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「刻刻(TVアニメ動画)」

総合得点
70.6
感想・評価
427
棚に入れた
1694
ランキング
1521
★★★★☆ 3.4 (427)
物語
3.5
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.4

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刻刻の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

話がおもしろい

原作漫画は読んでいない

アマゾンプライムで視聴。字幕表示で見ていたが、なぜか1話だけ(確か8話だけ)字幕がなかった

設定に独自性があったし、物語には緊張感があったし、おもしろかった

{netabare}ただ、佐河が生い立ちを語りだしたあたりは、どうしてその生い立ちで神ノ離忍になりたかったのかがよくわからなかった

あと、結局樹里は元の世界に戻るんだろうなとは思っていたが、最後にチートのようなキャラが出てきて帰還するというオチは、少し安易に感じた(第一話の冒頭とつながるというフォローは入っていたが)

とはいえ、全体としてはやっぱりおもしろかったと思う

内容とは関係ない話だが、雇われ組の迫が、寄生獣に出てくる浦上にそっくりで、パクり感は否めなかった。声優も同じ声優が担当していたので、制作サイドも意識していたのだろうか{/netabare}

投稿 : 2024/06/21
閲覧 : 40
サンキュー:

1

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

『シャキッとしなさいよ』

止まった世界で佑河家の謎が明らかになって行くSFサスペンス

数秒の話がすごく大事な事に。
次から次にいろんな事起こって、なんか気になるんだけど、内容むちゃくちゃで。w

終わりも、お、おぉ。そゆ感じか。ってな感じでw

全体的に突っ込んだらいいの?wwwって感じだったw

樹里の能力凄すぎ。なんでもありやん!
お父さん残念すぎww面白すぎw

op.edゎ世界観出てて見応えあってとても良かった作品

投稿 : 2023/11/21
閲覧 : 91
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シン SFスーパー英雄(?)列伝22

樹里
「あと何回かネタを考えれば受けそうだけど(おいっ)ここで投稿をしないと意味ないよね?」
爺さん
「待て、お前がまともな投稿する可能性を失くすつもりか!」
樹里
「私はあにこれを守りたい。何に代えても。こいつも同じ。自分の目的を守るために私たちにネタを書かせたりしない」
爺さん
「待て樹里、ワシがやる。せめて手を汚させてくれ」
樹里
「無理よお爺ちゃん、躊躇してるでしょ(してねぇ!)してるよ!」
オヤジ
「じゃあ、わしが」
樹里&爺さん
「どうぞどうぞ(って、お前はダチョウ倶楽部かっ)」

時間が止まった世界に自由に出入りし動ける「止界術」
それを使える佑河家とその力を狙う真純実愛会の争いを描く物語です。
予備知識無しで見たので、この先がどうなるのか判らず、あっという間に引き込まれました。
もっとも時間が止まった世界だけに、いろいろな制約があり、手探りな状態の中で、その知識がある者、知らない者が、それぞれ何を考え、どう動くのか面白かったですね。
それにしてもシリアスな物語の中で、自分勝手で空気読めないオヤジがいい味出してましたね。
みんなが躊躇する中、あっさり殺そうとするなんて(こいつはスゴイぜ byメタルダー)緊迫した空気の中で虚をつかれてしまい、笑ってしまいました。
シリアスな雰囲気の作品なんですが、もともと時間が停止してる中で自由に動けるあたり、どっちかというとファンタジーっぽい作品と言えるのかも知れません。
そういう意味ではラストの展開ありなのかなぁ(汗)
だって、あれで樹里がカヌリニになっちゃったら、非常に後味の悪い作品になってしまいますよね。

オマケ
天地人
「投稿、ふんっ!(感想を書いた天地人に対し)」
樹里
「(・・・マジ?一直線にネタを書きにいった)」
爺さん
「(終了している作品を一瞬の戸惑いもなく、むしろ軽やかな動きで)」
樹里&爺さん
「何だろうこの人・・・」
天地人
「(決まった!)」
って、アホですな(おいおい)

投稿 : 2023/09/06
閲覧 : 103
サンキュー:

7

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作8巻分をたった1クールによくまとめたなと感心する作品

原作マンガを先に読んでいましたので、物語の評価と言うより、アニメ化の評価です。

悪い点と良い点がそれぞれあります。

悪い点は、1クール12話にすべてを入れるために結構端折っていることです。
良い点は、原作の重要な要素はなぜか余すことなく入っている感じがすることです。
つまり、悪い点と良い点が紙一重なのです。
ある意味、アニメ化としては上手くいっているのかなと感じました。


■原作を上手く昇華させている場面は優秀
{netabare}
主人公は、終盤に「止界」と言う時が止まった世界に取り残されます。
このときの表現がとても優秀です。
マンガ以上に精神的に過酷な状況が伝わってきます。
特にその演出上、主人公以外の音が一切しない世界の中で、
主人公だけが動き回っている状況が、とてもリアルに感じられました。
もし自分も同じ状況にいたら発狂するなと実感できてしまいます。

そして、主人公は、最後にもとの世界にもどってくるのですが、
原作では、そのきっかけが少し唐突でした。
しかし、アニメ化では、最初に、その最後へとつながる伏線を張っています。
そうすることで、唐突感もなくなるどころか、そう言うことだったのか!と
原作で少し「えっ」て思ったところが、自然に入ってきました。
上手いと言わざるを得ません。
{/netabare}

■主人公のキャラデザ変更は優秀!ただし、モブのキャラデザは手抜きすぎ?
{netabare}
マンガとアニメでは、主人公と敵の親玉のキャラデザが大きく違います。
この変更はとても優秀です。
特に主人公の女性は、とても若くて可愛く見えます。
確かにマンガでは、実年齢よりも少し上ぐらいには見えていたかもしれません。
しかし、それがアニメだと歳相応になった感じです。
ただし、どちらが良い悪いと言うわけではありません。
それは、それぞれのもつ特性や雰囲気に合っていると言う感じだからです。

逆に主人公を取り巻くサブキャラとモブキャラのデザインは原作を踏襲しています。
原作の劇画調の絵をそのまま動かすのは難しいはずです。
そのためには、多少キャラデザを工夫する必要があります。
前者は、それができていてすごく納得できる感じのキャラデザになっています。
しかし、後者については、手抜きのような印象をうけます。
まぁ、所詮モブだからなのかもしれませんが、登場回数は多いので粗が目立ちます。
と、言うわけで、モブについても、もう少し雰囲気は残してほしかったなと思います。
{/netabare}

■まとめ

原作8巻分を1クール(12話)に再構成しています。
原作を先に読んでいるとよくまとめたなと感心してしまいます。
いろいろ端折っていますが、要素は余すことなくアニメ化しているからです。

しかし、原作を読んでいないと物語を理解するのが少々むずしいかもしれません。
話は分かるのですが、登場人物の行動心理が分からない感じだからです。
特に主人公と敵の親玉との最後の関係を是とすることができるかどうか・・・。
原作は、じっくりとした場面展開とモノローグを追っていく中で納得できます。
一方、アニメは、その展開が少し駆け足なので納得できない人もいるかもしれません。
そこは、少し残念だったかなぁと言う印象でした。

投稿 : 2023/09/04
閲覧 : 202
サンキュー:

16

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

設定は面白いよ!

時の止まった世界を舞台に家族愛あり陰謀ありとなかなか面白い設定でした。主人公の家系に代々受け継がれた能力。時を止める力。止まった世界の中で自由に動けるという力。
設定は面白いけど多少無理はあったかな。「主役の家族達、助かり過ぎじゃない?」であったり「敵組織、ツメ甘過ぎじゃない?」とか・・・。まぁ類似作がない感じだけで観れるとは思います。

投稿 : 2023/08/13
閲覧 : 99
サンキュー:

3

テングタケ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

前半は凄いワクワクしました

時が止まった世界での、一家族と宗教団体の異能バトルです。
序盤はすごく良かったです。初めて時が止まった世界に紛れ込んだとき、とあるキャラが「なぜ普通に呼吸できて歩ける」というツッコミが入ります。つまり、なぜ呼吸ができる=酸素と化学反応が起こせるのか、なぜ歩ける=重力が自分に働いているのか、とサラッと化学と物理の両面から軽くツッコミを入れています。それに対する回答は「そんなの知るか」レベルでしたが、登場人物はともかく、作者はきっちりとその点を意識しているのが分かって感心しました。その後はまあ、時が止まった(格子振動が止まった)人間が温かかったり、ゲル状でしかも引力が働いてない水を普通に飲んだりして、ああもう考えるの止めたのねと思うシーンが多々ありました。
最後まで観終わって、結局話しとしては作者の都合がいい展開で、お世辞にも面白いと言えるものではありませんでした。
なんていうか、もしかして私の頭が悪いのが原因かもしれませんが、この人は誰?あの人はどこ行っちゃったの?石はどうなったんだっけ?と思うことが多々ありました。もうちょっと、頭が悪い人向けに分かりやすく作ってくれればなあ、と思うこと頻りです。
オープニングもエンディングも全く私の好みじゃなかったので、安心して毎回スキップ出来ました。時短ありがとう。
2周すればもっと話が理解できるかもしれませんが、もう一回見たいと思わせる魅力は本作にはありませんでした。
私には、主人公の能力で相手を時が止まった世界でさらに動きを止める(クラゲを追い出して止界で行動不能にする)のと、元の時間が流れる世界に送り返すのとは天と地ほどの違いがあると思うのですが、皆さんは納得できましたか?

投稿 : 2022/07/29
閲覧 : 391
サンキュー:

1

ネタバレ

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

序盤は面白いと思います

時が止まった世界に入れるというストーリーで、ありがちそうなのですが、普通(?)の家族が巻き込まれるような展開で、序盤は面白かったです。

ただ中盤以降はSF色が強くなって…
{netabare}
終盤の教祖が最強になってバトルという展開はイマイチ。赤ちゃんになるのも意味がわからない。

一番納得いかないのは創始者の妻という神のような存在が現れ、簡単に元の世界観に戻れてしまったこと。
もう作者のネタが尽きてサジを投げてしまったようにしか思えなかったです。
{/netabare}

エンディングのじゅりが本編とは異なりエロさがあって好きです。

投稿 : 2022/07/11
閲覧 : 243
サンキュー:

1

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もしも、時間を止めたなら

あなたは何かしたいことはあるだろうか? 私? 私はね…………グヘヘヘヘ
ということで人間、絶対ロクなことには使わないため一家相伝の“止界術”を秘匿しその日暮らしを甘受していた佑河(ゆかわ)家の“じいさん(本名不明)”。そうとは知らずニートを2人も抱えた佑河家に愛想が尽きかけている主人公・樹里(じゅり)。そんな決して裕福ではない澱んだ家族が何故か誘拐事件に捲き込まれる。
「30分以内に500万持ってこい」
誘拐犯の無茶な要求に対抗するため、じいさんはやむなく止界術を解禁するのだが、これが誘拐グループ────その裏に潜む“真純実愛会”の罠だった。
時間が止まる演出が光り、万能感溢れる「時間停止モノ」ではあり得ない超展開・世界観に引き込まれる第1話。観たら続きを観るのが止まらなくなる。

【ココが面白い:独特な世界観で欲望が渦巻くサスペンス】
本作に登場する“止界術”は能力モノでよくある時間停止とはややニュアンスが異なる。術者が時を止めるのではなく文字通り時の止まった世界──“止界”──に入り込むのだ。なので元に戻す際も術者がエイヤッと時を動かすのではなく特殊な儀式を行って「各人が止界から出る」必要があり、これがなかなか達成されず時間の止まった世界で殺されるないし取り残される危険が常に付きまとう緊迫感を出しているのが本作最大の特徴である。
そんな設定下で、佑河家の術に便乗し止界に入り込んだ大量の宗教団体の信者や雇われのチンピラたち。彼らの狙いは止界術に使われる「本石」というアイテムだ。
止まった世界へ自由に出入りすることができれば時間を掌握したも当然。誰にも気付かれずに金品を盗んだり、人を殺したり、果ては世界を影で牛耳ることもできるだろう。そのために彼らは石を奪い一家族の存在を終わらせようと躍起になる。チンピラの暴力性も然ることながら1番おぞましいのが信者の盲信具合か。とくに後者は初回こそ佑河家を脅かすことに抵抗があるものの、次第にその躊躇を無くし鈍器や刃物を手に取り始める。
この危険を警察などの公的機関に知らせることは勿論できない。佑河家は知略と胆力、そして“本家の血筋”を引くことで止界限定で発動できる特殊能力を駆使し信者やチンピラ、それらを操る教祖・佐河順治と対峙することになる。

【ここがひどい?:能力覚醒はやはりご都合に見えるか?】
この佑河家のみが使える特殊能力……まあひねくれて観れば多数の敵に囲まれる弱者に対して作者が与えた思し召しは、皆さんが大嫌いな「ご都合主義」に感じるのもわからなくはない。
{netabare}樹里は相手の胸元に触れることで止界から追い出し無力化する能力に覚醒。じいさんは「距離が短いし微細なコントロールが効かない」とぼやくもののなんと瞬間移動(テレポート)能力を持っていた。ジャッジメントじゃ!
この2人が言わば佑河家陣営の最強の“矛”と盾ならぬ“脚”であり、協力することで敵の懐に瞬時に飛び込み必殺する一撃離脱戦法を編み出してしまう。樹里の能力に何か大きなデメリットがあってそう何度も使えないような設定なら序中盤でもまだ許されただろうが、自由に使えることがわかると立場は逆転。第4話で今まで追い回されていたチンピラたちに反撃の狼煙を上げることになる。{/netabare}
一般人が止界という閉鎖空間に閉じ込められ、その中で様々な追手から身を守るだけの逃走劇を期待していた層には期待外れに思われても仕方がない。

【でもココが熱い!:失われる本石と樹里の決断】
しかし第8話まで観れば2人の特殊能力がこの物語を展開していくのに重要な要素を秘めていたことがわかる。
{netabare}敵である佐河にとって一番厄介なのがじいさんの瞬間移動。異形となり人を簡単に殺せる力を得ても、じいさんには瞬時に逃げられ、かと思えば樹里と一緒に飛んできて止界から追い出されかけるからだ。なので佐河は本石を使ってじいさんを止界から追い出そうとする。その目論みは達成されかけた。
一方でじいさんという機動力を喪えば佐河になぶり殺されるのは必至の佑河家。樹里はじいさんを止界から追い出そうとする本石を破壊し留まらせることに成功する。
「──いいよね、私が帰してあげられるし」
判断は一瞬。一瞬にして佑河家全員の止界からの脱出の道は断たれた。樹里の能力で他の人は脱出させることができるが樹里自身は対象外だった。
「大丈夫、アンタたちはちゃんと出してあげるから。大事に扱ってよ。これからはお姫様って呼んでね♪」
気丈に振る舞い、止界に取り残される覚悟を決める樹里。止界は時の止まった世界。食べ物は盗み放題で飢え死にすることはなく人目を憚ることもない、一時であれば理想郷────「天国」と捉えることも出来るだろう。しかし永久にとなれば空の色は変わらず音もなく、誰も何も動かない静寂の世界────「地獄」であることもまた相違ない。
そんな永遠の孤独が待っていることを腹に据え、11~最終話は樹里が他の登場人物たちを6時59分の世界から解放していく。そこに人として当たり前な「躊躇い」と佑河という特別な家元に生まれた「責任」が交差し、非常に切ないシーンの連続が生まれている。
そして止界に閉じ込められた樹里の行く末────ここまで観て気にならない者はいなくなっているだろう。{/netabare}

【他キャラ評価】
佑河貴文(ゆかわ たかふみ)
公式で「一家の細い大黒柱」と言われてるだけあってまあ役立たずで外面も内面も酷い親父だけれども、終盤につれて段々と愛嬌が出てくる不思議なキャラクターです(笑)
やはり時間を止められるとしたらそれをどんな風に使うかゲスい考えを巡らせるのが人間の性で、そういった部分で親父に共感して憎めきれなくなるのかなと考察。全米ライフル協会のような考えがあってもいいじゃない。
他人が踏み込めない「殺意」のラインを易々と踏み越えて、結果的に役に立ってる様は『ドラゴンボール』のミスターサタンを彷彿とさせた。殺伐とした世界でギャグとほっこりとしたシーンを一手に引き受けている部分もよく似ている。

佐河順治(さがわ じゅんじ)
なかなか類を見ない知的で探究心の底知れないラスボス。止界という単なる時間停止ではない謎多き世界を様々な事象から仮説を立て、時として人の命や自分自身も使った実験を行って答えを合わせていくシーンの数々が本作の見どころでもある。目的も壮大かつ共感できるものだ。
{netabare}最期に赤ん坊になってしまったのは回想と「この家に生まれなければ俺は幸せになれたんじゃないか…」という独白からしてやはり本心では“普通の人生を送りたい”と願っていたからではないだろうか。{/netabare}

マリヤ
{netabare}止界の人間で、閉じ込められた樹里を助けます(笑) 
これだけ書くと只のご都合展開で案の定、他の人が本作の評価を落とす主な要因になっているわけだけども、個人的にはこの神様みたいな存在がそのまま“佐河への皮肉”を効かせていて、そんなに悪い気はしなかった。だって彼女は生まれつき霊回忍(タマワニ)が身体に入っていて「止界の出入りは私にとって呼吸も同然」とか言うのだもの。全て佐河が本作で会得しようとした物ではないか。
人が初めて到達しようとする領域には既に誰かがいるもの。そんな辛辣な一面────謂わば“笑い話”に転化したオチを「こんなご都合、許せない」と責めるか笑って安堵するかは受け手の器量次第だと私は思う。
伏線も「物語の始まりも終わりも同じ6時59分」というこの作品ならではの張り方をしており秀逸である。{/netabare}

【総評】
特殊能力として定番な「時間停止」を膨らませて1つの世界と物語を作り出した『刻刻』。その世界観と設定の力強さが凄まじく、マンガの時点で1度読み始めたら止まらなくなる作品であったが、アニメ化によってその牽引力は衰えるどころか演出によってとても強化されていた。毎話毎話「ええ!?ここで終わり?!」と叫ぶくらいにいいところで終わり、それでいて各話の内容が偏ることも停滞することもない。
序中盤は止界の法則やラスボス・佐河の思惑が謎に包まれた状態。その状況下で目的や価値観、行動原理の様々なキャラクターたちが自由に動き回るのが面白い。敵側は報酬と我が身可愛さを常に天秤にかけているチンピラ、教義盲信でいまいち思慮の足らない信者、彼らとは別の思惑を見せるミステリアスな女性・間島、そしてそれら全員の人心を掌握しつつも止界のメカニズムを解析するために何人も使い捨てていく佐河、と複雑であり、思わぬタイミングで結託や離反が描かれるその“話の読めなさ”に初見はドギマギとさせられるだろう。
{netabare}佑河家も各人で止界の予備知識や考え方は違うのだが、何に置いても最年少の佑河真(ゆかわ まこと)を守るという点を最優先にして行動しており、(樹里&じいさんと貴文の仲は微妙になってしまっているが)崩壊寸前だった家族の再生と家族愛を描いて非常にエモーショナルに物語を締められていた。個人的には自宅警備員がきちんと自宅警備を成し遂げたところに謎の感動をおぼえてしまった(笑){/netabare}
だんだんと止界の法則が紐解かれていくにしたがって各人の思惑も変化し、敵対と協調で勢力が柔軟に形を変えていく………この作品の魅力がアニメで見事に表現されており、本当にスタッフに恵まれたな、と思う次第である。

投稿 : 2022/06/10
閲覧 : 243
サンキュー:

8

瑞樹 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

B級アニメランキングを作るなら1位に選ぶ作品

1話を観始めてから、一気にラストまで視聴しました。

この手のアニメは、受け付けない人には無理だろうと思います。
設定設定設定設定でしつこく塗りたくられるので、そこが低評価につながっているのは間違いないでしょう。

しかしこれをB級アニメとして純粋に楽しめる人ならば、めちゃくちゃ面白いです。
「私が観たかったのはこれ!!!!」と喜びを感じられるでしょう。

12話できちんと物語が完結することも、高く評価したい。


家族アニメであり、サスペンスであり、ファンタジーであり、SFでもあり。

しかし決して複雑ではなく、最後はシンプルでかつ深く、わかりやすく、結末を迎えます。

投稿 : 2021/11/30
閲覧 : 863
サンキュー:

2

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

週刊連載漫画

まずは読者をひきつける設定やつかみが大事です。毎週新しい敵や謎をどんどん出さないとすぐ飽きられちゃいます。いろいろ要素だしちゃったけどどうやってまとめようか...という商業的な構造の問題に直面した本作は、今まで影も形もなかったチートキャラが突然現れていったん解決、しかもおれたた、という荒業にて着地させました。すごくきっちりした人たちが製作しているんだなというのが伝わりました。
OPED音楽、声優さんがすごく良かった印象です。
ずーっと巻末で連載が続いていたJOJOっていろんな意味で特別な漫画だったんだなと思いました。

投稿 : 2021/11/24
閲覧 : 307
サンキュー:

3

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

初期設定とEDが良かったくらいですね。退屈でした。

 梅津泰臣という人のキャラデザ(特に「A KITE」)が好きで、その関連で本作をチェックしました。EDはさすがですが、話は正直それほどでもなかったです。

 時が止まる石をめぐる、家族の戦いなんですけど、なんといいますか、時が止まる、クラゲみたいなエネルギー的なものが出入りする、管理人と呼ばれる存在がいる…みたいなこれまた設定をめぐる「戦い方」が主体な話になってしまいました。ですので、私があまり好きでない設定を設定で解決する、という感じになってしまいました。

 ガンツっぽいと言えばガンツっぽいですけど、あそこまでエンタメとして振り切っているわけでもないです。

 となると肝心なのはテーマなんですけど、家族愛?因縁?うーん…取って付けたようなラスト2話の展開でテーマ性を持たせようとしたのかもしれませんが、薄いですね。
 もちろん、キャラの行動原理もまあ家族中心なのはそうなんですけど、あんまり家族愛、親子愛に見えないですね。セリフで騒いでるだけというか。

 設定はよかったと思うんです。初めの2話くらいは面白かったです。ただ、話の展開は退屈でした。戦いも地味だし異能力バトルものにすらなっていない感じです。

 このレビューを書いていても文章がぶつ切りですね。要は興味が保てなかったですね。Dアニメで今月(2021年11月)で終わりということで慌ててみましたが、ちょっと後悔しています。考察も不十分かもしれませんが、考察する気にさせてくれませんでした。

 慌てて見たからでしょうか。2話ずつくらいなら面白さが違ったかもしれませんが、残念ならが再視聴はしないでしょう。

 EDの絵がエロくて良かったなあ、というくらいでしょうか。





 

投稿 : 2021/11/21
閲覧 : 272
サンキュー:

7

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★☆

2021.3.6 ★★★☆(3.2) 初回評価

投稿 : 2021/03/15
閲覧 : 322
サンキュー:

0

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ファミリー異能バトル?

公式のあらすじ
{netabare}
永遠の“6時59分”が始まる―
佑河家に代々伝わる止界術
止界術を使うと、森羅万象が止まった“止界”に入る事が出来る。
ある日、主人公樹里の甥と兄が、誘拐犯にさらわれてしまう。
救出の為にやむを得ず“止界術”を使うが、
そこにいるはずのない自分以外の“動く”人間たちに急襲される。
彼らは、止界術を崇める「真純実愛会」。
止界術を使用する際に必要な“石”をめぐり、
止界の謎、佑河家の謎が徐々に解明されてゆく…
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:堀尾 省太「刻刻」(講談社『モーニング・ツー』所載)
監督:大橋 誉志光
シリーズ構成:木村 暢
キャラクター原案:梅津 泰臣
アニメーションキャラクターデザイン
総作画監督:日向 正樹
音楽:未知瑠
主題歌:「Flashback」MIYAVI vs KenKen
{/netabare}
キャスト{netabare}
佑河 樹里:安済 知佳
間島 翔子:瀬戸 麻沙美
じいさん:山路 和弘
佑河 真:岩田 龍門
佑河 貴文:辻谷 耕史
佑河 翼:野島 裕史
佐河 順治:郷田 ほづみ
潮見:内田 夕夜
迫:吉野 裕行
{/netabare}


1話ずつの感想

--------------------キリトリ線--------------------

KEYWORD{netabare}
「神ノ離忍」カヌリニ
「止者」への殺意に反応して出現し、動者の頭を潰し、排除する。理由は殺意の脳波に反応するためと考えられている。佑河のじいさんは「管理人」と呼んでいる。
「霊回忍」タマワニ
止界の自然霊。体に融合されることで、止界で自由に動くことができるようになるもの。実体のない白いクラゲのようなもの。
「止界術」しかいじゅつ
時を止めた上、その止界の中で自由に活動する術。本石の穴に体液を流し込むことで発動する。術が発動すると時が止まる。「衛盒(えいごう)」と唱える(任意に霊回忍と融合することができる)ことで、止界内で自由に活動することができる。
「止界」しかい
止界術によって時が止まった世界。
「止者」ししゃ
止界において止まっている者。止界術が発動すると、霊回忍と融合した者以外は全て止者となる。
「石」いし
時を止める時に使用する石。上部に穴が開いており、体液が入ると止界術が発動する。
{/netabare}

㐧壱刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
佑河樹里は、家族との同居に疲れを感じていた。
そんな日常は一本の電話によって切り裂かれる。
誘拐された兄と甥。
助けるための時間は、父と樹里との諍いにより、刻一刻と過ぎ去っていく。
祖父はそんな二人を恫喝すると、ある術を披露した…
{/netabare}
感想
{netabare}
時間を止める石を取り合うおはなしみたい。。
1話目を見おわったら「KEYWORD」を見ておいた方がいいかも?


はじめ樹里が入社試験の面接に行ったりしてたら誘拐事件がおきて
ふつうのサスペンスなのかな?って思ったらおじいさんが時間を止めて
その能力を使って何かするおはなしなのかな?って思ったら
ほかにも時間を止められる人たちが出てきて。。

それだけじゃなくって黒い怪物まで出てきて
何となく「亜人」みたいかな?って。。


1話目はサスペンスっぽくっておもしろかったけど
おじいさんが瞬間移動とかしだして
なんだかふつうに異能バトルになるのかも?ってちょっと心配。。
{/netabare}
{/netabare}
㐧弐刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
真と翼の救出は謎の男達の出現によって失敗に終わった。
その最中、現れた異形の怪物。
その強大な存在に、恐れおののく者がいる傍で、不気味な表情を湛え佇む男がいた…
{/netabare}
感想
{netabare}
今週はあいての宗教団体のことと
止界にはいろいろルールがあるみたい。。


相手のヤクザさんの1人が真クンを殺そうってして
「神ノ離忍」に頭をつぶされて殺されちゃった。。
止者を殺そうってすると殺されるみたい

おじいさんと樹里はにげて、ちがう止界に行って翼と真を助けようって
樹里が家に石を取りに行ってる間におじいさんはあいての本部に行って
そこにも石があって相手が監視カメラで
おじいさんが石を使うところを見はってたことに気がついたの

それで死んだヤクザさんから抜けた「霊回忍」が
翼さんの体に入って動けるようになったけど
相手の人たちは樹里たちを追いかけて行って誰も気がついてなくって
石のこと知らない翼さんは真クンが動かないから病院につれてくつもりみたい


さいごに樹里が家についたら石はなくって
待ってた相手に殺されそう。。


相手は佐河ってゆう人だけど
間島ってゆう半年前に宗教に入った女の人が
石のこととかいろいろ知ってて教えたみたい

この女の人がラスボスなのかな?
やっと止界から帰ってきたとか言ってたけど17年間止界に入ってたのかな?

~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~

止界って映画の1コマみたいな感じで
「霊回忍」が入るとその中で自由に動けるようになるみたい。。

あと、にゃんは相手の人たちがおじいさんといっしょの止界で動けるのって
チート?って思ってたけど
監視カメラでおじいさんの儀式にいっしょに入ってたからなのかな?

いくら時間を合わせようってしても自分たちでやったら
ゼッタイちょっと時間がずれるからおなじ止界には行けないよね?


あと、にゃんはこのおはなしってミステリー系のおはなしだって思ってたけど
ダメな人たちでも家族のこと見すてたりしないみたいだし
この事件でみんなが協力して
家族がうまくいくようになるってゆうおはなしなのかも?
{/netabare}
{/netabare}
㐧参刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
石を探しに自宅へ向かった樹里は、 待ち伏せていた実愛会の人間に拘束され、首を締められる。 必死の抵抗も虚しく、絶望の時間が過ぎてゆく。 薄れ行く意識で死を悟った時、樹里の身体には異様な変化が表れ始めていた…
{/netabare}
感想
{netabare}
樹里の目が真っ白になって
止界術で動けるようになった人たちから霊回忍(クラゲみたいの)を追い出して
相手を止者にできるようになったみたい。。

相手は仲間に止者を殺させて神ノ離忍を呼び出して実験してたけど
神ノ離忍は止者を殺そうってする人をねらってあらわれて殺しちゃうみたい
でも、人を殺すたびに小さくなってきてるって。。

それで死んだ人の体から出た霊回忍はこんどは真クンの体に入って
真クンと翼さんは家に帰ろうってしてるけど
家には相手の仲間の人たちがいるんだけど。。

お父さんを本部に連れてった相手の人はお父さんに取引しようって。。
たぶんだまされるだけじゃない?って思うけど大丈夫かな?

佑河家で待ってる間島翔子さんって
前に霊回忍を追い出されたことがあったみたい
でも仲間にもその話はしたくないみたい

だいぶいろんなことが分かってきたけど
さいごは相手の仲間が樹里とおじいさんのことたまたま見つけて追いかけて
テレポーテ―ションを使って何とか逃げたって思ったら
もう1人いておそわれそうに!!ってドキドキしちゃった^^

でも、ちょっとでもちがう道を通ったら会わないはずなのに
たまたま相手の仲間に見つかったりおじいさんに会ったりして
おはなしがうまく進みすぎかな。。


ミステリーってゆうかサスペンスドラマ見てるみたいかも?
{/netabare}
{/netabare}
㐧肆刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
真が誘拐され、救出は失敗した挙句、自らも追われる身となってしまった樹里。
逃げながらも戦う樹里は、自分の不甲斐なさと、石の存在に苛立ちを抱えていた…
{/netabare}
感想
{netabare}
樹里が霊回忍を追い出せる力を使っておそってきた人たちを止人にしてって
それで小さいころ止界に入ったときのこと思い出したの。。

そのときおじいさんは霊回忍を追い出されそうになって
コワくて石を使うのやめたみたい。。
そのとき女の子にあったけどそれがもしかして間島さん?


それから気になるのは翼さんと真クン。。
相手の仲間が1人いるお店に入ってったけど大丈夫かな?

あと、実愛会の本部で話をしてるお父さんが
だまされてあっちの仲間とかにならないといいけど☆彡


間島さんは神ノ離忍が死ぬところ見て
中の人をチェックしてたけどちがう人だって言ってたけど
家族が神ノ離忍になる所を見たから
神ノ離忍って何人もいるのかも?

それにあの「努力」って書いてあるのが本石で
あれがないと元の世界にもどれないみたい

それと、もしかしてあの儀式をできるのって佑河家の人だけ?
だから追い出された霊回忍が翼さんたちに入ったのかな?
そうだとしたら間島さんの家も佑河家とおんなじ力があったりするのかも?


いろんなことがちょっとずつ分かってきたけど
間島さんがどうして止界に入ってどうやって出たとか
家族が神ノ離忍になったこととかまだまだ気になることいっぱいで
どんどんおもしろくなってきたみたい☆
{/netabare}
{/netabare}
㐧伍刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
自分の家族が神ノ離忍になる所を見たという間島。
樹里の能力や神ノ離忍の出現に誰もがうろたえる中、無感情にも見える彼女の瞳に宿る、絶望にも似た光は何を意味していたのだろうか…
{/netabare}
感想
{netabare}
今週は間島さんのおはなしがメインだったみたい


小さいころ家族4人で車に乗ってたとき
どこからきたか分からないけどたまたま分石(たぶん)を持ってて
佑河家の儀式に巻きこまれていっしょに止界に入っちゃったみたい。。

それでちょっとこわれかけた家族は次つぎに神ノ離忍になって
間島さんだけはおじいさんから逃げてきた子どもの樹里に出会って
何にも分からない子どもころの樹里に霊回忍を追い出されて助かったみたい

それで樹里に神ノ離忍になったお父さんたちから霊回忍を追い出して
元の世界にもどしてほしくて話をしたいみたい。。


樹里たちはいったん家に帰ってそこで待ち伏せてた相手をたおして
翼さんたちにメッセージをのこして実愛会に行ったんだけど
お父さんは佐河さんにだまされて
おじいさんたちからあの石を取り上げようってしてる^^;

家に帰った翼さんと真クンは
かくれてた相手におそわれて翼さんがさされちゃった!?


ってゆうところで終わったけど
止界の入り方とか神ノ離忍になる人とか分かってきたし
さいごもいいところで終わっちゃって来週も楽しみ☆

それにしても翼さんとか誘拐されて気がついたらまわりが止まってて
ナイフとか持ってる人とかいたのにのんびりしすぎみたい^^
それにお父さんもだけど佑皮家の人ってこまかいこと気にならないのかな?

間島家の人たちなんかすぐに神ノ離忍になっちゃったのに
なんだかちがいすぎて。。^^;
{/netabare}
{/netabare}
㐧陸刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
実愛会から助け出された貴文は状況を把握出来ていないだけでなく、自分の考えを理解出来ない樹里とじいさんに苛立ちを感じていた。 樹里達が危機感の無い貴文と言い争っていると、物陰から何かが動く気配が…
{/netabare}
感想
{netabare}
翼さん強かったね。。
ニートで体力なかったみたいだけど
もしかして学校で格闘技とか習ってたのかな?

でも、真クンが見つからなくって色相がにごってきた?(はサイコパスだけど)
神ノ離忍になりかけて飛んでっちゃうところを樹里が霊回忍追い出して
たぶん助かったみたい。。

そのあと、真島さんが真クンをつかまえて
神ノ離忍を呼び出して樹里に霊回忍を追い出させたんだけど
そのときお父さんは翼さんのこと本気で殺そうってしたのかな?
それとも霊回忍をよび出す能力?すぐに神ノ離忍があらわれたけど。。

それで樹里が神ノ離忍に飛び乗って霊回忍を追い出したんだけど
中から真島さんのお父さんお母さんがひからびて出てきて
真島兄は。。ってゆうところで終わったけど
お兄さんってひからびてなかったけどもしかして生きてるのかな?

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真島さんは殺意が足りなくって神ノ離忍を出せなかったけど
樹里パパはナイフも持たないですぐに呼び出せた!?
もしかして翼さんのこと殺してやりたいとか思ってないよね?^^;

それで神ノ離忍があらわれたら殺意も消えたんじゃないのかな?
それなのに神ノ離忍がしつこいってどうして?


神ノ離忍から霊回忍を追い出すバトルはハラハラしちゃった。。
お父さんのことが心配ってゆうより
神ノ離忍がくずれたら樹里が高いところから落ちてケガするかも?って
何ともなくってよかった☆


あとは、翼さんと間島兄は大丈夫なのかな?
{/netabare}
{/netabare}
㐧漆刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
神ノ離忍との壮絶な戦いの末、朽ち果てた残骸の中に佇んでいた一人の少年。
その異様な状況に見る者は息を呑み、動けずにいた。
母の亡骸を抱いている間島は、ゆっくりと虚ろな目を向ける…
{/netabare}
感想
{netabare}
神ノ離忍がぬけた間島さんのお兄さんは生き返って
霊回忍もぬけて動かなくなっちゃった

迫さんと間島さんはとりあえず仲間になって
迫さんから実愛会の仲間はあと7人って聞いて
全員、止界から追い出したあと
本石をこわして止界術を封印することに決めたの

取りあえず翼さんを助けに家に帰って
そこにいた実愛会の1人から霊回忍を追い出した。。

でも、真クンをあずかったお父さんは
石を取りもどして自分の思い通りにしようってしてるみたい><

それから佐河さんの目的は世界を長く見ることだって。。
調べたら実愛会の創始者の人は500年かけて経典を書いたって分かって
神ノ離忍になった人はそれでおわりじゃなくって
また人間にもどれるみたい?

それで佐河さんは神ノ離忍になって未来にいくつもりで
実愛会は汐見さんにまかせるって言ったけど
汐見さんは止界術を封印するつもりだって

でも、その話を聞いて佐河さんたちが実愛会をうらぎってるって思った
信者の1人の人は本石を見つけてその石をわたすときに
佐河さんをそのことで責めたの

それで佐河さんは神ノ離忍になりかけながら
「霊回忍の完全支配とはどういうものかうまく実演できるかな?」
って実愛会の仲間に言ったところで今回のおはなしは終わり。。

~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~♰~☠~

間島さんのお兄ちゃんは生き返ったみたいでよかった☆
でも、お母さんたちはダメみたい。。
それで、佐河さんは神ノ離忍になって未来に行くつもりみたいだけど
神ノ離忍って自分の好きなときになったりもどったりできるのかな?

あと、ダメお父さんはこれからどうするつもりなんだろう?

このおはなしって
あとは樹里たちが本石を取りもどして元の世界にもどって
石をこわせばおわりみたい。。

佐河さんはその前に神ノ離忍になって樹里たちを殺そうってするのかな?
{/netabare}
{/netabare}
㐧捌刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
神ノ離忍の完全支配。 そう言葉を発した佐河は、だんだんとその姿を異形へと変貌させてゆく。 自分に向けられる殺意をきっかけに、本性を隠し続けていた佐河が牙を剥く...!
{/netabare}
感想
{netabare}
佐河さんは自我をもったまま神ノ離忍化して
自分の力とかをたしかめる実験に仲間の人を次つぎ殺してったの

それで翼さんを使おうってしたときに樹里とおじいさんがあらわれて
翼さんを取り返して逃げたんだけど
こんどは間島さんが潮見さんを説得しに行って
神ノ離忍化した佐河さんにおそわれたみたい

そのとちゅうで止界をうまくコントロールできる力をゲットしたみたい


間島さんを助けに行ったおじいさんは
手を切られて血が出たんだけど
潮見さんはその血を持って行って
本石に入れたらおじいさんが苦しみだしたの

もしかしておじいさんは止界から追い出されちゃうのかな?


今回はテンポもとってもよくって
間島さんがこわれたサクにのっかっても落ちないってゆうのが
間島さんが止界の能力を使えるようになったってゆうことで
もしかしたらおじいさんがいなくっても佐河と戦えるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
㐧玖刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
佐河と潮見は、じいさんの血を本石に染み込ませる事に成功した。 皮肉にも樹里たちの抵抗虚しく事態は佐河の目算通りに進んでいる。 打開策を考える中、じいさんの足元が一瞬ぐらついた…
{/netabare}
感想
{netabare}
おじいさんが止界から追い出されそうになって
樹里は霊回忍が向かってる方に行ってそこにあった本石をこわしちゃったの

これでみんな樹里の能力を使わないと止界から出れなくなっちゃって
汐見さんが佐河をうらぎったの

それで佐河の能力としたいことが分かったんだけど
弱点はエネルギー補給しないと神ノ離忍になっちゃうことくらい。。


それから殺されかけた佐河の仲間が神ノ離忍になって
家に帰ったお父さんたちをおそったんだけど
真クンが覚醒して神ノ離忍をあやつれるようになったみたい

でも、そこに来た樹里たちは
それをお父さんがやったってカン違いしちゃった。。


来週はこの神ノ離忍をあやつって佐河とたたかわせるのかな?


お父さんってしょうがない人だけど
真クンだけは助けようってしてたからキライになれないよね^^
{/netabare}
{/netabare}
㐧拾刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
樹里達が勘違いしているのを良い事に、貴文は覚醒した真の能力を利用して、汚名返上をしようと企んでいる。 段々と感覚が研ぎ澄まされ神ノ離忍に馴染み始めた佐河を相手に、真の力は通用するのか…
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は佐河とバトル回だったけど
お父さんが自分が神ノ離忍をコントロールしてるって思わせてるから
ちょっと戦いがややこしくなってたみたい。。

でも、だからバトルがどうなるか分からなくってハラハラしちゃった^^


お父さんってホントにしょうがない人。。
神ノ離忍をあやつってる真クンに佐河をにぎりつぶさせようってするとか。。


バトルは神ノ離忍を食べた佐河が勝ったみたいだったけど
それでも、佐河からエネルギーをうばったから
佐河は弱くなっちゃって樹里たちにつかまりそうになって
佐河は宗教団体の教祖の子どもだったころのこと話しだしたの

お父さんが信者の女の人と不倫してるところを
友だちだったその女の人の子どもといっしょに見ちゃった。。
ってゆうおはなし。。

ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ

バトルからきゅうに変わってお父さんの不倫のおはなしって
ぜんぜん思ってなくってちょっとびっくり!

このおはなしってあきないよね^^
{/netabare}
{/netabare}
㐧拾壱刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
佐河を追い詰めた樹里達。
何を思い、何故止界を訪れたのか。佐河は宗教家の家に生まれた自らの過去を語りだす。
その悲痛な生い立ちに、樹里の心は複雑に揺れ動いていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
「佐河の悲痛な生い立ち」が総集編みたくって
なんだかよく分からなくってなにも伝わってこなかった。。


そのあと樹里が
佐河の霊回忍を追い出そうってしたけどなかなか追い出せなくって
カッターで刺し殺そうってしたらおじいさんがやるって言いだして
その間にお父さんが来てどっかから持ってきた刀で何回も刺したの。。

佐河は脳と肺だけになってそのまま飛んで逃げて
空中に繭を作ってほそいクモの糸みたいなのを張ったの
その糸はとっても細くって丈夫でさわると刀でも切れちゃうくらい
お父さんはその糸にさわって指が2本くらい切れちゃった。。

そのままだと死んじゃうから霊回忍を追い出して病院の前に運んで
おじいさんも追い出そうってしたんだけど気がついてさいごまで残るって。。

それで、真クンを先に追い出したりしてたら佐河の糸がいつの間にかふえてて
このままだと動けなくなりそうだし
佐河は糸からエネルギーを吸ってるみたいで早くなんとかしないと。。
って思ってたら樹里が霊回忍を追い出す能力で糸を次つぎ切ってったの

それでそのまま繭に近づいて佐河から霊回忍を追い出そうってしたら
繭から赤ちゃんが生まれてきたの!?

「こんな家に生まれなければ。。」って言ってたから
生まれかわれてよかったのかな?

それに樹里も「こんな家に生まれなければ。。」って思ってたみたいだけど
佐河さん家よりいいかも?って思ったかな?


おはなしはここで終わっちゃったけど
超展開が続いて次がどうなるか分からないからおもしろいよね^^

来週は「みんなで帰ろう」ってゆうサブタイトル?

ほかの人たちは帰れるけど樹里はどうなっちゃうのかな?

あと、赤ちゃんになった佐河はどうなるんだろう?
{/netabare}
{/netabare}
㐧拾弐刻
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
音の無い世界に大きな産声が響いた。
樹里達を恐怖に陥れた佐河の姿はもう無い。しかし、止界から帰る為の本石はもう存在しない。
生まれてきた赤ん坊と共に、止界に閉じ込められてしまうのか…
{/netabare}
感想
{netabare}
おじいさんが眠っている間に霊回忍を追い出して
赤ちゃんがちょっと大きくなるまでいっしょにくらしてから追い出して
そのあと1人になった樹里はさみしさでこわれかけて
神ノ離忍になりかけたの

それでさまよってたらフシギな人に会って
その人は実愛会の創始者の奥さんだった人で
生まれたときから霊回忍を持ってて
歳もとらないし止界にも自由に出入りできるんだって。。

それで樹里も元の世界に帰してもらえて
赤ちゃんが小学生くらいになって終り。。

。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。:+*゚ ゜゚ *+:

樹里が帰れたのはよかったけどたまたまってゆう感じだったから
ちょっとうまく行きすぎだったみたい。。

(とつぜん出てきたみたいだったけど宗主の奥さんだったってゆう人。。
1話目の1分15秒から1分35秒くらいの間にちゃんと出てて
止まった世界の中で動いて伏線はってるんだけど分かりにくいし
1番はじめの方だから忘れちゃうよね^^)

だったら、神ノ離忍になりかけたけどコントロールできるようになって
止界に自由に出入りできるようになった。。とかのほうがよかったかも?って

でも、樹里が佐河だった赤ちゃんを
自分の子どもみたく大事に育ててたところはちょっと泣いちゃった。。

佐河は生まれ変わりたかったみたいだけど
佑河家の子どもになれてよかったって思う☆
{/netabare}
{/netabare}

見おわって。。

ダメ家族が事件に巻きこまれて時間の止まった世界に行って
そこで悪い人たちと戦うおはなし。。

いちお異能バトルになるのかな?

時間が止まった世界で動いてるのが自分たちだけ。。
ってゆうのもおもしろいけど
そんな世界のナゾが少しずつ分かってくるミステリーと
悪い人たちと戦うサスペンスがおもしろかった

あと、家族とか仲間のこと心配するあたたかいおはなしとコメディもあって
テンポもいいし
超展開が多くって次がどうなるか気になったりして
ジミだけど毎週、たのしみなおはなしだった☆


ジミだからあにこれのベストの上位にはならないって思うけど
にゃんはおすすめ^^

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 824
サンキュー:

79

ネタバレ

2976354 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

中盤までは面白かったんだけど、、

序盤から中盤にかけては、時が止まった世界の謎が少しづつ解明されていく面白さがあったのだが、一通り状況が整理されて以降は、何故か分からないがそうなる、というような曖昧な展開が続いたのが残念だった。

佐川が管理人化するあたりからは、かなり失速した感がある。

漫画は未読なので、やっぱりその辺も見直してみるとアニメでは補完できていない説明とかがあるのかと思う。

こういう現実とかけ離れた異世界で繰り広げられる系のストーリーは、設定と着地点を綺麗に結びつける事が難しいのかなと思う。

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 635
サンキュー:

1

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白いと,不愉快のせめぎ合い(笑)

2020/12/25

ストーリーは面白かったです。

{netabare}次々と予想外の展開が続き飽きさせません。ただ,湯川家の人たちが力に次々目覚めたり,終盤の佐川がラスボス化したりはやり過ぎに感じますし,ラストの展開も強引すぎると思います。次々と予想外な事が起こると言う意味では一貫しているとも言えるので,違和感は薄められている気がします。(笑)自分としては,最終話の樹里だけが止界に残ったあたりの描写は最高だと思いました。{/netabare}

一方で,見た目と性格両面で気持ち悪さを感じる部分多くてマイナス要因でした。

まず,見た目的にはグロ描写,管理人(?)木の枝みたいなのがいっぱい付いたミイラみたいなやつ,湯川家のお父さん,宗教団体から寝返って湯川家と行動を共にした反社会的勢力風の人など・・・

性格的には宗教団体側全体,特に佐川。それから湯川家のお父さん(笑)

ストーリーの面白さとこれらの不愉快さのせめぎ合いの中で視聴を続けました^^;

なんやかんや言って,狂った宗教団体側は犠牲者がいっぱい出ているのですが,完全に巻き込まれた湯川家側はお父さんが怪我をしたくらい(大けがですが・・・^^;)で犠牲者がいなかったりするのですが・・・。それでも,宗教団体側の気持ち悪さや得体の知れ無さは不愉快に感じました・・・

それにしても,この話って一瞬のうちの出来事なんですよね?ちょっと不思議な感じです。

ところで,OPでアニメーション制作ジェノスタジオ,製作ツインエンジンって大きく出るんだけど,アニメーション制作と製作って何が違うんだろう?

投稿 : 2020/12/25
閲覧 : 906
サンキュー:

19

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

止まった世界で何をして過ごすか

永遠に続くその退屈な日々をどう過ごすのか、なかなかに興味深く、面白かったです。
主人公が歳の割に横柄で、そこが合わない人は合わないと思います。
まぁ家族や自分を殺されかけたのだから許せないと言うのもわかります。
しかし、子供の頃犬が死にそうになり、祖父に止界に連れて行かれ、それでも納得出来ず暴走し、他の家族の運命をめちゃくちゃにした人だしなー。
謝罪の気持ちがもう少し表れていても良かったんじゃないかなと感じました。
力を持っているからといって特別甘やかしたらいけないという事ですね。
個性豊かなキャラ達で、父親等クズっぽいのも出てくるものの、憎めない所が不思議でした。
上手くギャグに流せていたのかなと思います。

投稿 : 2020/12/19
閲覧 : 331
サンキュー:

4

ネタバレ

因果 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

わたし自身のものではない罪を背負うこと

たとえば大きな戦争が一方の敗北宣言によって終結を迎えたとして、その「終結」とは単にポリティカルな意味において、である。実際は大勢の無関係な人々が数え切れないほど犠牲になっているわけで、そうした人々のパーソナルな怨嗟や憤怒には行き場がない。戦争はなおも続いているのだ。

奪われた人々の悲しみや怒りが今もなお存在するという事実は妥当かつ不変であり、さればこそそれらに対する連帯や贖罪といったものもまた必ず存在せねばならない。でなければ人間社会はおぞましい空洞を随所に抱え続けることになる。

村上春樹の『騎士団長殺し』では日本軍の南京大虐殺についての記述が出てくるが、ここにはそれを事実として受け止めたうえでの、明確な贖罪の意識が織り込まれている。

「おびただしい数の市民が戦闘の巻き添えになって殺されたことは、打ち消しがたい事実です。中国人死者の数を四十万人というものもいれば、十万人というものもいます」

発売以来、本書が一部の界隈から歴史修正主義あるいは反日思想といったレッテルを貼られたことは想像に難くない。

しかし彼はそういった意図において上記の記述をしたわけでは決してない。エルサレム章授賞式における有名なスピーチにおいて、彼はこう語っている。

「もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます」

ここには彼の、二元論を超越した連帯の意識が表れている。事実が具体的にどのようであるか、あるいは自分がそのことにどれだけの深度で関わっているか、といった問題はもはや軽微なレトリックに過ぎない。

さて、『刻刻』は「止界」という超越世界への入り口である「石」を所持している家族と、それらに襲い来る宗教組織・友愛会との戦いを描いたSF活劇である。クリストファー・ノーラン的イマジネーションが梅津泰臣の丸っこいキャラデザインのもとで繰り広げられるミスマッチがかえって気持ち良い。

私が本作を評価しているのは、主人公である樹里が佑河家という大きな罪を背負おうとしている点である。

そもそも「石」をめぐる抗争の発端は、元を正せば佑河家が「石」や「止界」にまつわる情報を半ばタブー化し、中途半端に隠匿していたことにある。でなければ間島は家族を喪失せずに済んだだろうし、友愛会とも非暴力的に折り合いをつけていられたかもしれない。

しかし何はともあれ事は起こってしまった。同時に、決して少ないとはいえない犠牲も。

ここで樹里に目を向けてみると、彼女ほど不憫な立場もない。気づいた時には家族を誘拐され、「止界」に閉じ込められ、友愛会との戦いに参加させられてしまっている。言ってしまえば彼女だって被害者であるのだし、そのことを前面に出したところで誰も文句は言えないはずだ。

そうであるにもかかわらず、彼女は最後まで十字架を背負い続けようとする。自分と直接関わりのない、しかし自分から伸びた補助線の先の先で確かに触れ合っている(いた)誰かに、何かに、絶えず償おうとする。自分もまた佑河家に籍を置く一人の共犯者である、というオブセッシブな自認のもとで。

だからこそ樹里は(じいさんが窮地に追い込まれているという文脈があるとはいえ)「石」を躊躇なく破壊することができたのだし、一連の事件の残酷な結果としてインカーネーションを果たした佐河を、樹里は終ぞ殺せなかったのだと思う。

最終話、自分以外の人間を自身の特殊異能で現実世界に帰した樹里は、文字通り「止界」でただ一人の生者となる。彼女は自己欺瞞の上塗りを繰り返すことでなんとか自己崩壊(=贖罪の相手がもはや存在しないことを悟ること=カヌリニ化)を食い止めようとするが、彼女の身体は徐々にカヌリニ化していく。

するとどこからともなく「止界」の創始者の妻なる人物(=神)が現れ、彼女のカヌリニ化を食い止めるとともに現実世界へ連れ戻す。

このあたりの展開をご都合主義と断じることは容易いが、寄る辺のない孤独が絶えず押し寄せるこの止まった世界の中で、最もか弱い存在は他でもない彼女である。そのとき「壁」は「止界」であり、「卵」は「樹里」なのだ。誰かが寄り添ってやらねばならない。

しかし「石」という唯一の契機を失った今、「止界」に人間の誰かが立ち入って彼女を救い出す、というシナリオは不可能である。そこで代わりに人間のコードを超越した「神」が現れた、というのはご都合主義どころか、むしろ必然なのではないだろうか。

ディビッド・リンチ『ワイルド・アット・ハート』やコーエン兄弟『未来は今』の終盤に何の脈絡もなく登場する神や天使と同じように。

投稿 : 2020/12/08
閲覧 : 291
サンキュー:

7

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

掴みは良かった。

原作未読。最終話まで視聴。

第1話のインパクトはとても良かった。
物語としては面白かったとは思うんだけど、2巡目視聴するほどでもないって感じかな?

序盤の掴みはとても良かった。
少し独特な、癖のあるキャラデザと世界観の物語。

中盤までは、楽しめたんだけど、終盤~ラストが・・・。
ちょっと微妙というか、強引というか、何と言うか・・・。

『時間停止』なんて非科学を扱う作品なので、強引な展開もありとは思うのですが、実際にやられちゃうと・・・。

最終的に、主人公が{netabare}無事に帰還出来たことを、素直に喜ぶべきなんだろう{/netabare}けどね(笑)

あと、主人公の親父はクソです(笑)
こんな大人になっちゃダメです。
反面教師という意味で、一見の価値ありかもです(笑)

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
作画綺麗。
第1話から一気に引き込まれた。

【第2話】
あれっ?作画が微妙・・・。(気のせい?)
樹里やじいさんたちと、真純実愛会のバトル的な話のようだ。
派手さはないけど、なかなかに面白い作品。

【第3話】
樹里が特殊能力に目覚める。
敵が分かり易くゲスいので主人公たちに感情移入しやすい。
しかし、敵の数多いな・・・。

【第4話】
翼と真も行動開始。
カヌリニの事も、徐々に判明。
あとは、親父だ!足引っ張んな~!

【第5話】
前半は間島の過去話。
後半。相変わらず親父だけがピントがズレているのが面白い。

【第6話】
佑河家全員集合。良かった、良かった。
ここを変に引っ張られると視聴がつらくなるところだった。

親父の発した殺意って、いったいどれだけ?

迫の存在が妙に頼もしく感じた回。
間島の両親は残念だったけど、兄は?

【第7話】
迫と間島の存在が妙に頼もしい。
一気に形勢逆転かと思いきや、本石が・・・。
真純実愛会の方でも何やら・・・。

【第8話】
物語が一気に動き出す。
最後のキーパーソンはやはり親父か?

【第9話】
樹里が本石を破壊しちゃう。
しかし真が特殊能力の目覚める。
親父は調子に乗る(笑)

【第10話】
ここにきて、佐河の過去話!?
ここまできて佐河まで救ちゃう話なの!?

【第11話】
親父、大活躍からの、まさかの大けがであっさり退場。
もの凄い殺気を発した第6話といい、親父、どれだけストレス貯めているんだ?
真も退場させて・・・。
しかし、樹里の能力は最強だな。
で、最後に佐河が赤ちゃんに!?

【第12話】
ん~?
最後がこれ?
ん~?
まあ、樹里が無事に帰還出来たことを喜ぶべきか、強引な〆をツッコむべきか?
{/netabare}

投稿 : 2020/11/06
閲覧 : 860
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51

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い世界観と終盤の展開が良かったです

不思議な石をめぐって事件に巻き込まれる家族のお話・・かな?

物語の冒頭から、殺人を何とも思わないような怖い人たちにさらわれたり、殺されかけたり、追われたりと事件に巻き込まれる佑河家の人たち。

それは時を止められる不思議な石のせいなんだけど、この、時が止まった世界で次々と起こる出来事や、止まっている人を殺そうとすると現れる異形のモノなど、世界観が面白くて引き込まれます。

でも、こういう怖い人に襲われるアニメとか見てると、夜道を歩くのがちょっぴり怖くなりますね(>_<)

なぜ佑河家の人たちに特殊能力があったのか(もっと言うと間島も)は結局明かされないままだし、終盤で止界を自由に操れる女性が突如現れるなど、説明不足なところもちょっと気になりました。

でも、この謎いっぱいの世界が面白く感じて、これからどうなっていくんだろう、と飽きずに最後まで見れました。

主人公の樹里も良かったですけど、何気におじいちゃんのキャラも良かったですね。
佑河家の人たちがお互いに家族を思いやるところも。

そんな中で、樹里の父親が悪人顔っぽくて、そしてすごく行動や考え方が俗っぽいところが嫌だったんですが、見てるうちに不思議と味のあるキャラに見えてきちゃいましたw
でも平気で他人に殺意を向けたり、平気で刀で刺したりするところなど、やっぱり変人なのかな。。

敵のボスの佐河は悪いやつではあるんだけど、彼の生い立ちや背景など、なぜこういう行動を起こしたのかがきちんと描かれてたところは良かったです。

そういえば佑河と佐川って右と左なんですね。謎の竜の両目が石になったということ?んーよく分かりません。。

終盤まではそこそこ面白いなぁと思ってたんですけど、終盤に樹里が時の止まった世界でただ独り、精神がおかしくなるのをこらえながら必死に生きているシーンなどがすごく良くて、もう少し評価上げたくなりました!

・・でも樹里が元の世界に戻れた展開はちょっと唐突すぎかなぁと。。
やっぱりもう少し、最後にちゃんと謎解きをして欲しかったかな。

あまり深く考えないで、この不思議な世界を楽しむのがいいのかもしれないです。良作だと思います☆

投稿 : 2020/11/04
閲覧 : 407
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24

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

時を止める。

リストラされた父、ニートの兄、誰の子供か分からない子を産んで実家に居座っている姉、姉の子供、就活中の妹、母、祖父の7人暮らし。
そんなある日、いつも姉の子を幼稚園に迎えにいくのは妹の役目だが、たまには兄が行きなよーってなって、迎えに行ったはいいが、兄と姉の子供が誘拐され、身代金を要求される。
家に残っていた、父、妹、祖父の3人はわたわたとし始める。
そんな時に、祖父がこっちにこいと怒鳴りつけ、いつもテレビの上に飾ってあった石の置物に自分の血を流し込む。
すると、自分たち以外の世界の時間が止まった。
その間に兄と姉の子供を助け出そうとする。
すると、自分たち以外は止まっているのに、自分たち以外にも動いている人間が自分たちを狙っていた。

止界(止まった世界で『しかい』)にのめり込んだ人間は止界の飲み込まれる。
そういって祖父がじいさんに教わったらしい。
止界には管理人(カヌリニ)がいて、止界のルールを守らないやつを消すらしい。

投稿 : 2020/10/06
閲覧 : 271
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3

ストックトン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

SFもののアクション作品かな。

設定というかコンセプトとかが面白く、て最初観始めたときは
かなりワクワクできたし、だいぶ目が離せずに観ていた。

登場するキャラ達の設定というかキャラ付けというかが
そんなに詳しく描かれているわけではないけど、
観ているとなんとなく勝手にわかってくる感じ。

なのでちょっとその辺が楽に観れた印象。

でもワクワクできたのは中盤くらいまでだった。

途中から佐河が変わっていった辺りから、個人的にはかなり残念な
方向に行ってしまった感じだった。

このままどういう流れに持って行って
どう完結していくのかと期待してみていた分、
余計にガッカリしてしまったのかもしれない。

せっかくいい設定だっただけに、凄く惜しいと思う。

でも最後の終わり方はちょっと面白いかもって感じれたかな。

主題歌に関はなんかカッコ良かったと思う。

投稿 : 2020/08/19
閲覧 : 308
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5

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ksk84 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良作だと思います( ̄∇ ̄)

Amazonプライムでの評価がとても高かったので、気になって見てみた本作。

設定がなかなかに面白く、気になって最後まで一気見でした。
良作だと思います( ̄∇ ̄)

途中若干の中だるみ感はありましたが、あまり気にならないレベルかと。

<内容(「oricon」より)>
永遠の“6時59分”が始まる―
佑河家に代々伝わる止界術
止界術を使うと、森羅万象が止まった“止界”に入る事が出来る。
ある日、主人公樹里の甥と兄が、誘拐犯にさらわれてしまう。
救出の為にやむを得ず“止界術”を使うが、
そこにいるはずのない自分以外の“動く”人間たちに急襲される。
彼らは、止界術を崇める「真純実愛会」。
止界術を使用する際に必要な“石”をめぐり、
止界の謎、佑河家の謎が徐々に解明されてゆく…

投稿 : 2020/08/13
閲覧 : 292
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5

ユッキン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

★3.3

いままで観たことのない感じの作品

めちゃ面白いって訳ではないが、見応えはあった

投稿 : 2020/07/17
閲覧 : 218
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2

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

止まった世界での闘争劇

 原作は未読。
 時間モノというと、過去へ行ったり、未来へ行ったりのタイムリープ、タイムスリップ、
タイムトラベルものは多いが、本作のような時間停止ものは割と少ないような。
 まあエロ系だと1ジャンルを築いているようだけど(笑)、そういう出オチ的なものはともかく、
時間停止ものは話を膨らませるのは難しいようで、そういう意味では割とよくできた話という印象。
 似たような作品が少ないだけあって、どういう展開になるか読めず、割と最後まで先が楽しみな
作品でした。

 時間停止した世界での佑河家と真純実愛会の争いが話の主軸で、空間的な広がりこそあるものの、
一定時間に留め置かれているためか、密室劇のような雰囲気も感じる。
 あと神ノ離忍や霊回忍など映像的には伝奇もののような雰囲気があるが、その仕組みやキャラの
思考などは論理的であることが多く、やはり時間ものせいか、内容的にはSF色が強いなと。

 佑河家にしろ、間島 翔子にしろ、家族のための行動であることが印象的で、全体に家族愛と
いうものを強く感じる。
 特に佑河家に関しては父は無職で、長男は引きこもり、家族間の繋がりもあまり良いとは
言えないダメ家族といった描かれ方だったが、本作の事件を通じて、再び家族が結びつきを
強めていく家族再構成といった感もあった。
 この家族愛が特に強い印象があったのが主役である佑河 樹里で、特殊能力を持つとはいえ、
家族のためには危険も厭わない、その強靭な精神力は見ていて気持ちいいものであった。

 他にも印象深いキャラが多かったが、樹里とは別方向で印象深かったのが父の貴文。
 敵である佐河 順治率いる真純実愛会以上にひどい精神性で、ここまで来るともはや
コメディ枠といった感じである意味いい味を出していた。
 そんな貴文でも身を挺して孫の真を守ろうとするなど、家族愛を感じさせるところが面白い。

2020/06/23

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 285
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8

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

何が主題だったのかよくわからなかった。最初は設定がわからず見続けていたものの、あとは能力者同士の戦いと後出しジャンケンのような実はこうでした~というもののオンパレードになって、無理やりまとめ上げてしまったように感じた。EDはよかったw

投稿 : 2020/04/27
閲覧 : 298
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2

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kabaj31 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

時が止まった世界。

いや戸愚呂じゃん
からの
最後ひどいオチw

序盤はものすごいシリアスで、これはキツイ話なのかと思ったら、ちょいちょいコミカルな部分があって、
でも最後はまたシリアス、で、オチを見ると脱落するというか、なんじゃそりゃと思ってしまいました。
あれが現実世界では、ぜーんぶ一瞬の出来事、かと思うと、ちょっと考えさせられることがなくもないです。

あと家族というものに関して、ほんとどうしょうもない家庭なんだけど、みんながみんなを大切に思ってる
という点については満点だと思いました。

投稿 : 2020/04/03
閲覧 : 314
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4

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RUSHIKA꙳★* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

時間停止&ホラー&ミステリー&家族もの&笑いあり! 見るべき良作です!

独特な作画が現実世界のようで
引き込まれていく。。
一瞬も退屈させず、飽きさせない作品。
また、ホラー作品と言えど、怖すぎず
誰でも楽しめると思います。

☆登場人物☆
佑河樹里:安済知佳
間島翔子:瀬戸麻沙美
じいさん:山路和弘
佐河順治:郷田ほづみ
佑河貴文:辻谷耕史
佑河翼:野島裕史
佑河真:岩田龍門
潮見:内田夕夜
迫:吉野裕行

☆あらすじ☆
佑河樹里は、貧乏な暮らしながらも
平凡に暮らしていた。
そんな中、ある日甥と兄が誘拐され、
犯人から身代金要求の電話が掛かってくる。
受け渡し期限までは30分しかなく、
祖父が代々伝わるという止界術を使い、
時間を止める。
人も物も森羅万象が止まった止界で
樹里たちは2人の救出へと向かう。

しかし……
動くはずがない人間たちが樹里たちへ
襲いかかってくる。
彼らの目的は、佑河家にあるとされる
「止界術の石」を手に入れることだった。。。
つまり、
停止された時間に取り残され、そこで神ノ離忍と呼ばれる化け物と一戦交えるお話
果たして、襲ってくる奴らの計画とは?
樹里は家族を救えるのか?


サスペンスでSFで笑いあり…

謎多き世界の中で家族を想う
佑河家の奮闘を描いた作品をとくとご覧あれ!

{netabare} 個人的な意見だと、
OPとEDかっこいいけど、好みが分かれそう。。
それに、あれだけ樹里が帰れないという問題を
引っ張っておいて、結局、ラスト数分、突然現れた
女性が全て解決させるという展開が
無理やりすぎるのではないかと思いました。
スピード感のある展開だったので最終話まで
楽しめましたが、1話だけではなくもう少し
創始者という女性の存在を仄めかして欲しかった
というのが本音です。
でも、良作だと思いますよ。見る価値は充分あります。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/03
閲覧 : 292
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7

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

異次元でのお話 おもしろかった

原作あるみたいだけど知りません。
おどろおどろした作品かと最初は思っていましたが、そこまででもない。
時間軸作品は好きなんで、あーそんな感じかって印象うけたので一気視聴しました。お話としては展開もよく、収まりもなんとかですが、後半はバタバタですね。尺足らずでしょうか。それでも収まりはしていますのでお疲れさまでした。

不可思議な世界観なのであまりバラせませんが、すぐにある程度は理解でき、終わりに従って謎がとけかけるけどやっぱり謎な展開ってのが続きます。
一気視聴できるくらいなのでおもしろいのでしょうね。

ただ、

音楽はサイテーです。特にOPED
なんなんですかね この歌ってる歌手も作詞も作曲も。
何言ってるかわからんし、音楽もわけわからん。何需要なんだよと。
もう少しまともな音楽使ってほしかった。
OPEDないほうが100倍マシだったなこれ。


OPEDなければ もっと評価高くていい作品だと思います

投稿 : 2020/03/21
閲覧 : 263
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3

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

時間が停止した世界であれこれする話

制作はゴールデンカムイのジェノスタジオ。
製作はツインエンジン。カバネリやどろろなんかもあるようです。

ありそうであまりなかった時間停止や、家族のキャラ設定が珍しく、ちょっと先が読めない。

時間停止と言えば透明人間と並びエロネタになりがちですが、この作品、{netabare}控えめながらそんなエピソードもありましたねwしかし間島の「全部落ち着いたら」との発言には驚きましたw{/netabare}

過度の期待はオススメしませんが、それなりに楽しめたかと。

投稿 : 2020/03/21
閲覧 : 309
サンキュー:

14

ネタバレ

しゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

隠れた良作

OPとEDがいいなーと思って本編を見たら、1日で全部観てしまいました。
本編の評価としては、まず物語がダレず次々と展開していくので、一気に観ることができたのだと思います。結構先が読めない展開が多かったので、そこがよかったです。少し気になったご都合主義的なところも、普段は結構シビアにやってるのに「ここではそんな感じなんだー」と逆に驚かせられました。
キャラについてもメインだけでなくサブも活躍するので、だれが生き残っていくのか楽しみでした。{netabare} 加藤さんがあんな特徴的なキャラしてて強キャラ臭してたのにあっさり退場したのはびっくりでした笑 {/netabare}
音楽はとてもあっていたと思いますし、OPは神OPに名前を連ねられるレベルだと思います。

最後に、今ある時間が当たり前じゃない、そんなことを考えさせられるアニメでした!

投稿 : 2020/01/07
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刻刻のストーリー・あらすじ

佑河家に代々伝わる止界術
止界術を使うと、森羅万象が止まった“止界”に入る事が出来る。
ある日、主人公樹里の甥と兄が、誘拐犯にさらわれてしまう。
救出の為にやむを得ず“止界術”を使うが、
そこにいるはずのない自分以外の“動く”人間たちに急襲される。
彼らは、止界術を崇める「真純実愛会」。
止界術を使用する際に必要な“石”をめぐり、
止界の謎、佑河家の謎が徐々に解明されてゆく…(TVアニメ動画『刻刻』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
ジェノスタジオ
主題歌
≪OP≫MIYAVI vs KenKen『Flashback』≪ED≫ぼくのりりっくのぼうよみ『朝焼けと熱帯魚』

声優・キャラクター

安済知佳、瀬戸麻沙美、山路和弘、郷田ほづみ、辻谷耕史、野島裕史、内田夕夜、吉野裕行、岩田龍門

スタッフ

原作:堀尾省太「刻刻」(講談社『モーニング・ツー』所載)、キャラクター原案:梅津泰⾂、監督:⼤橋誉志光、シリーズ構成:⽊村暢、アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:⽇向正樹、⾳楽:未知瑠

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