
結月は民間南極観測隊「南極チャレンジ」にレポーターとして同行することになっているが、行きたくないため報瀬達に代わってもらおうと思ったのだ。が、小さい頃から多忙で友達がいなかった結月は報瀬達となら良い関係が築けるのではないかと3人と一緒なら南極に行くとマネージャーでもある母を説得する。
こうしてJK4人が民間南極観測隊に同行することになる。

南極観測船「ペンギン饅頭号」に乗り込むのはオーストラリアのフリーマントルから。経由地のシンガポールでのトラブルや観測船での船酔いを乗り越えいよいよ南極に上陸。「昭和基地」で12月から3か月(南極の夏季)の生活が始まる。

報瀬の日常は南極に行った母を待っている間も母の訃報を聞いた後も何も変わらなかった。ずっと母を待ち続けているような気持ちを終わりにするため母の待つ南極に来たのだが、期待したような感動はなかった。
報瀬は前に進むことができるのか?


21.5.24

投稿 : 2021/06/16
閲覧 : 358
サンキュー:

18

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

前に進む勇気 進むのは辛く苦しく でも進んだ者にしか見えないものがある

女子高生が南極に行く。
あまりにぶっ飛んだ設定に
「どうせご都合主義の感動押し付けじゃないの?」と敬遠してました。
しかしあにこれでの評価が高いので、視聴開始。

【作品概要】
 女子高生が南極昭和基地へ旅立つ。
 荒唐無稽なその目標には金・人・モノありとあらゆる障害が立ちふさがる。

【作品に対する感想】
 えーと、不遜な理由で敬遠していて申し訳ありませんでした。
 最後の数話は涙腺決壊の連続でした。
 
 多少のご都合主義なんてどうでもよくなります。
 だってこの子たち、こんなに頑張って結果を引き寄せてます。
 
 女子高生故の軽いノリと笑い、若さゆえのがむしゃらさと痛さ。
 おっさんにはみんな輝いてみえます。
 
 私的には非常にバランスのとれた、熱い秀作と思います。
 ホントこれを視聴してよかったです。
  
1)物語
 女子高生のゆるーいところとガチの南極への道のりを同居させた
 すごい物語と思います。
 一部でしょうが、極地で必要な知識や技術も紹介されていて
 リアリティがあってよかったですね。

2)作画
 非常に美しい背景画から浮いて見える独特のタッチのキャラ画。
 ものすごくアンバランスで、最後まで違和感が消えませんでした。
 何か狙いあってのことかな?
 違和感故ちょっと減点です。

 OP「TheGirlsAreAlright」中のトリックアート的なカットは
 かなりツボでした。
 あと、最初のキマリが激しく寝返り打つ所。
 多分日常を一変するって意図がこもってるんだろうと思ってます。

3)声優
 みなさんはまり役でした。
 言うことありません。


4)音楽
 挿入歌がものすごくいい仕事してました。
 涙腺決壊の後押しとして十分です。

5)キャラ 
 ①玉木マリ
  発想はそれなりに柔軟ですが、思い切りが非常に悪い。
  キャラデザのほうもぱっつんがあまり好きでないだけに
  いまいち好きになれないキャラでした。
  ただ現状維持を否とし、打破しようとして足掻くのは嫌いではありませんでした。  
  そしてバカ正直なところが人を救うこともある…。
  彼女は少なくとも3人は救ったと思います。


 ②小淵沢報瀬
  行動力があるものの全体像が把握できずに向かう方向がずれるタイプ。
  さらに人との交流を絶ってきたため、対人スキルはほぼゼロ。
  この娘ある意味私に似ているせいか同調できる反面、
  やや同族嫌悪的な感情を抱きます。
  ただ彼女のまっすぐな信念、まっすぐな迷いは応援したく、
  助けたくなりますね。

   
 ③三宅日向
  この娘かなり好きです。
  俯瞰視が割と出来ていて、傷を背負って生きているところ。
  それを表に出さない強さ。
  バカを装ってますが、全然バカではありません。
  それっぽい名言がツボでした。
2週目見るとところどころで彼女の発言の重みに気づけます。

 ④白石結月
  この娘、主要キャラの中で一番好きです。
  キャラデザ(黒髪・たれ目)それでいて賢いのになんかずれている。
  早くから大人の世界に首を突っ込んだメリットデメリットが
  顕著な娘です。

 ⑤高橋めぐみ  
  事あるごとに消極的な発言が目立った子でした。
  その理由は分からないでもないんですが、傲慢なうえ余計なお世話。
  たまにいますよね。他者よりも上と確認してないと不安で仕方ない人。
  彼女の心情は理解はできますが、とても同調出来たものではありません。
  ただ最後の意外な行動は、彼女のキマリとの決別・卒業であり
  ある種自立の瞬間だったかなと。

6)好きなシーン
{netabare}
 ①バイト探し
  どう考えても怪しすぎるバイトに抵抗なく応募しようとする
  キマリと報瀬。
  嫁と二人で「アカンやろ」って突っ込んでしまいました(笑

 ②すいません、バカで
  阿吽の呼吸的な流れで笑わせてもらいました。

 ③勝手に許可証に印鑑押したキマリにキレたおかん
  水面下での心理戦。
  そしておとん、察してそっと扉を閉める。
  笑わせてもらいました。

 ④ルート工作/南極上陸
  細かい技術的なことを一部でもちゃんと描いてくれたのは
  うれしいですね。日本でもホワイトアウトの危険性が
  ニュースになるくらいですし。
  上陸の時の砕氷も知らなかったです。
  船の中での大変なところも描かれててよかったですね。
 

 ⑤@シンガポール
  両替が1:1のレートと思ってませんでした?
  手数料が発生するので、日本円→米ドル→日本円とすると
  元の金額よりかなり減ります。
  だから1日しか滞在しないとなると、必要な額に抑えておかないと
  損します。

  なお、マーライオンですがシンガポールのあっちこっちに
  大小いろんなのがいて、探すの面白いです。

 ⑥パスポート紛失事件
  報瀬の大演説、100万円を意地で叩きつけるのはウルウルでした。
  が、そのあとにまさかあんな結末になるとは!

 ⑦ざまーみろおおおおおおおおおおお!
  それぞれの立場でいろんな人に、方向に向かって吐き出された絶叫。
  もちろん信念だけでどうこうなるレベルの話ではないんですが、
  信念がなければ絶対無理だった到達点。
  ウルウルきますわ。

 ⑧三宅日向ブチ切れる そして報瀬もブチ切れる
  泰然自若…と言えば言いすぎかもしれませんが、
  どんなことにも悟った風な客観視をしている彼女ですが、
  生の感情を一人でぶちまけた貴重なシーン。
  彼女の達観したところは、そうせざるを得なかった出来事があったから。
  
  日向はそこから離れたことでやり過ごし、
  報瀬は無視することでやり過ごしました。
  でも目の当たりにするとやっぱり感情が揺さぶられます。
  こういうところが人としての彼女たちの魅力なんだと思います。 

  日向と報瀬の抱擁は涙ボロボロでした。
  「それが人を傷つけた代償」…まったくです。
  一生背負って生きていけって話です。
  謝って簡単に赦しを得ようっていうのが既に図々しいものです。
  一生背負ったうえで何か答えを得たのなら、勝手に自分で赦せという話です。
  そんなことまで傷つけた相手に頼ることが既に甘えてますよね。

  2019/10/14追記
  私の言いたいことをダンまちのヘスティアが上手く言葉にしてくれてます。
  本当に罪悪感があって謝りたいなら上っ面の言葉じゃなく行動で示せ!
  ということですね。


 ⑨思い込みだけが現実を理不尽を突破する
  いやホントそうなんですよ。
  意思がすべてを凌駕するわけじゃないけど、
  意思がないと凌駕することはできない。
  限界突破には割のいいことなんか考えて出来るわけないんですよ。
  人は弱い生き物だから、割に合わないことはやりたくない。
  でも本当にやりたい、実現したいことならばそんなこと凌駕する意思がいる。
  
 ⑩未読メール山積み
  もうなんというか、我慢無理です。
  気を遣って部屋の外にいる3人。 
  メールの受信が増えるほど、報瀬の想いが積み重なっていく。
  あふれ出る報瀬の涙がもう。

{/netabare}

投稿 : 2021/06/12
閲覧 : 664
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54

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高なんて言葉ではまるで足りない。私的ナンバーワンアニメ

 正直これより面白い作品は少なからずあると思います(ほんとに少ないですが)。ですが私の中でこの作品より好きな作品に今後出会える気がしない、それほど自分の中で圧倒的な作品でした。
 この作品はよく「泣ける作品」として紹介されたりするのですが個人的には泣けるのももちろんなのですがストーリー構成だったり伏線や演出にも注目して見て欲しいなと思います。そして何よりこの作品、泣けるだけじゃないんですよね。笑えるアニメでもあるし熱くなれるアニメでもあります。
 個人的に好きだった回はありすぎるのですが3、5、7、10~13話あたりでしょうか。
 第5話のめぐっちゃん回は「淀んだ水が流れ出す」というセリフがキマリだけでなくめぐっちゃんにも掛かっていて素晴らしかったです。
 そして第7話は個人的によりもいの中で一番熱い回でした。報瀬の自己紹介にそれぞれの想いを持った観測体のみんなが拳を高々と突き上げるシーンはボロボロ涙が出てしまいました。
 そして言わずもがなのラスト4話。結月ちゃん回の「ね」というセリフの回収だったりこれまでみんなと表面的に接してきた日向の爆発回だったりこれでもかというくらい涙腺をボコボコにされました。
 そして12話です。本作の一貫したテーマであった貴子の行方。泣く準備は出来ていましたが、軽々と超えていかれました。いしづかあつこさんと花田十輝さんの演出力がフルで発揮された回でした。本来これで終わっても全然最高のアニメなのですが皆んなの帰国までがっつりと描ききり、最後には最高のサプライズまで用意してくれる。とんでもない作品でした。
 最後にいしづかあつこさんと花田十輝さんのインタビューもあのシーンの制作秘話だったりを知ることができてとてもオススメです。

98/100点

投稿 : 2021/05/21
閲覧 : 656
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35

ネタバレ

さざなみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ネタバレ含む

よくある泣けるか泣けないかだけで終わってないの所が、この作品が他とは一線を画す点でしょう。
5話で親友のめぐっちゃんとの別れで少しのモヤモヤを残したままだったのをラストで回収。
4人が南極へ行って、これまでの日常が壊れるのを恐れていためぐっちゃんが自分を変える為に北極へ、まるで「次はあなたが一歩踏み出す番ですよ」と言わんばかりのトスを視聴者に投げかけて終わるお洒落さ。素晴らしかったです。
自分なら親友の回収忘れて少し大人になった4人が南極の地を踏んで終わりみたいな駄作にしちゃう所です。

また細かい部分にはなりますが、単純な新幹線や飛行機の移動パートも離陸した描写の後、場面切り替わって目的地到着みたいなありがちな演出はせず、あえてダイジェスト的に描くことでそれぞれのキャラを深掘りして、その時の関係性なんかも見せてるのもいちいち上手いです。1クール13話という短い間に登場キャラクターに感情移入させて終盤で決めきる下準備も万全だなと。

投稿 : 2021/05/03
閲覧 : 223
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15

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

成長の喜びに涙が止まらない

登場人物一人一人にストーリーがあり、南極観測という軸の中で、それがうまく扱われていく。

南極観測についての情報もありつつ、女子高生たちの友情や成長の物語でもある。

母の死を乗り越えるストーリーは、大きな土台となっている。

投稿 : 2021/04/24
閲覧 : 163
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12

ネタバレ

HataHata さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まさに青春。情熱。

はっきり言って最初は期待していなかった。
また女子高生が何かするの?という冷めた目で見始めた作品だったが、その当時の自分をぶん殴りたい。
主人公たちそれぞれが想いを持って、それと対峙しながら、協力したりケンカしたりして南極に向かっている様がとても眩しく羨ましく感じたし見終わった後に、何か自分もチャレンジしてみようかなと思わせる作品だった。
個人的なベストシーンはシンガポールで日向がパスポートを無くした場面。
自分が迷惑をかけちゃダメだからといって後に引こうとする様子をみて、報瀬が空港で啖呵を切るシーン。あんなの自分の信念を強く思っていないとできないよ!
とてもかっこよかったし日向も救われたと思った。
そんな気持ちの良いシーンがたくさん詰まっているのでぜひたくさんの人に見てほしい。

投稿 : 2021/03/21
閲覧 : 282
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28

ネタバレ

ftdCU91959 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中身がとても濃い

あらすじ
様々な思いを持った4人の女子高生が南極を目指すお話。

感想
シリアスな話あり緩い話ありと色々でしたが、この手のアニメは好きなので楽しめました。
また、1クールにも関わらず、主要人物4人の心情及び成長過程がよく描けており、凄く驚きました。
それ以外でも、挿入歌のタイミングや映像など全てにおいてレベルが高いように感じました。

あらすじ的には女子高生の青春物語でありがちな展開ではありますが、中身自体はとても濃いように感じました。

投稿 : 2021/03/12
閲覧 : 290
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23

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.3.8

2021.3.8

投稿 : 2021/03/08
閲覧 : 253
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4

ネタバレ

nn さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

1話のワクワク感はいずこに・・・。

1話のワクワク感がピーク。
過酷な冒険が題材だと思ったら大間違い。
その後はご都合主義的展開がひたすら続き
ひたすら苦痛。努力も何もしていない。船に乗れたのはひたすらラッキー。
そして、成果も何も上げられない。ただの荷物の主人公たち。
でも、ある意味目的は到達する。

そういう点に気が付かなければいい作品なのかな?

投稿 : 2021/02/16
閲覧 : 321
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6

ネタバレ

山田 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白かったが

1話見た時点でもう最後のオチが見えた。
死者のメッセージはもう見飽きたよ。
その設定さえ無ければ完璧なアニメだった。

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 232
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4

ネタバレ

アニメど初心者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい

見てくれればわかるけど、本当に感動した!
観終わった今現在、南極に行ってみたい!
あとあと、白石さんが個人的に可愛いと思った!
声優の早見さんと相性ピッタシ!
いい作品だって評判だったから観てみたけど、ほんとにいい作品だった!
アニメ初心者の自分でもわかりやすくて、超いい作品だからこのコメみてる人は一見するべし!

投稿 : 2021/01/04
閲覧 : 172
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6

ネタバレ

GAMMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

誰よりも熱い青春を南極で

科学の話が好きなので視聴した。

大まかに分類するなら
青春ドラマの中に南極観測の豆知識がちりばめられている
といった感じ。

主要キャラ4人が持つ信念(作中の言葉を借りるなら思い込みの力)が
物語を熱くしている。
少年マンガのように挫折や失敗を糧にするというよりは、
逆境の中でも決して自分の信念を曲げないで成功をつかみとる
という描写が多い。
かといってどうせ主人公が勝つんだろうというマンネリが無い。
マンネリにならない要因は「100%大成功」と問題を単純化しないで、
「51点でも勝ちは勝ち」と主人公たちが泥臭く、前に進んでいく姿に
共感して痛快に感じるからだ。

本来ならそんなにうまくいくことばかりじゃない。
でも彼女たちのキャラクターや背景設定がそれを許容させてくれる。

細かい評価ポイントを挙げると南極観測の膨大な取材が目を引く。
他のアニメではなかなかお目にかかれない文科省や海自のクレジットも
本作を視聴すれば納得。とにかくディティールアップのための
情報量が多い。
もう一つは砕氷船ペンギン饅頭号のCG。作りこまれてて綺麗。
多分デザイナーの一人や二人は過労死している。

自分の交友関係にアニメをおススメできる人がいないから
あにこれ に評価を投稿している節があったけど、
この作品は万人におススメできる。
こんなに泣いたアニメは他にない。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 337
サンキュー:

29

ネタバレ

USB_DAC さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Enjoy Your Trip. 先生も驚きの旅

★物語
・原作 : よりもい
・監督 : いしづか あつこ
・脚本 : 花田 十輝
 
それぞれの悩みの解決、成長を描く王道の青春ストーリー。非常に丁寧で
分かり易く、リテラシーが少なくても素直に感動出来る仕上がり。笑いの
センスも良いと思う。キマリの母親がぶちキレるシーンは最高。二人羽織
も面白かった。ただ黒子頭巾とめくり台の描写は不自然に感じたし、そう
いう作品じゃない気がしたのは確か。とは言え、笑いと感動のバランスは
実に見事。間違いなく傑作の一品。   


★作画
・作画監督 : 吉松 孝博
・美術監督 : 山根 左帆
・色彩設定 : 大野 春恵

決して繊細では無いがリアリティーがある。船や設備の描写は安定感があ
るし、キャラとの違和感も無い。何より構図が素晴らしい。柔らかいけど
特徴をしっかり捉えた良い画作りだと思う。


★声優
・玉木 マリ : 水瀬 いのり
・小淵沢 報瀬 : 花澤 香菜
・三宅 日向 : 井口 裕香
・白石 結月 : 早見 沙織

主役は当然、脇役も実力派で固められ、キャラとのマッチングも実に見事。
これだけ有名どころが揃っていたらテンポが悪いはずもなく、聴いていて
非常に安心感がある。余裕の演技力を感じる。


★音楽
・OP:「The Girls Are Alright!」 / saya
・ED:「ここから、ここから」 / キマリ、報瀬、日向、結月

作品に非常に良く似合うOPとED。程良い明るさと軽快さはパステル調。
挿入曲はストーリーを決して邪魔しないし、タイミングも秀逸。


★キャラ
・キャラクターデザイン : 吉松 孝博

不満は全く無いが、ルックスが悪い設定?の日向が普通に可愛い。個人的
には弓子(Lynnさん)、リン(本渡楓さん)の二人が主役に並んで好
きなキャラ。それと唯一男性キャラとして目立つ財前(松岡禎丞さん)が
程良いアクセントになっている。


[ヒロイン]
{netabare}
報瀬が笑顔でキマリに言う「じゃあ、一緒に行く?」

心に溜まり続ける淀み。いつかこの手で崩したいと藻掻くキマリにやっと
訪れた大切な切っ掛け。変わることを常に望みつつ、でもいざ行動しよう
とすると恐怖で足が竦んでしまう。そんな彼女にとっては行先なんか何処
でも良かったはず。一度決めたことに勇気を出して確実な一歩を踏み出す。
それが彼女にとって青春そのものだったのだろう。そして、報瀬の一言が
淀みを開放する切っ掛けを与えてくれた。前に歩き出したキマリは、一切
ブレることは無く真っ直ぐだ。

クラスメートから南極と馬鹿にされ、次第に他人を信用しなくなっていた
報瀬。落とした100万円を届けてくれた恩人にも関らず、あなたを応援
したいと語ったキマリに広島行きを指示し、敢えて気持ちを確かめようと
する。しかしその日、彼女は笑顔で広島行き新幹線の乗降口に立っていた。
それを見た報瀬もまた満面の笑みで迎える。やっと信頼出来る友に出会え
た嬉しさが滲み出た瞬間。

未だ友から受けた傷を癒せずにいる日向。それに触れることを拒み、距離
を置いた私生活を送るものの、憎しみを捨てられずに今もいる。いつしか
密に好意を抱く二人が南極を目指すことを知り、偶然バイト仲間になった
キマリを通して同行を切望する。その後、作戦の失敗に一人落ち込む報瀬。
見かねた日向は緊急動議を掲げ、一人で背負う重荷を開放し、彼女の為に
力になることを決意するその思いはとても優しく、そして美しい。

本人達は全く意識せずも、同じ目的に向かう彼女達は、結月から見れば既
に親友同士。孤立する学校内で勇気を振り絞ってクラスメートに声を掛け、
やっと叶いそうだった友を持つ憧れも、仕事柄触れ合うことが出来ず擦れ
違い、次第に彼女から離れて行く。そんな折りに出会ったこの3人。まだ
親友じゃないと語るも、既に出来上がった仲間の輪へ加わることに恐れを
抱く。それでも優しく手を差し伸べるキマリ達に感極まり、一縷の望みを
託し笑顔で南極行きを決意する。

終始キマリの南極行きを阻止せんと裏で嫌がらせを企てる幼馴染のめぐみ。
姉の様な存在でいることに悦を感じ、我が身から離れて行くことに不安を
見せる。しかしキマリにとってめぐみはたった一人の大切な親友。いつも
助けてくれる彼女の為にも強くなるんだ。そう決意したキマリの気持ちに
やっと気付き、出発の朝に自戒の気持ちから絶交を申し出る。

親友と信じるめぐみの意外な告白に動揺を隠せないキマリ。しかし彼女の
優しさは、それを認めることは決してなかった。
{/netabare}

[いざ南極へ:出発]
{netabare}
離陸前に偶然目にした陸上部員らしき一行に釘付けになる日向。一度抱え
たトラウマはそう簡単に消せるはずも無く、未だ神経質な一面を覗かせる。
それにしてもペンギンの映像を見て泣いていた報瀬が何とも面白く可愛い。
その後に日向が預けたパスポートを誰一人思い出せないのは、流石に無理
がある気がしたが、余程海外に来て浮足立っていたのだろうか。ただそれ
を切っ掛けに100万円を叩き付け、ビジネスクラスのチケットを購入す
る強烈なシーンに繋がって行く。

ここで友の為に揺るぎない強さを見せる報瀬。改めてCV花澤香菜さんの
演技力を感じる名シーンだった。結果に安堵し、店の前でドリアン相手に
騒ぐ4人は甚だ迷惑極まりない。しかし女子高生らしく若さを演出するに
は致し方ないところか。ただ「慣れたら旨いかも」とフォローを忘れない
ところは流石だなと思った。(笑)
{/netabare}

[いざ南極へ:航行]
{netabare}
人前に出ると赤面し言葉が出なくなる。出航前の自己紹介でそんな報瀬を
後押しする日向。既に二人は自然と互いをフォローし合う仲になっていた。

強烈な船酔いに旅への気力を奪われ、頑張る他に選択肢はないと語る報瀬
に釈然としないキマリ。確かに誘われて来たけれど、辛いこの旅を選び決
めたのは自分自身だと言い切る。各々にとっての旅の目的は違え、行き先
が同じなら皆で前を向こうという気概をとても強く感じる。ここでも全く
ブレ無いキマリを感じることが出来た。その後、荒波が打ち付ける艦上で
ずぶ濡れになりながら大燥ぎする4人。漸く皆が一つになった瞬間だった。

やがて船は感動のラミング(チャージングとも言う)を繰り返しながら東
オングル島の厚い氷の海を進んで行く。到着後それぞれの手を握り一斉に
船を降り立つ4人。今までの屈辱を吹き飛ばすかの如く「ざまあみろ!」
と叫ぶ報瀬。そして3年前の無念さと悲しみに耐え、苦労の末再びこの地
に辿り着いた乗組員達もまた、彼女達のその姿を見て一斉にそう叫んだ。
{/netabare}

[南極生活:EP結月]
{netabare}
到着してすぐ始まる結月のエピソード。出逢いから今までの旅で既に掛け
替えのない親友になっていた4人。キマリに何気なくそう言われたものの、
声を掛け誘うことで友達になると信じて疑わない結月は、自分だけが声を
掛けられていないと彼女の言葉に疑心を抱く。それに友人を持った経験の
無い結月は、その言葉の意味と理由がなかなか理解出来ない。共に友人を
持たぬ報瀬と日向が懸命に説明するが今ひとつ結月は納得せず、仕舞いに
は誓約書まで差し出す始末。

しかし、唯一友人を持つキマリが行動でそれを納得させる。報瀬が語った
言葉は要らないと言う台詞を、結月の誕生日を共に祝うことで知らしめる。
親友とは互いの気持ちを行動で示す間柄。言葉は少なくとも分かり合える
存在なのだと。
{/netabare}

[南極生活:EP日向]
{netabare}
テスト中継で急に目の前に現れた3人の元友人。その姿を見た日向は当然
ながらそれを拒絶する。異変に気付いた報瀬は、怒りに震える彼女の姿を
覗いてしまう。経緯と本音を聞き出し次第に気持ちを強くする報瀬。普段
お道化る姿の裏に潜む過去への苦悶。その思いは受け取るものの、やはり
恐怖心からか彼女の目の前に線を引いてしまう日向。それでも報瀬の意志
は固く、矮小さを覗かせる日向を見て呆気なくその線を超えてしまう。

謝れば許される。そんな下心が透けて見える彼女達を報瀬は絶対に許さな
かった。力強く日向の手を引く報瀬。敢えて謝罪を受け入れずに断ち切る
ことを選んだ。許さぬことが許されても良いはずだと。
{/netabare}

[南極生活:EP報瀬]
{netabare}
南極の景色を見て感じた報瀬の違和感。この地に辿り着いても母に対する
想いは全く変わらなかった。やはり消息を絶ったあの場所に行き、現実を
受け入れるしか方法はない。でも最後の砦であるその場所でもし変わらな
かったら、一生母を待ち続ける日々をきっと送る筈。ならこのままでいい。
その気持ちが彼女の足を止める。心の何処かで母の死をまだ認めたくない。
そんな胸の内を語る報瀬。

その後、吟に背中を押され、100万円を一枚一枚数え回想にふける報瀬。
やがて残された可能性を信じて、あの場所への旅を決意する。空を見上げ
友の死に涙する吟。しかし未だ現実を受け入れない報瀬を見たキマリ達は、
彼女の制止を振り切り懸命に遺品を探し回る。そしてついに見つけ出した
母娘の写真が貼られたノートPC。

報瀬の誕生日がパスワード。それは紛れもなく母が使っていたPCだった。
しかしやっと辿り着いたこの場所に、大好きな母は既にもう居ない。千通
を超える未読のメールが示すもの。あの日から3年間、一日も欠かさずに
送り続けた母へのメールは一切開かれてはいなかった。現実を目の当たり
にした報瀬は一気に感情が溢れ出す。部屋の外で泣きじゃくる友の助けを
得て、漸く母の死を認め目覚めた瞬間だった。
{/netabare}

[南極との別れ]
{netabare}
既に親友となり強い絆で結ばれた彼女達。島内散歩に誘ってくれなかった
キマリに仲間外れと茶化されるが、日向が気にする様子は微塵も感じない。
あれ程友人が出来ないことを悩んでいた結月でさえ、今では日向を揶揄う
素振りを見せていた。この場所の生活にも慣れ、帰国を惜しむ中でキマリ
が語った「いつの日かこの4人での越冬」の夢。誰一人として笑わず真顔
で同意する姿は、既に同じ方向を見ている証なのだろうと、ふと思った。

そして吟に問われた最後にやりたい事。それは優しい隊員達全員と一緒に
遊ぶことだった。無邪気に楽しむ遊びを通して、再びこの4人がこの地を
目指し訪れた際には、快く迎え入れて欲しい。もう私達は仲間なのだから。
そういう願いが込められている様にも感じられた。

帰還式での報瀬のスピーチ。そこに緊張で赤面していた今までの彼女の姿
はもう無かった。出航の際に語った宝箱を皆の力で探し出し、好きじゃ無
かったこの場所を今は大好きだと語る。髪を切り、生まれ変わった彼女は、
笑顔で母のPCを吟に預けた。

その後、吟が気付いた一通の未送信のメール。帰路に就く報瀬に送られた
その画像は、現実と見事にシンクロするオーロラが映る夜空だった。今は
亡き母からのメールに笑顔で答える彼女に、もう過去に縛られる様子は全
く感じられない。そして「私たち強くなった?」そう語る結月達はいつも
より明るく爽やかな気がした。
{/netabare}

[帰国後]
{netabare}
懸命に泣いて笑い合い、そして助け合った4人。この3か月間の長い旅で
得た答えは「私たちはもう私たち」。「ここで別れよう」そう笑顔で語る
キマリ。離れていても決して不安じゃない。そして寄りかかる必要もない。
もう既に彼女達は固く強い絆で結ばれているのだから。

帰宅後、より家族との関係を深めた様に見えるキマリ。そしてめぐみから
送られた笑顔の画像に驚く。それはあの日、紛れもなく対極の地に彼女が
居たことを示すものだった。優しさに助けられた彼女もまた、大切な一歩
を踏み出していた。

いつも通り神社でお参りをする日向。ただひたすら裏切り者を見返す為だ
けに我武者羅だったあの頃の気持ちは、恐らくもう無い。今はただ彼女達
と約束した次なる目標を目指し、そのための道筋をきっと選んでいるはず。

突然ファンから求められたサインに驚くものの快く応じる結月。旅の影響
で多少名が売れたから?それもあるのだろうが多分そうではない。今まで
母の傍で見せていた不機嫌な顔が消え失せ、自然と優しい笑顔を振り撒く
姿に変わっていたのだと思う。

今までは帰宅しても素通りしていた母の御霊を祀る仏壇。土産の氷を供え、
祖母と共にしっかりと手を合せる報瀬の姿がそこにある。一皮剥けた彼女
を見て、今まで馬鹿にしていたクラスメートもきっと一目を置き、これか
らは楽しい学園生活を送るのだろう。そして彼女もまた、キマリと同じく
めぐみの愚行をいつかは許し、友として迎え入れるに違いない。

望みを叶え成長した彼女達は、別人の様に煌めいていた。これからそれぞ
れの日常を懸命に歩き、いつの日かまたこの4人で新たな宝箱を探しに長
い旅に出る。そんな未来を感じさせる素晴らしいエンディングだった。
{/netabare}

[最後に]

これ程までにキャラ達の心情を丁寧に描いた作品はそう多くはないと思い
ます。全ての評価項目でのバランスは素晴らしく、ニューヨークタイムズ
紙での「The BEST TV SHOWS of 2018」 海外部門10作品選出も充分に
頷ける納得の仕上がりです。

実力派声優陣が繰り広げる掛け合いはテンポに優れ、笑いや感動も確実に
印象が増している。主人公と似た境遇や悩みを持つ人にとっては、きっと
感じるものがある様な気がします。そして文科省・国極研・JMSDFの
協力に基づいた、正確に描写した南極までの導線や艦船内外、昭和基地や
実験風景など、日本が誇る実在する技術や軌跡に興味を抱くことさえある
でしょう。その意味でも、子供から大人まで幅広い層に安心して薦められ
るこの作品の価値は、非常に高いのではないでしょうか。

只々この作品との出会いには感謝するばかりです。


以上、拙い感想でした。

投稿 : 2020/12/16
閲覧 : 471
サンキュー:

54

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

南極への道のりは軽く死ねるが「ざまあみろ」って感じの青春がそこにはあった

本サイトで圧倒的支持を誇っている作品。
放送された2018年はネット上でなにかと話題になることも多く、今年一番面白かったアニメという評価もちらほら耳にしていた。
というわけで今回ようやく見てみたわけですが・・・

こ、これは!1話目から既にオーラが違う・・・!
とまあ1話目で一気に引き込まれてあっという間に見てしまいました。
いやー、これは評価されるのも頷けますね。女子高生4人がそれぞれの思いを胸に抱えながら南極探査へと赴き、それを通じて育まれる友情、苦い経験を通じて成長していく人間性、これらが非常に丁寧に描かれています。
正直この作品にしかない独自性、刺さる人にはとてつもなく刺さるような持ち味とは無縁で、教科書通りの王道を行くベタな展開の作品です。なので人によってはこの評価が過大評価にも感じられてしまうのでしょうね。
しかし教科書通りの展開だからこそ人を選ばない普遍性、物語もキャラクターも高い水準できれいにまとめ上げている高い完成度、正直言って文句つけるとこが見当たらないくらい隙が無い作品でもあります。多くの人に受けやすい作品なので自ずと評価も上がりますよねそりゃ。

基本的にコメディ中心で笑える部分が多いですが、しっかりとした泣き所も毎回入れてくる作品でした。というか後半毎回泣いてた気がする。
個人的に一番好きなのは12話。ラストの遺留品であるPCを見つけて自分の送った大量の未読メールを見ながら報瀬ちゃんが涙を流すシーンですね。あの涙には彼女の今までの様々な想いが乗っていると思います。そんな彼女を陰から見守りながら共に涙を流す親友3人。この娘たちの絆、美しすぎます。

キャラクターみんな個性豊かで好きですが、特にお気に入りは報瀬ちゃんと日向ちゃん。クールビューティー系のポンコツとムードメーカー兼ツッコミ担当とかもうどツボですよ。6話の二人のやり取りは早々にオチまで読めていましたが最高でした。
あとこの手の作品では珍しくメインキャストが有名どころだけで固めてたのは以外でした。普通はまだブレイクしたてor直前の若手の人を起用するイメージでしたが。しかしまあ流石は人気の方々といったところで、4人とも安定感抜群の演技でしたね。特に花澤香菜さんはやっぱりこういう系だと輝きますねww

そしてOP。楽曲の「The Girls Are Alright!」自体も良曲でハマりましたが、何より自分が感動したのは開幕のタイトルロゴのシーン!
カメラがぐるっと回転して南極をバックにタイトルロゴが出るところですが、みなさん普段生活してて南極大陸をこういう俯瞰視点で見る機会ってあります?
平面の世界地図だとその性質上南極大陸は基本的に縮尺が滅茶苦茶、地球儀で見るとしても一般的な設置型の物だと基本的に軸の真下になるので中々見ませんよね?
だから自分はこのシーンの南極大陸見て、未知の世界のような認識を強く感じたので、この演出すごく好きです。


いやもう本当に素晴らしい作品でしたね。こんなものを見せられたら、文句などあろうはずがありません。



余談その1
{netabare}聞きかじりの知識なので真偽のほどは分かりませんが、どうやらオーロラって北極と南極同時に発生するみたいなんですよね。これが本当だとするならラストでキマリちゃんたちがオーロラを見上げていた時、同時に北極ではめぐっちゃんがオーロラを見上げてたということになるのかもしれません。・・・そう考えるとすごくエモイですよね{/netabare}

余談その2
{netabare}すごい偶然ですが今作が放送中だった2018年の1月6日に、日本人の冒険家である荻田泰永さんが日本人初となる南極点への徒歩による無補給・単独踏破に成功しました。この功績から植村直己冒険賞も受賞されました。ちょうど同時期に「ざまあみろ」って感じの偉業成し遂げた日本人がいたということ、覚えておきませんか?
(とある番組で挑戦中の様子見ましたが、南極探査メンバーの生活が天国に思えるくらい地獄でしたねあれ。でも北極点目指すよりはあれでもまだマシという・・・){/netabare}

投稿 : 2020/12/09
閲覧 : 584
サンキュー:

74

ネタバレ

まさまさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

南極に行きたくなる

タイトルの通り。それも、割と真面目に検討しているレベル。そのくらい自分にとって、この作品の影響力は大きかったように思う。
何か新しいことに挑戦したいけど、あと一歩が踏み出せない人には是非観て欲しい。おそらく、きまりに強烈に共感できると思う。なぜなら、このレビューを書いている自分もそうだったから。
よりもいには未読メールなり絶交無効なり名シーンはいくつもあるけど、個人的に好きな回は第6話のパスポート紛失回。しらせとひなたの心情描写が丁寧で、しらせのかっこいい場面がありつつオチまで完璧という、まさによりもいらしさ全開の一話だったと思う。

投稿 : 2020/11/16
閲覧 : 168
サンキュー:

11

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

きっとまた旅に出る。この4人で!

詳細は公式サイトでも。

何にもしてこなかったJKが、2年生になって南極を目指すという荒唐無稽なお話です。

始まりは、またも「けいおん!」オマージュ。和ちゃんみたいなしっかり者の眼鏡っ娘が相談相手ですしね。

初回は舞台説明と、100万円を拾ってのアレヤコレヤ。まあ、すべてにおいて普通のオール3ですが、声優は実力派の水瀬いのりさん、花澤香菜さんということで少し高めにしておきます。

様子見ですね。

======第2話視聴後、追記です。
{netabare}
南極観測船に乗り込むためにアレヤコレヤします。
新たなキャラ(三宅)も登場です。

展開して、グッと面白くなりました。
これなら継続視聴したいと思える2話でした。期待感が高まりつつありますね。
{/netabare}
======第3話視聴後、追記です。
{netabare}
高校生女優の結月がメンバーに加わります。
いよいよ南極に行けそうですね。

いやあ侮っていました。
これ面白いです。さすがマッドハウス。リソースはオバロ2に割かれているだろうと思ってましたが、いやいやこちらもなかなか良いですね。

グンと評価がアップしました。
{/netabare}
======第4話視聴後、追記です。
{netabare}
いよいよ南極チャレンジの隊員として、訓練を受ける4人です。

回を追うごとに面白さが増しています。ギャグとシリアスのバランスがちょうど良く、ストーリーも上手く興味を引く展開で、しかもキャラデザも良い。

意外と盲点なのですが、普通アニメって多少のデフォルメが入り、頭身がおかしいんですが、この作品は違います。ちゃんと人間っぽい頭身なんですね。そういうところも評価できます。

今のところ、ケチのつけようがない作品です。

はてさて、どこまでこのまま行けるか。楽しみです。
{/netabare}
======第5話視聴後、追記です。
{netabare}
ついに南極行きが決まり、キマリと報瀬は学校から盛大な壮行集会を開いてもらいます。

で、まあ、キマリの親友・めぐっちゃんが、実は嫉妬からアレコレしていたということを打ち明けられるわけですが……。

これは観た人の怒りを買うでしょうね。逆に言えば、アニメの登場人物に憤慨するほどハマっているということも言えるわけでw

ここまで完璧に来ていて、逆に不安になるくらい。今んとこ、今期ナンバーワンと言ってもいい作品です。

さて、次回から南極!
の前に、え? シンガポール??
{/netabare}
======第6話視聴後、追記です。
{netabare}
「気にするなって言われて気にしないバカにはなりたくない。
先に行けって言われて先に行く薄情にはなりたくない。
4人で行くって言ったのに、あっさり諦める根性なしにはなりたくない。
4人で行くの! この4人で。それが最優先だから!」

これはもしかすると、もしかするかも。
安っぽい言葉であまり好きではないのですが、神アニメになるかもです……。
{/netabare}
======第7話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
フリーマントルに到着。寄港している七神屋ペンギン饅頭号に乗り込むところからスタートです。南極チャレンジのレポートのため、観測船内を探索する4人組。しかし、船のわりに少ない観測隊員たち、不安の声などを耳にして、キマリたちもこれからの旅に不安を抱いてしまいます。
{/netabare}
というお話。

新キャラが続々と登場しましたね。
フリーマントルのバーで飲む3人。小松未可子さん(歌苗)、遠藤綾さん(チャイコ)、松岡禎丞さん(ワーくん)。そうです。現在、NHKで放送中の楽しいアニメ「クラシカロイド」の主要キャラ勢揃いですねw ちなみに能登麻美子さん(リスト)、日笠陽子さん(モツの少年時代)と、クラシカロイド声優が続々と起用されていますね。

それはさておき、4人組の不安を解消したのは隊長の南極への熱い想いでした。そして、いよいよ南極に向けて出発です!

でも、まさか隊長以下、隊員たちの計画って、報瀬のお母さんの亡骸を探して葬るとかじゃないですよね……。そんな描写見たくないなあ。

ともあれ、ここまで本当に素晴らしい出来の作品。
このまま突っ走ってほしいですね。
{/netabare}
======第9話視聴後、追記です。
{netabare}
前回の最後に、南極の氷が見えたので、いよいよ上陸かと思ったら、まだ船の上で、しかも敏夫が隊長が好きで恋の相談をされるという展開で、おいおいとちょっと思いました。が……。

そのエピソードに紐付けて、報瀬と隊長・吟、貴子の話を深掘りするという手練な脚本。お見事。

そして、いよいよ南極に降り立った報瀬の

「ざまーみろ!」

そして南極観測隊員全員で「ざまーみろ!」

ホロリとさせた後に、スカッとさせる。

そして視聴者は「序盤で切った奴ら、ざまーみろ!」とw
{/netabare}
======第11話視聴後、追記です。
{netabare}
まったく毎回毎回泣かせやがって……。

こんな神回しか作れないアニメ、誇らしくないのかって話ですよ。

あっ!
でも、上級生を差し置いて下級生が大会に出ることで確執が起きるエピソードって、それ「響け!ユーフォニアム」からヒントを得たでしょ? 花田先生w
{/netabare}
======第12話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
報瀬は南極に着いても、泣きもせず淡々としていました。それは、おそらく母の死というものを実感として受け入れていなかったから。

その母が亡くなったとされる場所へと行きます。

なにか母の痕跡が、そこにいたという証がないか。キマリたちは観測所を探します。そして見つかったものは、貴子のラップトップPC。

報瀬の誕生日をログインパスワードにしていたそのラップトップPCで、メーラーを開いた報瀬は自分が母に宛てた1101通以上の未着メールを目にする。

そのとき、醒めない夢から目が覚めたのです。
母の死を、本当に実感として受け入れたのです。

南極に着いて初めて報瀬は泣きました。
{/netabare}

いやもう、マジか……。
これはもう、ホント……。

さて、いよいよ次回は最終回。
どういう落とし所にするのか。楽しみであり、心配でもあります。
{/netabare}
======最終話視聴後、感想です。
{netabare}
心配が杞憂に終わるほど完璧な最終回でした。

この3ヶ月、よりもいを毎週楽しみに生きてきました。
笑って、泣いて、また笑って。

素晴らしい作品をありがとう。

数年どころか10年単位で出るか出ないかわからないレベルの名作でした。

また、この4人できっと旅に出る!
{/netabare}
=====2018.4.5追記
{netabare}
基本、終わった作品を振り返ったり、あとから何か追記をしたりしないのですが、この作品は僕にとっても特別な感じがしますので蛇足ながら。

ラジオステーション音泉で、この作品の、まあある意味宣伝番組があるのですが、本日最終回ということで、ゲストに三宅日向役の井口裕香さんを迎えて、3人で話しています。
http://www.onsen.ag/program/yorimoi/

このラジオもずっと聴いてきたのですが、本作と同じくラジオの最終回も素晴らしいです。

聴いていて感じるのが、キャストの皆さんも本当に、この「よりもい」が好きで、感情を揺さぶられたのだなあということです。

これのほど作品をリアルタイムで観られたのは、本当に幸せだったと思います。
{/netabare}
=====2020.11.13追記

YouTubeチャンネルでアニメのレビュー動画を上げようかなと思っていまして、その1発目として、やはりこれは外せないというか、特別な作品なので最初はこれだって決めていました。

https://youtu.be/QVdr1cSYmTM

よかったら、ご覧ください!

投稿 : 2020/11/13
閲覧 : 730
サンキュー:

56

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定年退職 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

劇中歌が最高

シナリオも声優も作画が良いが一番は劇中歌。
効果的に歌を使って泣かせてくる。ずるい!ものすごくずるい!
自分的には日向ちゃん回が一番泣ける。
歌舞伎町の疾走シーンとかも大好きですね。

投稿 : 2020/11/09
閲覧 : 162
サンキュー:

14

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まーたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

評価されすぎ

嫌いじゃないけど評価されすぎ。ただ南極に行くだけのアニメど?なんか伏線ありゃいいけどなんもないからな。
せいぜい70点ぐらいのアニメやろ。悪いとは言ってない。終わり方とか良かったと思うし。でも評価されすぎ。
これが3位???ってなるよ観たらごめんけどw

投稿 : 2020/10/24
閲覧 : 226
サンキュー:

9

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よいよい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うん

個人の感想ですが、評価が高い分自分的にはなんていうかもっと物語も大きく動いて感動するかなって期待していました。ですがあまり感動せずに終わっちゃいました。でもとても良い作品だと思います。挿入歌やOPEDの曲は本当に素敵です!文句なし!

投稿 : 2020/10/24
閲覧 : 214
サンキュー:

6

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damian さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あれは反則…

4人の関係性がすごく良くて、
終始気持ち良く見れました。

青春って素晴らしい。

南極に行くまでのプロセスや、
南極での生活が丁寧に描かれていて、
ワクワクしながら見れました。

一番印象に残ったは、
やっぱりラスト前のメールのシーン。

じわじわ〜というよりは、ガツン!ときます。

他の感動系で泣けない人も、
これなら泣けるかもしれませんね笑

投稿 : 2020/10/21
閲覧 : 234
サンキュー:

14

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せんべいや さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待が萎み、不安が広がる。

砕氷船に(ペンギン饅頭)なんて書いてあるからギャグアニメなのかな?
と思ったけど、PVや相関図を見ると、真面目に南極へ行く模様・・・が!
{netabare}新基地建設と新型砕氷艦の就航に伴い、『しらせ』と昭和基地を民間に払い下げだって!!?
60億円近い費用の95%を交付金と補助金で賄う南極観測隊を民間で運営出来るとはとても思えない。
ペンギン饅頭の広告収入なんて焼け石に水
学校も、2学期の期末試験を休み、3学期はほぼ全休・・・留年決定でしょ! 家族が許すものかな~~
OPでは元気に南極で活動してる様だが(アザラシに近ずいて寝そべるのは禁止事項だと思うが・・)強引なシナリオで、ガッカリさせないで欲しい。
{/netabare}
次は『よみがえる空 RESCUE WINGS』的な、硬派な南極アニメをお願いします。

ストリートビューで、フリーマントル見てたら、フェリーターミナルの北東500m位の所に『しらせ』停泊中の画像発見・・・なんかタイムリー。

↑↑ ストリートビューの画像が変わり、『しらせ』が居なくなったな~~と淋しく思ってたら、フリーマントル駅 直近の岸壁に・・・撮影時期は、2015年3月??帰路はシドニーじゃ無いの? と思い、調べると、第56次南極地域観測航海では、約5400回のラミングを行った年で、燃料不足で、近い フリーマントルにしたのかな?(ラミング1回400リットルも燃料を消費するそうな・・・)シドニー観光を楽しみにしてた隊員さんは、ガッカリしたのでは?

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 1441
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17

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DIPIMP さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新たな女子高生青春モノのスタンダード

キャラの良さ。ストーリーの良さ。全体のバランス。
そして南極基地の実際も描かれて。本当はもっと男臭い感じだけどそこはねぇ。
毛利さんの言った宇宙よりずっと遠いですね。が伝わる良い作品でした。

投稿 : 2020/10/18
閲覧 : 198
サンキュー:

12

ネタバレ

キリカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

普通

普通で平凡なアニメ😒

投稿 : 2020/10/07
閲覧 : 172
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5

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jolljoll さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生は冒険

女子高生達が南極を目指す物語です。
青春と呼べるような学生生活を送りたいと望んでいる主人公マリ。しかし彼女は中々自分の殻を破ることが出来ず、ずるずると平凡な日常を送り続けています。
そうしたぱっとしない学生生活の中、彼女はふとしたきっかけで一心不乱に南極を目指す同級生の報瀬と知り合いになります。報瀬が南極を目指しているということは公然たる事実で、それに対する周囲の反応は冷ややかです。けれども、そんな変人扱いされている報瀬の「一緒に行く?」という言葉にマリは心を動かされます。
きっかけを欲していたと言えばそれまでですが、そうした自分本位な理由だけではなく報瀬の熱意を知ってしまった以上、どんな形であれ自分もそれに真剣に応えてあげたいと思った結果が、同行するという選択になったのだと思います。
そこへ高校へ行かず大学を目指している訳ありフリーター少女日向や、タレントと学生の二足の草鞋で疲れ気味の結月といったメンバーが加わっていきます。
南極へ行くまでは色々とありますが、最終的には結月の仕事に乗っかる形で南極行きが決定します。
苦楽を共にしながら4人は友情を深めていきます。
南極に降り立った瞬間報瀬が今までの思いをぶちまけるシーンは、彼女の人間臭さが見えて良いですね。
報瀬に限らず、回を追うごとにキャラの魅力は深まっていきます。
最後のメールのシーンは心を打たれます。見事な伏線回収です。PCを立ち上げる時のパスワードも、おそらく自分に関わるものだったのでしょう。そこから未読件数が増え続けていくシーンです。こんなん泣くなという方が無理。生きている間はすれ違いもあったでしょうが、お互いに愛情と慕っていた気持ちがあったことが分かります。こんなにも話したいことはたくさんあったのに、もうそれが相手に届くことは無いのだということも分かり、声優さんの迫真の演技もあり、涙なしには見られません。
OPとEDの入り方も見事です。非常にワクワクさせる作りです。
現代の冒険譚として、1つの指標となる作品でしょう。

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 228
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16

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フィコンパ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間関係ってやっぱり難しい。

色々懐かしい事があるので。視聴中ですが2つ

とりあえず南極艦しらせ、何度か写真等で見た事が有ります。

それともう1つ3話のラストシーンの建物は、白瀬記念館です。場所はにかほ市らしいです。検索すれば出て来ます。

ストーリー感想ですが船の種類有ったんだとか、船酔いは地獄でしょう。とかでしたね後は10話からが本番かな?それまでは積み重ね、そんな感じがしました。
自分自身は報瀬さんの意見に近いかな。
それから11話の日向さんのトラウマ的な問題。
そして12話は報瀬さんがメインでしょうね。
最終話まぁそれらしいストーリーでしたね。ラストはあれ?でしたが。

投稿 : 2020/09/23
閲覧 : 232
サンキュー:

12

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ストーリーは壮大。南極をめざすアニメ

高校時代になにかやりたいが、それを見つけることができない玉木まり。あだ名はキマリ。そんな時、南極に行くことが目標の小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)と出会い、キマリも南極に行くという目標をもつ。けれども高校生が南極に行くのはたやすいことではない。まずは先立って必要なものはお金だ。そこで夢を叶えるためキマリはコンビニでバイトを始めた。コンビニで働き出すとバイト仲間の三宅日向と知り合い、日向もキマリ達の目標に共感。三人で南極に行く方法を探るがなかなか見つけることができない。そんな時、高校生女優白石結月がテレビの企画で南極に行くことを知りアクセスした。なんとか知り合いになれた4人。いよいよ南極観測船に乗り夢の舞台へとめざす!
壮大なストーリーですよね。青春時代に実現が難しい目標に向かって突き進む様子はやはり感動します。南極に行く最中、船は揺れなかなか大変。けれども4人の友情は親密になっていくのもまた魅力だ。
少し残念なのは、舞台が南極というすごい場所だからもう少し背景や映像に迫力が欲しかった。

投稿 : 2020/09/17
閲覧 : 179
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宇宙よりも遠い場所のストーリー・あらすじ

いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。
見たことのない風景を、
聞いたことのない音を、
嗅いだことのない香りを、
触れたことのない質感を、
味わったことのない食物を、
そして感じたことのない胸の高鳴りを、
いつの間にか忘れてしまった欠片を、
置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。
そこにたどり着いたとき、
ボクたちは何を思うのだろう。
吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、
荒れる海原を超えた先にある原生地域。
地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。
これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう
4人の女の子たちの旅の物語。
ボクらは彼女たちを通して、
明日を生きるキラメキを思い出す。(TVアニメ動画『宇宙よりも遠い場所』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
マッドハウス
公式サイト
yorimoi.com/
主題歌
≪OP≫saya『The Girls Are Alright!』
≪ED≫玉木マリ(CV.水瀬いのり)小淵沢報瀬(CV.花澤香菜)三宅日向(CV.井口裕香)白石結月(CV.早見沙織)『ここから、ここから』

声優・キャラクター

水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織、能登麻美子、日笠陽子、Lynn、金元寿子、本渡楓、大原さやか

スタッフ

原作:よりもい、監督:いしづかあつこ、シリーズ構成・脚本:花田十輝、キャラクターデザイン・総作画監督:吉松孝博、美術設定:平澤晃弘、美術監督:山根左帆、色彩設計:大野春恵、撮影監督:川下裕樹、3D監督:日下大輔、編集:木村佳史子、音響監督:明田川仁、音響効果:上野励、音楽:藤澤慶昌、音楽制作:KADOKAWA、協力:文部科学省/国立極地研究所/海上自衛隊

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