ダレイオス さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
マンネリ防止のためにテコ入れされた展開が容認出来れば楽しめると思います。
1期の続きとなっています。
相変わらず駄菓子のことをやっていて
その駄菓子の生まれた経緯がされていて
そんな経緯で生まれたのか・・・と相変わらずナルホドなと思える。
雑学は良かったです。
それに駄菓子だけでなく駄菓子屋に置いてある遊び道具のネタを
やったり1期と似た感じでした。
ただ2期は駄菓子はメインて感じではなかったですね。
駄菓子とは関係のないストーリーが加わり駄菓子はおまけみたいな扱いでした。
1期は駄菓子ネタを楽しむにはちょうどいいぐらいの手ごろな
ストーリーをチョット入れていたことが多かったですが
そうではなくて駄菓子とか本当に関係のないストーリー展開をかなりやってました。
中盤からストーリー展開もテコ入れを感じさせられて
色々と舞台の変化が見られましたね。
テコが入れられたストーリーは
「ほたる」と主人公の関係にスポットを当てられたり
駄菓子屋も昔のままでは生き残れない的な展開や
主人公の将来のことが描かれてました。
それをやるために駄菓子要素がある感じでした。
「ほたる」と主人公の関係については終盤の展開をやるために
「ほたる」は途中からいなくなっちゃうので
その点は面白くないけど終盤の展開はいなくならないと
成立しないストーリー展開だったし、「アイスの当たり棒」のフラグも
上手く回収していてわりと良かったのでまとまっているかなと思いました。
いいキャラだったということがいなくなったことにより気付けたので
その確認が出来たストーリーも終わってみると悪くはなかったです。
駄菓子屋も昔のままでは生き残れない的な展開はありがちだったけど
生き残るための工夫は現実的で参考にはなりましたし
そうやって工夫することにより主人公の駄菓子屋としての
成長や苦悩は描けていたので悪くはなかったです。
主人公の将来のことについても
自分では一生懸命頑張っても、それを評価する他人には関係なくて
これは駄目だね的にみられて一瞬で駄目出しされるという
社会人なら誰しも経験があるのではないだろうかという現実は描けていたので
これも悪くはなかったです。他人に一生懸命に頑張っているのを
わかってもらえないリアルさはアニメという媒体の作品としてはよく出来ていたので
キャラについては「ほたる」がいなくなり、そのポジションに新キャラの女の子が
ついてましたね。
新キャラは唐突に加入されたので加入した時は急だなとは思いましたが
その後は登場人物を絞り主人公と新キャラの絡みだけで進めて
そのコメディで進めていたので
少ない人数で進めて、他のキャラは主人公と新キャラを上手く取り囲む
キャラとして描けていたし新キャラはだらしがない駄目な女性だという個性を感じさせる
バックボーンは描けていてコメディ要員として楽しめるキャラ付けが出来ていたので
そのバランスは良かったです。
そして新キャラに嫉妬するサヤのツンデレは普段は強気な性格とのギャップがあって
そのギャップは良かったしコメディとしても楽しめました。
構成は1期は30分2本立てケースが多かったですが
2期は15分2本立てなのでテンポは2倍になってましたね。
テンポが2倍になり、ゆったりした流れからテンポアップした感じかな
これについては1期の方が内容を満喫するにはちょうどいい
良さを感じたので、忙しいかなと思いました。
そのせいで面白いな・・・としみじみと感じる余裕がややなかったです。
ただもちろんテンポの良いアニメが好きな人には問題ないと思います。
作画については2期も独特なキャラデザインでインパクトはあるのは健在で
心なしか顔の表情のインパクトが増した感じがしましたね。
インパクトのあるデザインは個人的に好みなんですが
可愛さは落ちるのでその点は評価がわかれそう。
見た目はあんまり可愛くなくなるので・・・
エロについては1期以上に無駄に作画はエロかったですね。
「ほたる」の背中からウェストにかけてのボディーラインの描き方がいやらしく凄くエロいです。
横乳のボディーラインもスケベすぎでこだわりを感じさせられました。
服が濡れて透けてしまい胸を強調するシーンがとてもエロくて
胸自体もとても大きく描かれているので男心をわしづかみにする
エロはとても良かったです。これぞ少年誌原作アニメですね。
なので途中から彼女は出なくなるのは本当に残念でした。
新キャラもだらしない女の子のエロさが出ている演出がよく出来ていたので
凄くエロかったです。これぞだらしない女性のエロさはかなりのものでした。
サヤも彼女には失礼だけど、その2人と描きわけが出来ている
体格で描かれていたので、きちんと描きわけの出来たフラットな胸に
そそられました。こだわりを感じさせる作画は個人的には好きです。
声優さんについては駄菓子愛を語るシーンは相変わらず良かったし
演技力自体も安定していました。新キャラは声質は合っていたし
だらしない女性らしさのある演技は中々でした。
「ほたる」役の方はしばらく出なくなって終盤出てきた時は
しばらく出ていなかったおかげで、出てきた時に演技力の高さを感じさせる
作りになっていたので、そのおかげで声優さんの上手さを再確認させてもらいました。
まとめると2期は1期の良さだったゆったりとしていて内容を満喫するにはちょうど良い
作りから2倍にテンポアップしていました。
個人的にはその良さが消えて残念かな
ただテコ入れされたストーリーは良かったと思うしまとまっていました。
苦悩の部分も気持ちは伝わってきたのでその点も良かった。
キャラも少ない人数でやっていてコメディとして楽しめる
キャラ付けが出来ていたのも良かったです。
キャラの体格は描きわけが出来ていてそれぞれのエロさが出ていたのは良かったです。
駄菓子要素もおまけ程度には楽しめるので
マンネリ防止のためにテコ入れされた展開が容認出来れば楽しめると思います。
1期と比べて駄菓子ネタよりもストーリーよりになり作りが逆になってました。
10