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「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅(TVアニメ動画)」

総合得点
70.6
感想・評価
281
棚に入れた
875
ランキング
1537
★★★★☆ 3.5 (281)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.5

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銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

入れ込むほど、楽しみでも無いですね。

【概要】

アニメーション制作:Production I.G
2018年4月 - 6月に放映された全12話のTVアニメ。
原作は、田中芳樹による往年のベストセラー小説。

監督は多田俊介。

【雑感】

銀河英雄伝説といえば発行部数が累計1500万部というベストセラー小説であり、
旧アニメは30年前に始まり本伝110話・外伝52話・劇場版3作で完走したビッグタイトル。
それを平成最後の2018年に原作をベースに再びアニメ化したわけですが、

旧アニメに熱狂的なファンが多いためか自分の思ってる理想の銀英伝と違う!ということで、
ネット上では、キャラデザが気に入らない、声優がダメとか、
シナリオや演出面でいろいろと袋叩き状態。

声優面と音楽面では旧アニメと同じクオリティに達するのが、
今のアニメ業界では不可能なのを無視してはダメですが。

今回のアニメでは登場人物が個性のないイケメン化ということで厳しい意見もあるのですが、
旧アニメでは昭和の海外俳優をモデルにキャラデザを起こしまくってるせいか、
ファーストガンダムほどではないにせよ年齢よりキャラが全体的に老けていたりで、
実は今回のアニメのほうがフレデリカやシェーンコップの見た目の若さが自然といえば自然。
前作のシェーンコップは味があって良かったものの、
見た目がジェームズ・ボンド役のティモシー・ダルトンそのまま、
で実年齢より10歳以上老けてましたしね。
キャラが全体的に若々しいことへのオールドファンの不満といえば、
大河ドラマの『新選組!』の若造だらけの貫禄のない新選組メンバーに対する苦情が実は、
新選組は史実では20代の若者だらけだったから考証的には間違ってなかったみたいなもので、
実はクレームをつけられてる部分は旧アニメより原作に忠実に行った結果であることが多いですね。

シナリオ面でも旧アニメの初期はオリキャラとオリジナル展開が多くて、
旧アニメの初代のシリーズ構成の首藤剛志はアニオリを入れたがる拘りが強くて、
それで原作との乖離を修正したい田原プロデューサーとの話し合いで、
アニメから外れることになったのですが、
特に旧アニメの1クール目の同盟のアニオリエピソード『ジェシカの戦い』では、
選挙で与党の候補が野党が推薦する対立候補を爆弾テロで殺したりで、
原作よりかなりサヨク的な話になってたりで、
好き勝手にした恣意的な勧善懲悪的な部分で政治を語るのは、
今の御時世では支持を得られにくいというか、
新アニメでは世相に配慮されたポリコレフィルターをかけられた結果として無難な内容になりすぎて、
雑であってもドラマティックさを求めるオールドファンから、
こんなの自分の思ってる銀英伝とちゃう!と、不評を買ってたりするのかなと?

自分は旧アニメと同じように道原かつみ版のコミカライズも楽しんでいたので、
造り手による個性や解釈の差の一環として今回みたいなアニメもありかな?と容認の立場なのですが、
外伝エピソードを時系列を弄って本伝に挿入したりして、
帝国の貴族社会の歪さを視聴者に説明してた旧アニメと比べて、
1期12話のなかでエピソードを消化することが最優先でシナリオに余裕がなさすぎるかな?
ただシナリオを垂れ流してるだけで情感に欠ける。
キャラの出番や描写が中途半端になってしまって、
物語の掘り下げが足りてない若干の物足りなさもあるのも事実。
新アニメでもオリジナルシーンをちょくちょく入れてる補完しようとしているものの、
ヤンとジェシカがトレーラーに襲われてカーチェイスするシーンは要らなかったろう。
帝国の出番が少なくね?ラインハルトたちの出番の少なさなどの違和感がところどころにあって、
シナリオの配分のバランスが偏ってたり、
旧来のファンが銀英伝に求めていたものが新アニメから得られなかった不満というのは、
新アニメのアンチでもない自分でも薄っすらと存在したりで、
脚本家の能力が足りてないのかな?と思いましたね。
道原版みたいにアッテンボローやキャゼルヌ一家の出番を前倒しすれば良いのにと思ったりします。

個人的には、ヤングジャンプで連載中の藤崎竜版のコミカライズが幼稚な劣化銀英伝として、
ちっとも面白くないので、それと比較したら幾分は新アニメのほうがマトモに見えますけどね。

あの漫画は、ほぼ全てのキャラを改悪してるのが凄い。
漫画家の贔屓キャラの美形化&ヤラレキャラの豚化+妖怪化。
軍隊という組織にいながら、高級将校がアウトロー気取りで上官に敬礼できなかったり、
敬語が使えなかったり、マトモに軍服を着れないという無秩序ぶり、
人物のDQNキャラ化のオンパレードを、
カッコイイと勘違いしまくった登場人物の性格の陳腐化等、
原作ファンに喧嘩を売ってるがごとくの、くだらないアレンジの数々。

(特に許せないのがアッテンボローがゲバラのコスプレ気取りで、葉巻がトレードマーク、
ヤンのコバンザメでしかない知性もウィットも無いウザキャラに改悪されている点であり、
漫画家のセンスが劣悪で最低だと思った)

フレデリカがストーカーだったりポプランが脳みそツルツルだったり、
ベルゲングリューンがホモだったり、
そういった奇をてらいすぎて、素材を全殺しにしてる藤崎竜版のと比較すれば、
今回のアニメ化は変えてはいけないラインをきっちり守って、
やられ役にいたるまで登場人物全員が人間扱いされている、
まっとうなメディア化作品というだけでもありがたいのかも知れない。
ただ、とんがった部分がなさ過ぎて退屈と言えば退屈ですけどね。
そういう路線で行くなら個人的な要望としては、道原かつみによる旧漫画版のように、
同盟側の主人公ヤン・ウェンリーと、その周辺の人物の描写をみっちり掘り下げて欲しいのだが、
12話目まで見たところ、このアニメシリーズではプライベートな部分とか深く描く気無さそうで、
ただ原作を消化してるだけと、旧アニメと比較しても印象に残りにくいとしか思えませんでした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 801
サンキュー:

73

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝10

シトレ本部長
「この際だから言っておくが私はこのリメイクが最小限の犠牲で失敗してくれるよう望んでいる。」
「惨敗すれば無用な血が流れる。かといって視聴率が良ければどうなるだろう?リメイク派は付け上がりアニメファンや銀英伝マニアのコントロールを受け付けなくなるのが明らかだ」
「私は軍人だ、アニメの事は言うまい。だがあにこれ内に限って言えば天地人、あの男はいかん(ん?)」
「今までののレビューで彼の人となりは分かっただろう。投稿をするのに感想ではなくネタをもってし、しかも他の作品を貶めて自分を偉く見せようとする(あわわわっ)」
「だが彼には自分で思ってる程など才能はない(が~ん)。あにこれ3000万参加者の運命を委ねるには危険すぎるのだ!」

もう、やだな~(汗)そんなネタばっかり書いてる訳ないじゃないですが(ガクブル)

待望の銀河英雄伝説のリメイク作品ですが、戦闘シーンがいいですね。
ホント、技術の進歩は素晴らしいです、これだけでも再アニメ化した意義はありますね。
まあ、声優とかキャラデザとか省略されたエピソードについての不満はありますが、原作者の田中芳樹さんは再アニメ化について
「原作の小説でも、コミックでも旧作のアニメでも出来なかった事を、
思いきってやって下さい。」
と言ってますし、これも原作に対するひとつの回答で間違いないと思います。
そもそも短い時間(1クール)で、前作のように原作に忠実に出来る訳はないですし、違った見せ方も観てて面白かったです。

初めて銀河英雄伝説という作品をこのアニメで観る方もいるでしょうし、そんな人々がこの作品を通じて好きになってくれれば嬉しいですね。
でもここで終了は、正直勘弁して欲しかったです。
出来れば2クールで彼の死まで描くか、アムリッツァは終わらして続きは映画が良かった気がします。

おまけ
~自由惑星同盟最高評議会~
本放送後、続きを映画でやる事について協議が続けられていた(おいっ)
ウィンザー
「私達には崇高な義務があります。銀河英雄伝説をリメイクしその内容と魅力を全人類に知らしめる義務が。安っぽいヒューマニズムに陶酔してその大義を忘れ果てるのがはたして大道を歩む態度と言えるでしょうか?」
レベロ
「待ってくれ、我々にはそんな権利はない!BDの売り上げを目的として無益な映画化を行うなど、そんな権利を我々は与えられていない!」
ウィンザー
「まぁ、綺麗事を仰る事」
こうして、無益な続編の映画化が決定された(ウソ)」
某議員
「しかし意外でしたな、天地人が反対に投じられるとは」
天地人
「私は銀英伝ファンだ。だがこれは常に映像化賛成論に立つことを意味するものではない。私がこの映画化に反対であった事を明記しておいていただこう」

※2018/07/17偽SFスーパー英雄(?)列伝63として天地人で投稿したものを転記しました。

投稿 : 2022/05/19
閲覧 : 369
サンキュー:

5

ネタバレ

tamu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

駄作‥

初代が凄すぎた‥
声優もキャラデザインも良すぎた。
また、初代が作品の内容が人生、思想、政治、
など重みのある作品に仕上がっていた。
現代にこそ政治が腐敗‥教育で足りない部分もアニメやドラマ等で
勉強でき考えさせられるものである。

今回のリメイクは薄っぺらすぎたと思う。
キャラデザインとバック等のバランス悪いし(大きさなど)
軍服のデザインも悪すぎ、
キャラも格好良すぎに書いて逆に駄作なってるし、
歴史の重みを感じられない作品です。

投稿 : 2022/05/04
閲覧 : 393
サンキュー:

0

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

追記などはNHK版で

いきなりの自分語りですみません。
 2010年に地デジ対応でテレビを買い替え、そのテレビが外付けハードディスクを
接続することで録画できるということで、多くのアニメを録るようになったのが2011年から。
 で、空き領域が減ってきてから、古い順に再視聴して、円盤に焼くなり、
そのまま削除するなりしたのですが、いずれにしても鑑賞記録的なものを残しておこうと
思ったのが、ここを利用させてもらうようになったきっかけです。
 その後、アマプラ、ネトフリ、Dアニメなどに加入したので、円盤に焼くことはほとんど
無くなってしまいましたが。

 それから次第にペースが追っ付かなくなって、ハードディスクを増設するようになりましたが、
そうなると放映時期とレビューをアップする時期がどんどん乖離するようになってしまい、
リアルタイム視聴時期の感覚が掴みづらくなってしまいました。
 そこで視聴直後にメモ的なレビューを書いて、ハードディスク内のデータ処分時に
加筆修正するのが現在のスタイル。
 まあ視聴直後のレビューは次第に書く内容が増えてきており、もはやメモレベルじゃ
なくなっていますがw。

 と言うわけで本作もそうする予定でしたが、NHK版が本作に劇場公開された「
銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」(以後、星乱と表記)を加えたものになっていたので、
こちらはそのままにして、星乱部分も含めた加筆修正的内容はNHK版の方に書きます。

2021/02/23


以下がレビュー。


 原作は既読。

 一時は原作に相当はまったクチで、過去作のOVAや劇場公開作品も視聴済み。
 そのためにどうしても過去作との比較という観点で観てしまった部分はある。
 キャラクターデザインに関して、ネット上では過去作の方が良かったという意見をよく目に
したが、個人的にはそれはそれ、これはこれという感じ。
 デザインだけでなく、性格を始めとする人物像の捉え方も若干の差異が感じられたが、新旧
スタッフの解釈の違いがむしろ面白かった。
 メカデザインに関しては本作の方が好きかなあ。加えて艦隊戦の作画などは技術の進歩か、
本作の方が迫力を感じた。ただ会戦そのものの戦術的描写は判りづらくなっていたような。

 ストーリーに関しては基本的に原作準拠といった感じだったけど、全体的に説明不足な感じが
した。
 最初は話数が少ないためかなと思ったが、話数に対してのストーリーの進行位置はOVAと
そう大差なく、原作からの取捨選択があまり良くなかったのかなと。
 この説明不足感のもう一つの要因はナレーションが減ったことも大きいように思えた。
OVAでのそれは状況説明にかなり役立っていた感があったので。

 ジャンル的には宇宙SF、あるいはスペースオペラなんだろうけど、本質的にやりたいのは
歴史劇、政治劇で、宇宙うんぬんはそのための舞台装置といった感じ。他の田中 芳樹氏のSF、
ファンタジーもそんな印象だけど。
 正直SFとしてはツッコミどころ多々なのだが、その辺はご愛敬といったところ。
 で、肝心の歴史劇、政治劇としての面白さは序盤ゆえに、これから面白くなってくるという
段階で終わってしまった。

 昔はラインハルト・フォン・ローエングラムやヤン・ウェンリーの優秀さに素直に
惹かれたが、本作視聴時にはこういったキャラを引き立たせるためか、敵やライバルのキャラが
お馬鹿に描かれているところが気になってしまった。年取ったのかなあ。
 続きは劇場でということで、1クールの締めとしては妥当な感はあるが、本作が観客を劇場に
呼び込む力があったかと言われると微妙な感じ。

2018/07/23

投稿 : 2021/02/23
閲覧 : 319
サンキュー:

4

ネタバレ

tiki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトル

第001話 永遠の夜の中で
第002話 アスターテ会戦
第003話 常勝の天才
第004話 不敗の魔術師
第005話 第十三艦隊誕生
第006話 イゼルローン攻略[前編]
第007話 イゼルローン攻略[後編]
第008話 カストロプ動乱
第009話 それぞれの星
第010話 幕間狂言
第011話 死線(前編)
第012話 死線(後編)

投稿 : 2020/07/02
閲覧 : 499
サンキュー:

0

ネタバレ

悠霧 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ラインハルトに覇気がない、ビックリするほど覇気がない

こんなラインハルトは嫌だ!!
「モソモソ喋る」
「顔が地味」
「ガタイが良すぎる」
・・・誰だお前は

個人的にはキルヒアイスと声優さん入れ替えたほうがしっくりくる気が(※個人の感想です)

あと、帝国軍の軍服がダサい

投稿 : 2018/11/17
閲覧 : 256
サンキュー:

1

ネタバレ

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

う~ん・・(;^_^A

キャラデザが・・(;^_^A
でも、艦隊戦の、シーンなんかは!Σ( ̄□ ̄;)
しかし劇伴とか・・(;^_^A
ヤン提督がなんでそんなにイケメンなの(ToT)
銀英伝アニメ1作目の素晴しさが再認識ですな。

投稿 : 2018/10/10
閲覧 : 309
サンキュー:

2

ネタバレ

ドンドコドン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

1
カタカナおおい!けど、イケメン多いね・・・とてもいい
おお~~これは盛り上がりそう

2
ヤンウェイリー!

3
姉が二人の共通点

4
過去ばかり
歴史から未来を予測する
弟子??かわいい!

5
ユリアンかわいい!
ゆうこききしだん
爆弾やりすぎや!!
散水機ナイス
君はテーブルに座る習慣があるのかね
曜日によってはね

6
ヤンは頭がいいね
みきしん!!かっこいい~~
かっかはめいわくそう

7
言い回しがかっこいいなぁ

8
帝国編だぁ
声優さん豪華すぎない????
うわぁ~どっちのキャラも好きなんだよなぁ
でもなぁやっぱヤンが好きだなぁ 平民から上がってきたからかね応援したくなちゃうんだな
ゴールデンバウム
なんで神サラサラしたん?

9
ヤンはやめたい

10
カタカナァ
選挙のために戦争かぁ 勝手だね偉い人は
声優豪華だなぁ~~~~神谷さんだね
長いねセリフ・・・すごいわ声優さんは
勝つべき時じゃないとき勝つと落ちる「

11
神谷さんどうしたよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
出航シーンながくね?

12
さいごかー
逃げるにも犠牲が
ここでおわりか~?

投稿 : 2018/08/18
閲覧 : 247
サンキュー:

2

ネタバレ

アスカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全然悪くなかった!

20代女性ですが、父が銀英伝が好きで私も子供の頃から前作と原作共に何度も繰り返し見て読みました。


再アニメ化の狙いとしてはやはりこの作品を広く沢山の人に知ってもらう事と新規ファンの獲得だと思っています。この狙いについては大賛成です。同世代で男女問わず銀英伝を知っている人は少ないですから。しかし新規獲得の割には初見断り!な小難しい雰囲気に続きは劇場版ときた。本当に獲得する気あるのかな?と疑いたくなります。


再アニメ化は酷評や悪評が多いのは当然。今作も評価はあまり良くない様ですがそこまで悪いとは感じませんでした。話を省略しすぎ!という批判に対しては前作が話を増長させすぎにすぎないと思わず反論したくなりました。笑
前作と今作のみを比べてる方に酷評が多いのかなとも感じました。


音楽に関しては前作同様にそのままクラシックをバンバン使って欲しかったのですが……スペースオペラの名を今作でも轟かせて欲しかった。




①ストーリー
これについては前作よりも原作にかなり近いものになっています。例えばヤンがアスターテ会戦戦没者の慰霊祭に出席した点やアッテンボローの登場のタイミングやヤンとフレデリカがプライベートで食事をするなど。

今作で謎なのはヤンの自宅を襲う憂国騎士団の撤退要因ですが放水機の使用で消防署に通報が行き消防車の出動というワンシーンをなぜケチったのか。それをケチったばかりに彼らはただ放水の水圧にやられただけというなんとも軟弱な印象を与えられました。



イゼルローン攻略については今作品の流れの方が整合性があったのではないのかなと感じています。原作、前作同様に中央司令官室までの道のりがあまりにも容易に突破できていますが今作では刺青がバレそうであったり最終的な場面でID認証がされないなど"潜入作戦"における緊迫感が描かれており攻略出来ると分かっていても楽しめるものがありました。

ただそうする事によって「どんな厳重なシステムも運用する人間次第」という今後も出てくるセリフを削る方向になったのは微妙なところでしたが「作り話の中には真実の一つでもないと男ならともかく女性には嘘だとバレてしまう」(ニアンスでの記憶ですが)なんともシェーンコップらしいセリフがあった事で相殺出来たのではないかと考えます。

後は今作ではペンに重きを置いたところには「ペンは剣よりも強し」というヤン自身も信じたい格言を実体化したのかなと解釈してみるとなかなか面白いオリジナリティだなと思いました。


カストロプ動乱は原作と前作の両者から話を構成しています。旗艦同士を何の損害も無く目と鼻の先で対峙する事って可能なの?とも思いましたが…アルテミスの首飾りの破壊ではなく艦隊戦での動乱の解決の方が見応えがありますし原作に近いですし。あと変にギリシャ仕様でないところは安心しました。


ただ納得がいかないのは死線においてキルヒアイスと第十三艦隊が対峙し後退をしている際にキルヒアイス軍が既に降伏(敗走?)させたにも関わらず第七艦隊がこの戦場に横槍を入れてきた事です。ここはヤンの戦術により第十三艦隊は損害を受けながらも後退していくという場面であるはずが、キルヒアイスの後始末の悪さが起こしたいわば失態によって後退させた様な印象になっています。キルヒアイスがそんなケアレスミスをするとも思えず腑に落ちない展開でした。まあでも危機的状況に陥り音のフェイドアウトから味方艦の援護というのは戦闘映えしますからね…でもあれはいらない演出だなと……


ストーリーとしては原作に沿った今作の方が良いかと思います。前作はあまりにもオリジナルが多すぎるかなと…まあそれはそれでいい事もあるけども。

少・青年漫画やラノベみたいに俺つえー的な展開がないし白兵戦もあるものの艦隊戦が主になる為個人対個人がペチャクチャと喋りながら戦うというシーンはないのでそういう派手なジャンルが好きな方には退屈に感じるかもしれない。バトルアクションやファンタジーではなくあくまでもヒューマンドラマに重きを置いている作品ですからね。



②映像、デザイン
映像に関しては特に文句の付け所はありません。前作での艦隊の重々しい感じも良いのですが、宇宙という事もあり今作の艦隊の浮遊感もこれはこれで良いなと思います。後は艦列の立体感もいいですね。今ではこの映像が作れるのは普通なのかもしれませんが力を入れているという事が伝わるには十分な綺麗さ繊細さだと思います。

デザインですね…ここが原作が小説であるからこそ難しいところ。やはり主な問題はキャラクターデザインでしょうか。
基本的に全員が若い!という印象です。ただこれは前作と比べての意見です。70年代80年代のアイドルの現役当時を今みると良く言えば大人っぽく悪く言えば老けて見える。これと同じ感覚なのではないかと思います。サザエさんのアナゴさんの様な感じ?極論ではありますが…
文字だけで自分の中で作り上げる登場人物像と他者によって映像と音声付きで作り上げられた登場人物像とのイメージの差への落胆は圧倒的に後者の方が大きいでしょうし。
確かに全然違うな〜と私自身も感じますが舞台の役者が変わると思って見れば許容範囲できるかなと思いました。

ただロイエンタールはなぜあんなにも軽薄な大学みたいになってしまったのか。個人的に一番好きな人物なのでこんなのロイエンタールじゃない!と思わず叫びたくなりました。笑



③声優
基本一人一役とされていた前作はまさに銀河声優伝説そのものでしたが現時点で今作がそうと言えるかと言えば現時点ではまだ不完全ですね。銀河声優伝説としたいのなら出すべき声優はまだ沢山いるはずです。しかしながら本編OVAには登場していないものの外伝OVAにて"緑川光"子安武人"森川智之"櫻井孝宏"吉野裕行"石田彰"関俊彦"といった当時若手だった声優がちょい役やモブ、緑川と子安に関しては少年期のラインハルトとキルヒアイス(コミカライズの劇場版だけど)として参加しているがこの人達を参加させるのかという線引き…。"老練"なる名声優達が不在の中で名前を挙げた声優全員を出さずとなると物足りなさを感じてしまう。既に豪華である事は間違いありませんが、まだ作品の触り程度しかアニメをしてない今作の今後にもっと期待したいですね。


かなり個人的な意見をだらだら書きましたが、原作、前作がある事からどうしても比べてしまい異なる部分を悪いと評価してしまいがちになってしまいます。ただやはり今作にある良い点も多くあるので相違だけで判断はしていただきたくないなと思いました。近所に映画館がない為わざわざ足を運ぶまで続きを見たいかと言われれば少し迷いますが劇場版のPV次第という感じです。笑

ただこれを期に原作と前作のファンが増えてくれる事を願います!

投稿 : 2018/08/01
閲覧 : 219
サンキュー:

7

ネタバレ

コルーム さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

進化というより極一部を除いて退化している。

銀英伝を小説も過去のアニメも見たことない人に対しては
銀英伝がどういう世界観かは入りやすいかもしれませんが
1クール、2クールが当たり前の時代に
ストーリを駆け足でも過去のアニメで見ても膨大な話数を
やりきれるはずがなく中途半端に終わりました。
何故、今リメイクしたのか不思議です。
戦艦の造詣とかはまだいいとして
なんでこのキャラデザの方に任せたの?いうくらい違和感と抵抗が大きいです。
髪型とか目の色変えたら同じに見えます。
というくらいノッペリした簡単な造詣なのと
前アニメのイメージがあるものの、
やはりヤンやユリアンの声優が特にあってないですね。
アンネローゼの役も違ったかと思います。
まっこのアニメはさておき
銀英伝の続きが気になる方は小説や旧アニメを見た方が良いですね。

投稿 : 2018/07/26
閲覧 : 224
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

偽SFスーパー英雄(?)列伝63

シトレ本部長
「この際だから言っておくが私はこのリメイクが最小限の犠牲で失敗してくれるよう望んでいる。」
「惨敗すれば無用な血が流れる。かといって視聴率が良ければどうなるだろう?リメイク派は付け上がりアニメファンや銀英伝マニアのコントロールを受け付けなくなるのが明らかだ」
「私は軍人だ、アニメの事は言うまい。だがあにこれ内に限って言えば天地人、あの男はいかん(ん?)」
「今までののレビューで彼の人となりは分かっただろう。投稿をするのに感想ではなくネタをもってし、しかも他の作品を貶めて自分を偉く見せようとする(あわわわっ)」
「だが彼には自分で思ってる程など才能はない(が~ん)。あにこれ3000万参加者の運命を委ねるには危険すぎるのだ!」

もう、やだな~(汗)そんなネタばっかり書いてる訳ないじゃないですが(ガクブル)

待望の銀河英雄伝説のリメイク作品ですが、戦闘シーンはいいですね。
技術の進歩は素晴らしいです、これだけでも再アニメ化した意義はありますね。
まあ、声優とかキャラデザとか省略されたエピソードについての不満はありますが、原作者の田中芳樹さんは再アニメ化について
「原作の小説でも、コミックでも旧作のアニメでも出来なかった事を、
思いきってやって下さい。」
と言ってますし、これも原作に対するひとつの回答で間違いないと思います。
そもそも短い時間(1クール)で、前作のように原作に忠実に出来る訳はないですし、違った見せ方も観てて面白かったです。
初めて銀河英雄伝説という作品をこのアニメで観る方もいるでしょうし、そんな人々がこの作品を通じて好きになってくれれば嬉しいですね。
でもここで終了は、正直勘弁して欲しかったです。
出来れば2クールで彼の死まで描くか、アムリッツァは終わらして続きは映画が良かった気がします。

おまけ
~自由惑星同盟最高評議会~
本放送後、続きを映画でやる事について協議が続けられていた(おいっ)
ウィンザー
「私達には崇高な義務があります。銀河英雄伝説をリメイクしその内容と魅力を全人類に知らしめる義務が。安っぽいヒューマニズムに陶酔してその大義を忘れ果てるのがはたして大道を歩む態度と言えるでしょうか?」
レベロ
「待ってくれ、我々にはそんな権利はない!BDの売り上げを目的として無益な映画化を行うなど、そんな権利を我々は与えられていない!」
ウィンザー
「まぁ、綺麗事を仰る事」
こうして、無益な続編の映画化が決定された(ウソ)」
某議員
「しかし意外でしたな、天地人が反対に投じられるとは」
天地人
「私は銀英伝ファンだ。だがこれは常に映像化賛成論に立つことを意味するものではない。私がこの映画化に反対であった事を明記しておいていただこう」

投稿 : 2018/07/17
閲覧 : 312
サンキュー:

15

ネタバレ

やっほーβ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ターゲットは誰?

この作品は誰をターゲットにリメイクしたのでしょうか?
旧銀河英雄伝説の視聴者ではなく、新しい視聴者を求めたのでしょうか?

投稿 : 2018/07/10
閲覧 : 176
サンキュー:

1

ネタバレ

渚のジョニー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

普通に面白い

シーズン1しか観てないけど普通に面白いと思います。ちょっとバトル場面の戦術とか戦略の奥深さはなかったので少し残念かなって思いますけど主人公の寛大さに心惹かれるものがありました。ラインハルトの下克上などこれから気になるところもありますのでSF好きは見てもいいかも。

投稿 : 2018/07/10
閲覧 : 183
サンキュー:

1

ネタバレ

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

劇場版を見に行くのかと問われれば‥

原作を20年程前に読んで以来です。なので、中身は殆ど覚えてませんで、ひたすらドンパチしている印象しかありませんでした。

改めて見て、内容的には元々の印象が悪すぎたためか、こんなに深い作品だったっけ?といった感じです。多分戦闘シーン以外を読み飛ばしていたんでしょう。過去の読書能力のなさを恥じるばかりです。

とはいえ、他の人のレビューを見てると原作の重要だと思われるシーンが結構カットされているとのことなので、原作ファンの方には厳しい結果になるのは致し方ないにしても、原作未読に近い私にとっては取っつきやすい面もあったように思えます。

しかしながら、アニメのストーリー的にここで終わりか!そして劇場版に繋げる当たりは少々「イタイ」と言わざる得ません。続きを見たいと思っても1年後じゃあーその気持ちが持続するとは思えませんし、まして劇場まで足を運ぶ気にまでは到底‥。

とりあえず、梅原氏の復活を祈念しつつ、作品の続きは劇場版のTV放映まで待ちたいと思います。

投稿 : 2018/07/09
閲覧 : 202
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3

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とーとろじい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

旧作は見てないのですが

旧作の評判がいいのは知ってますが、見てないので比較しようもなく。
戦闘シーンは動きがあるわけではなく、大きい戦艦がビョンビョン打つ感じなので、そういうものかという感じ。
気になるのは、戦略が肝になるわけだけど、その戦略とやらがそんなに複雑なわけではないこと。まだまだこれからなのかもしれないが、今作を見る限りではヤンの天才ぶりが、彼の戦略に異議が挟まれない、かつ、相手方の応報・反撃がないということで実感しづらい。イゼルローン要塞の攻略も、送り込んだシェーンコップ君の働きによるものが大きいので、ヤンの戦略の凄さはあまり感じられなかった。戦略の凄さは他の選択肢があってはじめて見えるので、他の選択肢がアニメ内で見えなかったことから実感しづらさに繋がったのだろう。
上司の無能さというのも、あまりに鋳型通りの無能さで、主要人物の才を際立たせるための手段に留まっていたかなと。
大きい戦艦のため戦闘も動きを欠かざるを得ないだろうし、人物の多さのため1クールで全ての人間を掘り下げることもできず、諸々の制約の中で無難に仕上げたとも言える。
ヤンが右翼団体から攻撃されたり、戦争が政権の維持と国民からの支持獲得のために計画されたり、そうした権力の有り様を描くというのは、この時代(所謂ネトウヨの存在や中立を名乗る人たちがひしめく時代)において意義あることだったのではないかと思う。
堅実な物語なので今期アニメの中では安定感があった。
ストーリーはこれからでしょうから、劇場版に期待ですかね。

投稿 : 2018/07/07
閲覧 : 199
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5

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pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

<65> 銀河の歴史を、またいちページから。長く続けて欲しい。

スペースオペラの架空戦記物リメイク一期 12 話。
銀河の歴史は旧作で学習済み。旧作 15 回分を 12 回に纏めた感じ。
一歩引いた視点から広く満遍なく物語りする旧作と比べて、より主要人物にフォーカスする作り。解像度が上がって描写は丁寧に。陣形の描写は、敵味方の優劣がわかりにくくなった気がする。
現時点では比べられないけど、旧作のいいところ、戦記ものらしい長さや客観的な視点、英雄譚としてのわかりやすさをあらためて感じた。
新作も長く続けて欲しいけど、地上波で観られるんだろうか…。

<60> 銀河の歴史を、またいちページから。
1 話視聴。
スペースオペラの戦記物リメイク一期 12 話。
銀河の歴史は旧作で学習済み。広く満遍なく物語りする旧作と比べて、より主要人物にフォーカスする感じ。解像度が上がって描写は丁寧に。キャラ絵や声は貴族的な雰囲気や重厚感に欠ける気も。とはいえお話は面白いから、これはこれで親しんでいきたい。
問題は二期『星乱』。2019 年、12 話を 3 章に分けてイベント上映らしい。ちょっとファイエルしたくなる。

投稿 : 2018/07/03
閲覧 : 224
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2

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ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦艦はカッコイイ

この大河ドラマをまたアニメ化するの??
と思いましたが、始まってしまうとやっぱり見てしまう。なにせ自分の名前の由来になってますから。
前作と比較して、作画は隔世の感があります。戦闘シーンも見応えあるし。それにしても全部やるつもりなのかしら?100話以上あるというのに。

{netabare}ファースト・シーズン見ました。え、ここでおしまい?
セカンドシーズンは来年、劇場版だそうですが、いろんな形で続けていくのかな。やり方が宇宙戦艦ヤマトに似ている感じ。

全体的に綺麗にまとめ過ぎてる気がします。人間ってそんなに綺麗じゃないし、泥臭い人間ドラマがもっと旧作にはあったと思うんだが。
特に12話のトダ技師の件。あれじゃあ善人になっているよ。
それでも最後まで見届けたいとは思います。これを機に、銀英伝のファンが増えればそれはそれで良いことかと。
{/netabare}

投稿 : 2018/07/02
閲覧 : 344
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11

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がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーのふたりを軸に描くスペースオペラ。

遥かな未来、銀河に進出した人類は、二大陣営に分かれて戦っていた。皇帝と貴族が支配する銀河帝国と、帝国から脱出した人々が建国した自由惑星同盟である。戦争は150年間膠着していたが、ラインハルトとヤンという若き英雄が相次いで両陣営に登場することで、歴史は大きく動き始めるというストーリーです。
-----------------------------------------------------------------

絵は見やすいデス。
キャラはかなり多いので、分かりにくいカモです。
昔もこのアニメあったみたいデスが、私は今回が初めてデス。
ストーリーは思ったよりもあっさりと終わってしまったので、残念デス。
しかも、続編は劇場で全12話を3回(3章)に分け上映するらしいデス。
前作が良作だったみたいなので、今作見てみる事にしたのデスが、余りよく分からなかったので、前作見てから、また見直してみようと思います。

投稿 : 2018/07/02
閲覧 : 189
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5

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teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まぁまぁ 見れるかなあ

まぁまぁ 見れるかなあ
以前 やってた物に比べて だいぶカットされてるようですが 昔のは見たことないから 今回の話の流れかたのほうが ちょうど いいかなぁ

投稿 : 2018/06/27
閲覧 : 168
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1

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tamago さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

話の流れがまずいな・・・

5話途中
話の流れがまずい
オールドファンなので
作画でこのシュターデン胃潰瘍にならなそうとか
キルヒアイスのやさしさや中性感が出ていないとか
いろいろありますが決定的なのが話の筋が悪い!!
特にヤンの下りです。
まず式典で起立をしなかった点です、旧作にないシーンでしたが
この段階でヤンはあからさまにこのような態度をとると思えません。
よく旧作で言っていった「年金暮らし」このセリフに現れるヤンの怠惰な
一面です。非起立はあきらかな政府に対する反抗でこの時点でのヤンが
このような態度にでるとは考えにくく、またこれも旧作のセリフで
「高々数十年の平和」というセリフにもあるように講和したところで
また戦争は起きると思っているのですなぜならそれを歴史が証明しているからです。ヤンは最後まで歴史家になりたかったのですから。
次にジェシカとの出会いです。
ジャンロベールの幼馴染にしてしまったことでヤンの恋心が微妙に見えてしまうこのあとジェシカが殺されたという報告を聞いた時のヤンの落ち込みを
察することができなくなってしまうということになり、その報告をしたフレデリカがヤンの中で大きな存在になる流れがなくなってしまうからです。
そして憂国騎士団です。
旧作では最初に憂国騎士団がヤンの自宅を襲撃した時にはせいぜい石を投げる程度で殺害の意思はなく脅しであることは明確ですが今作ではいきなり手榴弾です。現役の将の自宅に手榴弾を投げてももみ消せるほど
この段階で自由惑星同盟の民主主義の雲は厚くなっていないはずです。
憂国騎士団のような団体は特に裏でヨブ・トリューニヒトがいるのですから
微妙な気流を読むことに細心の注意を惹くはずなのでこの行動は絶対にありえません。

11話まで
またありました。
ローゼンリッターの勧誘でカフェのシーンを省いてしまった。
それではヤンがローゼンリッターやシェーンコップをこの作戦で使おうと
思った根拠にかけてしまう・・・

ここまで観ていろいろありますがただ銀河英雄伝説を再びやったという
関係各位皆様の努力、すばらしいと思います。
今後の注目としてはやはりあのセリフ、
「マインカイザー」でしょうか
旧作でのロイエンタールのマインカイザーが印象に残っている方は
多いはずです、中村さんにあれを求めるのは酷なのかもしれませんが
是非に声優魂を込めて頂ければと思います。

投稿 : 2018/06/24
閲覧 : 180
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2

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はかせ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ただただ残念・・・。

物語・・・話をはしょりすぎ。初めて観る人には意味がわからなくなりそう。

声優・・・なんでこうなってしまったの・・。ラインハルトといえば堀川亮でしょうが!!声優にも各々の品格というものがあるでしょうに。覇業を成し遂げる声色ではありません。

音楽・・・選曲のセンスを疑う。

キャラ・・・省略

作画・・・30年近く経過しての刷り直しなのだから、良くて当たり前。
    にも拘らず、この程度の出来であるなら、OVAシリーズを再度
    観れば十分。

今回の作品が今までの評価を下げることは否めない。

以上により、2話以降は断念しました。時間の無駄。

(追加)
2話以降はその後も見ていないが、別件でフレデリカ・グリーンヒルの画を見る機会が合ったが、これにも更なる失望・・・。
このキャラデザインで、ヤン亡き後の自由惑星同盟の国家元首になるの???
センスの無さを感じたのでした。

投稿 : 2018/06/05
閲覧 : 492
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4

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P_CUP さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最終回まで黙ってるつもりだったが・・・

とりあえず1クール終わるまでは何も言うまいと心に決めて視聴していたが
最新話「カストロプ動乱」があまりにもアレだったので言わずにはいられなくなった。

・・・酷い。酷すぎる。

旧作OVAでも、ちょっとどうかと思った部分だったので、カストロプ公一派の衣装が謎ローマ風だったり、アルテミスの首飾りを出して来るのをやめて、原作通りの艦隊戦にした点は評価したい。が、評価できるのはそこだけ。

原作ではカストロプ公マクシミリアンは、純軍事的にはそれなりの才覚を持っており、また、旧作OVAでは、フェザーン経由で入手した、同盟首都星ハイネセンを守る自動防空システム「アルテミスの首飾り」を駆使して、いずれも一度は帝国から派遣された討伐艦隊を殲滅するという展開が描かれている。
そこにキルヒアイスが、前回派遣されたよりも少ない兵力でカストロプ軍に勝利するからこそ、彼の軍事的手腕が示され、ラインハルト陣営のナンバー2として他の提督たちに認められる、という部分に納得感が生じる。
ところが今作では、先に派遣された艦隊が壊滅するくだりを完全にカット。その上、艦隊戦もキルヒアイスが勝利したというより、カストロプ公が勝手に自滅したような塩展開。
あれじゃあロイエンタールかビッテンフェルトあたりが「俺に言わせれば敵が無能すぎただけだ」とか言い出しかねない。

さらに最悪なのが、カストロプ軍を撃破した後。本来ならば帰還したキルヒアイスがラインハルトに「首謀者を死なせてしまいました。申し訳ありません」と謝罪する場面があるのだが、そこをもカットした点。
これがあればこそ、キルヒアイスでは人が良すぎて、綺麗事では済まされない謀略戦などには向かないことが示され、ラインハルトがオーベルシュタインを登用する理由へと繋がる。また、後になって顕在化する、ラインハルトとキルヒアイスの根本的な人間性の違いと、それによって生じる2人の間の溝、さらに、それがもたらす、とある悲劇という、一連の物語の流れにとっても非常に重要な箇所なのだが・・・

どうも今作、Die Neue Theseは、尺の都合もあるのだろうが、登場人物たちの心理や思考というものを軽視しすぎているように思えてならない。

投稿 : 2018/05/28
閲覧 : 230
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6

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ケイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

かなりいい!!

一話まで試聴。原作未読。その他アニメ作品等未試聴です。
おそらくもともと当作品が好きな人には、期待が大きすぎて評価が低くなってしまうのかなぁと思います。

感想は…凄くいい!!期待感が半端ない!!
ラインハルトとヤンウェンリーのダブル主人公で進むらしいのですが、一話のヤンウェンリー登場は帽子をかぶるだけwww でもそのタイミング、落ち着き方が表現できており、何となく人となりがわかる演出で、製作陣の力を感じました。
あと、右手を上げてファイエルってカッコいいっすね!!

投稿 : 2018/04/20
閲覧 : 195
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2

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Takito さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

とりあえず視聴続行で。

”銀河英雄伝説”
日本アニメ界に燦然と輝く名作であるが、それゆえに今回のリメイクのハードルは異様に高い。自分も原作を読み旧作OVAを見てきたものだけに見る目が辛くなってしまっていることを自覚しないでもない。一話を見て気になったことがいくつかあるが、そのうちの特に気になった点を二つ挙げてみる。
【やっぱ尺が短いよ】
いくつか台詞が省略されてしまってるわけだがそんな中でも①「キルヒアイスのラインハルトへの進言」、②「ヤンの進言をはねつける上官」、③「ラップの最期の言葉」が省略されてしまってるのが勿体ない。
 まず①に関して、原作では計三回の艦隊戦の合間に兵士に休息を取らせるようキルヒアイスが進言する場面があるのだが、このシーンはキルヒアイスとラインハルトの関係性を良く表していると思う。ラインハルトは軍事と政治に卓越した才能を持っているが見据える先が遠すぎるが故に身近なことや小さなことを見落とすことが多い。対してキルヒアイスは軍事と政治にもラインハルトに匹敵するほどの才能を持ちながら、きめ細かな気配りもできラインハルトの足りない部分を補った上、配下の将軍達とラインハルトをつなぐ役割を担う。二人は単なる親友同士にとどまらず一心同体ともいうべき存在であるわけだか上述したシーンはこれを良く表していた。にも拘わらずこれを第一話という大事な掴みの部分から抜いてしまったのは残念だ。
 次に②に関してであるが、ラインハルトの戦術を予見したヤンは上官に作戦の修正を具申するわけだが、全く相手にされないうえに他の将官と違う毛色を持ち口をはさんでくるヤンを疎んでいることをうかがわせる反応を見せる。このヤンの立場こそ物語を通じてラインハルトに対し常に戦略的に不利な状況にあるしかなかったことを象徴している。自ら進んで権力を掌握しにいったラインハルトに対しヤンは権力を忌避し続けるわけだがこの対称性が二人のライバル関係のミソになってくるわけである。しかし今作では丸まる省略されている(二話であるかも)。
 最後に③に関してであるが、ラップが戦死する際燃え上がるブリッジの中で婚約者のジェシカの名を呼ぶシーンが丸まるカットされていた。これはジェシカの存在自体が採用されていないのではという極めて不吉な予想を抱かせる。ジェシカは政治家として奮闘する中でいくつかの名言を残し、また同時にヤン・ウェンリーという人間に奥深さを与えてくれた重要な人物である。ジェシカなくしてフレデリカとの関係を深めていくというのは何とも寂しい話である。
【やっぱキャラデザ微妙じゃね?】
 キャラデザに関しては放送開始前からいくつか不満があった。若すぎるシェーンコップやオーベルシュタイン、あまり家庭的に見えないキャゼルヌである。中でも最大の違和感はやはりラインハルトだ。旧作では、何気ない仕草でも”豪奢な金髪が揺れ”、金髪の作画の繊細さがラインハルトの超俗的な美しさを良く表していた。また長身だがどちらかというと線の細い体していることもあり、男らしさよりも中性的で彫刻のような造形美を感じさせた。そしてそんな容姿を持つ彼がアイスブルーの目に野望を燃やしていたからこそ圧倒的なカリスマ性を備え、かつ同時にほのかな危うさと儚さを感じさせたわけである。だがリメイクではなかなかにガタイが良く、またCG故に髪に繊細な動きをさせることが難しい。今のままではただの天才的なイケメンでしかないが、ラインハルトはそんな玉ではない。歴史が動く瞬間に数世紀に一度現れる彗星のようなものなのだ。
 銀河英雄伝説ではラインハルトとヤンが二大主人公として立つわけだが、やはりラインハルトがすべての中心に立っている。彼が現れなければミッターマイヤーを始めとする多くの暁将は陽にあたることはなく、またヤンもエルファシルの英雄で終わっていただろう。それゆえにラインハルトの重要性は尋常じゃないわけだが今後に期待である。

投稿 : 2018/04/07
閲覧 : 177
サンキュー:

1

1 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/04
閲覧 : 13

お鶴 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/04
閲覧 : 15

しむらうしろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/09
閲覧 : 17

makorin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/08/15
閲覧 : 19

tama さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/06/18
閲覧 : 16

グルティ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/03/23
閲覧 : 17
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銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅のストーリー・あらすじ

数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟という“専制政治”と“民主主義”という2つの異なる政治体制を持つ二国に分かれた。 この二国家の抗争は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘を繰り返されてきた。長らく戦争を続ける両国家。銀河帝国は門閥貴族社会による腐敗が、自由惑星同盟では民主主義の弊害とも言える衆愚政治が両国家を蝕んでいた。そして、宇宙暦8世紀末、ふたりの天才の登場によって歴史は動く。「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「不敗の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する。(銀河英雄伝説公式ポータルサイトより)(TVアニメ動画『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年春アニメ
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
≪OP≫SawanoHiroyuki[nZk]『Binary Star/Cage』≪ED≫ELISA『WISH』

声優・キャラクター

宮野真守、鈴村健一、梅原裕一郎、梶裕貴、諏訪部順一、小野大輔、中村悠一、川島得愛、三木眞一郎、石塚運昇、水内清光、藤原貴弘、楠見尚己、竹内良太、ふくまつ進紗、目黒光祐、櫻井トオル、畠中祐、小野友樹、下山吉光

スタッフ

原作:田中芳樹(東京創元社刊)、監督:多田俊介、助監督:森山悠ニ郎、シリーズ構成:高木登、キャラクターデザイン:菊地洋子/寺岡巌/津島桂、総作画監督:後藤隆幸、特技監督:竹内敦志、メカデザイン:竹内敦志/臼井伸二/常木志伸、オリジナルメカデザイン:加藤直之、プロップデザイン:太田恵子、プロップデザイン・紋章デザイン:秋篠Denforword日和、3D:I.G3D、3D監督:森本シグマ、美術:Bamboo、美術監督:竹田悠介、美術設定:塩澤良憲/曽野由大/藤井一志、美術デザイン:渡部隆、色彩設計:竹田由香、音楽:橋本しん、音響監督:三間雅文、撮影監督:荒井栄児、編集:植松淳一、監修:らいとすたっふ、企画協力:株式会社ROOFTOP、制作協力:徳間書店、製作協力:DMM pictures

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